明細書
3環性複素琛化合物、 その製造法および用途
技術分野
木発明は、 優れたタキキニン受容体拮抗作用を有する新規な 3環性複素澴化合物, その製造法および用途に関する。
背景技術
特開平 9— 2 6 3 5 8 5号公報 (E P— A— 7 3 3 6 3 2 ) には、 式
〔式中、 M簾は、 部分構造 一 X二 Yく として、 一 N = Cく、 — C O— Nくまたは一 C S— N <を有する複素環; R aおよび 、R bは共に結合して A環を形成するか、 あるいは同一又は異なって水素原子又は M環 における置換基; A環および B環は、それぞれ置換基を有していてもよい同索又は複 素環で、その少なくとも一方が置換基を有していてもよい複素環; C環は置換基を有 していてもよい同素又は複素環; Z環は置換されていてもよい含窒素複素環;およ び nは 1ないし 6の整数を示す。〕 で表される複素環化合物またはその塩が、 タキキ ニン受容体拮抗作用、 サブスタンス P受容体拮抗作用、 ニューロキニン A受容体拮抗 作用を有することが記載されている。
発明の開示
本発明は、 タキキニン受容体拮抗作用等を有する従来の化合物よりもより強い作用 を有する 3環性複素環化合物、その製造法および該化合物を含む排尿異常改善剤等を 提供することを目的とする。
本発明者らは、 上記事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、 式
〔式中、 A環は置換ピリジン環を、
R 2は水素原子、 ハロゲン原子またはハロゲン化されていてもよい アルキル 基を、
R 3は水素原子または アルキル基を、
Rは同一または異なってハロゲン原子、 ハロゲン化されていてもよい C ^ 6アルキ ル基、 ノヽロゲン化されていてもよい C , _ 6アルコキシ基、 シァノ基またはヒドロキシ 基を、
mは 0ないし 3の整数を、
nは 1または 2を、 pは 0ないし 3の整数を示す。〕 で表される 3環性複素環化合 物 (以下、 化合物 ( I ) とも言う) またはその塩が、 その特異な化学構造に基づいて 予想外にも強いタキキュン受容体拮抗作用 (特に、 サブスタンス P受容体拮抗作用) 等を有し、 医薬として十分に満足できるものであることを見出し、 この知見に基づい て本発明を完成した。
すなわち、 本発明は、
〔式中、 A環は置換ピリジン環を、
R 2は水素原子、 ハロゲン原子またはハロゲン化されていてもよい アルキル 基を、
R 3は水素原子または _6アルキル基を、
Rは同一または異なってハロゲン原子、 ハロゲン化されていてもよい C^_6アルキ ル基、 ハロゲン化されていてもよいじ! アルコキシ基、 シァノ基またはヒドロキシ 基を、
mは 0ないし 3の整数を、
nは 1または 2を、 pは 0ないし 3の整数を示す。〕 で表される化合物またはその 〔2〕 式
〔式中、 A' 環はピリジン環を、
R1'は (1) 置換基を有していてもよい アルキル基、 (2) 置換基を有して いてもよい アルコキシ基、 (3) 置換基を有していてもよい Ce— i。ァリ一ルォ キシ基、 (4) 置換基を有していてもよい複素環ォキシ基、 (5) 6アルコキシ一
カルボュル基、 (6) 置换基を有していてもよい C,-6アルキルチオ基、 (7) 置換基 を有していてもよい〇6-1。ァリールチオ基、 (8) 置換基を有していてもよい複素環 チォ基、 (9) 笸換基を有していてもよい C6_107リール基、 (10) 置換基を有し ていてもよい複素環基、 (1 1) 6ァシル才キシ基、 (12) ヒドロキシ基、 (1 3) ニトロ基、 (14) ハロゲン原子、 (15) シァノ基、 (16) S換基を有していても よいアミノ基、 (17) 置換基を有していてもよいアミジノ基、 (1 8) ォキシム基、 (19) カルボキシル基、 (20) 置換基を有していてもよいァシル基、 (21) 置換 基を有していてもよいカルパモイル基、 (22) 置換基を有していてもよいチォカル パモイル基または (23) βアルキルスルホニル基を、
その他の記号は第 〔1〕 項と同意義を示す。〕 で表される化合物またはその塩であ る第 [1〕 項記載の化合物。 .
〔3〕 R1'力 S (1) 置換基を有していてもよい C — eアルキル基、 (2) ハロゲン化 されていてもよい 卜6アルコキシ基、 (3) C アルコキシ—カルボニル基、 (4) ハロゲン化されていてもよい Ci_6アルキルチオ基、 (5) C6一】0ァリール基、 (6) じ ァシルァミノ基、 (7) Cい 6ァシルォキシ基、 (8) ヒドロキシ基、 (9) ニト 口基、 (10) ハロゲン原子、 (1 1) シァノ基、 (12) アミノ基、 (13) モノ一ま たはジー アルキルアミノ基、 (14) 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素 原子または窒素原子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基、 (15) C,_ 6アルキルースルホニルァミノ基、 (16) カルボキシル基、 (1 7) い 6アルキル 一カルボニル基、 (18) 力ルバモイル基、 (19) モノーまたはジ一C^eアルキル 力ルバモイル基、 (20) アルキルスルホニル基、 (21) モノ一、 ジ一または トリー C i— eアルキルウレイド基、 (22) C,_6アルコキシ一カルボニルァミノ基ま たは (23) アルコキシ一カルボ二ルー d アルキルアミノ基で、 Rが同一 または異なってハロゲン原子、 ハロゲン化されていてもよい アルキル基、 ハロ ゲン化されていてもよい アルコキシ基またはシァノ基である第 〔2〕 項記載の 化合物。
[R1は第 〔2〕 項記載の R1' と同意義を示す。〕 である第 〔1〕 項記載の化合物。
(5) A環が
[R
1は第 〔2〕 項記載の R
1' と同意義を示す。〕 である第 〔1〕 項記載の化合物。
〔6〕 A環が (1) ヒドロキシ基、 ハロゲン原子またはシァノ基で置換されていても よい 6アルキル基、 (2) 複素環ォキシ基、 (3) ハロゲン原子、 (4) シァノ基、 (5)モノーまたはジ一じ1-6アルキル力ルバモイル基、 (6) 1個の窒素原子および 炭素原子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよい 5または 6員 の環状アミノカルボニル基、 (7) C,_eアルキル—カルボニルァミノ基、 (8) 複素 環カルボニルァミノ基または (9) 複素環基で置換されたピリジン環である第 〔1〕 項記載の化合物。
〔7〕 R2が水素原子またはハロゲン原子である第 〔1〕 項記載の化合物。
〔8〕 R3が C, アルキル基である第 [1〕 項記載の化合物。
〔9〕 R3が 3配位である第 (1〕 項記載の化合物。
〔10〕 Rが同一または異なってハロゲン原子またはハロゲン化されていてもよい C -6アルキル基である第 〔1〕 項記載の化合物。
〔式中、 R4および R5は同一または異なって水素原子、 ハロゲン原子、 ハロゲン化さ れていてもよい アルキル基、 ノ、ロゲン化されていてもよい C!-eアルコキシ基 またはシァノ基を示す。〕 で表される基を示す第 〔1〕 項記載の化合物。
〔1 2〕 R4および R5が同一または異なって水素原子またはハロゲン化されていても よい sアルキル基である第 [1 1〕 項記載の化合物。
〔13〕 式
(に)
〔式中、 A' 環はピリジン環を、
R1'は (1) S換基を有していてもよい — 6アルキル基、 (2) 置換基を有して いてもよい 6アルコキシ基、 (3) 置換基を有していてもよい Ce— !。ァリールォ キシ基、 (4) 置換基を有していてもよい複素環ォキシ基、 (5) じ, アルコキシ一 カルボニル基、 (6) 置換基を有していてもよい C^eTルキルチオ基、 (7) 置換基 を有していてもよい C6_,。ァリールチオ基、 (8) 置換基を有していてもよい複素環
チォ基、 (9) 置換基を有していてもよい 。ァリール基、 (10) 置換基を有し ていてもよい複素環基、 (1 1) ァシルォキシ基、 (12) ヒ ドロキシ基、 (13) ニトロ基、 (14) ハロゲン原子、 (1 5) シァノ基、 (16) 置換基を有していても よいアミノ基、 (1 7) 置換基を有していてもよいアミジノ基、 (18) ォキシム基、 (19) カルボキシル基、 (20) 置換基を有していてもよいァシル基、 (21) 置換 基を有していてもよい力ルバモイル基、 (2 2) 置換基を有していてもよいチォカル バモイル基または (23) C卜6アルキルスルホニル基を、
'は水素原子、 ハロゲン原子または Ci_3アルキル基を、
R 3'は アルキル基を、
R4'および R5'は同一または異なってハロゲン化されていてもよい C,_3アルキル 基を示す。〕 で表される化合物またはその塩である第 〔1〕 項記載の化合物。
〔14〕
〔1 5〕 R1'力 S (1) ヒドロキシ基、 ハロゲン原子またはシァノ基で置換されていて もよい C,— 6アルキル基、 (2)複素環ォキシ基、 (3)ハロゲン原子、 (4)シァノ基、
(5) モノ—またはジー C — Bアルキル力ルバモイル基、 (6) 1個の窒素原子および 炭素原子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んでいてもよい 5または 6員 の環状アミノカルボニル基、 (7) Ci-eアルキル一カルボニルァミノ基、 (8) 複素 環カルボニルァミノ基または (9) 複素環基である第 [13〕 項記載の化合物。
〔16〕 (a R, 9R) — 7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] ― 2—クロ口一 9ーメチノレ一 5—フエ二ルー 8 , 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7H 一 [1, 4] ジァゾシノ [2. 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(実施例 1 1)、
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2, 9 - ジメチルー 5—フエニル _ 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジ ァゾシノ [2, l— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン (実施例 12)、
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, l— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルポ二トリル (実施例 1 3)、
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ ロー 5— (4ーフノレオロフェニノレ) 一 9—メチノレ一 8 , 9, 10, 1 1—テトラヒ ド ロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6. 1 3 —ジオン (実施例 25)、
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4 一フルオロフェニル) 一 2, 9—ジメチル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジォ ン (実施例 26)、
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] 一 (4—フ ルオロフェニル) 一9—メチル一6, 13—ジォキソー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3 "キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリ ジン一 2—カルボ二トリル (実施例 27)、
(a R, 9 R) - 7- (3, 5—ジメチルベンジル) —5— (4—フルオロフェニル) —2, 9—ジメチルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾ シノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン (実施例 29)、
(a R, 4 R) —2— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] —4. 9一 ジメチルー 13—フエニル一3, 4, 5. 6—テトラヒ ドロ一 2 H— [1, 4] ジァ ゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1. 8—ジオン (実施例 32)、
(a R, 4R) - 2- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 1 3— (4 —フルオロフェニル) 一4, 9ージメチル一 3, 4, 5, 6—テトラヒ ド口一 2 H—
[1. 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン (実 施例 34)、
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — N, N, 9一 トリメチル一6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 11, 1 3 "キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] —1, 7—ナフチリ ジン— 2—カルボキサミ ド (実施例 50)、
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5—フエニル一 2— (1, 3—チアゾリジン一 3—^ fルカルポニル) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ _7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] — 1, 7 - ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 63)、
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 5—フエニノレー 2— (ピリジン一 3—イノレオキシ) 一8, 9, 10, 1 1ーテト ラヒ ドロー 7H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1-g] -1, 7—ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 79)、
N— [(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 ーメチルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1」 g] — 1 , 7—ナフチリジン一 2 fル] ;コチンアミ ド (実施例 85)、
N- [(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 —メチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] -1, 7—ナフチリジン一 2—ィル] ァセトアミ ド (実施例 87)、
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ノレ一 5—フエニノレー 2— ( 1 H—テトラゾ一ノレ一 5—ィノレ) 一8, 9. 10, 1 1 - テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] - 1 , 7—ナフチリジン —6, 1 3—ジオン (実施例 95)、
[(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル 1 —9—メ
チノレー 6, 13—ジォキソー 5-フエニル一 6, 8, 9, 0, 1 1, 1 3 ^キサ ヒ ドロ一 7 H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] —: 7一ナフチリジン一 2— ィル] ァセトニトリル (実施例 124)、
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— (フ ルォロメチル) 一9一メチル一5—フヱニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H- [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] 一 1, 7—ナフチリジン一 6, 13—ジ オン (実施例 1 25)、
(a R, 9 R) 一 9ーメチルー 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベン ジノレ] — 6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13— ^ ^キ サヒ ドロ一7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7〕 ナフチリジン一 2 —カルボ二トリル (実施例 144)、
( R, 9R) — 5— (4—フルオロフェニル) 一 9—メチノレー 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベンジノレ] 一 6, 13—ジォキノー 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [l, 7] ナフチリジン— 2 _カルボ二トリル (実施例 175)、
(a R, 9 R)— 2—クロロー 5— (4—フルオロフェニル) 一 9—メチル一7— [3 —メチル _ 5— (トリフルォロメチル) ベンジル] —8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [: 7] ナフチリジン一 6, 3—ジオン (実施例 1 76)
またはその塩である第 〔1〕項記載の化合物。
〔1 7〕 第 〔1〕 項記載の化合物のプロドラッグ。
〔18〕 式
NH—— (CHjJ (II)
〔式中、 Lは脱雕基を、 他の記号は第 〔1〕 項記載と同意義を示す。〕 で表される化 合物またはその塩を閉環反応に付すことを特徴^:する第 〔1〕 項記載の化合物 (I) またはその塩の製造法。
〔式中、 A' ' は N—才キシド化されたピリジン環を、 他の記号は第 〔1〕 項記載と 同意義を示す。〕 で表される化合物またはその塩を活性化剤の存在下求核反応に付す ことを特徴とする第 〔1〕 項記載の化合物 (I) またはその塩の製造法。
〔20〕 式
0
〔式中、 R
1 'はハロゲン原子を、 その他各記号は第 〔1〕 項記載と同意義を示す〕 で 表される化合物を置換反応あるいは挿入反応に付し、さらに必要に応じて、酸化反応、 転移反応、 加水分解反応、 求核置換反応、 アルキル化反応あるいはァシル化反応を組 み合わせて用いることを特徴とする第 〔1〕 項記載の化合物 (I ) またはその塩の製 造法。
〔2 1〕 式
〔式中、 R l bはシァノ基を、 その他各記号は第 〔1〕 項記載と同意義を示す〕 で表さ れる化合物に加水分解反応、 アミド化反応、 ァシル化反応、 置換反応、 アルキル化反 応、 転移反応、 付加反応、 環化反応および酸化反応を必要に応じ組み合わせて用いる ことを特徴とする第 〔1〕 項記載の化合物 (I ) またはその塩の製造法。
〔2 2〕 第 〔1〕 項記載の化合物またはそのプロドラッグおよび薬学的に許容される 担体を含有することを特徴とする医薬組成物。
〔2 3〕 タキキニン受容体拮抗剤である第 〔2 2〕 項記載の組成物。
〔2 4〕 サブスタンス P受容体拮抗剤である第 〔2 2〕 項記載の組成物。
〔2 5〕 サブスタンス P関連疾患の予防 ·治療剤である第 〔2 2〕 項記載の組成物。 〔2 6〕 排尿異常改善剤である第 〔2 2〕 項記載の組成物。
〔2 7〕 頻尿'尿失禁の予防 ·治療剤である第 (2 2〕 項記載の組成物。
〔2 8〕 喘息、 リューマチ関節炎、 変形性関節炎、 疼痛、 咳、 搔痒、 慢性閉塞性肺疾 患、 過敏性腸疾患、 嘔吐、 H I V感染症、 うつ病、 不安.神経症、 強迫神経症、 恐慌 性障害、 躁整病または精神***病の予防 ·治療剤である第 [ 2 2〕 項記載の組成物。
( 2 9〕第〔1〕項記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量と、糖尿病治療剤、
糖尿病性合併症治療剤、 抗高脂血剤、 降圧剤、 抗肥満剤、 利尿剤、 化学療法剤、 免疫 療法剤、 恶液質改善作用剤、 消炎剤、 糖化阻害剤、 神経再生促進薬、 抗うつ薬、 抗て んかん薬、抗不整脈薬、ァセチルコリン受容体リガント'、エンドセリン受容体拮抗薬、 乇ノアミン取り込み阻害薬、 インドールァミン取り込み阻害薬、 麻薬性鎮痛薬、 G A B A受容体作動薬、 G A B A取り込み阻害薬、 α 2受容体作動薬、 局所鎮痛薬、 プロ ティンキナーゼ C阻害剤、 抗不安薬、 ホスホジエステラーゼ阻害薬、 ドーパミン受容 体作動薬'拮抗薬、 セロトニン受容体作動薬 '拮抗薬、 セロ トニン取り込み阻害薬、 睡眠導入剤、抗コリン剤、 α 受容体遮断薬、筋弛緩薬、カリウムチャンネル開口薬、 カルシウムチャンネル遮断薬、 アルツハイマー病予防 ·治療薬、 パーキンソン病予 防 ·治療薬、 多発性硬化症予防 ·治療薬、 ヒスタミン^^受容体阻害薬、 プロトンポ ンプ阻害薬、抗血栓薬および Ν Κ— 2受容体アンタゴニストから成る群から選ばれる 1または 2種以上の薬物の有効量とを組み合わせてなる医薬。
〔3 0〕 哺乳動物に対して第 〔1〕 項記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量 を投与することを特徴とする頻尿■尿失禁の予防 ·治療方法。
〔3 1〕 第 〔1〕 項記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量を投与することを 特徴とする、 喘息、 リューマチ関節炎、 変形性関節炎、 疼痛、 咳、 搔痒、 慢性閉塞性 肺疾患、 過敏性腸疾患、 嘔吐、 H I V感染症、 うつ病、 不安 ·神経症、 強迫神経症、 恐慌性障害、 跺鬱病または精神***病の予防 ·治療方法。
〔3 2〕 哺乳動物に対して第 〔1〕 項記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量 と、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤、 化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、 抗うつ薬、 抗てんかん薬、 抗不整脈薬、 アセチルコリン受容体リガンド、 エンドセリ ン受容体拮抗薬、 モノアミン取り込み阻害薬、 ィンドールァミン取り込み阻害薬、 麻 薬性鎮痛薬、 G A B Α受容体作動薬、 G A B A取り込み阻害薬、 α 2受容体作動薬、 局所鎮痛薬、プロティンキナーゼ C阻害剤、抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、 ドーパミン受容体作動薬 ·拮抗薬、 セロトニン受容体作動薬 ·拮抗薬、 セロトニン取 り込み阻害薬、 睡眠導入剤、 抗コリン剤、 α ι受容体遮断薬、 筋弛緩薬、 カリウムチ
ヤンネル開口薬、 カルシウムチャンネル遮断薬、 アルツハイマー病予防 ·治療薬、 ノく 一キンソン病予防 ·治療薬、 多発性硬化症予防 ·治療薬、 ヒスタミン H i受容体阻害 薬、 プロトンポンプ阻害薬、 抗血栓薬および N K— 2受容体アンタゴニストから成る 群から選ばれる 1または 2種以上の薬物の有効量とを併用投与することを特徴とす る頻尿 ·尿失禁の予防 ·治療方法。
〔3 3〕 哺乳動物に対して第 〔1〕 項記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量 と、糖尿病治療剤、糖尿病性合併症治療剤、抗高脂血剤、降圧剤、抗肥満剤、利尿剤、 化学療法剤、免疫療法剤、悪液質改善作用剤、消炎剤、糖化阻害剤、神経再生促進薬、 抗うつ薬、 抗てんかん薬、 抗不整脈薬、 アセチルコリン受容体リガンド、 エンドセリ ン受容体拮抗薬、 モノアミン取り込み阻害薬、 ィンドールァミン取り込み阻害薬、 麻 薬性鎮痛薬、 G A B A受容体作動薬、 G A B A取り込み阻害薬、 α 2受容体作動薬、 局所鎮痛薬、プロティンキナ一ゼ C阻害剤、抗不安薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、 ドーパミン受容体作動薬 ·拮抗薬、 セロトニン受容体作動薬 ·拮抗薬、 セロトニン取 り込み阻害薬、 睡眠導入剤、 抗コリン剤、 α ι受容体遮断薬、 筋弛緩薬、 カリウムチ ヤンネル開口薬、 カルシウムチャンネル遮断薬、 アルツハイマー病予防 '治療薬、 パ 一キンソン病予防 '抬療薬、 多発性硬化症予防 ·治療薬、 ヒスタミン 1^受容体阻害 薬、 プロトンポンプ阻害薬、 抗血栓薬、 H I V感染症治療薬、 慢性閉塞性肺疾患治療 薬および N K— 2受容体アンタゴニストから成る群から選ばれる 1または 2種以上 の薬物の有効量とを併用投与することを特徴とする、 喘息、 リューマチ関節炎、 変形 性関節炎、疼痛、 咳、搔痒、慢性閉塞性肺疾患、過敏性腸疾患、 嘔吐、 うつ病、不安■ 神経症、 強迫神経症、 恐慌性障害、 躁鬱病または精神***病の予防 ·治療方法。 '
〔3 4〕 頻尿 ·尿失禁の予防 ·治療剤を製造するための第 〔1〕 項記載の化合物また はそのプロドラッグの使用。
〔3 5〕 喘息、 リューマチ関節炎、 変形性関節炎、 疼痛、 咳、 接痒、 慢性閉塞性肺疾 患、 過敏性腸疾患、 嘔吐、 H I V感染症、 うつ病、 不安 .神経症、 強迫神経症、 恐慌 性障害、 躁整病または精神***病の予防,治療剤を製造するための第 〔1〕 項記載の 化合物またはそのプロドラッグの使用等を提供する。
本発明の化合物(I)またはその塩には、シス, トランス異性体などの立体異性体、 ラセミ体の他、 R体及び S体などの光学活性体も含まれる。 また、 環の大きさによつ ては、 コンホメーシヨンによる異性体が生成する場合があるが、 このような異性体も 本発明の化合物 (I) またはその塩に含まれる。
発明の詳細な説明
A環は置換ピリジン環を示し、 窒素原子の位置は特に限定されない。
A環において、 ピリジン環に置換する置換基 (以下この置換基を R1とも言う) の 数は特に限定されず、 1〜 3個の置換が考えられ得るが、 特に一置換の場合が好まし い。 一置換の場合置換基 R1の位置は特に限定されないが、 ピリジン環の窒素原子の 隣りに箧換するのが好ましい。 より具体的には、 A環は、 例えば
または
R1の種類としては、 特に限定されないが、
(1)置換基を有していてもよい Ci— eアルキル基、 (2)置換基を有していてもよい C ぃ6アルコキシ基、 (3) 換基を有していてもよい C6_1Q7リールォキシ基、 (4) 置 换基を有していてもよい複素環ォキシ基、 (5) アルコキシ一カルボニル基、 (6) 置換基を有していてもよい — 6アルキルチオ基、 (7) 置換基を有していてもよい Ce —10ァリ一ルチオ基、 (8) 置換基を有していてもよい複素環チォ基、 (9) 置換基を有 していてもよい 。ァリール基、 (10) 置換基を有していてもよい複素環基、 (1
1) C】— βァシルォキシ基、 (12) ヒドロキシ基、 (13) ニトロ基、 (14) ハロゲン 原子、 (15) シァノ基、 (16) 置換基を有していてもよいアミノ基、 (17) 置換基 を有していてもよいアミジノ基、 (18) ォキシム基、 (19) カルボキシル基、 (20) 笸換基を有していてもよいァシル基、 (21) 置換基を有していてもよい力ルバモイル 基、 (22) 置換基を有していてもよいチォカルバモイル基、 (23) アルキルス ノレホニル基が好適である。
R1の具体例 (1) (23) 中に示された置換基の数は、 置換基が置換する対象 となる基に化学的に置換可能な数であれば特に限定されない力、 例えば、 1個〜 4個 であり、 1または 2個であるのが好ましい。
R R2、 R3および Rで示される — 6アルキル基としては、 例えば、 メチノレ、 ェチル、 プロピノレ、 イソプロピル、 ブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチノレ、 ぺ ンチル、 へキシルなどが用いられ、 なかでもメチル、 ェチル、 ブロピル、 イソプロピ ルなどの アルキル基が好ましく、 特にメチルが好適である。
R1で示される C^eアルキル基が有していてもよい置換基としては、 例えば、 ノヽ ロゲン原子、 ァミノ、 ニトロ、 モノ一またはジ一 6アルキルァミノ、 6アル キル一カルボニルォキシ、 シァノ、 ヒドロキシ、 ノ、ロゲン化されていてもよい C アルコキシ、 ァシル、 ァシルォキシ、 じ アルキノレスルホニル、 カノレボ キシル、 C】_6アルコキシ一カルボニル、 カノレバモイル、 モノーまたはジー C i— 6ァ ノレキル一力ルバモイル、 スルファモイル、 モノーまたはジ一 C ^6アルキルースルフ ァモイル、 C6_147リール、 5ないし 14員複素環基などが挙げられる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 ヨウ素原子が用いられ、 なかでもフッ素原子が好ましい。
モノーまたはジーじ卜 6アルキルァミノとしては、 例えば、 メチルァミノ、 ェチル ァミノ、 ジメチルァミノ、 ジェチルァミノなどが用いられ、 特にメチルァミノ、 ジメ チルァミノなどのモノーまたはジ一 C i _ 3アルキルァミノなどが好ましい。
C 6アルキル一カルボ-ルォキシとしては、 例えば、 メチルカルボニルォキシ、 ェチルカルボニルォキシ、 プロピルカルボニルォキシなどが用いられ、 なかでもメチ
ルカルポニルォキシ、 ェチルカルボニルォキシ、 プロピルカルボニルォキシなどの c アルキル一カルボニルォキシなどが好ましい。
パロゲン化されていてもよい C i _6アルコキシとしては、 例えぱ、 メ トキシ、 エト キシ、 プロポキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメ トキシ、 2 , 2 , 2—トリフルォロェ トキシなどが用いられ、 特にメ トキシ、 エトキシなどのじ, アルコキシなどが好ま しい。
じ! ァシルとしては、 例えば、 ホルミルおよび C 5アルキル一カルボニル (例 えば、 ァセチル、 プロピオニル) が用いられ、 なかでもホルミル、 ァセチル、 プロピ ォニルなどの C _ 3ァシルなどが好ましい。
Cぃ6ァシルォキシとしては、 例えば、 ホルミルォキシ、 ァセトキシ、 プロピオ二 ルォキシなどの C ! - sアルキル一カルボニルォキシが用いられ、 なかでもァセトキシ などの C i _ 3ァシルォキシなどが好ましい。
C卜6アルキルスルホニルとしては、 例えば、 メチルスルホニル、 ェチルスルホニ ル、 プロビルスルホニルなどが用いられ、 なかでもメチルスルホニル、 ェチルスルホ ニルなどの アルキルスルホニルなどが好ましい。
アルコキシ一カルボニルとしては、 例えば、 メ トキシカルボニル、 エトキシ カルボニル、 プロポキシカルボ-ルなどが用いられ、 なかでもメ トキシカルボニル、 エトキシカルボニルなどの〇ぃ3アルコキシ一力ルポニルなどが好ましい。
モノ一またはジ一じ】 アルキル一力ルバモイルとしては、 例えば、 メチルカルバ モイル、 ェチルカルバモイル、 プロピル力ルバモイル、 ジメチルカルパモイル、 ジェ チルカルバモイル、 ジブ口ピル力ルバモイルなどが用いられ、 メチルカルパモイル、 ェチルカルバモイル、 ジメチルカルバモイル、 ジェチルカルバモイルなどのモノもし くはジー〇, _ 3アルキル一力ルバモイルなどが好ましい。
モノーまたはジ一 アルキル一スルファモイルとしては、 例えば、 メチルスル ファモイル、 ェチノレスルファモイル、 プロピルスルファモイノレ、 ジメチルスノレファモ ィル、 ジェチルスルファモイル、 ジプロピルスルファモイルなどが用いられ、 メチル スルファモイノレ、 ェチルスルファモイル、 ジメチルスルファモイル、 ジェチルスルフ
ァモイルなどのモノもしくはジ一じ卜 3アルキル一スルファモイルなどが好ましい。 じ6 _ 1 4ァリールとしては、 例えば、 フエニル、 ナフチルなどが用いられる。
5ないし 1 4員複素環基としては、 例えば、 炭素原子以外に窒素原子、 酸素原子、 硫黄原子などから選ばれるヘテロ原子を 1ないし 4個、好ましくは 1または 2個有す る 5ないし 1 4員 (好ましくは、 5ないし 9員、 特に好ましくは 5または 6員) 複素 環基が用いられ、 なかでもチェニル (2—チェニル、 3—チェ二ル)、 フリル (2— フリル、 3—フリル)、 ピリジル ( 2—ピリジル、 3—ピリジル、 4一ピリジル)、 キ ノリル(2—キノリル、 3—キノリル、 4一キノリル、 5—キノリル、 8—キノリル)、 イソキノリル (1一^ Γソキノリル、 3—イソキノリル、 4一イソキノリル、 5—イソ キノリノレ)、 ビラジニル、 ピリ ミジニル ( 2—ピリ ミジニル、 4一ピリミジニル)、 ピ 口リル ( 3—ピロリル)、 イミダゾリル ( 2—イミダゾリノレ)、 ピリダジニノレ ( 3—ピ リダジニル)、 イソチアゾリル (3—イソチアゾリル)、 イソォキサゾリル (3—イソ ォキサゾリル)、 インドリル (1一^ Tンドリル、 2—^ Tンドリル、 3—インドリル)、 2 ^ンゾチアゾリル、 2—べンゾ [ b〕 チェニル、 3—^ ^ンゾ [ b ] チェニル、 2 一^ '、、ノリ [ b ] フラニル、 3—ベンゾ [ b ] フラエル等の芳香族複素環基、 例えばピ 口リジニル ( 1一ピロリジニル、 2—ピロリジニル、 3—ピロリジニル)、 イミダゾ リエル (2—イミダゾリエル、 4一イミダゾリエル)、 ビラゾリジニノレ (2—ビラゾ リジニル、 3—ビラゾリジ-ル、 4—ビラゾリジエル)、 ピペリジノ、 ピペリジル (2 ーピペリジル、 3—ピペリジル、 4ーピベリジル)、 ピペラジニル (1—ピペラジニ ル、 2—ビペラジニル)、 モルホリノ、 チオモルホリノ等の非芳香族複素環基などが 用いられる。
このうち、 2—チェニル、 3—チェニル、 2—ピリジル、 3—ピリジル、 4一ピリ ジル、 2—フリル、 3—フリル、 ピラジニル、 2—ピリ ミジニル、 3—ピロリル、 3 一ピリダジニル、 3—^ Tソチアゾリル、 3—イソォキサゾリル、 1一ピロリジニル、 2—ピロリジニル、 3—ピロリジニル、 2—イミダゾリニル、 4—イミダゾリニル、 2—ビラゾリジニル、 3—ビラゾリジニル、 4一ビラゾリジニル、 ピペリジノ、 2— ピぺリジル、 3―ピぺリジル、 一ピぺリジノレ、 1一ピペラジニル、 2一ピペラジニ
W
ル、 モルホリノ、 チオモルホリノなどの炭素原子以外に窒素原子、 硫黄原子及び酸素 原子から選ばれる 1ないし 3個のへテロ原子を含む 5又は 6員の複素環基などが好 ましい。 、
R 1で示される 0^ _6アルコキシ基としては、 例えば、 メトキシ、 エトキシ、 プロボ キシ、 ブトキシなどが用いられ、 特にメ トキシ、 エトキシ、 ブロポキシなどの 卜3 アルコキシ基などが好ましく、 特にメトキシが好ましい。
R 1で示される アルコキシ基が有していてもよい置換基としては、 例えば、 R 1 で示ざれるじ アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられろが、 特にカルボキシル、 エトキシカルボニル、 ピロリジニル、 ピリジル、 ハロゲンなどが好 ましい。
R 1で示される C 6 1 0ァリールォキシ基としては、 例えば、 フエニルォキシなどが用 いられる。
R 1で示される C 6 。ァリールォキシ基が有していてもよい置換基としては、 例えば、 R 1で示される 6ァルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられる 力、 置換基を有していてもよいァミノが好ましい。
置換基を有していてもよいァミノの置換基としてはメチルスルホニル、ェチルスルホ ニル、 プロピルスルホニルなどの — 6アルキルスルホニル基が挙げられるが、 メチル スノレホニ /レが好ましい。
R 1で示される複素環ォキシ基としては、 例えば、 炭素原子以外に窒素原子、 酸素原 子、硫黄原子などから選ばれるヘテロ原子を 1ないし 4個、 好ましくは 1または 2個有 する複素環部分を有する複素環ォキシ基が挙げられるが、 ピリジルォキシが好ましい。
R 1で示される複素環ォキシ基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R 1で示 される C i _ 6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 メチ ルなどの アルキル基などが好ましい。
R 1で示される , アルコキシ一カルボニル基としては、 例えば、 メ トキシカル ボニル、 エトキンカノレボニル、 プロポキシカルボニル、 プトキシカルボニル、 t e r t—ブトキシカルボニルなどが用いられ、 なかでもメ トキシカルボニル、 エトキシカ
ルボニル、 プロポキシカルボニルなどの C,_3アルコキシ一カルボニル基などが好ま しく、 特にメ トキシカルボニルなどが好ましい。
R 1で示される C — sアルキルチオ基としては、 例えば、 メチルチオ、 ェチルチオ、 ブロピルチオ、 イソプロピノレチォ、 ブチルチオ、 s e c—ブチルチオ、 t e r t—ブチ ルチオ、 ペンチルチオ、 へキシルチオなどが用いられ、 特にメチルチオ、 ェチルチオ、 プロビルチオ、 イソプロピルチオなどの アルキルチオ基が好ましく、 特にメチル チォが好適である。
R 1で示される C,— 6アルキルチオ基が有してレ、てもよい置換基としては、 例えば、 R 1で示される アルキノレ基及びその置換基として例示したもの、 ハロゲンなどが 挙げられるが、 カルパモイル、 モノーまたはジー アルキル一力ルバモイル、 ト リフルォロメチルなどが好ましい。
R 1で示される C 6_ 1 0ァリ一ルチオ基としては、 例えば、 フエ二ルチオなどが用いら れる。
R 1で示される C e— 1 0ァリ一ルチオ基が有していてもよい置換基としては、 例えば、 R 1で示される C , _βアルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられる 力 5、 カルボキシルが好ましい。
R 1で示される複素環チォ基としては、例えば、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、 硫黄原子などから選ばれるヘテロ原子を 1ないし 4個、好ましくは 1または 2個有する 複素環部分を有する複素環チォ基が挙げられるが、 ピリジルチオなどが用いられる。
R 1で示される複素環チォ基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R 1で示さ れる C , _ 6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 カルボ キシルが好ましい。
R 1で示される 。ァリール基としては、 例えば、 フエニル、 ナフチルなどが用い られる。
R 1で示される C 6_ 1 0ァリ一ル基が有していてもよい置換基としては、 例えば、 R 1 で示される C , - eアルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 メチル、 トリフルォロメチルなどのハロゲン化されていてもよい C —6アルキル、 メ ト
キシなどの アルコキシなどが好ましい。
R 1で示される複素環基としては、 例えば、 炭素原子以外に窒素原子、 酸素原子、 硫 黄原子などから選ばれるヘテロ原子を 1ないし 4個、好ましくは 1または 2個有する複 素環基が举げられるが、 ピリジル、 イミダゾリル、 テトラゾリル、 ピラゾリル、 トリア ゾリル、 チアノリル、 ォキサジァゾリル、 テトラヒドロトリアジニル、 ジォキサニル、 チアゾリルなどが用いられる。
R 1で示される複素環基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R 1で示される C,_6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 メチル、 ィ ソプロピルなどの アルキル、 フエニルメチル、 ヒドロキシカルボニル、 エトキシ カルボニルなどの アルコキシ一カルボニル、 トリクロロメチルなどのハロゲン化 じい 6アルキル、 ピロリジニル、 ォキソ、ベンズイミ ドイルァミノ (C 6H S C ( = NH) — NH―)、 ヒドロキシが好ましい。
R 1で示される — 6ァシルォキシ基としては、 例えば、 ホルミルォキシ、 ァセト キシ、 プロピオ-ルォキシなどの — 5ァシルォキシ基が用いられ、 なかでもホルミ ルォキシ、 ァセトキシ、 プロピオニルォキシなどの ァシルォキシなどが好まし い。
R 1で示されるハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素 原子が用いられ、 なかでもフッ素原子、 塩索原子などが好適である。
R 1で示される置換基を有していてもよいアミノ基としては、 例えば、 非置換のアミ ノ基、 一置換アミノ基、 二置換アミノ基が用いられ、 鎖状のものだけでなく環状アミノ 基も用いられる。
R 1で示される置換基を有していてもよい環状アミノ基としては、 例えば、 1個の窒 素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基が用いられ、 特に、 ピロリジノ、 ピペリジノ、 ピペラジノ、 モル ホリノなどが用いられ、 なかでもモルホリノが好ましい。
R 1で示される置換基を有していてもよいアミノ基の置換基としては、 例えば、 R 1 で示される C t 6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、
特に、 Ci_6アルキル、 シァノ Ci_6アルキル一カルボニル、 c e_ 1 0ァリールカルボ ニル、複素環カルボニル、 アルコキシ一カルボニル、 メ トキシメチルカルポニル などの Ci-eアルコキシ一 — βアルキル一カルボニル、 アルキルスルホニル、 C i_6ァシル、 置換基を有していてもよいアミノカルボニル、 置換基を有していてもよい 環状アミノカルボニル、 置換基を有していてもよいアミジノ、 置換基を有していてもよ いォキサジァゾリル、 C!— 6アルコキシ—カルボニル一 Ci— eアルキルが好ましい。
アルキルとしては、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ジメチル、 ジェチル、 ジプロ ピルなどが好ましく、 特に、 メチル、 ェチル、 ジメチル、 ジェチル、 プロピルなどのモ ノーもしくはジ一 アルキルが好ましく、 特にメチル、 ジメチルなどが好ましい。
— 6アルキル一カルボニルとしては、 メチルカルボニル、 ェチルカルボニル、 プロ ピルカルボニルが挙げられる。
C6_10ァリ一ノレカルボニルとしては、 フエニルカルボニルが挙げられる。
複素澴カルボ二 としては、 ピリジルカルボニルが挙げられる。
— 6アルコキシ一カルボニルとしては、 メ トキシカルボニル、 エトキシカルボ二 ル、プロポキシカノレボニル、 n—ブトキシカルボニル、 s e c—プトキシカルボニル、 t e r t—ブトキシカルボニル、 ペンチルォキシカルボニル、 へキシルォキシカルボ ニルなどが用いられ、 なかでもメ トキシカルボニル、 エトキシカルボニル、 プロポキ シカルボ二ノレ、 n—ブトキシカルボ二ノレ、 s e c—ブトキシカノレボニノレ、 t e r t— ブトキシカルボニルなどの C,_4アルコキシ一カルボニルなどが好ましい。
C 6アルキルスルホニルとしては、例えば、メチルスルホニノレ、ェチルスルホニノレ、 プロピルスルホニルなどの Ci_5アルキルスルホニルが用いられ、 なかでもメチルスル ホニル、 工チルスルホニルなどの C,_3アルキルスルホエルが好ましい。
ァシルとしては、 ホルミル、 ァセチル、 プロピオニルなどの ァシルが好 ましく、なかでもホルミノレ、ァセチル、プロピオニルなどの ァシルが好適である。 置換基を有していてもよいアミノカルボニルが置換したァミノ基としては、置換基を 有していてもよいウレイ ド基があり、 当該ウレイ ド基としては、 モノ一、 ジーまたはト リー C — 6アルキルウレイ ド基が用いられ、 N, 一メチルウレイ ド、 ' , N, ージ
メチルウレイ ド、 Ν, Ν' , Ν' —トリメチルウレイ ド、 N' —ェチルウレイ ド、 Ν' , Ν' ージェチルウレイ ド、 Ν, N' , N' —トリェチルウレイ ド、 N' —プロピルゥ レイ ド、 Ν' , Ν' —ジプロピルウレイ ド、 Ν, Ν' , N' 一トリプロピルウレイ ド、 N' —ブチルゥレイ ド、 Ν' , N' —ジブチルウレイ ド、 Ν, Ν' , N' —トリブチ ルゥレイ ドなどが好ましく、 なかでも、 N' —メチルウレイ ド、 N' , Ν* 一ジメチ ノレウレイド、 N' —ェチルゥレイ ド、 Ν' , N' —ジェチノレゥレイ ド、 N' 一プロピ ルゥレイ ド、 Ν' , Ν* 一ジブ口ピルウレイ ドなどのモノ一またはジ一C^sアルキ ルゥレイ ド基などが好適である。
置換基を有していてもよい環状ァミノカルボニルの置換基としては、 ァセチルが挙げ られる。
笸换基を有していてもよいアミジノの置換基としては、 ヒ ドロキシが挙げられる。 置换基を有していてもよいォキサジァゾリルの置換基としては、 メチル、 トリフルォ ロメチルが挙げられる。
アルコキシ一カルボ二ルー Ci-eアルキルとしては、 メ トキシカルボニルメ チル、 エトキシカルボニルメチル、 プロポキシカルボニルメチル、 n—ブトキシカル ボニルメチル、 s e c—ブトキシカルボニルメチル、 t e r t—ブトキシカルボニル メチル、 ペンチルォキシカルボニルメチル、 へキシルォキシカルボニルメチル、 メ ト キシカノレポ二ルェチノレ、 エトキシカルボニルェチル、 プロポキシカルボニルェチル、 n—ブトキシカルボニルェチル、 s e c—ブトキシカルボ二ルェチノレ、 t e r t—ブ トキシカルボニルェチル、 ペンチルォキシカルボニルェチル、 へキシルォキシカルボ ニルェチル、 メ トキシカルボニルプロピル、 エトキシカルポニルプロピル、 プロポキ シカルボニルプロピル、 p—ブトキシカルボニルプロピル、 s e c—ブトキシカルボ ニルプロピル、 t e r t—ブトキシカルボニルプロビル、 ペンチルォキシカルボ二ノレ プロピル、 へキシルォキシカルボニルプロピルなどが用いられ、 なかでもメ トキシカ ルボニルメチル、 エトキシカルボニルメチル、 プロポキシカルボニルメチル、 メ トキ シカルボニルェチル、 エトキシカルボニルェチル、 プロポキシカルボニルェチル、 メ トキシカルボニルプロピル、 エトキシカルボニルプロピル、 プロポキシカルボニルプ
口ピルなどの アルコキシ一カルボニル -C^aアルキルなどが好ましい。
R1で示されるアミジノ基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R1で示され るじ卜6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 ヒドロキ シ、 ァセトキシが好ましい。
R1で示されるォキシム基としては、 例えば、 ホルムアルデヒド ォキシムなどが用 いられる。
R1で示されるァシル基としては、 例えば、 ホルミルまたは Ci-Bアルキル一カルボ ニル基、 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子、 窒素原子または硫黄原子を 含んでいてもよい 5または 6員の環状ァミノ力ルボニル基などが用いられ、なかでも ホルミル、 ァセチル、 プロピオニルなどの C1-3ァシルなどが好ましい。
R1で示されるァシル基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R1で示される C,— eアルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 メトキシカ ルボニルなどの C i— eアルコキシ一カルボニルなどが好ましレ、。
じ アルキル一カルボ-ル基としては、 例えば、 ァセチル、 プロピオニルなどの Ci_5ァレキル—カルボニル基が用いられ、 なかでもァセチル、 プロピオニルなどの
C!― 3アルキル一カルボニル基などが好ましい。
1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子、窒素原子または硫黄原子を含んで いてもよい 5または 6員の環状アミノカルボニル基としては、 例えば、 (ピロリジン 一 1一ィル) カルボニル、 モルホリノカルボニル、 (イソチアゾリジン一 2—ィル) カルボニル、 チオモルホリノカルボニルなどが用いられる。
環状ァミノ力ルポ二ル基は他の環構造と縮合環を形成していてもよい。一緒に縮合 環を形成し得る環構造としては、 フヱニルなどの C^,。ァリール基が挙げられる。 環状アミノカルボ二ル基は置換基を有していてもよく、 当該置換基としては、 例え ば、 R 1で示される C i _ eアルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げら れるが、 メチルなどの アルキル、 ォキソ、 ヒドロキシ、 t e r t—ブトキシカル ボニル、 メトキシカルボニルなどの アルコキシ一カルポニルなどが好ましい。
R1で示されるカルパモイル基が有していてもよい箧换基としては、例えば、 R1で示
される C , _ 6アルキル基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、特に、 C — 5アルキル、 シクロペンチル、 シクロへキシルなどの C5_8シクロアルキル、 メ ト キシなどのじぃ6アルコキシ、 カルボキシメチルなどのカルボキシじ アルキル、 ホ ルミル、 フエニル、 ベンジル、 ヒドロキシェチルなどのヒドロキシ アルキルが好 ましい。
6アルキルとしては、 例えば、 メチル、 ェチノレ、 ブロピル、 イソプロピノレ、 t e r t一プチル、 ジメチル、 ジェチル、 ジブ口ピルなどが好ましく、 特に、 メチル、 ェチ ル、 ジメチル、 ジェチルなどのモノもしくはジー アルキルが好適である。
R1で示されるチォカルバモイル基が有していてもよい置換基としては、例えば、 R1 で示される アルキノレ基及びその置換基として例示したものなどが挙げられるが、 特に、 メチル、 ェチル、 イソプロピルなどの アルキルなどが好ましい。
R1で示される — 6アルキルスルホニル基としては、例えば、メチルスルホニル、 ェチルスルホニル、プロピルスルホニルなどが用いられ、なかでもメチルスルホニル、 ェチルスルホエルなどの Cい 3アルキルスルホニル基などが好ましい。
R1で示される置換基を有していてもよいアミジノ基の置換基としては、メ トキシ、 ヒ ドロキシ、 置換基を有していてもよいァミノ、 1, 3—ジヒ ドロキシァセトイミノ が挙げられる。
置換基を有していてもよいァミノの置換基としては、 メチル、 t e r t—ブトキシカ ルボニルが挙げられる。
R1が、 (1) ヒドロキシ基、 ハロゲン原子またはシァノ基で置換されていてもよい C ,— 6アルキル基、 (2) 複素環ォキシ基、 (3) ハロゲン原子、 (4) シァノ基、 (5) モ ノーまたはジー Ci_6アルキル力ルバモイル基、 (6) 1個の窒素原子および炭素原子以 外に酸素原子、窆素原子または硫黄原子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ カルボニル基、 (7) Ct-6アルキル—カルボ-ルァミノ基、 (8) 複素環カルボニルァ ミノ基または (9) 複素環基である場合が好ましい。
R1が、 (1) 置換基を有していてもよい アルキル基、 (2) ハロゲン化されて いてもよいじ 6アルコキシ基、 (3) — 6アルコキシ—カルボニル基、 (4) ハロゲ
ン化されていてもよい — 6アルキルチオ基、 (5) C6_107リール基、 (6) 6ァ シノレアミノ基、 (7) Ci-eァシルォキシ基、 (8) ヒドロキシ基、 (9) ニトロ基、 (1 0) ハロゲン原子、 (1 1) シァノ基、 (12) アミノ基、 (13) モノーまたはジー —6アルキルアミノ基、 (14) 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒 素原子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基、 (15) C1-6アルキル一スル ホエルアミノ基、 46) カルボキシル基、 17) アルキル一カルボニル基、 i
8) ホルミル基、 (19) 力ルバモイル基、 (20) モノーまたはジ一 C】_6アルキル力 ノレバモイル基、 (21) アルキルスルホニル基、 (22) モノ一、 ジ一またはトリ 一 — 6アルキルウレィド基、(23) C1-6アルコキシ一カルボニルァミノ基または(2 4) C,_6アルコキシ一カルボ二ルー アルキルアミノ基である場合もまた好まし レ、。
R 2および Rで示されるハロゲン化されていてもよい C — 6アルキル基が有してい てもよいハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子が用 レ.、られる。
R2およぴ Rで示されるハロゲン化されていてもよい〇ぃ6アルキル基としては、 1ないし 3個のハロゲン原子で置換されていてもよい d— eアルキル基が用いられ、 具体的には、 メチル、 ェチル、 プロピル、 t e r tーブチル、 トリフルォロメチルな どの 1ないし 3個のフッ素原子で置換されていてもよい 3ァルキル基などが好ま しい。
R2および Rで示されるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 ヨウ素原子が用いられ、 なかでもフッ素原子などが好適である。
Rで示されるハロゲン化されていてもよい d— 6アルコキシ基としては、 1ないし 3個のハロゲン原子で置換されていてもよい d— eアルコキシ基が用いられ、例えば、 メ トキシ、 エトキシ、 プロボシキ、 ブトキシ、 トリフルォロメ トキシ、 2, 2, 2— トリフルォロエトキンなどが用いられ、 なかでもメ トキシ、 エトキシ、 プロボシキ、 トリフノレオロメ トキシなどのハロゲン化されていてもよい アルコキシ基などが 好ましい。
W
Rで示されるハロゲン化されていてもよい C卜6アルコキシ基が有していてもよい ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 ョゥ素原子が用いられる。
R1としては、 以下の (A) 〜 (F) なども好ましい。
(A) C — eアルキル基、 じい 6アルコキシ基、 Ci— 6アルコキシ一カルボニル基、 C 卜 6アルキルチオ基、 C6— ,。ァリール基、 βァシルァミノ基、 6ァシルォキ シ基、 ヒ ドロキシ基、 ニトロ基、 ハロゲン原子、 シァノ基、 アミノ基、 モノ一または ジー — βアルキルアミノ基、 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子または 窒素原子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基、 C,_6アルキルースルホ -ルァミノ基、 Cぃ6アルキル—カルボニル基、 力ルバモイル基、 モノーまたはジ— Ci_6アルキルカルパモイル基、 6アルキルスルホニル基、 モノー、 ジ一または トリー C! アルキルウレイド基、 C〗— 6アルコキシ—カルボニルァミノ基、 d_6 アルコキシ一カルボ二ルー C アルキルアミノ基。 特に アルキル基、 シァノ 基。
(B) 6アルキル基、 6アルコキシ基、 Ci— 6アルコキシ一カルボニル基、 C アルキルチオ基、 ハロゲン原子、 シァノ基、 アミノ基、 モノーまたはジ一 アルキルァミノ基、 1個の窆素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を 含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基。 特に C,_6アルキル基。
(C) — 3アルキル基 (例、 メチル)、 C,— 3アルコキシ基 (例、 メ トキシ)、 C,_ 3アルコキシ一カルボニル基(例、メ トキシカルボ二ル)、 d_3アルキルチオ基(例、 メチルチオ)、 ハロゲン原子 (例、 フッ素原子、 塩素原子)、 シァノ基、 アミノ基、 モ ノーまたはジー 一 3アルキルアミノ基 (例、 メチルァミノ、 ジメチルァミノ)、 1個 の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよい 5ま たは 6員の環状アミノ基 (例、 モルホリノ)。 特に C】_3アルキル基、 シァノ基。
(D) メチルなどの C,_3アルキル基、 メ トキシ、メ トキシカルボニル、 メチルチオ、 ハロゲン原子 (特に、 塩素原子)、 シァノ、 ジメチルァミノ、 モルホリノ。 特にシァ ノ。
(E) メチルなどの アルキル基、 シァノ。
(F) メチル、 シァノ。 特に、 シァノ。
R2としては、 水素原子、 フッ素原子などのハロゲン原子、 メチル、 ェチル、 プロ ビル、 イソプロピルなどの C^ 3アルキル基などが好ましく、 なかでも水素原子、 フ ッ素原子などのハロゲン原子、 メチルが好ましく、 特に水素原子またはフッ素原子が 好適である。 さらには、 R1がメチルの場合、 R2としてフッ素原子が、 R1がシァノ の場合、 R2として水素原子が好ましい。
R3としては、 水素原子またはメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピルなどの _3アルキル基が好ましく、 特にメチルなどの〇卜3アルキル基が好ましい。
また、 R 3が 配位である場合が好ましい。 この場合、 一般式 (I) は、 式
(la)
〔式中、 R 1 'は上で定義した R 1と同意義を、その他の各記号は前記と同意義を示す。〕 で表される。
A' 環はピリジン環を示し、 窒素原子の位置は特に限定されない。
A' 環に置換する R
1'の位置は特に限定されないが、ピリジン環の窒素原子の隣り に置換するのが好ましい。 より具体的には、
としては、 例えば、
などが用いられ、 なかでも
が好適である。
Rとしては、 水素原子、 メチル、 ェチル、 プロビル、 トリフルォロメチルなどの 1 ないし 3個ハロゲン原子 (特に、 フッ素原子) で置換されていてもよい C,— 3アルキ ル基などが好ましく、 特にメチルまたはトリフルォロメチルが好適である。
pは 0ないし 3の整数を示し、 フヱニル基に Rが 0ないし 3個置換していてもよい ことを示す。 pとしては、 2が好ましい。
