JP2000023478A - 巻線型モータの制御装置 - Google Patents

巻線型モータの制御装置

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JP2000023478A
JP2000023478A JP10190354A JP19035498A JP2000023478A JP 2000023478 A JP2000023478 A JP 2000023478A JP 10190354 A JP10190354 A JP 10190354A JP 19035498 A JP19035498 A JP 19035498A JP 2000023478 A JP2000023478 A JP 2000023478A
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勝己 古田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗を廃棄をすることなく長期間使用できる
と共に、保守性が良い巻線形モータの制御装置を提供す
る。 【解決手段】 三相巻線型モータ1の二次側の各相に接
続された各抵抗3,5,7設けられた各タップta1〜
ta3と、各タップta1〜ta3の三相交流電圧を直
流に整流する複数の整流手段312,314,316
と、これらの整流手段312,314,316の出力側
をオン・オフさせる半導体からなる複数のスイッチ手段
311,313,315と、これらのスイッチ手段31
1,313,315を三相巻線型モータ1の起動の際
に、順にオンさせる制御手段320とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクレーンの巻き上
げ駆動などに用いられる巻線型モータの制御装置に関
し、特に巻線型モータの二次側制御を改良し、リニュー
アル(再生)が容易な巻線型モータの制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の巻線型モータの制御装置を図6に
よって説明する。図6おいて、三相交流電源(図示せ
ず)には、巻線型モータ1の一次端子R1、S1、T1が
接続されており、これらの端子R1、S1、T1には、運
転用の三つの常開接点2の一端がそれぞれ接続されてお
り、各常開接点2の他端は、巻線型モータ1の一次側に
接続されている。
【0003】巻線型モータ1の二次側には、二次端子r
2、s2、t2が設けられており、この二次端子r2、
s2、t2には、抵抗3、5、7がスター結線で接続さ
れている。各抵抗3、5、7のタップta1〜ta3
は、常開接点11、13、15を介して開閉可能に接続
されている。
【0004】上述のように構成された巻線型モータの制
御装置の動作を、図6によって説明する。運転開始前に
は、すべての常開接点2、11、13、15が開放され
ており、運転指令が与えられると、常開接点2が閉成さ
れて三相交流電源の電圧が巻線型モータ1の一次側に印
加され、巻線型モータ1はその二次側に挿入された抵抗
3、5、7の作用により緩起動される。すなわち、常開
接点11、13、15を順に閉成することにより、抵抗
3、5、7の抵抗値が段階的に低下されて巻線型モータ
1の回転数を除々に上昇させて巻線型モータ1を定速運
転させる。
【0005】やがて、巻線型モータ1に停止指令が与え
られると、二次側の常開接点11、13、15を開放し
て電源を遮断し、一次側の常開接点2も開放し、機械式
ブレーキ(図示せず)によって巻線型モータ1を拘束し
ながら停止させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の巻線型モータの
制御装置は、上記のように構成されており、常開接点
2、11、13、15の電流の投入に加え、常開接点2
の電流の遮断により接点の保守などをしなければならず
メンテナンスが煩雑であった。また、常開接点11、1
3、15の開閉に際しては、その接点に電弧が発生し、
その電弧により接点を徐々に消耗させる。この溶解した
部分が粉塵となり周辺に飛散して、制御装置の周辺環境
の悪化を招くという問題点があった。また、消耗した常
開接点11、13、15は、新品に交換して、廃棄しな
ければならないという問題点もあった。
【0007】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、接点や抵抗等を廃棄することなく長期に
渡って使用することができ、接点の保守性が良く、しか
も、逆耐電圧の低いトランジスタなどの半導体素子を用
いることができる巻線型モータの制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る巻
線型モータの制御装置は、三相の巻線型モータの二次側
の各相に接続され、複数のタップを有する抵抗と、上記
各タップの三相交流電圧を直流に整流する複数の整流手
段と、上記整流手段の出力側をオン・オフさせる半導体
からなる複数のスイッチ手段と、上記巻線型モータを起
動させる際に、上記スイッチ手段を順にオンさせて上記
