WO2004070639A1 - 遠隔面接システム - Google Patents

Abstract

　応募者にとって地理的・時間的制約が少なく、募集者にとって適切な人材を効率的に選考できる遠隔面接システムを提供する。Ｗｅｂサーバ（１１０）と双方向通信サーバ（１２０）とメールサーバ（１３０）と面接サーバ（１４０）と通信回線接続装置（１６０）とを備え、通信回線（２０）を介して応募者端末（３０）、募集者端末（４０）と接続して遠隔面接を行う。面接サーバ（１４０）は、知識試験、文章力試験、性格診断、口述試験により応募者を事前選考する機能を有する。事前選考試験中の応募者の画像を取得して登録画像と照合する本人確認機能を有し、身代わり受験等の不正を防止する。質問映像を応募者端末に配信する機能と、配信された質問映像に対する応募者の回答映像を受信して記録する機能と、記録された回答映像を募集者端末に配信して採点評価を行う機能とを有し、募集者が対応することなく口述試験を遠隔で行える。

Description

遠隔面接ミ 技術分野

本願発明は、 テレビ電話を用いて遠隔で面接を行う遠隔面接シ に関し、 特に適切な人材を効率明的に選考できる遠隔面接システムに関す る。

尚、 本明細書では、 特に断らない限り書「映像」 には 「音声」 が含まれ ているものとする。 背景技術

企業における求人やタレントのオーディション等の人材募集において. 募集者が応募者と対面して行う面接は重要な選考手段となるが、 多数の 応募者に対して個別に面接を行うことは、 募集者にとって場所や人員の 確保が必要となるなど、 時間的 · 費用的に大きな負担が生ずる。 また、 応募者にとつても指定された時間に面接場所まで出向くことが必要とな り、 地理的，時間的な制約が大きい。

近年、 通信技術の発達により、 テレビ電話により遠隔地の端末間で映 像と音声による実用レベルでの対談が可能となってきたことから、 応募 者と募集者がテレビ電話を用いて遠隔で面接を行う方法が取り入れられ つつある。

しかしながら、 このようなテレビ電話を用いた面接であっても、 募集 者にとっては多数の応募者と個別に面接する必要があるため、 非常に大 きな負担となる。

このため、 あらかじめ応募者に対して知識レベルを診断するオンライ ン選考試験を行い、 所定の合格基準点を獲得した人に対してのみオンラ ィン面接を行う方法が、 特開 2 0 0 2— 7 3 9 1 4号公報において提案 されている。 このように、 あらかじめオンライン選考試験で面接対象者 を選定することで、 募集者の負担を軽減するという効果を得ている。 また、 特開 2 0 0 2— 7 3 9 1 4号公報では、 オンライン面接として 映像と音声を用いてリアルタイムに面接を行うビデオ面接の他に、 選択 回答式の面接問題を応募者にオンラインで回答させるバーチャル面接や, 応募者と募集者の間で文字メッセージを介してリアルタイムに面接を行- うチヤッ ト面接を備える。 このように、 バーチャル面接を備えることに より応募者は 2 4時間いつでも好きなときに面接を受付けることができ- チヤッ ト面接を備えることにより対面式の面接が不得意な応募者のなか から優秀な人材を選定することが可能となるという効果を得ている。

しかしながら、 かかる従来の面接システムでは、 募集者の負担を軽減 するために事前選考としてあらかじめ登録した問題を画面に表示し、 こ れに対して応募者がキ一ボ一ドから入力した回答をコンピュータにより 集計して選考するため、 本人以外が回答したり、 本人が第 3者のアドバ イスを受けて回答することがでぎるため、 一次選考により選ばれた応募 者は必ずしも適切な人材でない場合があるという問題があった。

また、 バーチャル面接やチャッ ト面接においても、 同様に本人以外が 回答したり、 本人が第 3者のアドバイスを受けて回答することができ、 最終的に選考される人材は必ずしも適切な人材とならない場合がある。 一方、 人材の選考において募集者の質問に対する応募者の受け答えや 表情は人材を評価する上で極めて重要な要素である。 従って、 単に選択 回答式のオンライン選考試験の点数によって事前選考したり、 選択回答 式のバーチャル面接の点数のみによって応募者を選考すると、 優秀な人 材を見落としてしまう可能性が高く、 適切な人材を選考できない場合が 生ずるという問題を有している。

それゆえに、 本願発明の主たる目的は、 応募者にとって地理的 · 時間 的制約が少なく、 募集者にとって適切な人材を効率的に選考できる遠隔 面接システムを提供することである。 発明の開示

請求項 1に記載の遠隔面接システムは、 テレビ電話機能を有する単数 または複数の応募者端末とテレビ電話機能を有する単数または複数の募 集者端末とを通信回線を介して接続して遠隔で面接を行う遠隔面接シス テムにおいて、 募集者端末から募集を受付ける募集受付手段と、 受付け られた募集に対して応募者端末からの応募を受付ける応募受付手段と、 応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された問題を提 示する問題提示手段と、 提示された問題に対して応募者が入力した回答 を取得する回答取得手段と、 取得された回答を採点する採点手段とを備 え、 応募者に対して事前選考試験を行う機能を有する遠隔面接システム であって、 応募者の画像を登録する応募者画像登録手段と、 事前選考試 験中の応募者の画像を取得する応募者画像取得手段と、 取得された画像 を登録された画像と照合する画像照合手段とを備え、 事前選考試験にお いて当該応募者本人が受験していることを確認する機能を有するもので ある。

本発明では、 募集受付手段と応募受付手段と問題提示手段と回答取得 手段と採点手段とを有し、 通信回線を介して事前選考試験を行う機能を 有するので、 応募者にとって地理的 ·時間的制約が少なく、 寡集者にと つても遠隔面接を行う応募者を絞り込むことができるので負担が軽減さ れる。 また、 本発明では応募者画像登録手段と応募者画像取得手段と画 像照合手段とを有し、 事前選考試験において当該応募者本人が受験して いることを確認できるので、 身代わり受験等の不正を防止して適切な人 材を効率的に選考することができる。

尚、 事前選考試験中の応募者の画像の取得は、 一定時間間隔で行って もよいが、 ランダムに行うことが好ましい。 ランダムに画像の取得を行 うことで、 応募者が第 3者のアドバイスを受ける等の不正を防止するィ ンセンティブが働く。

また、 画像の照合は、 パターンマッチング等の画像処理によって本人 確認を自動的に行うようにしてもよく、 取得された画像を保存しておい て採点時に募集者に登録画像と取得画像を比較して判断させるようにし てもよい。

請求項 2に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1に記載の遠隔面接シ ステムであって、 画像照合手段は取得された画像と登録された画像との マツチング処理を行い、 所定の一致度を有しない場合に取得された画像 を記録する機能を有し、 採点手段は登録された画像と記録された画像と を対比表示する機能を有するものである。

本発明では、 画像照合手段において登録画像と取得画像とを照合し、 所定の一致度を有しない場合に取得画像を記録しておき、 採点時に登録 画像と取得画像を対比して表示して募集者に判断させるようにしたので. 画像処理の信頼性が十分でない場合でも、 募集者に大きな負担を与える ことなく身代わり受講等の不正を発見できる。

請求項 3に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1または請求項 2に記 載の遠隔面接システムであって、 応募者画像登録手段およびノまたは応 募者画像取得手段はテレビ電話プロトコルに対応した通信機能を有し、 受信されたテレビ映像から静止画像を切り出すようにしたものである。

これにより、 寡集者や応募者は、 テレビ電話機能を有する端末があれ ば、 特別なプログラムをインストールすることなく、 遠隔面接システム にアクセスして本人確認機能を有する事前選考試験を行うことができる ( 請求項 4に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1ないし請求項 3のい ずれかに記載の遠隔面接システムであって、 事前選考試験として応募者 の知識レベルを確認する知識試験を行う機能を有するものである。

これにより、 あらかじめ応募者の知識レベルを確認して募集者に提示 でき、 その結果により遠隔面接を行う応募者を限定できるので、 適切な 人材をより効率的に選考できる。

また、 募集受付手段は、 知識試験による選考条件を指定する機能を有 し、 採点手段は、 知識試験の採点結果に基づき遠隔面接を受ける応募者 を自動選考する機能を有するようにしてもよい。 これにより、 募集者に 負担を与えることなく所定の知識レベルを有する人材を効率的に選考で きる。

請求項 5に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1ないし請求項 4のい ずれかに記載の遠隔面接システムであって、 事前選考試験として応募者 の性格を診断する性格診断試験を行う機能を有するものである。

これにより、 あらかじめ応募者の性格を分析して募集者に提示でき、 その結果により遠隔面接を行う応募者を限定できるので、 適切な人材を より効率的に選考できる。

また、 募集受付手段は、 性格診断試験による選考条件を指定する機能 を有し、 採点手段は、 性格診断試験の採点結果に基づき遠隔面接を受け る応募者を自動選考する機能を有するようにしてもよい。 これにより、 募集者に負担を与えることなく所定の性格を有する人材を効率的に選考 できる。 一

請求項 6に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1ないし請求項 5のい ずれかに記載の遠隔面接システムであって、 事前選考試験として応募者 の文章力を確認する文章力試験を行う機能を有するものである。 これにより、あらかじめ応募者の文章力を評価して募集者に提示でき、 その結果により遠隔面接を行う応募者を限定できるので、 適切な人材を より効率的に選考できる。

また、 募集受付手段は、 文章力試験による選考条件を指定する機能を 有し、 採点手段は、 文章力試験の採点結果に基づき遠隔面接を受ける応 募者を自動選考する機能を有するようにしてもよい。 これにより、 募集 者に大きな負担を与えることなく所定の文章力を有する人材を効率的に 選考できる。

請求項 7に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1ないし請求項 6のい ずれかに記載の遠隔面接システムであって、 募集受付手段は問題提示手 段により提示する問題を設定する問題設定手段を含むものである。

これにより、 募集者は募集の目的に応じて事前選考試験内容をカス夕 マイズすることができるので、 適切な人材をより効率的に選考できる。 尚、 問題の設定には、 問題を登録することのほかに、 制限時間等の試 験条件の設定や回答の評価条件の設定等を含めてもよい。

請求項 8に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7に記載の遠隔面接シ ステムであって、 問題設定手段は各問題を必須問題と選択問題に区分し て指定する機能と、 出題する問題数を指定する機能とを有し、 問題提示 手段は必須問題に指定されたすベての問題と選択問題に指定された問題 からランダムに選択された問題を用いて指定された問題数を出題する機 能を有するものである。

これにより、 重要な問題については必須問題に指定することにより全 応募者に出題され、 その他の問題については選択問題に指定することに より応募者毎に異なる問題が出題されるので、 応募者の評価の均一性を ある程度確保しつつ、 先に受験した応募者から問題情報を入手する応募 者があってもある程度公平に評価できる。 請求項 9に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7に記載の遠隔面接シ ステムであって、 問題設定手段は各問題の回答に要する時間を指定する 機能と、 事前選考試験の試験時間を指定する機能を有し、 問題提示手段 は指定された試験時間内に回答可能な問題を組合せて出題する機能を有 するものである。

これにより、 指定された試験時間内に回答可能な問題が自動的に組合 せて出題されるので、 応募者は各問題に対して内容を把握して回答する 時間が取れ、 応募者をより適切に評価できる。

請求項 1 0に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7ないし請求項 9の いずれかに記載の遠隔面接システムであって、 問題設定手段は各問題の 分野を指定する機能を有し、 問題提示手段は指定されたコースに対応し た分野の問題を組合せて出題する機能を有するものである。

これにより、 指定されたコースに対応した分野の問題が自動的に組合 せて出題されるので、 募集者は募集の目的に応じた選考をより効率的に 行うことができる。 分野は例えば一般教養、 文系基礎、 文系専門、 理系 基礎、 理系専門、 語学、 時事等に区分し、 コースは例えば一般コース、 事務系コース、 技術系コース、 総合コース等を用意し、 例えば一般コー スでは一般教養、 文系基礎、 理系基礎、 語学、 時事の問題を組合せる等 の方法を用いることができる。

請求項 1 1に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7ないし請求項 1 0 のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 問題設定手段は各問題 の分野を指定する機能を有し、 採点手段は取得された回答を正解と照合 し、 指定された分野別に回答を集計する機能を有するものである。

これにより、 知識試験等のような正解と照合することで採点可能な選 考試験において、 応募者の回答から自動採点されるので、 募集者に負担 を与えることなく適切な人材をより効率的に選考できる。 また、 応募者 の回答から分野別の得点が集計されるので、 応募者の能力をより適切に 評価できる。

