JP2000023024A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2000023024A
JP2000023024A JP10199542A JP19954298A JP2000023024A JP 2000023024 A JP2000023024 A JP 2000023024A JP 10199542 A JP10199542 A JP 10199542A JP 19954298 A JP19954298 A JP 19954298A JP 2000023024 A JP2000023024 A JP 2000023024A
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image
shake correction
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recording
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JP10199542A
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Akifumi Umeda
昌文 梅田
Kazuhiro Takashima
和宏 高島
Toshihiro Morohoshi
利弘 諸星
Tomiyoshi Fukumoto
富義 福元
Masao Iwasaki
正生 岩崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録フレームレートが撮像素子から出力される
画像信号のフレームレートより低レートの場合でも有効
な手ぶれ補正を行うことができる画像入力装置を提供す
る。 【解決手段】撮像部12から出力される画像信号A/D
変換器13を介して信号処理部14に入力してY/C分
離その他の処理を行い、さらに動画像圧縮部15で圧縮
してからデータ記録部16により記録媒体に記録する画
像入力装置において、手ぶれセンサ17からの手ぶれ検
出出力に基づいて手ぶれ補正値算出部18で手ぶれ補正
値を求め、この手ぶれ補正値に従って撮像部12の撮像
素子からの読み出し位置を変更して手ぶれ補正を行う
際、制御部19で設定された記録フレームレート(記録
される単位時間当たりのフレーム数)に応じて手ぶれ補
正値算出期間を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いた画像入力装置に係り、特に手ぶれ補正に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いた画像入力装置、例
えば画像記録システムには、アナログ記録のビデオフロ
ッピーディスクやディジタル記録媒体に静止画を記録す
る電子カメラシステム、テープ媒体にアナログあるいは
ディジタルで動画像を記録するビデオカメラなどがあ
る。ビデオカメラにおいては、手ぶれによる画像劣化を
避けるため、手ぶれ補正機能を有するものが技術が実用
化されている。
【0003】手ぶれ補正で必要な手ぶれ検出には、加速
度センサを用いたり、撮像素子の出力を前フレームと比
較するなどの方法がある。手ぶれの補正には、レンズ部
にプリズムを取り付けて光学的に補正する方法がある。
また、撮像素子として画素数が通常の有効画素数より多
いものを使用し、その読み出し位置を変更したり、読み
出した画像信号を一旦フレームメモリに記録し、フレー
ムメモリからの読み出し位置を変更することで電子的に
手ぶれ補正を行う方法も考えられている。
【0004】図24は、後者の電子的な手ぶれ補正の原
理を示す図であり、撮像部から出力される標準TV方式
(例えば、NTSC方式)に基づく画像信号のフレーム
レート(NTSC方式の場合、30フレーム/秒)に合
わせて手ぶれ補正値が計算されて出力され、この手ぶれ
補正値により撮像素子からの読み出し位置、または画像
信号を一旦記憶するフレームメモリからの読み出し位置
がフレーム毎に変更されることにより、手ぶれの補正が
行われる。
【0005】近年、画像信号をディジタルデータ化し、
画像圧縮技術を用いてデータ量を削減する技術開発が進
み、規格が既に決まったり、規格化作業が行われたりし
ている。例えば、主としてCD−ROM動画記録用にM
PEG1、またDVDなどの高品質動画記録用にMPE
G2、さらにTV会議やTV電話用にはH.263など
の画像圧縮規格が実際に使用されている。動画像は圧縮
を行っても依然としてデータ量が非常に大きいため、蓄
積系では低コストで大容量の媒体が多く使われてきた。
一方、H.263や現在規格化作業が進んでいるMPE
G4は、圧縮率の大きな低ビットレートの動画像圧縮方
式であり、この方式で記録を行うと半導体記録媒体にも
長時間の記録が可能となる。
【0006】これらの動画像圧縮技術では、ほとんどの
方式で動きベクトルを検出し、これに基づいて動き補償
予測を行うことで圧縮率を上げている。これらの動画像
圧縮方式を動画像の記録を行う携帯型の画像入力装置に
適用することを考えた場合、手ぶれが画像を構成する全
てのブロックに対する動きベクトルとして検知されてし
まうという問題がある。この結果、動きベクトルに必要
以上に多くのデータ量が割り当てられることになり、画
質を低下させることになる。
【0007】特に、H.263やMPEG4などの低ビ
ットレートの圧縮符号化を用いた場合、手ぶれが画質に
与える影響は大きい。TV会議やTV電話、パソコン会
議などの用途では、カメラ部は通常固定して用いられる
と考えられるので問題はないが、携帯型の画像入力装置
に使用した場合、手ぶれによる画質劣化が大きな問題と
なる。従って、手ぶれ補正機能を組み込むことが画質向
上に必要となる。
【0008】この手ぶれ補正を前述した撮像素子からの
読み出し位置変更、あるいはフレームメモリからの読み
出し位置変更で補正を行う場合、補正は時間的に離散的
に行われることになる。手ぶれ補正に用いる撮像素子
は、手ぶれ補正のための画素を周辺に持つ通常より有効
画素数の多い撮像素子である。従来では撮像素子から標
準TV規格のフレームレートで画像信号が出力されるの
に合わせて、手ぶれ補正値の算出も同じ標準TV規格の
固定フレームレートで算出される。
【0009】ここで、先のような画像入力装置において
記録する画像のフレームレート(単位時間当たりのフレ
ーム数=記録フレームレート)が動画像圧縮部の入力フ
レームレート、あるいは最大入力レート(例えば30フ
レーム/秒、29.97フレーム/秒など)であれば、
フレーム周期(記録が30フレーム/秒なら、1/30
秒周期)で検出した手ぶれ量に基づいた手ぶれ補正値を
使用すればよい。
【0010】しかし、記録フレームレートがシステムの