抵抗の抵抗値を漸減させる制御手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0009】請求項2の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、三相の巻線型モータの二次側の各相に接続さ
れ、複数のタップを有する抵抗と、上記各タップの一端
に接続された機械式の開閉手段と、上記開閉手段を介し
て各タップの三相交流電圧を直流に整流する整流手段
と、上記整流手段の出力側をオン・オフさせる半導体か
らなるスイッチ手段と、上記巻線型モータを起動させる
際に、上記開閉手段が閉成した後に、上記スイッチ手段
をオンさせる制御手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0010】請求項3の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記制御手段が、上記巻線型モータを停止させ
る際に、上記スイッチ手段をオフにした後に、上記開閉
手段を閉放することを特徴とするものである。
【0011】請求項4の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、三相交流の巻線型モータの二次側の各相に接続
され、複数のタップを有する抵抗と、上記各タップから
の三相交流電圧を入力して直流電圧に変換すると共に、
直列接続された3組の半導体からなるスイッチ手段と、
上記巻線型モータを起動する際に、上記スイッチ手段を
上記三相交流電圧の相順に基づいてオン・オフさせて、
上記抵抗の抵抗値を漸減させる制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0012】請求項5の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記スイッチ手段が、互いに直列に接続された
1対のトランジスタを並列接続して構成した3組のスイ
ッチと、上記各トランジスタのエミッタ−コレクタ間に
接続されたダイオードとを備え、上記各トランジスタの
ベースが上記制御手段に接続され、上記各組のスイッチ
を構成する1対のトランジスタのエミッタ及びコレクタ
間が上記各タップに接続されることを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項6の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、複数の巻線型モータの二次側に発生する交流電
圧を直流電圧に変換すると共に、互いに並列接続された
複数の整流手段と、上記複数の整流手段の出力に接続さ
れ、複数のタップを有する抵抗と、上記整流手段と上記
タップ間に接続された複数の半導体からなるスイッチ手
段と、上記複数の巻線型モータが同時に運転される第1
のモードと、上記複数の巻線型モータの何れかが運転さ
れる第2のモードとにより、上記スイッチ手段の動作を
異ならせる制御手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0014】請求項7の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記制御手段が、上記第1のモードにおいて上
記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整流手段
と上記複数のタップとの間に接続された上記スイッチ手
段を一定の順序でオンさせ、また、上記第2のモードに
おいて上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記
整流手段と上記複数のタップとの間に接続された上記ス
イッチ手段を異なる順序でオンさせることを特徴とする
ものである。
【0015】請求項8の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記抵抗が、上記第1のモードに対応して設け
られ、上記スイッチ手段に接続された第1の組の複数の
タップと、上記第2のモードに対応して設けられ、上記
スイッチ手段に接続された第2の組の複数のタップとを
備え、上記制御手段が、上記第1のモードにおいて上記
複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整流手段と
上記第1の組の複数のタップとの間に接続された上記ス
イッチ手段を順にオンさせ、また、上記第2のモードに
おいて上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記
整流手段と上記第2の組の複数のタップとの間に接続さ
れた上記スイッチ手段を順にオンさせることを特徴とす
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面により説明する。以下の説明において、上述した
図6の従来例と同一の符号は同一または相当部分を示
す。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る巻
