JP2011015487A - 電気車駆動装置 - Google Patents

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伸一 野田
Yasuhei Koyama
泰平 小山
Haruhiko Fujito
春彦 藤戸
Toshiro Hasebe
寿郎 長谷部
Ikuya Aoyama
育也 青山
Yosuke Nakazawa
洋介 中沢
Shigetomo Shiraishi
茂智 白石
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Abstract


【課題】 列車の走行時に発生する3方向の振動を減衰することで、インバータ素子に伝播する振動を抑制できる電気車駆動装置を提供する。
【解決手段】インバータ32と電動機11が一体化された電気車駆動装置において、外箱29内にインバータを構成する電力変換モジュールを収納する内箱26を配置する。内箱26と外箱29の間には金属性のワイヤーロープの防振部材28を設けることで、高い耐荷重性と耐久性を実現する。前記防振部材を、背面部29a間、底面部29b間、側面部29c間の対向する面間に設置することで、3つの方向の振動を減衰することが可能になる。その結果、防振部材28の取替えなど、メンテナンス周期を延長し、半導体素子22やコンデンサ21の端子部の製品疲労が低下させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、列車の走行によって発生する振動、特にインバータに加わる振動を減衰することができるインバータと電動機が一体化された即ち、インバータ一体型の電気車駆動装置に関する。
これまでの電気車駆動装置について、図10と図11を参照して説明する。図10に示すように、架線100からパンタグラフ101を介して給電される電気車の車体102の下部には一対の台車103が設けられており、台車103は、車輪103a、
台車フレーム103c、空気ばね103bで構成されている。空気ばね103bは、車体102と台車フレーム103cの間に設けられており、車輪103aは、台車フレーム103cの端部に取り付けられている。台車103内に収められている電動機105は、車輪103aの近傍に設置され、ギアボックスとカップリングで回転力を車輪103aに伝達する。インバータ104は、車体102の床下側の中央付近に懸架されている。
図11は、インバータと電動機の電気回路図である。架線100からパンタグラフ101で集電された電力は、接触器106とフィルタリアクトル107を通過し、フィルタコンデンサ108を充電する。フィルタコンデンサ108が適切な充電量になると架線100からの電力がインバータ104に供給される。インバータ104はU相104uとV相104vとW相104wの各半導体素子で構成され、直流電流を交流電流に変換する。交流電流に変換された電力は、3相電動機105を駆動し、図示しないギアボックスとカップリングを介して車輪を回転させる。
このように構成された電気車駆動装置において、台車103と車体102の間に設けられた空気ばね103bは、列車走行により発生する振動が車体102へ伝播するのを防ぐため、車体102の床下に設置されているインバータ104への振動を減衰することができた。
近年では、省エネやコスト削減のため、電気車駆動装置の小型化や軽量化の要望が高く、電動機105とインバータ104を一体もしくは近接させて台車103内に設置する構造が開発されている。しかし、このように電動機105とインバータ104を台車102内に一緒に収めた場合、インバータ104に対する空気ばね103bによる振動の減衰効果は得られない。また、電動機105は、列車走行時に発生する振動に耐えるように設計されているが、インバータ104は、その振動を十分に抑制できなければ故障を発生する虞があった。
台車103内に搭載されたインバータ104に伝播される一般的な振動として、図12を参照して説明する。図12は、列車が走行するときに生じる振動パターンを示す振動図で、左右方向(以下、枕木方向という)(W)、進行方向(以下、レール方向という)(Y)、上下方向(Z)の3つを表している。図12に示すように、加速、蛇行、停止、ブレーキを含む直進走行時には、上下方向(Z)の振動が生じやすい。また、定速の直進走行時には、前後に揺れるようなレール方向(Y)の振動が生じやすい。更に、列車が右方、左方にカーブをする際の走行時には、枕木方向(W)の振動が生じやすい。つまり、インバータ104へ伝播される左右、前後、上下の3つの方向(W)(Y)(Z)の振動を抑制することが要求されている。
このようなインバータ104に伝播される3つの方向の振動を減衰する効果を持ち、電動機105とインバータ104が一体化された電気車駆動装置としては以下のような従来技術が知られている。
