JP2000014030A - 車両用充電制御装置 - Google Patents

車両用充電制御装置

Info

Publication number
JP2000014030A
JP2000014030A JP10187034A JP18703498A JP2000014030A JP 2000014030 A JP2000014030 A JP 2000014030A JP 10187034 A JP10187034 A JP 10187034A JP 18703498 A JP18703498 A JP 18703498A JP 2000014030 A JP2000014030 A JP 2000014030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bypass
charging
charging current
control device
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10187034A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Ogawa
太一 小川
Minoru Nakajima
稔 中島
Koichiro Ozawa
浩一郎 小澤
Kazuhiro Hara
一広 原
Yasuo Yamada
保雄 山田
Iwao Shimane
岩夫 嶋根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP10187034A priority Critical patent/JP2000014030A/ja
Publication of JP2000014030A publication Critical patent/JP2000014030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな充電電流による各セルの過充電を防止
する車両用充電制御装置を提供する。 【解決手段】 各バイパス回路15−1〜nは、セル電
圧が満充電電圧VFUになると充電電流をバイパスさせる
と共にバイパス中信号を出力する。充電制御装置4の回
生制動部4cは、ECU3からの回生制動指令に応答し
て回生制動を実行し、発電電動モータ(G/M)の運動
エネルギを電気エネルギに変換する。ECU3のバイパ
ス動作検知部3aは、バイパス中信号を受信すると充電
部4bへ充電制限信号を出力する。充電部4bは、回生
制動部4cが発生する電気エネルギを、常時は比較的大
きな充電電流IH に変換する一方、充電制限信号を受信
すると、比較的小さない充電電流IH に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車両やハイブ
リッド車両に搭載された蓄電器を充電する車両用充電制
御装置に係り、特に、過充電を防止して蓄電器の長寿命
化を可能にした車両用充電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境への配慮から、電動車両やハイブリ
ッド車両等のバッテリを動力源とする車両(以下、電動
車両で代表する)が普及しつつある。このような電動車
両用の二次バッテリには、ガソリンエンジンに匹敵する
動力の確保を可能にする大容量のバッテリが必要である
が、ガソリン補給と同等に簡便かつ短時間での充電を可
能にする大容量の二次バッテリは未だ開発されていな
い。
【0003】また、二次バッテリの過充電を防止するた
めには、バッテリの充電量を正確に把握して充電量を制
御することが望ましいが、充電量を正確に検出する技術
が確立されていない現在では、バッテリの容量を有効利
用するために一定量の過充電が行われるのが通常であ
る。しかしながら、過充電はバッテリの劣化を促進する
のみならず、電気エネルギの浪費となってしまう。
【0004】このような問題点を解決するために、例え
ば特開平6−261452号公報あるいは特開平4−2
99032号公報では、複数のバッテリセルを直列接続
して二次バッテリを構成すると共に、各バッテリセルの
端子電圧を検出し、端子電圧が所定値に達したバッテリ
セルへの充電電流はバイパスさせる充電制限回路を備え
た蓄電電源装置が提案されている。
【0005】図8は、上記した従来技術による充電制限
回路の構成を示したブロック図である。バッテリ9は複
数のバッテリセル90−1、90−2…、90−nを直
列接続して構成され、負荷7にはバッテリ9から電気エ
ネルギが供給される。バッテリ9の充電時には充電回路
8が接続され、充電回路8は、商用電源6から供給され
る電力を利用してバッテリ9を充電する。
【0006】各バッテリセル90−1、90−2…、9
0−nにはバイパス回路5−1〜5−nが並列接続され
ている。各バイパス回路5−1〜nは、セル電圧が満充
電電圧VFUになると、充電電流をバイパス電流IBPとし
て通過させるように作用する。したがって、充電電流は
未だ満充電状態ではないバッテリセル90−iへ優先的
に供給されることになる。
【0007】図9は、前記バイパス回路5の構成例を示
した図であり、入出力端子間に直列接続された分圧抵抗
R2 、R3 の接続点にはトランジスタTrのベースが接
続され、このトランジスタTrのコレクタは入力端子に
接続され、エミッタはバイパス抵抗R4 を介して出力端
子に接続されている。