線型モータの制御装置を示す結線図である。図1におい
て、この巻線型モータの制御装置では、三相交流の巻線
型モータ1の3つの二次端子r2、s2、t2に、抵抗
3、5、7がそれぞれスター結線されている。
【0017】各抵抗3、5、7は、その出力端側から入
力端側に渡って、複数(図示例では3個)のタップta
1〜ta3を有しており、各タップta1〜ta3はそ
れぞれ所定の抵抗値に対応しており、図示例では、タッ
プta1、ta2、ta3は各抵抗3、5、7の全抵抗
の3分の2、3分の1及び零にそれぞれ設定されてい
る。各タップta1〜ta3には、ダイオード312a
〜312fからなる整流手段としての三相全波ブリッジ
312、同様の三相全波ブリッジ314、316の入力
がそれぞれ接続され、また、三相全波ブリッジ312、
314、316の出力には、半導体からなるスイッチ手
段としての各トランジスタ311、313、315のコ
レクタ、エミッタが接続されている。制御手段としての
制御部320は、トランジスタ311、313、315
のベースに接続されており、三相の巻線型モータ1の起
動の際に、トランジスタ311、313、315を順に
オンさせるものである。なお、311a、313a、3
15aはトランジス311、313、315に内蔵され
たダイオードである。
【0018】上述のように構成された巻線型モータの制
御装置の動作を、図1によって説明する。運転開始前に
は、常開接点2は開放されており、トランジスタ31
1、313、315はオフの状態にある。運転指令が与
えられと、常開接点2が閉成して三相交流電源の電圧が
巻線型モータ1の一次側に印加され、巻線型モータ1
は、その二次側に挿入された抵抗3、5、7の作用によ
り、緩起動される。
【0019】すなわち、制御部320は、まずトランジ
スタ311のベースに電圧を印加して該トランジスタ3
11をオンさせることにより、巻線型モータ1の二次側
の電流は、二次端子r2、S2、t2から抵抗3、5、
7を通って各タップta1より三相全波整流ブリッジ3
12のカソードへ流れ、そこからトランジスタ311の
コレクタ、エミッタを介して三相全波ブリッジ312の
アノードに流れる。次に、制御部320により、トラン
ジスタ313のベースに電圧を印加して該トランジスタ
313をオンさせることにより、巻線型モータ1の二次
側の電流は、二次端子r2、S2、t2から抵抗3、
5、7を通って各タップta2より三相全波整流ブリッ
ジ314のカソードへ流れ、そこからトランジスタ31
3のコレクタ、エミッタを介して三相全波ブリッジ31
4のアノードに流れる。最後に、制御部320により、
トランジスタ315のベースに電圧を印加して該トラン
ジスタ315をオンさせることにより、巻線型モータ1
の二次側の電流は、二次端子r2、S2、t2から抵抗
3、5、7を通らずに各タップta3を介して三相全波
整流ブリッジ316のカソードへ流れ、そこからトラン
ジスタ315のコレクタ、エミッタを介して三相全波ブ
リッジ316のアノードに流れる。このようにして、抵
抗3、5、7の一部を順に短絡して、トランジスタ31
1、313、315を順にオンして抵抗3、5、7の抵
抗値を段階的に低くし、巻線型モータ1の回転数を徐々
に上昇させて定速運転を行う。
【0020】やがて、巻線型モータ1に停止指令が与え
られると、常開接点2を開放して電源を遮断し、制御部
320はトランジス311、313、315をオフにし
て、機械式ブレーキ(図示せず)によって巻線型モータ
1を拘束しながら停止させる。
【0021】実施の形態2.図2はこの発明の他の実施
の形態2に係る巻線型モータの制御装置を示している。
図2において、この実施の形態2の巻線型モータの制御
装置では、巻線型モータ1の二次端子r2、s2、t2
に、抵抗3、5、7がスター結線で接続されている。
【0022】各抵抗3、5、7は上記実施の形態1と同
様のタップta1〜ta3を有し、これらのタップta
1〜ta3には、機械式の開閉手段としての各常開接点
11、13、15の一端が接続されており、各常開接点
11、13、15の他端は同相同士で共通の導線に接続
されている。この共通の導線はダイオード420a〜4
20fからなる整流手段としての三相全波ブリッジ42
0の入力に接続され、三相全波ブリッジ420の出力に
は、スイッチ手段としてのトランジスタ410のコレク
タ、エミッタが接続されている。トランジスタ410の
ベースは制御部440に接続され、この制御部440
は、各常開接点11、13、15が閉成された後、トラ
ンジスタ410をオンさせるものである。なお、420
aはトランジス410に内蔵されたダイオードである。
【0023】図3はこの実施の形態2の巻線型モータの
制御装置の各部(常開接点2、11、13、15及びト
ランジスタ410)の動作を示すタイムチャートであ
る。
【0024】次に、上述のように構成された巻線型モー
タの制御装置の動作を、図2及び図3によって説明す
る。運転開始前には、常開接点2が開放されていて、ト
ランジスタ410がオフされており、運転指令が与えら
れると、時間T0で、常開接点2が閉成されて三相交流
