WO2003106067A1 - パンチプレス用金型 - Google Patents

Abstract

筒状のパンチガイド９内に摺動自在に嵌合したパンチボディ１３に、プレス加工を行うためのパンチチップ１１を備えたパンチプレス用金型１において、前記パンチチップ１１は、先端部にプレス加工部４１Ａを備えた適数の長い加工用パンチチップ４１と、この加工用パンチチップ４１より短い適数の押さえ用パンチチップ４３とを備えてなり、前記両チップ４１、４３は前記パンチボディ１３に対して着脱交換可能に設け、前記加工用パンチチップ４１または押さえ用パンチチップ４３の少なくとも一方は複数に分割してある。

Description

明細書

パ ンチプ レス用金型 技術分野

本発明は、 例えば電子部品を製造するためのワーク に 高精度な下向きまたは上向きの切 り 起こ し曲げの加工を 行 う パ ンチプ レス用金型に関する。 背景技術

従来、 例えば電子部品を製造するため のワー ク の一部 分に、 例えば下向きまたは上向きの切 り 起こ しの曲げ製 品を加工する場合には、 各曲げ製品の幅に応じて専用の パ ンチ金型、 ダイ金型を多数作成する と共にその都度交 換して加工を行ってレ、る。

と こ ろで、 上述した専用の金型である と 、 各曲げ製品 の幅に応じてそれな り の金型を多数作成 し準備 しなけれ ばな らず、 対応するのに大変であって、 しかも、 各曲げ 製品の幅を 自 由にできないと レ、 う 問題があった。

本発明は上述の課題を解決するためにな されたも ので その 目 的は、 下向きまたは上向きの切 り 起こ しの各曲げ 製品の幅を 自 由に出来る よ う に したパンチプ レス用金型 を提供する こ と にある。 発明の開示 上記 目 的を達成する た め に本発明 に基づ く 第 1 ァス ぺク ト のパンチプレス用金型は、 以下を含む ： 筒状のパ ンチガイ ド ； 前記パンチガイ ド内に摺動 自 在に嵌合 した ノ ンチボディ ； 及びプ レス加工を行 う ためのノ ンチチ ッ プ ； 上記構成において、 前記パンチチ ップは、 先端部に プ レス加工部を備えた適数の長い加工用パンチチ ップと 、 こ の加工用パンチチ ップよ り 短い適数の押 さ え用パ ンチ チ ップ と を備えている ； 及び前記両チ ッ プは、 前記パン チボディ に対 して着脱交換可能に設けてあ る。

本発明に基づく 第 2 アスペク ト のパンチプ レス用金型 は、前記第 1 ァ スぺク ト のパ ンチプ レス用金型において 、 刖 ίί記加工用パンチチ ップまたは押さ え用パンチチ ッ プの 少、な く と も一方は複数に分割 してある。

本発明に基づ く 第 3 ァ スぺク ト のパ ンチプ レス用金型 は、 前記第 1 ア スペ ク ト 又は第 2 ア スペク ト のパ ンチプ レス用金型において、 前記パンチガイ ドの先端側に、 前 記両チ ップを嵌合案内するガイ ド孔を備えたス ト リ ッパ を設け ； 及び前記ス ト リ ツバの先端で前記ガイ ド孔に隣 接 した位置に板押さ え用の突出部を備えている。

本発明に基づく 第 4 アスペク ト のパンチプレス用金型 は、 以下を含む ： ダイベース ； 前記ダイ ベース に取付け られたダイ 本体 ； 及び前記ダイ 本体に保持されたダィ チ ッ プ ； 上記構成において、 前記ダイ チ ッ プは、 先端部に 加工部を備えた適数の加工用ダイ チ ッ プと 、 この加工用 ダイ チ ップよ り 寸法の小 さ な適数のサブダイ チップを備 えている ； 及ぴ前記両チ ッ プは、 前記ダイ 本体に対 して 着脱交換可能に設け られている。

本発明 に基づく 第 5 ァスぺク ト のパ ンチプ レス用金型 は、前記第 4 アスペク ト のパンチプレス用金型において、 前記加工用ダイ チ ッ プまたはサブダイ チ ッ プの少な く と も一方は複数に分割 してある。

