JP2000023417A - 制御回路付きモータ - Google Patents

制御回路付きモータ

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JP2000023417A
JP2000023417A JP10191312A JP19131298A JP2000023417A JP 2000023417 A JP2000023417 A JP 2000023417A JP 10191312 A JP10191312 A JP 10191312A JP 19131298 A JP19131298 A JP 19131298A JP 2000023417 A JP2000023417 A JP 2000023417A
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control
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Ayanori Ishibashi
文徳 石橋
Shinichi Noda
伸一 野田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動及び騒音を低減する。 【解決手段】 モータ部1と制御回路部2とを軸方向に
備えた制御回路付きモータにおいて、モータケース3に
おける端板部5に、五角形の成形部を構成する五角形の
成形凸部22及び成形凹部24を設ける。モータケース
3におけるもう一方の端板部6及び制御ケース9におけ
る端板部11にも、同様な五角形の成形部を設ける。端
板部5,6,11にそれぞれ五角形の成形部を設けてい
るので、これら各端板部5,6、11には楕円モードの
変形が発生しにくくなり、モータ部1の固定子に発生す
る振動がそれら端板部5,6,11において打ち消され
るようになり、これによりモータ全体での振動及び騒音
を低減できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ部と制御回
路部とを備えた制御回路付きモータに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、モータにおいて
は、モータ部に、インバータ装置を有する制御回路部を
軸方向に一体的に備えた制御回路付きモータがある。こ
の種のモータにおいて、モータ部は、モータケースの内
部に固定子及び回転子を有する構成であり、また、制御
回路部は、制御ケースの内部に制御回路を構成するイン
バータ装置を設けた構成である。
【0003】しかしながら、この種のモータにおいて
は、運転時に、振動及び騒音が発生しやすいという問題
点がある。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、振動及び騒音を低減できる制御
回路付きモータを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、モータケースの内部に固定子
及び回転子を有するモータ部と、前記モータケースの軸
方向の一方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御
回路を有する制御回路部とを備えた制御回路付きモータ
において、前記モータケースにおける軸方向端部の端板
部に、五角形の成形部を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0006】ところで、この種の制御回路付きモータに
おいては、運転に伴い、モータ部における固定子と回転
子との間のギャップに発生する電磁力によって固定子鉄
心が半径方向に変形振動し、これに基づき振動及び騒音
が発生する。この電磁力による固定子鉄心の変形モード
は、一般に楕円である。
【0007】従来では、モータ部における固定子鉄心、
及びこれを収容するモータケースにおける胴部は円筒状
であり、また、制御回路部における制御ケースの胴部も
円筒状である場合が多い。このため、固定子鉄心に発生
する楕円モードの変形振動が、モータケース及び制御ケ
ースにも伝達されやすく、これに基づき大きな振動及び
騒音が発生するものであった。
【0008】そこで、本発明者らは、このようなモータ
での振動及び騒音を低減するために次のようなことを考
えた。すなわち、固定子鉄心に発生する楕円モードの変
形振動が、モータケースや制御ケースに伝達されにくく
するために、例えば固定子鉄心やモータケースが、楕円
に変形しにくい構造とすることにより、振動や騒音を低
減できるようになることである。
【0009】変形の形状としては、楕円(モード2)、
三角形(モード3)、四角形(モード4)、五角形(モ
ード5)、六角形(モード6)、七角形(モード7)な
どの変形状態が考えられる。一般に、固定子鉄心の変形
時の変形量は、1/(モード数)に比例して小さくな
るので、モード数が多いほど振動が低減して良いことに
なる。
【0010】上記電磁力による強制モードが2(楕円)
であることから、固定子鉄心やモータケースなどの構造
物の形状をモード2以上にすることにより、振動が打ち
消し合い、振動を低減できることになる。しかしなが
ら、三角形の構造物は、楕円モード2に近いため、適当
ではない。また、四角形と六角形の構造物は、モード2
の変形を招きやすいという事情がある。
【0011】従って、構造物の形状を五角形にしたり、
構造物に五角形の成形部を設けたり、或いは構造物の変
形の節となる点を、五角形の頂点となるような5点とす
ることにより、モード2の変形が発生しにくくなり、こ