電源の電圧が巻線型モータ1の一次側に印加され、巻線
型モータ1は、その二次側に挿入された抵抗3、5、7
の作用により緩起動される。
【0025】すなわち、時間T1で、常開接点11を閉
成して三相全波ブリッジ420の入力に交流電圧を印加
し、時間T2で、制御部440はトランジスタ410を
オンさせて、三相全波ブリッジ420のカソードからト
ランジスタ410のコレクタ、エミッタを介して三相全
波ブリッジ420のアノードを通じて抵抗3、5、7の
一部を短絡する。
【0026】時間T2から所定時間Ta経過後の時間T
3で、制御部440はトランジスタ420を一旦オフ
し、それから少し経過した時間T4で常開接点13を閉
成して三相全波ブリッジ420の入力に交流電圧を印加
する。その後、時間T5で、制御部440はトランジス
タ410をオンさせて、上記と同様に、三相全波ブリッ
ジ420を介して抵抗3、5、7の一部を短絡する。
【0027】時間T5から所定時間Tb経過後の時間T
6で、トランジスタ420を一旦オフし、それから少し
経過した時間T6で常開接点15を閉成して三相全波ブ
リッジ420の入力に交流電圧を印加する。その後、時
間T7で、制御部440はトランジスタ410をオンし
て、上記と同様に、三相全波ブリッジ420を介して抵
抗3、5、7を全短絡して巻線型モータ1の回転数を上
昇させ定速運転を行う。
【0028】やがて、巻線型モータ1に停止指令が与え
られると、制御部440は時間T8でトランジスタ42
0をオフにして巻線型モータ1の二次側の電流を遮断し
てから、時間T9で常開接点11、13、15を開放
し、その後時間T10で常開接点2を開放して電源を遮
断し、機械式ブレーキ(図示せず)によって巻線型モー
タ1を拘束しながら停止させる。
【0029】このようにして、各常開接点2、11、1
3、15の開閉前に、トランジスタ420をオフして巻
線型モータ1の二次側の電流を遮断し、その後、常開接
点2、11、13、15を開閉するので、それらの開閉
時に電弧が発生して接点が消耗するのを効果的に防止す
ることができる。
【0030】実施の形態3.図4は、この発明の他の実
施の形態3に係る巻線型モータの制御装置を示してい
る。図4において、この実施の形態3の巻線型モータの
制御装置では、巻線型モータ1の二次端子r2、s2、
t2に、抵抗3、5、7がスター結線されており、抵抗
3、5、7の各タップta1には、一対の直列接続され
たトランジスタ511a、511b;511c、511
d;511e、511fが三相インバータのように結線
されて、スイッチ手段としての半導体スイッチ511を
構成している。
【0031】各トランジスタ511a〜511fには、
ダイオード512a〜512fが並列接続されている。
また、抵抗3、5、7の各タップta2、ta3に接続
される半導体スイッチ513、515も、半導体スイッ
チ511と同様に構成されている。半導体スイッチ51
1、513、515の各トランジスタ511a〜511
f、513a〜513f、515a〜513fのベース
は制御部530に接続されており、制御部530は、巻
線型モータ1の二次側に発生する三相交流電圧の相順に
基づいて半導体スイッチ511、513、515をオン
・オフさせるものである。
【0032】次に、上述のように構成された巻線型モー
タの制御装置の動作を図4によって説明する。運転開始
前には、常開接点2は開放されており、半導体スイッチ
511、513、515はオフされており、運転指令が
与えられと、常開接点2が閉成されて三相交流電源の電
圧が巻線型モータ1の一次側に印加されて、巻線型モー
タ1はその二次側に挿入された抵抗3、5、7の作用に
より緩起動される。
【0033】すなわち、巻線型モータ1の二次側のr相
−s相のプラス側の電圧には、制御部530が半導体ス
イッチ511のトランジスタ511bをオンにすること
により、ダイオード512dを通じて抵抗3、5を介し
て巻線型モータ1の二次側に電流が流れる。一方、マイ
ナス側の電圧には、制御部530がトランジスタ511
aをオンにすることにより、ダイオード512cを通じ
て抵抗3、5を介して巻線型モータ1の二次側に電流が
流れる。
【0034】また、巻線型モータ1の二次側のs相−t
相のプラス側の電圧には、制御部530が半導体スイッ
チ511のトランジスタ511dをオンにすることによ
り、ダイオード512fを通じて抵抗5、7を介して巻
線型モータ1の二次側に電流が流れる。一方、マイナス
側の電圧には、制御部530がトランジスタ511cを
オンにすることにより、ダイオード512eを通じて抵
抗5、7を介して巻線型モータ1の二次側に電流が流れ
る。
【0035】また、巻線型モータ1の二次側のT相−R
相のプラス側の電圧には、制御部530が半導体スイッ
チ511のトランジスタ511fをオンにすることによ
り、ダイオード512bを通じて抵抗3、7を介して巻
線型モータ1の二次側に電流が流れる。一方、マイナス
側の電圧には、制御部530がトランジスタ511eを
オンにすることにより、ダイオード512aを通じて抵
抗5、7を介して巻線型モータ1の二次側に電流が流れ
る。
【0036】このようにして、半導体スイッチ511と