【0008】このような構成によれば、いずれかのバッ
テリセル90−iのセル電圧Vが上昇して満充電電圧V
FUに達すると、トランジスタTrのベース電圧が上昇し
てオン状態となり、充電電流がトランジスタTrおよび
バイパス抵抗R4 を介してバイパスされるので、過充電
によるバッテリセルの劣化が防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電動車両では、停車状
態での商用電源による充電のみならず、走行時であって
も制動時には駆動モータを発電機として機能させてバッ
テリを充電させる回生制動が行われる。しかしながら、
回生制動では駆動モータの回転速度に応じた電力が発生
するため、高速走行状態からの制動時には比較的大きな
電流(または電圧)がバッテリへ供給されることにな
る。
【0010】このように、バッテリへ大きな充電電流が
供給されると、バイパス回路5−iによるバイパス時で
あってもバイパス抵抗R4 の端子電圧が上昇するのでバ
ッテリセル90−iへの印加電圧も上昇し、過充電状態
が発生し得るという問題があった。
【0011】なお、上記した問題は電動車両の回生制動
に固有のものではなく、動力源としてエンジンおよびモ
ータを備えたハイブリッド車両でも、エンジンの運転時
には駆動モータが発電機として機能して充電電流が発生
するので、上記したような回生制動時のみならず、エン
ジンが高回転で運転される場合も大きな充電電流が発生
して前記と同様の問題が生じ得る。
【0012】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、回生制動時等に発生し得る比較的大きな充
電電流によるバッテリセルの過充電を防止できるように
した車両用充電制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、複数のセルを直列接続して構成され
た充放電可能な蓄電器と、前記蓄電器を充電する発電装
置と、前記発電装置による蓄電器の充電を制御する充電
制御装置とを具備した車両用充電制御装置において、各
セルのそれぞれに並列接続され、各セルの端子電圧が所
定値以上になったことを検知して当該セルへの充電電流
をバイパスするバイパス手段と、前記各バイパス手段が
バイパス動作中であるか否かをそれぞれ検知するバイパ
ス動作検知手段とを具備し、前記充電制御装置は、前記
バイパス動作検知手段によって少なくとも一つのバイパ
ス手段のバイパス動作が検知されると前記蓄電器へ供給
する充電電流を制限するようにした。
【0014】上記した構成によれば、蓄電器を構成する
各セルのいずれかが満充電になると、充電電流がバイパ
スされて他のセルへ優先的に供給されると共に、充電電
流自体も制限されてバイパス電流が減少するので、バイ
パス電流による満充電セルへの印加電圧の上昇が抑えら
れて過充電による蓄電器の劣化を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である車両
用充電制御装置のブロック図であり、前記と同一の符号
は同一または同等部分を表している。なお、以下ではモ
ータを動力源とする電動車両を例にして説明するが、モ
ータおよびエンジンを駆動源とする、いわゆるハイブリ
ッド車両にも同様に適用することができる。
【0016】本実施形態では、各セルへの充電電流をバ
イパスする各バイパス回路の動作状態、すなわち各バイ
パス回路が充電電流をバイパス中か否かを判定し、いず
れかのバイパス回路がバイパス動作中であると充電電流
の供給を制限するようにした点に特徴がある。
【0017】図1において、発電および電動機能を有す
る発電電動モータ(G/M)は、図示しない適宜のギア
手段を介して車両の駆動輪WR 、WL と機械的に連結さ
れている。蓄電器として機能するキャパシタ1は、例え
ば大容量の電気二重層コンデンサであり、複数のセル1
0−1、10−2…、10−nを直列接続して構成され
る。
【0018】充電制御装置4は、前記発電電動モータ
(G/M)からキャパシタ1への充電およびキャパシタ
1から発電電動モータ(G/M)への給電を制御する。
バイパス手段としての各バイパス回路15−1〜nは、
各セル10−1〜nのセル電圧をそれぞれ監視し、セル
電圧が満充電電圧VFUになると充電電流をバイパスさせ
ると共にバイパス中信号をECU3へ出力する。満充電
電圧VFUは、各セルの定格電圧が例えば2.5Vであれ
ば、それ以下の2.3〜2.5Vに設定することが望ま
しい。
【0019】充電制御装置4のインバータ部4aは、前
記キャパシタ1から出力される直流電流を交流電流に変
換して発電電動モータ(G/M)へ供給すると共に、発
電電動モータ(G/M)が発電した交流電流を直流電流
に変換してキャパシタ1へ供給する。
【0020】ECU3は、別途に入力される制動指令に
応答して充電制御装置4へ回生制動指令を出力する。充
電制御装置4の回生制動部4cは、ECU3から送出さ
れた回生制動指令に応答して、前記発電電動モータ(G
/M)を発電機として機能させて駆動輪WR 、WL に制
動力を発生させる回生制動を実行し、発電電動モータ
(G/M)の運動エネルギを交流電流に変換する。この
交流電流は前記インバータ部4aで直流電流に変換さ
れ、充電部4bからキャパシタ1へ充電電流として供給
される。
【0021】ECU3のバイパス動作検知部3aはバイ
パス動作検知手段として機能し、各バイパス回路15−