れにより振動及び騒音を低減することが可能になる。
【0012】ここで、上記した請求項1の発明において
は、モータケースにおける軸方向端部の端板部に五角形
の成形部を設けることにより、その端板部には、モード
2(楕円)の変形が発生しにくくなり、固定子に発生す
る振動がその端板部において打ち消されるようになり、
これによりモータ全体での振動及び騒音を低減できるよ
うになる。この場合、制御ケースにおける軸方向端部の
端板部にも、五角形の成形部を設けることが好ましい
(請求項2の発明)。
【0013】同様な目的を達成するために、請求項3の
発明は、モータケースにおける軸方向端部の端板部の外
形形状を五角形としたことを特徴とするものである。こ
の場合、制御ケースにおける軸方向端部の端板部の外形
形状も五角形とすることが好ましい(請求項4の発
明)。
【0014】同様な目的を達成するために、請求項5の
発明は、モータケースにおける軸方向端部の端板部を周
方向の3箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部
において前記3箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の
2箇所に凸部を設けたことを特徴とするものである。こ
の場合、制御ケースにおける軸方向端部の端板部を周方
向の3箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部に
おいて前記3箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の2
箇所に凸部を設けることが好ましい(請求項6の発
明)。
【0015】同様な目的を達成するために、請求項7の
発明は、モータケースにおける軸方向端部の端板部を周
方向の4箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部
において前記4箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の
1箇所に凸部を設けたことを特徴とするものである。こ
の場合、制御ケースにおける軸方向端部の端板部を周方
向の4箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部に
おいて前記4箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の1
箇所に凸部を設けることが好ましい(請求項8の発
明)。
【0016】同様な目的を達成するために、請求項9の
発明は、固定子における固定子鉄心は多数枚の鋼板を積
層して構成すると共に、この固定子鉄心の外周部におい
て前記各鋼板を連結するための溶接箇所を、周方向の5
箇所としたことを特徴とするものである。このような構
成とした場合には、固定子鉄心自体が楕円に変形しにく
くなり、ひいては振動及び騒音を低減することが可能に
なる。この場合、5箇所の各溶接箇所は、軸方向に延び
る複数列の溶接部を有する構成とすることが好ましい
(請求項10の発明)。
【0017】同様な目的を達成するために、請求項11
の発明は、モータケースにおける胴部の外形形状を円形
とすると共に、制御ケースにおける胴部の外形形状を三
角形以上の奇数角形としたことを特徴とするものであ
る。このような構成とした場合には、モータケースの胴
部と制御ケースの胴部の外形形状を異ならせることによ
り、モータケースと制御ケースとの間で振動が打ち消さ
れるようになり、これにより振動及び騒音を低減するこ
とが可能になる。
【0018】また、この請求項11と同様な目的を達成
するために、モータケースにおける胴部の外形形状を三
角形以上の奇数角形とすると共に、制御ケースにおける
胴部の外形形状を円形または四角形以上の偶数角形とし
たり(請求項12の発明)、或いは、モータケースにお
ける胴部の外形形状を四角形以上の偶数角形とすると共
に、制御ケースにおける胴部の外形形状を三角形以上の
奇数角形としても良い(請求項13の発明)。
【0019】さらに、請求項1と同様な目的を達成する
ために、固定子における固定子鉄心の外形形状を円形と
すると共に、この固定子鉄心を収容するモータケースに
おける胴部の外形形状を三角形以上の奇数角形としたり
(請求項14の発明)、固定子鉄心の外形形状を三角形
以上の奇数角形とすると共に、この固定子鉄心を収容す
るモータケースにおける胴部の外形形状を円形または四
角形以上の偶数角形としたり(請求項15の発明)、或
いは、固定子鉄心の外形形状を四角形以上の偶数角形と
すると共に、この固定子鉄心を収容するモータケースに
おける胴部の外形形状を三角形以上の奇数角形としたり
(請求項16の発明)するようにしても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図5を参照して説明する。まず、モータ
の全体構成を示す図1及び図2において、本発明の制御
回路付きモータは、モータ部1と、こモータ部1の軸方
向の一端部に配設された制御回路部2とにより構成され
ている。
【0021】このうちモータ部1の外殻を構成するモー
タケース3は、円筒状をなす胴部4と、この胴部4の軸
方向の両端部に配置され、それぞれ軸受けブラケットを
構成する負荷側及び反負荷側の端板部5及び6とを、こ
の場合4本の通しボルト7及びこれに螺合されたナット
8により連結して構成されている。また、制御回路部2
の外殻を構成する制御ケース9は、モータケース3にお
