JP2002199364A - 説明会放映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワーク及びその記録媒体 - Google Patents

説明会放映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワーク及びその記録媒体

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JP2002199364A
JP2002199364A JP2000395961A JP2000395961A JP2002199364A JP 2002199364 A JP2002199364 A JP 2002199364A JP 2000395961 A JP2000395961 A JP 2000395961A JP 2000395961 A JP2000395961 A JP 2000395961A JP 2002199364 A JP2002199364 A JP 2002199364A
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泉 ▲たか▼橋
Izumi Takahashi
Takashi Inagaki
隆 稲垣
Jun Koyakata
純 古舘
Wataru Nakamura
渉 中村
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INES CORP
Original Assignee
INES CORP
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開催中の説明会等の閲覧及びこの説明会等に
対する意見や質問等を、遠隔地において、リアルタイム
に、既存の設備を用いて行う。 【解決手段】 会場ネットワーク11の撮影装置11−
1で撮影された画像情報が、インターネット40を介し
て情報管理業者ネットワーク21へ送信される。一方、
参加者電話機32で入力された参加者音声情報が、電話
回線50を介して情報管理業者ネットワーク21のスト
リーミングサーバ21−7へ送られ、ストリーミング技
術によりストリーミングデータに生成される。そして、
画像情報及び参加者音声情報(ストリーミングデータ)
が、インターネット40を介して参加者端末31へ配信
され、それぞれ画像出力及び音声出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、説明会放映方法、
説明会放映システム、情報管理業者ネットワーク及びそ
の記録媒体に関し、特に、説明会等の映像をインターネ
ットを利用して端末へ配信する説明会放映方法、説明会
放映システム、情報管理業者ネットワーク及びその記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影された画像情報を離隔地にあるモニ
タや端末等で表示させる手法としては、たとえば、イン
ターネット通信やテレビ会議システムなどがある。この
うち、インターネット通信は、通信プロトコルの規格化
や通信機器の発達により、近年飛躍的に利用頻度が高ま
っている。
【0003】特に、QuickTimeやMPEG(M
oving picture expert grou
p)等に代表されるムービーフォーマットの質的向上及
び低価格化の実現から、動画像の作成やインターネット
配信を行う企業等が増加してきた。
【0004】加えて、近年におけるパーソナルコンピュ
ータ(端末)の普及により、各家庭においても、WWW
ブラウザやプラグイン対応ソフトなどを活用して、ウエ
ブページに掲載され送信されてきた画像情報を手軽かつ
容易に視聴できるようになってきた。このようなインタ
ーネット通信を利用した例として、専門学校,各種学校
及び学習塾等のライブ授業、企業の商品発表・広告宣
伝、個人作成のホームページなどがある。
【0005】一方、テレビ会議システムとは、互いに離
れた地点にある会議室等の間で画像情報及び音声情報を
伝送し、テレビモニタに映る参加者の顔を見ながら会議
を進行できるシステムをいう。このテレビ会議システム
を利用する場合、各会議室等には、画像・音声のコーデ
ック(符号化装置)を中心として、ビデオカメラ、マイ
クロフォン、モニタなどが設置される。
【0006】テレビ会議システムを用いることにより、
遠隔地にいる参加者の出張時間や出張旅費が削減される
上、遠隔地にいながらにしてリアルタイムな質疑応答が
可能となる。このテレビ会議システムの応用例として
は、たとえば、企業の本社,支社及び工場間、公共機
関,国際機関の本部,支部及び出張所間等で行われる会
議,研修,発表会などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターネット通信を利用する場合は、送信側に撮影装
置,画像処理装置などを設ける必要があり、特に撮影さ
れた画像情報を動画像として送信する装置自体が高価で
あることから、相当の設備コストがかかっていた。この
ため、動画像の送信装置等が一般家庭に普及していると
はいえなかった。
【0008】また、インターネット通信を専門学校等の
ライブ授業に利用した場合に、送信されてきた授業の内
容に対して質問・意見等を行うときは、授業画像が掲載
されているウエブページにおいて、又は別送の電子メー
ルとして、質問等を文字入力して返送することができ
る。ところが、この質問文等の作成は端末のキー等によ
り入力操作されるため、ウエブページなどへの記載完了
までに相当の時間を要していた。
【0009】このことから、質問文等が授業の講師のも
とに届いたときには、すでに次の話題に移っていること
も多く、また、一つの講義項目ごとに質問が届くまで待
っていたのでは、他の受講者に対して冗長な感じを与え
るだけでなく、授業の進行にも支障をきたすこととなる
などの問題が生じていた。したがって、質問等を電子メ
ール等で行う手法によるときは、即時性を求めることが
できないため、インターネット通信は、進行中の授業の
担当講師と遠隔地の受講者との間でリアルタイムに行う
質疑への利用には不向きと言わざるを得なかった。
【0010】また、インターネットを介して配信されて
きた専門学校のライブ授業や説明会のプレゼンテーショ
ン画像等に対するものとして遠隔地の参加者により音声
入力された意見や質問等を、音声データとして返送する
ときは、インターネット電話を利用することができる。
インターネット電話とは、本来データ通信のプロトコル
であるIP(Internet protocol)上
で音声データの転送を行うVoIP(Voice ov
er internet protocol)という技
術を用いて双方向の音声伝送を実現する技術をいう。
【0011】ところが、参加者がインターネット電話を
用いる場合は、インターネット電話サービスを行ってい
る電話通信会社とサービス利用契約を結ぶ必要があるた
め、通信コストがかかるとともに、音声入力のためのマ
イクや、音質を高めるためのスピーカ等を用意する必要
があった。さらに、インターネット電話専用のソフトウ
ェアを購入してインストールする必要があるとともに、
そもそも音声品質が、通常の家庭用電話機に比べてかな
り低く、かつインターネット内で生ずる伝搬遅延の影響
で音声が途切れ途切れになることもあった。
【0012】一方、テレビ会議システムを利用する場合
は、複数の会場のそれぞれにおいて、ビデオカメラや画
像送信装置などを設置し、通信回線を利用して画像を送
受信する必要があるため、設備コストがかかっていた。
また、これら設備は高価であるため、一般家庭に普及し
ているとはいえなかった。
【0013】このため、企業等がテレビ会議システムを
利用して商品説明会や就職説明会などを行う場合には、
開催会場や特定の他会場の来場者に対しては商品説明等
の映像をライブで提供し、その場で質疑を行うことがで
きるものの、必要な設備を整えておらず、かつ遠隔地に
いる者を対象として映像提供等を行うことはできなかっ
た。さらに、遠隔地にいる者にとっても、家庭内に設置
された既存の設備を用いて商品説明会等の映像を入手し
質疑ができるような技術の提案が望まれていた。
【0014】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、離隔地の一般家庭等においても説明会等の
画像情報を入手可能とするとともに、進行中の説明会等
に対して意見や質問等を伝えることができ、かつ、装置
や設備等を新設することなく一般家庭に設けられた既存
の装置等を用いて画像情報の入手及び質疑を可能とする
説明会放映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネ
ットワーク及びその記録媒体の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の説明会放映方法は、インタ
ーネットを利用して、説明会会場のネットワークから送
信されてきた画像情報を、情報管理業者ネットワーク及
びインターネットを介して、参加者の端末へ配信する説
明会放映方法であって、参加者の電話機から送信されて
きた音声情報を、インターネットを利用して、会場ネッ
トワーク及び参加者端末へ配信する方法としてある。
【0016】説明会放映方法をこのような方法とする
と、説明会等を端末で視聴していた参加者が、その説明
