JP2000001240A - シート体搬送装置 - Google Patents

シート体搬送装置

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JP2000001240A
JP2000001240A JP16810298A JP16810298A JP2000001240A JP 2000001240 A JP2000001240 A JP 2000001240A JP 16810298 A JP16810298 A JP 16810298A JP 16810298 A JP16810298 A JP 16810298A JP 2000001240 A JP2000001240 A JP 2000001240A
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sheet
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啓司 橋詰
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有治 山本
Tomoyuki Ishii
智之 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印画紙3を正確に搬送するシート体搬送装置を
提供する。 【解決手段】上流側のローラ対29,31を、カムを利
用して印画紙3を挟んで搬送する挟持状態と、挟まない
離間状態の間で変位可能に支持し、更に下流側の一対の
ローラ38,40を挟持状態と離間状態の間で変位可能
に支持し、上流側のローラ対29,31に挟んで搬送し
た印画紙3を下流側のローラ対38,40に受け渡す際
に、上流側のローラ対29,31を離間状態にカムで変
移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1上側ローラと
第1下側ローラで成る第1ローラ対と、第2上側ローラ
と第2下側ローラで成る第2ローラ対を有するシート体
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート体の搬送には、そのシート体の厚
さや強さや、大きさなどの物理的な性質により、また、
シート体に対する処理の性質により、数々の搬送装置が
用いられていた。色々な用途に合わせたシート体搬送装
置のうち、例えば、フィルムや、印画紙などの感光材料
に対して露光を行う部分での搬送装置は、非常に正確に
一定速度を保った搬送を行うことが必要である。これ
は、通常露光は、感光材料の搬送方向に対して横断方向
である主走査方向に沿って直線状の露光を行うライン露
光という形で行われ、シート体搬送装置の搬送方向(副
走査方向)への搬送により、二次元的な画像が露光され
るような装置となっているからである。従って、もし、
シート体搬送装置の搬送が正確に一定速度を保持しない
搬送であれば、ライン露光の画像が重なってしまった
り、また、反対に延びてしまったりする画像ムラが発生
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシート
体搬送装置では、シート体である感光材料が複数の対の
ローラに挟持されながら搬送されるものであったため、
上流側の対のローラにより挟まれて下流側の対のローラ
に受け渡される際に、下流側のローラ対の負荷変動が感
光材料に作用し、画像ムラを引き起こす原因となってい
た。また、その後、感光材料の後端が上流側の対のロー
ラから離れる瞬間に感光材料に負荷変動が作用し、画像
ムラを引き起こす原因となっていた。また、複数のロー
ラ対を駆動するモータからの振動がローラを介して感光
材料に伝達されてしまい、この振動も画像に悪影響を与
えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のシート体搬送装
置では、これらの問題を解決するために、前途されたシ
ート体搬送装置において、第1上側ローラと第1下側ロ
ーラを、互いに協働してシート体を挟持する挟持状態
と、互いに離れている離間状態の間で変位可能に支持す
る第1支持手段と、第2上側ローラと第2下側ローラ