1〜nから出力されたバイパス中信号を受信すると、い
ずれかのセル10−iが満充電状態となってバイパス回
路15−iが作動したと判断し、前記充電制御装置4の
充電部4bへ充電制限指令を出力する。
【0022】前記充電部4bは、回生制動時の発電電動
モータ(G/M)から出力される交流電流を、常時は比
較的大きな充電電流IH に変換して出力する一方、EC
U3のバイパス動作検知部3aから充電制限指令を受信
すると、出力電流を前記充電電流IH から、これよりも
小さい充電電流IL に制限する。
【0023】図2は、前記バイパス回路15の構成例を
示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
【0024】各バイパス回路15のバイパス抵抗R4 に
は、バイパス中信号発生手段としてのフォトカプラ15
1のフォトダイオード153が並列接続され、各フォト
ダイオード153と対をなすフォトトランジスタ152
のエミッタおよびコレクタは、各フォトカプラごとに相
互に共通接続されてECU3に接続される。ECU3で
は前記共通エミッタ線が接地され、共通コレクタ線はプ
ルアップされると共に前記バイパス動作検知部3aに接
続される。共通コレクタ線上の信号は前記バイパス中信
号となる。
【0025】このように、本実施形態では各バイパス回
路がバイパス動作中であるか否かを、バイパス動作中に
流れるバイパス電流により直接的に検知することができ
るので、従来のようにセル電圧に基づいて検知する場合
などに比べて、セル電圧を検知するためのセンサ等が不
要になるのみならず、正確な検知が可能になる。
【0026】図3、4は、本実施形態の動作を示したフ
ローチャートであり、特に、図4はバイパス動作検知部
3aの動作を示し、図4は充電部4bの動作を示してい
る。また、図5は、図1各部の電圧レベルの遷移状態を
示したタイムチャートであり、ここでは、キャパシタ1
が3つのセル10a、10b、10cにより構成されて
いるものとする。
【0027】なお、図5の(a) は充電量が十分なセル1
0aの端子電圧であり、(c) は充電量が不足しているセ
ル10cの端子電圧であり、(b) は、充電量が両者の中
間程度であるセル10bの端子電圧を示している。
【0028】バイパス動作検知部3aは、ステップS1
1において制動指令を受信すると、ステップS12で
は、充電制御装置4の回生制動部4cへ、時刻t1 にお
いて回生制動指令を出力する。これにより発電電動モー
タ(G/M)が発電機として機能して回生制動が実行さ
れる。
【0029】ステップS13では、各バイパス回路15
−iからバイパス中信号が送出されているか否かが判定
される。ここで、各セル10a、10b、10cのセル
電圧Vが、図5の時刻t1 のようにいずれも満充電電圧
VFU以下であると、充電電流はバイパス回路15でパイ
パスされることなく各セル10a、10b、10cへ充
電されるので、前記バイパス中信号は出力されない。バ
イパス動作検知部3aは、バイパス中信号が受信されな
ければ充電制限信号を出力しない。
【0030】その後、各セル10a、10b、10cの
充電が進み、同図(a) に示したように、時刻t2 におい
て前記セル10aの端子電圧が満充電電圧VFUに達する
と、当該セル10aのバイパス回路15が付勢されて充
電電流がバイパスされると共に、バイパス動作検知部3
aに対しては、バイパス中信号が出力される。バイパス
動作検知部3aは、ステップS13において前記バイパ
ス中信号を受信すると、ステップS14において充電制
限指令を出力する。
【0031】一方、前記充電部4bは、ステップS21
において充電制限指令が受信されたか否かを判定し、充
電制限指令が受信されないと、ステップS22において
出力電流を比較的大きな充電電流IH に設定する。した
がって、時刻t1 以降は各セル10a、10b、10c
が比較的大きな充電電流IH で急速に充電されることに
なる。また、時刻t2 において充電制限指令が送出さ
れ、これが前記ステップS21において受信されると、
ステップS23では、出力電流を比較的小さな充電電流
IL (<IH )に制限する。
【0032】その後、時刻t3 において前記セル10b
の端子電圧が満充電電圧VFUに達すると、当該セル10
bのバイパス回路15が付勢されて充電電流がバイパス
されると共に、バイパス動作検知部3aに対してバイパ
ス中信号が出力される。さらに、時刻t4 において前記
セル10cの端子電圧が満充電電圧VFUに達すると、当
該セル10cのバイパス回路15が付勢されて充電電流
がバイパスされると共に、バイパス動作検知部3aに対
してバイパス中信号が出力される。
【0033】上記したように、本実施形態によれば、い
ずれかのセル10が満充電状態に達し、そのバイパス回
路15が機能すると、これに応答して回生制動による充
電電流が自動的に制限されるので、各セルの過充電が防
止される。
【0034】なお、上記した実施形態では、充電部4b
が充電電流を、比較的大きな充電電流IH またはこれよ
りも小さな充電電流IL の2段階に制御するものとして
説明したが、図6に示したように、いずれかのバイパス
回路15からバイパス中信号が出力されるごとに、充電
電流がIH →IM →IL と段階的に減少するようにして
も良い。
【0035】さらに、図5、6では、全てのバイパス回
