JP2000021956A - ノッチ合わせ機 - Google Patents

ノッチ合わせ機

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JP2000021956A
JP2000021956A JP18772598A JP18772598A JP2000021956A JP 2000021956 A JP2000021956 A JP 2000021956A JP 18772598 A JP18772598 A JP 18772598A JP 18772598 A JP18772598 A JP 18772598A JP 2000021956 A JP2000021956 A JP 2000021956A
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Japan
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stage
wafer
notch
fixed
rotation
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Application number
JP18772598A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kimata
一夫 木全
Takao Nakamori
孝雄 中森
Takashi Yoshimura
貴志 吉村
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Asyst Japan Inc
Original Assignee
Asyst Japan Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノッチ合わせに要する時間の短縮を図るこ
と。 【解決手段】 ノッチ合わせ機100は、ウエハ200
の外周部200aを下方から支持する落とし込み式ステ
ージからなる回転ステージ1と固定ステージ2とを備え
る。回転ステージ1は、支持しているウエハ200のノ
ッチ位置検出のために、予め設定された固定回転位置か
ら回転を開始するよう構成され、固定ステージ2は、回
転ステージ1の回転中にノッチ位置が検出できなかった
とき、回転ステージ1から当該ウエハ200を受け取
り、所定角度だけ回転し、回転後のウエハ200を回転
ステージ1に渡すよう構成され、このウエハ200を受
け取った回転ステージ1は、再び、上記固定回転位置か
ら回転を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直径300mmな
どの大型ウエハに好適なノッチ合わせ機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、シリコンウエハには、ウ
エハの円周方向における基準回転位置を表すための目印
として、弦状に切欠かれたオリフラやV字状又はU字状
に切欠かれたノッチ(通常、深さ1mm程度である。)
などが外周部に形成されている。そして、ウエハに対し
半導体のゲート形成などの処理を行なう際、個々のウエ
ハは、そのオリフラ又はノッチの位置が基準回転位置と
常に一致している状態の下で処理ステージにセットされ
ることが要求される。
【0003】カセットには通常ランダムな状態で複数枚
のウエハが収容されている。このため、搬送ロボットに
よってカセットからウエハを取り出し、直接、処理ステ
ージにセットすることは、オリフラ又はノッチの位置が
基準回転位置と一致しない状態でウエハが処理ステージ
にセットされることになり、ウエハに対して所望の処理
を行なえなくなる。
【0004】そのため、カセットから取り出されたウエ
ハをオリフラ合わせ機又はノッチ合わせ機に搬入し、こ
のオリフラ合わせ機又はノッチ合わせ機によってそのオ
リフラ又はノッチの位置を基準回転位置に一致させた
後、ウエハを処理ステージにセットする方法がとられて
いる。
【0005】従来のノッチ合わせ機は、真空吸着方式を
採用しており、ウエハの外周から5mmまでのエリアを
真空吸着することによってウエハを保持する保持手段を
備え、該ウエハを保持している保持手段を回転駆動する
とともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッチの位置
を基準回転位置に一致させるよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ノッチ合わせ機によると、保持手段のウエハ保持面に開
口する真空孔にノッチの切欠空間が位置すると、保持手
段の吸着力が減少するため、保持手段を高速回転させる
ことが困難であり、このため、保持手段を低速回転させ
る必要が生じノッチ合わせに要する時間が長くなる。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決し、ノ
ッチ合わせに要する時間の短縮を図ることを主な目的と
してなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のノッチ合わせ機
は、ノッチが形成されたウエハを保持する保持手段を備
え、該ウエハを保持している保持手段を回転駆動すると
ともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッチ位置を基
準回転位置に一致させるノッチ合わせ機において、前記