会等に対し、音声で意見や質問等を述べることができ、
かつこの意見等を説明会に反映させて説明担当者との質
疑を行うことができる。一方、説明会の講義者や主催者
としては、説明会の開催途中において、遠隔地の視聴者
から意見等を回収できるため、説明に対する視聴者の反
応や意見の動向を知ることができるとともに、参加者と
のディスカッションを実現し、コミュニケーションを図
ることができる。
【0017】さらに、参加者は、家庭等に設けられた端
末を用いて説明会を視聴し、かつ、家庭用の電話機を用
いて意見等を伝えることができるため、一般家庭に普及
している端末及び電話機といった既存の装置等を用いて
説明会の視聴等が可能となる。このため、本発明を実施
するために機器や装置等を新設する必要がない。
【0018】また、請求項2記載の説明会放映方法は、
参加者電話機からの音声情報をストリーミング技術によ
りストリーミングデータに生成し、画像情報とともに、
インターネットを利用して、会場ネットワーク及び参加
者端末へ配信する方法としてある。説明会放映方法をこ
のような方法とすれば、会場ネットワークからの画像情
報及び参加者からの音声情報をそれぞれ会場ネットワー
ク及び参加者端末において、リアルタイムに画像出力及
び音声出力させることができる。
【0019】このため、たとえば、参加者電話機を用い
て質問してきた参加者に対して説明会の講義者が会場電
話機により回答しており、この映像が画像情報として他
の参加者の有する参加者端末へ送信される場合、その画
像情報とともに質問及び回答からなる音声情報を参加者
端末に出力させることができる。
【0020】さらに、情報管理業者としては、説明会の
主催者に対し、広範囲に点在する参加者の意見,質問や
反応等をリアルタイムで提供するサービスを行うことが
でき、一方、参加者に対しては、放映中の説明会への反
映が可能な質問等を述べる機会を与えることができる。
【0021】加えて、参加者は、離隔地においても、自
宅等に居ながら既存の設備を用いて説明会に参加してい
るような臨場感を味わうことができるとともに、参加者
電話機がなく参加者端末を使用可能な環境下にある参加
者についても、画像情報及び音声情報がその端末で出力
されるため、質疑内容の把握や理解を可能とする。
【0022】また、請求項3記載の説明会放映方法は、
ストリーミングデータ及び画像情報をアーカイブファイ
ルにまとめ、インターネットを利用して、会場ネットワ
ーク及び参加者端末へ配信する方法としてある。説明会
放映方法をこのような方法とすると、情報管理業者は、
画像情報及び音声情報を、ライブ放映だけでなく、アー
カイブファイルの画像情報として、任意の時間に参加者
へ提供できる。さらに、画像情報がアーカイブされて送
信されるため、通信時間の短縮及び通信コストの削減を
図ることができる。
【0023】また、請求項4記載の説明会放映方法は、
インターネットを利用して、参加者端末から参加者の履
歴に関するデータ及び/又は参加者の撮影された動画像
データを受信し、電子履歴書として会場ネットワークへ
提供する方法としてある。説明会放映方法をこのような
方法とすれば、たとえば、説明会が会社説明会等の場合
に、情報管理業者は、参加者端末から入手した履歴デー
タからなる電子履歴書を会社説明会の主催者に提供でき
る。
【0024】さらに、電子履歴書に参加者の映像を表す
動画像データを付加することにより、参加者が就職希望
者であるときに、自己PRの手段として用いることがで
きる。そして、会社説明会の主催者は、電子履歴書の付
加された動画像データで表された就職希望者の動作にも
とづき、電子履歴書の記載からは判断できない性格・表
現力等を知って、採用審査の判断材料とすることができ
る。
【0025】また、請求項5記載の説明会放映方法は、
会場ネットワークにおいて試験問題を作成し、この試験
問題をストリーミング技術によりストリーミングデータ
に生成して、参加者端末へ配信する方法としてある。説
明会放映方法をこのような方法とすると、試験問題がス
トリーミング技術により参加者端末へ送信されるため、
記録が残ることはなく問題内容の流出を防止できる。
【0026】また、請求項6記載の説明会放映方法は、
予め登録した参加者の音声波形と、参加者電話機からの
入力音声の波形とを比較し、比較の結果、同一であった
ときは、音声波形を登録した者と入力音声を入力した者
とが同一人であるとして認証し、この認証した参加者の
使用する参加者端末へ試験問題を送信する方法としてあ
る。
【0027】説明会放映方法をこのような方法とする
と、認証された参加者に対してのみ試験問題を配付でき
る。そして、認証に音声波形を用いることで、確実に本
人であることを確かめることができる。したがって、試
験問題の漏洩や受験者である参加者のすり替えを防止で
きる。
【0028】また、請求項7記載の説明会放映システム
は、説明会の映像を画像情報として記憶する会場ネット
ワークと、インターネットを利用して、画像情報を受信
する情報管理業者ネットワークと、この情報管理業者ネ
ットワークからインターネットを利用して画像情報を受
信する参加者の端末とを有する説明会放映システムであ
って、参加者の音声を音声情報として入力する参加者電
話機を有し、情報管理業者ネットワークが、音声情報を
受信し、インターネットを利用して会場ネットワーク及
び参加者端末へ配信する構成としてある。
【0029】説明会放映システムをこのような構成とす
ると、参加者は、端末で視聴している説明会等に対して
直接意見等を述べることができ、かつこの意見等を説明
会等に反映させることができる。一方、説明会等の主催
者は、会場に訪れた者だけでなく、離隔地で端末により
視聴している者の意見等を聞き入れることができるた
め、説明会の開催途中において、参加者の反応の把握や
質問傾向の分析等を行なうことができる。
【0030】また、請求項8記載の説明会放映システム
は、情報管理業者ネットワークが、参加者電話機からの
音声情報をストリーミング技術によりストリーミングデ
ータに生成し、インターネットを利用して会場ネットワ
ーク及び参加者端末へ配信するストリーミングサーバを
有した構成としてある。説明会放映システムをこのよう
な構成とすれば、会場ネットワークからの画像情報及び
参加者電話機からの音声情報を、会場ネットワーク及び
参加者端末へ配信してライブ放映させることができる。
【0031】また、請求項9記載の説明会放映システム
は、情報管理業者ネットワークが、ストリーミングサー
バで生成されたストリーミングデータ及び会場ネットワ
ークからの画像情報をアーカイブファイルにまとめ、イ
ンターネットを利用して、会場ネットワーク及び参加者
端末へ配信するアーカイブファイル管理サーバを有した
構成としてある。
【0032】説明会放映システムをこのような構成とす
れば、情報管理業者は、画像情報及び音声情報を、ライ
ブ放映だけでなく、アーカイブ放送として参加者端末へ
提供できる。さらに、画像情報等がアーカイブされると
きは通常は圧縮を行うので全体のサイズが小さくなる。
このため、通信時間の短縮及び通信コストの削減を図る
ことができる。
【0033】また、請求項10記載の説明会放映システ
ムは、説明会における音声を会場音声情報として入力す
る会場電話機を有し、ストリーミングサーバが、音声情
報を受信してストリーミングデータに生成し、インター
ネットを利用して、会場ネットワーク及び参加者端末へ
送信する構成としてある。説明会放映システムをこのよ
うな構成とすると、会場電話機で入力された音声情報に
ついても、画像情報とともに、会場ネットワーク及び参
加者端末へ送信することができる。
【0034】また、請求項11記載の説明会放映システ
ムは、参加者電話機及び/又は会場電話機が、携帯電話
機からなる構成としてある。説明会放映システムをこの
ような構成とすると、室内だけでなく屋外においても画
像情報を視聴できる。
【0035】また、請求項12記載の情報管理業者ネッ
トワークは、インターネットを利用して、参加者に関す
る情報を参加者の端末から受信し、説明会会場のネット
ワークへ提供する情報管理業者ネットワークであって、
参加者の履歴に関するデータ及び/又は参加者の撮影さ
れた動画像データを参加者端末から受信し、電子履歴書
として記憶する参加者情報データベースサーバと、この
参加者情報データベースサーバから参加者情報を取り出
して参加者端末へ提供するアプリケーションサーバとを
有した構成としてある。
【0036】そして、請求項13記載の情報管理業者ネ
ットワークは、会場ネットワークで作成された試験問題
を受信し、この試験問題をストリーミング技術によりス
トリーミングデータに生成し、インターネットを介して
参加者端末へ配信するストリーミングサーバを有した構
成としてある。
【0037】さらに、請求項14記載の情報管理業者ネ
ットワークは、予め登録した参加者の音声波形と、参加
者電話機からの入力音声の波形とを比較し、比較の結
果、同一であるときに、音声波形を登録した者と入力音
声を入力した者とが同一人であるとして認証する認証サ
ーバを有し、ストリーミングサーバが、認証サーバで認
証された参加者の有する参加者端末へ、試験問題のスト
リーミングデータを送信する構成としてある。
【0038】情報管理業者ネットワークをこれらのよう
な構成とすると、情報管理業者としては、会社説明会や
面接会等の主催者・面接官等に対する電子履歴書の提供
や、問題の流出・漏洩の防止が可能な試験問題の配布な