請求項 1 2に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7ないし請求項 1 1 のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 問題設定手段は各問題 の評価区分を指定する機能を有し、 採点手段は指定された評価区分別に 回答を集計する機能を有するものである。

これにより、 性格診断試験等のような評価区分に対応した問題を出題 する選考試験において、 応募者の回答から評価区分別の評価が自動集計 されるので、 募集者に負担を与えることなく適切な人材をより効率的に 選考できる。

請求項 1 3に記載の遠隔面接システムは、 請求項 7ないし請求項 1 2 のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 問題設定手段は各問題 の評価区分別の配点を指定する機能を有し、 採点手段は取得された回答 を提示する機能と、 提示された回答についての評価区分別の評価を取得 する機能と、 取得された評価と指定された配点とから評価区分別の評価 を集計する機能とを有するものである。

これにより、 文章力試験等のような選考者が応募者の回答をもとに評 価する必要がある選考試験において、あらかじめ評価項目を定めておき、 各問題について評価項目別の配点を指定しておくことで、 選考者は各問 題の出題意図等を考えることなく、 単に各回答についての評価を入力す るだけで応募者の評価を適切に行うことができる。

尚、 評価項目としては、 例えば文章力試験では言葉遣い、 表現力、 論 理性、 読解力、 説得力等を用いることができる。

請求項 1 4に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 3に記載の遠隔面 接システムであって、 採点手段は取得された回答を順次取出して提示し て評価を取得するものであって、 同一の応募者に対して各問題の回答を 順次取出して評価する機能と、 同一の問題について各応募者の回答を順 次取出して評価する機能とを備えたものである。

これにより、 同一の応募者についての問題間の評価のばらつきや、 同 一の問題についての応募者間の評価のばらつきを考慮しながら採点でき るので、 応募者をより公平に評価することができる。

請求項 1 5に記載の遠隔面接システムは.、 請求項 1 1ないし請求項 1 4のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 採点手段は集計され た評価をバ一チヤ一卜表示する機能を有するものである。

集計された結果をバーチャート表示することにより、 応募者の特性を 直感的に把握できるので、 適切な人材をより効率的に選考できる。特に、 各応募者による選考試験の結果をバ一チヤ一ト表示により一覧表示する と、 適切な人材をより効率的に選考できる。

請求項 1 6に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1ないし請求項 1 5 のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 問題提示手段は応募を 受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配信 する質問映像配信手段を含み、 回答取得手段は配信された質問映像に対 して応募者端末から送信される回答映像を受信して記録する回答映像記 録手段を含み、 採点手段は募集者端末からの要求に応じて記録された回 答映像を配信して募集者の評価を取得する評価手段を含み、 応募者に対 して口述による事前選考試験を行う機能を有するものである。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて口述による事前選考試験を受けることができ、 募集者 も都合のよいときに記録された回答映像の配信を受けて採点することが できる。 また、 募集者は事前選考試験における応募者の反応を映像によ り確認できるので、 適切な人材をより効率的に選考できる。

請求項 1 7に記載の遠隔面接システムは、 テレビ電話機能を有する単 数または複数の応募者端末とテレビ電話機能を有する単数または複数の 募集者端末とを通信回線を介して接続して遠隔で面接を行う遠隔面接シ ステムにおいて、 募集者端末から募集を受付ける募集受付手段と、 受付 けられた募集に対して応募者端末からの応募を受付ける応募受付手段と、 応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像 を配信する質問映像配信手段と、 配信された質問映像に対して応募者端 末から送信される回答映像を受信して記録する回答映像記録手段と、 募 集者端末からの要求により記録された回答映像を配信して募集者の評価 を取得する採点手段とを備え、 応募者に対して口述による事前選考試験 を行う機能を有するものである。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて口述による事前選考試験を受けることができるので、 地理的 ·時間的制約が少ない。 また、 募集者も都合のよいときに記録さ れた回答映像の配信を受けて応募者を事前選考できるので、 負担が軽減 される。 更に、 募集者は応募者の映像を確認できるので、 身代わり受験 等の不正を防止して、 適切な人材を効率的に選考することができる。 請求項 1 8に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 7に記載の遠隔面 接システムであって、 質問映像配信手段、 回答映像記録手段および回答 映像配信手段はテレビ電話プロトコルに対応した通信機能を有するもの である。

これにより、 募集者や応募者は、 テレビ電話機能を有する端末があれ ば、 特別なプログラムをインスト一ルすることなく、 遠隔面接システム にアクセスして口述による事前選考試験を行うことができる。

請求項 1 9に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 7または請求項 1 8に記載の遠隔面接システムであって、 募集受付手段は問題提示手段に より提示される質問映像を設定する質問映像設定手段を含むものである, これにより、 寡集者は募集の目的に応じて口述による事前選考試験の 内容をカス夕マイズすることができるので、 適切な人材をより効率的に 選考できる。

尚、 質問映像の設定には、 質問映像を登録することのほかに、 制限時 間等の試験条件の設定や回答映像の評価条件の設定等を含めてもよい。 請求項 2 0に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 7ないし請求項 1 9のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 質問映像設定手段は 各問題の評価区分別の配点を指定する機能を有し、 採点手段は取得され た回答映像を提示する機能と、 提示された回答映像についての評価区分 別の評価を取得する機能と、 取得された評価と指定された配点とから評 価区分別の評価を集計する機能とを有するものである。

口述試験においては選考者が応募者の回答映像をもとに評価する必要 があるが、 あらかじめ評価項目を定めておき、 各質問について評価項目 別の配点を指定しておくことで、 選考者は各質問の出題意図等を考える ことなく、 単に各回答映像についての評価を入力するだけで応募者の評 価を適切に行うことができる。

尚、 評価項目としては、 例えば態度、 意欲、 聴取力、 判断力、 表現力 等を用いることができる。

請求項 2 1に記載の遠隔面接システムは、 請求項 2 0に記載の遠隔面 接システムであって、 採点手段は取得された回答映像を順次取出して提 示して評価を取得するものであって、 同一の応募者に対して各質問の回 答映像を順次取出して評価する機能と、 同一の質問について各応募者の 回答映像を順次取出して評価する機能とを備えたものである。

これにより、 同一の応募者についての問題間の評価のばらつきや、 同 —の問題についての応募者間の評価のばらつきを考慮しながら採点でき るので、 応募者をより公平に評価することができる。 請求項 2 2に記載の遠隔面接システムは、 請求項 2 0または請求項 2 1に記載の遠隔面接システムであって、 採点手段は集計された結果をバ —チヤ一ト表示する機能を有するものである。

評価項目別に集計された結果をバーチヤ一卜表示することにより、 応 寡者の特性を直感的に把握できるので、 適切な応募者をより効率的に選 考できる。 特に、 各応募者による選考試験の結果をバ一チャート表示に より一覧表示すると、 適切な人材をより効率的に選考できる。

請求項 2 3に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 7ないし請求項 2 2のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 回答映像取得手段は 配信された質問に対して応募者が回答を開始するまでの応答時間と応募 者が回答した回答時間を計測する機能を有し、 採点手段は計測された応 答時間と回答時間を提示する機能を有するものである。

応答時間と回答時間を選考者に提示することにより選考者は応募者の 反応を定量的に把握でき、 応募者の意欲や表現力等をより適切に評価で きる。

請求項 2 4に記載の遠隔面接システムは、 請求項 1 7ないし請求項 2 3のいずれかに記載の遠隔面接システムであって、 質問映像配信手段は 配信された質問映像を応募者からの質問確認要求により再配信する機能 を有し、 採点手段は応募者が質問確認した回数を提示する機能を有する ものである。

質問確認回数を選考者に提示することにより選考者は応募者の反応を 定量的に把握でき、応募者の聴取力や注意力等をより適切に評価できる。 請求項 2 5に記載の遠隔面接システムは、 通信回線を介して接続され た募集者端末から募集を受付ける募集受付手段と、 受付けられた募集に 対して通信回線を介して接続された応募者端末からの応募を受付ける応 募受付手段と、 応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録 された質問映像を配信する質問映像配信手段と、 配信された質問映像に 対して応募者端末から送信される回答映像を受信して記録する回答映像 記録手段と、 募集者端末からの要求により記録された回答映像を配信し て募集者の評価を取得する採点手段とを備え、 応募者に対して遠隔で口 述による選考試験を行う機能を有するものである。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて遠隔で口述による選考試験を受けることができるので， 地理的 ·時間的制約が少ない。 また、 募集者も都合のよいときに記録さ れた回答映像の配信を受けて応募者を選考できるので、 負担が軽減され る。 更に、 募集者は応募者の映像を確認できるので、 身代わり受講等を 防止して、 適切な人材を効率的に選考することができる。

請求項 2 6に記載の遠隔面接方法は、 テレビ電話機能を有する単数ま たは複数の応募者端末とテレビ電話機能を有する単数または複数の募集 者端末とを通信回線を介して接続して遠隔で面接を行う遠隔面接方法に おいて、 募集者端末から募集を受付けるステップと、 受付けられた募集 に対して応募者端末からの応募を受付けるステツプと、 応募を受付けら れた応募者端末に対してあらかじめ登録された問題を提示するステツプ と、 提示された問題に対して応募者が入力した回答を取得するステツプ と、 取得された回答を採点するステップとを備え、 応募者に対して事前 選考試験を行う遠隔面接方法であって、 応募者の画像を登録するステツ プと、 事前選考試験中の応募者の画像を取得するステップと、 取得され た画像を登録された画像と照合するステツプとを備え、 事前選考試験に おいて当該応募者本人が受験していることを確認するものである。

本発明では、 募集を受付けるステップと応募を受付けるステップと問 題を提示するステップと回答を取得するステップと採点するステツプと を有し、 通信回線を介して事前選考試験を行う機能を有するので、 応募 者にとって地理的。 時間的制約が少なく、 募集者にとっても実際に遠隔 面接を行う応募者を絞り込むことができるので負担が軽減される。また、 本発明では応募者の画像を登録するステツプと応募者の画像を取得する ステツプと画像を照合するステツプとを有し、 事前選考試験において当 該応募者本人が受験していることを確認できるので、 身代わり受験等の 不正を防止して、 適切な人材を効率的に選考することができる。

尚、 事前選考試験中の応募者の画像の取得は、 一定時間間隔で行って もよいが、 ランダムに行うことが好ましい。 ランダムに画像の取得を行 うことで、 応募者が第 3者のァドバイスを受ける等の不正を防止するィ ンセンティブが働く。

また、 画像の照合は、 パターンマッチング等の画像処理によって本人 確認を自動的に行うようにしてもよく、 取得された画像を保存しておい て採点時に募集者に登録画像と取得画像を.比較して判断させるようにし てもよい。

その他、 請求項 2ないし請求項 1 5のいずれかに記載にされた遠隔面 接システムの各手段をステツプとした遠隔面接方法によっても、 各請求 項に記載された作用効果と同様の作用効果を奏する。

請求項 2 7に記載の遠隔面接方法は、 請求項 2 6に記載の遠隔面接方 法であって、 問題を提示するステツプは応募を受付けられた応募者端末 に対してあらかじめ登録された質問映像を配信するステップを含み、 回 答を取得するステツプは配信された質問映像に対して応募者端末から送 信される回答映像を受信して記録するステツプを含み、 採点するステツ プは募集者端末からの要求に応じて記録された回答映像を配信して募集 者の評価を取得するステツプを含み、 応募者に対して口述による事前選 考試験を行うものである。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて口述による事前選考試験を受けることができるので、 地理的 · 時間的制約が少ない。 また、 募集者も都合のよいときに記録さ れた回答映像の配信を受けて応募者を事前選考できるので、 負担が軽減 される。 更に、 募集者は応募者の反応を映像により確認できるので、 適 切な人材を効率的に選考できる。

請求項 2 8に記載の遠隔面接方法は、 テレビ電話機能を有する単数ま たは複数の応募者端末とテレビ電話機能を有する単数または複数の募集 者端末とを通信回線を介して接続して遠隔で面接を行う遠隔面接方法に おいて、 募集者端末から募集を受付けるステップと、 受付けられた募集 に対して応募者端末からの応募を受付けるステップと、 応募を受付けら れた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配信するステ ップと、 配信された質問映像に対して応募者端末から送信される回答映 像を受信して記録するステツプと、 募集者端末からの要求により記録さ れた回答映像を配信して募集者の評価を取得するステツプとを備え、 応 募者に対して口述による事前選考試験を行うものである。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて口述による事前選考試験を受けることができるので、 地理的 ·時間的制約が少ない。 また、 募集者も都合のよいときに記録さ れた回答映像の配信を受けて応募者を事前選考できるので、 負担が軽減 される。 更に、 募集者は応募者の映像を確認できるので、 身代わり受講 等の不正を防止して、 適切な人材を効率的に選考することができる。 その他、 請求項 1 8ないし請求項 2 4のいずれかに記載にされた遠隔 面接システムの各手段をステツプとした遠隔面接方法によっても、 各請 求項に記載された作用効果と同様の作用効果を奏する。

