明細書 創薬標的タンパク質及び標的遺伝子、 並びにスクリーニング方法 技術分野
本発明は、 生理活性物質の開発、 例えば創薬に有用な標的タンパク質およぴ標 的遺伝子;生理活性物質のスクリーニング方法および該スクリーニング方法によ り得られる物質;生理活性の調節剤;生理活性物質の誘導体おょぴ該誘導体の製 造方法;ならびに生理活性物質とその標的タンパク質とを含む複合体および当該 複合体の製造方法などに関する。
背景技術
従来、 新薬開発研究は極めて成功率の低いものであり、 約 1 0 0個の研究プロ ジェク トのうち上巿にまで至るものは 1〜 2個にすぎない (D. Brown and G. Su perti-Furga, Drug Discovery Today, Dec, 2003)。 これは多くの場合、開発候補 化合物の経済性、 安^ k性あるいは効能のいずれかに問題が生じ、 開発が中止され てしまうことによる (Dimasi, Cl in Pharmacol Ther, 69, 297-307, 2001)。 製薬企業は売上高の 1 0 ~ 2 0 %を研究開発費に費やしており、 研究^発費の 効率的な運用が企業の競争力を確保するために極めて重要である。 さらに研究開 発費の約 8 0 %が開発段階における高コストの臨床試験に費やされるため、 開発 段階に移行する前の初期段階で適切な候補化合物の選択を行うことが最も重要で あると 、える。
一方、 近年、 世界的なレベルで様々な生物のゲノム配列の解明とその解析が進 められており、 特にヒ トのゲノムについては世界的な協力体制のもとでその解析 が進められて、 2 0 0 3年 4月に全配列解析の終了が宣言された。 全ゲノム配列 が解明されたことにより、 全ての遺伝子の機能や制御、 あるいは遺伝子間、 タン パク質間、 細胞間さらには個体間における相互作用のネットワークとして複雑な 生命現象を解析することが可能になりつつある。 このようなゲノム情報は単に学
術分野における重要性のみならず、 医薬品開発等の各種産業にも大きな変革をも たらしている。
例えば、 これまでに汎用されてきた医薬品の標的タンパク質は約 4 8 0種であ り、 また、 それら標的タンパク質は、 膜受容体、 酵素、 イオンチャネル、 あるい は核内受容体等に限定されることが報告されている (J. Drews, Science, 297, 1960-1964, 2000)。 これに対して、 ゲノム情報に基づく標的タンパク質探索が行 われることによって、 従来の標的タンパク質の範疇に属さない新規タンパク質も 含め、 極めて多数の標的タンパク質が次々と見出され、 その総数は約 1, 5 0 0 種類になるのではないかと予想されている (A. し Hopkins & R. Groom, Nat ure Reviews ; Drug Discovery, 1, 727 - 730, 2002)。
しかし、 ゲノム情報のような大量のデータに対応するためのインフラ整備と、 臨床開発費用の高騰等によって、 製薬企業の研究開発費はますます増大している にも関わらず、 新薬の承認数はむしろ減少する傾向にある (S. Franz & A. Smit h, Nature Reviews ; Drug Discovery, Feb, 2003) 0 これは、上百己のょラなゲノム 情報の活用が実際には効率的に行われていないことを示している。
これらの状況を解決するための手段として、 永島らは 「医療および他の用途に 用いる化合物の発見おょぴ創製のための方法、 システム、 装置、 および機器」 を 発明し、 特許出願した (特表 2 0 0 4— 5 0 9 4 0 6号公報)。
この出願では、 化合物とタンパク質との相互作用を評価するために有用であり かつ医療および他の分野における化合物の発見を目的とするそのような評価の結 果として生ずる情報を利用するために有用な方法、 システム、 データベース、 ュ 一ザ一インターフェース、 ソフトウェア、 媒体、 およびサービスが開示されてお り、 さらに創薬のための新規標的タンパク質の非常に大きなプール、 新規薬物を 設計するための新規な方法および治療的な目的のための従前には思いもよらない 仮想的に合成された低分子のプール.を生成することをめざした。
詳細には、 この出願には、 以下の工程を含む、 新規の創薬標的として適当であ るタンパク質または部分タンパク質を同定する方法:
( i ) 選択された標的化合物に対して所望の親和性および特異性をもつ複数のタ ンパク質または部分タンパク質を選択する工程;
( i i ) 該タンパク質または該部分タンパク質の構造および機能を特定するェ 程;および
( i i i ) 所望の機能をもつ単一タンパク質または単一部分タンパク質を選択す る工程
であり、 また、 以下の段階を含む、 薬物の発見'方法:
( i ) 上記の方法を用いて選択された該標的化合物の化学構造を検討する工程; および
( i i ) 選択された該標的化合物の構造を化学的に修飾して、 新規の薬物標的と して適当である該タンパク質または該部分タンパク質に対して、 修飾された化合 物の親和性おょぴ特異性を最適化する工程
が開示されていた。
さらにここで開示された方法の特徴は、.選択された該標的化合物が医療用とし て承認されたものであることであった。
従来、使用されてきた医薬品には、その標的タンパク質が知られていないもの、 あるいは標的タンパク質が知られていても、 そのタンパク質を介したメカニズム では、 その医薬品の薬効や副作用のすべてを説明できないもの、 が数多く存在す る。
代表的な例として、 最も古くから使われてきた医薬品のひとつであるァスピリ ンの例を挙げることができる。 アスピリンは 1 0 0年以上前にはじめて市販され た当時は、 その抗炎症作用のメカニズムは不明であった。 それから約 7 0年を経 て、 アスピリンがシクロォキシゲナーゼ (C O X ) 阻害作用を有することが明ら かになづた。 その後さらに 2 0年を経て、 C O Xには C O X— 1と C O X— 2の サブタイプが存在し、 アスピリンの主薬効は C O X— 2阻害によるものであり、 C O X - 1 P且害作用が胃腸障害等の副作用の原因であることが解明された。 しか し、 それでもまだ、 アスピリンの標的タンパク質の全てが明らかになつたわけで
はない。 近年、 アスピリンに制癌作用ゃ抗痴呆作用があることが臨床的に明らか になっているが、 これらの薬効は C O X阻害では説明できない。 一方、 最近にな つてアスピリンが I K K J3のような転写因子や P P A R— γのような核内受容体 に作用するとの報告が数多くなされているが、 これらとァスピリンの種々の薬効 との関連は今のところ明確ではない。
このようなことから、 従来使用されてきた医薬品の標的タンパク質を解明する ことは、 新規の創薬標的タンパク質を発見するうえで、 非常に有効な方法である といえる。
また、 上記の公開特許の発明者の一人である平山らは、 日本国内で市販されて いる約 1, 5 0 0種類の医薬品について、 それらの構造と物性データを統合した データベースを作成し、 既存の医薬品化合物に共通の構造的な特徴があることを 見出してレヽる (I. Fuj i i ら, Chem-Bio Informatics Journal, 1, 18- 22, . 2001) 0 従来汎用されてきた医薬品は、 その開発過程において、 体内移行性や安全性の問 題をクリアしてきた優等生である。 それら医薬品をプローブとして新規標的タン パク質探索を行い、 さらにそれら医薬品の構造を基に新規開発候補化合物を考案 することは、 非常に合理的かつ効率的と考えられる。
次に、 新規標的タンパク質を探索する過程において、 どのようにゲノム情報を 活用していくかが問題となる。 単にゲノム配列が決定されただけで、 全ての遺伝 子の機能が明らかになり、 創薬標的タンパク質が見出されるわけではない。 ヒ ト には約 3〜4万種類の遺伝子が存在すると推測されており、 さらにオルタナティ ブスプライシングによるバリアントも考慮に入れると 1 0万種以上の m R N Aが 存在すると言われている。 そこで、 ゲノム配列から明らかにされてくる膨大な量 の新しい遺伝子のなかで、 医薬品開発等の産業利用において有用な機能を有する ものを、 効率的に選別同定していくことが重要となる。
真核生物のゲノム配列は多くの場合、 一つの遺伝子がイントロンによって複数 のェキソンに分断されているため、 遺伝子の配列情報だけからそれによつてコー ドされるタンパク質の構造を正確に予測することはできない。 これに対して、 ィ
ントロンが除かれた mRN Aから作製される c DNAでは、 タンパク質のァミノ 酸配列の情報が一つの連続した配列情報として得られるため、 容易にその一次構 造を明らかにすることが可能である。
特に完全長 c DNAを対象とした解析を行うことにより、 その 5 ' 末端配列か らゲノム配列上での mRN A転写開始点が特定できる上、 その配列の中に含まれ る mRN Aの安定性や翻訳段階での発現制御に関わる因子の解析が可能である。 また、 翻訳開始点である ATGコドンを 5, 側に含むことから、 正しいフレーム でタンパク質への翻訳を行うことができる。 したがって、 適当な遺伝子発現系を 適用することで、 その c DNAがコードするタンパク質を大量に生産したり、 タ ンパク質を発現させてその生物学的活性を解析することも可能になる。 このよう に、 全長 c DNAから発現されたタンパク質を用いた解析を行うことにより、 ゲ ノム配列解析のみでは得られない重要な情報が得られ、 さらには従来の創薬標的 タンパク質の範疇に属さないような新規標的タンパク質を発見することが可能で あると考えられる。
発明の開示
本発明は、 生理活性物質開発 (例えば、 創薬) の標的タンパク質および標的遺 伝子、 並びにこれらを利用する新規生理活性物質を開発し得る種々の手段などを 提供することを目的とする。
本発明者らは、 ヒ トタンパク質と医薬品として使用されてきた化合物の相互作 用を SEC— MS法で解析することにより、 新規医薬の開発に有用であり得る新 規創薬標的タンパク質について鋭意探索したところ、 生理活性物質の開発、 例え ば創薬に有用な新規標的タンパク質および新規標的遺伝子を見出した。 この知見 より、 本発明者らは、 これらの遺伝子の発現または機能を調節する物質が、 種々 の生理活性を調節し得る物質であること、 並びに種々の生理活性を調節し得る物 質を開発するためには、 これらの遺伝子の発現または機能を調節する物質をスク リーニングすればよいこと、 あるいはこれら生理活性物質を、 その標的遺伝子の 発現または機能を調節し得るように誘導体化すればよいことなどを着想し、 本発
明を完成するに至った。
即ち、 本発明は、 以下のものを提供する :
〔1〕 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスクリーニング方法で あって、 被験物質が標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子の発現また は機能を調節し得るか否かを評価することを含み、 生理活性物質 Xと標的タンパ ク質 Yとの組合せが、 以下 (a 1 ) 〜 (a 1 9 2 ) (必要に応じて 「組合せ AJ と 省略) のいずれかである、 方法: ノ
( a 1 ) トリメチルコルヒチン酸と、 配列番号 1若しくは配列番号 2で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ; —
( a 2 ) ァセノクマロールと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含 fタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;.
( a 3 ) パラセタモールと、 配列番号 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 ) ァセトへキサミ ドと、 配列番号 2 3、 配列番号 2 4若しくは配列番号 3 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいばそ れらのバリアントとの組合せ;
( a 5 ) ァセトプロマジンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 6 ) ァクチノマイシン Dと、 配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 7 ) アジマリンと、 配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるァミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ;
( a 8 ) アルベンダゾールと、 配列番号 3 8で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 9 ) アルフゾシンと、 配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク
質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 0) α—メチルー 5—ヒ ドロキシトリプタミンと、 配列番号 3 0で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントとの組合せ;
(a 1 1) ァモキサピンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2) アンチピリンと、 配列番号 1で表ざれるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 3) ァジスロマイシンと、 配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4) ベンズブロマロンと、 配列番号 4 2、 配列番号 5 3若しくは配列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントとの組合せ;
(a 1 5) ベンゼトニゥムと、 配列番号 2 3、 配列番号 5 3若しくは配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントとの組合せ;
(a 1 6) ベンジダミンと、 配列番号 6 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7) ベルべリンと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 8) ベザフイブラートと、 配列番号 3 9で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 1 9 ) ビカルタミ ドと、 配列番号 5 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 0) ボルジンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 1 ) ブロムペリ ドールと、 配列番号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタ
ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 2) ブデソニドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 3) ブピバ力インと、 配列番号 1 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 24) ブスピロンと、 配列番号 2 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 5) セファゾリンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 6) セレスチンブルーと、 配列番号 1、 配列番号 2、 配列番号 3、 配列番 号 3 2若しくは配列番号 4 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその 相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 7) セファエリンと、 配列番号 1若しくは配列番号 3 6で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと の組合せ;
(a 2 8) クロルジァゼポキシドと、 配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 2 9) クロロゲン酸と、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 3 0) クロ口チアジドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 3 1) クロモマイシン A3と、 配列番号 1 7若しくは配列番号 34で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントとの組合せ;
(a 3 2) シクロピロタスと、 配列番号 1若しくは配列番号 3で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと の組合せ;
( a 3 3 ) シサプリ ドと、 配列番号 3 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 3 4 ) クラリスロマイシンと、 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; ( a 3 5 ) クレミゾールと、 配列番号 2 2若しくは配列番号 4 7で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ; ノ
( a 3 6 ) クレンブテロールと、 配列番号 2 3、 配列番号 3 6若しくは配列番号 6 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントとの組合せ;
( a 3 7 ) クロべタゾンと、 配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; .
( a 3 8 ) クロフアジミンと、 配列番号 1 5、 配列番号 3 7、 配列番号 5 3若し くは配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパ ク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 3 9 ) クロフイリゥムと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 0 ) クロミフヱンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 1 ) クロパミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 2 ) コルヒチンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 3 ) コリスチンと、 配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 4 4 ) コネッシンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 4 5) コニイン (D L) と、 配列番号 1若しくは配列番号 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ; .
(a 4 6) コラリーネと、 配列番号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 4 7) シクロベンザプリンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 4 8) シクロベントレートと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 4 9) シクロスポリン Aと、 配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 0) ジクロフヱナクと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 1) ジクロフヱナミ ドと、 配列番号 5 1で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの靼合せ;
(a 5 2) ジフルニサルと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 3) ジヒ ドロス トレプトマイシンと、 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組 合せ;
(a 5 4) ジぺロドンと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 5) ジフエ二ドールと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 6) ジピリダモールと、 配列番号 1 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 7) ジゾシルビンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパ
ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 5 8) D08 9 7/9 9と、 配列番号 2 7若しくは配列番号 34で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリァ ントとの組合せ;
(a 5 9) ドンペリ ドンと、 配列番号 3 4、 配列番号 3 6、 配列番号 5 3若しく は配列番号 54で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク 質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; ノ
(a 6 0) ドーパミンと、 配列番号 3 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 1) ドキサゾシンと、 配列番号 1、 配列番号 3 5、 配列番号 5 3若しくは 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質 あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 2) ドキシサイクリンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 6 3) エブルナモニンと、 配列番号 1 0若しくは配列番号 44で表される了 ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トとの組合せ;
(a 6 4) エトドラクと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 5) フェンベンダゾールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 6) フェンブフェンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタン ノ、。ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 7) フヱノプロフェンと、 配列番号 2 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 8) フルメキンと、 配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 6 9) フルペンチキソールと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 34で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アント'との組合せ;
(a 7 0) フルフエナジンと、 配列番号 34若しくは配列番号 6 1で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トとの組合せ;
(a 7 1) フルポキサミンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 7 2) フラゾリ ドンと、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 7 3) ガバペンチンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; .
(a 74) GB R 1 2 9 0 9と、 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 7 5) ダリベンクラミ ドと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 3 7で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ;
(a 7 6) ダリピジドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 7 7) ダラミシジンと、 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 7 8) グアンファシンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 7 9) ハルモールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 0) ヒ ドロフルメチアジドと、 配列番号 1 1で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 1) ヒ ドロキシクロ口キンと、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 2) ヒ ドロキシタクリン (R, S) と、 配列番号 4 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 組合せ;
(a 8 3) ィホスフアミ ドと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 4) ィォベンダアンと、 配列番号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 5) ィプロニアジドと、 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 6) イソキシカムと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 7) イスラジピンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 8) ジョサマイシンと、 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含むダン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 8 9) ケトプロフェンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 0) 3—ヒ ドロキシキヌレニンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ; 、
(a 9 1) リュープロリ ドと、 配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 2) チロキシン Lと、 配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 3) リ ドフラジンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ
ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 4) 口べリン α (—) と、 配列番号 6で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 5) 口ペラミ ドと、 配列番号 1 5若しくは配列番号 54で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと の組合せ;
(a 9 6) マプロチリンと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 6 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
( a 9 7 ) メベンダゾールと、 配列番号 3 2で表されるァミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 9 8) メクロフヱナム酸と、 配列番号 1 7で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパグ質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 9 9) メタネフリン (D, L) と、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ; .
(a 1 00) メタプロテレノールと、 配列番号 4 3で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 0 1) メ トエルゴタミンと、 配列番号 2 5若しくは配列番号 4 3で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントとの組合せ;
(a 1 0 2) メチマゾールと、 配列番号 1 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 03) メ トキサミンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパグ質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 1 04 ) メ トキシ一 6—ハルマランと、 配列番号 1若しくは配列番号 2で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの
ノくリ アントとの組合せ;
(a 1 0 5) ミフヱプリストンと、 配列番号 4 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜との組合せ;
(a 1 0 6) ミナプリンと、 配列番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜との組合せ;
(a 1 0 7) ミノサイクリンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 0 8) ミソプロス,トールと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 ひ 9) モルシドミンと、 配列番号 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a l l O) モロキシジンと、 配列番号 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 1) モキサラクタムと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜との組合せ;
(a 1 1 2) ムピロシンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 3) ネフォバムと、 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 4) 二カルジピンと、 配列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 5) 二メスリ ドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 6) ノルハルマンと、 配列番号 4 5で表されるァミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 7) ォキシトシンと、 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 1 8) パロキセチンと、 配列番号 1若しくは配列番号 2 5で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 1 9) ペルへキシリンと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 3 6で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ;
(a 1 20) フェンホルミンと、 配列番号 3 &で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2 1) ピメチキセンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2 2) ピパーロングミンと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2 3) ピレンゼピンと、 配列番号 40で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 24) プロベネシドと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 5 9で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トとの組合せ; .
(a 1 2 5) プロ力インと、 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2 6) プロプラノロールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 2 7) プロ トリプチリンと、 配列番号 6 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 28) ピリラミンと、 配列番号 3 6若しくは配列番号 4 5で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 2 9) ケルセチンと、 配列番号 2 0若しくは配列番号 54で表されるアミ
ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 30) キナクリンと、 配列番号 & 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 3 1) キューネと、 配列番号 1若しくは配列番号 1 0で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 組合せ; '
(a 1 3 2) レシナミンと、 配列番号 4 1若しくは配列番号 5 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 3 3) リスペリ ドンと、 配列番号 1 3若しくは配列番号 3 5で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トとの組合せ;
(a 1 34) リ トドリンと、 配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるアミノ酸 配列を含むタンパグ質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 組合せ; .
(a 1 3 5) サキナビルと、 配列番号 1 7若しくは配列番号 5 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 3 6) スコレリンと、 配列番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 3 7) スルフアジメ トキシンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 3 8) スルファフヱナゾールと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ;
(a 1 3 9) シロシンゴピンと、 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタ
ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 40) タモキシフェンと、 配列番号 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 1 ) テルコナゾールと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 2) チォプロペラジンと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 2 7で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントとの組合せ;
(a 1 4 3) チォチキセン (c i s ) と、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ;
(a 1 44) トブラマイシンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパグ質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 5) トルプタミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 6) トリフロペラジンと、 配列番号 34で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 7) トリメタジジンと、 配列番号 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 48) ヴイロキサジンと、 配列番号 5 8で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 4 9) キシラジンと、 配列番号 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 50) ァセチルサリチルサリチル酸と、 配列番号 2 8で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 組合せ;
(a 1 5 1 ) 二メタゼバムと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン
パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 5 2) クロバザムと、 配列番号 4 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 5 3) ァリメマジンと、 配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと の組合せ;
(a 1 54) トラニラストと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 5 5) ェバスチンと、 配列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 5 6) ブランルカストと、 配列番号 1 8、 配列番号 2 0、 配列番号 2 1、 配列番号 3 5、 配列番号 4 2、 配列番号 5 3若しくは配列番号 5 4で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トとの組合せ;
(a 1 5 7) メチグロチアジドと、 配列番号 1 6若しくは配列番号 2 3で表され るアミノ酸配列を含むタンパグ質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントとの組合せ;
(a 1 5 8) ァラセプリルと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 5 9) クリノフイブラートと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 34で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントとの組合せ;
(a 1 6 0) ァセチルシスティンと、 配列番号 2若しくは配列番号 3で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ;
(a 1 6 1 ) ブホルミンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 1 6 2 ) テルダリ ドと、 配列番号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 6 3) スタノゾロールと、 配列番号 1 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 64) メスタノロンと、 配列番号 4 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
( a 1 6 5 ) パンテチンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 6 6) リマプロス トと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 6 7) サルポダレラートと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 6 8) アルガトロバンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ らのバリアントとの組合せ; (a 1 6 9) フルドロキシコルチドと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ;
(a 1 70) スルフア ドキシンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 7 1 ) ウベニメタスと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7 2) セレコキシブと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7 3) 6—フルフリルァミノプリンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 組合せ;
(a 1 74) ソラソジンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ
ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7 5) ゴシポールと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7 6) フルォロクラーリンと、 配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 7 7) ペンビジンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 7 8) ニトラリンと、 配列番号 4 6若しくは配列番号 5 7で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパグ質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 7 9) プロマジンと、 配列番号 1 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; .
(a 1 8 0) スルフアベンズアミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合 せ; 、
(a 1 8 1) アルチアジドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの 合せ;
(a 1 8 2) α—エルゴクリブチンと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 5 3で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントとの組合せ;
(a 1 8 3) エブセレンと、 配列番号 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 84) フラルタドンと、 配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 8 5) ピリチルジオンと、 配列番号 5 5で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 8 6) ベンズチアジドと、 配列番号 2 3若しくは配列番号 5 1で表される
アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ;
(a 1 8 7) レポブノロールと、 配列番号 44で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ; (a 1 8 8) ラロキシフェンと、 配列番号 3 7で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ;
(a 1 8 9) ルテオリンと、 配列番号 2 0若しくは配列番号 54で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント との組合せ;
(a 1 9 0) バルデコキシブと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜との組合せ;
(a 1 9 1) カルボプロストと、 配列番号 24若しくは配列番号 3 4で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントとの組合せ;
(a 1 9 2) ガべキサートと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントとの組合せ。
〔2〕 以下の工程 (a) 〜 (c) を含む、 上記 〔1〕 の方法:
(a) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
(b) 被験物質の存在下における該タンパク質の機能レベルを測定し、 該機能レ ベルを被験物質の非存在下における該タンパク質の機能レベルと比較する工程;
(c) 上記 (b) の比較結果に基づいて、 該タンパク質の機能レベルの変化をも たらす被験物質を選択する工程。
〔3〕 以下の工程 (a) 〜 (c) を含む、 上記 〔1〕 の方法:
(a) 被験物質と標的タンパク質 Y又はそれをコードする遺伝子の発現を測定可 能な細胞とを接触させる工程;
(b) 被験物質を接触させた細胞における該遺伝子の発現量を測定し、 該発現量 を被験物質を接触させない対照細胞における該遺伝子の発現量と比較する工程;
(c) 上記 (b) の比較結果に基づいて、 該遺伝子の発現量を調節する被験物質 を選択する工程。
〔4〕 以下の工程 (a) 〜 (G) を含む、 上記 〔1〕 の方法:
(a) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
(b) 被験物質の該タンパク質に対する結合能を測定する工程;
(c) 上記 (b) の結果に基づいて、 該タンパク質に結合能を有する被験物質を 選択する工程。 '
〔5〕 以下の工程 (a) 〜 (c) を含む、 上記 〔1〕 の方法:
(a) 被験物質、 標的タンパク質 Y結合性物質を標的タンパク質 Yに接触させる 工程; ―
(b) 被験物質の存在下における標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク質に 対する結合能を測定し、 該結合能を被験物質の非存在下における標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク質に対する結合能と比較する工程;
(c) 上記 (b) の比較結果に基づいて、 標的タンパク質 Y結合性物質の該タン パク質に対する結合能の変化をもたらす被験物質を選択する工程。 .
〔6〕 標的タンパク質 Yに関連する機能を調節し得る物質のスクリーニング方法 であって、 標的タンパク質 Yに対する生理活性物質 Xの結合能またはそれに関連 する作用に比して、 標的タンパク質 Yに対する被験物質の結合能またはそれに関 連する作用を比較することを含み、 標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合 せが、 以下 (b l) 〜 (b 63) (必要に応じて、 「組合せ B」 と省略) のいずれ かである、 方法:
(b 1) 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 アジマリン、 セレスチンブルー、 コネッ シン、 ジフエ二ドー Λ^、 メ トキシ一 6—ハノレマラン、 ピメチキセン、 キニーネ、 リ ト ドリン、 ァリメマジン、 ボルジン、 クロフイリゥム、 ノ、。口キセチン、 トリメ チ コノレヒチン酸、 アンチピリン、セファエリン、 シクロピロクス、 コニイン(D L)、 ドキサゾシン、 スルフアジメ トキシン、 パンテチンまたは該タンパク質に結
合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 ) 配列番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 トリメチルコルヒチン酸、 アジマリン、 セレスチンブルー、 メ トキシ一 6—ハルマラン、 ミナプリン、 リ ト ドリン、 スコ レリン、 ァリメマジン、 ァセチルシスティンまたは該タンパク質に結合能を有す るそれらの誘導体との組合せ;
( b 3 ) 配列番号 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 セレスチンブルー、 シクロピロクス、 コ 二イン (D L )、 タモキシフェン、 ァセチルシスティン、 パラセタモールまたは該 タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 4 ) 配列番号 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその枏同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 モルシドミンまたは該タンパク質に結合 能を有するその誘導体との組合せ;
( b 5 ) 配列番号 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 トリメタジジンまたは該タンパク質に結 合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 6 ) 配列番号 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 口ベリン α (—)、 エブセレンまたは該タ ンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 7 ) 配列番号 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 モロキシジンまたは該タンパク質に結合 能を有するその誘導体との組合せ;
( b 8 ) 配列番号 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 キシラジンまたは該タンパク質に結合能 を有するその誘導体との組合せ;
( b 9 ) 配列番号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと、 テルダリ ド、 ィォベンダアンまたは該タ
ンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 1 0 ) 配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 キニーネ、 エブルナモニン、 フルォ ロタラーリン、 フラルタドンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導 体との組合せ;
( b 1 1 ) 配列番号 1 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ビドロフルメチアジドまたは該タン パク質に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 1 2 ) 配列番号 1 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 メチマゾールまたは該タンパク質に 結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 1 3 ) 配列番号 1 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 リスペリ ドンまたは該タンパク質に 結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 1 4 ) 配列番号 1 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ブピバカインまたは該タンパク質に 結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 1 5 ) 配列番号 1 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 口ペラミ ド、 クロフアジミン、 ジピ リダモールまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 1 6 ) 配列番号 1 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 スタノゾロール、 メチクロチアジド または該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 1 7 ) 配列番号 1 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 クロモマイシン A 3、 メクロフェナ ム酸、 サキナビルまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合 せ;
( b 1 8 ) 配列番号 1 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 プロマジン、 プランルカストまたは 該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 1 9 ) 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ジヒ ドロストレプトマイシン、 ィプ ロニアジド、 ネフォパムまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体と の組合せ; 一
( b 2 0 ) 配列番号 2 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ケルセチン、 ルテオリン、 プランル カストまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 1 ) 配列番号 2 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアン卜と、 プランルカストまたは該タンパク質 に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 2 2 ) 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、クレミゾール、フェンベンダゾーノレ、 ハルモール、 ィホスフアミ ド、 ピパーロングミン、 プロプラノロールまたは該タ ンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 3 ) 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、ァセトへキサミ ド、ベンゼトニゥム、 クロミフェン、 シグロベンザプリン、 フノレペンチキソーノレ、 グアンファシン、 マ プロチリン、 ペルへキシリン、 プロベネシド、 クリノフイブラート、 セレコキシ ブ、 ゴシポール、 アルチアジド、 α—ェルゴクリプチン、 ガべキサート、 クレン ブテロール、 エトドラク、 ミソプロストール、 ウベニメタス、 クロパミ ド、 グリ ベンクラミ ド、 グリピジド、 イソキシカム、 スルファフェナゾール、 チォプロべ ラジン、 チォチキセン ( c i s )、 トルプタミ ド、 メチクロチアジド、 アルガトロ ノくン、 スノレファ ドキシン、 スノレフアベンズアミ ド、 ベンズチアジド、 バノレデコキ シブまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 4 ) 配列番号 2 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ァセトへキサミ ド、 イスラジピン、 ムピロシン、 リマプロスト、 ソラソジン、 ァラセプリル、 カルボプロストまたは 該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 5 ) 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 メ トェルゴタミン、 メ トキサミン、 パロキセチン、 ジゾシ^/ピン、 フ /レポキサミン、 3—ヒ ドロキシキヌレニン、 二 メタゼパム、 フルドロキシコルチドまたは該タンパク質に結合能を有するそれら の誘導体との組合せ;
( b 2 6 ) 配列番号 2 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 フエノプロフェンまたは該タンパク 質に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 2 7 ) 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ァセノクマロール、 ブデソニド、 ク ロロゲン酸、 クロ口チアジド、ジクロフエナク、 ジぺロ ドン、 D O 8 9 7 9 9、 二メスリ ド、 チォプロペラジン、 サルポダレラートまたは該タンパク質に結合能 を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 2 8 ) 配列番号 2 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ァセチルサリチルサリチル酸または 該タンパク質に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 2 9 ) 配列番号 2 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ブスピロンまたは該タンパク質に結 合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 3 0 ) 配列番号 3 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ドーパミン、 α —メチル一 5—ヒ ド ロキシトリプタミンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組 合せ;
( b 3 1 ) 配列番号 3 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 シサプリ ドまたは該タンパク質に結 f 合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 3 2 ) 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ベルべリン、 セレスチンブルー、 ジ フル二サル、 メベンダゾール、 トラニラストまたは該タンパク質に結合能を有す るそれらの誘導体との組合せ;
( b 3 3 ) 配列番号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ブロムペリ ドール、 コラリーネまた は該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 3 4 ) 配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 D 0 8 9 .7 / 9 9、 ドンペリ.ドン、 フルペンチキソール、 フルフエナジン、 チロキシン L、 トリフロペラジン、 タリ ノフイブラート、 ァセトへキサミ ド、 クロモマイシン A 3、 カルボプロストまた は該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 3 5 ) 配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 アルフゾシン、 クロベタゾン、 ドキ サゾシン、 プランルカスト、 リスペリ ドンまたは該タンパク質に結合能を有する それらの誘導体との組合せ;
( b 3 6 ) 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ァセトプロマジン、 シクロペントレ ート、 ペルへキシリン、 フヱンホルミン、 ピリラミン、 テルコナゾール、 トブラ マイシン、 ァモキサピン、 セファエリン、 クレンブテローノレ、 ドンペリ ドン、 ミ ノサイタリン、 モキサラクタムまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘 導体との組合せ;
( b 3 7 ) 配列番号 3 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、ダリベンクラミ ド、ラロキシフェン、
クロフアジミンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合 せ;
( b 3 8 ) 配列番号 3 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 アルベンダゾールまたは該タンパク 質に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 3 9 ) 配列番号 3 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ベザフィブラートまたは該タンパク 質に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 4 0 ) 配列番号 4 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ピレンゼピンまたは該タンパク質に 結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 4 1 ) 配列番号 4 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 レシナミンまたは該タンパク質に結 合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 4 2 ) 配列番号 4 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、ベンズブロマロン、プランルカス卜、 ミフヱプリスドン、 メスタノロンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの 誘導体との組合せ;
( b 4 3 ) 配列番号 4 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ヒ ドロキシタクリン (R, S )、 メ ト エルゴタミン、 メタプロテレノールまたは該タンパク質に結合能を有するそれら の誘導体との組合せ;
( b 4 4 ) 配列番号 4 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 エブルナモニン、 レボブノロールま たは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 4 5 ) 配列番号 4 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ノルハルマン、 ピリラミンまたは該
タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 4 6 ) 配列番号 4 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 セレスチンブルー、 ニトラリンまた は該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 4 7 ) 配列番号 4 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアン卜と、 クレミゾールまたは該タンパク質に 結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 4 8 ) 配列番号 4 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 クロバザムまたは該タンパク質に結 合能を有するその誘導体との組合せ; ―
( b 4 9 ) 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ジョサマイシン、 ォキシトシン、 ク ラリスロマイシンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合 せ;
( b 5 0 ) 配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそ;^らのバリアントと、 リュープロリ ド、 シクロスポリン A または該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 5 1 ) 配列番号 5 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ジクロフエナミ ド、 ベンズチアジド または該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 5 2 ) 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ヒ ドロキシクロ口キン、 フラゾリ ド ン、 メタネフリン (D , L ) または該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導 体との組合せ;
( b 5 3 ) 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、ベンズブロマロン、ベンゼトニゥム、 クロフアジミン、 ドンペリ ドン、 ドキサゾシン、 ダラミシジン、 α—エルゴクリ
プチン、 ビカノレタミ ド、 レシナミン、 サキナビ Λ^、 シロシンゴピン、 プラン) 力 ス トまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ; '
( b 5 4 ) 配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、ベンズブロマロン、クロフアジミン、 ドンペリ ドン、 二カノレジピ 、 ケルセチン、 ェバスチン、 ァクチノマイシン D、 口ペラミ ド、 プランルカス ト、 ルテオリンまたは該タンパク質に結合能を有する それらの誘導体との組合せ; '
( b 5 5 ) 配列番号 5 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ピリチルジオンまたは該タンパク質 に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 5 6 ) 配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 クロルジァゼポキシド、 フルメキン または該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 5 7 ) 配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ブホルミン、 6 —フルフリルァミノ プリン、 ニトラリン、 ペンビジンまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの 誘導体との組合せ;
( b 5 8 ) 配列番号 5 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ヴイロキサジンまたは該タンパク質 に結合能を有するその誘導体との組合せ;
( b 5 9 ) 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 セファゾリン、 フェンプフェン、 ケ トプロフェン、 コルヒチン、 ドキシサイクリン、 ガバペンチン、 リ ドフラジン、 プロべネシドまたは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ; ( b 6 0 ) 酉己列番号 6 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ベンジダミン、 クレンブテロールま たは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 6 1 ) 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ベンゼトニゥム、 フルフエナジン、 G B R 1 2 9 0 9、 ドキサゾシン、 プロ力イン、 キナクリンまたは該タンパク質 に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 6 2 ) 配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 ァジスロマイシン、 コリスチンまた は該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ;
( b 6 3 ) 配列番号 6 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと、 プロ トリプチリン、 マプロチリンま たは該タンパク質に結合能を有するそれらの誘導体との組合せ。
〔7〕 上記 〔1〕 〜 〔6〕 のいずれかの方法により得られる物質。
〔8〕 上記〔 1〕 〜 〔6〕 のいずれかの方法により得られる物質を含有してなる、 生理活性の調節剤。
〔9〕 生理活性物質 Xに関連する作用の調節剤であって、 標的タンパク質 Y又は それをコードする遺伝子の発現または機能を調節する物質を含有してなり、 生理 活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Aのいずれかの組合せであ る、 剤。
〔1 0〕 標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子の発現または機能を調 節する物質が、 該遺伝子の発現または機能を抑制する物質である、 上記 〔9〕 の 剤。
〔1 1〕 標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子の発現または機能を抑 制する物質が、 アンチセンス核酸、 リボザィム、 デコイ核酸、 s i R N A、 抗体 またはドミナントネガティブ変異体、 あるいはそれらの発現ベクターである、 上 記 〔1 ひ〕 の剤。
〔1 2〕 標的タンパク質 Y、 又は該タンパク質をコードする核酸を含む発現べク ターを含有してなる、 上記 〔9〕 の剤。
〔1 3〕 標的タンパク質 Υに関連する機能の調節剤であって、 生理活性物質 Xを
含有してなり、 標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Βのい ずれかの組合せである、 剤。
〔1 4〕 生理活性物質 Xの誘導体の製造方法であって、 標的タンパク質 Υまたは それをコードする遺伝子の発現または機能を調節し得るように生理活性物質 Xを 誘導体化することを含み、 生理活性物質 Xと標的タンパク質 Υとの組合せが、 組 合せ Αのいずれかの組合せである、 方法。
〔1 5〕 標的タンパク質 Yに関連する機能を調節し得る物質の誘導体の製造方法 であって、 標的タンパク質 Yに対する結合能を調節し得るように生理活性物質 X を誘導体化することを含み、 標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Bのいずれかの組合せである、 方法。
〔1 6〕 上 IE 〔1 4〕 又は 〔1 5〕 の方法により得られる、 生理活性物質の誘導 体。
〔1 7〕 上記 〔1 4〕 又は 〔1 5〕 の方法により得られる生理活性物質の誘導体 を含有してなる、 生理活性の調節剤。
〔1 8〕 生理活性物質 Xとその標的タンパク質 Yとを含む複合体であって、 生理 活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Aあるいは組合せ Bのいず れかの組合せである、 複合体。
〔1 9〕生理活性物質とその標的タンパク質とを接触させることを含む、上記〔 1 8〕 の複合体の製造方法。
〔2 0〕 キットであって、 以下 ( i )、 ( i i ) :
( i ) 生理活性物質 Xまたはその塩;
( i i ) 標的タンパク質 Y、 該タンパク質をコードする核酸、 該核酸を含む発現 ベクター、 標的タンパク質 Υ又はそれをコードする遺伝子の発現を測定可能な細 胞、 あるいは標的タンパク質 Υをコードする遺伝子の転写調節領域及び該領域に 機能可能に連結されたレポーター遺伝子を含む発現ベクター;
を含み、
生理活性物質 Xと標的タンパク質 Υとの組合せが、 組合せ Αあるいは組合せ Β
のいずれかの組合せである、 キット。
〔2 1〕 生理活性物質 Xの作用に関連する疾患または状態の発症または発症リス クの判定方法であって、 以下の工程 (a)、 (b) :
(a) 動物から採取した生体試料において標的タンパク質 Yまたはそれをコ一ド する遺伝子の発現量及び/又は多型を測定する工程;
(b) 測定された発現量及び Z又は多型に基づき疾患または状態の発症または発 症可能性を評価する工程; 一
を含み、
生理活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Aのいずれかの組合 せである、 方法。
〔22〕 標的タンパク質 Yの機能に関連する疾患または状態の発症または発症リ スクの判定方法であって、 以下の工程 (a)、 (b) : .
(a) 動物から採取した生体試料において標的タンパク質 Yをコードする遺伝子 の多型を測定する工程;
(b) 多型の特定のタイプの有無に基づき疾患または状態の発症または発症可能 性を評価する工程;
を含み、
該多型の特定のタイプは、 標的タンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性 を変化させるものであり、
標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Bのいずれかの組合 せである、 方法。
〔23〕 以下 ( i )、 ( i i ) を含む、 生理活性物質 Xの作用に関連する疾患また は状態の発症または発症リスクの判定用キットであって、 以下 ( i )、 ( i i ) :
( i ) 標的タンパク質 Y又はそれをコードする遺伝子の発現量及び/又は多型を 測定し得る手段;
( i i ) 該疾患または状態と該遺伝子の発現量及び/又は多型との関係を記録し た媒体; を含み、
生理活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Αのいずれかの組合 せである、 キット。
[24] 標的タンパク質 Yの機能に関連する疾患または状態の発症または発症リ スクの判定用キッ卜であって、 以下の工程 ( i )、 ( i i ) :
( i ) 標的タンパク質 Yをコードする遺伝子の多型を測定し得る手段;
( i i) 該疾患または状態と該遺伝子の多型との関係を記録した媒体; を含み、 '
該多型の特定のタイプは、 標的タンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性 を変化させるものであり、
標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Bのいずれかの組合 せである、 キット。
〔25〕 生理活性物質 Xの作用に関連する疾患または^態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法であって、 以下の工程 (a)、 (b) :
(a) 動物から採取した生体試料において標的タンパク質 Yまたはそれをコード する遺伝子の発現量及ぴノ又は多型を測定する工程;
(b) 測定された発現量及び Z又は多型に基づき生理活性物質の効果を予測する 工程; .
を含み、
生理活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Aのいずれかの組合 せである、 方法。
〔26〕 標的タンパク質 Yの機能に関連する疾患または状態における生理活性物 質 Xに対する感受性の判定方法であって、 以下の工程 (a)、 (b) :
(a) 動物から採取した生体試料において標的タンパク質 Yをコードする遺伝子 の多型のタイプを測定する工程;
(b) 多型の特定のタイプの有無に基づき該疾患または状態における生理活性物 質 Xの効果を予測する工程;
を含み、
該多型の特定のタイプは、 標的タンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性 を変化させるものであり、
標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Bのいずれかの組合 せである、 方法。
〔2 7〕 生理活性物質 Xの作用に関連する疾患または状態に対する生理活性物質 Xに対する感受性の判定用キットであって、 以下 ( i )、 ( i i ) :
( i ) 標的タンパク質 Yをコードする遺伝子の発現量及び Ζ又は多型を測定し得 る手段; ( i i )生理活性物質 Xの効果と該遺伝子の発現量及び Z又は多型との関 係を記録した媒体;
を含み、
生理活性物質 Xと標的タンパク質 Yとの組合せが、 組合せ Aのいずれかの組合 せである、 キット。 .