保持手段は、前記ウエハの外周部を下方から支持する落
とし込み式ステージによって構成されることを特徴とす
る。
【0009】ここで、前記ステージによって支持される
ウエハの外周部が非デバイス形成エリア(外周端から幅
例えば3mmの円環状の領域)であるように構成する
と、ステージがウエハのデバイス形成エリアと接触しな
いため、デバイス形成エリアを傷付けたりする不具合を
防止することができる。
【0010】具体的には、前記ステージは、前記ウエハ
の外周部を下方から支持する三つの受部を有し、各受部
は、当該ステージの回転中心位置を基準として等角度間
隔で配され、かつ、各受部は、L字状のアームであって
平面的に見たとき回転中心位置に向かって直線的に伸び
る幅狭なアームの端部に形成され、これらのアームによ
り、該ステージとの間でウエハをやり取りするための搬
送ロボットのハンドの前進、下降、上昇、後退の各動作
を許容する空間が形成される。
【0011】また、前記受部を透明体により構成するこ
とにより、ノッチが受部上に位置した場合であっても光
透過式又は光反射式センサによってノッチを検出できる
ようになるため、ノッチ位置が検出できなかった場合の
リトライ(ノッチ位置の再検出)を行なわなくて済み、
時間短縮を図ることができる。
【0012】他の本発明のノッチ合わせ機は、ノッチが
形成されたウエハを保持する保持手段を備え、該ウエハ
を保持している保持手段を回転駆動するとともに該回転
中にノッチ位置を検出し、ノッチ位置を基準回転位置に
一致させるノッチ合わせ機において、前記保持手段は、
前記ウエハの外周部を下方から支持する落とし込み式ス
テージによって構成され、前記ステージは、各回転軸が
同一軸線上に配される回転ステージと固定ステージとか
らなり、前記固定ステージは、搬送ロボットのハンドと
の間で前記ウエハのやり取りを行なうよう構成され、前
記回転ステージは、前記固定ステージから前記ウエハを
受け取り、該ウエハのノッチ位置検出のために、予め設
定された固定回転位置から回転を開始し、該回転中にノ
ッチ位置が検出できなかったとき、前記固定回転位置で
前記固定ステージに前記ウエハを渡すよう構成され、前
記固定ステージは、前記回転ステージから前記ウエハを
受け取ると、所定角度だけ回転することにより前記ウエ
ハのノッチ位置を補正するよう構成され、前記回転ステ
ージは、前記固定ステージから前記ノッチ位置補正後の
ウエハを受け取り、ノッチ位置検出のために、再び前記
固定回転位置から回転を開始し、ノッチ位置が検出され
ノッチ合わせの終了したウエハを前記固定ステージに渡
すよう構成されることを特徴とする。
【0013】ここで、前記ステージによって支持される
ウエハの外周部が非デバイス形成エリアであるように構
成すると、ステージがウエハのデバイス形成エリアと接
触しないため、デバイス形成エリアを傷付けたりする不
具合を防止することができる。
【0014】具体的には、前記回転ステージは、前記ウ
エハの外周部を下方から支持する三つの第1受部を有
し、各第1受部は、当該回転ステージの回転中心位置を
基準として等角度間隔で配され、かつ、各第1受部は、
平面的に見たとき回転中心位置に向かって直線的に伸び
る幅狭なアームの端部に形成され、前記固定ステージ
は、前記ウエハの外周部を下方から支持する三つの第2
受部を有し、各第2受部は、当該固定ステージの回転中
心位置を基準として等角度間隔で配され、かつ、各第2
受部は、L字状のアームであって平面的に見たとき回転
中心位置に向かって直線的に伸びる幅狭なアームの端部
に形成され、これらのアームにより、該固定ステージと
の間でウエハをやり取りするための前記ハンドの前進、
下降、上昇、後退の各動作を許容する空間が形成され、
前記回転ステージの各アームは、前記固定ステージの各
アームの間に位置して昇降可能とされ、前記回転ステー
ジの上昇時、該回転ステージの各第1受部が前記固定ス
テージの第2受部の間に位置し該第2受部の高さ位置ま
で上昇してきたとき、前記固定ステージの第2受部によ
って支持されているウエハが、前記回転ステージの第1
受部に移載され、また、前記回転ステージの下降時、該
回転ステージの各第1受部が前記固定ステージの第2受
部の間に位置し該第2受部の高さ位置まで下降してきた
とき、前記回転ステージの第1受部によって支持されて
いるウエハが、前記固定ステージの第2受部に移載さ
れ、さらに、前記回転ステージの下降時、該回転ステー
ジの各第1受部が前記固定ステージの第2受部と干渉す
る位置関係にある場合、前記固定ステージは、この干渉
を回避するよう回転する。このように構成することによ
り、ウエハのノッチが回転ステージの第1受部の上に位
置し、通常ノッチ検出用として使用されている光透過式
又は光反射式などの光学的センサによってノッチを検出
できない場合であっても、ウエハを回転ステージから固
定ステージに移載し、固定ステージによってウエハの回
転角度位置を変更し、再び回転ステージに移載すること
により、ノッチを回転ステージの第1受部から外すこと
ができ、ノッチを検出できるようになる。また、回転ス
テージを昇降動作させることで固定ステージ、回転ステ
ージ間でウエハのやり取りを簡単に行なうことができ
る。
【0015】ここで、前記搬送ロボットのハンドは、前
記固定ステージにウエハを渡してからノッチ合わせの終
了したウエハを受け取るまでの間、該ハンドの先端が前
記回転ステージの前記アームの昇降を妨害しない位置ま
で侵入した状態で待機するよう構成すると、ノッチ合わ
せの間、ハンドをノッチ合わせ機の外に待機させる場合
