JP2000016741A - エスカレーター - Google Patents

エスカレーター

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JP2000016741A
JP2000016741A JP10188819A JP18881998A JP2000016741A JP 2000016741 A JP2000016741 A JP 2000016741A JP 10188819 A JP10188819 A JP 10188819A JP 18881998 A JP18881998 A JP 18881998A JP 2000016741 A JP2000016741 A JP 2000016741A
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正雄 明石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業中のエスカレーターに誤って一般の
利用者が進入した場合に、警報ブザー等で警告を発する
と共に、エスカレーターを運転不能とし、安全性を向上
するエスカレーターを得る。 【解決手段】 エスカレーターの上下の乗降口14,1
5に設けられ、乗降口14,15を挟んで互いに対向し
て配設された発光部1a,2a及び受光部1b,2bを
有し、エスカレーターに進入する利用者を検出する利用
者検出装置1,2と、運転モードを保守モードとその他
のモードとの間で切り替える選択切替手段10と、選択
切替手段10が、保守モードを選択しているときに、利
用者検出装置1,2の検出信号に基づいて動作し、進入
する利用者があった場合に、エスカレーターを運転不能
とする運転不能手段Xとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は保守作業中に一般
の利用者が進入してきた際に、エスカレー夕ーを運転不
能とするエスカレーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平2−127390
号公報に示された従来のエスカレーターの正面図であ
る。また図12は図11のXII-XII線に沿う矢視断面図
である。図11および図12に示されるように、エスカ
レーター20の下部乗降口14の両側には、ポスト21
とポスト22が対向するように立設されている。ポスト
21には、利用者検出装置1が取付けられ、ポスト21
には下部警報ブザー12が取付けられている。さらに、
下部乗降口14の上方には、下部進入禁止表示灯7が設
けられている。下部進入禁止表示灯7は、進入してきた
一般の利用者に対して警告の案内を行う。
【0003】一方、上部乗降口15の両側には、ポスト
23とポスト24が対向するように立設されている。そ
して、ポスト23には、利用者検出装置2が取付けら
れ、また、ポスト23には上部警報ブザー13が取付け
られている。そしてさらに、上部乗降口15の上方に
は、上部進入禁止表示灯6が設けられている。
【0004】このような従来のエスカレーター案内装置
においては、エスカレーター20の保守作業中に下部乗
降口14、または上部乗降口15に一般の利用者が近づ
くと利用者検出装置1または利用者検出装置2がこの利
用者を検出する。そして、上部進入禁止表示灯6および
下部進入禁止表示灯7が点滅をするともに、上部警報ブ
ザー13と下部警報ブザー12が鳴動し、利用者に対し
て進入してはならない事の警報を発する。
【0005】また、図には示していないが、エスカレー
ターの保守作業中には、一般の利用者の進入を防止する
ため乗降ロ14,15への通路を全て塞ぐように安全柵
が配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレーター
の保守作業においては、上述のようにエスカレーターの
保守作業中は、一般の利用者の進入を防止するため乗降
ロ14,15への通路を全て塞ぐように安全柵が配置さ
れている。しかし、通行人の接触等により配置された安
全柵に隙間が生じたりすることもある。
【0007】また、試運転によりエスカレーターが走行
している状態を見た一般の利用者が、保守作業が終了し
たものと勘違いして進入しようとしたとき等、上記のよ
うに構成された従来のエスカレーター案内装置では、進
入禁止表示灯6,7と警報ブザー12,13により警告
を発するものの、警告を理解出来ない利用者の進入に対
しては防止することが出来ない。そして例えば、試運転
等により踏段が外された状態で走行しているエスカレー
ターにおいては、これに誤って進入した利用者は、落下
する可能性があるので安全性が十分でないという問題点
があった。