本発明 に基づ く 第 6 ァス ぺク ト のパ ンチプ レス用金型 は、 以下を含む ： パンチプレス におけるパンチホルダ ； 前記パ ンチホルダに摺動 自在に支持される摺動体 ； 及び プ レス加工を行 う ためのパンチチ ッ プであっ て、 前記摺 動体の先端部に設け られる ； 上記構成において、 前記パ ンチチ ッ プは、 先端部にプ レス加工部を備えた適数の長 い加工用 ノ ンチチ ッ プと 、 こ の加工用パンチチッ プよ り 短い適数の押 さ え用パンチチ ッ プと を設けている ； 及ぴ 前記加工用パ ンチチ ッ プ及び前記押 さ え用パンチチップ は、前記摺動体に対して着脱交換可能に設け られている。

本発'明に基づ く 第 7 ァスぺク ト のパンチプ レス用金型 は、前記第 6 ァスぺク ト のパ ンチプ レス用金型において、 刖記加工用パンチチ ッ プ又は前記押さ え用パンチチッ プ の少な く と も一方は複数に分割 してある。

従って、 前記加工用パンチチ ッ プ、 前記押 さ え用パン チチ ップと 、 前記加工用ダイ チ ップ、 前記サブダイ チ ッ プと を適宜組み合わせて用いる こ と で、 ワーク の一部分 に、 下向 き または上向き の切 り 起こ しの曲げ製品の加工 を行 う こ と ができ る。 また、 上記の各チップ幅を選択する こ と で、 曲げ製品 の幅と間隔を自 由に選択でき る と共に種々 の曲げ幅の曲 げ製品に応 じてパンチチップと ダイ チップを交換して加 ェを行 う こ と ができ る。

更に、下向きの切 り 起こ し曲げの加工を行 う と き には、 ス ト リ ツ バの先端部に備え られた突出部と押さ え用パン チチップと でワーク を押さ える こ と ができ 、 高精度な曲 げ製品を得る こ と ができ る。 図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明を実施するためのパンチプ レス用金型 正面断面図である。

図 2 Aは、 下向き用の加工用パンチチッ プの正面断面 図である。

図 2 B は、 下向き用の加工用パンチチップの底面図で める。

図 3 Aは、 下向き用の押さ え用パンチチップの正面断 面図である。

図 3 B は、 下向き用の押さ え用パンチチップの底面図 である。

図 4 は、 パンチボディ の先端部にパンチチップを係脱 せ しめる構造の分解斜視図である。

図 5 は、 ノ ンチボディ の先端部にパンチチップを係脱 せしめる構造の分解正面図である。

図 6 Aは、 ス ト リ ツ ノヽ。の正面断面図である。 図 6 B は ス ト リ ツバの底面図である。

図 7 Aは 下向き用の加工用ダイ チ ップの正面断面図 である。

図 7 B は 下向 き用の加工用ダイ チ ップの平面図であ る。

図 8 Aは 下向き用のサブダイ チ ッ プの正面断面図で ある。

図 8 B は、下向き用のサブダイ チ ッ プの平面図である。 図 9 Aは、 下向き用の加工用パンチチ ッ プ、 押 さ え用 パンチチ ッ プと加工用 ダイ チ ップ、 サブダイ チ ッ プを組 み合わせた一例の側面図である。