路15からバイパス中信号が出力された後も小さな充電
電流IL が供給され続けるものとして説明したが、全て
のバイパス回路15からバイパス中信号が出力された後
は、充電電流の供給が停止されるようにしても良い。
【0036】図7は、本発明の第2実施形態である車両
用充電制御装置のブロック図であり、前記と同一の符号
は同一または同等部分を表している。本実施形態では、
モータとエンジン2とを組み合わせた、いわゆるハイブ
リッド車両に本発明の車両用充電制御装置を適用してい
る。
【0037】ハイブリッド車両には、発電専用モータお
よび電動専用モータを別々に備え、エンジンで発電専用
モータを駆動してバッテリを充電するシリーズ方式と、
発電機および電動機の双方として機能する発電電動モー
タを備え、発電電動モータはエンジン動力をアシストす
ると共に発電機としてバッテリを充電するパラレル方式
とが提案されている。さらに、各方式を組み合わせ、エ
ンジンおよび発電電動モータの一方を選択的に駆動する
組合せ方式も提案されている。
【0038】図7は、上記したパラレル方式あるいは組
合せ方式を採用したハイブリッド車両のブロック図であ
り、エンジン2のクランク軸と発電電動モータ(G/
M)の回転軸とが連結されており、車両の駆動輪WR 、
WL は、エンジン2のみ、発電電動モータ(G/M)の
み、あるいはエンジン2および発電電動モータ(G/
M)の双方により選択的に駆動される。
【0039】このような構成のハイブリット車両では、
上記した回生制動時以外でも、エンジン2の運転中は充
電電流が発生し、その大きさはエンジン回転数に依存す
る。したがって、充電部4bがエンジン2の運転時に充
電制御装置4から出力される電流を、ECU3のバイパ
ス動作検知部3aから出力される充電制限指令に基づい
て前記と同様に制御すれば、エンジン回転数にかかわら
ず、適正な充電電流による充電が可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下のような効果が達成される。 (1) 請求項1によれば、蓄電器(キャパシタ)を構成す
る各セルのいずれかが満充電に達すると、充電電流がバ
イパスされて他のセルへ優先的に供給されると共に、充
電電流自体も制限されてバイパス電流が減少するので、
バイパス電流による満充電セルへの印加電圧の上昇が抑
えられて過充電による蓄電器の劣化を防止できる。 (2) 請求項2によれば、各バイパス回路がバイパス動作
中であるか否かを、バイパス動作中に流れるバイパス電
流により直接的に検知することができるので、正確な検
知が可能になる。 (3) 請求項3によれば、充電回路は、パイパス動作が検
知されるまでは比較的大きな充電電流IH を供給し、バ
イパス動作が検知されると、比較的小さな充電電流IL
を供給するので、バイパスが開始されるまではセルへの
充電が急速に進むと共に、バイパスが開始された以降
も、当該セルの過充電を防止しながら他のセルへの充電
を継続することができる。 (4) 請求項4によれば、満充電状態のセルが増えること
に充電電流が小さくなるので、残りのセルの過充電をさ
らに良好に防止できるようになる。 (5) 請求項5によれば、回生制動時に発生する電流が、
常に最適な大きさに制御された後に充電電流として蓄電
器へ供給されるので、大きな発電電流を発生し得る回生
制動時においてもセルの過充電が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車両用充電制御装置の
ブロック図である。
【図2】図1に示したバイパス回路の一実施形態を示し
た図である。
【図3】本実施形態の動作を示したフローチャートであ
る。
【図4】本実施形態の動作タイミングを示したタイムチ
ャートである。
【図5】本実施形態の動作タイミングの一例を示したタ
イムチャートである。
【図6】本実施形態の動作タイミングの他の一例を示し
たタイムチャートである。
【図7】本発明の他の一実施例である車両用充電制御装
置のブロック図である。
【図8】従来技術のブロック図である。
【図9】従来技術のバイパス回路の構成例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1…キャパシタ、2…エンジン、3…ECU、4…充電
制御装置、5、15…バイパス回路、10…セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 浩一郎 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 原 一広 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山田 保雄 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 嶋根 岩夫 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5G003 AA07 BA03 CA01 CA11 CB09 CC02 DA07 DA11 FA06 GB06 GC05 5G065 BA00 DA06 EA10 GA03 GA09 HA17 JA07 LA01 LA02 LA07 MA10 5H111 BB02 BB06 CC01 CC11 CC16 DD03 DD08 DD11 FF05 GG17 JJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルを直列接続して構成された充