Rの置換の位置は特に限定されないが、 例えば、 pが 2のときは、 フエニル基の 3 位および 5位が好ましい。
〔式中、 R 4、 R 5および R 6は同一または異なって水素原子、 ハロゲン化されていて
もよい C,_eアルキル基, ハロゲン化されていてもよい アルコキシ基、 シァノ 基、 またはヒ ドロキシ基を示す。〕 で表される基が用いられ、 なかでも式
〔式中、 R4および R5は前記と同意義を示す。〕 で表される基が好ましく、 特に式
[式中、 R4および R5は前記と同意義を示す。〕 で表される基が好適である。 , R4、 Rsおよび Rsで示される — βアルキル基としては、 例えば、 メチル、 ェチ ノレ、 プロピノレ、 イソプロピノレ、 ブチゾレ、 s e c—プチル、 t e r t—ブチノレ、 ペンチ ノレ、 へキシルなどが用いられ、 なかでもメチル、 工チル、 プロピル、 イソプロピルな どの C! 3アルキル基が好ましく、 特にメチルが好適である。
R\ R 5および R 5で示される — 6アルキル基が有していてもよいハロゲン原子 としては、 フッ素原子、 埴素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子が用いられる。
R4、 Rsおよび Reで示されるハロゲン化されていてもよい アルキノレ基とし ては、 1ないし 3個のハロゲン原子 (例、 フッ素原子) で置換されていてもよい _6アルキル基が用いられ、 具体的には、 メチル、 ェチル、 プロピル、 トリフルォロメ チルなどの 1ないし 3個のハロゲン原子 (例、 フッ素原子) で置換されていてもよい アルキル基などが好ましく、 特にメチル、 トリフルォロメチルなどのフッ素原 子で置換されていてもよい Ci 3アルキル基が好ましい。
R4, R5および R6で示される アルコキシ基としては、 例えば、 メ トキシ、 エトキシ、 プロピルォキシ、 イソプロピルォキシ、 ブチルォキシ、 s e c—ブチルォ キシ、 t e r tーブチルォキシ、 ペンチルォキシ、 へキシルォキシなどが用いられ、
なかでもメ トキシ、 エトキシ、 プロピルォキシ、 イソプロピルォキシなどの ァ ルコキシ基が好ましく、 特にメ トキシが好適である。
R\ R 5および R 6で示される C i— sアルコキシ基が有していてもよいハロゲン原 子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子が用いられる。
R4、 Rsおよび R6で示されるハロゲン化されていてもよい d 6アルコキシ基と しては、 1ないし 3個のハロゲン原子で置換されていてもよい アルコキシ基が 用いられ、 具体的には、 メ トキシ、 エトキシ、 ブロピルォキシ、 トリフノレオロメ トキ シなどの 1ないし 3個フッ素原子で置換されていてもよい C , 3アルコキシ基などが 好ましい。
R\ Rsおよび R6としては、 水素原子、 1ないし 3個のハロゲン原子 (例、 フシ 素原子) で置換されていてもよい C,_3アルコキシ基などが好ましく、 なかでも 1な いし 3個のハロゲン原子 (例、 フッ素原子) で置換されていてもよいじ, アルコキ シ基が好ましく、 特にメ トキシ、 トリフルォロメ トキシなどのフッ素原子で置換され ていてもよい Cい 3アルコキシ基が好ましい。
mとしては、 1または 2が好ましく、 特に 1が好適である。
nとしては、 2が好ましい。
本発明の化合物 (I) としては、 具体的には、 式
〔式中、 A' 環はピリジン環を、 R1'は前記と同意義を、 R2'は水素原子、 ハロゲン 原子または d— 3アルキル基を、 R3'は アルキル基を、 R4'および R5'は同一 または異なってハロゲン化されていてもよい C,_3アルキル基を示す。〕で表される化
合物などが好ましい。
なかでも、 A' 環がピリジン環を、 R1'カ (1) ヒ ドロキシ基、 ハロゲン原子また はシァノ基で ¾换されていてもよい アルキル基、 (2) 複素漯ォキシ基、 (3) ハロゲン原子、 (4) シァノ基、 (5) モノ一またはジー アルキルカルパモィル 基、 (6) 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子、 窒素原子または硫黄原子 を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノカルボニル基、 (7) — 6アルキル一 カルボニルァミノ基、 (8) 複素環カルボニルァミノ基または (9) 複素環基を示す 化合物 ( I ') が好ましい。
さらに、 A, 環がピリジン環を、 R1'カ (1) じ アルキル基、 (2) 3アル コキシ基、 (3) Cい 3アルコキシ一カルボニル基、 (4) アルキルチオ基、 (5) ハロゲン原子、 (6) シァノ基、 (7) アミノ基、 (8) モノ一またはジー Cぃ3アルキ ルァミノ基または (9) 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原 子を含んでいてもよい 5または 6員の環状アミノ基を、 R2'が水素原子、ハロゲン原 子またはじ,_3アルキル基を、 R 3'が 3アルキル基を、 R4 'および R5'が同一ま たは異なってハロゲン化されていてもよい — 3アルキル基を示す化合物 (1 ' ) 力 S 好ましい。
R2'、 R3'、 R4'および R5'で示される アルキル基としては、 例えば、 メ チル、 ェチル、 ブロピル、 イソプロピルが用いられ、 なかでもシァノが好ましい。
R4'および Rs'で示されるじ 3アルキル基が有していてもよいハロゲン原子と しては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子が用いられる。
R4'および R5'で示されるハロゲン化されていてもよい C,_3アルキル基として は、 1ないし 3個のハロゲン原子で置換されていてもよい C,—3アルキル基が用いら れ、 具体的には、 メチル、 ェチル、 プロピル、 小リフルォロメチルなどの 1ないし 3 個フッ素原子で置換されていてもよい C i— 3アルキル基などが好ましい。
R2'で示されるハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素 原子が用いられ、 なかでもフッ素原子などが好適である。
R1' としては、 メチル、 メ トキシ、 メ トキシカルボニル、 メチルチオ、 ハロゲン原
W
子 (特に、 塩素原子)、 シァノ、 ジメチルァミノ、 モルホリノなどが好ましく、 なか でもメチル、 シァノなどが好ましく、 特にシァ /が好適である。
R2' としては、 水素原子、 フッ素原子などのハロゲン原子、 メチル基などが好まし く、 特に水素原子、 フッ素原子が好ましい。 さらには、 R1'がメチルの場合、 R2' としてフッ素原子が、 R1'がシァノの場合、 R2' として水素原子が好ましい。
R3'は 配位である場合が好ましい。 この場合、 一般式 ( ) は、 式
〔式中、 各記号は前記と同意義を示す。〕 で表される。
R3' としては、 メチルが好ましい。
R4'および R5' としては、 1ないし 3個のハロゲン原子 (例、 フッ素原子) で置 換されていてもよい アルキル基などが好ましく、 特にトリフルォロメチルなど が好ましい。
具体的には、 本発明の化合物 (I) としては、 後述する実施例 1〜199の化合物 が挙げられ、 なかでも
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2—クロ 口一 9—メチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2. 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 1 1)、
(a R, 9R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2, 9— ジメチル一5—フエ二ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジ ァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 1 2)、
(a R, 9 R) ー7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9ーメチ ルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13— ^ ^キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルポ-トリル (実施例 13)、
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ 口一 5— (4—フノレオロフェニノレ) 一 9—メチノレー 8, 9, 10, 1 1-テトラヒ ド ロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , 7] ナフチリジン一 6 , 1 3 ージオン (実施例 25)、
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 5— ( 4 —フノレオロフェニノレ) 一 2, 9—ジメチノレ一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジォ ン (実施例 26)、
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — (4—フ ノレオロフェニル ) 一 9—メチノレ一 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3一^ >キサヒ ドロー 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリ ジン一 2—カルボ二トリル (実施例 27)、
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4一フルオロフヱニル) -2, 9—ジメチル一 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾ シノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 29)、 (a R, 4 R) 一 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 4, 9 - ジメチルー 1 3-フエ二ルー 3. 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァ ゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン (実施例 32)、
(a R, 4 R) — 2— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 13— (4 —フルオロフェニル) 一 4, 9一ジメチルー 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 2H—
[1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン (実 施例 34)、
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N, N,
9一トリメチノレ一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 11, 1 3 ■キサヒ ドロー 7H— [1, .4] ジァゾシノ [2, 1 - g] - 1, 7—ナフチリ ジン一 2—カルボキサミ ド (実施例 50)、
(a R, 9 R) - 7 - [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ル— 5—フエ-ルー 2— (1, 3—チアゾリジン一 3—ィルカルボニル) 一8 , 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] — 1, 7— ナフチリジン一 6, 13—ジオン (実施例 63)、
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5—フエ-ル一 2— (ピリジン一 3—ィルォキシ) 一8, 9, 10, 1 1ーテト ラヒ ドロ一 7H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1 ~g] - 1, 7—ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン (実施例 79)、
N- [( a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] - 9 —メチノレー 6, 13-ジォキソ一5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 11, 13—へ キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] - 1 , 7—ナフチリジン一 2—ィル] ニコチンアミ ド (実施例 85)、
N— [(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9 —メチノレ一 6, 1 3—ジォキソー 5—フエ二ノレ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] — 1, 7—ナフチリジン一 2—ィル〕 ァセトアミ ド (実施例 87)、
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5—フエニル一 2— (1 H—テトラゾ一ルー 5—ィル) 一 8, 9, 10, 1 1— テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] -1, 7—ナフチリジン —6, 13—ジオン (実施例 95)、
[(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メ チ/レー 6, 13—ジォキソ一 5-フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 11, 13—^ "キサ ヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] - 1 , 7—ナフチリジン一 2— ィル] ァセトニトリル (実施例 124)、
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2— (フ ノレオロメチル) 一 9ーメチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] -1, 7—ナフチリジン一 6, 13—ジ オン (実施例 1 25)、
(a R, 9 R) —9ーメチルー 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベン ジル] —6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一^ ^キ サヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1 , 7] ナフチリジン一 2 一カルボ二トリノレ (実施例 144)、
( a R, 9 R) 一 5— (4—フルオロフェニル) 一9一メチル一7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベンジル] —6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [l , 7] ナフチリジン一 2—力ルポ二トリル (実施例 175)、
(a R, 9 R)— 2—クロロー 5— (4—フルオロフェニル) - 9—メチルー 7— [3 ーメチノレー 5— (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] —8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン (実施例 176)、
またはその塩などが好適である。
本発明の化合物 (I) の塩としては、 例えば金属塩、 アンモニゥム塩、 有 ¾¾¾基と の塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は ァミノ酸との塩等が挙げられる。 金属塩の好適な例としては、 例えばナトリゥム塩、 力リゥム塩等のアルカリ金属塩; カルシウム塩、 マグネシウム塩、 バリウム塩等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム 塩等が挙げられる。 有機塩基との塩の好適な例としては、 例えばトリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ピリジン、 ピコリン、 2, 6—ルチジン、 エタノールァミン、 ジ エタノールァミン、 トリエタノーノレアミン、 シクロへキシルァミン、 ジシクロへキシ ルァミン、 N, N'—ジベンジルエチレンジァミン等との塩が挙げられる。 無機酸と の塩の好適な例としては、 例えば塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸等との塩が 挙げられる。 有機酸との塩の好適な例としては、 例えばギ酸、 酢酸、 トリフノレオ口酢
酸、 フタル酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレイン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リ ンゴ酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 p—トルエンスルホン酸等との塩 が挙げられる。 塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、 例えばアルギニン、 リジ ン、 オルェチン等との塩が挙げられ、 酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、 例え ばァスパラギン酸、 グルタミン酸等との塩が挙げられる。
このうち、 薬学的に許容し得る塩が好ましい。 例えば、 化合物內に酸性官能基を有 する場合にはアルカリ金属斑 (例、 ナトリウム塩、 カリウム塩等)、 アルカリ土類金 属塩 (例、 カルシウム塩、 マグネシウム塩、 バリウム塩等) 等の無機塩、 アンモニゥ ム塩等、また、化合物內に塩基性官能基を有する場合には、例えば塩酸、臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸等無機酸との塩、 又は酢酸、 フタル酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒 石酸、 マレイン酸、 クェン酸、 コハク酸、 メタンスルホン酸、 p—トルエンスルホン 酸等の有機酸との塩が挙げられる。
本発明の化合物 ( I ) またはその塩 (以下、 本発明の化合物 (I ) と略記すろ場合 がある) のプロドラッグは、 生体內における生理条件下で酵素や胃酸等による反応に より本発明の化合物 (I ) に変換する化合物、 すなわち酵素的に酸化、 還元、 加水分 解等を起こして本発明の化合物 (1〉 に変化する化合物、 胃酸等により加水分解等を 起こして本発明の化合物 (I ) に変化する化合物をいう。
本発明の化合物 (I ) のプロドラッグとしては、 本発明の化合物 (I ) のァミノ基 がァシル化、 アルキル化、 リン酸化された化合物 (例えば、 本発明の化合物 (I ) の ァミノ基がエイコサノィル化、 ァラエル化、 ペンチルァミノカルボニル化、 (5—メ チル一 2—ォキソ一 1 , 3—ジォキソレン一 4一ィル) メ トキシカルボニル化、 テト ラヒ ドロフラ -ル化、 ピロリジルメチル化、 ビバロイルォキシメチル化、 tert—ブチ ル化された化合物等) ;本発明の化合物 (I ) の水酸基がァシル化、 アルキル化、 リ ン酸化、 ホウ酸化された化合物 (例えば、 本発明の化合物 (I ) の水酸基がァセチル 化、 パルミ トイル化、 プロパノィル化、 ビバロイル化、 スクシ二ル化、 フマリル化、 ァラニル化、 ジメチルァミノメチルカルボニル化された化合物等) ;本発明の化合物 ( I ) のカルボキシ基がエステル化、 アミド化された化合物 (例えば、 本発明の化合
物 (I ) のカルボキシ基がェチルエステル化、 フエニルエステル化、 カルボキシメチ ルエステル化、 ジメチルァミノメチルエステル化、 ビバロイルォキシメチルエステル 化、 エトキシカルボニルォキシェチル ステル化、 フタリジルエステル化、 (5—メ チノレー 2—ォキソ一 1 , 3—ジォキソレン一 4一ィル) メチルエステル化、 シクロへ キシルォキシカルボニルェチルエステル化、 メチルアミ ド化された化合物等) ;等が 挙げられる。 これらの化合物は自体公知の方法によって本発明の化合物 (I ) から製 造することができる。
また、 本発明の化合物 ( I ) のプロドラッグは、 広川書店 1 9 9 0年刊 「医薬品の 開発」第 7卷分子設計 1 6 3頁から 1 9 8頁に記載されているような生理的条件で本 発明の化合物 (I ) に変化するものであってもよい。
本発明の化合物 (I ) またはその塩は、 自体公知の方法、 例えば、 特開平 9— 2 6 3 5 8 5号公報 (E P— A— 7 3 3 6 3 2 ) に記載の製造法に従って製造することが できる。 例えば、 本発明の化合物 (I ) またはその塩は、 式
〔式中、 Lは脱離基、 その他の記号は前記と同意義を示す〕 で表される化合物または その塩を環化反応に付し、 閉環させることによって製造することができる (A法)。
Lで示される脱離基としては、 例えば、 ハロゲン原子 (例えば、 塩素原子、 臭素原 子、 ヨウ素原子など) または置換スルホニルォキシ基 (例えば、 メタンスルホニルォ キシ、 エタンスノレホュルォキシ、 トリフルォロメタンスルホニルォキシなどの置換さ れていてもよい C t— 6アルキルスルホニルォキシ基;ベンゼンスルホニルォキシ、 p ―トルエンスルホニルォキシなどの C 6_ 1 4ァリールスルホ-ルォキシ基など) など
が用いられる。
化合物 (Π) は遊離の化合物として用いてもよいが、 その塩 (例えばリチウム、 ナ トリウム、カリゥムなどのようなアルカリ金属塩など)の形態で反応に供してもよい。 反応は、 通常、 反応に不活性な溶媒中で行われる。 溶媒としては、 例えば、 ベンゼ ン、 トルエンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭 化水素類;ァセトニトリルなどの二トリノレ類;ジメ トキシェタン、テトラヒドロフラ ンなどのエーテル類;ジメチルホルムアミ ド、 ジメチノレスルホキシド、 へキサメチル ホスホロアミ ドなどの非プロトン性極性溶媒などが好ましく用いられる。
塩基を添加することによって反応を有利に進めることができる。 このような塩基と しては、 例えば、 無機塩基 (水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムなどのアルカリ金属 水酸化物、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、 炭酸ナトリゥム、 炭酸カリゥムなどのアルカリ金属炭酸塩、 水素化ナトリウム、 水素 化カリゥムなどのアルカリ金属水素化物、ナトリゥムアミ ド、ナトリゥムメ トキシド、 ナトリゥムェトキシド、 ナトリウム tーブトキシド、 カリウム t—ブトキシドなどの アルコキシドなど)、 有機塩基 (トリメチルァミン、 トリエチノレアミン、 ジイソプロ ビルェチルァミンなどのァミン類、 ピリジンなどの環状ァミンなど) が好適である。 なお、 前記環化反応では、 塩基を使用する代りに、 化合物 (II) を塩基との塩 (例 えば、前記アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩など)に変換して反応させてもよい。 塩基の量は、 用いられる化合物 (II) および溶媒の種類、 その他の反応条件により異 なり、 通常、 化合物 (II) 1モルに対して約 1〜約 1 0モル、 好ましくは約 1〜約 5 モル程度である。
反応温度は、例えば、約— 5 O 〜約 2 0 01C、好ましくは約— 2 0で〜約 1 5 0 °C 程度の範囲であり、 反応時間は化合物 (Π) の種類またはその塩の種類、 反応温度な どによって異なり、 例えば、 約 1〜約 7 2時間、 好ましくは約 1〜約 2 4時間程度で ある。
また、 本発明の化合物 ( I ) またはその塩は、 式
〔式中、 各記号は前記と同意義を示す〕 で表される化合物またはその塩を活性化剤の 存在下、 求核反応に付すことによつても製造することができる (B法)。
化合物 (ΠΙ) またはその塩は、 それ自体公知の方法、 例えば、 特開平 1 0— 1 0 9 9 8 9号公報に記載の方法に準じて製造することができる。
求核反応は、 公知の種々の方法によって行うことができ、 例えば活性化剤の存在下 必要に応じて種々の求核試薬を用いる方法が好ましいが、 場合によっては、 活性化剤 そのものが求核剤としても働くことがある。
使用される活性化剤としては、 例えば、 塩化メタンスルホニル、 塩化工タンスルホ ニル、 塩化ベンゼンスルホニル、 塩化トルエンスルホニル、 塩化べンゾィル、 無水酢 酸、 クロ口炭酸メチル、 クロ口炭酸イソブチル、 ジメチルカルバモイルク口リ ド、 ジ ェチルカルバモイルクロリ ド、 ォキシ塩化リン、 トリメチルシリル二トリル、 ジメチ ル硫酸、 シァノホスホン酸ジェチルなどが用いられる。
求核試薬としては、 例えば、 シアン化カリウム、 グリニャール試薬などの炭素求核 剤;ナトリゥムメ トキシド、ナトリゥムエトキシドなどのアルコキシド等が用いられ、 必要に応じ活性化剤と共に用いることができる。
反応条件 (溶媒、 温度、 時間など) は用いる活性化剤および求核試薬の種類によつ て異なる。例えば、反応は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われる。溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 ト A cンなどの炭化水素類、 ジクロロメタン、 クロ口ホルムなど のハロゲン化炭化水 類、 ァセトニトリルなどの二トリル類、 ジメ トキシェタン、 テ トラヒドロフランなどのェ一テル類、 メタノール、 エタノールなどのアルコール類、 ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシド、 へキサメチルホスホロア? ドなどの
非プロ トン性極性溶媒、 水あるいは.それらの混合物が挙げられる。
塩基を添加することによって反応を有利に進めることができる。 このような塩基と しては、 例えば、 無機塩基 (水酸化ナトリゥム、 水酸化力リゥムなどのアル力リ金属 水酸化物、 炭酸水索ナトリウム、 炭酸水素カリウムなどのアルカリ金厲炭酸水素塩、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムなどのアルカリ金厲炭酸塩、 ナトリウムメ トキシド、 ナトリウムエトキシドなどのアルコキシドなど)、 有機塩基 (トリメチルァミン、 ト リエチルァミン、 ジイソプロピルェチルァミンなどのアミン類、 ピリジンな 'の環状 ァミンなど) が好適である。
活性化剤、求核剤および塩基の量は、溶媒の種類、その他の反応条件により異なり、 通常、 化合物 (III) 1モルに対してそれぞれ約 1〜杓 1 0モル、 好ましくは約 1 ~ 約 5モル程度である。
反応温度は、例えば、約一 5 0で〜約 2 0 0で、好ましくは約— 2 0 ^〜約1 5 0 ^ 程度の範囲であり、 反応時間は化合物 (ΠΙ) の種類またはその塩の種類、 反応温度 などによって異なり、 例えば、 約 1〜約 7 2時間、 好ましくは約 1〜約 2 4時間程度 である。
さらに、 本発明の化合物 (I ) またはその塩は、 式
〔式中、 R 1 'はハロゲン原子を、 その他各記号は前記と同意義を示す〕 で表される化 合物を置換反応に付すことによつても製造することができる (C法)。
化合物 (IV) は、 前記 A法、 B法あるいはこれらに準ずる方法により製造すること ができる。
R 1 'で示されるハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子などが用
いられる。
置換反応は、 公知の種々の方法によって行うことができ、 例えば種々の求核試薬を 用いる方法が好ましく、 必要に応じ遷移金属触媒を用いることができる。
求核試薬としては、 例えば、 シアン化カリウム、 シアン化亜口、、 グリニャール試薬 (例、 メチルマグネシウムブロミドなど)、 有機亜鈴試薬、 有機ホウ素試薬 (例、 メ チルボ口ン酸、 フヱ二ルポ口ン酸など)、 有機スズ試薬などの炭素求核剤;メタノ一 ル、 エタノール、 ピリジルメタノールなどの置換されていてもよいアルキルアルコー ル類;フエノール、 ピリジノールなどの芳香環アルコール類;メチ^^メルカブタン、 チォフエノール、 メルカプトピリジンなどのチオール類;ナトリゥムメトキシド、 ナ トリゥムェトキシドなどのアルコキシド類;ナトリゥムフエノキシドなどの芳香環 アルコキシド類;ナトリゥムチオメ トキシド、ナトリゥムチォエトキシドなどのチォ アルコキシド類; メチルァミン、 ジメチルァミン、 ェチルァミン、 モルホリン、 ベン ジルァミンなどのアミン類;イミダゾ一ル、 ビラゾール、 トリアゾール、 テトラゾー ルなどの含窆素複素環等が用いられる。
求核試薬の使用量はその種類により異なり、 通常、 化合物 (IV) 1モルに対して 1 モル以上、 好ましくは約 1〜約 5モル程度であるが、 場合によって溶媒として用いる ことも出来る。
遷移金厲触媒としては、例えば、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、テトラキス (ト リフエニルホスフィン)パラジウムなどのパラジウム触媒;塩化ニッケルなどのニッ ケル触媒等が用いられ、 必要に応じてトリフヱニルホスフィン、 1 , 1 ' —ビス (ジ フエニルホスフイノ) フエ口セン (d p p f ) などの有機リン試薬を用いることがで きる。
触媒の使用量は触媒の種類により異なり、 通常、 化合物 (IV) 1モルに対して、 約 0 . 0 0 0 1〜約 1モル、 好ましくは約 0 . 0 1〜約0 . 5モル程度であり、 有機リ ン試薬の使用量は好ましくは約 0 . 0 1〜約 2モル程度である。
反応条件 (溶媒、 温度、 時間など) は用いる求核試薬および触媒の種類によって異 なる。 例えば、 反応は、 通常、 反応に不活性な溶媒中で行われる。 溶媒としては、 例
えば、 ベンゼン、 トルエンなどの炭化水素類; ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどの ハロゲン化炭化水素類;ァセトニトリルなどの二トリル類;ジメ トキシェタン、テト ラヒドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類;メタノール、 エタノールなどのアル コ―ル類;ジメチルホノレムアミ ド、 ジメチルスルホキシド、 へキサメチルホスホロァ ミ ドなどの非プロトン性極性溶媒;水あるいはそれらの混合物が用いられる。
また、塩基を添加することによって反応を有利に進めることができる。 このような 塩基としては、 例えば、 無機塩基 (水酸化ナトリウム、 水酸化力リゥムなどのアル力 リ金厲水酸化物、 炭酸水素ナトリゥム、 炭酸水素力リゥムなどのアルカリ金属炭酸水 素塩、炭酸ナトリゥム、炭酸カリゥムなどのアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリゥム、 水素化カリウムなどの金属水素化物など)、 有機塩基 (トリメチノレアミン、 トリェチ ルァミン、 ジィソプロピルェチルァミンなどのァミン類、 ピリジンなどの環状ァミン など) が好適である。
塩基の量は、 求核剤、 触媒および溶媒の種類、 その他の反応条件により異なり、 通 常、 化合物 (IV) 1モルに対して約 1〜約 1 0 0モル、 好ましくは約 1〜約 1 0モル 程度である。
反応温度は、例えば、約一 5 O t〜約 2 0 0 ^、好ましくは約一 2 0で〜約 1 5 程度の範囲であり、 反応時間は化合物 (IV) の種類またはその塩の種類、 反応温度な どによって異なり、 例えば、 約 1〜約 7 2時間、 好ましくは約 1〜約 2 4時間程度で ある。
また、 反応によって得られる化合物 (I ) のなかで R 1としてアルキルチオ基を 有する化合物をそれ自体公知の方法で酸化することにより R 1としてアルキルスルホ 二ル基を有する化合物を製造することが出来る。
さらに、 本発明の化合物 (I ) またはその塩のうち、 R 1が C】_eアルコキシカル ボニル基、 カルボキシル基を有する化合物 (VI) は、 下記 D法あるいはこれに準ずる 方法により製造することが出来る。
(IV) (VI)
〔式中、 R 7は アルキノレ基または水素原子を、 その他の各記号は前記と同意 義を示す〕。
R 7で示される アルキル基としては、 メチル、 ェチル、 プロピルなどが挙げ られる。
本工程で原 匕合物として用いる化合物 (IV) は、 前記 A法、 B法あるいはこれら に準ずる方法により製造することができる。
本反応は、一酸化炭素雰囲気下、遷移金属触媒、じ, アルキルアルコールを用い、 反応に不活性な溶媒中で行われ、 必要に応じ、 反応試薬を用いることが出来る。 遷移金属触媒としては、例えば、齚酸パラジウム、塩化パラジウム、テトラキス(ト リフエニルホスフィン)パラジウムなどのパラジウム触媒;塩化ニッケルなどのニッ ケル触媒等が用いられ、 必要に応じてトリフヱニルホスフィン、 1 , 1 ' 一ビス (ジ フエニルホスフイノ) フエ口セン (d p p f ) などの有機リン試薬を用いることがで きる。触媒の使用量は触媒の種類により異なり、通常、化合物(IV) 1モルに対して、 約 0 . 0 0 0 1〜約 1モル、 好ましくは約 0 . 0 1〜約0 . 5モル程度であり、 有機 リン試薬の使用量は好ましくは約 0 . 0 1〜約 2モル程度である。
C,_6アルキルアルコールとしては、 通常、 過剰量のメタノールあるいはエタノー ルが用いられる。
反応に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエンなどの炭化水素類;ァ セトニトリルなどの二トリル類;ジメ トキシェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサ ンなどのエーテル類;メタノール、エタノールなどのアルコール類;ジメチルホルム アミ ド、 ジメチルスルホキシド、 へキサメチルホスホロアミ ドなどの非プロトン性極
性 媒;水あるいはそれらの混合物が用いられる。
また、 塩基あるいは塩を添加することによって反応を有利に進めることができる。 このような塩基としては、 例えば、 無機塩基 (水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムな どのアルカリ金属水酸化物、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウムなどのアルカリ 金属炭酸水素塩、 炭酸ナトリウム、 炭酸力リウムなどのアル力リ金属炭酸塩)、 有機 塩基 (トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ジイソプロピルェチルァミンなどのァ ミン類、 ピリジンなどの環状ァミンなど) が好適である。 また、 塩としては酢酸ナト リゥム、 塩化リチウム、 よぅ化ナトリゥム、 塩化テトラプチルアンモニゥム、 臭化テ トラブチルアンモニゥムなどが挙げられる。塩基あるいは塩の使用量は、化合物(IV) 1モルに対して、 約 1〜約 1 0 0モル、 好ましくは約 1〜約 1 0モル程度である。 反応は、 通常、 常圧の一酸化炭素雰囲気下で行われるが、 必要により、 加圧下 (例 えば約 3〜約 1 0気圧程度) で行うことが出来る。
反応温度は、 例えば、 約一 5 0で〜約 2 0 O , 好ましくは約 2 0 ¾〜約1 5 0 ^ 程度の範囲であり、 反応時間は化合物 (IV)、 金属触媒、 有機リン試薬、 塩基、 塩の 種類、 反応温度、 反応圧力などによって異なり、 例えば、 約 0 . 5〜約 7 2時間、 好 ましくは約 0 . 5〜約 2 4時間程度である。
さらに、 本発明の化合物 (I ) またはその塩のうち、 R 1が置換基を有していても よい C — sアルキル基を有する化合物 (V I I I、 I X、 X I ) は、 下記 E法の各ェ 程あるいはこれに準ずる方法によっても製造することが出来る。
[E法]
程 2
〔式中、 R7'は アルキル基を、 R8はハロゲン原子、 置換されていてもよい酸 素原子、 置換されていてもよいアミノ基またはシァノ基を、 その他の各記号は前記と 同意義を示す〕。
R7'で示される アルキル基としては、 R1の説明で示したものと同様のもの が挙げられる。
R8で示されるハロゲン原子としては、 R1の説明で示したものと同様のものが挙げ られる。
酸素原子の置換基としては、ハロゲン化されていてもよい -6アルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ブチル、 トリフルォロメチル、 2, 2, 2—トリフノレオ ロェチル)、 ァシル (例えば、 ァセチル、 プロピオニル) が挙げられろ。
ァミノ基の置換基としては、 モノーまたはジ一 C アルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 ジメチル、 ジェチル) が挙げられる。
本工程で原料化合物として用いる化合物 (V I I) は、 前記 A法、 C法あるいはこ れらに準ずる方法により製造することができる。 、
(工程 1)
本工程は、 化合物 (V I I) の A環のピリジン環を酸ィヒした後、 得られた N—ォキ シド体を転移反応に付すことにより、 ァシルォキシ体 (V I I I) を生成させる工程 である。
ピリジン環の酸ィ匕反応はそれ自体公知の方法、 例えば、 特開平 10— 109989 号公報に記載の方法に準じて行うことができる。得られた N—ォキシド体の転移反応 は、 カルボン酸の反応性誘導体を用いて行われ、必要に応じ反応に不活性な溶媒を用 いることが出来る。
カルボン酸の反応性誘導体としては、 例えば、 酸無水物などが挙げられる。 カルボ ン酸の反応性誘導体の使用量は、 通常、 N—ォキシド体 1モルに対して 1当量以上で あり、 溶媒として用いることも出来る。 反応に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベン ゼン、 トルエンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化 炭化水素類;ジメ トキシェタン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;ジメチルホ ルムアミド、 ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒、 酢酸などのプロト ン性極性溶媒あるいはそれらの混合物が用いられる。 また、 必要に応じ、 トリェチル ァミン、炭酸水素ナトリゥムなどの塩基を用いてもよい。反応温度は、例えば、約 0で 〜約 200"C、 好ましくは約 50^〜約15 程度の範囲であり、 反応時間は、 通 常、 約 0. 5〜約 72時間、 好ましくは約 1〜約 24時間程度である。
(工程 2)
本工程はァシルォキシ体(V I I I) を加水分解反応に付し、 アルコール体(I X) に変換する工程である。 本反応は、 通常、 酸または塩基の存在下に行われ、 必要に応 じ反応に暴影響を及ぼさない溶媒を用いることが出来る。
酸としては、 鉱酸類 (例えば、 塩酸、 臭化水素酸、 硫酸、 リン酸など)、 カルボン 酸類 (例えば、 ギ酸、 酢酸、 プロピオン酸など〉 などが用いられ、 なかでも塩酸、 硫 酸などが好ましい。
塩基としては、 例えば、 水酸化リチウム、 水酸化カリウム、 水酸化ナトリウム、 炭 酸カリゥム、 炭酸ナトリゥム、 炭酸水素カリゥム、 炭酸水素ナトリゥムなどのアル力 リ金属塩;水酸化カルシウム、水酸化バリゥムなどのアルカリ土類金属塩;ナトリウ ムメ トキシド、 ナトリウムエトキシドなどのアルコキシド類などが挙げられ、 なかで も、 水酸化カリウム、 水酸化ナトリウム、 ナトリウムメ トキシドなどが好ましい。 酸または塩基の使用量は、 化合物 (V I I I ) 1モルに対して、 例えば約 0 . 0 1 〜約 1 0 0モル、 好ましくは約 0 . 1〜約 5 0モルである。
反応に悪影饗を及ぼさない溶媒としては、 例えばメタノール、 エタノール、 プロパ ノール、 2—プロパノール、 プタノ一ル、 イソブタノール、 t e r t—ブタノール等 のアルコール類;ベンゼン、 トルエン、 キシレン等の芳香族炭化水素類;へキサン、 ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジェチルエーテル、 ジイソプロピルエーテル、 t e r t一ブチルメチルエーテル、 テトラヒドロフラン、 ジォキサン、 ジメトキシェタン 等のエーテル類;ジメチルホルムアミ ド、ジメチルァセトアミ ド等のアミ ド類;ジメ チルスルホキシド等のスルホキシド類;水などが挙げられる。 これらの溶媒は、 2種 以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約 0 ^〜約 1 5 0 ^、好ましくは約 1 0で〜約 1 0 0でである。 反応時間は化合物 (V I I 1 )、 酸.塩基の種類、 反応温度などによって異なり、 例 えば、 約 0 . 1〜約 1 0 0時間、 好ましくは約 0 . 1〜約 2 4時間程度である。 (工程 3 )
本工程はアルコール体 (I X) を酸化反応に付し、 アルデヒド体 (X) とする工程 である。
酸化剤としては、 二酸化マンガンなどのマンガン化合物、 酸化クロム (IV) などの クロム酸化合物、硝酸などが挙げられ、その使用量は化合物(I X) 1モルに対して、 好ましくは約 1〜約 3 0モルである。 反応条件 (溶媒、 温度、 時間) などは用いろ酸 化剤および基質の種類によって異なる。 例えば、 反応は通常、 反応を妨げない溶媒中 で行われる。 該溶媒としては、 例えば、 アセトン、 四塩化炭素、 クロ口ホルム、 ジク ロロメタン、 テトラヒドロフラン、 酢酸、 硫酸、 ピリジン、 水あるいはそれらの混合
物などが挙げられる。 反応温度は用いる酸化剤、 溶媒の種類などによって異なるが、 通常、 約 1 5 〜約 1 5 0で程度である。 反応時間は、 通常、 約 1〜約 7 2時間、 好 ましくは約 1〜約 2 4時間程度である。
さらに必要に応じ、 本工程で得られた化合物 (X) を下記工程 4の置換反応に付す ことが出来る。
(工程 4 )
本工程は化合物(I X)のヒドロキシ基をそれ自体公知の方法により、アルキル化、 ァシル化あるいは置換反応に付し、種々の置換基に変換する工程である。必要に応じ、 アルキル化、 ァシル化あるいは度換反応を組み合わせて用いることも出来る。 本工程 は、 通常、 反応に不活性な溶媒中で行われ、 塩基を添加することによって反応を有利 に進めることができる。
アルキル化剤としては、 置換基を有していてもよいアルカンのハライド (例えば、 クロリ ド、ブロミ ド、 ョーダイドなど)、硫酸エステルまたはスルホン酸エステル(例 えば、 メタンスルホネート、 p—トルエンスルホネート、ベンゼンスルホネートなど) などが挙げられる。 アルキル化剤の使用量は化合物 (I X) に対して、 通常、 1〜1 0モル当量、 好ましくは 1〜3モル当量である。
ァシル化剤としては、 カルボン酸、 スルホン酸、 リン酸、 炭酸あるいはそれらの反 応性誘導体 (例えば、 酸ハライド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性エステ^^など)、 イソシアン酸エステル、 イソチォシアン酶エステルなどが挙げられる。 ァシル化剤の 使用量は化合物 (I X) に対して、 通常、 1〜1 0モル当量、 好ましくは 1〜3モル 当量である。
置換反応は種々の反応試薬を用いて行うことが出来る。反応試薬としては、例えば、 シアン化カリウム、 グリニャール試薬などの炭素求核剤;ナトリウムメ トキシド、 ナ トリウムエトキシドなどのアルコキシド類; フッ化カリウム、 トリス (ジメチルアミ ノ) スルホ二ゥムジフルォロ トリメチルシリカ一ト、 [ビス (2—メ トキシェチル) ァミノ]—サルファートリフルオラィドなどのフッ化物が用いられる。 反応試薬の使 用量は化合物 (I X) に対して、 通常、 1〜1 0モル当量、 好ましくは 1〜3モル
量である。
塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ジ イソプロピルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 1 , 8—ジァザビシクロ [ 5 . 4 . 0 ]ゥンデカー 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリジン、 N , N—ジメチル ァニリンなどの芳香族ァミン類など)、 アルカリ金属塩 (例、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウム、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリ ゥムなど)、 金属水素化物 (例、 水素化カリゥム、 水素化ナトリゥムなど)、 アルカリ 金属アルコキシド (例、 ナトリウムメトキシド、 ナトリウムエトキシド、 ナトリウム t—ブトキシド、カリウム t—ブトキシドなど)などが挙げられる。塩基の使用量は、 例えば、 化合物 (I X) 1モルに対して約 1〜約 1 0モル当量、 好ましくは約 1〜約 5モル当量程度である。
溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロ ロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシ ェタン、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類;酢酸ェチルなどのエス テル類; ピリジンなどの芳香族ァミン類; N, N—ジメチルホルムァミ ドなどァミ ド 類;ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類あるいはそれらの混合物が用いら れる。
反応温度は、 通常、 約— 5 0 〜約1 5 0 、 好ましくは約一 1 0 〜約1 0 O X 程度である。 反応時間は化合物 (I X) および塩基の種類、 反応温度などによって異 なり、 例えば、 約 0 . 5〜約 1 0 0時間、 好ましくは約 0 . 5〜約 2 4時間程度であ る。
本発明の化合物 (I ) またはその塩のうち、 1¾ 1がじ1 _6ァルコキシカルボニル基、 カルボキシル基、置換基を有していてもよい力ルバモイル基および置換基を有してい てもよいチォカルバモイル基を有する化合物 (V I、 X I I、 X I I I ) は、 下記 F 法の各工程あるいはこれに準ずる方法によっても製造することが出来る。
[ F法]
R )P
工程 6
(Via) (XII)
(XIII)
〔式中、 Rsおよび R1 Qは同一又は異なって置換されていてもよい アルキル基 あるいは C !-Bァシル基を示し、 一緒になって複素環を形成していてもよい。 その他 の各記号は前記と同意義を示す〕。
R0および R10で示される置換されていてもよい C ^6アルキル基としては、 R1の 説明で示したものと同様のものが挙げられる。
Ci-sァシル基としては、 R1の説明で示したものと同じものが挙げられる。
R9, R1 Qが一緒になって形成する複素環としては、 例えば、 環状アミノ基 (例え ば、 1個の窒素原子および炭素原子以外に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよ い 5または 6員の環状アミノ基、 特に、 ピロリジノ、 ピペリジノ、 ピペラジノ、 モル ホリノなど) などが挙げられる。
本工程で原料化合物として用いる化合物 (V) は、 前記 A法、 B法、 C法あるレ、は これらに準ずる方法によりに準じて製造することができる。
(工程 5)
本反応は酸触媒の存在下、 アルキルアルコールを用いて行われ、 必要に応じ 反応に不活性な溶媒を用いることが出来る。
C ^ βアルキルアルコールとしてはメタノール、 エタノールなどが挙げられ、 溶媒 として用いることも出来る。
酸触媒としては無機酸 (例えば、 塩酸、 硫酸、 臭化水素酸、 三弗化ホウ素など) あ るいは有機酸 (例えぱ、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 ρ —トルエンスル ホン酸など)などが举げられる。酸触媒の使用量は化合物(V) 1モルに対して約 0 . 0 0 1〜約 1モル、 好ましくは約 0 . 0 1〜約0 . 5モル程度である。 反応に不活性 な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ジメ トキシェタン、テトラヒ ドロフラン などのエーテル類;ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシド、 へキサメチルホ スホロアミ ドなどの非プロトン性極性溶媒あるいはそれらの混合物が用いられる。 反応温度は、 例えば、 約 0 〜約 2 0 O , 好ましくは約 5 0 ¾:〜約1 5 0で程度 の範囲であり、 反応時間は化合物 (V) の種類、 反応温度などによって異なり、 例え ば、 約 0 · 5〜約 7 2時間、 好ましくは約 1〜約 2 4時間程度である。
(工程 6 )
本工程は、 通常、 酸または塩基の存在下行われ、 必要に応じ反応に不活性な溶媒を 用いることが出來る。
酸としては、 鉱酸類 (例えば、 塩酸、 臭化水素酸、 硫酸、 リン酸など)、 カルボン 酸類 (例えば、 ギ酸、 醉酸、 プロピオン酸など) などが用いられ、 なかでも塩酸、 硫 酸などが好ましい。
塩基としては、 例えば、 水酸化リチウム、 水酸ィ匕カリウム、 水酸化ナトリウム、 炭 酸力リゥム、 炭酸ナトリゥム、 炭酸水素力リゥム、 炭酸水素ナトリゥムなどのアル力 リ金属塩;水酸化カルシウム、水酸化バリゥムなどのアルカリ土類金属塩; トリメチ ルァミン、 トリェチルァミン、 ェチルジィソプロピルァミン、 N-メチルモルホリンな どのアミン類などが挙げられ、 なかでも、 水酸化カリゥム、 水酸化ナトリゥムなどが 好ましい。
酸または塩基の使用量は、 化合物 (V I ) 1モルに対して、 例えぱ約 0 . 0 1〜約 1 0 0モル、 好ましぐは約 0 . 1〜約 5 0モルである。
反応に不活性な溶媒としては、 例えばメタノール、 エタノール、 プロパノール、 2 一プロパノール、 ブタノール、 イソブタノ一ル、 t e r t—ブタノール等のアル 一 ル類;ベンゼン、 トルエン、 キシレン等の芳香族炭化水素類;へキサン、 ヘプタン等 の脂肪族炭化水素類;ジェチルエーテル、 ジィソプロピルエーテル、 t e r t—ブチ ルメチルエーテル、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン等のエーテ ル類;ジメチルホルムァミ ド、 ジメチルァセトアミ ド等のァミ ド類;ジメチルスルホ キシド等 スルホキシド類;水などが挙げられる。 これらの溶媒は、 2種以上を適宜 の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、通常、約 0で〜約 1 5 0で、好ましくは約: I 0 ^〜約 1 0 0でである。 反応時間は化合物 (V I ) の種類、 酸 ·塩基の種類、 反応温度などによって異なり、 例えば、 約 0 . 1〜約 1 0 0時間、 好ましくは約 0 . 1〜約 2 4時間程度である。
(工程 7 )
本工程は化合物 (V i a ) と所望のァミン類とを反応させることにより、 アミ ド体 (X I I ) を生成させる工程である。 この反応は化合物 (V I a ) またはそのカルボ キシル基における反応性誘導体とァミン類とを用い、 通常、 反応に不活性な溶媒中で 行なうことができる。 反応性誘導体としては、 例えば、 酸ハライド、 混合酸無水物、 イミダゾリ ド、 活性エステルなどが挙げられる。 溶媒としては例えば、 ベンゼン、 ト ルェンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素 類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなどのェ 一テル類;酢酸ェチルなどのエステル類、 ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキ シド、 へキサメチルホスホロアミ ドなどの非プロトン性極性溶媒、水あるいはそれら の混合物が用いられる。 ァミン類の使用量は、 通常、 化合物 (V i a ) またはその反 応性锈導体 1モルに対して 1〜1 0モル当量、好ましくは 1〜5モル当量程度である。 塩基を添加することによって反応を有利に進めることができる。 このような塩基と しては、 例えば、 有機塩基 (トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ジイソプロピル
ェチルァミン、 N—メチルモルホリンなどのアルキルアミン類、 ピリジンなどの環状 アミン類、 N, N—ジメチルァニリンなどの芳香族ァミン類など)、 無機塩基 (炭酸 水素ナトリゥム、炭酸水素力リゥムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナトリウム、 炭酸力リゥムなどのアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウム、 水酸化力リゥムなどの アルカリ金属水酸化物など) が挙げられる。 塩基の使用量は、 例えば、 化合物 (V I a) またはその反応性誘導体 1モルに対して 1〜10モル当量、 好ましくは 1〜5モ ル当量程度である。
反応温度は、 通常、 約一 30 〜約1 50で、 好ましくは約 0 〜約 10 Ot:程度 である。反応時間は化合物(V i a)の種類、反応温度などによって異なり、例えば、 約 0. 5〜約 100時間、 好ましくは約 0. 5〜約 24時間程度である。
(工程 8)
本工程は硫化剤存在下、 反応に不活性な溶媒中で行われる。
硫化剤としては、 例えば、 五硫化リン、 口一ソン (Lowesson) 試薬などが挙げられ る。 反応に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエンなどの炭化水素類; ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類あるいはそれらの 混合物が用いられる。 硫化剤の使用量は、 通常、 化合物 (X I I) 1モルに対して 1 ~10モル当量、 好ましくは 1〜5モル当量程度である。
反応温度は、 例えば、 約 20^〜約1 5 O^C程度であり、 反応時間は化合物 (X I 1)、 硫化剤の種類、 反応温度などによって異なり、 例えば、 約 0. 5〜約 24時間 程度である。
本発明の化合物 (I) またはその塩のうち、 R1が置換基を有していてもよいァシ ル基を有する化合物 (XI V) は、 下記 G法あるいはこれに準ずる方法により製造す ることが出来る。
(XII) (XIV)
〔式中、 R11は アルキル基あるいは 。ァリール基を、その他の各記号は前 記と同意義を示す〕。
R11で示される C,_6アルキル基としては、 R1の説明で示したものと同様のもの が挙げられる。
C6— 10ァリール基としては、 R1の説明で示したものと同様のものが挙げられる。 本工程で原料化合物として用いる化合物 (X I I) は、 前記 F法、 工程 7、 あるい はそれに準ずる方法により製造することができる。
本工程は化合物 (X I I) のアミ ド基と炭素求核剤とを反応させることによりァシ ル体(X I V)を生成させる工程であり、反応に不活性な溶媒中で行うことが出来る。 炭素求核剤としては、 例えば、 メチルマグネシウムプロミ ド、 フエニルマグネシゥ ムブロミ ドなどのグリニャール試薬、 メチルリチウム、 フエニルリチウムなどの有機 リチウム試薬などが挙げられる。 反応に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲ ン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキ サンなどのエーテル類;へキサメチルホスホロアミ ドなどの非プロ トン性極性溶媒 あるいはそれらの混合物が用いられる。 炭素求核剤の使用量は、 通常、 化合物 (X I I) 1モルに対して 1〜 10モル当量、 好ましくは 1〜3モル当量程度であろ。 反応温度は、 例えば、 約— 78で〜約150で程度であり、 好ましくは約一 78 〜約 30で程度である。 反応時間は化合物 (X I I)、 炭素求核剤の種類、 反応温度 などによって異なり、 例えば、 約 0. 1〜約 24時間程度である。
■ 本発明の化合物 (I) またはその塩のうち、 R1が置換基を有していてもよいアミ
ノ基を有する化合物 (XV I、 XV I I) は、 下記 H法あるいはこれに準ずる方法 {: より製造することが出来る。
[H法]
(XVI) (XVI I) 〔式中、 R】2、 R13は、 同一または異なって、 水素原子、 置換基を有していてもよ い アルキル基、 置換基を有していてもよい 。ァリール基、 ァシル基、 アル キルスルホニル基、 アルコキシカルボニル基あるいは力ルバモイル基を、 その他の各 記号は前記と同意義を示す〕。
R12、 R13で示される置換基を有していてもよい C,_6アルキル基としては、 R1 の説明で示したものと同じものが挙げられる。
置換基を有していてもよい 。ァリール基としては、 R1の説明で示したものと 同じものが挙げられる。
ァシル基としては、 R1の説明で示したものと同じものが挙げられる。
アルキルスルホニル基としては、 R1の説明で示した C卜。アルキルスルホニル基 と同様のものが挙げられる。
アルコキシカルボニル基としては、 R 1の説明で示した C】_ 6アルコキシ一カルボ ニル基と同様のものが挙げられる。
本工程で原料化合物として用いる化合物'(V I a) またはその塩は、 前記 D法、 F
法工程 6あるいはこれらに準ずる方法により製造することができる。
(工程 9)