【0008】この発明は、上述のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、保守作業中の
エスカレーターに誤って一般の利用者が進入した場合
に、警報ブザー等で警告を発すると共に、エスカレータ
ーを運転不能とし、また試運転中であれば速やかに停止
させ運転不能とする安全性を向上できるエスカレーター
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ーターにおいては、エスカレーターの上下の乗降口に設
けられ、乗降口を挟んで互いに対向して配設された発光
部及び受光部を有し、エスカレーターに進入する利用者
を検出する利用者検出装置と、運転モードを保守モード
とその他のモードとに切り替える選択切替手段と、選択
切替手段が、保守モードを選択しているときに動作し、
利用者検出装置により、進入する利用者があったことを
検出した場合に、エスカレーターを運転不能とする運転
不能手段とを有する。
【0010】また、選択切替手段が、保守モードを選択
しているときに動作し、利用者検出装置により進入する
利用者を検出した場合に、利用者に警告を発する警告手
段をさらに有する。
【0011】また、運転不能手段は、警告手段によって
警告が発せられた後、所定の時間を経過した時点でエス
カレーターを運転不能とする。
【0012】さらに、利用者検出装置を第1の利用者検
出装置とし、利用者の進入方向に沿って第1の利用者検
出装置のエスカレーター側に所定の距離を隔てて設けら
れた第2の利用者検出装置をさらに有し、警告手段は、
第1の利用者検出装置の検出信号により警告を発し、運
転不能手段は、第2の利用者検出装置の検出信号によ
り、エスカレーターを運転不能とする。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明のエ
スカレーターの正面図である。また図2は図1のII-II
線に沿う矢視断面図である。図1および図2において、
20はエスカレーターである。14はエスカレーター2
0の下部乗降口である。一方、15はエスカレーター2
0の上部乗降口である。
【0014】下部乗降口14の両側には、ポスト21と
ポスト22が対向するように立設されている。そして、
一側のポスト21には、発光部1aが固定されている。
そして、他側のポスト22には、受光部1bが固定され
ている。
【0015】ポスト21には、さらに選択切替手段であ
る切替スイッチ10が設けられている。切替スイッチ1
0は運転モードを、自動運転モード、連続運転モードお
よび保守モードの間で選択して切替えることができる。
ポスト21には、さらにまた、警告手段である下部警報
ブザー12が設けられている。一方、ポスト22には、
利用者検出装置1が設けられている。利用者検出装置1
は、発光部1aおよび受光部1bと電気的に接続されて
いる。
【0016】上部乗降口15の両側には、ポスト23と
ポスト24が対向するように立設されている。そして、
一側のポスト23には、発光部2aが固定されている。
そして、他側のポスト24には、受光部2bが固定され
ている。
【0017】ポスト23には、また、ポスト21と同じ
ようにモード選択切替手段である切替スイッチ10が設
けられている。そして、ポスト23には、さらにまた、
上部警ブザー13が設けられている。一方、ポスト24
には、利用者検出装置2が設けられている。利用者検出
装置2は、発光部2aおよび受光部2bと電気的に接続
されている。
【0018】9はエスカレーター終端下部および終端上
部に設けられた起動スイッチ、また11は起動スイッチ
9に隣接して設けられた停止スイッチである。
【0019】図3、図4および図5は切替スイッチ10
の正面図である。図3は、切替スイッチ10において、
連続運転モードが選択された状態、図4は自動運転モー
ドが選択された状態、図5は保守モードが選択された状
態を示す。切替スイッチ10は鍵スイッチとされてお
り、保守員をはじめ特定の人が所有している鍵により自
動運転モード、連続運転モード、保守モードの選択切替
が出来る構造となっている。
【0020】図6はエスカレーターの要部回路図であ
る。図6において+、−は電源端子、SRは利用者検出
装置1または利用者検出装置2が動作した時に付勢され
る常開接点、Sは常開接点SRに直列に接続された補助
リレーである。また、Aは切替スイッチ10の二次側端
子cに接続された自動運転選択リレー、Kは切替スイッ
チ10の二次側端子dに接続された連続運転選択リレ
ー、Mは切替スイッチ10の二次側端子fに接続された
保守選択リレーである。
【0021】切替スイッチ10の構造は、一次側端子a
に対応した2個の二次側端子c、dおよび、一次側端子
bに対応した2個の二次側端子e、fを有する2極双投
スイッチである。そして、切替スイッチ10は、図3に