同様に、制御部530が半導体スイッチ513、515
を順にオンすることにより、抵抗3、5、7の抵抗値を
段階的に小さくして巻線型モータ1の回転数を徐々に上
昇させて定速運転を行う。やがて、巻線型モータ1に停
止指令が与えられると、常開接点2を開放して電源を遮
断し、半導体スイッチ511、513、515をオフに
し、機械式ブレーキ(図示せず)によって巻線型モータ
1を拘束しながら停止させる。
【0037】実施の形態4.図5は、この発明の更に他
の実施の形態4に係る巻線型モータの制御装置を示して
いる。図5において、この実施の形態4の制御装置は、
複数(図示例では2つ)の巻線型モータを制御するもの
であり、巻線型モータ1、101の二次端子r2、s
2、t2には、三相全波ブリッジ70、170の入力が
それぞれ接続されており、その出力は抵抗103の両端
に並列に接続されており、また、三相全波ブリッジ7
0、170の出力には、抵抗103と並列にコンデンサ
80が接続されている。
【0038】また、巻線型モータ1又は巻線型モータ1
01のいずれかが運転される第1のモードの際に抵抗1
03を順次短絡させるように動作する、半導体からなる
第1のスイッチ手段としてのスイッチ部600と、複数
の巻線型モータ1、101が並行運転される第2のモー
ドの際に抵抗103を順次短絡させるように動作する、
半導体からなる第2のスイッチ手段としてのスイッチ部
700とが設けられている。
【0039】スイッチ部600は4つのトランジスタ6
01〜604から成り、トランジスタ601のエミッタ
が抵抗103の終端に接続され、トランジスタ602
(603,604)のエミッタがトランジスタ601
(602,603)のコレクタにそれぞれ接続され、ト
ランジスタ601〜603のコレクタが抵抗103の一
側において所定の抵抗値の位置に設けられたタップta
1〜ta4(第1の組のタップ)にそれぞれ接続されて
いる。また、各トランジスタ601〜604のベースは
制御部730に接続されている。
【0040】同様に、スイッチ部700は三つのトラン
ジスタ701〜703から成り、トランジスタ701の
エミッタは抵抗103の終端に接続され、トランジスタ
702(703)のエミッタはトランジスタ701(7
02)のコレクタに接続され、トランジスタ701〜7
03のコレクタは抵抗103の他側において所定の抵抗
値の位置に設けられたタップta11、ta12、ta
4(第2の組のタップ)にそれぞれ接続されている。ま
た、各トランジスタ701〜703のベースは制御部7
30に接続されている。
【0041】制御部730は、第1のモードの場合、ス
イッチ部600のトランジスタ604→トランジスタ6
01→トランジスタ602→トランジスタ603の順で
オンさせ、第2のモードの場合、スイッチ部700のト
ランジスタ701→トランジスタ702→トランジスタ
703の順でオンさせることにより、二次側の挿入抵抗
103の値を第1のモードが第2のモードに比べ約2倍
になるようにしている。
【0042】次に、上述のように構成された巻線型モー
タの制御装置の動作を、図5によって説明する。運転開
始前には、常開接点2、102は開放されていて、スイ
ッチ部600、700はオフされている。
【0043】ここで、第1の運転モードとして、巻線型
モータ1又は101に運転指令が与えられると、常開接
点2又は102が閉成されて三相交流電源の電圧が巻線
型モータ1又は巻線型モータ101の一次側に印加され
て、二次側の交流電圧を三相全波ブリッジ70又は17
0が整流してコンデンサ80により平滑された直流電圧
を抵抗103に印加する。この状態において、各トラン
ジスタ601〜604の逆電力として、各トランジスタ
601〜604のエミッタとコレクタ間の抵抗値に比例
して三相全波ブリッジ70又は170の出力電圧が印加
される。
【0044】ここで、制御部730は、トランジスタ6
04をオンさせて抵抗103の入力端すなわちタップt
a4とタップta3とを短絡させて抵抗103の抵抗値
をRa(抵抗103のタップta3から出力端までの抵
抗値)とし、次いで、トランジスタ601をオンさせて
抵抗103の出力端とタップta1とを短絡させて抵抗
103の抵抗値をRb(抵抗103のタップta3から
タップta1までの抵抗値)とし、次にトランジスタ6
02をオンさせてタップta2とタップta1とを短絡
させて抵抗103の抵抗値をRc(抵抗103のタップ
ta3からタップta2までの抵抗値)とし、最後に、
トランジスタ603をオンさせてタップta2とタップ
ta1とを短絡させて抵抗103全体を短絡させ、この
ようにして巻線型モータ1の二次側の抵抗値を段階的に
低下させて巻線型モータ1を緩起動すると共に、各トラ
ンジスタ601〜604には、上記と同様に決定された
逆電圧が印加される。
【0045】また、第2の運転モードとして、両方の巻
線型モータ1、101に運転指令が与えられると、常開
接点2、102が閉成されて三相交流電源の電圧が両巻
線型モータ1、101の一次側に印加されて、二次側の
交流電圧を三相全波ブリッジ70、170が整流してコ
ンデンサ80により平滑された直流電圧を抵抗103に