〔2 8〕 標的タンパク質 Yの機能に関連する疾患または状態に対する生理活性物 質 Xに対する感受性の判定用キットであって、 以下 ( i )、 ( i i ) :
( i ) 標的タンパグ質 Yをコードする遺伝子の多型を測定し得る手段;
( i i ) 生理活性物質 Xの効果と該遺伝子の多型の特定のタイプとの関係を記録 した媒体;
を含み、
該多型の特定のタイプは、 標的タンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性 を変化させるものであり、
標的タンパク質 Yと生理活性物質 Xとの組合せが、 組合せ Bのいずれかの組合 せである、 キット。
〔2 9〕 以下 (a ) 〜 (d ) のいずれかのポリヌクレオチド:
( a ) 配列番号 6 4で表されるヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド; ( b ) 配列番号 6 5で表されるヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
( c ) 配列番号 6 4で表されるヌクレオチド配列において、 6 0 6番目〜 2 3 6 3番目のヌクレオチドに対応するヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
( d ) 配列番号 6 5で表されるヌクレオチド配列において、 5 7 1番目〜 1 4 8 5番目のヌクレオチドに対応するヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド。 図面の簡単な説明
図 1は、 スピンカラムを用いた S E C相互作用スクリ一二ングシステムの概 略図である。
図 2は、 スピンカラムを用いた S E C相互作用解析の概略図である。
発明を実施するための最良の形態
1 . 生理活性物質の標的タンパク質及び標的遺伝子
本発明は、 生理活性物質開発の標的タンパク質および標的遺伝子を提供する。 生理活性物質とは、 生体に何らかの作用を及ぼす任意の物質を意味する。 生理 活性物質は、 薬物、 ビタミン、 生薬成分、 食品成分等の外因性物質、 ならびにサ イ ト力イン、 成長因子、 ホルモン等の内因性物質であ.り得る。 所定の生理活性物 質を意図する場合、 必要に応じて、 生理活性物質 Xと表現する。
生理活性物質 Xとしては、 後述する標的タンパク質 Yまたはそれをコードする 遺伝子の発現または機能を調節し得る生理活性物質、 例えば、 標的タンパク質 Y に結合能を有する生理活性物質が挙げられる。 詳細には、 生理活性物質 Xは、 'ト リメチルコルヒチン酸、ァセノクマロール、パラセタモール、ァセトへキサミ ド、 ァセトプロマジン、 ァクチノマイシン D、 アジマリン、 ァノレベンダゾーノレ、 ァノレ フゾシン、 α—メチルー 5—ヒ ドロキシトリプタミン、 ァモキサピン、 アンチピ リン、 ァジスロマイシン、 ベンズブロマロン、 ベンゼトニゥム、 ベンジダミン、 ベルべリン、 ベザフイブラート、 ビカルタミ ド、 ポルジン、 ブロムペリ ドール、 ブデソニド、 ブピバ力イン、 ブスピロン、 セファゾリン、 セレスチンブノレー、 セ ファエリン、 クロ ジァゼポキシド、 クロロゲン酸、 クロ口チアジド、 クロモマ イシン A 3、 シク口ピロクス、 シサプリ ド、 クラリスロマイシン、 クレミゾール、 クレンブテローノレ、 クロべダゾン、 クロフアジミン、 クロフイ リ ゥム、 クロミフ ェン、 クロノくミ ド、 コノレヒチン、 コリスチン、 コネッシン、 コニイン (D L )、 コ ラリーネ、 シクロベンザプリン、 シクロペントレート、 シクロスポリン八、 ジク
口フエナク、 ジクロフエナミ ド、 ジフル二サル、 ジヒ ドロス トレプトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフエ-ドール、 ジピリダモール、 ジゾシルビン、 D O 8 9 7 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ドキサゾシン、 ドキシサイクリン、 エブルナモ ニン、 エト ドラク、 フェンベンダゾーノレ、 フェンブフェン、 フエノプロフェン、 フノレメキン、 フノレペンチキソーノレ、 フノレフエナジン、 フノレボキサミン、 フラゾリ ドン、 ガバペンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 ダリベンクラミ ド、 グリ ピジド、 グラ ミシジン、 グアンファシン、 ハノレモー ^、 ヒ ドロフ メチアジド、 ヒ ドロキシク ロロキン、 ヒ ドロキシタクリン (R, S )、 ィホスフアミ ド、 ィォベンダアン、 ィ プロニアジド、イソキシカム、イスラジピン、 ジョサマイシン、 ケトプロフェン、 3 —ヒ ドロキシキヌレニン、 リュープロリ ド、 チロキシン L、 リ ドフラジン、 口 ベリン α (—)、 口ペラミ ド、マプロチリン、 メベンダゾール、 メク口フエ ~^"ム酸、 メタネフリン(D, L )、 メタプロテレノール、 メ トエルゴタミン、メチマゾール、 メ トキサミン、 メ トキシー 6—ハルマラン、 ミフェプリス トン、 ミナプリン、 ミ ノサイクリン、 ミソプロス トール、 モルシドミン、 モロキシジン、 モキサラクタ ム、 ムピロシン、 ネフォバム、 二カノレジピン、 二メスリ ド、 ノゾレハノレマン、 ォキ シトシン、 パ キセチン、 ぺノレへキシリン、 フェンホノレミン、 ピメチキセン、 ピ パーロングミン、 ピレンゼピン、 プロべネシド、 プロ力イン、 プロプラノロール、 プロ トリプチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キナク リン、 キニーネ、 レシナミ ン、 リスペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビル、 スコレリン、 スルフアジメ トキシ ン、 ス/レファフエナゾ一/レ、 シロシンゴピン、 タモキシフェン、 テノレコナゾ一ノレ、 チォプロペラジン、 チォチキセン (c i s )、 トブラマイシン、 トルプタミ ド、 ト リフロペラジン、 トリメタジジン、 ヴイロキサジン、 キシラジン、 ァセチルサリ チルサリチル酸、 二メタゼバム、 クロバザム、 ァリメマジン、 トラニラス ト、 ェ バスチン、 プランルカス ト、 メチクロチアジド、 ァラセプリル、 クリノフィブラ ート、 ァセチノレシスティン、 ブホノレミン、 テ グリ ド、 スタノゾローノレ、 メスタ ノロン、 パンテチン、 リマプロス ト、 サルポダレラート、 アルガトロバン、 フル ドロキシコルチド、 スルフア ドキシン、 ウベニメクス、 セレコキシブ、 6—フル
フリルァミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポール、 フルォロクラーリン、 ペンビジ ン、 ニトラリン、 プロマジン、 スルフアベンズアミ ド、 アルチアジド、 α—エル ゴク リプチン、 エブセレン、 フラノレタ ドン、 ピリチ^/ジオン、 ベンズチアジド、 レボブノロ一ノレ、 ラロキシフェン、 ノレテオリン、 バノレデコキシブ、 カノレポプロス ト、 ガべキサート、 あるいは標的タンパク質 Υに結合能を有するそれらの誘導体 (後述)、 あるいはそれらの塩であり得る。
また、 生理活性物質は、 その調節可能な活性の種類の観点から、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質、 および標的タンパク質 Υに関連する機能を 調節し得る物質に大別することもできる。
生理活性物質開発の標的タンパク質、 標的遺伝子は、 好ましくは、 創薬の標的 タンパク質、 標的遺伝子であり得る。 なお、 所定の標的タンパク質、 所定の標的 遺伝子を意図する場合、 必要に応じて、 標的タンパク質 Υ、 標的遺伝子 γとそれ ぞれ表現する。 また、 タンパク質は翻訳産物と、 標的遺伝子 Υは標的タンパク質 Υをコードする遺伝子とそれぞれ同義であり、 交換可能に使用される。
例えば、 標的タンパク質 Υは、 上記生理活性物質 Xの標的タンパク質であり得 る。.詳細には、.標的ダンパク質 Υは、 配列番号 1〜6 3で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質 (例えば、 全長タンパク質) 又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントであり得る。なお、本明細書中、本発明の標的タンパク質は、 ヒ トタンパク質に限定されず、 異種動物のオルソログをも含む。 参考のため、 各 タンパク質についてヒ トタンパク質を取り上げ、 諸情報並びに本発明者らにより 見出された結合する生理活性物質の例を、 表 1 一 1〜表 1 一 8、 表 2— 1〜表 2 - 2 0にそれぞれ示す。
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S1^feS0/800Zdf13d 6 0U800 O
S〕220—
本明細書中で使用される場合、 「相同タンパク質」 とは、 上記タンパク質と同一 のタンパク質フアミリーに属するタンパク質を意味するものとする。 相同タンパ ク質の例は表 2— 1〜表 2— 2 0に示す通りである。
本明細書中で使用される場合、 タンパク質の 「バリアント」 とは、 タンパク質 の人工変異体あるいは天然変異体を意味するものとし、 さらにスプライシングバ リアントをも含むものとする。
本発明で提供されるタンパク質のバリアントはまた、 例えば、 配列番号 1〜6 3で表されるアミノ酸配列において、 1又は複数のアミノ酸が置換、 欠失、 付加 または挿入されたァミノ酸配列からなり、 且つ生理活性物質に対して相互作用を 示すタンパク質であり得る。
置換、 欠失、 付加または挿入されるアミノ酸の数は、 本発明で提供されるタン パク質の機能が保持される限り限定されないが、 例えば約 1〜5 0個、 好ましく は約 1〜3 0個、 より好ましくは約 1〜2 0個、 さちにより好ましくは約 1〜 1 0個、 最も好ましくは 1〜5個あるいは 1または 2個である。 アミノ酸の置換、 欠失、付加または挿入が施される部位は、機能が保持される限り限定されないが、 例えば、 機能上重要なドメイン以外の部位であり得る。
さらに、 本発明により提供されるタンパク質のバリアントは、 配列番号 1〜6 3で表されるアミノ酸配列において、 例えば約 5 0 %以上、 好ましくは約 7 0 % 以上、 より好ましくは約 8 0 %以上、 さらにより好ましくは約 9 0 %以上、 最も 好ましくは約 9 5 %以上の相同性 (但し、 1 0 0 %の相同性を除く) を有するァ ミノ酸配列からなり、 且つ生理活性物質に対して相互作用を示すタンパク質であ り得る。 ここで、 上記相同性の数値は、 配列解析ソフトウェアである D N A S I S (日立ソフトウェアエンジニアリング) を用いて、 例えば、 マキシマムマッチ ング法のコマンドを実行することにより算出される。 その際のパラメータは、 デ フォルトの設定 (初期設定) とする。
本発明の標的タンパク質を使用する場合、 該タンパク質は標識されていても未 標識であってもよく、 また、 標識タンパク質と未標識タンパク質を所定の割合で
含む混合物も使用できる。 標識用物質としては、 例えば、 F I TC、 FAM等の 蛍光物質、 ルミノール、 ルシフヱリン、 ルシゲニン等の発光物質、 3H、 14C、 3 2P、 35 S、 123 I等の放射性同位体、 ピオチン、 ス トレプトアビジン等の親和 性物質などが挙げられる。
本発明の標的遺伝子は、 本発明の標的タンパク質をコードするものである限り 限定されない。 例えば、 本発明の標的遺伝子は、 上記アミノ酸配列を含むタンパ ク質に対応するものであり得る。例えば、上記ァミノ酸配列を含むタンパク質は、 表 1— 1〜表 1—8に示される F L Jヌクレオチド配列ァクセッション番号に相 当するヌクレオチド配列を有する c DN Aクローンに対応するものであり得る。 そして、 例えば H— I n v i t a t i o n a l D a t a b a s e (H— I n v DB) においてはヒ トゲノム上で遺伝子領域を共有する c DNAクローンがクラ スターとして分類されており、 本発明のタンパク質に対応する c DNAクローン には各々表 1— 1〜表 1—8に示される遺伝子ローカス、 すなわち H— I n V口 一カス I D (および H— I n V c DNA I D) が対応付けられている。 従つ て、 本発明の標的遺伝子は、 表 1— 1〜表 1一 8に記載される F L Jヌクレオチ ド配列ァクセッション番号の c DNA、 H— I n V D Bの H— I n V c DNA I Dの c DNAクラスターあるいは H_ I n vローカス I Dに対応する遺伝子 又はその相同遺伝子であり得る。 なお、 本明細書中、 本発明の標的遺伝子は、 ヒ ト遺伝子に限定されず、 異種動物のオルソログをも含む。
本明細書中で使用される場合、 「相同遺伝子」 とは、 上記遺伝子と同一の遺伝子 ファミリーに属する遺伝子を意味するものとする。 相同遺伝子の例は、 表 2— 1 〜表 2— 20に示す相同タンパク質をコードする遺伝子である。
本明細書中で使用される場合、 遺伝子の 「バリアント」 とは、 遺伝子の人工変 異体あるいは天然変異体を意味するものとし、 さらにその遺伝子から転写される スプライシングバリアントをも含むものとする。
例えば、 本発明で提供される遺伝子のバリアントは、 表 1 _ 1〜表 1— 8に示 される F L Jヌクレオチド配列ァクセッション番号に相当するヌクレオチド配列
と相補的な配列に対してストリンジヱント条件下でハイプリダイズするヌクレオ チド配列からなり、 且つ生理活性物質に対して相互作用を示すタンパク質に対応 する c D N Aであり得る。 ここで、 ストリンジヱント条件下でハイブリダィズす るとは、 例えば、 6 X S S C、 0 . 5 % S D S、 5 0 %ホルムアミ ドの溶液中で 4 2 °Cにて加温した後、 0 . 1 X S S C、 0 . 5 % S D Sの溶液中で 6 8 °Cにて 洗浄する条件でも依然として陽性のハイプリダイゼーシヨンシグナルが観察され ることを意味する。 - 本発明の標的タンパク質およぴ標的遺伝子は、 生理活性物質 Xに関連する疾患 または状態、 または標的遺伝子 Y (もしくは標的タンパク質 Y) に関連する疾患 または状態に対する医薬の開発、 あるいは該疾患または状態に対する研究用試薬 の開発などに使用され得る。 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態、 標的遺 伝子 Yに関連する疾患または状態について以下詳述する。
(生理活性物質 Xに関連する疾患または状態)
「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 とは、 生理活性物質 Xが適用さ れる疾患または生理活性物質 Xの副作用に相当する疾患、 あるいは生理活性物質 Xの適用が所望される状態 (例えば、 生理活性物質 Xが欠乏した状態) または生 理活性物質 Xにより引き起こされる望ましくない状態 (例えば、 生理活性物質 X の過剰摂取により引き起こされる望ましくない状態)に相当する状態を意味する。 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態は、 生理活性物質 Xにより改善または 増悪され得る。
「生理活性物質 Xに関連する作用」 とは、生理活性物質 Xが実際に示す作用 (薬 理作用、副作用を含む) と同種の作用または反対の作用を意味する。換言すれば、 生理活性物質 Xに関連する作用は、 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 の改善または増悪を引き起こし得る作用である。即ち、 「生理活性物質 Xに関連す る作用」 は、 生理活性物質 Xがァセトへキサミ ドである場合には膝) 3細胞におけ るィンスリン分泌促進作用あるいは血糖低下作用等を示す。
「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」、 「生理活性物質 Xに関連する作
用」 は、 生理活性物質 Xの種類に応じて異なる。 以下、 生理活性物質 Xとして代 表的な物質を取り上げ、 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」について説 明する。 なお、 「生理活性物質. Xに関連する作用」 は、 「生理活性物質 Xに関連す る疾患または状態」 の改善または增悪を引き起こし得る任意の作用であるため、 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 の説明により 「生理活性物質 Xに 関連する作用」 についても自ずと明らかになるであろう。
トリメチルコルヒチン酸に関連する疾患とは、 トリメチルコルヒチン酸が適用 される疾患またはトリメチルコルヒチン酸の副作用に相当する疾患を意味する。 トリメチルコルヒチン酸は痛風治療薬 (細胞***阻害剤コルヒチン) アナログと して知られている。 トリメチルコルヒチン酸が適用される疾患としては、 痛風等 が例示される。一方、 トリメチルコルヒチン酸の副作用としては、消化器障害(下 痢、 嘔吐、 腹痛) 等が例示される。 トリメチルコルヒチン酸に関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 2で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
ァセノクマロールに関連する疾患とは、 ァセノクマロールが適用される疾患ま たはァセノクマロールの副作用に相当する疾患を意味する。 ァセノクマロールは 抗血栓剤 (抗凝固剤) として知られている。 ァセノクマロールが適用される疾患 としては、 血栓塞栓症等が例示される。 一方、 ァセノクマロールの副作用として は、 出血 (脳出血などの臓器内出血、 粘膜出血、 皮下出血など)、 皮膚壊死 (プロ ティン C活性の急激な低下による一過性の過凝固状態)、肝機能障害 ·黄疸等が例 示される。 ァセノクマロールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝 子)、例えば配列番号 2 7で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
パラセタモールに関連する疾患とは、 パラセタモールが適用される疾患または パラセタモールの副作用に相当する疾患を意味する。 パラセタモールは解熱 ·鎮 痛 '抗炎症薬 (非ピリン系) として知られている。 パラセタモールが適用される
疾患としては、 頭痛、 症候性神経痛、 腰痛症、 筋肉痛、 打撲痛、 捻挫痛、 月経痛、 分娩後痛、 癌疼痛、 歯痛、 歯科治療後の疼痛等が例示される。 一方、 パラセタモ ールの副作用としては、ショ ッ.ク、アナフィラキシー様症状、皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症、 喘息発作の誘発、 肝機能障害等が例示される。 パラセタモー ルに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。 - ァセトへキサミ ドに関連する疾患とは、 ァセトへキサミ ドが適用される疾患ま たはァセトへキサミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 ァセトへキサミ ドは スルホ-ル尿素系の経口血糖降下薬として知られている。 ァセトへキサミ ドが適 用される疾患としては、 インスリン非依存型糖尿病等が例示される。 一方、 ァセ 卜へキサミ ドの副作用としては、 低血糖、 脱力感、 高度の空腹感、 発汗、.動悸、 振戦、 頭痛、 知覚異常、 不安、 興奮、 神経過敏、 集中力低下、 精神障害、 意識障 害、 けいれん、 再生不良性貧血、 溶血性貧血、 無顆粒球症等が例示される。 ァセ トへキサミ ドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列 番号 2 3、 配列番号 2 4若しくは配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得 る。
ァセトプロマジンに関連する疾患とは、 ァセトプロマジンが適用される疾患ま たはァセトプロマジンの副作用に相当する疾患を意味する。 ァセトプロマジンは 抗不安薬として知られている。 ァセトプロマジンが適用される疾患としては、 統 合失調症、老年精神病、躁病、 うつ病、神経症における鎮静催眠等が例示される。 ァセトプロマジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 3 6で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質 あるいはそれらのバリアンドと密接に関係し得る。
ァクチノマイシン Dに関連する疾患とは、 ァクチノマイシン Dが適用される疾 患またはァクチノマイシン Dの副作用に相当する疾患を意味する。 ァクチノマイ
シン Dは抗癌剤、 抗菌物質 (抗グラム陽性菌)、 D N Aインターカレーター (R N A合成阻害剤) として知られている。 ァクチノマイシン Dが適用される疾患とし ては、 ウィルムス腫瘍、 絨毛上皮腫、 破壊性胞状奇胎等が例示される。 一方、 ァ クチノマイシン Dの副作用としては、 食欲不振、 悪心 ·嘔吐、 口内炎、 白血球減 少症、 血小板減少症、 脱毛、 色素沈着、 全身倦怠感、 神経過敏、 骨髄抑制 (再生 不良性貧血、 無顆粒球症、 汎血球減少症)、 アナフィラキシー様反応、 呼吸困難、 肝静脈閉塞症、 重篤な肝障害 (肝腫大、 腹水等を伴う) 等が例示される。 ァクチ ノマイシン Dに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列 番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質ある いはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 - アジマリンに関連する疾患とは、 アジマリンが適用される疾患またはアジマリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 アジマリンは抗不整脈薬 (第 I群 N a チャンネル抑制) として知られている。 アジマリンが適用される疾患としては、 期外収縮 (上室性、 心室性)、 発作性頻拍 (上室性、 心室性) の予防、 新鮮心房細 動、 発作性心房細動の予防、 電気ショック療法との併用及びその後の洞調律の維 持等が例示される。 一方、 アジマリンの副作用としては、 無顆粒球症、 黄疸、 脚 ブロック、 食欲不振、 悪心 ·嘔吐、 下痢、 頭痛、 頭重感、 めまい、 熱感、 しびれ 感、 眠気、 心悸亢進等が例示される。 アジマリンに関連する作用は、 その標的タ ンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
ァルべンダゾールに関連する疾患とは、 アルべンダゾールが適用される疾患ま たはアルベンダゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 アルベンダゾールは 寄生虫 ·原虫用薬 (包虫駆除薬) として知られている。 アルベンダゾールが適用 される疾患としては、 包虫症等が例示される。 一方、 アルベンダゾールの副作用 としては、 肝臓 *胆管系障害 (肝機能障害)、 汎血球減少症等が例示される。 アル ベンダゾールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列
番号 3 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質ある いはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
アルフゾシンに関連する疾患とは、 アルフゾシンが適用される疾患またはアル フゾシンの副作用に相当する疾患を意味する。 アルフゾシンは降圧薬、 良性前立 腺過形成 (B P H) 治療薬どして知られている。 アルフゾシンが適用される疾患 としては、 良性前立腺過形成 (B P H) 等が例示される。 一方、 アルフゾシンの 副作用としては、 めまい,眠気、 頭痛、 腹部痛、 便秘、 消化不良、 悪心、 陰萎、 気管支炎、 咽頭炎、 副鼻腔炎等が例示される。 アルフゾシンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
α —メチル一 5—ヒ ドロキシトリプタミンに関連する疾患とは、 α—メチル一 5—ヒ ドロキシトリプタミンが適用される疾患または α—メチルー 5—ヒ ドロキ シトリプタミンの副作用に相当する疾患を意味する。 c —メチル一 5—ヒ ドロキ シトリプタミンはセロ トニン類縁体として知られている。 α—メチルー 5 —ヒ ド ロキシトリプタミンの作用としては、 5—Η Τ 2作動作用 (5-hydroxytryptamin e 2A/2C 受容体ァゴニス ト) 等が例示される。 α—メチル _ 5—ヒ ドロキシトリ プタミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
ァモキサピンに関連する疾患とは、. ァモキサピンが適用される疾患またはァモ キサピンの副作用に相当する疾患を意味する。 ァモキサピンは抗うつ薬 ·気分安 定薬 ·精神刺激薬 (モノアミン再取り込み阻害) として知られている。 ァモキサ ピンが適用される疾患としては、 うつ病 · うつ状態等が例示される。 一方、 ァモ キサピンの副作用としては、 ロ渴 ·便秘等の自律神経障害及びめまい ·眠気、 悪 性症候群、 けいれん ·精神錯乱 ·幻覚 ·せん妄、 無顆粒球症、 麻痺性ィレウス (腸 管麻痺)、 遅発性ジスキネジァ等が例示される。 ァモキサピンに関連する作用は、
その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。 .
アンチピリンに関連する疾患とは、 アンチピリンが適用される疾患またはアン チピリンの副作用に相当する疾患を意味する。 アンチピリンは解熱 ·鎮痛 ·抗炎 症薬として知られている。 アンチピリンが適用される疾患としては、 頭痛等が例 示される。 一方、 アンチピリンの副作用としては、 ショック (胸内苦悶、 血圧低 下 ·顔面蒼白 ·脈拍異常 ·呼吸困難等)、 無顆粒細胞症、 過敏症 (発疹 ·紅斑、 小 疱性角膜炎、 そう痒等)、 血小板減少、 貧血等が例示される。 アンチビリンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 1で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。
ァジスロマイシンに関連する疾患とは、 ァジスロマイシンが適用される疾患ま たはアジスロマイシンの副作用に相当する疾患を意味する。 ァジスロマイシンは マクロライ ド系抗生物質として知られている。 ァジスロマイシンが適用される疾 患としては、 咽喉頭炎 (咽喉膿瘍) ·急性および悽性気管支炎 ·感染時気管支拡張 症 ·慢性呼吸器疾患の二次感染 ·鬲桃炎 (扁桃周囲炎 ·扁桃周囲膿瘍) ·肺炎 ·肺 化膿症、 中耳炎 (乳様突起炎、 錐体尖端炎を含む)、 せつ · よう ·丹毒 ·蜂巣炎 · リンパ管(節)炎 · ひょ う疽 ·化膿性爪囲炎、 尿道炎、 子宮頸管炎、 副鼻腔炎、 歯 周組織炎、 歯冠周囲炎、 顎炎等が例示される。 一方、 ァジスロマイシンの副作用 としては、 下痢 ·軟便、 嘔吐、 じんま疹、 好酸球增多、 白血球減少、 ショック · アナフィラキシー様症状 (呼吸困難、 喘鳴、 血管浮腫等)、 皮膚粘膜眼症候群、 中 毒性表皮壊死症、 中毒性表皮壊死症、 肝機能障害 ·黄疸、 偽膜性大腸炎等の血便 を伴う重篤な大腸炎、 間質性肺炎 ·好酸球性肺炎、 Q T延長 ·心室性頻脈等が例 示される。 ァジスロマイシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝 子)、例えば配列番号 6 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ベンズブロマロンに関連する疾患とは、 ベンズブロマロンが適用される疾患ま たはべンズブロマ口ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ベンズブロマロンは 痛風 ·高尿酸血症治療薬として知られている。 ベンズブロマロンが適用される疾 患としては、 痛風 ·高尿酸血症を伴う高血圧症における高尿酸血症の改善等が例 示される。 また、 ベンズプロマロンの作用としては尿酸***促進作用等が例示さ れる。 一方、 ベンズブロマロンの副作用としては、 劇症肝炎等の重篤な肝障害、 黄疸、 胃部不快感、 胃腸障害、 そう痒感、 発疹、 下痢等が例示される。 ベンズブ ロマロンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 2、 配列番号 5 3若しくは配列番号 5 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ベンゼトニゥムに関連する疾患とは、 ベンゼトニゥムが適用される疾患または ベンゼトニゥムの副作用に相当する疾患を意味する。 .べンゼトニゥムは殺菌消毒 薬として知られている。 ベンゼトニゥムが適用される疾患としては、 咽頭炎、 扁 桃炎、 口内炎、 急性歯肉炎、 舌炎、 口腔創傷等が例示される。 一方、 ベンゼトニ ゥムの副作用としては、 発疹、 接痒、 口腔 ·咽頭の刺激感、 口中のあれ等が例示 される。 ベンゼトニゥムに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3、 配列番号 5 3若しくは配列番号 6 1で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接 に関係し得る。
ベンジダミンに関連する疾患とは、 ベンジダミンが適用される疾患またはベン ジダミンの副作用に相当する疾患を意味する。 ベンジダミンは局所非ステロイ ド 性解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬、 うがい薬として知られている。 ベンジダミンが適用さ れる疾患としては咽頭痛と嚥下障害等が例示され、 ベンジダミンの作用としては 消炎鎮痛作用、 局所麻酔作用等が例示される。 ベンジダミンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 6 0で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
ベルベリンに関連する疾患とは、 ベルベリンが適用される疾患またはベルベリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ベルべリンは止痢 ·整腸薬として知られ ている。 ベルべリンが適用される疾患としては、 下痢症等が例示される。 ベルべ リンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3 2 で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれ らのバリアントと密接に関係し得る。
ベザフイブラートに関連する疾患とは、 ベザフイブラートが適用される疾患ま たはべザフイブラートの副作用に相当する疾患を意味する。 ベザフイブラートは フィブラート系高脂血症治療薬として知られている。 ベザフイブラートが適用さ れる疾患としては、 高脂血症等が例示される。 一方、 ベザフイブラートの副作用 としては、 横紋筋融解症、 肝機能障害、 黄疸等が例示される。 ベザフイブラート に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子).、 例えば配列番号 3 9で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。
ビカルタミ ドに関連する疾患とは、 ビカルタミ ドが適用される疾患またはビカ ルタミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 ビカルタミ ドは抗癌剤 (前立腺癌 治療剤) として知られている。 ビカルタミ ドが適用される疾患としては、 前立腺 癌等が例示される。 一方、 ビカルタミ ドの副作用としては、 肝機能障害、 黄疸、 白血球減少、 血小板減少、 間質性肺炎等が例示される。 ビカルタミ ドに関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
ポルジンに関連する疾患とは、 ボルジンが適用される疾患またはボルジンの副 作用に相当する疾患を意味する。 ボルジンはボルド葉に含まれるアル力ロイ ドと して知られている。 ボルジンの作用としては、 抗酸化作用、 胆汁分泌促進作用、 胃腸機能改善作用等が例示される。 ボルジンに関連する作用は、 その標的タンパ ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質
又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ブロムペリ ドールに関連する疾患とは、 ブロムペリ ドールが適用される疾患ま たはブロムペリ ドールの副作用に相当する疾患を意味する。 ブロムペリ ドールは ブチロフエノン系抗精神病薬として知られている。 ブロムペリ ドールが適用され る疾患としては、 統合失調症等が例示される。 一方、 ブロムペリ ドールの副作用 としては、 悪性症候群 (無動緘黙、 強度の筋強剛、 嚥下困難、 頻脈、 発汗等)、 遅 発性ジスキネジァ (口周部の不随意運動、 四肢の不随意運動等)、 抗利尿ホルモン 不適合分泌症候群(S I A D H)、腸管麻痺(食欲不振、悪心 ·嘔吐、著しい便秘、 腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)、横紋筋融解症等が例示される。 ブロムペリ ドールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 3 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又は の相同タンパク質 あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 .
ブデソ二ドに関連する疾患とは、 ブデソ二ドが適用される疾患またはブデソ- ドの副作用に相当する疾患を意味する。ブデソニドは副腎皮質ホルモン剤であり、 皮膚用薬あるいは気管支喘息治療薬 (ドライパウダー吸入式ステロイ ド剤) とし て知られている。 ブデソニドが適用される疾患としては、 気管支喘息等が例示さ れる。 一方、 ブデソニドの副作用としては、 咽頭痛、 嗄声、 嘔気、 咳等が例示さ れる。 ブデソニドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 2 7で表ざれるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質 あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ブビバカインに関連する疾患とは、 ブビバ力インが適用される疾患またはブピ バカインの副作用に相当する疾患を意味する。 ブピバカインは長時間作用性の局 所麻酔剤として知られている。 ブピバ力インの作用としては、 硬膜外 ·伝達麻酔 用、 脊椎 (腰椎) 麻酔作用等が例示される。 一方、 ブピパ力インの副作用として は、 ショック (徐脈、 不整脈、 血圧低下、 呼吸抑制、 チアノーゼ、 意識障害等)、 振戦、 けいれん、 肝障害、 異常感覚、 知覚 ·運動障害等が例示される。 ブピバ力 インに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 4
で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれ らのバリアントと密接に関係し得る。
ブスピロンに関連する疾患とは、 ブスピロンが適用される疾患またはブスピ口 ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ブスピロンは抗不安薬として知られてい る。ブスピロンが適用される疾患としては全般性不安障害等が例示される。一方、 ブスピロンの副作用としては、 めまい、 頭痛等が例示される。 ブスピロンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 9で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントと密接に関係し得る。
セファゾリンに関連する疾患とは、 セファゾリンが適用される疾患またはセフ ァゾリンの副作用に相当する疾患を意味する。 セファゾリンほセフエム系抗生物 質として知られている。 セファゾリンが適用される疾患としては、 セファロスポ リン系抗生物質、 ブドウ球菌、 レンサ球菌、 肺炎球菌、 大腸菌、 肺炎桿菌、 変形 菌による感染症 (敗血症、 亜急性細菌性心内膜炎、 浅在性化膿性疾患群、 深在性 化膿性疾患群、 呼吸器感染症、 肺化膿症、 膿胸、 胸膜炎、 胆道感染症、 腹膜炎、 ***症、 婦人科感染症、 耳鼻科感染症) 等が例示される。 一方、 セファゾリ ンの副作用としては、 ショ ック、 アナフィラキシー様症状、 血液障害 (汎血球減 少、 無顆粒球症)、 肝障害 (黄疸など)、 腎障害 (急性腎不全など)、 大腸炎 (偽膜 性大腸炎など)、皮膚障害(皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症)、間質性肺炎、 P I E症候群、 けいれん等が例示される。 セファゾリンに関連する作用は、 その 標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係 し得る。
セレスチンブルーに関連する疾患とは、 セレスチンブルーが適用される疾患ま たはセレスチンブルーの副作用に相当する疾患を意味する。 セレスチンブルーは 細胞核 ·染色体などの染色に使用する細胞染色剤として知られている。 セレスチ ンブルーに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号
1、 配列番号 2、 配列番号 3、 配列番号 3 2若しくは配列番号 4 6で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。
セファエリンに関連する疾患とは、 セファエリンが適用される疾患またはセフ ァエリンの副作用に相当する疾患を意味する。 セファエリンは吐根アルカロイ ド として知られている。 セファエリンが適用される疾患としては、 催吐作用 (胃粘 膜刺激作用) 等が例示される。 セファエリンに関連する作用は、 その標的タンパ ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 3 6で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密 接に関係し得る。
クロルジァゼポキシドに関連する疾患とは、 クロルジァゼポキシドが適用され る疾患またはクロルジァゼポキシドの副作用に相当する疾患を意味する。 .クロル ジァゼポキシドは催眠鎮静剤、ベンゾジァゼピン系抗不安剤として知られている。 クロルジァゼポキシドが適用される疾患としては、 神経症における不安 ·緊張 · 抑うつ、 うつ病における不安 ·緊張、 心身症 (胃,十二指腸潰瘍、 高血圧症) に おける身体症候並びに不安 ·緊張 ·抑うつ等が例示される。 一方、 クロルジァゼ ポキシドの副作用としては、 薬物依存、 けいれん発作、 せん妄、 振戦、 不眠、 不 安、 幻覚、 妄想等の禁断症状、 精神***病等における刺激興奮 ·錯乱等、 慢性気 管支炎等の呼吸器疾患における呼吸抑制等が例示される。 クロルジァゼポキシド に関連する作用は、その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 6で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。
クロロゲン酸に関連する疾患とは、 クロロゲン酸が適用される疾患またはクロ ロゲン酸の副作用に相当する疾患を意味する。 クロロゲン酸はコーヒーおよびト マトに多く含まれるポリフエノールの一種として知られている。 クロロゲン酸の 作用としては、 抗酸化作用、 中枢神経興奮作用等が例示される。 クロロゲン酸に 関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 7で表さ
れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
クロロチアジドに関連する疾患とは、 クロロチアジドが適用される疾患または クロロチアジドの副作用に相当する疾患を意味する。 グロロチアジドは利尿薬と して知られている。 クロ口チアジドが適用される疾患としては、 本態性高血圧症 等が例示される。 一方、 クロ口チアジドの副作用としては、 低 K血症、 低 N a血 症、 低 C 1性アルカロージス、 高尿酸血症等が例示される。 クロ口チアジドに関 連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 7で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリ アントと密接に関係し得る。
クロモマイシン A 3に関連する疾患とは、 クロモマイシン A 3が適用ざれる疾 患またはクロモマイシン A 3の副作用に相当する疾患を意味する。 クロモマイシ ン A 3.は抗癌剤として知られている。 クロモマイシン A 3が適用される疾患とし ては、 各種の腫瘍等が例示される。 クロモマイシン A 3に関連する作用は、 その 標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 7若しくは配列番号 3 4で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
シクロピロタスに関連する疾患とは、 シクロピロタスが適用される疾患または シクロピロクスの副作用に相当する疾患を意味する。 シクロピロタスは皮膚用の 抗真菌薬として知られている。 シクロピロタスが適用される疾患としては、 白癬 (体部白癬、 股部白癬、 汗疱状白癬) .、 カンジダ症 (間擦疹、 乳児寄生菌性紅斑、 指間ぴらん症) 等が例示される。 一方、 シクロピロタスの副作用としては、 皮膚 炎、 皮膚刺激作用等が例示される。 シクロピロタスに関連する作用は、 その標的 タンパグ質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
シサプリ ドに関連する疾患とは、 シサプリ ドが適用される疾患またはシサプリ
ドの副作用に相当する疾患を意味する。 シサプリ ドは消化器用薬 (消化管運動賦 活調整剤) として知られている。 シサプリ ドが適用される疾患としては、 逆流性 食道炎等が例示される。 一方、. シサプリ ドの副作用としては、 Q T延長、 心室性 不整脈等が例示される。 シサプリ ドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標 的遺伝子)、例えば配列番号 3 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
クラリスロマイシンに関連する疾患とは、 クラリスロマイシンが適用される疾 患またはクラリスロマイシンの副作用に相当する疾患を意味する。 クラリスロマ イシンはマク口ライ ド系抗生物質として知られている。 グラリスロマイシンが適 用される疾患としては、 一般感染症 (ブドウ球菌、 レンサ球菌、 ぺプトス トレプ トコッカス属、 インフルエンザ菌、 百日咳菌、 カンピロバクター属、 マイコプラ ズマ属、 クラミジァ属):毛のう炎、せつ腫症、 よう、丹毒、蜂巣炎、 リン 管炎、 ひよぅ疽、 化膿性爪囲炎、 皮下膿瘍、 汗腺炎、 慢性膿皮症、 肛門周囲膿瘍、 外傷 · 熱傷 ·手術創などの表在性二次感染、 咽喉頭炎、 急性気管支炎、 扁桃炎、 慢性気 管支炎、 びまん性汎細気管支炎、 気管支拡張症 (感染時)、 慢性呼吸器疾患の二次 感染、 肺炎、 肺化膿症、 ***、 カンピロバクタ一腸炎、 子宮頸管炎、 中耳炎、 副鼻腔炎、 歯周組織炎、 歯冠周囲炎、 顎炎、 咽喉頭炎、 猩紅熱、 百日咳、 後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリァ感染症、 胃潰瘍又 は十二指腸潰瘍におけるへリコパクター · ピロリ感染等が例示される。 一方、 ク ラリスロマイシンの副作用としては、 ショ ック、 アナフィラキシー様症状、 Q T 延長、 心室性頻脈、 劇症肝炎、 肝機能障害、 黄疸、 肝不全、 血小板減少、 汎血球 減少、 溶血性貧血、 白血球減少、 無顆粒球症、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊 死症、 P I E症候群 ·間質性肺炎、偽膜性大腸炎、 出血性大腸炎、横紋筋融解症、 けいれん、 アレルギー性紫斑病、 急性腎不全等が例示される。 クラリスロマイシ ンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 9で 表されるアミソ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら のバリアントと密接に関係し得る。
クレミゾールに関連する疾患とは、 クレミゾールが適用される疾患またはクレ ミゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 クレミゾールは局所麻酔薬として 知られている。 クレミゾールが適用される疾患としては、 皮膚疾患に伴うそう痒 (湿疹 ·皮膚炎、薬疹、 中毒疹、小児ストロフルス、咬刺症)、 じん麻疹、枯草熱、 痔核 '裂肛 '軽度な直腸炎の症状緩解等が例示される。 一方、 クレミゾールの副 作用としては、 局所の真菌 · ウィルス ·細菌性感染症、 皮膚刺激感、 そう痒感等 が例示される。 クレミゾールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝 子)、例えば配列番号 2 2、配列番号 4 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 クレンブテロールに関連する疾患とは、 クレンブテロールが適用される疾患ま たはクレンブテロールの副作用に相当する疾患を意味する。 クレンブテロールは 3 2—刺激剤で、 腹圧性尿失禁治療剤、 気管支拡張薬. ·喘息治療薬として知られ ている。 クレンブテロールが適用される疾患としては、 気管支喘息 ·慢性気管支 炎'肺気腫 ·急性気管支炎の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解、 腹圧性尿失禁等が例示される。一方、クレンブテロールの副作用としては、振戦、 腹痛、 血圧上昇、 重篤な血清カリウム値の低下等が例示される。 クレンブテロー ルに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3、 配列番号 3 6若しくは配列番号 6 0で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 - クロベタゾンに関連する疾患とは、 クロベタゾンが適用される疾患またはクロ ベタゾンの副作用に相当する疾患を意味する。 クロベタゾンは副腎皮質ホルモン 剤であり、 消炎 ·鎮痛 ·鎮痒薬 (皮膚用薬) として知られている。 クロべタゾン が適用される疾患としては、ァトピー性皮膚炎(乳幼児湿疹を含む)、顔面 '頸部 ' 腋窩 '陰部における湿疹 ·皮膚炎等が例示される。 一方、 クロベタゾンの副作用 としては、 眼瞼皮膚への使用による眼圧亢進 ·緑内障 ·後のう白内障、 皮膚感染 症、 ステロイ ドざ瘡、 口囲皮膚炎、 ステロイ ド皮膚、 過敏症、 下垂体 '副腎皮質 系機能の抑制等が例示される。 クロベタゾンに関連する作用は、 その標的タンパ
ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 クロフアジミンに関連する疾患とは、 クロフアジミンが適用される疾患または クロフアジミンの副作用に相当する疾患を意味する。 クロフアジミンはハンセン 病治療薬として知られている。 クロフアジミンが適用される疾患としては、 ハン セン病 (多菌型、 らい性結節性紅斑) 等が例示される。 一方、 クロフアジミンの 副作用としては、 皮膚着色、 視力低下、 腸閉塞、 脾臓梗塞、 血栓塞栓症等が例示 される。 クロフアジミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 5、 配列番号 3 7、 配列番号 5 3若しくは配列番号 5 4で表さ れるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
クロフイリゥムに関連する疾患とは、 クロフイリゥムが適用される疾患または クロフイリゥムの副作用に相当する疾患を意味する。 クロフイリゥムは Kチャン ネルブロッカーで、 抗不整脈薬 '心臓抑制薬として知られている。 クロフィリウ ムが適用ざれる疾患としては、 不整脈薬等が例示される。 クロフイリゥムに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。 '
ク口ミフェンに関連する疾患とは、 ク口ミフェンが適用される疾患またはク口 ミフェンの副作用に相当する疾患を意味する。 クロミフェンは***誘発薬として 知られている。 クロミフェンが適用される疾患としては、 ***障害に基づく不妊 症の***誘発、 男性不妊症等が例示ざれる。 一方、 クロミフェンの副作用として は、卵巣過剰刺激による卵巣腫大、視覚障害、悪心、嘔吐、頭痛等が例示される。 クロミフ ンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列 番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質ある いはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
クロパミ ドに関連する疾患とは、 クロパミ ドが適用される疾患またはクロパミ
ドの副作用に相当する疾患を意味する。 クロパミ ドはチアジド系利尿薬、 降圧薬 として知られている。 クロパミ ドが適用される疾患としては、 高血圧、 浮腫等が 例示される。 一方、 クロパミ ドの副作用としては、 悪心、 嘔吐、 頭痛、 倦怠感、 痙攣、 低血圧、 霧視等が例示される。 クロパミ ドに関連する作用は、 その標的タ ンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 コルヒチンに関連する疾患とは、 コルヒチンが適用される疾患またはコルヒチ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 コルヒチンは痛風 ·高尿酸血症治療薬と して知られている。 コルヒチンが適用される疾患としては、 痛風発作の緩解及び 予防等が例示される。 一方、 コルヒチンの副作用としては、 再生不良性貧血、 顆 粒球減少、 白血球減少、 血小板減少、 横紋筋融解症、 ミオパチ一、 末梢神経障害 等が例示される。 コルヒチンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝 子)、例えば配列番号 5 9で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
コリスチンに関連する疾患とは、 コリスチンが適用される疾患またはコリスチ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 コリスチンは抗生物質として知られてい る。 コリスチンが適用される疾患としては、 大腸菌 '赤痢菌のうち本剤感性菌に よる腸炎 (大腸炎) '赤痢等が例示される。 一方、 コリスチンの副作用としては、 過敏症 (発疹、 そう痒感等)、 悪心 *嘔吐、 食欲不振、 下痢等等が例示される。 コ リスチンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
コネッシンに関連する疾患とは、 コネッシンが適用される疾患またはコネッシ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 コネッシンはステロイ ド系アル力ロイ ド で、 下痢止め、 抗生物質として知られている。 コネッシンが適用される疾患とし ては、 アミーバ赤痢、 膣トリコモナス症等が例示される。 コネッシンに関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1で表されるァミノ
酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
コ-イン (D L ) に関連する疾患とは、 コ-イン (D L ) が適用される疾患ま たはコニイン (D L ) の副作用に相当する疾患を意味する。 コニイン (D L ) は ドクニンジンの猛毒成分でプソイ ド系アルカロイ ドとして知られている。 コニイ ン (D L ) の作用としては筋弛緩作用が例示でき、 コニイン (D L ) が適用され る疾患としては鎮痙、 発熱等が例示される。 二方、 コ-イン (D L ) の副作用と しては、 眠気、 吐き気、 呼吸抑制等が例示される。 コニイン (D L ) に関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1若しくは配列番号 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントと密接に関係し得る。
コラリーネに関連する疾患とは、 コラリーネが適用される疾患または ラリー ネの副作用に相当する疾患を意味する。 コラリーネはベルべリン系アル力ロイ ド として知られている。 コラリーネの作用としては、 抗腫瘍作用等が例示される。 コラリーネに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
シクロベンザプリンに関連する疾患とは、 シクロベンザプリンが適用される疾 患またはシクロベンザプリンの副作用に相当する疾患を意味する。 シクロベンザ プリンは中枢性筋弛緩薬として知られている。 シクロベンザプリンが適用される 疾患としては、 けいれん等が例示される。 一方、 シクロベンザプリンの副作用と しては、 眠気、 脱力、 幻覚等が例示ざれる。 シクロベンザプリンに関連する作用 は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密 接に関係し得る。
シク口ベントレー卜に関連する疾患とは、 シクロペントレートが適用される疾 患またはシクロペントレートの副作用に相当する疾患を意味する。 シク口ペント
レートは散瞳薬として知られている。 シクロペントレートが適用される疾患とし ては、調節麻痺(眼科)等が例示される。 シクロペントレートに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
シクロスポリン Aに関連する疾患とは、 シクロスポリン Aが適用される疾患ま たはシクロスポリン Aの副作用に相当する疾患を意味する。 シクロスポリン Aは 免疫抑制剤として知られている。 シクロスポリン Aが適用される疾患としては、 腎,肝,心移植時拒絶反応抑制、骨髄移植時拒絶反応および移植片対宿主病抑制、 眼症状のあるべ一チ ット病、 尋常性乾癬、 膿疱性乾癬、 乾癬性紅皮症、 関節症 性乾癬、 再生不良性貧血、 赤芽球癆、 ネフローゼ症候群等が例示される。 一方、 シクロスポリン Aの副作用としては、 ショ ック (注射).、 腎障害、 肝障害、.中枢神 経系障害、 神経べ一チ ッ ト病症状、 感染症、 急性瞵炎、 血栓症微小血管障害、 溶血性貧血、 血小板減少、 横紋筋融解症、 リンパ腫、 リンパ増殖性疾患、 悪性腫 瘍 (特に皮膚)、 血圧上昇、 貧血、 白血球減少、 血小板減少、 消化性潰瘍、 悪心、 嘔吐、 腹痛、 胃部不快 i®、 多毛、 振戦、 頭痛、 しびれ、 めまい、 糖尿、 高血糖、 高 K血症、 高尿酸血症等が例示される。 シクロスポリン Aに関連する作用は、 そ の標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
ジクロフエナクに関連する疾患とは、 ジクロフエナクが適用される疾患または ジクロフエナクの副作用に相当する疾患を意味する。 ジクロフェナクは非ステロ ィ ド性の解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬として知られている。 ジクロフヱナクが適用され る疾患としては、 慢性関節リゥマチ ·変形性関節症 ·変形性脊椎症 ·腰痛症 ·肩 関節周囲炎 ·腱鞘炎 ·頸肩腕症候群 ·筋肉痛 (筋 ·筋膜性腰痛症等) ·神経痛 ·後 陣痛 ·骨盤内炎症 ·月経困難症 ·膀胱炎 ·前眼部炎症における鎮痛 ·消炎、 外傷 後の腫脹 ·疼痛、 白内障手術後の炎症症状の防止等が例示される。 一方、 ジクロ
フエナクの副作用どしては、 ショック、 アナフィラキシー様症状、 出血性ショッ ク又は穿孔を伴う消化管潰瘍、 再生不良性貧血、 溶血性貧血、 無顆粒球症、 血小 板減少、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症、 紅皮症 (剥脱性皮膚炎)、 急性腎 不全(間質性腎炎,腎乳頭壊死等)、重症喘息発作、間質性肺炎、 うつ血性心不全、 無菌性髄膜炎、 重篤な肝障害、 急性脳症、 横紋筋融解症、 びまん性表層角膜炎、 角膜びらん、 角膜潰瘍、 角膜穿孔等が例示される。 ジクロフエナクに関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 7で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
ジクロフエナミ ドに関連する疾患とは、 ジクロフエナミ ドが適用される疾患ま たはジクロフエナミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 ジクロフヱナミ ドは 緑内障治療薬として知られている。ジクロフエナミ ドが適用される疾患としては、 緑内障等が例示される。 一方、 ジクロフエナミ ドの副作用としては、 知覚異常、 食欲不振、 倦怠感、 眠気、 頭痛、 吐き気、 ロ渴、 うつ状態、 電解質失調 (低カリ ゥム血症等)、 筋力低下、 便秘、 錯乱、 めまい等が例示できる。 ジクロフヱナミ ド に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 1で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。
ジフル二サルに関連する疾患とは、 ジフル二サルが適用される疾患またはジフ ルニサルの副作用に相当する疾患を意味する。 ジフル二サルは解熱 ·鎮痛 ·抗炎 症薬として知られている。 ジフル二サルが適用される疾患としては、解熱 '鎮痛 · 抗炎症薬、 頭痛、 症候性神経痛、 腰痛症、 筋肉痛、 打撲痛、 捻挫痛、 月経痛、 分 娩後痛、 癌疼痛、 歯痛、 歯科治療後の疼痛等が例示される。 一方、 ジフルニサル の副作用としては、 消化性潰瘍、 胃腸出血、 胃腸穿孔、 胃部不快感、腹痛、 悪心、 下痢、 口内炎、 ロ渴、 嘔吐、 食欲不振、 消化不良、 胃炎、 腹部膨満感、 便秘、 眠 気、 不眠、 めまい、 頭痛、 発汗、 抑うつ、 神経過敏、 知覚異常、 発疹、 蓴麻疹、 そう痒、 発赤、 黄疸、 急性間質性腎炎、 血小板減少、 好酸球増多、 浮腫、 疲労感
等が例示される。 ジフル二サルに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺 伝子)、例えば配列番号 3 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相 同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ジヒ ドロス トレプトマイシンに関連する疾患とは、 ジヒ ドロス トレプトマイシ ンが適用される疾患またはジヒ ドロス トレプトマイシンの副作用に相当する疾患 を意味する。 ジヒ ドロス トレプトマイシンは抗生物質 (主として、 動物薬) とし て知られている。 ジヒ ドロストレプトマイシンが適用される疾患としては、 細菌 感染症等が例示される。 ジヒ ドロス トレプトマイシンに関連する作用は、 その標 的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含む タンパグ質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し 得る。
ジぺロドンに関連する疾患とは、 ジぺロ ドンが適用される疾患またはジぺロド ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ジぺロ ドンは局所麻酔薬 (皮膚薬) とし て知られている。 ジぺロ ドンが適用される疾患としては、 擦り傷 ·過敏 '搔痒に 対す.る局所(皮膚)麻酔、痔核による不快感解消 (直腸内投与)等が例示される。 ジぺロ ドンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ジフエ二ドールに関連する疾患とは、 ジフエ二ドールが適用される疾患または ジフエ二ドールの副作用に相当する疾患を意味する。 ジフエ二ドールは前庭神経 核ブロッカーとして知られている。 ジフヱ二ドールが適用される疾患としては、 めまい等が例示される。 一方、 ジフエ-ドールの副作用としては、 浮動感、 不安 定感、 幻覚、 頭痛、 錯乱、 眼調節障害、 散瞳、 ロ渴、 食欲不振、 腹部不快感、 悪 心 ·嘔吐、 動悸、 顔面熱感、 排尿困難等が例示される。 ジフエ二ドールに関連す る作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
ジピリダモールに関連する疾患とは、 ジピリダモールが適用される疾患または ジピリダモールの副作用に相当する疾患を意味する。 ジピリダモールは抗狭心症 薬 (冠血管拡張薬) として知られている。 ジピリダモールが適用される疾患とし ては、 狭心症、 心筋梗塞 (急性期を除く)、 その他の虚血性心疾患、 うつ血性心不 全、 ヮルフアリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓 '塞栓の抑制、 ステロイ ドに抵抗性を示す慢性糸球体腎炎 ·ネフローゼ症候群における尿タンパク減少等 が例示される。 一方、 ジピリダモールの副作用としては、 狭心症状の悪化、 出血 傾向、 血小板減少、 気管支けいれん ·血管浮腫等の過敏症等が例示される。 ジピ リダモールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 1 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ジゾシルピンに関連する疾患とは、 ジゾシルピンが適用される疾患またはジゾ シルピンの副作用に相当する疾患を意味する。 ジゾシルビンは非競合性で選択的 な NMD A受容体アンタゴニストどして知られている。 ジゾシルビンの作用とし ては、 抗うつ作用、 抗虚血作用、 網膜神経節細胞障害に対する神経保護作用等が 例示される。ジ.ゾシルピンに関連する作用は、その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
D O 8 9 7 Z 9 9に関連する疾患とは、 D O 8 9 7ノ 9 9が適用される疾患ま たは D O 8 9 7ノ 9 9の副作用に相当する疾患を意味する。 D 0 8 9 7 / 9 9は ドーパミン受容体拮抗薬として知られている。 D O 8 9 7 / 9 9の作用としては、 ドーパミン受容体拮抗作用等が例示ざれる。 D O 8 9 7 / 9 9に関連する作用は、 ぞの標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 7若しくは配列番号 3 4で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら のバリアントと密接に関係し得る。
ドンペリ ドンに関連する疾患とは、 ドンペリ ドンが適用される疾患またはドン ペリ ドンの副作用に相当する疾患を意味する。 ドンペリ ドンは胃腸機能調整薬と
して知られている。 ドンペリ ドンが適用される疾患としては、 慢性胃炎 · 胃下垂 症-胃切除後症候群 ·周期性嘔吐症 ·上気道感染症などの疾患、 および、薬剤 (抗 悪性腫瘍剤あるいはレポドパ製剤) 投与時の消化器症状(悪心、 嘔吐、 食欲不振、 腹部膨満、 腹痛、 胸やけなど)の緩和等が例示される。 一方、 ドンペリ ドンの副作 用としては、 下痢、 便意、 腹痛、 アナフィラキシー様症状、 振戦 ·筋硬直などの 錐体外路症状(パーキンソン症状)、肝機能障害、女性化***、プロラクチン上昇、 乳汁分泌、 ***膨満感、 月経異常、 心悸亢進、 発汗、 眠気、 めまい等が例示され る。 ドンペリ ドンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 3 4、 配列番号 3 6、 配列番号 5 3若しくは配列番号 5 4で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。
ドーパミンに関連する疾患とは、 ドーパミンが適用.される疾患またはドーパミ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ドーパミンはカテコールアミンであり強 心薬として知られている。 ドーパミンが適用される疾患としては、 急性循環不全 (心原性ショック · .出血性ショック)、 急性循環不全状態等が例示される。 一方、 ドーパミンの副作用どしては、 不整脈、 頻脈、 嘔吐、 麻痺性ィレウス、 末梢血管 の収縮による四肢冷感等の末梢の虚血 ·壊疽等が例示される。 ドーパミンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 3 0で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントと密接に関係し得る。
ドキサゾシンに関連する疾患とは、. ドキサゾシンが適用される疾患またはドキ サゾシンの副作用に相当する疾患を意味する。ドキサゾシンは交感神経抑制薬( a 遮断薬) として知られている。 ドキサゾシンが適用される疾患としては、 高血圧 症,褐色細胞腫による高血圧症、良性前立腺肥大( B P H)等が例示される。一方、 ドキサゾシンの副作用としては、 失神 ·意識喪失、 起立性低血圧、 不整脈、 脳血 管障害、 狭心症、 心筋梗塞、 無顆粒球症、 白血球減少、 血小板減少、 肝臓機能障 害等が例示される。 ドキサゾシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的
遺伝子)、例えば配列番号 1、 配列番号 3 5、 配列番号 5 3若しくは配列番号 6 1 で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれ らのバリアントと密接に関係し得る。
ドキシサイクリンに関連する疾患とは、 ドキシサイクリンが適用される疾患ま たはドキシサイクリンの副作用に相当する疾患を意味する。 ドキシサイクリンは テトラサイタリン系抗生物質として知られている。 ドキシサイクリンが適用され る疾患としては、 ブドウ球菌、 レンサ球菌、 肺炎球菌、淋菌、 肺炎桿菌、 大腸菌、 赤痢菌による浅在性化膿性疾患 (鬲桃炎、 咽頭炎、 膿瘍、 ひょ う疽、 毛のう炎、 涙のう炎、 創傷並びに火傷感染、 術後感染症)、 深在性化膿性疾患 (乳腺炎,リン パ節炎、 骨髄炎)、 気管支炎、 気管支肺炎、 肺炎、 気管支拡張症、 赤痢、 胆管炎、 胆のう炎、 ***症 (腎盂炎、 腎盂腎炎、 膀胱炎、 尿道炎)、 前立腺炎、 子宮付 属器炎、 子宮内感染、 淋疾、 猩紅熱、 結膜炎、 角膜炎、 角膜潰瘍、 中耳炎、 副鼻 腔炎、 唾液腺炎等が例示される。 一方、 ドキシサイクリンの副作用としては、 シ ョック、 アナフィラキシー様症状 (呼吸困難、 血管神経性浮腫等)、 皮膚粘膜眼症 候群、 中毒性表皮壊死症、 剥脱性皮膚炎、 偽膜性大腸炎、 肝炎、 肝機能障害、 黄 疽等が例示される。 ドキシサイクリンに関連する作用は、その標的タンパク質(標 的遺伝子)、例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
エブルナモニンに関連する疾患とは、 エブルナモニンが適用される疾患または エブルナモニンの副作用に相当する疾患を意味する。 エブルナモニンはビン力マ イナ一抽出物に含まれるアルカロイ ドとして知られている。 エブルナモニンの作 用としては脳代謝改善作用等が例示できる。 エブルナモニンが薬理作用を有する 可能性のある疾患としては、 認知症、 記憶、 集中力、 耳鳴り、 視覚、 憂鬱などの 神経 ·精神症状を向上等が例示される。 エブルナモニンに関連する作用は、 その 標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 0若しくは配列番号 4 4で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
ェト ドラクに関連する疾患とは、 ェト ドラクが適用される疾患またはェト ドラ クの副作用に相当する疾患を意味する。 エト ドラクは非ステロイ ド性の解熱 ·鎮 痛 ·抗炎症薬として知られている。 エト ドラクが適用される疾患としては、 慢性 関節リウマチ ·変形性関節症 ·腰痛症 ·肩関節周囲炎 ·頸腕症候群 ·腱鞘炎 ·手 術後並びに外傷後の消炎 ·鎮痛等が例示される。 一方、 エト ドラクの副作用とし ては、 ショ ック、 アナフィラキシー様症状、 消化性潰瘍、 皮膚粘膜眼症候群、 汎 血球減少症、 溶血性貧血、 無顆粒球症、 血小板減少、 急性腎不全 (間質性腎炎、 腎乳頭壊死等)、 慢性腎不全の急性増悪、 肝機能障害、 黄疸、 うつ血性心不全、 好 酸球性肺炎、 間質性肺炎等が例示される。 エトドラクに関連する作用は、 その標 的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し 得る。
フェンベンダゾールに関連する疾患とは、 フェンベンダゾールが適用される疾 患またはフェンベンダゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 フェンベンダ ゾールは寄生虫 ·原虫用薬 (主として動物薬) として知られている。 フヱンベ ダゾールの作用としては寄生虫駆除作用等が例示される。 フェンベンダゾールに 関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 2で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
フェンブフェンに関連する疾患とは、 フヱンブフェンが適用される疾患または フヱンブフェンの副作用に相当する疾患を意味する。 フヱンブフェンは非ステロ ィ ド性の解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬のプロ ドラッグとして知られている。 フェンブフ ェンが適用される疾患としては、関節リゥマチ、膠原病に伴う関節炎、痛風発作、 変形性関節症、腰痛症、 肩関節周囲炎、 頸肩腕症候群、腱 ·腱鞘炎における消炎 · 鎮痛 ·解熱、 外傷後 ·手術後及び抜歯後の炎症及び腫脹の寛解等が例示される。 一方、 フェンブフェンの副作用としては、 消化器症状、 消化性潰瘍 · 胃腸出血、 胃痛 ·腹痛、 食欲不振、 口内炎、 発疹 · じんま疹、 下血、 吐血、 重い皮膚症状 (高
熱、 発疹 ·発赤、 唇や口内のただれ、 のどの疼痛、 間質性肺炎、 喘息発作誘発等 が例示される。 フヱンブフェンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺 伝子)、例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相 同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フヱノブロフヱンに関連する疾患とは、 フヱノプロフェンが適用される疾患ま たはフエノブロフヱンの副作用に相当する疾患を意味する。 フエノブロフヱンは 非ステロイ ド性の解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬として知られている。 フエノブ口フェン が適用される疾患としては、 急性上気道炎 ·急性気管支炎の解熱 ·鎮痛、 慢性関 節リゥマチ ·変形性関節症 ·腰痛症 ·頸肩腕症候群 ·肩関節周囲炎 ·手術後 ·外 傷後並びに抜歯後の消炎 ·鎮痛等が例示される。 一方、 フエノプロフェンの副作 用としては、 胃部不快感 · 胃痛等の消化器系症状、 ショ ック ' アナフィラキシー 様症状、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症、 無顆粒球症、 急性腎不全 (間質 性腎炎、 腎乳頭壊死等) ·ネフローゼ症候群、 消化管穿孔等が例示される。 フエノ プロフェンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フルメキンに関連 1 "る疾患とは、 フルメキンが適用される疾患またはフルメキ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 フルメキンは抗菌性の抗生物質として知 られている。 フルメキンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フルペンチキソールに関連する疾患とは、 フルペンチキソールが適用される疾 惠またはフルペンチキソールの副作用に相当する疾患を意味する。 フルペンチキ ソールは抗精神病薬として知られている。 フルペンチキノールの作用としては、 鎮静効果 (精神運動興奮、 衝動性抑制)、 抗異常体験(幻覚 ·妄想などの改善)、 賦 活効果(精神活動低下の改善)等が例示ざれる。 一方、 フルペンチキソールの副作 用としては、 パーキンソン症状、 急性ジストニー(眼球上転、 首の痙性捻転、 舌突
出、 嚥下困難)、 ァカシジァ(静座不能症)、 自律神経症状 (口渴,発汗 ·便秘,起 立性低血圧'反射性頻脈 ·眠気)、 遅発性ジスキネジァ等が例示される。 フルペン チキソールに関連する作用は、.その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 3若しくは配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその 相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フルフエナジンに関連する疾患とは、 フルフエナジンが適用される疾患または フルフヱナジンの副作用に相当する疾患を意味する。 フルフエナジンはフエノチ ァジン系の抗精神病薬として知られている。 フルフエナジンが適用される疾患と しては、 統合失調症等が例示される。 一方、 フルフエナジンの副作用としては、 悪性症候群、 突然死、 再生不良性貧血、 溶血性貧血、 血小板貧血、 麻痺性ィレゥ ス、 遅発性ジスキネジー、 S I A D H、 眼障害、 S L E様症状、 肝機能障害、 黄 疽、過敏症状、光線過敏症、 白血球減少症、顆粒球減少 j£、血小板減少性紫斑病、 肝障害、 血圧降下、 頻脈、 錐体外路症状、 縮瞳、 錯乱、 不眠等が例示される。 フ ルフニナジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列 番号 3 4若しくは配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フルボキサミンに関連する疾患とは、 フルボキサミンが適用される疾患または フルポキサミンの副作用に相当する疾患を意味する。 フルボキサミンは選択的セ ロ トニン再取り込み阻害薬 (S S R I ) で、 抗うつ薬 ·気分安定薬 ·精神刺激薬 として知られている。 フルポキサミンが適用される疾患としては、 うつ病、 うつ 状態、 強迫性障害等が例示される。 一方、 フルポキサミンの副作用としては、 消 化管障害 (嘔気、 悪心、 ロ渴、 便秘)、 眠気、 めまい、 けいれん、 ショック、 アナ フイラキシ一様症状、 セロ トニン症候群、 向精神薬 (抗精神病薬 ·抗うつ薬等) との併用による悪性症候群、 白血球減少、 血小板減少、 肝機能障害、 黄疸、 低ナ トリゥム血症、 低浸透圧血症、 尿中ナトリゥム增加、 高張尿、 意識障害等を伴う 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (S I A D H) 等が例示される。 フルボキサミ ンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 5で
表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら のバリアントと密接に関係し得る。
フラゾリ ドンに関連する疾患とは、 フラゾリ ドンが適用される疾患またはフラ ゾリ ドンの副作用に相当する疾患を意味する。 フラゾリ ドンは合成抗菌剤 (主と して動物薬) として知られている。 フラゾリ ドンが適用される疾患としては、 豚 のサルモネラ ·大腸菌による細菌性下痢症、 魚のビブリオ病 ·せっそう病 ·エラ 病等が例示される。 一方、 フラゾリ ドンの副作用としては、 発癌性の疑い等が例 示される。 フラゾリ ドンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ガバペンチンに関連する疾患とは、 ガバペンチンが適用される疾患またはガバ ペンチンの副作用に相当する疾患を意味する。 ガバペンチンは鎮痛薬、 神経因性 疼痛 (神経痛) 治療薬、 抗痙攣薬として知られている。 ガバペンチンが適用され る疾患としては、 神経因性疼痛 (神経痛) を含む各種疼痛、 ヘルぺス後神経痛、 痙攣等が例示される。 ガバペンチンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標 的遺伝子)、例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
G B R 1 2 9 0 9に関連する疾患とは、 G B R 1 2 9 0 9が適用される疾患ま たは G B R 1 2 9 0 9の副作用に相当する疾患を意味する。 G B R 1 2 9 0 9は 細胞膜性ドーパミントランスポーター阻害剤、 すなわちドーパミン再摂取抑制剤 として知られている。 G B R 1 2 9 0 9が適用される疾患としては、 うつ病、 コ 力イン中毒等が例示される。 G B R 1 2 9 0 9に関連する作用は、 その標的タン パク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ダリベンクラミ ドに関連する疾患とは、 ダリベンクラミ ドが適用される疾患ま たはダリベンクラミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 ダリベンクラミ ドは スルホニル尿素系の経口血糖降下薬として知られている。 ダリベンクラミ ドが適
用される疾患としては、 インスリン非依存型糖尿病等が例示される。 一方、 ダリ ベンクラミ ドの副作用としては、 低血糖、 無顆粒球症、 溶血性貧血、 肝炎、 肝機 能障害、 黄疽等が例示される。.ダリベンクラミ ドに関連する作用は、 その標的タ ンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3若しくは配列番号 3 7で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。
グリビジドに関連する疾患とは、 ダリピジドが適用される疾患またはダリビジ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 ダリピジドは経口血糖降下薬として知ら れている。 ダリピジドが適用される疾患としては、 インスリン非依存型糖尿病等 が例示ざれる。 一方、 ダリピジドの副作用とじては、 低血糖、 無顆粒球症、 溶血 性貧血、肝炎、肝機能障害、黄疸等が例示される。 ダリピジドに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 .3で表されるァミノ.酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
ダラミシジンに関連する疾患とは、 ダラミシジンが適用される疾患またはダラ ミシジンの副作用に相当する疾患を意味する。 ダラミシジンは抗生物質 (ぺプチ ド系、静菌作用) として知られている。ダラミシジンが適用される疾患としては、 局所 (皮膚) 用ペプチド系抗菌剤、 湿潤 'びらん ·結痂を伴うか又は二次感染を 併発している湿疹 ·皮膚炎群、 乾癬、 掌躕膿疱症、 熱傷等が例示される。 一方、 ダラミシジンの副作用としては、 皮膚の感染症 (真菌症、 ウィルス感染症など)、 長期連用によるざ瘡様発疹 ·酒さ様皮膚炎 · 口囲皮膚炎、 皮膚過敏症、 下垂体 - 副腎皮質系機能抑制、眼瞼皮膚への使用による眼圧亢進 ·緑内障等が例示される。 ダラミシジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列 番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質ある いはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
グアンファシンに関連する疾患とは、 グアンファシンが適用される疾患または グアンファシンの副作用に相当する疾患を意味する。 グアンファシンは交感神経
抑制剤 (中枢性 α 2ァゴニス ト) で降圧薬として知られている。 グアンファシン が適用される疾患としては、 本態性高血圧症等が例示される。 一方、 グアンファ シンの副作用としては、 ロ渴、 · めまい ·ふらつき、 眠気、 倦怠感、 頭痛、 起立性 低血圧、 等が例示される。 グアンファシンに関連する作用は、 その標的タンパク 質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ハルモールに関連する疾患とは、 ハルモールが適用される疾患またはハルモー ルの副作用に相当する疾患を意味する。 ハルモールはトケイソゥ科植物に含まれ るアルカロイ ドとして知られている。 ハルモールに推定される作用どしては、 鎮 静作用、 抗不安 ·精神安定作用等が例示される。 ハルモールに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 2で表きれるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
ヒ ドロフルメチアジドに関連する疾患とは、 ヒ ドロフルメチアジドが適用され る疾患またはヒ ドロフルメチアジドの副作用に相当する疾患を意味する。 ヒ ドロ フルメチアジドはチアジド系利尿薬として知られている。 ヒ ドロフルメチアジド が適用される疾患としては、 高血圧症、 うつ血性心不全等が例示される。 ヒ ドロ フルメチアジドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配 列番号 1 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あ るいはそれらのパリアントと密接に関係し得る。
ヒ ドロキシクロ口キンに関連する疾患とは、 ヒ ドロキシクロ口キンが適用され る疾患またはヒ ドロキシクロ口キンの副作用に相当する疾患を意味する。 ヒ ドロ キシクロロキンは抗マラリァ薬および抗リゥマチ薬として知られている。 ヒ ドロ キシクロロキンが適用される疾患としては、マラリア、リゥマチ等が例示される。 ヒ ドロキシクロ口キンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例 えば配列番号 5 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパ ク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ヒ ドロキシタクリン (R, S ) に関連する疾患とは、 ヒ ドロキシタクリン (R, S ) が適用される疾患またはヒ ドロキシタクリン (R, S ) の副作用に相当する 疾患を意味する。 ヒ ドロキシタクリン (R, S ) はアルツハイマー型痴呆治療薬 として知られている。 ヒ ドロキシタクリン (R, S ) が適用される疾患としては、 パーキンソン病、 アルツハイマー型認知症等が例示される。 ヒ ドロキシタクリン ( R , S ) に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 4 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパグ質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ィホスフアミ ドに関連する疾患とは、 ィホスフアミ ドが適用される疾患または ィホスフアミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。ィホスフアミ ドは抗癌剤(ァ ルキル化剤) として知られている。 ィホスフアミ ドが適用される疾患としては、 肺小細胞癌、 前立腺癌、 子宮頸癌、 骨肉腫等が例示される。 一方、 ィホス.フアミ ドの副作用としては、骨髄抑制、***、排尿障害、 ファンコニー症候群、 意識障害、 脳症、 間質性肺炎、 肺水腫、 心筋障害、 不整脈、 抗利尿ホルモン不適 合分泌症候群 (S I A D H)、 急性膝炎等が例示される。 ィホスフアミ ドに関連す る作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 2で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン 卜と密接に関係し得る。
ィォベンダアンに関連する疾患とは、 ィォベンダアンが適用される疾患または ィォベンダアンの副作用に相当する疾患を意味する。 ィォベンダアンは抗癌剤と して知られている。 ィォベンダアンが適用される疾患としては、 シンチグラフィ による褐色細胞腫 ·神経芽細胞腫又は甲状腺髄様癌の診断等が例示される。 ィォ ベンダアンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
ィプロニアジドに関連する疾患とは、 ィプロニアジドが適用される疾患または ィプロニアジドの副作用に相当する疾患を意味する。 ィプロニアジドは抗うつ
薬 ·気分安定薬 ·精神刺激薬として知られている。 ィプロニアジドが適用される 疾患としては、 うつ病 · うつ状態等が例示される。 一方、 ィプロニアジドの副作 用としては、 肝障害、 高血圧クリーゼ (急激な血圧上昇) 等が例示される。 イブ 口-アジドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
イソキシカムに関連する疾患とは、 イソキシカムが適用される疾患またはィソ キシカムの副作用に相当する疾患を意味する。 イソキシカムは解熱 ·鎮痛 ·抗炎 症薬として知られている。 一方、 イソキシカムの副作用としては、 皮膚光毒症、 中毒性表皮剥離症、 皮膚粘膜眼症候群等が例示される。 イソキシカムに関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
イスラジピンに関連する疾患とは、 イスラジピンが適用される疾患またはイス ラジピンの副作用に相当する疾患を意味する。 イスラジピンは C a拮抗薬として 知られている。.イスラジピンが適用される疾患としては、 高血圧、 C a拮抗薬等 が例示される。 一方、 イスラジピンの副作用としては、 頭痛、 浮腫、 めまい、 便 秘、 疲労感、 顔面紅潮、.腹部不快感、 発疹等が例示される。 イスラジピンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 4で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントと密接に関係し得る。
ジョサマイシンに関連する疾患とは、 ジョサマイシンが適用される疾患または ジョサマイシンの副作用に相当する疾患を意味する。 ジョサマイシンはマクロラ ィ ド系抗生物質として知られている。ジョサマイシンが適用される疾患としては、 ブドウ球菌、 溶血レンサ球菌、 肺炎球菌、 インフルエンザ菌及ぴマイコプラズマ による感染症、 膿皮症、 膿痂疹、 せつ、 よう、 膿瘍、 咽喉頭炎、 扁桃炎、 アンギ ーナ、 急性上気道炎、 外耳炎、 歯肉炎、 眼瞼炎、 涙のう炎、 急慢性気管支炎、 肺
炎、 気管支肺炎、 原発性非定型肺炎、 猩紅熱、 中耳炎、 副鼻腔炎、 歯科領域にお ける感染症 (骨膜炎、 歯根膜炎、 歯槽骨炎、 智歯周囲炎、 関節炎、 顎炎、 歯槽膿 瘍、 歯肉膿瘍) 等が例示される。 一方、 ジョサマイシンの副作用としては、 下痢 ' 軟便、 食欲減退、 悪心、 嘔吐、 偽膜性大腸炎等が例示される。 ジョサマイシンに 関連する作用は、その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 9で表さ れるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。 '
ケトプロフェンに関連する疾患とは、 ケトプロフェンが適用される疾患または ケトプロフェンの副作用に相当する疾患を意味する。 ケトプロフェンは非ステロ イ ド性解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬として知られている。 ケトプロフェンが適用される 疾患としては、 慢性関節リウマチ、 変形性関節症、 腰痛症、 頸肩腕症候群、 症候 性神経痛、 肩関節周囲炎、 帯状疱疹、 多形浸出性紅斑; 結節性紅斑、 急性上気道 炎、 各種癌、 痛風発作、 症候性神経痛、 筋肉痛、 外傷並びに手術後の鎮痛 ·消炎 · 解熱等が例示される。 一方、 ケトプロフェンの副作用としては、 ショ ック、 アナ フイラキン一様症状、消化性潰瘍、吐血 ·下血等の胃腸出血、 中毒性表皮壊死症、 急性腎不全、 ネフローゼ症候群等が例示される。 ケトプロフェンに関連する作用 は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密 接に関係し得る。
3 —ヒ ドロキシキヌレニンに関連する疾患とは、 3 —ヒ ドロキシキヌレニンが 適用される疾患または 3—ヒ ドロキシキヌレニンの副作用に相当する疾患を意味 する。 3—ヒ ドロキシキヌレニンはてんかん様痙攣の誘起作用を有することが知 られている。 3—ヒ ドロキシキヌレニンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 5で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
リュープロリ ドに関連する疾患とは、 リュープロリ ドが適用される疾患または リユープロリ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 リユープロリ ドはゴナドト
口ピン遊離ホルモンの合成べプチドアナログとして知られている。 リユープロリ ドが適用される疾患としては、 子宮内膜症管理、 過多月経、 下腹痛 ·腰痛及び貧 血等を伴う子宮筋腫における筋腫核の縮小及び症状の改善、 閉経前乳癌、 前立腺 癌、 中枢性思春期早発症等が例示される。 一方、 リュープロリ ドの副作用として は、 間質性肺炎、 アナフィラキシー様症状、 肝機能障害、 黄疸、 うつ状態等が例 示される。リユープロリ ドに関連する作用は、その標的タンパク質(標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列 含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
チロキシン Lに関連する疾患とは、 チロキシン Lが適用される疾患またはチロ キシン Lの副作用に相当する疾患を意味する チロキシン Lは甲状腺ホルモン製 剤で甲状腺機能異常治療薬として知られている。 チロキシン Lが適用される疾患 としては、 クレチン病、 甲状腺機能低下症 (原発性及ぴ下垂体性)、 粘液水腫、 甲 状腺腫等が例示される。 一方、 チロキシン Lの副作用としては、 狭心症、 うつ血 性心不全等が例示される。 チロキシン Lに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むダンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
リ ドフラジンに関連する疾患とは、 リ ドフラジンが適用される疾患またはリ ド フラジンの副作用に相当する疾患を意味する。 リ ドフラジンは抗狭心症薬として 知られている。 リ ドフラジンが適用される疾患としては、 狭心症、 不整脈等が例 示される。 リ ドフラジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
口べリン α ( - ) に関連する疾患とは、 口べリン α (—) が適用される疾患ま たは口べリン α ( - ) の副作用に相当する疾患を意味する。 口べリン α ( - ) は 桔梗科植物のアルカロイ ドで、 神経節作用薬 (ニコチン部分ァゴニス ト) として 知られている。 口べリン α (—) が適用される疾患としては、 化学受容器刺激に よる呼吸刺激、 禁煙補助等が例示される。 口べリン α ( - ) に関連する作用は、
その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 6で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
口ペラミ ドに関連する疾患とは、 口ペラミ ドが適用される疾患または口ペラミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 口ペラミ ドは止痢 ·整腸薬として知られ ている。 口ペラミ ドが適用される疾患としては、 下痢症、 急性下痢症等が例示さ れる。 一方、 口ペラミ ドの副作用としては、 ィレウス様症状、 アナフィラキシー 様症状、 発疹、 肝機能異常、 腹部膨満感、 悪心 ·嘔吐、 ロ渴、 眠気、 めまい、 発 汗等が例示される。 口ペラミ ドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺 伝子)、例えば配列番号 1 5若しくは配列番号 5 4で表されるァミノ酸配列を含む タンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し 得る。 ·
マプロチリンに関連する疾患とは、 マプロチリンが適用される疾患またはマプ ロチリンの副作用に相当する疾患を意味する。 マプロチリンは抗うつ薬 ·気分安 定薬 ·精神刺激薬 (モノアミン再取り込み阻害) として知られている。 マプロチ リンが適用される疾患としては、 うつ病 · うつ状態等が例示される。 一方、 マ'プ ロチリンの副作用としては、 悪性症候群、 てんかん発作、 横紋筋融解症、 皮膚粘 膜眼症候群、 無顆粒球症、 麻瘅性ィレウス、 間質性肺炎、 好酸球性肺炎、 Q T延 長、 心室頻拍、 肝機能障害、 黄疸等が例示される。 マプロチリンに関連する作用 は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3若しくは配列番号 6 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントと密接に関係し得る。
メベンダゾールに関連する疾患とは、 メベンダゾールが適用される疾患または メベンダゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 メベンダゾールは寄生虫 · 原虫用薬 (鞭虫駆除薬) として知られている。 メベンダゾールが適用される疾患 としては、 鞭虫症等が例示される。 一方、 メベンダゾールの副作用としては、 長 期投与例での肝障害、 発疹等が例示される。 メベンダゾールに関連する作用は、
その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3. 2で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。 - メクロフ: ナム酸に関連する疾患とは、 メクロフヱナム酸が適用される疾患ま たはメクロフエナム酸の副作用に相当する疾患を意味する。 メクロフエナム酸は 解熱 ·鎮痛 '抗炎症薬 (動物薬) として知られている。 メクロフエナム酸が適用 される疾患としては、 慢性炎症性疾患、 骨盤異形成症 ·変形性関節症等が例示さ れる。 一方、 メクロフエナム酸の副作用としては、 下痢、 嘔吐、 消化管障害等が 例示される。 メクロフエナム酸に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺 伝子)、例えば配列番号 1 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相 同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
メタネフリン (D, L ) に関連する疾患とは、 メタネフリン (D, L ) .が適用 される疾患またはメタネフリン (D, L ) の副作用に相当する疾患を意味する。 メタネフリン (D, L ) は強心薬として知られている。 メタネフリン (D, L ) の作用としては強心作用等が例示される。 メタネフリン (D, L ) に関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 2で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
メタプロテレノールに関連する疾患とは、 メタプロテレノールが適用される疾 患またはメタプロテレノールの副作用に相当する疾患を意味する。 メタプロテレ ノールは J3 2—アドレナリン受容体刺激薬で気管支拡張薬として知られている。 メタプロテレノールが適用される疾患としては、 喘息等が例示される。 メタプロ テレノールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 4 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
メ トエルゴタミンに関連する疾患とは、 メ トエルゴタミンが適用される疾患ま たはメ トエルゴタミンの副作用に相当する疾患を意味する。 メ トエルゴタミンは
5— H T 2拮抗薬として知られている。 メ トエルゴタミンの作用としては、 偏頭 痛における鎮痛作用、 下垂体性および視床下部性ホルモン作用等が例示される。 メ トエルゴタミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 2 5若しくは配列番号 4 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
メチマゾールに関連する疾患とは、 メチマゾールが適用される疾患またはメチ マゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 'メチマゾールはホルモン製剤で甲 状腺機能異常治療薬 (抗甲状腺薬) として知られている。 メチマゾールが適用さ れる疾患としては、 甲状腺機能亢進症 (グレーブス病、 バセドー氏病) 等が例示 される。 一方、 メチマゾールの副作用としては、 無顆粒球症、 好酸球増加症、 白 血球減少症、 溶血性貧血、 血小板減少症等が例示される。 メチマゾールに関連す る作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 2で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン トと密接に関係し得る。
メ トキサミンに関連する疾患とは、 メ トキサミンが適用される疾患またはメ ト キサミンの副作用に相当する疾患を意味する。 メ トキサミンは非力テコールアミ ン系昇圧薬として知られている。 メ トキサミンが適用される疾患としては、 麻酔 時に随伴する低血圧状態、 発作性上室頻拍等が例示される。 メ トキサミンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 5で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントと密接に関係し得る。
メ トキシー 6—ハルマランに関連する疾患とは、 メ トキシ一 6—ハルマランが 適用される疾患またはメ トキシー 6—ハルマランの副作用に相当する疾患を意味 する。 メ トキシー 6—ハルマランは麻薬として知られている。 メ トキシ一 6—ハ ルマランの作用としては、 幻覚誘発作用、 抗うつ作用等が例示される。 メ トキシ 一 6—ハルマランに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はそ
の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ミフエブリス トンに関連する疾患とは、 ミフエプリス トンが適用される疾患ま たはミフエブリス トンの副作用に相当する疾患を意味する。 ミフエブリス トンは 中絶薬として知られている。 ミフヱプリス トンが適用される疾患としては、 子宮 内妊娠中絶薬等が例示される。一方、 ミフヱプリス トンの副作用としては、悪心、 嘔吐、 下痢、 腹痛、 頭痛、 めまい、 倦怠感、 痙攣、 出血、 膣分泌異常、 膣部不***、 発熱、 動悸、 失神、 敗血症等が例示される'。 ミフエブリス トンに関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 2で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
ミナプリンに関連する疾患とは、 ミナプリンが適用される疾患またはミナプリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ミナプリンは抗うつ剤、 向知性薬、 脳循 環代謝改善薬として知られている。 ミナプリンが適用される疾患としては、 抗ぅ つ剤、 向知性薬等が例示される。 ミナプリンに関連する作用は、 その標的タンパ ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ミノサイクリンに関連する疾患とは、 ミノサイクリンが適用される疾患または ミノサイクリンの副作用に相当する疾患を意味する。 ミノサイクリンはテトラサ イクリン系抗生物質として知られている。 ミノサイクリンが適用される疾患とし ては、 ブドウ球菌 · レンサ球菌 ·肺炎球菌 .大腸菌 ' シトロパクター . クレブシ エラ · ェンテロパクター · クラミジァ属 · リケッチア属、 炭疽菌による次の感染 症:敗血症、 浅在性化膿性疾患 (せつ、 膿痂疹、 膿瘍、 鬲桃炎、 咽喉頭炎、 上気 道炎、 涙のう炎、 口内炎、 歯根膜炎、 歯周炎)、 深在性化膿性疾患 (リンパ節炎、 骨炎、 骨周囲炎)、 気管支炎、 肺炎、 ォゥム病、 猩紅熱、 中耳炎、 副鼻腔炎、 耳下 腺炎、 ***、 炭疽等が例示される。 一方、 ミノサイクリンの副作用としては、 ショック、アナフィラキシー様症状、全身性紅斑性狼瘡(S L E )様症状の增悪、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症、 血液障害 (汎血球減少、 無顆粒球症、 顆
粒球減少、 白血球減少、 血小板減少、 貧血)、 重篤な肝機能障害 (肝不全等)、 急 性腎不全、 間質性腎炎、 呼吸困難、 間質性肺炎、 瞵炎、 精神神経障害 (けいれん、 意識障害等) 等が例示される。 ミノサイクリンに関連する作用は、 その標的タン パク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ミソプロストールに関連する疾患とは、 ミソプロストールが適用される疾患ま たはミソプロストールの副作用に相当する疾惠を意味する。 ミソプロストールは プロスタグランジン E 1誘導体で消化性潰瘍治療薬 (粘液産生 ·分泌促進薬) と して知られている。 ミソプロストールが適用される疾患としては、 非ステロイ ド 性消炎鎮痛剤の長期投与時にみられる胃潰瘍及び十二指腸潰瘍等が例示される。 一方、 ミソプロストールの副作用としては、 消化器症状 (下痢 ·軟便、 腹痛、 腹 部膨満感、嘔気、消化不良)、ショック,アナフィラキシー様症状等が例示される。 ミソプロストールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質 あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
モルシドミンに関連する疾患とは、 モルシドミンが適用される疾患またはモル シドミンの副作用に相当する疾患を意味する。 モルシドミンは抗狭心症薬として 知られている。モルシドミンが適用される疾患としては、狭心症等が例示される。 モルシドミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列 番号 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
モロキシジンに関連する疾患とは、 モロキシジンが適用される疾患またはモロ キシジンの副作用に相当する疾患を意味する。 モロキシジンは抗ウィルス薬とし て知られている。 モロキシジンが適用される疾患としては、 帯状疱疹 (herpes z oster) , インフルエンザ · ウィルスに起因する上気道感染諸症状の緩解、 アデノ ウィルスに起因する咽頭結膜熱等が例示される。モロキシジンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 7で表されるアミノ酸配列を
含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
モキサラクタムに関連する疾患とは、 モキサラクタムが適用される疾患または モキサラクタムの副作用に相当する疾患を意味する。 モキサラクタムはセフエム 系抗生物質として知られている。 モキサラクタムが適用される疾患としては、 細 菌感染症等が例示される。 モキサラクタムに関連する作用は、 その標的タンパク 質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ムピロシンに関連する疾患とは、 ムピロシンが適用される疾患またはムピロシ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ムピロシンは耳鼻咽喉科用の抗菌製剤と して知られている。 ムピロシンが適用される疾患としては、 鼻腔内のメチシリン 耐性黄色ブドウ球菌(M R S A)の除菌等が例示される ό 一方、 ムピロシンの副作 用としては、 軽度の局所反応 (鼻炎様症状、 刺激感等) 等が例示される。 ムピロ シンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 4 で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれ らのバリアントと密接に関係し得る。
ネフォバムに関連する疾患とは、 ネフォバムが適用される疾患またはネフォパ ムの副作用に相当する疾患を意味する。 ネフォパムは中枢性骨格筋弛緩薬として 知られている。ネフォバムの作用としては、中枢性骨格筋弛緩作用、抗うつ作用、 鎮痛作用等が例示ざれる。ネフォパムに関連する作用は、その標的タンパク質(標 的遺伝子)、例えば配列番号 1 9で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
二カルジピンに関連する疾患とは、 二カルジピンが適用される疾患または二力 ルジピンの副作用に相当する疾患を意味する。 二カルジピンは C a拮抗剤で降圧 薬として知られている。 二カルジピンが適用される疾患としては、 本態性高血圧 症等が例示ざれる。 一方、 二カルジピンの副作用としては、 血小板減少、 肝機能 障害、 黄疸等が例示される。 二カルジピンに関連する作用は、 その標的タンパク
質(標的遺伝子)、例えば配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
二メスリ ドに関連する疾患とは、 二メスリ ドが適用される疾患または-メスリ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 二メスリ ドは C O X— 2選択阻害剤で解 熱 '鎮痛 '抗炎症薬として知られている。二メスリ ドが適用される疾患としては、 慢性関節リウマチ、 変形性関節症等が例示される。 一方、 二メスリ ドの副作用と しては、 肝障害等が例示される。 二メスリ ドに関連する作用は、 その標的タンパ ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ノルハルマンに関連する疾患とは、 ノルハルマンが適用される疾患またはソル ハルマンの副作用に相当する疾患を意味する。 ノルハルマンはタバコの煙や加熱 食品中に存在する発癌性物質として知られている。 ノルハルマンに関連する作用 は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 5で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密 接に関係し得る。
ォキシトシンに関連する疾患とは、 ォキシトシンが適用される疾患またはォキ シトシンの副作用に相当する疾患を意味する。 ォキシトシンは下垂体後葉ホルモ ン製剤として知られている。 ォキシトシンが適用される疾患としては、 子宮収縮 の誘発 ·促進並びに子宮出血の治療 (分娩誘発 ·微弱陣痛 ·弛緩出血 ·胎盤娩出 前後 ·子宮復古不全 ·帝王切開術 ·胎児の娩出後)、 流産、 人工妊娠中絶等が例示 される。 一方、 ォキシトシンの副作用としては、 ショ ック、過強陣痛 (子宮破裂 · 頸管裂傷 ·羊水塞栓症 ·微弱陣痛 ·弛緩出血等)、 胎児仮死等が例示される。 ォキ シトシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
パロキセチンに関連する疾患とは、 パロキセチンが適用される疾患またはパロ キセチンの副作用に相当する疾患を意味する。 パロキセチンは選択的セロ トニン
再取り込み阻害薬 (S S R I ) で抗うつ薬 '気分安定薬 ·精神刺激薬として知ら れている。 パロキセチンが適用される疾患としては、 うつ病 · うつ状態、 パニツ ク障害等が例示される。 一方、 パロキセチンの副作用としては、 嘔気、 傾眠、 口 渴、 めまい、 セロ トニン症候群、 悪性症候群、 錯乱、 けいれん、 抗利尿ホルモン 不適合分泌症候群 (S I A D H)、 重篤な肝機能障害 (肝不全 ·肝壊死 ·肝炎 ·黄 疽等)等が例示される。パロキセチンに関連する作用は、その標的タンパク質(標 的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係 し得る。
ペルへキシリンに関連する疾患とは、 ペルへキシリンが適用される疾患または ペルへキシリンの副作用に相当する疾患を意味する。 ペルへキシリンは膜カルニ チン p a 1 m i t o y 1転移酵素 (C P T 1 ) の抑制剤および C aイオン遮断剤 であり、 抗狭心症薬として知られている。 ペルへキシリンが適用される疾患とし ては、 手術不能の冠動脈疾患患者の難治性狭心症、 冠動脈血管再生期、 心室性不 整脈等が例示される。 一方、 ペルへキシリンの副作用としては、 心電図異常、 心 室性再分極異常、洞徐脈、 Q T間隔延長、 期外収縮、 トルセード · ド*ポワント、 意識喪失、 頭痛、 振戦、 失神型めまい、 脱力感、 抑うつ、 疲労、 めまい、 末梢神 経障害、 知覚異常、 体重減少、 多発性神経障害、 感覚運動神経障害、 鬱血乳頭、 ギラン .バレー症候群、 運動失調、 パーキンソン症状、 低血糖症、 高インスリン 血症、 悪心、 嘔吐、 摂食障害、 上腹部痛、 体重減少、 肝硬変、 肝性脳症、 門脈高 血圧、 肝炎、 肝腫、 黄疸、 角膜症、 気管支癌、 気管支痙攣、 発疹、 筋障害等が例 示される。ペルへキシリンに関連する作用は、その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3若しくは配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜と密接に関係し得る。 フェンホルミンに関連する疾患とは、 フェンホルミンが適用される疾患または フェンホルミンの副作用に相当する疾患を意味する。 フヱンホルミンはビグアナ ィ ド系の経口血糖降下薬として知られている。 フェンホルミンが適用される疾患
としては、 インスリン非依存型糖尿病等が例示される。 一方、 フヱンホルミンの 副作用としては、 重篤な乳酸アシドーシスあるいは低血糖症等が例示される。 フ ェンホルミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列 番号 3 6で表されるアミノ酸 E列を含むタンパク質又はその相同タンパク質ある いはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ピメチキセンに関連する疾患とは、 ピメチキセンが適用される疾患またはピメ チキセンの副作用に相当する疾患を意味する。 'ピメチキセンは抗ヒスタミン薬と して知られている。 ピメチキセンの作用としては、 気管支拡張作用、 催眠 ·鎮静 作用、 抗不安作用等が例示される。 ピメチキセンに関連する作用は、 その標的タ ンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ピパーロングミンに関連する疾患とは、 ピパーロングミンが適用される疾患ま たはピパーロングミンの副作用に相当する疾患を意味する。 ピパーロングミンは ィンドナガコショゥの根に含有されるアル力ロイ ドとして知られている。 ピパー ロングミンの作用どしては抗痙攣作用等が例示される。 ピパーロングミンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 2で表される アミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリア ントと密接に関係し得る。
ピレンゼピンに関連する疾患とは、 ピレンゼピンが適用される疾患またはピレ ンゼピンの副作用に相当する疾患を意味する。 ピレンゼピンは選択的ムスカリン 受容体拮抗剤で消化性潰瘍治療薬 (制酸剤) として知られている。 ピレンゼピン が適用される疾患としては、 急性胃炎 ·慢性胃炎の急性增悪期の胃粘膜病変 (び らん ·出血 ·発赤 ·付着粘液) 並びに消化器症状の改善、 胃潰瘍,十二指腸潰瘍、 消化性潰瘍 ·急性ス トレス潰瘍 ·急性胃粘膜病変による上部消化管出血、 手術侵 襲ス トレスによる胃液分泌亢進の抑制、 麻酔前投薬等が例示される。 一方、 ピレ ンゼピンの副作用としては、 ロ渴、 便秘、 下痢、 発疹、 嘔気、 無顆粒球症、 アナ フイラキシ一様症状等が例示きれる。 ピレンゼピンに関連する作用は、 その標的
タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 4 0で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得 る。 ·
プロべネシドに関連する疾患とは、 プロべネシドが適用される疾患またはプロ ベネシドの副作用に相当する疾患を意味する。 プロベネシドは尿酸***促進剤で 痛風 ·高尿酸血症治療薬として知られている。 プロべネシドが適用される疾患と しては、 痛風、 ペニシリン 'パラアミノサリヂル酸の血中濃度維持等が例示され る。 一方、 プロベネシドの副作用としては、 食欲不振、 胃部不快感、 皮膚炎、 溶 血性貧血、 再生不良性貧血、 アナフィラキシー様反応、 肝壊死、 ネフローゼ症候 群等が例示される。 プロベネシドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的 遺伝子)、例えば配列番号 2 3若しくは配列番号 5 9で表されるァミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係 し得る。
プロ力インに関連する疾患とは、 プロ力インが適用される疾患またはプロカイ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 プロ力インは局所麻酔剤として知られて いる。プロ力インが適用される疾患としては、脊椎麻酔(腰椎麻酔)、硬膜外麻酔、 伝達麻酔、 浸潤麻酔、 硬膜外麻酔等が例示される。 一方、 プロ力インの副作用と しては、 ショック、 中毒症状 (振戦 · けいれん等) 等が例示される。 プロ力イン に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 6 1で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。
プロプラノロールに関連する疾患どは、 プロプラノロールが適用される疾患ま たはプロプラノロールの副作用に相当する疾患を意味する。 プロプラノロールは ァドレナリン ]3受容体遮断薬で降圧薬として知られている。 プロプラノロールが 適用される疾患としては、 狭心症、 期外収縮 (上室性,心室性)、 発作性頻拍の予 防、 頻拍性心房細動 (徐脈効果)、 洞性頻脈、 新鮮心房細動、 発作性心房細動の予 防、褐色細胞腫手術時、本態性高血圧症 (軽症〜中等症) 等が例示される。 一方、
プロプラノロールの副作用としては、 循環器系 (徐脈、 心拍数 '心リズム障害)、 めまい、 血圧下降、 うつ血性心不全 (又はその悪化)、 末梢性虚血 (レイノ一様症 状等)、 房室ブロック、 失神を伴う起立性低血圧、 無顆粒球症、 血小板減少症、 紫 斑病、 気管支けいれん、 呼吸困難等が例示される。 プロプラノロールに関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 2で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
プロ トリプチリンに関連する疾患とは、 プロ トリプチリンが適用される疾患ま たはプロ トリプチリンの副作用に相当する疾患を意味する。 プロ トリプチリンは 抗うつ薬 '気分安定薬 '精神刺激薬として知られている。 プロ トリプチリンが適 用される疾患としては、抑うつ性症状、睡眠時無呼吸、睡眠発作等が例示ざれる。 一方、プロ トリプチリンの副作用としては、肝機能変調、体重増加 Z減少、発汗、 摂食障害、 上腹部逼迫、 下痢、 不安、 煽動、 不眠症、 恐慌症、 運動失調、 振戦、 末梢神経障害、 知覚麻痺、 刺痛、 かすみ眼、 適応障害、 眼圧上昇、 瞳孔散大、 錯 乱状態、 妄想、 頭痛、 悪夢、 便秘、 ロ渴、 悪心、 嘔吐、 不能、 ***減退、 起立性 低血圧、 頻脈、.動悸、 知覚異常、 錐体外路症状、 眠気、 めまい、 点状出血、 皮膚 発疹、 蓴麻疹、 接痒、 光感作、 耳鳴り、 脳波変化、 脱力感、 疲労、 無顆粒球症、 白血球減少症、 血小板減少症、 紫斑病、 心筋梗塞、 脳卒中、 心ブロック、 不整脈、 麻瘅性ィレウス、てんかん等が例示される。プロ トリプチリンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 6 3で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
ピリラミンに関連する疾患とは、 ピリラミンが適用される疾患またはピリラミ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ピリラミンは H 1受容体拮抗薬で抗ァレ ルギー薬として知られている。 ピリラミンが適用される疾患としては、 アレルギ 一疾患等が例示される。 一方、 ピリラミンの副作用としては、 軽度の鎮静作用、 強い抗コリン作用 (神経過敏、 不眠症、 けいれん発作、 振戦、 運動失調、 口内乾
燥、 視力障害、 尿閉、 便秘)、 動悸、 消化器系障害、 食欲不振、 疲労感、 協調運動 障害等が例示される。 ピリラミンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的 遺伝子)、例えば配列番号 3 6若しくは配列番号 4 5で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係 し得る。
ケルセチンに関連する疾患とは、 ケルセチンが適用される疾患またはケルセチ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ケルゼチンは玉ねぎ ·柑橘類に含有され るフラポノィ ドで、 抗アレルギー作用、 抗エス トロゲン作用、 抗癌作用、 抗酸化 作用などを有することが知られている。 ケルセチンが適用される疾患としては、 アレルゲンに対する反応の緩和、 花粉症、 ァトビー性皮膚炎、 掌躕膿胞症 (掌跡 膿胞症 ·掌摭膿疱症 ·掌せき膿胞症) 等が例示される。 ケルセチンに関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 0若しくは配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
キナクリンに関連する疾患とは、 キナクリンが適用される疾患またはキナタリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 キナクリンは寄生虫 ·原虫用薬でマヲリ ァ治療薬として知られている。 また、 キナクリンの作用として MA O阻害作用が 例示できる。 キナクリンが適用される疾患としては、 ジアルジァ症、 条虫感染、 マラリア感染症、 アメーバ症、 膠原病、 気胸症、 腫瘍性滲出、 女性の避妊等が例 示される。一方、 キナクリンの副作用としては、再生不良性貧血、血液凝固欠損、 頭痛、 めまい、 悪夢、 被刺激性、 神経質、 中毒性精神病、 てんかん、 痙攣、 悪心, 摂食障害、 下痢、 腹部痙攣、 嘔吐、 肝炎、 角膜浮腫、 網膜症、 間質性肺炎、 肉芽 腫、 皮膚変色、 発疹、 剥脱性反応、 皮膚萎縮症、 脱毛症、 色素変化、 イボ形成、 扁平細胞癌等が例示される。 キナクリンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
キニーネに関連する疾患とは、 キニーネが適用される疾患またはキニーネの副
作用に相当する疾患を意味する。 キニーネは寄生虫 ·原虫用薬でマラリァ治療薬 として知られている。 キニーネが適用される疾患としては、 マラリア感染症等が 例示される。 一方、 キニーネの副作用としては、 黒水熱 (発熱 ·血尿 ·黄疸 '急 性腎不全等を伴う血管内溶血)、 黒内障 (視神経障害による視力低下 *羞明 ·中心 暗点 ·視野狭窄等を伴う)、 血小板減少性紫斑病、 無顆粒球症、 溶血性***症候 群等が例示ざれる。 キニーネに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝 子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 レシナミンに関連する疾患とは、 レシナミンが適用される疾患またはレシナミ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 レシナミンは末梢***感神経抑制薬で降 圧薬として知られている。 レシナミンが適用される疾患としては、 本態 14高血圧 症、 腎性高血圧症等が例示される。 一方、 レシナミンの副作用としては、 .うつ状 態、 胃潰瘍、 悪夢、 錐体外路症状、 眠気、 めまい等が例示される。 レシナミンに 関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 4 1若しく は配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク 質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
リスペリ ドンに関連する疾患とは、 リスペリ ドンが適用される疾患またはリス ペリ ドンの副作用に相当する疾患を意味する。 リスペリ ドンは D 2および 5— H T 2拮抗剤で抗精神病薬として知られている。 リスペリ ドンが適用される疾患と しては、 統合失調症等が例示される。 一方、 リスペリ ドンの副作用としては、 ァ カシジァ、 不眠症、 便秘、 振戦、 流涎、 眠気、 不安、 筋強剛、 焦躁感、 悪性症候 群、 遅発性ジスキネジァ、 麻瘅性ィレウス、 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、 肝機能障害、 黄疸、 横紋筋融解症、 不整脈、 脳血管障害、 血糖値上昇等が例示さ れる。 リスペリ ドンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例え ば配列番号 1 3若しくは配列番号 3 5で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質 又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
リ トドリンに関連する疾患とは、 リ トドリンが適用される疾患またはリ トドリ
ンの副作用に相当する疾患を意味する。 リ ト ドリンはア ドレナリン )3 2受容体刺 激剤で切迫早産治療薬として知られている。 リ トドリンが適用される疾患として は、 切迫流産 ·切迫早産等が例示される。 一方、 リ ト ドリンの副作用としては、 心悸亢進 (動悸)、 手指振戦、 嘔気、 横紋筋融解症、 汎血球減少、 血清力リゥム値 の低下、 新生児腸閉塞等が例示される。 リ トドリンに関連する作用は、 その標的 タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1若しくは配列番号 2で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
サキナビルに関連する疾患とは、 サキナビルが適用される疾患またはサキナビ ルの副作用に相当する疾患を意味する。 サキナビルは H I V _ 1及び H I V— 2 プロテアーゼ活性を阻害するべプチド様合成基質アナログであり、 H I Vプロテ ァーゼによる前駆体ポリタンパク質の切断を阻害することで感染性を持つウィル スの産生を阻害する抗ウィルス薬 (H I V感染症治療薬) として知られている。 サキナビルが適用される疾患としては、 後天性免疫不全症候群 (A I D S ) にお けるヌクレオシド系 H I V逆転写酵素阻害剤との併用療法等が例示ざれる。一方、 サキナビルの副作用としては、 貧血、 血糖値上昇、 血中尿酸上昇、 好酸球増多、 嘔気、 発熱、 消化器障害 (下痢、 腹部不快感、 悪心、 嘔吐等)、 自殺企図、 けいれ ん、 灰白髄炎、脊髄神経根多発神経炎、 白質脳症、 幻覚、 錯乱、 腌炎、 腸管閉塞、 重度の肝機能障害 (黄疸、 腹水、 門脈圧亢進、 硬化性胆管炎)、 血栓性静脈炎、 チ ァノーゼ、 末梢血管収縮、 急性骨髄芽球性白血病、 汎血球減少症、 溶血性貧血、 血小板減少症、 頭蓋内出血、 喀血、 出血傾向、 糖尿病 (の悪化)、 高血糖、 ケトァ シドーシス、 皮膚粘膜眼症候群、 急性腎不全、 腎結石、 腫瘍、 多発性関節炎等が 例示される。 サキナビルに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 7若しくは配列番号 5 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 スコレリンに関連する疾患とは、 スコレリンが適用される疾患またはスコレリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 スコレリンはケマンソゥ科植物のアル力
ロイ ドとして知られている。 スコレリンの作用としては、 催眠作用、 鎮静作用、 制吐作用等が例示される。スコレリンに関連する作用は、その標的タンパク質(標 的遺伝子)、例えば配列番号 2で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその 相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
スルフアジメ トキシンに関連する疾患とは、 スルフアジメ トキシンが適用され る疾患またはスルフアジメ トキシンの副作用に相当する疾患を意味する。 スルフ アジメ トキシンはパラアミノ安息香酸の構造類縁体であるサルファ剤の一種で、 葉酸合成の可逆的阻害による細菌増殖阻止作用を有する化学療法剤として知られ ている。 スルフアジメ トキシンが適用される疾患としては、 髄膜炎、 腎盂腎炎、 膀胱炎、 扁桃炎、 咽頭炎、 喉頭炎、 軟性下疳等が例示される。 一方、 スルフアジ メ トキシンの副作用としては、 食欲不振、 悪心、 嘔吐、 頭痛、 ショック、 再生不 良性貧血、 溶血性貧血、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症等が例示される。 スルフアジメ トキシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例 えば配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク 質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
スルファフェナゾールに関連する疾患とは、 スルファフェナゾールが適用ざれ る疾患またはスルファフェナゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 スルフ ァフヱナゾールはパラアミノ安息香酸の構造類縁体であるサルファ剤の一種で、 葉酸合成の可逆的阻害による細菌増殖阻止作用を有する化学療法剤として知られ ている。 スルファフェナゾールが適用される疾患としては、 髄膜炎、 腎盂腎炎、 膀胱炎、 扁桃炎、 咽頭炎、 喉頭炎、 軟性下疳等が例示される。 一方、 スルファフ ヱナゾールの副作用としては、 食欲不振、 悪心、 嘔吐、 頭痛、 ショック、 再生不 良性貧血、 溶血性貧血、 皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症等が例示される。 スルファフェナゾールに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例 えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパ ク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
シロシンゴピンに関連する疾患とは、 シロシンゴピンが適用される疾患または
シロシンゴピンの副作用に相当する疾患を意味する。 シロシンゴピンは降圧薬と して知られている。シロシンゴピンが適用される疾患としては、本態性高血圧症、 降圧作用、 鎮静作用等が例示される。 一方、 シロシンゴ、ピンの副作用としては、 胃潰瘍、 鼻づまり、 眠気、 めまい、 ロ渴、 薬剤性抑うつ状態、 自殺等が例示され る。 シロシンゴピンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例え ば配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク 質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
タモキシフェンに関連する疾患とは、 タモキシフェンが適用される疾患または タモキシフェンの副作用に相当する疾患を意味する。 タモキシフヱンは乳癌組織 等のエストロゲン受容体に対してエストロゲ と競合的に結合して抗エスドロゲ ン作用を有し、 抗癌剤として知られている。 タモキシフェンが適用される疾患と しては、乳癌等が例示される。一方、 タモキシフェンの副作用としては、無月経、 月経異常、 悪心、 嘔吐、 食欲不振、 白血球減少、 貧血、 血小板減少、 視力異常、 視覚障害、 血栓塞栓症、 静脈炎、 肝障害、 高カルシウム血症、 子宮筋腫、 子宮内 膜ポリープ、 子宮內膜増殖症、 子宮内膜症、 間質性肺炎、 アナフィラキシー様症 状、 皮膚粘膜眼症候群、 水疱性類天疱瘡、 瞵炎等が例示される。 タモキシフェン に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
テルコナゾールに関連する疾患とは、 テルコナゾールが適用される疾患または テルコナゾールの副作用に相当する疾患を意味する。 テルコナゾールはトリアゾ ール系抗真菌薬として知られている。テルコナゾールが適用される疾患としては、 真菌感染症、 膣感染症等が例示される。 テルコナゾールに関連する作用は、 その 標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質又はその相同ダンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係 し得る。
チォプロペラジンに関連する疾患とは、 チォプロペラジンが適用される疾患ま
たはチォプロペラジンの副作用に相当する疾患を意味する。 チォプロペラジンは 抗精神病薬として知られている。 チォプロペラジンが適用される疾患としては、 統合失調症等が例示される。 方、 チォプロペラジンの副作用としては、 悪性症 候群、 錐体外路症状、 パーキンソン症候群(手指振戦、 筋強剛、 流等)、 ジスキネ ジァ(けいれん性斜頸、 顔面及び頸部のれん縮、 後弓反張、 眼球回転発作等)、 ァ 力シジァ(静座不能)、 口周部等の不随意運動、体重増加、女性型***、乳汁分泌、 ***不能、 月経異常、 糖尿、 精神神経系:錯乱、 不眠、 頭痛、 不安、 興奮、 易刺 激、 ロ渴、 鼻閉、 倦怠感、 発熱、 浮腫、 尿閉、 無尿、 頻尿、 尿失禁、 皮膚の色素 沈着、 全身性紅斑性狼瘡等が例示される。 チォプロペラジンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3若しくは配列番号 2 7で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら のバリアントと密接に関係し得る。 .
チォチキセン (c i s ) に関連する疾患とは、 チォチキセン (c i s ) が適用 される疾患またはチォチキセン (c i s ) の副作用に相当する疾患を意味する。 チォチキセン (c i s ) は抗精神病薬として知られている。 チォチキセン (c i s ) が適用される疾患としては、 統合失調症等が例示される。 一方、 チォチキセ ン (c i s ) の副作用としては、 循環性虚脱 (Circulatory collapse) , 昏睡状態 (comatose states) , 眠気、 めまい、 遅発性ジスキネジァ (Tardive Dyskinesia s)、 反射亢進 (Hyperreflexia ロ渴、 発汗、 肝機能障害、 視覚障害等が例示さ れる。 チォチキセン (c i s ) に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遣 伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相 同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
トブラマイシンに関連する疾患とは、 トブラマイシンが適用される疾患または トブラマイシンの副作用に相当する疾患を意味する。 トブラマイシンは細菌のタ ンパク合成阻害作用を有するアミノ配糖体系の抗生物質として知られている。 ト ブラマイシンが適用される疾患としては、 緑膿菌 ·変形菌による感染症及びクレ プシエラ .大腸菌 'ェンテロパクターによる感染症 (敗血症、 皮下膿瘍、 せつ、
蜂巣炎、 術後創傷感染症、 気管支炎、 気管支拡張症の感染時、 肺炎、 腹膜炎、 腎 盂腎炎,膀胱炎、 眼瞼炎、 涙のう炎、 麦粒腫、 結膜炎、 角膜炎、 角膜潰瘍等が例示 される。 トブラマイシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
トルブタミ ドに関連する疾患とは、 トルブタミ ドが適用される疾患またはトル ブタミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 'トルブタミ ドはスルホ-ル尿素系 の経口血糖降下薬として知られている。 トルブタミ ドが適用される疾患としては、 インスリン非依存型糖尿病等が例示される。 一方、 トルプタミ ドの副作用として は、 低血糖、 再生不良性貧血、 溶血性貧血、 無顆粒球症等が例示される。 トルプ タミ ドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントと密接に関係し得る。
トリフロペラジンに関連する疾患とは、 トリフロペラジンが適用される疾患ま たはトリフロペラジンの副作用に相当する疾患を意味する。 トリフロペラジンは フエノチアジン系の統合失調症治療薬として知られている。 トリフロペラジンが 適用される疾患としては、 統合失調症等が例示される。 一方、 トリフロペラジン の副作用としては、 悪性症候群、 突然死、 血圧降下、 心電図異常 (Q T間隔の延 長、 T波の平低化や逆転、 二峰性 T波ないし U波の出現等)、 麻痺性ィレウス、 遅 発性ジスキネジァ、眼障害 (長期又は大量投与により角膜 ·水晶体の混濁、網膜 - 角膜の色素沈着が現れることがある)、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、再生不 良性貧血、 S L E様症状、等が例示される。 トリフロペラジンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に 関係し得る。
トリメタジジンに関連する疾患とは、 トリメタジジンが適用される疾患または トリメタジジンの副作用に相当する疾患を意味する。 トリメタジジンは冠拡張薬
で狭心症薬として知られている。 トリメタジジンが適用される疾患としては、 狭 心症、 心筋梗塞 (急性期を除く)、 その他の虚血性心疾患等が例示される。 一方、 トリメタジジンの副作用としては、悪心、消化器症状(胃部不快感 '食欲不振等)、 精神 ·神経症状 (頭痛 ·倦怠感 ·ふらつき等)、 皮膚症状 (発疹等) 等が例示され る。 トリメタジジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例え ば配列番号 5で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質 あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ヴイロキサジンに関連する疾患とは、 ヴイロキサジンが適用される疾患または ヴイロキサジンの副作用に相当する疾患を意味する。 ヴイロキサジンは抗うつ 薬 ·気分安定薬 ·精神刺激薬として知られている。 ヴイロキサジンが適用される 疾患としては、 不安症、 うつ病、 夜尿症、 ナルコレプシ一 (発作性睡眠)、 気分変 調等が例示される。 一方、 ヴイロキサジンの副作用としては、 悪心、 嘔吐、 不眠 症、 食欲低下、 上腹部痛、 下痢、 便秘、 めまい、 起立性低血圧症、 下肢浮腫、 構 音障害、 精神運動性激越、 精神錯乱、 抗利尿ホルミンの分泌異常、 発作、 ***亢 進等が例示される。 ヴイロキサジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標 的遺伝子)、例えば配列番号 5 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又ばそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
キシラジンに関連する疾患とは、 .キシラジンが適用される疾患またはキシラジ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 キシラジンは α 2受容体ァゴニス トで催 眠 ·鎮静薬 (主として動物薬) として知られている。 キシラジンが適用される疾 患としては、 鎮静、 麻酔、 鎮痛、 筋弛緩等が例示される。 一方、 キシラジンの副 作用としては、 徐脈 ·低血圧 ·伝導障害 ·心筋抑制等が例示される。 キシラジン に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 8で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
ァセチルサリチルサリチル酸に関連する疾患とは、 ァセチルサリチルサリチル 酸が適用される疾患またはァセチルサリチルサリチル酸の副作用に相当する疾患
を意味する。 ァセチルザリチルサリチル酸は解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬ァセチルサリ チル酸に含有される不純物として知られている。 ァセチルサリチルサリチル酸に 関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 8で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
二メタゼパムに関連する疾患とは、 二メタゼバムが適用される疾患またはニメ タゼバムの副作用に相当する疾患を意味する。 'ニメタゼパムはべンゾジァゼピン 系の催眠 ·鎮静薬として知られている。ニメタゼバムが適用される疾患としては、 不眠症等が例示される。 一方、 二メタゼバムの副作用としては、 薬物依存性、 大 量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし中止により禁断症状 (けい れん発作、 せん妄、 振戦、 不眠、 不安、 幻覚、 妄想等)、 刺激舆奮、 錯乱等が例示 される。 二メタゼバムに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例 えば配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパ ク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
クロバザムに関連する疾患とは、 クロバザムが適用される疾患またはクロバザ ムの副作用に相当する疾患を意味する。 クロバザムはベンゾジァゼピン系の抗て んかん薬として知られている。 クロバザムが適用される疾患としては、 部分発作 および全般発作における他の抗てんかん薬との併用等が例示される。 一方、 クロ バザムの副作用としては、 眠気、 めまい、 複視、 食欲不振、 大量連用による薬物 依存、 呼吸抑制、 喀痰增加、 気道分泌過多、 白血球減少、 好酸球増加、 血小板減 少等が例示される。 クロバザムに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遣 伝子)、例えば配列番号 4 8で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相 同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ァリメマジンに関連する疾患とは、 ァリメマジンが適用される疾患またはァリ メマジンの副作用に相当する疾患を意味する。 ァリメマジンはフエノチアジン系 の抗ヒスタミン薬として知られている。ァリメマジンが適用される疾患としては、 皮膚疾患 (湿疹、 皮膚そう痒症、 小児ス トロフルス、 中毒疹、 咬刺症) に伴うそ
う痒、 じんま疹、 感冒などの上気道炎に伴うく しゃみ ·鼻汁 ·咳嗽、 アレルギー 性鼻炎等が例示される。 一方、 ァリメマジンの副作用としては、 発疹、 顆粒球減 少症、 眠気、 めまい、 倦怠感、 頭痛、 ロ渴等が例示される。 ァリメマジンに関連 する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1若しくは配列 番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
トラニラストに関連する疾患とは、 トラニラストが適用される疾患またはトラ 二ラストの副作用に相当する疾患を意味する。 トラニラストはケミカルメデイエ 一ター遊離抑制作用を有する抗アレルギー薬として知られている。 ドラ二ラスト が適用ざれる疾患としては、 気管支喘息、 アレルギー性鼻炎、 アレルギー性結膜 炎、 アトピ^"性皮膚炎、 ケロイ ド ·肥厚性瘢痕等が例示される。 一方、 トラニラ ス トの副作用としては、 膀胱炎様症状 (頻尿、 排尿痛、 ·血尿、 残尿感等)、.肝機能 障害 (黄疸、 肝炎)、 腎機能障害、 白血球減少、 血小板減少等が例示される。 トラ 二ラストに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパグ質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
ェバスチンに関連する疾患とは、 ェバスチンが適用される疾患またはエバスチ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ェバスチンはヒスタミン^^受容体拮抗 薬として知られている。ェバスチンが適用される疾患としては、 じんま疹、湿疹 · 皮膚炎、 痒疹、 皮膚そう痒症、 アレルギー性鼻炎等が例示される。 一方、 ェバス チンの副作用としては、 ショ ック、 アナフィラキシー様症状、 肝機能障害、 黄疽 等が例示される。 ェバスチンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遣伝 子)、例えば配列番号 5 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同 タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
プランルカストに関連する疾患とは、 プランルカストが適用される疾患または プランルカス トの副作用に相当する疾患を意味する。 プランルカストはロイコト リエン拮抗作用を有する抗アレルギー薬として知られている。 プランルカストが
適用される疾患としては、気管支喘息、アレルギー性鼻炎等が例示される。一方、 プランルカス トの副作用としては、 腹痛 · 胃部不快感、 下痢、 胸やけ、 肝機能異 常、. ピリルビン上昇、 発疹 .そう痒等、 ショ ック . アナフィラキシー様症状、 白 血球減少、 血小板減少、 間質性肺炎 ·好酸球性肺炎、 横紋筋融解症、 横紋筋融解 症による急性腎不全等が例示される。 プランルカス トに関連する作用は、 その標 的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 8、配列番号 2 0、配列番号 2 1、 配列番号 3 5、 配列番号 4 2、 配列番号 5 3若しくは配列番号 5 4で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン 卜と密接に関係し得る。
メチグロチアジドに関連する疾患とは、 メチクロチアジドが適用される疾患ま たはメチクロチアジドの副作用に相当する疾患を意味する。 メチクロチアジドは チアジド系利尿薬として知られている。 メチクロチアジドが適用される疾患とし ては、 浮腫 (うつ血性心不全を含む) ·高血圧における利尿作用等が例示される。 一方、 メチクロチアジドの副作用としては、 低カリウム血症、 高尿酸血症、 耐糖 能異常、 高 レステロール血症、 高トリグリセリ ド血症、 高カルシウム血症.、 男 性の性機能障害、 脱力、 発疹等が例示される。 メチクロチアジドに関連する作用 は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 6若しくは配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントと密接に関係し得る。 \ ァラセプリルに関連する疾患とは、 ァラセプリルが適用される疾患またはァラ セプリルの副作用に相当する疾患を意味する。 ァラセプリルはアンギオテンシン 変換酵素 (A C E ) 阻害薬で降圧薬として知られている。 ァラセプリルが適用さ れる疾患としては、 本態性高血圧症、 腎性高血圧症等が例示される。 一方、 ァラ セプリルの副作用としては、 血管浮腫 (呼吸困難を伴う顔面、 舌、 声門、 喉頭の 腫脹を症状とする血管浮腫)、 無顆粒球症、 天疱瘡様症状、 高力リゥム血症等が例 示される。 ァラセプリルに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン
パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
クリノフイブラートに関連する疾患とは、 クリノフイブラートが適用される疾 患またはクリノフイブラー卜の副作用に相当する疾患を意味する。 クリノフイブ ラートはフイブラート系の高脂血症治療薬として知られている。 クリノフィブラ ートが適用される疾患としては、 高脂質血症等が例示される。 一方、 クリノフィ ブラートの副作用としては、 横紋筋融解症等が例示される。 タリノフイブラート に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3若し くは配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパ ク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ァセチルシスティンに関連する疾患とは、 ァセチルシスティンが適用される疾 患またはァセチルシスティンの副作用に相当する疾患を意味する。 ァセチルシス ティンは粘液溶解作用を有し、 気道粘液溶解剤、 すなわち去痰薬として知られて いる。 ァセチルシスティンが適用される疾患としては、 ァセ トァミノフェン過量 摂取時の解毒、 次の疾患の去痰 (気管支喘息、 慢性気管支炎、 気管支拡張症、 肺 結核、 肺気腫、 上気道炎、 肺化膿症、 肺炎、 のう胞性線維症)、 次における前後処 置 (気管支造影、 気管支鏡検査、 肺癌細胞診、 気管切開術) 等が例示される。 一 方、 ァセチルシスティンの副作用としては、 気管支閉塞、 気管支けいれん等が例 示される。 ァセチルシスティンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺 伝子)、例えば配列番号 2若しくは配列番号 3で表されるァミノ酸配列を含むタン パク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ブホルミンに関連する疾患とは、 ブホルミンが適用される疾患またはブホルミ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ブホルミンはビグアナィ ド系の経口血糖 降下薬として知られている。 ブホルミンが適用される疾患としては、 インスリン 非依存型糖尿病等が例示される。 一方、 ブホルミンの副作用としては、 重篤な乳 酸ァシドーシスあるいは低血糖症等が例示される。ブホルミンに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に
関係し ί辱る。
テルダリ ドに関連する疾患とは、 テルダリ ドが適用される疾患またはテルダリ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 テルダリ ドは麦角アル力ロイ ド系の持続 性ドーパミン作動剤として知られている。テルダリ ドが適用される疾患としては、 高プロラクチン血性***障害、 高プロラクチン血性下垂体腺腫、 乳汁漏出症、 産 褥性乳汁分泌抑制等が例示される。 一方、 テルグリ ドの副作用としては、 急激な 血圧低下によるショック、咳嗽 ·呼吸困難を伴う胸膜又は肺の線維性変化、幻覚 · 妄想、 せん妄、 胃 · +二指腸潰瘍悪化等が例示される。 テルダリ ドに関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 9で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密 接に関係し得る。
スタノゾロールに関連する疾患とは、 スタノゾロールが適用される疾患または スタノゾロールの副作用に相当する疾患を意味する。 スタノゾロールはテス トス テロン誘導体で合成タンパク質同化ホルモンとして知られている。 スタノゾロー ルが適用される疾患としては、骨粗鬆症、 下垂体小人症、慢性腎疾患 '悪性腫瘍 · 手術後 ·外傷 ·熱傷による消耗状態、 再生不良性貧血による骨髄の消耗状態、 遣 伝性血管浮腫、 筋成長不全等が例示される。 一方、 スタノゾロールの副作用とし ては、 黄疸、 女性での嗄声 ·多毛 · ざ瘡 ·色素沈着 ·月経異常 ·陰核肥大 ·*** 亢進、 男性で座瘡 ·陰茎肥大、 陰萎、 持続性***、 大量継続で***減少 ·***減 少、 過敏症等が例示される。 スタノゾロールに関連する作用は、 その標的タンパ ク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 メスタノロンに関連する疾患とは、 メスタノロンが適用される疾患またはメス タノロンの副作用に相当する疾患を意味する。 メスタノロンはタンパク質同化ホ ルモンとして知られている。メスタノロンが適用される疾患としては、骨粗鬆症、 下垂体性小人症、 慢性腎疾患 ·悪性腫瘍 ·手術後 ·外傷 ·熱傷による著しい消耗 状態等が例示される。 一方、 メスタノロンの副作用としては、 肝障害 (G O T -
G P Tの上昇、 B S Pの***遅延等)、 女性における内分泌異常 (女性における嗄 声、 多毛、 ざ瘡、 色素沈着、 月経異常、 陰核肥大、 ***亢進)、 男性における内分 泌異常 (男性におけるざ瘡、 陰茎肥大、 陰萎、 持続性***、 大量継続投与による 睾丸機能抑制、 ***減少 ·***減少) 等が例示される。 メスタノロンに関連する 作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 4 2で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。 '
パンテチンに関連する疾患とは、 パンテチンが適用される疾患またはパンテチ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 パンテチンはビタミン B 5 (パントテン 酸) 製剤で代謝異常改善剤として知られている。 パンテチンが適用される疾患と しては、 パントテン酸欠乏症の予防及び治療 (消耗性疾患、 甲状腺機能亢^ i症、 妊産婦、授乳婦など)、パントテン酸の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される 次の疾患 (高脂血症、 弛緩性便秘、 術後腸管麻痺、 ス トレプトマイシン及びカナ マイシンによる副作用の予防及び治療、 急性 ·慢性湿疹、 血液疾患の血小板数並 びに出血傾向の改善) 等が例示される。 一方、 パンテチンの副作用としては、 腹 部膨満、腹痛、下痢'軟便、悪心等が例示される。 パンテチンに関連する作用ば、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
リマプロストに関連する疾患とは、 リマプロストが適用される疾患またはリマ プロストの副作用に相当する疾患を意味する。 リマプロストはプロスタグランジ ン E 1誘導体で血小板凝集抑制剤、 すなわち抗血栓剤として知られている。 リマ プロストが適用される疾患としては、 閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍 ·疼痛及び冷 感等の虚血性諸症状の改善、 後天性の腰部脊柱管狭窄症に伴う自覚症状 (下肢疼 痛,下肢しびれ) 及び歩行能力の改善等が例示される。 一方、 リマプロス卜の副作 用としては、 胃部不快感、 発疹、 頭痛 ·頭重、 下痢、 貧血、 動物実験 (妊娠サル · 妊娠ラット静注) で子宮収縮作用が報告されている等が例示される。 リマプロス
卜に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 4で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら. のバリアントと密接に関係し得る。
サルポダレラートに関連する疾患とは、 サルポグレラートが適用される疾患ま たはサルポダレラートの副作用に相当する疾患を意味する。 サルポダレラートは 血小板凝集抑制剤、 すなわち抗血栓剤として知られている。 サルポダレラートが 適用される疾患としては、 慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍 ·疼痛 ·冷感などの虚血性 諸症状の改善等が例示される。一方、サルポダレラートの副作用としては、嘔気、 胸やけ、 腹痛、 脳出血、 消化管出血、 血小板減少、 肝機能障害、 黄疸等が例示さ れる。 サルポダレラートに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 7で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相伺タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 .
アルガトロバンに関連する疾患とは、 アルガトロバンが適用される疾患または アルガトロバンの副作用に相当する疾患を意味する。 アルガトロバンは抗トロン ビン作用を有する抗血栓剤として知られている。 アルガトロバンが適用される疾 患としては、 発症後 4 8時間以内の脳血栓症急性期に伴う神経症候 (運動麻痺)、 日常生活動作 (歩行、 起立、 座位保持、 食事) の改善、 慢性動脈閉塞症 (パージ ヤー病 ·閉塞性動脈硬化症) における四肢潰瘍 ·安静時疼痛並びに冷感の改善、 先天性アンチトロンビン I I I欠乏患者およびアンチトロンビン I I I低下を伴 う患者 (血液透析患者) における血液体外循環時の灌流血液の凝固防止等が例示 される。 一方、 アルガトロバンの副作用としては、 出血性脳梗塞、 脳出血、 消化 管出血、 ショック ·アナフィラキシーショック、 劇症肝炎等が例示される。 アル ガトロバンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
フルドロキシコルチドに関連する疾患とは、 フルドロキシコルチドが適用され る疾患またはフルドロキシコルチドの副作用に相当する疾患を意味する。 フルド
ロキシコルチドは副腎皮質ホルモン剤で外用の消炎 ·鎮痛 ·鎮痒薬として知られ ている。 フルドロキシコルチドが適用される疾患としては、 湿疹 ·皮膚炎群(進行 性指掌角皮症、 ビダール苔癬を含む)、結節性痒疹(固定じんま疹を含む)、乾癬、 掌踱膿疱症、 扁平紅色苔癬、 アミロイ ド苔癬、 環状肉芽腫、 光沢苔癬、 慢性円板 状エリテマトーデス、 フォックス · フォアダイス病、 肥厚性瘢痕 ' ケロイ ド、 尋 常性白斑、 シャンバーグ病、 悪性リンパ腫 (菌状息肉症の紅斑 ·扁平浸潤期等) 等が例示される。 一方、 フルドロキシコルチドの副作用としては、 免疫抑制作用 により感染を增悪させるおそれがある、 眼圧亢進 ·緑内障 ·後のう白内障等が例 示される。 フルドロキシコルチドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的 遺伝子)、例えば配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその 相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
スルファ ドキシンに関連する疾患とは、 スルファ ドキシンが適用される疾患ま たはスルファ ドキシンの副作用に相当する疾患を意味する。 スルファドキシンは サルファ剤でマラリァ治療薬として知られている。 スルファ ドキシンが適用され る疾患としてはマラリア感染症等が例示される。 一方、 スルフア ドキシンの副作 用としては、皮膚粘膜眼症候群、 中毒性表皮壊死症、 P I E症候群、肝細胞壊死、 溶血性貧血,汎血球減少、ダリベンクラミ ド等の血糖降下作用の増強による低血糖 症状等が例示される。 スルフア ドキシンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパグ質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ウベニメタスに関連する疾患とは、. ウベニメタスが適用される疾患またはウベ 二メクスの副作用に相当する疾患を意味する。 ウベ二メクスは非特異的な抗悪性 腫瘍剤として知られている。 ウベ二メクスが適用される疾患としては、 成人急性 非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持強化化学療法剤との併用による 生存期間の延長等が例示される。 一方、 ウベ二メクスの副作用としては、 肝臓障 害、 皮膚障害 (発疹 ·発赤,そう痒感、 脱毛等)、 消化器障害(悪心 ·嘔吐,食欲不振 等)等が例示される。 ウベ二ノクスに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的
遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその 相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
セレコキシブに関連する疾患とは、 セレコキシブが適用される疾患またはセレ コキシブの副作用に相当する疾患を意味する。 セレコキシブは選択的シクロォキ シゲナーゼ 2 ( C O X 2 ) 阻害剤で、 解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬としてだけでなく、 癌細胞増殖阻害作用を有することが知られている。 セレコキシブが適用される疾 患としては、 解熱 *鎮痛 *抗炎症、 変形性関節症、 関節リウマチ、 強直性脊椎炎、 月経困難症、 家族性大腸腺腫症 (F A P ) における腺腫性大腸ポリープ等が例示 される。 一方、 セレコキシブの副作用としては、 心血管血栓症 (心筋梗塞、 脳梗 塞)、 消化管障害 (消化管出血、 消化管潰瘍、 消化管穿孔)、 禁忌:冠状動脈バイ パス移植手術 (C A B G ) 時の鎮痛等が例示される。 セレコキシブに関連する作 用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと 密接に関係し得る。
6 —フルフリルァミノプリンに関連する疾患とは、 6 _フルフリルァミノプリ ンが適用される疾患または 6—フルフリルァミノプリンの副作用に相当する疾患 を意味する。 6—フルフリルァミノプリンは植物成長促進剤キネチン (農薬) と して知られている。 6—フルフリルァミノプリンが適用される疾患としては、 細 胞*** '分化 '成長の促進作用等が例示される。 6—フルフリルアミノブリンに 関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、'例えば配列番号 5 7で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
ソラソジンに関連する疾患とは、 ソラソジンが適用される疾患またはソラソジ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ソラソジンは抗癌作用を有するアルカロ イ ドとして知られている。 ソラソジンが適用される疾患あるいは作用としては、 避妊薬、 抗癌作用、 アナフィラキシーあるいはインスリン 'ショック、 火傷によ るショック等が例示される。 ソラソジンに関連する作用は、 その標的タンパク質
(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 4で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又 はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ゴシポールに関連する疾患とは、 ゴシポールが適用される疾患またはゴシポー ルの副作用に相当する疾患を意味する。 ゴシポールは植物キダチヮタに含有され る成分で、抗菌作用'殺虫作用 ·男性避妊作用(***運動阻害) '抗ウィルス作用 · 抗癌作用等の作用を有することが知られている。 ゴシポールが適用される疾患と しては、 頭頸部癌などにおける B e 1— 2 / x Lタンパク質阻害による化学療法 剤や放射線療法の効果の増強等が例示される。 ゴシポールに関連する作用は、 そ の標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミソ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
フルォロクラーリンに関連する疾患とは、 フルォロクラーリンが適用される疾 患またはフルォロタラーリンの副作用に相当する疾患を意味する。 フルォ口クラ 一リンは選択的交感神経節ブロッカーで、 筋神経接合部のニコチン性受容体に对 する弱いアンタゴニス ト活性を有し、 血圧降下剤として知られている。 フルォロ クラ一リンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ペンビジンに関連する疾患とは、 ペンビジンが適用される疾患またはペンビジ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ペンビジンは神経節遮断作用および中枢 作用を有する降圧薬として知られている。ペンビジンが適用される疾患としては、 高血圧等が例示される。 ペンビジンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標 的遺伝子)、例えば配列番号 5 7で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はそ の相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ニトラリンに関連する疾患とは、 ニトラリンが適用される疾患またはニトラリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ニトラリンはハマビシ科アル力ロイ ドと して知られている。 ニトラリンが有する作用としては、 降圧作用、 鎮痙作用、 冠
状動脈拡張作用、 鎮静作用等が例示される。 ニトラリンに関連する作用は、 その 標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 4 6若しくは配列番号 5 7で表さ れるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバ リアントと密接に関係し得る。
プロマジンに関連する疾患とは、 プロマジンが適用される疾患またはプロマジ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 プロマジンは抗精神病薬として知られて いる。 プロマジンが適用される疾患としては、 統合失調症、 躁病、 うつ病及びう つ状態、 神経症における鎮静催眠等が例示される。 一方、 プロマジンの副作用と しては、錐体外路症状 (運動失調, 痙縮, 斜頸)、 口内乾燥、傾眠、昏睡、低体温、 呼吸器虚脱、 白血球減少症、 黄疸、 凝固障害 皮疹等が例示される。 プロマジン に関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 1 8で表 されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらの バリアントと密接に関係し得る。
スルフアベンズアミ ドに関連する疾患とは、 スルフアベンズアミ ドが適用され る疾患またはスルフアベンズアミ ドの副作用に相当する疾患を意味する。 スルフ アベンズアミ ドは合成抗菌剤で、 抗真菌薬として知られている。 スルフアベンズ アミ ドが適用される疾患としては、 真菌感染症 (主として動物薬) 等が例示され る。スルフアベンズアミドに関連する作用は、その標的タンパク質(標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パグ質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
アルチアジドに関連する疾患とは、 アルチアジドが適用される疾患またはアル チアジドの副作用に相当する疾患を意味する。 アルチアジドは利尿薬として知ら れている。 アルチアジドが適用される疾患としては、 高血圧等が例示される。 ァ ルチアジドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
a一エルゴクリプチンに関連する疾患とは、 a—エルゴクリプチンが適用され
る疾患または α—エルゴクリプチンの副作用に相当する疾患を意味する。 α—ェ ルゴクリプチンは血管収縮薬として知られている。 α —エルゴクリプチンが適用 される疾患としては、頭部外傷後遺症に伴う随伴症状、高血圧症、 ビュルガー病 · 閉塞性動脈硬化症 ·動脈塞栓 ·血栓症 · レイノ一病及びレイノ一症候群 ·肢端紫 藍症 ·凍瘡'凍傷,間欠性跛行に伴う末梢循環障害等が例示される。 一方、 α—ェ ルゴクリプチンの副作用としては、 胃腸障害、 悪心 ·嘔吐、 食欲不振、 発疹 ·そ う痒、 頭痛 ·頭重、 めまい、 徐脈、 血圧低下/脳貧血様症状、 顔面潮紅、 のぼせ 感、 心悸亢進、 胸部不快感等が例示される。 c ーェルゴクリプチンに関連する作 用は、その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3若しぐは配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク貧又はその相同タンパク質あるいは それらのバリアントと密接に関係し得る。
ェブセレンに関連する疾患とは、 エブセレンが適用される疾患またはエブセレ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 エブセレンは抗酸化作用を有する脳保護 薬で脳梗塞急性期治療薬として知られている。 エブセレンが適用される疾患とし ては、 脳梗塞急性期における神経細胞障害等が例示される。 エブセレンに関連す る作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 6で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアント と密接に関係し得る。
フラルタ ドンに関連する疾患とは、 フラルタ ドンが適用される疾患またはフラ ルタ ドンの副作用に相当する疾患を意味する。 フラルタ ドンはニトロフラン系の 抗生物質 (主として動物薬) として知られている。 フラルタドンが適用される疾 患としては、細菌感染症等が例示される。一方、フラルタドンの副作用としては、 発癌性や変異原性が例示される。 フラルタドンに関連する作用は、 その標的タン パク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。 ピリチルジオンに関連する疾患とは、 ピリチルジオンが適用される疾患または ピリチルジオンの副作用に相当する疾患を意味する。 ピリチルジオンは催眠 ·鎮
静薬として知られている。 ピリチルジオンが適用される疾患としては、 不眠症等 が例示される。 一方、 ピリチルジオンの副作用としては、 顆粒球減少症等が例示 される。 ピリチルジオンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 5 5で表されるァミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
ベンズチアジドに関連する疾患とは、 ベンズチアジドが適用される疾患または ベンズチアジドの副作用に相当する疾患を意眛する。 ベンズチアジドは利尿薬と して知られている。 ベンズチアジドが適用される疾患としては、 高血圧症、 浮腫 (心性 ·腎性 ·肝性)、 妊娠中毒症、 月経前緊張症等が例示される。 ベンズチアジ ドに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 2 3若 しくは配列番号 5 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその柑同タン パク質あるいはそれらのバリアントと密接に関係し得る。
レポプノロールに関連する疾患とは、 レボブノロールが適用される疾患または レボブノロールの副作用に相当する疾患を意味する。 レポプノロールは緑内障治 療薬として知られている。 レボブノロールが適用される疾患としては、 緑内障、 高眼圧症等が例示される。 一方、 レポプノロールの副作用としては、 結膜充血、 角膜炎、 気管支けいれん、 呼吸不全、 うつ血性心不全、 脳血管障害、 喘息発作、 全身性エリテマトーデス等が例示される。 レボブノロールに関連する作用は、 そ の標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 4 4で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
ラロキシフェンに関連する疾患とは、 ラロキシフヱンが適用される疾患または ラロキシフェンの副作用に相当する疾患を意味する。 ラロキシフェンはタモキシ フェン誘導体でエス トロゲン受容体調整作用および骨新陳代謝調整作用を有し、 骨代謝改善薬あるいは骨粗鬆症治療薬として知られている。 ラロキシフェンが適 用される疾患としては、 閉経後骨粗鬆症等が例示される。 一方、 ラロキシフェン の副作用としては、 静脈血栓塞栓症等が例示される。 ラロキシフェンに関連する
作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番号 3 7で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアンド と密接に関係し得る。 .
ルテオリンに関連する疾患とは、 ルテオリンが適用される疾患またはルテオリ ンの副作用に相当する疾患を意味する。 ルテオリンは植物 (しそ、 春菊、 ピーマ ン、 カモミールなど) に含まれる抗酸化作用を有するフラボノイ ドの一種で、 抗 アレルギー作用 ·抗癌作用等を有することが知られている。 ルテオリンが適用さ れる疾患および作用としては、アトピー性皮膚炎'花粉症などのァレルギ一疾患、 免疫力増強作用、 抗炎症作用、 敗血症抑制作用、 しみ ·そばかすの抑制作用、 抗 癌作用等が例示される。 ルテオリンに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標 的遺伝子)、例えば配列番号 2 0若しくは配列番号 5 4で表されるァミノ酸配列を 含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントと密接に関 係し得る。
バルデコキシブに関連する疾患とは、 バルデコキシブが適用きれる疾患または バルデコキシブの副作用に相当する疾患を意味する。 バルデコキシブは選択的シ クロォキシゲナーゼ 2 ( C O X 2 ) 阻害剤で、 解熱 ·鎮痛 ·抗炎症薬としてだけ でなく、 癌細胞増殖阻害作用を有することが知られている。 バルデコキシブが適 用される疾患としては、 変形性関節症、 関節リウマチ、 月経困難症 (生理痛) 等 が例示される。 一方、 バルデコキシブの副作用としては、 血栓疾患 (心筋梗塞、 脳卒中など)、 消化器障害 (潰瘍形成、 出血、 せん孔) 等が例示される。 バルデコ キシブに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、例えば配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそ れらのバリアントと密接に関係し得る。
カルボプロストに関連する疾患とは、 カルボプロストが適用される疾患または カルボプロス トの副作用に相当する疾患を意味する。 カルボプロス トは中絶薬と して知られている。 カルボプロストが適用される疾患としては、 妊娠中絶あるい は胞状奇胎処置の子宮収縮誘発等が例示される。 一方、 カルボプロス トの副作用
としては、 動悸、 頭痛、 発疹、 子宮痛、 体温低下、 しみ、 胸痛、 胸部圧迫感、 呼 吸困難、 便秘、 下痢、 嘔吐等が例示される。 カルボプロストに関連する作用は、 その標的タンパク質(標的遺伝子)、例えば配列番号 2 4若しくは配列番号 3 4で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれら のバリアントと密接に関係し得る。
ガべキサートに関連する疾患とは、 ガべキサー卜が適用される疾患またはガべ キサートの副作用に相当する疾患を意味する。 ガべキサートはプロテアーゼ阻害 薬で脖炎治療薬として知られている。 ガべキサートが適用される疾患としては、 タンパク分解酵素(トリブシン,力リクレイン,プラスミン等)逸脱を伴う急性腌 炎,慢性再発性脖炎の急性增悪期、 術後の急性腌炎、 汎発性血管内血液凝固症等 が例示される。 一方、 ガべキサートの副作用としては、 アナフィラキシーショッ ク、 血管内壁障害、 出血傾向亢進、 顆粒球減少、 好酸球增多等が例示される。 ガ べキサートに関連する作用は、 その標的タンパク質 (標的遺伝子)、 例えば配列番 号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるい はそれらのバリアントと密接に関係し得る。
(標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態)
「標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態」 とは、 標的遺伝子 Y、 または標的 遺伝子 Υが関与するシグナル伝達系において標的遺伝子 Υの下流に位置付けられ る遺伝子 (下流遺伝子) の機能の変化 (例えば、 変異 (例えば、 多型) に伴う機 能の変化)、 または発現量の変化に伴い引き起こされ得る疾患または状態をいう。 標的遺伝子 Υまたはその下流遺伝子の機能の変化は、例えば、該遺伝子の変異(例 えば、 多型) によりもたらされ得る。 該変異としては、 例えば、 コーディング領 域におけるその機能を促進または抑制させる変異、 非コーディング領域における その発現を促進または抑制させる変異などが挙げられる。発現量の変化としては、 発現量の増加または低下が挙げられる。 標的遺伝子 Υに関連する疾患または状態 は、 標的タンパク質 Υにより改善または増悪され得る。
「標的タンパク質 Υ (標的遺伝子 Υ ) に関連する機能」 とは、 標的タンパク質
Yが実際に示す機能と同種の機能または反対の機能を意味する。 換言すれば、 標 的タンパク質 Υに関連する機能は、 「標的タンパク質 Υに関連する疾患または状 態」 の改善または增悪を引き起こし得る機能である。 即ち、 「標的タンパク質 Υに 関連する機能'」 は、 標的タンパク質 Υが免疫反応などを促進する因子である場合 には、 免疫反応を促進または抑制する機能等を示す。 標的タンパク質 Υに関連す る機能としては、 例えば表 2— 1〜表 2— 2 0に示される機能が挙げられる。 標的タンパク質 Υに関連する疾患または状^としては、 標的遺伝子 Υが生体内 で種々の生理学的機能を担っていると考えられることを考慮すれば、 実に様々な 疾患または状態が想定される。 標的タンパク質 Υに関連する疾患または状態の一 例は、 表 2— 1〜表 2— 2 0に示される機能^関連する疾患または状態である。 標的タンパク質 Υに関連する疾患または状態の別の例は、 標的タンパグ質 Υ、 標的遺伝子 Υのァノテーシヨンより類推される疾患または状態である。当業者は、 相同性検索により相同タンパク質または遺伝子を同定し、 次いで該タンパク質ま たは遺伝子の機能あるいはそれが関与する疾患または状態を公知の方法により精 査するこどで、 このような疾患または状態を類推できる。 ァノテーシヨン解析を 行う方法には各種あるが、 本出願における生理活性物質の標的遺伝子について、 生理活性物質の標的タンパク質または遺伝子として代表的なヒ トタンパク質また は遺伝子の配列をクエリー配列として使用し、 各種の方法でァノテーシヨンを行 つた結果について、 以下に示す。
アミノ酸としての解析 1
B L A S T Pによる相同性解析
計算プログラムは blastall 2. 2. 6を使用し、 target DBとして、 swiss- prot: 196277 (2005. 10. 25)、 (Refseq) hs: 24139 (2005. 09. 15)、 (Refseq) mouse: 1 8457 (2005. 09. 15)、 (Refseq) rat: 9252 (2005· 09. 15)を用いた。 cutoff値は 1. 00E- 05とした。 また、 以下のデータについてフィルター処理を行った。
Swiss-protに し 、
• 「ALU SUBFAMILY J で始まる definitionのもの
• 「Alu subfamilyj で始まる definitionのもの
• 「!! ALU SUBFAMILYJ で始まる definitionのもの
• Γβ-CELL GROWTH FACTOR PRECURS0R」 で始まる definitionのもの
• 「NRK2」 を含む definitionのもの
· 「PR0LINE- RICH」 で始まる definitionのもの
• ("GLYCINE- RICH」 で^!台まる definitionのもの
• rEXTENSIN PRECURS0R」 で始まる definitionのもの
• 「C0LLAGEN」 で始まる definitionのもの
• 「100KD」 で始まる definitionのもの
. 「RETR0VIRUS- RELATED POL P0LYPR0TEIN」 で始まる definitionのもの
• 「CUTICLE C0LLAGENJ で始まる definitionのもの
• 「HYP0THETICAL」 で女台まる definitionのもの .
• 「Hypothetical」 で始まる definitionのもの
. rSALIVARY PROLINE - RICH PROTEIN J で始まる definitionのもの · 「 IMMEDIATE-EARLY PR0TEIN」 で始まる definitionのもの
•ァクセッション Noカ 「P49646」 であるもの
Ref— seqに対して、
• 「hypothetical protein FLJ」 で始まる definitionの1 の .
• 「KI 」 で始まる definitionのもの
· 「hypothetical protein DKFZJ で始まる definitionのもの
. 「DKFZ」 で始まる definitionのもの
• 「RIKEN c D N A」 で始まる definitionのもの
• 「hypothetical protein MGC」 で始まる definitionのもの
• 「hyf>othetical proteinj であ definitionの ¾の
· 「hypothetical protein PP」 で始まる definitionのもの
• I neuronal thread proteinj でめる definitionの t>の
• 「clone FLBJ で始まる definitionのもの
• 「hypothetical protein PR0」 で始まる definitionのもの
• 「PR00483 proteinj である definitionのもの
• 「MN (:」 を含む definitionのもの
• 「M0ST - 1」 を含む definitionのもの
• 「simi lar to」 で始まる definitionのもの
• 「TPR gene on Y」 を含む definitionのもの
• 「HSPC」 で女台まる definitionのもの '
• 「CGI—」 で始まる definitionのもの
• 自分自身のみで構成される ReFSeq配列 (LL_tmplより情報を参照している) 本解析法により得られたァノテーシヨン情報を表 3— 1〜表 3— 8に示す。
〕38—
アミノ酸としての解析 2
P f a mによるモチーフ解析
計算プログラムは hmmpfam (ν2. 3. 2)を使用し、 target DBとして、 Pfam DB en try : 7973 famil ies (Pfaml8. 0, Pfam— Is) . (July 2005)を用いた。 cutoff値は 1 E-10とした。
本解析法により得られたァノテーシヨン情報を表 4— 1〜表 4一 3に示す。
s I
〔^U 3—
アミノ酸としての解析 3
S i g n a 1 I Pによる分泌シグナル配列予測
計算プログラムは PSORT II SignalP ver3. 0 (May 18, 2004)、 SOSui verl. 5 を使用した。
アミノ酸としての解析 4
GeneOntologyによる機能カテゴリー分類
以下の方法で実施する。 '
1) BLASTPでの相同性解析結果 (フィルターありの Ref Seq ' SwissProt) の各上位 3つ計 6つの BLAST結果より以下の条件を満たす E- valueのものを抽出。
条件 1: 1E- 50以下のものは全て使用する
条件 2: 1E-10以上のものは全て使用しない
条件 3: 1E-50より大きい場合、 Top Hitとの E value格差が 1E+20.以内で あれば使用する
条件 4: Top Hitの E- valueが 0の場合、 1E- 50以下のみ使用する
2) SwissProtの Keywordより spkw2goを使って G0を検索。
3) SwissProtのァクセッション番号より xref · goaを検索し Ref seqlDを取得し、 さらに RefseqIDより LL— tmplを使って LOCUS IDを取得し、 LOCUS IDより loc2g oを使って GO termを取得する。
4) Refseqのァクセッション番号より LL— tmplを使って LOCUS. IDを取得し、 L0CU S IDより loc2goを使って GO termを取得する。
5) 取得した各 GOterra ίこつレヽて、 Molecular Function text fi le - Biological P rocess text fi le · Cellular Component text fileを参照して各 GO termの上位 カテゴリー情報を取得する。
6) 上記 1) -5)で取得した各 GOterm情報の重複を除き出力する。
本解析法により得られたァノテーション情報を表 5— 1〜表 5— 4に示す。
核酸としての解析 1
B L A S T Xによる相同性解析 1
計算プログラムは blastall -2. 2. 6を使用し、 target DBとして、 nr : 2972605 (2005. 10. 29)を用いた。 cutoff 値は 1. 00E- 05 とした。 また、 以下のデータにつ いてフイノレター処理
を行った。
. 「ALU SUBFAMILY] で始まる definitionのもの
• 「Alu subfami lyj を含む definitionのもの
• Γ !!!! ALU SUBFAMILYJ .で始まる definitionのもの
• 「D;rosoph'i la melanogaster genomic scaffoldj で始まるもの
• 「Human DNA sequence from」 で始まるもの
• 「genomic DNA」 を含むもの
• 「BAC clone J を含むもの
. 「PAC clone J を含むもの
. 「cosmid」 を含むもの
• I complete , genomej ¾ a もの
• 「complete sequencej で終わるもの
• I genomic sequencej - a ' もの
• 「exon」 を含むもの
•HIT LENGHT (ヒット配列の配列長) が 50000以上本解析法により得られたもの 本解析法により得られたァノテーション情報を表 6— 1〜表 6— 2 8に示す。
¾631
ref|NP.476ffl.l|ァメフラシ ras関速
ホモ, [ラッ
ref|NP 0580822|rasホモログ fi伝子
ref|NP_7M818.l|rasホモ C!グ ¾伝子
ファミリ- ンバ- A [マウス] K
ファミリ-、メンバ- A [ウ^
gb|AAH68n5.l|Rasホモログ遠伝子
ref!NP.001655.l|rasホモ Qグホモログ
ファミリ-,メンバ- A [マウス W
遗伝子ファミリ-、メンバー A [ヒト ]Κ
dbj|BAE31372.l|未命名のタンバク
gb|細 8673.l|rasホモログホモログ遠
ϋ産物 [マウス] dbj|BAE29532.l|
伝子ファミリ-、メンバー A [ヒト ])(
gb|AA1028B1.l|Rasホモログホモログ遠未命名のタンパク S産物 [マウ;
pd|lX86|Hj|H、Rhoaと複合し dbj|BAE42800.l|未命名のタンバク
伝子ファミリー、メンバ- A [ゥシ ]Κ
貧産物 [マウス]" bj|BAC3689
fcDPH DOMAINS OF gbiMV38672.l|rasホモ Dグ it伝子フアミ
gb|画删 |Rasホモログホモログ
リー、;!ンパ -Α [合成コンストラ外 ]
LEUKEMIA-関速 Rhogefの結晶 来命名のタンパク貧産物 [マウス] Si
道伝子ファミリ-'メンバ- A [ヒト】》
gb|AAX«723.l|ras様遺伝子ファミリ一メン dbBAC38971.l|未命名のタンパク
構造 ½A>|lXM|FgF、f½aと g|AAH05976.l|Rasホモログホモログ
パ -A [合成コンストラ外] if
複合した DhPH DOMAINS OF 貧産物 [マウス] gb|AAHM423.l|
遠伝子フ 7ミリ-、メンバ- A [ヒト] K
gb|AAX«206.l|ras様遗伝子ファミリーメン
LEUKEMIA-関速 Rhogefの結晶 Rasホモログ遗伝子ファミリー,メン
gb|AAM川 17.1|诋分子 GTP 合タン
バ- A [合成コンストラクト ]K
FLJ27298 - A [マウス〗ϋ gb|AAH6l732.l|ァ |dbj|B續 28.l|未命名のタンパク
パク貧 (½A〖ヒ H»emb|CAE«190.l|
S gb|AAX«205.l|ras様遺伝子ファミリ-メン
合した DhPHDOMAkoF メフラシ ras関速ホモ Qグ A2 [ラット ]K 霣産物 [マウス)
バ -A [合成コンストラ外】 ί( ハイポセ亍イカルタンパク g [ヒト]
LEUKEMIA-関連 Rhogefの結晶 |画 718.l|RhoA低分子 GTP
gb|AAX41576.l|ras様遺伝子ファミリ- 植逸 db|i |B)|B、Rhoaと gb|AAX42923.l|r«様 i|伝子ファミリ-メン ァーゼ [ラット】 VgblMK11717.ll
メンバ- A [合成コンストラ外] K
ίϊ パ -Α [合成コンストラ外] !ί
合した DhPH DOMAINS OF RhoA低分子 GTPァ-ゼ [ラッ HH
gb|AAX36 B.l s棵遺伝子ファミリ-メン gb|删 339.l|ras 伝子ファミリ- LEUKEMIA-関速 Rhogefの結晶 sp|PW589|RHOA RATトランスフォー
バ -A [合成コンストラ外】 メンバ- A [合成コンストラ外] 1ί
構造 ミングタンパク貧
sp|P61586|RHOA.ヒトトランスフォーミン
sp|Q9QU10lRHOA MOUSEトランス
グタンパク RRhoA (出
フォ-ミングタンパク? If¾Ai|
sp|P61585|RHOABOVINトランスフォー
gb|AAD52678.l|Rhoファミリ- GTP
ミングタンバク gRhoA(Gb)(p2
ァ-ゼ RhoA [マウス]
gb|AAM3178.l|GTP結合タンパク莨
g| D52 .l|Roファミリ -GTP
[ヒト ] (ΐ*ΑΑΜδ9 未命名のタ ァ-ゼ RhoA [マウス] K
ンパク S産物 [ヒト] KgblAAA30409.l|
|顯 676.1| Rhoファミリ- GTP
rho(Gb)タンパク莨
ァ-ゼ RhoA [マウス] ii
gb|MD52675.l|Rh。ファミリ- GTP
ァ-ゼ RhoA [マウス 1'
ref|NP00fl166.2|ダルコ _スリ
ン酸イソメラ-ゼ [ヒト ]K
gb| H04982.l|グルコースリン
Sイソ1ラーゼ [ヒト】 ¥
gb|MP72966.llグルコースリン
酸イソメラ-ゼ [ヒ
sp|P06744|G6PI HUMANグル
コース- β-リン酸イソメラーゼ
(GP1) (ダルコ-スリン酸イソメ
'-ゼ HPG1) (ホスフォへキ
ソースイソ/ラーゼ) (PH1)
ニュ-叩ィキン) (NLK) (*** I
抗原 36)(SA-3)))ipdb|lNUH|A
« -ホスホアうビ 酸
(Phosphoarabinonate)と複合し |gb|AAP36518.l|ヒトグルコースリン酸イソメ |pdb| HiDffiD,ヒトグルコース- 6-リン
pdb|llAT|ASA,匕トグルコースリン
たヒトグルコースリン酸イソメ '-ゼ [合成コンストラクト] K 酸イソメラ-セ 'K pdbiULHlC核 C、ヒトグ I
'-ゼの转晶«造 R D
FLJ26374 gblMXM ilグルコースリン酸イソメ 酸イソメラ Hf
ルコース- ン酸イソメラ-^
阻 NEU LEUKINAUTOCRINE g |AAF22645.l|***抗原- 36 [ヒト] gD、 香剤と複合しだヒト自己 RO
'-ゼ [合成コンストラ外] K ddb|神 jgB、ヒトグルコース- ン MOTILITY FACTORMATURATIONS
分泌型 S蟈子の結晶耩^ g |MX2898U|グルコースリン酸イソメ イソメラ-ゼ p llJLHlAfiA、ヒトグ
卩 IRI|C饋 C、阻香剤と複合し 子の結晶構造
-ゼ [合成コンストラ外] ルコース- ン酸イソメラ-ゼ
たヒト自 3分 型 3醐子の結 I
と ft合し fcヒト自 5分難》
因子の鷓 H逸 db|訓 ^領
且香 Sと II合したヒト自己分
泌 黼チの鵡構造)(
pdbMQlD鎖 ト自 5分泌型
翻因子の 構
pdbllJIQiCgC、ヒト自己分泌型 I
運動因子の鶼構造
pdbllJIQlB齔ヒト自己分
運》因子の转鼸^
pdblUIQlA ヒト自己分泌型
運醐子の結鼸造
pdb|lQIP|S-P-=トロべンジルォキシ
力ルポ二ルグルタチオンと ίϊ合体化
した D銀 D,ヒトグリオキサラーゼ K
pdb|lQIP|S-P--hPベンジルォキシ
力ルポニルグルタチオンと a合体化
した CfflC,ヒトグリオキサラ-ゼ"
pdbhOIP|S-P-:トロべンジルォキシ
力ルポニルダルタチオンと «[合体化
した B緩 B,匕トグリオキサラーゼ W ref|NP 006699.11グリオキサラ一ゼ pdbhQIP|S-P-ニトロべンジルォキシ 1 [ヒト]! i gb|AAHI5934.l|グリオキ 力ルポニルグルタチオンと複合体化
gbMV3879U|グリオキサラーゼ 1 [ヒト】Κ サラーゼ 1 [ヒト] ¥ gb|AAD3M08.l|
し fcAgA,ヒ)《グリオキサラ-ゼ 1¥
gbAAV38790.l|グリオキサラーゼ 1 [ヒト】) f グリオキサラ—ゼ -1 [ヒト] ¥
gb| V38789.l|グリオキサラーゼ 1 [合 p<ib|K3IN|S-(N-ヒドロキシ -N-P - sp|Q04760|LGULヒトラ外グルタチ gbAAHOI741.l|グリオキサラーゼ i [ヒト ](/
成コンストラクト ]K g |AAX43062.l|グリ
CAI21586.l|グリオキサラ—ゼ 1 [ヒト】K ョートウ 1ニルカル/モイル)グルタチオンリァーゼ (メチルグリオキサ
26 FLJ2e062 ΛύΐΒΑΟΜΟΜ,ΐΙグリオキサ emb|
ラーゼ 1バリアント [ヒト] gb|AAB49495.l|グリオキサラーゼ 1 [ヒト] ¥ ォキサラ一ゼ 1 [合成コンストラクト W オンと «1合体化した BfiB,ヒトゲリオラーゼ) (アルドケトムターゼ) (グリ
gb|AAX«06U|グリ才キサラーゼ 1 [合
gb|AAX41429.1|グリォキサラーゼ 1 [合成コ キサラーゼ W pdbllOIN|S-(N-ヒドロ ォキサラ一せ) (Glx lHケトン-アル 成コンストラ外] キシ -N-P-ョ -ドフ
ンストラクト] ¥ gb|AAX41428.11 I二ルカルバモイ
グリォキサ デヒドムタ—ゼ) (S-D-ラ外グルタ
ル)グルタチオンと tt合体化した AjS
ラ-ゼ 1 [合成コンストラ外】 チオンメチルグリオキサルリア- A、ヒトグリオキサラ-ゼ W pdb|lFRO|ゼ) gb|AAA52565.l|グリオキサ ベンジル -グルタチオン阻窨剤と複合ラーゼ W ¾|BAA02572.1| クトイ 体化した 0»0、ヒトグリオキサラ-ゼルグルタチオンリア一ゼ [ヒト]
1» pdbllFROlベンジル -グルタチオン
阻害剤と複合体化した C鎖 C、ヒトグ
リオキサラーゼ W pdb|lFR0|ベンジ
ル-グルタチオン阻害剤と tt合体化
した BfiB、ヒトグリオキサラーゼ W
p(fb|lFR0|ベンジル -グルタチオン阻
害剂と fi合体化した A鎮 A, tトグリオ
キサラーゼ I reflNP-665801.1|セプチン βアイ
ソフォーム D [ヒト reflNP.665799.ilセプチン βァイソフォーム
Α [ヒト ] ref|NP 665798.1 reflNP.055944.2|セプチン 6ァイソフォー
emb|CAI41425.l|セプチン 6 [ヒ 1セプチン 6ァイソ
フォー ΛΑ [ヒト ]¥ emb|CAI 1428.11セプチ ム B [ヒト】 K emb|CAI41426.l|セプチン 6
27 FLJ22936 ト] » gt)|AAK98551.l|セプチン 6 [ヒト】 ¥ g |AAH36240.l|セプチン 8、ァ
タイ: ヒト〗 K gb|MN70547.l| ン 8 [ヒト ] gblAAK61492.ilセブチン 6 [ヒ
イソフォーム B [ヒト] ¥ g |AAK98548.l| dbj|BAA09477.l| KIM0128 [ヒト] emb|CAM1427.l|セプチン 6 [ヒト] セプチン 6 [ヒト ]K ト gb|AAK98547.l|セプチン 6タイ [ヒ
セプチン 6タイプ il [ヒト ]K
gb|AAH11922.31セプチン 6,アイト] » gb|AAK98549.l|セプチン 6タイプ ID [ヒ
sp|Q14Ml|SEPT6ヒセプチン- 6
ソフォーム D [ヒト] ト] ¥ gb|AAF9MS6.l|セプチン β【ヒト]
sp|P62937|PPIA HUMANぺプ手ジル
-プロリルシス-トランスイソメラーゼ A
(PPI7 -ゼ)(ロタマ-ゼ) (サイクロ
フィリン A ) (シクロスポリン A 合タン
パク pdb|lCWM|AigA, 4 Meile
シクロスポリンと tt合したヒトサイクロ
フィリン A¥ gb|MB81961.l|サイクロ
フィリン A[ァカゲザル] ¥
gb|AAB81960.l|サイクロフィリン A
[サバンナモンキー] ¥
gb|AAB81M9.l|サイクロフィリン A
[マント tヒ〗" mb|GAA682M.l|未
命名のタンパク ϋ産物 [ヒト]»
emb|CAA37039.l|ぺプチジルプロリ
ルイソメラーゼ [ヒト pdb|lW8V|Afi
A,■非ペプチドリガンドサイク αフィリ
ン tt合体の酵素的及び構造的特徼
づけ ¥ pdb|lW8M|A鎖 A.非ペプチド
リガンドサィクロフイリン複合体の酵
素的及び構造的特徼づけ ¥
pdb|謂 L|A鎖 A,非ペプチドリガンド
サイク Dフィリン樓合体の酵素的及
び横造的特 »づ^
sp|P62941|PPIA.PAPANぺプチジル
-プロリルシス-トランスイソメラーゼ A
(PPIァーゼ) (ロタマーゼ) (サイクロ
フィリン A ) (シクロスポリン Αβ合タン
バク 8)* sp|P62940|PPIA. AC U
ぺプチジル-ブ Bリルシス-トランスィ
ソメラーゼ MPPIァ一ゼ)(ロタマー
ゼ) (サイクロフィリン A ) (シクロスポ
リン A結合タンパク質) ¥
sp|P62938|PPIA CE AEぺプチジル
-プロリルシス-トランスイソメラーゼ A
(PP1ァ -ゼ)(ロタマ—ゼ) (サイクロ
フィリン A ) (シク αスポリン A結合タン
パク S)X pdb|lMIK|AlA% (5-ヒドロ
キシノルパリン (Hydroxynorvaline) )- 2-シクロスポリンの構造に基づいた
投計における水分子の δ割:サイク
口フィリン Αとの合成, -生物活性,及
び結晶学的解析 >ί
pdb|lNMK|BffiB,サングリフエリン- サイクロフィリン相互作用:分解作 用,合成大環状アナログ > X線 jgS
«造及び結合データ ¥ pdb|lNMK|A A,サングリフエリン-サイクロフイリ' ン相互作用:分解作用,合成大 a状 アナログ, X鼸晶 及び結合 f-9V pdb|lM9Y|FlF,サイクロ フィリン AHIV-' Ca N-末端ドメイン 0-1«)Μ-タイプ H87a、G89e複合体 の X線結晶構造 pdb|lM9Y|E額 E> サイクロフイリン AHIV-1 Ca N-末 ¾ド メイン Π-146)Μ-タイプ H87a, G89a ft合体の X線結晶 «造 ¥ pdb|lM9Y|B 鎮 B>サイク C3フィリン AHIV-1 Ca - 末端ドメイン タイプ H87a, G8Da «合体の X線結晶構造》 pdb|lM9Y|AfiA,サイク C]フィリン AHIV-I Ca N-末靖ドメイン (H«) M-タイプ H87a, G89a複合体の X線 (¾ 晶構 fiK pdb|lM9X|FiF,サイクロ フィリン AHIV-1 Ca N-末 ¾Sドメイン (H46)M-タイプ H87a, A88m, G89a 複合体の X線結晶構造 V pdb|lM9X|E 繽 E,サイク αフィリン AHIV-1 Ca - 末 «ドメイン タイプ H87a、 A88m, G8 J合体の X接結晶構^ pdbhMSX|BgB,サイクロフィリン AHW-l Ca N-末 «ドメイン (H«) M-タイプ H87a、A88m, G89att合体 の X線結晶榊 δ¥ ρΛ|ΐΜ9Χ|Α鎖 A, サイクロフィリン AHIV-1 Ca N-末端ド メイン (1-1«)M -タイプ H87a、 A88m、G89a¾合体の X線結晶柵造 ¥ pdb| BfiB、サイクロフイリン AHIV-1 Ca N-末 ドメイン (H46) M-タイプ H87a、A88mtt合体の X線 結晶構造 pdb|lM9F|A鎖 A、サイク ロフィリン AHW-1 Ca N-末 ¾ίドメイン (Η4β)Μ-タイプ H87a、A88m複合 体の X嶋
p<ibhM9DlB鎖 B>サイクロフィリン
AH!V-I Ca N-末 ¾ドメイン (Η4β)
0-タイプキメラ祓合体の X線結 S«
造 ίί pdb|l 9D|AiA,サイクロフイリ
ン扁 -1 Ca N-末 ffiドメイン (1- 146)0-タイプキメラ複合体の) (線結
晶構造 K pdb|lM9C|B鎖 B,サイクロ
フィリン AHW-1 Ca N-末端ドメイン
(1-1«)M イブ fl[合体の X練結晶
«iHf pdb|lM9C|AfiA,サイクロフィ
リン AHIV-l Ca N-末 SIドメイン (卜
1咖-タイプ複合体の X醒構造
¥ pdbhMF8|CfiC、シクロスポリン A
及びヒトサイクロフィリンと複合したヒ
トカルシニュリンの fi晶構造 1ί
pdb|lM63|G銀 G、カルシ二ユリン-サ
ィクロフィリン-シクロスポリンの鲔晶
構造はィムノフィリン-薬剤 «合体へ
の共通だが明確な Ε»を示す ¥
pdb|lMM|C鎖 C,カルシ;:ュリン-ザ
イク 0フィリン-シクロスポリンの結晶
柵造はィムノフィリン-薬剤複合体へ
の共通だが明確な Ε»を示す *
pdbllVBTlB鎮 Β,ィォゥ fi換された
テトラペプチド Aap ft合したサイグ
ロフィリンの構造 ¥ pdbllVBTlAiA.
ィォゥ置換されたテトラペプチド Aapf
と tt合したサイクロフィリンの横造
pdb|lVBS|AfiA, (D)ala含有亍トラべ
プチドと複合したサイクロフィリンの
横造》pdb|lOCA|ヒトサイクロフイリ
ン A,非速結型、 Nmr, 20權造体
pdb|)FGL|A¾A, Hiv-1 Gagタンパク
質のフラグメントと «合したサイクロ.
フィリン AV pdb|lCWL|A鎖 A、44-ヒド
ロキシ -Mdeuシクロスポリンと S合し
たヒトサイク。フィリン M pdbllCWKlA
1Α> Ηβ、 7-ジヒドロ) mebmt 2-Val
3-D-(2-S-メチル)サルコシンシクロ
スポリンと複合したヒトサイクロフイリ
ン
S〕 263 -
pdb|lCWJ|At A.2-Val 3-S-メチル
-サルコシンシクロスポリンと複合し
たヒトサイクロフイリン八¥ pdb|lCWl|A
ffiA、 2-Val 3-(N-メチル)- D-ァラニ
ンシク□スポリンと複合したヒトサイク
ロフィリン A¥ pdb|lCWH|A½A.3-D- Serンクロスポリンと複合したヒトサイ
クロフイリン ¥ pdb|lCWF|Ag|A, 2- Valシクロスポリンと複合したヒトサイ
クロフイリ A¥ pdb|lAK4|B B. Hiv
1キヤプシドのァミノ末 «11ドメインに ½
合したヒ卜サイク。フィリン A¥
pdb|lAK4|A鎖 A, Hi\Hキヤプシドの
アミノ末 «ίドメインに結合したヒトサイ
クロフイリ A¥ pdb|2RMB|S餒 S、ジメ
チル -シク αスポリン Aと «合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2.1.8)¥
pdb|2RMB|Q鎮 Q、ジメチル-シクロス
ポリン Aと «合したサイク□フィリン A
(E.C.5.2.t.8)V pdb|2RMB|0£[0,ジメ
チル -シク□スポリン Aと複合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2.1.8)¥
pdb|2 MB|M| .ジメチル-シクロス
ポリン Aと複合したサイクロフィリン A
(E.C.5 .8)¥ pdb|2RMB|K鎮 K、ジメ
チル-シク Qスポリン Αと複合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2.1.8)¥
pdb|2RMB|l Kジメチル-シクロスポ
リン Aと複合したサイクロフィリン A
(E.C.5.2.1.B)¥ pdb|2RMB|GMQ.ジメ
チル-シクロスポリン Aと fif合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2.1.8)¥
pdb|2RMB!E½E,ジメチル-シクロス
ポリン Aと複合したサイク フィリン A
{E.C.5i.1.8)V pdb|2RMB|C鎖 C、ジメ
チル-シクロスポリン Aと祓合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2丄 8)¥
pdb|2RMB|AHA、ジメチル-シクロス
ポリン Aと ft合したサイク 0フィリン A
(E.C.5.2丄 8)¥
〕624I
pdb|2RMA|S£S.ジメチル-シクロス
ポリン Aと ft合したサイクロフィリン A
(E.C.5 丄 8)¥ pdb|2RMA|0鏡 Q,ジメ
チル -シク Bスポリン Aと複合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.2.1.8)K
pdb|2RMA|OfiO.ジメチル-シクロス
ポリン Aと «!合したサイクロフィリン A
(E.C.5.2.1.8)K pdb|2RMA|M銀 M、ジメ
チル-シクロスポリン Aと ft合したサイ
クロフィリン A(E.C.5.U8)
pdb|2RMA|KjHK,ジメチル-シクロス
ポリン Aと it合したサイク Πフィリン A
(E.C.5.2.1.8)¥ pdb|2RMA|l)Bl、ジメチ
ぃンクロスポリン Aと tt合したサイク
Πフィリン A(E.C.5.2.1.8)¥
pdb|2R A|GiG,ジメチル-シクロス
ポリン Aと複合したサイクロフィリン A
(E.C.5.2.1.8)¥ pdb|2 MA|E0|E.ジメ
チル-シクロスポリン Aと tt合したサイ
クロフィリン A(E.C.5 1i)¥
pdb|2RMA|C鎖 C.ジメチル-シクロス
ポリン Aと複合したサイクロフイリン A
(EC.5.2.l.8)li p |2RMA|AfiA,ジメ
チル-シクロスポリン Aと «合したサイ
クロフィリン A(EC.5.2.1.B)V
pdb|2CPL|サイク C3フィリン A¥
pdb|lCWC|AfiA、MoUd: 1 ;分子:サ
イクロフィリン A; jg: A;操作:有;
Mol W:2;分子: [4、N-ジメチルノル口
イシン] 4-シクロスポリン ;«:C;操
作:有 ¥ p<jb|lCWB|AgA, M。lj(i: 1 :
分子:サイクロフィリン A;ほ: A;操作:
有; Moljd:2;分子: [4-[(E)-2-ブテ
ニル] -4, 4, N-トリメチル -L-スレオ'
ニン】 1-シクロスポリン;銨: C;操作:
有 ¥ pdb|lCWA|A鎮ん Mol W: 1 :分
子:サイクロフィリン Α;β:Α;操作:
有; Mol id:2;分子:シク C1スポリン Α;
鎖: C:操作:有
〔*62—
gb|AAI04199.l| H2Aヒストンファミリ一、メン
く一 D [ヒト] ¥ gb|AAI04200.l| H2Aヒストン
ファミリー、メンバー D [ヒト] ¥
ref|XPJ76240.i|推定:ヒストン H2A.I [ゥ
シ]と S似 ¥ ref)XP.873787.l|推定:ヒストン
H2ん 1 [ゥシ】と 8似¥ ref|XP.874094.l| }t
定: tストン H2AJ [ゥシ]と類似
ref|XP.607721.2|推定:ヒストン H2A.Uゥ
シ]と類似 reflXP.873992.il推定:ヒストン
H2A.1 [ゥシ]と gfti ref|NP.066408.l|
HZAヒストンファミリー、メンバー P [ヒト] ¥
reflNP_003505.,| H2Aヒストンファミリー、
ンバ— N [ヒト ]¥ ref|NP 003502.11 H2Aヒス
トンファミリー,メンバー 1 [ヒト] ¾ί
ref|NP_003501.l| H2Aヒストンファミリー、
ンパー D [ヒ卜] ¥ ref|NP 003500.11 H2Aヒス
トンファミリー、メンバ— C [ヒト] ίί
ref)XP_5454l 推定:ヒストン Η2Α.1 [ィ
ヌ]と類似 gb|AAH69306.l| H2Aヒストン
ファミリ-、メンバー 1 [ヒト] 1ί
ref|XP_527283.l|推定: g |AAH16677.l| H2Aヒストンファミリ一、メ
FLJ26596 ンパー P [ヒト] ¥ emb|CAD24077.,|ヒストン reflXP 602496.21推定:ヒストン H2A.1 ref|XP_527272.l|推定:ヒストン
HisUWaalタンパク fj [チンパン H2am [ヒト] ¥ emb|CAD24073.l|ヒストン
ジ-]と 8似 [ゥシ】と類似 H2A.1 [チンパンジー]と類似
1、H2al [ヒト] ¥ emb|CAB114l7.l|ヒストン
K H2ak[th]3i emb|CAA16948.l| RP1- 86C1t.5[tH¥ emb|CAA15669.l|ヒストン
t、 H2ai [ヒト] ¥ emb|CAB06037.l|ヒストン
H2A [ヒト] Y emb|CAB06034.t|ヒストン H2A
[t:hlV emb|CAA58539.l|ヒストン H2A [ヒ
h]¥ emb|CAA40417.l|ヒストン H2A.Uヒト]
¥ gb|AA 59974.l|ヒストン H2A [ヒト] ¥
gbAAN59973.t ヒストン H2A[tト]
gb[AAN59972.t ヒストン H2A [ヒト] ¥
gbAAN59970.1 ヒストン H2A [ヒト] ϊί
gbAAN59968.1 ヒストン H2A [ヒト】 ¥
gbAAX38557.1 ヒストン 1 H2ak [合成コン
ストラクト〗 ¥ Kb|AAH7ie68.l| H2Aヒストン
ファミリ-、メンバ- N [ヒト] ¥
gb|AAH32756.l| H2Aヒストンファミリー,
メンバー N [ヒ Hii
sp|P022ei|H2AC HUMA ヒストン
H2A.c/d i/n/p (H2A.1) (H2A/c) (H2A/d)
!(H2A/i) (H2A n) (H2A/p) (H2A.1b)¥
gb|AAC24466.l|ヒストン H2A.lb [ヒト]
B L A S T Xによる相同性解析 2
計算プログラムは blastall 2. 2. 6を使用し、 target DBとして、 swiss-prot: 196277 (2005. 10. 25)、 (Refseq) hs: 24139 (2005. 09. 15)、 (Refseq) mouse: 1 8457 (2005. 09. 15)、 (Refseq) rat: 9252 (2005. 09. 15)を用いた。 cutoff値は 1. 00E-05とした。 また、 以下のデータについてフィルター処理を行った。
Swiss— protに》ナし飞、
• 「ALU SUBFAMILYJ で始まる definitionのもの
• 「Alu subfamilyj で始まる definitionのもの
• 「!!!! ALU SUBFAMILYJ で始まる definitionのもの
· 「B- CELL GROWTH FACTOR PRECURSOR で始まる definitionのもの
. 「墜2」 を含む definitionのもの
• 「PR0LINE- RICH」 で始まる definitionのもの ·
• 「GLYCINE- RICH」 で始まる definitionのもの
• 「EXTENSIN PRECURSOR で始まる definitionのもの
· 「C0LLAGEN」 で始まる definitionのもの
• 「100KD」 で始まる definitionのもの
• 「RETR0VIRUS- RELATED POL P0LYPR0TEIN」 で始まる definitionのもの
• 「CUTICLE C0LLAGENJ で始まる definitionのもの
• 「HYP0THETICAL」 で始まる definitionのもの
· 「HypotheticalJ で始まる definitionのもの
• 「SALIVARY PROLINE- RICH PR0TEINJ で始まる definitionのもの
• 「 IMMEDIATE - EARLY PR0TEINJ で始まる definitionのもの
'ァクセッション No力 S rP49646j であるもの
Ref- seqに対して、 - · 「hypothetical protein 'F 」 で始まる definitionのもの
• 「KIAA」 で始まる definitionのもの
• 「hypothetical protein DKFZ」 で始まる definitionのもの
• 「DKFZ」 で台まる definitionのもの
• 「RIKEN c D NA」 で始まる definitionのもの
• 「hypothetical protein MGC」 で始まる definitionのもの
• [hypothetical proteinj であ o definition (D ^(
· 「hypothetical protein PP」 で始まる definitionのもの
• 「neuronal thread proteinj である definitionのもの-
• 「clone FLBJ で始まる definitionのもの'
• 「hypothetical protein PRO] で始まる definitionのもの
. 「PR00483 proteinj である definitionのもの
. 「MNC」 を含む definitionのもの
• 「M0ST- 1」 を含む definitionのもの
• 「similar to」 で始まる definitionのもの ·
• 「TPR gene on Y」 を含む definitionのもの
• 「HSPC」 で始まる definitionのもの
. 「CGト」 で始まる definitionのもの
• 自分自身のみで構成される ReFSeq配列 (LL_tmplより情報を参照している) 本解析法により得られたァノテーション情報を表 7 — 1〜 7— 8に示す。
可能性のある疾患または状態の別の例は、 OM I Mに登録されている疾患また は状態である。 このような疾患または状態は、 例えば、 H— I n v DBにおい て H— I n v I D番号または H— I n vクラスター I D番号を入力することで 容易に検索できる。 本出願における生理活性物質の標的遺伝子について、 その遣 伝子の存在する染色体、 遺伝子ローカスと、 その遺伝子が関連することが予想さ れるォ一ファン疾患の OM I M情報を、 表 8— 1〜8— 1 1にそれぞれ示す。
可能性のある疾患または状態の別の例は、 標的遺伝子 Yの発現部位における、 または標的遺伝子 Υが単離されたライブラリーが由来する組織における異常を伴 う疾患または状態である。 該発現部位および該組織は、 例えば、 H— I η V D Βにおいて H— I n v c D N A I D番号または H— I n vローカス I D番号 を入力することで容易に検索でき、 これより、 当業者であれば、 疾患または状態 についても類推できる。
可能性のある疾患または状態のさらに別の は、 標的遺伝子 Yまたは下流遺伝 子と相同な遺伝子が関与する疾患または状態である。 当業者は、 相同性検索によ り相同遺伝子を同定し、 次いで該相同遺伝子が関与する疾患または状態を公知の 方法により精査することで、 このような疾患または状態を類推できる。
本発明の標的タンパク質、 標的遺伝子は、 例えば、 所定の疾患または状態に対 する医薬の開発、 あるいは該疾患または状態に対する研究用試薬の開発などに有 用である。
2 . スクリーニング方法、 および該方法により得られる成果物
本発明は、 被験物質が生理活性物質の標的タンパク質またはそれをコードする 遺伝子 (以下、 必要に)^じて 「檩的タンパク質 Y」 あるいは 「標的遺伝子 Υ」 と 省略する場合がある) の発現または機能を調節し得るか否かを評価することを含 む、 生理活性物質のスクリーニング方法、 およびその成果物を提供する。 本発明 のスクリ一二ング方法は、スクリ一二ングされる生理活性物質の種類の観点から、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質、 および標的タンパク質 Υに関 連する機能を調節し得る物質をスクリーニングする方法に大別できる。 本発明の スクリーニング方法はまた、 インビトロ、 インビボまたはインシリコで行うこと ができる。 以下、 それぞれのスクリーニング方法を詳述する。
2 . 1 . 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスクリーニング方法 (スクリ一二ング方法 I )
本発明は、 被験物質が標的タンパク質 Υの発現または機能を調節し得るか否か を評価することを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスク
リーニング方法を提供する。
本スクリ一二ング方法を、必要に応じて「スクリ一ユング方法 I」 と省略する。 スクリーユング方法 Iは、 被験物質が標的タンパク質 Yの発現または機能を調 節し得るか否かを評価し、 標的タンパク質 Yの発現または機能を調節し得る被験 物質を選択することを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質の スクリーニング方法(スクリーユング方法 l a )、並びに被験物質が標的タンパク 質 Yの発現または機能を調節し得るか否かを評価し、 標的タンパク質 Yの発現ま たは機能を調節し得ない被験物質を選択することを含む、 生理活性物質 Xに関連 する作用 (なかでも、 既知標的分子に関連する作用) を調節し得る物質のスクリ —ユング方法 (スクリーニング方法 I b ) に大別できる。 スクリーニング方法 I aは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の調節薬の開発などに有用であ り得る。 また、 スクリーニング方法 I bは、 既知標的分子に関連する作用の調節 能を有し、 且つ生理活性物質 Xが示す副作用が低減した医薬の開発などに有用で あり得る。
2 . 1 . 1 . 標的ダンパク質 Yの発現または機能を調節し得る被験物質を選択す ることを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスクリーニン グ方法 (スクリーニング方法 I a )
本発明は、 被験物質が標的タンパク質 Yの発現または機能を鞸節し得るか否か を評価し、 標的タンパク質 Yの発現または機能を調節し得る被験物質を選択する ことを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスクリ^ "ニング 方法を提供する。
スクリーニング方法に供される被験物質は、 いかなる公知化合物及び新規化合 物であってもよく、 例えば、 核酸、 糖質、 脂質、 タンパク質、 ペプチド、 有機低 分子化合物、 コンビナトリァルケミストリ一技術を用いて作製された化合物ライ ブラリー、 固相合成やファージディスプレイ法により作製されたランダムぺプチ ドライブラリー、 あるいは微生物、 動植物、 海洋生物等由来の天然成分等が挙げ られる。 被験物質は、 標識されていても未標識であってもよく、 また、 標識体と
未標識体を所定の割合で含む混合物も被験物質として使用できる。標識用物質は、 上述したものと同様である。
一実施形態では、スクリーニング方法 I aは、下記の工程 )、 (b )及び(c ) を含む:
( a ) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
( b ) 被験物質の存在下における該タンパク質の機能レベルを測定し、 該機能レ ベルを被験物質の非存在下における該タンパグ質の機能レベルと比較する工程;
( c ) 上記 (b ) の比較結果に基づいて、 該タンパク質の機能レベルの変化をも たらす被験物質を選択する工程。
上記 (a ) 〜 (c ) の工程を含む方法論を、—必要に応じて 「方法論 I」 と省略 する。
方法論 Iの工程 (a ) では、 被験物質が標的タンパク質 Yと接触条件下におか れる。 被験物質の該タンパク質に対する接触は、 溶液中での単離された標的タン パク質 Yと被験物質との接触、 あるいは標的タンパク質 Yを発現可能な細胞又は 組織と被験物質との接触により行われ得る。
標的タンパク質 Yは自体公知の方法により調製できる。 例えば、 上述した発現 組織から標的タンパク質 Yを単離 ·精製できる。 しかしながら、 迅速、 容易かつ 大量に標的タンパク質 Yを調製し、 また、 ヒ ト標的タンパク質 Yを調製するため には、 遺伝子組換え技術により組換えタンパク質を調製するのが好ましい。 組換 えタンパク質は、 細胞系、 無細胞系のいずれで調製したものでもよい。
標的タンパク質 Yを発現可能な細胞は、 標的タンパク質 Yを発現するものであ る限り特に限定されず、 標的タンパク質 Yの発現組織由来の細胞、 標的タンパク 質 Y発現ベクターで形質転換された細胞などであり得る。 該細胞は、 当業者であ れば容易に同定又は調製でき、 初代培養細胞、 当該初代培養細胞から誘導された 細胞株、 市販の細胞株、 セルバンクより入手可能な細胞株などを使用できる。 標 的タンパク質 Yを発現可能な組織は、 上述した発現組織を使用できる。
方法論 Iの工程 (b ) では、 被験物質の存在下における該タンパク質の機能レ
ベルが測定される。 機能レベルの測定は、 タンパク質の種類に応じて自体公知の 方法により行われ得る。 例えば、 標的タンパク質 Yが転写因子である場合には、 標的タンパク質 Yとそれが結合する転写調節 I域とを用いてレポーターァッセィ を行うことにより、 標的タンパク質 Yに関連する機能を調節する物質をスクリー ニングできる。
また、 標的タンパク質 Yが酵素の場合には、 当該酵素の触媒活性の変化に基づ き機能レベルの測定を行うこともできる。 酵素の触媒活性は、 酵素の種類に応じ て基質、 補酵素等を適宜選択することで、 自体公知の方法により測定できる。 さらに、 標的タンパク質 Yが膜タンパク質 (例えば、 受容体、 トランスポータ 一) の場合には、 当該膜タンパク質の機能の変化に基づき、 機能レベルの測定を 行うことができる。 例えば、 標的タンパク質 Yが受容体である場合には、 当該受 容体により媒介される細胞内事象 (例えば、 イノシトールリン脂質の産生、 細胞 内 p H変動、カルシウムイオン ·塩素イオン等のイオンの細胞内動態)に基づき、 本発明のスクリーニング方法が行われ得る。 また、 標的タンパク質 Yがトランス ポーターである場合には、 当該トランスポーターの基質の細胞内濃度変化に基づ き、 本発明のスクリーニング方法が行われ得る。
また、 機能レベルは、 標的タンパク質 Yの総機能レベルに基づいて測定するの ではなく、 標的タンパグ質 Yの個々のァイソフォーム (例えば、 スプライシング バリアント) に対する機能レベルあるいはァイソフォーム間の機能レベル比に基 づいて測定してもよい。
次いで、 被験物質の存在下における標的タンパク質 Yの機能レベルが、 被験物 質の非存在下における標的タンパク質 Yの機能レベルと比較される。 機能レベル の比較は、 好ましくは、 有意差の有無に基づいて行なわれる。 被験物質の非存在 下における標的タンパク質 Yの機能レベルは、 被験物質の存在下における標的タ ンパク質 Yの機能レベルの測定に対し、 事前に測定した機能レベルであっても、 同時に測定した機能レベルであってもよいが、 実験の精度、 再現性の観点から同 時に測定した機能レベルであることが好ましい。
方法論 Iの工程 (c ) では、 該タンパク質の機能レベルの変化をもたらす被験 物質が選択される。 該タンパク質の変化をもたらす被験物質は、 標的タンパク質 Yの機能を促進または抑制し得る。 このように選択された被験物質は、 生理活性 物質 Xに関連する疾患または状態の調節に有用であり得る。
なお、 方法論 Iは、 標的タンパク質 Yに加え、 その共役因子の存在下で行って もよい。 例えば、 標的タンパク質 Yの共役因子として標的タンパク質 Yの阻害因 子を併用した場合、 標的タンパク質 Yとその *役因子との相互作用を妨げる物質 は、 標的タンパク質 Yの機能を促進し得ると考えられる。 また、 標的タンパク質 Yの共役因子として標的タンパク質 Yの活性化因子を併用した場合、 標的タンパ ク質 Yどその共役因子との相互作用を妨げる物質は、 標的タンパク質 Yの機能を 抑制し得ると考えられる。 このように方法論 Iを標的タンパク質 Yの共役因子の 存在下で行うこともまた有益である。 ·
別の実施形態では、 スクリーニング方法 I aは、 下記の工程 (a )、 ( b ) 及び ( c ) を含む:
( a ) 被験物質と標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子の発現を測定 可能な細胞とを接触させる工程;
( b ) 被験物質を接触させた細胞における発現量を測定し、 該発現量を被験物質 を接触させない対照細胞における発現量と比較する工程;
( c ) 上記 (b ) の比較結果に基づいて、 発現量を調節する被験物質を選択する 工程。
上記 (a ) 〜 (c ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 I I」 と省 略する。
方法論 I Iの工程 (a ) では、 被験物質が標的タンパク質 Yの発現を測定可能 な細胞と接触条件下におかれる。 標的タンパク質 Yの発現を測定可能な細胞に対 する被験物質の接触は、 培養培地中で行われ得る。
「標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子 (必要に応じて、 「標的遺伝 子 Y」 と省略) の発現を測定可能な細胞」 とは、 標的遺伝子 Υの産物、 例えば、
転写産物、 翻訳産物 (即ち、 タンパク質) の発現レベルを直接的又は間接的に評 価可能な細胞をいう。 標的遺伝子 Yの産物の発現レベルを直接的に評価可能な細 胞は、 標的遺伝子 Yを天然で発現可能な細胞であり得、 一方、 標的遺伝子 Yの産 物の発現レベルを間接的に評価可能な細胞は、 標的遺伝子 Y転写調節領域につい てレポーターアツセィを可能とする細胞であり得る。
標的遺伝子 Yを天然で発現可能な細胞は、 標的遺伝子 Yを潜在的に発現するも のである限り特に限定されず、 標的遺伝子 Y 恒常的に発現している細胞、 標的 遺伝子 Yを誘導条件下(例えば、薬物での処理)で発現する細胞などであり得る。 該細胞は、 当業者であれば容易に同定でき、 初代培養細胞、 当該初代培養細胞か ら誘導ざれた細胞株、 市販の細胞株、 セルバ クより入手可能な細胞株などを使 用できる。
標的遺伝子 Y転写調節領域についてレポーターァッセィを可能とする細胞は、 標的遺伝子 Y転写調節領域、 当該領域に機能可能に連結されたレポーター遺伝子 を含む細胞である。 標的遺伝子 Y転写調節領域、 レポーター遺伝子は、 発現べク ター中に挿入されている。
標的遺伝子 Y転写調節領域は、 標的遺伝子 Yの発現を制御し得る領域である限 り特に限定されないが、 例えば、 転写開始点から上流約 2 k b pまでの領域、 あ るいは該領域の塩基配列において 1以上の塩基が欠失、 置換若しくは付加された 塩基配列からなり、 且つ標的遺伝子 Yの転写を制御する能力を有する領域などを 挙げることができる。
レポーター遺伝子は、 検出可能なタンパク又は酵素をコードする遺伝子であれ ばよく、 例えば G F P (緑色蛍光タンパク質) 遺伝子、 G U S ( 一ダルク口- ダーゼ) 遺伝子、 L U S (ルシフェラーゼ) 遺伝子、 C A T (クロラムフエニコ ルァセチルトランスフェラーゼ) 遺伝子等が挙げられる。
標的遺伝子 Y転写調節領域、 当該領域に機能可能に連結されたレポーター遺伝 子が導入される細胞は、 標的遺伝子 Y転写調節機能を評価できる限り、 即ち、 該 レポーター遺伝子の発現量が定量的に解析可能である限り特に限定されない。 し
かしながら、 標的遺伝子 Υに対する生理的な転写調節因子を発現し、 標的遺伝子 Υの発現調節の評価により適切であると考えられることから、 該導入される細胞 としては、 標的遺伝子 Υを天然で発現可能な細胞が好ましい。
被験物質と標的遺伝子 Υの発現を測定可能な細胞とが接触される培養培地は、 用いられる細胞の種類などに応じて適宜選択されるが、 例えば、 約 5〜2 0 %の ゥシ胎仔血清を含む最少必須培地 (Μ Ε Μ)、 ダルベッコ改変最少必須培地 ( D M E M) , R P M I 1 6 4 0培地、 1 9 9培地などである。 培養条件もまた、 用いら れる細胞の種類などに応じて適宜決定されるが、 例えば、 培地の- p Hは約 6〜約 8であり、 培養温度は通常約 3 0〜約 4 0 °Cであり、 培養時間は約 1 2〜約 7 2 時間である。
方法論 I Iの工程 (b ) では、 先ず、 被験物質を接触させた細胞における標的 遺伝子 Yの発現量が測定される。 発現量の測定は、 用いた細胞の種類などを考慮 し、 自体公知の方法により行われ得る。
例えば、 標的遺伝子 Yの発現を測定可能な細胞として、 標的遺伝子 Yを天然で 発現可能な細胞を用いた場合、 発現量は、 標的遺伝子 Yの産物、 例えば、 転写産 物又は翻訳産物を対象として自体公知の方法により測定できる。 例えば、 転写産 物の発現量は、 細胞から t o t a 1 R N Aを調製し、 R T— P C R、 ノザンブ ロッテイング等により測定され得る。 また、 翻訳産物の発現量は、 細胞から抽出 液を調製し、 免疫学的手法により測定され得る。 免疫学的手法としては、 放射性 同位元素免疫測定法 (R I A法)、 E L I S A法 (Methods in Enzymol. 70: 419 -439 (1980) )、 蛍光抗体法などが使用できる。
一方、 標的遺伝子 Yの発現を測定可能な細胞として、 標的遺伝子 Y転写調節領 域についてレポーターアツセィを可能とする細胞を用いた場合、 発現量は、 レポ 一ターのシグナル強度に基づき測定され得る。
また、 発現量は、 標的遺伝子 Yの総発現量に基づいて測定するのではなく、 標 的遺伝子 Yの個々のァイソフォーム (例えば、 スプライシングバリアント) に対 する発現量あるいはアイソフォーム間の発現比に基づいて測定してもよい。
次いで、 被験物質を接触させた細胞における標的遺伝子 Yの発現量が、 被験物 質を接触させない対照細胞における標的遺伝子 Υの発現量と比較される。 発現量 の比較は、 好ましくは、 有意差の有無に基づいて行なわれる。 被験物質を接触さ せない対照細胞における標的遺伝子 Υの発現量は、 被験物質を接触させた細胞に おける標的遺伝子 Υの発現量の測定に対し、 事前に測定した発現量であっても、 同時に測定した発現量であってもよいが、 実験の精度、 再現性の観点から同時に 測定した発現量であることが好ましい。 ノ
方法論 I Iの工程 (c ) では、 標的遺伝子 Υの発現量を調節する被験物質が選 択される。標的遺伝子 Υの発現量の調節は、発現量の促進または抑制であり得る。 このように選択された被験物質は、 生理活性物質 Xに関連する作用の調節に有用 であり得る。
また、 方法論 I Iは、 (d ) ( i ) 選択された被験物質が生理活性物質 X.に関連 する作用を調節、 例えば促進または抑制し得ることを確認する工程 (確認工程)、 または ( i i ) 選択された被験物質が有する作用の種類を同定する工程 (同定ェ 程) をさらに含むことができる。 確認工程または同定工程は、 例えば、 正常な動 物に対し、 あるいは 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 の動物まだは モデル動物に対し、 選択された被験物質を投与することで行なわれ得る。 また、 かかる同定工程によれば、 選択された被験物質が有する 「生理活性物質 Xに関連 する作用」 の種類を決定でき、 選択された被験物質が医薬または研究用試薬のい ずれか、 あるいはその両方として使用可能であるか否かを、 および該被験物質が 使用可能な医薬または研究用試薬の種類を確認できる。
別の実施形態では、 スクリーニング方法 I aは、 下記の工程 (a )、 ( b ) 及び ( c ) を含む:
( a ) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
( b ) 被験物質の該タンパグ質に対する結合能を測定する工程;
( c ) 上記 (b ) の結果に基づいて、 該タンパク質に結合能を有する被験物質を 選択する工程。
上記 (a ) 〜 (c ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 I I I」 と 省略する。
方法論 I I Iの工程 (a ) では、 被験物質が標的タンパク質 Yと接触条件下に おかれる。 被験物質の該タンパク質に対する接触は、 溶液中での被験物質と該タ ンパク質との混合により行われ得る。
標的タンパク質 Yは自体公知の方法により調製できる。 例えば、 上述した標的 遺伝子 Yの発現組織から標的タンパク質 Yを単離 ·精製できる。 しかしながら、 迅速、 容易かつ大量に標的タンパク質 Yを調製し、 また、 ヒ ト標的タンパク質 Y を調製するためには、 遺伝子組換え技術により組換えタンパク質を調製するのが 好ましい。 組換えタンパク質は、 細胞系、 無細胞系のいずれで調製したものでも よい。
方法論 I I Iの工程 (b ) では、 該タンパク質に対する被験物質の結合能が測 定される。 測定される 「結合能」 としては、 タンパク質と被験物質の結合を評価 できるものである限り特に限定されないが、 結合量、 結合強度 (親和定数、 結合 速度定数、解離速度定数などのパラメータを含む)、 結合様式 (濃度依存的結合を 含む) が挙げられる。
結合能の測定は、 例えば、 S E C— M S (サイズ排除クロマトグラフィー Z質 量分析) 法により行われ得る (Moy, F. J. et al. , Anal. Chem. , 2001, 73, 57 1-581 参照)。 S E C— M S法では、 (1 ) 精製したタンパク質に混合した多重化 化合物標品を添加した後、 遊離の化合物とタンパク質とを S E Cで分離する工程 と、 (2 ) タンパク質分画に含まれる結合化合物を M Sによって同定する解析工程 と力 ら構成される。 S E C— M S法は、タンパク質、被験物質の双方とも非修飾、 非固定の状態で結合能を解析できる点で優れている。 S E C— M S法では、 被験 物質のタンパク質に対する結合能のみならず、 タンパク質に対する結合における 被験物質の濃度依存性などについても同時に測定できる。
結合能の測定はまた、 表面プラズモン共鳴を利用した測定手段、 例えば、 B i a c o r eにより行われ得る。 B i a c o r eでは、 チップ上に固定したタンパ
ク質において、 被験物質のタンパク質に対する結合及び解離を測定し、 被験物質 を含有しない溶液をチップ上にロードした場合と比較する。 そして、 結合及び解 離の速度あるいは結合量についての結果に基づいて、 タンパク質に結合能を有す る被験物質が選択される。 B i a c o r eでは、 被験物質のタンパク質に対する 結合能のみならず、 結合強度 (例えば、 K d値) などについても同時に測定でき る。
結合能を測定し得る他の方法としては、 例えば、 水晶振動子マイクロバランス (Quartz Crystal Microbalance : QC ) 法、 二面偏波式干渉計 (Dual Polarisat ion Interrerometer: DPI) '法、 Coupled Waveguide Plasmon Resonance法等の S P Rあるいは光学的な手法、 免疫沈降法、 等温滴定および示差走査カロリメ トリ 一、 キヤピラリー電気泳動法、 エナジートランスファー、 蛍光相関分析等の蛍光 分析法、 さらには X線結晶構造解析、 Nuclear Magnetic Resonance (NMR)等の構造 解析法が挙げられる。
また、 結合能の測定に際しては、 標的タンパク質 Y結合性物質をコントロール として用いることもできる。
「標的タンパク質 Y結合性物質」 とは、 標的タンパク質 Yまたはその変異ダン パク質と直接的に相互作用可能な化合物であり、 例えば、 タンパク質、 核酸、 糖 質、 脂質、 低分子有機化合物であり得る。 好ましくは、 標的タンパク質 Y結合性 物質は、 トリメチルコルヒチン酸、 ァセノクマロール、 パラセタモール、 ァセ ト へキサミ ド、 ァセドプロマジン、 ァクチノマイシン D、 アジマリン、 アルベンダ ゾール、 アルフゾシン、 α—メチル一 5—ヒ ドロキシトリプタミン、 ァモキサピ ン、 アンチピリン、 ァジスロマイシン、 ベンズブロマロン、 ベンゼトニゥム、 ベ ンジダミン、 ベルべリン、 ベザフイブラート、 ビカルタミ ド、 ボルジン、 ブロム ペリ ドール、 ブデソニド、 ブピバ力イン、 ブスピロン、 セファゾリン、 セレスチ ンブノレ一、 セファエリン、 クロノレジァゼポキシド、 クロロゲン酸、 クロロチアジ ド、 クロモマイシン A 3、 シクロピロタス、 シサプリ ド、 クラリスロマイシン、 クレミゾーノレ、 クレンプテローノレ、 クロベタゾン、 クロフアジミン、 クロフイ リ
ゥム、 クロミフェン、 クロノくミ ド、 コノレヒチン、 コリスチン、 コネッシン、 コニ イン (D L )、 コラリーネ、 シクロベンザプリン、 シクロペントレート、 シクロス ポリン八、 ジクロフエナク、 ジクロフエナミ ド、 ジフル-サル、 ジヒ ドロス トレ プトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフエ二ドール、 ジピリダモール、 ジゾシルビン、 D 0 8 9 7 Z 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ドキサゾシン、 ドキシサイタリ ン、 エブノレナモニン、 エト ドラク、 フェンベンダゾーノレ、 フェンブフェン、 フエ ノプロフェン、 フノレメキン、 フノレペンチキソーノレ、 フノレフエナジン、 フノレボキサ ミン、 フラゾリ ドン、 ガバペンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 グリベンクラミ ド、 グ リ ピジド、 グラミシジン、 グアンファシン、ハルモール、 ヒ ドロフルメチアジド、 ヒ ドロキシクロロキン、 ヒ ドロキシタクリン (R, S )、 ィホスフアミ ド、 ィォべ ングアン、 ィプロニアジド、 イソキシカム、 イスラジピン、 ジョサマイシン、 ケ トプロフェン、 3—ヒ ドロキシキヌレニン、 リュープロリ ド、 チロキシン L、 リ ドフラジン、 口べリン α (—)、 口ペラミ ド、 マプロチリン、 メベンダゾール、 メ クロフエナム酸、 メタネフリン (D, L )、 メタプロテレノール、 メ トェルゴタミ ン、 メチマゾール、 メ トキサミン、 メ トキシー 6 —ハルマラン、 ミフェプリス ト ン、 ミナプリン、 ミノサイクリン、 ミソプロス トール、 モルシドミン、 モロギシ ジン、 モキサラクタム、 ムピロシン、 ネフォバム、 二カルジピン、 二メスリ ド、 ノルノヽノレマン、 ォキシトシン、ノ ロキセチン、ペルへキシリン、 フェンホルミン、 ピメチキセン、 ピパーロングミン、 ピレンゼピン、 プロベネシド、 プロ力イン、 プロプラノロール、 プロ トリプチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キナクリン、 キニーネ、 レシナミン、 リスペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビル、 スコレリン、 スノレフアジメ トキシン、 スノレファフェナゾ一/レ、 シロシンゴピン、 タモキシフエ ン、 テルコナゾール、 チォプロペラジン、 チォチキセン (c i s )、 トブラマイシ ン、 トルプタミ ド、 トリフロペラジン、 トリメタジジン、 ヴイロキサジン、 キシ ラジン、 ァセチルサリチルサリチノレ酸、 -メタゼバム、 クロバザム、 ァリメマジ ン、 トラニラス ト、 ェバスチン、 プランルカス ト、 メチクロチアジド、 ァラセプ リル、 クリノフイブラート、 ァセチルシスティン、 ブホルミン、 テルグリ ド、 ス
タノゾローノレ、 メスタノロン、 パンテチン、 リマプロスト、 サノレポグレラート、 ァノレガトロバン、 フノレドロキシコノレチド、 スノレフア ドキシン、 ウベ-メタス、 セ レコキシブ、 6—フルフリルァミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポール、 フルォロ クラーリン、 ペンビジン、 ニトラリン、 プロマジン、 スルフアベンズアミ ド、 ァ ルチアジド、 α—エルゴクリプチン、 エブセレン、 フラルタドン、 ピリチルジォ ン、 ベンズチアジド、 レボブノロ一ノレ、 ラロキシフェン、 ノレテオリ ン、 ノ ノレデコ キシブ、 カルボプロスト、 ガべキサート、 まだは標的タンパク質 Υ (生理活性物 質 Xの種類に応じて決定される) に結合能を有するそれらの誘導体 (後述)、 ある いはそれらの塩から選択され得る。
塩としては、 特に限定されないが、 医薬上許容され得る塩が好ましく、 例えば 無機塩基 (例えば、 ナトリウム、 カリウムなどのアルカリ金属;カルシウム、 マ グネシゥムなどのアル力リ土類金属;アルミニウム、アンモニゥム)、有機塩基(例 えば、 トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ピリジン、 ピコリン、 エタノール ァミン、 ジエタノーノレアミン、 トリエタノーノレアミン、ジシク口へキシノレアミン、 Ν, Ν—ジベンジルエチレンジァミン)、 無機酸 (例えば、 塩酸、 臬化水素酸、 硝 酸、硫酸、 リン酸)、有機酸(例えば、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレイン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホ ン酸、ベンゼンスルホン酸、 ρ —トルエンスルホン酸)、塩基性アミノ酸(例えば、 アルギニン、 リジン、 オル-チン) または酸性アミノ酸 (例えば、 ァスパラギン 酸、 グルタミン酸) との塩などが挙げられる。
さらに、 結合能は、 標的タンパク質 Υの総結合能に基づいて測定するのではな く、 標的タンパク質 Υの個々のァイソフォーム (例えば、 スプライシングバリア ント) に対する結合能あるいはァイソフォーム間の結合能比に基づいて測定して もよい。 .
また、 結合能の測定は、 インシリコで行うこともできる。 例えば、 結合能の測 定は、 S B D D (Structure-Based Drug Design : SBDD)ゝ C A D D (Computer-A ided Drug Design) に基づいて行われ得る。 このようなスクリーニングの例とし
ては、 バーチャルスクリーニング; d e n o v oデザイン、 ファーマコフォー 分析、 Q SAR (Quantitative Structure Activity Relationship) など力挙げ. られる。 このようなスクリーユングの際にタンパク質自体、 あるいはタンパク質 の標的部位の立体構造の情報が必要とされる場合、 NMR、 X線結晶解析、 放射 光解析等の構造解析法により立体構造が判明しているならばその情報が使用され、 立体構造が判明していないならば h omo l o g y法、 Th r e a d i n g法等 の構造予測法により得られる情報などが使用ざれる。 また、 バーチャルスクリー ニングでは、 自体公知のプログラムを用いることができ、 このようなプログラム としては、 例えば、 DOCK (Kuntz, I. D. et al. , Science, 1992, 257, 107 8)、 G o 1 d (Jones, G. et al. , J. Mol. Biol. , 1995, 245, 43)、 F 1 e x X (Rarey, M. et al. , J. Mol. Biol. , 1996, 261, 470)、 Au t o D o c k (Mo rris, G. M. et al. , J. Comput. Chem. , 1998, 19, 1639)、 I CM (Abagyan, R. A. et al. , J. Comput. Chem. , 1994, 15, 488) などが挙げられる。
方法論 I I Iの工程 (c) では、 標的タンパク質 Yに結合能を有する被験物質 が選択される。 該タンパク質に結合能を有する被験物質は、 標的タンパク質 Υの 機能を促進または抑制し得る。 ごのように選択された被験物質は、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の調節に有用であり得る。
また、 方法論 I I Iは、 (d) ( i ) 選択された被験物質が生理活性物質 Xに関 連する作用を調節、例えば促進丰たは抑制し得ることを確認する工程(確認工程)、 または ( i i ) 選択された被験物質が有する作用の種類を同定する工程 (同定ェ 程) をさらに含むことができる。 確認工程または同定工程は、 例えば、 正常な動 物に対し、 あるいは 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 の動物または モデル動物に対し、 選択された被験物質を投与することで行なわれ得る。 また、 かかる同定工程によれば、 選択された被験物質が有する 「生理活性物質 Xに関連 する作用」 の種類を決定でき、 選択された被験物質が医薬または研究用試薬のい ずれか、 あるいはその両方として使用可能であるか否かを、 およぴ該被験物質が 使用可能な医薬または研究用試薬の種類を確認できる。
さらに別の実施形態では、 スクリーニング方法 I aは、 下記の工程 (a )、 (b ) 及び ( c ) を含む:
( a ) 被験物質及び標的タンパク質 Y結合性物質を、 檫的タンパク質 Yに接触さ せる工程; '
( b ) 被験物質の存在下における標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク質に 対する結合能を測定し、 該結合能を被験物質の非存在下における標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク質に対する結合能ど比較する工程;
( c ) 上記 (b ) の比較結果に基づいて、 標的タンパク質 Y結合性物質の該タン パク質に対する結合能の変化をもたらす被験物質を選択する工程。
上記 (a ) 〜 ( c ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 I V」 と省 略する。
方法論 I Vの工程 (a ) では、 被験物質、 標的タンパク質 Y結合性物質のいず れもが標的タンパク質 Yと接触条件下におかれる。 被験物質、 標的タンパク質 Y 結合性物質の該タンパク質に对する接触は、 溶液中での被験物質、 標的タンパク 質 Y結合性物質、 該タンパク質の混合により行われ得る。 また、 該タンパク質に 対して被験物質、 標的タンパク質 Y結合性物質を接触させる順番は特に限定ざれ ず、 いずれかを先に該タンパク質に接触させても、 同時に接触させてもよい。 標的タンパク質 Yは自体公知の方法により調製できる。 例えば、 該タンパク質 の調製は、 方法論 I I Iで上述した方法により行われ得る。
標的タンパク質 Y結合性物質は、 標識されていても未標識であってもよく。 ま た、 標識体と未標識体を所定の割合で含む混合物も標的タンパク質 Y結合性物質 として使用できる。 標識用物質は上述の通りである。
方法論 I Vの工程 (b ) では、 先ず、 被験物質の存在下、 標的タンパク質 Y結 合性物質の該タンパク質に対する結合能が測定される。 測定される 「結合能」 と しては、 タンパク質と被験物質の結合を評価できるものである限り特に限定され ないが、 結合量、 結合強度 (親和定数、 結合速度定数、 解離速度定数などのパラ メータを含む)、 結合様式 (濃度依存的結合を含む) が挙げられる。
結合能の測定は、 例えば、 標識された標的タンパク質 Y結合性物質を用いて行 われ得る。 該タンパク質に結合した標的タンパク質 Y結合性物質と未結合の標的 タンパク質 Y結合性物質は、結合能の測定前に分離されてもよい。より詳細には、 結合能の測定は、 方法論 I I I と同様に行われ得る。
また、結合能は、標的タンパク質 Yの総結合量に基づいて測定するのではなく、 標的タンパグ質 Yの個々のァイソフォーム (例えば、スプライシングバリアント) に対する結合能あるいはァイソフォーム間の結合能比に基づいて測定してもよレ、。 次いで、 被験物質の存在下における標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク 質に対する結合能が、 被験物質の非存在下における標的タンパク質 Y結合性物質 の該タンパク質に対する結合能と比較される。 結合能の比較は、 好ましくは、 有 意差の有無に基づいて行われる。 被験物質の非存在下における標的タンパク質 Y 結合性物質の該タンパク質に対する結合能は、 被験物質の存在下における標的タ ンパク質 Y結合性物質の該タンパク質に対する結合能の測定に对し、 事前に測定 した結合能であっても、 同時に測定した結合能であってもよいが、 実験の精度、 再現性の観点から同時に測定した結合能であることが好ましい。
方法論 I Vの工程 (c ) では、 標的タンパク質 Y結合性物質の該タンパク貧に 対する結合能の変化をもたらす被験物質が選択される。結合能の変化は、例えば、 結合能の低下または増加であり得るが、 結合能の低下が好ましい。 このように選 択された被験物質は、 生理活性物質 Xに関連する作用の調節に有用であり得る。 また、 方法論 I Vは、 (d ) ( i ) 選択された被験物質が生理活性物質 Xに関連 する作用を調節、 例えば促進または抑制し得ることを確認する工程 (確認工程)、 または ( i i ) 選択された被験物質が有する作用の種類を同定する工程 (同定ェ 程) をさらに含むことができる。 確認工程または同定工程は、 例えば、 正常な動 物に対し、 あるいは 「生理活性物質 Xに関連する疾患または状態」 の動物または モデル動物に対し、 選択された被験物質を投与することで行なわれ得る。 また、 かかる同定工程によれば、 選択された被験物質が有する 「生理活性物質 Xに関連 する作用」 の種類を決定でき、 選択された被験物質が医薬または研究用試薬のい
ずれか、 あるいはその両方として使用可能であるか否かを、 および該被験物質が 使用可能な医薬または研究用試薬の種類を確認できる。
スクリーニング方法 I aはまた、 動物を用いて行うこともできる。 該動物とし ては、 例えば、 マウス、 ラッ ト、 ハムスター、 モノレモッ ト、 ゥサギ、 ィヌ、 サノレ 等の哺乳動物、 ニヮトリ等の鳥類が挙げられる。 動物を用いて本発明のスクリー ニング方法が行われる場合、 例えば、 標的遺伝子 Yの発現量を調節する被験物質 が選択され得る。 '
スクリーニング方法 I aはさらに、 標的遺伝子 Yの種類に応じた種々の方法論 にて行われ得る。 例えば、 標的遺伝子 Yが細胞内に局在する因子の遺伝子である 場合には、 標的タンパク質 Yの細胞内局在の変化に基づき、 スクリーニング方法
Iを行うこともできる。 所定の細胞内器官に局在する標的タンパク質 Yの量は、 自体公知の方法により測定できる。 例えば、 G F P遺伝子等の蛍光タンパク質を コードする遺伝子と融合させた標的遺伝子 Yを適切な細胞に導入し、 培養培地に おいて被験物質の存在下で培養する。 次いで、 共焦点顕微鏡により所定の細胞内 器官における蛍光シグナルを観察し、 被験物質の非存在下での該器官における蛍 光シグナルと比較すればよい。 また、 標的タンパク質 Yに対する抗体を用いる免 疫染色によっても、 所定の細胞内器官に局在する標的タンパク質 Yの量を測定で きる。
さらに、 標的遺伝子 Yが可溶性 (分泌) 因子の遺伝子である場合には、 動物に おける当該因子の血中濃度の変化に基づき、 スクリーニング方法 I aが行われ得 る。動物への被験物質の投与、動物かちの採血、および因子の血中濃度の測定は、 自体公知の方法により行われ得る。
スクリーニング方法 I aは、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質 のスクリーニングを可能とする。 従って、 スクリーニング方法 I aは、 生理活性 物質 Xに関連する疾患または状態の予防 ·治療剤、 並びに該疾患または該状態の 研究用試薬の開発などに有用である。
2 . _1 . 2 .—標的タンパク質 Yの発現または機能を調節し得ない被験物質を選択
することを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用を調節し得る物質のスクリー二 ング方法 (スクリーニング方法 I b )
本発明は、 被験物質が標的タンパク質 Yの発現または機能を調節し得るか否か を評価し、 標的タンパク質 Yの発現または機能を調節し得ない被験物質を選択す ることを含む、 生理活性物質 Xに関連する作用 (なかでも、 既知標的分子に関連 する作用) を調節し得る物質のスクリーニング方法を提供する。
スクリーニング方法 I bは、 上述した方法論 I〜 I Vの工程 (c ) において変 化をもたらさない、 あるいは結合能又は調節能を有しない被験物質を選択するこ と以外は、 方法論 I〜 I Vと同様に行われ得る。
スク リーニング方法 I bでは、 用いられる被験物質が既知の標的分子の発現ま たは機能を調節し得るものであり得る。 従って、 スクリーニング方法 l bは、 被 験物質が既知の標的分子の発現または機能を調節し得るか否かを評価することを 含む、 既知の標的分子に関連する作用を調節し得る物質のスクリーニング方法と 組合せて用いることができる。.既知の標的分子に関連する作用を調節し得る物質 のスク リーニング方法は、上述したスクリーニング方法 I aと同様に行われ得る。 スク リーニング方法 I bは、 既知標的分子に関連する作用の調節能を有し、 且 つ生理活性物質 Xが示す副作用が低減した医薬の開発を可能とする。 従って、 ス クリーニング方法 I bは、 既知標的分子に関連する作用の調節能を有する既存医 薬の改良などに有用である。
2 . 2 . 標的タンパク質 Yに関連する機能を調節し得る物質のスクリーニング方 法 (スクリーユング方法 I I ) 本発明は、 標的タンパク質 Yに対する生理活性物質 Xの結合能またはそれに関 連する作用に比して、 標的タンパク質 Yに対する被験物質の結合能またはそれに 関連する作用を比較することを含む、 標的タンパク質 Yに関連する機能を調節し 得る物質のスクリーニング方法を提供する。
本スク リーニング方法を、 必要に応じて 「スク リーニング方法 I I」 と省略す る。
一実施形態では、スクリーニング方法 I Iは、下記の工程(a)、 (b)及び(c) を含む:
(a) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
(b) 被験物質の存在下における該タンパク質の機能レベルを測定し、 該機能レ ベルを生理活性物質 Xの存在下における該タンパク質の機能レベルと比較するェ 程;
(c) 上記 (b) の比較結果に基づいて、 該タンパク質の機能レベルの変化をも たらす被験物質を選択する工程。
上記の工程 (a) 〜 (c) を含む方法論は、 工程 (b) の比較対照が 「被験物 質の非存在下における標的タンパク質 Yの機能レベル」 ではなく 「生理活性物質 Xの存在下における標的タンパク質 Yの機能レベル」 であること以外は、 方法論 I と同様である。
別の実施形態では、 スクリーニング方法 I Iは、 下記の工程 (a)、 (b) 及び (c) を含む:
(a) 被験物質と標的タンパク質 Y又はそれをコードする遺伝子の発現を測定可 能な細胞とを接触させる工程; '
(b) 被験物質を接触させた細胞における発現量を測定し、 該発現量を生理活性 物質 Xを接触させた対照細胞における発現量と比較する工程;
(c) 上記 (b) の比較結果に基づいて、 発現量を調節する被験物質を選択する 工程。
上記の工程 (a) 〜 (c) を含む方法論は、 工程 (b) の比較対照が 「被験物 質を接触させない対照細胞における発現量」 ではなく 「生理活性物質 Xを接触さ せた対照細胞における発現量」 であること以外は、 方法論 I I と同様である。 さらに別の実施形態では、 スク リーニング方法 I Iは、 下記の工程 (a)、 (b) 及び ( c ) を含む:
し
(a) 被験物質を標的タンパク質 Yに接触させる工程;
(b) 被験物質の該タンパク質に対する結合能を測定し、 該結合能を生理活性物
質 Xの該タンパク質に対する結合能と比較する工程;
( c ) 上記 (b ) の結果に基づいて、 該タンパク質に結合能を有する被験物質を 選択する工程。 .
上記の工程 (a ) 〜 (c ) を含む方法論は、 工程 (b ) において 「生理活性物 質 Xの標的タンパク質 Yに対する結合能」 を比較对照とすること以外は、 方法論 I I I と同様である。
スクリーニング方法 I Iは、 例えば、 標的ダンパク質 Yに関連する機能を調節 し得る物質、 あるいは標的タンパク質 Yに対するプローブのスクリーユングなど を可能とする。 従って、 スクリーニング方法 I Iは、 標的遺伝子 Yに関連する疾 患または状態の予防 ·治療剤、 並びに該疾患または該状態の研究用試薬のスクリ 一-ングなどに有用である。
2 . 3 . スク リーニング方法により得られる成果物 .
本発明は、 上記スクリーニング方法、 例えばスクリーニング方法 I、 I Iによ り得られる成果物を提供する。
本発明のスクリーニング方法により提供される.成果物は、 本発明のスクリー二 ング方法により得られる物質、 および該スクリーエング方法により得られる物質 を含有してなる、 生理活性の調節剤 (後述) であり得る。
本発明のスクリーニング方法により提供される成果物は、 例えば、 生理活性物 質 Xに関連する疾患または状態、 あるいは標的遺伝子 Yに関連する疾患または状 態の予防 ·治療に、 あるいは該疾患または該状態の研究用試薬などとして有用で ある。
3 . 調節剤
本発明は、 生理活性物質の標的遺伝子の発現または機能を調節する物質を含有 してなる、 生理活性の調節剤を提供する。 本発明の調節剤は、 調節される生理活 性の観点から、 生理活性物質 Xに関連する作用の調節剤、 および標的タンパク質 Yに関連する機能の調節剤に大別できる。 以下、 それぞれの調節剤を詳述する。 3 . 1 . _生理活性物質 Xに関連する作用の調節剤 (調節剤 I )
本発明は、 標的遺伝子 Yの発現又は機能を調節する物質を含有してなる、 生理 活性物質 Xに関連する作用の調節剤を提供する。
本調節剤を、 必要に応じて I"調節剤 I」 と省略する。
標的遺伝子 Yの発現又は機能を調節する物質は、 例えば、 標的遺伝子 Yの発現 を抑制する物質であり得る。 発現とは、 標的遺伝子 Y翻訳産物が産生され且つ機 能的な状態でその作用部位に局在することをいう。 従って、 発現を抑制する物質 は、 遺伝子の転写、 転写後調節、 翻訳、 翻訳後修飾、 局在化及びタンパク質フォ 一ルディング等の、 いかなる段階で作用するものであってもよい。
詳細には、 標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質としては、 転写抑制因子、 RN Aポリメラーゼ阻害剤、 RNA分解酵素、 タ パク質合成阻害剤、 核内移行阻害 剤、 タンパク質分解酵素、 タンパク質変性剤等が例示されるが、 細胞内で発現す る他の遺伝子 · タンパク質に及ぼす悪影響を最小限にするためには、 標的分子に 特異的に作用し得る物質であることが重要である。
標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質の例は、 標的遺伝子 Yの転写産物、 詳細に は mRNAもしくは初期転写産物に対するアンチセンス核酸である。「アンチセン ス核酸」 とは、.標的 mRNA (初期転写産物) を発現する細胞の生理的条件下で 該標的 mRNA (初期転写産物) とハイブリダィズし得る塩基配列からなり、 且 つハイブリダィズした状態で該標的 mRNA (初期転写産物) にコードされるポ リぺプチドの翻訳を阻害し得る核酸をいう。 アンチセンス核酸の種類は DNAで あっても RNAであってもよいし、 あるいは DNAZRNAキメラであってもよ レ、。 また、 天然型のアンチセンス核酸は、 細胞中に存在する核酸分解酵素によつ てそのリン酸ジエステル結合が容易に分解されるので、 本発明のアンチセンス核 酸は、 分解酵素に安定なチォリン酸型 (リン酸結合の P=0を P = Sに置換) や 2, —O—メチル型等の修飾ヌクレオチドを用いて合成もできる。 アンチセンス 核酸の設計に重要な他の要素として、 水溶性及び細胞膜透過性を高めること等が 挙げられるが、 これらはリボソームやマイクロスフヱァを使用するなどの剤形の 工夫によっても克服できる。
アンチセンス核酸の長さは、 標的遺伝子 Yの転写産物と特異的にハイプリダイ ズし得る限り特に制限はなく、 短いもので約 1 5塩基程度、 長いもので mRNA (初期転写産物) の全配列に相補的な配列を含むような配列であってもよい。 合 成の容易さや抗原性の問題等から、 例えば約 1 5塩基以上、 好ましくは約 1 5〜 約 30塩基からなるオリゴヌクレオチドが例示される。
アンチセンス核酸の標的配列は、 アンチセンス核酸がハイプリダイズすること により、 標的遺伝子 Yもしくはその機能的断片の翻訳が阻害される配列であれば 特に制限はなく、 mRNAの全配列であっても部分配列であってもよいし、 ある いは初期転写産物のイントロン部分であってもよいが、 アンチセンス核酸として オリゴヌクレオチドを使用する場合は、標的配列は標的遺伝子 Yの mRNAの 5, 末端からコード領域の C末端までに位置することが望ましい。
さらに、 アンチセンス核酸は、 標的遺伝子 Yの転写産物とハイブリダィズして 翻訳を阻害するだけでなく、 二本鎖 DNA形態の標的遺伝子 Yと結合して三重鎖 (トリプレックス) を形成し、 mRNAへの転写を阻害し得るものであってもよ い。
標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質の別の例は、 標的遺伝子 Y転写産物、 詳細 には mRNAもしくは初期転写産物を、 コード領域の内部 (初期転写産物の場合 はイントロン部分を含む)で特異的に切断し得るリポザィムである。「リポザィム」 とは核酸を切断する酵素活性を有する RNAをいうが、 最近では当該酵素活性部 位の塩基配列を有するオリゴ DNAも同様に核酸切断活性を有することが明らか になっているので、 本発明では配列特異的な核酸切断活性を有する限り DNAを も包含する概念として用いるものとする。 リボザィムとして最も汎用性の高いも のとしては、 ウイロイ ドやウィルソィ ド等の感染性 RN Aに見られるセルフスプ ライシング RN Aがあり、 ハンマーヘッ ド型やヘアピン型等が知られている。 ま た、 リボザィムを、 それをコードする DNAを含む発現ベクターの形態で使用す る場合には、 細胞質への移行を促進するために、 t RNAを改変した配列をさら に連結したハイブリッドリボザィムとすることもできる [Nucleic Acids Res. ,
29(13): 2780-2788 (2001)]。
標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質のさらに別の例は、 デコイ核酸である。 デ コィ核酸とは、 転写調節因子が結合する領域を模倣する核酸分子をいい、 標的遣 伝子 Υの発現を抑制する物質としてのデコイ核酸は、 標的遺伝子 Υに対する転写 活性化因子が結合する領域を模倣する核酸分子であり得る。
デコイ核酸としては、 例えば、 リン酸ジエステル結合部分の酸素原子を硫黄原 子で置換したチオリン酸ジエステル結合を有ずるオリゴヌクレオチド (S—オリ ゴ)、又はリン酸ジエステル結合の代わりに電荷を持たないメチルホスフエ一ト基 で置換したオリゴヌクレオチドなど、 生体内でオリゴヌクレオチドが分解を受け にくくするために改変したオリゴヌクレオチ などが挙げられる。 デコイ核酸は 転写活性化因子が結合する領域と完全に一致していてもよいが、 標的遺伝子 Υに 対する転写活性化因子が結合し得る程度の同一性を保持していればよい。 デコイ 核酸の長さは転写活性化因子が結合する限り特に制限されない。 また、 デコイ核 酸は、 同一領域を反復して含んでいてもよい。
標的遺伝子 Υの発現を抑制する物質のさらに別の例は、標的遺伝子 Υ転写産物、 詳細には mRNAもしくは初期転写産物のコード領域内の部分配列 (初期転写産 物の場合はイントロン部分を含む) に相補的な二本鎖オリゴ RNA、 いわゆる s i RNAである。 短い二本鎖 RNAを細胞内に導入するとその RNAに相補的な mRNAが分解される、 いわゆる RNA干渉 (RNA i ) と呼ばれる現象は、 以 前から線虫、 昆虫、 植物等で知られていたが、 最近、 この現象が動物細胞でも起 こることが確認されたことから [Nature, 411(6836): 494-498 (2001)]、 リボザ ィムの代替技術として注目されている。 s i RNAとしては、 後述の通り自ら合 成したものを使用できるが、 市販のものを用いてもよい。
アンチセンスオリゴヌクレオチド及びリボザィムは、 標的遺伝子 Yの c DNA 配列もしくはゲノミック DNA配列に基づいて標的遺伝子 Y転写産物、 詳細には mRNAもしくは初期転写産物の標的配列を決定し、 市販の DNAZRNA自動 合成機 (アプライ ド ·バイオシステムズ社、 ベックマン社等) を用いて、 これに
相補的な配列を合成することにより調製できる。 デコイ核酸、 s i R N Aは、 セ ンス鎖及びアンチセンス鎖を D N A/ R N A自動合成機でそれぞれ合成し、 適当 なアニーリング緩衝液中、 約 9 0〜約 9 5 °Cで約 1分程度変性させた後、 約 3 0 〜約 7 0 °Cで約 1〜約 8時間ァニーリングさせることにより調製できる。 また、 相補的なオリゴヌクレオチド鎖を交互にオーバーラップするように合成して、 こ れらをァニーリングさせた後リガーゼでライグーションすることにより、 より長 い二本鎖ポリヌクレオチドを調製できる。
標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質の別の例は、 標的タンパク質 Yに対する抗 体である。 該抗体は、 ポリクローナル抗体、 モノクローナル抗体のいずれであつ てもよく、 周知の免疫学的手法により作製できる。 また、 該抗体は、 抗体のフラ グメント (例えば、 Fab、 F (ab' ) 2)、 組換え抗体 (例えば、 単鎖抗体) であって もよい。 さらに、 該抗体をコードする核酸 (プロモーター活性を有する核酸に機 能可能に連結されたもの) もまた、 標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質として好 ましい。
例えば、 ポリクローナル抗体は、 標的タンパク質 Yあるいはそのフラグメント (必要に応じて、 ゥシ血清ァノレブミン、 K L H (Keyhole Limpet Hemocyanin) '等 のキャリアタンパク質に架橋した複合体とすることもできる) を抗原として、 巿 販のアジュバント (例えば、 完全または不完全フロイントアジュバンド) ととも に、 動物の皮下あるいは腹腔内に 2〜 3週間おきに 2〜 4回程度投与し (部分採 血した血清の抗体価を公知の抗原抗体反応により測定し、 その上昇を確認してお く)、最終免疫から約 3〜約 1 0日後に全血を採取して抗血清を精製することによ り取得できる。 抗原を投与する動物どしては、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ャギ、 モルモット、 ハムスターなどの哺乳動物が挙げられる。
また、 モノクローナル抗体は、 細胞融合法 (例えば、 渡邊武、 細胞融合法の原 理とモノクローナル抗体の作 β¾、谷内昭、 高撟利忠編、 「モノクローナル抗体とが んー基礎と臨床一」、 第 2- 14頁、 サイエンスフォーラム出版、 1985年) により作 製することができる。 例えば、 マウスに該因子を市販のアジュバントと共に 2〜
4回皮下あるいは腹腔内に投与し、 最終投与の約 3日後に脾臓あるいはリンパ節 を採取し、 白血球を採取する。 この白血球と骨髄腫細胞 (例えば、 N S _ 1, P 3 X 6 3 A g 8など) を細胞融合して該因子に対するモノクローナル抗体を産生 するハイプリ ドーマを得る。細胞融合は P E G法 [J. Immunol. Methods, 81 (2): 223-228 (1985) ] でも電圧パルス法 [Hybridoma, 7 (6): 627-633 (1988) ] であつ てもよい。 所望のモノクローナル抗体を産生するハイブリ ドーマは、 周知の E I Aまたは R I A法等を用いて抗原と特異的に結合する抗体を、 培養上清中から検 出することにより選択できる。 モノクローナル抗体を産生するハイプリ ドーマの 培養は、 インビトロ、.またはマウスもしくはラット、 このましくはマウス腹水中 等のインビボで行うことができ、 抗体はそれぞれハイプリ ドーマの培養上清およ び動物の腹水から取得できる。
しかしながら、ヒ トにおける治療効果と安全性を考慮すると、本発明の抗体は、 キメラ抗体、 ヒ ト化又はヒ ト型抗体であってもよい。 キメラ抗体は、 例えば 「実 験医学 (臨時増刊号) , Vol. 6, No. 10, 1988J , 特公平3 -73280号公報等を、 ヒ ト 化抗体は、 例えば特表平 4- 506458号公報、 特開昭 62- 296890号公報等を、 ヒ ト抗 体は、 例えば 「Nature Genetics, Vol. 15, p. 146- 156, 1997」、 「Nature Genetic s, Vol. 7, p. 13-21, 1994」、 特表平 4- 504365号公報、 国際出願公開 W094/25585 号公報、 「日経サイエンス、 6月号、 第 4 0〜第 5 0頁、 1 9 9 5年」、 「Nature, Vol. 368, p. 856-859, 1994」、 特表平 6-500233号公報等を参考にそれぞれ作製す ることができる。
標的遺伝子 Yの発現又は機能を調節する物質はまた、 標的遺伝子 Yの機能を抑 制する物質であり得る。
標的遺伝子 Yの機能を抑制する物質としては、 標的遺伝子 Yの作用を妨げ得る 物質である限り特に限定されないが、 他の遺伝子 · タンパク質に及ぼす悪影響を 最小限にするためには、 標的分子に特異的に作用し得る物質であることが重要で ある。 標的遺伝子 Yの機能を特異的に抑制する物質としては、 標的タンパク質 Y のドミナントネガティブ変異体、 該変異体をコードする核酸 (プロモーター活性
を有する核酸に機能可能に連結されたもの) が例示される。
標的タンパク質 Yのドミナントネガティブ変異体とは、 標的タンパク質 Yに対 する変異の導入によりその活性が低減したものをいう。 該ドミナントネガティブ 変異体は、 天然の標的タンパク質 Yと競合することで間接的にその活性を阻害す ることができる。 該ドミナントネガティブ変異体は、 標的遺伝子 Yをコードする 核酸に変異を導入することによって作製することができる。 変異としては、 例え ば、 機能性ドメインにおける、 当該ドメインが担う機能の低下をもたらすような アミノ酸の変異 (例えば、 1以上のアミノ酸の欠失、置換、付加) が挙げられる。 該変異は、 P C Rや公知のキットを用いる自体公知の方法により導入できる。 標的遺伝子 Yの発現を抑制する物質が、 .核酸分子である場合、 本発明の調節剤 は、 該核酸分子をコードする発現ベクターを有効成分とすることもできる。 当該 発現ベクターは、 上記の核酸分子をコードするオリゴヌクレオチドもしぐはポリ ヌクレオチドが、 投与対象である哺乳動物の細胞内でプロモーター活性を発揮し 得るプロモーターに機能的に連結されていなければならない。 使用されるプロモ 一ターは、投与対象である哺乳動物で機能し得るものであれば特に制限はないが、 例えば、 S V 4 0由来初期プロモーター、 サイ トメガロウィルス L T R、 ラウス 肉腫ウィルス L T R、 M o M u L V由来 L T R、 アデノウイルス由来初期プロモ 一ター等のウィルスプロモーター、 並びに 3—ァクチン遺伝子プロモーター、 P G K遺伝子プロモーター、 トランスフェリン遺伝子プロモーター等の哺乳動物の 構成タンパク質遺伝子プロモーターなどが挙げられる。
発現ベクターは、 好ましくは核酸分子をコードするオリゴ (ポリ) ヌクレオチ ドの下流^:転写終結シグナル、すなわちターミネータ一領域を含有する。さらに、 形質転換細胞選択のための選択マーカー遺伝子 (テトラサイクリン、 アンピシリ ン、 カナマイシン、 ハイグロマイシン、 ホスフィノスリシン等の薬剤に対する抵 抗性を付与する遺伝子、 栄養要求性変異を相補する遺伝子等) をさらに含有する こともできる。
発現ベクターとして使用される基本骨格のベクターは特に制限されないが、 ヒ
ト等の哺乳動物への投与に好適なベクターとしては、 レトロウイルス、 アデノウ ィルス、 アデノ随伴ウィルス、 ヘルぺスウィルス、 ワクシニアウィルス、 ボック スゥイノレス、 ポリオウイノレス、 シンドビスウイノレス、 センダイウイノレス等のウイ ルスベクターが挙げられる。 アデノウイルスは、 遺伝子導入効率が極めて高く、 非***細胞にも導入可能である等の利点を有する。 但し、 導入遺伝子の宿主染色 体への組込みは極めて稀であるので、 遺伝子発現は一過性で通常約 4週間程度し か持続しない。 治療効果の持続性を考慮すれば、 比較的遺伝子導入効率が高く、 非***細胞にも導入可能で、 且つ逆位末端繰り返し配列 ( I T R ) を介して染色 体に組み込まれ得るアデノ随伴ウィルスの使用もまた好ましい。
標的ダンパク質 Yの発現又は機能を調節する物質はまた、 トリメチルコルヒチ ン酸、 ァセノクマロール、 パラセタモール、 ァセトへキサミ 、、 ァセトプロマジ ン、 ァクチノマイシン D、 アジマリン、 ァノレベンダゾー^/、 了/レフゾシン、 α— メチル一 5—ヒ ドロキシトリプタミン、 ァモキサピン、 アンチピリン、 アジスロ マイシン、 べンズブロマロン、 ベンゼトニゥム、 べンジダミ ン、 ベノレべリン、 ベ ザフイブラート、 ビカルタミ ド、 ボルジン、 ブロムペリ ドール、 ブデソニド、 ブ ピバカイン、 ブスピロン、 セファゾリン、 セレスチンブノレー、 セファエリン、 ク 口ルジァゼポキシド、 クロロゲン酸、 クロ口チアジド、 クロモマイシン A 3、 シ クロピロタス、 シサプリ ド、 クラリスロマイシン、 クレミゾール、 クレンブテロ 一ノレ、 クロベタゾン、 クロフアジミン、 クロフイ リ ゥム、 クロミフェン、 クロノく ミ ド、 コルヒチン、 コリスチン、 コネッシン、 コニイン (D L )、 コラリーネ、 シ クロベンザプリン、 シクロペントレート、 シクロスポリン八、 ジクロフエナク、 ジクロフエナミ ド、 ジフル二サル、 ジヒ ドロス トレプトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフエ二ドール、 ジピリダモール、 ジゾシルビン、 D 0 8 9 7 Z 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ドキサゾシン、 ドキシサイクリン、 エブルナモニン、 エト ド ラタ、 フェンベンダゾーノレ、 フェンブフェン、 フエノプロフェン、 フノレメキン、 フルペンチキソーノレ、 フノレフエナジン、 フノレボキサミ ン、 フラゾリ ドン、 ガバぺ ンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 ダリベンクラミ ド、 グリピジド、 ダラミシジン、 グ
アンファシン、 /、ノレモーノレ、 ヒ ドロフノレメチアジド、 ヒ ドロキシクロ口キン、 ヒ ドロキシタクリン(R, S )、ィホスフアミ ド、ィォベンダアン、ィプロニアジド、 イソキシカム、 イスラジピン、.ジョサマイシン、 ケトプロフェン、 3—ヒ ドロキ シキヌレニン、 リュープロリ ド、チロキシン L、 リ ドフラジン、 口べリン α (—)、 口ペラミ ド、 マプロチリン、 メベンダゾーノレ、 メク口フエナム酸、 メタネフリン ( D , L )、 メタプロテレノール、 メ トエルゴタミン、 メチマゾール、 メ トキサミ ン、 メ トキシー 6—ハルマラン、 ミフェプリス トン、 ミナプリン、 ミノサイタリ ン、 ミソプロス ト一 ^、 モノレシドミン、 モロキシジン、 モキサラクタム、 ムピロ シン、 ネフォバム、 二力 ^/ジピン、 二メスリ ド、 ノ^^ハノレマン、 ォキシトシン、 パロキセチン、 ぺノレへキシリン、 フェンホノレ ン、 ピメチキセン、 ピパーロング ミン、 ピレンゼピン、 プロベネシド、 プロ力イン、 プロプラノロール、 プロ トリ プチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キナクリン、 キニーネ、 レシナミン、 リス ペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビノレ、 スコレリン、 ス^/フアジメ トキシン、 スノレ ファフェナゾ一/レ、 シロシンゴピン、 タモキシフェン、 テノレコナゾ一ノレ、 チォプ 口ペラジン、 チォチキセン (c i s ) , トブラマイシン、 トルプタミ ド、 トリフロ ペラジン、 トリメタジジン、 ヴイロキサジン、 キシラジン、 ァセチルサリチルサ リチノレ酸、 二メタゼバム、 クロバザム、 ァリメマジン、 トラニラス ト、 エバスチ ン、 プランルカス ト、 メチクロチアジド、 ァラセプリル、 ク リノフイブラート、 ァセチノレシスティン、 ブホノレミン、 テノレグリ ド、 スタノゾローノレ、 メスタノロン、 パンテチン、 リマプロス ト、 サルポダレラート、 アルガトロバン、 フルドロキシ コノレチド、 スノレフア ドキシン、 ウベニメタス、 セレコキシブ、 6—フノレフリノレア ミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポール、 フルォロクラーリン、 ペンビジン、 ニト ラリン、 プロマジン、 スルフアベンズアミ ド、 アルチアジド、 α—エルゴク リプ チン、 エブセレン、 フラルタ ドン、 ピリチルジオン、 ベンズチアジド、 レボブノ ローノレ、 ラロキシフェン、 ノレテオリン、 バノレデコキシブ、 カノレボプロス ト、 ガべ キサート、 または標的タンパク質 Υに結合能を有するそれらの誘導体 (後述)、 あ るいはそれらの塩であり得る。
調節剤 Iは、標的遺伝子 Yの発現又は機能を調節する物質に加え、任意の担体、 例えば医薬上許容され得る担体を含むことができる。
医薬上許容され得る担体としては、 例えば、 ショ糖、 デンプン、 マンニット、 ソルビッ ト、 乳糖、 グルコース、 セルロース、 タルク、 リン酸カルシウム、 炭酸 カルシウム等の賦形剤、 セルロース、 メチノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピ/レセ ルロース、 ポリプロピルピロリ ドン、 ゼラチン、 アラビアゴム、 ポリエチレング リコール、 ショ糖、 デンプン等の結合剤、 デシプン、 カルボキシメチルセル.ロー ス、 ヒ ドロキシプロピルスターチ、 ナトリ ウムーグリ コールースターチ、 炭酸水 素ナトリ ウム、 リン酸カルシウム、 クェン酸カルシウム等の崩壊剤、 ステアリン 酸マグネシウム、 エア口ジル、 タルク、 ラウリル硫酸ナトリウム等の滑剤、 タエ ン酸、 メントール、 グリシルリシン ' アンモニゥム塩、 グリシン、 オレンジ粉等 の芳香剤、 安息香酸ナトリウム、 亜硫酸水素ナトリウム、 メチルパラベン、 プロ ピルパラベン等の保存剤、 クェン酸、 クェン酸ナトリ ウム、 酢酸等の安定剤、 メ チルセルロース、ポリ ビニルピロリ ドン、ステアリン酸アルミニウム等の懸濁剤、 界面活性剤等の分散剤、 水、 生理食塩水、 オレンジジュース等の希釈剤、 カカオ 脂、 ポリエチレングリコール、 白灯油等のベースワックスなどが挙げられるが、 それらに限定されるものではない。
経口投与に好適な製剤は、 水、 生理食塩水、 オレンジジュースのような希釈液 に有効量の物質を溶解させた液剤、 有効量の物質を固体や顆粒として含んでいる カプセル剤、 サッシヱ剤または錠剤、 適当な分散媒中に有効量の物質を懸濁させ た懸濁液剤、 有効量の物質を溶解させた溶液を適当な分散媒中に分散させ乳化さ せた乳剤等である。
非経口的な投与 (例えば、 皮下注射、 筋肉注射、 局所注入、 腹腔内投与など) に好適な製剤としては、 水性および非水性の等張な無菌の注射液剤があり、 これ には抗酸化剤、 緩衝液、 制菌剤、 等張化剤等が含まれていてもよい。 また、 水性 および非水性の無菌の懸濁液剤が挙げられ、これには懸濁剤、可溶化剤、増粘剤、 安定化剤、 防腐剤等が含まれていてもよい。 当該製剤は、 アンプルやバイアルの
ように単位投与量あるいは複数回投与量ずつ容器に封入することができる。また、 有効成分および医薬上許容され得る担体を凍結乾燥し、 使用直前に適当な無菌の ビヒクルに溶解または懸濁すればよい状態で保存することもできる。
調節剤 Iの投与量は、 有効成分の活性や種類、 病気の重篤度、 投与対象となる 動物種、投与対象の薬物受容性、体重、年齢等によって異なり一概に云えないが、 通常、 成人 1 日あたり有効成分量として約 0 . 0 0 1〜約 S O O m g / k gであ る。 ノ
調節剤 Iは、 生理活性物質 Xに関連する作用の調節、 例えば抑制又は促進を可 能とする。 従って、 調節剤 Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の予 防 ·治療に、 並びに該疾患または該状態の研究用試薬などに有用である。
3 . 2 . 標的タンパク質 Yに関連する機能の調節剤 (調節剤 I I )
本発明は、 生理活性物質 Xを含有してなる標的タンパク質 Yに関連する機能の 調節剤を提供する。
本調節剤を、 必要に応じて 「調節剤 I I」 と省略する。
生理活性物質 Xは、 トリメチルコルヒチン酸、 ァセノクマロール、 パラセタモ ール、 ァセ卜へキサミ ド、 ァセトプロマジン、 ァクチノマイシン D、 アジマリン、 ァノレベンダゾーノレ、 ア^/フゾシン、 α—メチ^^— 5—ヒ ドロキシト リプタミン、 ァモキサピン、 アンチピリ ン、 ァジスロマイシン、 ベンズブロマロン、 ベンゼト 二ゥム、 ベンジダミン、 ベノレべリン、 ベザフイブラート、 ビカノレタミ ド、 ボルジ ン、 ブロムペリ ドール、 ブデソ二ド、 ブピバ力イン、 ブスピロン、 セファゾリン、 セレスチンブゾレー、 セファエリン、 クロ^/ジァゼポキシド、 クロロゲン酸、 クロ 口チアジド、 クロモマイシン A 3、 シクロピロタス、 シサプリ ド、 クラリスロマ イシン、 クレミゾーノレ、 クレンブテローノレ、 クロベタゾン、 クロフアジミン、 ク ロフイ リ ゥム、 クロミフェン、 クロパミ ド、 コノレヒチン、 コリスチン、 コネッシ ン、 コニイン (D L )、 コラリーネ、 シクロベンザプリン、 シクロペントレート、 シクロスポリン八、 ジクロフエナク、 ジクロフエナミ ド、 ジフル-サル、 ジヒ ド 口ス トレプトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフヱ二ドーノレ、 ジピリダモー A^、 ジゾシ
ルビン、 D O 8 9 7 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ドキサゾシン、 ドキシ サイク リン、 エブノレナモニン、 エト ドラク、 フェンベンダゾーノレ、 フェンブフエ ン、 フエノプロフェン、 フノレメキン、 フノレペンチキノール、 フノレフエナジン、 フ ルポキサミン、 フラゾリ ドン、 ガバペンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 グリベンクラ ミ ド、 グリ ピジド、 グラミシジン、 グアンファシン、 ハルモール、 ヒ ドロフノレメ チアジド、 ビドロキシクロロキン、 ヒ ドロキシタクリン (R, S )、 ィホスフアミ ド、 ィォベンダアン、 ィプロ-アジド、 イソギシカム、 イスラジピン、 ジョサマ イシン、 ケトプロフェン、 3—ヒ ドロキシキヌレニン、 リュープロリ ド、 チロキ シン L、 リ ドフラジン、 口べリン α (—)、 口ペラミ ド、 マプロチリン、 メベンダ ゾール、 メクロフヱナム酸、 メタネフリン (D, L )、 メタプロテレノール、 メ ト エノレゴタミン、 メチマゾーノレ、 メ トキサミン、 メ ト シ一 6—ハノレマラン、 ミフ ェプリス トン、 ミナプリン、 ミノサイクリン、 ミソプロス トール、 モルシドミン、 モロキシジン、 モキサラクタム、 ムピロシン、 ネフォバム、 二力 ^/ジピン、 ニメ スリ ド、 ノノレハノレマン、 ォキシトシン、 ノ、。口キセチン、 ぺノレへキシリ ン、 フェン ホノレミン、 ピメチキセン、 ピパーロングミン、 ピレンゼピン、 プロベネシド、 プ ロカイン、 プロプラノロール、 プロ トリプチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キ ナクリン、 キニーネ、 レシナミン、 リスペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビル、 ス コレリ ン、 ス/レフアジメ トキシン、 スノレファフェナゾーノレ、 シロシンゴピン、 タ モキシフェン、 テノレコナゾ一ノレ、 チォプロペラジン、 チォチキセン ( c i s )、 ト ブラマイシン、 トルプタミ ド、 トリフロペラジン、 トリメタジジン、 ヴイロキサ ジン、 キシラジン、 ァセチルサリチルサリチル酸、 二メタゼバム、 クロバザム、 ァリメマジン、 トラニラス ト、ェバスチン、 プランルカス ト、 メチクロチアジド、 ァラセプリル、 クリノフイブラート、 ァセチルシスティン、 ブホルミン、 テルグ リ ド、 スタノゾロール、 メスタノロン、 パンテチン、 リマプロス ト、 サノレポグレ ラート、 ァノレガトロバン、 フノレドロキシコノレチド、 スノレフア ドキシン、 ウベニメ クス、 セレコキシブ、 6—フ^/フリノレアミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポーノレ、 フノレオロタラーリン、 ペンビジン、 ニトラリン、 プロマジン、 スノレフアベンズァ
ミ ド、 ァノレチアジド、 α—ェ ゴクリプチン、 エブセレン、 フラ タ ドン、 ピリ チ^/ジオン、 ベンズチアジド、 レボブノロ一^/、 ラロキシフェン、 ^/テオリン、 バルデコキシブ、 カルボプロスト、 ガべキサート、 または標的タンパク質 Υに結 合能を有するそれらの誘導体 (後述)、 あるいはそれらの塩であり得る。
調節剤 I Iは、 生理活性物質 Xに加え、 任意の担体、 例えば、 医薬上許容され 得る担体を含むことができる。 調節剤 I Iの投与量は、 調節剤 I と同様である。 調節剤 I Iは、 標的タンパク質 Υに関連する'機能の調節、 例えば抑制又は促進 を可能とする。 従って、 調節剤 I Iは、 標的遺伝子 Υに関連する疾患または状態 の予防 ·治療に、 並びに該疾患の研究用試薬などに有用である。
4 . 誘導体の製造方法、 および該方法により獰られる成果物
4 . 1 . 誘導体の製造方法
本発明は、 標的遺伝子の発現または機能を調節し得るように生理活性物質を誘 導体化することを含む、 生理活性物質の誘導体の製造方法を提供する。
誘導体化とは、 リード化合物中の特定の原子または基を、 他の原子または基で 置換することにより得られる化合物、 あるいはリード化合物に対する付加反応に より得られる化合物を仮想的に、または実際に合成することを意味する。例えば、 リード化合物は、 生理活性物質 Xであり得る。
生理活性物質 Xの誘導体化は、 標的遺伝子 Υの発現または機能の調節能を保持 するように、 必要に応じて、 得られる誘導体の水溶性 Ζ脂溶性、 安定性、 体内動 態、 バイオアベイラビリティ一、 毒性等のその他の性質についても考慮するよう に行われ得る。 生理活性物質 Xの誘導体化は、 例えば、 標的遺伝子 Υの発現また は機能の調節能を向上し得るように誘導体化され得る。 生理活性物質 Xの誘導体 化はまた、 標的タンパク質 Υに関連する機能を調節し得るように誘導体化され得 る。
標的遺伝子 Υの発現または機能の調節能を保持するような生理活性物質 Xの誘 導体化は、 例えば、 S B D D (Structure- Based Drug Design : SBDD)、 C A D D (Computer- Aided Drug Design) に基づいて行われ得る。 このような設計の例と
しては、 バーチヤノレスクリーニング、 d e n o v oデザイン、 ファーマコフォ 一分析、 Q S AR (QuantitativeStructure Activity Relationship) など力 S挙げ られる。 このような設計の際にタンパク質自体、 あるいはタンパク質の標的部位 の立体構造の情報が必要とされる場合、 NMR、 X線結晶解析、 放射光解析等の 構造解析法により立体構造が判明しているならばその情報が使用され、 立体構造 が判明していないならば h omo l o g y法、 Th r e a d i n g法等の構造予 測法により得られる情報などが使用される。 また、 バーチャルスクリーニングで は、自体公知のプログラムを用いることができ、このようなプログラムとしては、 例えば、 DOCK (Kuntz, I. D. et al. , Science, 1992, 257, 1078)、 G o l d (Jones, G. et al. , J. Mol. Biol. , 1995, 245, 43)、 F 1 e x X (Rarey, M. et al. , J. Mol. Biol. , 1996, 261, 470)、 A t u t o D o c k (Morris, G. . et al. , J. Comput. Chem. , 1998, 19, 1639)、 I C M (Abagyan, R. A. et al., J. Comput. Chem. , 1994, 15, 488) などが挙げられる。
標的遺伝子 Yの発現または機能の調節能を保持するような生理活性物質 Xの誘 導体化はまた、 例えば、 生物学的検証 (インビトロまたはインビボ方法) に基づ いて行われ得る。 この場合、 例えば、 上述の方法論 I〜 I Vが用いられ得る。 さ らに、上述した S BDD、C ADD等の方法と生物学的検証とを併用してもよい。 誘導体の製造のため置換される生理活性物質 X (リード化合物) 中の特定の原 子は、 リード化合物中に存在する原子である限り限定されず、例えば、水素原子、 ハロゲン原子 (例えば、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子)、 酸素原 子、 硫黄原子、 窒素原子、 炭素原子などが挙げられる。
誘導体の製造のため置換される生理活性物質 X中の特定の基は、 生理活性物質 X中に存在する基である限り限定されず、 例えば分子量 1〜5 0 0、 好ましくは 分子量:!〜 3 0 0、 より好ましくは分子量 1〜20 0、 最も好ましくは分子量 1 〜1 ひ 0の基であり得る。 該特定の基としては、 例えば、 置換されていてもよい Ci Cs炭化水素基、置換されていてもよい Ci Csァシル基、 置換されていて もよい芳香族または非芳香族の C3〜C14炭化水素環基、 あるいは置換されてい
てもよい芳香族または非芳香族の C3〜C14複素環基、 アミノ基、 炭素数 1〜4 のアルキル基あるいは炭素数 2〜 8のァシル基でモノあるいはジ置換されたアミ ノ基、 アミジノ基、 力ルバモイル基、 炭素数 1〜4のアルキル基でモノあるいは ジ置換された力ルバモイル基、 スルファモイル基、 炭素数 1〜4のアルキル基で モノあるいはジ置換されたスルファモイル基、 カルボキシル基、 炭素数 2〜8の アルコキシカルボニル基、 ヒ ドロキシ基、 :!〜 3個のハロゲン原子で置換されて いてもよい炭素数 1〜6のアルコキシ基、 1〜 3個のハロゲン原子で置換されて いてもよい炭素数 2〜 5のアルケニルォキシ基、 炭素数 3〜 7のシク口アルキル ォキシ基、 炭素数 7〜 9のァラルキルォキシ基、 炭素数 6〜14のァリールォキ シ基、 チオール基、 1〜 3個のハロゲン原子 置換されていてもよい炭素数:!〜 6のアルキルチオ基、 炭素数 7〜 9のァラルキルチオ基、 炭素数 6〜14のァリ 一ルチオ基、 スルホ基、 シァノ基、 アジド基、 ニトロ基、 ニトロソ基などが挙げ られる。
置換されていてもよい Ci Cs炭化水素基は、 例えば、 置換されていてもよい C Csアルキル基、置換されていてもよい C2〜C8アルケニル基、置換されて いてもよい C 2〜C8アルキ-ル基であり得る。
置換されていてもよい C,〜C8アルキル基の Ci Csアルキル基としては、 直 鎖または分岐鎖のいずれでもよく、 好ましくは炭素数 1〜6であり、 例えば、 メ チル、 ェチル、 プロピル、 ィソプロピル、 ブチル、 ィソプチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル等が挙げられる。
置換されていてもよい C2〜C8アルケニル基の C2〜C8アルケニル基として は、 直鎖または分岐鎖のいずれでもよく、 好ましくは炭素数 2〜 6であり、 例え ば、ェテニル、 1—プロべ-ル、 2—プロぺニル、 2—メチルー 1—プロぺニル、 1—ブテュル、 2—ブテニル、 3—ブテニル等が挙げられる。
置換されていてもよい C2〜C0アルキニル基の C2〜C8アルキニル基として は、 直鎖または分岐鎖のいずれでもよく、 好ましくは炭素数 2〜 6であり、 例え ば、ェチニル、 1—プロピニル、 2—プロピニル、 1—ブチェル、 2—ブチニル、
3—プチ-ル等が挙げられる。
置換されていてもよい C i Csァシル基の C i Csァシル基としては、直鎖ま たは分岐鎖のいずれでもよく、 好ましぐは炭 数 2〜 6であり、 例えば、 ホルミ ノレ、 ァセチル、 プロピノィル、 ブタノィル、 2—メチルプロピノィル等が挙げら れる。
置換されていてもよい芳香族 C 3〜C i 4炭化水素環基の芳香族 C 3〜C 14炭化 水素環基としては、 単環式、 二環式または三瘰式のいずれでもよく、 好まレくは 炭素数 3〜1 2であり、 例えば、 フヱニル、 ナフチルが挙げられる。
置換されていてもよい非芳香族 C3〜C14炭化水素環基の非芳香族 C3〜C14 炭化水素環基としては、 飽和または不飽和の单環式、 二環式または三環式のいず れでもよく、 好ましくは炭素数 3〜1 2であり、 例えば、 シクロアルキノレ基 (例 えば、 シクロプロピノレ、 シクロプチノレ、 シクロペンチメレ、 シクロへキシノレ、 シク 口へプチル、 シクロォクチル)、 シクロアルケニル基 (例えば、 2—シクロペンテ ン一 1—ィノレ、 3—シク口ペンテン一 1ーィノレ、 2—シク口へキセン一 1ーィノレ、 3—シクロへキセン一 1—ィル)、 シクロアルカジエニル基 (例えば、 2, 4—シ クロペンタジェン一 1ーィノレ、 2, 4—シクロへキサジェン一 1ーィノレ、 2, 5 ーシクロへキサジェン一 1一ィル) 等が挙げられる。
置換されていてもよい芳香族 C3〜C14複素環基の芳香族 C3〜C14複素環基 としては、 環構成原子として炭素原子以外に酸素原子、 硫黄原子および窒素原子 から選ばれるヘテロ原子を 1〜 5個含有する単環式、 二環式または三環式の芳香 族複素環基であり、 好ましくは炭素数 3〜1 2である。 単環式芳香族 C3〜C14 複素環基の例としては、 フリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキ サゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 ォキサジ ァゾリル、 フラザニル、 チアジアゾリル、 トリアゾリル、 テ トラゾリル、 ピリジ ノレ、 ピリ ミジニル、 ピリダジニル、 ピラジニル、 ト リアジニルなどが挙げられる。 また、 2環式または 3環式の芳香族複素環基の例としては、 ベンゾフラニル、 ィ ソベンゾフラエル、 ベンゾ [b ] チェ-ル、 インドリル、 イソインドリル、 1 H
ーィンダゾリノレ、ベンズィミダゾリノレ、ベンゾォキサゾリノレ、ベンゾチアゾリノレ、 1 H—ベンゾトリァゾリル、 キノ リル、 イソキノ リル、 シンノ リル、 キナゾリル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 プテリジニル、 力 ノレノくゾリノレ、 α—力ノレボニリノレ、 力ノレボニリノレ、 γ—力ノレボニリノレ、 ァクリ ジニル、 フエノキサジニル、 フエノチアジエル、 フエナジニル、 フエノキサチイ ニル、 チアントレニル、 インドリジニル、 ピロ口 [ 1 , 2— b ] ピリダジ -ル、 ピラゾ口 [ 1 , 5— a ] ピリジル、 イミダゾ ΐ 1 , 2 - a ] ピリジル、 ィミダゾ [ 1 , 5— a ] ピリジル、 ィミダゾ [ 1 , 2— b ] ピリダジニル、 ィミダゾ [ 1 , 2 - a ] ピリ ミジニル、 1 , 2, 4—トリァゾロ [ 4, 3— a ] ピリジル、 1 , 2 , 4一トリァゾロ [ 4, 3— b ] ピリダジニルなどが挙げられる。
置換されていてもよい非芳香族 C 3〜 C 1 4複素環基の非芳香族 C 3〜 C 1 4複素 環基としては、 環構成原子として炭素原子以外に酸素原子、 硫黄原子および窒素 原子から選ばれるヘテロ原子を 1 〜 5個含有する単環式、 二環式または三環式の 飽和又は不飽和の複素環基であり、 好ましくは炭素数 3 〜 1 2であり、 例えば、 ォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセタニル、 チェタニル、 ピロリジニル、 テト ラヒ ドロフリル、 テ トラヒ ドロビラ-ル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピ ペラジニル、 ピロリジニル、 ピペリジノ、 モルホリノ、 チオモルホリノなどが挙 げられる。
置換されていてもよい任意の基における置換基の種類は、 誘導体の製造のため 置換される生理活性物質 X中の特定の基 (上述) と同様であり得る。.
誘導体の製造のため置換される生理活性物質 X中の特定の原子または基の数は、 製造される誘導体が、 遺伝子 Yの発現または機能の調節能を有し得る限り、 例え ば標的タンパク質 Yに結合能を有する限り特に限定されないが、 例えば 1 〜 1 0 個、 好ましくは 1 〜 5個、 より好ましくは 1 〜 3個、 さらにより好ましくは 1 〜 2個、 最も好ましくは 1個であり得る。
置換に使用される特定の原子または基 (即ち、 置換部位に導入される原子また は基) の種類は、 誘導体の製造のため置換される生理活性物質 X中の特定の原子
または基と同様であり得る。
誘導体の製造のため生理活性物質 Xに付加される原子または基 (即ち、 付加反 応に使用される原子または基)·は、 誘導体の製造のため置換される生理活性物質
X中の特定の原子または基 (上述) のうち、 付加反応が可能なもの、 例えば、 水 素原子、 ハロゲン原子等の原子、 求核試薬または求電子試薬として作用し得る基 である。
誘導体の製造のため生理活性物質 Xに付加ざれる原子または基の数は、 製造さ れる誘導体が、 遺伝子 Yの発現または機能の調節能を有し得る限り、 例えば標的 タンパク質 Yに結合能を有する限り特に限定されないが、 例えば 6個未満、 好ま しくは 4個未満、 より好ましくは 2個未満であり得る。
本発明の製造方法は、 例えば、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態ある いは標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態の予防 ·治療剤、 あるいは該疾患ま たは該状態の研究用試薬の開発などに有用である。
4 . 2 . 誘導体の製造方法により得られる成果物
本発明は、 上記誘導体の製造方法により得られる成果物を提供する。
上記製造方法により提供される成果物は、 本発明の製造方法により得られる生 理活性物質 Xの誘導体、 および該誘導体を含有してなる、 生理活性の調節剤 (上 述) であり得る。
上記製造方法により提供される成果物は、 例えば、 生理活性物質 Xに関連する 疾患または状態、 あるいは標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態の予防 ·治療 に、 あるいは該疾患または該状態の研究用試薬などとして有用である。
5 . 複合体、 及びその製造方法
本発明は、 生理活性物質とその標的タンパク質とを含む複合体を提供する。 生理活性物質は、 例えば、 上述した生理活性物質 Xであり得る。 詳細には、 生 理活性物質 Xは、 トリメチルコルヒチン酸、ァセノクマロール、パラセタモール、 ァセ トへキサミ ド、 ァセトプロマジン、 ァクチノマイシン D、 アジマリン、 アル ベンダゾーノレ、 ァノレフゾシン、 α—メチノレー 5—ヒ ドロキシト リプタミン、 ァモ
キサピン、 アンチピリン、 ァジスロマイシン、 べンズブロマロン、 ベンゼトニゥ ム、 ベンジダミン、 ベノレべリン、 ベザフイブラート、 ビカノレタミ ド、 ボ ジン、 ブロムペリ ドー Λ^、 ブデソニド、 ブピバ力イン、 ブスピロン、 セファゾリン、 セ レスチンブノレー、 セファエリン、 クロノレジァゼポキシド、 クロロゲン酸、 クロ口 チアジド、 クロモマイシン A 3、 シクロピロタス、 シサプリ ド、 クラリス口マイ シン、 クレミゾーノレ、 クレンプテローノレ、 クロベタゾン、 クロフアジミン、 クロ フイ リ ゥム、 クロミフェン、 クロノヽ°ミ ド、 コノレ tチン、 コリスチン、 コネッシン、 コニイン (D L )、 コラリーネ、 シクロベンザプリン、 シクロペントレート、 シク ロスポリン 、 ジクロフエナク、 ジクロフヱナミ ド、 ジフル-サル、 ジヒ ドロス トレプトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフエ-ドール、 ジピリダモール、 ジゾシルビ ン、 D〇 8 9 7 / 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ドキサゾシン、 ドキシサイ クリン、 エブノレナモニン、 エト ドラク、 フェンベンダゾーノレ、 フェンブフェン、 フエノプロフェン、 フルメキン、 フルペンチキソール、 フルフエナジン、 フルボ キサミン、 フラゾリ ドン、 ガバペンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 グリベンクラミ ド、 グリ ピジド、 グラミシジン、 グアンファシン、 ノ レモ一 ヒ ドロフノレメチアジ ド、 ヒ ドロキシクロ口キン、 ヒ ドロキシタクリン (R, S )、 ィホスフアミ ド、 ィ ォベンダアン、 ィプロニアジド、 ィソキシカム、 イスラジピン、 ジョサマイシン、 ケトプロフェン、 3—ヒ ドロキシキヌレニン、 リュープロリ ド、 チロキシン L、 リ ドフラジン、 口べリン α (—)、 口ペラミ ド、 マプロチリン、 メベンダゾール、 メクロフエナム酸、 メタネフリン (D, L )、 メタプロテレノール、 メ トエルゴタ ミン、 メチマゾール、 メ トキサミン、 メ トキシー 6—ハルマラン、 ミフェプリス トン、 ミナプリン、 ミノサイクリン、 ミソプロス トール、 モルシドミン、 モロキ シジン、 モキサラクタム、 ムピロシン、 ネフォバム、 二カルジピン、 二メスリ ド、 ノルハルマン、 ォキシトシン、パロキセチン、ペルへキシリン、 フェンホルミン、 ピメチキセン、 ピパーロングミン、 ピレンゼピン、 プロベネシド、 プロ力イン、 プロプラノロール、 プロ トリプチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キナクリン、 キニーネ、 レシナミン、 リスペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビル、 スコレリン、
ス /レフアジメ トキシン、 スノレファフェナゾーノレ、 シロシンゴピン、 タモキシフエ ン、 テルコナゾール、 チォプロペラジン、 チォチキセン (c i s )、 トブラマイシ ン、 トルプタミ ド、 トリフロペラジン、 トリメタジジン、 ヴイロキサジン、 キシ ラジン、 ァセチルサリチルサリチル酸、 二メタゼバム、 クロバザム、 ァリメマジ ン、 トラニラスト、 ェバスチン、 プランルカスト、 メチクロチアジド、 ァラセプ リル、 クリノフイブラート、 ァセチルシスティン、 ブホルミン、 テルグリ ド、 ス タノゾローノレ、 メスタノロン、 パンテチン、 リマプロスト、 サノレポグレラート、 ァノレガトロバン、 フノレドロキシコノレチド、 スノレフア ドキシン、 ウベニメタス、 セ レコキシブ、 6—フルフリノレアミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポーノレ、 フルォロ クラーリン、 ペンビジン、 ニトラリン、 プロ ジン、 スルフアベンズアミ ド、 了 ルチアジド、 c —ェルゴクリプチン、 エブセレン、 フラルタドン、 ピリチルジォ ン、 ベンズチアジド、 レボブノロール、 ラロキシフェン、 ルテオリン、 バルデコ キシブ、 カルボプロスト、 ガべキサート、 あるいは標的タンパク質 Yに結合能を 有するそれらの誘導体であり得る。 生理活性物質 Xの種類は、 標的タンパク質 Y の種類に応じて適宜選択され得る。
生理活性物質の標的タンパク質は、 例えば、 上述した標的タンパク質 Yであり 得る。 詳細には、 標的タンパク質 Yは、 配列番号 1 〜 6 3で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアントであり 得る。 複合体の形成に用いられる標的タンパク質 Yの種類は、 生理活性物質 Xの 種類に応じて適宜選択され得る。
一実施形態では、 本発明の複合体は、 トリメチルコルヒチン酸、 ァセノクマ口 ール、 パラセタモール、 ァセトへキサミ ド、 ァセトプロマジン、 ァクチノマイシ ン13、 アジマリ ン、 アルベンダゾーノレ、 ァノレフゾシン、 α—メチル一 5—ヒ ドロ キシトリプタミン、 ァモキサピン、 アンチピリン、 ァジスロマイシン、 ベンズブ ロマロン、 ベンゼト-ゥム、 ベンジダミン、 ベルべリ ン、 ベザフイブラート、 ビ カルタミ ド、 ボルジン、 ブロムペリ ドール、 ブデソニド、 ブピバ力イン、 ブスピ ロン、セファゾリン、セレスチンブノレー、セファエリン、 クロ^/ジァゼポキシド、
クロロゲン酸、 クロ口チアジド、 クロモマイシン A 3、 シクロピロクス、 シサプ リ ド、 クラリスロマイシン、 クレミゾーノレ、 クレンブテローノレ、 クロベタゾン、 クロフアジミン、 クロフイ リ ゥム、 クロミフェン、 クロノヽ。ミ ド、 コノレヒチン、 コ リスチン、 コネッシン、 コニイン (D L )、 コラリーネ、 シクロベンザプリン、 シ クロペントレート、 シクロスポリン 、 ジクロフエナク、 ジクロフエナミ ド、 ジ フル二サル、 ジヒ ドロス トレプトマイシン、 ジぺロ ドン、 ジフヱ二ドール、 ジピ リダモール、 ジゾシルビン、 D 0 8 9 7 Z 9 9、 ドンペリ ドン、 ドーパミン、 ド キサゾシン、 ドキシサイク リン、 エブノレナモニン、 エト ドラク、 フェンベンダゾ —; , フェンブフェン、 フエノプロフェン、 フノレメキン、 フノレペンチキソーノレ、 フ /レフェナジン、 フノレボキサミン、 フラゾリ ン、 ガバペンチン、 G B R 1 2 9 0 9、 グリベンクラミ ド、 グリ ピジド、 グラミシジン、 グアンファシン、 ノ、ルモ ール、 ヒ ドロフルメチアジド、 ヒ ドロキシク口口キン、 ヒ ドロキシタクリン (R , S )、 ィホスフアミ ド、 ィォベンダアン、 ィプロニアジド、 イソキシカム、 イスラ ジピン、 ジョサマイシン、 ケトプロフヱン、 3—ヒ ドロキシキヌレニン、 リュー プロリ ド、 チロキシン L、 リ ドフラジン、 口べリン α (—)、 口ペラミ ド、 マプロ チリン、 メベンダゾール、 メクロフエナム酸、 メタネフリン (D, L )、 メタプロ テレノーノレ、 メ トエノレゴタミン、 メチマゾーノレ、 メ トキサミン、 メ トキシ一 6— ハルマラン、 ミフェプリス トン、 ミナプリン、 ミノサイクリン、 ミソプロス ト一 ノレ、 モノレシドミン、 モロキシジン、 モキサラクタム、 ムピロシン、 ネフォバム、 二カノレジピン、 二メスリ ド、 ノノレハノレマン、 ォキシトシン、 / ロキセチン、 ぺノレ へキシリン、 フェンホ^/ミン、 ピメチキセン、 ピパーロングミン、 ピレンゼピン、 . プロべネシド、 プロ力イン、 プロプラノロール、 プロ トリプチリン、 ピリラミン、 ケルセチン、 キナク リン、 キニーネ、 レシナミン、 リスペリ ドン、 リ ト ドリン、 サキナビノレ、 スコレリ ン、 スノレフアジメ トキシン、 スノレファフェナゾーノレ、 シロ シンゴピン、 タモキシフェン、 テルコナゾ一ノレ、 チォプロペラジン、 チォチキセ ン (c i s )、 トブラマイシン、 トルプタミ ド、 トリフロペラジン、 トリメタジジ ン、 ヴィ口キサジン、 キシラジン、 ァセチルサリチルサリチル酸、ニメタゼパム、
クロバザム、 ァリメマジン、 トラニラスト、 ェバスチン、 プランノレカスト、 メチ クロチアジド、 ァラセプリル、 クリノフイブラート、 ァセチルシスティン、 ブホ ルミン、 テノレグリ ド、 スタノゾロール、 メスタノロン、 パンテチン、 リマプロス ト、 ザ/レポダレラート、 アルガトロバン、 フルド口キシコノレチド、 スノレフア ドキ シン、 ウベ二メクス、セレコキシブ、 6 _フルフリルァミノプリン、 ソラソジン、 ゴシポール、 フルォロクラーリン、 ペンビジン、 ニトラリン、 プロマジン、 スル フアベンズアミ ド、 アルチアジド、 α—ェルゴクリプチン、 エブセレン、 フラル タドン、 ピリチルジオン、 ベンズチアジド、 レボブノロール、 ラロキシフヱン、 ルテオリン、 バルデコキシブ、 カルボプロスト、 ガべキサート、 あるいは標的タ ンパク質に結合能を有するそれらの誘導体と、—その標的タンパク質との組合せに 従う複合体であり得る。
別の実施形態では、 本発明の複合体は、 配列番号 1 〜 6 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質又はその相同タンパク質あるいはそれらのバリアン卜と、 該タンパク質に結合能を有する生理活性物質との組合せに従う複合体であり得る。 本発明の複合体は、 好ましくは、 上記 (a 1 ) 〜 (a 1 9 2 ) あるいは上記 (b 1 ) 〜 (b 6 3 ) のいずれかの組合せに従う複合体であり得るが、 より好ましく は下記 (c 1 ) 〜 (c 1 9 2 ) のいずれかの組合せに従う複合体であり得る :
( c 1 ) トリメチルコルヒチン酸と、 配列番号 1又は配列番号 2で表ざれるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
( c 2 ) ァセノクマロールと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
( c 3 ) パラセタモールと、 配列番号 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
( c 4 ) ァセトへキサミ ドと、 配列番号 2 3、 配列番号 2 4又は配列番号 3 4で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
( c 5 ) ァセトプロマジンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 6) ァクチノマイシン Dと、 配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 7) アジマリンと、 配列番号 1又は配列番号 2で表されるァミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
(c 8) アルベンダゾールと、 配列番号 3 8で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 9) アルフゾシンと、 配列番号 3 5で表ざれるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 0) α_メチル一 5—ヒ ドロキシトリプタミンと、 配列番号 3 0で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ
(c 1 1 ) ァモキサピンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 2) アンチピリンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 3) ァジスロマイシンと、 配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 4) ベンズブロマロンと、 配列番号 4 2、 配列番号 5 3又は配列番号 5 4 で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 5) ベンゼトニゥムと、 配列番号 2 3、 配列番号 5 3又は配列番号 6 1で 表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 6) ベンジダミンと、 配列番号 6 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 7) ベルべリンと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 8) ベザフイブラードと、 配列番号 3 9で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 9) ビカルタミ ドと、 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ
ク質との組合せ;
(c 2 0) ボルジンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質と の組合せ; . . . -
(c 2 1) ブロムペリ ドーノレと、 配列番号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 2 2) ブデソニドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ; ノ
(c 2 3) ブピバ力インと、 配列番号 1 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 24) ブスピロンと、 配列番号 2 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 2 5) セファゾリンと、 配列番号 5 9で表されるァミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 2 6) セレスチンブルーと、 配列番号 1、 配列番号 2、 配列番号 3、 配列番 号 3 2又は配列番号 4 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ; (c 2 7) セファエリンと、 配列番号 1又は配列番号 3 6で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質との組合せ;
(c 2 8) クロルジァゼポキシドと、 配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
(c 2 9) クロロゲン酸と、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 3 0) クロ口チアジドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 3 1 ) クロモマイシン A 3と、 配列番号 1 7又は配列番号 3 4で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
( c 3 2 ) シクロピロタスと、 配列番号 1又は配列番号 3で表されるァミノ酸配 列を含むタンパク質との組合せ;
(c 3 3) シサプリ ドと、 配列番号 3 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 3 4) クラリスロマイシンと、 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
( c 3 5 ) クレミゾールと、 配列番号 2 2又は配列番号 4 7で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 3 6) クレンブテロールと、 配列番号 2 、 配列番号 3 6又は配列番号 6 0 で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 3 7) クロべタゾンと、 配列番号 3 5で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 3 8) クロフアジミンと、 配列番号 1 5、 配列番号 3 7、 配列番号 5 3若又 は配列番号 5 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 3 9) クロフイリゥムと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 4 0) クロミフヱンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 4 1 ) クロパミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 4 2) コルヒチンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 4 3) コリスチンと、 配列番号 6 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 44) コネッシンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質 との組合せ;
(c 4 5) コニイン (D L) と、 配列番号 1又は配列番号 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 4 6) コラリーネと、 配列番号 3 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク
質との組合せ;
(c 4 7) シクロベンザプリンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ; . .
(c 4 8) シクロベントレートと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
(c 4 9) シクロスポリン Aと、 配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ; '
(c 5 0) ジクロフヱナクと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
( c 5 1 ) ジクロフヱナミ ドと、 配列番号 5 ίで表されるァミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 5 2) ジフルニサルと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 5 3) ジヒ ドロストレプトマイシンと、 配列番号 1 9で表きれるアミノ酸配 列を含むダンパク質との組合せ;
(c 54) ジぺロ ドンと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 5 5) ジフヱ-ドールと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 5 6) ジピリダモールと、 配列番号 1 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 5 7) ジゾシルピンと、 配列番号 2 5で表されるァミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 5 8) DO 8 9 7 9 9と、 配列番号 2 7又は配列番号 34で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質どの組合せ;
(c 5 9) ドンペリ ドンと、 配列番号 3 4、 配列番号 3 6、 配列番号 5 3又は配 列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 6 0) ドーパミンと、 配列番号 3 0で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
( c 6 1 ) ドキサゾシンと、 配列番号 1、 配列番号 3 5、 配列番号 5 3又は配列 番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 6 2) ドキシサイクリンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 6 3) エブルナモニンと、 配列番号 1 0文は配列番号 44で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 6 4) エト ドラクと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 6 5) フェンベンダゾールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ; ·
(c 6 6) フェンブフヱンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 6 7) フヱノプロフェンと、 配列番号 2 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 6 8) フルメキンと、 配列番号 5 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 6 9) フルペンチキソールと、 配列番号 2 3又は配列番号 3 4で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 7 0) フルフヱナジンと、 配列番号 34又は配列番号 6 1で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 7 1) フルボキサミンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 7 2) フラゾリ ドンと、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 7 3) ガバペンチンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ
ク質との組合せ;
(c 74) GB R 1 2 9 0 9と、 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタ. ンパク質との組合せ; . .
- (c 7 5) ダリベンクラミ ドと、 配列番号 2 3又は配列番号 3 7で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 7 6) ダリピジドと、 配列番号 2 3で表されるァミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ; ノ
(c 7 7) ダラミシジンと、 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
( c 7 8) グアンファシンと、 配列番号 2 3 ^表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 7 9) ハルモールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 8 0) ヒ ドロフルメチアジドと、 配列番号 1 1で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
( G 8 1 ) ヒ ドロキシクロ口キンと、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
(c 8 2) ヒ ドロキシタクリ ン (R, S) と、 配列番号 4 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 8 3) ィホスフアミ ドと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 8 4) ィォベンダアンと、 配列番号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 8 5) ィプロニアジドと、 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 8 6) イソキシカムと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 8 7) イスラジピンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
. (c 8 8) ジョサマイシンと、 配列番号 4 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 8 9) ケトプロフェンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 9 0) 3—ヒ ドロキシキヌレニンと、 配歹 ΰ番号 2 5で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質との組合せ; .
(c 9 1) リュープロリ ドと、 配列番号 5 0で表されるアミノ酸配列を含むタン ノ ク質どの組合せ;
(c 9 2) チロキシンしと、 配列番号 34で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ; .
(c 9 3) リ ドフラジンと、 配列番号 5 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 94) 口べリン α (—) と、 配列番号 6で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ; '
(c 9 5) 口ペラミ ドと、 配列番号 1 5又は配列番号 54で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質との組合せ;
(c 9 6) マプロチリンと、 配列番号 2 3又は配列番号 6 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 9 7) メベンダゾールと、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
( c 9 8) メクロフエナム酸と、 配列番号 1 7で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 9 9) メタネフリン (D, L) と、 配列番号 5 2で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質との組合せ;
(c 1 0 0) メタプロテレノールと、 配列番号 4 3で表されるアミノ酸配列を含
むタンパク質との組合せ;
(c 1 0 1 ) メ トエルゴタミンと、 配列番号 2 5又は配列番号 4 3で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 0 2) メチマゾールと、 配列番号 1 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 0 3) メ トキサミンと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 04) メ トキシ一 6—ハルマランと、 配列番号 1又は配列番号 2で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c l 0 5) ミフヱプリス トンと、 配列番号 42で表されるァミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
(c 1 0 6) ミナプリンと、 配列番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 0 7) ミノサイクリンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 0 8) ミソプロストールと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
(c 1 0 9) モルシドミンと、 配列番号 4で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 1 0) モロキシジンと、 配列番号 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 1 1 ) モキサラクタムと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
( c 1 1 2) ムピロシンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 1 3) ネフォバムと、 配列番号 1 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 1 4) 二カルジピンと、 配列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 1 5) 二メスリ ドと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 1 6) ノルハルマンと、 配列番号 4 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 1 7) ォキシトシンと、 配列番号 4 9"^表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 1 8) パロキセチンと、 配列番号 1又は配列番号 2 5で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 1 9) ペルへキシリンと、 配列番号 2 3又は配列番号 3 6で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ; ·
(c 1 20) フェンホルミンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 2 1 ) ピメチキセンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 2 2) ピパーロングミンと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
(c 1 2 3) ピレンゼピンと、 配列番号 4 0で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
( c 1 24 ) プロべネシドと、 配列番号 2 3又は配列番号 5 9で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 2 5) プロ力インと、 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 2 6) プロプラノロールと、 配列番号 2 2で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ;
(c 1 2 7) プロ トリプチリンと、 配列番号 6 3で表されるアミノ酸配列を含む
タンパク質との組合せ;
(c 1 28) ピリラミンと、 配列番号 3 6又は配列番号 4 5で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 2 9) ケルセチンと、 配列番号 2 0又は配列番号 5 4で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 0) キナグリンと、 配列番号 6 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ; ,
(c 1 3 1) キニーネと、 配列番号 1又は配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 2) レシナミンと、 配列番号 4 1又 配列番号 5 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 3) リスペリ ドンと、 配列番号 1 3又は配列番号 3 5で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 34) リ トドリンと、 配列番号 1又は配列番号 2で表されるァミノ酸配列 を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 5) サキナビルと、 配列番号 1 7又は配列番号 5 3で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 6) スコレリンと、 配列番号 2で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 3 7) スルフアジメ トキシンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
( c 1 3 8) スルファフェナゾールど、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質との組合せ;
(c 1 3 9) シロシンゴピンと、 配列番号 5 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 4 0) タモキシフヱンと、 配列番号 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
( c 1 4 1 ) テルコナゾールと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 4 2) チォプロペラジンと、 配列番号 2 3又は配列番号 2 7で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 4 3) チォチキセン (c i s ) と、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列 を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 44) トブラマイシンと、 配列番号 3 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 4 5) トルプタミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質どの組合せ; ―
(c 1 4 6) トリフロペラジンと、 配列番号 3 4で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ; .
(c 1 4 7) トリメタジジンと、 配列番号 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 4 8) ヴイロキサジンと、 配列番号 5 8で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 4 9) キシラジンと、 配列番号 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 5 0) ァセチルサリチルサリチル酸と、 配列番号 2 8で表されるアミノ酸 配列を含むタンパグ質との組合せ;
(c 1 5 1 ) 二メタゼバムと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 5 2) クロバザムと、 配列番号 4 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 5 3) ァリメマジンど、 配列番号 1又は配列番号 2で表されるアミノ酸配 列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 54) トラニラス卜と、 配列番号 3 2で表されるアミノ酸配列を含むタン
パク質との組合せ;
(c 1 5 5) ェバスチンと、 配列番号 54で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 5 6) ブランルカス トと、 配列番号 1 8、 配列番号 2 0、 配列番号 2 1、 配列番号 3 5、 配列番号 4 2、 配列番号 5 3又は配列番号 5 4で表されるァミノ 酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 5 7) メチクロチアジドと、 配列番号 ί 6又は配列番号 2 3で表されるァ ミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 5 8) ァラセプリルと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 5 9) タリノフイブラー卜と、 配列番号 2 3又は配列番号 34で表される アミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ; .
(c 1 6 0) ァセチルシスティンと、 配列番号 2又は配列番号 3で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 6 1 ) ブホルミンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 6 2) テルグリ ドと、 配列番号 9で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 6 3) スタノゾロールと、 配列番号 1 6で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 64) メスタノロンと、 配列番号 4 2で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 6 5) パンテチンと、 配列番号 1で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 6 6) リマプロストと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 6 7) サルポダレラートと、 配列番号 2 7で表されるアミノ酸配列を含む
タンパク質との組合せ;
(c 1 6 8) アルガ.トロバンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ; .
(c 1 6 9) フルドロキシコルチドと、 配列番号 2 5で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質との組合せ;
(c 1 7 0) スルファドキシンと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含む タンパク質との組合せ; ノ
(c 1 7 1 ) ウベ二ヌクスと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 7 2) セレコキシブと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 7 3) 6—フルフリルァミノプリンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 74) ソラソジンと、 配列番号 24で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 7 5) ゴシポールと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 7 6) フルォロクラーリンと、 配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含 むタンパク質との組合せ;
(c 1 7 7) ペンビジンと、 配列番号 5 7で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 7 8) ニトラリンと、 配列番号 4 6又は配列番号 5 7で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
( c 1 7 9 ) プロマジンと、 配列番号 1 8で表されるアミノ酸配列を含むタンパ ク質との組合せ;
(c 1 8 0) スルフアベンズアミ ドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を 含むタンパク質との組合せ;
( c 1 8 1 ) アルチアジドと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 8 2) α—エルゴクリプチンと、 配列番号 2 3又は配列番号 5 3で表され るアミノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 8 3) エブセレンと、 配列番号 6で表されるアミノ酸配列を含むタンパク 質との組合せ;
(c 1 84) フラルタドンと、 配列番号 1 0で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ;
(c 1 8 5) ピリチルジオンと、 配列番号 5 5で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 8 6) ベンズチアジドと、 配列番号 2 3又は配列番号 5 1で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 8 7) レポブノロールと、 配列番号 44で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 8 8) ラロキシフェンと、 配列番号 3 7で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ; '
(c 1 8 9) ルテオリンと、 配列番号 2 0又は配列番号 54で表されるアミノ酸 配列を含むタンパク質との組合せ;
(c 1 9 0) バルデコキシブと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタ ンパク質との組合せ;
(c 1 9 1 ) カルポプロストと、 配列番号 24又は配列番号 34で表されるアミ ノ酸配列を含むタンパク質との組合せ;
( c 1 9 2 ) ガべキサートと、 配列番号 2 3で表されるアミノ酸配列を含むタン パク質との組合せ。
本発明はまた、生理活性物質とその標的タンパク質とを接触させることを含む、 生理活性物質とその標的タンパク質とを含む複合体の製造方法を提供する。 該接 触は、 例えば、 溶液中での生連活性物質、 標的タンパク質の混合により行われ得
る。
本発明の複合体、 及び当該複合体の製造方法は、 例えば、 本発明のスクリー二 ング方法、 本発明の誘導体の製造方法を行う際に、 あるいは、 複合体の構造解析 を行い、 生理活性物質とその標的タンパク質との相互作用の様式を精査する場合 などに有用であり得る。
6 . ッ卜
本発明は、 生理活性物質またはその塩を含むキットを提供する。
一実施形態では、 本発明のキットは、 以下 ( i ) 及び ( i i ) を含む:
( i ) 生理活性物質またはその塩;
( i i ) 生理活性物質の標的タンパク質、 該タンパク質をコードする核酸、 該核 酸を含む発現ベクター、 生理活性物質の檫的遺伝子の発現を測定可能な細胞、 あ るいは生理活性物質の標的遺伝子の転写調節領域及び該領域に機能可能に連結さ れたレポーター遺伝子を含む発現ベクター。
本発明のキッ卜が生理活性物質の標的タンパク質を含む場合、 該タンパク質は 生理活性物質と複合体を形成していない状態にある。
生理活性物質、 その標的タンパク質 ·標的遺伝子、 および生理活性物質とその 標的タンパク質との組合せは、 上述の通りである (例えば、 「5 . 複合体、 及びそ の製造方法」 を参照)。 また、 発現ベクター、 生理活性物質の標的遺伝子の発現を 測定可能な細胞、 生理活性物質の標的遺伝子の転写調節領域及び該領域に機能可 能に連結されたレボーター遺伝子についても、 上述と同様である (例えば、 「2 . スクリーニング方法、 及び該方法により得られる成果物」 を参照)。
本発明の上記キッ トは、 例えば、 本発明のスクリーニング方法、 本発明の誘導 体の製造方法、並びに本発明の複合体の製造方法を行う際などに有用であり得る。 7 . 疾患または状態の発症または発症リスクの判定方法および判定用キット 本発明は、 所定の疾患または状態の発症または発症リスクの判定方法 ·判定用 キッ トを提供する。 本発明の判定方法 ·判定用キッ トは、 発現量の測定、 および 多型の測定に基づく判定方法 '判定用キットに大別でき、 さらに、 発症または発
症リスクの判定が所望される疾患または状態の観点から、 生理活性物質 Xに関連 する疾患または状態、 ならびに標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態の発症ま たは発症リスクの判定方法 ·判定用キットに分類できる。 以下、 それぞれの判定 方法 ·判定用キットを詳述する。 なお、 必要に応じて、 「標的タンパク質 Yまたは それをコードする遺伝子の発 ¾J については、 「標的タンパク質 Yの発現」 あるい は 「標的遺伝子 Yの発現」 と、 「標的タンパク質 Yまたはそれをコードする遺伝子 の機能」 については、 「標的タンパク質 Yの機能」 あるいは「標的遺伝子 Yの機能」 と省略する場合がある。 .
7 . 1 . 標的遺伝子 Yの発現量の測定に基づく、 疾患または状態の発症または発 症リスグの判定方法および判定用キット ―
7 . 1 . 1 . 標的遺伝子 Yの発現量の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する 疾患または状態の発症または発症リスクの判定方法 (判定方法 I )
本発明は、 標的遺伝子 Yの発現量を測定することを含む、 生理活性物質 Xに関 連する疾患または状態の発症または発症リスクの判定方法を提供する。
本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 I」 と省略する。
一実施形態では、 判定方法 Iは、 以下の工程 (a )、 ( b ) を含む:
( a )動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの発現量を測定する工程;
( b ) 標的遺伝子 Yの発現量に基づき生理活性物質 Xに関連する疾患または状態 の発症または発症可能性を評価する工程。
上記 (a ) 〜 (b ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 V」 と省略 する。
方法論 Vの工程 (a ) では、 動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Y の発現量が測定される。 動物は特に限定されないが、 哺乳動物および鳥類が好ま しく、 哺乳動物がより好ましい。 哺乳動物としては、 例えば、 マウス、 ラット、 ハムスター、 モルモッ ト、 ヴサギ等の実験動物、 ブタ、 ゥシ、 ャギ、 ゥマ、 ヒッ ジ等の家畜、 ィヌ、 ネコ等のペッ ト、 サル、 オランウータン、 チンパンジー、 ヒ ト等の霊長類が挙げられる。 麁類としては、 例えば、 ニヮトリ、 ゥズラ、 シチメ
ンチョウ、 ダチョウが挙げられる。
生体試料は、 標的遺伝子 Yの発現組織を含む試料、 あるいは分泌された標的タ ンパク質 Yを含む試料である限り特に限定ざれない。 檫的遺伝子 Yの発現組織を 含む試料は、 標的遺伝子 Yの種類に応じて異なる。 標的遺伝子 Yの発現組織は、 例えば、 H— I n v D Bを使用して調べることができる。 また、 分泌された標 的タンパク質 Yを含む試料は、 標的遺伝子 Yの種類に応じて異なるが、 例えば、 血液、 血漿、 血清、 唾液、 脳脊髄液、 涙液、 尿であり得る。
本工程では、 動物から事前に採取された生体試料が用いられるが、 勿論、 本方 法論 Vは、 動物から生体試料を採取する工程をさらに含むことができる。 動物か らの生体試料の採取は、 自体公知の方法により行われ得る。
標的遺伝子 Yの発現量は、 標的遺伝子 Yの産物、 例えば転写産物又は翻 ¾産物 を対象として自体公知の方法により測定できる。 例えば、 転写産物の発現量は、 細胞から t o t a l R N Aを調製し、 R T _ P C R、 ノザンブロッティング等 により測定され得る。 また、 翻訳産物の発現量は、 細胞から抽出液を調製し、 免 疫学的手法により測定され得る。 免疫学的手法としては、 放射性同位元素免疫測 定法 (R I A法)、 E L I S A法 (Methods in Enzymol. 70 : 419-439 (1980) )、 蛍光抗体法などが使用できる。
方法論 Vの工程 (b ) では、 標的遺伝子 Yの発現量に基づき、 動物が生理活性 物質 Xに関連する疾患または状態に罹患しているか否かが評価される。詳細には、 先ず、 測定された標的遺伝子 Yの発現量が、 生理活性物質 Xに関連する疾患また は状態に罹患していない動物 (例えば、 正常な動物) における標的遺伝子 Yの発 現量と比較される。 発現量の比較は、 好ましくは、 有意差の有無に基づいて行わ れる。 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態に罹患していない動物における 標的遺伝子 Yの発現量は、 自体公知の方法により決定できる。
次いで、 標的遺伝子 Yの発 量の比較結果より、 動物が生理活性物質 Xに関連 する疾患または状態に罹患している可能性があるか否か、 あるいは将来的に罹患 する可能性が高いか低いかが判断される。 生理活性物質 Xに関連する疾患または
状態と標的遺伝子 Yとの組合せは上述の通りである。 特定の疾患を発症した動物 では、 当該疾患に関連する遺伝子の発現の変化がしばしば観察されることが知ら れている。 また、 特定の疾患の発症前に、 特定の遺伝子の発現の変化がしばしば 観察されることが知られている。 従って、 標的遺伝子 Υの発現量の解析より、 生 理活性物質 Xに関連する疾患または状態の発症あるいは発症可能性を判断するこ とが可能である。
判定方法 Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の有無、 あるいは該 疾患または状態に罹患する可能性の判定を可能とする。 従って、 判定方法 Iは、 例えば、 該疾患または状態の容易且つ早期の発見などに有用である。
7 . 1 . 2 . 標的遺伝子 Υの発現量の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する 疾患または状態の発症または発症リスクの判定用キッ ト (判定用キット I )
本発明は、判定方法 Iを容易に行うことを可能とする判定用キットを提供する。 本判定用キットを、 必要に応じて 「判定用キット I」 と省略する。
一実施形態では、 判定用キット Iは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む:
( i ) 標的遺伝子 Yの発現量を測定し得る手段;
( i i ) 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yの発現量どの 関係を記録した媒体。
該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは標的遺伝子 Υの転 写産物または標的タンパク質 Υなどをさらに含んでいてもよい。
標的遺伝子 Υの発現量を測定し得る手段は、 標的遺伝子 Υの発現量を定量可能 である限り特に限定されず、 例えば標的タンパク質 Υを定量可能な手段、 標的遺 伝子 Υ転写産物を定量可能な手段に大別される。 該手段は、 標識用物質で標識さ れていてもよい。 また、 該手段が標識用物質で標識されていない場合、 本発明の 判定用キットは、 該標識用物質をさらに含むこともできる。 標識用物質は上述の 通りである。
詳細には、 標的タンパク質 Υを定量可能な手段としては、 標的タンパク質 Υに 対する抗体 (上述)、 生理活性物質 Xなどが挙げられる。 標的タンパク質 Υに対す
る抗体、 生理活性物質 Xは、 プレート等の基板上に固定された形態で提供されて ち い。
また、 標的遺伝子 Y転写産物を定量可能な手段としては、 標的遺伝子 Y転写産 物に対する核酸プローブ、 標的遺伝子 Y転写産物を増幅可能なプライマー対など が挙げられる。 核酸プローブ、 プライマー対は、 転写産物抽出用試薬とともに提 供されてもよレ、。
標的遺伝子 Y転写産物に対する核酸プローブは、 標的遺伝子 Y転写産物の量を 測定可能である限り特に限定されない。 該プローブは D N A、 R N Aのいずれで もよいが、 安定性等を考慮すると D N Aが好ましい。 また、 該プローブは、 1本 鎖又は 2本鎖のいずれであってもよい。 該プローブのサイズは、 標的遺伝子 Yの 転写産物を検出可能である限り特に限定されないが、 好ましくは約 1 5〜 1 0 0 O b p、 より好ましくは約 5 0〜 5 0 0 b pである。 該プローブは、 マイクロア レイのように基板上に固定された形態で提供されてもよい。
標的遺伝子 Yを増幅可能なプライマー対は、 検出可能なサイズのヌクレオチド 断片が増幅されるように選択される。 検出可能なサイズのヌクレオチド断片は、 例えば約 1 0 0 b p以上、 好ましくは約 2 0 0 b p以上、 より好ましくは約 5 0 0 b p以上の長さを有し得る。 プライマーのサイズは、 標的遺伝子 Yを増幅可能 な限り特に限定されないが、 好ましくは約 1 5〜 1 0 0 b p、 より好ましくは約 1 8〜 5 0 b p、 さらにより好ましくは約 2 0〜 3 0 b pであり得る。 標的遺伝 子 Y転写産物を定量可能な手段が標的遺伝子 Yを増幅可能なプライマー対である 場合、 判定キットは、 逆転写酵素をさらに含むことができる。
生理活性物質 Xに関連する疾患まだは状態と標的遺伝子 Yの発現量との関係を 記録した媒体は、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態に罹患した動物と罹 患していない動物との標的遺伝子 Yの発現量の差異を記録したものであり得る。 媒体は、 例えば、 書面、 あるいはフレキシブルディスク、 C D、 D V D、 ハード ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり得る。 生理活性物質 X に関連する疾患または状態に罹患した動物における標的遺伝子 Yの発現量は、 該
疾患または該状態に罹患していない動物に比し、 増加または低下し得る。
生体試料を動物から採取し得る手段は、 動物から生体試料を入手可能である限 り特に限定されないが、 例えば、 注射器等の採血用器具、 生検針、 生検紺子等の 生検器具、 メス、 はさみ等の外科用器具などが挙げられる。
標的遺伝子 Y転写産物または標的タンパク質 Yは、 例えばコントロールとして 用いられ得る。
判定用キッ ト Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の有無、 あるい は該疾患または状態に罹患する可能性の判定を可能とする。 従って、 判定用キッ ト Iは、 例えば、 該疾患または状態の容易且つ早期の発見などに有用である。 7 . 2 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、—疾患または状態の発症リスクの判 定方法および判定用キット
7 . 2 . 1 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する疾 患または状態の発症リスクの判定方法 (判定方法 I I )
本発明は、 標的遺伝子 Yの多型を測定することを含む、 生理活性物質 Xに関連 する疾患または状態の発症リスクの判定方法を提供する。
本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 I I」 と省略する。
一実施形態では、 判定方法 I Iは、 以下の工程 (a )、 ( b ) を含む:
( a ) 動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの多型を測定する工程;
( b ) 多型のタイプに基づき生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の発症可 能性を評価する工程。
上記 (a ) 〜 (b ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 V I」 と省 略する。
方法論 V Iの工程 (a ) では、 動物から採取された生体試料において標的遣伝 子 Yの多型のタイプが測定される。 動物は上述の通りである。
生体試料は、方法論 Vで上述したものを使用できるが、本方法論 V Iによれば、 生体試料として毛髪、 爪、 皮膚、 粘膜等のゲノム D N Aを含む任意の組織も使用 できる。 入手の容易性、 人体への負担等を考慮すれば、 生体試料は、 毛髪、 爪、
皮膚、 粘膜、 血液、 血漿、 血清、 唾液などが好ましい。
また、本工程では、動物から事前に採取された生体試料が用いられるが、勿論、 本方法論 V Iは、 動物から生体試料を採取する工程をさらに含むことができる。 動物からの生体試料の採取は、 自体公知の方法により行われ得る。
標的遺伝子 Yの多型とは、 ある母集団において、 標的遺伝子 Yを含むゲノム D N Aに一定頻度で見出されるヌクレオチド配列の変異を意味し、 標的遺伝子 Yを 含むゲノム DNAにおける 1以上の DNAの齷換、欠失、.付加(例えば、 SNP、 ハプロタイプ)、 並びに該ゲノム DN Aの反復、 逆位、 転座などであり得る。 標的 遺伝子 Yの多型は、 例えば、 H— I n v DB等の公知のデータベースに登録さ れている。 本判定方法に用いられる標的遺伝手 Yの多型のタイプは、 標的遺伝子 Yにおける全てのタイプの多型のうち、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状 態に罹患した動物と罹患していない動物との間で頻度が異なるヌクレオチド配列 の変異であり、 例えば、 標的遺伝子 Yの発現の変化、 または標的タンパク質 Yに 関連する機能 (例えば、 生理活性物質 Xに対する標的タンパク質 Yの結合能) の 変化をもたらすものであり得る。 このような多型のタイプは、 連鎖解析等の自体 公知の方法により決定できる。
多型のタイプの測定は、 自体公知の方法により行われ得る。 例えば、 RF L P (制限酵素切断断片長多型) 法、 P CR— S S C P (—本鎖 DN A高 構造多型 解析) 法、 AS〇 (Allele Specific Oligonucleotide) ハイブリダィゼーシヨン 法、 ダイレク 卜シークェンス法、 ARMS (Amplification Refracting Mutatio n System) 法、 変性濃度勾配ゲノレ電気泳動 (Denaturing Gradient Gel Electrop horesis) 法、 RN a s e A切断法、 DOL (Dye-labeled Oligonucleotide Lig ation) 法、 T a qMa n P CR法、 ィンベーダ一法、 MALD I - T O F /M S (Matrix Assisted Laser Desorption - time of Flight/Mass Spectrometry)法、 TD I (Template-directed Dye-terminator Incorporation) 法など力 S使用でき る。
方法論 V Iの工程 (b) では、 多型のタイプに基づき、 動物が生理活性物質 X
に関連する疾患または状態に罹患する可能性が高いか低いかが評価される。 生理 活性物質 Xに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yとの組合せは上述の通りで ある。 特定の疾患を発症しやすい動物では、 当該疾患に関連する遺伝子に特定の タイプの多型をしばしば有することが知られている。 従って、 多型の解析より、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態の発症可能性を判断することが可能で ある。
判定方法 I Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態に罹患する可能性 の判定を可能とする。 従って、 判定方法 I Iは、 該疾患または状態の予防を目的 とする生活習慣改善の契機などを提供するため有用である。
7 . 2 . 2 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する疾 患または状態の発症リスクの判定用キット (判定用キット I I )
本発明はまた、 判定方法 I Iを容易に行うことを可能とする判定用キッ.トを提 供する。
本判定用キットを、 必要に応じて 「判定用キット I I」 と省略する。
一実施形態では、 判定用キット I Iは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む:
( i ) 標的遺伝子 Yの多型を測定し得る手段;
( i i ) 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yの多型との関 係を記録した媒体。
該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは特定のタイプの多 型を有する標的遺伝子 Υをコードする核酸、 特定のタイプの多型を有しない標的 遺伝子 Υをコードする核酸などをさらに含んでいてもよい。
標的遺伝子 Υの多型を測定し得る手段は、 標的遺伝子 Υの多型を決定可能であ る限り特に限定されない。該手段は、標識用物質で標識されていてもよい。また、 該手段が標識用物質で標識されていない場合、 本キットは、 該標識用物質をさら に含むこともできる。 標識甩物質は上述の通りである。
詳細には、 標的遺伝子 Υの多型を測定し得る手段は、 特定のタイプの多型を有 する標的遺伝子 Υを特異的に測定可能である核酸プローブ、 あるいは特定のタイ
プの多型を有する標的遺伝子 Yを特異的に増幅可能であるプライマー対であり得 る。 核酸プローブ、 プライマー対は、 標的遺伝子 Υを含むゲノム D N Aまたは標 的遺伝子 Υ転写産物に対するものであり得る。 核酸プローブ、 プライマー対は、 転写産物またはゲノム D N Aの抽出用試薬とともに提供されてもよい。
特定のタイプの多型を有する標的遺伝子 Υを特異的に測定可能である核酸プロ ーブは、 特定のタイプの多型を有する標的遺伝子 Υを選別可能である限り特に限 定されない。 該プローブは D N A、 R N Aのいずれでもよいが、 安定性等を考慮 すると D N Aが好ましい。 また、 該プローブは、 1本鎖又は 2本鎖のいずれであ つてもよい。 該プローブのサイズは、 特定のタイプの多型を有する標的遺伝子 Y を選別可能とするため短ければ短いほどよく 例えば、 約 1 5〜 3 O b pのサイ ズであり得る。 該プローブは、 マイクロアレイのように基板上に固定された形態 で提供されてもよい。 該プローブにより、 例えば A S O (Allele Specific Olig onucleotide) ハイブリダイゼーション法が可能となる。
特定のタイプの多型を有する標的遺伝子 Yを特異的に増幅可能であるプライマ 一対は、 測定可能なサイズのヌクレオチド断片が増幅されるように選択される。 このようなプライマー対は、 例えば、 いずれか一方のプライマーの 3, 末端に多 型部位を含むように設計される。 測定可能なサイズのヌクレオチド断片は、 例え ば約 1 0 0 b p以上、 好ましくは約 2 0 0 b p以上、 より好ましくは約 5 0 0 b p以上の長さを有し得る。 プライマーのサイズは、 標的遺伝子 Yを増幅可能な限 り特に限定されないが、 好ましくは約 1 5〜 1 0 0 b p、 より好ましくは約 1 8 〜 5 0 b p、 さらにより好ましくは約 2 0〜 3 0 b pであり得る。 標的遺伝子 Y の多型を測定し得る手段が標的遺伝子 Y転写産物に対するプライマー対である場 合、 判定キットは、 逆転写酵素をさらに含むことができる。
標的遺伝子 Yの多型を測定し得る別の手段としては、 特定のタイプの多型部位 を認識する制限酵素を挙げることもできる。 このような手段によれば、 R F L P による多型解析が可能となる。
生理活性物質 Xに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yの多型との関係を記
録した媒体は、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態に罹患した動物と罹患 していない動物との間における標的遺伝子 Yを含むゲノム D N Aのヌクレオチド 配列の差異を記録したものであり得る。 媒体は、 例えば、 書面、 あるいはフレキ シブルディスク、 C D、 D V D、 ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能 な記録媒体であり得る。
生体試料を動物から採取し得る手段は、 上述の通りである。
特定のタイプの多型を有する標的遺伝子 Yをコードする核酸、 特定のタイプの 多型を有しない標的遺伝子 Yをコードする核酸は、 例えばコントロールとして用 いられ得る。
判定用キット I Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態に罹患する可 能性の判定を可能とする。 従って、 判定用キット I Iは、 該疾患または状態の予 防を目的とする生活習慣改善の契機などを提供するため有用である。
7 . 2 . 3 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 標的遺伝子 Yに関連する疾患 または状態の発症リスクの判定方法 (判定方法 I I I )
本発明は、 標的遺伝子 Yの多型を測定することを含む、 標的遺伝子 Yに関連す る疾患または状態の発症リスクの判定方法を提供する。
本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 I I I」 と省略する。
一実施形態では、.判定方法 I I Iは、 下記の工程 (a )、 (b ) を含む: ( a ) 動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの多型のタイプを測定す る工程;(b )多型のタイプに基づき標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態の発 症可能性を評価する工程。
判定方法 I I Iでは、 発症リスクの判定に使用される多型のタイプは、 標的タ ンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性を変化させるものである。 このよう な多型のタイプは、 バインディングアツセィ等の自体公知の方法により決定でき る。
判定方法 I I Iにおける上記 (a )、 ( b ) の工程を含む方法論は、 測定される べき標的遺伝子 Yの多型のタイプを除き、 方法論 V I と同様である。
判定方法 I I Iは、 標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態に罹患する可能性 の判定を可能とする。 従って、 判定方法 I I Iは、 該疾患または状態の予防を目 的とする生活習慣改善の契機などを提供するため有用である。
7 . 2 . 4 . 標的遺伝子 Υの多型の測定に基づく、 標的遺伝子 Υに関連する疾患 または状態の発症リスクの判定用キット (判定用キッ ト I I I )
本発明はまた、 判定方法 I I Iを容易に行うことを可能とする判定用キットを 提供する。 '
本判定用キッ トを、 必要に応じて 「判定用キット I I I」 と省略する。
一実施形態では、 判定用キット I I Iは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む: ( i ) 標的遺伝子 γの多型を測定し得る手段;
( i i ) 標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yの多型との関係 を記録した媒体。 . .
該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは特定のタイプの多 型を有する標的遺伝子 Υをコードする核酸、 特定のタイプの多型を有しない標的 遺伝子 Υをコードする核酸などをさらに含んでいてもよい。
判定用キット I I Iでは、 発症リスクの判定に使用される多型のタイプは、 '標 的タンパク質 Υの生理活性物質 Xに対する結合性を変化させるものである。 この ような多型のタイプは、 バインディングアツセィ等の自体公知の方法により決定 できる。
判定用キット I I Iの構成要素は、 測定されるべき標的遺伝子 Υの多型のタイ プを除き、 判定用キット I I と同様である。
判定用キット I I Iは、 標的遺伝子 Υに関連する疾患または状態に罹患する可 能性の判定を可能とする。 従って、 判定用キット I I Iは、 該疾患または状態の 予防を目的とする生活習慣改善の契機などを提供するため有用である。
8 . 生理活性物質に対する感受性の判定方法および判定用キット
本発明は、生理活性物質に対する感受性の判定方法 ·判定用キットを提供する。 本発明の判定方法 ·判定用キットは、 発現量の測定、 および多型の測定に基づく
判定方法 ·判定用キットに大別でき、 さらに、 感受性の判定が所望される疾患ま たは状態の観点から、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態、 ならびに標的 遺伝子 Yに関連する疾患または状態における判定方法 ·判定用キットに分類でき る。 以下、 それぞれの判定方法 ·判定用キットを詳述する。
8 . 1 . 標的遺伝子 Yの発現量の測定に基づく、 生理活性物質に対する感受性の 判定方法および判定用キット
8 . 1 . 1 . 標的遺伝子 Yの発現量の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する 疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法 (判定方法 I V )
本発明は、 標的遺伝子 Yの発現量を測定することを含む、 生理活性物質 Xに関 連する疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法を提供 する。
本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 I V」 と省略する。
一実施形態では、 判定方法 I Vは、 以下の工程 (a )、 ( b ) を含む:
( a )動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの発現量を測定する工程; ( b ) 標的遺伝子 Yの発現量に基づき生理活性物質 Xの効果を予測する工程。 上記 (a ) 〜 (b ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 V I I」 と 省略する。
方法論 V I Iの工程 (a ) は、 方法論 Vの工程 (a ) と同様である。
方法論 V I Iの工程 (b ) では、 標的遺伝子 Yの発現量に基づき、.生理活性物 質 Xの動物に及ぼし得る効果が評価される。 詳細には、 先ず、 測定された標的遺 伝子 Yの発現量が、 標的遺伝子 Yの発現量と生理活性物質 Xに対する感受性との 相関性に関するデータと照合される。 標的遺伝子 Yの発現量と生理活性物質 に 対する感受性との相関性は、 自体公知の方法により決定できる。
次いで、 照合結果より、 生理活性物質 Xに対する感受性が推定される。 生理活 性物質 Xと標的遺伝子 Yとの組合せは上述の通りである。 生理活性物質の標的遣 伝子を高発現している動物では、 生理活性物質に対する感受性が高い (または低
レ、) と考えられ、低発現する動物は、感受性が低い (または高い) と考えられる。 従って、 標的遺伝子 Yの発現量の解析より、 生理活性物質 Xに対する感受性を判 断することが可能である。 例えば、 生理活性物質 Xが薬物である場合、 薬物の効 き易さまたは効き難さ、 あるいは薬物の副作用が発現する確率を判断することが 可能である。
判定方法 I Vは、生理活性物質 Xに対する感受性の判定を可能とする。従って、 判定方法 I Vは、 例えば、 特定の動物に対する'生理活性物質 Xの作用の評価など に有用である。
8 . 1 . 2 . 標的遺伝子 Yの発現量の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する 疾患まだは状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定用キット (判定用 キット I V)
本発明は、 判定方法 I Vを容易に行うことを可能とする判定用キットを提供す る。
本判定用キットを、 必要に応じて 「判定用キット I V」 と省略する。
一実施形態では、 判定用キット I Vは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む:
( i ) 標的遺伝子 Yの発現量を測定し得る手段;
( i i )生理活性物質 Xの効果と標的遺伝子 Yの発現量との関係を記録した媒体。 該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは標的遺伝子 Yの転 写産物または標的タンパク質 Yなどをさらに含んでいてもよい。
判定用キッ ト I Vの構成要素は、 ( i i ) の媒体以外は、 判定用キット I と同様 である。
生理活性物質 Xの効果と標的遺伝子 Yの発現量との関係を記録した媒体は、 標 的遺伝子 Yの発現量と生理活性物質 Xに対する感受性との相関性に関するデータ を格納したものであり得る。 生理活性物質 Xに対する感受性が高い動物における 標的遺伝子 Yの発現量は、感受性が低い動物に比し、増加(または低下) し得る。 判定用キッ ト I Vは、 生理活性物質 Xに対する感受性の容易な判定を可能とす る。 従って、 判定方法 I Vは、 例えば、 特定の動物に対する生理活性物質 Xの作
用の評価などに有用である。
8 . 2 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 生理活性物質 Xに対する感受性の 判定方法および判定用キット -
8 . 2 . 1 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する疾 患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法 (判定方法 V) 本発明は、 標的遺伝子 Yの多型を測定することを含む、 生理活性物質 Xに関連 する疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法を提供す る。
本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 V」 と省略する。
一実施形態では、 判定方法 Vは、 以下の工程 (a )、 ( b ) を含む:
( a ) 動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの多型を測定する工程;
( b ) 多型の特定のタィプの有無に基づき標的遺伝子 Yに関連する疾患または状 態における生理活性物質 Xの効果を予測する工程。
上記 (a ) 〜 (b ) の工程を含む方法論を、 必要に応じて 「方法論 V I I I」 と省略する。
方法論 V I I Iの工程 (a ) は、 方法論 V I Iの工程 (a ) と同様である。 方法論 V I I Iの工程 (b ) では、 標的遺伝子 Yの多型のタイプに基づき、 生 理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xの効果が評価さ れる。 詳細には、 先ず、 測定された標的遺伝子 Yの多型のタイプが、 標的遺伝子 Yの多型のタイプど、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活 性物質 Xに対する感受性との相関性に関するデータと照合される。 該相関性は、 自体公知の方法により決定できる。
次いで、 照合結果より、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生 理活性物質 Xに対する感受性が予想される。 生理活性物質 Xと標的遺伝子 Yとの 組合せは上述の通りである。 生理活性物質に対する感受性が高い動物では、 該生 理活性物質の標的遺伝子に特定のタイプの多型をしばしば有することが知られて いる。 従って、 多型の解析より、 生理活性物質 Xに対する感受性を判断すること
が可能である。 例えば、 生理活性物質 Xが薬物である場合、 薬物の効き易さまた は効き難さ、あるいは薬物の副作用が発現する確率を判断することが可能である。 判定方法 Vは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物 質 Xに对する感受性の容易な判定を可能とする。従って、判定方法 Vは、例えば、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xの作用の評価 などに有用である。
8 . 2 . 2 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 生理活性物質 Xに関連する疾 患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定用キッ ト (判定用キ ッ卜 V )
本発明はまた、 判定方法 Vを容易に行うこ を可能とする判定用キッ トを提供 する。
本判定用キッ トを、 必要に応じて 「判定用キット V j と省略する。
一実施形態では、 判定用キッ ト Vは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む:
( i ) 標的遺伝子 Yの多型を測定し得る手段;
( i i ) 生理活性物質 Xの効果と遺伝子 Yの多型との関係を記録した媒体。
該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは特定のタイプの多 型を有する標的遺伝子 Υをコードする核酸、 特定のタイプの多型を有しない標的 遺伝子 Υをコードする核酸などをさらに含んでいてもよい。
判定用キット Vの構成要素は、 ( i i ) の媒体以外は、 判定用キット I I と同様 である。
生理活性物質 Xの効果と遺伝子 Yの多型との関係を記録した媒体は、 生理活性 物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性と、 標 的遺伝子 Yの多型のタイプとの相関性に関するデータを格納したものであり得る。 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受 性が高い動物における標的遺伝子 Yの多型のタイプは、感受性が低い動物に比し、 生理活性物質 Xに対する結合能が高い (または低い) タンパク質をコードするよ うなものであり得る。
判定用キット Vは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活 性物質 Xに対する感受性の判定を可能とする。 従って、 判定用キット Vは、 例え. ば、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xの作用の 評価などに有用である。
8 . 2 . 3 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 標的遺伝子 Yに関連する疾患 または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法 (判定方法 V I ) 本発明は、 標的遺伝子 Yの多型を測定する とを含む、 標的遺伝子 Yに関連す る疾患または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定方法を提供する。 本判定方法を、 必要に応じて 「判定方法 V I」 と省略する。
一実施形態では、 判定方法 V Iは、 下記の ΐ程 (a )、 ( b ) を含む:
( a ) 動物から採取した生体試料において標的遺伝子 Yの多型のタイプを測定す る工程;(b )多型の特定のタイプの有無に基づき標的遺伝子 Yに関連する疾患ま たは状態における生理活性物質 Xの効果を予測する工程。
本判定方法では、 感受性の判定に使用される多型のタイプは、 標的タンパク質 Yの生理活性物質 Xに対する結合性を変化させるものである。 このような多型の タイプは、 バインディングアツセィ等の自体公知の方法により決定できる。 生理 活性物質に対する結合能が増強または低下するような多型のタイプを含む標的遺 伝子を有する動物では、 生理活性物質に対する感受性が高い (または低い) と考 えられ、 該結合能が低下するような多型のタイプを含む標的遺伝子を有する動物 は、 感受性が低い (または高い) と考えられる。 従って、 このような多型のタイ プの解析より、 生理活性物質 Xに対する感受性を判断することが可能である。 判定方法 V Iにおける上記 (a )、 ( b ) の工程を含む方法論は、 測定されるべ き標的遺伝子 Yの多型のタイプを除き、 方法論 V I I I と同様である。
判定方法 V Iは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性 物質 Xに対する感受性の容易な判定を可能とする。 従って、 判定方法 V Iは、 例 えば、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xの作用 の評価などに有用である。
8 . 2 . 4 . 標的遺伝子 Yの多型の測定に基づく、 標的遺伝子 Υに関連する疾患 または状態における生理活性物質 Xに対する感受性の判定用キット (判定用キッ ト V I ) - 本発明はまた、 判定方法 V Iを容易に行うことを可能とする判定用キットを提 供する。
本判定用キットを、 必要に応じて 「判定用キット V I」 と省略する。
一実施形態では、 判定用キット V Iは、 以下 ( i )、 ( i i ) を含む:
( i ) 標的遺伝子 Yの多型を測定し得る手段;
( i i ) 標的遺伝子 Yに関連する疾患または状態と標的遺伝子 Yの多型との関係 を記録した媒体。
該キットは、 生体試料を動物から採取し得る手段、 あるいは特定のタイプの多 型を有する標的遺伝子 Υをコードする核酸、 特定のタイプの多型を有しない標的 遺伝子 Υをコードする核酸などをさらに含んでいてもよい。
判定用キッ ト V Iでは、 発症リスクの判定に使用される多型のタイプは、 標的 タンパク質 Υの生理活性物質 Xに対する結合性を変化させるものである。 このよ うな多型のタイプは、 バインディングアツセィ等の自体公知の方法により決定で きる。
判定用キット V Iの構成要素は、 測定されるべき標的遺伝子 Υの多型のタイプ を除き、 判定用キット Vと同様である。
判定用キット V Γは、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理 活性物質 Xに対する感受性の判定を可能とする。 従って、 判定用キット V Iは、 例えば、 生理活性物質 Xに関連する疾患または状態における生理活性物質 Xの作 用の評価などに有用である。
本明細書中で挙げられた特許および特許出願明細書を含む全ての刊行物に記載 された内容は、 本明細書での引用により、 その全てが明示されたと同程度に本明 細書に組み込まれるものである。
以下、 実施例を用いて本発明をより詳細に説明するが、 本発明の技術的範囲は
以下の実施例に限定されるものではない。
実施例
[参考例 1 ] 大腸菌を用いたヒ ト完全長 cDNA クローンからのタンパク質発現方 法
Invitrogenの Gatewayシステムの PCRクローニング法によってヒ ト完全長 cDN Aクローンをクローニングベクター GatewaypD0NR201 と BP反応させてェントリー クローンを得た。 このェントリークローンを Gatewayシステムのデスティネーシ ヨンベクター PDEST17 と L Rクロナーゼにより 25°C60分間 LR反応させて発現プ ラスミ ドを作製した。 なお、 大腸菌発現タンパク質は N末端に His - tagを融合し た形で発現ざせた。 この発現プラスミ ドによって大腸菌コンビテントセル BL21st ar (DE3) pLysSを形質転換し、 発現ベクターが導入されたクローンを選択して Fro zenStockを作製した。 形質転換体を LB培地に植菌して前培養後、 SB培地中に移 して本培養を行い IPTG発現誘導をかけた菌体を凍結保存した。
[参考例 2 ] ヒ ト完全長 cDNAクローンの発現タンパク質精製方法
ヒ ト完全長 cDNAクローンを N末 Hisタグ付きのタンパク質として発現させ、 B ioRobot8000 (Qiagen) あるいは AKTA Crystal (Amersham) を用いて実施した。 B ioRobot8000 による精製では、 参考例 1の発現誘導をかけた凍結保存菌体を解凍 してリゾチームで溶菌後、 Ni- NTA Superf low 96 BioRobot Kit (Qiagen) を用い てァフィ二ティー精製した。 AKTA Crystalによる精製では、 HisTrap HPカラムに よるァフィ二ティー精製後に Gel Fi ltration Column HiLoad 16/60または 10/30 Superdex 75 prep gradeカラムによるゲルろ過精製を実施した。 精製分画の SD S-PAGEを実施して推定分子量と純度を検定してから相互作用解析に使用した。
Biacore測定用のタンパク質に関しては、 集菌した大腸菌を lysis buff er [50m M NaH¾P04pH8. 0、 0. 3M NaCl、 lOmM Imidazole^ Bensozase、 rLysozyme^ complete EDTA free (ロシュ ·ダイァグノスティックス、 cat no. 1873580) ]に懸濁し、 超 音波処理 (2秒処理 + 2秒、 5分間、 氷上) により破砕した。 Ni-NTA- agaroseを菌 体波砕液に加え、 His - tag タンパク質を結合させ、 NPI- 30 buffer [50mM NaH2P04
pH8. 0、 0. 3M NaCl、 30mM Imidazole]で Ni - NTA-agaroseを数回洗浄した。 精製し た組換えタンパク質は高濃度のィミダゾールを含む NPI - 500 buffer [50mM NaH2P0 4 pH8. 0、 0. 3M NaCl、 500mM Imidazole]で Ni—NTA— agarose力 ら溶出後、 PBSに対 して透析を行い、ィミダゾールを除去した。得られたタンパク質は濃度を測定後、 SDS-PAGEにて純度を測定し、 4°Cにて保管した。
[参考例 3 ] カイコ蛹を用いたヒ ト完全長 cDNAクローンからのタンパク質の発 現及び精製方法
一部のタンパク質については、 片倉工業株式会社のカイコ蛹発現系に基づくタ ンパク質受託生産サービス 「Superworm」 を利用して発現 '精製した。 C末端に H is タグを付与した遺伝子を組換えバキュロヴィルスに挿入しカイコ蛹に接種し た。 発現させたカイコ蛹の磨砕物を超音波処理し、 その遠心上清をフィルターろ 過して大腸菌発現物と同様に、 Ni-NTA樹脂あるいはァフィユティー精製を行った。
[参考例 4 ] サイズ排除クロマトグラフィ一法を用いたヒ トタンパク質一医薬 品相互作用解析方法
汎用医薬品とヒ ト全長 cDNA クローンから発現したタンパク質との相互作用を タンパク質と化合物の双方とも非修飾 ·非固定の状態で解析するために、 サイズ 排除クロマトグラフィー (S E C ) と質量分析を組み合わせた手法 (S E C—M S法) を用いた。 具体的な手順は次の通りである。
ステップ 1 .
単一の医薬品溶液、 あるいは、 複数の医薬品 (8、 16、 24 種など) を混合した 多重化化合物溶液を参考例 2で精製したタンパク質に添加した。
ステップ 2 .
ステップ 1で調製した化合物とタンパク質の混合物の S E Cカラムによるクロ マトグラフィーを実施し、 化合物とタンパク質とを S E Cで分離し、 タンパク質 分画に含まれる結合化合物あるいはタンパク質と相互作用した化合物を質量分析 計によって解析した。
精製タンパク質標品は、 限外ろ過法による濃縮と緩衝液置換を行い、 25 /z M 以
上の濃度になるまで濃縮した。 最終的な緩衝液組成は、 金属イオン非添加の緩衝 液の場合には 10mM ADA (N- (2-Acetaraido) iminodiacetic acid) Buffer (pH6. 5) - 300mM NaCl水溶液、若しくは、.金属イオン添加緩衝液の場合には lOmM ADA (N- (2 -Acetamido) iminodiacetic acid) Buffer (pH6. 5) -300mM NaCl- 100 /z M mineral ion cocktail (Ca (0Ac) 2、 Zn (OAc) 2 · 2H20、 Cu (0Ac) 2 · H20、 Co (OAc) 2 · 4H20、 Mn (OA c) 2 · 4H20、 Mg (OAc) 2 · 4H20、 FeCl3 · 6H20)水溶液とした。 S E C— M S法による相 互作用スクリーニングには金属ィオン添加緩衝液で調製されたタンパク質溶液を 用いた。ただし、相互作用の濃度依存性を試験したタンパク質の一部については、 相互作用の金属イオン要求性を確認する目的で、 金属イオン添加と非添加の緩衝 液の両者で調製されたタンパク質溶液をそれぞれ用いた。 タンパク質濃度は BCA Protein Assay (PIERCE) を用いて測定し、 SDS- PAGEで算定した純度を考慮した。 医薬品化合物は、 L 25mM濃度の単一化合物の DMS0 (Dimethyl sulfoxide) 溶液 あるいは複数 (8、 16あるいは 24種) の化合物を混合した多重化化合物の DMS0 溶液を調製して相互作用解析に用いた。 また、 再現性を確認する試験あるいは濃 度依存性を調べる試験では、単一化合物の各種濃度の DMS0 (Dimethyl sulfoxide) 溶液を用いた。
質量分析は、 ESIプローブを装着した LCQ DECA XP (Thermoelectron) あるいは Q-T0F micro (Micromass) を用いて行った。 また、 LCポンプは Agilentl lOO (Yo koga a Analytical Systems)、 オートサンプラーはクーリングスタッカーを搭載 した HTC-PAL (CTC Analytics) を使用した。 S E Cカラムとして、 384穴スピン カラムを使用した。
スピンカラム法 (図 1、 2 )
384 穴スピンカラム法では、 ュ-フィルター 100 (Whatman) に乾燥容量 10 μ L の Bio- Gel P6 (BI0-RAD) を充填し milliQ水で膨潤させたものを S E Cカラムと して使用した。 タンパク質を含まないリファレンス標品および 25 /z M濃度のタン パク質標品 13. 3 μ Lと各 25 μ M濃度の医薬品化合物を含有する多重化薬物溶液(5% DMS0水溶液) 0. 7 /z Lとを混合し、 その を S E Cスピンカラムに分注した。
ァセトニトリルを分注した 384穴 U底プレート上に S E Cスピンカラムを上乗せ して遠心し、 タンパク質分画である S E Cスピンカラムのろ液を 50%ァセトニト リル中に回収した。 ァセトニトリルによって生じたタンパク質沈殿を遠心および フィルターろ過で除去して除タンパク質操作を行い、そのろ液を遠心濃縮後に 10 Lの 50%Methanolで再溶解して質量分析サンプルとした。質量分析計への移動 相は、 Positive ionモードの場合には 0. 1 %ギ酸 50%methanol溶液、 Negative ionモードの場合には 0. 1%ァンモニァノ 50%methanol溶液を 40 μ L/minの流速 で用いた。 ォートサンプラーを用いて質量分析サンプル 2;/ L ずつを 2分間間隔 でインジヱクシヨンして化合物の質量スペク トル強度を測定し、 S E Cスピン力 ラムのろ液 (S E Cからのタンパク質溶出分画) に含まれる医薬品化合物のスぺ ク トル強度を得た。 タンパク質標品を添加した S E Cサンプルから得られた質量 分析サンプル中の化合物のスペク トル強度が、 タンパク質が添加されていないリ ファレンスの S E C標品の質量分析サンプル中のその化合物のスぺク トル強度よ りも大きい場合に相互作用ありと判定した。 また、 濃度依存性を調べる試験にお いては、 S E Cサンプルの化合物濃度あるいは //およびタンパク質濃度を増加さ せた時に、 S E Cスピンカラムのろ液 (S E Cからのタンパク質溶出分画) に含 まれる医薬品化合物のスペク トル強度が増大する場合に、 濃度依存性の相互作用 と判定した。
[参考例 5 ] BIAC0RE3000による解離定数の測定
タンパク質の固定化:
タンパク質は 20 μ g/mL力、ら 40 /Z g/mL程度に PBSで希釈し、 affinity - amine— c oupl ing法にて NTAが固定化された CM5- Sensor chipもしくは市販の NTA sensor chipに固定を行った。
Affinity - amine - coupling法は、 1分間 0. 5 M NiCl2をィンジェクシヨンし、 つ いで 10分間 EDC : NHS混合液 (BIAC0RE製) をインジェクションして sencor chip を activationし、引き続きタンパク質溶液を 10分から 15分インジェクションし て固定化した。 固定化後、 1M ethanolamineを 7分間インジヱクシヨンして、 dea
ctivation を行った。 固定化されたタンパク質量はタンパク質によって異なって いるが、 平均すると 6,800 RU程度であり、 最低 1,452 RU、 最大 16, 655 RUであ つた。
化合物の希釈:
測定用の緩衝液は Tris buffered Saline (lOmM Tris/HCl pH7.4、 150 mM NaCl) (TBS)に 2%の DMSOを加えたものを主に使用したが、化合物の溶解性などの理由か ら PBS、 もしくは HEPES buffered Saline (lOmM HEPES/HC1 pH7.4、 150 mM NaC 1) (HBS)も使用した。 測定するタンパク質-化合物の性質上、微量の金属イオンが 必要な場合、 10μΜ、 もしくは 100/iMの酢酸カルシウムと酢酸マグネシウム、 及 び、 1/zMの酢酸亜鉛を緩衝液に加えて使用した。 また、 化合物によって溶解性の 低いものがあることから界面活性剤の一種である surfactant P-20 (BIAC0RE 製) を 0.005%添加した。
化合物の希釈は 100//M、 33.3 Μ. 11.1 μ 3.7 Μ、 1.23μΜ、 Ο ΙμΜ の 6 段階希釈を基本として使用し、 33.3μΜについては 2回測定を行い、 測定の再現 性を確認した。
特に 1χ10_5Μ.以下の Kd値が得られた場合、 化合物を 100/ζΜ、 50//Μ、 25μΜ、 1 0μΜ、 5μΜ、 2.5μΜ、 1 μ Μ 0.5 μ Μ 0.25 Μ、 0.1 μ Μの 10段階希釈を行い、 10 0μΜ、 50juM、 25/zM、 10 μ M、 5 μ M、 2.5 μ M, 1 M、 0.5 /z Mにつレヽては 2回 ¾1定 を行い測定の再現性を確認した。
また、通常の検討結果から、化合物が sensor表面に非特異的な吸着をしている ことが疑わしい場合、 1χ10_4Μから 1χ1(Γ3 M ethanolamineを測定用の緩衝液に加 え検討を行った。
測定には BIAC0RE3000を使用し、 KINJECTコマンドで化合物をィンジェクショ ンした。 流速は 50/X L/min.でィンジェクシヨンは 3分間、 その後の 3分間解離の 測定を行った。
Sensor表面は化合物のインジェクション後、 lOmM HC1 (6秒間)、 ImM NaOH (6 秒間)、 40mM Octyl-glucose (10 秒間) を順次インジヱク 卜して洗浄した。 必要
に応じてこの洗浄操作を繰り返した。
測定値の補正、 及び、 Kd値の計算法:
各測定の前に、 測定用の緩衝液に DMS0を濃度 (1. 25%、 1. 75%、 2. 0%、 2. 25%, 2. 5%、 2. 75%など) を変えて数回インジェクションを行い、 その値を用いて DMS0に よるバルク効果の補正 (DMS0補正) を行った。 また、 化合物の希釈に用いた緩衝 液のみをインジヱクシヨンし、 装置のノイズ等の補正 (0補正) に用いた。 DMS0 補正、 及び、 0補正を行った測定結果を BIAevaluation version4. 1を用いて解析 を行った。 測定の結果、 各希釈で定常状態の結合が認められる場合、 steady sta te affinityの算出を行い、 Kd値を求めた。 また、 結合の後、 数分にわたって解 離が観察できる場合、 もしくは、 化合物インジェクション中に定常状態に達しな レヽ場合は、 Kinetics analysis (Simultaneous ka/kd、 1: lbinding model).で解し て Kd値を算出した。 ·
[実施例 1 ] 発現タンパク質と化合物の相互作用解析 (1 )
参考例 1〜 3の方法に従って各種タンパク質の発現精製を行い、 各種タンパク 質と各種化^^物との相互作用を参考例 4の方法に従って解析した p 相互作用を示 した各種タンパク質と各種化合物のペアを以下の表 9—:!〜 9 6に示す。
[表 9一 1] 配列番号 FLJ番号 化合物
1 FLJ21182 アジマリン
1 FLJ21182 セレスチンブルー
1 Fし J21182 コネッシン
1 FLJ21182 ジフエ二ドール
1 FLJ21182 メトキシ -6-ノ、ルマラン
1 FLJ21182 ピメチキセン
1 Fし vJ2"82 キニーネ
1 FLJ21182 リ卜ト *リン
1 Fし J21182 ァリメマジン
1 FLJ21182 ポルジン
1 FLJ21182 クロフイリゥ厶
1 FLJ21182 パロキセチン
1 FLJ21182 トリメチルコルヒチン酸
1 FLJ21182 アンチピリン
1 FLJ21182 セファエリン
1 FLJ21182 シクロピロクス
1 FLJ21182 コニイン(DL)
1 FLJ21182 ドキサゾシン
1 FLJ21182 スリレフアジメ卜キシン
1 FLJ21182 パンチチン
2 FLJ38597 トリメチルコルヒチン酸
2 Fし J38597 アジマリン
2 Fし J38597 セレスチンブルー
2 Fし J38597 メ卜キシ- 6-ノヽノレマラン
2 Fし J38597 ミナプリン
2 FLJ38597 リ卜ト *リン
2 FLJ38597 スコレリン
2 FLJ38597 ァリメマジン
2 Fし J38597 ァセチヅレシスティン
3 FLJ 13700 セレスチンブヅレー
3 FLJ 13700 シクロピロクス
3 FLJ 13700 コニイン(DL)
3 FLJ 13700 タモキシフェン
3 FLJ 13700 ァセチリレシスティン
3 FLJ 13700 パラセタモール
4 FLJ50683 モソレシドミン
5 FLJ50199
6 FLJ26440 口べリン QT (―)
6 FLJ26440 エブセレン
7 Fし J21647 モロキシジン
8 FLJ26620 キシラジン
9 FLJ43792 テルグリド
[表 9一 2 ]
9 Fし J43792 ィォベングアン
10 Fし J38127 キニーネ
10 Fし J38127 エブルナモニン
10 FLJ38127 フルォロクラーリン
10 FLJ38127 フラノレタドン
1 1 Fし J35050 ヒドロフルメチアジド
12 FLJ27298 メチマゾール
13 Fし J26262 リスペリドン
14 Fし J90682 ブピ /く力イン
15 Fし U22923 口ペラミド
15 Fし J22923 クロフアジミン
15 FUJ22923 ジピリダモール
16 Fし J22871 スタノゾ□—ゾレ
16 FLJ22871 メチクロチアジド
17 Fし J20398 クロモマイシン A3
17 Fし J20398 メクロフ Iナム酸
17 Fし J20398 サキナビル
18 Fし J35377 プロマジン
18 Fし J35377 プランルカスト
19 Fし J42145 ジヒドロストレプトマイシン
19 Fし J 42145 ィプロニアジド
19 FLJ42145 ネフォパム
20 FLJ26144 ケメレセチン
20 FLJ26144 ルテ才リン
20 FLJ26144 プランリレカスト
21 FLJ26374 プランノレカスト
22 FLJ26371 グレミゾ一ル
22 FLJ26371 フェンベンダゾ一ル
22 FLJ26371 ノ\ソレモ一ノレ
22 Fし J26371 ィホスフアミド
22 Fし J26371 ピパ一ロングミン
22 FUJ26371 プ□プラノロ一ノレ
23 Fし J45688 ァセトへキサミド
23 Fし U45688 ベンゼトニゥム
23 Fし《J45688 クロミフェン
23 Fし J45688 シクロベンザプリン
23 Fし J45688 フリレペンチキソ——リレ
23 Fし J45688 グアンファシン
23 Fし J45688 マプロチリン
23 Fし J45688 ペルへキシリン
23 Fし J45688 プロべネシド
23 FLJ45688 クリノフイブラート
23 FLJ45688 セレコキシブ
[表 9— 3 ]
23 Fし d45688 ゴシポール
23 F I45688 アルチアジド
23 Fし J45688 α -ェソレゴクリプチン
23 FLJ45688 ガべキサー卜
23 FLJ45688 クレンブ亍ローゾレ
23 FLJ45688 エトドラク
23 FUJ45688 ミソプロス! ル
23 FLJ45688 ウベ二メクス
23 Fし J45688 ァセ卜へキサミド
23 Fし vJ45688 クロパミド
23 FLJ45688 グリベンクラミド
23 Fし J45688 グリピジド
23 FUJ45688 イソキシカム
23 F J45688 スゾレファフェナゾ一ゾレ
23 FLJ45688 チォプロペラジン
23 FUJ45688 チォチキセン(cis)
23 FLJ45688 トリレブタミド
23 Fし J45688 メチクロチアジド
23 Fし J45688 ァメレガト くン
23 FUJ45688 スルフアドキシン
23 Fし J45688 スノレフアベンズアミド
23 FLJ45688 ベンズチアジド
23 Fし J45688 / ルデコキシブ
24 Fし J38620 ァセ卜へキサミド
24 FUJ38620 イスラジピン
24 F J38620 ムピロシン
24 Fし J38620 リマプロス卜
24 FUJ38620 ソラソジン
24 Fし J38620 ァラセプリリレ
24 FLJ38620 カメレポプロスト
25 FLJ26267 メトエルゴタミン
25 FLJ26267 メトキサミン
25 Fし J26267 / 口キセチン
25 Fし J26267 ジゾシルビン
25 FLJ26267 フルポキサミン
25 FLJ26267 3-ヒドロキシキヌレニン
25 FLJ26267 二メタゼパム
25 Fし J26267 フルドロキシコルチド
26 Fし J26062 フエノプロフェン
27 FUJ22936 ァセノクマロール
27 FLJ22936 ブデソニド
27 FLJ22936 クロロゲン酸
27 FLJ22936 クロ口チアジド
[表 9 4 ]
27 Fし J22936 ジクロフェナク
27 FLJ22936 ンへロトン
27 FLJ22936 DO 897/99
27 FLJ22936 二メスリド
27 FLJ22936 チォプロペラジン
27 Fし J22936 サルポグレラート
28 FLJ43223 ァセチルサリチルサリチル酸
29 FLJ26102 ブスピロン
30 FLJ25218 ドパミン
30 FLJ25218 -メチル -5-ヒドロキシトリプタミン
31 Fし J45675 シサプリド
32 FLJ25918 べソレベリン
32 FLJ25918 セレスチンブル一
32 FLJ25918 ジフルニサル
32 FLJ25918 メベンダゾ一ル
32 FLJ25918 トラニラス卜
33 FLJ46709 ブロムペリドール
33 FLJ46709 コラリ一ネ
34 RGNpcOI 7 DO 897/99
34 RGNDC01 7 ドンペリドン
34 RGNpcOI 7 フルペンチキソ一ル
34 RGNpcOI 7 フルフエナジン
34 RGNpcOI 7 チロキシン L
34 RGNpcOI 7 トリフロペラジン
34 RGNpcOI 7 クリノフイブラート
34 RGNpcOI 7 ァセ卜へキサミド
34 RGNpcOI 7 クロモマイシン A3
34 RGNpcOI 7 カルポプロスト
35 Fし J40377 ァノレフゾシン
35 Fし J40377 クロべタゾン
35 Fし J40377 ドキサゾシン
35 Fし J40377 プランノレカスト
35 FLJ40377 リスペリドン
36 FLJ25845 ァセ卜プロマジン
36 FLJ25845 シクロペン卜レー卜
36 FLJ25845 ペルへキシリン
36 FLJ25845 フェンホルミン
36 FLJ25845 ピリラミン
36 FLJ25845 テルコナゾ一ル
36 FLJ25845 卜ブラマイシン
36 FLJ25845 ァモキサピン
36 FLJ25845 セファエリン
36 Fし J25845 クレンブテローノレ
[表 9一 5 ]
36 Fし J25845 ドンペリドン
36 Fし vJ25845 ミノサイクリン
36 FUJ25845 モキサラクタム
37 FLJ23662 グリベンクラミド
37 FLJ23662 ラロキシフェン
37 FLJ23662 クロフアジミン
38 Fし J 12668 アルベンダゾール
39 Fし J90085 ベザフイブラート
40 Fし J90364 ピレンゼピン
41 FLJ90401 レシナミン
42 FLJ25526 ベンズブロマロン
42 FLJ25526 プラン レカスト
42 FLJ25526 ミフエプリス卜ン
42 Fし J25526 メスタノロン
43 Fし J46896 ヒドロキシタクリン(R.S)
43 Fし J46896 メトェソレゴタミン
43 Fし J46896 メタプロテレノーノレ
44 FLJ46856 エブリレナモニン
44 Fし 46856 レポブノローソレ
45 Fし J 90345 ノ レ /ゝノレマン
45 Fし J 90345 ピリラミン
46 FLJ26550 セレスチンブルー
46 Fし J26550 二卜ラリン
47 Fし J90015 クレミゾーゾレ
48 Fし J39454 クロバザム
49 FLJ451 15 ジョサマイシン
49 FLJ451 15 ォキシトシン
49 FLJ451 15 クラリスロマイシン
50 FLJ90066 リュープロリド
50 Fし J90066 シクロスポリン A
51 FLJ37995 ジクロフエナミド
51 FLJ37995 ベンズチアジド
52 FLJ26058 ヒドロキシクロロキン
52 Fし J26058 フラゾリドン
52 Fし J26058 メタネフリン(D.L)
53 FLJ46369 ベンズブロマロン
53 FLJ46369 ベンゼトニゥム
53 FLJ46369 クロフアジミン
53 FLJ46369 ドンペリドン
53 FLJ46369 ドキサゾシン
53 FLJ46369 グラミシジン
53 Fし J46369 ひ-エ レゴクリプチン
53 FLJ46369 ビカリレタ Sド
[表 9一 6 ]
また、 上記ペアのうち一部のペアの相互作用について、 参考例 4の方法により 濃度依存性を試験した。 各低分子化合物とタンパク質の両者の用量に依存して、
SECスピンカラムのろ液 (S ECからのタンパク質溶出分画) に含まれる医薬 品化合物のスぺク トル強度の増大が認められたペアは濃度依存性の相互作用を示 すと考えられる。 S EC— MS法により濃度依存性の相互作用を示したペアの詳 細を以下の表に示す。 なお、 下記表において、 Mineral (+)は、 金属イオン添加緩 衝液、 すなわち、 lOmM ADA Buffer (pH6.5)-300mM NaCl-100 μ M mineral ion co cktail(Ca(0Ac)
2、 Zn (OAc)
2 · 2H
20、 Cu (OAc)
2 · H
20、 Co (OAc)
2 - 4H
20、 Mn (OAc)
2 · 4 H
20、 Mg(0Ac)
2 · 4H
20、 FeCl
3 · 6H
20)水溶液で調製されたタンパク質標品を用いた ことを示している。 一方、 Mineral (_)は、 相互作用が金属イオン要求性であるか どうかを調べるための比較実験として、 金属イオン非添加緩衝液、 すなわち 10mM ADA Buffer (pH6.5)-300mM NaCl 水溶液で調製されたタンパク質標品を使用し たことを示す。
[表 1 0A] · .
Minerals (- 測定 Mass Ra :m/z= 328.4 - 329.9
[表 1 2 A]
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 329.4 - 330.9
[表 23]
[表 37 A]
Minerals (-)
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 284.4 -285.9
[表 45 Β]
Minerals (-) 測定 Mass Ra :m/z= 320.3 -321.8
[表 47 A]
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 259.4 -260.9
Minerals (-) 測定 MassRa :m/z= 412.6
[表 58 A]
Minerals (-) 測定 Mass Ra :m/z= 277.6 -279.1
[表 7 2 B ]
Minerals(+) 測定 Mass Ra :m/z= 287.4 -288.9
Minerals(-) 測定 Mass Ra :m/z= 324.4 -325.9
[表 76]
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 371.4 -372.9
[表 79 ]
Minerals(-) 測定 Mass Range:m/z= 221.3 -222.8
[表 94 A]
Minerals!-) 測定 Mass Ra :m/z= 354.3 -355.8
Minerals (-) 定 Mass Ra :m/z= 295.7 -297.2
Minerals(-) 測定 Mass Ra :m/z= 417.6 -419.1
Minerals (-) 測定 Mass Ra :m/z= 328.4 -329.9
, [表 1 2 1 B ]
[表 1 22 A]
Minerals (-) 測定 Mass Ra :m/z= 481.5 -483
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 205.3 -206.8
Minerals (+) 測定1^3 :^=473.4-474
[表 1
Minerals(-) 測定 Mass Rane:m/z: 325.8 -327.3
Minerals(+) 測定 Mass Ran : m/z: 748- 749.5
[表 1 6 7 B]
[表 186 B]
Minerals (+) 定 Mass Ra :m/z= 425.9 - 427.4
ほ 1
Minerals (-) 測定 Mass Ranee: mil- 167.2 - 168.7
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 157.2- 158.7
Minerals!-) . 測定 Mass Ran : mil- 285.4 - 286.9
[表 208 B]
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 309.4 -310.9
[表 2
Minerals (-) 測定 Mass Ra :m/z= 263.4 -264.9
Minerals (+) 測定 Mass Ra :m/z= 277.4 - 278.9
従って、 相互作用を示したタンパク質は、 その対応するペアの化合物の標的タ ンパク質の 1つであることが判明した。 このことより、 タンパク質とスクリー二 ング候補物質とを作用させることで、 新規医薬品のスクリーニングを行う.ことが できる。 すなわち、 タンパク質と候補物質の相互作用を、 例えば参考例 4の方法 で検出するような系を構築することによって、 新規医薬品のスクリーニングを行 うことができる。
[実施例 2 ] 発現タンパク質と化合物の相互作用解析 (2 )
参考例 1〜 3の方法に従って各種タンパク質の発現精製を行い、 各種タンパク 質と各種化合物との相互作用を参考例 5の方法に従って解析した。 相互作用を示 した各種タンパク質と各種化合物のペアに関する結合強度 (K d値) を、 以下の 表 2 2 0— 1、 2 2 0— 2に示す。
[表 2 2 0— 1 ] 配列番号 FLJ 化合物 Biacore Kd(M)
1 FLJ21 182 ジフエ二ドール 0.000453
1 FLJ21 182 ピメチキセン 0.0018
1 FLJ21 182 ァリメマジン 0.00011
1 FLJ21 182 ボルジン 0.000168
1 FLJ21 182 クロフイリゥ厶 0.000507
1 FLJ21 182 パロキセチン 0.000929
9 FLJ43792 テルグリド 0.0000262
10 FLJ38127 エブルナモニン 0.0143
14 FLJ90682 ブピバ力イン 0.00358
20 FLJ26144 プランルカスト 0.00000275
21 FLJ26374 プランルカスト 0.00106
22 FLJ26371 クレミゾール 0.0016
22 FLJ26371 ハルモール 0.000275
22 FLJ26371 ピパーロングミン 0.0018
22 FLJ26371 プロプラノロ一 i /レ 0.00841
23 FLJ45688 シクロベンザプリン 0.0001 18
23 FLJ45688 フルペンチキソール 0.000586
23 FLJ45688 グアンファシン 0.000262
23 FLJ45688 マプロチリン 0.0128
23 FLJ45688 ペルへキシリン 0.0131
23 FLJ45688 クレンブテロール 0.00987
23 FLJ45688 ェ卜ドラク 0.0126
25 FLJ26267 メトエルゴタミン 0.017
25 FLJ26267 メ卜キサミン 0.0046
25 FLJ26267 《口キセチン 0.00187
25 FLJ26267 ジゾシルビン 0.000482
25 FLJ26267 3 -ヒドロキシキヌレニン 0.00571
26 FLJ26062 フエノプロフェン 0.00173
27 FLJ22936 ァセノクマロール 0.00466
27 FLJ22936 ブデソニド 0.00997
27 FLJ22936 ジクロフェナク 0.0000733
27 FLJ22936 ジぺロドン 0.0012
27 FLJ22936 DO 897/99 0.000402
27 FLJ22936 二メスリド 0.000161
27 FLJ22936 チォプロペラジン 0.00019
27 FLJ22936 サルポグレラ一卜 0.01
28 FLJ43223 ァセチルサリチルサリチル酸 0.000181
0 — 2 ]
FLJ26102 ブスピロン 0.00142
FLJ25218 ドパミン 0.0000107
FLJ25218 a -メチル -5 -ヒドロキシトリプタミン 0.00457
FLJ25918 卜ラニラス卜 0.000738
RGNpc017 ドンペリドン 0.000112
RGNpc017 フルフ Iナジン 0.00508
RGNpc017 卜リフロペラジン 0.00719
RGNpc017 クリノフィブラー卜 0.000774
RGNpc017 ァセ卜へキサミド 0.0000248
FLJ40377 ドキサゾシン 0.000714
FLJ40377 プランルカスト 0.000013
FLJ25845 ァセ卜プロマジン 0.00181
FLJ25845 ペルへキシリン 0.00901
FLJ25845 テルコナゾール 0.00161
FLJ25845 ァモキサピン 0.00128
FLJ25845 セファエリン 0.0132
FLJ25845 ドンペリドン 0.00842
FLJ25845 モキサラクタ厶 0.000643
FLJ90364 ピレンゼピン 0.00014
FLJ46896 ヒドロキシタクリン (R.S) 0.0107
FLJ46896 メタプロテレノール 0.00519
FLJ90345 ノル八ルマン 0.00789
FLJ26550 ニトラリン 0.000336
FLJ451 15 ジョサマイシン 0.00183
FLJ37995 ジクロフエナミド 0.000367
FLJ37995 ベンズチアジド 0.0012
FLJ26058 ヒドロキシクロロキン 0.00018
FLJ46369 ドンペリドン 0.00885
FLJ46369 ドキサゾシン 0.0126
FLJ46369 シロシンゴピン 0.013
FLJ16517 ドンペリドン 0.0000874
FLJ90480 ニトラリン 0.000331
FLJ25460 ケ卜プロフェン 0.000037
FLJ25460 ガバペンチン 0.00011
FLJ25460 リドフラジン 0.000562
FLJ26806 ベンジダミン 0.00901
FLJ43911 キナクリン 0.0000808
FLJ90031 プロ卜リプチリン 0.00948
FLJ90031 マプロチリン 0.00142
従って、 相互作用を示したタンパク質は、 その対応するペアの化合物の標的タ ンパク質の 1つであることが判明した。 このことより、 タンパク質とスクリー二 ング候補物質とを作用させることで、 新規医薬品のスクリーニングを行うことが できる。 すなわち、 タンパク質と候補物質の相互作用を、 例えば参考例 5の方法 で検出するような系を構築することによって、 新規医薬品のスクリーニングを行 うことができる。
産業上の利用可能性 ,
本発明の標的タンパク質および標的遺伝子は、 生理活性物質の開発、 例えば創 薬などに有用である。 本発明のスクリーニング方法および本発明の誘導体の製造 方法は、 種々の疾患または状態の予防 ·治療剤、 並びに該疾患または該状態の研 究用試薬の開発などに有用である。 本発明の調節剤および誘導体は、 種々の疾患 または状態の予防 '治療に、 並びに該疾患または該状態の研究用試薬などとして 有用である。 本発明の複合体およびキットは、 本発明のスクリーニング方法、 本 発明の誘導体の製造方法などに有用である。 本発明の判定方法および判定用キッ トは、 動物における種々の疾患または状態の発症または発症可能性の評価、 並び に生理活性物質に対する感受性の評価などに有用である。
本願は、 2007年 2月 21 日に日本で出願された特願 2 0 0 7— 0 4 0 5 4 1号 を基礎としておりそれらの内容は本明細書に全て包含されるものである。