WO2005090535A1

WO2005090535A1 - 油性洗浄料

Info

Publication number: WO2005090535A1
Application number: PCT/JP2005/005624
Authority: WO
Inventors: Hiroki Inoue; Akira Matsuo; Kei Watanabe
Original assignee: Shiseido Company, Ltd.
Priority date: 2004-03-22
Filing date: 2005-03-18
Publication date: 2005-09-29
Also published as: TWI353255B; KR20070019973A; JP4429053B2; KR100997503B1; TW200534871A; CN100475940C; CN1934234A; JP2005264110A

Abstract

（ａ）液状油分５０～９５質量％、（ｂ）アルキル鎖の炭素数が１４以上で、ＨＬＢが９～１６のノニオン界面活性剤、（ｃ）高級脂肪酸及び／又は高級アルコール、（ｄ）分子内に付加モル数が５～３５のポリオキシプロピレン基を有する化合物を含む液状の油性洗浄料を開示する。

Description

油性洗浄料

技術分野

本発明は油性洗浄料に関し、更に詳しくは水分の混入に対しても白濁、増粘することなく、なおかつ目などの粘膜に対する刺激がな明

い、優れたメイク落とし効果と使用感を有する油性洗浄料に関する書背景技術

メーキヤップ用のクレンジング組成物は水性クレンジング及び油性クレンジングに大別することができ、水性クレンジングとしては界面活性剤エタノール水溶液からなるローションタイプ、界面活性剤を高分子により増粘した水性ジヱルタイプなどが知られている。また油性クレンジングとしては o Z w乳化物がマッサージにより転相して洗浄機能を発揮するクリームタイプ、界面活性剤油溶液からなるオイルタイプ等が知られている。これらの中で特にオイルタイプは洗浄効果が高いことが知られている。近年、メーキャップの指向性が、ファンデーション、口紅等の 2次付着を防止したタイプ、マスカラ等の高分子量化されたシリコーンを含むタイプが主流となつていることから、オイルタイプの市場における価値は非常に高まつている。

オイルタイプのクレンジング組成物は非ィォン界面活性剤、油分及び少量の水からなり、界面活性剤が油中で親水基を内側にして会合体を形成した逆ミセル油溶液を形成している。水はこの親水基の集まった付近に可溶化されて一相を形成しており、完全に透明な状態となつている。 '

オイノレタイプはそのミクロ構造から、水を透明に完全に取り込む能力、いわゆる可溶化量には限界がある。可溶化量を超えて水が混入した場合には、他の相との共存状態（ 2相状態）となることから、 2つの相の屈折率差により全体として白く濁った状態となる。共存する相の種類によっては洗浄剤として望まれる洗浄性能を発揮できなかったり、使用者にクレンジング性能の低下を強く印象付けることから望ましくない。また、可溶化量を超えて水が混入した場合には、組成物が増粘して、スムーズに塗布できずにメーキャップとも馴染ませ難く、良好なマッサージ性も発揮することができないという問題点があった。

このような点から、油性クレンジング料を使用する場合には濡れた手で使用することはもちろん、風呂場での洗髪後の濡れた顔面に用いることはできず、使用上の制約となっていた。

これに対して、特開 2 0 0 0— 3 2 7 5 2 9号公報には H L B 1 0以上のポリグリセリン脂肪酸エステルと 3価以上の多価アルコールを併用することで、皮膚が濡れていてもメーキャップとなじみ易ぃクレンジング料が記載されている。しかしこの方法では外観の白濁を防ぐことができず、また組成物が増粘するためメーキャップと馴染ませ難く、マッサージ性も充分とはいえない場合があった。

また、特開平 6 — 1 6 5 2 4号公報及び特開 2 0 0 1 — 2 7 0 8 0 9号公報には非ィオン界面活性剤と両性界面活性剤の組み合わせ、およぴ非ィオン界面活性剤とグリセリルエーテル誘導体の組み合わせにより水で濡れた手でも洗浄力が高いクレンジング料が記载されているが、マッサージ性や外観の白濁防止も充分とはいえず、目などの粘膜に対して刺激があることが問題となつていた。発明の開示

本発明は以上述べたような従来の事情に対処してなされたもので、その目的は、使用時に水が混入しても、白濁したり、粘度が増加してのびが重くなつたり、馴染みが悪くなつたりしてマッサージ性能の低下をまねかず、良好なメイク落とし効果を有し、かつ目などの粘膜に対する刺激がない液状の油性洗浄料を提供することにある本発明に従えば、

( a ) 液状油分 5 0〜 9 5質量。/。、

( b ) アルキル鎖の炭素数が 1 4以上で、 H L Bが 9〜 1 6のノ二オン界面活性剤、

( c ) 高級脂肪酸及び/又は高級アルコール、

( d ) 分子内に付加モル数が 5〜 3 5のポリオキシプロピレン ( P O P) 基を有する化合物を含んでなる油性洗浄料が提供される。本発明において、前記成分（ d ) の分子内にポリオキシプロピレン（P O P) 基を有する化合物としては、 P O Pソルビット、 P O Pジグリセリン、 P O Pグリセリン、 P O Pブチノレエーテノレまたは P O P . P O E (ポリオキシエチレン）ランダム共重合体から選ばれる少なくとも 1種であることが好ましく、特に P〇 Pソルビットであることが好ましい。

また、洗浄料全量に対して、前記成分（ b ) のアルキル鎖の炭素数が 1 4以上で、 H L Bが 9〜 1 6のノ二オン界面活性剤の配合量が 5〜 4 0質量％、前記成分（ c ) の高級脂肪酸及び/又は高級ァルコールの配合量力 s 1〜 1 0質量％、前記成分（ d ) の分子内に付加モル数が 3〜 3 5 のポリオキシプロピレン基を有する化合物の配合量が 1〜 1 0質量％であることが好ましい。

更に、前記成分（ c ) の高級脂肪酸及び Z又は高級アルコールは分岐型の高級脂肪酸又は高級アル.コールであることが好ましい。本発明によれば、前記構成により、水が混入した場合にも、高い洗浄性能を維持し、外観上の白濁や増粘がなく、マッサージ性能の低下を招かず、優れた使用感を有し、目に対する刺激の少ない油性洗浄料を提供できる。発明を実施するための最良の形態

本発明者らは前記課題を解決すベく鋭意研究を重ねた結果、液状油分と、特定の/二オン界面活性剤と、高級脂肪酸及び又は高級アルコールと、分子内にポリオキシプロピレン基を有する化合物とを組み合わせた油性洗浄料が上記課題を解決することを見出し、本発明を完成した。

以下、本発明の最良の実施の形態について説明する。なお、本明細書及び添付の請求の範囲において使用する単数形（ a ， a n , t h e ) は前後の文脈からみてそうでないことが明白な場合を除いて複数の対象も含むものと理解されたい。

( a ) 液状油分

本発明で用いる液状油分としては、化粧料に通常使用される液状油分であれば特に制限はなく、どのようなものでも用いることができる。

具体的には、流動パラフィン、スクヮラン、ォレフィンオリゴマ一、軽質イソパラフィンなどの炭化水素油； 2—ェチルへキサン酸トリグリセリド、 2—ェチノレへキサン酸セチル、 2—ェチルへキサン酸ペンタエリスリトール、 2—ェチノレへキサン酸トリメチロールプロパン、パルミチン酸 2 —ェチルへキシル、イソノナン酸イソセチル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ジネオペンタン酸トリプロピレンポリグリコールなどのエステル油；ホホパ油、ォリーブ油、マカデミアナッツ油、綿実油、茶実油、サフラワー油、米糠油などの天然系植物油；デカメチルペンタシクロシロキサン、ォクタメチノレテトラシクロシロキサン、ジメチノレシロキサン、メチルフエニルシロキサンなどのシリコーン油などが例示され、これらは単独又は任意の混合物で使用することができる。特に好ましい液状油分としては、流動パラフィン、 2—ェチルへキサン酸セチル、デカメチルペンタシロキサンなどが挙げられる。

液状油分の配合量は、油性洗浄料全体に対して、 5 0〜 9 5質量 %であり、好ましくは 6 0〜 8 0質量％である。液状油分の配合量が 5 0質量％未満では、十分な洗浄効果を得ることが困難であり、 9 5質量％を超えると水洗性が損われるので好ましくない。

( b ) アルキル鎖の炭素数が 1 4以上で、 H L Bが 9 〜ェ 6のノニオン界面活性剤

本発明で用いる、アルキル鎖の炭素数が 1 4以上で、 H L Bが 9

〜 1 6のノ二オン界面活性剤は、化粧料に通常使用されるものであれば特に制限はなく、どのようなものでも用いることができ。例えば、 P O E ( 1 0 ) ォレイノレエーテノレ (H L B = 1 0 ) 、 Ρ

O E ( 1 0 ) へキサデシルェ一テル（ H L B = 1 0 ) 、 P o Ε ( 4

0 ) グリセリルイソステアレ一ト (H L B = 1 7 ) 、 P O E ( 2 0

) グリセリルイソステアレー卜 ( H L B = 1 4 ) 、 P O E ( 8 ) グリセリルイソステアレート ( H L B = 9 ) 、 P O E ( 4 0 ) グリセリルトリイソステアレート ( H L B = 1 1 ) 、 P O E ( 3 0 ) グリセリルトリオレエート（HL B = 1 0 ) 、 P O E ( 1 0 ) モノイソステアレート（H L B = 1 2 ) 、 P O E ( 3 0 ) 硬化ヒマシ油（H L B = 1 1 ) 、 P O E ( 5 0 ) 硬化ヒマシ油モノィソステアレート (H L B = 1 2 ) 、 P O E ( 6 0 ) 硬化ヒマシ油トリイソステアレート（H L B = 1 0 ) 、モノイソステアリン酸ソルビタン（H L B = 9 ) などが例示され、特に P O E ( 8 ) グリセリルイソステアレ一トが好ましい。

ここで、アルキル基の炭素数が 1 3以下の界面活性剤を用いた場合は、目などの粘膜に対する刺激が強く、特に顔等に適用するタレンジングオイルにおいては、これらを使用することは好ましくない。また、 H L Bは 9〜 1 6であり、好ましくは、 9 ~ 1 4である。 H L Bが 9未満では水の混入時に白濁し、 1 6を超えると均一な組成物を得ることが困難となるので好ましくない。

上記したノニオン界面活生剤の配合量は、油性洗浄料全体に対して、 5〜4 0質量％であるのが好ましく、 2 0〜4 0質量％でぁるのが更に好ましい。ノニオン界面活性剤の配合量が少ないと、水の混入時に白濁するおそれがあり、多いと水の混入時に粘度が増加し、のびが重くなるおそれがある。

( c ) 高級脂肪酸及び Z又は高級アルコール

本発明で用いる高級脂肪酸は、化粧品基剤等に通常用いられる高級脂肪酸の全てを適用することができる。

具体例を挙げれば、高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ァラキン酸、ベヘン酸等の飽和脂肪酸； 2—パルミトレイン酸、ペトロセリン酸、ォレイン酸、エライジン酸、リシノール酸、リノール酸、リノエライジン酸、リノレン酸、ァラキドン酸等の不飽和脂肪酸、イソステアリン酸等の分岐脂肪酸等が挙げられる。

また、高級アルコールとしては、ラウリノレアルコール、ミリスチノレアノレコーノレ、セチノレアノレコーノレ、ステアリノレアノレコーノレ、ベへ二ルアルコール等の飽和高級アルコール；ォレイルアルコール等の不飽和高級アルコール、オタチルドデカノール、へキシルデカノール、ィソステアリルアルコ一,/レ等の分岐高級アルコール等が挙げられる。 . .

本発明においては、成分（ C ) が分岐型の高級脂肪酸又は高級ァルコールであることが系の安定性の点で好ましい。特にイソステアリン酸、イソステアリルアルコールを用いるのが好ましく、イソステアリン酸を用いるのが特に好ましい。

これらの高級脂肪酸又は高級アルコールの配合量は 1〜 1 0質量 %であるのが好ましく、 1〜 5質量％であるのが更に好ましい。この配合量が少ない場合には、均一な組成物を得ることが困難になるおそれがあり、逆に多い場合には、水洗性が損なわれるおそれがある。

( d ) 分子内に付加モル数が 5〜 3 5のポリォキシプロピレン (P O P) 基を有する化合物

本発明で成分（ d ) として用いるプロピレンォキシド基を有する化合物としては、例えば 2鎖型ポリアルキレングリコール類、多鎖型ポリアルキレングリコール類、 2鎖型ポリォキシアルキレンアルキルエーテル類、多鎖型ポリォキシアルキレンアルキルエーテル類、 2鎖型ポリォキシアルキレンエステル類、多鎖型ポリオキシアルキレンエステノレ類などのポリオキシアルキレン基に P O P基を含むものが挙げられ、特にポリォキシプロピレンソルビットが好ましい。ポリオキシプロピレンの付加モル数が 2以下又は 4 0以上の場合は、系の安定性が損なわれるので好ましくない。成分（ d ) としては、より具体的には、 P O P ( 2 0〜 3 5 ) ソルビット、 P O P ( 5〜 1 0 ) ジグリセリン、 P O P ( 6〜 2 0 ) グリセリン、 P O P

( 5〜 3 5 ) ブチルエーテルまたは P O P ( 5〜 3 5 ) · P O E ( 5〜 3 0 ) ランダム共重合体が挙げられ、特に P O Pソルビットが好ましい。

ここで、 P O P · P O Eランダム共重合体は、下記一般式（ I ) で表されるものである。 ■

R¹ O - [ (P O) _m (E O) _n] - ² ·· ( I )

(式中、 P Oはォキシプロピレン基、 E Oはォキシエチレン基、 m及び nはそれぞれ炭素数 3〜 4のォキシプロピレン基、ォキシェチレン基の平均付加モル数で、 l ^m≤ 7 0、 l ≤ n≤ 7 0であり、ォキシプロピレン基とォキシエチレン基の合計に対するォキシェチレン基の割合は 2 0〜 8 0質量％である。ォキシプロピレン基とォキシエチレン基はランダム状に付加している。 R¹及び R²は同一もしくは異なっていてもよい炭素数 1〜 4の炭化水素基又は水素原子であり、 R¹及び R ²の炭化水素基数に対する水素原子数の割合は 0. 1 5以下である。）

P O P · P O Eランダム共重合体の製法の詳細については、例えば、特開 2 0 0 3— 1 1 3 0 2 3号公報に記載されている。

成分（ d ) の P O P基を含有する化合物の配合量は、好ましくは 1〜 1 0質量⁰ /。であり、より好ましくは 1〜 5質量⁰ /₀である。この配合量が 1質量％より少ない場合には、使用時に水が混入した時白濁したり、粘度が増加してのびが重くなるのを抑制する効果を十分発揮できなくなるおそれがあり、 1 0質量％を超えて配合すると系の安定性が損なわれるおそれがある。

本発明の油性洗浄料には、本発明の効果を損なわない範囲で、本発明の必須成分である上記成分（ a ) 〜（ d ) の他に、化粧料や医薬品の分野で通常配合されている各種添加成分を配合することができる。例えばビタミン B群、ビタミン C及びその誘導体、トラネキサム酸、パントテン酸及びその誘導体、ビチオン等のビタミン類などの水溶性活性物質、グァーガム、キサンタンガム、ポリビニルァルコール等の水溶性高分子、増粘剤、アルギニン、ァスパラギン酸、クェン酸、酒石酸、乳酸などの緩衝剤、 E D TAなどのキレート剤、防腐剤などの他、紫外線吸収剤、各種粉末.、各種色素等が挙げられる。

本発明の油性洗浄料の剤型は、特に限定されず、液状製剤、ゲル状製剤、エアゾール製剤、シート含浸製剤等として用いることができ、肌に塗布しゃすくメークとの馴染みが良いことから液状製剤がより好ましい。

本発明の油性洗浄料は、例えば化粧品分野や、医薬部外品分野及び医薬品分野において、皮膚洗浄料として使用できる。特に、メーキャップの洗浄料として使用することが好ましい。

実施例

次に本発明の実施例について説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないことはいうまでもない。

実施例 1 〜 1 0及び比較例 1 〜 6

以下の表 I 〜表 ΙΠに記載の配合組成よりなる油性洗浄料（クレンジングオイル）を常法により調製し、組成物の安定性、水混入時の透明性、水混入時の肌へののび、目への刺激を評価し、その結果をそれぞれの表に示した。なお、配合量の単位は質量％である。

表中、ポリォキシエチレンポリ才キシプロピレンジメチルエーテルは、才キシプロピレン基とォキシエチレン基がランダム状に付加したものであり、特開 2 0 0 3 - 1 1 3 0 2 3号公報に記載された方法で製造した。

各実施例および比較例で行った評価法は以下の通りである。

( 1 ) 組成物の安定性評価

組成物の安定性の評価は、実施例及び比較例のテストサンプルを 5 0 m 1 のスクリユーキャップ付きの透明ガラス瓶に入れ、 0 °C、 2 5 °C及び 5 0 °Cの各温度に放置し、 1 ヶ月間、外観状態を観察することにより行い、以下の基準で評価した。 (評価基準） ·

G ：各温度とも外観状態に変化がなかった。

F ： 0 °Cで微量の沈殿の生成がみられるが、 2 5 °Cに戻して静置することにより沈殿は消失し均一で正常な外観に戻る。

P ： 0 °C、 2 5 °C及び 5 0 °Cいずれかの温度において沈殿の生成又は二層分離状態になる。

( 2 ) 水混入時の透明性評価

専門評価パネノレが、実施例及び比較例のサンプル 2 gを、水 1 . 5 gで濡らした手で使用した際の、サンプルの状態を以下の基準で評価した。

(評価基準）

E ：透明である。

G ：半透明である。

F ： —部が白渴する。

P ：白濁する。

( 3 ) 水混入時の肌へののび評価

専門評価パネノレが、実施例および比較例のサンプル 2 gを、水 1 . 5 gで濡らした手で、顔に塗布した際の、肌への伸びを、以下の基準で評価した。

(評価基準）

E ：のびが軽くメークとなじませやすい。

G ：ややのびが軽く感じる。

F ：のびが重くメークとなじませにくレ、。

( 4 ) 目への刺激評価

アイメークをしている専門パネル 1 0名に試験目的を通知せず使用してもらい、使用後に目に対する刺激の有無を尋ね、以下の基準で評価した。 (評価基準）

G : 1 0名中、 1名以下が目に対する刺激があることを申告。 F ： 1 0名中、 2ないし 3名が目に対する刺激があることを申告

P 0名中、 4名以上が目に対する刺激があることを申告

表 I

実施例実施例実施例実施例実施例実施例比較例

1 2 3 4 5 6 1 流動パラフィン 40 40 40 40 40 40 40

II

ォクタン酸セチル 20 20 20 20 20 20 20

P0E( 8 )グリセリルィソステアレート 30 30 30 - 一 - -

(HLB= 9 )

POE(IO)グリセリルィソステアレート一 - - 30 - - -

(HLB = 12)

P0E(20)グリセリルィソステアレート一 ― - 一 30 - 一

P0E ( 20 )硬化ヒマシ油（ HLB=11 ) - 一 - - 一 30 一

P0E( 8 )グリセリルジィソステアレート - _ - - ― - 30

(HLB= 5 )

ィソステアリン酸 5 - 5 5 5 5 5 ィソステアリルアルコール一 5 - 一 - ― - ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン 5 5 - - - - 一ジメチルエーテル（7E0) (12P0)

ポリオキシプロピレン（25)ソルビット - - 5 5 5 5 5 組成物の安定性 G G G G G G G 水混入時の透明性 G G E E E E P 水混入時の肌へののび G G E E E E G 目への刺激 G G G G G G G

表 π

実施例 1 実施例 7 実施例 8 実施例 9 実施例 10 流動パラフィン 40 40 40 40 40 ォクタン酸セチル 20 20 20 20 20

Ρ0Ε( 8 )グリセリルィソステアレート（HLB= 9 ) 30 30 30 30 30

POE(IO)ラウレート（HLB = 12. 5) - - 一 - 一ィソステアリン酸 5 5 5 5 5 ィソステアリノレアルコール ― 一一 - - ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン 5 ― 一 ― ― ジメチルエーテル（7E0 12P0)

ポリオキシプロピレン（25)ソルビット - 5 一 - - ポリオキシプロピレン（20)ブチルエーテル一 ― 5 - - ポリオキシプロピレン（ 9 )ジグリセリルエーテル一 - 一 5 - ポリオキシプロピレン（16)グリコール - - 一一 5 ポリオキシプロピレン（40)ブチルエーテル - - - 一 ― ポリオキシエチレン（10)ソルビット一 ― 一 - - ポリオキシエチレン（11)メチルグルコシド - 一一 - - ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン一一一 ― ― ジメチルェ一テル（25E0) (40P0)

組成物の安定性 G G G G G 水混入時の透明性 G E G G G 水混入時の肌へののび G E E E E 目への刺激 G G G G G

表 m

比較例 2 比較例 3 比較例 4 比較例 5 比較例 6 流動パラフィン 40 40 40 40 45 オクタン酸セチル 20 20 20 20 20

POE( 8 )グリセリルイソステアレート（HLB= 9 ) 30 30 30 30 -

POE(IO)ラウレート（HLB = 12. 5) - - - 一 30 ィソステアリン酸 5 5 5 5 5 ィソステアリルアルコール - - - 一一ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン ― 一 ― 一一ジメチルエーテル（7E0) (12P0)

ポリオキシプロピレン（25)ソルビット - - - 一一ポリオキシプロピレン（20)ブチルエーテル - - - 一一ポリオキシプロピレン（9 )ジグリセリルエーテル - 一 - 一一ポリオキシプロピレン（16)ダリコール - - - 一一ポリオキシプロピレン（40)ブチルエーテル 5 - - 一一ポリオキシエチレン（10)ソルビット - 5 - 一一ポリオキシエチレン（11)メチルダルコシド - - 5 一一ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン ― ― ― 5 ― ジメチルエーテル（25E0) (40P0)

組成物の安定性 P G G P G 水混入時の透明性 F F F G F 水混入時の肌へののび F F F G F 目への刺激 G G G G P

次に、本発明による油性洗浄料の処方例を挙げる。

実施例 1 1

成分質量％流動パラフィン 3 4. 4 パルミチン酸 2—ェチノレへキシノレ 2 0

モノイソステアリン酸ソノレビタン 3 5

(H L B = 9 )

イソステアリルアルコール 5

P O P ( 7 ) ジグリセリン 5 酢酸トコフエロール 0. 1 水 0. 5 実施例 1 2

成分質量％

流動パラフィン 3 2. 6 才レフィン才リゴマー 5

トリ 2—ェチノレへキサン酸グリセリノレ 2 0

メチノレフエ二ノレポリシロキサン 5

P O E ( 1 0 ) ォレイルエーテル 3 0

(H L B = 1 0 )

イソステアリン酸 1

P O P ( 1 5 ) グリセリン 5

酢酸トコフヱロール 0. 1 水 0. 3 アルコール 1

実施例 1 3

成分質量％流動パラフィン 3 9. 4 2—ェチルへキサン酸ペンタエリスリトール 2 0

デカメチルペンタシクロシロキサン 5

P O E ( 8 ) グリセリルイソステアレート 2 0

(H L B = 9 )

イソステアリン酸 1 0

ポリオキシエチレン（ 2 5 ) · ポリ

ォキシプロピレン（ 4 0 ) ジメチノレエーテル 5

酢酸トコフエロール 0. 1 水 0. 5

実施例 1 4

成分質量％ォレフィンオリゴマー 3 7. 6 紅花油 5 ジネオペンタン酸トリプロピレンポリダリコール 2 0 P O E ( 3 0 ) 硬化ヒマシ油（H L B = 1 1 ) 3 0

2—ォクチルドデカノール 5 ポリオキシプロピレン ( 2 0 ) プチルエーテル 1 ジブチノレヒドロキシトノレェン 0. 1 水 0. 3 ァノレコーノレ 1

実施例 1 5

成分質量％流動パラフィン 3 9. 5 オクタン酸セチル 2 0 シクロメチコン 5 マカデミアナッツ油 0. 1

P O E ( 2 0 ) グリセリルイソステアレート 8 (H L B = 1 4 )

P O E ( 2 0 ) グジセリノレトリイソステアレート 2 0

(H L B = 7 )

ィソステアリン酸 1 ポリォキシプレブピレン（ 2 5 ) ソルビット 5 酢酸トコフェロール 0 水 0 アルコール 1

Claims

請求の範囲

1 . ( a ) 液状油分 5 0〜 9 5質量％、

( c ) 高級脂肪酸及び/又は高級アルコール、

( d ) 分子内に付加モル数が 5〜 3 5のポリオキシプロピレン（ P O P) 基を有する化合物を含んでなる油性洗浄料。

2. 前記成分（ d ) の分子内にポリオキシプロピレン（P O P) 基を有する化合物が P O Pソルビット、 P O Pジグリセリン、 P O Pグリセリン、 P O Pブチルエーテル又は P O P · P O E (ポリオキシエチレン）ランダム共重合体から選ばれる少なくとも 1種である請求項 1 に記載の油性洗浄料。

3. 前記成分（ d ) の分子内にポリオキシプロピレン（P O P) 基を有する化合物が P O Pソルビットである請求項 2に記載の油性洗浄料。

4. 洗浄料全量に対して、前記成分（ b ) のアルキル鎖の炭素数が 1 4以上で、 H L Bが 9〜 1 6のノ二オン界面活性剤の配合量が 5〜 4 0質量％、前記成分（ c ) の高級脂肪酸及び Z又は高級アルコールの配合量が 1〜 1 0質量％、前記成分（ d ) の分子内に付加モル数が 3〜 3 5のポリオキシプロピレン基を有する化合物の配合量が 1〜 1 0質量％である請求項 1 に記載の油性洗浄料。

5. 前記成分（ c ) の高級脂肪酸及び/又は高級アルコールが分岐型の高級脂肪酸又は高級アルコールである請求項 1 に記載の油性洗浄料。