印加する。
【0046】この状態で、制御部730は、トランジス
タ701をオンさせて抵抗103の出力端とタップta
11とを短絡させて抵抗103の抵抗値をR1(抵抗1
03の入力端からタップta11までの抵抗値)とし、
次いでトランジスタ702をオンさせてタップta11
とタップta12とを短絡させて抵抗103の抵抗値を
R2(抵抗103の入力端からタップta12までの抵
抗値)とし、最後にトランジスタ703をオンさせてタ
ップta4とタップta12とを短絡させて抵抗103
全体を短絡させることにより、巻線型モータ1及び10
1の二次側の抵抗値を段階的に低化させてこれらの巻線
型モータ1及び101を緩起動すると共に、各トランジ
スタ701〜703には、これらのトランジスタ701
〜703のエミッタとコレクタ間の抵抗値に比例して三
相全波ブリッジ70及び170の出力電圧が印加され
る。
【0047】以上の説明では、本発明を2つの巻線型モ
ータ1及び101を制御する場合に適用したが、本発明
は3つ以上の巻線型モータを制御する場合にも適用しう
るものであり、この場合には、抵抗103のタップ及び
スイッチ部の数を巻線型モータの数に応じて増やせばよ
い。また、タップを第1のモードに対応する組と第2の
モードに対応する組に分けて設けたが、必ずしもタップ
をこのように二組に分けて設ける必要はなく、起動モー
ドに応じて複数のタップに接続されたスイッチ手段とし
てのトランジスタを選択的に一定の順序でオンさせた
り、或いはトランジスタのオン順序を変える(異なる順
序でオンさせる)ようにしても、同様の作用効果が得ら
れる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明に係る巻線型モータの制
御装置は、三相の巻線型モータの二次側の各相に接続さ
れ、複数のタップを有する抵抗と、上記各タップの三相
交流電圧を直流に整流する複数の整流手段と、上記整流
手段の出力側をオン・オフさせる半導体からなる複数の
スイッチ手段と、上記巻線型モータを起動させる際に、
上記スイッチ手段を順にオンさせて上記抵抗の抵抗値を
漸減させる制御手段とを備えたので、従来のように抵抗
のタップに一体的に設けられた接点を有する機械式のス
イッチ手段を使用した場合のように、スイッチ手段のオ
ン・オフ時に電弧が発生することはなく、従って、それ
に伴うスイッチ手段の消耗や粉塵の発生による周辺環境
の悪化を回避でき、抵抗を長期間使用したり廃棄せずに
再利用することができる上、接点の保守がほとんど必要
ないという効果がある。
【0049】請求項2の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、三相の巻線型モータの二次側の各相に接続さ
れ、複数のタップを有する抵抗と、上記各タップの一端
に接続された機械式の開閉手段と、上記開閉手段を介し
て各タップの三相交流電圧を直流に整流する整流手段
と、上記整流手段の出力側をオン・オフさせる半導体か
らなるスイッチ手段と、上記巻線型モータを起動させる
際に、上記開閉手段が閉成した後に、上記スイッチ手段
をオンさせる制御手段とを備えたので、各開閉手段を閉
成する際に、スイッチ手段はオフであるため、機械式の
開閉手段に電弧が発生することはなく、従って、それに
伴う開閉手段の消耗や粉塵の発生による周辺環境の悪化
を回避でき、抵抗を長期間使用したり廃棄せずに再利用
することができる上、接点の保守がほとんど必要ないと
いう効果がある。
【0050】請求項3の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記制御手段が、上記巻線型モータを停止させ
る際に、上記スイッチ手段をオフにした後に、上記開閉
手段を閉放するので、開閉手段を解放する際に、スイッ
チ手段はオフであるため、機械式の開閉手段に電弧が発
生することはなく、従って、それに伴う開閉手段の消耗
を回避でき、粉塵の発生による周辺環境の悪化防止や抵
抗の長期使用や再利用を一層促進できるという効果があ
る。
【0051】請求項4の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、三相交流の巻線型モータの二次側の各相に接続
され、複数のタップを有する抵抗と、上記各タップから
の三相交流電圧を入力して直流電圧に変換すると共に、
直列接続された三組の半導体からなるスイッチ手段と、
上記巻線型モータを起動する際に、上記スイッチ手段を
上記三相交流電圧の相順に基づいてオン・オフさせて、
上記抵抗の抵抗値を漸減させる制御手段とを備えたの
で、従来のように抵抗のタップに一体的に設けられた接
点を有する機械式の開閉手段を使用しないため、スイッ
チ手段のオン・オフ時に電弧が発生することはなく、従
って、それに伴うスイッチ手段の消耗や粉塵の発生によ
る周辺環境の悪化を回避でき、抵抗を長期間使用したり
廃棄せずに再利用することができる上、接点の保守がほ
とんど必要ないという効果がある。
【0052】請求項5の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記スイッチ手段が、互いに直列に接続された
