JP2000013826A - 停電機能付ボタン電話機 - Google Patents
停電機能付ボタン電話機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主装置の通電時とともに停電時においても、
ＩＳＤＮ外線を使用することができる停電機能付ボタン
電話機を提供する。 【解決手段】 ＩＳＤＮ外線を接続する主装置２０に接
続され、ＣＰＵ４１、５１、主装置インタフェース４
２、５２、電話機部４４、５４等を具備する停電機能付
ボタン電話機４０、５０において、ＩＳＤＮ外線と直接
接続されるＩＳＤＮインタフェース４２、５２を備え
る。主装置通電時は主装置インタフェース４２、５２を
使用し、主装置停電時はＩＳＤＮインタフェース４２
Ｂ、５２Ｂを使用する。主装置通電時は主装置２０から
のＤＣ給電で動作し、停電時はＩＳＤＮ外線からの電力
制限された給電により動作する。
ＩＳＤＮ外線を使用することができる停電機能付ボタン
電話機を提供する。 【解決手段】 ＩＳＤＮ外線を接続する主装置２０に接
続され、ＣＰＵ４１、５１、主装置インタフェース４
２、５２、電話機部４４、５４等を具備する停電機能付
ボタン電話機４０、５０において、ＩＳＤＮ外線と直接
接続されるＩＳＤＮインタフェース４２、５２を備え
る。主装置通電時は主装置インタフェース４２、５２を
使用し、主装置停電時はＩＳＤＮインタフェース４２
Ｂ、５２Ｂを使用する。主装置通電時は主装置２０から
のＤＣ給電で動作し、停電時はＩＳＤＮ外線からの電力
制限された給電により動作する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電機能付ボタン
電話機であり、特に、ＩＳＤＮ外線を接続でき、ＡＣ電
源で動作する主装置に接続され、ＡＣ通電時でもＡＣ停
電時でも使用でき、そして、ＡＣ通電時は、主装置から
のＤＣ給電で動作し、主装置のインターフェースを通し
て外線通話や内線通話等を行い、一方、ＡＣ停電時に
は、バッテリ等補助電源装置を持たず、直接接続してい
るＩＳＤＮ外線からの電力制限された給電により動作す
るよう電源回路を切り替え、外線発信及び外線着信通話
に使用する回路や制御を変更し、制限範囲内の電力で動
作するようにしたボタン電話機に関する。
電話機であり、特に、ＩＳＤＮ外線を接続でき、ＡＣ電
源で動作する主装置に接続され、ＡＣ通電時でもＡＣ停
電時でも使用でき、そして、ＡＣ通電時は、主装置から
のＤＣ給電で動作し、主装置のインターフェースを通し
て外線通話や内線通話等を行い、一方、ＡＣ停電時に
は、バッテリ等補助電源装置を持たず、直接接続してい
るＩＳＤＮ外線からの電力制限された給電により動作す
るよう電源回路を切り替え、外線発信及び外線着信通話
に使用する回路や制御を変更し、制限範囲内の電力で動
作するようにしたボタン電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】電話機は、音声通信のために不特定多数
の人が直接使用する通信機器で、音声を伝送するための
電気音響変換と防側音の機能及び交換機との間で選択信
号、呼出し信号などを授受する機能を有している。そし
て、電話機の１つとして、ボタン電話機が知られてい
る。ボタン電話機は、複数のＩＳＤＮ電話回線を収容
し、それらの回線を内線電話機で共同利用することと、
内線電話機間の相互通話を可能としたものである。した
がって、回線の利用コストを低減できるほか、いずれの
内線電話機でも局線を補足できるので、代理応答ができ
る。ホームテレホンやビジネスホンのようなシステム形
電話装置、あるいはボタン電話装置は、任意の電話機か
ら任意の局線に対しての発着信や通話中の局線の保留、
他の電話機への通話の転送などの機能により、１乃至複
数の局線を複数の電話機で効率的に使用することを可能
とした装置である。
の人が直接使用する通信機器で、音声を伝送するための
電気音響変換と防側音の機能及び交換機との間で選択信
号、呼出し信号などを授受する機能を有している。そし
て、電話機の１つとして、ボタン電話機が知られてい
る。ボタン電話機は、複数のＩＳＤＮ電話回線を収容
し、それらの回線を内線電話機で共同利用することと、
