JPWO2021095391A5 - - Google Patents

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本開示に係る断熱部材の製造方法は、
ガスバリア層と熱溶着層とを備えるラミネートフィルム2枚を、熱溶着層を向かい合わせて重ね合わせて周囲を熱溶着して初期封止した後、一方のラミネートフィルムに第1開口部、他方の前記ラミネートフィルムに、第1開口部より長い第2開口部を形成して外包材を作製する工程と、
外包材に芯材を収納し、外包材の内部及び芯材を乾燥する工程と、
第1開口部及び第2開口部を通じて外包材の内部を脱気すると共に、第1開口部及び第2開口部と、外包材と芯材とが接している部分との間を熱溶着して外包材を密封し、最終封止する工程と、を有する。
[当該断熱部材を使用した冷熱機器]
上述した方法により製造される断熱部材1は、冷蔵庫をはじめとする種々の冷熱機器に用いられる。冷蔵庫を例とすると、冷蔵庫62は、図17Aに示すように、外板60と外板60に囲まれた内装材62を含む。冷蔵庫62の内部においては、図17Bに示すように、内装材61は、図示されない外板60に貼り付けられた断熱部材1により、囲まれた状態となっている。

Claims (25)

  1. ガスバリア層と熱溶着層とを備えるラミネートフィルム2枚を、前記熱溶着層を向かい合わせて重ね合わせて周囲を熱溶着して初期封止した後、一方の前記ラミネートフィルムに第1開口部、他方の前記ラミネートフィルムに、前記第1開口部より長い第2開口部を形成して、外包材を作製する工程と、
    前記外包材に芯材を収納し、前記外包材の内部及び前記芯材を乾燥する工程と、
    前記第1開口部及び前記第2開口部を通じて前記外包材の内部を脱気すると共に、前記第1開口部及び前記第2開口部と、前記外包材と前記芯材とが接している部分との間を熱溶着して前記外包材を密封し、最終封止する工程と、
    を有する、断熱部材の製造方法。
  2. 前記第2開口部を、両端が初期封止部まで達しないサイズに形成する、請求項1に記載の断熱部材の製造方法。
  3. 前記第2開口部を、前記芯材を挿入できる大きさとし、前記乾燥する工程の前に、
    前記第2開口部より、前記芯材を挿入する、請求項1に記載の断熱部材の製造方法。
  4. 前記第2開口部を、吸着剤を挿入できる大きさとする、請求項1に記載の断熱部材の製造方法。
  5. 破線状の切り込み部が設けられたラミネートフィルムを使用して前記外包材を作製し、
    前記初期封止後、前記切り込み部を一繋ぎとして前記第2開口部を形成する、請求項1から4のいずれか1項に記載の断熱部材の製造方法。
  6. 記第2開口部を面状に形成する、請求項1から4のいずれか1項に記載の断熱部材の製造方法。
  7. ガスバリア層と熱溶着層とを備えるラミネートフィルム2枚を、前記熱溶着層を向かい合わせて重ね合わせて周囲を熱溶着して初期封止した後、2枚の前記ラミネートフィルムの内、片方のラミネートフィルムのみに開口部を形成して、外包材を作製する工程と、
    前記外包材に芯材を収納し、前記外包材の内部及び前記芯材を乾燥する工程と、
    前記開口部を通じて前記外包材の内部を脱気すると共に、前記開口部と、前記外包材と前記芯材とが接している部分との間を熱溶着して前記外包材を密封し、最終封止する工程と、
    を有す、断熱部材の製造方法。
  8. 前記開口部を、両端が初期封止部まで達しないサイズに形成する、請求項に記載の断熱部材の製造方法。
  9. 前記開口部は、前記芯材を挿入できる大きさとし、前記乾燥する工程の前に、
    前記開口部より、前記芯材を挿入する、請求項7又は8に記載の断絶部材の製造方法。
  10. 前記開口部は、吸着剤を挿入できる大きさとする、請求項7又は8に記載の断熱部材の製造方法。