信号処理能力の制限や規格などによって、撮像素子から
出力される画像信号のフレームレートより小さくなり、
いわゆるこま落としとなる場合、または記録フレームレ
ート設定を変更できるシステムの場合、手ぶれ補正を撮
像素子から出力される画像信号の全てのフレームに対し
て行う必要はない。撮像素子から出力される画像信号を
一旦フレームメモリに記憶する場合でも、全てのフレー
ムをフレームメモリに記憶する必要はない。
【0011】このように記録する必要のない、つまり信
号処理を行わないフレームの画像信号について撮像素子
からの読み出し、あるいはフレームメモリの書き込み/
読み出しを行うことは、余分な消費電力を伴うことにな
り、特に電池を電源とする携帯型の画像入力装置では大
きな問題となる。
【0012】そこで、記録する必要のないフレームの画
像信号については、撮像素子からの読み出し、またはフ
レームメモリの書き込み/読み出しを行わないようにす
るこが考えられるが、そのような場合に手ぶれ補正値を
どのように求めて、どのように手ぶれ補正を行うかにつ
いては従来、有効な方法は考えられていない。
【0013】一方、手ぶれ検出に手ぶれセンサを用いる
とき、センサからの出力が同じでもズームレンズ搭載の
システムではレンズの状態、つまり焦点距離によって手
ぶれ補正量が異なってくる。また、固定焦点レンズであ
っても、被写体距離が異なるときには必要な手ぶれ補正
量が必要となる。例えば、被写体が書類であってそれを
近接撮影するときは、手ぶれの影響が大きいが、同じ手
ぶれ量であっても遠景撮影時にはその影響は小さい。す
なわち、撮影状況によって手ぶれセンサ出力からの手ぶ
れ補正値算出の修正が必要となるが、そのような対策に
ついても従来は有効な方法が提案されていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
画像入力装置では、記録フレームレートが撮像素子から
出力される画像信号のフレームレートより低レートのと
きに、手ぶれ補正値の算出およびそれに基づく手ぶれ補
正をどのように行うかについての知見がなく、消費電力
の低減や、効果的な手ぶれ補正を実現できないという問
題点があった。
【0015】本発明は、記録フレームレートが撮像素子
から出力される画像信号のフレームレートより低レート
の場合でも有効な手ぶれ補正を行うことができる画像入
力装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は記録フレームレートに応じて手ぶれ補正値
の算出期間を変更することにより、複数種類の記録フレ
ームレートに対応して良好な手ぶれ補正を可能としたも
のである。手ぶれ補正は、撮像手段からの読み出し位置
の変更によって行ってもよいし、撮像手段からの画像信
号を一旦フレームメモリに記憶する場合は、そのフレー
ムメモリからの読み出し位置の変更によって行うことも
可能である。
【0017】すなわち、本発明に係る画像入力装置は、
被写体の像を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
この撮像手段から出力される画像信号を処理する信号処
理手段と、この信号処理手段により処理された画像信号
を圧縮する画像圧縮手段と、この画像圧縮手段により圧
縮された画像信号を記録する記録手段と、手ぶれを検出
する手ぶれ検出手段と、この手ぶれ検出手段からの出力
に基づいて手ぶれ補正値を算出する手ぶれ補正値算出手
段と、この手ぶれ補正値に従って撮像手段からの読み出
し位置を変更して手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手段と、
記録手段により記録される単位時間当たりのフレーム数
に応じて手ぶれ補正値算出手段の手ぶれ補正値算出期間
を変更する手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】さらに、本発明に係る他の画像入力装置
は、被写体の像を撮像して画像信号を出力する撮像手段
と、この撮像手段から出力される画像信号を記憶する記
憶手段と、この記憶手段から読み出される画像信号を処
理する信号処理手段と、この信号処理手段により処理さ
れた画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、この画像圧縮
手段により圧縮された画像信号を記録する記録手段と、
手ぶれを検出する手ぶれ検出手段と、この手ぶれ検出手
段からの出力に基づいて手ぶれ補正値を算出する手ぶれ
補正値算出手段と、この手ぶれ補正値に従って記憶手段
からの読み出し位置を変更して手ぶれ補正を行う手ぶれ
補正手段と、記録手段により記録される単位時間当たり
のフレーム数に応じて手ぶれ補正値算出手段の手ぶれ補
正値算出期間を変更する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】本発明においては、記録フレームレート、
すなわち記録手段により記録される単位時間当たりのフ
レーム数をユーザからの指示により設定するための手段
を備えてもよく、またユーザからの記録手段により記録
されるべき画像信号の解像度の指示により設定するため
の手段を備えてもよい。
【0020】記録フレームレート、つまり記録手段によ
り記録される単位時間当たりのフレーム数が入力のフレ
ームレート、つまり撮像手段から出力可能な画像信号の
単位時間当たりのフレーム数より少ないときは、撮像手
段から記録手段により記録されるフレームの画像信号の
みを読み出すようにすることが望ましい。
【0021】また、記憶手段であるフレームメモリは、
撮像手段から出力される画像信号のうち、記録手段によ
り記録されるフレームの画像信号のみを記憶することき
が望ましい。
【0022】このように本発明では、手ぶれ補正に必要
な手ぶれ量補正値の算出を記録フレームレート、つまり
単位時間当たりの記録フレーム数に合わせることで、有
効な手ぶれ補正を行う。すなわち、記録フレームレート
が例えば撮像手段からの画像信号の入力フレームレート
と同じ30フレーム/秒であれば、1/30秒間にわた
って手ぶれ補正値を算出し、1秒当たり30回手ぶれ補
正値を手ぶれ補正部に出力する。また、記録フレームレ
ートが画像信号の入力フレームレートより低い例えば1
0フレーム/秒であれば、1/10秒間にわたって手ぶ
れ補正値を算出し、1秒当たり10回手ぶれ補正値を手
ぶれ補正部に出力する。このようにすることで、どのよ
うな記録フレームレートであっても、有効な手ぶれ補正
が可能となる。
【0023】また、手ぶれ補正値に応じて撮像手段から
の読み出し位置を変更する場合、記録フレームレートが
入力フレームレートより低いときは、記録されるフレー
ムの画像信号のみを撮像手段から読み出すことによっ
て、消費電力の低減が可能となる。