示された「連続」が選択された状態では、一次側端子a
を支点とするスイッチは二次側端子dに、そして、一次
側端子bを支点とするスイッチは二次側端子eに接続さ
れている。
【0022】また、切替スイッチ10は、図4に示され
た「自動」が選択された状態では、一次側端子aを支点
とするスイッチは二次側端子cに、一次側端子bを支点
とするスイッチは二次側端子eに接続されている。
【0023】さらにまた、切替スイッチ10は、図5に
示される「保守」が選択されたときは、一次側端子aを
支点とするスイッチは二次側端子dに、一次側端子bを
支点とするスイッチは二次側端子fに接続される。
【0024】そして、M1は保守選択リレーMの常閉接
点、およびM2,M3は保守選択リレーMの常開接点で
あり、また、A1は自動運転選択リレーAの常開接点で
あり、さらに、K1は連続運転選択リレーKの常開接点
であり、さらにまた、X1は保守時運転不能リレーXの
常閉接点、およびX2,X3は保守時運転不能リレーX
の常開接点であり、また、S1はSRの補助リレーSの
常開接点である。
【0025】30は例えば駅等に採用されている自動運
転をするための自動運転回路である。自動運転とは、予
め上昇、下降の運転方向が設定された状態で、利用者検
出装置1あるいは利用者検出装置2により利用者が検出
されると走行を開始し、また利用終了後は所定時間を持
って停止し、さらに逆進入者に対しては利用者検出装置
1あるいは利用者検出装置2により、逆進入を検出し警
告を発する自動運転の機能を有する回路である。
【0026】一方、31は例えばデパート等で採用され
ている連続運転をするための連続運転回路である。連続
運転とは、起動スイッチ9の操作で上昇、下降を選択し
て起動され、停止スイッチ11で停止する連続運転の機
能を有する回路である。起動スイッチ9は、連続運転回
路31に接続されている。
【0027】Xは運転不能手段である保守時運転不能リ
レーである。保守時運転不能リレーには、図1および図
2には図示されていないスイッチ26が接続されてい
る。警報ブザー32は、図1および図2の下部警報ブザ
ー12及び上部警報ブザー13によって構成されてい
る。
【0028】次に動作について説明する、切替スイッチ
10が自動運転モードに選択されていると、切替スイッ
チ10の端子aと端子c、および端子bと端子eが各々
接続され、端子a−端子cの回路が形成されるので、リ
レーAが付勢され、常開接点A1が閉となり自動運転回
路30に通電が行われ、上述の自動運転が行われる。
【0029】一方、切替スイッチ10が連続運転モード
を選択されると、切替スイッチ10の端子aと端子d、
および端子bと端子eが各々接続され、端子a−端子d
−常閉接点M1の回路が形成され、連続運転選択リレー
Kが付勢され、常開接点K1が閉じるので、この状態で
起動スイッチ9が閉じられれば、起動スイッチ9−K1
の回路が形成され、連続運転回路31に通電が行われ、
上述の連続運転が行われる。
【0030】さらに、切替スイッチ10が保守モードを
選択されると、切替スイッチ10の端子aと端子d、端
子bと端子fか各々接続され、端子b−端子fの回路が
形成され、保守選択リレーMが付勢され、この状態で起
動スイッチ9が閉じられると、起動スイッチ9−常開接
点M2−常閉接点X1の回路か形成され、連続運転回路
31が通電され保守モードの状態となる。
【0031】この保守モードにおいては、利用者検出装
置1又は利用者検出装置2により進入者が検出される
と、SRが閉じリレーSが付勢され、常開接点S1−常
開接点M3−閉じているリセットスイッチ26の回路が
形成され、リレーXが付勢される。そして、X1が開く
ことにより、形成されていた起動スイッチ−M2−閉じ
ているX1の回路が断たれ、連続運転回路31の通電が
断たれ、エスカレーターは停止される。同時に、X2に
よりリレーXは自己保持され、リセットスイッチ26を
切らない限り連続運転回路31の通電は断ち続けられ、
エスカレーターの運転は不能の状態に保ち続けられる。
また、リレーXが付勢されると、X3が閉じ、X3−警
報ブザー32の回路が形成され警報ブザー32による警
告が発せられる。
【0032】また、切替スイッチ10が保守モードを選
択している場合で、試運転がなされていない状態にて、
進入者が検出された場合も、上述同様リレーXが付勢さ
れ連続運転回路31の通電が断たれるため、起動スイッ
チ9を閉じてもエスカレーターは起動せずリセットスイ
ッチ26を切らない限り運転不能となるとともに、進入
者への警告状態を保ち続ける。
【0033】このように構成されたエスカレーターにお
いては、保守作業中のエスカレーターに誤って一般の利
用者が進入した場合に、警報ブザー等で警告を発すると
共に、エスカレーターを運転不能とし安全性を向上でき
る。
【0034】実施の形態2.図7は本発明のエスカレー
ターの他の例を示す要部回路図である。本実施の形態に
おいては、実施の形態1に対し、警報ブザー32と並列
に付勢時数秒の時限を有したタイムリレーXTが接続さ
れている。そして、実施の形態1において、連続運転回
路31に接続されていた常閉接点X1が、タイムリレー
XTの常閉接点XT1に置き換えられている。その他の
構成は、実施の形態1と同様である。
【0035】図7に基づいて、実施の形態1と異なる部
分の動作を説明する。切替スイッチ10が保守モードを
選択している場合、利用者検出装置1又は利用者検出装
置2により進入者が検出されると、接点SRが閉じリレ
ーSが付勢され、S1−M3−閉じているリセットスイ
ッチ26の回路が形成され、リレーXが付勢され、X3
−警報ブザー32の回路が形成され警報ブザー32が鳴
動する。同時に警報ブザー32に並列に接続されたタイ
ムリレーXTが付勢され、数秒後に接点XTが開きエス
カレーターは停止する。
【0036】このように構成されたエスカレーターにお
いては、進入者に対して警報が発せられた後、所定の時
間を経過した時点でエスカレーターを運転不能とするの
で、保守作業員は、警報が発せられると、エスカレータ
ーが停止することを予測でき、それに対応して避難等を
できるので、保守作業員の作業安全向上を見込むことが
できる。
【0037】実施の形態3.図8は本発明のエスカレー
ターの他の例を示す正面図である。図9は図8のIX-IX
線に沿う矢視断面図である。実施の形態1に対して、下
部側の利用者検出装置1と下部乗降口14との間には第
2の利用者検出装置41が設けられている。一方、上部
側の利用者検出装置2と上部乗降口15との間には第2
の利用者検出装置42が設けられている。
【0038】図10はエスカレーターの要部回路図であ
る。図10において、2SRは第2の利用者検出装置4
1、42の動作により付勢される常開接点、2Sは常開
接点2SRに直列に接続される補助リレー、M4は実施
の形態1で述べたリレーMの常開接点、2S1はリレー
2Sの常開接点、2X2はリレー2Xの常開接点、2X
は第2の保守時運転不能リレーである。また連続運転回
路に接続された2X1は、リレー2Xの常開接点で、実
施の形態1のX1に置き換えられて用いられている。ま
た、リレー2Xには、リセットスイッチ27が接続され
ている。
【0039】図10に基づいて、実施の形態1と異なる
部分の動作を説明すると、切替スイッチ10が保守モー
ドを選択している場合、利用者検出装置1又は利用者検
出装置2により進入者が検出されると、接点SRが閉じ
リレーSが付勢され、S1−M3−閉じているリセット
スイッチ26の回路が形成され、リレーXが付勢され、
X3−警報ブザー32の回路が形成され警報ブザー32
が鳴動する。
【0040】進入者が警報に気付き引き返した場合は、
リレーX回路に接続のリセットスイッチ26の開操作に
よりブザー鳴動は停止し試運転は続行される。
【0041】一方、進入者が進入をそのまま続け第2の
利用者検出装置41あるいは42が動作した場合、接点
2SRが閉じ、リレー2Sが付勢され、M4−2S1−
リセットスイッチ37−リレー2Xの回路が形成され、
リレー2Xが付勢される。これにより、連続運転回路3
1に直列に接続されている接点2X1が開きエスカレー
ターは停止する。同時に接点2X2が閉じ、M4−2X
2−リセットスイッチ27−リレー2Xの回路が形成さ
れ、リレー2Xの付勢が保持され連続運転回路31は切
り離され続け、リセットスイッチ27を開操作しない限
り運転不能の状態が続く。
【0042】このように構成されたエスカレーターにお
いては、第1の利用者検出装置1,2、と第2の利用者
検出装置41,42がもうけられ、第1の利用者検出装置
1,2の検出信号に基づいて進入者に警告が発せられ、
第2の利用者検出装置41,42の検出信号に基づいて
エスカレーターを運転不能とされるので、保守作業員の
作業安全向上を見込むことができるとともに、進入者侵
入者が引き返す事により試運転継続可能となり、保守作
業の効率の向上が計れる。
【0043】
【発明の効果】この発明に係るエスカレーターにおいて
は、エスカレーターの上下の乗降口に設けられ、乗降口
を挟んで互いに対向して配設された発光部及び受光部を
有し、エスカレーターに進入する利用者を検出する利用
者検出装置と、運転モードを保守モードとその他のモー
ドとに切り替える選択切替手段と、選択切替手段が、保
守モードを選択しているときに動作し、利用者検出装置
により、進入する利用者があったことを検出した場合
に、エスカレーターを運転不能とする運転不能手段とを
有する。そのため、保守作業中のエスカレーターに誤っ
て一般の利用者が進入した場合に、エスカレーターを運
転不能とし安全性を向上できる。
【0044】また、選択切替手段が、保守モードを選択