図 9 B は、 前記図 9 Aに示す金型を用いて下向き の曲 げ製品を加工 した一例のワーク の斜視図であ る。

図 1 0 Aは、 加工用パ ンチチッ プ、 押 さ え用パ ンチチ ップと加工用ダイ チ ップ、 サブダイ チ ップを組み合わせ た一例の側面図である。

図 1 0 B は、 前記図 1 O Aに示す金型を用いて下向き の曲げ製品を加工 した他例の ワーク の斜視図である。

図 1 1 は、 図 1 に示す金型に代わる他の実施形態のパ ンチプレス用金型の正面断面図であ る。

図 1 2 Aは、 上向き用の加工用パンチチ ッ プの正面断 面図である。

図 1 2 B は、 上向き用の加工用パンチチ ッ プの底面図 である。

図 1 3 Aは、 上向き用の押さ え用パンチチ ップの正面 断面図であ る

図 1 3 B は 上向き用の押 さ え用パンチチ ップの底面 図である。

図 1 4 Aは 上向き用の加工用 ダイ チ ップの正面断面 図である。

図 1 4 B は 上向き用の加工用 ダイ チ ップの平面図で める。

図 1 5 Aは 下向き用のサブダイ チ ッ プの正面断面図 であ る。

図 1 5 B は 下向き用のサブダイ チッ プの平面図であ る。

図 1 6 Aは 上向き用の加工用パンチチ ッ プ、 押 さ え 用パンチチ ップ と加工用ダイ チ ッ プ、 サブダイ チ ッ プを 組み合わせた一例の側面図である。

図 1 6 B は、 前記図 1 6 Aに示す金型を用いて上向 き の曲げ製品を加工した一例の ワーク の斜視図である。

図 1 7 Aは、 上向き用の加工用パ ンチチ ッ プ、 押さ え 用パンチチ ップ と加工用 ダイ チ ッ プ、 サブダイ チ ップを 組み合わせた一例の側面図である。

図 1 7 B は、 前記図 1 7 Aに示す金型を用いて上向き の曲げ製品を加工した他例の ワーク の斜視図である。 発明 を実施するための最良の形態

以下、 本発明の実施の形態について図面を参照 して詳 細に説明する。 図 1 には、 こ の発明に係る高精度なパンチプレス用金 型 1 が示 されている。 このパンチプレス用金型 1 はパン チ金型 3 と ダイ 金型 5 と で構成 されている。 前記パンチ 金型 3 と しては、 パンチホルダと しての上部金型支持部 材 7 の穴 7 Hにはパンチガイ ド 9 が上下方向へ摺動 自在 に装着さ れている。 こ のノ ンチガイ ド 9 の内部には、 ノ ンチチッ プ 1 1 およびこ のパンチチ ッ プ 1 1 の上側に着 脱可能に備えたパンチボディ 1 3 およびこ のパンチボデ ィ 1 3 にネジ部 1 5 によ り 一体的に結合されているパン チ ドライ バ 1 7 が上下方向 （図 1 において上下方向） へ 摺動 自在に支持されている。

前記パンチガイ ド 9 の上端部にはフ ラ ンジ部 1 9 が設 け られてお り 、 こ のフ ラ ンジ部 1 9 の外周面には係止溝 3 9 が設け られてお り 、 係止溝 3 9 内には係止部材と し ての O リ ング 2 1 が取 り 付け られてレヽる。 前記パンチ ド ライ ノく 1 7 の中央部 2 3 の外径 d は下部 2 5 の外径 D に 比 して小 さ く なつてお り 、 中央部 2 3 の外側には下部 2 5 の外径 D よ り も内径が小 さ な リ テーナカ ラ一 2 7 が上 下方向へ摺動 自 在に設け られている。 従っ て、 リ テーナ カ ラー 2 7 は ノ ンチ ドライ ノく 1 7 の中央部 2 3 でのみ摺 動可能 と なってレ、る。 ま た、 ノ ンチ ドライ バ 1 7 の上端 部にはパンチへ ッ ド 2 9 が取 り 付け られている。

リ テーナカ ラ一 2 7 と ノ ンチへ ッ ド 2 9 と の間には、 ス ト リ ッ プ弾性部材と して例えばス ト リ ッパスプ リ ング 3 1 が設け られてお り 、 常時 リ テーナカ ラ一 2 7 と パン チへッ ド 2 9 を離す方向へ付勢している。

リ テーナカ ラ一 2 7 およぴス ト リ ッパスプ リ ング 3 1 の外側を覆 う よ う に して、 固定部材と してのスライ ドカ ラー 3 3 が摺動自在に設け られている。 こ のスライ ドカ ラー 3 3 の下端部内側面には、 リ テーナカ ラ一 2 7 の下 端部に設け られている押さ え突起 3 5 を下方へ抑えるた めの係止突起 3 7 が設け られてお り 、 このス ライ ドカ ラ 一 3 3 の下端部 と 、 ノ ンチガイ ド 9 の フ ラ ンジ部 1 9 に 設け られている O リ ング 2 1 と が係止自在に設け られて いる。 前記パンチガイ ド 9 のフ ラ ンジ部 1 9 の下面と上 部金型支持部材 7 の上面と の間にはパンチガイ ド 9 を常 時上方へ付勢した リ フ タ スプリ ング 2 0 が設けられてい る。