請求項 2 9に記載の遠隔面接方法は、 通信回線を介して接続された募 集者端末から募集を受付けるステツプと、 受付けられた募集に対して通 信回線を介して接続された応募者端末からの応募を受付けるステツプと， 応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像 を配信するステップと、 配信された質問映像に対して応募者端末から送 信される回答映像を受信して記録するステツプと、 募集者端末からの要 求により記録された回答映像を配信して募集者の評価を取得するステツ プとを備え、 応募者に対して遠隔で口述による選考試験を行うものであ る。

これにより、 応募者は都合のよいときにあらかじめ登録された質問映 像の配信を受けて遠隔で口述による選考試験を受けることができるので. 地理的 · 時間的制約が少ない。 また、 募集者も都合のよいときに記録さ れた回答映像の配信を受けて応募者を遠隔で選考できるので、 負担が軽 減される。 更に、 募集者は応募者の映像を確認できるので、 身代わり受 講等の不正を防止して、 適切な人材を効率的に選考することができる。 請求項 3 0に記載の遠隔面接プログラムは、 請求項 2 6ないし請求項 2 9のいずれかに記載の遠隔面接方法をコンピュータで実行させるため のプログラムである。

請求項 2 6ないし請求項 2 9のいずれかに記載の遠隔面接方法の各ス テツプを手段としたプログラムをコンピュータで実行させることにより 適切な人材を効率的に選考できる。

本願発明の上述の目的， その他の目的， 特徴および利点は、 図面を参 照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろ Ό。 図面の簡単な説明

第 1図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接シ

ム構成図である。 第 2図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムにおける 募集者側の処理の処理フロー図 （その 1 ) である。

第 3図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムにおける 募集者側の処理の処理フロー図 （その 2 ) である。

第 4図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムにおける 募集者側の処理の処理フロ一図 （その 3 ) である。

第 5図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムにおける 応募者側の処理の処理フロー図 （その 1 ) である。

第 6図は、 本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムにおける 募集者側の処理の処理フロー図 （その 2 ) である。

第 7図は、 知識試験実施処理の一例を示す処理フロー図である。

第 8図は、 文章力試験実施処理の一例を示す処理フロー図である。 第 9図は、 性格診断実施処理の一例を示す処理フロー図である。

第 1 0図は、 制限時間処理の一例を示す処理フロー図である。

第 1 1図は、 本人確認処理の一例を示す処理フロー図である。

第 1 2図は、 口述試験実施処理の一例を示す処理フロー図である。 第 1 3図は、 募集者受付画面の一例を示す図である。

第 1 4図は、 募集受付画面の一例を示す図である。

第 1 5図は、 募集実施メニュー画面の一例を示す図である。

第 1 6図は、 募集要綱登録'編集画面の一例を示す図である。

第 1 7図は、 知識試験設定画面の一例を示す図である。

第 1 8図は、 文章力試験設定画面の一例を示す図である。

第 1 9図は、 性格診断試験設定画面の一例を示す図である。

第 2 0図は、 口述試験設定画面の一例を示す図である。

第 2 1図は、 口述試験設定における映像録画時の画面例を示す図であ る。 第 2 2図は、 口述試験設定における映像再生時の画面例を示す図であ る。

第 2 3図は、 遠隔面接設定画面の一例を示す図である。

第 2 4図は、 応募状況確認画面の一例を示す図である。

第 2 5図は、 応募者詳細表示画面の一例を示す図である。

第 2 6図は、 文章力試験採点画面の一例を示す図である。

第 2 7図は、 口述試験採点画面の一例を示す図である。

第 2 8図は、 選考画面の一例を示す図である。

第 2 9図は、 知識試験集計画面の一例を示す図である。

第 3 0図は、 文章力試験集計画面の一例を示す図である。

第 3 1図は、 性格診断集計画面の一例を示す図である。

第 3 2図は、 口述試験集計画面の一例を示す図である。

第 3 3図は、 遠隔面接集計画面の一例を示す図である。

第 3 4図は、 遠隔面接実施画面 （募集者側） の一例を示す図である。 第 3 5図は、 募集表示画面の一例を示す図である。

第 3 6図は、 募集詳細表示画面の一例を示す図である。

第 3 7図は、 応募者受付画面の一例を示す図である。

第 3 8図は、 応募者ログイン画面の一例を示す図である。

第 3 9図は、 応募者実施メニュー画面の一例を示す図である。

第 4 0図は、 知識試験実施画面の一例を示す図である。

第 4 1図は、 文章力試験実施画面の一例を示す図である。

第 4 2図は、 性格診断実施画面の一例を示す図である。

第 4 3図は、 口述試験実施画面の一例を示す図である。

第 4 4図は、 遠隔面接実施画面 （応募者側） の一例を示す図である。 第 4 5図は、 本人確認画面の一例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態

第 1図に本願発明の一実施形態にかかる遠隔面接システムのシステム 構成図を示す。 図において、 1 0は遠隔面接システムであり、 W e bサ ーバ 1 1 0と、 双方向通信サーバ 1 2 0と、 メールサ一パ 1 3 0と、 面 接サーバ 1 4 0と、 通信回線接続装置 1 6 0とが、 ネッ トワーク 1 7 0 により接続されており、 遠隔面接サービスの提供時には通信回線 2 0を 介して、 人材の募集を行う募集者が使用する募集者端末 4 0、 当該募集 に応募する応募者が使用する応募者端末 3 0と接続される。

W e bサーバ 1 1 0は、 本システムを使用する際の窓口となる WWW サーバであり、 応募者や寡集者はそれぞれ応募者端末 3 0または募集者 端末 4 0から W e bブラウザを用いて所定の W e bページにアクセスす ることにより、 遠隔面接手続を行うことができる。

双方向通信サーバ 1 2 0は、 接続する端末の端末ァドレスを設定する 接続先テーブル 1 2 2を備え、 接続先テーブル 1 2 2に設定された端末 間を接続して、 映像および音声による双方向通信機能を提供する。 遠隔 面接中は、 接続先テーブルには募集者が使用する募集者端末 4 0の端末 ァドレスと応募者が使用する応募者端末 3 0の端末ァドレスが設定され. 募集者端末 4 0と応募者端末 3 0との間でテレビ電話による面接を行う ことができる。 従って、 双方向通信サ一バ 1 2 0は、 接続される応募者 端末 3 0や募集者端末 4 0が使用するテレビ電話プロトコルに対応した 通信機能を提供するものとする。

メールサーバ 1 3 0は、 応募者に対して選考結果の通知を行ったり、 遠隔面接の時刻となったときに募集者と応募者に通知する等のために使 用される。

面接サーバ 1 4 0は、 遠隔面接を運営管理するサーバであり、 提供す る面接サービスを実行するための各種テーブルを記憶させた面接データ ベース 1 5 0を備え、 募集者の登録を行う募集者登録処理、 登録された 募集者による募集を受付ける募集受付処理、 募集に際して実施する知識 試験の内容を設定する知識試験設定処理、 募集に際して実施する文章力 試験の内容を設定する文章力試験設定処理、 募集に際して実施する性格 診断試験の内容を設定する性格診断設定処理、 募集に際して実施する口 述試験の内容を設定する口述試験設定処理、 募集に際して実施する遠隔 面接の予約等を行う遠隔面接設定処理、 実施した各試験のうち面接者の 判断が必要な文章力試験や口述試験についての採点を行ったり、 各試験 の採点結果に基づく選考を行う採点選考処理、 登録された募集に対して 応募を受付ける応募受付処理、 応募者に対して設定された知識試験を実 施する知識試験実施処理、 応募者に対して設定された文章力試験を実施 する文章力試験実施処理、 応募者に対して設定された性格診断試験を実 施する性格診断実施処理、 応募者が知識試験 ·文章力試験 ·性格診断試 験を実施する際の本人確認を行う本人確認処理、 試験の時間を管理する 制限時間処理、 応募者に対して設定された口述試験を実施する口述試験 実施処理、 募集者と応募者の間で遠隔面接を実施する遠隔面接実施処理 等の処理を行う。

通信回線 2 0は、 有線のコンピュータネッ トワーク、 無線のコンビュ 一夕ネッ トワーク、 電話回線、 衛星回線、 イン夕一ネッ ト等、 どのよう な通信回線を使用するものであってもよいが、 ここではインタ一ネッ ト を使用した場合を例にとって説明する。 従って、 通信回線接続装置 1 6 0は、 インターネッ トに接続するためのィン夕一ネッ トル一夕を使用す る。

応募者端末 3 0は、 映像入力インタ一フェイス ·音声入出力インター フェイス · ネッ トワーク接続装置を備えたコンピュータ 3 0 aと、 応募 者がコマンドやメッセージの入力するためのキーボード 3 0 bおよびマ ウス 3 0 cと、 画像を表示するモニタ画面 3 0 dと、 音声を出力するス ピー力 3 0 eと、 応募者の映像を取得するテレビカメラ 3 0 f と、 応募 者の音声を取得するマイクロフォン 3 0 gとから構成され、 コンピュ一 夕 3 0 aには応募者の映像および音声を取得して双方向通信サーバ 1 2 0に送信するとともに、 双方向通信サーバ 1 2 0から送信される映像お よび音声をモニタ画面およびスピー力に出力するテレビ電話プログラム と、 We bサーバ 1 1 0にアクセスするための We bブラウザとがイン ス卜一ルされている。

一方、 募集者端末 4 0は、 ここでは面接担当者が一同に会する会議室 に設置される端末であって、 応募者端末 3 0と同様に、 映像入力イン夕 —フェイス ·音声入出力インタ一フェイス · ネッ トワーク接続装置を備 えたコンピュータ 4 0 aと、 面接進行者がコマンドゃメッセージの入力 するためのキーボード 4 0 b ·マウス 4 0 c と、 画像を表示するモニタ 画面 40 dと、 音声を出力するスピーカ 40 eと、 募集者の映像を取得 するテレビカメラ 4 0 f と、 募集者の音声を取得するマイクロフオン 4 0 gとから構成され、 コンピュータ 4 0 aには募集者の映像および音声 を取得して双方向通信サーバ 1 2 0に送信するとともに、 双方向通信サ —バ 1 2 0から送信される映像および音声をモニタ画面およびスピー力 に出力するテレビ電話プログラムと、 We bサーバ 1 1 0にアクセスす るための We bブラウザとがィンストールされている。

応募者端末 3 0や募集者端末 40にインストールされるテレビ電話プ ログラムとしては、 ここでは通信回線としてインターネットを使用して いるので、 例えば I TU— T勧告の H. 3 2 3に準拠した I P型テレビ 電話プロトコルに対応したものを使用することができる。 また、 通信回 線として I S D N公衆回線を使用する場合には、 I TU— T勧告の H. 3 2 0に準拠した I S DNテレビ電話プロトコルに対応したものを使用 することができる。 また、 テレビ電話プロトコルはこれらに限らず、 通 信回線を介して映像および音声の双方向通信を行えるものである限り、 どのようなものであってもよい。

また、 上記実施形態では、 応募者端末 3 0や寡集者端末 4 0として、 映像入カインターフェース ·音声入出力インターフェース · ネッ トヮ一 ク通信装置を備えたコンピュー夕にテレビ電話プログラムと W e bブラ ゥザをインストールしたものを使用するとして説明したが、 本願発明は これに限定されるものではなく、 テレビ電話機能と W e bブラウザ機能 を有するものであればどのような端末であってもよい。

上記実施形態では、 4人の面接担当者と 1人の記録者がテレビ電話端 末を備えた会議室に集合して応募者と遠隔で面接する場合を示しており . 募集者端末と応募者端末が 1対 1で通信するので、 必ずしも双方向通信 サーバを経由して通信する必要はなく、 寡集者端末と応募者端末との間 で直接テレビ電話接続するようにしてもよい。 その場合に、 双方向通信 サーバを省略し、 W e bサーバに、 接続する各端末に対して I Pァドレ スを橋渡しする機能を持たせるようにしてもよい。