を、互いに協働して前記シート体を挟持する挟持状態
と、互いに離れている離間状態の間で変位可能に支持す
る第2支持手段と、前記第1ローラ対と前記第2ローラ
対の両方をそれぞれの前記挟持状態と前記離間状態の間
で変位させる事が可能で、前記シート体が前記第1ロー
ラ対より前記第2ローラ対へ受け渡される際に、前記第
1ローラ対を前記離間状態にする単一の駆動手段とを備
えることを特徴としている。この様な構成であると、2
対のローラが両方でシート体を挟持しながら搬送する従
来の構造と比較し、ローラ対のシート体への負荷変動を
少なく搬送する事が可能となり、シート体を正確に搬送
することができる。従って、本発明の実施形態におい
て、このシート体搬送装置を印画紙やフィルムなどの感
光材料に対する露光部に利用し、露光手段を平面視にお
いて前記第1 ローラ対と第2ローラ対の間に配置する
と、第1ローラ対と第2ローラ対により正確に搬送され
た感光材料を画像ムラなく搬送する事が可能となり、品
質に優れる画像を得る事が可能となる。また、本発明の
実施形態において、駆動手段が、第2ローラ対を離間状
態に変位させた後、前記シート体の先端が前記第2ロー
ラ対に臨入する時に挟持状態に変位し、その後、前記第
1ローラ対を離間状態に変移させる様に構成することが
望ましい。第2ローラ対が、離間状態で前記シート体の
先端を受け入れることにより、第1ローラ対から第2ロ
ーラ対へ受け渡す際の負荷変動の影響を少なくする事が
できる。本発明の好適実施形態において、第1上側ロー
ラと第1下側ローラの少なくとも一方を、互いに接する
方向へ付勢する第1付勢手段と、第2上側ローラと第2
下側ローラの少なくとも一方を、互いに接する方向へ付
勢する第2付勢手段が備えられていることが望ましい。
このような構成により、駆動手段により第1ローラ対あ
るいは第2ローラ対が離間状態に変移された後に、挟持
状態に即座に戻す事ができる。本発明の実施形態におい
て、前記第1支持手段は、前記第1上側ローラと第1下
側ローラのいずれか一方を支持し、第1カム面を有し、
第1揺動軸周りで揺動可能の第1支持部を備え、前記第
2支持手段は、前記第2上側ローラと第2下側ローラの
いずれか一方を支持し、第2カム面を有し、第2揺動軸
周りで揺動可能の第2支持部を備えることが望ましい。
このようなカム面を有し、揺動軸周りで揺動可能の支持
板によりローラを支持する事により、カム面に対する作
用力により第1あるいは第2ローラ対の離間状態または
挟持状態を実現する事が可能となる。また、前記駆動手
段に、前記第1支持手段の前記第1カム面と、前記第2
支持手段の前記第2カム面の両方に接当可能で、この接
当により前記第1支持手段を前記第1 揺動軸周りで揺動
させ、前記第2 支持手段を前記第2揺動軸周りで揺動さ
せるカム体を備えることが望ましく、前記単一の駆動手
段は前記カム体を揺動するモータであることが好まし
い。このような構造により、第1と第2ローラ対を単一
のモータで、離間状態と挟持状態の間で変位させる事が
でき、2つのモータで第1と第2ローラ対を駆動するこ
とに比較し、経済的であり、スペースを有効に利用する
事ができる。前記第1ローラ対と第2ローラ対を、単一
のモータにより駆動すると、モータの数を少なくするこ
とができる他、第1ローラ対のシート体の搬送速度と、
第2ローラ対の搬送速度を同一にすることが可能とな
る。また、本発明の実施形態において、前記第1ローラ
対の、前記シート体の搬送方向の上流側に、前記シート
体の先端の通過を感知する第1センサを配置することに
より、設定速度でシート体を搬送する場合、第1ローラ
対を超えて、第2ローラ対に臨入するタイミングを正確
に予測する事が可能で、この予測されたタイミングで第
1ローラ対を離間状態に変移させたり、第2ローラ対を
挟持状態に変移させたりする事が可能となり、各ローラ
対の操作を正確にすることで、シート体の搬送をより正
確に行う事ができる。また、前記第1センサの、前記シ
ート体の搬送方向の上流側に、前記シート体の後端の通
過を感知する第2センサを設ける事で、第1センサとの
協働で、シート体の長さが異なるものであっても、これ
を検知することが可能となり、シート体搬送装置をどの
タイミングで次のシート体を搬送するために元の状態に