前記パンチチップ 1 1 は図 2 A、 図 2 B 、 図 3 A及ぴ 図 3 B を併せて参照するに、 先端部にプ レス加工部 4 1 Aを備えた適数の寸法 L 1 の長い加工用パンチチップ 4 1 と 、 こ の加工用ノ ンチチップ 4 1 よ り 寸法 L 2 ( L 2 < L 1 ) の短い適数の押さ え用パンチチップ 4 3 と を備 えてな り 、 前記両チップ 4 1、 4 3 は前記パンチボディ 1 3 に対して着脱交換可能に設けられている。

加工用ノ、。ンチチップ 4 1 と しては図 2 A、 2 B に示さ れている よ う に、 頭部 4 1 B の下端が本体 4 1 C に対し て図 2 Aにおいて左右方向へ突出部 4 1 Dを有して上下 方向へ段差を有している。 同様に、 前記押さ え用パンチ チップ 4 3 と しても図 3 A、 3 B に示されている よ う に、 頭部 4 3 B の下端が本体 4 3 C に対して図 3 Aにおいて 左右方向へ突出部 4 3 D を有して上下方向へ段差を有し てレ、る。

前記加工用パンチチップ 4 1 の幅 Tは例えば 1 個の幅 T l 、 2個の幅 2 T 1 な どが予め準備されている。また、 前記押さ え用パンチチップ 4 3 の幅 Τは例えば 2個の幅 T l 、 2個の幅 1 . 5 Τ 1 、 1 個の幅 2 T 1 などが予め 準備されている。

前記パンチボディ 1 3 の先端部 1 3 Αには、 図 4 およ び図 5 も併せて参照するに、 先端面 1 3 B に開 口 1 3 C を備えたパンチ装着凹部 4 5 が設け られている と共に、 前記パンチボディ 1 3 の先端部 1 3 Aには、 外周面に開 口 4 7 Aが設け られかつ前記パンチ装着凹部 4 5 に連通 した係止凹部 4 7 が設け られている。 前記パンチ装着凹 部 4 5 に装着されたパンチチップ 1 1 の周面に係合自在 な係合面 4 9 A を内側に形成した係止片 4 9 が、 前記係 止凹部 4 7 に係脱自在に設け られている と共に対称位置 に一対設け られている。 前記係止片 4 9 の係合面 4 9 A は、 パンチチップ 1 1 の外側面形状に対応した形状と な つている。

前記パンチチップ 1 1 である加工用パンチチップ 4 1 押さ え用パンチチップ 4 3 の頭部 4 1 B 、 4 3 B には、 前記係止凹部 4 7 に対して水平側へ突出 しかつ前記係止 片 4 9 の係合面 4 9 A と係合可能の突出部 4 1 D、 4 3 Dが設け られている。 なお、 前記パンチボディ 1 3 の外 周部にはキー 5 3 が設け られてお り 、 こ のキー 5 3 はパ ンチガイ ド 9 に形成されたキー溝 9 Aに嵌ま り 込んでい る。

前記パ ンチガイ ド 9 の先端部 （下端部） には十字形状 のプレー ト 5 5 が嵌合されている と共にこ のプレー ト 5 5 の内側には十字形状のプレー ト 5 7 がボル ト な どで固 定されている。 こ のプレー ト 5 7 の先端の中央部には図 6 A、 6 B も併せて参照するに、 前記パンチチップ 1 1 である加工用パンチチップ 4 1 、 押さ え用パンチチップ 4 3 を嵌合案内するガイ ド孔 5 9 Hを備えたス ト リ ッパ 5 9 が設け られている。 こ のス ト リ ッノ、° 5 9 の先端部に は前記ガイ ド孔 5 9 Hに隣接した位置に板押さ え用の突 出部 5 9 Tが備え られている。