図13及び図14は、従来のインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置の一例を示す概略説明図である。インバータ104を構成する電力変換モジュール104a、104b、104cは、電力変換器モジュール搭載台110を介して電動機105の上部に位置するように一体化している。また、このインバータ104と電動機105が一体化された電気車駆動装置では、電動機105と電力変換モジュール104a、104b、104cの間に電力変換モジュール104a、104b、104cを弾性支持するゴム製の防振用部材109を設けている。ここで用いられているゴム製の防振部材109は、その性質上、列車走行時に生じる3方向の振動を減衰する効果がある。
このように従来のインバータ104と電動機105が一体化された電気車駆動装置は、ゴム製の防振部材109を使用することで振動を減衰するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−336261号公報
しかしながら、従来のインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置に備えられている防振部材は、ゴム製という材質の特性上、耐荷重性と耐久性が低い。耐荷重性が低いことから、急ブレーキや急発進で、大きな加重が駆動装置にかかった際、防振部材が破損する恐れがある。また、耐久性が低いことから、鉄道用車両で一般的に設けられている、数年のメンテナンス周期よりも短い期間で防振部材の劣化が起こる虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、上下方向、レール方向、及び枕木方向の3方向の振動を減少し、尚且つ、耐荷重性と耐久性も向上させることができるインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置を提供することを目的とする。
上記を解決するために、本発明によるインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置は、電気車を走行駆動する台車内に設置される回転軸の長手方向が枕木方向と平行になるように配置された電動機と、前記電動機のフレームにおける回転軸の長手方向端に位置する側面に、一側面を固着して配置されたインバータと、を備えたインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置において、前記インバータは、外箱と、前記外箱内に防振部材を介して配置されたインバータを構成する電力変換モジュールを収納した内箱とを備え、前記防振部材は、前記電気車駆動装置に伝播される枕木と平行な前記枕木方向、レール敷設方向と平行なレール方向、および上下方向の各振動を抑制するように配置され、前記防振部材は、らせん状に巻回した金属製ワイヤーロープのレイヤー間を一対の対向配置された接続はりで固定し、前記接続はりをそれぞれ前記外箱および内箱間に固着されていることを特徴としている。
本発明によれば、列車の走行時に生じる左右の枕木方向、前後のレール方向及び上下方向の少なくとも3つ方向の振動を減衰することで、インバータ素子の製品疲労を低下することが可能なインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置を提供できる。
本発明の実施例1のインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置の断面図。 図1に示した本発明の実施例1のA−A線矢視図。 本発明のインバータの外箱と内箱に取り付けられる防振部材を示す斜視図 本発明の実施例2を示すインバータの構成図。 本発明の実施例3のインバータの断面図。 図5に示した本発明の実施例3のインバータのB−B線矢視図。 本発明の実施例4のインバータの断面図。 図7に示した本発明の実施例4のインバータのC−C線矢視図。 本発明の実施例6のインバータの構成図。 従来の鉄道車両の構成図。 従来のインバータと電動機の電気回路図。 電車走行時の3方向の振動図。 従来の電気車駆動装置の斜視図。 従来の防振部材の取り付け状態を示す図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1のインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置の断面図である。図2は、図1に示した本発明の実施例1のインバータと電動機が一体化された電気駆動装置におけるA―A線矢視図である。本実施例では、インバータ32と電動機11が一体化された電気車駆動装置は、電気車の台車内に設置されている。