1対のトランジスタを並列接続して構成した3組のスイ
ッチと、上記各トランジスタのエミッタ−コレクタ間に
接続されたダイオードとを備え、上記各トランジスタの
ベースが上記制御手段に接続され、上記各組のスイッチ
を構成する1対のトランジスタのエミッタ及びコレクタ
間が上記各タップに接続されるので、スイッチ手段は、
スイッチング作用と三相交流電圧の整流作用とを兼備し
ており、スイッチ手段と整流手段とを別個に設けた場合
に比べて、部品点数を減少させて軽量且つコンパクトに
構成することができるという効果がある。
【0053】請求項6の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、複数の巻線型モータの二次側に発生する交流電
圧を直流電圧に変換すると共に、互いに並列接続された
複数の整流手段と、上記複数の整流手段の出力に接続さ
れ、複数のタップを有する抵抗と、上記整流手段と上記
タップ間に接続された複数の半導体からなるスイッチ手
段と、上記複数の巻線型モータが同時に運転される第1
のモードと、上記複数の巻線型モータの何れかが運転さ
れる第2のモードとにより、上記スイッチ手段の動作を
異ならせる制御手段とを備えたので、従来のように抵抗
のタップに一体的に設けられた接点を有する機械式スイ
ッチを使用しないため、スイッチ手段のオン・オフ時に
電弧が発生することはなく、従って、それに伴うスイッ
チ手段の消耗や粉塵の発生による周辺環境の悪化を回避
でき、抵抗を長期間使用したり廃棄せずに再利用するこ
とができる上、接点の保守がほとんど必要なく、しか
も、巻線型モータを単独又は複数台でも運転できるとい
う効果がある。
【0054】請求項7の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記制御手段が、上記第1のモードにおいて上
記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整流手段
と上記複数のタップとの間に接続された上記スイッチ手
段を一定の順序でオンさせ、また、上記第2のモードに
おいて上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記
整流手段と上記複数のタップとの間に接続された上記ス
イッチ手段を異なる順序でオンさせるので、巻線型モー
タの起動時に、その起動モードに応じて、スイッチ手段
のオン順序を変更することにより、抵抗の抵抗値を漸減
させることができ、また、スイッチ手段に印加される逆
電圧を低くすることができるという効果がある。
【0055】請求項8の発明に係る巻線型モータの制御
装置は、上記抵抗が、上記第1のモードに対応して設け
られ、上記スイッチ手段に接続された第1の組の複数の
タップと、上記第2のモードに対応して設けられ、上記
スイッチ手段に接続された第2の組の複数のタップとを
備え、上記制御手段が、上記第1のモードにおいて上記
複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整流手段と
上記第1の組の複数のタップとの間に接続された上記ス
イッチ手段を順にオンさせ、また、上記第2のモードに
おいて上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記
整流手段と上記第2の組の複数のタップとの間に接続さ
れた上記スイッチ手段を順にオンさせるので、巻線型モ
ータの起動時に、第1のモード及び第2のモードにおい
て、それぞれのモードに対応するスイッチ手段を順次オ
ンさせることにより、抵抗の抵抗値を漸減させることが
でき、また、スイッチ手段に印加される逆電圧を低くす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る巻線型モータ
の制御装置を示す結線図である。
【図2】 この発明の他の実施の形態2に係る巻線型モ
ータの制御装置を示す結線図である。
【図3】 図2の各部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】 この発明の他の実施の形態3に係る巻線型モ
ータの制御装置を示す結線図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態4に係る巻線型モ
ータの制御装置を示す結線図である。
【図6】 従来の巻線型モータの制御装置を示す結線図
である。
【符号の説明】
1,101 三相巻線型モータ、3,5,7,103
抵抗、2,11,13,15 開閉手段、311,31
3,315,410,511,513,515,60
0,700 スイッチ手段、70,170,312,3
14,316,420 整流手段、320,440,5
30,730 制御手段、511a〜511f トラン
ジスタ、512a〜512f ダイオード、ta1〜t