前記ダイ金型 5 は、 図 1 に示されている よ う に、 下部 金型支持部材 6 1 の装着穴 6 1 Hに装着されてお り 、 ダ ィ ベース 6 3 上にダイ ホノレダ 6 5 を介してダイ本体 6 7 がボル ト 6 9 で取 り 付け られている。 前記ダイ ホルダ 6 5 およびダイ本体 6 7 の中央部に設け られた穴 7 1 、 7 3 にダイチップ 7 5 が保持されている と共に着脱可能に 設けられている。 前記ダイチップ 7 5 は図 7 A、 7 B に 示されている よ う に、 先端部 （上端部） に加工部 7 7 A を備えた適数の寸法 L 3 の加工用ダイ チップ 7 7 と 、 こ の加工用ダイ チップ 7 7 よ り 寸法 L 4 ( L 4 < L 3 ) よ り 小さな適数のサブダイ チップ' 7 9 が図 8 A、 8 B に示 されている よ う に、 備え られてお り 、 前記両チップであ る加工用ダイ チップ 7 7 とサブダイチップ 7 9 が、 前記 ダイ本体 6 7 に対して着脱交換可能に設け られている。

前記加工用ダイ チップ 7 7 の幅 Tは例えば 1 個の幅 T 1 、 2個の幅 2 T 1 などが予め準備されている。 また、 前記サブダイ チップ 7 9 の幅 Tは例えば 2 個の幅 T 1 、 2個の幅 1 . 5 T 1 、 1 個の幅 2 T 1 な どが予め準備さ れている。

上記構成によ り 、 図 5 においてパンチチップ 1 1 であ る適数の加工用パンチチップ 4 1 と適数の押さ え用パン チチップ 4 3 が重ねられて例えば右側からパンチボディ 1 3 の先端部 1 3 Aに設け られたパンチ装着凹部 4 5 の 先端面の開 口 から装着される。 そ して、 一対の係止片 4 9 が両側から前記パンチボディ 1 3 の先端部 1 3 Aにお ける外周面に開口 された開 口 4 7 Aに前記パンチ装着凹 部 4 5 が連通して設け られた係止凹部 4 7 に装着される と、 係止片 4 9 の内側に形成された係合面 4 9 Aがパン チチップ 1 1 の周面に係合される。 ノ ンチチップ 1 1 を 装着 したパンチボディ 1 3 をパンチガイ ド 9 に形成され た穴 9 Hに装着せしめる と 、 図 1 に示した状態になる。

図 1 に示したごと く 、 パンチヘッ ド 2 9 の先端を図示 省略のス ト ライ 力によ り 打撃する と 、 パンチガイ ド 9 が リ フタ スプリ ング 2 0 の付勢力に抗して下降し、さ らに、 下降する と ス ト リ ッ ノ、° 5 9 の突出部 5 9 T の下面と加工 用ダイチ ップ 7 7 の上面と でワーク Wを把持する と共に 加工用ダイチップ 7 7 によ り ワーク Wの一部が下向きに 切 り 起 し曲げ製品が曲げられる こ と になる。

例えば図 9 Aに示されてレヽる よ う な幅 T 1 力 ら な る 1 個の加工用 ノ ンチチ ップ 4 1 、 幅 T 1 カゝら な る 2 個の押 さ え用パンチチ ップ 4 3 お よび幅 T 2 から なる 1 個の押 さ え用 ノ、。ンチチ ップ 4 3 と 、 幅 T 1 力 ら な る 1 個の加工 用 ダイ チ ッ プ 7 7 、 幅 T 1 から なる 2 個のサブダイ チッ プ 7 9 、 幅 1 . 5 T 1 カゝ ら なる 2 個のサブダイ チ ッ プ 7 9 および幅 2 T 1 力、ら なる 2 個のサブダイ チ ップ 7 9 を それぞれ用いる と共に組み合わせて、 ワーク Wに下向き の曲げ加工を行 う と 、 図 9 B に示 されている よ う な下向 き の切 り 起 し曲げ製品を得る こ と ができ る。