どのサービスを行うことができる。このため、情報管理
業者は、説明会等に関する情報管理センター(データベ
ースセンタあるいはサービス提供センタ)としての役割
を担うことができる。
【0039】さらに、会社説明会や面接会等の主催者等
としては、このサービスを利用することにより、遠隔地
にいる者への説明内容の提供、その者との面接試験の実
施、及び判断材料の拡大にともなう採用審査の適正化を
図ることができる。
【0040】また、請求項15記載の記録媒体は、イン
ターネットを利用して説明会会場のネットワークから送
信されてきた画像情報を、参加者の電話機から送信され
てきた音声情報とともに、インターネットを介して参加
者の端末へ配信するプログラムが記録された記録媒体で
あって、参加者の履歴に関するデータ及び/又は参加者
の撮影された動画像データを電子履歴書として会場ネッ
トワークへ提供する処理を実行させるプログラムが記録
された構成としてある。
【0041】また、請求項16記載の記録媒体は、会場
ネットワークで作成された試験問題を受信し、この試験
問題をストリーミング技術によりストリーミングデータ
に生成して、参加者端末へ送信する処理を実行させるプ
ログラムが記録された構成としてある。
【0042】これらのような記録媒体に記録されたプロ
グラムを情報管理業者ネットワークのアプリケーション
サーバ等に読み込ませて実行させることにより、参加者
端末からの履歴データ及び動画像データにもとづく電子
履歴書の作成・編集、この電子履歴書の会場ネットワー
クへの提供、問題流出の防止が可能な参加者端末への試
験問題の配信を行わせることができる。
【0043】さらに、請求項15及び請求項16に記載
のプログラムを記録媒体に記録させることにより、プロ
グラムの保存管理,バックアップ保存,プログラムメン
テナンス,バージョンアップ時の再インストールなどが
容易となる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の説明会放映方法、説明
会放映システム、情報管理業者ネットワーク及びその記
録媒体の第一の実施形態について、図1を参照して説明
する。同図は、本実施形態の説明会放映システムの構成
を示すブロック図である。
【0045】同図に示すように、説明会放映システム1
は、会場ネットワーク11と、会場電話機12と、情報
管理業者ネットワーク21と、参加者端末31と、参加
者電話機32と、インターネット40と、電話回線50
とを有している。ここで、会場ネットワーク11は、会
場A内に設けられるLAN(Localarea ne
twork)やWAN(Wide area netw
ork)等であって、撮影装置11−1と、会場端末1
1−2と、会場ウエブサーバ11−3と、会場メールサ
ーバ11−4と、中継装置11−5とを有している。
【0046】撮影装置11−1は、説明会の様子を撮影
する装置であって、アナログ又はディジタルのビデオカ
メラ等からなる。会場端末11−2は、撮影装置11−
1で撮影された映像を画像情報として取り込み、随時、
会場ウエブサーバ11−3へ送る機能を有する情報処理
端末からなる。
【0047】また、会場端末11−2に、外付けのビデ
オキャプチャ又は内蔵のビデオキャプチャボードを設け
ることにより、撮影装置11−1からの画像情報をディ
ジタル化して取り込むことができる。さらに、会場端末
11−2は、図示しない出力部、たとえばスピーカを有
し、情報管理業者ネットワーク21からの参加者音声情
報を受信して音声出力する。
【0048】また、会場端末11−2は、図示しない表
示部を有し、画像情報が掲載された情報管理業者ネット
ワーク21からのウエブページを画面表示することもで
きる。なお、画像情報には、撮影装置11−1で取り込
まれた説明会の音声情報(説明会音声情報)を含むもの
とする。
【0049】会場ウエブサーバ11−3は、画像情報を
ウエブページへ掲載し、インターネットを介して情報管
理業者ネットワーク21へ送信する。また、会場ウエブ
サーバ11−3は、参加者端末31においてウエブペー
ジに掲載された意見・質問・要望等を受信して記憶す
る。さらに、会場ウエブサーバ11−3は、会場端末1
1−2からの要望信号にもとづき該当する意見等を取り
出して会場端末11−2へ送る。
【0050】会場メールサーバ11−4は、参加者端末
31からの意見・質問・要望などが掲載された電子メー
ルを受信して記憶する。また、会場メールサーバ11−
4は、会場端末11−2からの検索信号にともない該当
する電子メールを取り出して会場端末11−2へ送る。
【0051】なお、会場ウエブサーバ11−3及び会場
メールサーバ11−4は、一つのサーバとして構成する
こともできる。また、会場端末11−2,会場ウエブサ
ーバ11−3及び会場メールサーバ11−4は、一つの
端末機として構成することもできる。
【0052】中継装置15は、会場ネットワーク11と
インターネット40とを接続する装置であって、会場ネ
ットワーク11の接続形態により、たとえば、レピー
タ,ブリッジ,ルータ,ブルータ,ゲートウエイ等を用
いることができる。
【0053】なお、図1において、会場ネットワーク1
1は、バス型の接続形態(トポロジ)を採用している
が、バス型に限るものではなく、リング型、スター型等
であってもよい。また、中継装置11−5とインターネ
ット40との間には、インターネットプロバイダ(IS
P:Internet service provid
er)を介在させることもできる。
【0054】会場電話機12は、会場A内に備えられた
一般的な電話機である。会場ネットワーク11及び会場
電話機12が設置される会場としては、公立・私立学
校,予備校,進学塾,公民館,一般企業,病院,省庁庁
舎,テレビ局,映画館,競技場等がある。
【0055】また、本発明における説明会には、進学説
明会,入学説明会,会社説明会,就職説明会,新製品発
表説明会,公聴会,聴聞会,記者会見,映画新作発表説
明会などがある。なお、本発明は、これら説明会等に限
らず、社員研修,通信教育,インターネットショッピン
グ,映画試写会,入学式,卒業式,各種会議,ライブ,
授業参観,自宅セキュリティ,旅行案内,スポーツ中
継,レッスン受講,市町村等のイベントや祭りなどに利
用可能である。
【0056】情報管理業者ネットワーク21は、情報管
理業者Bが使用するLANやWAN等であって、図2に
示すように、データベース専用サーバ21−1と、アプ
リケーションサーバ21−2と、ウエブサーバ21−3
と、集線装置21−4a及び21−4bと、セキュリテ
ィ装置21−5と、中継装置21−6と、ストリーミン
グサーバ21−7と、モデム21−8とを有している。
【0057】データベース専用サーバ21−1は、会場
ネットワーク11からの画像情報(説明会音声情報を含
む)、参加者電話機32からの音声情報(参加者音声情
報)等を記憶する。アプリケーションサーバ21−2
は、会場ネットワーク11からの画像情報、参加者電話
機31からの参加者音声情報等をデータベース専用サー
バ21−1へ送り記憶させる。
【0058】また、アプリケーションサーバ21−2
は、参加者端末31への画像情報の提供が、ライブでは
なくアーカイブ放送の場合は、参加者端末31からの送
信要求にもとづきオンデマンドで画像情報を送信する。
なお、アーカイブ放送については、後述の第四実施形態
において詳細に説明する。
【0059】ウエブサーバ21−3は、画像情報をデー
タベース専用サーバ21−1から取り出し、ウエブペー
ジ(管理業者ウエブページ)へ掲載して参加者端末31
へ送信する。なお、画像情報が会場ネットワーク11の
会場ウエブサーバ11−3においてウエブページ(企業
ウエブページ)に掲載されている場合、ウエブサーバ2
1−3においては、企業ウエブページへのリンクが可能
な管理業者ウエブページを作成させることもできる。
【0060】集線装置21−4aは、データベース専用
サーバ21−1,アプリケーションサーバ21−2及び
ウエブサーバ21−3をスター接続する機能を有し、ハ
ブ等からなる。集線装置21−4bは、情報管理業者ネ
ットワーク21にストリーミングサーバ21−7を接続
する機能を有し、ハブ等からなる。
【0061】なお、図2において、データベース専用サ
ーバ21−1,アプリケーションサーバ21−2及びウ
エブサーバ21−3は、集線装置21−4aを用いてス
ター型の接続形態(トポロジ)で接続されているが、ス
ター型に限るものではなく、リング型、バス型等であっ
てもよい。
【0062】セキュリティ装置21−5は、クラッカー
などが外部から情報管理業者ネットワーク21に侵入す
るのを防止する機能を有し、ファイアウォール等からな
る。中継装置21−6は、会場ネットワーク11の中継
装置11−5と同様の機能を有する。
【0063】ストリーミングサーバ21−7は、電話回
線50からの参加者音声情報を、ストリーミング技術に
よりストリーミングデータに生成し、インターネット4
0を介して参加者端末31及び会場端末11−2へ配信
する。ストリーミング技術とは、動画や音声などのマル
チメディアデータをダウンロードしながらリアルタイム
で再生する技術をいう。
【0064】このストリーミングサーバ21−7に、マ
ルチメディア拡張ソフトであるQuickTime(商
品名)や、SMIL(Synchronized mu
ltimedia integration lang
uage)を用いたRealSystem G2(商品
