JPWO2020203846A1 - ルーズフランジ及び管継手 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、フランジ付きの繊維強化樹脂短管を、繊維強化樹脂管の端部に接合することが開示されている。
本発明は、かかる知見及び考察に基づくものであり、機械的強度が高く、ボルト締め付けトルクに耐え得る、繊維強化樹脂からなるルーズフランジを提供することを目的とする。
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1又は周方向に離れた複数箇所に形成されたウェルド部と、
前記フランジ本体の前記各箇所に、前記ウェルド部を跨ぐように設けられたウェルド位置リブ(保護リブ)と、
を備えたことを特徴とする。
該ルーズフランジは、好ましくは射出成形によって製造される。すなわち、強化繊維が混入された原料樹脂の溶融体をゲートからルーズフランジ成形用環状キャビティへ供給する。溶融体は、ゲートから環状キャビティの周方向の2方向に分かれて流れる。ゲートから周方向に離れた所定位置で、前記2方向の溶融体どうしが合流され、ウェルド部が形成される。
強化繊維は、溶融体の流れに沿うために、ウェルド部から離れた非ウェルド部では概略周方向へ配向される。ウェルド部では周方向と交差する向きへ配向される。
該ウェルド部を跨ぐようにウェルド位置リブを設けることによって、応力が分散され、ウェルド部への応力集中が緩和される。これによって、繊維強化樹脂からなるルーズフランジの機械強度が高まり、ボルト締め付けトルク、管内圧、熱応力などによるウェルド部の割れが防止される。
これによって、ウェルド位置リブが、接合の邪魔にならないようにできる。ルーズフランジにおける前記接合相手のフランジを向く前面は平坦面にできる。
これによって、ウェルド位置リブをウェルド部に沿わせることができる。
これによって、ウェルド位置リブをウェルド部の延び方向の全域に被せることができる。
これによって、ボルト締め付け等によって、入隅コーナー部でも応力集中が起き得る。つまりは、ウェルド部に集まろうとする応力が、その両側直近の入隅コーナー部に分散される。これによって、ウェルド部が割れるのを確実に防止できる。
これによって、ウェルド位置リブによる、ウェルド部からの応力分散効果ひいてはウェルド部での応力集中の抑制効果を確実に発揮できる。ウェルド位置リブの幅が狭すぎるとウェルド部での応力集中抑制効果が低下する。幅が広すぎると応力集中抑制効果が低下するうえに材料費が嵩む。
ウェルド位置リブの突出高さが小さ過ぎると、ウェルド部での応力集中抑制効果があまり得られない。突出高さが大き過ぎると応力集中抑制効果が低下するうえに材料費が嵩む。
ウェルド部の位置は、射出成形のゲートの位置に応じて決まる。したがって、ゲートの位置に応じて、ウェルド位置リブの配置を設定することが好ましい。
リブは、周方向に等間隔置きに配置されていることが、より好ましい。
ウェルド位置リブは、隣接する2つのボルト穴の中間部に配置されていることが好ましい。
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1箇所又は周方向に離れた複数箇所に設けられたウェルド位置リブと、
を備え、前記フランジ本体内における前記繊維強化樹脂の強化繊維が、前記ウェルド位置リブの配置箇所では実質的に周方向と交差する方向へ配向され、前記ウェルド位置リブから周方向に離れた箇所では実質的に周方向へ配向されていることが好ましい。
ウェルド部にウェルド位置リブを設けることによって、ウェルドに加えて強化繊維の配向変化があっても、機械強度の低下を回避できる。
前記管端部が挿入される筒状の管挿入部、及び前記管挿入部における接合相手側の端部から外周側へ突出するように設けられた環状のフレア部を含むスタブエンドと、
繊維強化樹脂からなり、前記スタブエンドの外周に回転可能に嵌められるルーズフランジと、
を備え、前記ルーズフランジが、
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1箇所又は周方向に離れた複数箇所に形成されたウェルド部と、
前記フランジ本体の前記各箇所に、前記ウェルド部を跨ぐように設けられたウェルド位置リブと、
を備えたことを特徴とする。
<第1実施形態>
図1は、工場配管における1の管10と相手管20との接合構造を示す。管10,20の材質は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)その他の樹脂であり、強度、耐候性、耐薬品性等の観点から好ましくはPVCである。2つの管10,20が、管軸L上に一列に並んで配置され、管継手構造1によって接合されている。
スタブエンド30の材質は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)その他の樹脂であり、管10との接着性などを考慮して、管10と同じ材質であることが好ましい。管10がPVC製である場合、スタブエンド30の材質は、好ましくはPVCである。
