JP2000025207A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JP2000025207A
JP2000025207A JP19190998A JP19190998A JP2000025207A JP 2000025207 A JP2000025207 A JP 2000025207A JP 19190998 A JP19190998 A JP 19190998A JP 19190998 A JP19190998 A JP 19190998A JP 2000025207 A JP2000025207 A JP 2000025207A
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JP
Japan
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printing
resolution
ink jet
fixed head
nozzles
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JP19190998A
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English (en)
Inventor
Taiichi Ono
泰一 小野
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高解像度または用途に応じた印画をすることの
出来るヘッドを、容易に早急にかつ低コストで備える事
の出来るインクジェット記録装置およびインクジェット
記録方法を提供する。 【解決手段】固定ヘッドを用いて印画を行うインクジェ
ット記録装置において、所定の解像度で配置されたノズ
ル行を多数列に組み合わせ、各行毎お互いにずらした固
定ヘッドを設けることにより、解像度に応じた印画がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定型の印字ヘッ
ドを用いてインクジェット方式で印画を行う装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式で印画する際には、
印字ヘッドを移動させて印画する方法と印字ヘッドを固
定させて印画する方法がある。固定ヘッドを用いたイン
クジェット方式による印画において、印字幅の解像度は
ノズルの配列(ピッチ)により決められている。高精細
な画像を印画するためには当然解像度を上げる必要があ
り、そのため解像度に応じたノズルの配列(ピッチ)を
具備した固定ヘッドを製作しなければならなく、またノ
ズルの配列(ピッチ)の細かいものは技術的に位置精度
が要求され製造が難しく、ヘッドのコス
【0003】トが比較的高かった。さらに、一度印字幅
方向の解像度が決められるとそれ以上の解像度をだすた
めには新しく固定ヘッドを製作しなければならず、高解
像度または用途に応じた印画をするには早急に具現化す
るのは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、特
に高解像度または用途に応じた印画をすることの出来る
ヘッドを、容易に早急にかつ低コストで備える事の出来
るインクジェット記録装置およびインクジェット記録方
法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するものであり、請求項1の発明は、固定ヘッドを用
いて印画を行うインクジェット記録装置において、所定
の解像度で配置されたノズル行を多数列に組み合わせ、
各行毎お互いにずらした固定ヘッドを設けることによ
り、解像度に応じた印画ができることを特徴とするイン
クジェット記録装置としたものである。
【0006】本発明の請求項2の発明は、固定ヘッドを
用いたインクジェット方式による印画において、所定の
解像度で配列された印字幅方向のノズルを印画方向と同
期をとり印画することを特徴とするインクジェット記録
方法としたものである。
【0007】
【作用】固定ヘッドを用いて印画を行うインクジェット
記録装置において、所定の解像度で配列されたノズルを
組み合わせた固定ヘッドを設けることにより、既存のノ
ズルを使って用途に応じた低解像度から高解像度の印画
をすることができる。さらに、既存のノズルを組み合わ
せて使うため、解像度に応じて新しくノズルを作る必要
がなく、ヘッドを製造するうえでコストダウンにつなが
る。また、将来的に解像度が上がった場合でも、既存の
ノズルを付け加えることで早急に対応でき具現化しやす
い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録装置
およびインクジェット記録方法を一実施形態に基づいて
以下に詳細に説明する。図1は、この発明の一実施形態
例である固定ヘッドを用いたインクジェット記録装置の
概念図である。図中で符号1は、基準となるノズルを組
み合わせた固定ヘッドである。カラーの場合Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、BK(墨)各色
のヘッドがそれぞれ印画方向へ並べて設けられており、
紙送り機構によりロール紙2等の印字物を印画方向へ送
ることにより印画することができる。
【0009】この実施例における固定ヘッド1は、図2
に示すような構成になっている。固定ヘッド1には、
Y、M、C、BK各色のノズルが設けられており、等間
隔wの基準ピッチで直線的に複数個のノズルを一行に配
置した単位ノズル10を、複数単位配列に構成されてい
る。通常、ノズルの穴径は、10〜20μm程度であ
り、配行(ピッチ)は、280μm程度、約90dpi
でこれが最も粗い解像度となる。但し、ノズルの穴径、
配行(ピッチ)は、印画する印字物によっても多少変わ
ることがある。尚カラーの場合、各色のヘッド1が印画
方向へ並べて設けられている。
【0010】この単位ノズル10を印画したい解像度に
応じて印字幅W方向に所定量P1だけお互いにずらして
配列し、印画方向と同期をとって印字物に印画すること
ができる。図2の場合、単位ノズル10を8個使い最大
720dpiの解像度および印字ドット間隔P2に設定
する一例である。なおP1=P2となる。さらに解像度
を上げるには、単位ノズル10をさらに多く使うことが
可能である。
【0011】このように、固定ヘッドを用いたインクジ
ェット方式の印画において、所定の解像度で配列された
ノズルを組み合わせた固定ヘッドを設けることにより、
既存のノズルで解像度に応じた印画ができ、しかも、ヘ
ッドを製造するうえでコストダウンにつながり高解像度
が早急に対応できる。尚、濃淡については従来技術によ
りインクの粒の径を変えることによって制御できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、固定ヘッドを用いたインクジェット方式の印画にお
いて、所定の解像度で配列されたノズルを組み合わせた
既定ヘッドを設けることにより、既存のノズルで解像度
に応じた印画ができ、しかも、ヘッドを製造するうえで
コストダウンにつながり高解像度化が早急に対応でき
る。また、既存の基準ノズルを付け加えたり組み合わせ
ることにより、解像度の違ったあらゆる画像を、または
用途に応じた画像を容易に早急にかつ低コストで印画す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に関わる固定ヘッドを用
いたインクジェット記録装置の概念的斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態例に関わるインクジェット
記録装置の固定ヘッドの概念的平面図である。
【符号の説明】
1・・・ 固定ヘッド 2・・・ロール紙(印字物) 10・・・単位ノズル 11・・・ノズル(穴) W・・・印字幅 w・・・ノズル配置間隔 P1・・・単位ノズル移動ずらし量 P2・・・印字ドット間隔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ヘッドを用いて印画を行うインクジェ
    ット記録装置において、所定の解像度で配置されたノズ
    ル行を多数列に組み合わせ、各行毎お互いにずらした固
    定ヘッドを設けることにより、解像度に応じた印画がで
    きることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】固定ヘッドを用いたインクジェット方式に
    よる印画において、所定の解像度で配列された印字幅方
    向のノズルを印画方向と同期をとり印画することを特徴
    とするインクジェット記録方法。
JP19190998A 1998-07-07 1998-07-07 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 Pending JP2000025207A (ja)

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