JPWO2022209733A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2022209733A5
JPWO2022209733A5 JP2023510815A JP2023510815A JPWO2022209733A5 JP WO2022209733 A5 JPWO2022209733 A5 JP WO2022209733A5 JP 2023510815 A JP2023510815 A JP 2023510815A JP 2023510815 A JP2023510815 A JP 2023510815A JP WO2022209733 A5 JPWO2022209733 A5 JP WO2022209733A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
sensitive
radiation
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023510815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022209733A1 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/JP2022/010808 external-priority patent/WO2022209733A1/ja
Publication of JPWO2022209733A1 publication Critical patent/JPWO2022209733A1/ja
Publication of JPWO2022209733A5 publication Critical patent/JPWO2022209733A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (13)

  1. 式(c)で表される光酸発生基を側鎖に有する、式(1)で表される繰り返し単位aと、
    酸の作用によって分解して極性基を生じる基を有する繰り返し単位bとを含む樹脂Aを含む、感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物であって、
    前記繰り返し単位aの含有量が、組成物中の全固形分質量当たり、0.40~1.50mmol/gであり、
    更に、活性光線又は放射線の照射により分解して、前記光酸発生基から発生する酸よりもpKaが0.50以上高い酸を発生する酸拡散制御剤を含み、
    式(d)で求められるQpが、0.40~1.00である、感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
    式(1)中、Aは、主鎖を構成する基を表す。Tは、前記式(c)で表される光酸発生基を表す。
    *-L-A (c)
    式(c)中、Aは、アニオン性基を表す。Z は、有機カチオンを表す。Lは、単結合又はフッ素原子を含まない2価の連結基を表す。*は、結合位置を表す。
    Qp = X/Y (d)
    X:前記酸拡散制御剤のモル量を表す。
    Y:前記感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物が前記樹脂A及び前記酸拡散制御剤以外の他の成分として他の光酸発生剤を含む場合、前記酸拡散制御剤のモル量、前記繰り返し単位aのモル量及び前記他の光酸発生剤のモル量の合計モル量を表し、
    前記組成物が前記樹脂A及び前記酸拡散制御剤以外の他の成分として他の光酸発生剤を含まない場合、前記酸拡散制御剤のモル量及び前記繰り返し単位aのモル量の合計モル量を表す。
  2. 前記Aが、式(a-1)~(a-6)のいずれかで表される基である、請求項1に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
    Figure 2022209733000002
    式(a-1)中、Raは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又は-CH-O-Raを表す。Raは、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。*は、結合位置を表す。
    式(a-2)中、Raは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又は-CH-O-Raを表す。Raは、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。Wは、それぞれ独立に、メチレン基、酸素原子又は硫黄原子を表す。lは、0又は1を表す。*は、結合位置を表す。
    式(a-3)中、Wは、それぞれ独立に、メチレン基、酸素原子又は硫黄原子を表す。lは、0又は1を表す。*は、結合位置を表す。
    式(a-4)中、Raは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又は-CH-O-Raを表す。Raは、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。Xは、それぞれ独立に、-C(Rc-又は-C(=O)-を表す。Rcは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。Rcは、それぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。Yは、窒素原子又は炭素原子を表す。mは、0又は1を表す。Yが窒素原子の場合、mは0であり、Yが炭素原子の場合、mは1である。*は、結合位置を表す。
    式(a-5)中、Raは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又は-CH-O-Raを表す。Raは、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。Wは、それぞれ独立に、メチレン基、酸素原子又は硫黄原子を表す。Rbは、それぞれ独立に、有機基を表す。n1は、0~3の整数を表す。*は、結合位置を表す。
    式(a-6)中、Raは、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基又は-CH-O-Raを表す。Raは、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。Rbは、それぞれ独立に、有機基を表す。n2は、0~5の整数を表す。*は、結合位置を表す。