戻すべきであるか判断が可能となる。更に、前記駆動手
段は、前記第1ローラ対を前記挟持状態から前記離間状
態に変移させる際に、離間する際の前記第1上側ローラ
と第1下側ローラの相対速度が5mm/ 秒以下となるよ
うに前記第1ローラ対を変位させることが実施形態にお
いては好ましい。また、前記第2ローラ対を前記離間状
態から前記挟持状態に変移させる際に、圧着する際の前
記第2上側ローラと第2下側ローラの相対速度が5mm
/ 秒以下となるように前記第2ローラ対を変位させるこ
とが望ましい。これは、ローラ対が離れる瞬間や、挟持
状態になる瞬間にその状態が変化する速度が速いと、シ
ート体にかかる負荷をゼロにすることは困難であり、搬
送速度に変化が起きる。従って、上側ローラと下側ロー
ラの相対移動速度を5mm/ 秒以下にする事によりこの
影響を少なくする事が望ましいのである。また、本発明
の実施形態において、前記第1支持手段は、前記第1上
側ローラと前記第1下側ローラが前記挟持状態にある際
に、前記シート体にかかる圧着力が0.5Kg/ cmを
超えないよう前記第1上側ローラと前記第1下側ローラ
を支持し、前記第2支持手段は、前記第2上側ローラと
前記第2下側ローラが前記挟持状態にある際に、前記シ
ート体にかかる圧着力が0.5Kg/ cmを超えないよ
う前記第2上側ローラと前記第2下側ローラを支持する
ようにする事が好ましい。これも、ローラ対のシート体
に対する挟持が強いと、挟持状態より離間状態に変位す
る際に、あるいはその逆のプロセスにおいて負荷がシー
ト体にかかってしまうので、この負荷をする無くするた
めに上記の圧着力以下でシート体を挟持することが望ま
しい。また、前記第1上側ローラと第1下側ローラのい
ずれか一方と、前記第2上側ローラと第2下側ローラの
いずれか一方には3mm以下のゴム層を設ける事が望ま
しい。これは、ローラ対のいずれか一方のローラの表面
にゴム層を設ける事によりシート体が滑る事を防止する
ことができるのであるが、一方、あまりゴム層を厚くす
ると、ローラ対が挟持状態にある際にゴム層が変形して
しまい、ローラの外周が状態により異なり、搬送速度を
一定にする事が難しくなる。従って、3mm以下のゴム
層を利用する事によりシート体の滑りをなくすると同時
に、ゴム層の変形によるローラの外周の変化を小さくす
る事ができ、結果としてシート体の搬送の速度を正確に
一定に保持する事ができるのである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、図面を利用して本発明の実
施の形態について説明する。図1では、本発明によるシ
ート体搬送装置5の応用例としての画像記録装置1が示
されている。この画像記録装置1は、コンピュータグラ
フィックスや、予め読み込まれた画像情報を直接印画紙
3に、蛍光プリンタ6により記録する装置である。図中
2は、印画紙3のロールを収納するケースであり、4a
と4bは、一対のあるいは複数対の印画紙3用ローラで
ある。これらのローラ4a、bにより印画紙3は、搬送
方向Aに搬送されシート体搬送装置5に搬入される。印
画紙3は、シート体搬送装置5に搬入される前にカッタ
ー8で所定の長さに切られる。シート体搬送装置内に配
置された蛍光プリンタ6により画像情報を露光された印
画紙3は、シート体搬送装置5を出て、その後、現像処
理部7で現像処理がなされ、画像記録装置1より搬出さ
れる。次に、本発明によるシート体搬送装置5の構造を
図2を利用して説明する。シート体搬送装置5は、一対
のフレーム10、11とこのフレーム10、11に取り
付けられた3対のローラ及びそれを駆動する駆動手段な
どにより構成される。先ず、このシート体搬送装置5を
通過する印画紙3の搬送方向が図2ではXで示され、こ
の搬送方向Xは、また副走査方向とも呼ばれる。この搬
送方向に対して横断方向Yは、主走査方向とも呼ばれ
る。印画紙3はこのシート体搬送装置5を通過しながら
図1でも示されている蛍光プリンタ6により露光される
のである。フレーム10,11には上側補助ローラ16
と下側補助ローラ18が備えられている。この上側補助
ローラ16と下側補助ローラ18は補助ローラ対を構成
している。上側補助ローラ16の軸15は、その両端を