a4.ta11,ta12 タップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H001 AA03 AB01 AC02 5H575 AA02 BB07 DD05 EE01 EE03 FF01 HA01 HA07 HB06 KK02 MM01 MM07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相の巻線型モータの二次側の各相に接
    続され、複数のタップを有する抵抗と、 上記各タップの三相交流電圧を直流に整流する複数の整
    流手段と、 上記整流手段の出力側をオン・オフさせる半導体からな
    る複数のスイッチ手段と、 上記巻線型モータを起動させる際に、上記スイッチ手段
    を順にオンさせて上記抵抗の抵抗値を漸減させる制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする巻線形モータの制御装置。
  2. 【請求項2】 三相の巻線型モータの二次側の各相に接
    続され、複数のタップを有する抵抗と、 上記各タップの一端に接続された機械式の開閉手段と、 上記開閉手段を介して各タップの三相交流電圧を直流に
    整流する整流手段と、 上記整流手段の出力側をオン・オフさせる半導体からな
    るスイッチ手段と、 上記巻線型モータを起動させる際に、上記開閉手段が閉
    成した後に、上記スイッチ手段をオンさせる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする巻線型モータの制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記巻線型モータを停
    止させる際に、上記スイッチ手段をオフにした後に、上
    記開閉手段を閉放することを特徴とする巻線型モータの
    制御装置。
  4. 【請求項4】 三相交流の巻線型モータの二次側の各相
    に接続され、複数のタップを有する抵抗と、 上記各タップからの三相交流電圧を入力して直流電圧に
    変換すると共に、直列接続された3組の半導体からなる
    スイッチ手段と、 上記巻線型モータを起動する際に、上記スイッチ手段を
    上記三相交流電圧の相順に基づいてオン・オフさせて、
    上記抵抗の抵抗値を漸減させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする巻線型モータの制御装置。
  5. 【請求項5】 上記スイッチ手段は、 互いに直列に接続された1対のトランジスタを並列接続
    して構成した3組のスイッチと、 上記各トランジスタのエミッタ−コレクタ間に接続され
    たダイオードと、 を備え、 上記各トランジスタのベースが上記制御手段に接続さ
    れ、上記各組のスイッチを構成する1対のトランジスタ
    のエミッタ及びコレクタ間が上記各タップに接続される
    ことを特徴とする請求項4記載の巻線型モータの制御装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の巻線型モータの二次側に発生する
    交流電圧を直流電圧に変換すると共に、互いに並列接続
    された複数の整流手段と、 上記複数の整流手段の出力に接続され、複数のタップを
    有する抵抗と、 上記整流手段と上記タップ間に接続された複数の半導体
    からなるスイッチ手段と、 上記複数の巻線型モータが同時に運転される第1のモー
    ドと、上記複数の巻線型モータの何れかが運転される第
    2のモードとにより、上記スイッチ手段の動作を異なら
    せる制御手段と、 を備えたことを特徴とする巻線型モータの制御装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記第1のモードにお
    いて上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整
    流手段と上記複数のタップとの間に接続された上記スイ
    ッチ手段を一定の順序でオンさせ、また、上記第2のモ
    ードにおいて上記複数の巻線型モータが起動されると
    き、上記整流手段と上記複数のタップとの間に接続され
    た上記スイッチ手段を異なる順序でオンさせることを特
    徴とする巻線型モータの制御装置。
  8. 【請求項8】 上記抵抗は、上記第1のモードに対応し
    て設けられ、上記スイッチ手段に接続された第1の組の
    複数のタップと、上記第2のモードに対応して設けら
    れ、上記スイッチ手段に接続された第2の組の複数のタ
    ップとを備え、 上記制御手段は、上記第1のモードにおいて上記複数の
    巻線型モータが起動されるとき、上記整流手段と上記第
    1の組の複数のタップとの間に接続された上記スイッチ
    手段を順にオンさせ、また、上記第2のモードにおいて
    上記複数の巻線型モータが起動されるとき、上記整流手
    段と上記第2の組の複数のタップとの間に接続された上
    記スイッチ手段を順にオンさせることを特徴とする巻線
    型モータの制御装置。
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