  11. 破線状の切り込み部が設けられたラミネートフィルムを使用して前記外包材を作製し、前記初期封止後、前記切り込み部を一繋ぎとして前記開口部を形成する、請求項7から10のいずれか1項に記載の断熱部材の製造方法。
  12. 前記開口部を面状に形成する、請求項7から10のいずれか1項に記載の断熱部材の製造方法。
  13. 2枚の前記ラミネートフィルムで前記芯材を挟み、前記2枚のラミネートフィルムを介して前記芯材を圧縮しながら、前記2枚のラミネートフィルムの4辺を熱溶着することにより、前記芯材を前記外包材に収納して初期封止する、請求項1から12のいずれか1項に記載の断熱部材の製造方法。
  14. ガスバリア層と接着性を現す熱溶着層が積層された構成を有するラミネートフィルム2枚から形成された外包材と、前記外包材の内部に収納された芯材とを含む断熱部材であって、
    前記外包材は、
    2枚の前記ラミネートフィルムが、前記芯材を囲んで、リング状に互いに溶着している第1の封止部と、
    前記2枚のラミネートフィルムの、前記第1の封止部の一つと前記芯材との間に形成された第2の封止部と、
    を有し、
    前記第1の封止部と前記第2の封止部に囲まれた密封領域に、前記芯材が収納され、前記密封領域の内部は減圧状態に維持されており、
    記第1の封止部と第2の封止部との間おいて、2枚の前記ラミネートフィルムの一方は、第1開口部を有し、他方は、前記第1開口部より長い第2開口部を有する、断熱部材。
  15. 前記第2開口部の両端が初期封止部まで達しないサイズである、請求項14に記載の断熱部材。
  16. 前記第2開口部が、前記芯材を挿入できる大きさである、請求項14に記載の断熱部材。
  17. 前記第2開口部が、吸着剤を挿入できる大きさである、請求項14に記載の断熱部材。
  18. 前記第2開口部が面状である、請求項14から17のいずれか1項に記載の断熱部材。
  19. ガスバリア層と接着性を現す熱溶着層が積層された構成を有するラミネートフィルム2枚から形成された外包材と、前記外包材の内部に収納された芯材とを含む断熱部材であって、
    前記外包材は、
    2枚の前記ラミネートフィルムが、前記芯材を囲んで、リング状に互いに溶着している第1の封止部と、
    前記2枚のラミネートフィルムの、前記第1の封止部の一つと前記芯材との間に形成された第2の封止部と、
    を有し、
    前記第1の封止部と前記第2の封止部に囲まれた密封領域に、前記芯材が収納され、前記密封領域の内部は減圧状態に維持されており、
    前記第1の封止部と第2の封止部との間において、2枚の前記ラミネートフィルムの片方のみが開口部を有する、断熱部材。
  20. 前記開口部は、両端が初期封止部まで達しないサイズである、請求項19に記載の断熱部材。
  21. 前記開口部は、前記芯材を挿入できる大きさである、請求項19又は20に記載の断絶部材。
  22. 前記開口部は、吸着剤を挿入できる大きさである、請求項19又は20に記載の断熱部材。
  23. 前記開口部が面状である、請求項19から22のいずれか1項に記載の断熱部材。
  24. 外板と、内装材と、請求項14から23のいずれか1項に記載の断熱部材とを有する冷熱機器であって、
    前記外板は前記冷熱機器の各面を形成し、前記外板に前記断熱部材が貼り付けられ、
    前記内装材は、前記断熱部材が貼り付けられた前記外板で囲まれている、
    冷熱機器。
  25. 外板と、内装材と、請求項14から23のいずれか1項に記載の断熱部材とを有する冷熱機器の製造方法であって、
    前記冷熱機器の外装の各面を形成する外板に、前記断熱部材を貼り付ける工程、
    前記内装材を、前記断熱部材を貼り付けた前記外板で囲む工程、
    を含む製造方法。
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