一対の補助支持板13、14に対し回転可能に支持され
ている。この補助支持板13,14も、一対のフレーム
10,11を貫通する揺動軸12周りで、これらフレー
ム10,11に対して揺動可能に支持されている。支持
板13,14は夫々、揺動軸12に対して固定されてお
り、この揺動軸13はフレーム10,11に対して揺動
可能に支持されている。上側補助ローラ16の軸15
は、フレーム10,11の夫々に形成された切り欠き1
0a、11aに嵌まるように成っており、これらの切り
欠き10a、11aの深さにより、上側補助ローラ16
の下方向への変位の限界点が定義されている。これら軸
15、揺動軸12、補助支持板13,14は、上側補助
ローラ16と下側補助ローラ18を互いに協働してシー
ト体を挟持する挟持状態と、互いに離れている離間状態
の間で変位可能に支持する補助ローラ支持手段を構成し
ている。上側補助ローラ16は、それ自体は、駆動手段
と直接連結されていない従動ローラとなっており、アル
ミなどの硬質の筒状芯部の表面に3mm以下のゴム層が
設けられて構成されている。一方、下側補助ローラ18
は、アルミ製のローラ表面を有し、その軸17を介し
て、フレーム10,11に対して回転可能に支持されて
いる。アルミ制のローラを利用するのは、ローラの径を
正確にすることが比較的容易であるからである。軸17
の自由端の一方側には、ベルト用ローラ20が取り付け
られており、このベルト用ローラ20にモータ23から
の駆動力が、その軸の端部に設けられたベルト用ローラ
21とベルト22を介して伝達される。この様に、ベル
ト22を介して下側補助ローラ18を駆動する事によ
り、モータ23よりの振動を下側補助ローラ18に伝達
すること無く駆動することが可能で、印画紙3の露光に
振動による悪影響を与えない。支持板13の下側にはカ
ム面13aが形成されている。このカム面13aに対
し、モータ50により駆動軸51、ディスク52、支持
軸53を介して揺動される回動されるカム体54が接当
することにより、支持板13が揺動軸12周りで上側補
助ローラ16と共に揺動され、結果として、上側補助ロ
ーラ16が下側補助ローラ18より離され、補助ローラ
対16,18が挟持状態より離間状態に変位するのであ
る。次に、補助ローラ対16,18の搬送方向Xの下流
側に位置する第1ローラ対と第2ローラ対と、これらを
挟持状態と離間状態の間で変位可能に支持する第1と第
2支持手段について説明する。フレーム10,11に第
1上側ローラ29と第1下側ローラ31が備えられてい
る。この第1上側ローラ29と第1下側ローラ31は第
1ローラ対を構成している。第1上側ローラ29の軸2
8は、その両端を一対の第1支持板26,27に対し回
転可能に支持されている。支持板26,27は夫々、揺
動軸25に対して固定されており、一対のフレーム1
0,11を貫通する揺動軸25周りで、これらフレーム
10,11に対して揺動可能に支持されている。この揺
動軸25はフレーム10,11に対して揺動可能に支持
されている。第1上側ローラ29の軸28は、フレーム
10,11の夫々に形成された切り欠き10b、11b
に嵌まるように成っており、これらの切り欠き10b、
11bの深さにより、第1上側ローラ29の下方向への
変位の限界点が定義されている。これら軸28、揺動軸
25、第1支持板26,27は、第1上側ローラ29と
第1下側ローラ31を互いに協働してシート体を挟持す
る挟持状態と、互いに離れている離間状態の間で変位可
能に支持する第1支持手段を構成している。第1上側ロ
ーラ29は、それ自体は、駆動手段と直接連結されてい
ない従動ローラとなっており、その表面には3mm以下
のゴム層が設けられている。一方、第1下側ローラ31
は、アルミ製のローラ表面を有し、その軸30を介し
て、フレーム10,11に対して回転可能に支持されて
いる。軸30の自由端の一方側には、ベルト用ローラ3
2が取り付けられており、このベルト用ローラ32にモ
ータ45からの駆動力が、その軸の端部に設けられたベ
ルト用ローラ43とベルト42を介して伝達される。支
持板26の下側にはカム面26aが形成されている。こ
のカム面26aに対し、モータ60により駆動軸61、
ディスク62、支持軸63を介して揺動される回動され
