JP2000015734A - 無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシート、および機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシート - Google Patents
無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシート、および機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシートInfo
- Publication number
- JP2000015734A JP2000015734A JP10187872A JP18787298A JP2000015734A JP 2000015734 A JP2000015734 A JP 2000015734A JP 10187872 A JP10187872 A JP 10187872A JP 18787298 A JP18787298 A JP 18787298A JP 2000015734 A JP2000015734 A JP 2000015734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard coat
- sheet
- film
- coat film
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
れる機能性フィルムを製造するのに、ハードコート層の
膜厚を変えることなく、その弾性率を特定の範囲に制御
することによって、鉛筆硬度が3H〜4Hの水準を実現
すること。 【解決手段】プラスチックフィルムもしくはシート基材
の少なくとも一方の面に硬化樹脂皮膜層を設けたハード
コートフィルムであって、前記硬化樹脂皮膜層の破壊歪
み以下での弾性率が0.5GPaから5.2GPaの範
囲で設定されていることを特徴とする無機薄膜形成用ハ
ードコートフィルムもしくはシートを提供する。
Description
外反射効果、電磁波シールド効果、帯電防止効果、紫外
線吸収効果、反射防止効果、反射強調効果等の各種機能
を有する無機質材を中心に構成される薄膜を表面に設け
る為のハードコートフィルムもしくはシートに関するも
のであり、用途としては特に各種表示装置、具体的には
液晶表示装置、CRT 表示装置、プラズマ表示装置、エレ
クトロクロミック表示装置、発光ダイオード表示装置、
EL表示装置等の表面機能化に適する。
磁波シールド効果、帯電防止効果、紫外線吸収効果、反
射防止効果、反射強調効果等の各種機能を有する無機質
材を中心に構成される薄膜は蒸着、スパッタ、CVD 等の
ドライコーティングプロセスや上記、種々の効果を有す
る機能性超微粒子が分散された樹脂組成物をプラスチッ
クフィルム、シート等に塗布するウエットコーティング
プロセス等の方法で形成することにより製造することが
知られている。このような機能性フィルム、シートにさ
らに耐引っ掻き性、耐擦傷性、耐薬品性等の性能を付与
するために、フィルム、シート基材上に、中間層として
活性エネルギー線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等によるハ
ードコート層を形成し、その上に蒸着、スパッタ、塗布
等の方法によって機能性無機質薄膜を設けることによ
り、機械的なハード性が付与された機能性フィルム、シ
ートを製造することが知られている。
との間にハードコート層を設けることによって、主に機
械的強度を向上させることができる。一般的にハードコ
ートとはJIS K5400 で示される鉛筆硬度試験でH 以上の
硬度を示すものを指し、現実的にはプラスチックフィル
ム、シートを支持体とした場合にハードコート層単独で
2H〜3Hの鉛筆硬度を示すのが一般的である。
コート層単独で2H〜3Hの鉛筆硬度が実現できたとして
も、その表面に機能性無機薄膜層を設けた場合、ハード
コート層と機能性無機薄膜層との密着不足、両層の硬さ
のバランス不良等で硬度が低下するという問題が多い。
に設けた表面硬度に優れる機能性フィルムを製造するの
に、ハードコート層の膜厚を変えることなく、その弾性
率を特定の範囲に制御することによって、鉛筆硬度が3H
〜4Hの水準を実現することを目的とする。さらに本発明
は機能性無機薄膜層を表面に設けた表面硬度に優れる機
能性フィルムが反射防止機能を持つ反射防止フィルム、
シートを提供することを目的とする。
するため、プラスチックフィルムもしくはシート基材の
少なくとも一方の面に硬化樹脂被膜層を設けたハードコ
ートフィルムであって、前記硬化樹脂被膜層の破壊歪み
以下での弾性率が0.5GPaから5.2GPaの範囲であることを
特徴とすることによって達せられ、さらに好ましくは前
記硬化樹脂被膜層の膜厚が0.5 μm 以上、20μm 以下で
あることを特徴とする無機薄膜形成用ハードコートフィ
ルムもしくはシートである。
〜10μm の無機或いは有機の微粒子を含む、或いは表面
が凹凸形状をしていることを特徴とする無機薄膜形成用
ハードコートフィルムもしくはシートであり、さらに前
記の硬化樹脂被膜層が、活性エネルギー線硬化性樹脂の
紫外線もしくは電子線照射による加工工程を経て架橋さ
れていることを特徴とする無機薄膜形成用ハードコート
フィルムもしくはシートの製造方法によって達成するこ
とができる。
ィルムもしくはシートの上に機能性無機薄膜(AR等)
を設けたことを特徴とする機能性無機薄膜付きハードコ
ートフィルムもしくはシートを提供する。
まず無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシー
トの構成材料について説明し、その後、製造方法につい
て述べる。
ムもしくはシートは特に限定されるものではなく、公知
の透明プラスチックフィルムもしくはシートの中から適
宜選択して用いることができる。具体例としては、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファ
ン、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、
アセチルセルロースブチレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレンビニ
ルアルコール、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ
メチルペンテン、ポリスルフォン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、アクリル、ナイロン、フッソ樹脂、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン等の
フィルムもしくはシートを挙げることができるが、本発
明においては、特にトリアセチルセルロースフィルム、
及び一軸延伸ポリエステルが透明性に優れることに加え
て、光学的に異方性が無い点で好ましい。
体への熱のダメージの少なさから、特に活性エネルギー
線硬化型樹脂を用いることが好ましい。活性エネルギー
線硬化型樹脂には特に制限はなく、紫外線や電子線硬化
により鉛筆硬度がH 以上の塗膜を与える樹脂であれば任