名)などのストリーミングソフトウエアを採用すること
で容易にストリーミング技術を実現できる。
【0065】説明会放映システム1の情報管理業者ネッ
トワーク21にストリーミングサーバ21−7を設ける
ことにより、参加者音声情報がダウンロードされること
なくインターネット40上に配信されるため、参加者か
らの意見・質問・要望等をリアルタイムで説明会会場に
送信できる。
【0066】したがって、参加者としては、説明会会場
に赴かなくとも、所有する端末及び電話機を用いて、聴
講している説明の内容に対して意見等を述べることがで
き、かつ、開催中の説明会にその意見等を反映させるこ
とができる。一方、説明会の主催者としては、会場に集
合した人々からだけでなく、会場に来ていないが端末で
聴講している参加者からも広く意見等を集めることがで
き、かつ、その参加者からの質問等に対して、説明会の
途中で回答することもできる。このため、主催者と参加
者とのコミュニケーションの機会の提供、説明内容の理
解促進、意見交換による議題の質的向上などを図ること
ができる。
【0067】モデム21−8は、電話回線50から送信
されてきたアナログ信号の参加者音声情報及び会場音声
情報をデジタル信号に変換してストリーミングサーバ2
1−7へ送る。なお、図3に示すように、情報管理業者
ネットワーク21に設けられるストリーミングサーバ2
1−7及びモデム21−8に代えて、コンテンツ配信業
者Dの有するストリーミングサーバ61及びモデム62
を利用することもできる。
【0068】ストリーミングサーバ61等によるストリ
ーミング技術は、コンテンツ配信業者DであるActi
vate社,アイアイジェイ社,J−Stream社な
どが提供するストリーミングサービスを利用することで
容易に実現可能である。
【0069】参加者端末31は、インターネット40と
の接続が可能であって、かつ、参加者が使用できる情報
処理端末であり、たとえば、パーソナルコンピュータ,
ノートパソコン,モバイルツール,モバイルノート等か
らなる。この参加者端末31には、学校,一般家庭,企
業,官庁庁舎,公共施設及び端末使用サービス業者店舗
等に設置されているものの他、これら学校等において構
築されたLANやWANを構成する情報処理端末をも含
む。
【0070】また、参加者端末31は、ブラウザ及びメ
ディア再生用プラグインソフトを有しており、画像情報
等が掲載されたウエブページを受信して画面表示する。
なお、ウエブページには、ホームページを含む。
【0071】さらに、参加者端末31から説明会等へ意
見・質問・感想等を伝える場合は、ウエブページ上の掲
示板,チャット,電子メール等を用いることができる。
このうち、意見等が電子メールで送信されたときは、会
場メールサーバ11−4で、掲示板やチャットへ送信さ
れたときは会場ウエブサーバ11−3でそれぞれ受信さ
れる。なお、参加者端末31とインターネット40との
間に、インターネットプロバイダを介在させることもで
きる。
【0072】参加者電話機32は、参加者が使用する固
定型の電話機,携帯電話機,PHS等からなる。図1に
おいては、参加者電話機32を電話回線50に接続した
構成としてあるが、固定型電話機と携帯電話機のように
電話回線が異なる場合は、図4に示すように、電話回線
(固定電話回線)50aと電話回線(携帯電話回線)5
0bとが接続され、かつ、電話会議システム等を利用し
て相互通話を可能とする。
【0073】なお、図4においては、電話回線(固定電
話回線)50aと会場電話機12及び情報管理業者ネッ
トワーク21とが接続された構成としてあるが、この構
成に限るものではなく、会場電話機12が携帯電話機や
PHSなどであるときは、電話回線(携帯電話回線)5
0bと会場電話機12及び情報管理業者ネットワーク2
1とを接続した構成とすることもできる。
【0074】また、これらの場合において電話会議シス
テムを利用する場合は、電話回線(固定電話回線)50
a又は電話回線(携帯電話回線)50bの電話通信会社
により提供されている電話会議システムのいずれを用い
ても良い。
【0075】このような参加者電話機32に携帯電話機
やPHS等を用いることにより、固定型の電話機が設置
された室内だけでなく、屋外においても、参加者音声情
報の入力を可能とする。さらに、近年では、ウエブペー
ジの表示が可能な携帯電話機等も商品化されていること
から、一台で画像情報の表示と参加者音声情報の入力と
を行うことができる。
【0076】また、参加者端末31及び参加者電話機3
2とインターネット40及び電話回線50との間は、図
5に示すように、ターミナルアダプタ(TA:Term
inal adapter)を設置してISDN回線で
接続することもできる。ISDN回線にすることで、参
加者電話機32からの参加者音声情報もディジタル信号
化して伝送できる。
【0077】インターネット40には、このインターネ
ット40に接続された従来公知の任意好適な公衆回線、
商業回線又は専用回線を含む。電話回線50は、無線あ
るいは有線で接続可能な回線であり、固定の電話機及び
携帯型の電話機へ通話信号を送信する。
【0078】電話回線50,会場電話機12及び複数の
参加者電話機32の間で行われる会場音声情報及び参加
者音声情報の送受信には、電話会議システムを用いるこ
とができる。電話会議システムとは、電話回線と一般の
アナログ電話機とを使用して、複数人により、国内海外
を問わず、リアルタイムな会議が行える通信システムを
いい、たとえば、コーラスライン(NTTのサービス)
やオーディオ会議システム(MCI WorldCom
のサービス)などがある。
【0079】なお、近年の電話会議システムで使用可能
な電話機には、アナログ電話機の他、携帯電話やPHS
などがある。また、サービスの質的向上が図られ、国際
電話からの会議参加や、専門オペレータの配置による予
約や確実な会議進行が可能となってきており、本発明に
おいてもこれらサービスを利用した実施が可能である。
【0080】なお、図1における会場A,情報管理業者
B,参加者C及びコンテンツ配信業者Dは、説明会情報
管理システム1の構成要素をなすものではないが、本発
明の説明の便宜上記載した。また、図1においては、会
場A,会場ネットワーク11,会場電話機12,参加者
C,参加者端末31及び参加者電話機32をそれぞれ一
つずつ設けてあるが、一つずつに限るものではなく、そ
れぞれ複数設けることもできる。
【0081】次に、本実施形態の説明会放映システムの
動作のうち、会場ネットワークで撮影された画像情報を
参加者端末へ送信する動作について、図6を参照して説
明する。
【0082】会場ネットワーク11の撮影装置11−1
において画像情報が撮影され(ステップ10)、会場端
末11−2を介して会場ウエブサーバ11−3へ送られ
る。会場ウエブサーバ11−3において、入力された画
像情報がウエブページに掲載され、中継装置11−5及
びインターネット40を介して情報管理業者ネットワー
ク21へ送信される(ステップ11,ステップ12)。
【0083】情報管理業者ネットワーク21の中継装置
21−6で受信された画像情報が、集計装置21−4
a、21−4b及びセキュリティ装置21−5を介して
データベース専用サーバ21−1へ送られ、記憶される
(ステップ13)。記憶された画像情報が、アプリケー
ションサーバ21−2においてデータベース専用サーバ
21−1から取り出され、ウエブサーバ21−3へ送ら
れる。
【0084】ウエブサーバ21−3において、入力され
た画像情報がウエブページに掲載され、集線装置21−
4a、21−4b,セキュリティ装置21−5,中継装
置21−6及びインターネット40を介して参加者端末
31及び会場ネットワーク11の会場端末1−2へ送信
される(ステップ14〜ステップ16)。参加者端末3
1及び会場ネットワーク11の会場端末11−2のそれ
ぞれにおいて、受信された画像情報が画面表示される
(ステップ17,ステップ18)。
【0085】なお、インターネット40を介して、会場
端末11−2から複数の参加者端末31へ、画像情報及
び会場音声情報を配信する方法は、Centra社のC
entraNow eMeeting(商品名)などを
利用することにより容易に実現可能である。
【0086】次に、参加者電話機32で入力された参加
者音声情報をストリーミングしてインターネットへ配信
する動作について、図7を参照して説明する。参加者電
話機32において入力された参加者音声情報が、電話回
線50を介して会場電話機12及び情報管理業者ネット
ワーク21へ送信される(ステップ20〜ステップ2
2)。
【0087】会場電話機12で受信された参加者音声情
報が音声出力される。一方、情報管理業者ネットワーク
21のモデム21−8で受信された参加者音声情報がD
/A変換され、ストリーミングサーバ21−7へ送られ
る。ストリーミングサーバ21−7において、参加者音
声情報がストリーミングされる(ステップ23)。
【0088】ストリーミングされた参加者音声情報が、
集線装置21−4b及び中継装置21−6を介してイン
ターネット40へ送信される(ステップ24)。このと
き、参加者音声情報を、図6のステップ14で示した画
像情報とともに、インターネット40へ送信することも
できる。なお,ステップ24においては、参加者音声情
報と画像情報とを同期させて、インターネット40へ送
信することもできる。
【0089】インターネット40へ送信されてきた参加