    放電可能な蓄電器と、前記蓄電器を充電する発電装置
    と、前記発電装置による蓄電器の充電を制御する充電制
    御装置とを具備した車両用充電制御装置において、 各セルのそれぞれに並列接続され、各セルの端子電圧が
    所定値以上になったことを検知して当該セルへの充電電
    流をバイパスするバイパス手段と、 前記各バイパス手段がバイパス動作中であるか否かをそ
    れぞれ検知するバイパス動作検知手段とを具備し、 前記充電制御装置は、前記バイパス動作検知手段によっ
    て少なくとも一つのバイパス手段のバイパス動作が検知
    されると前記蓄電器へ供給する充電電流を制限する充電
    手段を具備したことを特徴とする車両用充電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各バイパス手段は、 各バッテリセルと並列接続され、当該バッテリセルの端
    子電圧が予定の満充電電圧になると導通して充電電流を
    バイパスするスイッチ手段と、 前記バイパスされた充電電流により付勢されてバイパス
    中信号を発生するバイパス中信号発生手段とを具備し、 前記バイパス動作検知手段は、前記バイパス中信号の有
    無に基づいて、各バイパス手段によるバイパス動作を検
    知することを特徴とする請求項1に記載の車両用充電制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記充電手段は、前記バイパス動作検知
    手段によっていずれかのバイパス手段によるパイパス動
    作が検知されるまでは第1の充電電流を供給し、バイパ
    ス動作が検知されると、前記第1の充電電流よりも小さ
    い第2の充電電流を、前記第1の充電電流の代わりに供
    給することを特徴とする請求項1または2に記載の車両
    用充電制御装置。
  4. 【請求項4】 前記充電手段は、前記バイパス動作検知
    手段によって各バイパス手段によるパイパス動作が検知
    されるごとに、前記充電電流を漸次減少させることを特
    徴とする請求項1または2に記載の車両用充電制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記充電制御装置は、回生制動時に充電
    電流を発電する回生制動手段を具備し、 前記充電手段は、前記回生制動時に発生する充電電流を
    制限することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の車両用充電制御装置。
JP10187034A 1998-06-18 1998-06-18 車両用充電制御装置 Pending JP2000014030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187034A JP2000014030A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 車両用充電制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187034A JP2000014030A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 車両用充電制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000014030A true JP2000014030A (ja) 2000-01-14

Family

ID=16199030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10187034A Pending JP2000014030A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 車両用充電制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000014030A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397566B1 (ko) * 2001-03-06 2003-09-17 엘지산전 주식회사 가스배전반의 판넬 연결구조
JP2005253288A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Nippon Chemicon Corp キャパシタの充電回路、充電方法、充電制御装置、制御プログラム、キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置
JP2005253289A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Nippon Chemicon Corp キャパシタの充電回路、充電方法、充電制御装置、制御プログラム、キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置
WO2009107335A1 (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 岩崎電気株式会社 充電装置及び充電方法
JP2009232559A (ja) * 2008-02-29 2009-10-08 Cheng Uei Precision Industry Co Ltd 電池パック充電バランス回路
JP2009303406A (ja) * 2008-05-16 2009-12-24 Cheng Uei Precision Industry Co Ltd 充電制御回路
JP2010068571A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置
JP2010288357A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Panasonic Corp 電源装置
JP2013238512A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Fujitsu Telecom Networks Ltd 多チャンネル充放電試験システムとその試験方法
US8828614B2 (en) 2008-10-28 2014-09-09 Hyundai Motor Corporation Fuel cell hybrid system having multi-stack structure
JP2014206453A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱電機株式会社 電池監視装置
WO2015040779A1 (ja) * 2013-09-17 2015-03-26 ソニー株式会社 蓄電装置および蓄電装置の制御方法
KR101839976B1 (ko) * 2016-07-14 2018-04-27 주식회사 피플웍스 전동용 골프카트의 회생 제동 전류의 제어 장치
CN112152270A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 南京南瑞继保电气有限公司 应用于地铁列车再生制动的超导磁储能装置及其控制方法

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397566B1 (ko) * 2001-03-06 2003-09-17 엘지산전 주식회사 가스배전반의 판넬 연결구조
JP2005253288A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Nippon Chemicon Corp キャパシタの充電回路、充電方法、充電制御装置、制御プログラム、キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置
JP2005253289A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Nippon Chemicon Corp キャパシタの充電回路、充電方法、充電制御装置、制御プログラム、キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置
JP4690736B2 (ja) * 2004-02-03 2011-06-01 日本ケミコン株式会社 キャパシタ装置の充電回路、充電方法、充電制御装置、制御プログラム、キャパシタ装置、定着装置及び画像形成装置
JP2011188740A (ja) * 2008-02-25 2011-09-22 Iwasaki Electric Co Ltd 充電装置及び充電方法
WO2009107335A1 (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 岩崎電気株式会社 充電装置及び充電方法
JP2009201336A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Iwasaki Electric Co Ltd 充電装置及び充電方法
US8810193B2 (en) 2008-02-25 2014-08-19 Iwasaki Electric Co., Ltd. Charging apparatus having gas generation detector and charging method for the same
US8531157B2 (en) 2008-02-25 2013-09-10 Iwasaki Electric Co., Ltd. Charging apparatus having overcharge protection and charging method for the same
CN101960690A (zh) * 2008-02-25 2011-01-26 岩崎电气株式会社 充电设备和充电方法
JP2009232559A (ja) * 2008-02-29 2009-10-08 Cheng Uei Precision Industry Co Ltd 電池パック充電バランス回路
JP2009303406A (ja) * 2008-05-16 2009-12-24 Cheng Uei Precision Industry Co Ltd 充電制御回路
JP2010068571A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置