上記実施形態では、 双方向通信サーバ 1 2 0を備えるので 3以上のテ レビ電話端末を接続する多地点接続が可能であり、 複数の面接担当者が それぞれ個別に募集者端末を使用して双方向通信サーバ 1 2 0に接続す ることで遠隔面接を行うことができ、 一つの遠隔面接に複数の応募者端 末を接続して集団面接や座談会形式の面接を行うこともできる。 尚、 こ れらの場合には、 各募集收者端末の映像と応募者端末の映像を合成して 各端末に配信するようにしてもよく、 各端末の映像をお互いに他の端末 に送信して自己の端末上で並べて配置するようにしてもよい。

次に、 本遠隔面接システム 1 0によって遠隔面接を実施する手順につ いて説明する。 第 2図から第 4図に募集者側処理の処理手順を示す。

募集者が募集者端末 4 0から募集者向けの W e bページにアクセスす ると、 第 1 3図に示すような募集者受付画面が表示される （S 1 0 2 )。 募集者受付画面において 「ログイン」 ポタンがクリックされると （S 1 0 4 )、募集者が入力した募集者 I Dと募集者パスワードが募集者テープ ルと照合され（S 1 0 6 )、正規の応募者であれば第 1 4図に示すような 募集受付画面が表示され（S 1 0 8 )、 正規の応募者でない場合は再入力 が要求される （S 1 1 0 )。 また、 「こちら」 がクリックされると新規登 録と判断され（S 1 1 2 )、募集者登録画面（図示省略）が表示される ( S 1 1 4 )。募集者登録画面において登録ポタンがクリックされると （S 1 1 6 )、 新規に募集者 I Dと募集者パスヮードが発行され （S 1 1 8 )、 募集者の入力した情報が募集者テーブルに登録される （S 1 1 9 )。発行 された募集者 I Dと募集者パスワードは、 登録された募集者の Eメール アドレスに通知され、 募集者が今後口グインする際に使用される。

第 1 4図の募集受付画面において、 「新規募集」ポタンがクリックされ た場合は （S 1 2 0 )、 第 1 6図に示すような募集要綱登録 ·編集画面が 表示され （S 1 2 2 )、 募集者は募集者名、 募集者の住所、 募集者の詳細 情報にアクセスする際の U R L、 採用担当、 採用担当の Eメールァドレ ス、 募集内容を入力する。 募集内容としては職種、 勤務地、 募集人数、 募集期間、 勤務時間、 休日規定、 報酬規定、 特記事項等を登録できる。

また、 募集者は募集に際して実施する選考試験実施項目を選択する。 選択試験実施項目としては、 応募者の知識を確認する知識試験、 応募者 の文章力を確認する文章力試験、応募者の性格を診断する性格診断試験、 応募者に対して登録された映像を配信して面接を行う口述試験、 募集者 と応募者の間でテレビ電話を使用して面接を行う遠隔面接を備えている, 募集要綱登録 ·選択画面には、各選択試験の実施要綱を設定する「設定」 ポタンを備えており、 募集者は各 「設定」 ポタンをクリックすることに より各選択試験の実施要綱を設定できる。

募集要綱登録'選択画面において知識試験の 「設定」ポタンが押される と（S 1 2 4 )、第 1 7図に示すような知識試験設定画面が表示される（S 1 2 6 )。知識試験設定画面において、募集者がコースを指定すると各コ —スの標準設定がなされる。 コ一スとしては、 一般常識を確認する一般 コース、 事務系の業務に必要な知識を確認する事務系コース、 技術系の 業務に必要な知識を確認する技術系コース、 総合的な知識を確認する総 合コースが備えられ、 標準問題が登録されている。 ここで 「登録」 ボタ ンがクリックされると、 標準設定内容が知識試験設定テーブルに登録さ れる。

また、 本システムでは目的に応じて知識試験設定をカス夕マイズする 機能を有する。

知識試験設定をカスタマイズするときは、 まず問題の選択 ·登録を行 う。 新たな問題を追加したい場合は、 問題選択 ·登録部の未登録欄に問 題の分野を指定して、 問題文と正解と回答時間を入力し、 採否を指定す る。 問題は自動採点可能とするため、 ここでは番号 ' 記号によって正解 を選択できる選択式の問題を使用したが、 直接キーポ一ドから番号や記 号を入力させてもよく、 文字列を入力させて正解の文字列と比較するよ うにしてもよい。 問題の分野は、 ここでは一般教養、 文系基礎、 文系専 門、 理系基礎、 理系専門、 語学、 時事の 5項目に分けているが、 これに 限らず他の項目を加えたり、 他の分類を用いてもよい。 回答時間は、 そ の問題を回答する標準時間であり、 後述の制限時間を定める際の基準と して用いるようにしたが、 すべての問題を一定時間で回答可能なものと して回答時間の指定を省略するようにしてもよい。

問題の追加が完了したら、 登録されている問題の採否を指定する。 採 否は、 ここでは応募者毎に問題の組合せを変更可能とするため、 必須問 題と選択問題とに分けて指定できるようにした。 ここで 「設定」 ポタン がクリックされると入力された内容が記録される。

次に、 応募者に出題する問題数と配点と選考条件を入力する。 ここで は、 問題数と配点と選考条件を前述の分野毎に個別に指定できるように した。 尚、 問題数は各区分毎に必須に指定された問題数以上、 必須と指 定された問題数と選択と指定された問題数の合計数以下に指定する。 実 際に応募者に出題する問題は、 各分野毎に、 すべての必須問題と、 指定 された問題数から必須問題の問題数を引いた残りを選択問題からランダ ムに選択した問題とを使用する。 これにより、 重要な問題については全 員に実施しつつ、 その他の問題については応募者毎に異なることになる ので、 応募者の評価の均一性をある程度確保しつつ、 先に受験した応募 者から問題情報を入手する応募者があってもある程度公平に評価できる, 選考条件は、 知識試験によって応募者を足きりする場合に設定するもの で、 問題の分野毎に指定してもよく、 合計点に対して指定してもよい。 足きりをしない場合は空欄とするか、 0を入力する。 ここで 「設定」 ポ タンがクリックされると、 合計問題数および合計点が表示され、 入力内 容が記録される。

次に、 試験時間を入力する。 ここでは、 上記設定された問題数と登録 されている問題の回答時間から、 最小時間と最大時間が計算され、 予測 時間として表示されるようにした。 募集者はこれを参照して試験時間を 定めて入力するが、 入力された試験時間が適切でない場合は、 前述の問 題数の設定や問題の選択'登録に戻って再設定する。 ここで 「設定」 ポ夕 ンがクリックされると、 入力された試験時間が記録される。

尚、 ここでは事前選考試験の問題数を定めて、 それに対応して試験時 間を指定するようにしたが、 逆に試験時間のみを定めて、 それに基づい て試験時間内に回答可能な問題を選択して出題するようにしてもよい。 その場合には、 例えば必須問題の回答時間の合計から、 残された試験時 間内に回答可能な問題をランダムに選択して出題するなどの方法がある 最後に、 知識試験設定画面において、 「登録」 ポタンがクリックされる と設定内容が知識試験設定テーブルに登録され、 「終了」ポタンがクリツ クされると知識試験設定処理が終了する （S 1 2 8 )。

尚、 知識試験設定においては、 募集内容に応じた標準コースを有し、 そのなかから選択して設定するものとして説明したが、 これに限定され るものではなく、 多数登録された問題から募集者が任意に選択したり、 任意に問題を追加することによりカスタマイズするようにしてもよい。 募集要綱登録'選択画面において文章力試験の 「設定」 ポタンがクリッ クされると （S 1 2 9 )、 第 1 8図に示すような文章力試験設定画面が表 示される （S 1 3 0 )。 文章力試験設定においても、 あらかじめ標準問題 が登録されており、 最初の設定のままで 「登録」 ポタンがクリックされ ると、 標準設定が文章力試験設定テ一ブルに設定される。

また、 本システムでは、 目的に応じて文章力試験設定をカスタマイズ する機能を有する。

文章力試験設定をカス夕マイズするときは、 まず問題の選択 ·登録を 行う。 新たな問題を追加したい場合は、 問題選択 ·登録部の未登録欄に 問題文を入力し、 採点の際の評価項目における配点と回答時間を入力す る。 評価項目は、 ここでは言葉使い、 表現力、 論理性、 読解力、 説得力 の 5項目としたが、 これに限らずその他の項目を加えたり、 他の組合せ を用いるようにしてもよい。 問題の追加が完了したら、 登録されている 問題の採否を指定する。 採否は、 ここでは前述の知識試験と同様に応募 者毎に問題の組合せを変更可能とするため、 必須問題と選択問題とに分 けて指定できるようにした。 ここで 「設定」 ボタンがクリックされると、 入力内容が記録される。

次に、 問題数を入力する。 問題数は、 前述の知識試験と同様に必須に 指定された問題数以上、 必須と指定された問題数と選択と指定された問 題数の合計数以下に指定する。 実際に応募者に出題する問題は、 すべて の必須問題と、 指定された問題数から必須問題の問題数を引いた残りを 選択問題からランダムに選択した問題とを使用する。 'これにより、 重要 な問題については全員に実施しつつ、 その他の問題については応募者毎 に異なることになるので、応募者の評価の均一性をある程度確保しつつ、 先に受験した応募者から問題情報を入手する応募者があってもある程度 公平に評価できる。 ここで 「設定」 ポタンがクリックされると、 入力さ れた問題数が記録される。

次に、 試験時間を入力する。 ここでは、 上記設定された問題数と登録 されている問題の回答時間から問題全体の回答に要する最小時間と最大 時間が計算され、 予測時間として表示されるようにした。 募集者は表示 された予測時間を参照して試験時間を定めて入力するが、 入力された試 験時間が適切な時間でない場合は、 前述の問題数の設定や問題の選択- 登録に戻って再設定する。 ここで 「設定」 ポタンがクリックされると、 入力された試験時間が記録される。

次に、 文章力試験の採点結果により応募者を足きりする場合は選考条 件を入力する。 足きりをしない場合は空欄とするか 0を入力する。 ここ で 「設定」 ポタンがクリックされると、 入力された選考条件が記録され る。

最後に、 文章力試験設定画面において、 「登録」 ポタンがクリックされ ると設定内容が文章力試験設定テーブルに登録され、 「終了」ボタンがク リックされると文章力試験設定処理が終了する （S 1 3 2 )。

尚、 文章力試験設定においても、 前述の知識試験と同様に問題の分野 を指定する機能を設け、 募集内容に応じたコースを設定して出題するよ うにしてもよい。

また、 試験時間の処理についても、 前述の知識試験と同様に各問題の 回答時間を参照して問題を選択して出題するようにしてもよい。

募集要綱登録'選択画面において性格診断の 「設定」 ポタンがクリック されると （S 1 3 4 )、 第 1 9図に示すような性格診断設定画面が表示さ れる （S 1 3 6 )。 性格診断設定画面においても、 あらかじめ標準問題が 登録されており、 最初の設定のままで 「登録」 ポタンがクリックされる と、 標準設定が性格診断設定テーブルに設定される。

また、 本システムでは、 目的に応じて性格診断設定をカス夕マイズす る機能を有する。

性格診断設定をカス夕マイズするときは、 まず問題の選択 ·登録を行 う。 新たな問題を追加したい場合は、 問題選択 ·登録部の未登録欄に問 題文を入力し、 その問題が意図する性格診断の評価区分を指定する。 評 価区分は各問題が意図する性格診断パラメ一夕であり、ここでは積極性、 協調性、 柔軟性、 自立性、 忍耐性としたが、 これに限らず他の項目を加 えたり、 他の組合せを用いてもよい。 問題の追加が完了したら、 登録さ れている問題の採否を指定する。 ここで 「設定」 ポタンがクリックされ ると、 各評価区分毎の問題数が決定し、 入力内容が記録される。

次に、 試験時間を入力する。 性格診断は単純な質問であって直感的な 答えを要求するものであるから、 問題の選択 ·登録によって選択された 問題数に応じて設定すればよい。 ここで 「設定」 ポタンがクリックされ ると、 入力内容が記録される。

次に、 性格診断によって応募者を足きりする場合は選考条件を入力す る。 選考条件は上記評価区分別に設定する。 ここでも足きりをしない場 合は空欄とするか 0を入力する。 最後に、 性格診断設定画面において、 「登録」 ポタンがクリックされる と設定内容が性格診断設定テーブルに登録され、 「終了」ポタンがクリッ クされると性格診断設定処理が終了する （S 1 3 8 )。

尚、 性格診断においては、 すべての応募者を同一基準で評価するため 、 選択したすべての問題を必須問題として使用するようにしたが、 事前 に問題の情報を入手した応募者による作為的な回答を防止するため、 上 記知識試験等と同様に必須問題と選択問題を設け、 選択問題からランダ ムに問題を選択し、 応募者毎に一部問題が異なるようにしてもよい。 募集要綱登録'選択画面において口述試験の 「設定」 ポタンがクリック されると （S 1 4 0 )、第 2 0図に示すような口述試験設定画面が表示さ れる （S 1 4 2 )。 口述試験設定画面においても、 あらかじめ標準問題が 登録されており、 最初の設定のままで 「登録」 ポタンがクリックされる と、 標準設定内容が口述試験設定テーブルに設定される。 設定されてい る質問の内容は質問内容欄に文章で記載されており、 質問映像欄の 「再 生」 ポタンをクリックすることにより、 第 2 2図に示すような映像再生 画面が開き、 映像再生画面内の 「再生」 ポタンをクリックすると記録さ れている映像が募集者端末に配信されて再生される。

また、 本システムでは、 募集者側の採用担当者が質問映像および音声 を登録して口述試験を行うカスタマイズ機能を有する。

質問映像を登録するときは、 質問内容欄に質問内容を文章入力し、 質 問映像欄の 「録画」 ポタンをクリックすることにより質問映像を記録し 、 応募者の回答時間を入力する。

尚、 質問映像欄の 「録画」 ポ夕ンがクリックされると、 第 2 1図に示 すような映像録画画面が開き、 映像録画画面内の 「録画」 ポタンがクリ ックされると、 募集者端末からテレビ映像が受信され、 「終了」ポタンが クリックされるまでの映像が記録される。 また、 質問映像欄の 「再生」 ポタンがクリックされると、 第 2 2図に示すような映像再生画面が開き 、 映像再生画面内の 「再生」 ポタンがクリックされると、 登録されてい る質問映像が募集者端末に送信される。 質問映像の再生中に 「終了」 ポ 夕ンがクリックされると、 募集者端末への映像の送信が中断される。 質問映像の録画が完了したら、 登録されている問題の採否を指定する 。 採否は、 ここでは前述の知識試験等と同様に応募者毎に質問の組合せ を変更可能とするため、 必須問題と選択問題とに分けて指定できるよう にした。 ここで 「設定」 ポタンがクリックされると、 入力内容が記録さ れる。

最後に、 口述試験設定画面において、 「登録」 ポタンがクリックされる と設定内容が口述試験設定テ一ブルに記録され、 「終了」ボタンがクリッ クされると口述試験設定処理が終了する （S 1 4 4 )。

上記のような質問映像の録画は、 面接サーバ 1 4 0においてテレビ電 話端末をエミュレートし、 双方向通信サーバ 1 2 0経由または直接募集 者端末からテレビ映像を受信して記録することに行うことができる。 ま た、 質問映像の再生は、 同様に面接サーバ 1 4 0においてエミユレ一ト したテレビ電話端末から双方向通信サーバ経由または直接募集者端末に 質問映像を送信して、 募集者端末のテレビ電話機能により再生するよう にしてもよく、 W e bサーバ経由で募集者端末に質問映像を配信して W e bブラウザで再生するようにしてもよい。 尚、 面接サーバにおいてテ レビ電話端末をエミュレートして募集者端末と通信することにより、 募 集者端末に特別な通信プログラムをィンストールすることなく、 標準の テレビ電話プログラムと W e bブラウザを用いて口述試験設定機能を実 現できる。

上記実施形態では、 口述試験の質問内容の編集や確認を容易に行える ように、 質問内容を文章入力するものとして説明したが、 単に見出しと なる言葉を入力するようにしてもよく、 全く省略してもよい。

また、 口述試験設定においても、 前述の知識試験等と同様に問題の分 野を指定する機能を設け、 募集内容に応じたコ一スを設定して出題する ようにしてもよい。

募集要綱登録'選択画面において遠隔面接の「設定」 ポタンがクリック されると （S 1 4 6 )、 第 2 3図に示すような遠隔面接設定画面が表示さ れる （S 1 4 8 )。 遠隔面接の設定は、 双方向通信サーバ 1 2 0に対して テレビ会議の予約をするもので、 予約日時と面接担当者の名前、 端末ァ ドレス、 Eメールアドレスが登録される。 日付の 「設定」 ポタンがクリ ックされると、 指定された日の予約状況が表示され、 予約状況表示にお いて予約受付中の時間帯がクリックされると、その時間帯が記録され、 「 登録」 ボタンがクリックされると設定内容が遠隔面接設定テーブルに登 録され、 「終了」ポタンがクリックされると遠隔面接設定処理が終了する

( S 1 5 0 )。

募集要綱登録 ·編集画面において 「登録」 ポタンがクリックされたら (S 1 5 2)、 上記設定された内容が募集テーブルに登録され（S 1 5 4 )、 登録完了画面 （図示省略） が表示される （S 1 5 6 )。

募集要綱登録 ·編集画面において 「戻る」 ポタンがクリックされると (S 1 5 8)、 S 1 0 8に戻る。

第 1 4図の募集受付画面において特定の募集 I Dがクリックされた場 合は（S 1 6 0 第 1 5図に示すような募集実施メニュー画面が表示さ れる （ S 1 6 2 )。

募集実施メニュー画面において 「募集要綱編集」 ポタンがクリックさ れると （S 1 64)、 第 1 6図の募集要綱登録 ·編集画面が表示され、 前 述の募集要綱の登録と同様の手続きによって登録されている募集要項の 設定の編集が行える。 募集実施メニュー画面において 「応募状況確認」 ポタンがクリックさ れると （S 1 7 0 )、第 2 4図に示すような応募状況確認画面が表示され る （S 1 7 2 )。 応募状況確認画面では、 図のように現在の応募者数が表 示されるとともに、 各応募者の応募 I D、 応募者名、 地域、 年齢、 性別 、 選考試験実施状況が表示される。 また、 各応募者の応募 I Dをクリツ クすると、 第 2 5図に示すような応募者詳細画面が開き、 各応募者が登 録した詳細プロフィールを確認できる。 応募状況確認画面において 「終 了」 ポタンがクリックされると、 応募状況確認処理を終了する （S 1 7 4 )。

募集実施メニュー画面において 「文章力試験採点」 ポタンがクリック されると （S 1 7 6 )， 第 2 6図に示すような文章力試験採点画面が表示 される （S 1 7 8 )。 文章力試験採点画面は、 図のように出題した問題文 と応募者の回答が表示され、 文章力試験の評価項目別に評価を入力する ためのボタンが表示される。 画面の下部には、 「次の問題」 ポタンと 「前 の問題」 ポタンが備えられ、 採点者がこれをクリックしながら各問題の 回答を評価することで、 各応募者の回答を採点できる。 また、 画面の下 部には 「次の応募者」 ポタンと 「前の応募者」 ポタンが備えられ、 文章 力試験を終えたすべての応募者についての採点を行うことができる。 こ の場合、 同一の問題についての各応募者の回答を順次比較しながら採点 することもできるので、 公平な評価をすることが可能である。

尚、 採点はここでは 5段階評価をポタンにより選択するようにしたが 、 これに限定されるものではなく、 任意の点数を入力するようにしても よい。

最後に、 文章力試験採点画面において、 「登録」 ポタンがクリックされ ると採点結果が採点選考テーブルに登録され、 「終了」ポタンがクリック されると文章力採点処理が終了する （S 1 8 0 )。 募集実施メニュー画面において 「口述試験採点」 ポタンがクリックさ れると （S 1 8 2 )， 第 2 7図に示すような口述試験採点画面が表示され る （S 1 8 4 )。 口述試験採点画面は、 図のように送信した質問文に対す る応募者の回答映像が表示され、 口述試験の評価項目別に評価を入力す るためのポタンが表示される。 応募者の回答映像は、 回答映像表示部の 下部に設けられた再生コン卜ロール部の操作により何度でも確認できる 。.また、 回答映像表示部の右には、 応募者の回答時の質問確認回数、 応 答するまでの時間、 回答の時間が表示されており、 採点者は聴取力や判 断力等を判断する際の参考とすることができる。画面の下部には、 「次の 質問」 ポタンと 「前の質問」 ポタンがあり、 採点者がこれをクリックし ながら各質問の回答を評価することで、 各応募者の回答を採点できる。 また、 画面の下部には 「次の応募者」 ポタンと 「前の応募者」 ポタンが 備えられ、 口述試験を終えたすべての応募者についての採点を行うこと ができる。 この場合、 同一の問題についての各応募者の回答を順次比較 しながら採点することもできるので、 公平な評価をすることが可能であ る。

尚、 採点はここでは 5段階評価をポタンにより選択するようにしたが 、 これに限定されるものではなく、 任意の点数を入力するようにしても よい。

また、 上記回答映像の再生は、 面接サーバに記録されている回答映像 を W e bサーバ経由で募集者端末に配信して W e bブラウザで再生する ようにしてもよく、 面接サーバにおいてエミュレートしたテレビ電話端 末に回答映像を送信して、 募集者端末のテレビ電話機能により再生する ようにしてもよい。

最後に、 口述試験採点画面において、 「登録」 ポタンがクリックされる と採点結果が採点選考テーブルに登録され、 「終了」ポタンがクリックさ れると口述試験採点処理が終了する （S 1 8 6 )。

募集実施メニュー画面において 「選考」 ポタンがクリックされると （ S 1 8 8 )、 第 2 8図に示すような選考画面が表示される （S 1 9 0 )。 選考画面は、 図のように各応募者について各選考試験の評価結果がバー チャート形式で表示される。 このように、 評価結果をバーチャート表示 することで募集者は各募集者の特質を容易に把握でき、 多数の募集者を 比較して必要とする人材を迅速かつ的確に選考することができる。 また 、 各選考試験における評価の詳細はバーチヤ一ト表示部をクリックする ことで確認することができる。

知識試験評価のバ一チャートがクリックされると、 第 2 9図に示すよ うな知識試験集計画面が表示される。 図のように、 知識試験集計画面で は各問題の回答と正解が表示され、 区分別に知識試験設定で設定された 配点に従って集計されて表示される。

文章力試験評価のバーチヤ一卜がクリックされると、 第 3 0図に示す ような文章力試験集計画面が表示される。 図のように、 文章力試験集計 画面では各問題の回答が表示され、 評価項目別の募集者の評価を文章力 試験設定で設定された配点に従って集計されて表示される。

性格診断評価のバ一チヤ一トがクリックされると、 第 3 1図に示すよ うな性格診断集計画面が表示される。 図のように、 性格診断集計画面で は各問題の回答が表示され、 性格診断設定で設定された区分に従って集 計されて表示される。

知識試験、 文章力試験、 性格診断においては後述のように本人確認が 行われ、 選考試験中に取得された応募者の画像と登録画像とを照合した 結果が所定の一致度を満たさない場合には取得された画像が記録され、 不正確認フラグがセッ トされる。 不正確認フラグがセッ トされている場 合は、 選考画面のバーチヤ一ト部には 「不正確認」 と表示され、 当該選 考試験の集計画面において 「画像確認」 ポタンが現れる。 選考試験の集 計画面に表示されている 「画像確認」 ポタンがクリックされると、 第 4 5図に示すような本人確認画面が表示され、 登録画像と記録画像とが対 比して表示される。 記録画像が複数記録されている場合は。 「次へ」 ボタ ンゃ 「前へ」 ポタンが表示され、 これらのポタンをクリックすることで 記録されている画像をすベて確認できる。 これにより、 選考者は応募者 が本当に身代わり受験等の不正を行ったか否かを判断でき、 応募者が不 正を行っていると判断した場合は 「不正有」 ポタンをクリックすること で選考画面のバ一チャート部に 「不正有」 と表示され、 画像の不良等で あって応募者が不正を行っていないと判断した場合は 「不正無」 ポタン をクリックすることで選考画面のバ一チヤ一ト部に 「不正無」 と表示さ れる。 これにより、 募集者は選考画面において身代わり受験等の不正の 有無を考慮しながら応募者の選考を行うことができる。

口述試験評価のバーチヤ一トがクリックされると、 第 3 2図に示すよ うな口述試験集計画面が表示される。 図のように、 口述試験集計画面で は各質問についての回答映像を 「再生」 ポタンをクリックすることで確 認でき、 評価は区分別に集計されて表示される。

遠隔面接評価のバーチヤ一トがクリックされると、 第 3 3図に示すよ うな遠隔面接集計画面が表示される。 図のように、 遠隔面接集計画面で は各質問についての評価が区分別に集計されて表示される。