意に使用することができる。このような紫外線硬化型樹
脂としては、例えば、多価アルコールのアクリル酸又は
メタクリル酸エステルのような多官能性のアクリレート
樹脂、ジイソシアネート、多価アルコール及びアクリル
酸又はメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステル等か
ら合成されるような多官能性のウレタンアクリレート樹
脂などを挙げることができる。さらにアクリレート系の
官能基を有するポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹
脂、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂等
も必要に応じて好適に使用することができる。
は、比較的低粘度である1、6- ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等
の2官能以上のモノマー及びオリゴマー並びに単官能モ
ノマー、例えばN-ビニルピロリドン、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート等のアクリル酸エステル類、
エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソ
プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキ
シルメタクリレート、イソオクチルメタクリレート、2
- ヒドロキシエチルメタクリレート、シクロヘキシルメ
タクリレート、ノニルフェニルメタクリレート等のメタ
クリル酸エステル類、テトラヒドロフルフリルメタクリ
レート、及びそのカプロラクトン変成物などの誘導体、
スチレン、α- メチルスチレン、アクリル酸等及びそれ
らの混合物、などを使用することができる。
線である場合には、光増感剤(ラジカル重合開始剤)を
添加する必要があり、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、ベンジルメチルケタールなどのベンゾ
インとそのアルキルエーテル類;アセトフェノン、2、
2、- ジメトキシ- 2- フェニルアセトフェノン、1-
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、などのアセ
トフェノン類;メチルアントラキノン、2- エチルアン
トラキノン、2- アミルアントラキノンなどのアントラ
キノン類;チオキサントン、2、4- ジエチルチオキサ
ントン、2、4- ジイソプロピルチオキサントンなどの
チオキサントン類;アセトフェノンジメチルケタール、
ベンジルジメチルケタールなどのケタール類;ベンゾフ
ェノン、4、4- ビスメチルアミノベンゾフェノンなど
のベンゾフェノン類及びアゾ化合物などがある。これら
は単独または2種以上の混合物として使用でき、さらに
はトリエタノールアミン、メチルジエタノールアミンな
どの第3級アミン;2- ジメチルアミノエチル安息香
酸、4- ジメチルアミノ安息香酸エチルなどの安息香酸
誘導体等の光開始助剤などと組み合わせて使用すること
ができる。有機過酸化物や光重合開始剤の使用量は、前
記樹脂組成物の重合性成分100重量部に対して0. 5
〜20重量部、好ましくは1〜15重量部である。
ことによる光学機能として、防眩効果を得たいような場
合には、ハードコート剤中に無機もしくは有機微粒子を
含有させたり、エンボスによって表面に凹凸を形成する
ことによって目的を達することができる。
エネルギー線硬化樹脂中で良好な透明性を保持する微粒
子であれば任意に使用することができる。
ルミナ、チタニア、ジルコニアなどからなる微粒子が用
いられ、その中で防眩性や解像性、ハードコート性等の
点よりシリカ粒子、特に合成シリカ粒子が好ましい。
尚、酸化錫、酸化インジウム、酸化カドミウム、酸化ア
ンチモン、等の導電性の透明微粒子も帯電防止性の付与
に係わらず用いることができる。
架橋構造を有しており、活性エネルギー線硬化樹脂やモ
ノマー、溶剤等による膨潤がない硬質な微粒子を用いる
ことができる。例えば、粒子内部架橋タイプのスチレン
系樹脂、スチレン- アクリル系共重合樹脂、アクリル系
樹脂、ジビニルベンゼン樹脂、シリコーン系樹脂、ウレ
タン樹脂、メラミン樹脂、スチレン- イソプレン系樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、その他反応性ミクロゲル等
を使用することができる。透明微粒子の配合量は、活性
エネルギー線硬化型樹脂100重量部あたり0.5〜2
0重量部、好ましくは1〜15重量部である。
剤を配合することができる。例えばレベリング、表面ス
リップ性等を付与するシリコーン系、フッソ系の添加剤
は硬化膜表面の傷つき防止性に効果があることに加え
て、活性エネルギー線として紫外線を利用する場合は前
記添加剤の空気界面へのブリードによって、酸素による
樹脂の硬化阻害を低下させることができ、低照射強度条
件下に於いても有効な硬化度合を得ることができる。こ
れらの添加量は、活性エネルギー線硬化型樹脂100重
量部に対し0.01〜0.5重量部が適当である。
記述したが、続いて具体的に無機薄膜形成用ハードコー
トフィルムもしくはシートの製造方法を説明する。ハー
ドコート層の塗工方法は任意であるが、生産段階ではロ
ールコーター、リバースロールコーター、グラビアコー
ター、ナイフコーター、バーコーター等によるのが一般
的である。活性エネルギー線源として紫外線を使用する
場合は、高圧水銀灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタ
ルハライドランプ、カーボンアーク、キセノンアーク等
の光源が利用でき、フィラーを含まないクリア塗膜の硬
化には高圧水銀灯、フィラーを含む場合や厚膜の硬化に
はメタルハライドランプが一般的に使用される。また電
子線を利用して硬化する場合にはコックロフトワルト
型、バンデクラフ型、共振変圧型、絶縁コア変圧器型、
直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加
速器から放出される50〜1000KeV 、好ましくは1
00〜300KeV のエネルギーを有する電子線が利用で
きる。
る。 <実施例1>以下に実施例および比較例を挙げて本発明
について具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。なお、部および%は特に断
わりのない限り重量基準である。
に対し、同じく電子線硬化型樹脂であるソフト成分を重
量組成割合で0%, 10%, 20%, 30%, 60%, 100%に配合し、
この組成物を2-ブタノンにて樹脂固形分が70wt% となる
ように調製した塗料組成物をハードコート剤として使用
した。 (ハード成分) ・ペンタエリスリトールトリアクリレート 4重量部 ・トリメチロールプロパントリアクリレート 1重量部 (ソフト成分) ・ウレタンアクリレートオリゴマー(NKオリゴ U-1084
A 、新中村化学工業社製)
ステルフィルムの片面に、前記、電子線硬化型のハード
コート剤をワイヤーバーにて塗布し溶剤分を蒸発させて