者音声情報が参加者端末31及び会場ネットワーク11
へそれぞれ送信される(ステップ25,ステップ2
6)。参加者端末31において、受信された参加者音声
情報が音声出力される(ステップ27)。
【0090】一方、会場ネットワーク11の中継装置1
1−5で受信された参加者音声情報が会場端末11−2
へ送られ、音声出力される(ステップ28)。なお,ス
テップ28の参加者端末31における参加者音声情報の
音声出力は、参加者電話機32から音声情報を入力した
参加者Cの使用する参加者端末31に限るものではな
く、他の参加者の使用する参加者端末31からも出力可
能である。
【0091】次に、会場電話機12で入力された会場音
声情報をストリーミングしてインターネットへ配信する
動作について、図8を参照して説明する。会場電話機1
2において入力された会場音声情報が、電話回線50を
介して参加者電話機32及び情報管理業者ネットワーク
21へ送信される(ステップ30〜ステップ32)。
【0092】参加者電話機32において受信された会場
音声情報が音声出力される。一方、情報管理業者ネット
ワーク21のモデム21−8で受信された会場音声情報
がD/A変換され、ストリーミングサーバ21−7へ送
られる。ストリーミングサーバ21−7において、会場
音声情報がストリーミングされる(ステップ23)。
【0093】ストリーミングされた会場音声情報が、集
線装置21−4b及び中継装置21−6を介してインタ
ーネット40へ送信される(ステップ34)。このと
き、会場音声情報を、図6のステップ14で示した画像
情報とともに、インターネット40へ送信させることも
できる。
【0094】なお,ステップ34においては、会場音声
情報と画像情報とを同期させて、インターネット40へ
送信することもできる。インターネット40へ配信され
てきた会場音声情報が会場ネットワーク11及び参加者
端末31へそれぞれ送信される(ステップ35,ステッ
プ36)。
【0095】会場ネットワーク11の中継装置11−5
で受信された会場音声情報が会場端末11−2へ送ら
れ、音声出力される(ステップ37)。一方、参加者端
末31において、受信された会場音声情報が音声出力さ
れる(ステップ38)。
【0096】なお,ステップ38の会場端末11−2に
おける会場音声情報の音声出力は、会場電話機12から
音声情報を入力した会場Aで使用されている会場端末1
1−2に限るものではなく、他の会場の使用する会場端
末11−2からも出力可能である。また、会場音声情報
が入力された会場電話機12の設置されている会場Aの
会場端末32からは音声情報を出力させないようにする
こともできる。
【0097】次に、参加者端末31における画像情報等
の画面表示について、図9を参照して説明する。同図に
示すように、画像情報の表示画面には、タイトル,画像
情報,プレゼンテーション資料,字幕,インデックス,
リアクションなどを表示させることができる。
【0098】ここで、タイトルは、説明会の名称、たと
えば、○○会社説明会等とすることができる。画像情報
は、会場ネットワーク11から送信されてきた説明会の
映像(動画及び静止画を含む)を表示する。なお、画像
情報の表示は、RealPlayer(商品名)やMe
diaPlayer(商品名)を使用することで実現可
能である。
【0099】プレゼンテーション資料は、会場内で配布
される資料等を表示する。字幕は、プレゼンテーション
の内容や補足事項などを表示する。インデックスは、説
明会のプログラム等を表示する。
【0100】リアクションは、参加者端末31で文字入
力された説明会の内容に対する意見・質問・感想等を表
示する。このリアクションに表示される意見・質問・感
想等は、参加者端末31において掲示板やチャットに掲
載されたものや、情報管理業者ネットワーク21から参
加者端末31へ送られたアンケートの回答であってもよ
い。
【0101】また、プレゼンテーション資料,字幕,イ
ンデックス及びリアクション等がテキストデータである
場合は、これらをSMIL(Synchronized
multimedia integration l
anguage)を用いて記述することにより、動画情
報及び音声情報(参加者音声情報及び会場音声情報)と
の同期出力を可能とする。なお、図9に示す各項目の表
示範囲及びレイアウトは、任意の大きさ,組合せ及び配
置が可能である。
【0102】説明会放映方法、説明会放映システム、情
報管理業者ネットワーク及び記録媒体をこのような構成
とすれば、参加者電話機からの参加者音声情報をストリ
ーミングサーバでストリーミングして、画像情報ととも
に、ライブで会場端末及び参加者端末へ配信できる。こ
のため、参加者電話機で入力された参加者の意見や質問
等を、即座に会場ネットワークへ送信できる。
【0103】したがって、参加者は、参加者電話機を用
いて述べた説明会に対する意見や質問を、進行中の説明
会にリアルタイムに反映させることができ、かつ、説明
会の講師との間で説明内容についての質疑を行うことが
できる。さらに、参加者としては、遠隔地にいながら、
家庭等に設けられた参加者端末及び参加者電話機といっ
た既存の装置等を用いて、進行中の説明会等の閲覧や説
明担当者に対し直接に質問等を行うことができる。この
ため、本発明を利用するにあたり、参加者は、新たな装
置等を購入する必要がない。
【0104】[第二実施形態]次に、本発明の説明会放
映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワー
ク及びその記録媒体における第二の実施形態について、
図10を参照して説明する。同図は、本実施形態の説明
会放映システムにおける情報管理業者ネットワークの内
部構成を示すブロック図である。
【0105】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
情報管理業者ネットワークに電子履歴書データベースサ
ーバを設け、電子履歴書の作成、管理、提供を可能とし
た点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様で
ある。したがって、図10において、図2と同様の構成
部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を
省略する。
【0106】図10に示すように、説明会放映システム
1の情報管理業者ネットワーク21は、電子履歴書デー
タベースサーバ21−9を有している。ここで、電子履
歴書データベースサーバ21−9は、参加者に関する履
歴書(電子履歴書)を記憶する。
【0107】電子履歴書は、特に、参加者が学生や就職
希望者などであり、かつ、企業が求人を目的として会社
説明会,企業面接会あるいは合同面接会等を開催する場
合に、学生等の履歴をまとめたものとして情報管理業者
により作成され、企業側に対し開催当日又は事前・事後
に面接の質疑資料や採用の判断材料として提供されるも
のである。
【0108】電子履歴書に記載される事項(履歴デー
タ)としては、学生等の氏名,住所,連絡先番号,生年
月日,学歴,職歴,取得資格,在学学校名,長所,短
所,希望動機,希望職種及びPRポイントなどがある。
【0109】また、電子履歴書には、参加者端末31に
おいて取り込まれた写真画像や、ビデオカメラ等で撮影
された静止画像,動画像及び音声データを添付すること
もできる。このうち、動画像及び音声データ(動画像デ
ータ)は、学生等(参加者)が企業に対してPRしたい
事柄を表現することができるため有効であり、企業側と
しても電子履歴書の記載からは判断できない就職希望者
の性格や長所等を知ることができるため、採用審理にお
ける有力な判断材料とすることができる。
【0110】なお、電子履歴書データベースサーバ21
−9に行わせる機能、たとえば、電子履歴書を会場端末
11−2へ送信する機能等は、アプリケーションサーバ
21−2に行わせることもできる。
【0111】次に、電子履歴書の作成から出力表示まで
の動作について、図11を参照して説明する。参加者端
末31において、電子履歴書の履歴データ入力画面(入
力画面)の送信要求がインターネット40を介して情報
管理業者ネットワーク21へ送信される(ステップ4
0,ステップ41)。
【0112】履歴データ入力画面の送信要求が受信され
た情報管理業者ネットワーク21のウエブサーバ21−
3において、履歴データ入力画面がウエブページに掲載
され、インターネット40を介して参加者端末31へ送
信される(ステップ42,ステップ43)。参加者端末
31において、受信された履歴データ入力画面が画面表
示され、履歴データが入力される(ステップ44)。
【0113】入力された履歴データが、インターネット
40を介して参加者端末31から情報管理業者ネットワ
ーク21へ送信される(ステップ45,ステップ4
6)。情報管理業者ネットワーク21の電子履歴書デー
タベースサーバ21−9において、受信された履歴デー
タが電子履歴書として記憶される(ステップ47)。
【0114】その後、会場ネットワーク11の会場端末
11−2において、インターネット40を介して情報管
理業者ネットワーク21へ電子履歴書の送信要求が送信
されると(ステップ48,ステップ49)、電子履歴書
データベースサーバ21−9において、該当する電子履
歴書が取り出され、ウエブサーバ21−3へ送られる。
ウエブサーバ21−3において、入力された電子履歴書