ける反負荷側の端板部6に当接するように配置された円
筒状をなす胴部10と、この胴部10の軸方向の端部に
配置された端板部11とを、上記通しボルト7及びナッ
ト8により連結して構成されている。制御ケース9の端
板部11には、多数個の放熱フィン12が突設されてい
る。
【0022】上記モータケース3における胴部4の内周
部には、図2に示すように、ほぼ円筒状をなす固定子鉄
心13及びこの固定子鉄心13に装着された固定子巻線
14を備えた固定子15が設けられている。モータケー
ス3における両端板部5及び6には、軸受16a,16
bを介して回転子17の回転軸18が回転自在に支承さ
れており、この回転軸18に固着された回転子鉄心19
は、固定子鉄心13の内側に配置されている。図2中、
回転軸18の右端部は、負荷側の端板部5から外方へ突
出していて、出力軸とされている。
【0023】ここで、モータケース3における両端板部
5及び6について詳述する。まず、負荷側の端板部5
は、図3に示すように、外形形状が四角形をなしてい
て、四隅部に上記通しボルト7を挿通するためのボルト
挿通孔20が形成され、中央部に上記回転軸18を挿通
するための円形の軸挿通孔21が形成されている。端板
部5の前面側において、各ボルト挿通孔20の周りに
は、通しボルト7の頭部7aを収容する六角形の凹部2
0a(図3(c)参照)が形成されている。
【0024】端板部5の前面側において(図3(c)参
照)、軸挿通孔21の周りには五角形の成形部を構成す
る成形凸部22が設けられていると共に、この成形凸部
22の外側に外周部が円形をなす嵌合凸部23が設けら
れており、これら成形凸部22と嵌合凸部23との間
に、これも五角形の成形部を構成する成形凹部24が設
けられている。
【0025】また、端板部5の背面側において(図3
(a)参照)、軸挿通孔21の周りには、軸受16aを
収容するための円形の軸受収容部25が設けられ、この
軸受収容部25の周りに、五角形の成形部を構成する成
形凸部26が設けられ、この成形凸部26の外側に、外
周部が円形をなす嵌合凸部27が設けられており、成形
凸部26と嵌合凸部27との間に、これも五角形の成形
部を構成する成形凹部28が設けられている。嵌合凸部
27には、モータケース3における胴部4の前端部が嵌
合されている。
【0026】反負荷側の端板部6は、図4に示すよう
に、負荷側の端板部5と同様に、外形形状が四角形をな
していて、四隅部に上記通しボルト7を挿通するための
ボルト挿通孔20が形成され、中央部に上記回転軸18
を挿通するための円形の軸挿通孔31が形成されてい
る。
【0027】そして、端板部6の前面側において(図3
(c)参照)、軸挿通孔31の周りには、軸受16bを
収容するための円形の軸受収容部32が設けられ、この
軸受収容部32の周りに、五角形の成形部を構成する成
形凸部33が設けられ、この成形凸部33の外側に、外
周部が円形をなす嵌合凸部34が設けられており、成形
凸部33と嵌合凸部34との間に、これも五角形の成形
部を構成する成形凹部35が設けられている。端板部6
の下部において、成形凸部33と嵌合凸部34との間に
長方形の開口部36が形成されている。嵌合凸部34に
は、モータケース3における胴部4の後端部が嵌合され
ている。
【0028】また、端板部6の背面側において(図4
(a)参照)、軸挿通孔31の周りには五角形の成形部
を構成する成形凸部37が設けられていると共に、この
成形凸部37の外側に五角形の成形部を構成する成形凹
部38が設けられている。
【0029】一方、上記制御ケース9の内部には、この
場合インバータ装置により構成された制御回路40(図
2参照)が配設されている。この制御回路40は、配線
基板41に、コンデンサ42やスイッチング素子43な
どの電子部品を配設して構成されている。この制御回路
40と、モータ部1における上記固定子巻線14とは、
上記端板部6の開口部36に挿通された図示しないリー
ド線を介して接続されている。
【0030】制御ケース9における端板部11は、図5
に示すように、外形形状が四角形をなしていて、四隅部
に上記通しボルト7を挿通するためのボルト挿通孔20
が形成されている。また、端板部11の前面側には(図
5(a)参照)、五角形の成形部を構成する成形凹部4
4が設けられている。
【0031】しかして、モータケース3における端板部
5、胴部4、端板部6と、制御ケース9における胴部1
0及び端板部11とを軸方向に順に配置すると共に、各
端板部5,6,11に形成されたボルト挿通孔20に4
本の通しボルト7を挿通し、これら各通しボルト7に螺
合したナット8を締め付けることにより、それら端板部
5、胴部4、端板部6、胴部10及び端板部11を一体
化するように締め付け固定している。
【0032】さて、上記構成において、制御回路40に
よる制御により、モータ部1の運転が開始されると、回
転子17が回転されるようになる。このとき、モータ部
1における固定子15と回転子17との間のギャップに
発生する電磁力によって固定子鉄心13が半径方向に変
形振動するようになり、この振動がモータケース3にお
ける胴部4を介して両端板部5,6に伝達されると共
に、端板部6を介して制御ケース9側にも伝達されるよ
うになる。また、この電磁力による固定子鉄心13の変
形モードは、一般に楕円(モード2)である。
【0033】ここで、この第1実施例においては、モー
タケース3における両端板部5,6には、それぞれ五角
形の成形部を構成する成形凸部22,26,33,37
及び成形凹部24,28,35,38を設けているの