厚さ約5μm の塗布層を形成した後、塗膜側より加速電
圧200KeVの電子線を吸収線量3Mrad の条件で硬化処理す
ることにより、ハードコート樹脂層を作製した。ポリエ
ステルフィルムとハードコート層との密着は良好であっ
た。
以下の構成、方法にて上記ハードコート層上に形成し
た。まず高屈折率層としてインジウム錫酸化物(ITO )
をスパッタリング法により形成し、低屈折率層に酸化ケ
イ素からなる反射防止層をプラズマアシスト蒸着法によ
り形成した。各層の屈折率n、形状膜厚d、及び光学膜
厚ndは、 PET フィルム (n=1.62) ハードコート層 (n=1.52 d=約5 μm ) 1層目:ITO (nH=0.25 d=約58nm) 2層目:SiO2 (nL=1.46 d=約38nm) 3層目:ITO (nH=2.05 d=約125nm ) 4層目:SiO2 (nL=1.46 d=約140nm ) とした。但し、nHは高屈折率、nLは低屈折率である。光
学膜厚は、光学式の膜厚モニターにより監視し、目的光
量値に達した時に成膜を止め所定の光学膜厚を得た。波
長430 〜680nm の範囲で反射率は1%以下であった。ハー
ドコート層と導電性反射防止層との密着は良好であっ
た。
て、下記の測定方法により機械的物性を測定し、評価し
た結果を下記の表1に示す。
率(Ef )を算出した。ポリエステルフィルムの弾性率(E
s )、及びポリエステルフィルム/ハードコート層から
成る複合膜の弾性率(Ec)は引っ張り強度試験機を用い
て、その応力-歪み曲線の初期傾斜から求めた。但し、
ハードコート層にはクラックが生じ易い為、クラックが
発生する破壊歪み以下での応力- 歪み曲線を用いた。 σc(b+d)= σfd+ σsb Ec(b+d)=Efd+Esb ∴Ef=(Ec(b+d)-Esb)/d σc :複合膜全体の内部応力 σf :ハードコート層の内部応力 σs :ポリエステルフィルムの内部応力 Ec:複合膜全体の弾性率 Ef:ハードコート層の弾性率 Es:ポリエステルフィルムの弾性率 b :ポリエステルフィルムの厚さ d :ハードコート層の厚さ
示される試験法での傷の有無を判定した。
を400gの荷重をかけながら10回摩擦し、傷の発生の有無
及び傷の程度を目視により観察し、以下の判定基準に従
って評価した。 A :傷の発生が全く認められない。 B :数本の細い傷が認められる。 C :無数の傷が認められる。
耐擦傷性、及びハードコート層上に導電性反射防止層を
設けた形態での鉛筆硬度、耐擦傷性の評価結果を示す。
するに比例してハードコート層の弾性率、鉛筆硬度、耐
擦傷性が低下する。一方、ハードコート層上に機能性無
機薄膜層として導電性反射防止層を設けた場合、ハード
コート層の弾性率が高すぎても、低すぎても鉛筆硬度が
低下し、最適な弾性率の範囲が存在する。
の範囲内で最も高い鉛筆硬度を示し、特にソフト成分が
20〜30% 、弾性率にして約2.8 〜4.2GPaの範囲でハード
コート層の最高硬度である3Hより優れる4Hの硬度が得ら
れた。
く、主に無機薄膜層に依存する。導電性反射防止層上に
形成された鉛筆での引っ掻き傷を顕微鏡で拡大観察する
と、ハードコートの弾性率が高すぎる場合、無機薄膜層
である導電性反射防止層に応力が集中し、無機薄膜層の
みが表面から削り取られているように見えた。またハー
ドコート層の弾性率が低すぎる場合には、ハードコート
と無機薄膜層全体が支持体であるポリエステルフィルム
表面から削り取られている。
囲であれば、鉛筆の先端からの応力をハードコート層の
変形によって分散、吸収することができ、無機薄膜層の
みへの応力集中が緩和されると解釈できる。
に、本発明による無機薄膜形成用ハードコートフィルム
もしくはシート上に機能性無機薄膜層を設けることによ
って、表面硬度に優れる機能性フィルムを製造すること
ができ、特にハードコート層の膜厚を変えることなく、
その弾性率を特定の範囲に制御することによって、鉛筆
硬度で3H〜4Hの水準を実現することができる。さらに本
発明のハードコートは、表面硬度に優れる反射防止機能
を持つ光学フィルムへの利用が可能である。
Claims (5)
- 【請求項1】プラスチックフィルムもしくはシート基材
の少なくとも一方の面に硬化樹脂被膜層を設けたハード
コートフィルムであって、前記硬化樹脂被膜層の破壊歪
み以下での弾性率が0.5GPaから5.2GPaの範囲であること
を特徴とする無機薄膜形成用ハードコートフィルムもし
くはシート。 - 【請求項2】上記硬化樹脂被膜層の膜厚が0.5 μm 以
上、20μm 以下であることを特徴とする請求項1記載の
無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシート。 - 【請求項3】上記硬化樹脂被膜層が平均粒子径0.01〜10
μm の無機或いは有機の微粒子を含む、或いは表面が凹
凸形状をしていることを特徴とする請求項1または2に
記載の無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシ
ート。 - 【請求項4】上記硬化樹脂被膜層が、活性エネルギー線
硬化性樹脂の紫外線もしくは電子線照射による加工工程
を経て架橋されていることを特徴とする請求項1乃至3
に記載の無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくは
シート。 - 【請求項5】請求項1乃至4記載のいずれかの無機薄膜
形成用ハードコートフィルムもしくはシートの上に機能
性無機薄膜を設けたことを特徴とする機能性無機薄膜付
きハードコートフィルムもしくはシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18787298A JP4069499B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ハードコートフィルムもしくはシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18787298A JP4069499B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ハードコートフィルムもしくはシート |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007288472A Division JP4595992B2 (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000015734A true JP2000015734A (ja) | 2000-01-18 |
JP4069499B2 JP4069499B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=16213697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18787298A Expired - Lifetime JP4069499B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ハードコートフィルムもしくはシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4069499B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007316576A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-12-06 | Nitto Denko Corp | 防眩性ハードコートフィルム、偏光板、画像表示装置および防眩性ハードコートフィルムの製造方法 |