本工程は化合物 (V I a) のカルボキシル基をイソシァネート基に変換する工程で あり、 通常 (V I a) を酸アジド体に変換した後、 クルチウス (Curtius) 転移反応 に付すことによりイソシァネート体 (XV) に変換する方法が用いられる。 この方法 は文献上種々知られているが、 (V i a) に対してそのいずれの方法も応用できる。 例えばジフエ二ルホスホリルアジドなどのアジド化剤を (V i a) と反応させるこ とにより (V i a) の酸アジド体を製造することが出来る。 アジド化剤の使用量は、 化合物 (V i a) に対して、 通常、 1~10モル当量、 好ましくは 1〜3モル当量で ある。本反応は、通常、反応に不活性な溶媒中で行われる。 このような溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口 ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンなどのエーチル類;酢酸ェチルなどのエステル類; アセトン、 2—ブタノンなどのケトン類; ピリジンなどの芳香族ァミン類; N, N—ジメチルホ ルムアミ ドなどアミド類あるいはそれらの混合物が用いられる。
また、 塩基の存在下に反応を進めてもよい。 このような塩基としては、 例えば、 ト リメチルァミン、 トリェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 テトラメチルエチレン ジァミン、 4—ジメチルァミノピリジンなどのアミン類が挙げられ、 その使用量は、 化合物 (V i a) に対し、 好ましくは 1〜5モル当量である。
反応温度は、 通常、 約一 10^〜約150 程度であり、 好ましくは約一 5で〜約 120で程度である。 反応時間は、 通常、 約 0. 5〜約 100時間程度であり、 好ま しくは約 0. 5〜約 6時間程度である。
生成した酸アジド体はそれ自体公知の竽段により単離精製すろこともできろが、通 常単離することなくそのまま反応液を加熱し、イソシァネ一ト体(XV)に変換する。 この変換反応はアジド化に用いたものと同様の溶媒を用いるのが良く、 通常、 約 2 0 :〜 200^、 好まレくは約 30〜15 Οΐに加熱することにより行われる。 反応 時間は、 通常、 0. 1〜1 0時間、 好ましくは 0. 1〜6時間である。 得られたイソ
シァネート体 (X V) はそれ自体公知の手段で単離する力 または単離することなく 次の工程に用いることが出来る。
(工程 1 0 )
本工程は化合物(X V) のイソシァネート基をァミノ基に変換し、化合物 (X V I ) を得ろ工程である。 本工程は通常加水分解条件下に行われる。 本反応は酸性あるいは 塩基性条件下行うことが出来、 必要に応じて溶媒を用いることが出来る。 このような 溶媒としては、 例えば、 メタノール、 エタノール、 プロパノール、 ブタノールなどの ァノレコール類;テトラヒドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタンなどのエーテル 類;水あるいはそれらの混合物が用いられる。 酸としては例えば塩酸、 臭化水素酸、 硫酸などの無機酸が用いられ、 塩基としては例えば水酸化ナトリウム、 水酸化バリゥ ムなどのアルカリまたはアルカリ土類金属の水酸化物が好んで用いられる。反応温度 は、 通常、 約 0で〜約 1 2 0で程度であり、 好ましくは約 1 5 〜約 1 0 0で程度で ある。 反応時間は、 通常、 約 0 . 5〜約 3 6時閒程度であり、 好ましくは約 0 . 5〜 約 2 0時間程度である。
本工程において、 アルコール類あるいはアミン類存在下、 必要に^じて、 反応に悪 影響を及ぼさない溶媒中で反応を行うことにより、 化合物 (X V I I ) のうち R 1 2 あるいは R 1 3がアルコキシカルボニルァミノ基あるいはアルキルウレィド基である 化合物を製造することが出来る。
このようなアルコール類としてはメタノール、 エタノール、 ブタノ一ルなどの —6アルキルアルコールなどが挙げられ、 アミン類としては、 メチルァミン、 ェチルァ ミン、 ジメチルァミン、 ジェチルァミンなどの 1級あるいは 2級 C,_ 6アルキルアミ ン類が挙げられる。 アルコール類あるいはァミン類の使用量は化合物 (X V) 1モル に対し、 約 1モル当量以上であり、 溶媒として用いることも出来る。
反応に悪影響を及ぼさない溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレン などの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェ チルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル 類; N, N—ジメチルホルムアミド、 ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性
溶媒あるいはそれらの混合物が用いられる。 反応温度は、 通常、 約 0°C〜約 150X 程度であり、好ましくは約 15^:〜約10 Ot:程度である。反応時間は、通常、約 0. 5〜約 48時間程度であり、好ましくは約 0. 5〜約 20時間程度である。本反応は、 触媒量の N, N—ジメチルァミノピリジンなどの塩基の存在下に行ってもよい。 さら に、 必要に応じ、 上記工程により得られた化合物を工程 1 1に示すアルキル化反応に 付すことも出来る。
(工程 11)
本工程は化合物 (XV I) のアミノ基をそれ自体公知の方法により、 アルキル化あ るいはァシル化に付し、 化合物 (XV I I) を得る工程である。 必要に応じ、 アルキ ル化反応とァシル化反応を組み合わせて用いることが出来る。 本工程は、 通常、 反応 に不活性な溶媒中で行われ、塩基を添加することによって反応を有利に進めることが できろ。
アルキル化剤としては、 置換基を有していてもよいアルカンのハライド (例えば、 クロリ ド、 ブロミ ド、 ョ一ダイドなど)、硫酸エステルまたはスルホン酸エステル(例 えば、メタンスルホネート、 p—トルエンスルホネート、ベンゼンスルホネートなど) などが挙げられる。 アルキル化剤の使用量は化合物 (XV I) に対して、 通常、 1〜
10モル当量、 好ましくは 1〜3モル当量である。
ァシル化剤としては、 カルボン酸、 スルホン酸、 リン酸、 炭酸あるいはそれらの反 応性誘導体 (例えば、 酸ハライド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性エステル、 エステ ルなど)、 イソシアン酸エステル、 イソチォシアン酸エステルなどが挙げられる。 ァ シル化剤の使用量は化合物 (XV I) に対して、 通常、 1〜10モル当量、 好ましく は 1〜3モル当量である。
塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ジ イソプロピルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ力一 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリジン、 N, N—ジメチル ァニリンなどの芳香族ァミン類など)、 アルカリ金属塩 (例、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムなど)、 金属水素化物 (例、 水素
化カリウム、 水素化ナトリウムなど)、 アルカリ金属アルコキシド (ナトリウムメ ト キシド、 ナトリウムエトキシド、 ナトリウム tーブトキシド、 カリウム t—ブトキシ - ドなど) などが挙げられる。 塩基の使用量は、 例えば、 化合物 (XV I ) 1モルに対 して約 1〜約 1 0モル当量、 好ましくは約 1〜約 5モル当量程度である。
溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロ ロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシ ェタン、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類;酢酸ェチルなどのエス テル類; ピリジンなどの芳香族ァミン類; N, N—ジメチルホルムアミ ドなどアミド 類あるいはそれらの混合物が用いられる。
反応温度は、 通常、 約一 5 0 〜約 1 5 0 ^、 好ましくは約— 1 0 〜約1 0 程度である。 反応時間は化合物 (X V I ) および塩基の種類、 反応温度などによって 異なり、 例えば、 約 0 . 5〜約 1 0 0時間、 好ましくは約 0 . 5〜約 2 4時間程度で ある。
本発明の化合物 ( I ) またはその塩のうち、 R 1が置換基を有していてもよいアミ ジノ基、 置換基を有していてもよい複素環基を有する化合物 (X I X、 X X) は、 下 記 I法の各工程あるいはこれに準ずる方法により製造することが出来る。
[ I法]
(XX)
〔式中、 R14は置換基を有していてもよい C^6アルキル基、 ヒドロキシ基、 置換基 を有していてもよいアミノ基を、 R 15は水素あるいは置換基を有していてもよい C, _6アルキル基を、 B環は複素環基を、 その他の各記号は前記と同意義を示す〕。
R14で示される笸換基を有していてもよい アルキル基としては、 R1の説明 で示した'ものと同様のものが挙げられる。
置換基を有していてもよいアミノ基としては、 R1の説明で示したものと同様のも のが挙げられる。
R15で示される置換基を有していてもよいじ卜6アルキル基としては、 メチルが挙 げられる。
B環で示される複素環基としては、 テトラゾリル、 ピラゾリル、 トリァゾリル、 ジ ヒドロトリァゾリル、 チアゾリル、 ジヒドロチアゾリル、 ォキサジァゾリル、 テトラヒ ドロトリアジニルが挙げられる。
本工程で原料化合物として用いる化合物 (V) は、 前記 A法、 B法、 C法あるいは これらに準ずる方法により製造することができる。
(工程 1 2)
本工程は化合物 (V) のシァノ基をアミジノ基に変換する工程である。 この方法は 文献上種々知られているが [例えば、 ザ ケミストリー ォブ ザ シァノ グルー ブ (The chemistry of the cyano group)、 ザビ ラポポー卜 (Zvi Rappoport)編 1 9 70年、 インターサイエンスパブリツシヤーズ (Interscience Publishers) 発行〕、 化合物 (V) に対してそのいずれの方法も応用できる。
例えば、 本反応は所望のアミン類あるいはその塩を、 反応に不活性な溶媒中、 必要 に応じて酸あるいは塩基を用いることにより行うことができる。
酸としては、 例えば、 塩化アルミニウム、 塩化スズ、 塩化銅、 塩化チタンなどのル イス酸が用いられ、 塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチノレアミン、 トリ ェチルァミン、 ジイソプロピルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 1, 8—ジァ ザビシク口 [5. 4. 0]ゥンデ力一 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリジン、 N, N—ジメチルァニリンなどの芳香族ァミン類など)、 アルカリ金属塩 (例、 炭酸水素
ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムなど)、 金属永素化 物 (例、水素化力リゥム、 水素化ナトリゥムなど)、 アル力リ金属アルコキシド (例、 ナトリウムメトキシド、 ナトリウムエトキンド、 ナトリウム tーブトキシド、 力リウ ム t—ブトキシドなど) などが用いられる。 酸あるいは塩基の使用量は、 例えば、 化 合物 (V) 1モルに対して約 1〜約 1 0モル当量、 好ましくは約 1〜約 5モル当量程 度である。 に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンな どの炭化水素類; ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類; ェチ ルェ一テル、ジメ トキシェタン、テトラヒ ドロフラン、ジォキサンなどのエーテル類; メタノ一ル、 エタノールなどのアルコール類; ァセトニトリルなどの二トリル類; N , N—ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロ トン性極性溶媒ある いはそれらの混合物が用いられる。 反応温度は、 通常、 約 0 ^〜約 1 5 0 ^程度であ り、 好ましくは約 1 5で〜約 1 0 0で程度である。 反応時間は、 通常、 約 0 . 5〜約 4 8時間程度であり、 好ましくは約 0 . 5〜約 2 0時間程度である。
本反応において、 場合によっては、 同時に下記工程 1 3に示す反応が進行し、 直接 化合物 (X X) が得られることがある。
(工程 1 3 )
本工程は化合物 (X I X) のアミジノ基を種々の複素環基に変換する工程である。 この方法は文献上種々知られているが 〔例えば、 ザ ケミストリー ォブ ザ シァ ノ グノレープ (The chemistry of the cyano group)、サビ ラホポ一卜 (Zvi Rappoport) 編 1 9 7 0年、 インターサイエンスパプリッシヤーズ (Interscience Publ ishers) 発行〕、 化合物 (X I X) に対してそのいずれの方法も応用できる。
例えば、 本反応は、 反応に不活性な溶媒中、 必要に応じて種々のカルボン酸の反応 性誘導体を酸あるいは塩基とともに用いることにより行うことができる。カルボン酸 の反応性誘導体としては、 例えば、 酸ハライド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性エス テル、 エステル、 オルトエステルなどが挙げられる。 カルボン酸の反応性誘導体の使 用量は、 通常、 化合物 (X I X) 1モルに対して約 1モル当量.以上、 好ましくは約 1 〜約 5モル当量程度である。 酸としては、 例えば、 硫酸、 p—トルエンスルホン酸か
どのスルホン酸類が用いられ、 塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチルァ ミン、 トリェチルァミン、 ジイソプロビルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 1 , 8—ジァザビシクロ [ 5 . 4 . 0 ]ゥンデ力一 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリ ジン、 N , N—ジメチルァニリンなどの芳香族ァミン類な )、 アルカリ金属塩(例、 炭酸水素ナトリゥム、 炭酸水素カリウム、 炭酸ナトリゥム、 炭酸カリウムなど)、 金 属水素化物 (例、 水素化カリウム、 水素化ナトリウムなど)、 アルカリ金属アルコキ シド (例、 ナトリゥムメ トキシド、 ナトリゥムヱトキシド、 ナトリゥム t—ブトキシ ド、 カリウム t—ブトキシドなど) などが用いられる。 酸あるいは塩基の使用量は、 例えば、 化合物 (X I X) 1モ ^ こ対して約 1〜約 1 0モル当量、 好ましくは約 1〜 約 5モル当量程度である。 反応に不活性な溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルェ ン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭 化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンな どのエーテル類;メタノール、エタノールなどのアルコール類;ァセトニトリルなど の-トリル類; N, N—ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシドなどの非プロ トン性極性溶媒、水あるいはそれらの混合物が用いられる。反応温度は、通常、約
〜約 1 5 0で程度であり、好ましくは約 1 5で〜約1 0 0で程度である。反応時間は、 通常、 約 0 . 5〜約 4 8時間程度であり、.好ましくは約 0 . 5〜約 2 0時間程度であ る。
(工程 1 4 )
本工程は化合物 (V) のシァノ基をテトラゾール基に変換する工程である。 この方 法は文献上種々知られているが 〔例えば、 ザ ケミストリ一 ォブ ザ シァノ グ ループ (The chemistry of the cyano group)、 ザビ ヲポポー HZvi Rappopor 編 1 9 7 0年、 インターサイエンスパブリッシャ^ "ズ (Interscience Publishers) 発 行〕、 化合物 (V) に対してそのいずれの方法も応用できる。
例えば、 本反応はアジド類を用い反応に不活性な溶媒中行うことができる。 このよ うなアジド類としてはアジ化ナトリウム、 アジ化リチウム、 アジ化トリメチルシリル などが挙げられる。 アジド類の使用量は、 通常、 化合物 (V) 1モルに対して約 1〜
約 10モル当量、 好ましくは約 1〜約 5モル当量程度である。 反応に不活性な溶媒と しては、例えば、ベンゼン、 トルエン、キシレンなどの炭化水素類;ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメトキシェタン、 テ トラヒ ドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類; メタノール、 エタノールなどのァ ルコール類; , N—ジメチルホルムアミ ド、 N—メチルピロリ ドン、 ジメチノレスノレ ホキシドなどの非プロトン性極性溶媒;水あるいはそれらの混合物が用いられる。反 応温度は、 通常、 約 0 *C〜約 150で程度であり、 好ましくは約 501:〜約 120で 程度である。反応時間は、通常、約 0. 5〜約 48時間程度であり、好ましくは約 0. 5〜約 20時間程度である。 本反応は、 塩化アンモニゥム、 塩化トリェチルアンモニ ゥム、 酸化ジブチルスズ、 塩化亜鉛、 酢酸などを添加することにより反応を促進させ てもよい。
本発明の化合物 (I) またはその塩のうち、 R1が置換基を有していてもよい複素 環アミノ基を有する化合物 (XXI I) は、 下記 J法あるいはこれに準ずる方法によ り製造することが出来る。
[J法]
(XlXa) (XXI)
(XXII)
〔式中の各記号は前記と同意義を示す〕。
本工程で原料化合物として用いる化合物 (X l Xa) は、 前記 I法、 工程 12に準
じて製造することができる。
(工程 1 5)
本工程は化合物 (X I X a) のアミジノ基をシァナミ ド基に変換する工程であり、 それ自体公知の方法、 例えば、 化合物 (X I X a) をァシル化反応に付した後、 さら に転移反応に付すことにより行うことが出来る。
①ァシル化反応は、 通常、 ァシル化剤を用い反応に不活性な溶媒中で行われ、 必要に 応じ塩基を用いることが出来る。
ァシル化剤としては、 カルボン酸、 スルホン酸、 リン酸、 炭酸あるいはそれらの反 応性誘導体 (例えば、 酸ハライド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性エステルなど) な どが挙げられる。 ァシル化剤の使用量は化合物 (X I X a) に対して、 通常、 1~1 0モル当量、 好ましくは 1〜3モル当量である。
塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ジ イソプロピルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデカー 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリジン、 N, N—ジメチル ァニリンなどの芳香族ァミン類など)、 アルカリ金属塩 (例、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムなど) などが挙げられる。 塩基の 使用量は、 例えば、 化合物 (X I Xa) 1モルに対して約 1〜約 10モル当量、 好ま しくは約 1〜約 5モル当量程度である。
溶媒としては、 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類;ジクロ ロメタン、 クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシ ェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類;酢酸ェチルなどのエス テル類; ピリジンなどの芳香族ァミン類; N, N-ジメチルホルムアミ ドなどアミド 類;水あるいはそれらの混合物が用いられる。
反応温度は、 通常、 約一 50で〜約 150 :、 好ましくは約— 10^〜約 100 程度である。 反応時間は化合物 (X l Xa) および塩基の種類、 反応温度などによつ て異なり、 例えば、 約 0. 5〜約 100時間、 好ましくは約 0. 5〜約 24時間程度 である。
②転移反応は、 通常、 塩基の存在下、 反応に不活性な溶媒中で行われる。
このような塩基としては、 例えば、 アミン類 (例、 トリメチルァミン、 トリェチル ァミン、 ジイソプロピノレエチ ァミン、 Ν—メチ/^レモ^^ホリン、 1 , 8—ジァザビシ クロ [ 5 . 4 . 0 ]ゥンデカー 7—ェンなどのアルキルアミン類、 ピリジン、 Ν, Ν— ジメチルァ二リンなどの芳香族ァミン類など)、 アル力リ金属塩 (例、 炭酸水素ナト Vゥム、 炭酸水素力リウム、 炭酸ナトリゥム、 炭酸力リゥム、 水酸化ナトリゥム、 水 酸化カリウムなど) などが挙げられる。 塩基の使用量は、 例えば、 基質 1モルに対し て約 1〜約 1 0モル当量、好ましくは約 1〜約 5モル当量程度である。溶媒としては, 例えば、 ベンゼン、 トルエン、 キシレンなどの炭化水素類; ジクロロメタン、 クロ口 ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ェチルエーテル、 ジメ トキシェタン、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンなどのエーテル類; ピリジンなどの芳香族ァミン類; Ν, Ν ージメチルホルムアミ ドなどアミド類、 水あるいはそれらの混合物が用いられる。 反応温度は、 通常、 約一 5 O 〜約 1 5 0 、 好ましくは約— 1 0 ¾〜約 1 0 0 程度である。 反応時間は基質、 塩基の種類、 反応温度などによって異なり、 例えば、 約 0 . 5〜約 1 0 0畤間、 好ましくは約 0 . 5〜約 2 4時間程度である。
上記 I法あるいは J法で得られた化合物 (X I X、 X X、 X X I、 X X I I ) は、 必要に応じ、 H法工程 1 1に示すァシル化反応あるいはアルキル化反応に付すことが できる。
上記の方法において化合物( I )が遊離化合物として得られる場合、常法に従って、 例えば、 無機酸 (例えば、 塩酸、 硫酸、 臭化水素酸など)、 有機酸 (例えば、 メタン スノレホン酸、 ベンゼンスノレホン酸、 トノレエンスノレホン酸、 シユウ酸、 フマーノレ酸、 マ レイン酸、 酒石酸など)、 無機塩基 (例えば、 ナトリウム、 カリウムなどのァ/,レカリ 金属、 カノレシクム、 マグネシウムなどのアルカリ土類金属、 アルミニウムまたはアン モニゥムなど) または有機塩基 (例えば、 トリメチルァミン、 トリェチルァミン、 ピ リジン、 ピコリン、エタノールァミン、ジエタノールァミン、 トリエタノールァミン、 ジシクロへキシルァミンまたは N, N ' —ジベンジルエチレンジァミンなど) などと の塩を生成させることもでき、 ィ匕合物 (I ) が塩の形態で得られる場合は、 常法に従
つて、 遊離の化合物または他の塩に変換することもできる。
これらの方法により生成した化合物( I )またはその塩は、慣用の分離精製手段(例 えば、 濃縮、 溶媒抽出、 カラムクロマトグラフィー、 再結晶など) を用いることによ り分離精製することができる。 化合物 (I ) が光学活性体である場合、 慣用の光学分 割法により d体と 1体とに分離することができる。
また、 目的化合物および原料合成の各反応において、 原料化合物が置換基としてァ ミノ基、 カルボキシル基、 ヒドロキシル基を有する場合、 これらの基は、 ペプチド化 学などで一般的に用いられるような保護基で保護されていてもよい。 この場合、 反応 後に、 必要に応じて、 保護基を除去することにより目的化合物を得ることができる。 ァミノ基の保護基としては、 例えば、 ホルミル基、 C i - eアルキル一カルボニル基
(例えば、 ァセチル、 プロピオニル基など)、 フエエルカルボニル基、 C i - eアルキル
—ォキシカルボニル基(例えば、メ トキシカルボニル、エトキシカルボニル基など)、 ァリールォキシカルボニル基 (例えば、 フエニルォキシカルボニル基など)、 c 7 _ 1 0 ァラルキル一カルボニル基 (例えば、 ベンジルォキシカルボニル基など)、 トリチル 基、 フタロイル基などが挙げられ、 これらの保護基は置換基を有していてもよい。 こ れらの置換基としては、 例えば、 ハロゲン原子 (例えば、 フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ 素原子)、 C , アルキル一カルボニル基 (例えば、 ァセチル、 プロピオニル、 ブチル カルボ-ル基など)、 ニトロ基などが挙げられ、 置換基の数は 1〜 3個程度である。 カルボキシル基の保護基としては、 例えば、 アルキル基 (例えば、 メチル、' ェチル、 II—プロピル、 i —プロピル、 n—ブチル、 t e r t—ブチル基など)、 フ ェニル基、 トリチル基、 シリル基などが挙げられ、 これらの保護基は置換基を有して いてもよい。 これらの置換基としては、例えば、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、 ヨウ素原子)、 ホルミル基、 — 6アルキル—カルボニル基 (例えば、 ァセチル、 プロ ピオニル、 ブチルカルポニル基など)、 ニトロ基などが挙げられ、 置換基の数は 1〜 3個程度である。
ヒドロキシル基の保護基としては、 例えば、 アルキル基 (例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 i 一プロピル、 n—ブチル、 t e r t—ブチル基など)、 フ
ェニル基、 C 7— 1 0ァラルキル基 (例えば、 ベンジル基など)、 ホルミル基、 C i - eァ ルキルーカルボ-ル基 (例えば、 ァセチル、 プロピオュル基など)、 ァリールォキシ カルボニル基 (例えば、 フエュルォキシカルボ-ル基など)、 c 7 _ 1 0ァラルキル一力 ルボニル基(例えば、ベンジルォキシカルボニル基など)、 ビラ二ル基、 フラニル基、 シリル基などが挙げられ、 これらの保護基は置換基を有していてもよい。 これらの置 換基としては、 例えば、 ハロゲン原子 (フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素原子)、 C , _ B アルキル基、 フエニル基、 C 7 _ i。ァラルキル基、 ニトロ基などが挙げられ、 置換基 の数は 1〜 4個程度である。
保護基の除去には、 公知またはそれに準じる方法、 例えば、 酸、 塩基、 還元、 紫外 光、 ヒドラジン、 フエニルヒ ドラジン、 N—メチルジチォ力ルバミン酸ナトリウム、 テトラブチルアンモニゥムフルオリ ド、酢酸パラジウムなどで処理する方法が利用で きる。
このような方法により生成した本発明の化合物 (I ) は、 例えば、 再結晶、 蒸留、 クロマトグラフィーなどの通常の分離手段により単離、精製することができる。また、 このようにして得られる化合物 ( I ) が遊離体である場合には、 公知の方法あるいは それに準じる方法 (例えば、 中和など) により、 塩に変換することができ、 逆に得ら れる化合物 ( I ) が塩の形態で得られた場合には、 公知の方法あるいはそれに準じる 方法により、 遊離体または他の塩に変換することができる。
本発明の化合物 (I ) またはその塩あるいはプロドラッグ (以下、 本発明の化合物 と略記する場合がある) は、 カブサイシンにより誘発される気管の血管透過性の亢進 抑制作用の他、優れたタキキニン受容体拮抗作用、 特にサブスタンス P受容体拮抗作 用、 ニューロキュン A受容体拮抗作用を有する。 本発明の化合物は、 毒性が低く、 安 全である。
従って、 優れたサブスタンス P受容体拮抗作用、 ニューロキニン A受容体拮抗作用 等を有する本発明の化合物は、 哺乳動物 (例えば、 マウス、 ラット、 ハムスター、 ゥ サギ、 ネコ、 ィヌ、 ゥシ、 ヒッジ、 サル、 ヒトなど) に対して、 サブスタンス P関連 疾患、 例えば、 炎症もしくはアレルギー性疾患 (例えば、 アトピー、 皮廣炎. ヘルぺ
ス、 乾癬、 喘息、 気管支炎、 慢性閉塞性肺疾患、 喀痰、 鼻炎、 リューマチ関節炎、 変 形性関節炎、 骨粗鬆症、 多発性硬化症、 結膜炎、 膀眯炎など)、 疼痛、 偏頭痛、 神経 痛、 搔痒、 咳、 H I V感染症、 さらに中枢神経系の疾患 〔例えば、 精神***病、 パー キンソン病、 うつ病、 躁鬱病、 不安 '神経症、 強迫神経症、 恐慌性障害、 痴呆 (例え ば、 アルツハイマー病など) など〕、 消化器疾患 [例えば、 過敏性腸疾患、 潰瘍性大 腸炎、 クローン病、 ウレァ一ゼ陽性のラセン状グラム陰性菌 (例えば、 ヘリコパクタ 一 ·ピロリなど) に起因する異常 (例えば、 胃炎、 胃潰瘍など) など]、 嘔吐、 排尿 異常 (例えば、 頻尿、 尿失禁など)、 循環器疾皐 (例えば、 狭心症、 高血圧、 心不全、 血栓症など)および免疫異常などの疾患に対する安全な予防 ·治療薬として使用する ことができる。 特に、 本発明の化合物は、 タキキュン受容体拮抗剤、 頻尿、 尿失禁な どの排尿異常改善剤やこれらの排尿異常の治療薬として有用である。
さらに、 本発明の化合物は、 うつ病、 不安症、 躁鬱病、 精神***病などの疾患の予 防 ·治療剤としても有用である。
本発明の化合物を含む医薬製剤は、 散剤、 顆粒剤、 錠剤、 カプセル剤、 坐剤などの 固形製剤、 シロップ剤、 轧剤、 注射剤、 懸濁剤などの液剤のいずれであってもよレ、。
本発明の医薬製剤は、 製剤の形態に応じて、 例えば、 混和、 混練、 造粒、 打錠、 コ —ティング、 滅菌処理、 乳化などの慣用の方法で製造できる。 なお、 製剤の製造に関 して、 例えば日本薬局法製剤総則の各項などを参照できる。
本発明の医薬製剤において、 本発明の化合物塩の含有量は、製剤の形態によって相 違するが、 通常、 製剤全体に対して約 0 . 0 1〜 1 0 0重量%、 好ましくは約 0 . 1 〜5 0重量%、 さらに好ましくは約 0 . 5〜2 0重量%程度である。
' 本発明の化合物を前記の医薬製剤として用いる場合、 そのまま、 或いは適宜の薬学 的に許容され得る担体、 例えば、 賦形剤 (例えば、 デンプン、 乳糖、 白糖、 炭酸カル シゥム、 リン酸カノレシゥムなど)、 結合剤 (例えば、 デンプン、 アラビアゴム、 カル ボキシメチルセルロース、 ヒ ドロキシプロピルセルロース、 結晶セルロース、 アルギ ン酸、 ゼラチン、 ポリビュルピロリ ドンなど)、 滑沢剤 (例えばステアリン酸、 ステ アリン酸マグネシウム、 ステアリン酸カルシウムタルクなど)、 崩壊剤 (例えば、 力
ルボキシメチルセルロースカルシウム、 タルクなど)、 希釈剤 (例えば、 注射用水、 生理食塩水など)、 必要に応じて添加剤 (安定剤、 保存剤、 着色剤、 香料、溶解助剤、 乳化剤、 緩衝剤、 等張化剤など) などと常法により混合し、 散剤、 細粒剤、 顆粒剤、 錠剤、力プセル剤などの固形剤または注射剤などの液剤の形態で経口的または非経口 的に投与することができる。
投与量は、 本発明の化合物または薬学上許容可能なその塩の種類、 投与ルート、 症 状、 患者の年令などによっても異なるが、 例えば、 排尿異常の成人患者に経口的に投 与する場合、 1日当たり体重 1 k gあたり本発明の化合物として約 0. 005〜50 mg, 好ましくは約 0. 05〜: I 0mg、 さらに好ましくは約 0. 2〜4mgをl〜 3回に分割投与できる。
本発明の化合物は、 適宜、 他の医薬活性成分と適量配合または併用して使用するこ ともできる。
本発明の化合物と他の医薬活性成分とを併用することにより、
(1) 本発明の化合物または他の医薬活性成分を単独で投与する場合に比べて、 その 投与量を軽減することができる。 より具体的には、 本発明の化合物と抗コリン剤また は NK— 2受容体アンタゴニストを併用した場合、抗コリン剤または NK— 2受容体 アンタゴニストを単独投与する場合に比べて、それらの投与量を軽減することができ るので、 例えば、 ロ渴等の副作用の軽減を図ることができる。
(2) 患者の症状 (軽症、 重症など) に応じて、 本発明の化合物と併用する薬物を選 択することができる、
( 3 ) 本発明の化合物と作用機序が異なる他の医薬活性成分を選択することにより、 治療期間を長く設定することができる、
(4) 本発明の化合物と作用機序が異なる他の医薬活性成分を選択することにより、 治療効果の持続を図ることができる、
(5) 本発明の化合物と他の医薬活性成分とを併用することにより、 相乗効果が得ら れる、 などの優れた効果を得ることができる。
本発明の化合物と配合または併用し得る薬物 (以下、 併用薬物と略記する) として
は、 例えば、 以下のようなものが用いられる。
(1) 糖尿病治療剤
ィンスリン製剤 〔例、 ゥシ、 ブタの膝臓から抽出された動物ィンスリン製剤;大腸 菌、 イーストを用い、 遺伝子工学的に合成したヒ トインスリン製剤;インスリン亜 鉗;プロタミンインスリン亜鉛;インスリンのフラグメントまたは誘導体 (例、 I N S— 1等) など〕、 インスリン感受性增強剤 (例、 塩酸ピオグリタゾン、 トログリタ ゾン、 ロジグリタゾンまたはそのマレイン酸塩、 J TT一 501、 MCC— 555、 YM-440、 G I— 262570、 KRP— 297、 FK_614、 CS— 01 1 等)、 α—ダルコシダーゼ阻害剤 (例、 ボグリボース、 ァカルボース、 ミグリ トール、 エミグリテート等)、 ビグアナイド剤 (例、 フェンホルミン、 メ トホルミン、 ブホル ミン等)、 スルホニルゥレア剤 (例、 トルプタミ ド、 グリベンクラミ ド、 ダリクラジ ド、 クロ/レブロパミ ド、 トラザミド、 ァセトへキサミ ド、 グリクロビラミ ド、 グリメ ピリ ド等) やその他のインスリン分泌促進剤 (例、 レパグリニド、 セナグリニド、 ミ チグリニドまたはそのカルシウム塊水和物、 GLP— 1、 ナテグリニド等)、 ジぺブ チジルぺプチダーゼ I V阻害剤 (例、 NVP—DPP— 278、 ΡΤ— 100、 Ρ 3 2Ζ98等)、 03ァゴニス ト (例、 CL一 316243、 SR— 58611— Α、 UL— TG-307、AJ— 9677、ΑΖ40140等)、ァミ リンァゴニス ト(例、 プラムリ チド等)、 ホスホチロシンホスファターゼ阻害剤 (例、 パナジン酸等)、 糖 新生阻害剤 (例、 グリコーゲンホスホリラ一ゼ阻害剤、 グルコース一 6—ホスファタ ーゼ阻害剤、 グルカゴン拮抗剤等)、 SGLT (sodium-glucose cotransporter) 阻 害剤 (例、 T— 1095等) 等。
(2) 糖尿病性合併症治療剤
アルドース還元酵素阻害剤 (例、 トルレスタツト、 ェパルレスタツト、 ゼナレスタ ッ ト、 ゾポルレスタツ ト、 フィダレスタツト (SNK—860)、 ミナルレスタツト (AR I一 509)、 CT— 1 12等)、 神経栄養因子 (例、 NGF、 NT— 3等)、 AGE阻害剤 (例、 ALT— 945、 ピマゲジン、 ピラトキサチン、 N-フエナシル チアゾリゥムブ口ミ ド(ALT— 766)、 EXO- 226等)、活性酸素消去薬(例、
チォク ト酸等)、 脳血管拡張剤 (例、 チォプリ.ド等) 等。
(3) 抗高脂血剤
コレステロール合成阻害剤であるスタチン系化合物 (例、 ブラバスタチン、 シンパ スタチン、 口パスタチン、 ア トルバスタチン、 フノレパスタチン、 セリバスタチンまた はそれらの塩 (例、 ナトリウム塩等) 等)、 スクアレン合成酵素阻害剤あるいはトリ グリセリ ド低下作用を有するフイブラート系化合物 (例、 ベザフイブラート、 クロフ イブ:ラート、 シムフイブラート、 クリノフィブラ一ト等) 等。
(4) 降圧剤
アンジォテンシン変換酵素阻害剤 (例、 カプトブリル、 ェナラプリル、 デラプリル 等)、 アンジォテンシン II拮抗剤 (例、 口サルタン、 カンデサルタン シレキセチル 等)、 カルシウム拮抗剤 (例、 マニジビン、 二フエジピン、 アムロジピン、 エホニジ ピン、 二カルジピン等)、 クロ二ジン等。
(5) 抗肥満剤
中枢性抗肥満薬 (例、 デキスフェンフルァミン、 フェンフルラミン、 フエンテルミ ン、 シブトラミン、 アンフエブラモン、 デキサンフエタミン、 マジンドール、 フエ二 ルプロパノールァミン、 クロべンゾレックス等)、 腌リパーゼ阻害薬 (例、 オルリス タツト等)、 β 3ァゴニス ト (例、 CL— 3 1 6 24 3、 SR— 58 6 1 1— A、 U L-TG- 307、 A J— 9 677、 ΑΖ 40 1 40等)、ペプチド性食欲抑制薬(例、 レブチン、 CNTF (毛様体神経栄養因子)等)、 コレシストキニンァゴニスト (例、 リンチトリプト、 F PL— 1 5849等) 等。
(6) 利尿剤
キサンチン誘導体 (例、 サリチル酸ナトリウムテオブロミン、 サリチル酸カルシゥ ムテオプロミン等)、 チアジド系製剤 (例、 ェチアジド、 シクロペンチアジド、 トリ クロルメチアジド、 ヒ ドロクロ口チアジド、 ヒ ドロフルメチアジド、 ベンジルヒ ドロ クロ口チアジド、 ペンフルチジド、 ポリチアジド、 メチクロチアジド等)、 抗アルド ステ口ン製剤(例、スピロノラクトン、 トリアムテレン等)、炭酸脱水酵素阻害剤(例、 ァセタゾラミ ド等)、 クロルベンゼンスルホンアミ ド系製剤 (例、 クロルタリ ドン、
メフルシド、 インダパミ ド等)、 ァゾセミ ド、 イソソルビド、 エタクリン酸、 ピレタ -ド、 ブ タニド、 フロセミ ド等。
(7) 化学療^ j
アルキル化剤 (例、 サイクロフォスフアミ ド、 ィフォスフアミ ド等)、 代謝拮抗剤 (例、 メソトレキセ一ト、 5—フルォロウラシル等)、 抗癌性抗生物質 (例、 マイト マイシン、 アドリアマイシン等)、 植物由来抗癌剤 (例、 ビンクリスチン、 ビンデシ ン、 タキソ一ル等)、 シスプラチン、 カルポプラチン、 エトポキシド等、 なかでも 5 ―フルォロウラシル誘導体であるフルツロンあるいはネオフルツ口 等。
(8) 免疫療法剤
微生物または細菌成分 (例、 ムラミルジペプチド誘導体、 ピシバニ一ル等)、.免疫 増強活性のある多糖類 (例、 レンチナン、 シゾフィラン、 クレスチン等)、 遣伝子ェ 学的手法で得られるサイトカイン(例、インターフェロン、 インターロイキン(I L) 等)、 コロニー刺激因子 (例、 顆粒球コ口-—刺激因子、 エリスロポエチン等) 等、 なかでも I L一 1、 I L— 2、 I L— 12等。
(9) 動物モデルや臨床で悪液質改善作用が認められている薬剤
プロゲステロン誘導体 (例、 メゲステロールアセテート) 〖ジャーナル'ォブ,ク リニカル 'オンコロジ一 (Journal of Clinical Oncology) , 第 12卷、 21 3〜2 25頁、 1 994年〕、 メ トクロプラミ ド系薬剤、 テトラヒドロカンナビノ一ノレ系薬 剤(文献はいずれも上記と同様)、脂肪代謝改善剤(例、エイコサペンタエン酸等) 〔ブ リティシュ 'ジャーナル ·ォブ ·キャンサー (British Journal of Cancer)、 第 68 巻、 314〜31 8頁、 1 993年〕、 成長ホルモン、 I G F— 1、 あるいは悪液質 を誘導する因子である TNF— a、 L I F、 I L一 6、 オンコスタチン Mに対する抗 体等。
(10) 消炎剤
ステロイド剤 (例、 デキサメサゾン等)、 ヒアルロン酸ナトリウム、 シクロォキシ ゲナーゼ阻害剤 (例、 インドメタシン、 ケトプロフェン、 ロキソプロフェン、 メロキ シカム、 アムピロキシカム、 セレコキシブ、 口フエコキシブ等) 等„
( 1 1 ) その他
糖化阻害剤(例、 ALT- 711等)、神経再生促進薬 (例、 Y-128、 VX853、 prosaptide等)、 中枢神経系作用薬 (例、 デンプラミン、 アミ トリプチリン、 イミブラミン、 フロキセ チン、 パロキセチン、 ドキセピンなどの抗うつ薬)、 抗てんかん薬 (例、 ラモトリジ ン、 カルバマゼピン)、 抗不整脈薬 (例、 メキシレチン)、 アセチルコリン受容体リガ ンド(例、 ABT_594)、 エンドセリン受容体拮抗薬 (例、 ABT- 627)、 モノアミン取り込 み阻害薬 (例、 トラマドル)、 インドールァミン取り込み阻害薬 (例、 フロキセチン、 パロキセチン)、 麻薬性鎮痛薬 (例、 モルヒネ)、 G A B A受容体作動薬 (例、 ギヤバ ペンチン)、 G A B A取り込み阻害薬 (例、 チアガビン)、 α 2受容体作動薬 (例、 ク ロニジン)、 局所鎮痛薬 (例、 カプサイシン)、 プロテインキナーゼ C阻害剤 (例、 L Υ— 3 3 3 5 3 1 ) , 抗不安薬 (例、 ベンゾジァゼピン類)、 ホスホジエステラーゼ阻 害薬 (例、 シルデナフィル)、 ド一パミン受容体作動薬 (例、 アポモノレフイン)、 ドー パミン受容体拮抗薬、 (例、 ハロペリ ドール)、 セロトニン受容体作動薬 (例、 クェン 酸タンドスピロン、 スマトリブタン)、 セロ トニン受容体拮抗薬 (例、 塩酸シプロへ プタジン、 オンダンセトロン)、 セロトニン取り込み阻害薬 (例、 マレイン酸フルボ キサミン、 フロキセチン、 パロキセチン)、 睡眠導入剤 (例、 トリァゾラム、 ゾルピ デム)、 抗コリン剤、 α ι受容体遮断薬 (例、 タムスロシン)、 筋弛緩薬 (例、 バクロ フェンなど)、 カリウムチャンネル開口薬 (例、 ニコランジル)、 カルシウムチャンネ ル遮断薬 (例、 二フエジピン)、 アルツハイマー病予防'治療薬 (例、 ドネぺジル、 リバスチグミン、 ガランタミン)、 パーキンソン病治療薬 (例、 L—ドーパ)、 多発性 硬化症予防 '治療薬 (例、 インターフヱロン /3— 1 a )、 ヒスタミン 受容体阻害薬 (例、 塩酸プロメタジン)、 プロトンポンプ阻害薬 (例、 ランソプラゾール、 オメプ ラゾール)、 抗血栓薬 (例、 アスピリン、 シロスタゾール)、 Ν Κ— 2受容体アンタゴ 二スト、 H I V感染症治療薬(サキナビル、 ジドブジン、 ラミブジン、 ネビラビン)、 慢性閉 S†4肺疾患治療薬(サルメテロール、チォトロピウムブロミ ド、シロミラスト) 等。
抗コリン剤としては、 例えば、 アト口ピン、 スコポラミン、 ホマトロピン、 トロピ
力ミ ド、 シクロペントラート、 臭化ブチルスコポラミン、 臭化プロパンテリン、 臭化 メチルべナクチジゥム、 臭化メペンゾラ一ト、 フラボキサ一ト、 ピレンセビン、 臭化 ィプラトピウム、 トリへキシフエ二ジル、 ォキシプチニン、 プロピベリン、 ダリフエ ナシン、 トルテロジン、 テミベリン、 塩化トロスピウムまたはその塩 (例、 硫酸アト 口ピン、 臭化水素酸スコポラミン、 臭化水素酸ホマト口ピン、 塩酸シクロペントラー ト、 塩酸ブラボキサート、 塩酸ピレンセビン、 塩酸トリへキシフエ二ジル、 塩化ォキ シブチニン、酒石酸トルテロジンなど)などが用いられ、なかでも、ォキシブチニン、 プロピベリン、 ダリフエナシン、 トルテロジン、 テミベリン、 塩化トロスピウムまた はその塩(例、塩化ォキシプチニン、酒石酸トルテロジンなど)が好適である。また、 アセチルコリンエステラーゼ阻害薬 (例、 ジスチグミンなど)なども使用することがで きる。
NK— 2受容体アンタゴニストとしては、 例えば、 GR159897、 GR 149 861、 SR48968 (saredutant) 、 SR 1441 90、 YM 35375、 Y 38336、 ZD 7944 L一 743986、 MD L 105212 A、 ZD 602 1、 MDL 1051 72 A、 SCH 205528, SCH62373, R— 1 132 81などのピぺリジン誘導体、 RPR— 106145などのペルヒドロイソインドー ル誘導体、 SB— 414240などのキノリン誘導体、 ZM—253270などのピ ロロビリミジン誘導体、 MEN 1 1420 (nepadutant) , SCH21 7048、 L — 659877、 PD- 147714 (CAM- 2291) MENl 0376, S 16474 などのプソィドペプチド誘導体、 その他、 GR 100679、 DNK 333、 GR 9 4800、 UK— 224671、 MEN 10376, MEN 1 0627, またはそれ らの塩などが挙げられる。
本発明の化合物と併用薬物とを配合または併用する医薬組成物には、 (1) 本発明 の化合物と併用薬物を含有する医薬組成物として単一に製剤化されたもの、 (2) 本 発明の化合物と併用薬物とが別個に製剤化されたもののいずれも含まれる。 以下、 こ れらを総称して本発明の併用剤と略記する。
本発明の併用剤は、 本発明の化合物および併用薬物の有効成分を、 別々にあるいは
同時に、そのまま若しくは薬学的に許容され得る担体などと混合し、たとえば、散剤、 顆粒剤、 錠剤、 カプセル剤などの固形製剤、 シロップ剤、 乳剤、 注射剤 (皮下注射、 静脈内注射、 筋肉內注射、 点滴法を含む) などの液剤、 舌下錠、 バッカル、 トローチ 剤、 マイクロカプセル等の徐放 ¾ 剤、 口腔內速崩壊剤、 坐剤として経口又は非経口 的に投与することができる。
上記薬学的に許容され得る担体としては、製剤素材として慣用の各種有機あるいは 無機担体物質が用いられ、 固形製剤における賦形剤、 滑沢剤、 結合剤、 崩壊剤;液状 製剤における溶剤、 溶解補助剤、 懸濁化剤、 等張化剤、 緩衝剤、 無痛化剤などとして 配合される。 また必要に応じて、 防腐剤、 抗酸化剤、 着色剤、 甘味剤などの製剤添加 物を用いることもできる。
上記賦形剤の好適な例としては、 例えば、 乳糖、 白糖、 D-マンニトール、 デンプ ン、 結晶セルロース、 軽質無水ゲイ酸、 炭酸カルシウム、 リン酸カルシウムなどが挙 げられる。
上記滑沢剤の好適な例としては、 例えば、 ステアリン酸、 ステアリン酸マグネシゥ ム、 ステアリン酸カルシウム、 タノレク、 コロイ ドシリカなどが挙げられる。
上記結合剤の好適な例としては、 例えば、 結晶セルロース、 白糖、 D-マンニトー ノレ、 デキストリン、 ヒ ドロキシプロピルセルロース、 ヒ ドロキシブ口ピルメチルセノレ ロース、 ポリビュルピロリ ドン、 アラビアゴム、 ゼラチンなどが挙げられる。
上記崩壊剤の好適な例としては、例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロース、 カルボキシメチノレセル口一スカルシゥム、 クロス力ノレメロースナトリウム、 カルボキ シメチルスターチナトリウムなどが挙げられる。
上記溶剤の好適な例としては、 例えば、 注射用水、 生理食塩水、 アルコール、 プロ ピレンダリコール、 マクロゴール、 ゴマ油、 トウモロコシ油などが挙げられる。
上記溶解補助剤の好適な例としては、 例えば、 ポリエチレングリコール、 プロピレ ングリコール、 D -マン-トール、 安息香酸ベンジル、 エタノール、 トリスアミノメ タン、 コレステロール、 トリエタノ ルァミン、 炭酸ナトリウム、 クェン酸ナトリウ ムなどが挙げられる。
上記懸濁化剤の好適な例としては、 例えば、 ステアリルトリエタノールァミン、 ラ ゥリル硫酸ナドリゥム、 ラウリルアミノプロピオン酸、 レシチン、 塩化ベンザルコニ ゥム、塩化べンゼトニゥム、モノステアリン酸グリセリンなどの界面活性剤;例えば、 ポリビニルアルコール、 ポリビュルピロリ ドン、 カルポキシメチルセルロースナトリ ゥム、 メチノレセノレ口一ス、 ヒ ドロキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシェチノレセノレロー ス、 ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性高分子などが挙げられろ。
上記等張化剤の好適な例としては、 例えば、 塩化ナトリウム、 グリセリン、 D-マ ンニトールなどが挙げられる。
上記緩街剤の好適な例としては、 例えば、 リン酸塩、 酢酸塩、 炭酸塩、 クェン酸塩 などの緩衝液などが挙げられる。
上記無痛化剤の好適な例としては、例えば、ベンジルアルコールなどが挙げられる。 上記防腐剤の好適な例としては、 例えば、 パラォキシ安息香酸エステル類、 クロ口 ブタノール、 ベンジルアルコール、 フエネチルアルコール、 デヒ ドロ酢酸、 ソノレビン 酸などが挙げられる。
上記抗酸化剤の好適な例としては、 例えば、 亜硫酸塩、 ァスコルビン酸などが挙げ られる。
上記着色剤の好適な例としては、 例えば、 水溶性食用タール色素、 水不溶性レーキ 色素、 天然色素 (例えば、 一力ロチン、 クロロフィル、 ベンガラなど) などが挙げ られる。
上記甘味剤の好適な例としては、 例えば、 サッカリンナトリウム、 グリチルリチン 二カリウム、 アスパルテーム、 ステビアなどが挙げられる。
これらの製剤は、製剤工程において通常一般に用いられる自体公知の方法により製 造することができる。
例えば、 本発明の化合物または併用薬物は、 分散剤 (例、 ツイ一ン (Tween) 8 0 (アトラスパウダー社製、 米国)、 HC0 60 (日光ケミカルズ製)、 ポリエチレングリコ ール、 カルボキシメチルセルロース、 ァノレギン酸ナトリウム、 ヒ ドロキシプロピルメ チルセルロース、 デキス トリンなど)、 安定化剤 (例、 ァスコルビン酸、 ピロ亜硫酸
■ ' 、, ナトリウム等)、界面活性剤(例、ポリソルベート 8 0、マクロゴール等)、可溶剤(例、 グリセリン、 エタノール等)、 緩衝剤 (例、 リン酸及びそのアルカリ金属塩、 クェン 酸及びそのアルカリ金属塩等)、 等張化剤 (例、 塩化ナトリウム、 塩化カリウム、 マ ンニトール、 ソルビトール、 ブドウ糖等)、 p H調節剤 (例、 塩酸、 水酸化ナトリウ ム等)、 保存剤 (例、 パラォキシ安息香酸ェチル、 安息香酸、 メチルパラベン、 プロ ピルパラベン、ベンジルアルコール等)、溶解剤(例、濃グリセリン、メグルミン等)、 溶解補助剤 (例、 プロピレングリコール、 白糖等)、 無痛化剤 (例、 ブドウ糖、 ベン ジルアルコール等)などと共に水性注射剤に、あるいはオリ一ブ油、ゴマ油、綿実油、 コーン油などの植物油、 プロピレングリコールなどの溶解補助剤に溶解、 懸濁あるい は乳化して油性注射剤に成形し、 注射剤とすることができる。
経口投与用製剤とするには、 自体公知の方法に従い、本発明の化合物または併用薬 物を例えば、 賦形剤 (例、 乳糖、 白糖、 デンプンなど)、 崩壊剤 (例、 デンプン、 炭 酸カルシウムなど)、 結合剤 (例、 デンプン、 アラビアゴム、 カルボキシメチルセル ロース、ポリビニルピロリ ドン、ヒ ドロキシプロピルセルロースなど)又は滑沢剤(例、 タルク、 ステアリン酸マグネシウム、 ポリエチレングリコール 6 0 0 0など) など を添加して圧縮成形し、 次いで必要により、 味のマスキング、 腸溶性あるいは持続性 の目的のため自体公知の方法でコーティングすることにより経口投与製剤とするこ とができる。 そのコーティング剤としては、 例えば、 ヒ ドロキシプロピルメチルセル ロース、 ェチ /レセノレ口一ス、 ヒ ドロキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピノレセノレ ロース、 ポリオキシエチレングリコール、 ツイーン 8 0、 プル口ニック F 6 8、 セルロースァセテ一トフタレート、 ヒ ドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、 ヒ ドロキシメチルセルロースァセテ一トサクシネート、オイドラギット(ロームネ ±¾、 ドイツ, メタクリル酸 ·アクリル酸共重合) および色素 (例、 ベンガラ, 二酸化チタ ン等) などが用いられる。 経口投与用製剤は速放性製剤、 徐放性製剤のいずれであつ てもよい。
例えば、 坐剤とするには、 自体公知の方法に従い、 本発明の化合物または併用薬物 を油性又は水性の固状、 半固状あるいは液状の坐剤とすることができる。 上記組成物
; に用いる油性基剤としては、 例えば、 高級脂肪酸のグリセリ ド 〔例、 カカオ脂、 ウイ テプゾル類 (ダイナマイトノーベル社製, ドイツ) など〕、 中极脂肪酸 〔例、 ミグリ オール類 (ダイナマイ トノ ^ル社製, ドイツ) など〕、 あるいは植物油 (例、 ゴマ 油、 大豆油、 綿実油など) などが挙げられる。 また、 水性基剤としては、 例えばポリ エチレングリコール類、 プロピレングリコール、 水性ゲル基剤としては、 例えば天然 ガム類、 セルロース誘導体、 ビニール重合体、 アクリル酸重合体などが挙げられる。 上記徐放性製剤としては、 徐放性マイクロ力プセル剤などが挙げられる。
徐放型マイクロガプセルとするには、 自体公知の方法を採用できるが、 例えば、 下 記 〔2〕 に示す徐放性製剤に成型して投与するのが好ましい。
本発明の化合物は、 固形製剤 (例、 散剤、 顆粒剤、 錠剤、 カプセル剤) などの経口 投与用製剤に成型す か、 坐剤などの直腸投与用製剤に成型するのが好ましい。 特に 経口投与用製剤が好ましい。
本発明の併用剤は、 薬物の種類に応じて上記した剤形とすることができる。
以下に、 〔1〕 本発明の化合物または併用剤の注射剤およびその調製、 〔2〕 本発明 の化合物または併用剤の徐放性製剤又は速放性製剤およびその調製、 [ 3〕 本発明の 化合物または併用剤の舌下錠、バッカル又は口腔内速崩壊剤およびその調製について 具体的に示す。
〔1〕 ¾ 剤およびその調製
本発明の化合物または併用薬物を水に溶解してなる注射剤が好ましい。該注射剤に は安息香酸塩又は Zおよびサリチル酸塩を含有させてもよい。
該注射剤は、本発明の化合物または併用薬物と所望により安息香酸塩又は zおよび サリチル酸塩の双方を水に溶解することにより得られる。
上記安息香酸、 サリチル酸の塩としては、 例えばナトリゥム, 力リゥムなどのァノレ 力リ金属塩、カ^^シゥム,マグネシウムなどのァノレ力リ土類金属塩、アンモニゥム塩、 メグルミン塩、 その他トロメタモールなどの有機酸塩などが挙げられる。
注射剤中の本発明の化合物または併用薬物の濃度は 0 . 5〜5 O wZ v %、 好まし くは 3〜2 O wZ v %程度である。 また安息香酸塩又は/およびサリチル酸塩の濃度
は 0 . 5 - 5 0 w/ v °/0 好ましくは 3〜2 0 wZ v %が好ましい。
また、 本剤には一般に注射剤に使用される添加剤、 例えば安定化剤 (ァスコルビン 酸、ピロ ¾硫酸ナトリゥム等)、界面活性剤(ポリソルべ一ト 8 0、マクロゴール等〉、 可溶剤 (グリセリン、 エタノール等)、 緩衝剤 (リン酸及びそのアルカリ金属塩、 ク ェン酸及びそのアルカリ金属塩等)、 等張化剤 (塩化ナトリウム、 塩化カリゥム等)、 分散剤(ヒ ドロキシプロピルメチルセルロース、デキストリン)、 p H調節剤(塩酸、 水酸化ナトリゥム等)、保存剤(パラォキシ安息香酸ェチル、安息香酸等)、溶解剤(濃 グリセリン、 メダルミン等)、 溶解補助剤 (プロピレングリコール、 白糖等)、 無痛化 剤 (ブドウ糖、 ベンジルアルコール等) などを適宜配合することができる。 これらの 添加剤は一般に注射剤に通常用いられる割合で配合される。
注射剤は P H調節剤の添加により p H 2〜1 2好ましくは 2 . 5 - 8 . 0に調整す るのがよい。
注射剤は、本発明の化合物または併用薬物と所望により安息香酸塩又は Zおよびサ リテル酸塩の双方を、 また必要により上記添加剤を水に溶解することにより得られる。 これらの溶解はどのような順序で行ってもよく、従来の注射剤の製法と同様に適宜行 うことができる。
注射用水溶液は加温するのがよく、 また通常の注射剤と同様にたとえば濾過滅菌、 高圧加熱獰菌などを行うことにより注射剤として供することができる。
注射用水溶液は、例えば 1 0 0で〜 1 2 1 ^の条件で 5分〜 3 0分高圧加熱滅菌す るのがよい。
さらに多回分割投与製剤として'使用できるように、溶液の抗菌性を付与した製剤と してもよレ、。
〔2〕 徐放性製剤又は速放性製剤およびその調製
本発明の化合物または併用薬物を含んでなる核を所望により水不溶性物質ゃ膨潤 性ポリマーなどの被膜剤で被覆してなる徐放性製剤が好ましい。 例えば、 1日 1回投 与型の経口投与用徐放性製剤が好ましい。
被膜剤に用いられる水不溶性物質としては、 例えばェチルセルロース、 ブチルセル
ロースなどのセルロースェ一テル類、 セルロースアセテート、 セルロースプロピ才ネ "トなどのセルロースエステル類、 ポリビニルアセテート、 ポリ ビニルプチレ一卜な どのポリビエルエステル類、 ァクリル酸ノメタクリル酸共重合体、 メチルメタクリレ ―ト共重合体、ェトキシェチルメタクリレートノシンナモェチルメタクリレートノア ミノアルキルメタクリレ一ト共重合体、 ポリアクリル酸、 ポリメタクリル酸、 メタク リル酸アルキルァミ ド共重合体、ポリ (メタクリル酸メチル)、ポリメタクリレート、 ポリメタクリルアミ ド、 アミノアルキルメタクリレート共重合体、 ポリ (メタクリル 酸アンヒドリ ド)、 グリシジルメタクリレート共重合体、 とりわけオイドラギット R S— 100, RL- 100, RS— 30D, RL- 3 OD, RL-PO, RS— PO (アタリル酸ェチル■メタタリル酸メチル ·メタクリル酸塩化トリメチル ·ァンモ 二ゥムェチル共重合体)、 オイ ドラギット NE— 30D (メタクリル酸メチル ·ァク リ /レ酸ェチル共重合体) などのオイ ドラギット類 (ローム 'ファーマ社) などのァク リル酸系ポリマー、 硬化ヒマシ油 (例、 ラブリーワックス (フロイント産業) など) などの硬化油、 カルナバワックス、 脂肪酸グリセリンエステル、 パラフィンなどのヮ ックス類、 ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
膨潤性ポリマーとしては、 酸性の解離基を有し、 pH依存性の膨潤を示すポリマ一 が好ましく、 胃内のような酸性領域では膨潤が少なく、 小腸や大腸などの中性領域で 膨潤が大きくなる酸性の解離基を有するポリマーが好ましい。
このような^の解離基を有し pH依存性の膨潤を示すポリマーとしては、例えば カーポマー (Carbomer) 934 P、 940、 941、 974 P、 980、 1342等、 ポリカーボフィル (polycarbophil)、 カルシウムポリカボーフィル (carcium polycarbophil) (前記はいずれも B Fグッドリッチ社製)、 ハイビスヮコー 1 03、 104、 105、 304 (いずれも和光純薬 (株) 製) などの架橘型ポリアクリル酸 重合体が挙げられる。
徐放性製剤に用いられる被膜剤は親水性物質をさらに含んでいてもよい。.
該親水性物質としては、 例えばプルラン、 デキストリン、 アルギン酸アルカリ金属 塩などの硫酸基を有していてもよい多糖類、 ヒ ドロキシプロピルセルロース ヒ ドロ
キシプロピルメチルセルロース、 カルボキシメチルセル口—スナトリゥムなどのヒ ド ロキシアルキル基又はカルボキシアルキル基を有する多糖類、 メチルセルロース、 ポ リビエルピロリ ドン、 ポリビュルアルコール、 ポリエチレングリコールなどが挙げら れる。
徐放性製剤の被膜剤における水不溶性物質の含有率は約 3 0ないし約 9 0 % (w/w)、 好ましくは約 3 5ないし約 8 0 % (w/w) , さらに好ましくは約 4 0ないし約 7 5 % (w/w)、 膨潤性ポリマーの含有率は約 3ないし約 3 0 % (w/w) . 好ましくは約 3ない し約 1 5 % (w/w)である。 被膜剤は親水性物質をさらに含んでいてもよく、 その場合 被膜剤における親水性物質の含有率は約 5 0 % (w/w)以下、 好ましくは約 5〜約 4 0 % (w/w)、 さらに好ましくは約 5〜約 3 5 % (w/w) である。ここで上記% (w/w) は被膜剤液から溶媒 (例、 水、 メタノール、 エタノール等の低級アルコール等) を除 いた被膜剤組成物に対する重量%を示す。
徐放性製剤は、以下に例示するように薬物を含む核を調製し、次いで得られた核を、 水不溶性物質や膨潤性ポリマーなどを加熱溶解あるいは溶媒に溶解又は分散させた 被膜剤液で被覆することにより製造されろ。
I . 薬剤を含む核の調製
被膜剤で被覆される薬物を含む核 (以下、 単に核と称することがある) の形態は特 に制限されないが、 好ましくは顆粒あるいは細粒などの粒子状に形成される。
核が顆粒又は細粒の場合、 その平均粒子径は、 好ましくは約 1 5 0ないし 2, 0 0 ひ μ πι、 さらに好ましくは約 5 0 0ないし約 1 , 4 0 0 μ πιである。
核の調製は通常の製造方法で実施することができる。例えば、薬物に適当な賦形剤、 結合剤、 崩壊剤、 滑沢剤、 凝集防止剤、 潤滑剤、 安定化剤等を混合し、 湿式押し出し 造粒法、 流動層造粒法などにより調製する。
核の薬物含量は、約 0 . 5ないし約 9 5 % (w/w)、好ましくは約 5 . 0ないし約 8 0 % (w/w) . さらに好ましくは約 3 0ないし約 7 0 °/0 (w/w) である。
核に含まれる賦形剤としては、 例えば白糖、 乳糖、 マンニトール、 グルコースなど の糖類、 澱粉、 結晶セルロース、 リン酸カルシウム、 コーンスターチなどが用いられ
る。 中でも、 結晶セルロース、 コーンスターチが好ましい。
結合剤としては、 例えばポリビニルアルコール、 ヒ ドロキシプロピルセ ロース、 ポリエチレングリコール、 ポリビニルピロリ ドン、 プノレロニック F 6 8、 アラビアゴ ム、 ゼラチン、 澱粉などが用いられる。 崩壊剤としては、 例えばカルボキシメチルセ ルロースカルシウム(ECG505) , クロスカルメロースナトリウム(Ac- Di-Sol)、 架橘型 ポリビュルピロリ ドン (クロスポビドン)、 低置換度ヒドロキシプロビルセルロース (L-HPC) などが用いられる。 中でも、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ポリビニル ピロリ ドン、 低 換度ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。 滑沢剤、 凝集防止 剤としては例えばタルク、 ステアリン酸マグネシウムおよびその無機塩、 また潤滑剤 としてポリエチレングリコールなどが用いられる。 安定化剤としては酒石酸、 クェン 酸、 コハク酸、 フマル酸、 マレイン酸などの酸が用いられる。
核は上記製造法以外にも、 例えば核の中心となる不活性担体粒子上に水、 低級アル コール (例、 メタノール、 エタノールなど) 等の適当な溶媒に溶解した結合剤をスプ レーしながら、 薬物あるいはこれと賦形剤、 滑沢剤などとの混合物を少量ずつ添加し て行なう転動造粒法、 パンコーティング法、 流動層コーティング法や溶融造粒法によ つても調製することができる。 不活性担体粒子としては、 例えば白糖、 乳糖、 澱粉、 結晶セルロース、 ワックス類で製造されたものが使用でき、 その平均粒子径は約 1 0 0 / mないし約 1 , 5 0 0 μ mであるものが好ましい。
核に含まれる薬物と被膜剤とを分離するために、防護剤で核の表面を被覆してもよ い。 防護剤としては、 例えば前記親水性物質や、 水不溶性物質等が用いられる。 防護 剤は、好ましくはポリエチレンダリコールゃヒ ドロキシアルキル基又はカルボキシァ ルキル基を有する多糖類、 より好ましくはヒドロキシプロピルメチルセルロース、 ヒ ドロキシプロピルセルロースが用いられる。 該防護剤には安定化剤として酒石酸、 ク ェン酸、 コハク酸、 フマル酸、 マレイン酸等の酸や、 タルクなどの滑沢剤を含んでい てもよい。防護剤を用いる場合、その被覆量は核に対して約 1ないし約 1 5 % (w/w)、 好ましくは約 1ないし約 1 0 % (w/w) , さらに好ましくは約 2ないし約 8 °/0 (w/w) である。
防護剤は通常のコーティング法により被覆することができ、 具体的には、 防護剤を 例えば流動層コーティング法、パンコーティング法等により核にスプレーコ一ティン グすることで被覆することができる。
II- 核の被膜剤による被覆
前記 Iで得られた核を、 前記水不溶性物質及び p H依存性の膨潤性ポリマ一、 およ び親水性物質を加熱溶解あるいは溶媒に溶解又は分散させた被膜剤液により被覆す ることにより徐放性製剤が製造される。
核の 剤液による被覆方法として、例えば噴霧コーティングする方法などが挙げ られる。
被膜剤液中の水不溶性物質、 膨潤性ポリマー又は親水性物質の組成比は、 被膜中の '各成分の含有率がそれぞれ前記含有率となるように適宜選ばれる。
被膜剤の被覆量は、 核 (防護剤の被覆量を含まない) に対して約 1ないし約 9 0 % (w/w)、 好ましくは約 5ないし約 5 0 % (w/w) , さらに好ましくは約 5ないし 3 5 % (w/w) である。
被膜剤液の溶媒としては水又は有機溶媒を単独であるいは両者の混液を用いるこ とができる。混液を用いる際の水と有機溶媒との混合比(水ノ有機溶媒:重量比)は、 1ないし 1 0 0 %の範囲で変化させることができ、好ましくは 1ないし約 3 0 %であ る。該有機溶媒としては、水不溶性物質を溶解するものであれば特に限定されないが、 例えばメチルアルコール、 エチルアルコール、 イソプロピルアルコール、 π-ブチルァ ルコール等の低級アルコール、 アセトンなどの低級アルカノン、 ァセトニトリル、 ク ロロホルム、 メチレンクロライ ドなどが用いられる。 このうち低級アルコールが好ま しく、 エチルアルコール、 イソプロピルアルコールが特に好ましい。 水及び水と有機 溶媒との混液が被膜剤の溶媒として好ましく用いられる。 この時、 必要であれば被膜 剤液中に被膜剤液安定化のために酒石酸、 クェン酸、 コハク酸、 フマル酸、 マレイン 酸などの酸を加えてもよい。
噴霧コーティングにより被覆する場合の操作は通常のコーティング法により実施 することができ、 具体的には、 被膜剤液を例えば流動層コーティング法、 パンコーテ
イング法等により核にスプレーコーティングすろことで実施することができる。 この 時必要であれば、 タルク、 酸化チタン、 ステアリン酸マグネシウム、 ステアリン酸力 ノレシクム、 軽質無水ケィ酸などを滑沢剤として、 グリセリン脂肪酸エステル、 硬化ヒ マシ油、 タ ン酸トリエチル、 セチルアルコール、 ステアリルアルコールなどを可塑 剤として添加してもよい。
被膜剤による被膜後、 必要に応じてタルクなどの带電防止剤を混合してもよい。 速放性製剤は、 液状 (溶液、 懸濁液、 乳化物など)であっても固形状 (粒子状、 丸 剤、 錠剤など) であってもよい。 経口投与剤、 注射剤など非経口投与剤が用いられる が、 経口投与剤が好ましい。
速放性製剤は、 通常、 活性成分である薬物に加えて、 製剤分野で慣用される担体、 添加剤や賦形剤 (以下、 これらを総称して賦形剤と略称することがある) を含んでい てもよい。 用いられる製剤賦形剤は、 製剤分野で賦形剤として常用される賦形剤であ れば特に限定されない。 例えば経口固形製剤用の賦形剤としては、 乳糖、 デンプン、 コーンスターチ、 結晶セルロース (旭化成 (株) 製、 アビセル P H 1 0 1など)、 粉 糖、 グラニユウ糖、 マンニトール、 軽質無水ケィ酸、 炭酸マグネシウム、 炭酸カルシ ゥム、 L—システィンなどが挙げられ、 好ましくはコーンスターチおよびマンニトー ルなどが挙げられる。 これらの賦形剤は一種又は二種以上を組み合わせて使用できる。 賦形剤の含有量は速放性製剤全量に対して、 例えば約 4 . 5〜約 9 9 . 4 w/w°/0 好ましくは約 2 0〜約 9 8 . 5 w/w %、 さらに好ましくは約 3 0〜約 9 7 w/w°/0で ある。
速放性製剤における薬物の含量は、速放性製剤全量に対して、約 0 . 5〜約 9 5 %、 好ましくは約 1〜約 6 0 %の範囲から適宜選択することができる。
速放性製剤が経口固形製剤の場合、 通常上記成分に加えて、 崩«』を含有する。 こ のような崩壊剤としては、 例えばカルボキシメチルセルロースカルシウム (五徳薬品 製、 E C G— 5 0 5 )、 クロスカルメロ一スナトリウム (例えば、 旭化成 (株) 製、 ァクジゾル)、 クロスポビドン (例えば、 B A S F社製、 コリ ドン C L)、 低置換度ヒ ドロキシプロピルセルロース (信越化学 (株) )、 カルボキシメチルスターチ (松
化学(株))、 カルボキシメチルスターチナトリゥム (木村産業製、エキスプロタブ)、 部分 α化デンプン (旭化成 (株) 製、 P C S ) などが用いられ、 例えば水と接触して 吸水、 膨澗、 あるいは核を構成している有効成分と賦形剤との間にチャネルを作るな どにより顆粒を崩壊させるものを用いることができる。 これらの崩壊剤は、 一種又は 二種以上を組み合わせて使用できる。崩壊剤の配合量は、用いる薬物の種類や配合量、 放出性の製剤設計などにより適宜選択されるが、 速放性製剤全量に対して、 例えば約 0 . 0 5〜約 3 0 w/w%、 好ましくは約 0 . 5〜約 1 5 w/w%である。
速放性製剤が経口固形製剤である場合、経口固形製剤の場合には上記の組成に加え て、 所望により固形製剤において慣用の添加剤をさらに含んでいてもよい。 このよう な添加剤としては、 例えば水と接触して吸水、 膨潤、 あるいは核を構成している有効 成分と賦形剤との間にチャネルを作るなどにより顆粒を崩壊させるものを用いるこ とができ、 例えば結合剤 (例えば、 ショ糖、 ゼラチン、 アラビアゴム末、 メチルセル ロース、 ヒ ドロキシブ口ピルセルロース、 ヒ ドロキシプロピノレメチノレセルロース、 力 ルボキシメチルセルロース、 ポリビニルピロリ ドン、 ブノレラン、デキストリンなど)、 滑沢剤 (例えば、 ポリエチレングリコール、 ステアリン酸マグネシウム、 タルク、 軽 質無水ケィ酸 (例えば、 ァエロジル (日本ァエロジル)))、 界面活性剤 (例えば、 ァ ルキル硫酸ナトリゥムなどのァニオン系界面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸エス テルおよびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンヒマ シ油誘導体等の非イオン系界面活性剤など)、 着色剤 (例えば、 タール系色素、 カラ メル、 ベンガラ、 酸化チタン、 リボフラビン類)、 必要ならば、 橋味剤 (例えば、 甘 味剤、 香料など〉、 吸着剤、 防腐剤、 湿潤剤、 帯電防止剤などが用いられる。 また、 安定化剤として酒石酸、クェン酸、コハク酸、フマル酸などの有機酸を加えてもよい。 上記結合剤としては、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ポリエチレングリコールぉ よびポリビニルピロリ ドンなどが好ましく用いられる。
速放性製剤は、通常の製剤の製造技術に基づき、前記各成分を混合し、必要により、 さらに練合し、 成型することにより調製することができる。 上記混合は、 一般に用い. られる方法、 例えば、 混合、 練合などにより行われる。 具体的には、 例えば速放性製
剤を粒子状に形成する場合、 前記徐放性製剤の核の調製法と同様の手法により、 パー チカルグラニュレーター、 万能練合機 (畑鉄工所製)、 流動層造粒機 F D— 5 S (パ ゥレック社製) 等を用いて混合しその後、 湿式押し出し造粒法、 流動層造粒法などに より造粒することにより調製することができる。
このようにして得られた速放 剤と徐放性製剤とは、 そのままあるいは適宜、 製 剤賦形剤等と共に常法により別々に製剤化後、 同時あるいは任意の投与間隔を挟んで 組み合わせて投与する製剤としてもよく、 また両者をそのままあるいは適宜、 製剤賦 形剤等と共に一つの経口投与製剤 (例、 顆粒剤、 細粒剤、 錠剤、 カプセル等)に製剤 化してもよい。 両製剤を顆粒あるいは細粒に製して、 同一のカプセル等に充填して経 口投与用製剤としてもよい。
〔3〕 舌下錠、 バッカル又は口腔内速崩壊剤およびその調製
舌下錠、 パッカル製剤、 口腔內速崩壊剤として本発明の併用剤を製する場合は、 錠 剤などの固形製剤であってもよいし、 口腔粘膜貼付錠 (フィルム) であってもよレ、。
舌下錠、 パッカル又は口腔内速崩壊剤としては、 本発明の化合物または併用薬物と 賦形剤とを含有する製剤が好ましい。 また、 滑沢剤、 等張化剤、 親水性担体、 水分散 性ポリマー、 安定化剤などの補助剤を含有していてもよい。 また、 吸収を容易にし、 生体內利用率を高めるために β—シクロデキストリン又は 3—シクロデキストリン 誘導体 (例、 ヒ ドロキシプロピル一 j3—シクロデキストリンなど) などを含有してい てもよい。
上記賦形剤としては、乳糖、 白糖、 D—マンニトール、デンプン、結晶セルロース、 軽質無水ケィ酸などが挙げられる。 滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、 ステ アリン酸カノレシゥム、 タルク、 コロイ ドシリカなどが挙げられ、 特に、 ステアリン酸 マグネシウムやコロイドシリカが好ましい。 等張化剤としては塩化ナトリウム、 ダル コース、 フノレク トース、 マンニトーノレ、 ソノレビトール、 ラク トース、 サッカロ ス、 グリセリン、 尿素などが挙げられ、 特にマンニトールが好ましい。 親水性担体として は結晶セルロース、ェチルセルロース、架橘性ポリ ビニルピロリ ドン、軽質無水珪酸、 珪酸、 リン酸二カルシウム、 炭酸カルシウムなどの膨潤性親水性担体が挙げられ、 特
に結晶セルロース (例、 微結晶セルロースなど) が好ましい。 水分散性ポリマ一とし てはガム (例、 トラガカントガム、 アカシアガム、 グァ一ガム)、 アルギン酸塩 (例、 ァノレギン酸ナトリウム)、 セノレロース誘導体 (例、 メチルセルロース、 カルボキシメ チノレセ /レロース、 ヒ ドロキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピルメチルセルロース)、 ゼラチン、 水溶性デンプン、 ポリアクリル酸 (例、 力一ボマ一)、 ポリメタクリル酸、 ポリビュルアルコール、 ポリエチレングリ コール、 ポリビニルピロリ ドン、 ポリカーボフィルなどが挙げられ、 ヒ ドロキシプロ ピルメチルセルロース、 ポリアクリル酸、 アルギン酸塩、 ゼラチン、 カルボキシメチ ルセルロース、 ポリビニルピロリ ドン、 ポリエチレングリコールなどが好ましい。 特 にヒ ドロキシプロピルメチルセルロースが好ましい。安定化剤としては、システィン、 チォソルビトール、酒石酸、 クェン酸、炭酸ナトリゥム、 ァスコルビン酸、 グリシン、 亜硫酸ナトリウムなどが挙げられ、 特に、 クェン酸ゃァスコルビン酸が好ましい。 舌下錠、 バッカル又は口腔内速崩壊剤は、本発明の化合物または併用薬物と上記し たような賦形剤とを自体公知の方法により混合することにより製造することができ る。 さらに、所望により上記した滑沢剤、等張化剤、親水性担体、水分散性ポリマー、 安定化剤、 着色剤、 甘味剤、 防腐剤などの補助剤を混合してもよい。 上記成分を同時 に若しくは時間差をおいて混合した後、加圧打錠成形することにより舌下錠、 パッカ ル錠又は口腔内速崩壊錠が得られる。 適度な硬度を得るため、 打綻成形の過程の前後 において必要に応じ水やアルコールなどの溶媒を用いて加湿'湿潤させ、 成形後、 乾 燥させて製造してもよい。
粘膜貼付錠 (フィルム) に成型する場合は、 本発明の化合物または併用薬物および 上記した水分散性ポリマー (好ましくは、 ヒ ドロキシプロピルセルロース、 ヒ ドロキ シブロピルメチルセルロース)、 賦形剤などを水などの溶媒に溶解させ、 得られる溶 液を流延させて(cast)フィルムとする。 さらに、 可塑剤、 安定剤、 酸化防止剤、 保存 剤、 着色剤、 緩衝剤、 甘味剤などの添加物を加えてもよい。 フィルムに適度の弾性を 与えるためポリエチレングリコールやプロピレンダリコールなどのグリコール類を 含有させた .り、 口腔の粘膜ライニングへのフィルムの接着を高めるため生物接着性ポ
リマー (例、 ポリカルボフィル、 カルボポール) を含有させてもよい。 流延は、 非接 着性表面に溶液を注ぎ、 ドクターブレードなどの塗布用具で均一な厚さ (好ましくは 1 0〜1 0 0 0ミクロン程度) にそれを広げ、 次いで溶液を乾燥してフィルムを形成 することにより達成される。 このように形成されたフィルムは室温若しくは加温下乾 燥させ、 所望の表面積に切断すればよい。
好ましい口腔內速崩壊剤としては、 本発明の化合物または併用薬物と、 本発明の化 合物または併用薬物とは不活性である水溶性若しくは水拡散性キヤリヤーとの網状 体から成る固体状の急速拡散投与剤が挙げられる。 該網状体は、 本発明の化合物また は併用薬物を適当な溶媒に溶解した溶液とから構成されている固体状の該組成物か ら溶媒を蒸発することによって得られる。
該口腔内速崩壊剤の組成物中には、 本発明の化合物または併用薬物に加えて、 マト リックス形成剤と二次成分とを含んでいるのが好ましい。
該マトリックス形成剤としてはゼラチン類、 デキストリン類ならびに大豆、 小麦な らびにォォバコ(psyl 1 ium)種子タンパクなどの動物性タンパク類若しくは植物性タ ンパク類;アラビアゴム、 ガーガム、 寒天ならびにキサンタンなどのゴム質物質;多 糖類;アルギン酸類;カルボキシメチルセルロース類;力ラゲナン類;デキストラ ン類;ぺクチン類;ポリビエルピロリ ドンなどの合成ポリマー類:ゼラチン一ァラ ビアゴムコンプレックスなどから誘導される物質が含まれる。さらに、マンニトール、 デキストロース、 ラクトース、 ガラク ト一スならびにトレハロースなどの糖類;シク ロデキストリンなどの環状糖類; リン酸ナトリゥム、塩化ナトリゥムならびにケィ酸 アルミニウムなどの無 類;グリシン、 Lーァラニン、 L—ァスパラギン酸、 L一 グルタミン酸、 Lーヒ ドロキシプロリン、 L—イソロイシン、 L一口イシンならびに L一フエ二ルァラニンなどの炭素原子数が 2から 1 2までのアミノ酸などが含まれ る。
マトリックス形成剤は、 その 1種若しくはそれ以上を、 固形化の前に、 溶液又は懸 濁液中に導入することができる。 かかるマトリックス形成剤は、 界面活性剤に加えて 存在していてもよく、 また界面活性剤が排除されて存在していてもよい。 マトリック
ス形成剤はそのマトリックスを形成することに加えて、本発明の化合物または併用薬 物の拡散状態をその溶液文は懸濁液中に維持する助けをすることができる。
保存剤、 酸化防止剤、 界面活性剤、 増粘剤、 着色剤、 p H調整剤、 香味料、 甘味料 若しくは食味マスキング剤などの二次成分を組成物中に含有していてよい。適当な保 存剤としては、 パラベン類、 ソルビン酸が挙げられる。 適当な酸化防止剤としては、 亜硫酸塩、 ァスコルビン酸が挙げられる。 適当な界面活性剤としては、 ポリソルべ一 ト 8 0、 マクロゴールが挙げられる。 適当な增粘剤としては、 天然ガム類、 セル口一 ス誘導体が挙げられる。 適当な着色剤としては、 赤色、 黒色ならびに黄色酸化鉄類お よびェリス 'アンド'エベラールド社の F D & Cブルー 2号ならびに F D & Cレッド 4 0号などの F D & C染料が挙げられる。 適当な香味料には、 ミント、 ラスべリー、 甘草、 オレンジ、 レモン、 グレープフルーツ、 カラメル、 バニラ、 チェリーならびに グレープフレーバーおよびその組合せたものが含まれる。 適当な p H調整剤は、 クェ ン酸、 酒石酸、 リン酸、 塩酸およびマレイン酸が含まれる。 適当な甘味料としてはァ スパルテーム、 アセスルフエーム Kならびにタウマチンなどが含まれる。 適当な食味 マスキング剤としては、 重炭酸ナトリウム、 イオン交換樹脂、 シクロデキストリン包 接化合物、 吸着質物質ならびにマイクロカプセル化化合物が含まれる。
製剤には通常約 0 . 1〜約 5 0重量%、 好ましくは約 0 . 1〜約 3 0重量%の本発 明の化合物または併用薬物を含み、 約 1分〜約 6 0分の間、 好ましくは約 1分〜約 1 5分の間、 より好ましくは約 2分〜約 5分の間に (水に) 本発明の化合物または併用 薬物の 9 0 %以上を溶解させることが可能な製剤(上記、舌下錠、パッカルなど)や、 口腔内に入れられて 1ないし 6 0秒以内に、 好ましくは 1ないし 3 0秒以内に、 さら に好ましくは 1ないし 1 0秒以内に崩壊する口腔內速崩壊剤が好ましい。
上記賦形剤の製剤全体に対する含有量は、 約 1 0〜約 9 9重量0 /0、 好ましくは約 3 0〜約 9 0重量%である。 /3—シクロデキストリン又は —シクロデキストリン誘導 体の製剤全体に対する含有量は 0〜約 3 0重量%である。滑沢剤の製剤全体に対する 含有量は、 約 0 · 0 1〜約1 0重量%、 好ましくは約 1〜約 5重量%である。 等張化 剤の製剤全体に対する含有量は、 約 0 . 1〜約 9 0重量%、 好ましくは、 約 1 0〜約
70重量%である。親水性担体の製剤全体に対する含有量は約 0. 1〜約 50重量 °/0、 好ましくは約 1 0〜約 30重量 °/0である。水分散性ポリマーの製剤全体に対する含有 量は、 約 0. 1〜約 30重量%、 好ましくは約 1 0〜約 25重量%である。 安定化剤 の製剤全体に対する含有量は約 0. 1〜約 10重量%、好ましくは約 1〜約 5重量。 /0 である。 上記製剤はさらに、 着色剤、 甘味剤、 防腐剤などの添加剤を必要に応じ含有 していても.よい。
本発明の併用剤の一日投与量は、 症状の程度、 投与対象の年齢、 性別、 体重、 感受 性差、 投与の時期、 間隔、 医薬製剤の性質、 調剤、 種類、 有効成分の種類などによつ て異なり、 特に限定されない。 本発明の化合物として、 その投与量は、 副作用の問題 とならない範囲で、 特に限定されないが、 通常、 経口投与で哺乳動物 1 k g体重あた り約 0. 005〜1 00mg、 好ましくは約 0.0 5〜50mgであり、 更に好ましく は約 0. 2〜 30 m gであり、 これを通常 1日 1〜 3回に分けて投与する。
本発明の化合物または併用剤は、副作用が問題とならない範囲でどのような量を設 定することも可能である。 本発明の化合物または併用剤としての一日投与量は、症状 の程度、 投与対象の年齢、 性別、 体重、 受性差、 投与の時期、 間隔、 医薬製剤の性 質、 調剤、 種類、 有効成分の種類などによって異なり、 特に限定されないが、 活性成 分の量として通常、 たとえば経口投与で哺乳動物 1 k g体重あたり約 0.00 1〜2 O O Omg、 好ましくは約 0. 01〜500mg、 さらに好ましくは、 約 0. 1〜: I 0 Omg程度であり、 これを通常 1日 1〜4回に分けて投与する。
本発明の併用剤を投与するに際しては、本発明の化合物と併用薬物とを同時期に投 与してもよいが、 併用薬物を先に投与した後、 本発明の化合物を投与してもよいし、 本発明の化合物を先に投与し、 その後で併用薬物を投与してもよい。 時間差をおいて 投与する場合、時間差は投与する有効成分、剤形、投与方法により異なるが、例えば、 併用薬物を先に投与する場合、 併用薬物を投与した後 1分〜 3日以内、 好ましくは 1 0分〜 1日以内、 より好ましくは 1 5分〜 1時間以内に本発明の化合物を投与する方 法が挙げられる。本発明の化合物を先に投与する場合、本発明の化合物を投与した後、 1分〜 1 日以内、 好ましくは 1 0分〜 6時間以内、 より好ましくは 1 5分から 1時間
以内に併用薬物を投与する方法が挙げられる。
好ましい投与方法としては、 例えば、 経口投与製剤に製形された併用薬物約 0.0 01〜20 OmgZk gを経口投与し、約 1 5分後に経口投与製剤に製形された本発 明の化合物約 0. O O 5〜10 Omg /k gをl日量として経口投与する。
本発明の併用剤において、 製剤全体に対する本発明の化合物の含有量は、製剤の形 態によって相違するが、 通常、 製剤全体に対して 0. 01〜100重量%、 好ましく は 0. 1〜50重量%、 さらに好ましくは 0. 5〜20重量%程度である。
実施例
以下に、 参考例、 実施例、 製剤例および試験例に基づいて本発明をより詳細に説明 する力 本発明は実施例により限定されるものではなく、 また本発明の範囲を逸脱し ない範囲で変化させてもよい。
参考例、実施例のカラムクロマトグラフィ一における溶出は、特に言及しない限り、
T L C (Thin Layer Chromatography, 薄層クロマトグラフィー) による観察下に行 つた。 TLC観察においては、 TLCプレートとしてメルク (Merck) 社製の 60 F 254を用い、 展開溶媒として、 カラムクロマトグラフィ一で溶出溶媒として用いた 溶媒を用いた。 また、 検出には UV検出器を採用した。 カラムクロマトグラフィー用 のシリカゲルとしては、 メルク のシリカゲル 60 (70— 230メッシュ) を用 いた。 室温とあるのは通常約 10でから 35 の温度を意味する。 さらに、 抽出液の 乾燥には硫酸ナトリゥムまたは硫酸マグネシウムを用いた。
実施例、 参考例における略号の意味は以下の通りである。
NMR:核磁気共鳴スぺク トル
DMF : ジメチルホルムアミ ド, THF : テトラヒ ドロフラン, DM SO: ジメチ ルスルホキシド, H z:ヘルツ, J : カップリング定数, m :マルチブレッ ト, q : クヮルテツト, t : トリプレツト, d :ダブレツト. s : シングレツト, b r :プロ ード, 1 i k e :近似。
参考例 1
(9 S) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル)一9一メチル一5—フエ二ルー 7, 8,
9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジ ン一 6, 12—ジオン
(工程 1)
特開平 9— 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した 8—ォキソ一5—フエ二ルー 8H—ピラノ [3, 4 -b] ピリジン一 6—カルボ ン酸(4. 30 g)の DMF (9 OmL)溶液に 3, 5—ジメチルベンジルァミン(2. 39 g)、 1一ェチル一3— (3—ジメチルァミノプロピル) —カルポジイミ ド塩酸 塩(WSC) (6. 17 g)、 1ーヒ ドロキシー 1 H—べンゾトリァゾールー水和物(H OB t) (3. 26 g) を室温で加え、 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸 ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 1 0%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去すること により N— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 8—ォキソ一 5—フエ二ルー 8 H—ピラ ノ [3, 4— b〕 ピリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (4. 90 g, 9 2%) として得られた。
融点: 168— 170^ (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶)。 (工程 2)
工程 1で得られた化合物 (2. 95 g) の THF (6 OmL) —メタノール (20 mL) 混合溶液に (R) — 3—ァミノ— 2—メチルー 1—プロパノール(1. 44 g) を室温で加え、 14時間室温で攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの 混合溶液で抽出した。 有機層を 10%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣のトルエン (10 OmL) —ァセトニト リル (2 OmL) 混合溶液に 1, 8—ジァザビシクロ [5, 4, 0] —7—ゥンデセ ン (DBU) (2. 2 OmL) を室温で加え、 130 ^で 2時間攪拌した。 反応液を 水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を 10%クェン酸水溶 液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより粗 (R) — N— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 7— (3—ヒ ドロキシ一 2—メチルプロピル) —8—ォキソ一 5—フエニル一 7, 8—ジヒ ドロ一 1, 7—ナフチリジン一 6—カル
ボキサミ ドが油状物 (4. 30 g) として得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 3の反応に使用した。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (4. 30 g) の THF (2 OmL) 溶液にトリェチルァ ミン (2. 9 OmL) とメタンスルホニルクロリ ド ( 1. 60 m L ) を 0 ^で加え、 0でで 30分間攪拌した。 さらに反応液にトリェチルァミン (2. 9 OmL) とメタ ンスルホユルクロリ ド (1. 6 OmL) を O :で加え、 0 で 30分間携拌した。 反 応液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (2 OmL) を加え、 室温で 1時間攪拌した後、 酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で 洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣の THF (30 OmL) 溶^ に水素化ナトリウム (60%油性、 0. 72 g) を 0でで加え、 8010で 1時間攪拌 した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム 水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル: メタノール =9 : 0. 1) で分 離'精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (1. 15 g, 29%) として 得られた。
融点: 1 28— 130^: (齚酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶)。 参考例 2
(9 S) 一 7—. (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フルオロフェニル) 一 9 ーメチルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4]ジァゼピノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (E P— A— 733632) 記載の方法により合成 した 5— (4一フルオロフェニル) 一 8—ォキソ一 8H—ピラノ [3, 4— b] ピリ ジン一 6—力ルボン酸 (5. 0 g) と 3, 5—ジメチルベンジルァミン (2. 7 g) を用い、 参考例 1の工程 1と同様に反応し、 処理したところ、 N— (3, 5—ジメチ ノレべンジノレ) 一5— (4—フノレオロフェニノレ) _ 8—ォキノー 8 H—ピラノ [3, 4
-b] ピリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (6. 0 gF 85%) として 得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 2の反応に用いた。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (1. 1 g) を参考例 1の工程 2と同様に反応し、 処理し たところ、 (R) — N— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フルオロフェニ ノレ) - 7 - (3—ヒ ドロキシー 2—メチルプロピル) 一 8—ォキソ一 7, 8—ジヒ ド 口一 1, 7—ナフチリジ — 6—カルボキサミ ドが淡黄色泡状物として得られた。 本 化合物は精製すろことなく、 工程 3の反応に用いた。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物を参考例 1の工程 3と同様に反応し、 処理したところ、 標 題化合物が無色プリズム晶 (948mg, 76%) として得られた。
融点: 21 3-215^ (エタノールージイソプロピルエーテルより再結晶)。 参考例 3
(a R, 9 R) —7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 9—メチル一 5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(工程 1)
参考例 1の工程 1で得られた化合物 (3. 30 g) の THF (61 mL) ーメタノ ール (20mL) 混合溶液に (R) — 4—ァミノ一 2—メチル一1ーブタノール テ トラヒ ドロビラ-ルエーテル(3. 4 O g)を室温で加え、 14時間室温で攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層 を 10%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣のトルエン (10 OmL) —ァセトニトリノレ (2 OmL) 混合溶液に、 DBU (2. 56mL) を室温で加え、 2時間 130 で攒拌した。 反応液を水に注 いだ後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を 10%クェン 酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られた残渣 のメタノール (10 OmL) 溶液に p—トルエンスルホン酸一水和物 (3. 00 g)
を室温で加え、 室温で 14時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチ ルと THFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽 和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより (R) -N- (3, 5 ージメチルベンジル) 一 7— (4—ヒ ドロキシー 3—メチルブチル) 一 8—ォキソ一 5—フエニル一 7, 8—ジヒ ドロー 1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが白 色粉末 (4. 02 g, 84%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 902 (3Η, d, J = 6. 6Hz), 1. 60—
2. 00 (2H, m), 2. 25 (6 H, s ), 2. 90— 3. 10 ( 1 H, b r ),
3. 30-3. 60 (4H, m), 3. 92-4. 06 (2 H, m), 4. 16 (2H, d, J = 5. 2Hz), 6. 56 (2 H, s), 6. 70— 6. 80 ( 1 H, b r),
6; 88 (1 H, s ), 7. 35- 7. 50 (6 H, m), 7. 60 ( 1 H, d d, J =8. 5, 2. OH z), 8. 71 ( 1 H, d d, J =4. 0, 1. 4Hz)。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (4. 02 g) を参考例 1の工程 3と同様に反応し、 処理 したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (3. 56 g, 8 1%) として得られた。 融点: 180— 182^ (醉酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶)。 参考例 4
(a R, 9 R) —7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4一フルオロフヱニル) —9ーメチルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6. 13—ジオン
(工程 1 )
参考例 2の工程 1で得られた化合物 (2. 2 g) を参考例 3の工程 1と同様に反応 し、 処理したところ、 (R) — N— (3, 5—ジメチルベンジル) _5— (4—フル オロフェニル) ー7— (4—ヒ ドロキシー 3—メチルブチル) 一 8—ォキソ一 7, 8 ージヒ ドロー 1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (2. 4 g, 90%) として得られた。 本化合物は精製することなく工程 2の反応に用いた。 (工程 2)
工程 1で得られた化合物 (2. 4 g) を参考例 1の工程 3と同様に反応し、 処理し たところ、 標題化合物が淡黄色泡状物 (2. 04 g, 88%) として られた。 rH-NMR (CDC 1 3) δ 0. 8 7 (3Η, d, J = 7. OH z), 1, 5— 1. 8 ( 1 H, m), 1. 80-2. 40 (2H, m), 2. 25 (6 H, s), 2. 90 - 3. 3 5 (2 H, m), 3. 46- 3. 78 ( 2 H, m), 5. 08 ( 1 H, d d, J = 1 5, 5. 8H z), 5. 3 5 ( 1 H, d, J = 1 5H z), 6. 47 (2H, s), 6. 93 (2H, s), 6. 97 ( 1 H, s), 7. 23 ( 1 H, m), 7. 4 2- 7. 6 0 (3H, m), 8. 91 (1 H, d d, J =4. 0, 2. OH z)D
参考例 5
(a R, 4 R) — 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 4ーメチ ノレ一 1 3—フエ二ルー 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロー 2H— [1, 4] ジァゾシノ
[1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1 , .8—ジオン
(工程 1 )
4一ベンゾィル— 3—ピリジンカルボン酸 (32. 6 g)、 ブロモマロン酸ジェチ ルエステル (42. 0 g)、 トリェチルァミン (2 5. OmL) および THF (30 OmL) の混合物を 4時間加熱還流した。 反応液を希塩酸一氷に注いだ後、 酢酸ェチ ルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾 燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン =3 : 1) にて分離 '精製した。 得られた褐色油状物 (37. 1 g) の THF (30 OmL) 溶液に一 78^で081; ( 1 8mL) を添加した。 この 混合物を室温まで昇温した後、 酢酸ェチルで希釈した。 この溶液を水、 希塩酸および 飽和食塩水で順次洗浄し、 乾燥した後、 溶媒を留去した。 得られた褐色油状物、 酢酸 (1 5 OmL) および塩酸 (1 5 OmL) の混合物を 6時間加熱還流した。 溶媒を'留 去し、 残留物にジェチルエーテルを添加したところ、 1—ォキソ一 4一フエニル一 1 H—ピラノ [3, 4— c]ピリジン一 3—カルボン酸が淡黄色結晶 (1 2. 78 g, 3 3%) として得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 2の反応に使用した。 (工程 2)
工程 1で得られた化合物 (12. 78 g) を用い、 実施例 10の工程 6と同様に反 応し、 処理したところ、 N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 1 一ォキソ一 4—フエ-ルー 1 H—ピラノ [3, 4— c] ピリジン一 3—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (14. 4 g, 61%) として得られた。
融点: 1 1 5—1 16で (酢酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶)。 (工程 3)
工程 2で得られた化合物 (5. 0 g) を用い、 参考例 3の工程 1と同様に反応し、 処理したところ、 (R) — N— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] - 2— (4—ヒ ドロキシ一 3—メチルプチル) 一 1一ォキソ一 4一フエニノレー 1 , 2 - ジヒ ドロー 2, 7 _ナフチリジン一 3—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (5. 03 g, 86%) として得られた。
融点: 167— 168"Ό (酢酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶)。 (工程 4)
工程 3で得られた化合物(4. 93 g)を用レ、、参考例 1の工程 3と同様に反応し、 処理したところ標題化合物が無色プリズム晶(3. 08 g, 64%)として得られた。 融点: 1 94一 196て (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶)。 参考例 6
(a R, 4R) —2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 13— (4—フ ノレオロフェニノレ) 一 4一メチル一3, 4, 5, 6—テトラヒドロー 2H— [1, 4] ジァゾ シノ [1, 2_b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
(工程 1)
ケミカル ファーマシューティカル ブルティン、 1997年、 第 45卷、 1 64 2頁記載の方法により合成した 4一 (4—フルォ口べンゾィル) ピリジン一 3—カル ボン酸 (10. 0 g) の THF (80m l ) 溶液にトリェチルァミン (4. 27 g)、 ブロモマロン酸ジェチルエステル (10. 1 g) を室温で加え、 80 で14時間攪 拌した。 反応液を水に注ぎ醉酸ェチルと THFの混合液で抽出した。 有機層を 1N塩 酸、 水で洗浄、 乾燥 (Mg S04) 後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =1 : 2) にて分離 -精 製することにより、 2— [[[4— (4一フルォ口べンゾィル) ピリジン一 3—ィル] カルボニル] ォキシ] マロン酸ジェチルが油状物 (12. 3 g, 84%) として得ら れた。
JH-NMR (CDC】 3) δ 1 - 26 (6Η, t , J = 7. 1Η ζ), 4. 24 (2 H, q, J = 7. 2 H z ) , 4. 25 (2H, q, J = 7. 2H z), 5. 58 (1 H, s ), 7. 09-7. 18 (2H, m), 7. 31-7. 35 ( 1 H, d 1 i k e), 7. 74-7. 81 (2 H, m), 8. 95 ( 1 H, d, J = 5. 2Hz), 9. 45 (1H, s)。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物(1 2. 1 g) の THF (100m 1 )溶液に DBU (2. 04 g) を—78 ·Όで加え、 1時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ 1N塩酸で中性にし た後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥 (Mg S〇4) 後、 溶媒を減 圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:へキサン =1 : 2) にて分離'精製することにより、 2— [1— (4一フルォロ フエニル) 一 3—ォキソ一1, 3—ジヒ ドロフロ [3, 4 - c ] ピリジン一 1一^ fル] 一 2—ヒドロキシマ口ン酸ジェチルが油状物(12. 3 g, 84 %)として得られた。 ^-NMR (CDC 13) δ 1. 09 (3Η, t, J = 7. 1 H z), 1. 21 (3H, t , J = 7. 1 Hz), 4. 07 (2H, q, J = 7. 1 Hz), 4. 10— 4. 30 (2 H, m), 4. 67 (1H, s), 6. 99-7. 08 (2H, m), 7. 73— 7. 81 (2H, m), 8. 01— 8. 04 (1 H, d d 1 i k e), 8. 88 ( 1 H, d, J = 5. 2 H z ) , 9. 14 (1H, s)。
(工程 3 )
工程 2で得られた化合物 (7. 01 g) の酢酸 (25m l) —塩酸 (25m〗) 溶 液を 1 15^で 4時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮した後、 残渣に水を加えた。 析出した結晶をろ取し、 ジイソプロピルエーテルで洗浄することにより 4— (4ーフ ルオロフェニル) 一 1一ォキソ— 1 H—ピラノ [3, 4- c] ピリジン一 3—カルボ
ン酸が無色プリズム晶 (3. 04 g, 63%) として得られた。
融点: 272— 274 : (酢酸ェチル—ジイソプロピルェ—テルより再結晶)。 (工程 4)
工程 3で得られた化合物 (5. 00 g) と 3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベ ンジルァミン (4· 90 g) を用い、 参考例 1の工程 1と同様に反応し、 処理したと ころ、 N— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] 一 4— (4一フルォロ フエ二ル) 一 1一ォキソ一 1 H—ピラノ [3, 4— c] ピリジン一 3—カルボキサミ ドが無色粉末 (7. 77 g, 87%) として得られた。
融点: 189— 191で。
(工程 5)
工程 4で得られた化合物(0. 80 g)を用い、参考例 3の工程 1と同様に反応し、 処理したところ、 (R) — N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 4— (4一フルオロフェニル) 一2— (4—ヒ ドロキシ一 3—メチルプチル) 一 1— ォキソ一 1, 2—ジヒ ドロ [2. 7] ナフチリジン一 3—カルボキサミ ドが無色粉末 (0. 85 g, 92%) として得られた。
融点: 160— 1621。
(工程 6)
工程 5で得られた化合物 (0. 81 g) を参考例 1の工程 3と同様に反応し、 処理 したところ、 標題化合物が無色粉末 (0. 43 g, 54%) として得られた。
融点: 193— 195 。
参考例 7
N— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —7— [ (3 R) —4—ヒ ドロキシ一 3—メチルブチル] 一 2—イソプロピル一 8—ォキソ一 5—フエ二ルー 7, 8—ジヒドロ一 1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミド
(工程 1 )
メチル (2 Z)— 2—アミノー 4一ォキソ一 4—フエニル一 2—ブテノエ一ト(2 5. 1 g)および(1 E) — 1—メ トキシー 4—メチルー 1一ペンテン一 3—オン(3
8. 0 g) の酢酸 (10 OmL) 溶液にメタンスルホン酸 (8. 2mL) の酢酸 (3 5 mL)溶液を加え、室温で 1時間攪拌した。 さらにメタンスルホン酸(8. 2mL) を加え、室温で 2時間攪拌した。反応液に齚酸ナトリウム(42. 1 g)を加えた後、 反応混合物を減圧下に濃縮した。 残渣を酢酸ェチルに注ぎ、 有機層を 2 N塩酸水溶液 および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られた残渣の DMS O (4 OmL) 溶液に室温で炭酸カリウム (6. 0 g) を加え、 85でで 4時間攒拌 した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム 水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 5) で分離 '精 製することにより粗 3—べンゾィルー 6—イソプロピルピリジン一 2—カルボン酸 メチルエステルが褐色油状物 (23. 1 g, 67%) として得られた。 得られた化合 物はこれ以上精製せずに次の工程に用いた。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (22. 9 g) の THF (18 OmL) 溶液に 2 N水酸化 カリウム水溶液 (9 OmL) を加え、 60^で 2時間攪拌した。 反応液を 2 N塩酸水 溶液で中和した後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウ ム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより粗 3 ^ンゾィル一 6—イソプロピル一ピリジン— 2—力ルボン酸が淡黄色油状物(1 9. 2 g, 88%) として得られた。 得られた化合物はこれ以上精製せずに次の工程に用 いた。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (1 8. 8 g) および 1 8—クラウン— 6 (22. 4 g) の DMF (165mL) 溶液に炭酸水素カリウム (17. 1 g) を加え、 室温で].時 間攪拌した。反応混合物を 0 に冷却した後、ブロモマロン酸ジェチル(22. 9 g) を加え、 室温で 1. 5時間攪拌した。 さらに炭酸カリウム (1 1. 7 g) を加え、 室 温で 2時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩 水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ一 (酢酸ェチル:へキサン == 1 : 2) で分離'精製することにより ¾色 油状物が得られた。 得られた褐色油状物の酢酸 (70mL) および濃塩酸 (l O Orn L) 溶液を 120でで 2時間携拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した P 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより 2—イソプ 口ピル一 8—ォキソ一 5—フエ二ルー 8H—ピラノ [3, 4 - b] ピリジン一 6—力 ルボン酸が無色プリズム晶 (1 5. 5 g, 71%) として得られた。
元素分析値: CJ8H15N04 · 2. 0H2Oとして
計算値 (%) : C, 62. 60 ; H, 5. 55 ; N, 4. 06。
測定値 (%) : C, 62. 50 ; H, 5. 33 ; N, 3. 89。
(工程 4)
工程 3で得られた化合物 (14. 9 g) および 3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジルァミン (1 1. 8 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同様に反 応し、 処理したところ、 N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2 —イソプロピル一 8—ォキソ一5—フエニル一 8 H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン — 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (23. 3 g, 90%) として得られた。 融点: 1 72— 1 74^ (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 5)
工程 4で得られた化合物 (22. 0 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(17. 5 g, 67%) として得られた。
融点: 248— 250 (酢酸ェチル一ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 8
(a S, 9 S) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシ ノ [2, 1—. g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
(工程 1)
特開平 9— 263585号公報(EP— A— 733632) 記載の方法により合成
した N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —8—ォキソ一 5—フエ 二ルー 8H—ピラノ [3, 4— b] ピリジン一 6—カルボキサミ ド (0. 89 g) お よび (S) —4—アミノー 2—メチル一 1ーブタノ一ル テトラヒ ドロビラ二ルェ一 テル (0. 59 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法と同様に反応し、 処理 したところ、 N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 7— [ (3 S) 一 4—ヒ ドロキシ一 3—メチルブチル ] —8—ォキソ一5—フエニル一 7, 8—ジヒ ドロ一 1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (0. 84 g, 80%) として得られた。
'H-N R (CDC 13) δ 0. 83 (3Η, d, J =6. 9Hz) , 1. 50-1. 85 (4H, m) , 2. 97— 3. 01 (1H, m) , 3. 31 -3. 40 (l H, m) , 3. 46— 3. 52 (1 H, ra) , 3. 60— 3. 76 (2H, m) , 4. 4 3-4. 46 (2H. m) , 7. 19— 7. 40 (5H, m) , 7. 75 (1H, d d, J =8. 4, 1. 5Hz) , 7. 60 (2H, s) , 7. 78 (1H, s) , 7. 97 ( 1 H, m) , 8. 68 (l H, d d, J =4. 5, 1 - 8 H z ) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (0. 82 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 44 g, 54%) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 92 (3 H, d, J = 7. 0Hz) , 1. 60— 1. 80 (1 H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 2. 97 (1 H, d, J = 1
5. 4H z) , 3. 38— 3. 59 (2H, m) , 3. 96 (1 H, d. J = 14.
8 Hz) , 5. 10 (1 H, d d, J = 14. 0, 5. 2Hz) , 5. 43 ( 1 H. d, J = 1 5. 2Hz) , 6. 90-6. 94 ( 1 H, m) , 7. 14— 7. 23 (1
H, m) , 7. 32- 7. 58 (7H, m) , 7. 80 ( 1 H, s) , 8. 91 (1 H, d d, J =4. 2, 2. 0Hz) 。
参考例 9
(a R, 9 R) —9一メチル一7— [3—メチルー ( 5—トリフルォロメチル) ベン
ジル] —5—フエ二ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロー 7H— [1 , 4] ジァ ゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (EP—A—733632)記載の方法により合成 した 8—ォキソ一5—フエ二ルー 8 H—ピラノ [3, 4 - b] ピリジン一 6—カルボ ン酸 (1. 69 g) および [3—メチルー (5—トリフルォロメチル) ベンジル] ァ ミン (0. 90 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同様に反応し、 処理 したところ、 N— [3—メチルー (5—トリフルォロメチル) ベンジル] —8—ォキ ソ一 5—フエ二ルー 8H—ピラノ [3, 4— b] ビリジン一 6—カルボキサミ ドが無 色プリズム晶 (2. 06 g, 74%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 2. 40 (3H, s ) , 4. 50 (2H, d, J = 5. 8H z) , 7. 25— 7. 38 (6 H, m) , 7. 50— 7. 58 (4H, m) , 7. 62 (1 H, d d, J = 8. 0, 4. 0Hz) , 8. 96 ( 1 H, d d, J = 4. 4, 1. 8 H z) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (2. 01 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 7— [ (3R) ー4ーヒ ドロキシ一 3—メチルブ チル〕 一 8—ォキソ一 5—フエニル一 7, 8—ジヒ ドロ一 N— [3—メチルー (5— トリフルォロメチル) ベンジル] —1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが無 色ブリズム晶 (1. 99 g, 83%) として得られた。
- NMR (CDC 13) δ 0. 870 (3Η, d, J = 6. 9H2) , 1. 50 - 1. 85 (3Η, m) , 2. 37 (3Η, s) , 2. 90— 3. 00 ( 1 Η, b r) , 3. 34-3. 60 (2Η, m) , 3. 80— 3. 90 (2 Η, m) , 4. 29 (2 Η, d, J = 6. 3Hz) , 7. 00 (1 Η, s) , 7. 09 ( 1 Η, s) , 7. 1 5- 7. 25 (1Η, m) , 7. 30-7. 42 ( 7 Η, m) , 7. 57 ( 1 Η, d d, J = 8. 1, 1. 2H z) , 8. 70 (1 Η, d, J = 3. 9, 1. 2Hz) 。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (1.95 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1. 33 g, 76%) として得られた。
融点: 20ひ一 202 (酢酸ェチル一ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 10
(a R. 9 R) —7— (2—メ トキシベンジル) 一 9—メチル一 5—フエ-ルー 8 , 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した 8—ォキソ一5—フエニル一 8 H—ピラノ [3, 4 - b] ピリジン一 6—カルボ ン酸 (1. 41 g) および 2—メトキシベンジルァミン (0. 90 g) を用い、 参考 例 1の工程 1に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 N— (2—メ トキシ ベンジル) 一 8—ォキソ一5—フエ二ルー 8 H—ピラノ [3, 4— b] ピリジン一 6 一カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (1. 52 g, 72%) として得られた。
】H— NMR (CDC 13) S 3. 90 (3H, s) , 4. 48 (2H, d, J = 6. 0Hz) , 6. 86-6. 93 (2H, m) , 7. 19-7. 34 (4H, m) , 7. 40-7. 64 (6 H, m) , 8. 94 (1 H, d d, J =4. 4, 1. 8Hz) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (1.42 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 7— [ (3R) — 4—ヒドロキシ一3—メチルブ チノレ] -N- (2—メ トキシベンジル) 一 8—ォキソ一 5—フエ二ルー 7, 8 ジヒ ドロー 1, 7—ナフチリジン— 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (1. 52 g, 90%) として得られた。
^H-NMR (CDC 13) δ 0. 913 (3Η, d, J = 6. 6H z) , 1. 60 - 2. 00 (3H, m) , 2. 88- 3. 00 (1 H, b r ) , 3. 40-3. 70 (2 H, m) , 3. 75 (3H, s) , 4. 05-4. 14 (2H, m) , 4. 26 (2
H, d, J = 5. 8H z) , 6. 30-6. 42 ( 1 H, b r ) , 6. 74— 6. 9 2 (3H, m) , 7. 20-7. 36 (6 H, m) , 7. 45 (1 H, d d, J = 8. 0, 4. OH z) , 7. 63 ( 1 H, d d, J = 8. 0, 1. 4H z) , 8. 86 (1 H, d, J =4. 0, 1. 4H z) 。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (1.47 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1. 14 g, 87%) として得られた。
融点: 261— 263 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 1 1
(a R, 9 R) — 9—メチル一 5—フエニル一 7— [ (3—トリフルォロメチル) ベ ンジル] —8, 9, 10, 1 1—テ トラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (E P— A— 733632) 記載の方法により合成し た 8—ォキソ一 5—フエニル一 8H—ピラノ [3, 4— b] ピリジン一 6—力ルボン 酸 (1. 35 g) および (3—トリフルォロメチル) ベンジルァミン (1. 15 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 8—ォ キソ一 5—フエニル一 N— [ (3—トリフルォロメチル) ベンジル] 一 8 H—ピラノ
[ 3 , 4— b ]ピリジン一 6—カルボキサミドが無色プリズム晶( 2. 00 g, 93%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 4. 54 (2Η, d, J = 6. 4H z) , 7. 25— 7. 65 (12H, m) , 8. 96 (1 H. d d, J = 4. 4, 1. 8Hz) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (1.94 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 7— [ (3R) —4ーヒドロキシー 3—メチルブ チル] — 8—ォキソ一 5—フエ二ルー N— [ (3—トリフルォロメチルベンジル) ]
—7, 8—ジヒ ドロ _1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶
(2. 07 g, 88%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 848 (3H, d, J =6. 8Hz) , 1. 50— 1. 90 (3H, m) , 2. 90- 3. 05 ( 1 H, b r) , 3, 30— 3. 60 (2 H, m) , 3. 72-3. 84 (2H, m) , 4. 39 (2 H, d, J = 6. 2Hz) , 6. 98- 7. 03 (1 H, m) , 7. 30— 7. 64 ( 1 1 H, m) , 8. 67 - 8. 70 (1 H, m) 0
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (2. 07 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (1. 77 g, 8 8%) として得られた。
元素分析値: C28H24N302F3 · 0. 33H20として
計算値 (%) : C, 67. 60 ; H, 5. 00 ; N, 8. 45。
測定値 (%) : C, 67. 67 ; H, 5. 31 ; N, δ. 16。
参考例 1 2
Ν— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4—フルオロフェニ ノレ) 一7— [ (3 R) — 4ーヒ ドロキシ一 3—メチルブチル] 一 2—イソプロピノレー 8—ォキソ一 7, 8—ジヒ ドロ一 1, 7—ナフチリジン一 6—力ルポキサミ ド
(工程 1)
(2 Ζ) — 2—ァミノ一 4一 (4—フルオロフェニル) 一4—ォキソ一2—ブテン 酸メチルエステル (20. 0 g) および (1 E) — 1—メ トキシ一 4—メチル一 1一 ペンテン一 3—オン (28. 0 g) を用い、 参考例 7の工程 1に記載すろ方法と同様 に反応し、 処理したところ、 粗 3— (4一フルォロベンゾィル) 一6—イソプロピル ーヒ'リジン一 2—力ルボン酸メチルエステルが褐色油状物 (9, 10 g, 37%) と して得られた。 得られた化合物はこれ以上精製せずに次の工程に用いた。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (2. 90 g) を用い、 参考例 7の工程 2に記載する方法と
同様に反応し、 処理したところ、 粗 3— (4—フルォ口べンゾィル) 一 6—イソプロ ピル一ピリジン一 一カルボン酸が淡黄色油状物 (1. 90 g, 88%) として得ら れた。 得られた化合物はこれ以上精製せずに次の工程に用いた。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (6. 68 g) を用い、 参考例 7の工程 3に記載する方法と 同様に反応し、 処理したところ、 粗 5— (4—フルオロフェニル) 一2—イソプロピ ルー 8—ォキソ一8H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン一 6—力ルボン酸が無色プリ ズム晶 (1. 74 g, 1 6%) として得られた。 得られた化合物はこれ以上精製せず に次の工程に用いた。
(工程 4)
工程 3で得られた化合物 (3. 36 g) および 3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジルァミン (2. 50 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同様に反 応し、 処理したところ、 N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5 ― (4—フルオロフェニル) 一 2-イソプロピルー8—ォキン一 8H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン一 6—カルボキサミドが無色プリズム晶 (1. 75 g, 83%) と して得られた。
融点: 1 99— 201 (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 5)
工程 4で得られた化合物 (4. 52 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法と 同様に反応し、 処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶 (1. 75 g, 33%) として得られた。
融点: 1 72^ 1 74で (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 13
N- (3. 5—ジメチルベンジル) ー5— (4一フルオロフヱニル) 一 7— [ (3 S) —4—ヒドロキシー 3—メチルブチル ] _8—ォキソ一 2—メチル一7, 8—ジヒ ド 口一 1, 7—ナフチリジン一 6—カルポキサミ ド
(工程 1 )
2—クロ口- 6—メチルニコチン酸 (2 2. 6 g) の塩化チォニル (2 2 OmL) 溶 液を 8 5でで 2時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮した。 得られた残渣のフルォロ ベンゼン (5 OmL) 溶液を氷冷下で塩化アルミニウム (3 5. 1 g) のフルォ口べ ンゼン (6 OmL) 溶液に加え 1 0 0^で 1時間攪拌した。 冷却後、 反応液を水に注 ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水 で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (齚酸ェチル:へキサン- 1 : 4) で分離■精製することにより 2—ク ロロ一 3— (4—フルォロベンゾィル) 一 6—メチルピリジンが無色油状物 (2 9. 1 g, 8 8%) として得られた。
^-NMR (CDC 1 3) 6 2. 6 4 (3H,. s) , 7. 1 0 - 7. 2 2 (2 H, m) , 7. 24 ( 1 Η, d, J = 7. 6 H z) , 7. 6 5 ( 1 H, d, J = 7. 6H z) , 7. 7 9 - 7. 8 9 (2H, m) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (8. 1 5 g) の DMF (5 OmL) およびメタノール(1 O OmL) 溶液に 1 , 1 ' —ビス (ジフエニルフォスフイノ) フエ口セン (d p p f ) (0.9 1 g) , 酢酸パラジウム (0.3 7 g) およびトリェチルァミン (1 1. 9 m L) を加え、 5気圧の一酸化炭素雰囲気下、 1 00でで 1 8時間^した。 この反応 混合物を室温まで冷却した後、 2N塩酸で中和した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成 物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶 液および飽和食埠水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (醉酸ェチル:へキサン = 1 : 2) で分離'精製す ることにより 3— (4一フルォ口べンゾィル) 一6—メチルーピリジン一 2—カルボ ン酸メチルエステルが無色プリズム晶 (5. 55 g, 6 1 %) として得られた。
^-NMR (CDC 1 3) 5 2. 7 (3H, s ) , 3. 78 (3Η, s ) , 7. 1 3 (2H, t, J = 8. 6 H z) , 7. 4 5 (1 H, d, J = 8. 2H z) , 7. 7 0 ( 1 H, d, J = 7. 6H z) , 7. 7 8 ( 2 H, d d, J = 9. 2, 5. 6H z) 。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (7.50 g) の THF (12 OmL) 溶液に 2N水酸化 カリウム水溶液 (27.6mL) を加え、 60°Cで 2時間攪拌した。 この反応混合物を 室温まで冷却した後、 2 N塩酸で中和した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成物を酢酸 ェチルと T H Fの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液およぴ 飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を滅圧下に留去することにより 3— (4一フルォロ ベンゾィル) 一6—メチルーピリジン一 2—カルボン酸が無色プリズム晶 (6.29 g, 89%) として得られた。
Ή-NMR (CDC 13) 6 2.72 ( 3 H, s) , 7. 1 1 (2H, t , J = 5.8 Hz) , 7.57 (1H, d, J = 5. 2H z) , 7.72- 7.78 ( 3 H, m) 。 (工程 4)
工程 3で得られた化合物 (1.1 2 g) を用い、 実施例 10の工程 3, 4, 5に記 載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 5— (4—フルオロフヱニル) 一2— メチル一5—ォキソ一 8 H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン一 6—力ルボン酸が無色 プリズム晶 (0.55 g, 44%) として得られた。
'H-NMR (D SO- d β) 52.65 (3Η, s ) , 7.30-7.40 (5H, m) , 7.65-7.72 (1H, m) 。
(工程 5)
工程 4で得られた化合物 (0. 50 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 N— (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4— フルオロフェニル) 一 8—ォキソ一 2—メチル一 8 H—ピラノ [3, 4-b] ピリジ ン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (0.55 g, 78%) として得られた。 'H-NMR (CDC 13) δ 2. 34 (6Η, s) , 2. 80 (3Η, s) , 4. 4 1 (2Η, d, J = 5. 4 Hz) , 6. 91 (2H, s) , 6. 95 ( 1 H, s) , 7. 20- 7. 32 (5H, m) , 7. 38- 7. 75 (3H, m) 。
(工程 6)
工程 5で得られた化合物 (1. 50 g) および (S) —4一アミノー 2—メチノレ一 1ーブタノ一ル テトラヒドロビラ二ルェ一テル (0. 94 g) を用い、 参考例 3の
工程 1に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム 晶 (1. 65 g, 91%) として得られた。
融点: 107— 109で (酢酸ェチル一ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 14
(a R, 9 R) — 9—メチルー 7— (3—メチルー 5—トリフルォロメチノレベンジル) —5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ
[2. 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(工程 1 )
特開平 9— 263585号公報 (EP— A—733632) 記載の方法により合成 した 5— (4—フルオロフェニル) 一 8—ォキソ一8H—ピラノ [3, 4 ~b] ピリ ジン一6—カルボン酸 (1. 80 g) および (3—メチノレー 5—トリフルォロメチル ベンジル) ァミン (1. 20 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同様に 反応し、 処理したところ、 5— (4—フルオロフヱニル) 一 2—イソプロピル一N— (3—メチル一 5—トリフルォロメチルベンジル)一 8—ォキソー 8 H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (2. 00 g, 69 %) と して得られた。
融点: 182 _ 184 ·Ό (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 2)
工程 1で得られた化合物 (2. 01 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 5_ (4—フルオロフェニル) 一 7— [ (3 R) 一 4—ヒ ドロキシ一 3—メチルプチル] — N— (3—メチルー 5—トリフルォロメチ ルベンジル) 一 8—ォキソ一 2—メチル一7, 8—ジヒドロ一 1, 7—ナフチリジン 一 6—カルボキサミドが無色プリズム晶 (1. 99 g, 83%) として得られた。 融点: 213— 215で (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 3)
工程 2で得られた化合物 (1. 97 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1. 28 g, 76%)
として得られた。
融点: 200—202^ (エタノール—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 15
2—クロ口一 5— (4—フルオロフェニル) 一7— [ (3 R) —4ーヒ ドロキシ一 3 一メチルプチル] 一 N— (3—メチル一5—トリフルォロメチルベンジル) 一 8—ォ キソ一 7, 8—ジヒ ドロー 1, 7—ナフチリジン一 6—カルポキサミ ド
(工程 )
6—クロロー 2, 3—ピリジンジカルボン酸(86. 3 g)のフルォロベンゼン(1 5 OmL) およびニトロベンゼン (17 OmL) 混合溶液に塩化アルミニウム (1 5 7 g) を加え、 9 で 4時間攪拌した。 ニトロベンゼン (17 OmL) で希釈後、 反応液を氷冷水に注ぎ、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 2 N水酸化ナトリ ゥム水溶液で逆抽出した後、 水層を 6 N塩酸水溶液で酸性とし、 生成物を酢酸ェチル で抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することによ り粗 6 _クロロー 3— (4一フルォ口べンゾィル) 一ピリジン一 2—力ルボン酸が淡 褐色結晶 (60. 4 g, 46%) として得られた。 得られた結晶 (60. 0 g) を実 施例 10の工程 3, 4および 5に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 粗 5一 (4一フルオロフヱ-ル) 一 2—ヒ ドロキシ一 N— (3—メチルー 5—トリフル ォロメチルベンジル) — 8—ォキソ一 8 H—ピラノ [3, 4-b] ピリジン一 6—力 ルボン酸が淡褐色結晶 (36. 7 g, 57%) として得られた。 得られた化合物はこ れ以上精製せずに次の工程に用いた。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (6. .00 g) のォキシ塩化リン (24. 0 g) 溶液を 1 O O^Cで 1. 5時間攪拌した。 冷却後、 反応液を減圧下に濃縮した。 得られた残渣の ァセトニトリル (4 OmL) 溶液に 3—メチル一5— (トリフルォロメチル) ベンジ ルァミン(4. 50 g) を で加えた後、 トリェチルァミン(12mL) を加えた。 室温で 1時間提拌した後、 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 1N 塩酸水溶液、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後. 職
を減圧下に留去することにより 2—クロ口一 5—(4—フルオロフェニル)一 N— (3 一メチル一5—トリフルォロメチルベンジル) 一8—ォキソ一8H—ピラノ [3, 4 -b] ピリジン _ 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (8. 73 g, 89%) とし て得られた。
JH-NMR (CDC 13) δ 2. 40 (3Η, s) , 4. 49 ( 2 Η, d, J = 5. 7 Hz) , 7. 2-7. 4 (8H, m) , 7. 48 (1H, d, J = 8. 4H z) , 7. 62 ( 1 H, d, J =8. 4H z) 。
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (8. 50 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(7. 19 g, 72 %) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 926 (3Η, d, J = 7. OH z) , 1. 50— 1. 80 (1 H, m) , 1. 90- 2. 40 ( 2 H, m) , 2. 37 (3H, s ) , 2. 99 (1 H, d, J = 15. 2Hz) , 3. 35— 3. 55 (2H, m) , 3. 99 ( 1 H, d, J = 1 5. 0Hz) . 5. 01 ( 1 H, d d, J = 13. 7, 5. 7Hz) , 5. 45 (1 H, d, J = 15. 0Hz) , 6. 82 (1 H. d d , J = 7. 8, 1. 8Hz) , 6. 95-7. 10 (2H, m) . 7. 20— 7. 35 (2 H, m) , 7. 47 (2 H, s ) , 7. 82 ( 1 H, s) , 8. 64 ( 1 H, d, J = 5. 6H z) , 9. 67 ( 1 H, . s ) 。
参考例 16
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル]一 9—メチ ルー 5— (4-エトロフエ二ル) 一 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—^ "キサヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボ二トリル
実施例 13で得られた化合物 (8. 78 g) および濃硫酸 (19mL) のニトロメタ ン (65mL) 溶液に硝酸ナトリゥムをー40^で加えた。 反応液をゆつくり室温ま で昇温した後、 反応液を炭酸水素ナトリウム (42 g) の水 (1 5 OmL) および酢
酸ェチル (1 O OmL) 溶液に注いだ。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (6. 88 g, 73%) として得ら れた。
融点: 251— 253^ (醉酸ェチルーメタノールより再結晶) 。
参考例 17 、
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] 一 N' —ヒ ドロキシー 9—メチル一 5—(4—二トロフエニル)一6, 1 3—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13 "キサヒ ドロ一 7 H— [ 1 , 4 ] ジァゾシノ [ 2 , 1— g ]
[1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキシイミダミ ド
参考例 16で得られた化合物 (0. 55 g) を用い、 実施例 103に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 55 g, 93%) として得られた。
元素分析値: C3。H24Ne05F6 · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 53. 66 ; H, 3. 75 ; N, 1 2. 51。
測定値 (%) : C, 53. 60 ; H, 4. 1 1 ; N, 1 2. 72。
参考例 18
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 5— (4—ニ トロフエ-ル) 一 2— (1, 2, 4—ォキサジァゾ一ルー 3—ィル) — 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g]
[1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
参考例 17で得られた化合物 (0. 48 g) を用い、 実施例 106に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 26 g, 53%) として得られた。
元素分析値: C31H22N605Fe · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 54. 63 ; H, 3. 40 ; N, 1 2. 33。
測定値 (%) : C, 54. 78 ; H, 3. 45 ; N, 1 2. 09。
参考例 19
(a R, 9R) -5- (4ーァミノフエニル) 一7— [3, 5—ビス (トリフノレオ口 メチル) ベンジル] —9一メチル一6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一へキサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチ リジン— 2—カルボ二トリル
参考例 16で得られた化合物 (2. 52 g) および 5%イリジウムノ炭素 (0. 3 9 g) のメタノール (30mL) および酢酸ェチル (30mL) 混合溶液を 1気圧の 水素雰囲気下、 原料が消失するまで室温で攪拌した。 不溶物をろ別後、 ろ液を減圧下 に濃縮することにより標題化合物が無色プリズム晶 (1. 25 g, 52%) として得 られた。
m点: 222— 224 (酢酸ェチル一ジィソブロピルエーテルより再結晶) 。 参考例 20
(a R, 9 R) —5— (4ーァミノフエニル) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロ メチル) ベンジノレ] —9—メチル一6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 13一^ "キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボキサミ ド
参考例 19で得られた化合物 (1. 26 g) の 85%エタノール (5. OmL) 溶 液に鉄粉 (0. 56 g) および塩化カルシウム (0. 12 g) を加え、 90 で 2時 間攪拌した。 反応液に酢酸ェチル (1 O OmL) を加えた後、 不溶物をろ別した。 ろ 液を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色プリ ズム晶 (0. 65 g, 54%) として得られた。
融点: 279— 28 It (酢酸ェチルーエタノールより再結晶) 。
参考例 21
(a R, 4 R) —2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル〕 一4—メチ ルー 13— (4—メチルフエ ^ノレ) 一 3, 4 , 5, 6—テトラヒ ドロー 2H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (EP—A— 733632) 記載の方法により合成
した N— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —4— (4—メチノレフエ ニル) 一 1—ォキソー 1 H—ピラノ [3, 4ー c]ピリジン一 3—カルボキサミ ド(2 0. O g) を用い、 (R) — 4—アミノー 2—メチルー 1ーブタノール テトラヒ ド ロビラ二ルェ一テル (8. 90 g) を用い、 参考例 3の工程 1と同様に反応し、 処理 したところ、 粗 (R) -N- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2 ― (4—ヒ ドロキシー 3—メチルブチル) 一 4一 (4—メチルフエニル) 一 1ーォキ ソ一 1, 2—ジヒ ドロ [2, 7] ナフチリジン一 3—カルボキサミ ドが淡黄色ァモル ファス (23. 4 g, 99%) として得られた。 得られた化合物はこれ以上精製せず に次の工程に用いた。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (23. 4 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (13. 2 g, 58%) として得られた。
'H-NMR (CDC 】 3) δ 0. 926 (3Η, d , J = 7. 0 H z ) , 1. 50— 1. 80 ( 1 H, m) , 1. 90— 2. 40 (2H, m) , 2. 37 (3H, s) ,
2. 99 ( 1 H, d, J = 15. 2Hz) , 3. 35- 3. 55 (2 H, m) , 3.
99 (1 H, d, J = 15. 0Hz) , 5. 01 ( 1 H, d d, J = 1 3. 7, 5.
7Hz) , 5. 45 (1H, d, J = 1 5. 0Hz) , 6. 82 (1 H, d d, J =
7. 8, 1. 8H z) , 6. 95-7. 10 (2H, m) , 7. 20-7. 35 (2 H, m) , 7. 47 (2H, s) , 7. 82 (l H, s) , 8. 64 (1 H, d, J
= 5. 6H z) , 9. 67 (1 H, s ) 。
参考例 22
(a R, 9 R) —7— (3, 5—ジー t e r t—プチルー 4ーヒ ドロキシベンジル) 一 5— (4—フノレオロフェニル) 一9ーメチノレ一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ 一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1- g] [ 1 , 7 ] ナフチリジン一 6, 13— ジオン
(工程 1)
特開平 9一 263585号公報 (E P— A— 733632) 記載の方法により合成 した 5— (4—フルオロフェニル) 一 8—ォキソ一 8H—ピラノ [3, 4 - b] ピリ ジン一 6—力ルボン酸 (4. 60 g) および 4—アミノメチル一 2, 6—ジ一 t e r t一プチルブェノール (3. 80 g) を用い、 参考例 1の工程 1に記載する方法と同 様に反応し、 処理したところ、 N— (3, 5—ジー t e r t—ブチル一4—ヒドロキ シベンジル) 一5— (4—フルオロフェニル) 一8—ォキソ一8 H—ピラノ [3, 4 -b] ピリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (7. 04 g, 87%) とし て得られた。
融点: 166— 168¾ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 2)
工程 1で得られた化合物 (6. 94 g) を用い、 参考例 3の工程 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 N— (3, 5—ジ一 t e r t—ブチル一4—ヒ ド ロキシベンジル) 一5— (4—フルオロフェニル) 一7— [ (3 R) —4ーヒ ドロキ シ一3—メチルブチル ] ー8—ォキソ一7, 8—ジヒドロ一 1, 7—ナフチリジン一 6—カルボキサミ ドが無色プリズム晶 (7. 05 g, 73%) として得られた。 融点: 240 (分解) (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 3)
工程 2で得られた化合物 (6. 90 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (3. 30 g, 4 9 %) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 81 (3Η, d, J =6. 9H z) , 1. 40 (1 8 H, s) , 1. 50- 1. 70 (1 H, m) , 1. 90-2. 25 (2H, m) , 3. 01 ( 1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 23 ( 1 H, d d, J = 15. 0, 10. 5 Hz) . 3. 52 ( 1 H, d d, J = 14. 4, 1 1. 1Hz) , 4. 04 ( 1 H, d, J = 14. 4 H z) , 4. 98 (1H, d, J = 14. 4H z) , 5. 04 (1 H, d d, J = 14. 4, 5. 7HZ) , 5. 25 (1H, s) , 6. 89 (2H, s) , 6. 95 (2H, d, J = 5. 4Hz) , 7. 1 9 (1H, t, J =
W 02
8. 6H z) , 7. 42- 7. 56 ( 3 H, m) , 8. 89 ( 1 H, d d, J =4.
2, 1. 8Hz) 。
実施例 1
(9 S) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2—メ トキシ一 9—メチルー 5—フエニル一 7, 8, 9, 10-テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ
[2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
(工程 1)
特開平 9— 263585号公報 (EP— A— 733632)記載の方法により合成 した (9 S) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9一メチル —5—フエ二ルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1一 g] [1, 7〕 ナフチリジン一 6, 12—ジォン (1. 53 g) のジクロロメタン (C H2C 1 2) (2 OmL) 溶液に 3—クロ口過安息香酸 (1. 20 g) を加え、 室温で 3時間 拌した。 反応溶液にチォ硫酸ナトリゥム水溶液を加えた後、 酢酸ェチルで抽 出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を ί¾ΒΕ下に留去したところ、 (9 S) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチ ノレ) ベンジル] - 9—メチル一 5—フエ二ルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [ 1 , 4] ジァゼピノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 2—ジオン 1ーォ キシドが淡黄色粉末 (1. 1 2 g) として得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 2の反応に使用した。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物のォキシ塩化リン (5. OmL) を 100でで 1時間 攪拌した。 反応溶液を水 (5 OmL) に注いだ後、 炭酸カリウム水溶液を加えてアル カリ性とした。 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を飽和炭 酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、溶媒を减圧下に留去した ところ (9 S) — 7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ ロー 9—メチル一5—フエ二ルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼ ピノ [2, 1— g] [1, 7]ナフチリジン一 6, 1 2—ジオンが淡黄色泡状物 (0.
W
77 g) として得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 3の反応に使用した。 (工程 3)
工程 2で得られた化合物 (158mg) の丁 HF (1 OmL) 溶液に 28%ナトリ ゥムメ トキシドメタノール溶液 (0. 15mL) を加え、 室温で 1 5分間撹拌した。 反応液を齚酸ェテルで希釈した後、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン = 3 : 1) で分離 '精製することにより標題化合物が無色結晶 (1 1 2mg, 71%) として得られた。
融点: 1 29— 131で (ジェチルエーテル一ジイソプロピルエーテル一へキサン より再結晶) 。
実施例 2
(9 S) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9ーメチルー 2 —メチルスルファニル一 5—フヱニル一 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
実施例 1の工程 2で得られた化合物 (12 Omg) の THF (10mL) 溶液に 1 0%ナトリウムチオメ トキシド水溶液(0. 45mL)を加え、 4時間加熱還流した。 反応液を酢酸ェチルで希釈した後、水おょぴ飽和食塩水で洗浄した D有機層を乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン =3 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色結晶 (106mg. 87%) として得られた。
¾点: 21 7— 21 9^ (ジェチルエーテルージイソプロピルエーテルより再結 晶) 。
実施例 3
(9 S) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2, 9—ジメチ ル一5—フエ二ルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1 '、一 g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
実施例 1の工程 2で得られた化合物 (365mg) 、 メチルホウ酸 (32 Omg)
および炭酸力リウム (590mg) の 1, 4—ジォキサン (1 5mL) 溶液にテトラ キストリフエニルフォスフィンパラジウム (P d (P P h 3) 4) ( 300mg) を加 え、 アルゴン雰囲気下、 100でで 4時間攪拌した。 反応液を齚酸ェテルで希釈した 後、 水おょぴ飽和食塩水で洗浄した。
有機層を乾 、溶媒を滅圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (酢酸ェチル: メタノール =9 : 1) で分離 ·精製することにより標 題化合物が白色粉末 (197mg, 56%) として得られた。
^-N R (CDC 13) δ 1. 05 ( 3 Η X 2 / 3 , d, J =6. 6 H z) , 1.
21 (3HX 1/3, d, J = 7. 4Hz) , 2. 40— 2. 60 (1 H, m) , 2. 78 (3H, s) , 3. 05-3. 30 ( 2 H, m) , 3. 48 (l HX 2/3, d d, J = 14. 0, 4. 8Hz) , 3. 69 (1 H 1/3, d d, J = 15, 5.
2Hz) , 4. 06 (1 HX 1/3, d, J = 15. 4Hz) , 4. 74 ( 1 HX 2
Z3, d, J = 1 5. 4Hz) , 5. 25— 5. 65 (2H, m) , 6. 90— 7.
1 5 (1 H, m) , 7. 2-7. 7 (8H, m) , 7. 83 (l H, s) 。
実施例 4
(9 S) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル)ベンジル]一 9一メチル一6, 12—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6 , 7, 8, 9, 10, 12—へキサヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力ルポエトリル 実施例 1の工程 1で得られた化合物 (0. 50 g) とトリエチルァミン (0. 19 mL) のァセトニトリル (2 OmL) 溶液にトリメチルシリル二トリノレ (0. 31m L) を加え、 85* で 3時間攪拌した。 反応溶液を水 (5 OmL) に注いだ後、 生成 物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。有機層を 1N塩酸および飽和食塩水 で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 1) で分離 ·精製することにより標題化 合物が淡黄色結晶 (0. 22 g, 42%) として得られた。
融点: 138— 140 (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 5
(9 S) 一 2—クロロー 7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 9—メチルー 5—フエ 二ルー 7, 8, 9, 10—テ トラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
参考例 1で得られた化合物 (1. 10 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に 反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 46 g, 38%) とし て得られた。
融点: 174— 176¾ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 6
(9 S) —7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 2, 9—ジメチル _ 5—フエ二ノレ一 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4〕 ジァゼピノ [2, 1— g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 12—ジオン
実施例 5で得られた化合物 (0. 35 g) を実施例 3と同様に反応し、 処理したと ころ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 14 g, 43%) として得られた。
融点: 1 25— 127 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 7
(9 S) -7- (3, 5—ジメチルベンジル) 一9—メチル一6, 1 2—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6, 7, 8, 9, 10, 12一^■キサヒ ドロ [1, 4]ジァゼピノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボ二トリル
参考例 1で得られた化合物 (0. 48 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理したところ、標題化合物が淡黄色粉末 (0. 18 g, 35%) として得られた。
'H-NMR (CDC I 3) δ 0. 970 (3ΗΧ 2/3, d. J = 7. OHz) , 1. 19 (3HX 1/3, d, J = 7. OHz) , 2. 10-2. 50 (7H, m) , 2. 96-4. 22 (4H, m) 、 4. 80-5. 43 (2 H, m) , 6. 67-6. 7 8 (2H, m) , 6. 95-7. 12 (2H, m) , 7. 35— 7. 60 (4H, m) , 7. 77-7. 82 (2H, m) 。
実施例 8
(9 S) 一 2—クロ口一 7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4一フルオロフ ェニル)一 9—メチルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1— &] [1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
参考例 2で得られた化合物 (800mg) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に 反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡褐色結晶 (376 mg, 44%) として得 られた。
融点: 182— 1 83 (^酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 9
(9 S) — 7— (3, 5—ジメチルベンジル)一 5— (4—フルオロフェニル) 一 2, 9—ジメチル一 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [2, 1 -g]
[1, 7] ナフチリジン一 6, 12—ジオン
実施例 8で得られた化合物 (329mg) を実施例 3と同様に反応し、 処理したと ころ、 標題化合物が無色プリズム晶 ( 128 m g , 41%) として得られた。
融点: 165— 167で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 10
(8 S) - 10- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル〕 一 1 2— (4一 フ レオ口フエニル) 一 2, 8—ジメチルー 7, 8, 9, 10—テトラヒ ドロ [1, 4] ジァゼピノ [1, 2— g] [1, 6] ナフチリジン一 5, 1 1—ジオン
(工程 1)
6—メチルピリジン一 2, 3—ジカルボン酸 (53. 9 g) の無水酢酸 (312m L) 溶液を 150でで 3時間携拌した。 溶媒を減圧下に留去した後、 6—メチルピリ ジン一 2, 3—ジカルボン酸無水物を褐色粉末 (45. 0 g, 94%) として得た。 ^-NMR (DMSO-d6) δ 2. 73 (3Η, s) , 7. 82 ( 1 H, d, J = 8. 0Hz) , 8. 40 1H, d, J =8. OH z) 。
(工程 2)
マグネシウム (10. 1 g) とヨウ素 (0. 020 g) の THF (l O OmL) 溶 液に 40-50でで 4一フルォロブ口モベンゼン (62. 8 g) の丁 HF (73mL)
溶液を滴下し、 1時間攪拌した。 こうして得られた溶液を、 工程 1で得られた化合物 (45. 0 g) の THF (30 OmL) 溶液に氷冷下でゆつくり滴下し、 室温で 2時 間 拌した。 反応溶液を冷水に注いだのち、 2N塩酸を加え pH 2— 3になるように 調整した。生成物を酢酸ェチルで 4回抽出しだ後、有機層を 2 N水酸化ナトリゥム(2 0 OmL) で抽出した。 得られた水層を 2 N塩酸 (20 OmL) で酸性とし、 再ぴ酢 酸ェチルと TH Fの混合溶液で 3回抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン:酢酸 = 3 : 1 : 0. 1) で分離'精製することにより 2— (4 —フルォ口べンゾィル) 一 6—メチルニコチン酸が白色結晶 (20. 0 g, 28%) として得られた。
融点: 1 92— 194^ (酢酸ェチルージイソプロピルエーテル一^ «キサンより再 結晶)
(工程 3)
工程 2で得られた化合物 (20. 0 g) とトリエチルァミン (ί 4, lmL) の Τ HF (20 OmL) 溶液にブロモマロン酸ジェチルエステル (24. 1 g) を加え、 80 で 3時間携拌した。 ブロモマロン酸ジェチルエステル (3. 7 g) を追加した 後、 さらに 80でで 5時間攪拌した。 不溶物をろ別した後、 水に注いだ。 生成物を酢 酸ェチルで抽出した後、有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗 浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲ.ルカラムクロマトグ ラフィー(酢酸ェチル:へキサン = 1 : 3)で分離'精製することにより粗 2— [[[2 一 (4—フルオロフェニル) 一6—メチルピリジン一 3 Tル] —カルボニル] ォキ シ] マロン酸ジェチル (37. 3 g) が油状物として得られた。 本化合物は精製する ことなく、 工程 4の反応に使用した。
(工程 4)
工程 3で得られた化合物(37. 3 g) の THF (50 OmL)溶液に DBU (5. 8mL) を一 78でで加え、 室温で 1時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ 1 N塩酸で中 和した後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和
食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラム クロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 6) で分離'精製することにより
2— [7— (4—フルオロフェニル) 一 2—メチル一 5—ォキソ一 5, 7—ジヒ ドロ フロ [3, 4- b]ピリジン一 7—ィル]一 2—ヒ ドロキシマロン酸ジェチル(27. 6 g) が油状物として得られた。 本化合物は精製することなく、 工程 5の反応に使用 した。
(工程 5)
工程 4で得られた化合物 (27. 6 g) の酢酸 (20 OmL) —塩酸(20 OmL) 溶液を 1 1 5でで 6時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮した後、残渣に水を加えた。
2 N水酸化ナトリウム水溶液で pH 3— 4に調整した後、 酢酸ェチルで抽出した。 有 機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより 8— (4—フ ルオロフェニル) 一 2—メチル一 5—ォキソ一 5H—ピラノ [4, 3— b] ピリジン 一 7—カルボン酸が淡黄色結晶 (7. 00 g, 31%) として得られた。
融点: 234— 236 : (エタノール一水より再結晶) 。
(工程 6)
工程 5で得られた化合物 (0. 80 g) の DMF (2 OmL) 溶液に 3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジルァミン (0. 68 g) 、 WSC (l. 07 g) 、 H OB t (0. 64 g) を室温で加え、 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェ チルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 1 0%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得 られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 2) で分離'精製することにより N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジ ノレ]一 8—(4一フルオロフェニル)一 2—メチルー 5—ォキソ一5 H—ピラノ [4,
3- b] ピリジン一 7—カルボキサミドが褐色結晶 (0. 44 g, 29%) として得 られた。
融点: 1 78— 1 80^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 (工程 7)
ェ稈 6で得られた化合物 (0. 8 0 g) の THF ( 1 5mL) —メタノール (5m L) 混合溶液に (R) — 3—ァミノ一 2—メチルー 1—プロパノール (0. 2 3 g) を室温で加え、 1 4時間室温で攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの 混合溶液で抽出した。 有機層を 1 0 °/0クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られた残渣のトルエン (30mL) —ァセトニトリ ル (5mL) 混合溶液に DBU (0. 48mL) を室温で加え、 1 30でで 2時間攪 拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと丁 HFの混合溶液で抽出した。 有機層を 1 0%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得 られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸ェチル:へキサン:メタノ ール = 1 : 1 : 0. 1) で分離'精製することにより (R) -N- [3, 5—ビス (ト リフルォロメチル) ベンジル] - 8 - (4一フルオロフェニル) 一6— (3—ヒドロ キシ _ 2—メチルプロピル) 一 2—メチルー 5—ォキソ一 5, 6—ジヒドロー 1 , 6 —ナフチリジン一 7—カルボキサミドが油状物 (0. 70 g, 7 6%) として得られ た。
'H-NMR (CDC 1 3) δ θ. 9 9 6 (3Η, d, J = 7. OH z ) , 2. 1 0—
2. 2 5 (1 H, m) , 2. 5 6 (3H, s ) , 3. 3 6 - 3. 54 (2H, m) ,
3. 76 - 3. 8 6 (1 H, m) , 4. 2 6 -4. 3 9 (3H, m) , 6. 1 8— 6. 2 2 (1 H, m) , 6. 8 8— 6. 9 7 (2H, m) , 7. 2 6 - 7. 3 3 (3H, m) , 7, 5 3 (2H, s) , 7. 8 3 ( 1 H, s ) , 8. 5 7 (1 H, d, J = 8. 2 H z)
(工程 8)
工程 7で得られた化合物 (0. 7 0 g) の THF (2 OmL) 溶液にトリェチルァ ミン (0. 5 OmL) とメタンスルホニルクロリ ド (0. 3 O mL) を 0でで加え、 0¾で 30分間攪拌した。 さらに反応液にトリェチルァミン (0. 50mL) とメタ ンスルホニルクロリ ド (0. 3 OmL) を 0 で加え、 0でで 3 0分間携拌した。 反 応液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (1 0mL) を加え、 室温で 1時間攪拌した後、 酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和仓埯水で
洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣の THF (3 OmL) 溶液に 水素化ナトリウム (60%油性、 0. 1 5 g) を で加え、 80でで 1時間攪拌し た。 反応液を水に注ぎ、 醉酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水 溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシ リカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 1) で分離'精製 することにより標題化合物が無色プリズム晶(0. 28 g, 41%)として得られた。
融点: 178— 180^ (塩化メチレンージイソプロピルエーテル «キサンより 再結晶メ 。
実施例 1 1
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ 口一 9—メチノレー 5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H_ [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジンー6, 13—ジオン
特開平 9一 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9— メチル一5—フエ二ルー 8. 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァ ゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (0. 81 g) を 用い、 実施例 1の工程 1, 2.と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プ リズム晶 (0. 36 g, 41%) として得られた。
融点: 120— 1 22で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 12
(aR, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2, 9_ ジメチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10. ' 11—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジ ァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6. ュ 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 34 g) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. l l g. 32%) として得られた。 融点: 121— 123 (塩化メチレン一'へキサンより再結晶) 。
実施例 1 3
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 6, .13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルボニトリル
特開平 9一 263585号公報 (EP— A— 733632)記載の方法により合成 した (aR, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9— メチル一 5—フエニル _ 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァ ゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (0. 63 g) を 用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合 物が無色プリズム晶 (0. 20 g, 31%) として得られた。
融点: 170— 173 t (エタノールより再結晶) 。
'H-N R (CDC 13) δ 0. 939 (3Η, d, J = 6. 6Hz) , 1. 50— 1. 80 ( 1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 3. 02 ( 1 H, d, J = 1 5. 4Hz) , 3. 41 (1 H, d d, J = 15. 4, 10. 2Hz) , 3. 5 6 (1H, d d, J = 14. 6, 1 1. 0Hz) , 3. 96 (l H, d, J = 14. 6H z) , 5. 09 (1 H, d d, J = 14. 6, 5. 8H z) , 5. 42 ( 1 H, d, J = 14. 6 H z) , 6. 87- 6. 92 (1 H, d l i k e) , 7. 15— 7. 24 (1 H, t 1 i k e) , 7. 35— 7. 54 (5H, m) , 7. 67 ( 1 H, d, J = 8. 4Ή z) , 7. 78 (1H, d. J = 8. 4H z) , 7. 8 1 (1 H, s) 。
実施例 14
(a R, 9 R) —2—クロ口一 7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一9—メチル一5 一フエニル一 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1 - g] [ 1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
参考例 3で得られた化合物 (1. 00 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に 反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 14 g, 14%) とし て得られた。
融点: 218— 220で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 15
(a R, 9 R) —7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一5—フエニル一 2, 9—ジメ チルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 14で得られた化合物 (0. 32 g) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 081 g, 26%) として得られた。
融点: 21 7— 21 9"C (酔酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 16
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジノレ) 一9—メチル一6, 1 3—ジォ キソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2. 1 - g] [1. 7] ナフチリジン一 2—カルボ二トリル
参考例 3で得られた化合物 (0. 90 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 10 g, 1 6%) として得られた。
融点: 251— 253^ (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 17
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ 口一 9一メチル一5— (4—メチルフエニル) 一8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ - 7H- [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3— ジオン
. 特開平 9— 263585号公報 (EP— A— 733632)記載の方法により合成 した (a R, 9R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9— メチル一5— (4—メチルフエニル) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H—
[1, 4]ジァゾシノ [2. 1 - ] [1, 7]ナフチリジン一 6, 13—ジオン(3. 91 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合 物が無色プリズム晶 (822mg, 20%) として得られた。
融点: 296— 298で (酢酸ェチル一ジイソプロピルエーテルより再結 ) 。 実施例 18
(aR, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2—メ ト キシー 9—メチルー 5— (4—メチルフエニル) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ド ロー 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6 , 13 ージオン
実施例 1 7で得られた化合物 ( 1 50 m g ) を実施例 1の工程 3と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色プリズム晶 (95mg, 64%) として得られ た。
融点: 204— 205^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 19
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ル一5— (4—メチルフエニル) 一 2—メチルスルファ-ルー 8, 9, 10, 1 1— テトラヒ ドロー 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン -6, 13—ジオン
実施例 1 7で得られた化合物 (140mg) を実施例 2と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (109mg, 76 %) として得られた。 融点: 244— 245X (酢酸ェチル一ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 20
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2, 9 - ジメチル一5— (4ーメチノレフエニル) 一8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H 一 [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン 実施例 17で得られた化合物 (822mg) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が淡黄色プリズム晶 (354mg, 45%) として得られた。 融点: 273— 274で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 21
(aR, 9 R) —7— [3, 5—ビス (ト リ ブノレオロメチノレ) ベンジル Ί —9ーメチ
ル一 5— (4—メチルフエニル) 一6, 13-ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 1.3—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボ二トリル
特開平 9一 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した (aR, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9一 メチノレー 5— (4—メチルフエ二ノレ) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H—
[1, 4]ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7]ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン (1. 0 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が黄色プリズム晶 ( 107 m g , 10%) として得られた。
融点: 296— 298"Ό (ェタノ一ルージェチルェ一テルより再結晶) 。
実施例 22
(aR, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— (ジ メチノレアミノ) 一 9—メチル一 5— (4—メチノレフェニル) 一 8, 9, 10, 1 1 - テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン —6, 13—ジオン
実施例 17で得られた化合物 ( 0. 15 g ) の 50 %ジメチルァミン水溶液 ( 2 m L) を 180 で 14時間視拌した。 反応液を水に注いだ後、 酢酸ェチルと丁 HFの 混合溶液で抽出した。 有機層を 10%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 3 g, 90%) として得られた。
融点: 278— 280^: (酢酸ェチル一ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 23
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —9ーメチ ルー 5— (4—メチルフエ二ル) 一 2-モルホリノ一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3 ジオン
実施例 17で得られた化合物 (0. 15 g)のモルホリン(2mL)溶液を 1 80^
で 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 酢酸ェチルと TH Fの混合溶液で抽出 した。 有機層を 10%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧 下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル: へキサン =5 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 13 g , 83%) として得られた。
融点: 310— 312で (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 24
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ノレ一 5— (4—メチルフエニル) -6, 1 3—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3 ·キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボン酸ェチルエステル
実施例 21で得られた化合物 (0. 15 g) のエタノール (1 OmL) 溶液に濃硫 酸 (2. 5mL) を室温で加え、 100"Cで 16時間携拌した。 反応液を水に注いだ 後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水 で洗净、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (酢酸ェチル:へキサン:メタノール =4 : 1 : 0. 5) で分離■精製 することにより標題化合物が無色プリズム晶(0. 12 g, 57%)として得られた。 融点: 260— 262で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 25
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2—クロ 口一 5— (4—フルオロフェ -ル) 一 9—メチル一8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ド ロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3 ージオン
特開平 9一 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した (aR, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4一フルオロフェニル) 一 9—メチルー 8, 9, 10. 11—テトラヒ ドロー 7H — [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
(0. 94 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に反応し、 処理したところ、 標 題化合物が無色プリズム晶 (0. 30 g, 29%) として得られた。
融点: 231— 233^ (塩化メチレンージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 26
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4 一フルオロフェニル) 一 2, 9—ジメチル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジォ ン
実施例 25で得られた化合物 (0. 37 g) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が淡黄色粉末 (0. 099 g, 27%) として得られた。
JH-NMR (CDC 13) δ 0. 910 (3Η, d, J = 7. OHz) , 1. 50— 1. 80 (1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 2. 97 (1 H, d, J = 1 5. OHz) , 2. 77 (3H, s ) , 3. 33-3. 60 (2H, m) , 3. 97 ( 1 H, d, J = 14. 6 H z) , 5. 08 (1 H, d d, J = 14. 6, 5. 4Hz) , 5. 42 (1 H, d, J = 14. 6Hz) , 6. 86-6. 90 (2H, m) , 7. 35- 7. 50 (5H, m) , 7. 82 (1 H, s) 。
実施例 27
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4 —フノレォロフエ-ノレ)一 9ーメチノレ一 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一^ ·キサヒ ドロ一.7H— [1, 4] ジァゾシノ [2. 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボ二トリル
特開平 9— 263585号公報 (EP— A— 733632) 記載の方法により合成 した (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4一フルオロフェ -ル) 一 9一メチル一8. 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H 一 [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン (0. 33 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 080 g, 22%) として得られた。
融点: 225— 227で (塩化メチレンージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 28
( a R, 9 R) — 2—クロロー 7— (3, 5—ジメチルベンジノレ) 一5— (4一フル オロフェニル) 一9ーメチルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
参考例 4で得られた化合物 (1. 9 g) を用い、 実施例 1の工程 1 , 2と同様に反 応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (648mg, 32%) として 得られた。
融点: 234— 236で (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 29
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フルオロフェニル) —2, 9—ジメチル一 8, 9, 10, 11—テトラヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾ シノ [2, 1 - g] 〔1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 28で得られた化合物 (147mg) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物がアモルファス (45mg, 32%) として得られた。
融点: 228— 23 O : (エタノールより再結晶) 。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 861 (3Η, d, J = 6. 6Hz) , 1. 50 — 1. 80 (1H, m) , 1. 90-2. 40 (2H, m) , 2. 25 (6 H, s ) , 2. 77 (3H, s) , 2. 86- 3. 28 (2H, m) , 3. 56 ( 1 H, d d, J = 14. 2, 1 1. 0Hz) , 3. 68 ( 1 H, d, J = 14. 2Hz) , 5. 0 6 ( 1 H. d d, J = 14. 6, 5. 0Hz) , 5. 36 (l H, d, J = 1 . 6 Hz) , 6. 48 (2H, s) , 6. 91-6. 99 (3H, m) , 7. 16-7. 28 (1 H, m) , 7. 34 (1H, d. J = 8. 4Hz) , 7. 42 (l H, d, J = 8. 4Hz) , 7. 50-7. 60 (1 H, m) 0
実施例 30
(a R, 9 R) ー7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フルオロフェニル〉 —9—メチルー 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 11, 13—へキサヒ ドロ
- 7H- [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] 〔1, 7] ナフチリジン一 2—カルボ 二トリル
参考例 4で得られだ化合物 (497mg) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が黄色プリズム晶 (43mg, 8. 5%) として得られた。
JH-NMR (CDC 13) 60. 89 (3 H, d, J = 6'. 8Hz) , 1. 45— 1. 70 (1 H, m) ' 1, 90- 2. 40 (2H, m) , 2. 25 (6H, s ) , 2. 95- 3. 25 (2H, m) , 3. 60 (1 H, d d, J = 14. 2, 1 1. 0 Hz) , 3. 69 (1 H, d, J = 14. 2Hz) , 5. 06 ( 1 H, d d, J = 1 4. 2, 5. 7Hz) , 5. 33 (1 H, d, J = 14. 4Hz) , 6. 45 (2H, s) , 6. 90- 7. 00 (3H, m) , 7. 18-7. 35 (1 H, m) , 7. 5 0-7. 60 (1H, m) , 7. 65 (1 H, d, J =8. 6Hz) , 7. 78 (1
H, d, J = 8. 6 H z) 。
実施例 31
(a R, 4R) — 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9一クロ 口一 4ーメチルー 1 3-フエ二ルー 3, 4, 5, 6-テトラヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
参考例 5で得られた化合物 (1. 50 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に 反応し、 処理したところ、 標題化合物が赤色油状物 (0. 54 g, 34 %) として得 られた。
JH-NMR (CDC 13) δ 0. 94 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 55—
I. 75 (1 H, m) , 1. 95-2. 35 (2H, m) , 3. 00 ( 1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 35— 3. 55 (2H, m) , 3. 94 (1 H, d, J =l 4. 7Hz) , 4. 99 (lH. d d, J = 14. 4, 5. 4Hz) , 5. 39 (1 H, d, J = 15. 0Hz) , 6. 90 (2H, m) , 7. 18 (1 H, t , J = 7. 2H z) , 7. 30- 7. 50 (5H, m) , 7. 81 (1 H, s) , 8. 33 (1 H, d, J = 5. 7Hz) 。
実施例 32
(a R, 4 R) - 2 - [3, 5—ビス (トリブノレオロメチノレ) ベンジル] —4, 9一 ジメチル一 13—フエ二ルー 3, 4, 5, 6—テトラヒドロ一 2H— [1, 4] ジァ ゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
実施例 31.で得られた化合物 (52 Omg) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (126mg, 25%) として得られた。 融点: 1 03— 105 (エタノール一^ «キサンより再結晶) 。
実施例 33
(a R, 4 R) - 2 - [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) べンジル] 一 9—クロ ロー 1 3— (4—フルオロフェニル) 一 4一メチル一3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロ - 2H- [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジ オン
参考例 6で得られた化合物 (0. 57 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2と同様に 反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 27 g, 47%) とし て得られた。
融点: 1 13—1 15で (ジイソプロピルエーテル >キサンより再結晶) 。 実施例 34 (1)
(a R, 4 R) — 2— 〔3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 13— (4 —フクレオ口フエニル) 一4, 9ージメチル一 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 2H—
[1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン 実施例 33で得られた化合物 (0. 22 g) を実施例 3と同様に反応し、 処理した ところ、 標題化合物が淡黄色粉末 (0. 16 g, 75%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 943 (3H, d, J = 7. 0Hz) , 1. 40— 1. 75 ( 1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 3. 00 ( 1 H, d, J =1 5. 2 Hz) , 3. 1 7 (3 H, s) , 3. 52- 3. 98 (2H, m) , 3. 95 ( 1 H, d, J = 14. 6Hz) , 4. 96 ( 1 H, d d, J = 1 3. 6, 5, 8H2) , 5. 38 (1 H, d, J = 14. 6Hz) , 6. 75 (1H, d, J = 6.
OH z) , 6. 87 (2H, d, J = 6. 6 H z) , 7. 07-7. 16 ( 1 H, m) , 7. 30-7. 55 (3H, m) , 7. 82 (1H, s) , 8. 46 ( 1 H, d, J = 6. OH z) 。
実施例 34 (2)
(a R, 4 R) - 2 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 13— (4 —フルオロフェニル) 一4, 9—ジメチル一 3, 4. 5 , 6—テトラヒ ドロ一 H—
[1, 4] ジァゾシノ [2, 1一 b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン · ρ 一トルエンスノレホン酸塩
実施例 34 (1) で得られた化合物 (1. 50 g) のジェチルェ一テル (30mL) に 1M p—トルエンスルホン酸一水和物 Zメタノール溶液 (2. 55mL) を 加え、 室温で 30分攒拌した。 析出する白色沈殿をジェチルェ一テルでろ ¾すること により標題化合物が無色プリズム晶 (1. 87 g, 96%) として得られた。
融点: 266— 268で (エタノールージェチルエーテルより再結晶) 。
実施例 34 (3)
(a R, 4R) — 2— [3, 5-ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —13— (4 —フノレオロフェニル) 一4, 9ージメチノレー 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロー 2H—
[1, 4] ジァゾシノ [2, 1— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8 ^ジオン .臭 化水素酸塩
実施例 34 (1) で得られた化合物 (1. 50 g) のジェチルエーテル (3 OmL) 溶液に 1M臭化水素酸ノメタノール溶液 (2. 55mL) を加え、 室温で 30分攪 拌した。析出する白色沈殿をジェチルエーテルでろ取することにより標題化合物が無 色プリズム晶 (1. 46 g, 85%) として得られた。
融点: 243— 250で (エタノ一ルージェチルエーテルより再結晶) 。
実施例 35
(a R, 4 R) — 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 13— (4 一フルオロフェニル) 一 4—メチル一1, 8—ジォキソー 1, 3, 4, 5, 6, 8 - へキサヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] 〔2, 7] ナフチリジン
一 9—カルボ二トリル
実施例 33で得られた化合物 (0. 10 g) と Zn (CN) 2 (0. 038 g ) の DMF (1 OmL) 溶液に P d (P P h 3) 4 (0. 038 g) を室温で加え、 ァルゴ ン雰囲気下、 10 で 6時間攪拌した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェ チルと THFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および 飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =3 : 2) で分離'精製することに より標題化合物が無色プリズム晶 (0. 058 g, 59%) として得られた。
融点: 133— 135で (ジイソプロピルエーテル一^ ^キサンより再結晶) 。 実施例 36
(a R, 4 R) — 2— [3, 5 -ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 1 3— (4 —フルオロフェニノレ) 一 4—メチルー 1, 8—ジォキソー 1, 3, 4, 5, 6, 8— へキサヒドロ一 2H— [1 , 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン 一 9一力ルボン酸メチルエステル
実施例 33で得られた化合物 (0. 10 g) 、 1 , 1, 一ジフヱ口セニルフォスフ インパラジウム (d p p f ) (0. 018 g) およびトリェチルァミン (0. 060 mL) のメタノール (5 OmL) 溶液にパラジウムジアセテート (P d (OAc) 2) (0. 0073 g) を室温で加え、 一酸化炭素 (5気圧) 棼囲気下、 100でで 8時 間攪拌した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽 出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した D 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン =2 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズ ム晶 (0. 054 g, 52%) として得られた。
融点: 127— 129で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 37
(a R, 9 R) - 1 1 - [3, 5 _ビス (トリフルォロメチル) ベンジル ] 一 1 3— (4 フルオロフェニル) 一2, 9—ジメチル一 8, 9, 10, 1 1—亍トラヒ ドロ
-5H- [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— g] [1, 6] ナフチリジン一 5, 12 (7 H) —ジオン
(工程 1)
実施例 10の工程 6で得られた化合物 (0. 80 g) の THF (15mL) —メタ ノール (5mL〉 混合溶液に (R) —4—ァミノ一 2—メチルー: Iーブタノール テ トラヒ ドロビラニルエーテル(0. 50 g)を室温で加え、 14時間室温で憬拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層 を 10%クェン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣のトルエン (30mL) —ァセトニトリル (5mL) 混合溶液に, DB U (0. 48mL) を室温で加え、 2時間 1301:で攪拌した。 反応液を水に注いだ 後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合 で抽出した。 有機層を: I 0%クェン酸水 溶液おょぴ飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣のメ タノ一ル (2 OmL) 溶液に p—トルエンスルホン酸一水和物 (0. 63 g) を室温 で加え、 室温で 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと T HFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩 水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー(酢酸ェチル:へキサン =2 : 1)で分離 ·精製することにより (R) — N— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] ー8— (4一フルオロフェ ニル)一 6—(4—ヒ ドロキシ一 3—メチノレブチル)一 2—メチノレー 5—ォキソー 5, 6—ジヒ ドロ一 1, 6—ナフチリジン一 7—カルボキサミ ドが油状物 (0. 68 g, 72%) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 935 (3H, d, J = 6. 6Hz) , 1. 60- 2. 00 (3H, m) , 2. 53 (3 H, s) . 3. 40- 3. 64 (2H, m) , 4, 02-4. 12 (2 H, m) , 4. 35 (2H, d, J =6. OHz) , 6. 3 7— 6. 43 ( 1 H, b r) , 6. 86— 6. 95 (2H, m) , 7. 22-7. 3 4 (3Ή, m) , 7. 54 (2H, s ) , 7. 83 (1 H, s ) , 8. 50 (1H, d, J = 8. 0Hz) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (0. 68 g) のTHF (1 OmL) 溶液にトリェチルァ ミン (0. 50mL) とメタンスルホニルクロリ ド (0. 30mL) を 0でで加え、 0でで 30分間攪拌した。 さらに反応液にトリェチルァミン (0. 50mL) とメタ ンスルホニルクロリ ド (0. 30mL) を Ot:で加え、 0 で 30分間攪拌した。 反 応液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (10mL) を加え、 室温で 1時間攪拌した後、 酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で 洗浄、 乾燥後、 溶媒を滅圧下に留去した。 得られた残渣の THF (3 OmL) 溶液に 水素化ナトリウム (60%油性、 0. 1 5 g) を 0でで加え、 80でで 1時間攪拌し た。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水 溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシ リカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =1 : 1) で分離'精製 することにより標題化合物が無色プリズム晶(0. 30 g, 46%)として得られた。 融点: 1 94一 196で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 38
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ノレ一 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9. 1 0, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1 , 4〕 ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルボン酸メチルエステル
実施例 11で得られた化合物(5. 00 g)のメタノール溶液(10 OmL) に 1, 1 ' ―ビス (ジフエニルフォスフイノ) フエ口セン (d p p f ) (0. 23 g) 、 酢 酸パラジウム (0. 095 g) およびトリェチルァミン (2. 9mL) を加え、 5気 圧の一酸化炭素雰囲気下、 100^で 2時間攬拌した。 この反応混合物を室温まで冷 却した後、 2 N塩酸で中和した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと T HFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水 で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =4 : 1) で分離'精製することにより標題化
合物が無色プリズム晶 (3 · 43 g, 65%) として得られた。
融点: 240^ (分解) (THF—酢酸ェチルより再結晶) 。
実施^ 39
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ノレボン酸ェチノレエステノレ
実施例 13で得られた化合物 (1. 02 g) のエタノール溶液 (25mL) に濃硫 酸 (7. 5mL) を加え、 80でで 5時間攪拌した。 さらに濃硫酸 (1. OmL) を 加え、 8 Otで 1時間携梓した。 反応液を氷冷水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化ァンモユウム水溶液および飽和食塩 水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロ マトグラフィー (^酸ェチル:へキサン =6 : 1) で分離 ·精製することにより標題 化合物が無色プリズム晶 (0. 46 g, 41%) として得られた。
融点: 261— 263で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 40
(a R, 9 R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9ーメチ ノレ一 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1. 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルボン酸
実施例 38で得られた化合物 (3. 33 g) の THF溶液 (5 OmL) に 2 N水酸 化カリウム (KOH) 水溶液 (13mL) を加え 60でで 2時間攪拌した。 この反応 混合物を室温まで冷却した後、 2 N塩酸で中和した。 反応溶液を水に注いだ後、 生成 物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留 去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (2. 86 g, 87%) として得られ た。
融点: 152— 154 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。
実施例 41
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ル一 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルポキサミ ド
実施例 40で得られた化合物(0. 33 g)の DMF溶液(1 OmL)に WSC (0. 25 g) および 1ーヒドロキシ一 1H—ベンゾトリアゾール 'アンモニア錯体 (0. 1 5 g) を室温で加え、 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THF の混合溶液で抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 10%クェン酸水 溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシ リカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル) で分離 '精製することにより標題 化合物が無色アモルファス (0. 29 g, 81%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 93 (3Η, d, J = 7. OH z) , 1. 58— 1. 80 (1 H, m) , 2. 00- 2. 40 (2H, m) , 3. 01 (1 H, d, J = 1 5. OH z) , 3. 37-3. 70 (2H, m) , 3. 97 ( 1 H, d, J = 7. 3 Hz) , 5. 08 ( 1 H, d d, J = 14. 6, 5. 4Hz) , 5. 28 ( 1 H, d, J = 14. 2Hz) , 5. 69 ( 1 H, b r s) , 6. 92 ( 1 H, d , J = 7. 6Hz) , 7. 16-7. 26 (1 H, t 1 i k e) , 7. 36— 7. 50 (5H, m) , 7. 69 (1 H, d, J =8. 4H z) , 7. 82 (1 H, s) , 8. 30 ( 1 H, b r s) , 8. 37 (1 H, d, J = 8. 4H z) 。
実施例 42
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —N—メ ト キシー N, 9—ジメチルー 6, ] 3—ジォキソー 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物(0. 61 g) , N, O—ジメチルヒドロキシァミン · 塩酸塩 (0. 15 g) 、 HOB t (0. 1 5 g) およびトリェチルァミン (0. 20
mL) の DMF溶液 (l OmL) に WS C (0. 2 9 g) を室温で加え、 1 4時間攪 拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を飽 和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去す ることにより標題化合物が無色アモルファス (0. 6 5 g, 1 00%) として得られ た。
'H-NMR (CDC 1 3) δ 0. 9 3 (3Η, d, J = 7. OH z) , 1. 50 - 2. 0 0 (1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 3. 00 ( 1 H, d, J = 1 5. OH z) , 3. 3 5— 3. 6 2 ( 5 H, m) , 3. 9 2— 4. 0 5 (4 H, m) , 5. 0 7 ( 1 H, d d, J = 1 4. 6, 5. 6H z) , 5. 4 3 (1 H, d, J = 1 5. OH z) , 6. 8 9 -6. 9 8 (1 H, m) , 7. 1 5 - 7. 24 (1 H, m) , 7. 30- 7. 5 0 (5H, m) , 7. 6 2 ( 1 H, d, J = 8. 2 H z) , 7. 8 1 (2H, s ) 。
実施例 4 3
(a R. 9 R) — 2—ァセチル一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジ ノレ]一 9—メチノ I ^一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 4 2で得られた化合物 (0. 6 2 g) の THF (2 OmL) に 1Mメチルマ グネシゥムブロマイド ZTHF溶液 (2. OmL) を一 7 8でで加え、 1 0分間攪拌 した。 飽和塩化アンモニゥム水溶液を反応溶液に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲ ルカラムクロマトグラフィー (醉酸ェチル:へキサン = 1 : 1 ) で分離 ·精製するこ とにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 7 g, 2 9%) として得られた。 融点: 2 34— 2 3 6で (酢酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 R f = 0. 9 (酢酸ェチル: メタノール = 5 : 1 ) 。
実施例 44
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — N, 9— ジメチル一 6, 1 3—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 1 3—^ ^
キサヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例43で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグヲフィー(酢酸ェチル: へキサン =1 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 043 g , 7%) として得られた。
融点: 145— 147で (醉酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 R f = 0. 6 (^酸ェチル: メタノ一ル= 5 : 1) 。
実施例 45
N- [ [ (a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] ― 9一メチル一6, 13—ジォキソ一 5—フエ-ノレ一 6, 8, 9, 10, 11, 13— へキサヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン —2—ィル] カルボニル] グリシン
(工程 1)
実施例 40で得られた化合物 (0. 61 g) , グリシンベンジルエステル' p—ト ルエンスルホン酸塩 (0. 67 g) 、 HOB t (0. 15 g ) およびトリェチルアミ ン (0. 28mL) の DMF溶液(1 OmL) に WS C (0. 29 g) を室温で加え、 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 醉酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗净、 乾燥後、 溶媒を減圧 下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル: へ^サン =1 : 1) で分離'精製することにより N— [ [ (a R, 9 R) — 7— [ 3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチル一 6, 13—ジォキソ一 5 一フエニノレー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァ ゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] カルボニル] グリシンべ ンジルエステルが白色粉末 (0. 44 g) として得られた。
^H-NMR (CDC 13) δ 0. 93 (3Η, d, J = 6. 9Hz) , 1. 60— 1. 80 (1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 3. 01 (1 H, d, J = 1 5. 0Hz) , 3. 44 (1 H, d d, J = 15. 6, 9. 9Hz) , 3. 57 (1
H, d d, J = 14. 4, Hz) , 3. 97 (1 H, d, J = 15. OH z)
4. 33 (2H, d, J =6. 3Hz) , 5. 08 ( 1 H, d d, J = 14. 1, 5. 4) , 5. 22 (2 H, s) , 5. 43 ( 1 H, . d , J = 14. 4Hz) , 6. 91
( 1 H, d, J = 7. 2 H z ) , 7. 20 (1H, t , J = 7. 5 H z) , 7. 30 - 7. 52 (10 H, m) , 7. 69 (1H, d, J = 8. 4Hz) , 7. 82 (1 H, s) , 8. 35 (1 H, d, J = 8. 4Hz) , 9. 03 (1 H, t, J = 6. OH z) 。
(工程 2)
ェ痊 1で得られた化合物(2. 95 g)の酢酸ェチル(1 OmL) —エタノール(1 OmL) 混合赚に 10%パラジウム炭素 (0. 025 g) を加え、 5気圧の水素雰 囲気下、 室温で 1時間攪拌した。 触媒をろ別した後、 ろ液を減圧下に留去することに より標題化合物が無色アモルファス (0. 077 g, 87%) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 94 (3Η, d, J =6. 6Hz) , 1. 60- 1. 80 (1H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 3. 01 ( 1 H, d, J = 1 5. 3Hz) , 3. 38-3. 47 (1H, d d l i k e) , 3. 56-3. 68 (1H, d d 1 i k e) , 3. 97 ( 1 H, d, J = 14. 7Hz) , 4. 35— 4. 42 (2H, m) , 5. 06-5. 16 (1 H, d d l i k e) , 5. 43 (1 H, d, J = 14. 1 H z) , 6. 91 (1 H, d, J = 7. 2 H z ) , 7. 19 (1 H, t , J = 7. 4Hz) , 7. 35- 7. 50 (5H, m) , 7. 70 ( 1 H, d, ' J = 8. 7 Hz) , 7. 81 (1 H, s) , 8. 35 (1 H, d, J = 8. 7Hz) , 9. 05-9. 14 (1H, t l i k e) 。
実施例 46
(a R, 9 R) —7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジノレ] — N—ホル ミル一 9-メチルー 6, 1 3—ジォキソー 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3 ·キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボキサミド
実施例 41で得られた化合物 (0. 50 g) の N, N—ジメチルホルムアミ ドジメ
チルァセタール (2 OnxL) 溶液を 1201 で 10分間攪拌した。 反応混合物を氷冷 した後、 析出した白色粉末をろ取した。 得られた粉末を 70%酢酸水溶液 (2mL) に溶解させ、 室温で 1時間攪拌した。 析出すさ白色粉末をろ取することにより標題化 合物が無色プリズム晶 (0. 28 g, 57%) として得られた。
融点: 145— 147で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 47
N- [ [ (a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジノレ] - 9—メチル一6, 13—ジォキソー 5—フエ-ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3— へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン —2—ィノレ] カルボ二ノレ] 一 N—ホルミルグリシン
実施例 46で得られた化合物 (0. 50 g) および炭酸カリウム (0. 1 3 g) の DMF (5mL) 溶液にブロモ酢酸べンジル (0. 31mL) を加え室温で 38時間 攪拌した。 反応液を希塩酸水溶液に注いだ後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和 塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラブィー(酢酸ェチル:へキサン = 2 : 3) で分離 '精製することにより白色粉末 (0. 26 g, 44%) を得た。 得られた 白色粉末 (0. 25 g) の酢酸ェチル (1 OmL) —エタノール (1 OmL) 混合溶 液に 10%パラジウム炭素 (0. 050 g) を加え、 5気圧の水素雰囲気下、 室温で 1時間攪拌した。 触媒をろ別した後、 ろ液を減圧下に留去することにより標題化合物 が無色プリズム晶 (0. 23 g, 100%) として得られた。
融点: 1 51— 153^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 48
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N—ェチ ルー 9—メチノレー 6, 13—ジォキソー 5—フエニノレー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3一^ «キサヒ ドロー 7 H一 [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリ ジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびェチルァミン.塩酸塩 (0. 0
30 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァ モルファス (0. 048 g, 23%) として得られた。
元素分析値: C32H28N403F6 · 1. 2H20として
計算値 (。/。) : C, 58. 93 ; H, 4. 70 ; N, 8. 59 ; F, 1 7. 48D 測定値 (%) : C, 58. 99 ; H, 4. 67 ; N, 8. 45 ; F , 1 7. 46。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 92— 0. 94 (3Η, m) , 1. 30 (3 Η, t , J = 6. 8Η ζ) , 1. 66- 1. 69 (1 Η, m) , 2. 00 (3Η, m) , 2. 1 0 (1 Η, m) , 2. 28- 2. 32 (1 Η, m) , 2. 99- 3. 03 ( 1 Η, m) , 3. 40- 3. 47 ( 1 Η, m) , 3. 52— 3. 60 (2Η, m) , 3. 9 6— 4. 00 (1 Η, m) , 6. 91 -6. 93 (1 Η, m) , 7. 18— 7. 22 (1 Η, m) , 7. 39-7. 47 (5Η, m) , 7. 67— 7. 69 (1 Η, m) , 7. 81 (1Η, s ) , 8. 37-8. 39 (1 Η, m) , 8. 66 (1Η, m) 。 実施例 49.
Ν- [ [ (a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] 一 9—メチル一6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13— へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン 一 2—ィル] カルボ二ル] — N—ェチルグリシン
実施例 40で得られた化合物 (0. 30 g) 、 N—ェチルグリシンベンジルエステ ル -塩酸塩 (0. 17 g) , HOB t (0. 1 1 g) およびトリェチルァミン (0. 1 OmL) の DMF溶液 (5mL) に WSC (0. 1 9 g) を室温で加え、 14時間 現拌した。 反応液を水に注ぎ、 齚酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機層を 飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =3 : 1) で分離'精製することにより白色粉末 (0. 21 g. 59%) を得た。 得 られた白色粉末 (0. 20 g) の酢酸ェチル (1 OmL) —エタノール (1 OmL) 混合溶液に 10%パラジウム炭素 (0. 05 O g) を加え、 5気圧の水素雰囲気下、 室温で 1時間携拌した。 触媒をろ別した後、 ろ液を減圧下に留去することにより標題
化合物が無色プリズム晶 (0. 1 74 g, 100%) として得られた。
融点: 142— 144 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 50
(a R, 9 R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —N, N, 9—トリメチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 11, 1 3—へキサヒドロー 7H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリ ジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびジメチルァミン '塩酸塩 (0. 030 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色 プリズム晶 (0. l l g, 52%) として得られた。
融点: 210—212で (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 51
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 6, 13—ジォキソー N, 5—ジフエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびァニリン (0. 033 g) を用 レ、、実施例 42と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色ァモルファス( 0.
1 3 g, 59%) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 93-0. 94 (3Η, m) , 1. 63— 1. 72 ( 1 Η, m) , 2. 04— 2. 12 (1 Η, m) , 2. 27-2. 34 (1 Η, m) ,
3. 00-3. 04 (1Η, m) , 3. 41—3. 48 ( 1 Η, m) , 3. 56— 3.
66 ( 1 Η, m) . 3. 96— 4. 00 (1 Η, m) , 5. 05-5. 10 ( 1 Η, m) , 5. 40-5. 44 ( 1 Η. m) , 6. 92- 6. 94 ( 1 Η, m) , 6. 9 4- 7. 23 (2Η, m) , 7. 34— 7. 50 (7Η, m) , 7. 73— 7. 75
( 1 Η, m) , 7. 82 ( 1 Η, s ) , 7. 87-7. 92 (2Η, m) , 8. 47
— 8. 49 ( 1 Η, m) , 10. 61 (1Η, s) 。
実施例 52
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9ーメチ ル一 5-フエ二ルー 2— (ピペリジン一 1ーィルカルボニル) 一8, 9, 10, 1 1 ーテトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジ ンー 6 , 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびピぺリジン (0. 031 g) を 用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 12 g, 56%) として得られた。
元素分析値: C3eH32N403Fe · 0· 5C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C , 61. 99 ; H, 5. 06 ; N, 8 · 91 ; F, 16. 12。 測定値 (%) : C, 61. 98 ; H, 5. 08 ; N, 8. 85 ; F, 15. 80。 !H— NMR (CDC 13) δ 0. 88— 0. 93 (3Η, m) , 1. 65— 1. 71 ( 7 Η, m) , 2. 1 5 (1 Η, m) , 2. 25 (1 Η, m) , 2. 98-3. 01 ( 1 Η, m) , 3. 42- 3. 56 (2Η, m) , 3. 65— 3. 73 (4Η, m) , 3. 95~3. 99 ( 1 Η, m) , 5. 04-5. 09 (1 Η, m) , 5. 40-5. 43 (1 Η, m) , 6. 91-6. 93 ( 1 Η, m) , 7. 1 7-7. 21 ( 1 Η, m) , 7. 38- 7. 44 (5Η, m) , 7. 59- 7. 62 (1 Η, m) , 7. 8 1-7. 83 (2Η, m) 。
実施例 53
(a R, 9 R) — Ν iンジルー 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジ ル] 9—ジメチルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 1 3—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物(0. 20 g)および N—メチルベンジルァミン(0. 055 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色 アモルファス (0. 071 g, 30%) として得られた。
元素分析値: C38H32N403F6 · 0. 4 C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 63. 98 ; H, 4. 77 ; N, 8. 37 ; F, 1 5. 49。 測定値 (%) : C, 64. 27 ; H, 4. 73 ; N, 8. 29 ; F, 1 5. 28。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 87-0. 93 (3Η, m) , 1. 67 (1 Η, m) , 2. 08 ( 1 Η, m) , 2. 25—2. 29 ( 1 Η, m) , 2. 97-3. 01 (1 Η, m) , 3. 07-3. 23 (3 Η, m) , 3. 46- 3. 55 (2Η, m) , 3. 94 -3. 99 ( 1 Η, m) , 4. 71— 5. 04 (3Η, m) , 5. 39— 5. 4 3 ( 1 Η, m) , 6. 89-6. 94 ( 1 Η, m) , 7. 1 8 - 7. 22 ( 2 Η, m) , 7. 28- 7. 47 (9Η, m) , 7. 59— 7. 64 (1H, m) , 7. 81 (1 Η, s) , 7. 88- 7. 95 (1 Η, m) 。
実施例 54
(a R, 9 R) -N, N—ジベンジル一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル ] 一 9一メチル一6, 13—ジォキソ一 5—フエニル _ 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—^ ·キサヒ ドロ一 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, l— g] [1, 7] ナフチリジン一 2-カルボキサミド
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびジベンジルァミン (0. 071 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモル ファス (0. 16 g, 65%) として得られた。
元素分析値: C44H36N403F6■ 0. 6 C3H7NO (DMF) として
計算値 (。/。) : C, 66. 55 ; H, 4. 90 ; N, 7. 79 ; F, 1 3. 79。 測定値 (%) : C, 66. 73 ; H. 4. 85 ; N, 7. 95 ; F, 1 3. 49。 5H-N R (CDC 13) 50. 87— 0. 91 (3Η, m) , 1. 63— 1. 66 (1 H, m) , 2. 04-2. 06 (1H, m) , 2. 21— 2. 28 (1 H, m) , 2. 96-3. 00 (1 H, m) , 3. 40-3. 54 (2H, m) , 3. 93— 3. 97 ( 1 H, m) , 4. 65-4. 80 (2 H, m) , 4. 92 (2 H, s ) ' 5. 00- 5. 05 ( 1 H, m) , 5. 38-5. 42 (1 H, m) , 6. 89— 6. 9 1 (1 H, m) , 7. 1 6— 7. 45 (16 H, m) , 7. 57— 7. 59 ( 1 H, m) , 7. 80 ( 1 H, m) , 7. 89-7. 91 ( 1 H, m) 。
実施例 55
(a , 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — N, 9 - ジメチルー 6, 1 3—ジォキソー N, 5—ジフエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3 ·キサヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリ ジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) および N—メチルァニリン (0. 03 9 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモ ルファス (0. 13 g, 58%) として得られた。
元素分析値: C37H3。N403Fe · 0. 5 C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 63. 41 ; H, 4. 63 ; N, 8. 64 ; F, 1 5. 63。 測定値 (%) : C, 63. 63 ; H, 4. 53 ; N, 8. 59 ; F, 1 5. 47。 JH-N R (CDC 13) δ θ. 88-0. 90 (3Η, m) , 1. 27 (1Η, m) , 1, 57 (1 H, m) , 2. 03 (1 H, m) , 2. 22 (3 H, m) , 2. 94一 2. 97 (1 H, m) , 3. 43— 3. 53 (4H, m) , 3. 92— 3. 96 (1
H, m) , 4. 97 (1 H, m) , 5 36- 5. 40 (1H, m) 6. 88 ( H, m) , 7. 16 (5H, m) , 7 35- 7. 40 (5H, m) 7. 60 ( H, m) , 7. 79 (1 H, s ) 。
実施例 56
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9ーメチ ル一 5—フ エルー 2— (ピロリジン一 1—ィルカルボ二ル) 一 8, 9, 10, 1 1 ーテトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, l—g] [1, 7] ナフチリジ ン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびピロリジン (0. 026 g) を 用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. Ϊ 3 g, 63%) として得られた。
元素分析値: C34H30N4O3F6として
計算値 (%) : C, 62. 19 ; H, 4. 6 1 ; N, 8. 53 ; F, 1 7. 36。
測定値 (%) : C, 62. 04 ; H, 4. 69 ; N, 8. 60 ; F, 1 7. 20。 実施例 57
(a R, 9R) —7— [3, 5 _ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N— (2 —ヒ ドロキシェチノレ) 一 9—メチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 1 3—へキサヒ ドロ一 7H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1 - g]
[1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 21 g) および 2—アミノエタノール (0. 0
23mL) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色 プリズム晶 (0. 19 g, 84%) として得られた。
融点: 232— 234で (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 58
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —N—イソ プロピル一 9—メチル一6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナ フチリジン一2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 40 g) およびイソプロピルアミン (0. 04
3 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモ ルファス (0. 28 g, 66%) として得られた。
元素分析値: C33H30N4O3F6 · 0. 5 C3H7NO (D F) · 0. 5Η20と して
計算値 (%) : C, 60. 04 ; Η, 5. 04 ; Ν, 9. 1 3 ; F, 16. 52。 測定値 (%) : C, 59. 65 ; H, 4. 87 ; N, 9. 06 ; F, 16. 56。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 91—0. 93 (3Η, m) , 1. 31— 1. 33 (6Η, m) . 1 - 65— 1. 68 ( 1 H, m) , 2. 09 (1 H, m) , 2. 27 - 2. 30 (1 H, m) , 2. 98-3. 02 ( 1 H, m) , 3. 39-3. 46 (1 H, m) , 3. 53-3. 60 (1 H, m) . 3. 96— 3. 99 (lH, m) , 4. 29-4. 34 (1H, m) , 5. 02-5. 07 (1H, m) , 5. 40— 5. 4
3 ( 1 H, m) , 6. 91 -6. 93 ( 1 H, m) , 7. 18— 7. 20 ( 1 H, m) , 7. 37— 7. 47 (5H, m) , 7. 67-7. 69 ( 1 H, m) , 7. 81 (1 H, m) , 8. 37— 8. 39 (1 H, m) , 8. 47— 8. 49 (1 H, m) 。 実施例 59
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N—シク 口ペンチルー 9-メチノレー 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 11, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 40 g) およびシクロペンチルァミン (0. 0 62 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァ モルファス (0. 31 g, 70%) として得られた。
元素分析値: C36H32N403F6 · 0. 4 C3H7NO (DMF) · 0. 3Η20と して
計算値 (%) : C, 61. 65 ; Η, 5. 06 ; Ν, 8. 74 ; F, 16. 16。 測定値 (%) : C, 61. 44 ; Η, 4. 79 ; Ν, 8. 91 ; F, 1 6. 38。
LH-NMR (CDC 13) δ 0. 91— 0. 93 (3Η, m) , 1. 64— 2. 30 (1 1 Η, m) , 2. 98-3. 02 (1 Η, ra) , 3. 39— 3. 41 ( 1 Η, m) ,
3. 53— 3. 60 ( 1 Η, m) , 3. 96— 3. 99 ( 1 Η, m) , 4. 42 ( 1
Η, m) , 5. 03 (1 Η, m) , 5. 40— 5. 43 (1 Η, m) , 6. 91— 6. 93 (1Η, m) , 7. 18— 7. 22 (1 Η, m) , 7. 37-7. 47 (5Η, m) , 7. 66- 7. 69 ( 1 Η, m) , 7. 81 ( 1 Η, m) , 8. 37— 8. 3
9 ( 1 Η, m) , 8. 57-8. 59 ( 1 Η, m) 。
実施例 60
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N—シク 口へキシルー 9ーメチノレー 6. 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13一^ "キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ト'
実施例 40で得られた化合物 (0. 40 g) およびシクロへキシルァミン (0. 0 72 Ε) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァ モルファス (0. 24 g, 54 %) として得られた。
元索分析値: C36H34N4O3F6 ' 0. 7 C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 62. 19 ; H, 5. 33 ; N, 8. 95 ; F, 15. 49。 測定値 (%) : C, 62. 08 ; H, 5. 08 ; N, 9. 1 5 ; F , 1 5. 72。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 91-0. 92 (3Η, m) , 1. 25 (1 Η, m) , 1. 38- 1. 40 (4 Η, m) , 1. 63— 1. 67 (2 Η, m) , 1. 78 (2 Η, m) , 2. 03 (3Η, m) , 2. 25 (1Η, m) ' 2. 98-3. 02 ( 1 Η, m) , 3. 39-3. 42 (1 Η, m) , 3. 53-3. 59 ( 1 Η, m) , 3. 95-3. 99 (2Η, m) , 5. 01 -5. 06 (1 Η, m) , 5. 39-5. 4 3 ( 1 Η, m) , 6. 90-6. 92 ( 1 Η, m) , 7. 18— 7. 22 ( 1 Η, m) , 7. 37- 7. 47 (5Η, m) , 7. 67- 7. 69 ( 1 Η, m) , 7. 81 (1 Η, m) , 8. 37-8. 40 (1 Η, m) , 8. 50— 8. 53 ( 1 Η, m) 。 実施例 61
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] — N— ( t e r t—ブチノレ) 一 9ーメチノレー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6 , 8, 9, 10, 11, 13一^ «キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 40で得られた化合物 (0. 40 g) および t e r t—プチルァミン (0. 043 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色 アモルファス (0. 28 g, 66%) として得られた。
元素分析値: C34H32N403F6■ 0. 85 C3H7NO (DMF) として 計算値 (%) : C, 60. 91 ; H. 5. 31 ; N, 9. 43 ; F, 1 5. 82。 測定値 (%) : C, 60. 79 ; H, 4. 82 ; N, 9. 71 ; F, 1 6. 05。 !H-NMR (CDC 13) δ 0. 90-0. 92 (3Η, m) , 1. 52 (9Η, m) , 1· 62- 1. 66 (1 Η, m) , 2. 08 (1 Η, m) , 2. 24- 2. 27 (1
H, m) , 2. 98-3. 02 ( 1 H, m〉 , 3. 39 - 3 · 45 ( 1 H, m) , 3. 52-3. 59 (1 H, m) , 3. 96 - 3· 99 (1 H, m) , 4. 99— 5. 0 5 ( 1 H, m) , 5. 39— 5. 43 ( 1 H, m) , 6. 91-6. 93 ( 1 H, m) , 7. 18— 7. 22 ( 1 H, m) , 7. 37-7. 47 (5H, m) , 7. 67-7. 69 (1 H, m) , 7. 81 ( 1 H, m) , 8. 36 - 8. 38 (1 H, m) , 8. 45 (1H, m) 。
実施例 62
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] ー9ーメチ ノレ一 2— (モルホリン一 4—ィルカノレポニル) 一5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1 —テトラヒ ドロ一 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジ ンー 6 , 1 3—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 2'0 g) およびモルホリン (0. 032 g) を 用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 12 g, 55%) として得られた。
元素分析値: C34H30NeO4Fe · 0· 2C6H140(ジイソプロピルエーテル) · 0. 9H20として
計算値 (%) : C, 59. 6 1 ; H, 4. 92 ; N, 7. 90 ; F, 1 6. 07。 測定値 (%) : C, 59. 76 ; H, 4. 86 ; N, 7. 86 ; F , 1 5. 90。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 92-0. 93 (3Η, m) , 1. 65- 1. 69 (1Η, m) , 2. 05 ( 1 H, m) , 2. 27— 2. 31 ( 1 H, m) , 2. 98 -3. 02 ( 1 H, m) , 3. 42- 3. 58 (2H, m) , 3. 76 - 3. 85 (7 H, m) , 3. 95- 3. 99 (1 H. m) , 4. 04 (1 H, m) , 5. 0 -5. 09 ( 1 H, m) , 5. 40-5. 44 (1 H, m) , 6. 91 -6. 93 ( 1 H, m) , 7. 1 8-7. 21 ( 1 H, m) , 7. 39—7. 47 (5HF m) , 7. 6 4 - 7. 66 (1H, m) , 7. 81 ( 1 H, m) , 7. 95— 7. 97 ( 1 H, m)。 実施例 63
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ
ノレ一 5—フエ二ルー 2— (1, 3—チアゾリジン一 3—ィルカルボニル) 一 8, 9, 10, 11—テトラヒドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびチアゾリジン (0. 032 g) を 用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 1 1 g, 61%) として得られた。
元素分析値: C33H2eN403SF6として
計算値(%) C, 58. 75 ; H, 4. 18 ; N, 8. 30 ; S, 4. 75 ; F, 16. 90。
測定値 (%) C, 58. 64 ; H, 4. 13 ; N, 8. 39 ; S, 4. 82 ; F, 16. 760
実施例 64
( a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— ( 1 , 3—ジヒ ドロ一 2 H—ィソインドール一 2—ィルカルボニル) 一9ーメチルー 5—フ ェ-ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびイソインドリン (0. 043 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモルファ ス (0. 14 g, 60%) として得られた。
元素分析値: C3BH30N4O3F6 · 0. 1H20として
計算値 (%) : C, 64. 60 ; H, 4. 31 ; N, 7. 93 ; F, 16. 14。 測定値 (%) : C, 64. 44 ; H, 4. 36 ; N, 8. 18 ; F, 16. 04。 実施例 65
(a R, 9R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2— (2, 3—ジヒ ドロ一 1 H—ィンドール一】ーィルカルボニル) 一 9ーメチノレー 5—フエ二 ル一 8, 9, 10, 1 1-テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g]
[1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびインドリン (0. 043 g) を 用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 15 g, 64%) として得られた。
元素分析値: C38H30N4O3F6 · 0. 4C3H7NO (DMF) · 0. 2C6H14 Ο (ジイソプロピルエーテル) · 0. 2Η20として
計算値 (%) : C, 64. 02 ; Η, 4. 79 ; Ν, 8. 13 ; F . 1 5. 04。 測定値 (%) : C, 64. 05 ; Η, 4. 54 ; Ν, 8. 37 ; F, 14. 82。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 93— 0. 94 ( 3 H, m) , 1. 66— 1. 69 (1H, m) , 2. 09 (1 H, m) , 2. 27— 2. 31 ( 1 H, m) , 3. 00 —3. 03 (1H, m) , 3. 18-3. 22 (2H, m) , 3. 45— 3. 67 (2 H, m) , 3. 96-3. 99 (1H, m) , 4. 61—4. 66 (1 H, m) , 4. 73-5. 10 (2H, m) , 5. 41— 5. 44 (lH, m) , 6. 94— 6. 9 6 (1 H, m) , 7. ひ 7— 7. 1 1 ( 1 H, m) , 7. 19— 7. 47 (8H, m) , 7. 66- 7. 68 (1H, m) , 7. 81 ( 1 H, m) , 8. 13-8. 15 (1 H, m) , 8. 30-8. 32 (1 H, m) 。
実施例 66
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジノレ] —9—メチ ルー 2— [ (4—ォキソピペリジン一 1—ィル) カルボニル] —5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) および 4ーピペリ ドン '塩酸塩一水和 物 (0. 056 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合 物が無色アモルファス (0. 15 g, 68%) として得られた。
元素分析値: C35H30N4O4Fe · 1. C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 59. 83 ; H, 5. 1 0 ; N, 9. 61 ; F , 14. 48。 測定値 (%) : C, 59. 91 ; H, 4. 70 ; N, 9. 98 ; F, 14. 54。 ^-NMR (CDC 13) 50. 92— 0, 93 (3Η, m) , 1. 80 (1H, m) ,
2. 10 (1 H, m) , 2. 30 (1 H, m) , 2. 66 (2H, m) , 2. 72 (1 H. m) , 2. 80 ( 1 H, m) , 3. 43— 3. 58 (4 H, m) , 3. 95— 4, 18 (4H, m) 、 5. 03 ( 1 H, m) , 5. 39— 5. 43 ( 1 H, m) , 6. 92-6. 94 (1 H, m) , 7. 18— 7. 22 ( 1 H, m) , 7. 37-7. 4 7 (5H, m) , 7. 66— 7. 68 ( 1 H, m) , 7. 81 (1 H, m) , 7. 9 6-7. 98 (1 H, m) 。
実施例 67
(a R, 9 R) ~ 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— [ (4 —ヒ ドロキシピペリジン一 1一ィル)カルボニル] ― 9ーメチル一 5 _フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1 , 4〕 ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1 , 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g)および 4—ヒドロキシピベリジン(0. 037 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色 アモルファス (0. 16 g, 72%) として得られた。
元素分析値: C3SH32N404F6 · 1. 1 C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 59. 97 ; H, 5. 22 ; N, 9. 31 ; F, 14. 86。 測定値 (%) : C, 60. 26 ; H, 4. 90 ; N, 9. 59 ; F, 1 5. 32。 】H— NMR (CDC 13) δ 0. 92-0. 93 (3Η, m) , 1. 67- 1. 70 (2H, m) , 2. 02 (2H, m) , 2. 32 ( 1 H, m) , 2. 98-3. 02 (4H, m) , 3. 43-3. 57 (4H, m) , 3. 95-3. 99 (2H, m) , 4. 20- A. 30 (1H, m) , 5. 03— 5. 06 ( 1 H, m) , 5. 39-5. 43 (1 H, m) , 6. 91— 6. 93 (2 H, m) , 7. 1 7-7. 2 1 ( 1H, m) , 7. 37- 7. 46 (5H, m) , 7. 61— 7. 63 ( 1 H, m) , 7. 8 1—7. 84 (2H, m) 。
実施例 68
4— [ [ (a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチル一6, 13-ジォキソー 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—
へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン —2—ィル] カルボニル] ピぺラジン一 1一力ルボン酸 t e r t—ブチルエステル 実施例 40で得られた化合物 (0· 20 g) およびピぺラジン一 1—カルボン酸 t e r t—プチルエステル (0. 068 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理 したところ、標題化合物が無色アモルファス (0. 1 5 g, 61%) として得られた。 元素分析値: C39H39N505F6 · 0. 2 C3H7NO (DMF) として
計算値 (%) : C, 60. 48 ; H, 5. 17 ; N, 9. 26 ; F, 14. 49。 測定値 (°/。) : C, 60. 26 ; H, 5. 03 ; N, 9. 41 ; F, 14. 79。 'H-NMR (CDC 13) δ 0. 92— 0. 94 (3Η, m) , 1. 48 (9 Η, s) , 1. 80 (1 Η, m) , 2. 05— 2. 27 (2Η, m) , 2. 98— 3· 02 (1 Η, m) , 3. 51 -3. 58 (6Η, m) , 3. 78— 3. 83 (3Η, m) , 3. 95-3. 99 (2Η, m) , 5. 05 (1 Η, m) , 5. 40— 5. 44 ( 1 Η, m) , 6. 91-6. 93 ( 1 Η, m) , 7. 18— 7. 22 ( 1 Η, m) , 7. 3 9-7. 47 (5Η, m) , 7. 64 -7. 66 (1 Η, m) , 7. 81 (1Η, m) , 7. 90 (1 Η, m) 。
実施例 69
3— [ [ (a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] ― 9ーメチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3— へキサヒ ドロー 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン — 2—ィル] カルボニル ] 一 1 , 3—チアゾリジン一 2—力ルボン酸メチルエステル 実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) および 1, 3—チアゾリジン一 2—力 ルボン酸メチルエステル ·塩酸塩 (0. 067 g) を用い、 実施例 42と同様に反応 し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 084 g, 34%) とし て得られた。
元素分析値: C3Sト I3。N405S F6 · 0. 2CeH140 (ジイソプロピルエーテ ノレ) · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 57. 05 ; H, 4. 47 ; N, 7. 35 ; S , 4. 21 ; F,
15. 96β
測定値(%) : C, 57. 13 ; H, 4. 50 ; N, 7. 40 ; S , 4. 44 ; F, 14. 82。
JH-NMR (CDC 13) δ 0. 90— 0. 95 (3H, m) , 1. 63 ( 1 H, m) , 2. 09 (1 H, m) , 2. 27— 2. 29 (1 H, m) , 2. 99-3. 1 1 (2 H, m) , 3. 21— 3. 24 ( 1 H, m) , 3. 41— 3· 66 (3H, m) , 3. 78-4. 00 (4H, m) , 4. 10-4. 50 (1 H, m) , 4. 60-4. 8
2 (1H, m) . 5. 04-5. 09 ( 1 H, m) , 5. 40— 5. 44 (1 H, m) , 6. 89 -6. 93 (1H, m) , 7. 18— 7. 22 ( 1 H, m) , 7. 37— 7, 47 (5H, m) , 7. 61-7. 65 (1 H, m) , 7. 8 1 ( 1 H, m) , 8. 15— 8. 21 (l H, m) 。 .
実施例 70
(a R. 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] _9ーメチ ノレ一 5—フエ二ノレ一 2— [ (チォモノレホリン一 4ーィノレ) カノレボニノレ] —8, 9, 1 0, 11—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 20 g) およびチオモルホリン (0. 037 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモルファ ス (0. 14 g, 63%) として得られた。
一 NMR (CDC 13) δ 0. 92— 0. 93 (3Η, m) , 1. 68 (1 H, m),
2. 04 (1 H, m) , 2. 26 ( 1 H, m) , 2. 78— 3. 02 (5 H, m) ,
3. 42-3. 57 (2H, m) , 3. 95— 4. 15 (5H, m) , 5. 04— 5. 06 (1 H, m) , 5. 39-5. 43 ( 1 H, m) , 6. 9ユー 6. 93 ( 1 H, m) , 7. 18-7. 1 9 ( 1 H, m) , 7. 38— 7. 46 (5H, m) , 7. 6 2 -7. 64 ( 1 H, m) , 7. 81 (l H, m) , 7. 86— 7. 89 ( 1 H, m)。 実施例 71
3— [ [ (aR, 9R) - 7 - [3, 5 -ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] ―
9—メチル一 5— (4—メチルフエ二ノレ) 一 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13 ■キサヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] カルボニル] —3—ォキソプロピオン酸メチルエステル 実施例 167で得られた化合物 (0. 31 g) の丁 HF (1 5mL) 溶液にカルボ ニルジイミダゾール (0. 27 g) を加え、 50でで 3時間攪拌した。 反応液に塩化 マグネシウム (0. 072 g) およびモノメチルマロン酸カリウム塩 (0. 12 g) を加え 80^で 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの混合溶 液で抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =4 : 1)で分離 '精製することにより標題化合物が淡黄色 ブリズム晶 (0. 19 g, 57%) として得られた。
融点: 167— 169 : (酢酸ェチルージィソプロビルエーテルより再結晶) 。 実施例 72
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] _9ーメチ ノレ一 2—メチノレスルファニル一 5—フエニル一 8 , 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H- [1, 4] ジァゾシノ [2. 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジ オン
実施例: I 1で得られた化合物 (0. 50 g) の DMF (1 OmL) 溶液にナトリゥ ムチオメトキシド (0. 20 g) を加え、 11 O^Cで 1時間攪拌した。 反応液を室温 まで冷却した後、 水に注ぎ、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有 機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下 に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へ キサン =2 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 2 5 g, 49%) として得られた。
融点: 208— 21 (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 73
(a R, 9 R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ
ノレ一 2—メチノレスルホニノレ— 5—フエ二ノレ一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジォ ン
実施例 72で得られた化合物 (0. 15 g) の THF (5mL) 溶液に 3—クロ口 過安息香酸 (0. 18 g) を加え、 室温で 14時間攪拌した。 反応液にチォ硫酸ナト リウム水溶液を加えた後、 生成物を酢酸ェチルと THFの混合溶液で抽出した。 有機 層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキ サン =2 : 1) で分離 '精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 07 4 g, 49%) として得られた。
融点: 148— 150^ (酌酸ェチル一ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 74
(a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ル一 5—フエ二ルー 2— (ピリジン一 4ーィルチオ) 一8, 9. 10, 1 1—テトラ ヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF ( 2 mL) 溶液に炭酸力リウ ム (0. 27 g) および 4一メルカプトピリジン (0. 1 1 g) を加え、 室温で 1 1 時間攙拌し、 さらに 5 O^Cで 2時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸 ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (酢酸ェチル:へキサン:メタノール =4 : 6 : 1) で分離'精製することによ り標題化合物が黄褐色アモルファス (0. 12 g. 47%),として得られた。
元素分析値: C30H26N4O3F6として
計算値 (°/。) : C, 59. 80 ; H, 4. 01 ; N, 9. 30。
測定値 (%) : C, 59. 53 ; H, 4. 05 ; N, 9. 33。
実施例 75
2- [ [ (a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9一メチル一6, 13—ジォキソ一 5—フエ-ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3—
:へキサヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン 一 2—ィル] チォ] 安息香酸
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF (2mL) 溶液に炭酸力リウ ム (0. 24 g) およびチォサリチル酸 (0. 092 g) を加え、 室温で 15時間攪 拌し、 さらに 80^で 3時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチル で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン:メタノール =4 : 6 : 1)で分離 ·精製することにより標題化 合物が黄褐色アモルファス (0. 1 2 g, 47%) として得られた。
元素分析値: C36H27N403F6 - 2H20として
計算値 (%) : C, 57. 83 ; H, 3. 91 ; N, 5. 62。
測定値 (%) : C, 57. 84 ; H, 3. 75 ; N, 5. 61。
実施例 76
(a R, 9 R) —2— (2—アミノフエノキシ) 一7— [3, 5—ビス (トリフノレオ ロメチル) ベンジル] 一 9—メチル一5—フエ二ノレ一 8, 9, 10, 11ーテトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジアブシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1
3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF (2mL) 溶液に炭酸カリゥ ム (0. 27 g) および 2—ァミノフエノール (0. 10 g) を加え、 1 1 O )で 4 0分間攬拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 水酸化ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去する ことにより標題化合物が黄褐色プリズム晶 (0. 21 g, 79%) として得られた。 融点: 258— 26 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) D 実施例 77
N— [2— [ [ (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジ
ル] — 9一メチル一6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1. 1 3—へキサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—ィル] ォキシ] フエニル] — N— (メチルスルホニル) メタンスルホン アミ ド
実施例 76で得られた化合物 (0. 10 g) の酢酸ェチル (5mL) 溶液にトリエ チルァミン (0. 17 g) およびメタンスルホユルクロリ ド (0. 070 g) を氷冷 下で加え、 0^で 1時間 拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽 出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標 題化合物が黄褐色アモルファス (0. 090 g, 76%) として得られた。
元素分析値: C37H32N407 S2F6 · 1. 0H2Oとして
計算値 (%) : C, 52. 85 ; H, 3. 96 ; N, 6. 66。
測定値 (%) : C, 52. 88 ; H, 4. 36 ; N, 6. 59。
実施例 78
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ル一 2—フエノキシ一 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1ーテトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 15 g) の DMF (lmL) 溶液に炭酸力リウ ム (0. 1 5 g) およびフヱノール (0. 056 g) を加え、 135"Όで 2時間 拌 した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水酸化ナト リゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 12 g, 79 %) として得られた。
元素分析値: C3BH27N3〇3F6として
計算値 (%) : C, 64. 51 ; H. 4. 18 ; N, 6. 45。
測定値 (%) : C, 64. 37 ; H, 4. 49 ; N, 6. 45。
融点: 258— 260 (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 79
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ
ルー 5—フエ-ル一 2— (ピリジン一 3—^ fルォキシ) 一 8, 9, 10, 1 1—テト ラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , '7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 19 g) の DMF (lmL) 溶液に炭酸力リク ム (0. 21 g) および 3—ヒ ドロキシピリジン (0. 095 g) を加え、 1 10^ で 2時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層 を水酸化ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗净、 乾燥後、溶媒を減圧下に留去す ることにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 7 g, 80%) として得られた。 元素分析値: C34H26N403Fs · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 61. 72 ; H, 4. 03 ; N, 8. 47。
測定値 (%) : C, 61· 94 ; H, 4. 05 ; N, 8. 53。
融点: 180— 182^ (酢酸ェチル—ジィソプロビルエーテルより再結晶) 。 実施例 80
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— (ジ メチルァミノ) 一 9ーメチルー 5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H- [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 13—ジ オン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 15 g) の 50%ジメチルァミン (2mL) 水 溶液を 180でで 14時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =4 : 1) で分 離-精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 13 g, 85%) として 得られた。
融点: 141一 143で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 81
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 2— (モルホリン一 4一ィル) 一5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ
ドロ一.7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 15 g) のモルホリン (2. OmL) 溶液を 1 80でで 14時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチレ:へキサン =4 : 1) で分離'精製す ることにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 13 g, 85%) として得られた。 融点: 252— 254 : (酢酸ェチル一ジイソプロピルエーテルより再結晶) 実施例 82
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2— (1 H—イミダゾーノレ一 1—ィノレ) 一 9—メチノレ一 5—フエ二ノレ一 8, 9, 10, 11- テトラヒドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン -6, 13—ジオン
実施例 11で得られた化合物 (0. 17 g) の DMF (0. 5 mL) 溶液に 60% 油性水素化ナトリウム (0. 030 g)およびイミダゾール(0. 068 g) を加え、 室温で 15時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 17 g, 89%) として得 られた。
元素分析値: C32H25Ns02F6 · 1. 0H2Oとして
計算値 (%) : C, 59. 72 ; H, 4. 07 ; N, 10. 88。
測定値 (%) : C, 59. 92 ; H, 4. 21 ; N, 10. 81。
実施例 83
(a R, 9 R) — 2—アミノー 7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチル一 5—フエニル一 8, 9, 10, 11 -テトラヒ ドロ一 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 40で得られた化合物 (0. 50 g) およびトリェチルァミン (0. 15m
L) のトルエン (5. OmL) 溶液にジブヱニルフォスフォリルアジド (DPPA) (0. 28 g) を加え、 1 1 O :で 4日間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチル と THFの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食 塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (クロ口ホルム: メタノール = 50 : 1) で分離 ·精製することに より標題化合物が無色プリズム晶 (0. 24 g, 51%) として得られた。
融点: 1 66— 168^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 実施例 84
N- [ (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9 —メチル一 6, 1 3—ジォキソ一5—フエ-ルー 6, 8, 9, 10, 11, 13一^ > キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一
2—ィル] 安息香酸アミ ド
実施例 83で得られた化.合物 (0. 093 g) およびトリェチルァミン (0. 27 mL) の THF (1 OmL) 溶液にベンゾイルクロリ ド (0. 2 OmL) を加え室温 で 9時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層 を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ一 (クロロホルム : メ タノ一ル = 50 : 1 )で分離 ·精製することにより標題化合物が無色プリズム晶( 0.
084 g, 76%) として得られた。
融点: 160— 162^ (酢酸ェチル一ジィソプロピルエーテルより再結晶) 実施例 85
N- [ (a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —9 —メチル一 6, 1 3-ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] ニコチンアミ ド
実施例 83で得られ 化合物 (0. 23 g) の DMF ( 0. 7 m L) 溶液に 60 % 油性水素化ナトリウム (0. 032 g) を加え室温で 5分間攪拌した。 反応液にニコ
チン酸メチル (0. 10 g) を加え室温で 4時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を^酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液おょぴ飽和食 塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムク 口マトグラフィ一 (酢酸ェチル:へキサン: メタノ一ル= 3 : 3 : 1) で分離 ·精製 することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 1 1 g, 40%) として得られ た。
元素分析値: C35H27N503F6 · 0· 5H20として
計算値 (%) : C, 61. 05 ; H, 4. 10 ; N, 10. 17。
測定値 (%) : C, 61. 22 ; H, 4. 19 ; N, 10. 20。
実施例 86
(a R, 9R) _7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9ーメチ ルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4〕 ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—^ f ルホノレムァミ ド
実施例 83で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF (1. OmL) 溶液に 60 % 油性水素化ナトリウム (0. 032 g) を加え室温で 5分間攪拌した。 反応液にギ酸 ヱチル (0. 30 g) を加え氷冷下で 3時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成 物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液および飽和食塩水 で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色ァモルファ ス (0. 13 g, 54%) として得られた。
元素分析値: C3SH24N403Feとして
計算値 (%) : C, 59. 80 ; H, 4. 01 ; N, 9. 30。
測定値 (%) : C, 59. 53 ; H, 4. 05 ; N, 9. 33。
実施例 87
N— [ (a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 —メチル一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9. 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一
2— > fル] ァセトアミ ド
実施例 83で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF (1. OmL) 溶液に 60% 油性水素化ナトリウム (0. 032 g) を加え室温で 5分間攪拌した。 反応液に酢酸 ェチル (0. 12 g) を加え室温で 3時間攒拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物 を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で 洗浄、 乾燥後、溶媒を滅圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 1 3 g, 55%) として得られた。
元素分析値: C31H26N403F6 · 0. 5 C4H802 (酢酸ェチル) として 計算値 (%) : C, 60. 39 ; H, 4. 25 ; N, 9. 09。
測定値 (%) : C, 60. 12 ; H, 4. 26 ; N, 9. 17。
実施例 88
N- [ (a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9 ーメチルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—^ ^ キサヒ ドロ一 7H— [1, ] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] ブタンアミ ド
実施例 83で得られた化合物 (0. 23 g) の DMF (1. OmL) 溶液に 60 % 油性水素化ナトリウム (0. 032 g) を加え室温で 5分間攪拌した。 反応液に酪酸 メチル (0. 10 g) を加え室温で 15時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成 物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液および飽和食塩水 で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色ァモルファ ス (0. 12 g, 47%) として得られた。
元素分析値: C33H30N4O3Fe■ 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 60. 64 ; H, 4. 78 ; N, 8. 57。
測定値 (%) : C , 60. 96 ; H, 4. 66 ; N, 8. 70。
実施例 89
N— [ (a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 —メチル一 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へ
キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1一 g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] 一 2—メ トキシァセトアミ ド
実施例 83で得られた化合物 (0. 20 g) の DMF (0. 5mL) 溶液に 60 % 油性水素化ナトリウム (0. 032 g) を加え室温で 5分間攪拌した。 反応液にメ ト キシ酢酸メチル(0. 10 g)を加え室温で 2時間攪拌した。反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食 ¾水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色ァモル ファス (0. 16 g, 73%) として得られた。
元素分析値: C32H28N404Fe · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 59. 44 ; H, 4. 36 ; N, 8. 67。
測定値 (%) : C, 59. 30 ; H, 4. 35 ; N, 8. 57。
実施例 90
N— [ (a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 —メチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へ キサヒ ドロ一7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1 , 7] ナフチリジン一 2一^ fル] ビぺリジン一 4一カルボキサミ ド
実施例 83で得られた化合物 (0. 26 g) の DMF (1. OmL) 溶液に 60 % 油性水素化ナトリウム (0. 024 g) を加え室温で 30分間攪拌した。 反応液に 4 —ピペリジンカルボン酸ェチル (0. 16 g) を加え室温で 3時間攪拌した。 反応液 を水に注いだ後、 生成物を.酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水 溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去することにより標題化合 物が淡黄色アモルファス (0. 16 g, 50%) として得られた。
元素分析値: C35H33N503F6 · 1. 5H20として
計算値 (%) : C, 58. 98 ; H, 5. 09 ; N. 9. 83。
測定値 (%) : C, 59. 23 ; H, 4. 83 ; N, 9. 64。
実施例 91
1—ァセチルー N— [ (a R, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル)
ベンジル] 一 9ーメチルー 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6 , 8, 9, 10, 11, 13—へキサヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2 レ] ピぺリジン一 4一カルボキサミ ド
実施例 90で得られた化合^ (0. 17 g) のピリジン (1. OmL) 溶液に無水 酔酸(0. 5 m L)を加え 50〜55^で 2時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、 残査をシリカゲ ^カラムクロマトグラフィ一(酢酸ェチル:へキサン:メタノール = 3 : 3 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 07 1 g, 43%) として得られた。
元素分析値: C37H35N504F6 · 1. 5H20として
計算値 (。/。) : C, 58. 88 ; H, 5. 07 ; N, 9. 28。
定値 (%) : C, 58. 99 ; H, 5. 00 ; N, 9. 05。
実 例 92
N- [ (a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジノレ] 一 9 —メチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ-ルー 6, 8, 9, 10, 11, 13—^ - キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] メタンスルホンアミ ド
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 24 g) の DMF (2. OmL) 溶液に炭酸力 リウム (0. 28 g) およびメタンスルホンアミ ド (0. 095 g) を加え 145°C で 2. 5時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有 機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下 に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へ キサン:メタノール =4 : 6 : 1)で分離 ·精製することにより標題化合物が淡黄色 アモルファス (0. 10 g, 38%) として得られた。
元素分析値: C30H26N404S F6として
計算値 (%) C, 54. 46 ; H, 4. 1 1 ; , 8. 47。
測定値 (%) C, 54. 17 ; H, 3. 83 ; N, 8. 30。
実施例 93
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 2, 5—ジフエ-ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジ ァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0· 20 g) の 1, 4—ジォキサン (5. OmL) 溶液にフエ二ルポロン酸(0. 077 g) 、 テトラキス (トリフエニルフォスフィン) パラジウム (0. 042 g) および炭酸カリウム (0. 084 g) を加え l O Otで 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層 を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留 去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサ ン =1 : 2)で分離 ·精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0. 19 g, 82%) として得られた。
融点: 253— 255^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 94
(a R, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5—フエ二ルー 2— (ピリジン一 3—ィル) 一8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ド 口一 7H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13 —ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 24 g) の 1, 4—ジォキサン (5. OmL) 溶液にピリジン一 3—ボロン酸 (0. 086 g) 、 テトラキス (トリフエ二ノレフォス フィン) パラジウム (0. 042 g) および 2M炭酸ナトリクム水溶液(1. OmL) を加え 100*Cで 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢 酸ェチル:へキサン:メタノール =4 : 10 : 1)で分離 ·精製することにより標題 化合物が淡黄色アモルファス (0. 14 g, 52%) として得られた。
元素分析値: C34H26N403 S F6 · 0. 5Η2Ο · 0. 5C3HeO (アセトン) として
計算値 (%) : C, 63. 20.; H, 4. 48 ; N, 8. 30。
測定値 (%) : C, 63. 21 ; H, 4. 52 ; N, 8. 07。
実施例 95
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ノレ一 5—フエ二ルー 2— (1H—テトラゾールー 5—ィル) 一 8, 9, 10, 1 1一 テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン 一 6, 13—ジオン
実施例 1 3で得られた化合物 (1. 0 g) の DMF (26mL) 溶液にアジ化ナト リウム(0. 14 g)およびトリェチルアミン ·塩酸塩(0. 26 g) を加え 100^ で 50時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、塩酸で p Hが 1一 2になるように加えた後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液および飽和食 塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム 晶 (0. 93 g, 86%) として得られた。
融点: 1 60— 162で (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 96
(a R, 9 R) -2 - (1—ベンジルー 1H—テトラゾ一ルー 5—ィル) 一7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチルー 5—フエ-ルー 8, 9, 10. 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 95で得られた化合物 (0. 20 g) の DMF (1. 0 mL) に 60%油性 水素化ナトリウム (0. 013 g) を加え 0 で 1時間攪拌した。 反応液にベンジル クロリ ド (0. 040 g) を加え 100でで 14時間携拌した。 反応液を水に注いだ 後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶楝および飽 和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去し fこ。 得られた残渣を逆相シリカゲル カラムクロマトグラフィー (ァセトニトリル:水- 7 : 3) で分離'精製することに より標題化合物が無色アモルファス (0. 08 l g, 35%) として得られた。 元素分析値: C37H28N702 F6 ' 1. 5H20として
計箅値 (%) : C, 59. 6 7 ; H, 4. 33 ; N, 1 3. 1 7 ; F, 1 5. 3 1。 測定値 (%) : C, 59. 6 9 ; H, 4. 20 ; , 1 3. 1 4 ; F, 1 5. 26。 実 ½例 97 '
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ルー 2- (1—メチル一 1 H—テトラゾールー 5—^ fル) 一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 95で得られた化合物 (0. 20 g) の DMF (1. OmL) に 6 0 %油性 水素化ナトリウム (0. 0 1 3 g) を加え 01Cで 1時間携拌した。 反応液にヨウ化メ チル (0. 045 g) を加え 100¾で 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和塩化ァンモニゥム水溶液および飽和食 塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を滅圧下に留去した。 得られた残渣を逆相シリカゲルカラ ムクロマトグラフィー (ァセトニトリル:水 = 7 : 3) で分離'精製することにより 標題化合物が無色アモルファス (0. 1 2 g, 57%) として得られた。
元素分析値: C3,H2SN702F6 · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 57. 2 3 ; H, 4. 03 ; N, 1 5. 0 7 ; F, 1 7. 52。 測定値(%) : C, 57. 09 ; H, 4. 08 ; N, 1 4. 84 ; F, 1 7. 5 1。 実施例 98
(a R, 9 R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2— (1 —イソプロピル— 1 H—テトラゾールー 5—ィル) 一 9—メチル一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [1. 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 9 5で得られた化合物 (0. 20 g) の DMF (1. OmL) に 60%油性 水素化ナトリウム (0. 0 13 g) を加え で 1時間攪拌した。 反応液にヨウ化ィ ソプロピル (0 054 g) を加え 1 0 O :で 14.時間攪拌した。 反応液を水に注い だ後、 生成物を醉酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および 飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣を逆相シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー (ァセトニトリル:水 =7 : 3) で分離 ·精製すること により標題化合物が無色アモルファス (0. 085 g, 40%) とレて得られた。 元素分析値: C33H29N7〇2F6 · 0· 2C2H3N (ァセトニトリル)ノ 0. 7H 2oとして
計算値 (%) : C, 58. 10 ; H, 4. 53 ; N, 14. 61 ; F, 1 6. 51。 測定値 (%) : C, 58. 34 ; H, 4. 66 ; N, 14· 37 ; F. 16. 30。
— NMR (CDC 13) δ 0. 91—0. 96 (3Η, m) 1. 70—1. 81 (7 H, m) , 2. 00-2. 04 (1 H, m) , 2. 27-2. 38 ( 1 H, m) , 2. 98— 3. 02 (1 H, m) , 3. 37-3. 58 (2 H, m) , 3. 97-4. 0 1 (lH, m) , 5. 08- 5. 22 (2H, m) , 5. 42— 5. 45 (1 H, m) , 6. 95— 6. 97 (1 H, m) , 7. 1 9— 7. 23 (1 H, m) , 7. 40- 7. 50 (5H, m) , 7. 68— 7. 70 (1 H, m) , 7. 81 ( 1 H, m) , 8. 39— 8. 41 (1H, m) 。
実施例 99
(4 R) - 2 - [ (a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベン ジル]—9—メチノレー 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1 , 1 3一^ ·キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—^ Tル] — 4, 5—ジヒ ドロ— 1, 3—チアゾ一ルー 4—カルボン酸ェチ ノレエステノレ
実施例 1 3で得られた化合物 (0. 50 g) および炭酸水素ナトリウム (0. 43 g) のエタノール (20mL) 溶液に L—システィンェチルエステル '塩酸塩 (0. 23 g) を加え室温で 14時間慢拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチ ルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 2) で分離' 精製することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 52 g, 83%) として 得られた。
^-NM (CDC】 3) δ 0. 91 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 33 (3
H, t , J = 6. 9H z) , 1. 5 0— 1. 8 0 (1 H, m) , 2. 0 0— 2. 4 0 (2Ή, m) , 2. 9 9 ( 1 H, d, J = 1 5. 3 H z) , 3. 4 2 ( 1 H, d d , J = 1 5. 0, 1 0. 5H z) , 3. 54 (1 H, d d, J = 1 . 4, 1 1. 1 H z) , 3. 6 0— 3. 7 2 (2H, m) . 3. 97 ( 1 H, d d, J = 1 5. 0, 1 0. 5H z ) , 4. 2 9 (2Ή, q, J = 7. 1 H z) , 5. 0 6 (1H, d d, J = 1 4. 1 , 5. 1 H z) , 5. 3 5 ( 1 H, t , J = 9. 9H z) , 5. 4 2 (1 H, d, J = 1 5. 0H z) , 6. 9 1 ( 1 H. d, J = 7. 5H z ) , 7. 1 9 (1 H, t , J = 7. 2 H z) , 7. 36 - 7. 50 (4 H, m) , 7. 58 ( 1 H, d , J = 8. 7H z) , 7. 8 1 (1 H, s ) , 8. 2 3 (l H, d, J = 8. 7H z) 。 実施例 1 00
2 - [ (a R, 9 ) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9 ーメチノレー 6, 1 3—ジォキソー 5—フエ二ノレ一 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 1 3—へ キサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , 7] ナフチリジン一 2—ィノレ] — 1 , 3—チアゾ一ノレ一 4—力ノレボン酸ェチノレエステノレ
実施例 9 9で得られた化合物 (0. 1 O g) のクロ口ホルム (5mL) 溶液に二酸 化マンガン(0. 1 0 g)を加え 8 0でで 0. 5時間攪拌した。不溶物をろ別した後、 ろ液を減圧下に濃縮することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 0 6 2 g, 6 1 %) として得られた。
'H-NMR (CDC 】 3) δ 0. 9 2 (3 H, d, J = 6. 9 H z) , 1. 4 3 (3 H, t , J = 7. 2H z) , 1. 60 - 1. 80 (1 H, m) , 2. 0 0- 2. 4 0 (2H, m) , 3. 00 (1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 4 5 ( 1 H, d d, J = 1 5. 3, 9. 9 H z) , 3. 5 6 (1 H, d d, J = 1 4. 4, 1 1. 1 H z) , 3. 98 (1 H, d, J = 1 . 7 H z) , 4. 4 5 (2H, q, J = 7. 1 H z) , 5. 0 8 ( 1 H, d d, J = 1 . 7, 5. 7H z) , 5. 4 3 (l H, d , J = 1 5. 0 H z) , 6. 9 1 ( 1 H, d, J = 7. 5H z) , 7. 2 1 ( 1 H, t , J = 5. OH z) , 7. 3 6- 7. 54 (5 H, m) , 7. 64 (1 H, d, J = 9. 0 H z) , 7. 8 2 ( 1 H, s) , 8. 3 3 (1 H, s ) , 8. 4 9 ( 1 H, d, J =
9. OHz) 。
実 ¾例 101
(4 R) -2- [ (aR, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベン ジル] 一 9—メチルー 6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3—^■キサヒドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 2 Tル] 一 4, 5—ジヒ ドロ一 1, 3—チアゾールー 4—カルボン酸 実施例 13で得られた化合物 (0. 50 g) の水 (1 OmL) およびァセトニトリ ル(1 OmL)溶液に L一システィン(0. 17 g)を加え 36でで 5時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、生成物を齚酸ェチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥後、 溶媒を ^ff下に留去することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 35 g, 59%) として得られた。
'H-NMR (DMSO-d6) δ 0. 86 (3Η, d, J =6. OHz) , 1. 40 — 1. 60 (1 H, m) , 2. 00- 2. 20 (2H, m) , 3. 10-3. 80 (5 H, m) , 4. 28 (1H, d, J = 14. 7Hz) , 4. 78-4. 82 (1 H, m) , 5. 07 (1 H, d, J = 13. 8H z) , 5. 17 (1 H, t , J = 10.
2 Hz) , 6. 92 (2H, s 】 i k e) , 7. 18— 7. 22 ( 1 H, m) , 7.
30-7. 40 (2H, m) , 7. 42-7. 50 ( 1 H, m) , 7. 76 (2H, s) , 7. 79 (lH, s) 8. 1 9— 8. 23 (lH, m) 。
実施例 102
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2— (4, 5—ジヒ ドロ一 1, 3—チアゾールー 2—^ fル) 一 9—メチル一 5—フエ-ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 3で得られた化合物 (0. 30 g) の水 (6mL) およびァセトニトリル (6mL) 溶液にシステアミン (0. 063 g) を加え 361で 23時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、生成物を酢酸ェチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢
酸ェチル:へキサン = 1 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズ ム晶 (0. 1 6 g, 4 9%) として得られた。
融点: 2 5 6— 2 58で (酌酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 0 3
(a R, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] — N' —ヒ ドロキシ一 9—メチノレー 6, 1 3—ジォキノー 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3一^■キサヒ ドロ一 7H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1, 7〕 ナ フチリジン一 2—カルボキシイミダミ ド
実施例 1 3で得られた化合物 (1. 7 5 g) のメタノール (1 5mL) 溶液にヒ ド 口キシルアミン · ¾酸塩 (0. 42 g) およぴトリエチルァミン (0. 5 1 g) を加 え 70^で 0. 5時間携拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出 した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が 無色アモルファス ( 1. 8 8 g, 9 9%) として得られた。
元素分析値: C30H25NsO3F6 · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 5 7. 5 1 ; H. 4. 1 8 ; N, 1 1. 1 8。
測定値 (%) : C, 5 7. 34 ; H, 4. 0 5 ; N, 1 1. 06。
実施例 1 04
(a R, 9 R) -Ν' ーァセトキシ一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベ ンジル ] _ 9ーメチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 1 3-へキサヒ ドロー 7Η— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1 , 7] ナ フチリジン一 2—カルボキシィミダミ ド
実施例 1 0 3で得られた化合物 (0. 2 5 g〉 のピリジン (1. 5mL) 溶液に無 水酢酸 (1. OmL) を加え 1 00でで 1時間携拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 残渣を水に注ぎ、 生成物を齚酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒 を减圧下に留去することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 2 0 g, 7 6 %) として得られた。
元素分析値: C32H27N504F6として
771 -
計算値 (%) : C, 57. 49 ; H, 4. 22 ; , 10. 47。
測定値 (%) : C, 57. 28 ; H. 4. 44 ; N, 10. 34。
実施例 105
( a R, 9 R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 2— (5—メチノレー 1, 2, 4一ォキサジァゾ一ノレ一 3—ィル) 一 5—フエ二ノレ —8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g]
[1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 104で得られた化合物 (0. 37 g) のオルト酢酸トリメチル ( 2. 0 m L) 溶液に p—トルエンスルホン酸一水和物 (0. 012 g) を加え室温で 20時問 攪拌した。 析出する結晶をろ取することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 3 0 g, 78%) として得られた。
融点: 277— 279^ (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 106
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ル一 2— (1, 2, 4—ォキサジァゾ一ルー 3—ィル) 一 5—フエ二ルー 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H—. [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 103で得られた化合物(0. 62 g) のオルトギ酸トリメチル(1 OmL) 溶液に P—トルエンスルホン酸一水和物 (0. 019 g) を加え室温で 20時間提拌 した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水 素ナトリウム水溶液 洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物 が無色アモルファス (0. 40 g, 71%) として得られた。
元素分析値: C31H23N503F6 ' 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 58. 49 ; H, 3. 80 ; N, 1 1. 00。
測定値 (%) : C, 58. 68 ; H, 3. 74 ; N, 10. 75。
実施例 107
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ
ルー 5—フエニル一 2— [5— (トリクロロメチル) 一1, 2, 4—ォキサジァゾ一 ル一 3—ィル ] —8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ
[2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 103で得られた化合物 (1. 63 g) のトルエン (12mL) 溶液にトリ クロ口酢酸無水物 (1. 55 g) を加え 14 Ot:で 2時間携拌した。 反応液を減圧濃 縮し、 残渣を DMF (2. OmL) に溶解した。 反応液に氷冷下でピリジン (1. 0 mL) および水 (0. 2mL) 混合溶液を加えた。 室温で 0. 5時間攪拌した後、 生 成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去すろ ことにより標題化合物が無色プリズム晶 (1. 68 g, 86%) として得られた。
融点: 276— 278 (醉酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 108
( a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ル一 5—フエニル一 2— [ 5—ピロリジン一 1 , 2, 4—ォキサジァゾ一ルー 3—ィ ル] — 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一6, 13—ジオン
実施例 107で得られた化合物 (0. 22 g) のメタノール (3, OmL) 溶液に ピロリジン (1. OmL〉 を加え 501Cで 0. 5時間携拌した。 反応液を減圧濃縮す ることにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 19 g, 89%) として得られた。 融点: 287— 289*^ (メタノールージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 109
N' - [3- [ (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジ ノレ] — 9—メチル一6, ]· 3—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一^■キサヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7〕 ナフチ リジン一 2—ィノレ] — 1, 2, 4—ォキサジァゾ一ルー 5—ィル] ベンゼンカルボキ シイミダミド
ベンズアミジン '塩酸塩 (0. 16 g) のメタノール (3. OmL) 溶液に 28% メタノ一ルメ トキシドノメタノール溶液 ( 0. 19 g) を室温で加えた。 実施例 10
7で得られた化合物 (0. 23 g) を反応液に加え、 室温で 15時間攪拌した。 反応 液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出し ίた。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶 煤を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (醉酸 ェチル:へキサン:メタノール =4 : 6 : 1)で分離 ·精製することにより標題化合 物が無色アモルファス (0. 061 g, 27%) として得られた。
元素分析値: C38H2BN7O3F6 ' 0. 5H2O ' 0. 3C3H60 (ァセトン) と して
計算値 (%) : C, 60. 51 ; H, 4. 1 5 ; N, 1 2. 70。
測定値 (%) : C, 60. 46 ; H, 4. 15 ; N, 1 2. 45。
R f =0.33 (酢酸ェチル:へキサン:メタノ一ル= 2 : 4 : 1) 。
実施例 1 10
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ノレ一 2— (5—ォキノー 4, 5—ジヒドロー 1, 2, 4—ォキサジァゾ一ノレ一 3—^ ( ノレ) ― 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾ シノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 109で得られた残渣をシリ力ゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ノレ:へキサン:メタノ一ル- 4 : 6 : 1) で分離 ·精製することにより標題化合物が 無色アモルファス (0. 050 g, 26%) として得られた。
元素分析値: C31H23N504F6 · 2. 0H2Oとして
計算値 (%) : C, 54. 79 ; H, 4. 00 ; N, 10. 31。
測定値 (%) : C, 54. 53 ; H, 3. 70 ; N, 10. 11。
R f =0.26 (酢酸ェチル:へキサン:メタノール- 2 : 4 : 1) 。
実施例 1 1 1
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー Ν' — [ (メチルスルホニル) ォキシ ] —6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ノレ一 6. 8, 9, 10' 1 1, 13一^ ^キサヒドロ一 7Η— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - ] [1, 7] ナフチリジン一 2—力ルポキシイミダミ ド
実施例 103で得られた化合物 (0. 40 g ) の醉酸ェチル ( 15 m L) 溶液にト リエチルァミン (0. 10 g) およびメタンスルホニルクロリ ド (0. 10 g) を室 温で加え 2時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プ リズム晶 (0. 30 g, 56%) として得られた。
融点: 1 51— 153^ (酢酸ェチルージイソプロビルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 1 2
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジノレ] 一 9—メチ ノレ一 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィ ルシアナミ ド
実施例 1 1 1で得られた化合物 ( 1. 39 g) の THF (7. OmL) 溶液に 2N 水酸化ナトリゥム水溶液(3, OmL)を 0でで加え、室温で加え 13時間攪拌した。 反応液を飽和塩化アンモニゥム水溶液に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色 プリズム晶 (1. 20 g, 99%) として得られた。
融点: 248— 250 (メタノーノレより再結晶) 。
実施例 1 13
N- [ (a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチノレ) ベンジル] —9 —メチルー 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1 , 13—へ キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一
2—ィル] 一 N' , ーヒ ドロキシグァニジン
実施例 1 12で得られた化合物 (0. 60 g) のメタノール (1 OmL) 溶液を充 分に脱気した後、 トリェチルァミン (0. 30niL) を加え、 40"C以下に保ちなが らヒ ドロキシルァミン '塩酸塩 (0. 14 g) を加え、 室温で 24時間攪拌した。 反 応液を減圧下に濃縮し、 残渣に水を加えた後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色ァモ
W
ルファス (0· 59 g, 93%) として得られた。
元素分析値: C30H26N6O3F6 · 0· 25C4H8Oz (酢酸ェチル) として 計算値 (%) : C, 56. 88 ; H, 4. 31 ; N, 12. 84。
測定値 (%) : C, 56. 70 ; H, 4. 30 ; N, 12. 61。
実施例 1 14
( a R, 9R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 5—フエニル一 2— [ [5— (トリフルォロメチル) - 1 , 2, 4—ォキサゾ一 ル一3—ィノレ] ァミノ] —8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジ ァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1 3で得られた化合物 (0. 35 g) のトルエン (5. OmL) 溶液にト リフルォロ酢酸無水物 (0. 55mL) を加え、 10 で 1時間攪拌した。 さらに メタノール (2. OmL) を加えて 0. 5時間攪拌した。 反応液を飽和炭酸水素ナト リウム水溶液に注いだ後、 生成物を酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン: メタノール =6 : 4 : 1)で分離'精製することにより標 題化合物が無色プリズム晶 (0. l l g, 27%) として得られた。
融点: 324— 326^ (クロ口ホルム一メタノールより再結晶〉 。
実施例 1 15
N- [ (a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチノレ一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニノレー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13— へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン —2 Tノレ] -N- (5—メチル一 1, 2, 4—ォキサジァゾール一 3—ィル) ァセ トアミド
実施例 1 1 3で得られた化合物 (0. 70 g) の無水酢酸 (2. OmL) 溶液にメ タンスルホン酸 (0. 082 g) を加え、 145 で 3. 5時間 拌した。 反応液を 減圧下に濃縮後、 残渣に酢酸ェチルを加えた。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減 圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色プリズム晶 (0. 45 g, 59%) と
して得られた。
融点: 310で (分解) (酢酸ェチルより再結晶) 。
実施例 1 1 6
(a R 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9ーメテ ルー 5—フエ二ノレ一6, 8, 9, 10, 11, 13—へキサヒ ドロ一 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボヒ ドラゾンアミ ド 実施例 1 3で得られた化合物 (1. 17 g) のTHF (6. OmL) およびメタノ ール (7. 5 tnL) 溶液にヒ ドラジン水和物 (1. OmL) を加え、 室温で 2. 5時 間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 残渣に水を加えることにより標題化合物が淡 黄色アモルファス (1. 21 g, 95%) として得られた。
元素分析値■· C30H2eN6O2F6 · H20として
計算値 (%) : C, 56. 78 ; H, 4. 45 ; N, 13. 24。
測定値 (%) : C, 56. 94 ; H, 4. 33 ; N, 1 3. 22。
実施例 117
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メチ ル一 N'— (1—メチルェチリデン)一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 1 3 "キサヒ ドロ一 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g]
[1, 7] ナフチリジン一 2—カルボヒ ドラゾンアミ ド
実施例 13で得られた化合物 (0. 50 g) の THF (3. OmL) およびメタノ —ル (3. OmL) 溶液を, ヒドラジン水和物 (0. 5mL) のメタノール (5. 0 mL) 溶液に で加え、 室温で 24時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 残渣 に酢酸ェチルを加えた。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得ら れた残渣をアセトン (2 OmL) に溶解し、 30分間放置後、 減圧下に濃縮すること により標題化合物が無色アモルファス (0. 48 g, 86%) として得られた。 元素分析値: C33H30N6O2Fe · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 59· 55 ; H, 4. 69 ; N, 12. 63。
測定値 (%) : C, 59. 68 : H, 4. 79 ; N, 1 2. 58。
実施^ 1 1 8
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N, 一 [2 ーヒ ドロキシ一 1— (ヒ ドロキシメチル) ェチリデン] 一 9—メチル一 6, 1 3—ジ ォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3—へキサヒ ドロ一 7H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1, 7] ナフチリジン一 2 _カルボヒドラゾンアミ
,
実施例 1 1 6で得られた化合物 (0. 2 5 g) のメタノール (2. OmL) 溶液に 1 , 3—ジヒドロキシアセトン二量体 (0. 1 8 g) を加え、 室温で 1. 5時間攪拌 した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒 を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色プリズム晶(0. 1 8 g , 6 5%) として得られた。
融点: 20 9— 2 1 1で (酌酸工チルより再結晶) 。
実施例 1 1 9
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2_ (5, 6—ジォキソ一 1 , 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 1 , 2, 4—トリアジンー 3—^ fル) 一 9ーメチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1 6で得られた化合物 (0. 3 1 £) の丁 (1. OmL) およびメタ ノール (1. OmL) 溶液にシユウ酸ジメチル (0. 1 7 g) および 28 %ナトリウ ムメ トキシド/メタノール溶液 (0. 2 9 g) を加え、 室温で 1. 5時間攪拌した。 反応液を p H 2に調整し、析出する結晶をろ取することにより標題化合物が淡黄色プ リズム晶 (0. 24 g, 6 8%) として得られた。
融点: 2 1 5— 2 1 7 (酢酸ェチル—水より再結晶) 。
実施例 1 2 0
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ル一2— ( 1—メチル一 5, 6—ジォキソ一 1 , 4, 5, 6—テトラヒ ドロー 1 , 2, 4—トリアジン一 3—ィル) 一 5—フエニル一 8 , 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー
7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジ オン
実施例 1 19で得られた化合物 (0. 18 g) の DMF (0. 50mL) 溶液に 6 0%油性水素化ナトリウム (0. 080 g) を加えた後、 ヨウ化メチル (0. 30m L) を加え、 室温で 1時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が淡黄色 プリズム晶 (0. 1 3 g, 73%) として得られた。
融点: 196— 198^ (クロ口ホルムージェチルエーテルより再結晶) 。
実施例 121
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル]一 2— ( 1, 4一ジメチルー 5, 6—ジォキソー 1, 4, 5, 6—テトラヒ ドロー 1, 2, 4—ト リアジン一 3—ィル) 一 9ーメチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一6, 1 3—ジオン
実施例 1 19で得られた化合物 (0. 22 g) の DMF (3. OmL) 溶液にヨウ 化メチル (0. 2 OmL) および炭酸カリウム (0. 28 g) を室温で加え、 20時 間攢拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸ェチルで抽出した。有機層を水で洗浄、乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 3 g, 5 8%) として得られた。
融点: 334— 336¾ (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 122
酢酸 [ (a R, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9 一メチル一6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—^ « キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィル] メチルエステル
実施例 12で得られた化合物 (6. 24 g) の水 (5 OmL) およびァセトニトリ ノレ (10 OmL)溶液にモノペルォキシフタル酸マグネシウム六水和物(1 2. 9 g)
を室温で加え 4日間愫拌した。 反応溶液にチォ硫酸ナトリゥム水溶液を加えた後、 酢 酸ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗 浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。
得られた残渣の酢酸(3 OmL)溶液に無水酢酸(3 OmL)を加え 100でで 0. 5時間攪拌した。 溶媒を減圧下に留去した後、 残渣を酢酸ェチル (5 OmL) に溶解 した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶 媒を滅圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸 ヱチル:へキサ =4 : 1)で分離'精製することにより標題化合物が淡黄色ァモル ファス (6. 21 g, 91%) として得られた。
LH-NMR (CDC 13) δ 0. 91 (3Η, d, J =6. 6Hz) , 1. 50-2. 40 (3H, m) , 2. 97 (1 H, d, J = 1 5. 2 H z ) , 3. 35— 3. 59 (2H, m) , 3. 96 (1H, d, J =1 . 8H z) , 5. 09 ( 1 H, d d, J = 14. 8, 5. 8Hz) , 5. 43 (1H, d, J = 15. 2Hz) , 5. 44 (2H, s) , 6. 90 (1H, d, J = 7. 6Hz) , 7. 18 (l H, t, J = 7. 6Hz) , 7. 30-7. 50 (5H, m) , 7. 54 (2H, s ) , 7. 80 (1H, s) 。
実施例 123
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 2— (ヒ ドロキシメチル) 一 9—メチルー 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ 一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13— ジオン
実施例 122で得られた化合物 (6. 21 g) のメタノール (10 OmL) 溶液に 1Mナトリウムメ トキシド Zメタノール溶液 (2. OmL) を室温で加え 1時間攪拌 した。反応液に 2 N塩酸水溶液( 1. OmL)を加えた後、溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣を酢酸ェチル (5 OmL) に溶解した後、 有機層を飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残 渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =4 : 1) で分
離.精製することにより標題化合物が淡黄色プリズム晶 (5. 38 g, 92 %) とし て得られた。
融点: 137— 139^ (酢酸ェチル一^ >キサンより再結晶) 。
実施例 124
[ (a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—メ チル— 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサ ヒ ドロ一 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2— ィル] ァセトニトリル
実施例 123で得られた化合物 (0. 20 g) およびトリェチルァミン (0. 07 lmL) の THF (3. 0 m L)溶液にメタンスルホニルクロリ ド ( 0. 040mL) を 0でで加え 1時間攪拌した。 さらに反応液にトリェチルァミン (0. 071mL) およびメタンスルホニルクロリ ド (0. 040mL) を加え 0でで 1時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 醉酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液 および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を滅圧下に留去した。
得られた残渣の DMSO (3. OmL)溶液にシアン化ナトリウム (0. 098 g) を加え、 室温で 2時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層 を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキ サン =2 : 1) で分離 '精製することにより標題化合物が淡黄色プリズム晶 (0. 1 1 g, 54%) として得られた。
融点: 131— 1 33¾: (酢酸ェチル—へキサンより再結晶) 。 .
実施例 125
(a R, 9R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2— (フ ルォロメチル) 一 9—メチル一5—フエ-ルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジ オン
実施例 123で得られた化合物 (0. 15 g) のジクロロメタン (1. 5mL) 溶
液に [ビス (2—メ トキシェチル) ァミノ] —サルファートリフロライ ド (0. 1 5 mL) を一 78 :で加え、 室温で 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチル で抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =2 : 1)で分離'精製することにより標題化合物が無色ァ モルファス (0. 074 g, 49%) として得られた。
!H-NMR (CDC 13) 50. 91 (3 H, d, J = 6. 6H z) , 1. 60— 1. 80 ( 1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (2H, m) , 2. 98 (1 H, d, J = 1 5. 0Hz) , 3. 43 ( 1 H, d d, J - 16. 0, 1 1. 2) , 3. 54 (1 H, d d, J = 14. 6, 1 1. 4) , 3. 96 ( 1 H, d, J = 1 5. OH z) , 5. 08 ( 1 H, d d, J = 14. 4, 5. 2Hz) , 5. 43 ( 1 H, d, J = 1 5. OH z) , 5. 72 (2 H, d, J = 46. 6 H z ) , 6. 88— 6. 95 ( 1 H, m) , 7. 1 9 ( 1 H, t , J =7. 3 H z ) , 7. 34 - 7. 50 (5 H, m) , 7. 61 ( 1 H, d, J =8. 4Hz) , 7. 81 ( 1 H, s) 。
実施例 1 26
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —2— (メ トキシメチル) 一 9ーメチルー 5—フエニル一 8, 9, 10. 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一6, 13—ジ オン
実施例 123で得られた化合物 (0. 20 g) の 1, 4一ジォキサン (1. OmL) 溶液に硫酸ジメチル (0. 2 OmL) および水酸化カリウム (0. 020 g) を加え 室温で 24時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和 炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、溶媒を減圧下に留去し た。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 40 : 10)で分離 ·精製することにより標題化合物が無色プリズム晶(0. 1 3 g, 64%) として得られた。
融点,: 187- 189Ό (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。
実施例 127
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ノレ一 6, 13—ジォキソ一5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルボアルデヒ ド
実施例 123で得られた化合物 (1. 00 g) のクロ口ホルム ( 50 m L ) 溶液に 二酸化マンガン (2. 5 g) を加え 75 で 9時間携拌した。 さらに反応液に二酸化 マンガン (0. 50 g) を加え 75^で 12時間虎拌した。 不溶物をろ別後、 ろ液を 減圧下に濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ノレ:へキサン:メタノール =40 : 10 : 1)で分離'精製することにより標題化合 物が淡黄色アモルファス (0. 69 g, 69%) として得られた。
'H-N R (CDC 13) 50. 94 (3H, d, J = 6. 8Hz) , 1. 50— 1. 80 (1 H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 3. 01 (l H, d, J = 1 5. 4Hz) , 3. 37- 3. 64 (2H, m) , 3. 97 ( 1 H, d, J = 14. 6 H z) , 5. 12 (1 H, d d, J = 14. 2, 6. 2 H z) , 5. 42 (1 H, d, J = 14. 6Hz) , 6. 91 (1 H, d, J = 7. 2Hz) , 7. 19 ( 1 H, t , J = 7. 5Hz) , 7. 35-7. 50 (5H, m) , 7. 69 ( 1 H, d d, J = 8. 4, 1. 2Hz) , 7. 81 ( 1 H, m) , 8. 09 ( 1 H, d , J =8. 4 Hz) , 10. 3 1 (1 H, d, J = 1. 2Hz) 。
実施例 1 28
(a R, 9R) —7— [3, 5 _ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2— (ジ フルォロメチノレ) 一 9ーメチルー 5—フエ-ル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ — 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2. 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3— ジオン
実施例 1 27で得られた化合物 (0. 1 3 g) のジクロロメタン (1. 5mL) 溶 液に [ビス (2—メ トキシェチル) ァミノ] —サルファ一トリフロラィ ド (0. 16 mL) を で加え、 室温で 14時間攪拌した。 さらに反応液に [ビス (2—メ トキ
シェチル) ァミノ] ーサルファートリフロライド (0. 0 50 mL) を加え室温で 3 時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 齚酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナ トリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 1) で 分離 ·精製することにより標題化合物が淡黄色ァモルファス (0. 0 79 g , 5 1 %) として得られた。
'H-N R (CDC 1 3) δ 0. 9 3 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 60— 1.
8 0 ( 1 H, m) , 2. 0 0- 2. 4 0 (2 H, m) , 3. 00 (1 H, d, J = 1
5. 3H z) , 3. 4 2 ( 1 H, d d, J = 1 5. 6, 1 0. 5 H z) , 3. 5 5 ( 1 H, d d, J = 1 4. 4, 1 1. 1 H z ) , 5. 1 0 ( 1 H, d d, J = 1 4. 4 ,
5. 7H z) , 5. 4 2 ( 1 H, d, J = 1 5. OH z) , 6. 8 9 (1 H, t , J
= 5 4. 8 H z ) , 6. 8 8 - 6. 94 (1 H, d 】 i k e) , 7. 1 9 ( 1 H. t 1 i k e) , 7. 36 - 7. 5 0 ( 5H, m) , 7. 7 0 ( 1 H, d, J = 8.
4H z) , 7. 8 0 - 7. 84 (2H, m) 。
実施例 1 2 9
(a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ノレ一 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニノレー 6 , 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3—へキサヒ ドロ一 7H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1; 7] ナフチリジン一 2—力 ルボアルデヒ ド ォキシム
実施例 1 2 7で得られた化合物 (0. 1 5 g) 、 ヒドロキシァミン .塩酸塩 (0. 40 g) および酢酸ナトリウム (0. 4 0 g) の水 (5mL) およびエタノール (1 0 m L )溶液を 7 0 で 1時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、溶媒を減圧 下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル: へキサン:メタノール =40 : 1 0 : 1 )で分離.精製することにより標題化合物が 無色アモルファス (0. 0 7 9 g, 5 1 %) として得られた。
^-NMR (CDC 1 3) δ 0. 92 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1 , 6 0— 1.
80 ( 1 H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 2. 99 ( 1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 43 ( 1 H, d d, J = 15. 3, 11. 1Hz) , 3. 54 (1 H, d d, J = 14. 4, 1 1. 1Hz) , 3. 96 (1H, d, J = 14. 7 H z) , 5. 10 (1 H, d d, J = 13. 8, 6. 3Hz) , 5. 43 (l H, d, J = 1 5. OHz) , 6. 90- 6. 93 (1 H, d l i k e) , 7. 19 ( 1 H, t , J = 7. 5Hz) , 7. 36- 7. 48 (5H, m) , 7. 52 ( 1 H, d, J =8. 7H z ) , 7. 8 1 (1H, s ) , 8. 01 (1 H, d, J = 8. 7Hz) , 8. 5 3 ( 1 H, s ) 。
実施例 130
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 2—イソ プロピノレー 9ーメチルー 5—フエニル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H—
[1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7]ナフチリジン一 6, 13—ジオン 参考例 7で得られた^ i合物 (2. 39 g) およびトリェチルァミン (0. 70mL) の THF (5 OmL) 溶液にメタンスルホニルクロリ ド (0. 36mL) を 0でで加 え、 2時間攪拌した。 さらにトリェチルァミン (0. 25raL) およびメタンスルホ ニルクロリ ド (0. 12rnL) を Ot:で加え、 2時間攬拌した。 反応液を 1 N水酸化 ナトリウム水溶液に注ぎ、 1時間攪拌した後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和 炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。
得られた残渣の THF (5 OmL) 溶液に 60%油性水素化ナトリウム (0. 32 g) を加え、 5 で 5時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減 圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:へキサン = 1 : 1) で分離 ·精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (1. 27 g, 54%) として得られた。
融点: 220— 2221C (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 131
(a S, 9 S) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ
ル一 6, 13—ジォキソ一 5—フエ二ルー 6 , 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7Η_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一2—力 ルボニトリル
参考例 8で得られた化合物 (0. 40 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4に記載する方法と同様に反応し処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶( 0. 16 g, 38 %) として得られた。
融点: 164— 166で (エタノール—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 比旋光度: [a] D — 186. 4° (c = 0. 50, Me OH) 。
実施例 132
(a S, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] -9ーメチ ル一 6, 13—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13 ·キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, l— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力 ルボニト リノレ
実施例 13で得られた粗生成物 (2. 50 g) を H PLCにより分取することによ り標題化合物が無色アモルファス (0. 052 g, 2%) として得られた。
HP LC条件:
カラム CH I RALCEL OD 50mm I DX 50 OmmL
移動層 へキサン: エタノーノレ = 85 : 1 5
流量 60→8 OmL/分
力ラム温度 3 or
検出波長 254 nm
保持時問 (a S, 9R) 体、 26. 6分: (aR, 9 R) 体、 36. 5分 実施例 133
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9-メチ ルー 2— [ (2—メチルビリジン一 3—ィル) ォキシ]一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, l— g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 2 1 g) の DMF (1. OmL) 溶液に炭酸力 リ ウム (0. 14 g) および 3—ヒ ドロキシー 2—メチルピリジン (0. 055 g) を室温で加え、 1 05^で加え、 2時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下 に留去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 20 g, 8 5%) として得 られた。
融点: 277— 279^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 34
(a R, 9R) -7- [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル〕 一9—メチ ル一 2— [ (6—メチルピリジン一 3—ィル) ォキシ] — 5—フエニル— 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 2 1 g) および 3—ヒドロキシー 6—メチノレビ リジン (0. 05 5 g) を用い、 実施例 1 33に記載する方法と同様に反応し処理し たところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 20 g, 8 5%) として得られた。 融点: 1 80— 1 82 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 35
(a R, 9R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ルー 5—フエニル一 2- (1 H—ピラゾールー 1—ィル) 一 8, 9, 10, 1 1—テ トラヒドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物 (0. 2 1 g) およびピラゾール (0. 034 g) の DMF (0. 7 OmL)溶液に 60%油性水素化ナトリゥム (0. 020 g) を加え、 室温で 1時間攙拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭 酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去することにより標題 化合物が無色プリズム晶 (0. 1 7 g, 77%) として得られた。
融点: 2 1 0— 2 1 2で (酢酸ェチル,ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。
実施例 136
(a R, 9R) - 7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ル一 5—フエニル一 2— (2H- 1 , 2, 3—トリァゾール— 2—^ Tル) 一8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [ 1 , ] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物(0. 26 )ぉょび1, 2, 3—トリアゾール (0. 041 g) を用い、 実施例 135に記載する方法と同様に反応し処理した。 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ一(齚酸ェチル:へキサン: メタノール = 10 : 10 : 1) で分離 '精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 5 g, 57 %) として得られた。
融点: 258— 260*C (酢酸ェチルージィソブロピルエーテルより再結晶) 。
R f = 0.33 (酢酸ェチル:へキサン: メタノ一ル= 3 : 3 : 1) 。
実施例 137
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ノレ一 5—フエニノレー 2— ( 1 H- 1 , 2, 3—トリァゾールー 1一ィル) 一 8, 9 , 10, 11—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13_ジオン
実施例 136で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:へキサン:メタノール- 10 : 10 : 1)で分離 ·精製すろことにより標題化合 物が無色プリズム晶 (0. 074 g, 28%) として得られた。
融点: 144— 146^ (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。
R f =0.61 (酢酸ェチル:へキサン:メタノール = 3 : 3 : 1) 。
実施例 138
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー 5—フエ-ルー 2— (1H—1. 2, 4—トリァゾール— 1—ィル) 一8, 9, 10, 1 1ーテトラヒ ドロー 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物(0. 26 )ぉょび1, 2, 4—トリアゾール (0. 041 g) の DMF (0. 7 OmL) 溶液に 60 %油性水素化ナトリウム ( 0. 02 4 g) を室温で加え、 100 で 1時間攪拌した。 反応液を冷却後、 水に注ぎ、 酢酸 ェチ で抽出した。 有機層を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒 を減圧下に留去することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 26 g, 92%) として得られた。
融点: 245— 247 : (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 139
(a R, 9 R) -7- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9ーメチ ル一6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィ ル) ォキシ] 酢酸ェチルエステル
(工程 1)
実施例 13で得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (クロロホ ルム : メタノール =50 : 1) で分離 '精製することにより、 (aR, 9R) — 7—
[3, 5—ビス(トリフルォロメチル)ベンジル]— 9ーメチルー 5—フエニノレー 8, • 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロ一 1H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2. 6, 13 (7H) 一トリオンが淡黄色アモルファスとして得 られた。
^- MR (DMSO— d6) δ 0. 95 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 50 —1. 70 (1H, m) , 2. 00— 2. 40 (2 H, m) , 2. 99 ( 1 H, d, J = 15. 0Hz) , 3. 39 (1 H, d d, J = 1 5. 3, 1 0. 5Hz) , 3, 57 ( 1 H, d d, J = 14. 1, ] 0. 8Hz) , 3. 96 (1H, d, J = 1 5. OH z) , 4. 99 (1 H. d d, J = 1 . 4, 5. 4Hz) , 5. 42 ( 1 H, d, J = 1 5. 0Hz) , 6. 77 (l H, d, J = 9. 9Hz) , 6. 86— 6. 90 ( 1 H, m) , 7. 18 (1H, t , J = 7. 5Hz) ' 7. 21 ( 1 H, d, J = 9. 9Hz) , 7. 34- 7. 50 (5H, m) , 7. 81 (l H, s) , 9.
82 (1 H, s) 。
R f =0. 5 (酢酸ェチル: メタノ一ノレ = 10 : 1) 。
(工程 2)
工程 1で得られた化合物 (0. 69 g) , 炭酸カリウム (0. 28 g) およびヨウ 化ナトリウム (0. 15 g) の DMF (4. OmL) 溶液にブロモ酢酸ェチル (0. 29 g) を加え、 室温で 1 5時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出し た。 有機層を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサ ン: メタノール =10 : 10 : 1)で分離'精製することにより標題化合物が無色ァ モルファス (0. 44 g, 55%) として得られた。
元素分析値: C33H2gN305F6として
計算値 (%) : C. 59. 91 ; H, 4. 42 ; N, 6. 35。
測定値 (%) : C, 59. 78 ; H, 4, 22 ; N, 6. 36。
実施例 140
(a R, 9R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー 6. 13—ジォキソー 5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—ィ ル) ォキシ] 齚酸
実施例 139で禧られた化合物 (0. 42 g) のメタノール (4. OmL) 溶液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (2. OmL) を加え、 室温で 1時間攪拌した。 反応液 を減圧下に濃縮後、残渣に水を加え 1 N塩酸で酸性にした。酢酸ェチルで抽出した後、 有機層を飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去することにより標題化合物 が淡黄色アモ ファス (0. 37 g, 94 %) として得られた。
元素分析値: C31H25N305F6として
計算値 (%) : C, 58. 77 ; H, 3. 98 ; N, 6. 63。
測定値 (%) : C, 58. 60 ; H, 3. 98 ; N, 6. 67。
実施例 141
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 9—メチ ル一 2— (2—ォキソ一 2—ピロリジン一 ; Iーィルエトキシ) 一 5 -フエ二ルー 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [ 1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [ 1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 14 0で得られた化合物 (0. 1 3 g) を用い、 実施例 5 6に記載する方法 と同様に反応し処理することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 0 8 0 g , 5 7%) として得られた。
元素分析値: C3 SH32N404F6' 0. 2H20として
計算値 (%) : C, 6 0. 90 ; H, 4. 7 3 ; N, 8. 1 2。
測定値 (%) : C, 60. 76 ; H, 4. 7 3 ; N, 8. 1 0。
実施例 14 2
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ノレ一 5—フエ二ルー 2— (ビリジン一 3—ィルメ トキシ) 一 8, 9, 1 0, 1 1—テ トラヒ ドロ一 7H— [ 1. 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 1で得られた化合物(0. 1 8 g)およびピリジン一 3—メタノール(0. 0 5 5 g) の DMF ( 1. OmL) 溶液に 6 0%油性水素化ナトリウム (0. 0 1 6 g) を加え、 室温で 6時間 «拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有 機層を飽和炭酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去するこ とにより標題化合物が無色アモルファス (0. 1 4 g, 7 1 %) として得られた。 元素分析値: C3 SH28N4O3F 6- 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 5 7. 1 4 ; H, 3. 8 7 ; N, 1 2. 90。
測定値 (%) : C, 5 7. 0 5 ; H, 4. 0 3 ; N, 1 2. 6 9。
実施例 1 4 3
(a R, 9 R) — 7— [3 , 5—ビス (トリフルォ αメチル) ベンジル] — 9—メチ ル一 2— (5—ォキソ一 4, 5—ジヒ ドロー 1 H— 1 , 2, 4—トリァゾ一ノレ一 3— ィル) 一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7 Η— [1 , 4] ジァ
ゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 1 6で得られた化合物 (0. 64 g) を炭酸ジェチル (5. OmL) に溶 解し、 滅圧下に乾固した。 残渣を炭酸ジェチル (3. OmL) に溶解し、 60%油性 水素化ナトリゥム (0. 1 1 g) を加え、 室温で 14時間攪拌した。.反応液を水に注 ぎ、 1N塩酸で酸性にした後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水溶液およ び飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去することにより標題化合物が淡黄 色アモルファス (0. 58 g, 90%) として得られた。
元素分析値: C31H24Ne03Feとして
計算値 (%) : C. 63. 06 ; H, 4. 23 ; N, 8. 40。
測定値 (%) : C, 63. 05 ; H, 4. 38 ; N, 8. 43。
実施例 144
(a R. 9R) —9—メチル一7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベン ジル] 一 6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—^ ^キ サヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2 一カルボ二トリル
参考例 9で得られた化合物 (1. 28 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施例 4に記載する方法と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶( 0. 36 g. 27%) として得られた。
融点: 204— 206 ^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 145
(4R) -2- [ (a R, 9R) 一 9ーメチルー 7- [3—メチル一5— (トリフル ォロメチル) ベンジル] —6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13 ^キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナブチリジン一 2—^ fル] — 4, 5-ジヒ ドロー 1, 3—チアゾ一ルー 4一力ルボン 酸
実施例 144で得られた化合物 (0. 30 g) を用い、 実施例 101に記載する方 法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 26 g,
7 1 %) として得られた。
—匪 R (DMS O- d B) δ 0. 8 1 (3Η, d, J = 6. OH z) , 1. 4 0 - 1. 60 ( 1 H, m) , 2. 00 - 2. 20 (2H, m) , 2. 3 1 (3 H, s) , 2. 8 0- 2. 95 ( 1 H, d 1 i k e) , 3, 20— 3. 7 0 (4H, m) , 4. 1 0 (1 H, d, J = 1 5. O H z) , 4. 76— 4. 8 8 ( 1 H, m) , 5, 0 8 (1 H, d d, J = 14. 4H z) , 5. 1 8 ( 1 H, t , J = 9. 5H z) , 6. 84 (1 H, s) , 7. 00- 7. 1 0 (1 H, m) , 7. 1 6 - 7. 2 1 ( 1 H, t 1 i k e) , 7. 2 5 (1 H, s) . 7. 34— 7. 54 (5H, m) , 8. 1 8 - 8. 30 (1 H, m) 。
実施例 14 6
(a R, 9 R) — 2—クロ口一 9一メチル一 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロ メチル) ベンジル] — 6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 8, 9, 1 0, 1 1—テ トラヒ ドロ一 7H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
参考例 9で得られた化合物 (1. 00 g) を用い、 実施例 1の工程 1 , 2に記載す る方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 6 5 g, 5 1 %) として得られた。
iH— NMR (CDC 1 3) δ 0. 8 9 (3Η, d, J =6. 9H z) , 1. 5 0 - 1.
7 0 ( 1 H, m) , 2. 00 - 2. 40 (2H, m) , 2. 3 2 (3H, s ) , 2. 9 5 (1 H, d, J = 1 5. O H z) , 3. 2 9 (1 H, d d, J = 1 4. 7 , 1 0.
5 H z) , 3. 56 (1 H, d d, J = 1 4. 4, 1 0. 8 H z) , 3. 8 2 ( 1 H, d, J = 1 5. OH z) , 5. 0 6 ( 1 H, d d, J = 1 4. 4, 5. 1 H z) , 5.
3 9 ( 1 H, d. J = 1 4. 7H z) , 6. 7 8 (1 H, s ) , 6. 94 (1 H, d,
J = 7. 8H z) . 7. 04 ( 1 H, s ) , 7. 24 - 7. 3 0 (l H, m) , 7. 34 ( 1 H, s) , 7. 40- 7. 54 (5H, m) 。
実施例 1 4 7
(a R, 9 R) — 9—メチルー 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベン
W 02
ジル] 一 6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8. 9, 10, 11, 13—^ ^キ サヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1一 g] [1, 7] ナフチリジン一 2 一力/レボン酸メチノレエステノレ
実施例 146で得られた化合物 (2. 40 g) を用い、 実施例 38に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(2. 10 g, 83%) として得られた。
融点: 206— 208 : (酢酸ェチル "キサンより再結晶) 。
実施例 148
(a R, 9 R) 一 9ーメチルー 7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベン ジル] —6, 13—ジォキソー 5—フエ二ノレ一 6, 8, 9, 10, 11, 13—へキ サヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7〕 ナフチリジンー2 —カルボン酸
実施例 147で得られた化合物 (2. 68 g) を用い、 実施例 40に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(2. 01 g, 77%) として得られた。
融点: 148— 150"C (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 149
(a R, 9 R) —9ーメチノレ一 7— [ 3—メチノレー 5— (トリフノレオロメチノレ) ベン ジル] —6, 13—ジォキソー 5—フエ二ルー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキ サヒドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2 —カルボキサミ ド
実施例 148で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 41に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 16 g, 80%) として得られた。
融点: 151— 153 (酢酸ェチルージィソプロビルエーテルより再結晶) 。 実施例 150
(a R, 9R) -N- (2—ヒドロキシェチル) 一9一メチル一7— [3—メチル一
5— (トリフルォロメチル) ベンジル] —6, 1 3—ジォキソ一 5—フエニル一 6, 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3一^ "キサヒ ドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— R] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 1 48で得られた化合物 (0. 20 g) および 2—アミノエタノール (0. 028mL) を用い、 実施例 4 2に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 5 g, 71%) として得られた。
融点: 1 53— 1 55で (酢酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 1 5 1
(a R, 9 R) 一 9一メチル一 7— [3—メチル一 5— (トリフノレオロメチノレ) ベン ジル] —5—フエニル一 2— (1. 3—チアゾリジン一 3—ィルカルボニル) 一 8, 9, 1 0, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1, 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 148で得られた化合物 (0. 20 g) およびチアゾリジン (0. 036 g) を用い、 実施例 42に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が 無色アモルファス (0. 14 g, 6 3%) として得られた。
元素分析値: C33H31N403S F3 · 0. 3C3H7NO (DMF) として 計算値(%) ; C, 6 3. 05 ; H, 5. 29 ; N, 9. 59 ; S , 4. 88 ; F, 8. 6 7。
測定値 (%) : C, 6 3. 24 ; H, 5. 27 ; N, 9. 62 ; S, 5. 1 6 ; F, 8. 46。
JH-NMR (CDC 1 3) δ 0. 8 9— 0. 9 1 (3Η, m) , 1. 6 1 - 1. 65 (1H, m) , 2. 08 (1 H, m) , 2. 3 3 (4H, m) , 2. 96— 3. 1 6 (2H, m) , 3. 32— 3. 38 (l H, m) , 3. 5 5-3. 6 1 (1H, m) ,
3. 8 2- 3. 86 (1 H, m) , 4. 07 ( 1 H, m) , 4. 45-4. 5 1 (1 H, m) , 4. 82-4. 84 ( 1 H, m) , 5. 04— 5. 7 5 ( 1 H, m) , 5.
1 3- 5. 22 (1 H, m) , 5. 37- 5. 4 1 (1 H, m) , 6. 7 9 (1 H, m) , 6. 96 - 7. 05 (2H, m) , 7. 28— 7. 35 (2H, m) , 7. 4
6— 7. 53 (3 H, m) , 7. 65- 7. 67 ( 1 H, m) , 8. 09-8. 1 3 (1 H, m) 。
実施例 152
(a R, 9R) -2- (2, 2—ジメチルー 1, 3—チアゾリジン一 3—ィルカルボ ニル) 一 9—メチル一7— [3—メチル一5— (トリフルォロメチル) ベンジル] ― 5—フエ二ルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 148で得られた化合物 (0. 20 g) および 2, 2—ジメチルチアゾリジ ン (0. 036 g) を用い、 実施例 42に記載する方法と同様に反応し、 処理したと ころ、 標題化合物が無色アモルファス (0. l l g, 46 %) として得られた。 元素分析値: C35H35N4〇3S F3■ 0. 06 C3H7NO (DMF) · 0. 27H 2oとして
計算値 (%) : C, 64. 22 ; H, 5. 51 ; N, 8. 64 ; S, 4. 87 ; F, 8. 66。
測定値(%) : C, 63. 92 ; H, 5. 24 ; N, 8. 94 ; S, 5. 1 9 ; F, 8. 44。
^- MR (CDC 13) δ 0. 88-0. 90 (3Η, m) , 1. 62- 1. 66 (1H, m) , 1. 99 (8H, m) , 2. 33 (4 H, m) , 2. 95 - 3. 03 (3H, m) , 3. 31 -3. 34 (1H, m) , 3. 54— 3. 56 (1 H, m) , 3. 82- 3. 85 (1 H, m) , 4. 36 -4. 37 (1 H, m) , 4. 53 (1 H, m) , 5. 02- 5. 06 ( 1 H, m) , 5. 37-5. 40 ( 1 H, m) , 6. 79 ( 1 H, m) , 6. 96- 7. 05 (1 H, m) , 7. 26 - 7. 35 (2 H, m) , 7. 46— 7. 52 (3H, m) , 7. 61 -7. 63 (1H, m) , 7. 9 5— 7· 97 (lH, m) 。
実施例 153
(a R, 9R) — 7— (2—メ トキシベンジル) 一 9—メチル一6, 1 3—ジォキソ —5—フエニル一 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 41
ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボ-トリル
参考例 10で得られた化合物 (0. 50 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施 例 4に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶
(0. 033 g, 6%) として得られた。
融点: 288— 290^ (エタノール一ジイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 154
(a R, 9R) — 9ーメチルー 6, 1 3—ジォキノー 5—フエ二ルー 7— [ ( 3—ト リフルォロメチル) ベンジル] —6, 8, 9, 10, 1 1, 1 3—へキサヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボニト リル
参考例 1 1で得られた化合物 (0. 50 g) を用い、 実施例 1の工程 1および実施 例 4に記載する方法と同様に反応し、 処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶 (0. 13 g, 25%) として得られた。
融点: 207— 209\ (酢酸ェチルージイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 155
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —5— (4 —フルオロフェニル) 一 2—イソプロピル一 9—メチルー 8, 9, 10, 1 1—テト ラヒ ドロ一 7H_ [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
参考例 12で得られた化合物 (1. 83 g) を用い、 実施例 130に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 36 g, 20%) として得られた。
融点: 126— 1 28で (酢酸ェチル一ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 156
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) 一 9—メチル一 5—フエ二ノレ一 2 - (トリフルォロメチル) 一 8, 9, 10, 1 1 -テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2. 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 14で得られた化合物 (0. 90 g) およびヨウ化銅 U) (0. 39 g) の DMF (1 OmL) 溶液にフルォロスルホニノレ (ジフルォロ) 酢酸メチル (2. 0 mL) を加え、 1 101で 14時間攪拌した。 反応液を水に注いだ後、 生成物を酢酸 ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナ卜リゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィ一 (齚酸ェチル:へキサン = 1 : 3) で分離'精製することにより標題化合物が無 色プリズム晶 (0. 015 g, 2%) として得られた。
融点: 210— 212^ (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 157
(a R, 9R) - 7- (3, 5—ジメチルベンジル) 一2— (2, 2—ジメチノレ一 1, 3—ジォキサン一 5—ィル)一 5— (4—フルオロフェニル)一 9—メチル一8, 9, 10, 11—テトラヒドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 165で得られた化合物(0. 19 g)の 2, 2—ジメ トキシプロパン(7. OmL) およびジクロロメタン (2. OmL) 溶液にメタンスルホン酸 (0. 20m L)を加え、室温で 0. 5時間攪拌した。反応液を炭酸水素ナトリゥム水溶液に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得ら れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ一(酢酸ェチル:へキサン:メタノー ル =8 : 8 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色アモルファス (0. 15 g , 72%) として得られた。
元素分析値: C35H38N403F · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 63. 54 ; H, 4. 72 ; N, 8. 47。
測定値 (0/0) : C, 63. 82 ; H, 4. 74 ; N, 8. 37。
実施例 1 58
(a S, 9 S) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) _ 5— (4一フルオロフェニル) —2, 9—ジメチルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H_ [1, 4] ジァゾ シノ [2. 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
参考例 13で得られた化合物 (1. 30 g) を用い、 参考例 1の工程 3に記載する 方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 32 g, 30%) として得られた。
融点: 226— 228で (エタノール一ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 比旋光度: [a] D -1 4. 5° (c=0. 50, Me OH) 。
実施例 159
(a R, 9R) - 7- (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4一フルオロフェニル) 一 2— (ヒ ドロキシメチル) 一 9—メチル一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2. 1 -g] [1. 7] ナフチリジン一6, 1 3—ジォ ン
実施例 29で得られた化合物 (0. 30 g) を用い、 実施例 1 22および 123に 記載する方法と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス( 0. 22 g, 63%) として得られた。
Ή-NMR (CDC 13) 50. 88 (3Η, d, J = 6. 9 H z) , 1. 50-1. 80 (1 H, m) , 2. 00— 2. 40 (8H, m) , 2. 99 (1H, d, J = 1
5. 0Hz) , 3. 19 ( 1 HP d d, J = 14. 7, 9. 3Hz) , 3. 54— 3.
72 (2H, m) , 4. 00-4. 20 ( 1 H, b r ) , 4. 95 ( 2 H, s) , 5.
05 ( 1 H, d d, J = 14. 7, 6. 3Hz) , 5. 35 ( 1 H, d, J = 14.
4Hz) , 6. 47 (2H, s) , 6. 90— 7. 00 (3H, m) , 7. 20— 7. 28 (1H, d t l i k e) , 7. 47— 7. 58 (3 H, m) 。
実施例 160
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4—フルオロフェニル) —9—メチルー 2— [1一 (モルホリンー 4—ィルメチル) ビエル] 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン一 6, 13—ジオン
実施例 29で得られた化合物 (0. 39 g) の 80%エタノール (4. OmL) 溶 液にモルホリン (0. 35 g) 、 37%ホルマリン (0. 33 g) および酢酸 (0.
4 5 g) を加え、 1 0 で 2 7時間携拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 残渣をシ リカゲルカラムク口マトグラフィ一(酢酸ェチル:へキサン:メタノール = 2 : 4 : 1 ) で分離'精製することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 1 0 g, 2 1 %) として得られた。
元素分析値: C3eH39N403F · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 7 1. 6 2 ; H, 6. 6 8 ; N, 9. 2 8。
測定値 (%) : C, 7 1 · 6 1 ; H, 6. 9 2 ; N, 9. 3 3。
R f =0. 2 3 (酢酸ェチル:へキサン:メタノール = 2 : 4 : 1) 。
実施例 1 6 1
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) — 5— (4—フルオロフェニル) - 9—メチノレ一 2— (2—モルホリン一 4 fルェチル) 一 8, 9, 1 0, 1 1—テ トラヒ ドロ一 7H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 1 3—ジオン
実施例 1 6 0で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ノレ:へキサン:メタノール = 2 : 4 : 1)で分離-精製することにより標題化合物が 淡黄色アモルファス (0. 1 1 g, 2 2%) として得られた。
元素分析値: C35H3 BN403F · H20として
計算値 (%) じ, 6 9. 9 8 ; H, 6. 8 8 ; N, 9. 3 3。
測定値 (%) : C, 7 0. 2 1 ; H, 7. 0 2 ; N, 9. 2 9。
R f =0. 1 1 (酢酸ェチル:へキサン:メタノール- 2 : 4 : 1) 。
実施例 1 6 2
酪酸 2— [ (a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フノレオ 口フエニル) 一 9ーメチルー 6, 1 3—ジォキソ一 6, 8, 9. 1 0, 1 1 , 1 3— へキサヒドロ一 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [ 1 , 7] ナフチリジン — 2—ィノレ] ェチ /レエステノレ
実施例 2 9で得られた化合物 (2. 4 2 g) のエタノール (4. O mL) 溶液に 3 7%ホルマリン (0. 8 1 g) および 4一 (ジメチルァミノ) ピリジン (0. 1 2 g)
を加え、 封管中 155"Cで 19時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 残渣にピリ ジン (3. OmL) および無水酪酸 (2. OmL) を加え、 室温で 0. 5時間攪拌し た。 さらにメタノール (0. 5 OmL) を加え 0. 5時間攪拌した。 反応液を減圧下 に濃縮後、 残渣に齚酸ェチルを加えた。 有機層を水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を滅圧下に 留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酌酸ェチル:へキ サン: メタノール =8 : 8 : 1)で分離 ·精製することにより標題化合物が淡黄色ァ モノレファス (0. 33 g, 1 1%) として得られた。
元素分析値: C35H38N4O3F ' 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 70. 93 ; H, 6. 63 ; N, 7. 09。
測定値 (%) : C, 70. 99 ; H, 6· 49 ; N, 7. 02。
f =0.48 (酢酸ェチル:へキサン: メタノール =6 : 6 : 1) 。
実施例 163
(a R, 9 R) -3- [7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一5— (4—フルオロフ ェニル) 一9ーメチルー 6, 13—ジォキソー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13 "キ サヒドロー 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチリジン一 2 一ィル] ペンタンジカルボン酸ジプロピルエステル
実施例 162で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:へキサン:メタノール =8 : 8 : 1)で分離 ·精製することにより標題化合物が 淡黄色ァモ レファス (0. 74 g, 21%) として得られた。
元素分析値: C40H46N3O6F ' 0. 5H20として
計算値 (°/。) : C, 69. 34 ; H, 6. 84 ; N, 6. 07。
測定値 (%) : C, 69. 16 ; H, 6. 95 ; N, 6. 02。
R f = 0.65 (酢酸ェチル:へ^サン: メタノール = 6 : 6 : 1 ) 。
実施例 164
(a R, 9 R) — 7— (3, 5—ジメチルベンジル) 一 5— (4—フルオロフェニル) —2— (2—ヒ ドロキシェチル) 一 9ーメチルー 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ 一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—
ジオン
実施例 162で得られた化合物 (0. 1 8 g) のメタノール (3. OmL) 溶液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (0. 3 OmL) を加え、 室温で 1時間攪拌した。 反応 液を氷に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去 することにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 16 g, 93%) として得ら れた。
元素分析値: C31H32N303F · 1. 5H20として
計算値 (。/。) : C, 68· 87 ; Η, 6. 53 ; Ν, 7. 77。
測定値 (%) : C, 68. 71 ; Η, 6. 30 ; Ν, 7. 53。
実施例 165
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジメチルベンジル) _ 5— ( 4—フルオロフヱニル) — 2— [2—ヒ ドロキシー 1— (ヒ ドロキシメチル)ェチル]— 9—メチルー 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 63で得られた化合物 (0. 73 g) のメタノール (6. OmL) 溶液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 (3. OmL) を加え、 室温で 1時問攪拌した。 反応液 を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去す ることにより標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 57 g, 96%) として得られ た。
元素分析値: C32H34N304F · 0. 5H20として
計算値 (%) : C, 69. 55 ; H, 6. 38 ; N, 7. 60。
測定値 (%) : C, 69. 54 ; H, 6. 41 ; , 7. 40。
実施例 166
(a R, 9R) — 7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー 5— (4—メチノレフエ二ル) 一 6 , 13—ジォキン一 6. 8, 9, 10, 1 1, 13一^■キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボン酸メチルエステル
202624
実施例 1 7で得られた化合物 (1. 50 g) を用い、 実施例 3 8に記載する方法と 同様に反応し、 処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶 (1. 44 g, 9 2%) として得られた。
融点: 1 50— 1 5 2で (エタノールージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 6 7
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) べシジル] 一 9ーメチ ル一 5— (4—メチノレフエニル) 一 6, 1 3—ジォキソー 6, 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3—^ ·キサヒドロー 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチ リジン一 2—カルボン酸
実施例 1 6 6で得られた化合物 ( 1. 1 7 g) を用い、 実施例 40に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(1. 1 4 g, 9 9 %) として得られた。
融点: 1 5 0— 1 5 2で (酢酸ェチルージイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 6 8
( a R, 9 R) — 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 N—メ ト キシ一 N, 9—ジメチルー 5— (4—メチルフエニル) 一6, 1 3—ジォキソ一 6 , 8, 9, 1 0, 1 1 , 1 3—へキサヒ ドロ一 7 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [ 1 , 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 1 6 7で得られた化合物 (0. 60 g) を用い、 実施例 4 2に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 6 4 g , 9 8%) として得られた。
JH-N R (CDC 1 3) δ 0. 9 2 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 50— 1. 8 0 (1 H, m) , 2. 00— 2. 4 0 (2 H, m) , 2. 3 7 (3 H, s ) , 2. 9 9 ( 1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 30— 3. 6 0 (5 H, m) , 3. 9 5 — 4. 0 8 (4 H, m) , 5. 0 6 ( 1 H, d d, J = 1 . 4, 6. 3 H z) , 5. 4 6 ( 1 H, d, J = 1 4. 4H z) , 6. 8 2 (1 H, d d, J = 7. 8, 1. 5 ,H z ) , 7. 0 5 ( 1 H, d , J = 8. 1 Hz) , 7. 2 5 - 7. 3 5 (2H, m) ,
2/02624
7. 47 (2H, s) , 7. 67 ( 1 H, d, J = 8. 4 H z) , 7. 75-7. 8 5 (2H, m) 0
実施例 169
(a R, 9 R) 一 2—ァセチルー 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジ ノレ] -9—メチルー 5— (4—メチノレフエニル) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒド ロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13 ージオン
実施例 168で得られた化合物 (0. 60 g) を用い、 実施例 43に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 18 g, 32%) として得られた。
融点: 240— 242 (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。
R f = 0. 7 (酢酸ェチル:へキサン:メタノ一ル= 50 : 10 : 1) 。
実施例 170
(a R, 9 R) —7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — N, 9— ジメチルー 5— (4—メチルフエニル) 一6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 1 0, 1 1 , 13—へキサヒドロ一 7H— [1 , 4] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボキサミド
実施例 169で得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:へキサン =1 : 1) で分離 '精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 ( 0. 047 g, 8%) として得られた。
融点: 148— 150"C (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。
R f = 0. 3 (酢酸ェチル:へキサン:メタノール =50 : 10 : 1) 。
実施例 171
(a R, 9 R) 一 7— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー 5— (4—メチルフエニル) 一6. 1 3—ジォキソー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13—へキサヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—カルボキサミ ド
実施例 167で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 41に記載する方法 と同様に反 し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 16 g, 80%) として得られた。
融点: 160— 162 (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 72
(a R, 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] —9—メチ ルー 5— (4一メチルフエニル) 一6, 13—ジォキソー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一^ ·キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチ リジン— 2—カルボチオアミ ド
実施例 1 71で得られた化合物 (0. 85 g) および 2, 4一ビス (4ーメトキシ フエニル) - 1 , 3—ジチア一 2, 4—フォスフエタン一 2, 4—ジスルフィ ド (0. 27 g) のトルエン (1 OmL) 溶液を 1 10でで 1時間携拌した。 反応液を減圧下 に濃縮後、 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (クロ口ホルム : メタノール = 50 : 1) で分離'精製することにより 題化合物が淡黄色アモルファス (0. 6 4 g, 73%) として得られた。
^-NMR (CDC 13) δ θ.93 (3Η, d, J =6.9Hz) , 1.60— 1. 80 (1H, m) , 2.00— 2.40 (2H, m) , 2. 38 (3H, s) , 3.00 (1 H, d, J = 1 5.3 Hz) , 3.45 ( 1 H, d d, J = 15.3 , 1 1. 1 H z ) ,
3.57 (1 H, d d, J = 14.4, 1 1. 1Hz) , 4.00 ( 1 H. d, . J = 1 5. 3H z) , 5.06 ( 1 H, d d, J = 14.4, 5. 1H z) , 5.46 ( 1 H, d,
J = 15. OH z) , 6.82 (1 H, d d, J = 7.5, 1.5H z) , 7.05 (1 H, d, J = 7.8H z) , 7.28- 7.38 (2H, m) , 7.47 (2H, s) ,
7.66 (1H, d, J =8.7H z) , 7.83 (2H, s ) , 8.87 (1H, d, J = 9.0Hz) , 9.90— 10.00 ( 1 H, m) 。
実施例 173
(a R, 9 R) 一 7— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9ーメチ ルー 2— (4—メチル一 1, 3—チアゾールー 2—ィル) 一5— (4—メチルフエ二
ル) 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロ一 7 H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1 , 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 1 72で得られた化合物 (0. 60 g) のDMF (3. OmL) 溶液にプロ モアセトン (0. 21 g) を加え、 室温で 4日間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸 ェチルで抽出した。 有機層を洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (クロ口ホルム : メタノール =50 : 1) で 分離-精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. 39 g, 61%) とし て得られた。
融点:' 258— 26 Ot (分解) (酌酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結 晶) 。
実施例 174
(a R. 9 R) - 7 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 9—メチ ルー 5— (4—メチルフエ二ノレ) 一6, 13—ジォキソー 6, 8, 9, 10, 1 1, 13一^ ^キサヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチ リジン一 2—ィルカルボン酸 t e r t—ブチルエステル
実施例 167で得られた化合物 (0. 1 5 g) およびトリェチルァミン (0. 03 OmL) の 2—メチルー 2—プロパノ一ル (2. 0 m L) 溶液に D P P A ( 0. 06 3mL) を加え、 1 00 で 3時間攪拌した。 さらに DPPA (0. 05 OmL) を 加え、 100でで 2時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THFの混合溶 液で抽出した。 有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥 後、溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 2)で分離 ·精製することにより標題化合物が淡黄色 アモルファス (0. 075 g, 44%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 90 (3Η, d. J = 6. 8H z) , 1. 20— 1. 80 (10 H, m) , 2. 00— 2. 40 ( 2 H, m) , 2. 37 ( 3 H, s ) , 2. 96 ( 1 H, d, J = 1 5. OHz) , 3. 38— 3. 60 (2H, m) . 3. 99 (1 H, d, J = 15. OHz) , 5. 05 ( 1 H, d d, J = 15. 0, 7. OH
z) , 5. 46 (1 H, d, J = 15. 0Hz) , 6. 80-6. 83 (1 H, d d l i k e) , 7. 01-7. 08 (lH, m) , 7. 23— 7· 38 (2H, m) , 7. 47 (2H, s) , 7. 52 (1 H, d, J = 8. 8Hz) , 7. 78— 7. 8 2 (2H, m) , 8. 15 ( 1 H, d, J = 8. 8Hz) 。
実施例 1 75
(a R, 9 R) - 5- (4一フルオロフェニル) 一9—メチノレ一 7— [3—メチル一 5— (トリフルォロメチル) ベンジル] —6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 1 0, 1 1, 13—^ "キサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] [1, 7] ナフチリジン一 2—カルボ二トリル
参考例 14で得られた化合物 (0. 55 g) の THF (15mL) 溶液に 3—クロ 口過安息香酸 (0. 78 g) を室温で加え 14時間攪拌した。 さらに 3—クロ口過安 息香酸 (2. 1 g) を加え 14時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと TH Fの混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で 洗浄、乾燥後、溶媒を减圧下に留去した。得られた残渣およびトリェチルァミン(0. 22mL) のァセトニトリル (1 OmL) 溶液にトリメチルシリルシアニド (0. 4 3mL) を加え、 90でで 2時閒攬拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルと THF の混合溶液で抽出した。有機層を飽和塩化アンモニゥム水溶液および飽和食塩水で洗 浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ ラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 3 : 1) で分離'精製することにより標題化合物 が無色アモルファス (0. 039 g. 7%) として得られた。
融点: 1 33— 135^ (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 76
(a R, 9R)—2—クロロー 5— (4—フルオロフェュル) 一9一メチル一7— [3 一メチル一5— (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 8, 9, 10, 11—テトラヒ ドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2. 1-g] [1. 7] ナフチリジン一6, 1 3—ジオン
参考例 1 5で得られた化合物 (7. 1 g) のピリジン (40mL) 溶液に 0ででト
シルク口ライド (4. 0 g) を加え、 室温で 4時間攪拌した。 反応液を酢酸ェチルに 注ぎ、 有機層を 2 N塩酸水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留 去した。 得られた残渣の DM SO (4 OmL) 溶液に室温で炭酸力リウム (6. 0 g) を加え、 851Cで 4時間攪拌した。 反応液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を水および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー (酔酸ェチル:へキサン =2 : 3) で分離'精 製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (1. 44 g, 21%) として得られ た。
融点: 122— 12 (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 177
( a R, 9R) —5— (4—フルオロフェニル) 一9—メチル一7— [3—メチルー 5— (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ.ドロ一 2— (トリフルォロメチル) 一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナ フチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 176で得られた化合物 (0. 90 g) を用い、 実施例 156に記載する方 法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 015 g, 2%) として得られた。
融点: 210— 212で (酢酸ェチル—ジイソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 178
(a R, 4 R) - 2 - [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 1 3— (4 —フルオロフ工ニル) ー4一メチル一 1, 8—ジォキソ一 1, 3, 4, 5, 6, 8— へキサヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン -9—力ノレボン酸
実施例 36で得られた化合物 (1· 03 g) の濃塩酸 (6. OmL) —酢酸 (6. 0mし) 混合溶液を 100でで 1. 5時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 得ら れた残渣を酢酸ェチルに注ぎ、 水および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に 留去することにより標題化合物が茶褐色アモルファス ' (1. 00 g, 99%) として
得られた。
' H-NMR (CD C 1 3) δ 0. 9 4 (3H, d, J = 7. 0 H z ) , 1. 5 0 - 1. 8 0 ( 1 H, m) , 2. 0 0 - 2. 4 0 (2 H, m) , 3. 0 2 ( 1 H, d , J = 1 4. 6 H z ) , 3. 3 3 - 3. 5 9 ( 2 H, m) , 3. 9 6 ( 1 H, d, J = 5. 6 H z ) , 4. 9 8 ( 1 H, d d, J = 1 4. 0, 5. 8 H z ) , 5. 3 9 ( 1 H, d , J = 1 4. 6 H z) , 6. 8 7 (2 H, d , J = 6. 6 H z ) , 7. 0 2 ( 1 H, d , J = 5. 4 H z ) , 7. 0 8 - 7. 1 7 ( 1 H, m) , 7. 3 8— 7. 5 0 ( 3 H, m) , 7. 8 3 ( 1 H, s ) , 8. 6 6 (1 H, d , J = 5. 4 H z ) 。
実施例 1 7 9
( a R, 4 R) — 2— [ 3 , 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] 一 1 3— (4 —フルオロフェニレ) 一 4—メチル一 1 , 8—ジォキソー 1 , 3, 4 , 5 , 6, 8— へキサヒ ドロー 2 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [ 1 , 2— b ] [2 , 7] ナフチリジン ― 9—カルボキサミ ド
実施例 1 7 8で得られた化合物 (0. 2 9 g) を用い、 実施例 4 1に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 0 8 9 g , 3 0 %) として得られた。
g$点: 1 6 0— 1 6 2¾ (酢酸ェチルージィソブロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 8 0
(a R, 4 R) - 2 - [ 3 , 5—ビス (トリフルォロメチノレ) ベンジル] — 1 3— (4 —フルオロフェニル) 一 4—メチノレ一 9—フエ二ルー 3, 4 , 5, 6—テトラヒ ドロ 一 2 H— [ 1 , 4] ジァゾシノ [ 1 , 2— b] [ 2 , 7] ナフチリジン一 1 , 8—ジ オン
実施例 3 3で得られた化合物 (0. 2 0 Ε) を用い、 実施例 9 3に記載する方法と 同様に反応し、 処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶 (0. 1 6 g , 7 3 %) として得られた。
融点: 2 8 8— 2 9 O (酢酸ェチル—ジィソブロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 8 1
(a R, 4R) -2- [3, 5—ビス (トリフノレオロメチノレ) ベンジル] —9一 (ジ メチルァミノ) 一13— (4—フノレオロフェニル) 一 4—メチル一3, 4, 5, 6— テトラヒ ドロー 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン 一 1, 8—ジオン
実施例 33で得られた化合物 (0. 15 g) を用い、 実施例 22に記載する方法と 同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶 (0. 10 g, 67%) として得られた。
融点: 222— 224 (酢酸ェチルーへキサンより再結晶) 。
実施例 182
(a R, 4R) -2- [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル] ー1 3— (4 一フルオロフェニル) 一 9ーメ トキシー 4—メチル一3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロ - 2H- [1, 4] ジァゾシノ [1, 2_b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジ オン
実施例 33で得られた化合物 (0. 15 g) を用い、 実施例 1の工程 3に記載する 方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0. 075 g , 51%) として ί られた。
^-NMR (CDC 13) δ 0. 91 (3Η, d , J = 6. 6 Η ζ ) , 1. 50— 1. 80 (1 Η, m) , 2. 00-2. 30 (2Η, m) , 2. 98 ( 1 Η, d, J = 1 5. 3Η ζ) , 3. 35-3. 47 ( 1 Η, d, J = 1 5. OH ζ) , 4. 16 (3 Η, s) , 4. 98 (1 Η, d d, J = 14. 7, 5. 4Hz) , 5. 38 (l Η, d, J = 1 . 4Η ζ) , 6. 46 ( 1 Η, d, J = 5. 4 Η ζ ) , 6. 80— 6. 92 (2Η, m) , 7. 08— 7. 14 (1 Η, m) , 7. 36 -7. 46 (3 Η, m) , 7. 82 (1 Η, s) , 8. 14 (1H, d, J = 5. 4 Η ζ) 。
実施例 183
(a R, 4R) — 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 13— ( 4 一フルオロフェニル) 一4—メチル一9一 (メチルスルファニル) 一 3, 4, 5 , 6 —テトラヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジ
ン一 1, 8—ジオン
実施例 33で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 2に記載する方法と同 様に反応し、処理したところ、 標題化合物が無色アモルファス (0' 1 1 g, 53%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 93 (3Η, d, J = 6. 6 H z ) , 1. 50— 1. 80 (1H, m) , 1. 95-2. 40 (2H, m) , 2. 55 (3H, s) , 2. 98 (1 H, d, J = 15. 0) , 3. 33— 3. 52 (2H, m) , 3. 94 (1 H, d, J = 1 5. 2Hz) , 4. 99 ( 1 H, d d, J = 1 . 6, 6. 2Hz) , 5. 38 ( 1 H, d, J = 1 5. 0Hz) , 6. 53 (1 H, d, J = 6. 0Hz) , 6. 86 (2 H, d, 6. 6H z) , 7. 06— 7. 18 ( 1 H. m) , 7. 36— 7. 50 (3H, m) , 7. 82 ( 1 H, s) , 8. 41 ( 1 H, d , J = 5. 4H z) 。
実施例 184
(a R, 4 R) —2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —13— (4 —フルオロフェニル) 一 4ーメチノレ一 9一 (メチルスルホ二ル) 一3, 4, 5, 6— テトラヒ ドロー 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1. 2— b] [2, 7] ナフチリジン - 1 , 8—ジオン
実施例 183で得られた化合物 (0. 15 g) を用い、 実施例 73に記載すろ方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が淡黄色ァモルファス( 0. 041 g , 26%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 94 (3Η, d, J = 6. 9Hz) , 1. 60-1. 80 (1 H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 3. 02 (1 H, d, J = 1 5. 6Hz) , 3. 37 (1H, d d, J = 15. 0, 10. 2Hz) , 3. 46— 3. 60 ( 1 H, m) , 3. 52 (3H, s) , 3. 94 ( 1 H, d, J = 14. 7 Hz) , 5. 08 (1 H, d d, J = 14. 7, 5. 7Hz) , 5. 38 (1 H, d, J = 14. 4Hz) , 6. 86-6. 92 (2H, m) , 7. 1 0— 7. 18 (2H, m) , 7. 36- 7. 50 (3H, m) , 7. 83 ( 1 H, s) , 8. 54 (l H,
d, J =5. 4Hz) 。
実施例 185
(a R, R) -2- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] — 13— (4 一フルオロフェニル) 一 N, N, 4一トリメチノレ一 1, 8—ジォキソー 1, 3, 4, 5, 6. 8一^ ^キサヒ ドロ一 2 H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一9 _カルボキサミ ド
実施例 178で得られた化合物 (0. 15 g) の塩化チォニル (2. OmL) 溶液 を 80 で 1. 5時間攪拌した後、 反応液を減圧下に濃縮した。 得られた残渣の TH F (2. OmL) 溶液を 50%ジメチルァミン (5. OmL) — THF (5. OmL) 混合溶液に Otで注ぎ、 室温で 2時間攪拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 得られた 残渣を酢酸ェチルに注ぎ、 水および飽和金塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン =8 : 1) で分離'精製することにより標題化合物が無色プリズム晶 (0. l l g, 83%) として得られた。
融点: 154— 156で (醉酸ェチル一^ "キサンより再結晶) 。
実施例 186
(a R, 4 R) - 2- [3, 5—ビス (トリフノレオロメチル) ベンジル]一 1 3— (4 —フノレオロフェニル)一 4—メチノレ一 9 - (モノレホリンー 4 f レカノレボニル)一 3 , 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 2 H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
実施例 178で得られた化合物 (0. 15 g) およびモルホリン (0. 042 g) を用い、 実施例 42と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色ァモルファ ス (0. 055 g, 33%) として得られた。
】H— NMR (CDC 13) δ 0. 85— 1. 00 (3Η, m) , 1. 50-1. 80 (ΙΗ. πι) , 2. 00- 2. 40 (2Η, m) , 2. 95-4. 04 (12H, m) , 4. 90-5. 10 (1H, m) , 5. 30— 5. 46 ( 1 H, m) , 6. 85-6. 98 (3H, m) , 7. 07-7. 17 (1 H, m) , 7. 38— 7. 50 (3H,
m) , 7. 83 (1H, s) , 8. 58-8. 64 (1 H, m) 。
実施例 187
酢酸 [ (a R, 4 R) —2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —1 3— (4—フルオロフェニル) 一 1, 8—ジォキソ一 4—メチル一1, 3, 4, 5, 6, 8—へキサヒ ドロー 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフ チリジン一 9一ィル] メチルエステル
実施例 34で得られた化合物 (0. 20 g) の THF (1 OmL) 溶液に 3—クロ 口過安息香酸 (0. 25 g) を 0でで加え、 室温で 14時間攪拌した。 反応液にチォ 硫酸ナトリゥム水溶液を加えた後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナ トリゥム水溶液および飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を减圧下に留去した。 得られ た残渣の無水酢酸 (2. 5mL) —酢酸 (2. 5mL) 混合溶液を、 100でで1時 間携拌した。 反応液を減圧下に濃縮後、 得られた残渣を酢酸ェチルに注ぎ、 水および 飽和食塩水で洗浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:へキサン = 1 : 1) で分離'精製することに より標題化合物が無色アモルファス (0. 1 9 g, 87%) として得られた。
XH-NMR (CDC 13) δ 0. 94 (3Η, d, J = 6. 9H z) , 1. 50— 1. 70 (1H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 2. 26 (3 H, s ) , 3. 00 ( 1 H, d, J = 1 5. 3H z) , 3. 36— 3. 51 (2H, m) , 3. 94 (1 H, d, J = 14. 7H z) , 4. 95 ( 1 H, d d, J = 14. 4, 6. OH z) , 5. 64 (1H, d, J = 14. 7H z ) , 5. 87 ( 1 H, d, J = 1 6. 2Hz) , 6. 03 (1 H, d, J = 16. 2Hz) , 6. 80— 6. 85 (2H, m) , 7. 07-7. 14 ( 1 H, m) , 7. 36— 7. 42 ( 1 H, m) . 7. 4 2 (2H, s ) , 7. 81 (1 H, s) , 8. 54 (1 H, d, J = 5. 4Hz) 。 実施例 188
(a R, 4R) -2- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —1 3— (4 一フルオロフヱニル) 一9— (ヒドロキシメチル) 一4—メチル一3, 4, 5, 6— テトラヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン
— 1, 8—ジオン
実施例 187で得られた化合物 (0. 15 g) を用い、 実施例 1 23に記載する方 法と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色アモルファス (0. 071 g, 42%) として得られた。
^H-NMR (CDC 13) δ 0. 95 (3 H, d, J = 7. 2Hz) , 1. 50— 1. 70 ( 1 H, m) , 2. 00-2. 40 (2H, m) , 3. 01 ( 1 H, d, J = 1 5. 3Hz) , 3. 41 (1 H, d d, J = 14. 4, 9. 6Hz) , 3. 48 (1 H, d d, J = 14. 4, 10. 8Hz) , 3. 95 ( 1 H, d, J = 15. OH z) , 4. 97 (1 H, d d, J = 14. 7, 5. 7Hz) , 5. 26 -5. 40 (4 H, m) , 6. 85-6. 88 (3H, m) , 7. 09—7. 16 (1 H, m) , 7. 3 6-7. 42 (1 H, m) , 7. 42 (2H, s) , 7. 82 ( 1 H, s) , 8. 5 4 (1 H, d, J = 5. 7Hz) 。
実施例 189
(a R, 4 R)— 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチノレ)ベンジル]— 13— (4 一フルオロフェニル) 一1, 8—ジォキソ一 4—メチル一 1, 3, 4, 5, 6, 8— へキサヒドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン —9—カルボアルデヒド
実施例 1 88で得られた化合物 (0. 50 g) を用い、 実施例 127に記載する方 法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色プリズム晶 (0. 28 g, 66 %) として得られた。
融点: 202— 204t: (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 190
(a R, 4 R) 一 2— [3, 5 _ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9—クロ 口一 4一メチル一 13— (4—メチルフエ二ル) 一 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロー 2 H- [1, 4] ジァゾシノ [1. 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジォ ン
参考例 21で得られた化合物 (1 2. 9 g) を用い、 実施例 1の工程 1, 2に記載
する方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (5. 84 g . 42%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 934 (3Η, d, J = 7. OH z) . 1, 50— 1. 80 (1 H, m) , 1· 90-2. 40 (2H, m) , 2. 36 (3 H, s ) , 2. 99 (1 H, d, J = 15. 0Hz) , 3. 35- 3. 55 (2H, m) , 3. 97 (1H, d, J = 14. 6 H z) , 4. 98 ( 1 H. d d, J = 14. 0, 6. 0H z) , 5. 41 (1 H, d, J = 14. 6Hz) , 6. 79 (1 H, d, J = 7. 8Hz) , 6. 90 (1 H. d, J = 5. 6 H z) , 7. 04 ( 1 H, d, J = 7. 8H z) . 7. 27 (2H. s 1 i k e) , 7. 44 (2H, s) , 7. 81 (1 H, s ) , 8. 31 ( 1 H, d, J = 5. 6H z) 。
実施例 191
(a R, 4 R) 一 2— [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —4, 9一 ジメチルー 1 3— (4—メチルフエニル) 一3, 4. 5, 6—テトラヒ ドロ一 2H—
[1. 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン 実施例 190で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 3に記載する方法と 同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 10 g, 5 3%) として得られた。
'H-NMR (CDC 13) δ 0. 924 (3H, d , J = 6. 6 H z) , 1. 45— 1. 70 ( 1 H, m) , 1. 90- 2. 40 (2H, m) , 2. 36 (3 H, s ) , 2. 97 (1 H, d, J = 15. 4Hz) , 3. 1 7 (3H, s) , 3. 35-3. 55 (2H, m) , 3. 98 (l'H, d, J = 15. OH z) , 4. 96 ( 1 H, d d, J = 14. 8, 6. OH z) , 5. 43 (1 H, d , J = 1 5. OH z) , 6. 75— 6. 85 (2H, m) , 7. 03 ( 1 H, d, J = 7. 0Hz) , 7. 20- 7. 35 (2H, m) , 7. 45 (2 H, s) , 7. 81 (1 H, s) , 8. 44 (1 H, d, J = 5. 6Hi) 。
実施例 192
(a R, 4R) 一 2— [3. 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —9一 (ジ
メチルァミノ) 一 4ーメチノ! ^一 13— (4—メチルフエニル) 一3, 4, 5. 6—テ トラヒ ドロー 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリジン一 1, 8—ジオン
実施例 190で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 22に記载する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が淡黄色アモルファス (0· 071 g, 35%) として得られた。
— NMR (CDC 13) δ 0. 886 (3Η, d, J =7. OH z) , 1. 40— 1. 70 (1 H, m) , 1. 90— 2. 40 (2H. m) , 2. 35 (3H, s ) , 2. 98 (1H, d, J = 15. 4 H z) , 3. 1 3 (6H, s ) , 3. 30- 3. 60 (2H, m) , 3. 98 (1 H, d, J = 14. 4Hz) , 4. 88 (1 H, d d, J = 14. 2, 6. 6Hz) , 5. 41 ( 1 H, d, J = 14. 4Hz) , 6. 20 (1H, d, J = 5. 6 H z) , 6. 82 ( 1 H, d, J = 7. 8Hz) , 6. 99 (1 H, d, J = 7. 8Hz) , 7. 23 (2H, s 1 i k e) , 7. 48 (2
H, s) , 7. 82 (1 H, s) , 8. 05 (1H, d, J = 5. 4Hz) 。
実施例 193
(a R, 4R) -2- [3, 5—ビス (トリフルォロメチル) ベンジル] —4ーメチ ル一13— (4—メチルフエニル) 一9— (モルホリン一 4一ィル) 一 3, 4, 5, 6—テトラヒ ドロ一 2H— [1, 4] ジァゾシノ [1, 2— b] [2, 7] ナフチリ ジン一 1, 8—ジオン
実施例 190で得られた化合物 (0. 20 g) を用い、 実施例 23に記載する方法 と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が淡黄色アモルファス (0. 1 l g, 52%) として得られた。
JH-NMR (CDC 13) δ 0. 889 (3Η, d, J =6. 6Hz) , 1. 40-
I. 70 (1 H, m) . 1. 90-2. 40 (2H, m) , 2. 35 (3H, s j , 2. 98 (1H, d, J = 15. 4Hz) , 3. 35 - 3. 70 (6H, m) , 3.
80— 4. 10 (5H, m) , 4. 90 (1 H, d d, J = 14. 0, 6. 4Hz) , 5. 40 (1H, d, J = 15. 4Hz) , 6. 35 (1 H, d, J = 5. 4Hz) ,
6. 81 (1H, d, J = 8. OH z ) , 6. 99 ( 1 H, d, J = 8. OH z ) ,
7. 23 (2H, s l i k e) , 7. 47 (2H, s) , 7. 82 ( 1 H, s) , 8. 1 1 (1H, d, J = 5. 4Hz) 。
実施例 194
(a R, 9 R) — 2—クロ口一 7— (3, 5—ジー t e r t—ブチル一 4—ヒ ドロキ シベンジノレ) 一5— (4ーフノレオロフェニル) 一9—メチルー 8, 9, 10, 1 1— テトラヒドロ一 7 H— [1, ] ジァゾシノ [2, 1-g] [1, 7] ナフチリジン -6, 13—ジオン
参考例 22で得られた化 物(2. 18 g) の水 (25mL) —ァセトニトリル(5 OmL) 混合溶液にモノペルォキシフタル酸マグネシウム塩六水和物 (4. 45 g) を室温で加え 14時間攪拌した。 反応液にチォ硫酸ナトリゥム水溶液を加えた後、 酢 酸ェチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液および飽和食塩水で洗 浄、 乾燥後、 溶媒を減圧下に留去した。 得られた残渣を実施例 1の工程 2に記載する 方法と同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 98 g, 42%) として得られた。
融点: 160— 162TC (酢酸ェチル—ジイソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 195
(a R, 9 R) - 7 - (3, 5—ジ一 t e r t—ブチル一 4ーヒ ドロキシベンジノレ) - 5 - (4—フルオロフェニル) 一9—メチノレー 6, 13—ジォキソ一6, 8, 9, 10, 1 1. 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g] [1. 7] ナフチリジン一 2—力ルボン酸メチルエステル
実施例 194で得られた化合物 (0. 90 g) を用い、 実施例 36に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 73 g, 78%) として得られた。
融点: 156— 1 58で (酢酸ェチル—ジィソプロビルエーテルより再結晶) 。 実施例 1 96
(a R, 9 R) —7— (3, 5—ジ一 t e r t—ブチルー 4—ヒ ドロキシベンジル)
—5— (4—フルオロフェニル) 一9ーメチノレ 6, 13—ジォキソ一 6, 8, 9, 1 0, 11, 13—へキサヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 -g] [1, 7] ナフチリジン一 2—力ルボン酸
実施例 195で得られた化合物 (0. 66 g) を用い、 実施例 40に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 58 g, 90%) として得られた。
融点: 167— 169で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 197
(a R, 9R) - (3, 5—ジー t e r t—プチノレ一 4—ヒ ドロキシベンジル) 一5 - (4—フルオロフェニル)一 9ーメチノレ一 2—(ピロリジン一 1ーィルカルボニル) — 8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1— g]
[1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 196で得られた化合物 (0. 14 g) を用い、 実施例 56に記載する方法 と,同様に反応し、 処理したところ、 標題化合物が無色プリズム晶 (0. 085 g, 5 5%) として得られた。 .) 融点: 166— 1 68 (酢酸ェチルージィソプロピルェ一テルより再結晶) 。 実施例 198
(a R, 9R) — (3, 5—ジ一 t e r t—ブチル一4ーヒドロキシベンジル) 一 5 一 (4一フルオロフェニル) - 9ーメチルー 2 - (モルホリンー 4一^ <ルカルボニル) —8, 9, 10, 1 1—テトラヒドロ一 7H— [1, 4] ジァゾシノ [2, 1 - g] ' ', 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例〗 96で得られた化合物 (0. 14 g) を用い、 実施例 62に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題化合物が無色プリズム晶(0. 12 g, 74%) として得られた。
融点: 190— 192で (酢酸ェチルージィソプロピルエーテルより再結晶) 。 実施例 199
(a R, 9R) 一 (3. 5—ジー t e r t—ブチル一4ーヒドロキシベンジル) 一5
- (4—フノレオロフェニル) 一9一メチル一2— (1, 3—チアゾリジン一 3—ィル カルボニル) 一8, 9, 10, 1 1—テトラヒ ドロー 7 H— [1, 4]ジァゾシノ [2, 1 - ] [1, 7] ナフチリジン一 6, 13—ジオン
実施例 196で得られた化合物 (0. 14 g) を用い、 実施例 63に記載する方法 と同様に反応し、処理したところ、標題ィ匕合物が無色プリズム晶(0. 1 2 g, 75%) として得られた。
融点: 209—211^ (酢酸ェチル—ジィソプロピルエーテルより再結晶) 。
1 H 3,5-(CF3)2 129-131
MeS、
2 な H 3,5-(CF3)2 217-219
Meヽ
5 1 Clヽ ex H 3,5-Me2 174-176
6 H 3,5-Me2 125-127
8 1 。'ヽ oc F 3,5-Me2 182-183
Me、 \ノ
9 oc F 3,5-Me2 165-167
226
差替え用紙 (¾ 26)
表 2
(°C)
12 2 XX H 3,5-(CF3)2 121-123
227 差 ^え用紙 (規則 2δ)
Meヽ
29 2 F 3,5-Me2 228-230
30 2 F 3,5-Me2 アモルファス
228 差替え用紙 (規則 26)
実施例 n A R
2 R 融点 赏"
7 (°c)
34(1) 2 F 3,5-(CF3)2 アモルファス
34(2) 2 TsOH F 3,5-(CF3)2 266-268
34(3) 2 F 3,5-(CF3)2 243-250
し N
35 2 F 3,5-(CF3)2 133-135
36 2 F 3,5-(CF3)2 127-129
37 2 F 3,5-(CF3)2 194-196
Me02O^
38 2 、て H 3,5-(CF3)2 240 (dec.)
39 2 H 3,5-(CF3)2 261-263
H02C^ ^
40 2 H 3,5-(CF3)2 152-154
229 差替え用紙 (規貝 IJ26)
52 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
53 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
230 差替え用紙 C¾ iJ26)
IZ
実施例
s A R2 R 融点 县 n
58 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
59 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
60 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
61 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
62 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
0
63 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
64 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
231 差替え用紙 (規則 26)
実施例
县 n A R2 R 融点
(。c)
70 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
72 2 H 3,5-(CF
3)
2 208-210
o、p
73 2 H 3,5-(CF3)2 148-150
74 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
75 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
232
差替え用紙 (規則 26)
76 2 H 3,5-(CF
3)
2 258-260
78 2 H 3,5-(CF3)2 258-260
79 2 H 3,5-(CF3)2 180-182
Me
80 2 H 3,5-(CF3)2 141-143
81 2 XX H 3,5-(CF
3)
2 252-254
83 2 H 3,5-(CF3)2 166-168
84 2 ¾¾ H 3,5-(CF3)2 160-162
85 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
233 差替え用紙 (規則 26)
表 9
HN
実施例 n A R 融点 番号 (°C)
87 2 Me
Ύ H 3,5-(CF3)2 アモルファス o
H
88 2 Me
H 3,5-(CF3)2 7モルファス
0
234 差替え用紙 (規則 26)
実施例 n A R
2 R 融点
(。c)
100 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
101 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
102 2 H 3'5-(CF3)2 256-258
103 2 H 3,5-(CF3)2 アモルファス
235 差替え用紙 (規則 26)
実施例 n A R
2 R 融点 番号 (°c)
112 2 NC¾ H 3,5-(CF3)2 248-250
H2N^ OH
113 2 HNな H 3,5-(CF
3)
2 アモルファス
236 差替え用紙 (規則 26)
123 2 H0 H 3,5-(CF3)2 137-139
124 2 H 3,5-(CF3)2 131-133
125 2 H 3,5-(CF
3)
2 アモルファス
237 差替え用紙 (規則 26)
NC^
131 2 H 3,5-(CF
3)
2 164-166 aS, 9R)
134 2 H 3,5-(CF3)2 180-182
Me人 N
135 2 H 3,5-(CF3)2 210-212
136 2 H 3,5-(CF3)2 258-260
137 2 H 3,5-(CF3)2 144-146
138 2 H 3,5-(CF3)2 245-247
実施例 融点
n A R2 R (°c)
142 2 k H 3,5-(CF
3)
2 アモルファス
144 2 XX H 3-Me-5-(CF
3) 204-206
147 2 H 3-Me-5-(CF3) 206-208
148 2 H 3-Me-5-(CF3) 148-150
149 2 ¾c H 3-Me-5-(CF3) 151-153
239
¾¾. n A R2 R 融点
(。c)
NC
153 2 H 2-(CH30) 288-290
NC^N
154 2 H 3-CF3 207-209
156 2 H 3,5-Me2 210-212
159 2 HO F 3,5-Me2 アモルファス
160 2 F 3,5-Me2 アモルファス
161 2 F 3,5-Me2 アモルファス
PrC02、
163 2 F 3,5-Me2 アモルファス
実施例 n A R2 R 融点 wつ (°c)
166 2 Me 3,5-(CF3)2 150-152
173 2 Me 3,5-(CF
3)
2 258-260
241
差替え用紙 (規則 26)
(°C)
175 2 NC x F 3- e-5-(CF3) 133-135
176 2 F 3-Me-5-(CF3) 122-124
177 2 F3¾ F 3-Me-5-(CF3) 210-212
242 差替え用紙 (規則 26)
193 2 ■ I Me 3,5-(CF3)2 アモルファス
194 2 3,5-( 2~4-0^1 160-162
Me02C^N、
195 2 3,5-(fBu)2-4-OH 156-158
196 3,5-(fBu)2-4-OH 167-169
243
差替え用紙(規則 26)
表 19
197 2 F 3,5-(f Bu)2-4-OH 166-168
^o^ 一
198 2 F 3,5-(
f Bu)
2- -OH 190-192
表 1〜 1 9中、
Meはメチル、 Etはェチル、 Prはプロピル、 f Buは tert -ブチル、 Bocは tert-ブトキシカルボニル、 Msはメシル、 Acはァセチル、 Phはフ tニルを表す。
製剤例 1 '
( 1 ) 実施例 1の化合物 10 m g
(2) 乳糖 6 Omg
(3) コーンスターチ 35mg
(4) ヒ ドロキシプロピルメチルセルロース 3mg
(5) ステアリン酸マグネシウム 2mg
実施例 1で得られた化合物 1 Omgと乳糖 6 Omgおよびコーンスターチ 35mg との混合物を'、 10重量0 /0ヒドロキシプロピルメチルセルロース水 ¾¾0.03mL (ヒ ドロキシブ口ピルメチノ ルロースとして 3m g) を用いて顆粒化した後、 40 で乾 燥し篩過する。 得られた顆粒をステアリン酸マグネシウム 2 m gと混合し、 圧縮する。 得られる素錠を、 蔗糖、 二酸化チタン、 タルクおよびアラビアゴムの水懸濁液による糖 衣でコ一ティングする。 コーティング力 S施された錠剤をミツロウで滟出してコート錠を 得る。
また、実施例 1の化合物の代わりに実施例 2〜36のいずれかの化合物を用いる他は 同様にして、 コート錠を得る。
製剤例 2
(1) 実施例 1の化合物 1 Omg
( 2 ) 乳糖 7 Omg
(3) コーンスターチ 5 Omg
(4) 可溶性デンプン 7mg
(5) ステアリン酸マグネシウム 3mg
実施例 1で得られた化合物 1 Omgとステアリン酸マグネシウム 3mgを可溶性デ ンプンの水溶液 0. 07mL (可溶性デンプンとして 7 m g )で顆粒化した後、乾燥し、 乳糖 7 Omgおよびコーンスターチ 5 Omgと混合する。混合物を圧縮して錠剤を得る。 また、実施例 1の化合物の代わりに実施例 2〜 36のいずれかの化合物を用いる他は 同様にして、 锭剤を得る。
参考製剤例 1
(1) 口フエコキシブ 5. Omg
( 2 ) 食塩 20. Omg
(3) 蒸留水 全量 2mLとする
口フエコキシブ 5. Omgおよび食塩 20. Omgを蒸留水に溶解させ、水を加え て全量 2. OmLとする。溶液をろ過し、無菌条件下に 2mLのアンプルに充填する。 アンプルを滅菌した後、 密封し注射用溶液を得る。
参考製剤例 2
(1) 口フエコキシブ 5 Omg
(2) ラクトース 34mg
(3) トウモロコシ 10. 6mg
(4) トウモロコ^粉 (のり状) 5mg
(5) ステアリン酸マグネシウム 0· 4mg
(6) カノレボキシメチノレセルロースカルシウム 2 Omg
計 1 20 m g
常法に従い上記 (1) 〜 (6) を混合し、 打錠機により打錠し、 錠剤を得た。
製剤例 4
製剤例 1または 2で製造された製剤と、参考製剤例 1または 2で製造された製剤と を組み合わせる。
試験例 1 ラジオリガンド レセプタ一結合阻害活性(ヒ トリンパ芽球細胞( I M— 9 ) からの受容体を用いた結合阻害活性)
ェム ' エー ' カシエリ (M. A. Cascieri) 〔モレキュラー ファーマコロジー (Molecular Pharmacology) 42卷, 458頁 (1 992年発行) 〕 らの方法を改変し て用いた。 受容体はヒトリンパ芽球細胞 (IM— 9) より調製した。 IM— 9細胞 (2 X I 0s cells/mL) を接種後 3日間培養 ( 1リットル) した後、 500 XGで 5分 間遠心し、 細胞ペレットを得た。 得られたペレットをリン酸緩衝液 (フローラボラトリ 一社, CAT. No. 28-103-05) を用いて 1回洗浄した後、 3 OmLの 1 2 OmM塩化ナトリウム、 5mM塩化カリウム、 2 μ gノ mLキモスタチン、 40 μ
mLバシトラシン、 5 μ g/mLホスホラミ ドン、 0. 5 mMフエ二/レメチノレスノレホニ ルフルオライド、 lmMエチレンジァミン四酢酸を含む 5 OmMトリス '塩酸緩衝液 (pH7. 4) 中でポリ トロン 'ホモゲナイザー 〔キネマチ力 (Kineraatika) 社製、 ド イツ〕 を用いて破碎し、 40, 000 XGで 20分間遠心分離した。 分離物を上記緩衝 液 3 OmLで 2回洗浄した後、 受容^ 品として凍結 (一 80 ) 保存した。
この標品を 0. 5 m g/mLのタンパク濃度になるように反応緩衝液〔5 OmMトリ ス '塩酸緩衝液 (ρΗ7· 4)、 0. 02%牛血清アルブミン、 lmMフエニルメチル スルホニルフルオライ ド、 2 μ gZmLキモスタチン、 40 μ gZmLバシトラシン、 3mM塩化マンガン〕 に懸濁し、 100 μ 1容量を反応に使用した。 サンプル、 125 I 一 BHSP (G. 46KB q) を加え、 0. 2mLの 緩衝液中、 25^で、 30分 反応させた。非特異的結合量は 2 X 10— 6Mになるようにサブスタンス Pを添カ卩して求 めた。
反応後、 セルハーべスター [290 PHD、 ケンブリッジ ·テクノロジー ·ィンコー ポレーシヨン (Cambridge Technology, Inc.) ネ ±¾、米国〕 を用いて、 グラスフィルタ 一 (GF/B, ワットマン (Whatman) 社製、 米国〕 上に急速濾過して反応を停止し、 250 /2 1の 0. 02 %牛血清アルブミンを含む 50 mMトリス '塩酸緩衝液 (pH7. 4) で 3回洗浄し、 フィルター上に残った放射活性をガンマ 'カウンタ一で測定した。 フィルタ一は使用前に 0. 1%ポリエチレンィミンに一昼夜浸漬した後、風乾して用い た。
そして、 実施例で得られた化合物の拮抗活性を、 それぞれ、 上記の条件下で 50%阻 害を示すに必要な薬剤濃度 (I C5。値) として求めたところ、 表 20の結果を得た。
表 20
ラジオ ' リガンドとは、 〔
1251] でラベルされたサブスタンス Pを示す。
表 20より、本発明の化合物が優れたサブスタンス P受容体拮抗作用を有することが 分かった。
試験例 2 NK 1ァゴニスト GR 73632のモルモッ ト脳室内注入により惹起され る自発運動亢進に対する抑制活性
実験は Rupniakら (Neuropharmacology, 39, 1413-1421、 2000) の方法を参考にして 実施した。 エーテル麻酔した Hartley 系白色雄性モルモッ トの頭部を脳定位固定装置
(David Kopf 社製、 米国) に固定し、 頭部皮廣を正中切開した歯科用ドリルで頭蓋の bregmaの位置に***を穿ち、 先端が第 Ξ^ί室に達するように (bregmaより 7. 5〜8 mm下方) 27 G 針を刺入し、 用生理食塩水に溶解した G R 73632 (Bachem 社、 スイス) 0. 1 nmo 1を 5 /χ 1の容量で 1分間かけて注入した。 投与終了後、 切 開創を縫合し、 動物が麻酔から覚醒した直後より自発運動量を自発運動測定装置
(A I EX AUTO MK_110、 Muromachi Kikai、 日本) を用いて 30分間測定した。 披検薬
を 0. 5%メチルセルロース溶液に懸濁し GR 73632投与 45分前に 2mL/k g の容量で経口投与した。 対照群には 0. 5%メチルセルロース溶液を同容量経口投与し た。 なお、 GR 73632溶液のかわりに生理食塩水を脳室內に投与した偽処置群も設 けた。各処置群はそれぞれ 4例以上とした。 薬物の評価は次式に従い抑制率を算出し評 価した。 また、 必要により、 I D5。値を抑制率を用いて算出した (表 21)。
一 被検体投与群の自発運動 S—偽処置群の自発運動量
X 100
' 対照群の自発運動量ー偽処 a群の自発運動量 表 2
表 21より、本発明の化合物が優れた NK 1ァゴニスト GR 73632のモノレモット 脳室内 により^ざれる自発運動亢進に^ fる抑制活性を有することが分かった。
産業上の利用可能性
本発明の化合物 (I) またはその塩あるいはプロドラッグは、 タキキニン受容体拮抗 作用、特にサブスタンス P受容体拮抗作用が高く、毒性が小さく医薬として安全である。 そのため、 本発明の化合物 (I) またはその塩あるいはプロドラッグは医薬組成物、 例 えばタキキュン受容体拮抗剤、 排尿異常改 »J等として有用である。 本出願は、 日本出願された特願 2001 -78567を基礎としており、 その内容 は本明細書に全て包含されるものである。