図1に示すように、電動機11は、軸受2で支持された回転軸1にロータ3が取り付けられている。ロータ3の外周部にエアギャップを介して、ステータ4を設けている。ロータ3、ステータ4は、フレーム5内に収納される。回転軸1の一端側はフレーム5から突出し、図示しない電気車の車輪とギアボックスやカップリングを介して連結されている。
このような電動機11は、その回転軸1及びインバータ32が、電気車の枕木方向(W)に並行して一線上に台車内に配置される。電動機11のフレーム5とインバータ32の外箱29の一側面が連結部材31によって接続されることで、電動機11とインバータ32が機械的に一体化されている。なお、電動機11とインバータ32との電気的接続は、図示しないが、例えば電動機11のフレーム4上に設けた端子台とインバータ32の外箱29上に設けた端子台の両端子間を防振ケーブルにより接続する。防振ケーブルとして、たわみ導線を使用できる。防振ケーブルには防振効果を向上するゴム系またはシリコン系のコーティング剤が使用される。
一方、インバータ32の外箱29は矩形状をなし、この外箱29には、この外箱29の他側面である正面部29dに、通風口30を設けている。そして、外箱29内には、防振部材28(28a、28b、28c)で支持される矩形状の内箱26が備えられている。この防振部材28は、インバータ32を構成する電力変換モジュールが収納されている内箱26を弾性支持するためのもので、外箱29と内箱26の間に取り付けられている。以下に、防振部材28の構成及び防振部材28a、防振部材28b、防振部材28cの取り付け位置について詳細に説明をする。
図3は、本発明に適用される防振部材28の一例を示すワイヤーロープの防振部材の斜視図である。ワイヤーロープ281の防振部材28は、図示しないゴム製の部材を芯にして、その外周にらせん状に巻いた金属製のワイヤーロープ281と、このワイヤーロープ281の長手方向となるレイヤー間を固定する一対の対向配置された接続はり282から構成されている。上記のワイヤーロープ281で構成された防振部材28は、接続はり282に設けた固定用の穴にボトル等の固定用部材を用いて外箱29と内箱26の間に固定される。そして一対の接続はり282間が近づくときワイヤーロープ281が収縮と表現し、また接続はり282間が広がるときワイヤーロープ281が伸張と表現する。
防振部材28は、この収縮と伸張が繰り返されることにより振動を減衰し、その構造上一対の接続はり282の互いの対向面が接合、離間するような一直線方向に伸張、収縮を繰り返すとき最も効果的な減衰作用が働く。前記接続はり282の互いの対向面の接合、離間方向がずれていても、減衰作用は働いている。
従って、この金属製のワイヤーロープ281の防振部材28によれば、接続はり282の互いの対向面が接離するような一方向の振動の減衰に特に有効であることから、振動が作用する方向に対してその取り付け方を考慮して取り付けられている。
電動機11側の外箱29の内側面29a―1と、この内側面29a―1と対向する内箱26の外側面26a−2間の背面部29aに、防振部材28aを、接続はり282の長手方向が、電動機11の回転軸1の長手方向と直交するように即ち、電気車のレール方向(Y)と直交するように、複数配置している。図1の実施形態では内箱26の上側中央寄りに1つ、下側中央寄りに1つ取り付けられている。
防振部材28bは、接続はり282の長手方向が電動機11の回転軸1の長手方向即ち、枕木方向(W)と同じ向きになるように、内箱26の外側面26b−2と外箱29の内側面29b−1とが対面している底面部29b間に5つ取り付けられている。
防振部材28cは、接続はり282の長手方向が電動機11の回転軸1の長手方向と直交するように即ち、レール方向(Y)と同じ向きになるように、インバータ32の両側面部29cにおける、内箱26の外側面26c−2と外箱29の内側面29c−1との対向面間に夫々2つ取り付けられている。具体的には、内箱26の両側上方部中央寄りに1つずつ、内箱26の両側下部中央寄りに1つずつの計4つが取り付けられている。
本実施例では、インバータ32の背面部29aに取り付ける防振部材28aや側面部29cに取り付ける防振部材28cの個数よりも、底面部29bに取り付ける防振部材28bの個数の方が多く、また、インバータ32の背面部29aに取り付ける防振部材28aや側面部29cに取り付ける防振部材28cのばね乗数よりも、底面部29bに取り付ける防振部材28bのばね乗数の方が大きく設定されている。
次に、内箱26について説明する。外箱29の内側面29d−1と内箱26の外側面26d−2が対向する正面部29d側の内箱26には、通風口27が設けられている。また、内箱26内にはインバータ32を構成する6個のIGBT等の半導体素子22と4個のコンデンサ21、及び受熱部23を取り付ける取り付け板24、放熱フィン25を収納し、固定配置している。