と比べ、ノッチ合わせを早期に開始することができると
ともにノッチ合わせの終了したウエハをノッチ合わせ機
から早期に搬出することができ、ノッチ合わせ機に対す
るウエハ搬入から搬出までに要するトータル時間の短縮
を図ることができる。
【0016】さらに、他の本発明によるノッチ合わせ機
は、ノッチが形成されたウエハを保持する保持手段を備
え、該ウエハを保持している保持手段を回転駆動すると
ともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッチ位置を基
準回転位置に一致させるノッチ合わせ機において、前記
保持手段は、前記ウエハの外周部を下方から支持する落
とし込み式ステージによって構成され、前記ステージ
は、各回転軸が同一軸線上に配される回転ステージと固
定ステージとからなり、前記固定ステージは、前記ウエ
ハの外周部を下方から支持する三つの第2受部を有する
とともに、搬送ロボットのハンドとの間でウエハのやり
取りを行なうよう構成され、前記各第2受部は、当該固
定ステージの回転中心位置を基準として等角度間隔で配
され、かつ、各第2受部は、L字状のアームであって平
面的に見たとき回転中心位置に向かって直線的に伸びる
幅狭なアームの端部に形成され、これらのアームによ
り、該固定ステージとの間でウエハをやり取りするため
の前記ハンドの前進、下降、上昇、後退の各動作を許容
する空間が形成され、前記回転ステージは、前記ウエハ
の外周部を下方から支持する透明体からなる三つの第1
受部を有するとともに、前記固定ステージからウエハを
受け取り、ノッチ位置検出のための回転動作及び検出さ
れたノッチ位置に基づくノッチ合わせのための回転動作
を順に行ない、ノッチ合わせ後のウエハを前記固定ステ
ージに渡すよう構成され、前記各第1受部は、当該回転
ステージの回転中心位置を基準として等角度間隔で配さ
れ、かつ、各第1受部は、平面的に見たとき回転中心位
置に向かって直線的に伸びる幅狭なアームの端部に形成
され、前記回転ステージの各アームは、前記固定ステー
ジの各アームの間に位置して昇降可能とされ、前記回転
ステージの上昇時、該回転ステージの各第1受部が前記
固定ステージの第2受部の間に位置し該第2受部の高さ
位置まで上昇してきたとき、前記固定ステージの第2受
部によって支持されているウエハが、前記回転ステージ
の第1受部に移載され、また、前記回転ステージの下降
時、該回転ステージの各第1受部が前記固定ステージの
第2受部の間に位置し該第2受部の高さ位置まで下降し
てきたとき、前記回転ステージの第1受部によって支持
されているウエハが、前記固定ステージの第2受部に移
載され、さらに、前記回転ステージの下降時、該回転ス
テージの各第1受部が前記固定ステージの第2受部と干
渉する位置関係にある場合、前記固定ステージは、この
干渉を回避するよう回転することを特徴とする。
【0017】ここで、前記第1受部は透明体により構成
されるため、ノッチが受部上に位置した場合であって
も、光が透明体の第1受部を通過することから光透過式
又は光反射式センサによってノッチを検出可能になる。
これに対し、第1受部を非透明体で構成した場合、この
第1受部にノッチが位置したときには第1受部が光を遮
断しノッチが検出できなくなるため、ノッチの回転位置
を第1受部から外して再びノッチ位置を検出する動作
(リトライ)をする必要が生じる。したがって、第1受
部を透明体によって構成することによりリトライが不要
となり時間短縮を図ることができる。
【0018】また、前記ステージによって支持されるウ
エハの外周部を非デバイス形成エリアとすると、ステー
ジがウエハのデバイス形成エリアと接触しないため、デ
バイス形成エリアを傷付けたりする不具合を防止するこ
とができる。
【0019】また、前記搬送ロボットのハンドは、前記
固定ステージにウエハを渡してからノッチ合わせの終了
したウエハを受け取るまでの間、該ハンドの先端が前記
回転ステージの前記アームの昇降を妨害しない位置まで
侵入した状態で待機するよう構成すると、ノッチ合わせ
の間、ハンドをノッチ合わせ機の外に待機させる場合と
比べ、ノッチ合わせを早期に開始することができるとと
もにノッチ合わせの終了したウエハをノッチ合わせ機か
ら早期に搬出することができ、ノッチ合わせ機に対する
ウエハ搬入から搬出までに要するトータル時間の短縮を
図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。
【0021】図1及び図2は、それぞれ、一実施形態に
係るノッチ合わせ機の要部の平面図及び正面断面図を示
す。
【0022】図1及び図2において、ノッチ合わせ機1
00は、外周部200aにノッチが形成されたウエハ2
00、例えば、直径300mmのシリコンウエハを下方
から支持する保持手段としての落とし込み式ステージ
1、2を備える。
【0023】二つのステージ1、2は、単一のステージ
からなるものであってもよいが、ノッチ検出の確実性、
ノッチ検出手段50の簡素化等を図る上では、本実施形
態のように回転ステージ1と固定ステージ2とからなる
二つのステージによって構成することが好ましい。
【0024】回転ステージ1は、ノッチ検出のために、
ウエハ200を下方から支持した状態で、予め定めた固
定回転位置(図1に示す回転位置に対応する。)から一
回転するものである。
【0025】回転ステージ1は、ウエハ200の外周部
200a(好ましくは、非デバイス形成エリア)を下方
から支持する複数(本実施形態では三つ)の第1受部3
を有する。各第1受部3は、回転ステージ1の回転中心
位置を基準として等角度間隔(本実施形態では120°
間隔)で配されている。各第1受部3は、好ましくは、
図1に示すように、平面的に見たとき回転中心位置に向
かって直線的に伸びる幅狭な帯状の第1アーム4の端部
に形成される。
【0026】回転ステージ1の下方には、回転ステージ
1を回転駆動する第1駆動手段5が設けられている。第
1駆動手段5は、回転ステージ1の下面に延設された回
転軸6を備え、回転軸6は、固定ステージ2の上下方向
貫通孔2aを非接触状態で通っている。回転軸6の下端
は、ギヤ7、8等動力伝達手段を介してモータ9の出力
軸に連結される。このように、回転ステージ1はモータ
9等を動力源とする第1駆動手段5によって回転可能と
されている。
【0027】また、回転軸6は、回転軸6に対する軸受
10が配設された昇降部材11に固着されている。昇降
部材11は図示しない駆動手段によって昇降可能とされ
ている。このように、回転ステージ1は、駆動手段によ
って昇降部材11と一体となって昇降可能とされてい
る。なお、回転ステージ1は、本実施形態の場合、図2
に示すように、上位置U、中間位置M、下位置Lの三つ
の高さ位置の間で昇降し、上位置Uに位置していると
き、一回転される。
【0028】機台12の上には、ブラケット13が取着
されている。ブラケット13には、回転ステージ1の一
回転中にウエハ200のノッチを検出するための光透過
式又は光反射式などの光学的センサ(ノッチ検出手段)
50が配設されている。
【0029】固定ステージ2は、搬送ロボットのハンド
300からノッチ合わせの対象とされるウエハ200を
受け取り、その後、ノッチ合わせの終了したウエハ20
0をハンド300に渡す際にウエハ200が載置される
ものである。さらに、固定ステージ2は、回転ステージ
1の一回転中にノッチ位置が検出できなかったとき、回
転ステージ1から当該ウエハ200を受け取り、ノッチ
検出を可能にすべくウエハ200を所定角度例えば10
°だけ回転し、回転後のウエハ200を回転ステージ1
に渡すよう構成される。
【0030】固定ステージ2は、回転ステージ1と同
様、ウエハ200の外周部200a(非デバイス形成エ
リア)を下方から支持する複数(本実施形態では三つ)
の第2受部14を有し、各第2受部14は、固定ステー
ジ2の回転中心位置を基準として等角度間隔(120°
間隔)で配され、かつ、回転ステージ1の隣り合う第1
受部3の間(好ましくは真ん中)に位置するよう配され
る。各第2受部14は、第1受部3と同様、好ましく
は、図1に示すように、平面的に見たとき回転中心位置
に向かって直線的に伸びる幅狭な帯状かつL字状の第2
アーム15の端部に形成される。
【0031】固定ステージ2の下方には、固定ステージ
2を回転駆動する第2駆動手段16が設けられている。
第2駆動手段16は、回転ステージ1の回転軸6が通る
上下貫通孔2aを形成する回転軸17を備える。この回
転軸17の下端は、ギヤ18、19等動力伝達手段を介
してモータ20の出力軸に連結される。したがって、固
定ステージ2はモータ20等を動力源とする第2駆動手
段16により回転可能とされている。
【0032】固定ステージ2は、空間21を形成し、こ
の空間21に回転ステージ1が昇降可能に収容されてい
る。空間21は、固定ステージ2の第2アーム15によ
り形成され、L字状の第2アーム15の垂直フレーム部
15aの上端に、上記第2受部14が形成されている。
【0033】回転ステージ1の上昇時、回転ステージ1
の第1受部3が固定ステージ2の第2受部14の高さ位
置まで上昇してきたとき、固定ステージ2の第2受部1
4によって支持されているウエハ200は、回転ステー
ジ1の第1受部3に移載される。
【0034】また、回転ステージ1の下降時、回転ステ
ージ1の第1受部3が固定ステージ2の第2受部14の
高さ位置まで下降してきたとき、回転ステージ1の第1
受部3によって支持されているウエハ200は、固定ス
テージ2の第2受部14に移載される。
【0035】当該ノッチ合わせ機100に対するウエハ
200の搬入及び搬出は、搬送ロボットのハンド300
によって行なわれる。
【0036】搬送ロボットのハンド300は、搬入した
ウエハ200に対してノッチ合わせが行なわれている
間、回転ステージ1の昇降動作、換言すると第1アーム
4の昇降動作を妨害しない位置Wまで侵入した状態で待
機する。
【0037】次に、上記のように構成されたノッチ合わ
せ機100の動作を図3に基づいて順に説明する。
【0038】 ノッチ合わせ機100の初期状態 搬送ロボットによるノッチ合わせ機100へのウエハ2
00搬入前においては、回転ステージ1は下位置Lに維
持される。
【0039】 ノッチ合わせ機100へのウエハ20
0搬入 搬送ロボットは、固定ステージ2の第2受部14の上方
位置まで、ウエハ200を支持しているハンド300を
前進させ(S1)、次に、下降させる(S2)。このハ
ンド300の下降時、ハンド300が第2受部14の高
さ位置まで下降してくると、ハンド300に支持されて
いるウエハ200の外周部200aが第2受部14と当
接し、ウエハ200はハンド300から固定ステージ2
に移載される。その後、ハンド300は図2に示す高さ
位置で下降を停止し、図1に示す先端位置W、すなわ
ち、後述する回転ステージ1の上昇時に回転ステージ1
とハンド300とが干渉することがなく回転ステージ1
の上昇を阻害しない位置W、まで後退して待機する(S
3)。なお、ハンド300の下降時、ハンド300は、
固定ステージ2の第2受部14との相対的位置関係によ
り固定ステージ2と干渉することなく下降できる。
【0040】 固定ステージ2から回転ステージ1へ
のウエハ200移載 ノッチ合わせ機100は、図示しない駆動手段により昇
降部材11を上昇させ、下位置Lにある回転ステージ1
を上位置Uまで上昇させる(S4)。この回転ステージ
1の上昇時、回転ステージ1の第1受部3が、固定ステ
ージ2の第2受部14の高さ位置まで上昇してくると、
第2受部14により支持されているウエハ200の外周
部200aが第1受部3と当接し、ウエハ200は固定
ステージ2から回転ステージ1に移載される。その後、
回転ステージ1は上位置Uで上昇を停止する。なお、こ
の回転ステージ1の上昇時、ハンド300は上述したよ
うな待機状態にあり、また、回転ステージ1は固定ステ
ージ2の上方に開口する空間21に収容され、かつ、第
1受部3と第2受部14とが平面的な位相差をもってい
るため、回転ステージ1は、ハンド300及び固定ステ
ージ2と干渉することなく上昇することができる。
【0041】 回転ステージ1の回転及びノッチ位置
検出 第1駆動手段5により、ウエハ200を支持している回
転ステージ1を固定回転位置から一回転させる(S
5)。この回転中、ノッチ検出手段503は、ウエハ2
00のノッチ位置を検出する動作を行なう(S6)。
【0042】a ノッチ位置を検出できた場合 (1) ノッチ合わせ ノッチ検出手段50によって検出されたノッチ位置に基
づき第1駆動手段5を制御し、回転ステージ1の回転に
より、ウエハ200をそのノッチが予め定めた基準回転
位置にくるまで回転させる(S7)。
【0043】(2) 回転ステージ1、固定ステージ2間
の干渉の有無の判断 上記ノッチ合わせ後の回転ステージ1をそのまま下降さ
せると固定ステージ2と干渉することになるかどうかを
判断する(S8)。この判断は、回転ステージ1の第1
受部3と固定ステージ2の第2受部14の各回転位置に
基づいて行なわれる。ステージ1、2が干渉すると判断
した場合、固定ステージ2を干渉を回避できる角度分回
転させる(S9)。一方、ステージ1、2が干渉しない
と判断した場合、固定ステージ2は回転させない。
【0044】(3) 回転ステージ1から固定ステージ2
へのウエハ200移載 昇降部材11を下降させ、上位置Uにある回転ステージ
1を中間位置Mまで下降させる(S10)。この回転ス
テージ1の下降動作は、上記のように固定ステージ2に
対しステージ1、2の干渉を回避するための回転動作を
させた後であるため、固定ステージ2と干渉することな
く円滑に行なわれる。この回転ステージ1の下降時、回
転ステージ1の第1受部3が、固定ステージ2の第2受
部14の高さ位置まで下降してくると、第1受部3によ
り支持されているウエハ200の外周部200aが第2
受部14と当接し、ウエハ200は回転ステージ1から
固定ステージ2に移載される。
【0045】(4) 回転ステージ1の復帰 中間位置Mにある回転ステージ1を元の固定回転位置ま
で回転させ、その後、回転ステージ1を元の下位置Lま
で下降させる(S11)。この下降時、回転ステージ1
は、既に固定回転位置に復帰しているため、ハンド30
0と干渉することなく下降できる。
【0046】(5) ノッチ合わせ機100からのウエハ
200搬出 搬送ロボットは、待機状態にあるハンド300を固定ス
テージ2の第2受部14の下方位置まで前進させ(S1
2)、次に、上昇させる(S13)。このハンド300
の上昇時、ハンド300が第2受部14の高さ位置まで
上昇してくると、ハンド300がウエハ200と当接
し、ウエハ200は固定ステージ2からハンド300に
移載される。その後、ハンド300を後退させ、ウエハ
200をノッチ合わせ機100から搬出する(S1
4)。
【0047】(6) 固定ステージ2の復帰 上述した固定ステージ2の回転(S9)を行なった場
合、固定ステージ2を元の固定回転位置まで回転させ、
動作を終了する。
【0048】b ノッチ位置を検出できなかった場合 ノッチが回転ステージ1の第1受部3の上に位置してい
るとき、ノッチ位置を検出できない場合がある。そのよ
うな場合、次のように動作される。
【0049】(1) 回転ステージ1から固定ステージ2
へのウエハ200移載 昇降部材11を下降させ、上位置Uにある回転ステージ
1を中間位置Mまで下降させる(S17)。この回転ス
テージ1の下降時、回転ステージ1の第1受部3が、固
定ステージ2の第2受部14の高さ位置まで下降してく
ると、第1受部3により支持されているウエハ200の
外周部200aが第2受部14と当接し、ウエハ200
は回転ステージ1から固定ステージ2に移載される。そ
の後、回転ステージ1は中間位置Mで下降を停止する。
【0050】(2) 固定ステージ2の回転 第2駆動手段16により、固定ステージ2を所定角度例
えば10°回転させる(S18)。なお、この角度は、
第1受部3の円周方向の幅に基づいて定められ、かつ、
固定ステージ2の回転により第2アーム15がハンド3
00と干渉する不具合を回避できる範囲に定められる。
【0051】(3) 固定ステージ2から回転ステージ1
へのウエハ200移載 昇降部材11を上昇させ、中間位置Mにある回転ステー
ジ1を上位置Uまで上昇させる(S19)。この回転ス
テージ1の上昇時、上記と同様の動作により、ウエハ
200は固定ステージ2から回転ステージ1に移載さ
れ、その後、回転ステージ1は上位置Uで上昇を停止す
る。なお、回転ステージ1に移載されたウエハ200
は、上述した固定ステージ2の回転後に回転ステージ1
に移載されたものであるため、上記の動作により回転
ステージ1に移載されたときと比べ、所定角度分の位相
差をもって回転ステージ1に支持されている。
【0052】(4) 固定ステージ2の復帰 固定ステージ2を元の回転位置まで復帰させる(S2
0)。
【0053】(5) リトライ回数のカウントアップ ノッチ検出のリトライ回数をカウントアップする(S2
1)。
【0054】(6) 回転ステージ1の回転及びノッチ位
置検出 第1駆動手段5により、ウエハ200を支持している回
転ステージ1を固定回転位置から一回転させる(S
5)。この回転中、ノッチ検出手段50は、再び、ウエ
ハ200のノッチ位置を検出する動作を行なう(S
6)。
【0055】(7)a ノッチ位置を検出できた場合 上記a と同様、ノッチ合わせ、回転ステージ1から固
定ステージ2へのウエハ200移載、回転ステージ1の
復帰、ノッチ合わせ機100からのウエハ200搬出等
(S7〜S15)を行ない、動作を終了する。
【0056】(7)b ノッチ位置を検出できなかった場合 上記b と同様、回転ステージ1から固定ステージ2へ
のウエハ200移載、固定ステージ2の回転、固定ステ
ージ2から回転ステージ1へのウエハ200移載、回転
ステージ1の回転、ノッチ位置検出及び固定ステージ2
の復帰等(S17〜S21)を行なう。なお、リトライ
回数が所定値に達したとき(S16)、ノッチ合わせを
中止し(S22)、適宜、ノッチ合わせ機100からウ
エハ200を搬出して動作を終了するようにしてもよ
い。
【0057】以上説明したように、本実施形態に係るノ
ッチ合わせ機100は、ウエハ200の外周部200a
を下方から支持する落とし込み式ステージ(回転ステー
ジ1、固定ステージ2)を備える。このため、ステージ
のウエハ保持面(第1受部3、第2受部14)にノッチ
が位置するようになっても、従来の真空吸着の場合のよ
うな吸着力の減少が発生せずステージを高速回転させる
ことが可能となるため、ノッチ合わせに要する時間の短
縮を図ることができる。
【0058】また、ステージのウエハ保持面にノッチが
位置する場合、光透過式又は光反射式などの光学的セン
サによるノッチ検出が困難になるが、本実施形態では、
上記ステージを回転ステージ1と固定ステージ2とから
構成し、回転ステージ1に対しては、支持しているウエ
ハ200のノッチ位置検出のために、予め設定された固
定回転位置から回転を開始するよう構成し、固定ステー
ジ2に対しては、回転ステージ1の回転中にノッチ位置
が検出できなかったとき、回転ステージ1から当該ウエ
ハ200を受け取り、所定角度だけ回転し、当該ウエハ
200を回転ステージ1に渡すよう構成している。この
ため、当初ノッチ検出ができなかった場合であっても、
ウエハ200の位相(回転位置)が変更されて再度ノッ
チ検出動作が行なわれることとなり、ノッチ検出が可能
となる。
【0059】また、ステージ1、2の受部3、14によ
って支持されるウエハ200の外周部200aを非デバ
イス形成エリアとしたことにより、受部3、14がウエ
ハ200のデバイス形成エリアと接触しないため、デバ
イス形成エリアを傷付けたりする不具合を防止すること
ができる。
【0060】また、搬送ロボットのハンド300は、固
定ステージ2にウエハ200を渡してからノッチ合わせ
の終了したウエハ200を受け取るまでの間、該ハンド
300の先端が回転ステージ1のアーム4の昇降を妨害
しない位置まで侵入した状態で待機する。このため、ノ
ッチ合わせの間、ハンド300をノッチ合わせ機の外に
待機させる場合と比べ、ノッチ合わせを早期に開始する
ことができるとともにノッチ合わせの終了したウエハ2
00をノッチ合わせ機から早期に搬出することができ、
ノッチ合わせ機に対するウエハ搬入から搬出までに要す
るトータル時間の短縮を図ることができる。
【0061】上述した実施例では、回転ステージ1と固
定ステージ2とからなる二つのステージを用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの落
とし込み式ステージを用いてノッチ合わせを行なうよう
構成しても、ノッチ合わせに要する時間の短縮を図るこ
とが可能である。
【0062】また、回転ステージ1の第1受部3を透明
体例えばアクリル樹脂により構成することにより、ノッ
チが第1受部3上に位置した場合であっても光透過式又
は光反射式センサによってノッチを検出可能になる。こ
のため、固定ステージ2による上述したようなノッチ位
置の補正動作(S16〜S22)が不要となり、時間短
縮を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
落とし込み式ステージの採用により、ステージの高速回
転が可能となり、ノッチ合わせに要する時間の短縮を図
ることができる。
【0064】また、落とし込みステージを固定ステージ
と回転ステージとからなる二つのステージにより構成
し、回転ステージにノッチ検出のための回転動作をさ
せ、固定ステージにウエハの回転位置の調整を行なわせ
ることにより、ノッチが回転ステージのウエハ保持面に
位置した場合であっても、固定ステージによりウエハの
回転位置を調整することによりノッチを回転ステージの
ウエハ保持面から外すことができ、したがってノッチ検
出が可能になる。
【0065】また、回転ステージの昇降動作を阻害しな
い位置までハンドを侵入させて待機状態とさせることに
より、ノッチ合わせ機に対するウエハ搬入から搬出まで
に要するトータル時間の短縮を図ることができる。
【0066】また、回転ステージの第1受部を透明体例
えばアクリル樹脂により構成することにより、ノッチが
第1受部上に位置した場合であっても光透過式又は光反
射式センサによってノッチを検出可能になり、ノッチ位
置の補正動作が不要となり、時間短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るノッチ合わせ機の要部の平面
図を示す。
【図2】同じく要部の正面断面図を示す。
【図3】上記ノッチ合わせ機の動作例を表すフローチャ
ートを示す。
【符号の説明】
100 ノッチ合わせ機 1 回転ステージ(保持手段、落とし込み式ステー
ジ) 2 固定ステージ(保持手段、落とし込み式ステー
ジ) 3 第1受部(受部) 4 第1アーム(アーム) 14 第2受部(受部) 15 第2アーム(アーム) 21 空間 50 ノッチ検出手段 200 ウエハ 200a 外周部 300 ハンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 貴志 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内 Fターム(参考) 5F031 BB09 BC01 CC12 GG02 GG15 HH05 JJ05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノッチが形成されたウエハを保持する保
    持手段を備え、該ウエハを保持している保持手段を回転
    駆動するとともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッ
    チ位置を基準回転位置に一致させるノッチ合わせ機にお
    いて、 前記保持手段は、前記ウエハの外周部を下方から支持す
    る落とし込み式ステージによって構成されることを特徴
    とするノッチ合わせ機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ステージによって支持されるウエハの外周部は、非
    デバイス形成エリアであることを特徴とするノッチ合わ
    せ機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記ステージは、前記ウエハの外周部を下方から支持す
    る三つの受部を有し、各受部は、当該ステージの回転中
    心位置を基準として等角度間隔で配され、かつ、各受部
    は、L字状のアームであって平面的に見たとき回転中心
    位置に向かって直線的に伸びる幅狭なアームの端部に形
    成され、これらのアームにより、該ステージとの間でウ
    エハをやり取りするための搬送ロボットのハンドの前
    進、下降、上昇、後退の各動作を許容する空間が形成さ
    れることを特徴とするノッチ合わせ機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記受部は透明体に
    より構成されることを特徴とするノッチ合わせ機。
  5. 【請求項5】 ノッチが形成されたウエハを保持する保
    持手段を備え、該ウエハを保持している保持手段を回転
    駆動するとともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッ
    チ位置を基準回転位置に一致させるノッチ合わせ機にお
    いて、 前記保持手段は、前記ウエハの外周部を下方から支持す
    る落とし込み式ステージによって構成され、 前記ステージは、各回転軸が同一軸線上に配される回転
    ステージと固定ステージとからなり、 前記固定ステージは、搬送ロボットのハンドとの間で前
    記ウエハのやり取りを行なうよう構成され、 前記回転ステージは、前記固定ステージから前記ウエハ
    を受け取り、該ウエハのノッチ位置検出のために、予め
    設定された固定回転位置から回転を開始し、該回転中に
    ノッチ位置が検出できなかったとき、前記固定回転位置
    で前記固定ステージに前記ウエハを渡すよう構成され、 前記固定ステージは、前記回転ステージから前記ウエハ
    を受け取ると、所定角度だけ回転することにより前記ウ
    エハのノッチ位置を補正するよう構成され、 前記回転ステージは、前記固定ステージから前記ノッチ
    位置補正後のウエハを受け取り、ノッチ位置検出のため
    に、再び前記固定回転位置から回転を開始し、ノッチ位
    置が検出されノッチ合わせの終了したウエハを前記固定
    ステージに渡すよう構成されることを特徴とするノッチ
    合わせ機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ステージによって支持されるウエハの外周部は、非
    デバイス形成エリアであることを特徴とするノッチ合わ
    せ機。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、 前記回転ステージは、前記ウエハの外周部を下方から支
    持する三つの第1受部を有し、各第1受部は、当該回転
    ステージの回転中心位置を基準として等角度間隔で配さ
    れ、かつ、各第1受部は、平面的に見たとき回転中心位
    置に向かって直線的に伸びる幅狭なアームの端部に形成
    され、 前記固定ステージは、前記ウエハの外周部を下方から支
    持する三つの第2受部を有し、各第2受部は、当該固定
    ステージの回転中心位置を基準として等角度間隔で配さ
    れ、かつ、各第2受部は、L字状のアームであって平面
    的に見たとき回転中心位置に向かって直線的に伸びる幅
    狭なアームの端部に形成され、これらのアームにより、
    該固定ステージとの間でウエハをやり取りするための前
    記ハンドの前進、下降、上昇、後退の各動作を許容する
    空間が形成され、 前記回転ステージの各アームは、前記固定ステージの各
    アームの間に位置して昇降可能とされ、 前記回転ステージの上昇時、該回転ステージの各第1受
    部が前記固定ステージの第2受部の間に位置し該第2受
    部の高さ位置まで上昇してきたとき、前記固定ステージ
    の第2受部によって支持されているウエハが、前記回転
    ステージの第1受部に移載され、 また、前記回転ステージの下降時、該回転ステージの各
    第1受部が前記固定ステージの第2受部の間に位置し該
    第2受部の高さ位置まで下降してきたとき、前記回転ス
    テージの第1受部によって支持されているウエハが、前
    記固定ステージの第2受部に移載され、 さらに、前記回転ステージの下降時、該回転ステージの
    各第1受部が前記固定ステージの第2受部と干渉する位
    置関係にある場合、前記固定ステージは、この干渉を回
    避するよう回転することを特徴とするノッチ合わせ機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記搬送ロボットのハンドは、前記固定ステージにウエ
    ハを渡してからノッチ合わせの終了したウエハを受け取
    るまでの間、該ハンドの先端が前記回転ステージの前記
    アームの昇降を妨害しない位置まで侵入した状態で待機
    することを特徴とするノッチ合わせ機。
  9. 【請求項9】 ノッチが形成されたウエハを保持する保
    持手段を備え、該ウエハを保持している保持手段を回転
    駆動するとともに該回転中にノッチ位置を検出し、ノッ
    チ位置を基準回転位置に一致させるノッチ合わせ機にお
    いて、 前記保持手段は、前記ウエハの外周部を下方から支持す
    る落とし込み式ステージによって構成され、 前記ステージは、各回転軸が同一軸線上に配される回転
    ステージと固定ステージとからなり、 前記固定ステージは、前記ウエハの外周部を下方から支
    持する三つの第2受部を有するとともに、搬送ロボット
    のハンドとの間でウエハのやり取りを行なうよう構成さ
    れ、 前記各第2受部は、当該固定ステージの回転中心位置を
    基準として等角度間隔で配され、かつ、各第2受部は、
    L字状のアームであって平面的に見たとき回転中心位置
    に向かって直線的に伸びる幅狭なアームの端部に形成さ
    れ、これらのアームにより、該固定ステージとの間でウ
    エハをやり取りするための前記ハンドの前進、下降、上
    昇、後退の各動作を許容する空間が形成され、 前記回転ステージは、前記ウエハの外周部を下方から支
    持する透明体からなる三つの第1受部を有するととも
    に、前記固定ステージからウエハを受け取り、ノッチ位
    置検出のための回転動作及び検出されたノッチ位置に基
    づくノッチ合わせのための回転動作を順に行ない、ノッ
    チ合わせ後のウエハを前記固定ステージに渡すよう構成
    され、 前記各第1受部は、当該回転ステージの回転中心位置を
    基準として等角度間隔で配され、かつ、各第1受部は、
    平面的に見たとき回転中心位置に向かって直線的に伸び
    る幅狭なアームの端部に形成され、 前記回転ステージの各アームは、前記固定ステージの各
    アームの間に位置して昇降可能とされ、 前記回転ステージの上昇時、該回転ステージの各第1受
    部が前記固定ステージの第2受部の間に位置し該第2受
    部の高さ位置まで上昇してきたとき、前記固定ステージ
    の第2受部によって支持されているウエハが、前記回転
    ステージの第1受部に移載され、 また、前記回転ステージの下降時、該回転ステージの各
    第1受部が前記固定ステージの第2受部の間に位置し該
    第2受部の高さ位置まで下降してきたとき、前記回転ス
    テージの第1受部によって支持されているウエハが、前
    記固定ステージの第2受部に移載され、 さらに、前記回転ステージの下降時、該回転ステージの
    各第1受部が前記固定ステージの第2受部と干渉する位
    置関係にある場合、前記固定ステージは、この干渉を回
    避するよう回転することを特徴とするノッチ合わせ機。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記ステージによって支持されるウエハの外周部は、非
    デバイス形成エリアであることを特徴とするノッチ合わ
    せ機。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10において、 前記搬送ロボットのハンドは、前記固定ステージにウエ
    ハを渡してからノッチ合わせの終了したウエハを受け取
    るまでの間、該ハンドの先端が前記回転ステージの前記
    アームの昇降を妨害しない位置まで侵入した状態で待機
    することを特徴とするノッチ合わせ機。
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