JPWO2021025017A5 - - Google Patents
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図1ないし図4に示す細胞凍結前処理作業用プレート1は、下部環状壁4と、下部環状壁4より上方に延びる環状側壁3と、環状側壁3内に位置する底部6と、下部環状壁4の一端部に設けられた上面部12とを備えている。また、この実施例のプレート1では、下部環状壁4は、略矩形状のものとなっており、環状側壁3より大きく、環状側壁3より突出した部分の下部環状壁4の上面に、横長の上記の上面部12と、環状側壁3の両側部および奥側の下端と下部環状壁4の上端を繋ぐ幅の狭いコの字型の平坦部13が設けられている。
また、この細胞凍結前処理作業用プレート1では、図1および図7に示すように、作業用平板部2の表面には、図7に示すように、第1の矢印表示付近に、第1のステップ順表示35(1)を備え、第2の矢印表示付近に第2のステップ順表示36(2)を備え、さらに、図1に示すように、第2の平板部17には、第3のステップ順表示(3)を備えている。さらに、この実施例の細胞凍結前処理作業用プレート1では、第1のステップ順表示(1)付近に、第1のステップ時間表示37を、第2のステップ順表示(2)付近に、第2のステップ時間表示38を、第3のステップ順表示(3)付近に、第3のステップ時間表示を備えている。
そして、この細胞凍結前処理作業用プレート1では、図1および図4に示すように、作業用平板部2の隣(右側)に第1の凹部14を備える第2の平板部17が位置し、作業用平板部2および第2の平板部17の手前側に、第2の凹部15,第3の凹部16および第4の凹部18が位置するものとなっており、それらにより、矩形状作業面が形成されている。そして、矩形状作業面の中央部は、作業用平板部2、第1の凹部14、第2の凹部15,第3の凹部16の作業順を示す作業順表示(1,2,3,4)が設けられている。なお、作業順表示の3,4は、逆であってもよい。
そして、細胞凍結前処理作業用プレートは、図5および図6に示すように、作業用平板部2、第1の凹部14、第2の凹部15および第3の凹部16を同時に被包する蓋5を備えていることが好ましい。図6に示すように、この実施例の蓋5は、上述した矩形状作業面の全体を被覆するものとなっており、蓋5を被嵌した状態において、上面部12は露出するものとなっている。このため、蓋5は、上面部12への文字記載などの作業の障害とならない。また、この実施例の蓋5は、天板部51と天板部51のより下方に延びる環状側壁52を有する。環状側壁52には、側面に向かい合う複数の組のスリット53を備えている。さらに、蓋5の内側上面には、向かい合うリブ54が設けられている。
続いて、第1の凹部14内の細胞をマイクロピペット等により吸引採取し、VSが注入されている第2の凹部15の表面に置く。なお、この作業において、ES液の第2の凹部15のVS液への持ちこみを最小なものとする。細胞載置後、マイクロピペット内のESは、廃棄処理液収納用の第4の凹部18に廃棄する。続いて、第2の凹部15の縁部より、新鮮なVSの吸引および廃棄を行い、マイクロピペットを第2の凹部15内のVSによる共洗いを行う。第2の凹部15(VS)内で3箇所ほど場所を変えながら十分なピペッティング(胚をピペットからVS内に勢いよく排出し、胚周辺をすばやく数回かき混ぜる。ESによるかげろうが見えなくなるまで細胞を第2の凹部15内のVSに置換する。これにより、平衡化第3ステップが完了する。
Claims (17)
- 細胞凍結前処理作業用プレートであって、前記プレートは、作業用平板部と、細胞膜透過性凍結保護物質を低濃度にて含有する低濃度処理液収納用の第1の凹部と、細胞膜透過性凍結保護物質を高濃度にて含有する高濃度処理液収納用の第2の凹部と、細胞膜透過性凍結保護物質を高濃度にて含有する高濃度処理液収納用の第3の凹部と、廃棄液収納用の第4の凹部とを備え、さらに、前記作業用平板部の表面には、細胞膜透過性凍結保護物質非含有処理液載置用の第1の円状区画部と、前記低濃度処理液載置用の第2の円状区画部と、前記低濃度処理液載置用の第3の円状区画部とを備え、前記第1の円状区画部、前記第2の円状区画部および前記第3の円状区画部は、互いに近接しており、さらに、前記作業用平板部の表面には、前記第1の円状区画部を取り囲む拡大第1円状区画部と、前記第2の円状区画部を取り囲む拡大第2円状区画部と、前記第3の円状区画部を取り囲む拡大第3円状区画部を有していることを特徴とする細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部は、前記第1の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第1の表示部と、前記第2の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第2の表示部と、前記第3の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第3の表示部とを有している請求項1に記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記細胞凍結前処理作業用プレートは、前記第1の凹部に収納される処理液名および収納量表示を有する第4の表示部を有している請求項1または2に記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部の表面には、前記第2の円状区画部より前記第1の円状区画部に向かって延びる第1の矢印表示と、前記第3の円状区画部より前記第1の矢印表示または前記第1の円状区画部に向かって延びる第2の矢印表示を有している請求項1ないし3のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記細胞凍結前処理作業用プレートは、前記作業用平板部、前記第1の凹部、前記第2の凹部および前記第3の凹部を同時に被包する蓋を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記細胞凍結前処理作業用プレートは、底部と、前記底部より上方に延びる環状側壁と、前記底部より上方に突出する突出部を備え、前記突出部に前記第2の凹部または前記第3の凹部を備え、前記突出部の側面と前記環状側壁の内面と前記底部により、前記第4の凹部が形成されている請求項1ないし5のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記細胞凍結前処理作業用プレートは、底