インバータ32の電気回路は、前述した図11と同様な回路で構成されている。半導体素子22及びコンデンサ21は受熱部23を介して取り付け板24に取り付けられている。
コンデンサ21は、取り付け板24の上側に並置され、半導体素子22は、取り付け板24上の下側に並置されている。取り付け板24には、放熱フィン25が取り付けてある。放熱フィン25の形状は、縦方向に長い複数枚の並行に配置した板で構成され、その板の広い面がインバータ32の側面部29c方向に向けられている。
取り付け板24の中央付近には、インバータ32側から電動機11側に向かって、受熱部23、取り付け板24、放熱フィン25、内箱26、外箱29を貫通するように通風孔20が設けられている。
次に、本実施例の作用と効果について説明する。IGBTのような重量の重い半導体素子22が取り付け板24に設置されることによって、インバータ32の底面部29bに最も大きい負荷がかかる。そのため、底面部29bに設置される防振部材28bの個数を多くし、ばね乗数を大きくすることで高い耐久性と耐荷重性を得ている。
次いで、内箱26と外箱29の背面部29a間、底面部29b間、側面部29c間に配置した防振部材28の位置による振動の減衰作用について説明する。
上下方向(Z)の振動が外箱29に加えられたとき、外箱29の天井部29eと底面部29bの変位量は同等である。また、枕木方向(W)とレール方向(Y)の振動が外箱29に加えられた時も同様である。
このように、外箱29全体の動きである変位量を、外箱29内に備えられている内箱26に伝播するのを防ぐため、防振部材28のワイヤーロープ281が伸縮する。
例えば、下方向からの振動が加わった場合、外箱29の底面部は押し上げられる。外箱29の底面部が押し上げられると、その面に直接取り付けられている防振部材28bのワイヤーロープ281は底面部の押し上げによってつぶされるため、収縮する。
以上のような動きを基本として、以下では、各振動における防振部材28のワイヤーロープ281の伸縮の動きの詳細を説明する。内箱26と外箱29の底面部29b間に設けられた防振部材28bは、上下方向(Z)の振動に作用する。下方向からの振動が加わった際、防振部材28bのワイヤーロープ281は収縮し、その後、伸張するように作用する。上方向に振動した際、まず防振部材28bのワイヤーロープ281は伸張し、その後、収縮するように作用する。
上下方向(Z)の振動では、レールのつなぎ目や、条件の悪い路面走行から発生するような下方向からの振動を抑制することが重要であるため、底面部29b間に取り付けられている防振部材28bが伸縮を繰り返すことによって、上下方向(Z)の振動は減衰される。
また、背面部29a間に設けられた防振部材28aは、枕木方向(W)の振動に作用する。レール方向(Y)に向かって右方向に振動した際、まず防振部材28aのばねは初め伸張し、その後、収縮するように作用する。左方向に振動した際、防振部材28aのばねは初め収縮し、その後、伸張するように作用する。
枕木方向(W)の振動では、列車のカーブ走行に加えて、電動機11から発生する振動を抑制することが重要であるため、背面部29a間に取り付けられている防振部材28aが伸縮を繰り返すことによって、枕木方向(W)の振動は減衰される。
また、内箱26と外箱29の側面部29c間に設けられた防振部材28cは、レール方向(Y)の振動に作用する。前方向に振動した際、まず、図2で、インバータ32を正面から見た場合に、右側の防振部材28cが収縮し、左側の防振部材28cは伸張する。その後、右側の防振部材28cが伸張し、左側の防振部材28cは収縮する。一方、後ろ方向に振動した際、まず右側の防振部材28cが伸張し、左側の防振部材28cは収縮する。その後、右側の防振部材28cは収縮し、左側の防振部材28cは伸張する。
側面部29c間に取り付けられている右側の防振部材28cと左側の防振部材28cが伸縮を繰り返すことによって、レール方向(Y)の振動は減衰される。
このような、底面部29b間、背面部29a間、及び側面部29c間のそれぞれ防振部材28の働きによって、列車走行時に発生する上下方向(Z)、枕木方向(W)、レール方向(Y)の3つの振動に対する減衰効果が得られる。
また、本実施例では半導体素子22を取り付け板24の下部に配置している。そのことにより、取り付け板24下部の重量比率が高くなるため、取り付け板24下部が振動しにくくなる。つまり、その半導体素子22が取り付け板24上で振り子の支点として作用することによって、枕木方向(W)の振動から半導体素子22が受ける影響を小さくし、防振効果を向上させることが可能になる。
次に、防振部材28として金属製のワイヤーロープ281を使用することによる耐久性、耐荷重性、振動の減衰作用について説明する。金属性のワイヤーロープ281は、ゴム製より硬度が高いため半導体素子22やコンデンサ21の重さに対応することが可能となる。また、金属性のワイヤーロープ281の防振部材28は、金属製という特徴から長時間にわたって使用しても劣化や損傷が少ない。更に、素線同士の摩擦により、電動機11の回転によって発生する高周波数例えば1000Hz以上の振動を減衰するといった、振動減衰作用も得られる。
このような金属性のワイヤーロープ281を用いた防振部材28を使用することで、ゴム製よりも高い耐荷重性と耐久性を実現し、尚且つ、特に一方向の振動の減衰に有効なワイヤーロープ281を、背面部29a間、底面部29b間、側面部29c間という、3つ以上の対向する面に設置することで、3つの方向の振動を減衰することが可能になった。
つまり、本実施例では、防振部材28の耐荷重性と耐久性を向上し、半導体素子22へ伝わる電気車走行時発生する3方向振動や電動機11から生じる振動を抑制する。そのため、防振部材28の取替えなど、メンテナンス周期を延長し、半導体素子22やコンデンサ21の端子部の製品疲労を低下させることができる。
また、内箱26と外箱29の対向面間に取り付ける防振部材28の取り付け方向は、本実施例に限られず、接続はり282の長手方向の取り付け角度を変えて取り付けても、防振効果は期待できる。
本発明に基づく実施例2の電気車駆動装置について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2を、実施例1と同様にA−A方向から見た矢視図である。尚、図1乃至図3と同一部品については、同符号を付してその説明を省略する。
本実施例は、外箱を、実施例1の矩形状の外箱29の各隅部に面取り部分を持たせた外箱形状とし、内箱も実施例1の矩形状の内箱26の各隅部に面取り部分を持たせた内箱形状にした点が異なっている。これによって、実施例1とは、背面部29a以外の防振部材28(28f、28g、28h、28i)の取り付け位置が異なっている。
以下に、図4を参照して防振部材28(28f、28g、28h、28i)の取り付け位置について詳細な説明をする。
外箱29aの面取り部分は、内側面29f−1、29g−1、29h−1、29i−1に傾斜を持たせることで形成する。また、内箱26aの面取り部分は外側面26f−2、26g−2、26h−2、26i−2に傾斜を持たせて形成し、外箱、内箱の互いの面取り部分で傾斜面となっている内側面と外側面即ち、29f−1と26f−2,・・29i−1と26i−2は互いに対向している。
防振部材28fは、防振部材28fの長手方向が電動機11の回転軸1の長手方向に対して直交するように、内箱26aの外側面26f−2と外箱29aの内側面29f−1との対向面29f間に1つ取り付けられている。
同様に、対向面29g間に防振部材28gが、対向面29h間に防振部材28hが、そして対向面29i間に防振部材28iが夫々取り付けられている。
本実施例においては、外箱29と内箱26の面取り部分における対向面29hと29iに最も大きい負荷がかかる。そのため、対向面29hと29iに設置される防振部材28hと28iのばね乗数を大きくすることで高い耐久性と耐荷重性を得ている。
次に、内箱26と外箱29の対向面29f間、対向面29g間、対向面29h、および対向面29i間に配置した各防振部材28の位置による振動の減衰作用について説明する。本実施例のワイヤーロープ281では、上下方向(Z)とレール方向(Y)の振動に作用する。
最初に、上下方向(Z)の振動に対する防振部材28の作用を説明する。上方向に振動した際、防振部材28fと防振部材28gのワイヤーロープ281が伸張し、防振部材28iと防振部材28hのワイヤーロープ281が縮小する。その後、防振部材28fと防振部材28gのワイヤーロープ281が縮小し、防振部材28iと防振部材28hのワイヤーロープ281が伸張するように作用する。
下方向から振動がある際は、まず防振部材28fと防振部材28gのワイヤーロープ281が伸張し、防振部材28iと防振部材28hのワイヤーロープ281が収縮する。その後、防振部材28fと防振部材28gのワイヤーロープ281が収縮し、防振部材28iと防振部材28hのワイヤーロープ281が伸張するように作用する。
上下方向(Z)の振動では、防振部材28fと防振部材28gの伸縮および、防振部材28iと防振部材28hの伸縮が交互に繰り返されることによって、上下方向(Z)の振動は減衰される。
次に、レール方向(Y)の振動に対する防振部材28の作用を説明する。前方向に振動した際、防振部材28gと防振部材28hのワイヤーロープ281が伸張し、防振部材28fと防振部材28iのワイヤーロープ281が収縮する。その後、防振部材28gと防振部材28hのワイヤーロープ281が収縮し、防振部材28fと防振部材28iのワイヤーロープ281が伸張するように作用する。