るカム体64が接当することにより、支持板26が揺動
軸25周りで第1上側ローラ29と共に揺動され、結果
として、第1上側ローラ29が第1下側ローラ31より
離され、第1ローラ対29,31が挟持状態より離間状
態に変位するのである。第1ローラ対29、31の更に
下流側に、第2上側ローラ38と第2下側ローラ40で
構成される第2ローラ対38,40が、フレーム10,
11に亘って設けられている。第2上側ローラ38の軸
37は、その両端を一対の第2支持板35,36に対し
回転可能に支持されている。この第2支持板35,36
も、一対のフレーム10,11を貫通する揺動軸39周
りで、これらフレーム10,11に対して揺動可能に支
持されている。第2支持板35,36は夫々、揺動軸3
9に対して固定されており、この揺動軸39はフレーム
10,11に対して揺動可能に支持されている。第2上
側ローラ38の軸37は、フレーム10,11の夫々に
形成された切り欠き10c、11cに嵌まるように成っ
ており、これらの切り欠き10c、11cの深さによ
り、第2上側ローラ38の下方向への変位の限界点が定
義されている。これら軸37、揺動軸39、第2支持板
35,36は、第2上側ローラ38と第2下側ローラ4
0を互いに協働してシート体を挟持する挟持状態と、互
いに離れている離間状態の間で変位可能に支持する第2
支持手段を構成している。第2上側ローラ38は、それ
自体は、駆動手段と直接連結されていない従動ローラと
なっており、その表面には3mm以下のゴム層が設けら
れている。一方、第2下側ローラ40は、アルミ製のロ
ーラ表面を有し、その軸を介して、フレーム10,11
に対して回転可能に支持されている。第2下側ローラ4
0の軸の自由端の一方側には、ベルト用ローラ41が取
り付けられており、前記第1下側ローラ31と共にモー
タ45によりベルト42を介して駆動される。この際、
ベルト用ローラ32と41の半径は同じであり、第1下
側ローラ31と第2下側ローラ40が同じ速度で回転す
るようになっている。支持板35の下側にカム面35a
が形成されている。このカム面35aに対し、モータ6
0により駆動されるカム体64が接当すると、第2上側
ローラ38が第2下側ローラ40より離され、第2ロー
ラ対38,40が挟持状態より離間状態に変位するので
ある。図2で明らかなとおり、蛍光プリンタ6は第1ロ
ーラ対29,31と第2ローラ対38,40の間に配置
されている。図中65,66,67は、上側補助ローラ
16を下側補助ローラ18の方向へ付勢する補助付勢手
段65、第1上側ローラ29を第1下側ローラ31方向
へ付勢する第1付勢手段、及び、第2上側ローラ38を
第2下側ローラ40の方向へ付勢する第2付勢手段で、
それぞれバネである。図2には、図面を簡略化するため
に描かれていないが、図5に示されるような印画紙3を
ガイドするガイド面70,71、72、73が夫々、補
助ローラ対16,18と第1ローラ対29,31と第2
ローラ対38,40の間に備えられており、印画紙3へ
の粉塵の付着を防止すると共に、印画紙3がローラの間
の領域で垂れたりしないように案内している。図2中の
S1は、印画紙3の先端を検出するための第1センサで
ある光学センサS1であり、一方の光源よりの光が印画
紙3により遮られ他方の受光部に届かなくなった瞬間を
印画紙3の通過として検出する。また、第1センサS1
の上流側には第2センサS2が備えられ、これは第1セ
ンサと同様の光学センサであり、印画紙3の後端の通過
を検出するために設けられている。また、印画紙3の先
端と後端の検出を1つのセンサで行うよう構成しても良
い。次に図3、図4を利用して、シート体搬送装置の作
動について説明する。図1に基づいて説明されたとお
り、印画紙3は、カッター8により設定長さに切断され
てシート体搬送装置5の補助ローラ対16,18に搬入
される。この時、図3(a)で示されているとおり、カ
ム体54は補助支持板13のカム面13aに接当してお
らず、補助ローラ対16、18は挟持状態にある。この
状態で、印画紙3が補助ローラ対16、18の間に挟持
されモータ23の駆動力により、第1ローラ対29,3
1の方向へ設定速度で搬送される。この時、第2カム面
35aにカム体64が接当し、第2ローラ対38、40
