JP2000000901A - ロール間平行調整方法 - Google Patents

ロール間平行調整方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの平行なロール間で被加工物を加工すべ
き装置において第1ロールに第2ロールを接近、後退さ
せる動作により両ロールを正確に平行に位置させるよう
調整する方法を得る。 【解決手段】 片面段ボールを製造するシングルフェー
サの下段ロール2に対し任意の位置に配置された糊付ロ
ール5の一方を距離α1 前進させ下段ロール2に接触す
ると、その接触を検出した信号により一側方を距離a1
の位置へ移動させて停止させる。その後糊付ロール5の
一方をその位置に固定したまま他方を距離β1 移動さ
せ、接触検出信号により距離a1 の位置へ移動、停止さ
せて平行調整を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一方のロールが
他方のロールに対して平行になるように調整するロール
間平行調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば片面段ボールを製造するシングル
フェーサにおいては、中芯紙は上下一対の段ロール間に
供給されて波形状の段が施され、その後下段ロールの周
面に沿って密着、移行中にその段頂部へ下段ロールに対
向して設けられる糊付ロールから糊が塗布され、下段ロ
ールの下流から供給されて来るライナ紙と貼り合わされ
て片面段ボールが製造される。
【0003】このような製造工程では下段ロールと糊付
ロールが平行に調整されていることが必要であり、もし
両ロールが平行に調整されていないと、中芯紙の段頂部
の紙幅方向において糊の塗布されない部分や糊の塗布量
の異なる部分が生じ、片面段ボールとして不良品が製造
されることとなるため、予め作業員が両ロール間に鉄製
の板状ゲージを挿入した状態で糊付ユニットを移動させ
て目視と手作業により平行調整が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、糊付ロール
が下段ロールに対してたとえ最初は平行に調整されてい
たとしても、次のようなことが原因でその平行度が損な
われることがしばしばある。即ち、シングルフェーサの
休止中には糊付ロールを備えた糊付ユニットは下段ロー
ルから離れた位置へ移動させられ、次の運転再開時には
下段ロールへ近付けられるが、糊付ユニットの移動機構
の構造に起因して糊付ロールが下段ロールへ当初の平行
度を保った状態のままであるとは限らない。
【0005】又、シングルフェーサの運転、休止に合わ
せて下段ロール内に蒸気が入れられて熱せられたり、蒸
気が抜かれて冷えたりするが、その都度下段ロールの幅
方向においてその熱膨張率、収縮率が一定であるとは限
らない。従って、このような場合も下段ロールに対する
糊付ロールの平行度は調整されるが、従来の場合高温で
狭い環境下で作業員の目視と手作業に頼らざるを得な
い。かかる従来のロールの平行調整方法では人手と時間
を要し、さらに危険を伴うという問題もあり、精度良く
平行調整を行い難い。
【0006】なお、特開平8−57992号公報には、
下段ロールと糊付ロールとの間に中芯紙を挟持したまま
の状態で両ロール間の間隙を調整するようにした方法が
示されているのみである。
【0007】この発明の課題は、これらの問題を解決
し、ロール間の平行を自動的に調整できる方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、第1ロールに対して第2ロールを
平行に調整する方法において、第2ロールを第1ロール
から離した状態にする第1ステップと、第2ロールの一
側部を固定し他側部を第1ロールに接触させた後一定距
離だけ離す第2ステップと、第2ロールの他側部を固定
し一側部を第1ロールに接触させた後上記と同じ一定距
離だけ離す第3ステップとによりロール間の平行を調整
するロール間平行調整方法としたのである。
【0009】上記この発明のロール間平行調整方法によ
れば、第1ステップで第1ロールから離れた位置に置か
れた第2ロールの一側部を第2ステップで固定、他側部
を第1ロールに接触させ、その接触が検出されるとそこ
から一定距離第2ロールが戻され、反対に第3ステップ
で他側部を固定、一側部を移動接触によりそこから同じ
一定距離戻すと第2ロールの両側は第1ロールから等距
離位置に正確に平行に置かれて平行調整が行われる。
【0010】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1のシングルフェーサの概略
側面図に示すように、左右の機枠1、1の間に上段ロー
ル3と下段ロール2が設けられ、糊槽4内で回転する糊
付ロール5がドクタロール6と共に下段ロール2に対し
て接離自在に設けられている。7は下段ロール2に圧接
する無端ベルト8から成る圧着手段であり、無端ベルト
8をローラ7a、7b、7cの周りに掛渡したものであ
る。10は糊槽4を有する糊付ユニット、11はフレー
ムであり、左右のフレーム11、11間に糊槽4、糊付
ロール5、ドクタロール6が取り付けられている。
【0011】糊付ユニット10のフレーム11の下部に
は機枠1との間にストッパ12が設けられ、これに対応
して機枠1に調整ロッド13が設けられている。調整ロ
ッド13は、ストッパ12に対し進退動自在に設けられ
ている。そして、図3に示すように、機枠1に取付けた
ギヤボックス14内に設けられた歯車(ウォーム)15
を有するボス16が軸受17により回転自在に支持さ
れ、調整ロッド13の軸部に刻設したねじ部13aがこ
のボス16の中心のねじ孔に係合し、歯車15に係合す
る小歯車18aの軸18が機枠1の外側に設けられたモ
ータ19に連結され、モータ19によってねじ部13a
が回転されることにより調整ロッド13が進退動する。
なお、モータ19は左右それぞれ独立に設けられてい
る。19aはエンコーダであり、調整ロッド13の進退
動距離をそのパルス信号で検出するために設けられてい
る。
【0012】なお、シングルフェーサの主要構成を理解
し易く示すため、図1の上段ロール3、下段ロール2、
糊付ロール5、ドクタロール6の中心を結ぶ線上で展開
した状態を図2に示す。又、後で説明する加圧シリンダ
21も平面的にずらして示している。
【0013】糊付ユニット10は、図1の2点鎖線で示
す位置からフレーム11の底部に設けた車輪31により
基台30のレール32上を走行して実線で示す位置まで
移動自在に設けられている。糊付ユニット10が図1の
実線で示す位置に移動されると、その後はフレーム11
との間で機枠1に設けた加圧シリンダ21を有する移動
調整機構20により糊付ユニット10に設けた糊付ロー
ル5を下段ロール2の方向へ押圧又は後退自在としてい
る。図2に示すように、加圧シリンダ21はフレーム1
1に取り付けたブラケット11aにピン22を介して回
転可能に取り付けられ、加圧シリンダ21のピストンヘ
ッド23は糊付ユニット10が図1の実線位置にあると
きは軸24により機枠1に固定される。糊付ユニット1
0を2点鎖線の位置へ後退させるときは軸24を引き抜
いて後退させる。
【0014】初期設定の際には、下段ロール2に対して
平行であった糊付ロール5は、糊付ユニット10の移動
機構の構造上の問題に起因して、上記のような下段ロー
ル2への接近、離反作動の結果、その平行度が損なわれ
てしまい、必ずしも常に平行が保たれているとは限らな
い。
【0015】下段ロール2は減速機を介してモータ25
によって同期駆動される。25aはパルス発信器であ
る。又、糊付ロール5はモータ26により減速機を介し
て駆動される。26aはパルス発信器である。
【0016】図4に上記シングルフェーサの制御回路の
概略ブロック図を示す。パルス発信器25a、26a、
エンコーダ19a、19aの信号は制御部40へ送ら
れ、制御部40からの制御信号がモータ19、25、2
6のそれぞれへ送られ、各モータの回転が制御される。
又、制御部40から電磁弁27へ制御信号が送られ、こ
の信号に基づいて電磁弁27の開閉が制御されることに
よって加圧シリンダ21の作動状態が制御される。な
お、加圧シリンダ21は単動形であり、電磁弁27は加
圧、停止、排出にラインを切替えることができるので、
加圧シリンダ21のロッドを伸長、停止、後退させるこ
とができる。
【0017】パルス発信器25a、26aからのパルス
信号が制御部40でカウントされることによって下段ロ
ール2と糊付ロール5の回転速度は検出される。エンコ
ーダ19a、19aは、その検出位置により調整ロッド
13の突出位置を検出し、その検出結果に基づいて調整
ロッド13の突出量は制御される。
【0018】シングルフェーサの運転の前に、糊付ユニ
ット10は図1の2点鎖線に示す位置から右方向へ移動
され、その後、図2に示すように加圧シリンダ21を加
圧状態にして、ロッドを伸長させることによってフレー
ム11を右方向へ移動させて、このフレーム11に取付
けてあるストッパ12を調整ロッド13に押し当てる。
この際、一対の調整ロッド13、13の突出量は等しく
しておき、しかも、機枠1によって位置の固定されてい
る下段ロール2に対して移動してきた糊付ロール5が、
図2に示すように離れた位置になるような量としてお
く。
【0019】なお、以後、下段ロール2と糊付ロール5
との平行調整時およびこの平行調整後のシングルフェー
サの運転時には、加圧シリンダ21を加圧状態にしたま
まにしておいて、ストッパ12を調整ロッド13へ押し
当てた状態を維持しておく。
【0020】このような状態にある下段ロール2と糊付
ロール5とが、図5(a)に示すような非平行状態にあ
った場合を例にとって、その平行調整について図5、図
6に基づいて次に説明する。
【0021】下段ロール2が糊付ロール5より高速で回
転するような制御信号を制御部40からモータ25、2
6へ与えて、下段ロール2と糊付ロール5を回転(例え
ば下段ロール2は18rpm、糊付ロール5は15rp
m)させておく。
【0022】このような図5(a)の状態において、図
示しないスイッチによって制御部40から一対のモータ
19、19へ駆動信号を与えて一対の調整ロッド13、
13を等距離ずつ後退させることによって、糊付ロール
5を下段ロール2の方向へ移動させると、やがて図5
(b)に示すように、糊付ロール5が下段ロール2へ接
触する。糊付ロール5がより速い速度で回転している下
段ロール2へ接触すると、モータ容量の少ない方の糊付
ロール5の回転速度の変化がパルス発信器26aで得ら
れることによって、糊付ロール5が下段ロール2へ接触
したという信号が得られる。この接触信号に基づいて、
制御部40から一対のモータ19、19へ制御信号を与
えることによって、一対のモータ19、19を停止させ
た後、一対の調整ロッド13、13を等距離ずつわずか
な一定距離前進させるよう制御して、図5(c)の状態
を得る。
【0023】なお、図5(a)に示すように、糊付ロー
ル5が下段ロール2から比較的大きく離れた位置にある
状態で以後の平行調整を行うと、これらの移動機構等に
無理が生じたり、正確に平行調整が行えなかったりする
おそれがあるので、図5(c)に示すように、糊付ロー
ル5を下段ロール2へ接近させた状態にしておくための
予備的な調整であって、図5(a)と図5(c)のそれ
ぞれにおける下段ロール2と糊付ロール5との平行度は
同じである。従って、この予備的な調整は必ずしも必要
なものではない。
【0024】上記予備調整後の調整について、図5
(d)〜(g)を参照して次に説明する。
【0025】図5(c)の状態から次にいずれか一方の
モータ19(図5(d)の例では右側に対応するモータ
19)のみへ制御部40より制御信号を与えて、上記と
同様に接触信号が得られるまで糊付ロール5の一方(右
側)を下段ロール2へ接近させて図5(d)の状態を得
る。この際、対応する一方のエンコーダ19aによっ
て、糊付ロール5の一方(右側)の移動距離α1 が得ら
れるので、図5(c)の状態で糊付ロール5の対応する
一方が下段ロール2から距離α1 離れていたことが明ら
かとなる。
【0026】次に、図5(e)に示すように糊付ロール
5の一方を下段ロール2から距離a1 離れた状態になる
ようにするため、対応する一方のモータ19へ距離a1
に相当する逆駆動信号を与える。なお、距離a1 は小さ
い方が好ましく、また、距離α1 に等しくてもよい。
【0027】次に、他方のモータ19のみへ制御部40
より制御信号を与えて、上記と同様に接触信号が得られ
るまで糊付ロール5の他方(左側)を下段ロール2へ接
近させて図5(f)の状態を得る。この際、対応する他
方のエンコーダ19aによって、糊付ロール5の他方
(左側)の移動距離β1 が得られるので、図5(c)の
状態で糊付ロール5の対応する他方が下段ロール2から
距離β1 離れていたことが明らかとなる。
【0028】次に、図5(g)に示すように糊付ロール
5の他方を下段ロール2から距離a1 離れた状態になる
ようにするため、対応する他方のモータ19へ距離a1
に相当する逆駆動信号を与える。
【0029】上記のようにして糊付ロール5の双方を下
段ロール2から距離a1 離すことによって、糊付ロール
5は下段ロール2に対して平行になる。
【0030】下段ロール2と糊付ロール5との平行の精
度を一層上げたい場合には、さらに次のような調整を行
えばよい。
【0031】図5(e)(g)において、糊付ロール5
の一方と他方に対応するモータ19、19へそれぞれ距
離a1 に相当する逆駆動信号を与えたが、実際には糊付
ロール5の双方が正確に距離a1 離れた状態になってい
ない場合があり得る。
【0032】このような現象は、平行調整前において下
段ロール2と糊付ロール5との平行の狂いが所定範囲以
上である場合に、糊付ロール5の移動機構等の平行調整
時の無理な動きによって特に起こり得る。従って、上記
によって得られた図5(c)に示すような距離α1 、β
1 と許容誤差値Cとによって、制御部40で|α1 −β
1 |≦Cまたは|α1 −β1 |>Cのいずれかの判断を
行なう。
【0033】この判断において|α1 −β1 |≦Cの結
果が得られた場合には、平行調整時に糊付ロール5の移
動機構等に無理な動きが生じないため、図5(g)に示
すように糊付ロール5の一方と他方の双方共、下段ロー
ル2から距離a1 離れていると見て支障はないので、図
5(g)に示す段階で平行調整は完了する。
【0034】ところが、|α1 −β1 |>Cの判断結果
が出た場合には、図5(g)の段階において糊付ロール
5の一方と他方の双方共、下段ロール2から同じように
距離a1 離れていないで、更に平行調整を行って精度を
上げる方が好ましいおそれがある。
【0035】ここにおいて、図5(g)の段階で実際に
は図6(a)に示すような状態であるとし、図5に基づ
いて説明したと同様の平行調整を図6においても行な
う。すなわち、図6(a)が図5(c)に相当し、以下
同様に図6(b)、(c)、(d)、(e)がそれぞ
れ、図5(d)、(e)、(f)、(g)に相当する状
態である。
【0036】以下に、図6に基づく平行調整を簡単に説
明する。図6(a)の状態から図6(b)に示すよう
に、糊付ロール5の一方を移動させて下段ロール2へ接
触させ、その後図6(c)に示すように、糊付ロール5
のこの一方を下段ロール2から距離a2 離す。次に、図
6(d)に示すように、糊付ロール5の他方を移動させ
て下段ロール2へ接触させ、その後図6(e)に示すよ
うに、糊付ロール5のこの他方を下段ロール2から距離
2 離す。このような平行調整によって得た図6(e)
の下段ロール2と糊付ロール5の平行状態における精度
は、図5(g)の状態より更に良くなっている。
【0037】図6(b)、(d)の調整によってそれぞ
れ得られた図6(a)に示すような距離α2 、β2 と許
容誤差値Cとによって、前回と同じような|α2 −β2
|とCとの比較を行って以後平行調整を繰り返し行え
ば、平行の精度は良くなって行く。|α2 −β2 |の値
は平行調整を一度行った後での値であるので、当然|α
1 −β1 |の値より小さくなっている。
【0038】上記実施の態様においては、図5、図6の
いずれの場合も平行調整時に糊付ロール5の右側の一方
を先に移動させるようにしたが、左側を先に移動させる
ことによって平行調整してもよい。
【0039】シングルフェーサの運転にあたっては、下
段ロール2と糊付ロール5との間隙が、これらのロール
2、5間を通される中芯紙Wcの厚みに対応するよう調
整される。この間隙調整は、一対のモータ19を等しく
駆動して、平行調整後の糊付ロール5を平行を維持した
状態で移動させることによって行われる。
【0040】なお、距離a1 とa2 とは等しくしてもよ
く、また、これらの距離a1 、a2を中芯紙Wcの厚み
に対応する値にしておくと、下段ロール2と糊付ロール
5との間隙を調整しなくてもよい。
【0041】上記実施の形態はシングルフェーサにおけ
る場合であったが、本発明のロール間平行調整方法は、
他のどのようなロール間の平行調整にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
ロール間平行調整方法によれば、第1ロールから離れた
位置に置かれた第2ロールの一側部を第1ロールに接触
させた後に一定距離戻し、他側部も同様にして一定距離
戻すと第2ロールの両側部は第1ロールから等距離位置
に置かれるから、第2ロールの第1ロールに対する位置
を検出するセンサをロール側方に設けることなく簡単に
しかも正確に平行調整ができ、加工装置において経済的
コストで加工製品の品質向上を図ることができる等の利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シングルフェーサの主要構成の側面図
【図2】同上の展開平面図
【図3】調整ロッドの詳細図
【図4】制御回路の概略ブロック図
【図5】下段ロールに対する糊付ロールの平行調整の説
明図
【図6】下段ロールに対する糊付ロールの平行調整の説
明図
【符号の説明】
1 機枠 2 下段ロール 3 上段ロール 4 糊槽 5 糊付ロール 6 ドクタロール 7 圧着手段 8 無端ベルト 10 糊付ユニット 11 フレーム 12 ストッパ 13 調整ロッド 19 モータ 19a エンコーダ 20 移動調整機構 21 加圧シリンダ 22 ピン 24 軸 25、26 モータ 25a、26a パルス発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 郁生 大阪市北区梅田2丁目5番25号 レンゴー 株式会社本社事務所内 (72)発明者 石井 能博 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 (72)発明者 小沼 栄次 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 (72)発明者 田辺 英範 大阪市西淀川区御幣島2丁目15番28号 ハ マダ印刷機械株式会社内 Fターム(参考) 3E078 BB02 CC06 CC15X CC45 CD10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ロールに対して第2ロールを平行に
    調整する方法において、第2ロールを第1ロールから離
    した状態にする第1ステップと、第2ロールの一側部を
    固定し他側部を第1ロールに接触させた後一定距離だけ
    離す第2ステップと、第2ロールの他側部を固定し一側
    部を第1ロールに接触させた後上記と同じ一定距離だけ
    離す第3ステップとによりロール間の平行を調整するこ
    とを特徴とするロール間平行調整方法。
  2. 【請求項2】 第1ロールに対する第2ロールの平行度
    が許容範囲外の場合、請求項1に記載の第1ステップ乃
    至第3ステップを繰り返し行なうことによりロール間の
    平行を調整することを特徴とする請求項1に記載のロー
    ル間平行調整方法。
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