で、これら両端板部5,6には、モード2(楕円)の変
形が発生しにくくなり、固定子15に発生する振動がそ
の端板部5,6において打ち消されるようになり、これ
によりモータ全体での振動及び騒音を低減できるように
なる。
【0034】しかもこの場合、制御ケース9における端
板部11にも、五角形の成形部を構成する成形凹部44
を設けているので、この端板部11にもモード2(楕
円)の変形が発生しにくくなり、モータ全体での振動及
び騒音を一層低減できるようになる。
【0035】図6ないし図8は本発明の第2実施例を示
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、モータケース3
における負荷側及び反負荷側の両端板部46,47及び
制御ケース9における端板部48は、それぞれ外形形状
が十字形に形成されており、また、これら各端板部4
6,47,48を締め付け固定するためのボルト挿通孔
20は、各端板部46,47,48において3箇所に形
成されている。このような構成とした第2実施例におい
ても、第1実施例と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0036】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、モータケース
3における負荷側及び反負荷側の両端板部49,50及
び制御ケース9における端板部51は、それぞれ外形形
状が五角形に形成されている。このような構成とした第
3実施例においては、各端板部49,50,51の外形
形状も五角形に形成することにより、振動及び騒音を一
層低減できるようになる。
【0037】図12及び図13は本発明の第4実施例を
示したものであり、この第4実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、モータケース
3における負荷側の端板部53は、外形形状が四角形に
形成されており、また、この端板部53を締め付け固定
するためのボルト挿通孔20は、端板部53において3
箇所に形成されている。そして、端板部53の背面側に
おいて(図12(a)参照)、当該端板部53の締付け
箇所を構成するそれら3箇所のボルト挿通孔20を結ぶ
円周上の近傍の2箇所に四角形をなす凸部54を設けて
いる。
【0038】なお、この場合、端板部53の背面側にお
いて、軸受収容部25の周りの成形凸部55と、この成
形凸部55の周りの成形凹部56及び嵌合凸部57は、
それぞれ円形に形成されている。また、端板部53の前
面側において、軸挿通孔21の周りの成形凸部58と、
この成形凸部58の周りの成形凹部59及び嵌合凸部6
0も、それぞれ円形に形成されている(図12(b)参
照)。したがって、この端板部53には、五角形の成形
部としては設けられていない。
【0039】モータケース3における反負荷側の端板部
は、図示はしないが、上記した端板部53と同様に、外
形形状が四角形に形成されていると共に、ボルト挿通孔
20は3箇所に形成されていて、当該端板部の締付け箇
所を構成するそれら3箇所のボルト挿通孔20を結ぶ円
周上の近傍の2箇所に四角形をなす凸部54を設けてい
る。また、この端板部における成形凸部、成形凹部及び
嵌合凸部もそれぞれ円形に形成されていて、この端板部
にも、五角形の成形部としては設けられていない。
【0040】制御ケース9における端板部61は、図1
3に示すように、外形形状が四角形に形成されていると
共に、ボルト挿通孔20は3箇所に形成されていて、当
該端板部61の締付け箇所を構成するそれら3箇所のボ
ルト挿通孔20を結ぶ円周上の近傍の2箇所に四角形を
なす凸部54を設けている。また、この端板部61の前
面側に四角形の成形凹部62が形成されているが、この
端板部61にも、五角形の成形部としては設けられてい
ない。
【0041】このような構成とした場合、モータケース
3における負荷側の端板部53及び反負荷側の端板部、
並びに、制御ケース9における端板部61を、それぞれ
3箇所のボルト挿通孔20部分で締付け固定すると共
に、それら各端板部53,61に2個の凸部54を設け
たことにより、それら各端板部53,61の変形の節と
なる点を五角形の頂点となるような5点となる。これに
より、それら各端板部53,61には、モード2(楕
円)の変形が発生しにくくなり、モータ全体での振動及
び騒音を低減できるようになる。
【0042】図14は本発明の第5実施例を示したもの
であり、この第5実施例は上記した第4実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、モータケース3における
負荷側の端板部53において、この端板部53を締め付
け固定するためのボルト挿通孔20は4箇所に形成され
ている。そして、端板部53の背面側において(図14
(a)参照)、当該端板部53の締付け箇所を構成する
それら4箇所のボルト挿通孔20を結ぶ円周上の近傍の
1箇所に四角形をなす凸部54を設けている。
【0043】なお、図示はしないが、モータケース3に
おける反負荷側の端板部、及び制御ケース9における端
板部61も、上記端板部53と同様に、ボルト挿通孔2
0は4箇所に形成され、それら4箇所のボルト挿通孔2
0を結ぶ円周上の近傍の1箇所に四角形をなす凸部54
を設けている。このような構成とした第5実施例におい
ても、第4実施例と同様な作用効果を得ることができる
ようになる。
【0044】図15は本発明の第6実施例を示したもの
であり、この第6実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、固定子鉄心13は、プレ