内線電話機間の相互通話を可能としたものである。した
がって、回線の利用コストを低減できるほか、いずれの
内線電話機でも局線を補足できるので、代理応答ができ
る。ホームテレホンやビジネスホンのようなシステム形
電話装置、あるいはボタン電話装置は、任意の電話機か
ら任意の局線に対しての発着信や通話中の局線の保留、
他の電話機への通話の転送などの機能により、１乃至複
数の局線を複数の電話機で効率的に使用することを可能
とした装置である。
【０００３】システム形電話装置の制御方式としては、
制御信号をディジタル化し、マイクロプロセッサで処理
する方式が採用されている。配線方式には、同一のケー
ブル上に複数の電話機を接続するバス形と主装置から各
電話機へ個別に配線するスター形等がある。
制御信号をディジタル化し、マイクロプロセッサで処理
する方式が採用されている。配線方式には、同一のケー
ブル上に複数の電話機を接続するバス形と主装置から各
電話機へ個別に配線するスター形等がある。
【０００４】ボタン電話機が使用されるバス形システム
の一例を説明する。バス形システムは、図３に示すよう
に、主装置１１、パソコン１２、標準電話機１３、留守
番機能及び停電機能付電話機１４、デジタルコードレス
電話子機１５、カラーＬＣＤ（液晶ディスプレイ）表示
付留守番電話機１６、ＦＡＸ（ファクシミリ）装置１７
等及びバス１８からなる。パソコン１２はパソコンアダ
プタ１２１を介して接続される。デジタルコードレス電
話子機１５はデジタルコードレスホン接続装置１５１を
介して接続される。カラーＬＣＤ表示付留守番電話機１
６は、映像線１６１を使用し、ＴＶアダプタ１６２を介
して接続されるとともに、カラーカメラドアホン１６３
を接続することができる。ＦＡＸ装置１７は電話機アダ
プタ１７１を介して接続される。バス１８は、主装置１
１と、パソコン１２、標準電話機１３、留守番停電電話
機１４、デジタルコードレス電話子機１５、カラーＬＣ
Ｄ表示付留守番電話機１６、ＦＡＸ装置１７等とを接続
している。
の一例を説明する。バス形システムは、図３に示すよう
に、主装置１１、パソコン１２、標準電話機１３、留守
番機能及び停電機能付電話機１４、デジタルコードレス
電話子機１５、カラーＬＣＤ（液晶ディスプレイ）表示
付留守番電話機１６、ＦＡＸ（ファクシミリ）装置１７
等及びバス１８からなる。パソコン１２はパソコンアダ
プタ１２１を介して接続される。デジタルコードレス電
話子機１５はデジタルコードレスホン接続装置１５１を
介して接続される。カラーＬＣＤ表示付留守番電話機１
６は、映像線１６１を使用し、ＴＶアダプタ１６２を介
して接続されるとともに、カラーカメラドアホン１６３
を接続することができる。ＦＡＸ装置１７は電話機アダ
プタ１７１を介して接続される。バス１８は、主装置１
１と、パソコン１２、標準電話機１３、留守番停電電話
機１４、デジタルコードレス電話子機１５、カラーＬＣ
Ｄ表示付留守番電話機１６、ＦＡＸ装置１７等とを接続
している。
【０００５】一方、近年構築されているサービス総合デ
ィジタル網であるＩＳＤＮ（ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｓ
ｅｒｖｉｃｅｓ ｄｉｇｉｔａｌ ｎｅｔｗｏｒｋ）が
整備させている。このＩＳＤＮでは、音声は６４ｋｂｉ
ｔ／ｓディジタル符号として全２重伝送され、交換機と
の間での信号授受用のチャネルが音声伝送用のチャネル
と独立に設けられている。この通信網に適用するディジ
タル電話機では、通話系にコーデック（ＣＯＤＥＣ）が
必要となるが、加入者線路が論理的に４線系で形成され
るため、防側音回路は不要になり、側音も通話品質から
みて適切な値に設定できるようになっている。
ィジタル網であるＩＳＤＮ（ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｓ
ｅｒｖｉｃｅｓ ｄｉｇｉｔａｌ ｎｅｔｗｏｒｋ）が
整備させている。このＩＳＤＮでは、音声は６４ｋｂｉ
ｔ／ｓディジタル符号として全２重伝送され、交換機と
の間での信号授受用のチャネルが音声伝送用のチャネル
と独立に設けられている。この通信網に適用するディジ
タル電話機では、通話系にコーデック（ＣＯＤＥＣ）が
必要となるが、加入者線路が論理的に４線系で形成され
るため、防側音回路は不要になり、側音も通話品質から
みて適切な値に設定できるようになっている。
【０００６】このようなＩＳＤＮにおいても、ボタン電
話機を使用することが提案されているが、主装置停電時
にはボタン電話機を使用することができなかった。これ
は、電話端末における発・着信、通話の電話基本機能
は、停電時も使用できるよう局から供給される電力で動
作可能なように設計されるが、ＩＳＤＮ用のボタン電話
機は、主装置の電源が停電になると、使用することがで
きなかった。従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機を説明す
る。従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機３０は、図４に示す
ように、ＣＰＵ（中央処理装置）３１、主装置インタフ
ェース３２、ＰＯＷ（電圧監視装置）３３、電話機部３
４、キーマトリックス３５、ハンドセット３６等を具備
していた。また、主装置２０は、主装置用制御部２１、
主装置用ＩＳＤＮインターフェース２２、タイムスイッ
チ２３、ボタン電話機インターフェース２４等を備えて
いる。ＣＰＵ３１は、ボタン電話機３０全体の動作を制
御する。主装置インタフェース３２は、ボタン電話機３
０と主装置２０とを接続する。ＰＯＷ３３は、主装置２
０からバス経由で電源を供給され、ＣＰＵ３１や電話機
部３４等に所定の電圧を供給する。電話機部３４は、ボ
タン電話機３０の通話等を実行する。キーマトリックス
３５は、ボタン電話機３０の使用者の使用操作等を受け
る。しかしながら、従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機３０
は、主装置２０が停電になると、主装置用制御部２１等
の機能が停止するため、主装置経由の着信や発信を実行
することができなかった。
話機を使用することが提案されているが、主装置停電時
にはボタン電話機を使用することができなかった。これ
は、電話端末における発・着信、通話の電話基本機能
は、停電時も使用できるよう局から供給される電力で動
作可能なように設計されるが、ＩＳＤＮ用のボタン電話
機は、主装置の電源が停電になると、使用することがで
きなかった。従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機を説明す
る。従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機３０は、図４に示す
ように、ＣＰＵ（中央処理装置）３１、主装置インタフ
ェース３２、ＰＯＷ（電圧監視装置）３３、電話機部３
４、キーマトリックス３５、ハンドセット３６等を具備
していた。また、主装置２０は、主装置用制御部２１、
主装置用ＩＳＤＮインターフェース２２、タイムスイッ
チ２３、ボタン電話機インターフェース２４等を備えて
いる。ＣＰＵ３１は、ボタン電話機３０全体の動作を制
御する。主装置インタフェース３２は、ボタン電話機３
０と主装置２０とを接続する。ＰＯＷ３３は、主装置２
０からバス経由で電源を供給され、ＣＰＵ３１や電話機
部３４等に所定の電圧を供給する。電話機部３４は、ボ
タン電話機３０の通話等を実行する。キーマトリックス
３５は、ボタン電話機３０の使用者の使用操作等を受け
る。しかしながら、従来のＩＳＤＮ用ボタン電話機３０
は、主装置２０が停電になると、主装置用制御部２１等
の機能が停止するため、主装置経由の着信や発信を実行
することができなかった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の欠点を解決するものであり、主装置の通電時とと
もに停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用することが
できる停電機能付ボタン電話機を提供することである。
従来の欠点を解決するものであり、主装置の通電時とと
もに停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用することが
できる停電機能付ボタン電話機を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＩＳＤＮ外線
を接続する主装置に接続され、ＣＰＵ、主装置インタフ
ェース、電話機部等を具備する停電機能付ボタン電話機
において、ＩＳＤＮ外線と直接接続されるＩＳＤＮイン
タフェースを備える停電機能付ボタン電話機である。
を接続する主装置に接続され、ＣＰＵ、主装置インタフ
ェース、電話機部等を具備する停電機能付ボタン電話機
において、ＩＳＤＮ外線と直接接続されるＩＳＤＮイン
タフェースを備える停電機能付ボタン電話機である。
【０００９】また、本発明は、主装置通電時は上記主装
置インタフェースを使用し、主装置停電時は上記ＩＳＤ
Ｎインタフェースを使用する停電機能付ボタン電話機で
ある。
置インタフェースを使用し、主装置停電時は上記ＩＳＤ
Ｎインタフェースを使用する停電機能付ボタン電話機で
ある。
【００１０】そして、本発明は、主装置通電時は主装置
からのＤＣ給電で動作し、主装置インターフェースを通
して外線通話や内線通話等を行う停電機能付ボタン電話
機である。
からのＤＣ給電で動作し、主装置インターフェースを通
して外線通話や内線通話等を行う停電機能付ボタン電話
機である。
【００１１】更に、本発明は、ＩＳＤＮ外線からの電力
制限された給電により動作するよう電源回路を切り替え
る電源切替手段と、付加機能を停止させて制限範囲内の
電力で動作するよう制御する停電時制御手段と、を備え
る停電機能付ボタン電話機である。
制限された給電により動作するよう電源回路を切り替え
る電源切替手段と、付加機能を停止させて制限範囲内の
電力で動作するよう制御する停電時制御手段と、を備え
る停電機能付ボタン電話機である。
【００１２】また、本発明は、主装置との接続は、バス
である停電機能付ボタン電話機である。
である停電機能付ボタン電話機である。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の停電機能付ボタン電話機の一実施例につ
いて、図１〜図３を用いて説明する。図１は、実施例１
の停電機能付ボタン電話機の回路の説明図である。図２
は、実施例２の停電機能付ボタン電話機の回路の説明図
である。図３は、停電機能付ボタン電話機が使用される
バス形システムの説明図である。
する。本発明の停電機能付ボタン電話機の一実施例につ
いて、図１〜図３を用いて説明する。図１は、実施例１
の停電機能付ボタン電話機の回路の説明図である。図２
は、実施例２の停電機能付ボタン電話機の回路の説明図
である。図３は、停電機能付ボタン電話機が使用される
バス形システムの説明図である。
【００１４】まず、本発明の停電機能付ボタン電話機が
使用されるバス形システムの一例を説明する。このバス
形システムは、図３に示すように、従来例と同様であ
り、主装置１１と、パソコン１２と、標準電話機１３
と、留守番機能及び停電機能付電話機１４と、デジタル
コードレス電話子機１５と、カラーＬＣＤ表示付留守番
電話機１６と、ＦＡＸ装置１７等及びバス１８を有して
いる。主装置１１は、パソコン１２、標準電話機１３、
留守番停電電話機１４、デジタルコードレス電話子機１
５、カラーＬＣＤ表示付留守番電話機１６、ＦＡＸ装置
１７等とはバス１８で接続されている。パソコン１２は
パソコンアダプタ１３を介してバス１８に接続される。
デジタルコードレス電話子機１５はデジタルコードレス
ホン接続装置１５１を介してバス１８に接続される。カ
ラーＬＣＤ表示付留守番電話機１６は、映像線１６１を
使用し、ＴＶアダプタ１６２を介してバス１８に接続さ
れるとともに、カラーカメラドアホン１６３を接続する
ことができる。ＦＡＸ装置１７は電話機アダプタ１７１
を介してバス１８に接続される。
使用されるバス形システムの一例を説明する。このバス
形システムは、図３に示すように、従来例と同様であ
り、主装置１１と、パソコン１２と、標準電話機１３
と、留守番機能及び停電機能付電話機１４と、デジタル
コードレス電話子機１５と、カラーＬＣＤ表示付留守番
電話機１６と、ＦＡＸ装置１７等及びバス１８を有して
いる。主装置１１は、パソコン１２、標準電話機１３、
留守番停電電話機１４、デジタルコードレス電話子機１
５、カラーＬＣＤ表示付留守番電話機１６、ＦＡＸ装置
１７等とはバス１８で接続されている。パソコン１２は
パソコンアダプタ１３を介してバス１８に接続される。
デジタルコードレス電話子機１５はデジタルコードレス
ホン接続装置１５１を介してバス１８に接続される。カ
ラーＬＣＤ表示付留守番電話機１６は、映像線１６１を
使用し、ＴＶアダプタ１６２を介してバス１８に接続さ
れるとともに、カラーカメラドアホン１６３を接続する
ことができる。ＦＡＸ装置１７は電話機アダプタ１７１
を介してバス１８に接続される。
【００１５】実施例１を説明する。本実施例の停電機能
付ボタン電話機４０は、このようなバス形システムに使
用され、図１に示すように、通電時用ＣＰＵ４１、主装
置インタフェース４２、通電時用ＰＯＷ４３、通電時用
電話機部４４、通電時用キーマトリックス４５，ハンド
セット４６等の他に、停電時用ＣＰＵ４１Ｂ、ＩＳＤＮ
インタフェース４２Ｂ、停電時用ＰＯＷ４３Ｂ、停電時
用電話機部４４Ｂ、停電時用キーマトリック４５Ｂ、ス
イッチ４７などを具備している。また、主装置２０は、
従来例と同様に、主装置用制御部２１、主装置用ＩＳＤ
Ｎインターフェース２２、タイムスイッチ２３、ボタン
電話機インターフェース２４等を備えている。通電時用
ＣＰＵ４１、主装置インタフェース４２、通電時用ＰＯ
Ｗ４３、通電時用電話機部４４、通電時用キーマトリッ
クス４５等は、従来例と同様であるが、停電時用ＣＰＵ
４１Ｂは、停電時にボタン電話機４０の動作を制御す
る。ＩＳＤＮインタフェース４２Ｂは、ＩＳＤＮ外線と
直接接続されており、停電時時に使用される。停電時用
ＰＯＷ４３Ｂは、停電時にＩＳＤＮ外線からの電力制限
された給電により停電時用ＣＰＵ４１Ｂや停電時用電話
機部４４Ｂ等に電圧を供給する。停電用電話機部４４Ｂ
は、停電時にボタン電話機４０の通話機能を実行する。
停電用キーマトリック４５Ｂは、停電時にボタン電話機
４０の使用者の使用操作を受ける。スイッチ４７は、通
電時は通電用電話機部４４を選択するが、停電時には停
電用電話機部４４Ｂを選択するよう切り替える。これに
より、本実施例の停電機能付ボタン電話機４０は、通電
時はもとより、停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用
して、発信及び受信を実行することができる。なお、通
電時及び停電時のＣＰＵを、別のＣＰＵ４１、４１Ｂと
して説明したが、１つのＣＰＵに組み込んで実行するこ
とは可能である。これにより、本実施例の停電機能付ボ
タン電話機４０は、ＩＳＤＮ外線からの電力制限された
給電により動作するよう電源回路を切り替え、付加機能
を停止させて制限範囲内の電力で動作するよう制御する
ので、通電時とともに停電時においても、ＩＳＤＮ外線
を使用することができる。
付ボタン電話機４０は、このようなバス形システムに使
用され、図１に示すように、通電時用ＣＰＵ４１、主装
置インタフェース４２、通電時用ＰＯＷ４３、通電時用
電話機部４４、通電時用キーマトリックス４５，ハンド
セット４６等の他に、停電時用ＣＰＵ４１Ｂ、ＩＳＤＮ
インタフェース４２Ｂ、停電時用ＰＯＷ４３Ｂ、停電時
用電話機部４４Ｂ、停電時用キーマトリック４５Ｂ、ス
イッチ４７などを具備している。また、主装置２０は、
従来例と同様に、主装置用制御部２１、主装置用ＩＳＤ
Ｎインターフェース２２、タイムスイッチ２３、ボタン
電話機インターフェース２４等を備えている。通電時用
ＣＰＵ４１、主装置インタフェース４２、通電時用ＰＯ
Ｗ４３、通電時用電話機部４４、通電時用キーマトリッ
クス４５等は、従来例と同様であるが、停電時用ＣＰＵ
４１Ｂは、停電時にボタン電話機４０の動作を制御す
る。ＩＳＤＮインタフェース４２Ｂは、ＩＳＤＮ外線と
直接接続されており、停電時時に使用される。停電時用
ＰＯＷ４３Ｂは、停電時にＩＳＤＮ外線からの電力制限
された給電により停電時用ＣＰＵ４１Ｂや停電時用電話
機部４４Ｂ等に電圧を供給する。停電用電話機部４４Ｂ
は、停電時にボタン電話機４０の通話機能を実行する。
停電用キーマトリック４５Ｂは、停電時にボタン電話機
４０の使用者の使用操作を受ける。スイッチ４７は、通
電時は通電用電話機部４４を選択するが、停電時には停
電用電話機部４４Ｂを選択するよう切り替える。これに
より、本実施例の停電機能付ボタン電話機４０は、通電
時はもとより、停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用
して、発信及び受信を実行することができる。なお、通
電時及び停電時のＣＰＵを、別のＣＰＵ４１、４１Ｂと
して説明したが、１つのＣＰＵに組み込んで実行するこ
とは可能である。これにより、本実施例の停電機能付ボ
タン電話機４０は、ＩＳＤＮ外線からの電力制限された
給電により動作するよう電源回路を切り替え、付加機能
を停止させて制限範囲内の電力で動作するよう制御する
ので、通電時とともに停電時においても、ＩＳＤＮ外線
を使用することができる。
【００１６】実施例２を説明する。本実施例の停電機能
付ボタン電話機５０は、図２に示すように、共用ＣＰＵ
５１、主装置インタフェース５２、電源分離回路５８、
通電時用ＰＯＷ５３、停電時用ＰＯＷ５３Ｂ、ＰＯＷ検
出装置５９、共用電話機部５４、共用キーマトリックス
５５、ハンドセット５６等を具備している。また、主装
置２０は、重例例及び実施例１と同様に、主装置用制御
部２１、主装置用ＩＳＤＮインターフェース２２、タイ
ムスイッチ２３、ボタン電話機インターフェース２４等
を備えている。ＰＯＷ検出装置５９は、バス電圧を監視
するものであり、主装置２０からの供給電圧が所定の
値、例えば２４Ｖ、以上であるときは、通電時用ＰＯＷ
５３を動作させ、停電時用ＰＯＷ５３Ｂの動作を停止さ
せる。一方、所定の値未満であるときは、停電時用ＰＯ
Ｗ５３Ｂを動作させ、通電時用ＰＯＷ５３の動作を停止
させる。共用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４及び共用キ
ーマトリックス５５は、通電時及び停電時ともに使用さ
れる。実施例１の停電機能付ボタン電話機４０と比べ
て、電源分離回路５８、ＰＯＷ検出装置５９を使用して
いるが、共用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４、共用キー
マトリックス５５等は、通電時及び停電時に使用され、
そして、スイッチ４７は不要である。ＰＯＷ検出装置５
９が主装置２０の通電時と停電時とを判断し、そして、
通電時用ＰＯＷ５３又は停電時用ＰＯＷ５３Ｂを選択す
るので、これが可能となる。本実施例によれば、電源分
離回路５８及びＰＯＷ検出装置５９を必要とするが、共
用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４、共用キーマトリック
ス５５は、１つ用意すれば良い。これにより、本実施例
の停電機能付ボタン電話機５０は、ＩＳＤＮ外線からの
電力制限された給電により動作するよう電源回路を切り
替え、付加機能を停止させて制限範囲内の電力で動作す
るよう制御するので、通電時とともに停電時において
も、ＩＳＤＮ外線を使用することができる。
付ボタン電話機５０は、図２に示すように、共用ＣＰＵ
５１、主装置インタフェース５２、電源分離回路５８、
通電時用ＰＯＷ５３、停電時用ＰＯＷ５３Ｂ、ＰＯＷ検
出装置５９、共用電話機部５４、共用キーマトリックス
５５、ハンドセット５６等を具備している。また、主装
置２０は、重例例及び実施例１と同様に、主装置用制御
部２１、主装置用ＩＳＤＮインターフェース２２、タイ
ムスイッチ２３、ボタン電話機インターフェース２４等
を備えている。ＰＯＷ検出装置５９は、バス電圧を監視
するものであり、主装置２０からの供給電圧が所定の
値、例えば２４Ｖ、以上であるときは、通電時用ＰＯＷ
５３を動作させ、停電時用ＰＯＷ５３Ｂの動作を停止さ
せる。一方、所定の値未満であるときは、停電時用ＰＯ
Ｗ５３Ｂを動作させ、通電時用ＰＯＷ５３の動作を停止
させる。共用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４及び共用キ
ーマトリックス５５は、通電時及び停電時ともに使用さ
れる。実施例１の停電機能付ボタン電話機４０と比べ
て、電源分離回路５８、ＰＯＷ検出装置５９を使用して
いるが、共用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４、共用キー
マトリックス５５等は、通電時及び停電時に使用され、
そして、スイッチ４７は不要である。ＰＯＷ検出装置５
９が主装置２０の通電時と停電時とを判断し、そして、
通電時用ＰＯＷ５３又は停電時用ＰＯＷ５３Ｂを選択す
るので、これが可能となる。本実施例によれば、電源分
離回路５８及びＰＯＷ検出装置５９を必要とするが、共
用ＣＰＵ５１、共用電話機部５４、共用キーマトリック
ス５５は、１つ用意すれば良い。これにより、本実施例
の停電機能付ボタン電話機５０は、ＩＳＤＮ外線からの
電力制限された給電により動作するよう電源回路を切り
替え、付加機能を停止させて制限範囲内の電力で動作す
るよう制御するので、通電時とともに停電時において
も、ＩＳＤＮ外線を使用することができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、主装置の通電時ととも
に停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用することがで
きる停電機能付ボタン電話機を得ることができる。
に停電時においても、ＩＳＤＮ外線を使用することがで
きる停電機能付ボタン電話機を得ることができる。
【図１】実施例１の停電機能付ボタン電話機の回路の説
明図。
明図。
【図２】実施例２の停電機能付ボタン電話機の回路の説
明図。
明図。
【図３】停電機能付ボタン電話機が使用されるバス形シ
ステムの一例の説明図。
ステムの一例の説明図。
【図４】従来例の停電機能付ボタン電話機の回路の説明
図。
図。
１１ 主装置 １２ パソコン １２１ パソコンアダプタ １３ 標準電話機 １４ 留守番機能及び停電機能付電話機 １５ デジタルコードレス電話子機 １５１ デジタルコードレスホン接続装置 １６ カラーＬＣＤ表示付留守番電話機 １６１ 映像線 １６２ ＴＶアダプタ １６３ カラーカメラドアホン １７ ＦＡＸ装置 １７１ 電話機アダプタ １８ バス ２０ 主装置 ２１ 主装置用制御部 ２２ 主装置用ＩＳＤＮインターフェース ２３ タイムスイッチ ２４ ボタン電話機インターフェース ４０、５０ 停電機能付ボタン電話機 ４１ 通電時用ＣＰＵ ４１Ｂ 停電時用ＣＰＵ ４２、５２ 主装置インタフェース ４２Ｂ、５２Ｂ ボタン電話機用ＩＳＤＮインタフェー
ス ４３、５３ 通電時用ＰＯＷ ４３Ｂ、５３Ｂ 停電時用ＰＯＷ ４４ 通電時用電話機部 ４４Ｂ 停電時用電話機部 ４５ 通電時用キーマトリック ４５Ｂ 停電時用キーマトリック ４６、５６ ハンドセット ４７ スイッチ ５１ 共用ＣＰＵ ５４ 共用電話機部 ５５ 共用キーマトリックス ５８ 電源分離回路 ５９ ＰＯＷ検出装置
ス ４３、５３ 通電時用ＰＯＷ ４３Ｂ、５３Ｂ 停電時用ＰＯＷ ４４ 通電時用電話機部 ４４Ｂ 停電時用電話機部 ４５ 通電時用キーマトリック ４５Ｂ 停電時用キーマトリック ４６、５６ ハンドセット ４７ スイッチ ５１ 共用ＣＰＵ ５４ 共用電話機部 ５５ 共用キーマトリックス ５８ 電源分離回路 ５９ ＰＯＷ検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗塚 博和 東京都渋谷区桜丘町24番４号 株式会社ナ カヨ通信機内 (72)発明者 北村 和夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 松本 崇 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 松波 誠次 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 5K027 AA03 BB06 CC02 GG02 5K049 AA05 AA09 BB02 CC13 EE17 FF01 FF52
Claims (5)
- 【請求項１】 ＩＳＤＮ外線を接続する主装置に接続さ
れ、ＣＰＵ、主装置インタフェース、電話機部等を具備
する停電機能付ボタン電話機において、 ＩＳＤＮ外線と直接接続されるＩＳＤＮインタフェース
を備えることを特徴とする停電機能付ボタン電話機。 - 【請求項２】 請求項１記載の停電機能付ボタン電話機
において、 主装置通電時は上記主装置インタフェースを使用し、主
装置停電時は上記ＩＳＤＮインタフェースを使用するこ
とを特徴とする停電機能付ボタン電話機。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の停電機能付ボタ
ン電話機において、 主装置通電時は主装置からのＤＣ給電で動作し、主装置
インターフェースを通して外線通話や内線通話等を行う
ことを特徴とする停電機能付ボタン電話機。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項に記載の停
電機能付ボタン電話機において、 ＩＳＤＮ外線からの電力制限された給電により動作する
よう電源回路を切り替える電源切替手段と、付加機能を
停止させて制限範囲内の電力で動作するよう制御する停
電時制御手段と、を備えることを特徴とする停電機能付
ボタン電話機。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか１項に記載の停
電機能付ボタン電話機において、 主装置との接続は、バスであることを特徴とする停電機
能付ボタン電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18021498A JP2000013826A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 停電機能付ボタン電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18021498A JP2000013826A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 停電機能付ボタン電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000013826A true JP2000013826A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16079406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18021498A Pending JP2000013826A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 停電機能付ボタン電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000013826A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009021669A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 電話システム、サーバおよび代理応答電話機 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP18021498A patent/JP2000013826A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009021669A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 電話システム、サーバおよび代理応答電話機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031218 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20031218 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20031218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |