WO2007023848A1

WO2007023848A1 - 携帯機器のストラップホルダ

Info

Publication number: WO2007023848A1
Application number: PCT/JP2006/316480
Authority: WO
Inventors: Toshinobu Ogatsu
Original assignee: Nec Corporation
Priority date: 2005-08-25
Filing date: 2006-08-23
Publication date: 2007-03-01
Also published as: JP4609492B2; EP1919268A1; US20090241299A1; CN101248711B; EP1919268A4; CN101248711A; US7908715B2; JPWO2007023848A1

Abstract

　筐体のヒンジ部には、ストラップホルダ部品が挿入されるストラップホルダ凹部及び固定ピンが挿入される第２ピン孔が設けられている。ストラップホルダ部品には、固定ピンが挿入される第１ピン孔が形成されている。これにより、ストラップホルダ部品をストラップホルダ凹部に軽圧入し、固定ピンを第２ピン孔及び第１ピン孔に挿通することにより、ストラップホルダ部品が筐体に固定される。この携帯機器のストラップホルダ構造は、小型かつ高強度の構造を有する。

Description

明細書

携帯機器のストラップホルダ

技術分野

[0001] 本発明は、携帯電話、デジタルカメラ及び PDA (携帯情報端末： Personal Digital A ssistance)等の携帯機器のストラップホルダに関する。

背景技術

[0002] 携帯機器にぉ、て、携行時の落下防止のため、紐状のストラップをストラップホルダに装着する場合が多い。このため、これらの携帯機器には、このストラップを通す孔、即ちストラップホルダが形成されている。一般的には、特許文献 1に記載のように、榭脂部分にストラップホルダを形成する場合が多い。また、特許文献 2乃至 4に記載のように、ストラップホルダを別部品として携帯機器に取り付ける場合がある。

[0003] 特許文献 1 :特開平 8— 274852号公報

特許文献 2 :特開 2005— 109224号公報

特許文献 3：特開 2003 - 273529号公報

特許文献 4 :特開平 05— 191057号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] し力しながら、これらの特許文献に開示された従来の筐体構造には、種々の問題点がある。先ず、第 1に、特許文献 1に記載のように、ストラップホルダを榭脂成形で形成する場合は、強度を確保するためには、ストラップホルダ部の断面積を大きくする必要がある。このため、小型化及び薄型化の要望が強い携帯機器においては、ストラップホルダを設けることがその要望の妨げとなるという問題点がある。

[0005] また、ストラップホルダを榭脂成形で形成するには、成形型の抜き方向を考慮する必要があるために、携帯機器の角部にストラップホルダを設置する必要があり、実装上の制約を受けることになる。

[0006] 更に、特許文献 2乃至 4に記載のように、ストラップホルダを別部品とした場合、設置場所の自由度は増すが、取り付けに要する部分を考慮すると、ストラップ孔を凸部に設置する必要がある。

[0007] 本発明は力かる問題点に鑑みてなされたものであって、携帯機器のストラップホルダ構造において、小型かつ高強度の構造を有し、意匠性が優れた携帯機器のストラップホルダを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008] 本願第 1発明に係る携帯機器のストラップホルダは、ストラップベルトの挿入孔と本体への嵌合部が一体に成形された携帯機器のストラップホルダにぉヽて、携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の内部を挿通する第 1ピン孔と、前記凹部の内側面に 2箇所で開口するように前記筐体に設けられその 2個の開口が前記凹部に面して相互に対向する第 2ピン孔と、前記凹部に前記ストラップホルダ部品が嵌入された状態で前記第 1ピン孔及び前記第 2ピン孔の双方に挿入されるピンと、を有することを特徴とする。

[0009] 本願第 2発明に係る携帯機器のストラップホルダは、携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の側面部に形成された溝と、前記筐体内に前記ストラップ部品に対して接近離隔移動可能に設けられ接近したときに前記溝に嵌入する切欠を備えた固定片と、を有することを特徴とする。

[0010] 本願第 3発明に係る携帯機器のストラップホルダは、携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の内部を挿通する第 1ピン孔と、前記筐体に設けられ前記凹部の側面に開口するピン通路と、前記凹部に前記ストラップホルダ部品が嵌入された状態で前記ピン通路を経て前記第 1ピン孔内に挿入されるピンと、を有し、前記ピン通路は、前記固定ピンが前記第 1ピン孔に揷通した状態で前記ストラップホルダ部品が前記凹部力抜け出ないように前記固定ピンを係止することを特徴とする。

[0011] これらの携帯機器のストラップホルダにおいて、前記ストラップホルダ部品は、ステンレス鋼、アルミニウム及びアルミニウム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金からなる群力選択された金属又は榭脂により製造されていることが好ましい。金属製とすることで、小型化しても強度を十分に高く保持することができる。また、金属に相当する強度を有する榭脂材料を使用してもよぐ更に、厚肉化が許容される場合は、通常の榭脂材料により成形することが可能である。

[0012] 本発明においては、金属製ストラップホルダ部品を軽圧入等にて筐体の凹部に嵌め込み、ピン又は固定片にて前記ストラップホルダ部品を筐体に固定する。ストラップホルダに加わるあらゆる荷重方向に対して、金属製ストラップホルダは軽圧入されているため、傾きにくぐピンによる両端支持固定構造のため、細いピンであっても、抜け方向に対する耐荷重を大きくとることができる。このため、ストラップを介して筐体に印加されるあらゆる方向力もの荷重を、均等に受けることができ、モーメント荷重にも強く緩みにくいため、長期間の使用にも不具合が生じにくい。

発明の効果

[0013] 本発明によれば、ストラップホルダ部品の設置場所が自由に選択可能であり、筐体のヒンジ部分などの空きスペースに設置可能である。また、本発明によれば、ストラップホルダ部品が金属部品のため、小型化しても十分な強度が得られ、ピンによる固定のため、組立が容易である。なお、本発明において、金属部品というときは、純金属のほか、合金も含む。更に、本発明によれば、ストラップ環の部分の設計自由度が高いため、優れた意匠性を有する。

図面の簡単な説明

[0014] [図 1]本発明の第 1実施形態に係るストラップホルダを備えた携帯電話を示す斜視図である。

[図 2]そのストラップホルダのホルダ部品を分解した状態を示す一部斜視図である。

[図 3]ホルダ部分を示す断面図である。

[図 4]本実施形態の筐体のストラップホルダ取付部分の拡大図である。

[図 5]本実施形態のストラップホルダ部品 300を示す斜視図であり、 (a)は斜め上方に見た斜視図、 (b)は水平に見た斜視図である。

[図 6]第 1実施形態の変形例を示す斜視図であり、筐体を下方力もみた図である。

[図 7]本発明の第 2の実施形態の分解図である。圆 8]筐体に固定金具を取り付けた後の斜視図であり、下方からみた図である。

[図 9]同じくその断面図である。

符号の説明

100 筐体

101 ヒンジ部

102 凹部

103 ピン孔

105 平坦部

104 孔

106 リブ

107 ピン凹部

108 段差

109 座面

110 キーシートユニット

120 溝

200 リアカバー

300 ストラップホルダ部

301 嵌合部

302 平坦部

303 ピン孔

304 面取り

305 段差

306 係止部

307 座面

310 溝

400 ピン

500 固定金具 600 表示部

発明を実施するための最良の形態

[0016] 以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図 1は本発明の第 1実施形態に係るストラップホルダを備えた携帯電話を示す斜視図、図 2はそのストラップホルダのホルダ部品を分解した状態を示す一部斜視図、図 3はホルダ部分を示す断面図、図 4は本実施形態の筐体のストラップホルダ取付部分の拡大図、図 5は本実施形態のストラップホルダ部品 300を示す斜視図であり、（a)は斜め上方に見た斜視図、 (b)は水平に見た斜視図である。

[0017] 図 1に示すように、操作ボタン等が形成されたキーシートユニット 110とその下層のキースィッチが筐体 100の表面に配置されており、この筐体 100と、液晶表示画面を備えた表示部 600とが、ヒンジ部 101により相互に回動可能に連結されている。筐体 100の裏面にはリアカバー 200が装着されている。そして、この筐体 100のヒンジ部 1 01に、ストラップホルダ部品 300が配置され、ストラップを係止することができるようになっている。

[0018] 図 2及び図 3に示すように、筐体 100のヒンジ部 101には、ストラップホルダ部品 30 0が挿入されるストラップホルダ凹部 102及び固定ピン 400が揷通する第 2ピン孔 10 3が設けられている。この第 2ピン孔 103の延長上の筐体 100には、固定ピン 400の先端部が侵入するピン凹部 107が形成されている。第 2ピン孔 103及びピン凹部 10 7の横断面形状は、同一であり、固定ピン 400の横断面形状と整合するものである。更に、図 6に示すように、筐体 100には、その 4隅部に、固定ねじ孔 104が形成されており、この固定ねじ孔 104にリアカバー 200を挿通するねじ（図示せず)を螺合することにより、リアカバー 200と筐体 100とが固定される。凹部 102は、ヒンジ部 101の端面に開口し、ヒンジ部 101の軸方向をその深さ方向とするものであり、ストラップ部品 3 00を凹部 102に対してヒンジ部 101の軸方向に押し込むことにより、ストラップ部品 3 00が凹部 102内に嵌入されるようになって、る。

[0019] 図 5に示すように、ストラップ部品 300は、その凹部 102内に嵌合される嵌合部 301 力その横断面が円形ではなぐ円形の縁部が弓状に切りかかれた形状を有する。このため、嵌合部 301は、その周面に平坦部 302を有する。そして、凹部 102もこのストラップ部品 300の横断面と同様に弓状に切りかかれた形状を有し、その周面に平坦部 105を有する。ストラップ部品 300の嵌合部 301と整合する形状を有する。ストラップ部品 300の嵌合部 301と凹部 102とは、ストラップ部品 300を凹部 102内に挿入するときに、若干の押込力が必要な大きさを有しており、作業者力 Sストラップ部品 300を凹部 102内に手で軽く挿入することができるようになつている。また、このストラップ部品 300の嵌合部 301と、凹部 102とは、相互に整合する弓状に切りかかれているので、ストラップ部品 300が凹部 102が設けられた筐体 100に対して回転することはない。更に、図 4に示すように、この凹部 102内の側面には、リブ 106が設けられており、この凹部 102に軽圧入されたストラップ部品 300の嵌合部 301に対して挿入抵抗力を付与している。このため、このリブ 106の高さを調節することにより、嵌合部 301と凹部 102との間の隙間が解消され、また、適度の挿入抵抗力を付与することができ、嵌合部 301が凹部 102内で動くことがなぐストラップ部品 300が筐体 100に対してがたつくことが防止される。

[0020] ストラップホルダ部品 300の嵌合部 301には、固定ピン 400を揷通するための第 1 ピン孔 303が設けられている。この第 1ピン孔 303の入り口には固定ピン 400の挿入時の呼び込み用の面取り（テーパ） 304が設けられている。また、嵌合部 301には、凹部 102に挿入する際の呼び込み用段差 305が設けられている。更に、ストラップ部品 300には、その先端部に、ストラップを通して係止するストラップ係止部 306が設けられている。

[0021] 固定ピン 400は第 2ピン孔 103に圧入されることが望ましぐこのため、第 2ピン孔 1 03の挿入入り口には、図 3に示すように、微小な段差 108が設けられている。 2個の第 2ピン孔 103は凹部 102の内側面に 2箇所で開口するように前記筐体に設けられており、その 2個の開口が凹部 102に面して相互に対向するようになっている。従つて、第 2ピン孔 103は凹部 102の空間を直線状に貫通する構造となっている。

[0022] 次に、上述の如く構成された本実施形態の携帯機器のストラップホルダの動作について説明する。先ず、ストラップホルダ凹部 102に、ストラップホルダ部品 300を軽圧入する。そうすると、ストラップ部品 300の嵌合部 301の第 1ピン孔 303が、筐体 100 の第 2ピン孔 103及びピン凹部 107に整合するので、ストラップホルダ部品 300を圧入した後、固定ピン 400を筐体 100の第 2ピン孔 103に挿入すると、この固定ピン 40 0は第 1ピン孔 303を揷通し、ピン凹部 107内に進入する。この固定ピン 400は、第 1 ピン孔 303、第 2ピン孔 103及びピン凹部 107の横断面とほぼ同じ大きさの横断面を有しており、若干の挿入抵抗を有して、これらの孔内に軽圧入される。これの固定ピン 400により、ストラップホルダ部品 300は凹部 102内に固定され、凹部 102から抜け出ることはない。図に示すように、第 2ピン孔 103が凹部 107の内側面の 2箇所で筐体を貫通しており、固定ピン 400は凹部 107の内側面の 2箇所で支持されるため、ピン径が細くても、十分な強度を得ることができる。ストラップホルダを引き抜かれる力に対するピンせん断応力は、凹部 107の内側面の 2箇所で支持することにより、片側（1 箇所)で支持する場合に比して半分になり、一方、一般的にせん断荷重 F、半径尺のせん断応力 τは、 τ =F/ ^ R²)で表されるので、第 1ピン孔 303の両端で支持する構造とすることにより、 2倍のピン径の片端支持と同等の耐荷重を得ることができる。そして、固定ピン 400を孔内に軽圧入した後、筐体 100の裏面に、リアカバー 20 0がボルト緊締により固定される。このため、固定ピン 400はそれ自身筐体の第 2ピン孔 103に摩擦力で止まっているものの、リアカバー 200により阻止されて、確実に第 2 ピン孔 103から抜け出ることはない。従って、ストラップホルダ部品 300も筐体 100から離脱することはない。

[0023] そして、ストラップホルダ部品 300の嵌合部 301と筐体 100のストラップホルダ凹部 102と力また、ストラップホルダ部品 300の座面 307と筐体 100の座面 109とは、夫々相互に接触しているため、ストラップにストラップホノレダ部品 300の全周方向力もの荷重及びモーメントがかかっても、ストラップホルダ部品 300にはガタツキが発生することはない。

[0024] 第 2ピン孔 103は、固定ピン 400が揷通されて、ストラップホルダ部品 300が抜け出ようとする応力が固定ピン 400に印加されたときに、この固定ピン 400を筐体 100内に保持しておくものであるから、必ずしも円柱状の孔である必要はない。従って、この固定ピン 400を筐体 100内で支持するものは、第 2ピン孔 103のような孔ではなぐ図 6に示すように、固定ピン 400の断面半円部分を係止する壁のような孔とはいえないようなものでもよい。 [0025] ストラップホルダ部品 300は、アルミニウム合金のダイキャスト又はロストワックス铸造、マグネシウム合金のチクソモールド、更にステンレス鋼のメタルインジェクションモールド等により成形することができる。また、ストラップホルダ部品 300は、上記各素材のプレス鍛造加工等によっても成形可能である。本発明は、ねじれ止めと異なり、複雑な形状に成形する必要がないため、種々の工法を採用でき、安価で高強度なストラップホルダを実現できる。

[0026] 特に、ステンレス鋼等の高強度材料を使用すれば、ストラップ第 1ピン孔 303の部分の肉厚が薄くても、十分高い強度を確保することが可能である。外部へ露出するストラップ係止部 306の部分は、設計自由度が高いため、優れた意匠性を有する。また、このストラップ係止部 306は、めっき等による加飾も可能である。このストラップホルダ部品 300は、その外周の大部分が円筒形状であるので、ストラップホルダ部品 300に加わるあらゆる方向のモーメント荷重を均一に受けることが可能であり、変形等による緩みを最小限に抑えることが可能である。

[0027] 次に、図 7を参照して本発明の第 2実施形態について説明する。図 7は本発明の第 2の実施形態の分解図、図 8は筐体に固定金具を取り付けた後の斜視図、図 9は断面図である。図 7に示すように、本実施形態のストラップホルダ部品 300には、図 5に示す第 1ピン孔 303の代わりに、嵌合部 301に溝 310が設けられている。即ち、本実施形態においては、嵌合部 301が弓形の切欠をもたず円柱状をなし、その周面に、円周方向に伸びる溝 310が形成されている。固定片としての固定金具 500は、平板状をなし、半円状の切欠 501を有するものであり、この切欠 501が溝 310に嵌合する。また、図 8及び図 9に示すように、筐体 100のヒンジ部 101の近傍に、平板状の固定金具 500を挿入する溝 120が形成されており、この溝 120内に固定金具 500を挿入することにより、ストラップホルダ部品 300の嵌合部 301の周溝 310内に、切欠 501が嵌入する。これにより、ストラップホルダ部品 300が凹部 102から抜け出ないようになつている。固定金具 500は、リアカバー 200により、溝 120から抜け出ることが阻止されている。

[0028] 本実施形態においては、嵌合部 301が円柱状で凹部 102が円形の断面を有しており、固定金具 500の円形の切欠 501が嵌合部 301の周面に形成された溝 310に嵌合しているだけであるので、ストラップ部品 300を装着した状態で、ストラップ部品 3 00はその中心軸の周りに回転可能である。この場合、多少のがたつきが出るものの、嵌合部 301で荷重を受けることができるため、ガタツキの拡大は少ない。また、ストラップホルダ部品 300の表面に潤滑性の高、表面処理を施すことで、さらに回転動作が軽くなり、磨耗によるガタツキの拡大を抑えることができる。

産業上の利用可能性

本発明は、携帯電話及び PDA等の携帯機器のストラップホルダとして有益である。

Claims

請求の範囲

[1] ストラップベルトの挿入孔と本体への嵌合部が一体に成形された携帯機器のストラップホルダにおいて、携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の内部を挿通する第 1ピン孔と、前記凹部の内側面に 2箇所で開口するように前記筐体に設けられその 2個の開口が前記凹部に面して相互に対向する第 2ピン孔と、前記凹部に前記ストラップホルダ部品が嵌入された状態で前記第 1ピン孔及び前記第 2ピン孔の双方に挿入されるピンと、を有することを特徴とする携帯機器のストラップホルダ。

[2] 携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の側面部に形成された溝と、前記筐体内に前記ストラップ部品に対して接近離隔移動可能に設けられ接近したときに前記溝に嵌入する切欠を備えた固定片と、を有することを特徴とする携帯機器のストラップホルダ。

[3] 携帯機器の筐体に設けられた凹部と、この凹部に嵌入されストラップを係止する部分を有する金属製ストラップホルダ部品と、このストラップホルダ部品の内部を挿通する第 1ピン孔と、前記筐体に設けられ前記凹部の側面に開口するピン通路と、前記凹部に前記ストラップホルダ部品が嵌入された状態で前記ピン通路を経て前記第 1ピン孔内に挿入されるピンと、を有し、前記ピン通路は、前記固定ピンが前記第 1ピン孔に挿通した状態で前記ストラップホルダ部品が前記凹部力も抜け出な、ように前記固定ピンを係止することを特徴とする携帯機器のストラップホルダ。

[4] 前記ストラップホルダ部品は、ステンレス鋼、アルミニウム及びアルミニウム合金、マグネシゥム及びマグネシウム合金力なる群力選択された金属又は榭脂により製造されていることを特徴とする請求項 1乃至 3のいずれか 1項に記載の携帯機器のストラップホルダ。