がウエブページに掲載され、インターネット40を介し
て会場ネットワーク11へ送信される(ステップ50,
ステップ51)。
【0115】会場ネットワーク11の会場端末11−3
において、受信された電子履歴書が画面表示される(ス
テップ52)。なお、情報管理業者ネットワーク21に
おける信号・データ処理のうち、履歴データ入力画面の
送信要求,履歴データ及び電子履歴書の送信要求の受
信、並びに、入力画面及び電子履歴書の送信について
は、アプリケーションサーバ21−2を介して行わせる
こともできる。
【0116】説明会放映システムに電子履歴書データベ
ースサーバを設けて電子履歴書を作成・管理することに
より、従来における紙ベースの履歴書に記載されていた
履歴データを電子化できるため、データの集計・分析・
管理等が容易となる。また、電子履歴書に動画像や音声
データを添付可能とすることにより、本発明の説明会放
映システムを就職活動のための会社説明会等に用いた場
合に、就職を希望する学生等のプレゼンテーションの機
会を与えることができる。
【0117】さらに、会社説明会の主催者側において
も、就職希望者について、従来における履歴書の記載か
らは判断できない性格等の側面を知ることができるた
め、採用判断の要素とすることができる。したがって、
情報管理業者としては、会社説明会を開催した主催者に
対して有用な情報を提供することができる。
【0118】[第三実施形態]次に、本発明の説明会放
映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワー
ク及びその記録媒体における第三の実施形態について、
図1及び図12を参照して説明する。図12は、本実施
形態の説明会放映システムにおける情報管理業者ネット
ワークの内部構成を示すブロック図である。
【0119】本実施形態は、第一実施形態又は第二実施
形態と比較して、情報管理業者ネットワークに認証サー
バを設けて、ウエブページ上の筆記試験(ウエブ試験)
を実施可能とした点が相違する。他の構成要素は第一実
施形態又は第二実施形態と同様である。したがって、図
12において、図2又は図10と同様の構成部分につい
ては同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0120】図12に示すように、情報管理業者ネット
ワーク21は、認証サーバ21−8を有している。ここ
で、認証サーバ21−8は、ウエブ試験の受験者の認証
を行うために、登録番号(登録IDを含む)等の記憶、
登録番号と入力番号(入力IDを含む)との照合及び照
合結果の送信等を行う機能を有する。
【0121】また、認証サーバ21−8には、認証に用
いる声紋を記憶させることもできる。認証に声紋を用い
る場合は、認証サーバ21−8に音声認識装置が設けら
れる。音声認識装置は、参加者の音声を予め登録してお
き、登録音声と入力音声とのそれぞれの音声波形(声
紋)を比較して、一致しているときは同一人であると判
断する。なお、音声情報の入力には、電話機の他、Vo
IP(Voice over internet pr
otocol)を用いることができる。
【0122】参加者の認証に音声認識を用いることによ
り、登録番号によるそれに比べて、確実に本人を特定で
きるため、他人による偽称,代用人による受験,試験内
容の漏洩等を防止できる。
【0123】アプリケーションサーバ21−2は、参加
者端末31からの試験開始信号にともない、データベー
ス専用サーバ21−1から試験問題を取り出し、ウエブ
サーバ21−3へ送る。ウエブサーバ21−3は、アプ
リケーションサーバ21−2からの試験問題送信命令に
ともない、試験問題をウエブページに掲載して参加者端
末31へ送信する。
【0124】また、アプリケーションサーバ21−2
は、参加者端末31から答案を受信し、採点する。な
お、認証サーバ21−8における認証は、説明会が面接
会の場合において、本人であることを確認するために利
用することもできる。
【0125】次に、本実施形態の説明会放映システムに
おける音声認証及びウエブ試験の動作について、図13
を参照して説明する。会場ネットワーク11の会場端末
11−2において、インターネット40を介して、情報
管理業者ネットワーク21のアプリケーションサーバ2
1−2へのアクセスが行われ、問題作成ページ送信要求
が送信される(ステップ60,ステップ61)。
【0126】問題作成ページ送信要求が受信されたアプ
リケーションサーバ21−2において、ウエブサーバ2
1−3から問題作成ページが取り出され、インターネッ
ト40を介して会場端末11−2へ送信される(ステッ
プ62,ステップ63)。会場端末11−2において、
受信された問題作成ページが画面表示され(ステップ6
4)、表示画面にしたがいウエブ試験の試験問題が入力
される(ステップ65)。
【0127】会場端末11−2において入力された試験
問題が、インターネット40及びアプリケーションサー
バ21−2を介してデータベース専用サーバ21−1へ
送られ記憶される(ステップ66〜ステップ68)。な
お、ここで、アプリケーションサーバ21−2を介さ
ず、インターネット40からデータベース専用サーバ2
1−1へ試験問題を送ることもできる。
【0128】その後、参加者端末31において、試験問
題の送信要求がインターネット40を介してアプリケー
ションサーバ21−2へ送信される(ステップ69,ス
テップ70)。試験問題送信要求が受信されたアプリケ
ーションサーバ21−2において、音声入力要求メッセ
ージがインターネット40を介して参加者端末31へ送
信され(ステップ71,ステップ72)、画面表示され
る(ステップ73)。
【0129】その後、参加者電話機32において入力さ
れた音声が認証音声として、電話回線50を介して情報
管理業者ネットワーク21の認証サーバ21−10へ送
信される(ステップ74,ステップ75)。認証サーバ
21−10において、受信された認証音声を用いて認証
が行われる(ステップ76)。
【0130】認証の結果、本人であることが確認されな
かったときは、この旨を示すメッセージが参加者端末3
1へ送信され画面表示される。一方、本人であることが
確認されたときは、認証結果がアプリケーションサーバ
21−2へ送られる。
【0131】アプリケーションサーバ21−2におい
て、認証結果の入力にともないデータベース専用サーバ
21−1から試験問題が取り出され、ウエブサーバ21
−3を介してストリーミングサーバ21−7へ送られ
る。ストリーミングサーバ21−7において、入力され
た試験問題がストリーミング技術によりストリーミング
データに生成され(ステップ77)、インターネット4
0を介して参加者端末31へ送信される(ステップ7
8,ステップ79)。
【0132】参加者端末31において、受信された試験
問題が画面表示され(ステップ80)、この表示された
問題にしたがい解答データが入力される(ステップ8
1)。参加者端末31で入力された解答データが、イン
ターネット40を介して情報管理業者ネットワーク21
へ送信される(ステップ82,ステップ83)。
【0133】情報管理業者ネットワーク21で受信され
た解答データが、さらにインターネット40を介して会
場ネットワーク11へ送信される(ステップ84,ステ
ップ85)。会場ネットワーク11の会場端末11−2
において、受信された解答データが画面表示され採点が
行われる(ステップ86)。
【0134】採点結果及び集計結果は、その後情報管理
業者ネットワーク11及び参加者端末31へ送信するこ
ともできる。なお、ウエブ試験を行う場合、必ずしも音
声による認証を行う必要はなく、登録IDと入力IDと
の照合を行うこととしてもよいが、声紋認証による方が
本人の特定能力が高い。
【0135】また、音声認証は、ウエブ試験に限らず、
たとえば、通常の説明会や授業などにおいて、参加者端
末からアクセスしてきた者に対して行うこともできる。
さらに、説明会が面接会である場合には、面接における
質問をストリーミング技術を用いて受験者へ送信し、質
問に対する回答を音声で答えさせることもできる。ま
た、参加者端末31が複数ある場合、これら参加者端末
31に対しては、それぞれ異なる試験問題を配信するこ
ともできる。
【0136】説明会放映システムの情報管理業者ネット
ワークに認証サーバを設けることにより、参加者端末か
らアクセスしてきた者の認証を音声(声紋)で行うこと
ができる。よって、参加者の特定を確実に行うことがで
きるため、他人による偽称,代用人による受験,試験内
容の漏洩等を防止できる。さらに、試験問題の配信にス
トリーミング技術を用いることにより、参加者端末に試
験問題が残らないため、問題文流出対策となる。
【0137】[第四実施形態]次に、本発明の説明会放
映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワー
ク及びその記録媒体における第四の実施形態について、
図14を参照して説明する。同図は、本実施形態の説明
会放映システムにおける情報管理業者ネットワークの内
部構成を示すブロック図である。
【0138】本実施形態は、第一実施形態,第二実施形
態又は第三実施形態と比較して、情報管理業者ネットワ
ークにアーカイブファイル管理サーバを設けることによ
り、画像情報をアーカイブファイルにまとめて管理でき
ることとした点で相違する。他の構成要素は第一実施形
態,第二実施形態又は第三実施形態と同様である。した
