JP2000021887A - 半導体集積回路のゲッタリング方法及び半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路のゲッタリング方法及び半導体集積回路

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JP2000021887A
JP2000021887A JP19087198A JP19087198A JP2000021887A JP 2000021887 A JP2000021887 A JP 2000021887A JP 19087198 A JP19087198 A JP 19087198A JP 19087198 A JP19087198 A JP 19087198A JP 2000021887 A JP2000021887 A JP 2000021887A
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gettering
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semiconductor integrated
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oxide film
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Minoru Yokozawa
実 横澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路のゲッタリング 【解決手段】P/P+エピタキシャル基板を用いてなる
半導体集積回路において,該エピタキシャル基板のP+
サブストレートの抵抗率を5mΩ−cmから15mΩ−
cmとすることにより該半導体集積回路に不具合をもた
らす金属不純物を効果的にゲッタリングする。 【効果】MOS型トランジスタのゲート酸化膜破壊の防
止。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
ゲッタリングに関する。
【0002】P/P+エピタキシャル基板(以下,本発
明におけるシリコン半導体のPおよびP+の不純物元素
はボロンBとする)を用いる半導体集積回路のゲッタリ
ングにおいて,該エピタキシャル基板のP+サブストレ
ートの抵抗率を5mΩ−cmから15mΩ−cmとする
ことを特徴としている。
【0003】
【従来の技術】従来P/P+エピタキシャル基板を用い
て半導体集積回路を製造する際,該半導体集積回路のゲ
ッタリング − P/P+エピタキシャル基板中あるいは
公知の方法により半導体集積回路を製造する途中に該基
板外から該基板に侵入するFe,Cu,Ni,Cr等の
不純物原子を該集積回路の能動領域から非能動領域に集
め,該集積回路の動作を妨げないようする方法 − に
は,P+サブストレート中の酸素〔Oi〕とシリコンS
iの反応物をP+サブストレート中に生成させる方法
(イントリンシックゲッタリング)やP+サブストレー
トの裏面にポリシリコン薄膜を形成する方法(ポリバッ
クシール)やP+サブストレートの裏面にサンドブラス
トを形成する方法があった。
【0004】しかしながらそれらの方法によるゲッタリ
ングは,ゲッタリング能力が低かったり,裏面のポリシ
リコン薄膜が剥離して発塵したりして,必ずしも所期の
目的を満足させ半導体集積回路の品質を高めるものでは
なかった。またポリシリコン薄膜はP/P+エピタキシ
ャル基板のコストを上昇させるものでもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】P/P+エピタキシャ
ル基板を用いて公知の方法で半導体集積回路を製造する
場合,しばしば該半導体集積回路内のMOSトランジス
タのゲート酸化膜が破壊され,絶縁性を失うことがあっ
た。このため公知のゲッタリング方法である,P+サブ
ストレート中の酸素〔Oi〕とシリコンSiの反応物を
P+サブストレート中に生成させるイントリンシックゲ
ッタリングや,P+サブストレートのの裏面にポリシリ
コン薄膜を形成する ― ポリバックシール − イクスト
リンシッックゲッタリングにより,ゲート酸化膜破壊の
原因となる金属不純物を該半導体集積回路の非能動領域
に固定していた。
【0006】しかしながら従来のゲッタリング方法では
その能力が充分ではなく,MOSトランジスタのゲート
酸化膜破壊は極少には至らなかった。またポリバックシ
ール法もゲート酸化膜破壊の防止にはならず,逆にポリ
シリコン薄膜の脱落による発塵が歩留まりに悪影響を与
えた。さらには該半導体集積回路の製造コストともなっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は, P/P+エ
ピタキシャル基板を用いる半導体集積回路において金属
不純物のゲッタリングをさらに効果的にし, MOSト
ランジスタのゲート酸化膜破壊を極少にするものであ
る。具体的には,〔Oi〕とシリコンSi反応によるイ
ントリンシックゲッタリングに加え,P/P+エピタキ
シャル基板のP+サブストレートの抵抗率を5mΩ−c