尚、 遠隔面接においても、 口述試験と同様に応募者の回答映像を記録 し、 遠隔面接集計画面において 「再生」 ポタンをクリックすることによ り記録された口述試験の回答映像を再生できるようにしてもよい。 募集者は知識試験評価、 文章力試験評価、 性格診断評価、 口述試験評 価をもとに遠隔面接対象者を選考し、 対象者を選択して 「 1次選考通知 」 ポタンをクリックする。 選考画面において 「 1次選考通知」 ポタンが クリックされると、 選考された応募者に対して遠隔面接の日時を指定し た遠隔面接通知メールが発信される。 遠隔面接の日時は、 前述の遠隔面 接設定で予約した時間帯から選択される。 尚、 遠隔面接通知において募 集者が予約している遠隔面接の時間帯を提示し、 応募者が希望する日時 をクリックすることで遠隔面接日時を決定するようにしてもよい。

応募者の遠隔面接が終了すると遠隔面接の評価結果がバーチヤ一卜で 表示されるので、 募集者はその評価結果をもとに応募者の最終選考を行 い、 対象者を選択して 「最終選考」 ポタンをクリックする。 尚、 ここで 遠隔面接の評価が募集者の期待したレベルでない場合は、 改めて 1次選 考評価を見なおして遠隔面接を行う応募者を選定することもできる。 こ のように各選考試験評価結果を一覧表により表示することで、 1次選考 で選考されなかった応募者であっても総合的に優れた応募者について見 落とすことなく選考できる。

「最終選考」 ポタンがクリックされると、 選考された応募者に対して 最終選考通知メールが発信される。 これにより、 最終選考された応募者 を採用するようにしてもよく、 更に直接面談を行って採用決定するよう にしてもよい。

選考処理画面において 「終了」 ポタンがクリックされると、 選考処理 が終了する （S 1 9 2 )。

募集実施メニュー画面において、 募集者が予約した遠隔面接の一定時 間前になると 「遠隔面接」 ポタンが表示され、 「遠隔面接」 ボタンがクリ ックされると （S 1 9 2 )、 第 3 4図に示すような遠隔面接実施画面 （募 集者側） が表示される ( S 1 9 4 )。 遠隔面接実施画面 （募集者側） には 、 図のように接続中の応募者の映像が表示され、 その横に当該応募者の プロフィールが表示される。 画面の左下部には面接担当者による採点表 が備えられ、 各面接担当者の評価を入力する。 また、 画面の右下部には 面接予定者リストが表示される。 面接予定者リス卜には、 応募 I D、 遠 隔面接予定時間、 接続状況を示すステータス、 入室通知ポタンが表示さ れている。 ステータス部には、 面接を終了した応募者は面接済、 現在面 接中の応募者は「面接中」、 面接のために口グインして後述の待合室に入 室中の応募者は 「待合中」、 まだ待合室に入室していない応募者は 「未着 」 と表示される。 また、 待合室に入室済みの応募者の入室通知部には 「 送信」 ポタンが表示され、 この 「送信」 ポタンがクリックされると当該 応募者に対して入室を促す通知が送信され、 応募者端末の待合室画面に は 「入室」 ポタンが表示される。 応募者がその 「入室」 ポタンをクリツ クすると当該応募者端末の端末ァドレスが双方向通信サーバ 1 2 0の接 続先テーブルにセッ トされ、 当該応募者の映像が遠隔面接実施画面 （募 集者側） に表示されて面接が開始する。 面接担当者は、 応募者との面接 を終了したら応募者にその旨を告げ、 応募者が後述のように遠隔面接実 施画面 （応募者側） の 「退室」 ポタンをクリックすると応募者端末との 接続が切断される。 尚、 寡集者の便宜のため、 遠隔面接実施画面 （募集 者側） には現在時刻と遠隔面接の開始からの経過時間が表示される。 遠隔面接実施画面 （募集者側） において 「終了」 ポタンがクリックさ れると、 遠隔面接実施処理が終了する （S 1 9 8 )。

募集実施メニュー画面において 「戻る」 ポタンがクリックされると ( S 2 0 0 )、 S 1 0 8に戻る。

また、 募集受付画面において 「ログアウト」 ポタンがクリックされる と （S 2 0 2 )、 ログアウトして募集登録処理を終了する。

一方、 第 5図から第 6図に応募者側処理の処理手順を示す。

応募者が応募者端末から応募者向けの W e bページにアクセスすると 、 第 3 5図に示すような募集表示画面が表示される （S 3 0 2 )。 募集表 示画面は、 現在登録されている募集の一覧を示すもので、 募集 I D、 募 集者名、 職種、 勤務地、 募集人数、 募集期間等の寡集の概要が表示され る。

募集表示画面の寡集 I Dがクリックされると （S 3 0 4 )、第 3 6図に 示すような募集詳細表示画面が表示される （S 3 0 6 )。 これにより、 応 募者は募集の詳細内容を確認して、 「応募」ポタンをクリックすることに より当該募集に応募することができ、 既に応募している場合には 「ログ イン」 ポタンをクリックすることにより当該募集の選考試験を受けるこ とができる。

募集詳細表示画面において 「応募」 ボタンがクリックされると （S 3 0 8 )、 第 3 7図に示すような応募受付画面が表示される （S 3 1 0 )。 応募受付画面は、 応募者に対して応募者名、 住所、 Eメ一ルアドレス、 生年月日、 性別、 出身地、 出身学校、 保有資格、 趣味、 特技、 特記事項 等の応募者情報の入力と、 知識試験 ·文章力試験 ·性格診断における本 人確認に使用する応募者の画像の登録を促す。 応募者の画像は、 前述の 口述試験の場合と同様に、 面接サーバ 1 4 0においてテレビ電話端末を エミュレートし、 双方向通信サーバ 1 2 0経由または応募者端末から直 接テレビ映像を受信し、 「画像」ポタンがクリックされたときのテレビ映 像から切り出された静止画像を応募者画像として記録する。 これにより 、 応募者端末がテレビ電話機能を有する端末であれば、 特別なプロダラ ムをインストールすることなく、 応募者画像の登録を行うことができる 応募受付画面において 「登録」 ボタンがクリックされると、 応募者に 対して応募 I Dと応募パスヮ一ドが発行され（S 3 1 4 )、入力された応 募者情報および記録された応募者画像とともに応募テーブルに登録され る （ S 3 1 6 )。 発行された応募 I Dと応募パスヮ一ドは、 登録された応 募者の Eメールァドレスに通知され、 応募者が選考試験を受けるために 口グインする際に使用される。

応募受付画面において 「終了」 ポタンがクリックされると （S 3 1 8 )、 応募者登録処理が終了する。

募集詳細表示画面において 「ログイン」 ポタンがクリックされると （ S 3 2 0 )、 第 3 8図に示すような応募口グイン画面が表示される （S 3 2 4 )。 また、 募集詳細表示画面において 「戻る」 ポタンがクリックされ ると （S 3 2 2 )、 S 3 0 2に戻って募集表示画面が表示され、 改めて他 の募集 I Dを選択することができる。

応募ログイン画面において 「ログイン」 ポタンがクリックされると （ S 3 2 6 )、入力された応募 I Dと応募パスヮードが応募テーブルに登録 されている応募者と照合され（S 3 3 0 )、 正規の応募者である場合には 、 第 3 9図に示すような応募実施メニュー画面が表示され （S 3 3 4 ) 、 正規の応募者でない場合には再入力が要求される （S 3 3 2 )。

応募実施メニュー画面において 「知識試験」 ポタンがクリックされる と （S 3 3 6 )、 第 4 0図に示すような知識試験実施画面が表示される （ S 3 3 8 )。知識試験実施画面では、 知識試験設定テーブルに登録された 閲題が指定された条件で選択されて順次出題される。 図のように、 ここ では 5社択一式の問題文が表示され、 応募者はその問題に対する答えを ポタンにより選択する。 「次へ」ポタンがクリックされると次の問題に進 み、 「前へ」 ポタンがクリックされると前の問題に戻る。 最後に 「終了」 ポタンがクリックされると入力された回答が採点選考テーブルに登録さ れる。 また、 応募者の便宜のため、 知識試験実施画面には試験時間と試 験が開始されてからの経過時間が表示される。

第 7図に、 知識試験実施処理の処理手順の例を示す。 図のように、 最 初に知識試験設定テ一ブルから問題が選択され（S 4 0 2 )、 知識試験の 実施要領を説明した知識試験開始画面 （図示省略） が表示される （S 4 0 4 )。 知識試験開始画面において 「次へ」 ボタンがクリックされると、 後述の制限時間処理が起動され（S 4 0 8 )、後述の本人確認処理が起動 される （S 4 1 0 )。 次に、 選択された問題が順次取出され、 応募者端末 に配信される （S 4 1 2 )。 ここで、 「次へ」 ボタンがクリックされると ( S 4 1 4 )、 応募者の回答が取得されて次の問題に進み（S 4 1 6 )、 「 戻る」 ポタンがクリックされると （S 4 1 8 )、 応募者の回答が取得され て前の問題に戻る （S 4 2 0 )。 「終了」 ポタンがクリックされるか （S 4 2 2 )、 制限時間処理による終了フラグがセッ トされると （S 4 2 4 ) 、 回答が取得され （S 4 2 6 )、 応募者に対して終了の確認をする知識試 験終了画面 （図示省略） が表示される （S 4 2 8 )。 知識試験終了画面に おいて 「確認」 ポタンがクリックされると （ S 4 3 0 )、 取得された回答 が採点選考テーブルに記録され（S 4 3 2 )、 記録された回答が知識試験 設定テーブルの設定に従って採点され（S 4 3 4 )、 知識試験が終了する ( S 3 4 0 )。

応募実施メニュー画面において 「文章力試験」 ポタンがクリックされ ると （S 3 4 2 )、 第 4 1図に示すような文章力試験実施画面が表示され る （S 3 4 4 )。 文章力試験実施画面では、 文章力試験設定テーブルに登 録された問題を指定された条件で選択して順次出題される。 図のように 、 応募者はその問題に対する答えを文章入力する。 「次へ」ポタンがクリ ックされると次の問題に進み、 「前へ」ポタンがクリックされると前の問 題に戻る。 最後に 「終了」 ポタンがクリックされると入力された回答が 採点選考テーブルに登録される。 また、 応募者の便宜のため、 文章力試 験実施画面には試験時間と試験が開始されてからの経過時間が表示され る。

第 8図に、 文章力試験実施処理の処理手順の例を示す。 図のように、 最初に文章力試験設定テーブルから問題が選択され（S 5 0 2 )、文章力 試験の実施要領を説明した文章力試験開始画面 （図示省略） が表示され る （S 5 04)。 文章力試験開始画面において 「次へ」 ポタンがクリック されると （S 5 0 6)、 後述の制限時間処理が起動され （S 5 0 8 )、 後 述の本人確認処理が起動される （S 5 1 0 )。 次に、 選択された問題が順 次取出され、 応募者端末に配信される （S 5 1 2 )。 ここで、 「次へ」 ポ タンがクリックされると （S 5 1 4)、 応募者の回答が取得されて次の問 題に進む （S 5 1 6)。 「戻る」 ボタンがクリックされると (S 5 1 8) 、 応募者の回答が取得されて前の問題に戻る （S 5 2 0 )。 「終了」 ボタ ンがクリックされるか （S 5 2 2 )、 制限時間処理による終了フラグがセ ッ トされると （S 5 2 4)、 回答が取得され （S 5 2 6 )、 応募者に対し て終了の確認をする文章力試験終了画面 （図示省略） が表示される （S 5 2 8 )。 文章力試験終了画面において 「確認」 ポタンがクリックされる と （S 5 3 0 )、 取得された回答が採点選考テーブルに記録され （S 5 3 2)、 文章力試験が終了する （S 34 6 )。

応募実施メニュー画面において 「性格診断」 ポタンがクリックされる と （S 348 )、 第 42図に示すような性格診断実施画面が表示される （ S 3 5 0 )。性格診断実施画面では、 性格診断設定テ一ブルに登録された 問題が順次出題される。 図のように、 ここでは 5社択一式の問題文が表 示され、応募者はその問題に対する答えをポタンにより選択する。 「次へ 」 ポタンがクリックされると次の問題に進み、 「前へ」 ポタンがクリック されると前の問題に戻る。 最後に 「終了」 ポタンがクリックされると入 力された回答が採点選考テーブルに登録される。 また、 応募者の便宜の ため、 性格診断実施画面には試験時間と試験が開始されてからの経過時 間が表示される。