がって、図14において、図2,図10又は図12と同
様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。
【0139】図14に示すように、情報管理業者ネット
ワーク21は、アーカイブファイルの作成・送信を行う
アーカイブファイル管理サーバ21−11を有してい
る。ここで、アーカイブファイル管理サーバ21−11
は、ストリーミングサーバ21−7で生成されたストリ
ーミングデータ及び会場ネットワーク11からの画像情
報をアーカイブファイルにまとめ、圧縮してデータベー
ス専用サーバ21−1へ送り記憶させる。
【0140】また、アーカイブファイル管理サーバ21
−11は、会場ネットワーク11及び参加者端末31か
らの送信要求にともない、データベース専用サーバ21
−1から該当するアーカイブファイルを取り出し、イン
ターネット40を利用して、会場ネットワーク11及び
参加者端末31へ送信する。なお、アーカイブファイル
管理サーバ21−11の有するアーカイブファイルの作
成及び送信の機能は、データベース専用サーバ21−
1,アプリケーションサーバ21−2又はウエブサーバ
21−3のいずれかが有することとしてもよい。
【0141】説明会放映システムの情報管理業者ネット
ワークにアーカイブファイル管理サーバを設けることに
より、会場ネットワークからの画像情報及び参加者電話
機からの音声情報をアーカイブファイルにまとめ、圧縮
して保存できることから、後日、参加者端末又は会場端
末において、任意の日時にオンデマンドで画像情報の放
映を行うことができる。また、画像情報等が圧縮保存さ
れることから、保存スペースを縮小できるとともに、参
加者端末及び会場端末への送信時間の短縮化を図ること
ができる。
【0142】なお、以上の各実施形態における情報管理
業者ネットワークでの処理は、プログラムに制御された
コンピュータにより実行される。このプログラムは、例
えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、
例えば、磁気ディスク、半導体メモリ、その他の任意
の、コンピュータで読み取り可能なものを使用すること
ができる。
【0143】また、記録媒体に記録されたプログラム
は、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピ
ュータに読み込ませても良いし、通信回線を介してコン
ピュータに読み込ませても良い。そして、このようなプ
ログラムを記録媒体に記録させることにより、プログラ
ムの保存管理,バックアップ保存,プログラムメンテナ
ンス,バージョンアップ時の再インストールなどが容易
となる。
【0144】また、本発明の情報管理業者ネットワーク
は、第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態及び第
四実施形態のそれぞれにおける情報管理業者ネットワー
クを任意に組み合わせたものであってもよい。
【0145】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、参加者
の有する端末において、離隔地で行われている説明会等
の画像情報を画面表示できるとともに、その説明会等に
対し、家庭用の電話機を用いて直接意見等を伝えること
ができ、かつこの意見等を説明会に反映させて説明担当
者との質疑を行うことができる。そして、説明会の講義
者や主催者としては、説明会の開催途中において、遠隔
地の視聴者から意見等を回収できるため、説明に対する
視聴者の反応や意見の動向を知ることができるととも
に、参加者とのディスカッションを実現し、コミュニケ
ーションを図ることができる。
【0146】さらに、参加者は、一般家庭等に設けられ
た端末を用いて説明会を視聴し、かつ、家庭用の電話機
を用いて意見等を伝えることができるため、一般家庭に
普及している端末及び電話機、すなわち既存の装置等を
用いて説明会等を視聴し質問等を伝えることができる。
このため、本発明を実施するために機器や装置等を新設
する必要がない。
【0147】また、情報管理業者ネットワークにストリ
ーミングサーバを設けることにより、参加者電話機から
の音声情報をストリーミング技術を利用して、会場ネッ
トワークの端末及び参加者端末へ送信できる。このた
め、参加者から送信されてきた説明会に対する意見や質
問等を、リアルタイムに会場端末及び参加者端末で音声
出力させることができる。
【0148】したがって、たとえば、参加者電話機を用
いて質問してきた参加者に対して説明会の講義者が会場
電話機により回答しており、この映像が画像情報として
他の参加者の有する参加者端末へ送信される場合、その
画像情報とともに、ライブで質問及び回答からなる音声
情報を参加者端末に出力させることができる。
【0149】さらに、情報管理業者としては、説明会の
主催者に対し、広範囲に点在する参加者の意見,質問や
反応等をリアルタイムで提供するサービスを行うことが
でき、一方、参加者に対しては、放映中の説明会への反
映が可能な質問等を述べる機会を与えることができる。
【0150】加えて、参加者は、離隔地においても、自
宅等に居ながら既存の設備を用いて説明会に参加してい
るような臨場感を味わうことができるとともに、参加者
電話機がなく参加者端末を使用可能な環境下にある参加
者についても、画像情報及び音声情報がその端末で出力
されるため、質疑内容の把握や理解を可能とする。
【0151】また、会場電話機で入力された会場音声情
報をストリーミングサーバでストリーミングデータに生
成可能とすることで、会場電話機で入力された音声情報
についても、画像情報とともに、ライブで会場端末及び
参加者端末へ配信することができる。
【0152】また、情報管理業者ネットワークに電子履
歴書データベースサーバを設けて電子履歴書を作成・管
理することにより、たとえば、説明会が会社説明会等の
場合に、情報管理業者は、参加者端末から入手した履歴
データからなる電子履歴書を会社説明会の主催者に提供
できる。
【0153】さらに、電子履歴書に参加者の映像を表す
動画像データを付加することにより、参加者が就職希望
者であるときに、自己PRの手段として用いることがで
きる。そして、会社説明会の主催者は、電子履歴書の付
加された動画像データで表された就職希望者の動作にも
とづき、電子履歴書の記載からは判断できない性格・表
現力等を知って、採用審査の判断材料とすることができ
る。
【0154】したがって、会社説明会や面接会等の主催
者等としては、情報管理業者ネットワークからのサービ
スを利用することにより、遠隔地にいる者への説明内容
の提供、その者との面接試験の実施、及び判断材料の拡
大にともなう採用審査の適正化を図ることができる。
【0155】また、会場ネットワークからの試験問題を
ストリーミング技術により参加者端末へ配信することに
より、試験内容及び送信の記録が残らないため、問題文
の流出を防止できる。さらに、認証した参加者に対して
のみ試験問題の配信を行うこととし、かつその認証に音
声波形(声紋)を用いることとすれば、確実に受験者本
人であることを確認でき、かつ試験問題の漏洩や受験者
のすり替え等を防止できる。
【0156】また、情報管理業者ネットワークにアーカ
イブファイル管理サーバを設けることにより、情報管理
業者は、画像情報及び音声情報を、ライブ放映だけでな
く、アーカイブファイルの画像情報として、任意の時間
に参加者へ提供できる。さらに、画像情報がアーカイブ
されて送信されるため、通信時間の短縮及び通信コスト
の削減を図ることができる。
【0157】これらにより、情報管理業者は、説明会等
に関する情報管理センター(データベースセンタあるい
はサービス提供センタ)としての役割を担うことができ
る。また、参加者電話機及び会場電話機として携帯電話
機を用いることとすれば室内だけでなく屋外においても
説明会等の視聴及びその説明会への質問等を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの情報管理業者ネットワークの内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの他の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一実施形態の説明会放映システムに
おいて参加者電話機が固定電話機及び携帯電話機からな
る場合の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの参加者端末及び参加者電話機の接続構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの画像情報の配信動作を示す動作手順図である。
【図7】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの参加者音声情報の送信動作を示す動作手順図であ
る。
【図8】本発明の第一実施形態における説明会放映シス
テムの会場音声情報の送信動作を示す動作手順図であ
る。
【図9】参加者端末における画像情報等の表示画面を示
す図である。
【図10】本発明の第二実施形態における説明会放映シ
ステムの情報管理業者ネットワークの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の第二実施形態における説明会放映シ