スにより打ち抜かれた多数枚の鋼板13aを積層すると
共に、これら積層された各鋼板13aを、外周部の5箇
所の溶接部65で溶接することにより連結して構成して
いる。5箇所の溶接箇所を構成する各溶接部65は、固
定子鉄心13外周部の周方向の5箇所に等間隔となる位
置に設定されていると共に、固定子鉄心13の軸方向に
わたって設けられている。
【0045】このような構成とした場合、固定子鉄心1
3の変形の節となる点が、五角形の頂点となるような5
点となるので、この固定子鉄心13には、モード2(楕
円)の変形が発生しにくくなり、よって振動及び騒音を
低減できるようになる。
【0046】図16は本発明の第7実施例を示したもの
であり、この第7実施例は上記した第6実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、固定子鉄心13における
外周部の5箇所の溶接箇所66は、それぞれ軸方向に延
びる2列の溶接部65を有する構成となっている。
【0047】図17は本発明の第8実施例を示したもの
であり、この第8実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、モータ部1におけるモー
タケース70は、円筒状をなす胴部71と、この胴部7
1の軸方向の両端部に配置された円形の端板部72、7
3とから構成され、これに対して、制御回路部2におけ
る制御ケース74は、三角筒状をなす胴部75と、この
胴部75の軸方向の後端部に配置された三角形の端板部
76とから構成されている。
【0048】したがってこの場合、モータケース70に
おける胴部71の外形形状を円形とすると共に、制御ケ
ース74における胴部75の外形形状を三角形とし、こ
れらモータケース70の胴部71の外形形状と制御ケー
ス74の胴部75の外形形状とを異ならせている。
【0049】このような構成とした第8実施例において
は、モータケース70の胴部71の外形形状が円形であ
るのに対し、制御ケース74の胴部75の外形形状を、
モード2(楕円)の変形を招きにくい三角形としている
ので、モータケース70から制御ケース74側へ振動が
伝わりにくくなり、結果的にモータ全体での振動及び騒
音を低減できるようになる。
【0050】ちなみに、モータケースの胴部の外形形状
と、制御ケースの胴部の外形形状とが同じ円形である場
合には、モータケースの胴部と制御ケースの胴部とが同
じ振動モードで変形するため、モータ全体での振動及び
騒音が大きくなるものであった。また、モータケース7
0の胴部75の外形形状が円形である場合において、制
御ケース74の胴部の外形形状を、四角形以上の偶数角
形とした場合には、その制御ケース74の胴部は、モー
タケース70の胴部75の振動モードであるモード2
(楕円)の変形を招きやすいため、振動及び騒音を低減
させるには有効ではない。
【0051】この点、この第8実施例においては、上述
したように、モータケース70の胴部71の外形形状が
円形であるのに対し、制御ケース74の胴部75の外形
形状を、モード2(楕円)の変形を招きにくい三角形と
しているので、モータケース70の胴部71と制御ケー
ス74の胴部75とが同じ振動モードで変形しにくくな
り、よってモータ全体での振動及び騒音を低減できるよ
うになる。
【0052】この場合、制御ケース74の胴部75の外
形形状は、三角形に限られず、五角形或いは七角形でも
良く、要するにモード2(楕円)の変形を招きにくい三
角形以上の奇数角形であれば良い。
【0053】図18は本発明の第9実施例を示したもの
であり、この第9実施例は上記した第8実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、モータ部1におけるモー
タケース78は、三角筒状をなす胴部79と、この胴部
79の軸方向の両端部に配置された三角形の端板部8
0、81とから構成され、これに対して、制御回路部2
における制御ケース82は、円筒状をなす胴部83と、
この胴部83の軸方向の両端部に配置された円形の端板
部84,85とから構成されている。
【0054】したがってこの場合、モータケース78に
おける胴部79の外形形状を三角形とすると共に、制御
ケース82における胴部83の外形形状を円形とし、こ
れらモータケース78の胴部79の外形形状と制御ケー
ス82の胴部83の外形形状とを異ならせている。
【0055】このような構成とした第9実施例において
も、モータケース78の胴部79と制御ケース82の胴
部83とを、同じ振動モードで変形しにくい形状となる
ように設定しているので、モータ全体での振動及び騒音
を低減できるようになる。
【0056】この場合、モータケース78の胴部79の
外形形状は、三角形に限られず、五角形或いは七角形で
も良く、要するにモード2(楕円)の変形を招きにくい
三角形以上の奇数角形とし、これに対し、制御ケース8
2の胴部83の外形形状は、円形に限られず、四角形或
いは六角形などの偶数角形であれば良い。
【0057】図19は本発明の第10実施例を示したも
のであり、この第10実施例は上記した第8及び第9実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、モータ部1
におけるモータケース87は、四角筒状をなす胴部88
と、この胴部88の軸方向の両端部に配置された四角形
の端板部89、90とから構成され、これに対して、制
御回路部2における制御ケース91は、三角筒状をなす