JP2007334064A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nitto Denko Corp | 防眩性ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置 |
JP2008032763A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nitto Denko Corp | ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置 |
JP2011075705A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードコートフィルムの製造方法、ハードコートフィルム、偏光板及びディスプレイパネル |
JP2011079219A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Gunze Ltd | ガスバリアフィルムおよびその製造方法 |
JP2011085956A (ja) * | 2011-01-19 | 2011-04-28 | Kimoto & Co Ltd | 透明ハードコートフィルム |
CN104736633A (zh) * | 2012-08-23 | 2015-06-24 | 株式会社Lg化学 | 硬涂料组合物 |
US9403991B2 (en) | 2012-05-31 | 2016-08-02 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating composition |
US9567479B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-02-14 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9765234B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-09-19 | Lg Chem, Ltd. | Laminated hard coating film |
US9778398B2 (en) | 2012-05-31 | 2017-10-03 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film and preparation method thereof |
US9777186B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-10-03 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9783698B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-10-10 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9902868B2 (en) | 2012-08-23 | 2018-02-27 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9926461B2 (en) | 2012-05-31 | 2018-03-27 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US10280330B2 (en) | 2012-08-23 | 2019-05-07 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP18787298A patent/JP4069499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007316576A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-12-06 | Nitto Denko Corp | 防眩性ハードコートフィルム、偏光板、画像表示装置および防眩性ハードコートフィルムの製造方法 |
JP2007334064A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Nitto Denko Corp | 防眩性ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置 |
JP2008032763A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nitto Denko Corp | ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置 |
JP2011075705A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードコートフィルムの製造方法、ハードコートフィルム、偏光板及びディスプレイパネル |
JP2011079219A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Gunze Ltd | ガスバリアフィルムおよびその製造方法 |
JP2011085956A (ja) * | 2011-01-19 | 2011-04-28 | Kimoto & Co Ltd | 透明ハードコートフィルム |
US9896597B2 (en) | 2012-05-31 | 2018-02-20 | Lg Chem, Ltd. | Method of preparing hard coating film |
US9884977B2 (en) | 2012-05-31 | 2018-02-06 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating composition |
US10294387B2 (en) | 2012-05-31 | 2019-05-21 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9701862B2 (en) | 2012-05-31 | 2017-07-11 | Lg Chem, Ltd. | Method of preparing hard coating film |
US9926461B2 (en) | 2012-05-31 | 2018-03-27 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9778398B2 (en) | 2012-05-31 | 2017-10-03 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film and preparation method thereof |