は、離間状態に変位されており、第1ローラ対29,3
1は挟持状態になっている。第1センサS1が、印画紙
3の先端を検出し、設定速度で搬送される印画紙3の先
端が第1ローラ対29,31に臨入するタイミングで、
モータ50によりカム体54が支持板13のカム面13
aと接当し、補助ローラ対16,18が離間状態に変位
される。この状態が図3(b)で示されている。更に、
印画紙3の先端が第1ローラ対29,31と第2ローラ
対38,40の間に配置される蛍光プリンタ6の位置に
来るタイミングで蛍光プリンタ6による印画紙3に対す
る露光が開始される。印画紙3の搬送速度より印画紙3
の先端の位置の予測は図示されないコントローラにより
行われる。蛍光プリンタ6に対する露光が順次行われ、
印画紙3の先端が第2ローラ対38、40に臨入するタ
イミングで、ディスク62がモータ60により図3中時
計方向に回転され、カム体64がカム面35aより離
れ、結果として第2ローラ対38,40が印画紙3の先
端を挟み込む。この状態が図4(c)で示されている。
ディスク62は、モータ60による駆動により時計方向
の回転を続けているので、カム体64が、第1支持体2
6のカム面26aに接当し、第2ローラ対29、31が
挟持状態より離間状態に変位する。この状態が図4
(d)に示されている。設定長さに切断された印画紙3
の後端が第2センサS2に検出され、補助ローラ対1
6,18を通過した後に、モータ52に駆動されるカム
体54は、カム面13aより離れ、これにより補助ロー
ラ16、18が挟持状態に変位され、次の印画紙3の臨
入に備える。また、印画紙3が第2ローラ対38,40
を離れるタイミングで、第2ローラ対38、40は離間
状態に変位され、図3(a)で示される状態に戻され
る。上記の工程において、いずれのローラ対においても
挟持状態から離間状態に変位させる際と、離間状態から
挟持状態に変位させる際には、一対の対応するローラの
相対速度が5mm/ 秒以下となるように対応するカム体
を駆動するモータを駆動している。これは、ローラ対が
離れる瞬間や、挟持状態になる瞬間にその状態が変化す
る速度が速いと、印画紙3にかかる負荷をゼロにするこ
とは困難であり、搬送速度に変化が起きる。従って、対
応するローラの相対移動速度を5mm/ 秒以下にする事
によりこの影響を少なくする事が望ましいのである。ま
た、印画紙3にかかる圧着力が0.5kg/ cmを超え
ないように補助支持手段及び第1、第2支持手段を構成
している。これも、ローラ対の印画紙3に対する挟持が
強いと、挟持状態より離間状態に変位する際に、あるい
はその逆のプロセスにおいて負荷がシート体にかかって
しまうので、この負荷をする無くするために上記の圧着
力以下で印画紙3を挟持することが望ましい。このよう
に印画紙3にかかる圧力を調節するためには、例えば、
フレーム10,11に形成された切り欠き10a、10
b、10c、11a、11b、11cの深さを調整する
事により行う事が可能である。図示はされていないが、
これらの切り欠き10a、10b、10c、11a、1
1b、11cの部分に、深さを微調節することが可能な
ように従来の調節ネジ等を取り付ける事も考えられる。 [別実施例]図6には、本発明によるシート体搬送装置の
応用例としての画像記録装置100で、フィルムFに画
像を記録するタイプのものが示されている。この画像記
録装置100は、大きくフィルム露光部101と現像処
理部102に分けられる。適当な長さに切断されたフィ
ルムFはフィルム収納部105に収納されており、ここ
から取り出されたフィルムFはローラ107、109等
を通り、ガイド部110にある一対のガイド面111、
112を滑り落ちる。この時、フィルムFは、ローラか
ら離れてほぼ自由落下の状態にあり、ほぼ垂直の面より
なだらかな下り坂になっているガイド面112に沿って
落ち、上で説明されたシート体搬送装置5に入る。この
時、フィルムFの先端が補助ローラ対16,18と、第
1ローラ対29、31の間に配置され、アクチュエータ
120により突出されている突起121に当たり、位置
決めがされる。好適実施形態で説明されたシート体搬送
装置の作動と、この別実施例で説明される実施形態での
作動の唯一の違いは、フィルムFが補助ローラ対16、