胴部92と、この胴部92の軸方向の後端部に配置され
た三角形の端板部93とから構成されている。
【0058】したがってこの場合、モータケース87に
おける胴部88の外形形状を四角形とすると共に、制御
ケース91における胴部92の外形形状を三角形とし、
これらモータケース87の胴部88の外形形状と制御ケ
ース91の胴部92の外形形状とを異ならせている。
【0059】このような第10実施例においても、モー
タケース87の胴部88と制御ケース91の胴部92と
を、同じ振動モードで変形しにくい形状となるように設
定しているので、モータ全体での振動及び騒音を低減で
きるようになる。
【0060】この場合、モータケース87の胴部88の
外形形状は、四角形に限られず、六角形或いは八角形な
どの四角形以上の偶数角形とし、これに対し、制御ケー
ス91の胴部92の外形形状は、三角形に限られず、五
角形或いは七角形などの奇数角形であれば良い。
【0061】図20は本発明の第11実施例を示したも
のであり、この第11実施例は第1実施例とは次の点が
異なっている。この図20は、モータ部1を破断して軸
方向から見た縦断面図を示している。
【0062】図20において、モータ部1におけるモー
タケース95の胴部96は、外形形状が五角形をなすと
共に、内周部に円形の収容孔97を有していて、この収
容孔97に、外形形状が円形の固定子鉄心98を有する
固定子99を固定状態で収容している。固定子鉄心98
の内側には、回転子100が回転自在に配設されてい
る。なお、図20においては、固定子巻線及び回転子巻
線は図示が省略されている。
【0063】このような構成とした第11実施例におい
ては、固定子鉄心98の外形形状が円形であるのに対
し、この固定子鉄心98を収容するモータケース95の
胴部96の外形形状を、モード2(楕円)の変形を招き
にくい五角形としているので、モータケース95の胴部
96が固定子鉄心98と同じ振動モードで変形しにくく
なり、よってモータ全体での振動及び騒音を低減できる
ようになる。
【0064】この場合、モータケース95の胴部96の
外形形状は、五角形に限られず、三角形或いは七角形で
も良く、要するにモード2(楕円)の変形を招きにくい
三角形以上の奇数角形であれば良い。
【0065】図21は本発明の第12実施例を示したも
のであり、この第12実施例は上記した第11実施例と
は次の点が異なっている。この図21は、回転子101
を軸方向から見た正面図を示している。図21におい
て、回転子101は、回転軸18と、この回転軸18の
外周部に固着された回転子鉄心102と、この回転子鉄
心102に設けられた永久磁石103とから構成されて
いる。
【0066】図22は本発明の第13実施例を示したも
のであり、この第13実施例は上記した第11実施例
(図20参照)とは次の点が異なっている。この図22
は、回転子は省略している。図22において、モータ部
1におけるモータケース105の胴部106は、外形形
状が円形をなす円筒状であり、これの内周部に、外形形
状が五角形をなす固定子鉄心107を有する固定子10
8を固定状態で収容している。
【0067】このような構成とした第13実施例におい
ては、固定子鉄心107の外形形状をモード2(楕円)
の変形を招きにくい五角形とし、この固定子鉄心107
を収容するモータケース105の胴部106の外形形状
を五角形とは異なる円形としているので、モータケース
105の胴部106が固定子鉄心107と同じ振動モー
ドで変形しにくくなり、よってモータ全体での振動及び
騒音を低減できるようになる。
【0068】この場合、固定子鉄心107の外形形状
は、五角形に限られず、三角形或いは七角形などの奇数
角形であればよく、また、モータケース105の胴部1
06の外形形状は、円形に限られず、四角形以上の偶数
角形であればよい。
【0069】図23は本発明の第14実施例を示したも
のであり、この第14実施例は上記した第11実施例
(図20参照)とは次の点が異なっている。この図23
においても、回転子は省略している。図23において、
外形形状が五角形をなすモータケース95の胴部96の
内周部に、外形形状が八角形をなす固定子鉄心110を
有する固定子111を固定状態で収容している。このよ
うな構成とした第14実施例においても、第11実施例
と同様な作用効果を得ることができるようになる。
【0070】この場合も、固定子鉄心110の外形形状
は、八角形に限られず、四角形或いは六角形などの四角
形以上の偶数角形であればよく、また、モータケース9
5の胴部96の外形形状は、五角形に限られず、三角形
以上の奇数角形であればよい。
【0071】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。モータケースは、胴部と両端板部とがそれぞ
れ別部材であることに代えて、胴部と一方の端板部とを
一体物で構成することもできる。また、制御ケースも、
胴部と端板部とを一体物で構成することもできる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。請求項
1、3、5、7の制御回路付きモータによれば、モータ
ケースの端板部に楕円モードの変形が発生しにくくな
り、これによりモータ全体での振動及び騒音を低減でき
るようになる。
【0073】請求項2、4、6、8の制御回路付きモー
タによれば、制御ケースの端板部にも楕円モードの変形
が発生しにくくなり、これによりモータ全体での振動及
び騒音を一層低減できるようになる。請求項9,10の
制御回路付きモータによれば、固定子鉄心に楕円モード
の変形が発生しにくくなり、これによりモータ全体での
振動及び騒音を低減できるようになる。
【0074】請求項11、12、13の制御回路付きモ
ータによれば、モータケースの胴部と制御ケースの胴部
とを、同じ振動モードで変形しにくい形状となるように
設定しているので、モータ全体での振動及び騒音を低減
できるようになる。請求項14、15、16の制御回路
付きモータによれば、固定子鉄心の外形形状と、この固
定子鉄心を収容するモータケースの胴部の外形形状と
を、同じ振動モードで変形しにくい形状となるように設
定しているので、モータ全体での振動及び騒音を低減で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の斜視図
【図2】全体の縦断側面図
【図3】モータケースの負荷側の端板部を示す図であ
り、(a)は背面図、(b)は縦断面図、(c)は正面
【図4】モータケースの反負荷側の端板部を示す図であ
り、(a)は背面図、(b)は縦断面図、(c)は正面
【図5】制御ケースの端板部を示す図であり、(a)は
正面図、(b)は横断面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図7】図4相当図
【図8】図5相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図10】図4相当図
【図11】図5相当図
【図12】本発明の第4実施例におけるモータケースの
負荷側の端板部を示す図であり、(a)は背面図、
(b)は縦断面図
【図13】図5相当図
【図14】本発明の第5実施例を示す図12相当図
【図15】本発明の第6実施例を示す固定子鉄心の斜視
【図16】本発明の第7実施例を示す図15相当図
【図17】本発明の第8実施例を示す全体の斜視図
【図18】本発明の第9実施例を示す図17相当図
【図19】本発明の第10実施例を示す図17相当図
【図20】本発明の第11実施例を示すモータ部の縦断
正面図
【図21】本発明の第12実施例を示す回転子の正面図
【図22】本発明の第13実施例を示すモータ部の縦断
正面図
【図23】本発明の第14実施例を示す図22相当図
【符号の説明】
1はモータ部、2は制御回路部、3はモータケース、4
は胴部、5,6は端板部、9は制御ケース、10は胴
部、11は端板部、13は固定子鉄心、15は固定子、
17は回転子、20はボルト挿通孔(締付け箇所)、2
2は成形凸部(成形部)、24は成形凹部(成形部)、
26は成形凸部(成形部)、28は成形凹部(成形
部)、33は成形凸部(成形部)、35は成形凹部(成
形部)、37は成形凸部(成形部)、38は成形凹部
(成形部)、40は制御回路、44は成形凹部(成形
部)、46,47,48は端板部、49,50,51は
端板部、53は端板部、54は凸部、61は端板部、6
5は溶接部(溶接箇所)、66は溶接箇所、70はモー
タケース、71は胴部、74は制御ケース、75は胴
部、78はモータケース、79は胴部、82は制御ケー
ス、83は胴部、87はモータケース、88は胴部、9
1は制御ケース、92は胴部、95はモータケース、9
6は胴部、98は固定子鉄心、99は固定子、100は
回転子、101は回転子、105はモータケース、10
6は胴部、107は固定子鉄心、108は固定子、11
0は固定子鉄心、111は固定子を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA04 AA05 BB05 CC01 CC02 CC04 CC05 DD12 EB16 EC20 GG04 GG06 5H611 BB01 SS01 TT01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースの内部に固定子及び回転子
    を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一方
    の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有す
    る制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける軸方向端部の端板部に、五角
    形の成形部を設けたことを特徴とする制御回路付きモー
    タ。
  2. 【請求項2】 制御ケースにおける軸方向端部の端板部
    に、五角形の成形部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の制御回路付きモータ。
  3. 【請求項3】 モータケースの内部に固定子及び回転子
    を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一方
    の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有す
    る制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける軸方向端部の端板部の外形形
    状を五角形としたことを特徴とする制御回路付きモー
    タ。
  4. 【請求項4】 制御ケースにおける軸方向端部の端板部
    の外形形状を五角形としたことを特徴とする請求項3記
    載の制御回路付きモータ。
  5. 【請求項5】 モータケースの内部に固定子及び回転子
    を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一方