部と、前記底部より上方に延びる環状側壁と、前記底部より上方に突出する第1の突出部と、前記底部より上方に突出する第2の突出部とを備え、前記第1の突出部が、前記第2の凹部を備え、前記第2の突出部が前記第3の凹部を備え、前記突出部の側面と前記環状側壁の内面と前記底部により、前記第4の凹部が形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記細胞凍結前処理作業用プレートは、第2の平板部を備え、前記第2の平板部に、前記第1の凹部が形成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部は、前記第1の円状区画部および前記拡大第1円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第1の表示部と、前記第2の円状区画部および前記拡大第2円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第2の表示部と、前記第3の円状区画部および前記拡大第3円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第3の表示部とを有している請求項1ないし8のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 細胞凍結前処理作業用プレートであって、前記プレートは、作業用平板部と、処理液収納用の第1の凹部と、処理液収納用の第2の凹部と、処理液収納用の第3の凹部と、廃棄処理液収納用の第4の凹部とを備え、さらに、前記作業用平板部の表面には、処理液載置用の第1の円状区画部と、処理液載置用の第2の円状区画部と、処理液載置用の第3の円状区画部とを備え、前記第1の円状区画部、前記第2の円状区画部および前記第3の円状区画部は、互いに近接しており、さらに、前記作業用平板部の表面には、前記第1の円状区画部を取り囲む拡大第1円状区画部と、前記第2の円状区画部を取り囲む拡大第2円状区画部と、前記第3の円状区画部を取り囲む拡大第3円状区画部を有していることを特徴とする細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部は、前記第1の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第1の表示部と、前記第2の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第2の表示部と、前記第3の円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第3の表示部を有し、前記細胞凍結前処理作業用プレートは、前記第1の凹部に収納される処理液名および収納量表示を有する第4の表示部を有している請求項10に記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部は、前記第1の円状区画部および前記拡大第1円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第1の表示部と、前記第2の円状区画部および前記拡大第2円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第2の表示部と、前記第3の円状区画部および前記拡大第3円状区画部に載置される処理液名および載置量表示を有する第3の表示部とを有している請求項10または11に記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記作業用平板部の表面には、前記第2の円状区画部より前記第1の円状区画部に向かって延びる第1の矢印表示と、前記第3の円状区画部より前記第1の矢印表示または前記第1の円状区画部に向かって延びる第2の矢印表示を有している請求項10ないし12のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記拡大第1円状区画部は、前記第1の円状区画部を前記拡大第1円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっており、前記拡大第2円状区画部は、前記第2の円状区画部を前記拡大第2円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっており、前記拡大第3円状区画部は、前記第3の円状区画部を前記拡大第3円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっている請求項1ないし13のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記拡大第1円状区画部、前記拡大第2円状区画部および前記拡大第3円状区画部の外縁は、環状溝となっている請求項1ないし14のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記拡大第1円状区画部の直径は、前記第1の円状区画部の直径の1.5倍~3倍であり、前記拡大第2円状区画部の直径は、前記第2の円状区画部の直径の1.5倍~3倍であり、前記拡大第3円状区画部の直径は、前記第3の円状区画部の直径の1.5倍~3倍である請求項1ないし15のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
- 前記拡大第1円状区画部は、前記第1の円状区画部を前記拡大第1円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっており、前記拡大第2円状区画部は、前記第2の円状区画部を前記拡大第2円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっており、前記拡大第3円状区画部は、前記第3の円状区画部を前記拡大第3円状区画部の内側かつ外縁に接する状態にて取り囲むものとなっており、前記拡大第1円状区画部、前記拡大第2円状区画部および前記拡大第3円状区画部の外縁は、環状溝となっており、前記拡大第1円状区画部の直径は、前記第1の円状区画部の直径の1.5倍~3倍であり、前記拡大第2円状区画部の直径は、前記第2の円状区画部の直径の1.5倍~3倍であり、前記拡大第3円状区画部の直径は、前記第3の円状区画部の直径の1.5倍~3倍である請求項1ないし13のいずれかに記載の細胞凍結前処理作業用プレート。
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