18に臨入する際に補助ローラ対16,18が離間状態
になっており、フィルムFが突起121により位置決め
された時点で、補助ローラ対16,18が挟持状態にさ
れるということである。その後、アクチュエータは突起
121を引き込み、フィルムFの搬送方向への搬送がで
きるようにする。好適実施形態と同様に、フィルムFは
蛍光プリンタ6により露光された後、シート体搬送装置
5の外へ搬送され、ローラ125などに搬送されて、現
像処理部102に搬送される。ここで露光済みのフィル
ムFは130,131,132,133などの各種処理
タンクを通過し、ローラ135等により現像処理部10
2の上方へ搬送され、排出口137より排出されるので
ある。図中Cは、画像記録装置100のコントローラC
であり、フィルムFの移動のタイミングの計算や、シー
ト体搬送装置5内のローラ対の駆動、変位の制御を行っ
ている。以上記載された実施形態の各々のローラ対にお
いて、上側ローラを従動ローラとし下側ローラを駆動ロ
ーラとしたが、上側ローラを駆動ローラとし、下側ロー
ラを従動ローラとしてもよい。また、いずれのローラ対
においても上側ローラにアルミ表面を設け、下側ローラ
にゴム層を設けても良い。更に、本願実施例では露光装
置として蛍光プリンタ6を例に挙げたが、これに代えて
CRTを用いても良いし、PLZTやレーザー光による
露光装置を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート体搬送装置の応用例として
の画像記録装置の説明図
【図2】本発明によるシート体搬送装置の構造を示す斜
視図
【図3】シート体搬送装置の動作を示す説明図
【図4】シート体搬送装置の動作を示す説明図
【図5】シート体搬送装置のガイド面を示す側面図
【図6】本発明によるシート体搬送装置の別応用例とし
ての画像記録装置の説明図
【符号の説明】
3 印画紙 5 シート体搬送装置 6 蛍光プリンタ 13 支持板 13a カム面 16 上側補助ローラ 18 下側補助ローラ 26 第1支持板 26a カム面 29 第1上側ローラ 31 第1下側ローラ 35 第2支持板 35a カム面 38 第2上側ローラ 40 第2下側ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 智之 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 Fターム(参考) 3F049 CA33 DA12 DB04 DB06 LA01 LB08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1上側ローラと第1下側ローラで成る第
    1ローラ対と、第2上側ローラと第2下側ローラで成る
    第2ローラ対を有するシート体搬送装置において、 第1上側ローラと第1下側ローラを、互いに協働してシ
    ート体を挟持する挟持状態と、互いに離れている離間状
    態の間で変位可能に支持する第1 支持手段と、第2上側
    ローラと第2下側ローラを、互いに協働して前記シート
    体を挟持する挟持状態と、互いに離れている離間状態の
    間で変位可能に支持する第2支持手段と、 前記第1ローラ対と前記第2ローラ対の両方をそれぞれ
    の前記挟持状態と前記離間状態の間で変位させる事が可
    能で、前記シート体が前記第1ローラ対より前記第2 ロ
    ーラ対へ受け渡される際に、前記第1ローラ対を前記離
    間状態にする単一の駆動手段と、を備えることを特徴と
    するシート体搬送装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段は、第2ローラ対を離間状態
    に変位させた後、前記シート体の先端が前記第2ローラ
    対に臨入する時に挟持状態に変位し、その後、前記第1
    ローラ対を離間状態に変移させる請求項1に記載のシー
    ト体搬送装置。
  3. 【請求項3】第1上側ローラと第1下側ローラの少なく
    とも一方を、互いに接する方向へ付勢する第1付勢手段
    と、第2上側ローラと第2下側ローラの少なくとも一方
    を、互いに接する方向へ付勢する第2付勢手段を備えて