【0024】さらに、撮像手段からの画像信号を一旦フ
レームメモリに記憶し、手ぶれ補正値に応じてフレーム
メモリからの読み出し位置を変更することで手ぶれ補正
を行う場合には、記録されるフレームの画像信号のみを
フレームメモリに記憶し、前にフレームメモリに記憶し
たフレームの画像信号との間で手ぶれの差を算出してフ
レームメモリから読み出すことで、フレームメモリの無
駄な書き込み/読み出し動作が不要となって、やはり消
費電力が低減される。
【0025】手ぶれ補正値の算出に際しては、手ぶれ検
出出力のみでなく、動画像圧縮部で生成される動きベク
トルを併用することで、より精度の高い手ぶれ補正値を
得ることができる。さらに、ズームレンズを用いる場合
は、このズームレンズの設定(焦点距離)を、またオー
トフォーカス機能がある場合はフォーカスデータを、ま
た距離センサがある場合は距離データをそれぞれ手ぶれ
補正値の算出に併用することで、より手ぶれ補正値の精
度が向上する。
【0026】さらに、撮像手段がMOS型撮像素子によ
り構成され、この撮像素子からの読み出し位置変更で手
ぶれ補正を行うには、記録されるフレームの蓄積時間が
始まるまでに読み出し位置を決定することで対応でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の第1の実施形態に
係る画像入力装置の構成を示す。画像入力装置10は撮
像レンズ11、固体撮像素子を用いて構成された撮像部
12、A/D変換器13、信号処理部14、動画像圧縮
部15、データ記録部16、手ぶれセンサ17、手ぶれ
補正値算出部18および制御部19からなる。
【0028】被写体の像は撮像レンズ11により撮像部
12の撮像素子上に結像され、電気信号(画像信号)に
変換されて出力される。撮像部12から出力される画像
信号は、例えば30フレーム/秒のフレームレートで出
力される。この画像信号はA/D変換器13でディジタ
ルデータとされた後、信号処理部14でガンマ補正など
の補正処理とY/C分離などを含む各種のディジタル信
号処理が施される。信号処理部14からは例えば画像信
号が輝度信号と色差信号の組として出力され、動画像圧
縮部15に送られる。動画像圧縮部15では、MPEG
その他のディジタル動画像圧縮手法によりデータ量が低
減され、これにより得られた圧縮画像データがデータ記
録部16によって適当な記録媒体に記録される。
【0029】データ記録部16は、例えば画像入力装置
10に着脱可能な半導体メモリカード、画像入力装置1
0に内蔵の半導体メモリ、書き込み可能なディジタル・
ディスクやディジタル・テープである。データ記録部1
6によって記録媒体に記録された画像データは、記録媒
体が例えば着脱可能な半導体メモリカードの場合、この
メモリカードをパーソナルコンピュータに接続し、コン
ピュータ内のハードウエアあるいはソフトウエアによっ
てデータ伸長を行い、コンピュータ上で動画像を再生す
ることができる。さらに、コンピュータからネットワー
クを通じて、動画像データを送ることも可能である。
【0030】ここで、本実施形態ではデータ記録部16
に記憶される画像信号のフレームレート(単位時間当た
りのフレーム数=記録フレームレート)は、入力フレー
ムレート、つまり撮像部12から出力されるフレームレ
ート(例えば30フレーム/秒)に固定されておらず、
ユーザが任意に設定できるか、また複数種類のフレーム
レートが用意されており、ユーザが任意に選択すること
が可能である。図1における制御部19は、各部の動作
に必要なタイミング信号の発生を行うほか、この記録フ
レームレート(記録フレーム数)の設定をユーザからの
指示に基づいて行う機能を有する。
【0031】図2はこの様子を示す図であり、(a)は
フレームレートが30フレーム/秒の場合、つまり撮像
部12から出力される全てのフレームをデータ記録部1
6に記録する例、(b)は記録フレームレートが1/3
(10フレーム/秒)の例、(c)は記録フレームレー
トが1/6(5フレーム/秒)の例であり、これらの記
録フレームレートは制御部19によってユーザが選択的
に設定できる。データ記録部16により記録された画像
データをパーソナルコンピュータに取り込み、動画像の
伝送を行う場合、この記録フレームレートを下げれば、
つまり単位時間当たりのフレーム数を削れば、その分デ
ータ量が減らすことができる。すなわち、ユーザの希望
に沿った、あるいは使用するネットワークに適した動画
像の撮影が可能である。
【0032】手ぶれセンサ17は、画像入力装置10を
所持するユーザの手ぶれを検出するセンサであり、例え
ば手ぶれによる垂直方向と水平方向の加速度を検出する
加速度センサにより構成される。手ぶれセンサ17から
の手ぶれ検出出力は手ぶれ補正値算出部18に入力さ
れ、ここで必要な手ぶれ補正値が算出される。この手ぶ
れ補正値は、データ記録部16によって動画像データを
記録する際の記録フレームレートの設定に合わせて算出
されて出力される。これについては、後に詳しく説明す
る。
【0033】撮像部12は、二次元の撮像素子としてC
CD撮像素子またはMOS型撮像素子を用いて構成され
る。図3はCCD型撮像素子を用いた撮像部の例であ
り、信号発生部は基準クロック、水平・垂直同期信号お
よびCCD撮像素子や画像システムの他の回路に必要な
信号(図示せず)を発生する。CCDドライバは、CC
D撮像素子を動作させる。
【0034】手ぶれ補正値算出部18では、制御部19
で設定された記録フレームレートに合わせて手ぶれ補正
値が計算されて出力され、この手ぶれ補正値により撮像
素子からの読み出し位置が変更されることにより、手ぶ
れ補正が行われる。
【0035】図4および図5はこの様子を示す図であ
り、図4は記録フレームレートが30フレーム/秒、図
5は記録フレームレートが10フレーム/秒の場合であ
る。
【0036】図4の場合、図4(a)に示す手ぶれセン
サ17からの1/30秒間にわたる手ぶれ検出出力(ク
ロスハッチングで示す)から、手ぶれ補正値算出部18
で図4(b)に示すように手ぶれ補正値が1秒当たり3
0回算出され、撮像部12に出力される。なお、手ぶれ
補正値は、例えば図4(a)の1/30秒間にわたるの
手ぶれ検出出力の最初の値と最後の値との差分として計
算される。
【0037】撮像部12では、撮像素子で全てのフレー
ム毎に電荷を蓄積し、図4(c)に示すように、これら
のフレームのうち手ぶれ補正されるべき図4(c)にク
ロスハッチングで示すフレームについて、手ぶれ補正値
に対応した画素位置から信号を図4(d)に矢印で示す
タイミングで画像信号を出力する。この場合、撮像部1
2からの出力される画像信号のフレームレートと、デー
タ記録部16の記録フレームレートが同一なので、撮像
部12から出力される画像信号に全てに対して手ぶれ補
正が行われることになる。
【0038】一方、記録フレームレートが10フレーム
/秒である図5の場合、図5(a)に示す手ぶれセンサ
17からの1/10秒間の手ぶれ検出出力(クロスハッ
チングで示す)から、手ぶれ補正値算出部18で図5
(b)に示すように手ぶれ補正値が1秒当たり10回算
出され、撮像部12に出力される。この場合は、撮像部
12では図5(c)に示すように、データ記録部16で
記録されるべきクロスハッチングで示す3フレーム毎の
1フレーム期間にわたり電荷を蓄積し、このフレームに
ついて、手ぶれ補正値に対応した画素位置から、図5
(d)に矢印で示すタイミングで画像信号が出力され
る。
【0039】ここで、後者のように記録フレームレート
が入力フレームレート、つまり撮像部12から出力され
る画像信号のフレームレートより低い場合、撮像部12
はデータ記録部16で記録されるべき信号処理部14で
の処理対象フレームの画像信号のみを出力してもよい
し、処理対象でないフレームの画像信号を含めて全ての
フレームの画像信号を出力しても構わない。いずれにし
ても、撮像部12に対する手ぶれ補正値出力は3フレー
ムに1回しか与えられない。
【0040】従って、もし記録フレームレートが10フ
レーム/秒の場合、記録フレームの前の1/30秒間に
わたる手ぶれセンサ17からの手ぶれ検出出力のみを用
いて手ぶれ補正値を算出して出力してまうと、正しい手
ぶれ補正ができない。このようにフレームレートの設定
に合わせて、手ぶれ補正値の算出を行って撮像部12に
出力することにより、有効な手ぶれ補正が可能となる。
【0041】(第2の実施形態)図6に、本発明の第2
の実施形態に係る画像入力装置の構成を示す。図1と同
一部分に同一符号を付して説明すると、本実施形態では
A/D変換器13と信号処理部14の間にフレームメモ
リ20が追加されている点が第1の実施形態と異なって
いる。手ぶれ補正の具体的方法として、第1の実施形態
では撮像部12の撮像素子からの読み出し位置を手ぶれ
補正値に合わせて変化させているが、本実施形態では撮
像部12の撮像素子から全画素の画像信号をA/D変換
器13を介してフレームメモリ20に書き込み、手ぶれ
補正値算出部18からの手ぶれ補正値によって、読み出
し位置を変化させる方式を採用している。
【0042】次に、本実施形態における手ぶれ補正動作
を記録フレームレートが10フレーム/秒の場合を例に
とり図7を用いて説明する。図7(a)に示す手ぶれセ
ンサ17からの1/10秒間にわたる手ぶれ検出出力
(クロスハッチングで示す)から、手ぶれ補正値算出部
18で図7(b)に示すように手ぶれ補正値が1秒当た
り10回算出され、フレームメモリ20に出力される。
図7(c)〜(e)は撮像素子がCCD型の場合、図7
(f)〜(h)はMOS型の場合である。
【0043】すなわち、CCD型撮像素子の場合は、撮
像部12においてCCD型撮像素子で図7(c)に示す
ように、データ記録部16で記録されるべきハッチング
で示す3フレーム毎の1フレーム期間(図7(a)のク
ロスハッチングで示す手ぶれ検出出力から計算された手
ぶれ補正値に対応する1フレーム期間は、クロスハッチ
ングで示されている)にわたり電荷を蓄積する。そし
て、図7(d)に示すように、撮像部12から出力され
る画像信号をA/D変換器13によりディジタル化して
フレーム単位でフレームメモリ20に書き込み、この書
き込み終了時点で手ぶれ補正値に対応した画素位置から
図7(e)に矢印で示すタイミングでフレームメモリ2
0からの画像信号の出力を開始する。
【0044】一方、MOS型撮像素子の場合は、撮像部
12においてMOS型撮像素子で図7(f)に示すよう
に、データ記録部16で記録されるべきクロスハッチン
グで示す3フレーム毎の1フレーム期間(図7(a)の
クロスハッチングで示す手ぶれ検出出力から計算された
手ぶれ補正値に対応する1フレーム期間は、クロスハッ
チングで示されている)にわたり電荷を蓄積する。そし
て、図7(g)に示すように、撮像部12から出力され
る画像信号をA/D変換器13によりディジタル化して
フレーム単位でフレームメモリ20に書き込み、この書
き込み終了時点で手ぶれ補正値に対応した画素位置から
図7(h)に矢印で示すタイミングでフレームメモリ2
0からの画像信号の出力を開始する。
【0045】なお、図7(f)において電荷蓄積期間を
表すハッチングの部分が斜めになっているのは、本例の
MOS型撮像素子が垂直方向(Y方向)の水平ラインを
順次指定し、それらの水平ライン内で画素信号を順次読
み出すXY選択型の撮像素子であるためであり、図7
(f)のハッチング部分の上端が有効領域の一番上のラ
インのY方向位置、下端が有効領域の一番下のラインの
Y方向位置を表す。すなわち、MOS型撮像素子では電
荷の蓄積時間がライン毎に異なる。
【0046】このようにフレームメモリ20からの読み
出し位置を変えることにより手ぶれ補正を行う場合は、
手ぶれ補正値計算部18で撮像部12の撮像素子からの
出力時点での手ぶれ補正値の計算を行い、これを1フレ
ーム期間後のフレームメモリ20からの読み出しまでの
期間に、フレームメモリ20の読み出し制御部(図示せ
ず)に与えればよい。このようにすると、撮像部12の
撮像素子からの必要のない、つまりデータ記録部18で
記録されない処理対象以外の画素の画像信号出力や、フ
レームメモリ20の無駄な書き込み/読み出しを行わず
に済むため、消費電力を節約することができる。
【0047】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態に係る画像入力装置として、第1の実施形態と
基本構成は同一で、撮像素子がMOS型撮像素子の場合
についての手ぶれ補正動作の別の例を記録フレームレー
トが10フレーム/秒の場合を例にとり、図8および図
9を用いて説明する。
【0048】固体撮像素子では、一般に電荷蓄積時間を
変えることで電子的にシャッタ速度を変化させる電子シ
ャッタ機能が付加されており、この電子シャッタの設定
をするか否かはユーザが選択できるようになっている。
図8および図9は、それぞれ電子シャッタの設定がない
場合とある場合の動作を示している。
【0049】まず、電子シャッタ設定のない図8の場合
について説明すると、図8(a)に示す手ぶれセンサ1
7からの1/10秒間の手ぶれ検出出力(クロスハッチ
ングで示す)から、手ぶれ補正値算出部18で図8
(b)に示すように手ぶれ補正値が1秒当たり10回算
出され、撮像部12に出力される。撮像部12において
はMOS型撮像素子で図8(c)に示すように、データ
記録部16で記録されるべきクロスハッチングで示す3
フレーム毎の1フレーム期間(図8(a)のクロスハッ
チングで示す手ぶれ検出出力から計算された手ぶれ補正
値に対応する1フレーム期間は、クロスハッチングで示