しているときに動作し、利用者検出装置により進入する
利用者を検出した場合に、利用者に警告を発する警告手
段をさらに有する。そのため、保守作業中のエスカレー
ターに誤って一般の利用者が進入した場合に、警報ブザ
ー等で警告を発すると共に、エスカレーターを運転不能
とし安全性を向上できる。
【0045】また、運転不能手段は、警告手段によって
警告が発せられた後、所定の時間を経過した時点でエス
カレーターを運転不能とする。そのため、進入者に対し
て警報が発せられた後、所定の時間を経過した時点でエ
スカレーターを運転不能とするので、保守作業員は、警
報が発せられると、エスカレーターが停止することを予
測でき、それに対応して避難等ができるので、保守作業
員の作業安全向上を見込むことができる。
【0046】さらに、利用者検出装置を第1の利用者検
出装置とし、利用者の進入方向に沿って第1の利用者検
出装置のエスカレーター側に所定の距離隔てて設けられ
た第2の利用者検出装置をさらに有し、警告手段は、第
1の利用者検出装置の検出信号により警告を発し、運転
不能手段は、第2の利用者検出装置の検出信号により、
エスカレーターを運転不能とする。そのため、そのた
め、保守作業員の作業安全向上を見込むことができると
ともに、進入者侵入者が引き返す事により試運転継続可
能となり、保守作業の効率の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 は本発明のエスカレーターの正面図である。
【図2】 図1のII-II線に沿う矢視断面図である。
【図3】 連続運転が選択された状態の切替スイッチの
正面図である。
【図4】 自動運転が選択された状態の切替スイッチの
正面図である。
【図5】 保守が選択された状態の切替スイッチの正面
図である。
【図6】 エスカレーターの要部回路図である。
【図7】 本発明のエスカレーターの他の例を示す要部
回路図である。
【図8】 本発明のエスカレーターの他の例を示す正面
図である。
【図9】 図8のIX-IX線に沿う矢視断面図である。
【図10】 エスカレーターの要部回路図である。
【図11】 従来のエスカレーターの正面図である。
【図12】 図11のXII-XII線に沿う矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 利用者検出装置(第1の利用者検出装置)、1
a,2a 発光部、1b,2b 受光部、10 切替ス
イッチ(選択切替手段)、12,13,32警報ブザー
(警告手段)、14 下部乗降口(乗降口)、15 上
部乗降口(乗降口)、41,42 第2の利用者検出装
置、X 保守時運転不能リレー(運転不能手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレーターの上下の乗降口に設けら
    れ、該乗降口を挟んで互いに対向して配設された発光部
    及び受光部を有し、エスカレーターに進入する利用者を
    検出する利用者検出装置と、 運転モードを保守モードとその他のモードとに切り替え
    る選択切替手段と、 上記選択切替手段が、上記保守モードを選択していると
    きに動作し、上記利用者検出装置により、進入する利用
    者があったことを検出した場合に、上記エスカレーター
    を運転不能とする運転不能手段とを有することを特徴と
    するエスカレーター。
  2. 【請求項2】 上記選択切替手段が、上記保守モードを
    選択しているときに動作し、上記利用者検出装置により
    進入する利用者を検出した場合に、該利用者に警告を発
    する警告手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    記載のエスカレーター。
  3. 【請求項3】 上記運転不能手段は、上記警告手段によ
    って警告が発せられた後、所定の時間を経過した時点で
    上記エスカレーターを運転不能とする請求項2記載のエ
    スカレーター。
  4. 【請求項4】 上記利用者検出装置を第1の利用者検出
    装置とし、利用者の進入方向に沿って該第1の利用者検
    出装置のエスカレーター側に所定の距離隔てて設けられ
    た第2の利用者検出装置をさらに有し、 上記警告手段は、上記第1の利用者検出装置の検出信号
    により警告を発し、 上記運転不能手段は、上記第2の利用者検出装置の検出
    信号により、上記エスカレーターを運転不能とする請求
    項2記載のエスカレーター。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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