    の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有す
    る制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける軸方向端部の端板部を周方向
    の3箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部にお
    いて前記3箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の2箇
    所に凸部を設けたことを特徴とする制御回路付きモー
    タ。
  6. 【請求項6】 制御ケースにおける軸方向端部の端板部
    を周方向の3箇所で締め付けて固定すると共に、その端
    板部において前記3箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近
    傍の2箇所に凸部を設けたことを特徴とする請求項5記
    載の制御回路付きモータ。
  7. 【請求項7】 モータケースの内部に固定子及び回転子
    を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一方
    の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有す
    る制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける軸方向端部の端板部を周方向
    の4箇所で締め付けて固定すると共に、その端板部にお
    いて前記4箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近傍の1箇
    所に凸部を設けたことを特徴とする制御回路付きモー
    タ。
  8. 【請求項8】 制御ケースにおける軸方向端部の端板部
    を周方向の4箇所で締め付けて固定すると共に、その端
    板部において前記4箇所の締付け箇所を結ぶ円周上の近
    傍の1箇所に凸部を設けたことを特徴とする請求項7記
    載の制御回路付きモータ。
  9. 【請求項9】 モータケースの内部に固定子及び回転子
    を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一方
    の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有す
    る制御回路部とを備え、 前記固定子における固定子鉄心は多数枚の鋼板を積層し
    て構成すると共に、この固定子鉄心の外周部において前
    記各鋼板を連結するための溶接箇所を、周方向の5箇所
    としたことを特徴とする制御回路付きモータ。
  10. 【請求項10】 5箇所の各溶接箇所は、軸方向に延び
    る複数列の溶接部を有していることを特徴とする請求項
    9記載の制御回路付きモータ。
  11. 【請求項11】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける胴部の外形形状を円形とする
    と共に、制御ケースにおける胴部の外形形状を三角形以
    上の奇数角形としたことを特徴とする制御回路付きモー
    タ。
  12. 【請求項12】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける胴部の外形形状を三角形以上
    の奇数角形とすると共に、制御ケースにおける胴部の外
    形形状を円形または四角形以上の偶数角形としたことを
    特徴とする制御回路付きモータ。
  13. 【請求項13】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記モータケースにおける胴部の外形形状を四角形以上
    の偶数角形とすると共に、制御ケースにおける胴部の外
    形形状を三角形以上の奇数角形としたことを特徴とする
    制御回路付きモータ。
  14. 【請求項14】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記固定子における固定子鉄心の外形形状を円形とする
    と共に、この固定子鉄心を収容する前記モータケースに
    おける胴部の外形形状を三角形以上の奇数角形としたこ
    とを特徴とする制御回路付きモータ。
  15. 【請求項15】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記固定子における固定子鉄心の外形形状を三角形以上
    の奇数角形とすると共に、この固定子鉄心を収容する前
    記モータケースにおける胴部の外形形状を円形または四
    角形以上の偶数角形としたことを特徴とする制御回路付
    きモータ。
  16. 【請求項16】 モータケースの内部に固定子及び回転
    子を有するモータ部と、前記モータケースの軸方向の一
    方の端部に設けられた制御ケースの内部に制御回路を有
    する制御回路部とを備え、 前記固定子における固定子鉄心の外形形状を四角形以上
    の偶数角形とすると共に、この固定子鉄心を収容する前
    記モータケースにおける胴部の外形形状を三角形以上の
    奇数角形としたことを特徴とする制御回路付きモータ。
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