    いる請求項1または2に記載のシート体搬送装置。
  4. 【請求項4】前記シート体は、写真感光材料である請求
    項1から3のいずれかに記載のシート体搬送装置。
  5. 【請求項5】前記シート体は、印画紙である請求項4に
    記載のシート体搬送装置。
  6. 【請求項6】前記シート体は、フィルムである請求項4
    に記載のシート体搬送装置。
  7. 【請求項7】前記第1支持手段は、前記第1上側ローラ
    と第1下側ローラのいずれか一方を支持し、第1カム面
    を有し、第1揺動軸周りで揺動可能の第1支持部を備
    え、前記第2支持手段は、前記第2上側ローラと第2下
    側ローラのいずれか一方を支持し、第2カム面を有し、
    第2揺動軸周りで揺動可能の第2支持部を備える請求項
    1から6のいずれかに記載のシート体搬送装置。
  8. 【請求項8】前記駆動手段は、前記第1支持手段の前記
    第1カム面と、前記第2支持手段の前記第2カム面の両
    方に接当可能で、この接当により前記第1支持手段を前
    記第1揺動軸周りで揺動させ、前記第2支持手段を前記
    第2揺動軸周りで揺動させるカム体を備え、前記単一の
    駆動手段は前記カム体を揺動するモータである請求項7
    に記載のシート体搬送装置。
  9. 【請求項9】前記第1カム面と前記第2カム面は対向す
    る位置に配置されている請求項7と8のいずれかに記載
    のシート体搬送装置。
  10. 【請求項10】前記第1ローラ対と第2ローラ対は、単
    一のモータにより駆動されている請求項1から9のいず
    れかに記載のシート体搬送装置。
  11. 【請求項11】前記写真感光材料に対する露光手段が、
    平面視において前記第1ローラ対と第2ローラ対の間に
    配置されている請求項4から6のいずれかに記載のシー
    ト体搬送装置。
  12. 【請求項12】前記第1ローラ対の、前記シート体の搬
    送方向の上流側に、前記シート体の先端の通過を感知す
    る第1センサが設けられている請求項1から11のいず
    れかに記載のシート体搬送装置。
  13. 【請求項13】前記第1センサの、前記シート体の搬送
    方向の上流側に、前記シート体の後端の通過を感知する
    第2センサが設けられている請求項1から12のいずれ
    かに記載のシート体搬送装置。
  14. 【請求項14】前記駆動手段は、前記第1ローラ対を前
    記挟持状態から前記離間状態に変移させる際に、離間す
    る際の前記第1上側ローラと第1下側ローラの相対速度
    が5mm/ 秒以下となるように前記第1ローラ対を変位
    させる請求項1から13のいずれかに記載のシート体搬
    送装置。
  15. 【請求項15】前記駆動手段は、前記第2ローラ対を前
    記離間状態から前記挟持状態に変移させる際に、圧着す
    る際の前記第2上側ローラと第2下側ローラの相対速度
    が5mm/ 秒以下となるように前記第2ローラ対を変位
    させる請求項1から14のいずれかに記載のシート体搬
    送装置。
  16. 【請求項16】前記第1支持手段は、前記第1上側ロー
    ラと前記第1下側ローラが前記挟持状態にある際に、前
    記シート体にかかる圧着力が0.5Kg/ cmを超えな
    いよう前記第1上側ローラと前記第1下側ローラを支持
    し、前記第2支持手段は、前記第2上側ローラと前記第
    2下側ローラが前記挟持状態にある際に、前記シート体
    にかかる圧着力が0.5Kg/ cmを超えないよう前記
    第2上側ローラと前記第2下側ローラを支持している請
    求項1から15のいずれかに記載のシート体搬送装置。
  17. 【請求項17】前記第1上側ローラと第1下側ローラの
    いずれか一方と、前記第2上側ローラと第2下側ローラ
    のいずれか一方には3mm以下のゴム層が設けられてい
    る請求項1から16のいずれかに記載のシート体搬送装
    置。
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