mから15mΩ−cmとし,ボロン/金属不純物対によ
りゲッタリングを行うものである。
【0008】従来のP/P+エピタキシャル基板のP+
サブストレートの抵抗率は,概ね10mΩ−cmから3
0mΩ−cmであり,濃度も低く規格幅も広い。
【0009】
【作用】本発明の作用は,P+サブストレートの抵抗率
が5mΩ−cmから15mΩ−cmのP/P+エピタキ
シャル基板を用いて,ボロン/金属不純物対によりゲッ
タリング効果を高めるものである。
【0010】このようなゲッタリングにより半導体集積
回路の非能動領域に金属不純物を固定した場合,MOS
トランジスタのゲート酸化膜は破壊されず,半導体集積
回路の信頼性を著しく向上できる(図1)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を示す。従
来P/P+エピタキシャル基板のP+サブストレートの
抵抗率規格は,10mΩ−cmから30mΩ−cmが一
般的である。抵抗率の上限は半導体集積回路特性(ラッ
チアップ特性,静電気特性等)からもとまるが,30m
Ω−cmならば充分である。また下限はCZ法により制
限され,ボロンが置換型でシリコンに取り込まれる下限
が5mΩ−cm以下であるため,それより高い値となっ
ていた。
【0012】本発明では,半導体集積回路のゲッタリン
グ特性をMOSトランジスタのゲート酸化膜破壊特性よ
り求め,P+サブストレートの抵抗率を5mΩ−cmか
ら15mΩ−cmと規定した。
【0013】図2にP+サブストレートの抵抗率とゲー
ト酸化膜累積破壊率との関係を示す。ゲート酸化膜累積
破壊率はP+サブストレートの抵抗率が15mΩ−cm
を超えると急激に増加する。
【0014】
【発明の効果】以上の様に、本発明によるP+サブスト
レートの抵抗率を用いて作成したP/P+エピタキシャ
ル基板で製造した半導体集積回路は,金属不純物が充分
ゲッタリングされておりMOSトランジスタのゲート酸
化膜の破壊もなく,高い信頼性が保証される。
【0015】ここではシリコンMOS型半導体集積回路
の実施例を記したが,バイポーラ型半導体集積回路等,
P/P+エピタキシャル基板を用いる他半導体集積回路
でも有効なゲッタリングを提供することは容易に推測で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】〔Oi〕イントリンシックゲッタリングと本発
明のゲッタリングを付加したゲッタリングの効果をゲー
ト酸化膜累積破壊率Fのワイブルプロットを用いて比較
した図。横軸は単位面積(cm2)あたりのゲート酸化
膜を通過した総電荷(C)の常用対数 縦軸はゲート酸化膜累積破壊率Fのワイブル変換値
【図2】P+サブストレートの抵抗率と1C/cm2未
満のゲート酸化膜累積破壊率Fとの関係を示す図。横軸
はP/P+エピタキシャル基板のP+サブストレートの
抵抗率R 縦軸は1C/cm2未満で破壊したゲート酸化膜の累積
破壊率Fの常用対数
【符号の説明】
aは〔Oi〕イントリンシックゲッタリングを処置した
ゲート酸化膜の累積破壊率Fのワイブルプロット bはOi〕イントリンシックゲッタリングに本発明のゲ
ッタリングを付加したゲート酸化膜の累積破壊率Fのワ
イブルプロット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】P/P+シリコンエピタキシャル基板のサ
    ブストレートの抵抗率を5mΩ−cmから15mΩ−c
    m(ボロン添加)とした半導体集積回路のゲッタリング
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゲッタリング方法を使用し
    た半導体集積回路。
JP19087198A 1998-07-06 1998-07-06 半導体集積回路のゲッタリング方法及び半導体集積回路 Withdrawn JP2000021887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9136125B2 (en) 2012-03-23 2015-09-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate of semiconductor device, for gettering metallic impurity
US9385210B2 (en) 2012-08-22 2016-07-05 Fuji Electric Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device using a gettering layer

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US9136125B2 (en) 2012-03-23 2015-09-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate of semiconductor device, for gettering metallic impurity
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