ステムの動作を示す動作手順図である。
【図12】本発明の第三実施形態における説明会放映シ
ステムの情報管理業者ネットワークの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図13】本発明の第三実施形態における説明会放映シ
ステムの動作を示す動作手順図である。
【図14】本発明の第四実施形態における説明会放映シ
ステムの情報管理業者ネットワークの内部構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 説明会放映システム A 会場 11 会場ネットワーク 11−1 撮影装置 11−2 会場端末 11−3 会場ウエブサーバ 11−4 会場メールサーバ 11−5 中継装置 12 会場電話機 B 情報管理業者 21 情報管理業者ネットワーク 21−1 データベース専用サーバ 21−2 アプリケーションサーバ 21−3 ウエブサーバ 21−4a、21−4b 集線装置 21−5 セキュリティ装置 21−6 中継装置 21−7 ストリーミング装置 21−8 モデム 21−9 電子履歴書データベースサーバ 21−10 認証サーバ 21−11 アーカイブファイル管理サーバ C 参加者 31 参加者端末 32−1 参加者電話機(携帯電話機) 32−2 参加者電話機(固定電話機) 33 ターミナルアダプタ 40 インターネット 50a 電話回線(固定電話回線) 50b 電話回線(携帯電話回線) D コンテンツ配信業者 61 ストリーミングサーバ 62 モデム 70 基地局
フロントページの続き (72)発明者 古舘 純 神奈川県横浜市都筑区牛久保三丁目9番2 号 株式会社アイネス総合研究所内 (72)発明者 中村 渉 神奈川県横浜市都筑区牛久保三丁目9番2 号 株式会社アイネス総合研究所内 Fターム(参考) 5C064 AA02 AB04 AC02 AC06 AC12 AC16 AC20 AD08 AD14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを利用して、説明会会場
    のネットワークから送信されてきた画像情報を、情報管
    理業者ネットワーク及び前記インターネットを介して、
    参加者の端末へ配信する説明会放映方法であって、 前記参加者の電話機から送信されてきた音声情報を、前
    記インターネットを利用して、前記会場ネットワーク及
    び前記参加者端末へ配信することを特徴とする説明会放
    映方法。
  2. 【請求項2】 前記参加者電話機からの前記音声情報を
    ストリーミング技術によりストリーミングデータに生成
    し、前記画像情報とともに、前記インターネットを利用
    して、前記会場ネットワーク及び前記参加者端末へ配信
    することを特徴とする請求項1記載の説明会放映方法。
  3. 【請求項3】 前記ストリーミングデータ及び前記画像
    情報をアーカイブファイルにまとめ、前記インターネッ
    トを利用して、前記会場ネットワーク及び前記参加者端
    末へ配信することを特徴とする請求項1又は2記載の説
    明会放映方法。
  4. 【請求項4】 前記インターネットを利用して、前記参
    加者端末から前記参加者の履歴に関するデータ及び/又
    は前記参加者の撮影された動画像データを受信し、電子
    履歴書として前記会場ネットワークへ提供することを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の説明会放映方法。
  5. 【請求項5】 前記会場ネットワークにおいて試験問題
    を作成し、この試験問題を前記ストリーミング技術によ
    り前記ストリーミングデータに生成して、前記参加者端
    末へ配信することを特徴とする請求項2,3又は4記載
    の説明会放映方法。
  6. 【請求項6】 予め登録した前記参加者の音声波形と、
    前記参加者電話機からの入力音声の波形とを比較し、比
    較の結果、同一であったときは、前記音声波形を登録し
    た者と前記入力音声を入力した者とが同一人であるとし
    て認証し、この認証した参加者の使用する参加者端末へ
    前記試験問題を送信することを特徴とする請求項5記載
    の説明会放映方法。
  7. 【請求項7】 説明会の映像を画像情報として記憶する
    会場ネットワークと、インターネットを利用して、前記
    画像情報を受信する情報管理業者ネットワークと、この
    情報管理業者ネットワークから前記インターネットを利
    用して前記画像情報を受信する参加者の端末とを有する
    説明会放映システムであって、 前記参加者の音声を音声情報として入力する参加者電話
    機を有し、 前記情報管理業者ネットワークが、前記音声情報を受信
    し、前記インターネットを利用して前記会場ネットワー
    ク及び前記参加者端末へ配信することを特徴とする説明
    会放映システム。
  8. 【請求項8】 前記情報管理業者ネットワークが、前記
    参加者電話機からの前記音声情報をストリーミング技術
    によりストリーミングデータに生成し、前記インターネ
    ットを利用して前記会場ネットワーク及び前記参加者端
    末へ配信するストリーミングサーバを有したことを特徴
    とする請求項7記載の説明会放映システム。
  9. 【請求項9】 前記情報管理業者ネットワークが、前記
    ストリーミングサーバで生成された前記ストリーミング
    データ及び前記会場ネットワークからの前記画像情報を
    アーカイブファイルにまとめ、前記インターネットを利
    用して、前記会場ネットワーク及び前記参加者端末へ配
    信するアーカイブファイル管理サーバを有したことを特
    徴とする請求項8記載の説明会放映システム。
  10. 【請求項10】 前記説明会における音声を会場音声情
    報として入力する会場電話機を有し、 前記ストリーミングサーバが、前記音声情報を受信して
    前記ストリーミングデータに生成し、前記インターネッ
    トを利用して、前記会場ネットワーク及び前記参加者端
    末へ送信することを特徴とする請求項8又は9記載の説
    明会放映システム。
  11. 【請求項11】 前記参加者電話機及び/又は前記会場
    電話機が、携帯電話機からなることを特徴とする請求項
    10記載の説明会放映システム。
  12. 【請求項12】 インターネットを利用して、参加者に
    関する情報を参加者の端末から受信し、説明会会場のネ
    ットワークへ提供する情報管理業者ネットワークであっ
    て、 前記参加者の履歴に関するデータ及び/又は前記参加者
    の撮影された動画像データを前記参加者端末から受信
    し、電子履歴書として記憶する参加者情報データベース
    サーバと、 この参加者情報データベースサーバから前記参加者情報
    を取り出して前記参加者端末へ提供する前記アプリケー
    ションサーバとを有したことを特徴とする情報管理業者
    ネットワーク。
  13. 【請求項13】 前記会場ネットワークで作成された試
    験問題を受信し、この試験問題をストリーミング技術に
    よりストリーミングデータに生成し、前記インターネッ
    トを介して前記参加者端末へ配信する前記ストリーミン
    グサーバを有したことを特徴とする請求項12記載の情
    報管理業者ネットワーク。
  14. 【請求項14】 予め登録した前記参加者の音声波形
    と、前記参加者電話機からの入力音声の波形とを比較
    し、比較の結果、同一であるときに、前記音声波形を登
    録した者と前記入力音声を入力した者とが同一人である
    として認証する認証サーバを有し、 前記ストリーミングサーバが、前記認証サーバで認証さ
    れた前記参加者の有する前記参加者端末へ、前記試験問
    題の前記ストリーミングデータを送信することを特徴と
    する請求項13記載の情報管理業者ネットワーク。
  15. 【請求項15】 インターネットを利用して説明会会場
    のネットワークから送信されてきた画像情報を、参加者
    の電話機から送信されてきた音声情報とともに、前記イ
    ンターネットを介して参加者の端末へ配信するプログラ
    ムが記録された記録媒体であって、 前記参加者の履歴に関するデータ及び/又は前記参加者
    の撮影された動画像データを電子履歴書として前記会場
    ネットワークへ提供する処理を実行させるプログラムが
    記録されたことを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記会場ネットワークで作成された試
    験問題を受信し、この試験問題を前記ストリーミング技
    術により前記ストリーミングデータに生成して、前記参
    加者端末へ送信する処理を実行させるプログラムが記録
    されたことを特徴とする請求項15記載の記録媒体。
JP2000395961A 2000-12-26 2000-12-26 説明会放映方法、説明会放映システム、情報管理業者ネットワーク及びその記録媒体 Pending JP2002199364A (ja)

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