されている)にわたり電荷を蓄積する。そして、図8
(d)に示すように、撮像部12のMOS型撮像素子か
ら画像信号を出力する。
【0050】図7のMOS型撮像素子は、有効領域を全
てフレームメモリに書き込んだが、この図8(c)では
有効領域の一番上のライン(ラインi)から順次読み出
される。選択領域の一番上のライン(ラインi)の読み
出し開始時点が選択領域の一番下のライン(ラインj)
が電荷蓄積開始時点となる。一番上の変更が蓄積時間の
変動(画像レベルの変動)とならないように、撮像部1
2に対してデータ記録部18で記録される処理対象のフ
レームの電荷蓄積開始前に手ぶれ補正値を与える必要が
ある。図8(c)では、ラインiの電荷蓄積開始時点t
0で、撮像部12に手ぶれ補正値を与えている。このと
き、図8(a)のt0までの3フレーム期間の手ぶれ検
出出力から、t0の時点での手ぶれ検出出力を求めて手
ぶれ補正値を算出する方法がある。
【0051】また、図8(a)のt0までの手ぶれ検出
出力から、t0より時間的に先の時点の手ぶれ検出出力
を予測し、それに基づいて手ぶれ補正値を算出する方法
も考えられる。例えば、記録すべき処理対象のフレーム
の一番上のラインが撮像素子から出力される時点t1で
の手ぶれ検出出力を予測するか、あるいは当該フレーム
の中央のラインが撮像素子から出力される時点t2での
手ぶれ検出出力を予測するか、あるいは当該フレームの
一番下のラインが撮像素子から出力される時点t3での
手ぶれ検出出力を予測し、これらの予測値から手ぶれ補
正値を算出するようにする。
【0052】一方、電子シャッタ設定がなされている図
9の場合は、電子シャッタの設定により、有効蓄積開始
時間がt0より時間的に後であれば、手ぶれ補正値算出
に用いる手ぶれセンサ17からの手ぶれ検出出力の期間
を変更する。図9(a)に示す手ぶれセンサ17からの
1/10秒間の手ぶれ検出出力から、手ぶれ補正値算出
部18で図9(b)に示すように手ぶれ補正値が1秒当
たり10回算出されて撮像部12に出力され、撮像部1
2においてMOS型撮像素子で図9(c)に示すように
データ記録部16で記録されるべきクロスハッチングで
示す3フレーム毎の1フレーム期間にわたり電荷を蓄積
し、図9(d)に示すように撮像部12のMOS型撮像
素子から画像信号を出力する点は、電子シャッタ設定の
ない図8の場合と同様である。
【0053】但し、この例では図9(c)に示すよう
に、電子シャッタ設定により有効蓄積時間開始時点t0
が図8(a)の場合に比べて遅くなっており、これに伴
い手ぶれ補正値算出に用いる手ぶれセンサ17からの手
ぶれ検出出力期間も時間的に遅れている。このように手
ぶれ補正のための手ぶれ検出出力期間を電子シャッタ設
定に連動させることで、手ぶれ補正の精度をより上げる
ことができる。
【0054】なお、MOS型撮像素子を用いた場合で
も、第2の実施形態のようにフレームメモリ20を用い
る画像入力装置のときは、手ぶれ補正値の算出を遅らせ
ることができる。例えば、図8または図9の時点t1で
最初のラインを撮像素子が出力し、フレームメモリ20
に記録し始めた時点で手ぶれ補正値の算出を行い、この
手ぶれ補正値をフレームメモリ20の読み出しタイミン
グであるt3の時点までにフレームメモリ20の読み出
し制御部に与えればよい。
【0055】(第4の実施形態)図10は、本発明の第
4の実施形態に係る画像入力装置であり、これまでの実
施形態で用いられていたタイミング発生および記録フレ
ーム数設定機能を有する制御部19がタイミング発生お
よび記録解像度設定機能を有する制御部21に置き換え
られた構成となっている。なお、図10(a)は手ぶれ
補正を撮像部12の撮像素子からの読み出し位置を変更
により行う例、図10(b)は手ぶれ補正をフレームメ
モリ20からの読み出し位置の変更により行う例であ
る。
【0056】動画像圧縮部15を有する画像入力装置1
0においては、動画像圧縮部15の処理能力の制限か
ら、1フレームの画素数によって記録フレームレートが
制限されてしまう場合が考えられる。例えば、画素数が
CIFの場合は3フレーム/秒で処理可能、QCIF
(CIFの1/4画素)の場合は10フレーム/秒で処
理するという具合である。
【0057】制御部21は、ユーザからの指示によりユ
ーザが記録したい画像の大きさ、すなわち記録画素数を
選択して設定できるように構成されている。このように
記録画素数を設定すると、制御部21では記録フレーム
レートを自動的に設定する。このように構成することに
より、ユーザは記録フレームレートを意識せずに、記録
したい画像の大きさ(記録画素数)を指示することで、
自動的に記録フレームレートの設定ができる。
【0058】このような場合にも、先の実施形態と同様
に記録フレームレートに応じて手ぶれ補正値算出部18
における手ぶれ補正値の算出・出力を行うことで、先の
実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0059】(第5の実施形態)図11は、本発明の第
5の実施形態に係る画像入力装置であり、画像入力装置
10にモニタ部22が備えられている。すなわち、デー
タ記録部16により記録された画像データが動画像圧縮
部15の動画像伸長機能(局部復号機能)によって伸長
され、内蔵のモニタ部22で再生される。このモニタ部
22は撮像部12での撮影時に被写体の画像を映し出す
モニタとして共用することも可能である。図11(a)
は手ぶれ補正を撮像部12の撮像素子からの読み出し位
置を変更により行う例、図11(b)は手ぶれ補正をフ
レームメモリ20からの読み出し位置の変更により行う
例である。
【0060】(第6の実施形態)図12は、本発明の第
6の実施形態に係る画像入力装置であり、これまでの実
施形態で用いられていた動画像圧縮部15が静止画圧縮
機能を併せ持つ静止画・動画圧縮部23に置き換えられ
た構成となっている。図12(a)は手ぶれ補正を撮像
部12の撮像素子からの読み出し位置を変更により行う
例、図12(b)は手ぶれ補正をフレームメモリ20か
らの読み出し位置の変更により行う例である。
【0061】画像入力装置10のユーザが制御部21を
介して動画像を撮るか静止画を撮るかを選択すると、画
像入力装置10はこの設定に対応して撮像部12の出力
を選択し、A/D変換器13、信号処理部14を経て静
止画・動画圧縮部23で画像圧縮を行う。この場合、撮
像部12、A/D変換器13、信号処理部14も動画像
入力と静止画入力兼用である。動画像入力の場合は、こ
れまでの実施形態と同様であり、静止画の入力のときは
手ぶれ補正機能を停止し、画像信号は静止画像圧縮を受
けた後、データ記録部16で記録媒体に記録される。静
止画像の圧縮には、JPEGなどの静止画圧縮方法を使
用する。
【0062】また、静止画像入力の場合、手ぶれ補正用
の余分の画素も読み出して使用することで、解像度が高
い静止画が得られる。勿論、静止画の場合にも制御部2
1で解像度(画素数)を選択できるようにすることも可
能である。
【0063】(第7の実施形態)図13は、本発明の第
7の実施形態に係る画像入力装置であり、パーソナルコ
ンピュータ(PC)との接続を外部接続用ケーブル26
で行うことができるように構成されている。すなわち、
画像入力装置10に内蔵のデータ記録部として設けられ
た半導体メモリ24に画像データが記録され、この画像
データがインタフェース25を介し、さらにケーブル2
6を通してPCに送られる。図13(a)は手ぶれ補正
を撮像部12の撮像素子からの読み出し位置を変更によ
り行う例、図13(b)は手ぶれ補正をフレームメモリ
20からの読み出し位置の変更により行う例である。
【0064】ケーブル26としてはRC−232C、パ
ラレルケーブル、USB、IEEE1394などの規格
化されたものでもよいし、独自仕様のケーブルでもよ
い。データ記録部は、画像入力装置10に内蔵でなく、
前述の実施形態と同様に着脱可能な記録媒体を用いても
構わない。
【0065】(第8の実施形態)図14は、本発明の第
8の実施形態における手ぶれ補正値算出部18の構成を
示している。前述したように、ズームレンズの使用や被
写体との距離によって手ぶれ補正値を変更する必要があ
る場合、動画像圧縮部15(または静止画・動画圧縮部
23)で生成される動きベクトルを使用して手ぶれ補正
値の精度を上げることが有効である。
【0066】すなわち、動画像圧縮部15の内部には一
般に動き補償予測のためにブロック単位の動きベクトル
を生成する動きベクトル検出部が設けられる。このブロ
ック単位の動きベクトルから、画像全体の動きを示す動
きベクトル(マクロ動きベクトルという)を生成する。
マクロ動きベクトルは、ブロック単位の動きベクトルの
画像の全ブロックの平均か多数ブロック、代表ブロック
の平均か多数ブロック、周辺ブロックの平均か多数ブロ
ック、あるいはブロックを重み付けした結果を用いるこ
とができる。
【0067】本実施形態では、このマクロ動きベクトル
を手ぶれ補正値算出部18に入力して、手ぶれセンサ1
7からの手ぶれ検出出力との演算を行い、より手ぶれの
影響を少なくする手ぶれ補正値を算出する。簡単には、
マクロ動きベクトルが大きいほど手ぶれも大きくなる傾
向があるものと判断して、手ぶれ補正値を算出する。但
し、カメラを平行移動して撮影を行う、いわゆるパン撮
影の場合もあるので、手ぶれ補正算出部18では手ぶれ
センサ17からの手ぶれ検出出力とマクロ動きベクトル
を照合して、手ぶれかパン撮影による画像全体の平行移
動かを判断するようにすることが望ましい。例えば、パ
ン撮影の場合、カメラをゆっくりと平行移動させること
が多いので、マクロ動きベクトルは大きいが、ある一方
向を向いていると考えられる。このような場合は、手ぶ
れ補正は行わないようにする。
【0068】こうして算出された手ぶれ補正値は、先の
実施形態と同様に撮像部12の撮像素子またはフレーム
メモリ20からの読み出し位置の変更に使用される。
【0069】(第9の実施形態)図15は、本発明の第
9の実施形態における手ぶれ補正値算出部18の構成を
示す図であり、図14の構成に加えてさらにズームレン
ズデータやフォーカスデータ、あるいは被写体との距離
データなどの補助データを参照して手ぶれ補正値を算出
することにより、さらに手ぶれ補正の精度を向上させて
いる。
【0070】(第10の実施形態)MOS型撮像素子
は、CCD型撮像素子と異なり、いわゆるXY選択型の
撮像素子内に画素選択回路を持っている。本発明の画像
入力装置により手ぶれ補正をMOS型撮像素子からの画
素読み出し位置の変更で行う場合、撮像素子へ手ぶれ補
正値を入力する必要がある。
【0071】図16は、本発明の第10の実施形態とし
て、撮像部12にMOS型撮像素子30を使用し、これ
に手ぶれ補正値を入力するようにした例を示している。
すなわち、MOS型撮像素子30には画素部31と、そ
の画素位置(XY位置)を選択するための垂直位置選択
部32および水平位置選択部33と、画素部31から読
み出した信号を処理するアナログ処理部34と、処理し
た信号を増幅して出力する出力アンプ35と、撮像部1
2内の撮像素子30外部に設けられた信号発生部37か
らの信号に基づき垂直位置選択部32および水平位置選
択部33に各種のタイミング信号を供給するイメージセ
ンサ内部用信号発生部36とからなる通常の構成に加え
て、手ぶれ補正値デコーダ38が備えられている。信号
発生部37には、前述した制御部19または制御部21
から画素数/フレーム数の設定値が送られてくる。
【0072】手ぶれ補正値デコーダ38は、前述した手
ぶれ補正値算出部18から手ぶれ補正値として、垂直上
下方向、水平左右方向のシフト量の情報が入力され、こ
れに基づいて垂直位置選択部32と水平位置選択部33
の選択位置を補正する処理を行う。
【0073】図17に示すタイミングチャートを用い
て、本実施形態の動作を説明する。図17(a)に示す
垂直同期信号VD毎に、図17(b)(c)(d)
(e)にそれぞれ示す垂直上シフトパルス、垂直下シフ
トパルス、水平右シフトパルス、水平左シフトパルスが
手ぶれ補正値算出部18から手ぶれ補正値として入力さ
れてくる。図17(b)(c)(d)(e)の各々のパ
ルスの有無がその方向のシフトの有無であり、パルス数
がシフト量を表している。パルス数とシフト量の関係
は、例えば1パルスに対し1画素分シフト、あるいは2
画素分シフトなどのように予め決めておくものとする。
図17の例では、シフトパルスのパルス数とシフト量は
1対1で対応している。また、手ぶれ補正値は処理対象
フレーム、例えばデータ記録部16で記録されるフレー
ムのみに対応して与えればよい。
【0074】手ぶれ補正値デコーダ38は、こうして各
方向のシフトパルスの形で入力されてくる手ぶれ補正値
をデコードして、垂直位置選択部32と水平位置選択部
33に画素部31の読み出し位置の垂直位置シフト量お
よび水平位置シフト量として与える。これにより画素部
31に図17(f)のように蓄積された信号の読み出し
位置が手ぶれ補正値に従って変更され、画素部31から
アナログ処理部34および出力アンプ35を通して撮像
素子31の出力信号が図17(g)のように取り出され
る。
【0075】なお、図17の例では撮像素子31の出力
信号が処理対象のフレームだけ出力される場合を示して
いるが、全フレームを出力しても構わない。
【0076】(第11の実施形態)撮像素子の端子数を
少なくすることは、IC製造の上で大きなコストダウン
となるので、手ぶれ補正値入力端子を極力少なくするこ
とが好ましい。
【0077】図18は、その一例として本発明の第11
の実施形態におけるMOS型固体撮像素子30を示す図
であり、図19(a)(b)の垂直同期信号VDおよび
水平同期信号HDに同期させて、図19(c)(d)の
垂直シフト入力および水平シフト入力からなる手ぶれ補
正値の信号をシリアルに時分割で与えることで、端子数
を減らすようにしたものである。
【0078】すなわち、MOS型固体撮像素子30は垂
直シフト入力、水平シフト入力の2個の手ぶれ補正値入
力端子を持ち、垂直シフト入力には上シフトのシフトパ
ルスと下シフトのシフトパルスが時分割で与えられ、水
平シフト入力には右シフトのシフトパルスと左シフトの
シフトパルスが時分割で与えられる。これにより、図1
6の構成では4個必要であった手ぶれ補正値入力端子が
2個に減少し、コストダウンを図ることができる。
【0079】(第12の実施形態)図20は本発明の第
12の実施形態として、第11の実施形態をさらに発展
させ、手ぶれ補正値入力端子が1個で済むようにしたM
OS型固体撮像素子30を示している。図21(a)
(b)の垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDに同
期させて、図21(c)のように画素シフト入力を手ぶ
れ補正値の信号として与えるようにしている。
【0080】例えば、ある1水平期間taにシフトパル
スが1つ入力されると、期間taは垂直上シフトを示し
ているので、1画素あるいは決められた単位画素分だけ
上方向に撮像素子30からの読み出し位置をずらすよう
にする。水平方向のシフトについても、同様である。す
なわち、本実施形態では垂直同期信号VDの期間におけ
る1水平期間毎に垂直上シフト、垂直下シフト、水平右
シフト、水平左シフトのようにシフト方向が割り当てら
れていることにより、図20のようにMOS型撮像素子
30の手ぶれ補正値入力端子(画素シフト入力端子)は
1個で済むことになる。なお、シフトパルス入力がない
ときは、読み出し位置の変更はない。
【0081】(第13の実施形態)MOS型撮像素子
は、CMOSプロセスで製造可能であるため、同一の半
導体素子上に信号処理回路を搭載することが容易であ
る。本実施形態は、このようなMOS型撮像素子の特徴
を利用して、手ぶれ補正を撮像素子内で行うようにした
ものであり、その構成を図22に示す。
【0082】図22に示すMOS型撮像素子30は、図
16の構成に加えて内部にA/D変換器41とディジタ
ル処理部42を搭載し、ディジタル画像データを出力す
るように構成されている。ディジタル画像データとして
は、輝度信号および色差信号の組、さらにデータ圧縮を
行った信号などが考えられる。
【0083】このときA/D変換器41でディジタル化
される信号は画素部31からの画素信号であり、撮像素
子1枚でカラー信号を得る画像入力装置の場合、画素部
31上に色フィルタ配列が形成される。ディジタル処理
部42では画素配列信号を処理するが、手ぶれ補正によ
り各フレームの出力画素位置の順序が変わることになる
ので、この際に出力画素位置情報を受けて処理を変更す
る必要がある。
【0084】そこで、本実施形態では先の手ぶれ補正値
算出部18からの手ぶれ補正値を受ける手ぶれ補正値デ
コーダ43より、出力画素位置情報がディジタル処理部
42に入力され、これに基づいて画素配列信号を処理す
る。この処理について、図23を用いて説明する。
【0085】図23は、縦2画素・横2画素で1ユニッ
トを形成するRGB三原色を用いたベイヤ色フィルタ配
列と、画素配列信号の出力順序の関係を示している。図
23にハッチングで示す縦3画素・横4画素を手振れ補
正デコーダ43からの出力画素位置情報信号に基づいて
読み出す場合を仮定すると、画素配列信号の出力順序は
(a)(b)(c)(d)の4種類あることが分かる。
従って、これらの4種類の出力順序の設定を手ぶれ補正
値デコーダ43により、該当フレームの画素を読み出す
前にディジタル処理部42に与え、次の出力画素位置の
設定に合わせた信号処理に変更することにより、正しい
ディジタル画像データを得ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば任
意に設定可能な記録フレームレートに応じて手ぶれ補正
値の算出期間と出力タイミングを変更することにより、
複数種類の記録フレームレートに対応して良好な手ぶれ
補正を行うことができる。
【0087】また、手ぶれのために手ぶれ補正値に基づ
き撮像素子からの読み出し位置を変更する場合、記録フ
レームレートが入力フレームレートより低いときは、記
録されるフレームの画像信号のみを撮像手段から読み出
すことによって、消費電力の低減が可能となる。
【0088】さらに、撮像素子からの画像信号を一旦フ
レームメモリに記憶し、手ぶれ補正値に応じてフレーム
メモリからの読み出し位置を変更することで手ぶれ補正
を行う場合には、記録されるフレームの画像信号のみを
フレームメモリに記憶し、前にフレームメモリに記憶し
たフレームの画像信号との間で手ぶれの差を算出してフ
レームメモリから読み出すことで、フレームメモリの無
駄な書き込み/読み出し動作が不要となり、同様に消費
電力の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る画像入力装置
の構成を示すブロック図
【図2】 同実施形態におけるデータ記録部への記録デ
ータレートの異なる種々の画像データ記録方法を説明す
る図
【図3】 CCD型固体撮像素子の概略構成を示すブロ
ック図
【図4】 同実施形態における記録データレートが30
フレーム/秒の場合の手ぶれ補正動作を説明するための
タイムチャート
【図5】 同実施形態における記録データレートが10
フレーム/秒の場合の手ぶれ補正動作を説明するための
タイムチャート
【図6】 本発明の第2の実施形態に係る画像入力装置
の構成を示すブロック図
【図7】 同実施形態における手ぶれ補正動作を説明す
るための図
【図8】 本発明の第3の実施形態における電子シャッ
タ設定なしのときの手ぶれ補正動作を説明するための図
【図9】 同第3の実施形態における電子シャッタ設定
ありのときの手ぶれ補正動作を説明するための図
【図10】本発明の第4の実施形態に係る画像入力装置
の撮像素子およびフレームメモリの読み出し位置の変更
で手ぶれ補正を行う場合の構成をそれぞれを示すブロッ
ク図
【図11】本発明の第5の実施形態に係る画像入力装置
の撮像素子およびフレームメモリの読み出し位置の変更
で手ぶれ補正を行う場合の構成をそれぞれを示すブロッ
ク図
【図12】本発明の第6の実施形態に係る画像入力装置
の撮像素子およびフレームメモリの読み出し位置の変更
で手ぶれ補正を行う場合の構成をそれぞれを示すブロッ
ク図
【図13】本発明の第7の実施形態に係る画像入力装置
の撮像素子およびフレームメモリの読み出し位置の変更
で手ぶれ補正を行う場合の構成をそれぞれを示すブロッ
ク図
【図14】本発明の第8の実施形態に係る手ぶれセンサ
と手ぶれ補正値算出部の構成を示すブロック図
【図15】本発明の第9の実施形態に係る手ぶれセンサ
と手ぶれ補正値算出部の構成を示すブロック図
【図16】本発明の第10の実施形態に係る画像入力装
置における手ぶれ補正機能を有するMOS型撮像素子を
含む撮像部の構成を示すブロック図
【図17】同実施形態における手ぶれ補正動作を説明す
るためのタイムチャート
【図18】本発明の第11の実施形態に係る画像入力装
置における手ぶれ補正機能を有するMOS型撮像素子の
構成を示すブロック図
【図19】同実施形態における手ぶれ補正動作を説明す
るためのタイムチャート
【図20】本発明の第12の実施形態に係る画像入力装
置における手ぶれ補正機能を有するMOS型撮像素子の
構成を示すブロック図
【図21】同実施形態における手ぶれ補正動作を説明す
るためのタイムチャート
【図22】本発明の第13の実施形態に係る画像入力装
置における手ぶれ補正機能を有するMOS型撮像素子の
構成を示すブロック図
【図23】同実施形態におけるMOS型撮像素子からの
読み出し位置変更に伴う処理を説明するための色フィル
タ配列と各画素の読み出し順序を示す図
【図24】電子的な手ぶれ補正の基本原理を説明するた
めの図
【符号の説明】
10…画像入力装置 11…撮像レンズ 12…撮像部 13…A/D変換器 14…信号処理部 15…動画像圧縮部 16…データ記録部 17…手ぶれセンサ 18…手ぶれ補正値算出部 19…記録フレーム数設定機能を有する制御部 20…フレームメモリ 21…記録解像度設定機能を有する制御部 22…モニタ部 23…静止画・動画像圧縮部 24…内蔵メモリ 25…インタフェース 26…外部接続用ケーブル 30…MOS型撮像素子 31…画素部 32…垂直位置選択部 33…水平位置選択部 34…アナログ処理部 35…出力アンプ 36…イメージセンサ内部用信号発生部 37…信号発生部 38…手ぶれ補正値デコーダ 41…A/D変換器 42…ディジタル処理部 43…手ぶれ補正値デコーダ
フロントページの続き (72)発明者 諸星 利弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 福元 富義 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 岩崎 正生 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5C022 AB55 AC01 AC42 AC54 AC75 5C053 GA11 GB07 GB21 GB37 GB40 HC06 KA03 KA25 KA30 LA01 LA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の像を撮像して画像信号を出力する
    撮像手段と、 前記撮像手段から出力される画像信号を処理する信号処
    理手段と、 前記信号処理手段により処理された画像信号を圧縮する
    画像圧縮手段と、 前記画像圧縮手段により圧縮された画像信号を記録する
    記録手段と、 手ぶれを検出する手ぶれ検出手段と、 前記手ぶれ検出手段からの出力に基づいて手ぶれ補正値
    を算出する手ぶれ補正値算出手段と、 前記手ぶれ補正値に従って前記撮像手段からの読み出し
    位置を変更して手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手段と、 前記記録手段により記録される単位時間当たりのフレー
    ム数に応じて前記手ぶれ補正値算出手段の手ぶれ補正値
    算出期間を変更する手段とを備えたことを特徴とする画
    像入力装置。
  2. 【請求項2】被写体の像を撮像して画像信号を出力する
    撮像手段と、 前記撮像手段から出力される画像信号を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段から読み出される画像信号を処理する信号
    処理手段と、 前記信号処理手段により処理された画像信号を圧縮する
    画像圧縮手段と、 前記画像圧縮手段により圧縮された画像信号を記録する
    記録手段と、 手ぶれを検出する手ぶれ検出手段と、 前記手ぶれ検出手段からの出力に基づいて手ぶれ補正値
    を算出する手ぶれ補正値算出手段と、 前記手ぶれ補正値に従って前記記憶手段からの読み出し
    位置を変更して手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手段と、 前記記録手段により記録される単位時間当たりのフレー
    ム数に応じて前記手ぶれ補正値算出手段の手ぶれ補正値
    算出期間を変更する手段とを備えたことを特徴とする画
    像入力装置。
  3. 【請求項3】前記記録手段により記録される単位時間当
    たりのフレーム数をユーザからの指示により設定するた
    めの手段を有することを特徴とする請求項1または2記
    載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】前記記録手段により記録される単位時間当
    たりのフレーム数をユーザからの前記記録手段により記
    録されるべき画像信号の解像度の指示により設定するた
    めの手段を有することを特徴とする請求項1または2記
    載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】前記記録手段により記録される単位時間当
    たりのフレーム数が前記撮像手段から出力可能な画像信
    号の単位時間当たりのフレーム数より少ないとき、前記
    撮像手段から前記記録手段により記録されるフレームの
    画像信号のみを読み出すことを特徴とする請求項1記載
    の画像入力装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、前記撮像手段から出力さ
    れる画像信号のうち、前記記録手段により記録されるフ
    レームの画像信号のみを記憶することを特徴とする請求
    項2記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】前記手ぶれ補正値算出手段は、前記手ぶれ
    検出手段の出力と前記画像圧縮手段で計算される動きベ
    クトルに基づいて算出されることを特徴とする請求項1
    または2記載の画像入力装置。
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