US9403991B2 (en) | 2012-05-31 | 2016-08-02 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating composition |
CN104736633A (zh) * | 2012-08-23 | 2015-06-24 | 株式会社Lg化学 | 硬涂料组合物 |
US9783698B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-10-10 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9777186B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-10-03 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9902868B2 (en) | 2012-08-23 | 2018-02-27 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9909026B2 (en) | 2012-08-23 | 2018-03-06 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9765234B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-09-19 | Lg Chem, Ltd. | Laminated hard coating film |
US10000655B2 (en) | 2012-08-23 | 2018-06-19 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating composition |
US10087340B2 (en) | 2012-08-23 | 2018-10-02 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US10280330B2 (en) | 2012-08-23 | 2019-05-07 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
US9567479B2 (en) | 2012-08-23 | 2017-02-14 | Lg Chem, Ltd. | Hard coating film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4069499B2 (ja) | 2008-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4543441B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4075147B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート、及び機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4872893B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4595992B2 (ja) | 機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4983572B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシートの製造方法、及び機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシートの製造方法 | |
JP4135232B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP5201369B2 (ja) | ハードコートフィルム | |
JP4746863B2 (ja) | 防眩性ハードコート層形成用材料及び防眩性ハードコートフィルム | |
JP4816972B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4958609B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルム及びその製造方法 | |
JP2000015734A (ja) | 無機薄膜形成用ハードコートフィルムもしくはシート、および機能性無機薄膜付きハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4211088B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルムもしくはシート | |
JPH1134243A (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP2008110550A (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP3931408B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP2001194504A (ja) | 反射防止ハードコートフィルムもしくはシート | |
JPH10325901A (ja) | 防眩性ハードコートフィルムもしくはシートおよびその製造方法 | |
JP2002220487A (ja) | ハードコートフィルム | |
JP5604858B2 (ja) | 両面ハードコートフィルム | |
JP2000084477A (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP2007122077A (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP4353247B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP4795276B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4858369B2 (ja) | ハードコートフィルムもしくはシート | |
JP4273571B2 (ja) | 機能性フィルムおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070706 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071107 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20071203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |