JP4565080B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
弾球遊技機の一種であるパチンコ機には、図柄始動口に入賞したことをきっかけとして抽選を行い、その抽選が当たりであると例えば大入賞口を開放して特別遊技を行うものが多い。なお、抽選の結果(当たり外れ)は図柄表示装置にて変動表示の後に静止表示される図柄(特別図柄)によって示されるから、当たり図柄が表示されると特別遊技が実行されるというのが遊技者に認識される現象であった。このような形式の弾球遊技機は、図柄の変動表示にて遊技者を楽しませ、その後の当たり図柄の表示で遊技者を大いに喜ばせるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の形式であると遊技者の意識は図柄だけに集中してしまい、遊技盤面における遊技球の挙動、どこに入賞するか、どこを狙うかといった弾球遊技本来の楽しみが薄れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、そこへ遊技球が流入したことを必須条件として特別遊技権利が発生する権利発生口と、予め設定されている少なくとも2つのトリガ入賞口と、各々が前記トリガ入賞口の1つに対応し該対応関係にある前記トリガ入賞口に入賞すると閉鎖状態から開放状態に変化する複数の開閉体であって、すべての前記開閉体が閉鎖状態にあるときには前記権利発生口への遊技球の流入を不可能にし、すべての前記開閉体が開放状態になると前記権利発生口への遊技球の流入を容易にする開閉体と、前記特別遊技権利が発生すると遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え、前記権利発生口及び開閉体が権利発生用の振分装置内に配されていることを特徴とする。
【0005】
この弾球遊技機においては、権利発生口に遊技球が流入(入賞または入球)したことを必須条件として特別遊技権利が発生し、この特別遊技権利が発生すると特別遊技実行手段により遊技者に有利な特別遊技が実行される。
特別遊技は従来のパチンコ機等と同様でよく、例えば大入賞口を上限回数まで開放することが例示される。その場合、大入賞口を備える入賞装置(例えばアタッカー)とこれを制御する制御装置とによって特別遊技実行手段が構成される。
ただし、通常の状態よりも遊技者に有利な遊技状態となればよいのであり、この例以外の形態とすることも当然可能である。したがって、特別遊技実行手段の構成は、特別遊技の内容、形態をどのようなものにするかに応じて、適宜に選択(設計)されればよい。
【0006】
この弾球遊技機では、少なくとも2つの入賞口(入賞装置)がトリガ入賞口として設定されている。また権利発生口への遊技球の流入の難易を変化させるための複数の開閉体が備わっており、各開閉体はそれぞれトリガ入賞口の1つに対応している。そして、各開閉体は対応関係にあるトリガ入賞口に入賞すると閉鎖状態から開放状態に変化する。
【0007】
すべての開閉体が閉鎖状態にあるときには権利発生口への遊技球の流入は不可能で、すべての開閉体が開放状態になると権利発生口への遊技球の流入が容易となるので、遊技者は、すべての開閉体を開放状態にすべくトリガ入賞口を狙って遊技球を発射する。例えば請求項6記載のようにトリガ入賞口及び開閉体が2つずつであると、一方の開閉体が開放状態になれば、遊技者は当然、もう一方の開閉体を開放状態にすることを狙う。
【0008】
したがって、遊技盤面における遊技球の挙動、どこに入賞するか、どこを狙うかといった弾球遊技本来の楽しみが復活する。
また、抽選による当たり外れの判定及びその判定結果の表示は不要であり、
遊技者の意識が図柄表示にばかり集中して遊技が単調になることもない。
【0009】
権利発生口は遊技盤面に沿って移動する遊技球が直接流入できる場所に設けられてもよいが、請求項1に記載の弾球遊技機では、前記権利発生口及び開閉体が権利発生用の振分装置内に配されているので、遊技球を権利発生口に流入させるためには、まず振分装置に流入させる必要がある。これにより遊技の進行手順が少し複雑化され、興趣が高まる。
【0010】
振分装置へは、請求項記載のように、トリガ入賞口への入賞球を導いてもよいし、請求項記載のように、権利発生用の入賞口への入賞球を導いてもよい。
トリガ入賞口への入賞球を導く構成(請求項)なら、遊技者は権利発生まではトリガ入賞口だけを狙えばよいので遊技の進行手順がわかりやすい。
【0011】
権利発生用の入賞口への入賞球を導く構成(請求項)なら、遊技者は権利発生口への遊技球の流入を容易にするためにトリガ入賞口を狙い、また権利発生のために権利発生用の入賞口を狙わなければならないので、遊技手順が複雑化する。また、それだけ権利発生の可能性が低くなるが、それに対応させて特別遊技で獲得可能な賞球数を多く設定できる。
【0012】
逆に言えば、特別遊技で獲得可能な賞球数を多く設定するなら権利発生の可能性が低めのゲージ構成に、特別遊技で獲得可能な賞球数を少な目に設定するなら権利発生の可能性が高めのゲージ構成にできる。つまり、遊技者の多様な要望に応じてのさまざまなゲージ構成が可能になる。
【0013】
この権利発生用の入賞口は固定式(いわゆるチャッカー)でもよいが、可変入賞装置にすると面白みが増す。
特に、請求項記載のように、権利発生用の入賞口を、トリガ入賞口への入賞をきっかけとして入賞が容易な状態にされる可変入賞装置とすれば、トリガ入賞口と権利発生用の可変入賞装置とが連携するので、より面白みが増す。
【0014】
トリガ入賞口及び開閉体は3つ以上でもよいが、請求項記載のように、これらをともに2つずつにすれば、遊技者にわかりやすくなり遊技しやすい。
開閉体を2つにする場合、請求項記載のように、請求項記載の弾球遊技機において、前記開閉体のいずれか一方が開状態にあるときに前記権利発生口への遊技球の流入を不可能または流入困難とすると片方の開閉体だけが開いても権利獲得の可能性がないか小さいから面白さが向上する。
【0015】
トリガ入賞口への入賞の難易度(入賞し易さ)をすべてのトリガ入賞口について同程度にしてもよいが、請求項記載のように、トリガ入賞口のいずれかを相対的に入賞容易とし、他のいずれかを相対的に入賞困難とするゲージ構成とすると面白みが増す。
【0016】
例えばトリガ入賞口を2つにして一方を入賞容易、他方を入賞困難とした場合、入賞容易な方を先に狙う人もあれば、入賞困難な方から狙う人もある。また、どちらへもほぼ均等に遊技球が行きそうな場所を狙うことも考えられる。このように、遊技者がそれぞれの判断で狙い場所を選んで遊技球を発射するから、従来の弾球遊技機のように図柄始動口だけを漫然と狙うのとは異なり、ゲージ構成でゲームを楽しむことができる。
【0017】
なお、相対的に入賞容易及び相対的に入賞困難というのはトリガ入賞口同士の比較においてであって、他の入賞口との比較ではない。したがって、入賞困難なトリガ入賞口でも他の入賞口(トリガ入賞口以外)よりも入賞が容易であったり、入賞容易なトリガ入賞口でも他の入賞口(トリガ入賞口以外)よりも入賞が困難となることもある。
【0018】
ゲージ構成の主要な要素は障害釘の配置であるが、風車や入賞口(入賞装置)等も遊技球の進路に影響するから、ゲージ構成は、それら遊技領域に配置される部品や部材を含んだ、遊技盤の構成と言うことができる。
請求項記載の弾球遊技機は、請求項1ないしのいずれか記載の弾球遊技機において、前記開閉体は、該開閉体が開放状態になったことにより流入可能となった流入口に設定数の遊技球が流入したことにより、または開放状態になってからの経過時間が設定値に達したことにより閉鎖状態に戻されるので、開閉体が開放状態のままになることは回避される。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0020】
【実施例1】
図1に示すように、弾球遊技機としてのパチンコ機10は、長方形の外枠11と前面枠12とからなる筐体にて構成の各部を保持する構造である。また、このパチンコ機10はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのカードリーダユニット(以下、CRユニット)13が付属している。
【0021】
前面枠12は、左端上下のヒンジ14により外枠11に対し開閉可能に取り付けられており、通常は図示するように閉じた状態とされる。
前面枠12には、窓状のガラス枠20が前面枠12に対して開放可能に取り付けられている。このガラス枠20には板ガラス21が二重にはめ込まれ、板ガラス21の奥には前面枠12に保持された遊技盤22が収納されている。
【0022】
ガラス枠20の下方には上皿15が配され、前面枠12に対して開放可能に取り付けられている。上皿15には、プリペイドカードによる遊技球の貸出を指示するための貸出釦16、プリペイドカードの返却を指示するための精算釦17及びプリペイドカードの残高を表示するための残高表示部18が設けられている。
CRユニット13のカード口19にプリペイドカードを挿入するとプリペイドカードの残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下するとその残高の範囲内で遊技球の貸出しが実行され上皿15に貸球としての遊技球が排出される。
また、精算釦17押下するとプリペイドカードがカード口19から排出される。
【0023】
上皿15の下方にては下皿23が前面枠12に固定され、下皿23の右側には発射ハンドル24が取り付けられている。発射ハンドル24の外周にはダイヤル部24aが装着されており、これを時計回りに回動操作すれば発射装置(図示略)が稼働して、上皿15から供給された遊技球を遊技盤22に向けて発射する。
この際、ダイヤル部24aの回動量によって発射力の強弱を調整できる。またダイヤル部24aに隣接して導電性のタッチセンサ24bが設けられている。
【0024】
図2に示すように、遊技盤22には、ガイドレール25によって囲まれた略円形の遊技領域25aが設けられ、そのほぼ中央には中央役物26が設置されている。
この中央役物26の入口はほぼ均等に3分割されており、中央が権利発生口27、左右がそれぞれ外れ口28、29とされている。これらの前面側には開閉体に該当する左蓋31と右蓋32とが配されている。左蓋31及び右蓋32の幅は中央役物26の開口幅のほぼ1/2で、通常は左蓋31、右蓋32とも立てられた閉鎖状態とされている。そして、左蓋31を手前側に倒すと(開放状態にすると)、図3(a)に示すように外れ口28と権利発生口27の半分が開放され、右蓋32を手前側に倒すと(開放状態にすると)、図3(b)に示すように外れ口29と権利発生口27の半分が開放される。
【0025】
権利発生口27及び外れ口28、29の開口幅は遊技球の直径を上回るが同直径の2倍には満たない。したがって、図3(a)の場合、遊技球は外れ口28へ入賞できるが権利発生口27には入賞できない。同様に、図3(b)の場合、遊技球は外れ口29へ入賞できるが権利発生口27には入賞できない。
【0026】
しかし、図3(c)に示すように左蓋31、右蓋32とも開放状態にすれば、権利発生口27が全開されて遊技球が入賞可能になる。もちろん、外れ口28、29も入賞可能になる。
なお、図2、3には示さないが、中央役物26には左蓋31及び右蓋32を開閉駆動するためのソレノイド31a、32aが備わっており、権利発生口27、外れ口28、29には、それぞれの入賞球を検出するための入賞センサ27a、28a、29aが備えられている。
【0027】
中央役物26の左右上方には、トリガ入賞口に該当する左上入賞口33と右上入賞口34が設置されている。これらは互いに同構造で、それぞれ入賞球を検出するための入賞センサ33a、34aが備えられている。
また、中央役物26の直下には普通入賞口35が、その左右のサイド飾36付近には普通入賞口37、38が配されている。これらにも、それぞれの入賞球を検出するための入賞センサ35a、37a、38aが備えられている。なお、これら普通入賞口35、37、38は左上入賞口33及び右上入賞口34と同構造であるが、役割が異なる。
【0028】
普通入賞口35の下方には大入賞口48と左右の普通入賞口49を備える大入賞装置50が配されている。図2には示さないが、大入賞装置50は大入賞口48を開閉するためのソレノイド48c並びに大入賞口48への入賞球がいずれかを通過するように配された特定領域センサ48aとカウントセンサ48bを備えており、また普通入賞口49への入賞球を検出するための入賞センサ49aも備わっている。
【0029】
さらに、遊技領域25aの最下部にはアウト口39が設けられている。
そして、図示は省略するが、遊技領域25aには多数の障害釘が打ち付けられ、風車も配置されている。なお、遊技領域25aの上部における障害釘の配置は左右対称ではなくて、左上入賞口33と右上入賞口34との比較では左上入賞口33のほうが入賞し易いゲージ構成となっている。
【0030】
図4は、パチンコ機10の制御系の中で本発明に関わりの深い部分のブロック図である。この図4に示すように、このパチンコ機10は、主制御基板70を備えている。また、図示は省略しているが、払出制御基板、ランプ制御基板、表示制御基板、発射制御基板、音声制御基板等も備えている。
【0031】
主制御基板70は、周知のCPU、ROM、RAM、乱数カウンタ、入出力ポート等を備えるコンピュータであり、主制御基板70には、中央役物26の入賞センサ27a、28a、29a、左上入賞口33の入賞センサ33a、右上入賞口34の入賞センサ34a、普通入賞口35、37、38、49の入賞センサ35a、37a、38a、49a、大入賞装置50の特定領域センサ48aとカウントセンサ48b、タッチセンサ24b、遊技盤22やパチンコ機10の各部に設置されているその他のセンサ類が接続されており、主制御基板70は、これらからの信号を取得できる。
【0032】
また主制御基板70には、中央役物26のソレノイド31a、32a及び大入賞装置50のソレノイド48cが接続されており、主制御基板70はこれらソレノイド31a、32a、48cの動作すなわち左蓋31、左蓋32及び大入賞口48の開閉を制御できる。
【0033】
さらに、主制御基板70は、上記の各種センサなどからの信号に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して、払出制御基板、ランプ制御基板、表示制御基板、発射制御基板、音声制御基板に出力することで、それらの制御基板を介してパチンコ機10のさまざまな装置や部品の動作を制御できる。その概略は次の通りである。
【0034】
ランプ制御基板は、主制御基板70から送られてくるコマンドに応じてLEDや電球等のランプ類の点灯、消灯を制御し、また他の制御基板にて制御されないソレノイドやモータ等も制御する。
払出制御基板は、主制御基板70から送られてくるコマンドに応じて払出装置を制御して、主制御基板70が指示する個数の賞球を払い出す。また、CRユニット13からの要求に応じて払出装置を稼働させて貸球の払出も行う。
【0035】
表示制御基板は、主制御基板70から送られてくるコマンドに応じて、7セグメント表示器や液晶表示器の表示を制御する。
音声制御基板は、主制御基板70から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音声信号にてスピーカを駆動して音声を出力する。
【0036】
このパチンコ機10の動作、例えば入賞口(入賞装置)に入賞すると賞球が払い出される点は公知のパチンコ機と同様である。
次に、図5、6を参照し、主に中央役物26と大入賞装置50の制御に関わる主制御基板70の処理を中心にしてパチンコ機10の動作を説明する。なお、図5、6に示す各処理は、主制御基板70(正確にはそのCPU)がパチンコ機10の稼働中を通じて行うメインルーチン(図示と説明は省略)のサブルーチンとして実行するものである。
【0037】
まず図5を参照して中央役物制御処理を説明する。
主制御基板70は左上入賞口33の入賞センサ33aまたは右上入賞口34の入賞センサ34aからの入賞信号(トリガ信号)が入力されているか否かを判断し(S101)、トリガ信号があれば、それが左上入賞口33の入賞センサ33aからの信号か否かを判断する(S102)。左上入賞口33のトリガ信号であれば(S102:YES)、ソレノイド31aを稼働させて左蓋31を開放状態にさせる(S103、図3(a)参照)。左上入賞口33のトリガ信号でなければ(S102:NO)、右上入賞口34のトリガ信号であるからソレノイド32aを稼働させて右蓋32を開放状態にさせる(S104、図3(b)参照)。
【0038】
トリガ信号が入力されていないとき(S101:NO)またはS103若しくはS104の処理に続いて、中央役物26の入賞センサ27a、28a、29aのいずれかから入賞信号が入力されているか否かを判断する(S105)。中央役物26からの入賞信号が入力されていなければ(S105:NO)、この処理を一旦終了してリターンする。
【0039】
中央役物26からの入賞信号が入力されていれば(S105:YES)、左(外れ口28、入賞センサ28a)、右(外れ口29、入賞センサ29a)または(権利発生口27、入賞センサ27a)のいずれであるかを判別し(S106)、左であれば左蓋31を閉鎖状態にさせ(S107)、右であれば右蓋32を閉鎖状態にさせる(S108)。また、中であれば左蓋31と右蓋32の内で先に開放状態になった方を閉鎖状態にさせ(S109)、権利発生フラグFを1にセットする(S110)。これらS107、S108またはS110の後、この処理を一旦終了してリターンする。
【0040】
権利発生フラグFが1にセットされていると、図6に示す特別遊技処理によって大入賞口48を開放しての特別遊技が実行される。
図6に示すように、主制御基板70は権利発生フラグFが1にセットされているか否かを判断し(S201)、権利発生フラグFが1にセットされていなければ、すなわち特別遊技権利が発生していなければ(S201:NO)、実質的な処理を行わずにこの処理を一旦終了してリターンする。
【0041】
権利発生フラグFが1にセットされているとき、すなわち特別遊技権利が発生していれば(S201:YES)、大入賞口48がすでに開放されているか否かを判断する(S202)。開放されていなければソレノイド48cを稼働させて大入賞口48を開放させる(S203)。
【0042】
大入賞口48がすでに開放されているとき(S202:YES)またはS203に続いて、大入賞口48を閉鎖するか否かを判断する(S204)。本実施例の場合、開放された大入賞口48に10個入賞するか大入賞口48の開放時間が30秒に達していれば、これを閉鎖すると判断する。なお、大入賞口48への入賞数は、特定領域センサ48aとカウントセンサ48bの信号に基づいて計数される。
【0043】
大入賞口48を閉鎖すると判断した場合には(S204:YES)、ソレノイド48cを制御して大入賞口48を閉鎖させ(S205)、特別遊技を継続するか否かを判断する(S206)。本実施例の場合、今回の(つまり今閉鎖された)大入賞口48の開放中に特定領域を通過した遊技球があれば(特定領域センサ48aで検出されていれば)、特別遊技を継続すると判断する構成である。ただし、大入賞口48の開放回数が上限値(本実施例の場合16回)に達していれば、特定領域の通過の有無に関わりなく特別遊技を終了する(継続しない)。
【0044】
特別遊技を終了する(継続しない)と判断すれば(S206:NO)、権利発生フラグFをリセットして(S207)リターンする。特別遊技の継続であれば(S206:YES)、S207をジャンプしてリターンするので、次回のS203で大入賞口48が開放される。
【0045】
このように、左上入賞口33に入賞すれば左蓋31を開放状態にさせ、右上入賞口34に入賞すれば右蓋32を開放状態にさせるので、左蓋31が開放状態にあるときに右上入賞口34に入賞させれば、逆に右蓋32が開放状態にあるときに左上入賞口33に入賞させれば左右の蓋31、32が両方とも開いた状態になり中央の権利発生口27に入賞可能になる。その状態で権利発生口27に入賞すれば権利発生となって特別遊技が実行される。
【0046】
したがって、遊技者は、蓋31、32の一方が開放状態になれば他方も開放状態にさせようと、他方の蓋31または32に対応する左上入賞口33または右上入賞口34を狙って遊技球を発射する。これにより遊技盤面における遊技球の挙動、どこに入賞するか、どこを狙うかといった弾球遊技本来の楽しみが復活する。
【0047】
また、抽選による当たり外れの判定及びその判定結果の表示は不要であり、遊技者の意識が図柄表示にばかり集中して遊技が単調になることもない。
権利発生口27は遊技盤22に沿って移動する遊技球が直接流入できる場所に設けられているので、わかりやすく狙い目にしやすい。
【0048】
トリガ入賞口(左上入賞口33、右上入賞口34)及び開閉体(左蓋31、右蓋32)をともに2つずつにしているので、遊技者にわかりやすく遊技しやすい。
トリガ入賞口となる左上入賞口33を相対的に入賞容易とし、右上入賞口34を相対的に入賞困難とするゲージ構成にしているので、入賞容易な方を先に狙う人もあれば、入賞困難な方から狙う人もあるし、どちらへもほぼ均等に遊技球が行きそうな場所を狙うことも考えられる。このように、遊技者がそれぞれの判断で狙い場所を選んで遊技球を発射するから、従来の弾球遊技機のように図柄始動口だけを漫然と狙うのとは異なり、ゲージ構成でゲームを楽しむことができる。
【0049】
左蓋31及び右蓋32は、それが開放状態になったことにより流入可能となった流入口(権利発生口27、外れ口28、29)に1個の遊技球が流入したことにより閉鎖状態に戻されるので開放状態のままになることは回避される。
なお、本実施例では左蓋31及び右蓋32のいずれか一方が開状態にあるとき、権利発生口27への遊技球の流入を不可能としているが、流入困難としても何ら差し支えない。
【0050】
【実施例2】
この実施例は権利発生用の入賞口を振分装置内に設ける例である。ハードウェア構成は、実施例1の中央役物26に代えて図7に示す中央役物40を使用する点を除いては実施例1と同じであるから、それらは実施例1と同じ符号を用いて図示と説明を省略する。
【0051】
図7に示すように、本例の中央役物40は受入部41と振分部42とからなっている。受入部41の構成は周知のチューリップ式入賞装置と同様であり、一対の羽根41b、41bを左右に倒すと入賞容易な状態になる。羽根41b、41bが立っていても、周知のチューリップ式入賞装置と同様に入賞可能である。この受入部41には、入賞球を検出するための入賞センサ41a及び羽根41b、41bを駆動するためのソレノイド41cが備わっている。
【0052】
振分部42は周壁42aにて囲まれた箱状で、受入部41に入賞した遊技球だけが振分部42に進入できる。
振分部42には、権利発生口43と左右の外れ口44、45が横並びで開口しており、それらの前面側には開閉体に該当する左蓋46と右蓋47とが配されている。また左蓋46を開閉駆動するためのソレノイド46a及び右蓋47を開閉駆動するためのソレノイド47aが備わっており、権利発生口43、外れ口44、45には、それぞれに流入した遊技球を検出するための通過センサ43a、44a、45aが備えられている。
【0053】
権利発生口43の開口幅は遊技球の直径(約11mm)の2倍をわずかに上回り(説明を簡明にするために約22mmとして説明する。)、外れ口44、45の開口幅はそれぞれ約15mmである。左蓋46及び右蓋47の幅はこれら権利発生口43及び外れ口44、45の開口幅の合計(約42mm)の半分(約22mm)である。
【0054】
したがって、左蓋46を手前に倒せば外れ口44と権利発生口43の半分が開放され(図7(b)参照)、右蓋47を手前に倒せば外れ口45と権利発生口43の半分が開放され(図7(c)参照)、左蓋46及び右蓋47を手前に倒せば外れ口44、45と権利発生口43の全幅が開放される(図7(d)参照)。
【0055】
振分部42の底部には底口51が設けられており、権利発生口43または左右の外れ口44、45のいずれにも流入しなかった遊技球は底口51に流入する。
振分部42の周壁42aの内側には複数の障害釘が立設されており、受入部41から振分部42に進入した遊技球は、それら障害釘によって進路をランダムに変化させられ、流下する。このとき左蓋46が倒されていれば(開放状態であれば)外れ口44または権利発生口43に、右蓋47が開放状態なら外れ口45または権利発生口43に、左蓋46及び右蓋47が開放状態なら外れ口44、45または権利発生口43に流入する可能性が高い。
【0056】
ただし、左蓋46または右蓋47の一方だけが開放状態になっているときには、権利発生口43の開放幅が遊技球の直径ぎりぎりであるから、権利発生口43に流入する確率は小さい。しかし、左蓋46及び右蓋47が開放状態なら権利発生口43の全幅が開放されるからここに流入する確率は大きい。
【0057】
本実施例のパチンコ機10の制御系の概要は図8に示すとおりで、中央役物40に関わる部分以外は実施例1と同じである。
主制御基板70には、中央役物40の入賞センサ41a、通過センサ43a、44a、45a、51a及び実施例1で説明した各種のセンサ類が接続されており、主制御基板70は、これらからの信号を取得できる。
【0058】
また主制御基板70には、中央役物40のソレノイド41c、46a、47a32aが接続されており、主制御基板70はこれらの動作すなわち羽根41b、41b、左蓋46及び右蓋47の開閉を制御できる。また実施例1で説明したとおり大入賞口48の開閉も制御できる。
【0059】
そして、主制御基板70が記の各種センサなどからの信号に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して、払出制御基板、ランプ制御基板、表示制御基板、発射制御基板、音声制御基板に出力することで、それらの制御基板を介してパチンコ機10のさまざまな装置や部品の動作を制御できるのも実施例1と同様であり、払出制御基板、ランプ制御基板、表示制御基板、発射制御基板及び音声制御基板の役割や機能も実施例1と同様である。また、パチンコ機10の動作、例えば入賞口(入賞装置)に入賞すると賞球が払い出される点は公知のパチンコ機と同様である。
【0060】
次に、図9を参照し、主に中央役物40の制御に関わる主制御基板70の処理を説明する。なお、図9に示す各処理は、主制御基板70(正確にはそのCPU)がパチンコ機10の稼働中を通じて行うメインルーチン(図示と説明は省略)のサブルーチンとして実行するものである。
【0061】
本処理では、主制御基板70は左上入賞口33の入賞センサ33aまたは右上入賞口34の入賞センサ34aからの入賞信号(トリガ信号)が入力されているか否かを判断し(S301)、トリガ信号があれば、それが左上入賞口33の入賞センサ33aからの信号か否かを判断する(S302)。左上入賞口33のトリガ信号であれば(S302:YES)、ソレノイド41cを稼働させて受入部41を開放させ、ソレノイド46aを稼働させて左蓋46を開放状態にさせる(S303、図7(b)参照)。左上入賞口33のトリガ信号でなければ(S302:NO)、右上入賞口34のトリガ信号である。この場合は、ソレノイド41cを稼働させて受入部41を開放させ、ソレノイド47aを稼働させて右蓋472を開放状態にさせる(S304、図7(c)参照)。
【0062】
本実施例の場合、受入部41は6秒間または4個入賞のいずれか短時間の方で閉鎖され、左蓋46は外れ口44または権利発生口43への流入の有無に関わらず5分間開放し、同様に右蓋47は10分間開放する。なお、既に左蓋46が開放状態にあるときに左上入賞口33に入賞した場合、右蓋47が開放状態にあるときに右上入賞口34に入賞した場合には、それぞれ新たな入賞の時点からさらに上記5分あるいは10分の開放となる(つまり開放時間が延長される)。
【0063】
トリガ信号が入力されていないとき(S301:NO)またはS303若しくはS304の処理に続いて、権利発生口43の通過センサ43aから通過信号が入力されているか否かを判断する(S305)。通過センサ43aから通過信号が入力されていれば権利発生(S305:YES)となり、権利発生フラグFを1にセットして(S306)リターンする。なお、外れ口44、45及び底口51を通過した場合は、通常の入賞として処理される。
【0064】
そして、権利発生フラグFが1にセットされていると大入賞口48を開放しての特別遊技が実行される。この特別遊技は実施例1と同じであるから説明を省略する。
本実施例のパチンコ機10は、実施例1と同様の効果を発揮するとともに次の通りの効果も奏する。
【0065】
まず、権利発生口43及び開閉体(左蓋46、右蓋47)が権利発生用の振分装置(振分部42)内に配されているので、遊技球を権利発生口43に流入させるためには、まず振分装置(中央役物40)に流入させる必要がある。これにより遊技の進行手順が少し複雑化され、興趣が高まる。
【0066】
しかも、受入部41が権利発生用の入賞口とされていて、そこへの入賞球だけが振分部42へ進入できるので、遊技者は権利発生口43への遊技球の流入を容易にするためにトリガ入賞口(左上入賞口33及び右上入賞口34)を狙い、また権利発生のために権利発生用の入賞口である受入部41を狙わなければならないので、遊技手順が複雑化する。
【0067】
特に、権利発生用の入賞口である受入部41を、トリガ入賞口(左上入賞口33及び右上入賞口34)への入賞をきっかけとして入賞が容易な状態にされる可変入賞装置としているので、トリガ入賞口と権利発生用の可変入賞装置とが連携して、より面白みが増す。
【0068】
開閉体(左蓋46、右蓋47)は、開放状態になってからの経過時間が設定値に達したことにより閉鎖状態に戻されるので、開閉体が長期にわたって開放状態のままになることは回避される。
【0069】
【実施例3】
この実施例も実施例2と同様に権利発生用の入賞口を振分装置内に設ける例である。ハードウェア構成は実施例2とほぼ同じであるが、図10に示すとおり振分部42には受入部41が付属しない点、左上入賞口33及び右上入賞口34の入賞球が振分部42に導入される点で実施例2と異なる。また図11に示すとおり、制御系においては受入部41の入賞センサ41a及びソレノイド41cが存在しない点で実施例2と異なる。
【0070】
次に、図12を参照して権利発生に関わる主制御基板70の処理を説明する。
なお、図12に示す各処理は、主制御基板70(正確にはそのCPU)がパチンコ機10の稼働中を通じて行うメインルーチン(図示と説明は省略)のサブルーチンとして実行するものである。
【0071】
このパチンコ機10の場合、図12に示すように、主制御基板70は左上入賞口33の入賞センサ33aまたは右上入賞口34の入賞センサ34aからの入賞信号(トリガ信号)が入力されているか否かを判断し(S401)、トリガ信号があれば、それが左上入賞口33の入賞センサ33aからの信号か否かを判断する(S402)。左上入賞口33のトリガ信号であれば(S402:YES)、ソレノイド46aを稼働させて左蓋46を開放状態にさせる(S403)。左上入賞口33のトリガ信号でなければ(S402:NO)、右上入賞口34のトリガ信号である。この場合は、ソレノイド47aを稼働させて右蓋47を開放状態にさせる(S404)。
【0072】
本実施例の場合も、左蓋46は外れ口44または権利発生口43への流入の有無に関わらず5分間開放し、同様に右蓋47は10分間開放する。また、既に左蓋46が開放状態にあるときに左上入賞口33に入賞した場合、右蓋47が開放状態にあるときに右上入賞口34に入賞した場合には、それぞれ新たな入賞の時点からさらに上記5分あるいは10分の開放となる(つまり開放時間が延長される)。
【0073】
トリガ信号が入力されていないとき(S401:NO)またはS403若しくはS404の処理に続いて、権利発生口43の通過センサ43aから通過信号が入力されているか否かを判断する(S405)。通過センサ43aから通過信号が入力されていれば権利発生(S405:YES)となり、権利発生フラグFを1にセットして(S406)リターンする。なお、外れ口44、45及び底口51を通過した場合は、通常の入賞として処理される。
【0074】
そして、権利発生フラグFが1にセットされていると大入賞口48を開放しての特別遊技が実行される。この特別遊技は実施例1と同じであるから説明を省略する。
本実施例のパチンコ機10は、左上入賞口33及び右上入賞口34に入賞した遊技球が振分部42に導入されるので、遊技者はこれらの入賞口を狙えばよく、遊技の手順が単純でわかりやすい。また、実施例1、2と同様の効果も発揮する。
【0075】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば実施例1では、左蓋31及び右蓋32は、それが開放状態になったことにより流入可能となった流入口(権利発生口27、外れ口28、29)に1個の遊技球が流入したことにより閉鎖状態に戻される構成としているが、これを実施例2、3と同様に開放時間で制御してもよい。その場合、開放時間はあまり長くない方がよく10〜30秒程度が好ましい。そして例えば左蓋31は20秒、右蓋32は30秒というように、ゲージ構成で入賞しにくくされている右上入賞口34の開放時間を長くして両者の開放時間に差をつけるとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の斜視図。
【図2】 実施例1の遊技盤の正面図。
【図3】 実施例1の中央役物の開放形態の説明図。
【図4】 実施例1のパチンコ機の制御系のブロック図。
【図5】 実施例1の主制御基板が行う中央役物制御処理のフローチャート。
【図6】 実施例1の主制御基板が行う特別遊技処理のフローチャート。
【図7】 実施例2の中央役物の説明図。
【図8】 実施例2のパチンコ機の制御系のブロック図。
【図9】 実施例2の主制御基板が行う中央役物制御処理のフローチャート。
【図10】 実施例3の振分部の説明図。
【図11】 実施例3のパチンコ機の制御系のブロック図。
【図12】 実施例3の主制御基板が行う振分部制御処理のフローチャート。
【符号の説明】
10 パチンコ機(弾球遊技機)
22 遊技盤
26 中央役物
27 権利発生口
31 左蓋(開閉体)
32 左蓋(開閉体)
33 左上入賞口(トリガ入賞口)
34 右上入賞口(トリガ入賞口)
40 中央役物(権利発生用の振分装置、権利発生用の入賞口)
41 受入部(権利発生用の入賞口、可変入賞装置)
42 振分部(権利発生用の振分装置)
43 権利発生口
46 左蓋(開閉体)
47 右蓋(開閉体)
48 大入賞口(特別遊技実行手段)
50 大入賞装置(特別遊技実行手段)
70 主制御基板(特別遊技実行手段)

Claims (8)

  1. そこへ遊技球が流入したことを必須条件として特別遊技権利が発生する権利発生口と、
    予め設定されている少なくとも2つのトリガ入賞口と、
    各々が前記トリガ入賞口の1つに対応し該対応関係にある前記トリガ入賞口に入賞すると閉鎖状態から開放状態に変化する複数の開閉体であって、すべての前記開閉体が閉鎖状態にあるときには前記権利発生口への遊技球の流入を不可能にし、すべての前記開閉体が開放状態になると前記権利発生口への遊技球の流入を容易にする開閉体と、
    前記特別遊技権利が発生すると遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と
    を備え
    前記権利発生口及び開閉体が権利発生用の振分装置内に配されていること、
    を特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項記載の弾球遊技機において、
    前記振分装置へは前記トリガ入賞口への入賞球が導入されることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項記載の弾球遊技機において、
    前記振分装置へは権利発生用の入賞口への入賞球が導入されることを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項記載の弾球遊技機において、
    前記権利発生用の入賞口は、前記トリガ入賞口への入賞をきっかけとして入賞が容易な状態にされる可変入賞装置であることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項1ないしのいずれか記載の弾球遊技機において、
    前記トリガ入賞口及び開閉体は、それぞれ2つであることを特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項記載の弾球遊技機において、
    前記開閉体のいずれか一方が開状態にあるときに前記権利発生口への遊技球の流入を不可能または流入困難とすることを特徴とする弾球遊技機。
  7. 請求項1ないしのいずれか記載の弾球遊技機において、
    前記トリガ入賞口のいずれかを相対的に入賞容易とし、他のいずれかを相対的に入賞困難とするゲージ構成であることを特徴とする弾球遊技機。
  8. 請求項1ないしのいずれか記載の弾球遊技機において、
    前記開閉体は、該開閉体が開放状態になったことにより流入可能となった流入口に設定数の遊技球が流入したことにより、または開放状態になってからの経過時間が設定値に達したことにより閉鎖状態に戻されることを特徴とする弾球遊技機。
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