第 9図に、 性格診断実施処理の処理手順の例を示す。 図のように、 最 初に性格診断設定テーブルから問題が選択され（S 6 0 2)、 性格診断の 実施要領を説明した性格診断開始画面 （図示省略） が表示される （S 6 0 4)。 性格診断開始画面において 「次へ」 ポタンがクリックされると （ S 6 0 6 )、 後述の制限時間処理が起動され （S 6 0 8 )、 後述の本人確 認処理が起動される （S 6 1 0)。 次に、 選択された問題が順次取出され て応募者端末に配信される （S 6 1 2)。 ここで、 「次へ」 ポタンがクリ ックされると （S 6 1 4)、 応募者の回答が取得されて次の問題に進む （ S 6 1 6 )。 「戻る」 ポタンがクリックされると （S 6 1 8)、 応募者の回 答が取得されて前の問題に戻る （S 6 2 0 )。 「終了」 ポタンがクリック されるか （S 6 2 2 )、 制限時間処理による終了フラグがセッ トされると (S 6 2 4)、 回答が取得され （S 6 2 6 )、 応募者に対して終了の確認 をする診断診断終了画面 （図示省略） が表示される (S 6 2 8 )。 性格診 断終了画面において 「確認」 ポタンがクリックされると （S 6 3 0 )、 取 得された回答が採点選考テ一ブルに記録され（S 6 3 2 )、 記録された回 答が性格診断設定テーブルの設定に従って採点され（S 6 3 4)、性格診 断が終了する （S 3 5 2 )。

第 1 0図に、 制限時間処理の処理手順の例を示す。 図のように、 最初 にタイマ一を起動し （S 7 0 2 )、 表示の更新時刻になったら （S 7 0 4 ), 画面の経過時間表示を更新する （S 7 0 6 )。 試験時間終了の X分前 になったら （S 7 0 8 )、 「終了 X分前です」 のメッセ一ジを出す （S 7 1 0 )。 試験時間が経過したら （S 7 1 2)、 「終了時刻です」 のメッセ一 ジを出し （S 7 1 4)、 終了フラグをセッ トし （S 7 1 6)、 タイマーを 停止して （S 7 1 8)、 終了する。 尚、 メッセージは音声メッセージでも よく、 ポップアップ画面による表示でもよい。

第 1 1図に、 本人確認処理の処理手順の例を示す。 図のように、 本人 確認の時刻になったら （S 8 0 2 )、 「本人確認を行いますので画面中央 を見てください」 のメッセージ画面 （図示省略） を表示する （S 8 04 ：)。 本人確認は、 一定時間間隔で行うようにしてもよいが、 応募者が確認 時刻を予測できないようにランダムな時刻に行うことが望ましい。 メッ セージ画面に設けられた 「確認」 ポタンがクリックされたら （S 8 0 6 ) , 応募者端末のテレビ映像を受信して静止画像を切り出して取得し （S 8 0 8 )、 応募テ一ブルに登録されている応募者画像と照合する （S 8 1 0 )。画像の照合は、 登録されている応募者画像をテンプレートとして取 得された画像に対して直接マッチング処理を行い、 最も一致度の高い点 を求める。 尚、 取得された画像について外形輪郭、 目 ·鼻 ' 口等の位置 や形状等の特徴点を求める特徴抽出演算を行って画像サイズを正規化し た上でマッチング処理を行ってもよく、 当該応募者画像について特徴抽 出した結果と比較するようにしてもよい。 照合の結果、 所定の一致度が 得られない場合は （S 8 1 2 )、 「画像が一致しませんので画像を記録し ます」 のメッセ一ジを出し （S 8 1 4 )、 前述のように募集者があとで画 像を確認できるように取得した画像を応募者テーブルに追加登録し （S 8 1 6 )、 不正検知フラグをセッ 卜する （S .8 1 8 )。 ここで、 所定の一 致度が得られない場合に画像を追加登録するようにしたのは、 画像の照 合は必ずしも十分な信頼性を有しない場合があるので、 所定の一致度が 得られない場合はその画像を記録しておき、 後日募集者が確認できるよ うにしたものである。 従って、 画像の照合が十分な信頼性を有する場合 は、 応募者に対して例えば 「不正受験を検出しました」 のメッセ一ジを 出して選考試験を打切るようにしてもよい。 また、 逆に試験中は画像の 照合を行うことなく単に画像を記録するに留め、 採点時に募集者が記録 された画像を順次取出して確認するようにしてもよい。 以上の処理を S 8 0 2から繰り返し、 終了フラグがセッ トされたら （S 8 2 0 )、 本人確 認の処理を終了する。

尚、 応募者画像の取得は、 前述の応募者画像の登録と同様に、 面接サ —パ 1 4 0においてテレビ電話端末をエミュレートし、 双方向通信サー バ 1 2 0経由または応募者端末から直接テレビ映像を受信し、 テレビ映 像から切り出された静止画像を応募者画像として記録する。

上記実施形態においては、 S 8 0 4のメッセージ画面に対して一定時 間内に 「確認」 ポタンがクリックされなかった場合の処理については説 明を省略したが、 その場合にも不正の可能性があるので、 応募者に警告 を出したり、 強制的に応募者の画像を取得したり、 不正フラグをセッ ト して強制終了するようにしてもよい。

応募実施メニュー画面において 「口述試験」 ポタンがクリックされる と （S 3 5 4 )、 第 4 3図に示すような口述試験実施画面が表示される （

S 3 5 6 ) ₀ 口述試験実施画面では、 口述試験設定テーブルに登録された 募集者の質問映像が指定された条件で取出されて順次再生される。 応募 者は、 各質問に対して 「発言開始」 ポタンをクリックして応募者端末の テレビカメラとマイクロフォンに向って回答を開始し、 回答を終了した ら 「発言終了」 ポタンをクリックする。 また、 応募者が質問を聴き取れ なかったときは、 「質問確認」 ポタンをクリックすることで、 同一の質問 映像が口述試験実施画面に再度再生される。 質問映像の再生が終了して から 「発言開始」 ポタンがクリックされるまでの時間は応答時間として 記録され、 「発言開始」 ポタンがクリックされてから 「発言終了」 ポタン がクリックされるまでの時間は回答時間として記録され、 「質問確認」ポ 夕ンがクリックされた回数は質問確認回数として記録され、 それぞれ口 述試験の採点評価において参酌される。 また、 応募者の便宜のため、 口 述試験実施画面には各質問に対する回答時間と質問が終了してからの経 過時間が表示される。

第 1 2図に、 口述試験実施処理の処理手順の例を示す。 図のように、 最初に口述試験設定テーブルから質問映像が選択され（S 9 0 2 )、 口述 試験の実施要領を説明した口述試験開始画面 （図示省略） が表示される ( S 9 0 4 )。 口述試験開始画面において 「次へ」 ポタンがクリックされ ると （S 9 0 6 )、 応募者端末に対して質問映像が配信され （S 9 0 8 ) 、 前述の制限時間処理が起動される （S 9 1 0 )。 ここで、 「質問確認」 ポタンがクリックされたら（S 9 1 2 )、 質問確認回数がィンクリメント される （S 9 1 4 )。 「発言開始」 ポタンがクリックされたら （S 9 1 6 )、 応答時間が記録され （S 9 1 8 )、 応募者の回答映像の記録が開始さ れる （S 9 2 0 )。 次に、 「発言終了」 ポタンがクリックされるか （S 9 2 2 )、 または制限時間の終了フラグがセッ トされたら （S 9 2 4 )、 回 答映像の記録が終了され （S 9 2 6 )、 回答時間が記録される （S 9 2 8 )。 以上の処理を S 9 0 8から繰り返し、 すべての質問が終了したら （S 9 3 0 )、 口述試験終了画面が表示され （S 9 3 2 )、 口述試験実施処理 が終了する （S 3 5 8 )。

上記応募者端末における質問映像の再生は、 前述の口述試験設定にお ける質問映像の再生と同様に、 面接サ一バ 1 4 0においてエミユレ一ト したテレビ電話端末から応募者端末に質問映像を送信して、 応募者端末 のテレビ電話機能により再生するようにしてもよく、 W e bサーバ経由 で応募者端末に質問映像を配信して W e bブラウザで再生するようにし てもよい。

また、 回答映像の記録も、 前述の口述試験設定における質問映像の録 画と同様に、 応募者端末から送信される回答映像を、 双方向通信サ一バ 経由または直接、 面接サーバ 1 4 0においてエミュレートしたテレビ電 話端末で受信して記録するようにしてもよい。 尚、 面接サーバにおいて テレビ電話端末をエミユレ一トして応募者端末と通信することにより、 応募者端末に特別な通信プログラムをインス ト一ルすることなく、 標準 のテレビ電話プログラムと W e bブラウザを用いて口述試験機能を実現 できる。

応募実施メニュー画面において 「遠隔面接」 ボタンがクリックされる と （S 3 6 0 )、 最初に遠隔面接の順番を待ち合わせる待合室画面 （図示 省略） が表示される （S 3 6 2 )。 前述の遠隔面接実施画面 （募集者側） において募集者が入室通知の 「送信」 ポタンをクリックすると、 待合室 画面に面接室への入室が通知され、 「入室」 ポタンが表示される。 ここで 、 待合室画面の 「入室」 ポタンがクリックされると （ S 3 6 4 )、 第 4 4 図に示すような遠隔面接実施画面 （応募者側） が表示される （S 3 6 6 )。 遠隔面接実施画面 （応募者側） では、 募集者端末のテレビ映像が表示 され、 募集者端末の遠隔面接実施画面 （募集者側） との間でテレビ電話 による遠隔面接を行うことができる。 遠隔面接実施画面 （応募者側） に は、 「退室」 ポタンが備えられ、 遠隔面接が終了したら 「退室」 ポタンを クリックすることで募集者端末との接続が切断され、 遠隔面接実施処理 が終了する （S 3 6 8 )。 また、 応募者の便宜のため、 遠隔面接実施画面 (応募者側） には現在時刻と遠隔面接の開始からの経過時間が表示され る。

以上述べたような W e bサーバ 1 1 0による面接サービスの提供は、 W e bサーバ 1 1 0の C G I を経由して面接サーバ 1 4 0を起動するこ とにより実現することができる。

上記実施形態では、 文章力試験採点処理や後述試験採点処理において 、 単一の募集者が採点する場合について説明したが、 複数の募集者が個 別に採点して、 それを集計するようにしてもよいことは言うまでもない 上記実施形態では、 口述試験実施処理において、 回答映像の記録は、 応募者が発言開始ボタンと発言終了ポタンを用いて行うものとして説明 したが、 応募者端末から送信される音声のレベルを監視し、 所定レベル を超えたときに記録を開始し、 所定のレベル以下の時間が所定時間以上 継続したときに終了するようにしてもよい。 これにより、 応募者はいち いちポタンをクリックする必要がなく、 応募者端末に向って発言するだ けで回答映像が自動的に記録されるようになる。

また、 上記実施形態では、 口述試験実施処理において、 応募者が発言 を開始したときから回答映像を記録するようにしたが、 質問映像の配信 開始時から応募者の回答映像を記録するようにしてもよい。 これにより 、 質問中の応募者の聴取態度についても評価することができるようにな る。

上記実施形態では、 遠隔面接実施処理において、 募集者は応募者とォ ンラインで対話しながら採点を行うものとして説明したが、 遠隔面接時 の応募者の映像を記録しておき、 後で再生して採点するようにしてもよ い。

上記実施形態では、 知識確認試験 ·文章力試験 ·性格診断試験等の実 施処理において、 1画面に 1問づっ提示して、 「次へ」 ポタンや 「戻る」 ポタンを用いて問題を繰りながら回答するものとして説明したが、 1つ の画面内に複数の問題を含め、 応募者が画面をスクロールすることで回 答するようにしてもよい。

上記実施形態では、 知識試験 ·文章力試験 ·性格診断試験のように映 像を使用せず遠隔で行う試験であって、 試験中の応募者の画像を登録さ れた当該応募者の画像と照合する本人確認機能を備える事前選考試験と 、 口述試験のように映像を使用して遠隔で行う事前選考試験の両方を備 えるものとして説明したが、 本願発明はこれに限定されるものではなく 、 これらのいずれか一方を備えるものでもよく、 本願発明の効果を奏す る。

また、 映像を使用しない事前選考試験として、 ここでは知識試験と文 章力試験と性格診断試験を例にとって説明したが、 本願発明はこれに限 定されるものではなく、 映像を使用せず応募者の適性を試験するあらゆ る試験方法を含み、 それを必要に応じて任意に組合せて実施するように してもよい。

上記実施形態では、 募集者と応募者が遠隔で面接する機能を有し、 知 識試験や文章力試験や性格診断試験のように映像を使用せず遠隔で行う 試験であって、 試験中の応募者の画像を登録された当該応募者の画像と 照合する本人確認機能を備える事前選考試験や、 口述試験のように映像 を使用して遠隔で行う事前選考試験は、 遠隔面接の事前選考として実施 するものとして説明したが、 本願発明はこれに限定されるものではなく 、 これらの事前選考試験機能のみを備え、 募集者と応募者が直接面接す る場合の事前選考として実施するものであってもよい。

上記実施形態では、 面接サーバにテレビ電話端末をエミュレー卜する ことにより、 募集者端末や応募者端末とテレビ映像の通信を行うものと して説明したが、 本願発明はこれに限定されるものではなく、 募集者端 末や応募者端末に専用の通信プログラムをィンストールして面接サーバ との間で直接テレビ映像の通信を行うようにしてもよい。 産業上の利用可能性

以上述べたように、 本願発明によれば応募者にとって地理的 ， 時間的 制約が少なく、 募集者にとって適切な人材を効率的に選考できる等の効 果がある。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . テレビ電話機能を有する単数または複数の応募者端末とテレビ電話 機能を有する単数または複数の募集者端末とを通信回線を介して接続し て遠隔で面接を行う遠隔面接システムにおいて、

前記募集者端末から募集を受付ける募集受付手段と、 前記受付けられ た募集に対して前記応募者端末からの応募を受付ける応募受付手段と、 前記応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された問題 を提示する問題提示手段と、 前記提示された問題に対して応募者が入力 した回答を取得する回答取得手段と、 前記取得された回答を採点する採 点手段とを備え、 応募者に対して事前選考試験を行う機能を有する遠隔 面接システムであって、

応募者の画像を登録する応募者画像登録手段と、 前記事前選考試験中 の応募者の画像を取得する応募者画像取得手段と、 前記取得された画像 を前記登録された画像と照合する画像照合手段とを備え、 前記事前選考 試験において当該応募者本人が受験していることを確認する機能を有す ることを特徴とする、 遠隔面接システム。

2 . 前記画像照合手段は、 前記取得された画像と前記登録された画像と のマッチング処理を行い、 所定の一致度を有しない場合に取得された画 像を記録する機能を有し、 前記採点手段は、 前記登録された画像と前記 記録された画像とを対比表示する機能を有することを特徴とする、 請求 項 1に記載の遠隔面接システム。

3 .前記応募者画像登録手段および Zまたは前記応募者画像取得手段は、 テレビ電話プロトコルに対応した通信機能を有し、 受信されたテレビ映 像から静止画像を切り出すようにしたことを特徴とする、 請求項 1また は請求項 2に記載の遠隔面接

4 . 前記事前選考試験として、 応募者の知識レベルを確認する知識試験 を行う機能を有することを特徴とする、 請求項 1ないし請求項 3のいず れかに記載の遠隔面接システム。

5 . 前記事前選考試験として、 応募者の性格を診断する性格診 試験を 行う機能を有することを特徴とする、 請求項 1ないし請求項 4のいずれ かに記載の遠隔面接システム。

6 . 前記事前選考試験として、 応募者の文章力を確認する文章力試験を 行う機能を有することを特徴とする、 請求項 1ないし請求項 5のいずれ かに記載の遠隔面接システム。

7 . 前記募集受付手段は、 前記問題提示手段により提示する問題を設定 する問題設定手段を含むことを特徴とする、 請求項 1ないし請求項 6の いずれかに記載の遠隔面接システム。

8 . 前記問題設定手段は、 各問題を必須問題と選択問題に区分して指定 する機能と、 出題する問題数を指定する機能とを有し、 前記問題提示手 段は、 前記必須問題に指定されたすベての問題と前記選択問題に指定さ れた問題からランダムに選択された問題を用いて前記指定された問題数 を出題する機能を有することを特徴とする、 請求項 7に記載の遠隔面接

9 . 前記問題設定手段は、 各問題の回答に要する時間を指定する機能と、 前記事前選考試験の試験時間を指定する機能とを有し、 前記問題提示手 段は、 前記指定された試験時間内に回答可能な問題を組合せて出題する 機能を有することを特徴とする、 請求項 7に記載の遠隔面接システム。

1 0 . 前記問題設定手段は、 各問題の分野を指定する機能を有し、 前記 問題提示手段は、 指定されたコースに対応した分野の問題を組合せて出 題する機能を有することを特徴とする、 請求項 7ないし請求項 9のいず れかに記載の遠隔面接 1 1。 前記問題設定手段は、 各問題の分野を指定する機能を有し、 前記 採点手段は、 前記取得された回答を正解と照合し、 前記指定された分野 別に集計する機能を有することを特徴とする、 請求項 7ないし請求項 1 0のいずれかに記載の遠隔面接システム。

1 2 . 前記問題設定手段は、 各問題の評価区分を指定する機能を有し、 前記採点手段は、 前記指定された評価区分別に回答を集計する機能を有 することを特徴とする、 請求項 7ないし請求項 1 1のいずれかに記載の 遠隔面接システム。

1 3 . 前記問題設定手段は、 各問題の評価区分別の配点を指定する機能 を有し、 前記採点手段は、 前記取得された回答を提示する機能と、 前記 提示された回答についての前記評価区分別の評価を取得する機能と、 前 記取得された評価と前記指定された配点とから前記評価区分別の評価を 集計する機能とを有することを特徴とする、 請求項 7ないし請求項 1 2 のいずれかに記載の遠隔面接システム。

1 4 . 前記採点手段は、 前記取得された回答を順次取出して提示して評 価を取得するものであって、 同一の応募者に対して各問題の回答を順次 取出して評価する機能と、 同一の問題について各応募者の回答を順次取 出して評価する機能とを備えたことを特徴とする、 請求項 1 3に記載の 遠隔面接システム。

1 5 . 前記採点手段は、 前記集計された結果をバ一チャート表示する機 能を有することを特徴とする、 請求項 1 1ないし請求項 1 4に記載の遠 隔面接システム。

1 6 . 前記問題提示手段は、 前記応募を受付けられた応募者端末に対し てあらかじめ登録された質問映像を配信する質問映像配信手段を含み、 前記回答取得手段は、 前記配信された質問映像に対して前記応募者端末 から送信される回答映像を受信して記録する回答映像記録手段を含み、 前記採点手段は、 前記募集者端末からの要求に応じて前記記録された回 答映像を配信して募集者の評価を取得する評価手段を含み、 応募者に対 して口述による事前選考試験を行う機能を有することを特徴とする、 請 求項 1ないし請求項 1 5のいずれかに記載の遠隔面接システム。

1 7 . テレビ電話機能を有する単数または複数の応募者端末とテレビ電 話機能を有する単数または複数の募集者端末とを通信回線を介して接続 して遠隔で面接を行う遠隔面接システムにおいて、

前記募集者端末から寡集を受付ける募集受付手段と、 前記受付けられ た募集に対して前記応募者端末からの応募を受付ける応募受付手段と、 前記応募を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問 映像を配信する質問映像配信手段と、 前記配信された質問映像に対して 前記応募者端末から送信される回答映像を受信して記録する回答映像記 録手段と、 前記募集者端末からの要求により前記記録された回答映像を 配信して募集者の評価を取得する採点手段とを備え、 応募者に対して口 述による事前選考試験を行う機能を有することを特徴とする、 遠隔面接

1 8 . 前記質問映像配信手段、 前記回答映像記録手段および前記回答映 像配信手段は、 テレビ電話プロ卜コルに対応した通信機能を有すること を特徴とする、 請求項 1 7に記載の遠隔面接システム。

1 9 . 前記募集受付手段は、 前記問題提示手段により提示される質問映 像を設定する貧問映像設定手段を含むことを特徴とする、 請求項 1 7ま たは請求項 1 8に記載の遠隔面接システム。

2 0 . 前記質問映像設定手段は、 各問題の評価区分別の配点を指定する 機能を有し、 前記採点手段は、 前記取得された回答映像を提示する機能 と、 前記提示された回答映像についての前記評価区分別の評価を取得す る機能と、 前記取得された評価と前記指定された配点とから前記評価区 分別の評価を集計する機能とを有することを特徴とする、 請求項 1 7な いし請求項 1 9のいずれかに記載の遠隔面接システム。

2 1 . 前記採点手段は、 前記取得された回答映像を順次取出して提示し て評価を取得するものであって、 同一の応募者に対して各質問の回答映 像を順次取出して評価する機能と、 同一の質問について各応募者の回答 映像を順次取出して評価する機能とを備えたことを特徴とする、 請求項 2 0に記載の遠隔面接システム。

2 2 . 前記採点手段は、 前記集計された結果をバーチャート表示する機 能を有することを特徴とする、 請求項 2 0または請求項 2 1に記載の遠 隔面接システム。

2 3 . 前記回答映像取得手段は、 前記配信された質問に対して応募者が 回答を開始するまでの応答時間と、 応募者が回答した回答時間を計測す る機能を有し、 前記採点手段は、 前記計測された応答時間と回答時間を 提示する機能を有することを特徴とする、 請求項 1 7ないし請求項 2 2 のいずれかに記載の遠隔面接システム。

2 4 . 前記質問映像配信手段は、 前記配信された質問映像を応募者から の質問確認要求により再配信する機能を有し、 前記採点手段は、 応募者 が質問確認した回数を提示する機能を有することを特徴とする、 請求項 1 7ないし請求項 2 3のいずれかに記載の遠隔面接システム。

2 5 . 通信回線を介して接続された寡集者端末から募集を受付ける募集 受付手段と、 前記受付けられた募集に対して通信回線を介して接続され た応募者端末からの応募を受付ける応募受付手段と、 前記応募を受付け られた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配信する質 問映像配信手段と、 前記配信された質問映像に対して前記応募者端末か ら送信される回答映像を受信して記録する回答映像記録手段と、 前記募 集者端末からの要求により前記記録された回答映像を配信して募集者の 評価を取得する採点手段とを備え、 応募者に対して遠隔で口述による選 考試験を行う機能を有することを特徴とする、 遠隔面接システム。

2 6 . テレビ電話機能を有する単数または複数の応募者端末とテレビ電 話機能を有する単数または複数の募集者端末とを通信回線を介して接続 して遠隔で面接を行う遠隔面接方法において、

前記募集者端末から募集を受付けるステツプと、 前記受付けられた募 集に対して前記応募者端末からの応募を受付けるステツプと、 前記応募 を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された問題を提示す るステップと、 前記提示された問題に対して応募者が入力した回答を取 得するステップと、 前記取得された回答を採点するステップとを備え、 応募者に対して事前選考試験を行う遠隔面接方法であって、

応募者の画像を登録するステツプと、 前記事前選考試験中の応募者の 画像を取得するステップと、 前記取得された画像を前記登録された画像 と照合するステツプとを備え、 前記事前選考試験において当該応募者本 人が受験していることを確認することを特徴とする、 遠隔面接方法。

2 7 . 前記問題を提示するステップは、 前記応募を受付けられた応募者 端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配信するステツプを含み. 前記回答を取得するステツプは、 前記配信された質問映像に対して前記 応募者端末から送信される回答映像を受信して記録するステツプを含み. 前記採点するステップは、 前記募集者端末からの要求に応じて前記記録 された回答映像を配信して募集者の評価を取得するステツプを含み、 応 募者に対して口述による事前選考試験を行うことを特徴とする、 請求項 2 6に記載の遠隔面接方法。

2 8 . テレビ電話機能を有する単数または複数の応募者端末とテレビ電 話機能を有する単数または複数の募集者端末とを通信回線を介して接続 して遠隔で面接を行う遠隔面接方法において、 前記募集者端末から募集を受付けるステツプと、 前記受付けられた募 集に対して前記応募者端末からの応募を受付けるステツプと、 前記応募 を受付けられた応募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配 信するステツプと、 前記配信された質問映像に対して前記応募者端末か ら送信される回答映像を受信して記録するステツプと、 前記募集者端末 からの要求により前記記録された回答映像を配信して募集者の評価を取 得するステップとを備え、 応募者に対して口述による事前選考試験を行 うことを特徴とする、 遠隔面接方法。

2 9 . 通信回線を介して接続された募集者端末から募集を受付けるステ ップと、 前記受付けられた募集に対して通信回線を介して接続された応 募者端末からの応募を受付けるステツプと、 前記応募を受付けられた応 募者端末に対してあらかじめ登録された質問映像を配信するステップと, 前記配信された質問映像に対して前記応募者端末から送信される回答映 像を受信して記録するステツプと、 前記募集者端末からの要求により前 記記録された回答映像を配信して募集者の評価を取得するステツプとを 備え、 応募者に対して遠隔で口述による選考試験を行うことを特徴とす る、 遠隔面接方法。

3 0 . 請求項 2 6ないし請求項 2 9のいずれかに記載の遠隔面接方法を コンピュータで実行させるための、 遠隔面接プログラム。