また、 例えば図 1 0 Aに示されてレ、る よ う な幅 T 1 か ら なる 1 個の加工用パンチチ ッ プ 4 1 、 幅 2 T 1 力ゝ ら な る 1 個の加工用パンチチッ プ 4 1 および幅 2 1 T 力ゝ ら な る 1 個の押 さ え用パンチチ ッ プ 4 3 と 、 幅 T 1 力、 ら なる 1 個の加工用 ダイ チ ッ プ 7 7 、 幅 2 T 1 力、 らなる 1 個の 加工用ダイ チ ッ プ 7 7 、 幅 T 1 カゝら なる 2 個のサブダイ チ ッ プ 7 9 、 幅 1 . 5 T 1 カゝら なる 2 個のサブダイ チ ッ プ 7 9 およぴ幅 2 T 1 カゝら なる 1 個のサブダイ チ ッ プ 7 9 をそれぞれ用いる と 共に組み合わせて、 ワーク Wに下 向 き の曲げ加工を行 う と 、 図 1 0 B に示 されてレヽる よ う な下向き の切 り 起 し曲げ製品を得る こ と ができ る。

さ ら に、 加工用パンチチ ップ 4 1 、 押さ え用パンチチ ッ プ 4 3 と 、 加工用ダイ チ ッ プ 7 7 、 サブダイ チ ップ 7 9 を用レ、る と 共に、 幅と個数を種々組み合わせる こ と に よ り 、 それ以外の曲げ幅と 適宜な間隔の種々 な曲げ製品 を得る こ と ができ る。

図 1 1 には、 図 1 に代わる他の実施形態の高精度なパ ンチプレス用パンチ金型 8 1 が示 されている。 図 1 1 に おいて、 ノ、。ンチプレス用パンチ金型 8 1 はパンチ金型 8 3 と ダイ 金型 8 5 と で構成 されている。 前記パンチ金型 8 3 と しては、 パンチホルダと しての上部金型支持部材

8 7 の穴 8 7 Hには摺動体 と してのパンチボディ 8 9 が 上下方向へ摺動 自在に設け られている。 こ のパンチボデ ィ 8 9 の上部にパンチへッ ド 9 1 が取 り 付け られている こ のパンチへッ ド 9 1 の下面 と 前記上部金型支持部材 8 7 の上面 と の間にはパンチボディ 8 9 を常時上方向へ付 勢 した リ フ タ ス プ リ ング 9 3 が介在されている。

前記パンチボディ 8 9 の先端部 （下端部） には十字形 状のプレー ト 9 5 が嵌合されている と 共に こ のプレー ト

9 5 には十字形状のプレー ト 9 7 がボル ト な どで固定さ れている。 しかも、 前記プ レー ト 9 5 の中心部にパンチ チ ッ プ 9 9 が挿入され一体化 される。

前記パンチチ ップ 9 9 は図 1 2 A、 図 1 2 B 、 図 1 3 A及び図 1 3 B を併せて参照する に、 先端部にプレス加 ェ部 1 0 1 Aを備えた適数の寸法 L 5 の長い加工用パン チチ ップ 1 0 1 と 、 こ の加工用パンチチ ップ 1 0 1 よ り 寸法 L 6 ( L 6 < L 5 ) の短い適数の押 さ え用パンチチ ップ 1 0 3 と を備えてな り 、 前記両チ ッ プ 1 0 、 1 0 3 は前記パンチボディ 8 9 に対 して交換可能に設け られて いる。

前記加工用パンチチップ 1 0 1 の幅 Tは例えば 1 個の 幅 T 1 、 2個の幅 2 T 1 および 1 個の幅 T 3 などが予め 準備されている。 また、 前記押さ え用パンチチップ 1 0 3 の幅 Tは例えば 2個の幅 T 1 、 2個の幅 1 . 5 T 1 、 1 個の幅 2 T 1 な どが予め準備されている。

前記ダイ金型 8 5 は、 図 1 に示されてレヽる よ う に、 下 部金型支持部材 1 0 5 の装着穴 1 0 5 Hに装着されてお り 、 ダイベース 1 0 7上にダイ ホルダ 1 0 9 がボル ト 1 1 1 で取 り 付け られている。 こ のダイ ホルダ 1 0 9 上に はェジェク タプレー ト 1 1 3 が設け られていて、 こ のェ ジェ ク タプレー ト 1 1 3 はダィ ホノレダ 1 0 9 に対 してス プリ ング 1 1 5 の付勢力によ り 常時上方へ付勢されてい る。

前記ダイ ホルダ 1 0 9 およびェジェク タ プレー ト 1 1

3 の中央部に設け られた穴 1 1 7 、 1 1 9 にはダイ チ ッ プ 1 2 1 が保持されている と共に着脱可能に設け られて レヽる。 前記ダイチップ 1 2 1 は図 1 4 A、 1 4 B に示さ れている よ う に、 先端部 （上端部） に加工部 1 2 3 Aを 備えた適数の寸法 L 7 の加工用ダイチップ 1 2 3 と 、 こ の加工用ダイ チップ 1 2 3 よ り 小さ な寸法 L 8 ( L 8 く L 7 ) の適数のサブダイ チップ 1 2 5 を備えてな り 、 前 記両チップである加工用ダイ チップ 1 2 3 とサブダイ チ ップ 1 2 5 が、 前記ダイ ホルダ 1 0 9 に対して着脱交換 可能に設け られている。 前記加工用ダイ チ ッ プ 1 2 3 の幅 Tは例えば 1 個の幅 T 1 、 2 個の幅 2 T 1 および 1 個の幅 T 3 な どが予め準 備されてい る。 また、 前記サブダイ チッ プ 1 2 5 の幅 T は例えば 2 個の幅 T 1 、 2 個の幅 1 . 5 T 1 、 1 個の幅 2 T 1 な どが予め準備 されている。

上記構成によ り 、 図 1 1 に示 した ごと く 、 パンチへッ ド 9 1 の先端を図示省略のス ト ライ 力によ り 打撃する と パンチボディ 8 9 が リ フタ スプ リ ング 9 3 の付勢力に杭 して下降し、 さ ら に、 下降する と加工用パンチ 1 0 1 の 下面が前記ェジェ ク タ プレー ト 1 1 3 の上面をスプ リ ン グ 1 1 5 の付勢力に抗 して押圧 して、 加工用ダイ チ ップ 1 2 3 の上面でワーク Wを上方向へ押圧するでワーク W の一部に上向き の切 り 起 し製品が曲 げられる こ と になる 例えば図 1 6 Aに示 されてレ、る よ う な幅 T 1 から なる 1 個の加工用パンチチ ップ 1 0 1 、 幅 T 1 カゝ ら なる 2 個 の押さ え用ノ ンチチ ッ プ 1 0 3 、 幅 1 . 5 T 1 力 ら なる 2 個の押さ え用パンチチッ プ 1 0 3 および幅 T 2 か ら な る 1 個の押 さ え用ノ ンチチ ッ プ 1 0 3 と 、 幅 T 1 力、 ら な る 1 個の加工用 ダイ チ ップ 1 2 3 、 幅 T 1 力、 ら なる 2 個 のサブダイ チッ プ 1 2 3 、 幅 1 . 5 T 1 力 ら なる 2 個の サブダイ チ ップ 1 2 5 および幅 2 T 1 か ら なる 1 個のサ プダイ チッ プ 1 2 5 をそれぞれ用いる と 共に組み合わせ て、 ワーク Wに上向き の切 り 起 し曲げ製品の加工を行 う と 、 図 1 6 B に示されている よ う な上向き の切 り 起 し曲 げ製品を得る こ と ができ る。 また、 例えば図 1 7 Aに示 さ れている よ う な幅 2 T 1 から な る 2 個の加工用パンチチ ップ 1 ◦ 1 、 幅 T 1 力 ら なる 2 個の押さ え用パンチチ ッ プ 1 0 3 、 幅 2 T 1 カ ら なる 1 個の加工用パンチチ ッ プ 1 0 1 と 、 幅 2 T 1 力、ら なる 2 個の加工用ダイ チ ッ プ 1 2 3 、 幅 T 1 力 ら なる 2 個のサブダイ チ ッ プ 1 2 5 お よび幅 2 T 1 カゝら な る 1 個 のサブダイ チ ッ プ 1 2 5 をそれぞれ用いる と 共に組み合 わせて、 ワーク Wに上向き の切 り 起 し曲げ製品の曲げ加 ェを行 う と 、 図 1 7 B に示 されている よ う な上向き の切 り 起 し曲げ曲げ製品を得る こ と ができ る。

さ ら に、 カ卩ェ用ノ ンチチ ッ プ 1 0 1 、 押 さ え用パンチ チ ップ 1 0 3 と 、 加工用ダイ チ ップ 1 2 3 、 サブダイ チ ッ プ 1 2 5 を用いる と 共に、 幅 と個数を種々組み合わせ る こ と によ り 、 それ以外の曲げ幅と適宜な間隔の種々 な 曲げ製品を得る こ と ができ る。

なお、 日 本国特許出願第 2 0 0 2 — 1 7 2 7 4 0 号（ 2 0 0 2 年 6 月 1 3 日 出願） の全内容が、 参照に よ り 、 本 願明細書に組み込まれている。

こ の発明は前述の発明の実施の形態に限定される こ と な く 、 適宜な変更を行 う こ と に よ り 、 その他の態様で実 施 し得る も のであ る。

Claims

請求の範囲

1 . パ ンチプ レス用金型が、 以下を含む ：

筒状のパンチガイ ド ；

前記パ ンチガイ ド内に摺動自在に嵌合したパ ンチボデ ィ ； 及び

プ レス加工を行 う ためのノ ンチチップ ；

上記構成において、

前記パンチチップは、 先端部にプ レス加工部を備えた 適数の長い加工用パンチチップと 、 こ の加工用パンチチ ップょ り 短い適数の押さ え用パンチチップと を備えてい る ； 及び

前記両チ ップは、 前記パンチボディ に対して着脱交換 可能に設けてある。

2 . 請求の範囲第 1 項のパンチプ レス用金型において、 刖 i己加工用パンチチップまたは押さ え用パンチチップ の少な く と も一方は複数に分割 してある。

3 . 請求の範囲第 2項のパ ンチプ レス用金型において、 前記パ ンチガイ ドの先端側に、 前記両チップを嵌合案 内するガイ ド孔を備えたス ト リ ッパを設け ； 及び。

前記ス ト リ ッ パの先端で前記ガイ ド孔に隣接した位置 に板押さ え用の突出部を備えている。

4 . パ ンチプ レス用金型が、 以下を含む ：

ダイ ベース ；

前記ダイベース に取付け られたダイ本体 ； 及び 前記ダイ本体に保持されたダイ チ ップ ；

上記構成において、

前記ダィ チ ップは、 先端部に加工部を備えた適数の加 ェ用ダイ チ ップと 、 こ の加工用 ダイ チ ップよ り 寸法の小 さ な適数のサブダイ チッ プを備えている ； 及ぴ

前記両チッ プは、 前記ダイ 本体に対 して着脱交換可能 に設け られている。

5 . 請求の範囲第 4 項のパンチプレス用金型において、 前記加工用ダイ チ ップまたはサブダイ チ ップの少な く と も一方は複数に分割 してある

6 . パ ンチプ レス用金型が、 以下を含む ：

パ ンチプ レス にお け る ノ ンチホルダ ；

前記パ ンチホルダに摺動 自 在に支持される摺動体 ； 及 ぴ

プレス加工を行 う ためのノ ンチチ ッ プであっ て、 前記 摺動体の先端部に設け られる ；

上記構成において、

前記パ ンチチッ プは、 先端部にプ レス加工部を備えた 適数の長い加工用パンチチ ッ プと 、 こ の加工用パンチチ ッ プょ り 短い適数の押さ え用パンチチ ップと を設けてい る ； 及び

前記加工用パンチチップ及ぴ前記押さ え用パンチチッ プは、 前記摺動体に対して着脱交換可能に設け られてい る。

7 . 請求の範囲第 6 項のパンチプ レス用金型において、 前記加工用パ ンチチップ又は前記押さ え用パ ンチチッ プの少なく と も一方は複数に分割してある。