US8828614B2 (en) 2008-10-28 2014-09-09 Hyundai Motor Corporation Fuel cell hybrid system having multi-stack structure
JP2010288357A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Panasonic Corp 電源装置
JP2013238512A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Fujitsu Telecom Networks Ltd 多チャンネル充放電試験システムとその試験方法
JP2014206453A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱電機株式会社 電池監視装置
WO2015040779A1 (ja) * 2013-09-17 2015-03-26 ソニー株式会社 蓄電装置および蓄電装置の制御方法
JP2015061335A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 ソニー株式会社 蓄電装置および蓄電装置の制御方法
CN105531903A (zh) * 2013-09-17 2016-04-27 索尼公司 蓄电装置及控制蓄电装置的方法
US10069311B2 (en) 2013-09-17 2018-09-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Power storage device and method of controlling power storage device
CN105531903B (zh) * 2013-09-17 2018-12-04 株式会社村田制作所 蓄电装置及控制蓄电装置的方法
KR101839976B1 (ko) * 2016-07-14 2018-04-27 주식회사 피플웍스 전동용 골프카트의 회생 제동 전류의 제어 장치
CN112152270A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 南京南瑞继保电气有限公司 应用于地铁列车再生制动的超导磁储能装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3180304B2 (ja) ハイブリット車の電源回路
US8237398B2 (en) Electric system, charging device and charging method for electric system for discharging of a power storage mechanism for resetting a state of a charge
US7898103B2 (en) Power supply apparatus for vehicle and vehicle incorporating the same
US7816804B2 (en) Power supply device and control method of the power supply device
JP5099230B2 (ja) 電動車両の電源システムおよびその制御方法
US6488107B1 (en) Control device for a hybrid vehicle
US6329772B1 (en) Control apparatus of hybrid vehicles
WO2010050040A1 (ja) 電動車両の電源システムおよびその制御方法
US20140324261A1 (en) Vehicle and method for controlling vehicle
US20100133913A1 (en) Control device and control method for electric system
JP2000014030A (ja) 車両用充電制御装置
JP2004023803A (ja) 組電池の電圧制御装置
JPH08308004A (ja) 電動車両の制御装置
JP2005160271A (ja) ハイブリッド電源装置およびモータ駆動装置および車両
JP2008035670A (ja) 車両の電力供給装置、電力供給装置の制御方法、その制御方法を実現するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2019187061A (ja) 電力制御システム
JP2973657B2 (ja) シリーズハイブリッド車における電力配分装置
JP3171218B2 (ja) 電動車両装置
JP2001157306A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2007274840A (ja) 電源装置および電源装置の制御方法
JP3164540B2 (ja) ハイブリッド自動車
JP2010161905A (ja) 車両の電源装置
JP2009060725A (ja) 車両および車両の制御方法
JP3543479B2 (ja) 電動車両
JPH10285711A (ja) 電動車両のバッテリ充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060614