後ろ方向に振動した際、防振部材28gと防振部材28hのワイヤーロープ281は伸張し、防振部材28fと防振部材28iのワイヤーロープ281が収縮する。その後、防振部材28gと防振部材28hのワイヤーロープ281は収縮し、防振部材28fと防振部材28iのワイヤーロープ281が伸張するように作用する。 レール方向(Y)の振動では、防振部材28gと防振部材28iの伸縮と、防振部材28fと防振部材28hの伸縮が交互に繰り返えされることによって、レール方向(Y)の振動は減衰される。
尚、背面部29a間に設けられた防振部材28aは、実施例1同様に枕木方向(W)の振動に作用する。
このように各対向面29f間、29g間、29h間、および29i間並びに背面部29a間に設けられた、金属性のワイヤーロープ281のそれぞれの防振部材28の働きによって、電気車走行時の発生する上下方向(Z)、枕木方向(W)、レール方向(Y)の3つの振動に対する減衰効果を、実施例1よりも防振部材の使用個数を減らしても達成することができる。
そして、このような防振部材28の使用によって、防振部材28の取替えなど、メンテナンス周期を延長し、半導体素子22やコンデンサ21の端子部の製品疲労を低下させることができる等の効果を有することは、第一の実施形態と同様である
本発明に基づく実施例3の電気車駆動装置について図5,図6を参照て説明する。図5は、本発明の実施例3のインバータ部分の断面図である。図6は、図5のB―B線矢視図である。
本実施例が実施例1と異なる点は、半導体素子22とコンデンサ21の配置構造である。以下、半導体素子22とコンデンサ21の配置構造について説明し、同一部分の説明同一符号を付してその説明は省略する。
図5、図6に示すように、2個の半導体素子22が、インバータ32の正面部29d側で、取り付け板24上部中央に並置され、2個のコンデンサ21がその両側部に配置されている。また、残りの4個の半導体素子22は、インバータ32の正面部29d側で、取り付け板24下部中央に2個ずつ並置され、更に2個のコンデンサ21がその両側部に配置されている。
本実施例では半導体素子22を取り付け板24の中央辺り、縦方向に配置している。そのことにより、取り付け板24の中央縦軸の重量比率が高くなるため、取り付け板24の中央縦軸が振動しにくくなる。つまり、その半導体素子22が取り付け板24上で振り子の支点として作用することによって、枕木方向(W)の振動から半導体素子22が受ける影響を小さくする、防振効果を向上させることが可能になる。
尚、耐久性、耐荷重性、振動の減衰作用については、実施例1と同様の作用効果が得られる。
本発明に基づく実施例4の電気車駆動装置としては、改めて図示はしないが、先の図4に示した実施例2の隅部面取り形状の外箱29内に内箱26を支持する防振部材の支持構造と、図5,6に示した実施例3における半導体素子22とコンデンサ21との配置構造を組み合わせた構造とすることもできる。
本実施例の作用と効果について説明する。まず、防振部材28による耐荷重性と耐久性については、実施例3と同様の作用効果が得られる。
そして、防振部材28の位置による振動の減衰作用については、実施例2と同様の作用効果が得られる。
本発明に基づく実施例5のインバータと電動機が一体化した電気車駆動装置について図7,図8を参照して説明する。図7は、本発明の実施例5のインバータの断面図である。図8は、本発明の実施例5のインバータのC−C線矢視図である。尚、本実施例においては、先に説明した実施形態に記載したものと同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施例は、図5,図6に示した実施例3における内箱26を2分割するとともに電力変換モジュールを構成する半導体素子22とコンデンサ23を分割配置し、その分割に伴って防振部材28(28e、28j)を追加配置したものである。
以下、内箱26の分割と、その分割に伴って追加された防振部材28の取り付け位置等について説明する。
図7および図8に示すように、内箱26は長手方向に沿って分割され、上側の内箱260と下側の内箱261の2つで形成されている。これら内箱260,261を外箱29内に支持するため、防振部材28a、28b、28c造に加えて、天井部29e間に防振部材28eを、また、内箱260と261が対向する中央部29j間に防振部材28jが取り付けられている。
即ち、防振部材28eは、防振部材28eにおける接続はりの長手方向が電動機11の回転軸1方向と同じ向きになるように、内箱260の外側面260e−2と外箱29の内側面29e−1とが対向する天井部29e間に、内箱260の左側中央辺りに1つ、内箱260の右側中央辺りに1つの計2つが取り付けられている。
防振部材28jは、防振部材28jにおける接続はりの長手方向が電動機11の回転軸1と同じ向きになるように、内箱260の外底面260j−2と内箱261の外天井面261j−2とが対向する中央部29j間であって、内箱260と内箱261の左側中央辺りに1つ、内箱260と内箱261の右側中央辺りに1つの計2つが取り付けられている。
本実施例では、インバータ32の背面部29aに取り付ける防振部材28aや、側面部29cに取り付ける防振部材28c、天井部29e間に取り付ける防振部材28e、中央部29j間に取り付ける防振部材28jのばね乗数よりも、底面部29bに取り付ける防振部材28bのばね乗数の方が大きいものを使用している。
次に、内箱260、261について説明する。内箱260,261の正面部29dには夫々通風口270、271が設けられている。また、内箱260の背面部29a下部には通風口270aがまた、内箱、261の背面部29a上部には通風口271aが設けられている。内箱260、261内には、それぞれ3個の半導体素子22と2個のコンデンサ21が、放熱フィン25を備えた受熱部23を介して取り付け板24に取り付け配置されている。それぞれ3個の半導体素子22は、取り付け板24上で中央に位置するように並置され、それぞれ2個のコンデンサ21は取り付け板24の両側部に1つずつ配置されている。
本実施例の作用と効果について説明する。本実施例の防振部材28による耐荷重性と耐久性は、実施例3と同様である。
次に、防振部材28a、28b、28c、28e、28jのワイヤーロープ281による振動の減衰作用について説明する。
内箱261と外箱29の底面部29b間に設けられた防振部材28bと、内箱260と外箱29の天井部29e間に設けられた防振部材28eと、内箱260と内箱261の中央部29j間に設けられた防振部材28jは、上下方向(Z)の振動に作用する。
下方向から振動がある際、まず防振部材28eのワイヤーロープ281が収縮すると、防振部材28bのワイヤーロープ281は伸張する。その時、防振部材28jは防振部材28eからの伸張と、防振部材28bからの収縮が同時に作用するため、防振部材28jのワイヤーロープ281はほとんど伸縮しない。その後、防振部材28eのワイヤーロープ281は伸張し、防振部材28bのワイヤーロープ281は収縮する。その時、防振部材28jは、防振部材28eからの伸張と、防振部材28bからの収縮が同時に作用するため、ほとんど伸縮しない。上方向から振動ある際、まず防振部材28bのワイヤーロープ281が収縮すると、防振部材28eのワイヤーロープ281は伸張する。その時、防振部材28jは防振部材28bからの伸張と、防振部材28eからの収縮が同時に作用するため、防振部材28jのワイヤーロープ281はほとんど伸縮しないが、防振部材28bで減衰し切れなかった振動は防振部材28jに伝播し、再度減衰されることになる。その後、防振部材28bのワイヤーロープ281は伸張し、防振部材28eのワイヤーロープ281は収縮する。その時、防振部材28jは、防振部材28bからの伸張と、防振部材28eからの収縮が同時に作用するため、ほとんど伸縮しない。
防振部材28bと防振部材28jが伸縮を交互に繰り返し、更に防振部材28jの減衰作用も加わることによって、上下方向(Z)の振動は減衰される。また、枕木方向(W)の振動に作用する防振部材28aとレール方向(Y)に作用する防振部材28cは、実施例1と同様の効果が得られる。
このような、防振部材28b、28a、28c、28e、28jのそれぞれの働きによって、列車走行時の発生する上下方向(Z)、枕木方向(W)、レール方向(Y)の3つの振動に対する減衰効果が得られる。
半導体素子22とコンデンサ21の配置による振動の減衰作用については、実施例3と同様の作用効果が得られる。
このような金属性のワイヤーロープ281の防振部材28を使用することで、ゴム製よりも高い耐荷重性と耐久性を実現し、尚且つ、ワイヤーロープ281の防振部材28を、背面部29a間、底面部29b間、側面部29c間、天井部29e間、中央部29j間という、3つ以上の対向する面に設置することで、3つの方向の振動を減衰することが可能になった。つまり、本実施例では、防振部材28の耐荷重性と耐久性を向上し、列車走行時に発生する3方向振動や電動機11から生じる振動が半導体素子22へ伝わるのを抑制する。そのため、防振部材28の取替えなど、メンテナンス周期を延長し、半導体素子22やコンデンサ21の端子部の製品疲労が低下させることができる。
また、本実施例では、内箱26を内箱260と内箱261に分割したことによって、枕木方向(W)の振動により生じる内箱260と内箱261の底面を支点にした遠心力が、実施例3のように一体化した内箱26の底面を支点にした遠心力よりも小さくなることにより、実施例3よりも上下方向(Z)への振動減衰効果を向上させることが可能になる。
本発明に基づく実施例6のインバータと電動機が一体化した電気車駆動装置について図9を参照し説明する。図9は、図4に示した実施例2と同様の図である。尚、図1乃至図8のいずれかに記載したものと同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施例は、実施例2で説明した4隅の面取り部分を持った外箱29と内箱26のうち、内箱26を実施例5と同様に、内箱260aと内箱261aに2分割した。各内箱260a、261aには、実施例5の内箱260,261内と同様に、コンデンサ21、半導体素子22、受熱板23、取り付け版24、放熱フィンが配置され、通風口が設けられている。
本実施例の作用と効果について説明する。防振部材28による耐荷重性と耐久性について、本実施例は、実施例3と同様の作用効果が得られる。また、振動の減衰作用についても実施例3と同様の作用効果が得られる。
本実施例では、防振部材28の耐荷重性と耐久性を向上し、列車走行時発生する3方向振動や電動機11から生じて半導体素子22へ伝わる振動を抑制する。そのため、防振部材28の取替えなど、メンテナンス周期を延長し、半導体素子22やコンデンサ21の端子部の製品疲労が低下させることができる。
上記した本発明のインバータ32と電動機11が一体化された電気車駆動装置において、半導体素子22とコンデンサ21の数は、本実施例に限られるものではない。また、防振部材28のばね乗数も、半導体素子22とコンデンサ21が取り付けられた取り付け板24を弾性支持するに十分なものを用意する必要がある。
1 回転軸
2 軸受
3 ロータ
4 ステータ
5 フレーム
11 電動機
20 通風孔
21 コンデンサ
22 IGBT
23 受熱部
24 取り付け板
25 放熱フィン
26 内箱
27 通風口
28 防振部材
281 ワイヤーロープ
282 接続はり
29 外箱
29a 背面部
29b 底面部
29c 側面部
29d 正面部
29e 天井部
29−1 外箱の内面(29a−1、29b−1、29c−1、29d−1、29e−1、29f−1、29g−1、29h−1、29i−1、29j−1、29k−1、29m−1)
30 通風口
31 連結部材
32 インバータ

Claims (7)

  1. 電気車を走行駆動する台車内に設置される回転軸の長手方向が枕木方向と平行になるように配置された電動機と、
    前記電動機のフレームにおける回転軸の長手方向端に位置する側面に、一側面を固着して配置されたインバータと、
    を備えたインバータと電動機が一体化された電気車駆動装置において、
    前記インバータは、外箱と、前記外箱内に防振部材を介して配置されたインバータを構成する電力変換モジュールを収納した内箱と、
    を備え、
    前記防振部材は、前記電気車駆動装置に伝播される枕木と平行な前記枕木方向、レール敷設方向と平行なレール方向、および上下方向の各振動を抑制するように配置され、
    前記防振部材は、らせん状に巻回した金属製ワイヤーロープのレイヤー間を一対の対向配置された接続はりで固定し、前記接続はりをそれぞれ前記外箱および内箱間に固着されている、ことを特徴とする電気車駆動装置。
  2. 前記防振部材を、内箱における外側面において、前記電動機フレーム側である背面、底面および側面と、外箱内側面のそれぞれ対向面を連結するように配置させた
    ことを特徴とする請求項1記載の電気車駆動装置。
  3. 前記外箱および内箱は矩形状の各隅部を面取りしたその面取り部が互いに対向する傾斜部を備えた形状であり、前記対向する各傾斜面間および前記前記電動機フレーム側である背面に前記防振部材を配置したことを特徴とする請求項1記載の電気車駆動装置。
  4. 前記インバータを構成する前記内箱内に収納された電力変換モジュールは、前記内箱内に配置される取り付け板に取り付けられる半導体素子およびコンデンサを備え、これら半導体素子およびコンデンサを前記取り付け板に中央縦軸を描いたときこの中央縦軸の重量比率が高くなるように配分して配置したことを特徴とする請求項1記載の電気車駆動装置。
  5. 前記インバータを構成する電力変換モジュールを第1、第2の内箱内に分散して収納配置するとともに前記第1、第2の内箱を前記外箱内に上下に積み重ねて配置し、前記防振部材を前記内箱における外側面において前記電動機フレーム側である背面、底面および側面と、さらに積み重ねた第1、第2の内箱間と、上方の内箱上面と外箱内面間に固着配置したことを特徴とする請求項1記載の電気車駆動装置。
  6. 前記内箱の外側面における底面と前記外箱内面間に固定配置される前記防振部材のばね乗数を、他の防振部材のばね乗数よりも大きく設定したことを特徴とする請求項2
    、4および5のいずれか1項に記載の電気車駆動装置。
  7. 前記電動機とインバータは、前記電動機のフレーム上に設けた端子台と前記インバータの外箱上に設けた端子台の両端子間を防振ケーブルにより接続したことを特徴とする請求項1記載の電気車駆動装置。
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