JPH07277626A - エレベータ安全スイッチの短絡装置 - Google Patents

エレベータ安全スイッチの短絡装置

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JPH07277626A
JPH07277626A JP6731994A JP6731994A JPH07277626A JP H07277626 A JPH07277626 A JP H07277626A JP 6731994 A JP6731994 A JP 6731994A JP 6731994 A JP6731994 A JP 6731994A JP H07277626 A JPH07277626 A JP H07277626A
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JP
Japan
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terminal
safety switch
timer
short
normally closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6731994A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakazawa
伸二 仲沢
Reiji Kajiwara
令史 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH07277626A publication Critical patent/JPH07277626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全スイッチの動作を一時的に無効とする短
絡装置の外し忘れの防止と、外し忘れたとしても悪影響
を与えないようにするエレベータ安全スイッチの短絡装
置の提供。 【構成】 短絡装置6は、第1、第2および第3のクリ
ップ端子7、8、9、報知器10およびタイマ11を備
え、第1と第2のクリップ端子7、8間に常閉時限接点
11b1が介在され、第1と第3のクリップ端子7、9
間に、常閉時限接点11b2、報知器10、タイマ11
を直列に接続したものが介在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエレベータ安全スイッ
チの短絡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、特開平3−
177285号公報に記載されているように、エレベー
タのかご内と機械室間を接続するインターホンと、昇降
路内に設けられ、前記かごの移動許容位置を検出して前
記かごを停止させる安全スイッチとを備えたエレベータ
に対して、このエレベータの動作点検作業時に使用さ
れ、前記安全スイッチの動作を阻止するエレベータ安全
スイッチの短絡装置であり、前記機械室に設けられ、前
記インターホンの呼び出し状態を検出する検出手段と、
この検出手段の検出信号で作動し、前記安全スイッチの
動作を阻止する阻止手段とを設けた構成のものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、短
絡すべき安全スイッチの接点の両側に短絡装置を接続
し、インターホン起動釦を押したとき、短絡状態となる
ようにしたもので、安全スイッチの短絡をかご内より行
えるが、点検作業が完了した後短絡装置の外し忘れを防
止する措置が講じられていない。そのため、外し忘れた
ときにはそのままとなってしまう。また、インターホン
の釦を押したとき、短絡状態となるため、短絡装置を外
し忘れ取付けられたままとなった場合、非常時インター
ホン釦が押されたときも安全スイッチが短絡されてしま
うという不具合が発生する。
【0004】本発明の目的は、外し忘れを防止できると
ともに万一外し忘れたとしても安全スイッチの動作を有
効とすることが可能なエレベータ安全スイッチの短絡装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的はかごが最上階
側または最下階側における許容位置を越して最終位置に
到達したとき動作する安全スイッチの常閉接点と、この
安全スイッチに連動して動作し、かごの走行を停止させ
るための信号を出力するリレーとが直列に接続されそし
て電源P−N間に介在されているエレベータ安全スイッ
チの短絡装置において、かごを前記最終位置を越えた位
置まで移動させ、または移動させた状態で作業を行う際
に使用されるものであって、前記常閉接点の電源側に接
続される第1の端子と、前記常閉接点の反電源側に接続
される第2の端子と、電源の他方側に接続される第3の
端子と、第1の端子と第3の端子との間に介在され、互
いに直列に接続されているタイマ、報知器および前記タ
イマの常閉時限接点と、前記第1の端子と第2の端子間
に介在された前記タイマの常閉時限接点とを備えた構成
となっている。
【0006】
【作用】上記のように、短絡装置の各端子を所定の箇所
に接続すると、第1および第3の端子すなわち電源P−
N間に報知器が介在されて鳴動することになる。そのた
めこの鳴動によって短絡装置が取付けられた状態にある
ことが機械室内に報知され、外し忘れを防止することが
できる。また、タイマが予め設定された所定時間のカウ
ントを完了すると、その常閉時限接点が開き、安全スイ
ッチが開いたときにはリレーが消勢されることになり安
全スイッチの開閉動作が有効で、通常時と同じ状態とな
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明す
る。図において、P、Nは直流電源、1bは最上階側で
許容位置を越した位置に設けられている最終安全スイッ
チの常閉接点、3はかご内に設けられている非常停止ス
イッチ、4は安全スイッチ動作検出用のリレー、4aは
リレー4の常開接点、5は運転制御回路、6は安全スイ
ッチの短絡装置であり、第1のクリップ端子7、第2の
クリップ端子8、第3のクリップ端子9、ブザー、メロ
ディ、チャイム等の報知器10、接点手動復帰スイッチ
を有するタイマ11とから構成されている。そして、各
安全スイッチの常閉接点1b、2b、非常停止スイッチ
3およびリレー4が互いに直列に接続され、電源P−N
間に介在されている。第1のクリップ端子7と第2のク
リップ端子8との間にはタイマ11の常閉時限接点11
1が介在され、第1のクリップ端子7と第3のクリッ
プ端子9間には、タイマ11の常閉時限接点11b2
報知器10およびタイマ11が互いに直列に接続された
状態で介在されている。
【0008】尚、図には示していないが安全スイッチと
して、セフティキャッチスイッチ(非常停止装置の作動
用スイッチ)その他の安全スイッチもあり、これらの常
開接点も前記接点1b、2bと直列に接続されている。
次に短絡装置を電磁ブレーキの分解点検時に利用した場
合の動作について説明する。
【0009】(1)かごを最上階まで運転した後、機械
室内のエレベータ制御装置の電源を切り、制御装置に短
絡装置6の各クリップ端子7、8、9を図1のように接
続する。このとき、第1と第2のクリップ端子7、8
は、短絡すべき安全スイッチの常閉接点1b(または2
b)の両側に接続する。また、第2のクリップ端子8を
常閉接点2bと非常停止スイッチ3の間に接続してもよ
い。
【0010】(2)電源を入れる。これによりタイマ1
1がスタートし、かつ報知器10が鳴動する。
【0011】(3)許容位置を越して最終安全スイッチ
に到達すると、その常閉接点1bが開く。ところが短絡
装置6の常閉時限接点11b1が閉じているので、リレ
ー4は消勢されず、かごは上昇を続けることができる。
これ以上かごが上昇できない位置に到達したらかごを停
止させる。
【0012】(4)電源を切り、電磁ブレーキの分解、
点検作業、組立作業を行う。
【0013】(5)作業完了後、電源を入れてかごを低
速で下降させる。このときかごが運転されないときは、
タイマ11の接点手動復帰スイッチを操作して常閉接点
2b1、2b2を閉じた状態とする。これによりかごの運
転が可能となるとともにタイマ11がスタートし、かつ
報知器10が鳴動する。
【0014】(6)かごが最終安全スイッチの位置より
下降した位置に到達すると、その常閉接点1bを短絡し
なくてもかごの運転が可能となる。
【0015】(7)かごが最上階に到達したら、運転を
止め、機械室内の制御装置の電源を一旦切り、短絡装置
6を外す。尚、報知器10は電源を切らなければ予め設
定された所定時間によりタイマ11が動作して常閉時限
接点11b2が開くまで鳴動しているので、外し忘れを
防止できる。もし外し忘れても、予め設定された所定時
間経過するとタイマ11が動作して常閉時限接点11b
1が開くので、クリップ端子7、8、9が接続されたま
まであっても常閉接点1bは短絡状態とはならず、通常
時と何ら変わりない状態となる。
【0016】上記実施例においては、報知器10と直列
にタイマ11の常閉時限接点11b2を接続し、タイマ
11が所定時間のカウント完了したら報知器10の鳴動
も止まるようにしたが、この接点11b2を介在させ
ず、第1および第3のクリップ端子7、9間に報知器1
0とタイマ11とを直列としたものを介在させてもよ
い。この場合には短絡装置6を取付けて電源が入ってい
れば、その間継続して報知器10が鳴動するが、外し忘
れ防止にはきわめて有効である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、安全
スイッチの動作を一時的に無効状態とする短絡装置の外
し忘れを防止できるとともに、万一外し忘れたとしても
安全スイッチの動作を有効とすることが可能なエレベー
タ安全スイッチの短絡装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【符号の説明】
1b、2b 最終安全スイッチの常閉接点 3 非常停止スイッチ 4 リレー 6 短絡装置 7 第1のクリップ端子 8 第2のクリップ端子 9 第3のクリップ端子 10 報知器 11 タイマ 11b1、11b2 タイマ11の常閉時限接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごが最上階側または最下階側における
    許容位置を越して最終位置に到達したとき動作する安全
    スイッチの常閉接点と、この安全スイッチに連動して動
    作し、かごの走行を停止させるための信号を出力するリ
    レーとが直列に接続されそして電源P−N間に介在され
    ているエレベータ安全スイッチの短絡装置において、か
    ごを前記最終位置を越えた位置まで移動させ、または移
    動させた状態で作業を行う際に使用されるものであっ
    て、前記常閉接点の電源側に接続される第1の端子と、
    前記常閉接点の反電源側に接続される第2の端子と、電
    源の他方側に接続される第3の端子と、第1の端子と第
    3の端子との間に介在され、互いに直列に接続されてい
    るタイマ、報知器および前記タイマの常閉時限接点と、
    前記第1の端子と第2の端子間に介在された前記タイマ
    の常閉時限接点とを備えていることを特徴とするエレベ
    ータ安全スイッチの短絡装置。
  2. 【請求項2】 前記常閉接点の電源側に接続される第1
    の端子と、前記常閉接点の反電源側に接続される第2の
    端子と、電源の他方側に接続される第3の端子と、第1
    の端子と第3の端子との間に介在され、接続されている
    タイマ、報知器と、前記第1の端子と第2の端子間に介
    在された前記タイマの常閉時限接点とを備えていること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ安全スイッチの
    短絡装置。
JP6731994A 1994-04-05 1994-04-05 エレベータ安全スイッチの短絡装置 Pending JPH07277626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102040129A (zh) * 2009-10-09 2011-05-04 株式会社日立制作所 电梯的管制运行装置
CN105270973A (zh) * 2015-11-23 2016-01-27 黄一宸 一种电梯门联锁电路/安全电路故障检测装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102040129A (zh) * 2009-10-09 2011-05-04 株式会社日立制作所 电梯的管制运行装置
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