  3. 前記繰り返し単位aが、式(a1)で表される繰り返し単位及び式(a2)で表される繰り返し単位からなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項1に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
    式(a1)中、Ra1は、水素原子又は置換基を表す。La1は、単結合又はフッ素原子を含まない2価の連結基を表す。Aa1 は、アニオン性基を表す。Za1 は、有機カチオンを表す。
    式(a2)中、Ya2は、環基を表す。La2は、単結合又はフッ素原子を含まない2価の連結基を表す。Aa2 は、アニオン性基を表す。Za2 は、有機カチオンを表す。
  4. 前記繰り返し単位aの含有量が、組成物中の全固形分質量当たり、0.60~1.50mmol/gである、請求項1~3のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
  5. 更に、前記樹脂Aが、式(A2)で表される繰り返し単位を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
    式(A2)中、R101、R102及びR103は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、又は、アルキルオキシカルボニル基を表す。Lは、単結合又は2価の連結基を表す。Arは、芳香環基を表す。kは、1~5の整数を表す。ただし、R102はArと結合してもよく、その場合のR102は単結合又はアルキレン基を表す。
  6. 前記Qpが、0.50~1.00である、請求項1~5のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
  7. 前記酸拡散制御剤が、前記光酸発生基から発生する酸よりもpKaが1.00以上高い酸を発生する、請求項1~6のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
  8. 前記酸拡散制御剤が、式(C1)で表される化合物及び式(C2)で表される化合物からなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
    C1a-AC1 C1 (C1)
    式(C1)中、AC1 は、-COO、-O又は-N-SO-RC1bを表す。RC1a及びRC1bは、それぞれ独立に、有機基を表す。RC1aとRC1bとは、互いに結合して環を形成していてもよい。MC1 は、スルホニウムカチオン又はヨードニウムカチオンを表す。
    C2 -LC2-MC2 (C2)
    式(C2)中、AC2 は、-COO、-O又は-N-SO-RC2を表す。LC2は、単結合又は2価の連結基を表す。MC2 は、-SC3C4又は-IC5を表す。RC2~RC5は、それぞれ独立に、有機基を表す。
  9. 更に、前記他の光酸発生剤を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物を用いて形成される、レジスト膜。
  11. 請求項1~9のいずれか1項に記載の感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物を用いて基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜を露光する工程と、
    前記露光されたレジスト膜を現像液を用いて現像する工程とを有する、パターン形成方法。
  12. 前記露光する工程が、マルチ電子ビームを用いて前記レジスト膜を露光する工程である、請求項11に記載のパターン形成方法。
  13. 請求項11又は12に記載のパターン形成方法を含む、電子デバイスの製造方法。
JP2023510815A 2021-03-29 2022-03-11 Pending JPWO2022209733A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021055493 2021-03-29
PCT/JP2022/010808 WO2022209733A1 (ja) 2021-03-29 2022-03-11 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022209733A1 JPWO2022209733A1 (ja) 2022-10-06
JPWO2022209733A5 true JPWO2022209733A5 (ja) 2023-12-27

Family

ID=83456119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023510815A Pending JPWO2022209733A1 (ja) 2021-03-29 2022-03-11

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20240027908A1 (ja)
EP (1) EP4317217A1 (ja)
JP (1) JPWO2022209733A1 (ja)
KR (1) KR20230148360A (ja)
CN (1) CN117063122A (ja)
TW (1) TW202305506A (ja)
WO (1) WO2022209733A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023090129A1 (ja) * 2021-11-22 2023-05-25 Jsr株式会社 感放射線性組成物及びレジストパターン形成方法
JP7433394B1 (ja) * 2022-10-05 2024-02-19 東京応化工業株式会社 レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物
WO2024106130A1 (ja) * 2022-11-18 2024-05-23 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5729180B2 (ja) 2010-07-14 2015-06-03 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物
US8865389B2 (en) * 2010-09-28 2014-10-21 Fujifilm Corporation Actinic-ray- or radiation-sensitive resin composition, actinic-ray- or radiation-sensitive film therefrom and method of forming pattern
JP2013061648A (ja) 2011-09-09 2013-04-04 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトレジスト上塗り組成物および電子デバイスを形成する方法
JP5793489B2 (ja) * 2011-11-30 2015-10-14 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性組成物、それを用いたレジスト膜、パターン形成方法、及び電子デバイスの製造方法
JP6075369B2 (ja) 2012-03-14 2017-02-08 Jsr株式会社 フォトレジスト組成物、レジストパターン形成方法及び酸拡散制御剤
JP5836299B2 (ja) 2012-08-20 2015-12-24 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、感電子線性又は感極紫外線性樹脂組成物、及びレジスト膜、並びに、これらを用いた電子デバイスの製造方法
JP2014240942A (ja) * 2012-09-13 2014-12-25 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、及び、パターン形成方法、並びに、これらを用いた電子デバイスの製造方法、及び、電子デバイス
JP6002705B2 (ja) 2013-03-01 2016-10-05 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、及び、電子デバイスの製造方法
JP6095231B2 (ja) * 2013-03-29 2017-03-15 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、及びこれを用いた電子デバイスの製造方法
JP6200721B2 (ja) * 2013-08-01 2017-09-20 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、及びこれを用いた電子デバイスの製造方法
JP6240489B2 (ja) * 2013-12-06 2017-11-29 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、及び電子デバイスの製造方法
JP5676021B2 (ja) 2014-01-06 2015-02-25 富士フイルム株式会社 感活性光線性または感放射線性樹脂組成物及びそれを用いたパターン形成方法
US9644056B2 (en) 2015-02-18 2017-05-09 Sumitomo Chemical Company, Limited Compound, resin and photoresist composition
JP6518475B2 (ja) 2015-03-20 2019-05-22 東京応化工業株式会社 レジスト組成物、レジストパターン形成方法、酸発生剤及び化合物
EP3491300A1 (en) 2016-07-27 2019-06-05 Refco Manufacturing Ltd. Water handling device
KR102455267B1 (ko) 2017-04-21 2022-10-17 후지필름 가부시키가이샤 Euv광용 감광성 조성물, 패턴 형성 방법, 전자 디바이스의 제조 방법
WO2020004306A1 (ja) 2018-06-28 2020-01-02 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法、樹脂
JP7076570B2 (ja) 2018-09-25 2022-05-27 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、レジスト膜、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法
KR102634581B1 (ko) 2019-01-28 2024-02-08 후지필름 가부시키가이샤 감활성광선성 또는 감방사선성 수지 조성물, 레지스트막, 패턴 형성 방법, 전자 디바이스의 제조 방법
JP7189794B2 (ja) 2019-02-12 2022-12-14 株式会社ニューフレアテクノロジー マルチ荷電粒子ビーム描画装置及びマルチ荷電粒子ビーム描画方法
US10854424B2 (en) 2019-02-28 2020-12-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-electron beam device
WO2020262134A1 (ja) 2019-06-28 2020-12-30 富士フイルム株式会社 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物の精製方法、パターン形成方法、電子デバイスの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2022209733A5 (ja)
US5554465A (en) Process for forming a pattern using a resist composition having a siloxane-bond structure
JP2008268931A5 (ja)
JP4410977B2 (ja) 化学増幅レジスト材料及びそれを用いたパターニング方法
JP2004101706A5 (ja)
JP2009048182A5 (ja)
JPWO2022065025A5 (ja)
JPH05150459A (ja) レジストパターンの形成方法
JP2004029136A5 (ja)
JP2003292547A5 (ja)
JP2000098613A5 (ja)
JP2004271629A5 (ja)
JP2004287262A5 (ja)
JP2003316004A5 (ja)
JP2004053822A5 (ja)
JP2000231194A5 (ja)
JP2002323768A5 (ja)
JPWO2022172597A5 (ja)
JP2000187329A5 (ja)
JP2003177537A5 (ja)
JP2004078105A5 (ja)
JP2002372784A5 (ja)
JP2005043819A5 (ja)
JP2004117876A5 (ja)
JP2000338680A5 (ja)