図1に示すように、挿入穴33に管端部12が挿入される。更に、管挿入部31と管端部12とは樹脂用接着剤(図示省略)で接着される。
ルーズフランジ40の材質は、樹脂及び強化繊維を含む繊維強化樹脂である。ルーズフランジ40を構成する樹脂としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)その他の熱可塑性樹脂が挙げられ、好ましくはPE、PPなどのポリオレフィンであり、より好ましくはポリプロピレン(PP)である。
中心穴41cの前側部(接合相手側の部分)には、フレア部32が収容される環状凹部42が形成されている。
図6(a)〜図6(c)に示すように、リブ44は、ボルト穴43から周方向に離れて配置されている。すなわち、ルーズフランジ40におけるリブ44とボルト穴43の配置角度が互いにずれている。90°離れた2つのリブ44の間に、2つのボルト穴43が配置されている。
肉抜き凹部45によって、ルーズフランジ40が軽量化されている。
なお、肉抜き凹部45は省略してもよい。
図6(a)〜図6(c)に示すように、ルーズフランジ40(フランジ本体41)の1又は周方向に離れた複数箇所には、射出成形によるウェルド部47が形成されている。ウェルド部47は、ルーズフランジ40の周方向と略直交する非平坦な断層面状である。
ルーズフランジ40においては、前記リブ44の少なくとも一部(以下「ウェルド位置リブ44A」と称す)が、ウェルド部47の形成箇所に配置されている。見方を変えると、ルーズフランジ40におけるウェルド部47の形成箇所の厚みが、その周辺の非ウェルド部の厚みより大きい。
図8に示すように、ウェルド部47は、フランジ本体41からウェルド位置リブ44A内に入り込んで、ウェルド位置リブ44Aの突出端面44eに達している。好ましくは、ウェルド位置リブ44A内のウェルド部47は、ウェルド位置リブ44Aの幅方向の中央部に配置されている。
ウェルド位置リブ44の外周側端面は、フランジ本体41の外周面と面一をなしている。かつウェルド部47の外周側端部が、フランジ本体41の外周面及びウェルド位置リブ44Aの外周側端面に達している。
図8に示すように、ルーズフランジ40の径方向から見たウェルド位置リブ44Aの断面形状は、長辺と短辺の比が前記周方向から見た比より小さい矩形状である。
入隅コーナー部44gの角度θ44gは、好ましくは60°以上100°以下であり、より好ましくは90°程度である。
フランジ本体41の背面41bからのウェルド位置リブ44Aの突出高さH44(管軸L方向に沿う寸法)は、好ましくは0.5mm以上30mm以下であり、より好ましくは2mm以上10mm以下であり、一層好ましくは4mm以上6mm以下である。高さH44が小さ過ぎると、ウェルド部47での応力集中抑制効果があまり得られない。高さH44が大き過ぎると、ウェルド部47での応力集中抑制効果が低下するうえに、材料費が嵩む。
例えば、図6(a)に示すルーズフランジ40Aにおいては、該ルーズフランジ40Aの外周における1のリブ44の配置箇所に、白抜き矢印にて示すゲート位置46が1つだけ配置されている。ウェルド部47は、前記1つのゲート位置46に対して180°反対側のリブ44Aと同じ箇所に形成されている。
何れのルーズフランジ40A,40B,40Cにおいても、ウェルド部47及びウェルド位置リブ44Aは、ボルト穴43から周方向に離れて配置されている。
ルーズフランジ40B,40Cのようにゲート位置46が複数ある場合は、周方向に隣接する2つのゲート位置46の中間地点がウェルド部47となる。
ウェルド位置リブ44Aとそれ以外のリブ44との寸法及び形状は同一であるが、異なっていてもよい。
このため、図13に示すように、ルーズフランジ40内(フランジ本体41内)におけるウェルド位置リブ44Aから周方向に離れた箇所、すなわち非ウェルド部では、繊維強化樹脂の強化繊維が実質的に概略周方向へ配向されている。ウェルド部47では、繊維強化樹脂の強化繊維が実質的に概略径方向(周方向と交差する方向)へ配向されている。さらに、ウェルド部47では、強化繊維どうしの絡み合いが少ない場合もある。
図2に示すように、まず、スタブエンド30の外周にルーズフランジ40を嵌めて、管継手13を組み立てておく。
該管継手13の管挿入部31に管端部12を差し込む。好ましくは、管挿入部31の内周面又は管端部12の外周面には接着剤を予め塗布しておき、管挿入部31に管端部12を接着する。
続いて、管継手13のボルト穴43が管継手23のボルト穴25と合わさるように、ルーズフランジ40を角度調整する。ルーズフランジ40が回転可能であるために、ボルト穴43,25どうしを容易に合わせることができる。更に、パッキン50のボルト穴53を前記ボルト穴43,25と合わせる。
そして、ボルト60をボルト穴43,53,25に通して、ナット61で締め付ける。これによって、管継手13,23どうしが接合され、ひいては管10,20どうしが接合される。
この結果、ボルト締め付けトルクに対するルーズフランジ40の耐力が高まり、ボルト締め付け時にウェルド部47が割れるのを防止できる。更に、管内圧、熱応力などに対するルーズフランジ40の耐力をも高めることができる。
<第2実施形態>
図9に示すように、第2実施形態においては、ルーズフランジ40の周方向(図9において紙面直交方向)から見たウェルド位置リブ44Bの断面形状が、三角形状(山形)になっている。ウェルド位置リブ44Bの頂部44dは、ルーズフランジ40の内周と外周との中間部よりも内周側に偏って配置されている。
例えば、ウェルド部47及びウェルド位置リブ44Aの数は、1つ、2つまたは4つに限らず、3つでもよく、5つ以上でもよい。
スタブエンド30は、管10と一体的に形成されていてもよい。
接合相手は、ルーズフランジ40と結合されるフランジを備える部材であって、管20の他、継手、タンクおよびポンプなどが挙げられる。
図6(a)に示すように、1個のウェルド位置リブ44Aを有する繊維強化樹脂製ルーズフランジ40を射出成形によって作製した。ルーズフランジ40を構成する樹脂はポリプロピレン(PP)であり、強化繊維はガラス繊維であった。
該ルーズフランジ40をスタブエンド30の外周に嵌め込み、管継手13を作製した。スタブエンド30の材質はポリ塩化ビニル(PVC)であった。
かかる管継手13を相手側管継手23と向かい合わせて、パッキン50を挟んでボルト締めすることで管継手構造1を形成した。締め付けトルクは200N・mであった。
結果、ルーズフランジ40には全く破損部分がみられなかった。
実施例1に対する比較例1として、ウェルド位置リブ44Aを持たない繊維強化樹脂製ルーズフランジを射出成形によって作製した。該ルーズフランジを構成する樹脂はポリプロピレン(PP)であり、強化繊維はガラス繊維であった。これをスタブエンド30の外周に嵌め込み、管継手を作製した。スタブエンド30の材質はポリ塩化ビニル(PVC)であった。
かかる管継手を相手側管継手23と向かい合わせて、パッキン50を挟んでボルト締めすることで管継手構造を形成した。締め付けトルクは80N・mであった。
結果、ルーズフランジのウェルド部に沿って破損が確認された。
比較例2として、ウェルド部47及びウェルド位置リブ44Aを持たず、かつ強化繊維を含まない樹脂製ルーズフランジを用意した。該ルーズフランジを構成する樹脂はポリプロピレン(PP)であった。これをスタブエンド30の外周に嵌め込み、管継手を作製した。スタブエンド30の材質はポリ塩化ビニル(PVC)であった。
かかる管継手を相手側管継手23と向かい合わせて、パッキン50を挟んでボルト締めすることで管継手構造を形成した。締め付けトルクは120N・mであった。
結果、ルーズフランジのボルト穴近傍で破損が確認された。
実施例1によれば、比較例1−2に比べて、剛性が高く機械特性に優れたルーズフランジ、およびルーズフランジ付き管継手を得ることがわかった。
解析モデルとして、図6(a)に示す1個のウェルド位置リブ44Aを有するルーズフランジ40Aを適用した。
対応管10の口径は、50A〜200Aとした(表1及び表2)。
ウェルド位置リブ44Aの幅は、11.0mm〜17.0mmとした(表1)。
ウェルド位置リブ44Aの背面41bからの高さは、4.0mm〜6.0mmとした(表2)。
ウェルド位置リブ44Aを挟んで両側の2つのボルト穴43にそれぞれ通したボルト60の締め付けによって、これらボルト穴43の間の部分が、ウェルド位置リブ44Aを中心にして後方(図6(a)において紙面手前側)へ反るように変形しようとしたときの、ウェルド部47で発生する応力を解析した。
ウェルド位置リブ44Aの幅が10mm以上20mm以下であればウェルド部47での応力が許容範囲に収まると言える。
ウェルド位置リブ44Aの高さが2mm以上10mm以下であればウェルド部47での応力が許容範囲に収まると言える。
50A〜200Aの一般的な口径の場合、ウェルド位置リブ44Aの幅は13.0mm〜16.0mm程度がより好適であり、ウェルド位置リブ44Aの高さは4.0mm〜6.0mm程度がより好適であることが確認された。
解析モデルとして、図6(a)に示す1個のゲート位置47と1個のウェルド位置リブ44Aを有するルーズフランジ40Aを適用した。
フランジ本体11の厚みは25mmに設定した。
リブ44の幅は、13mmに設定した。
リブ44の高さは、5mmに設定した。
結果を図12に示す。図13は、図12におけるウェルド位置リブ44Aの周辺部分を拡大したものである。
ウェルド部から離れた非ウェルド部では、強化繊維がルーズフランジの概略周方向に配向され、ウェルド部の近傍では、強化繊維がルーズフランジの概略径方向に配向されることが確認された。
10 1の管
12 管端部
13 管継手
20 相手管(接合相手)
24 フランジ
30 スタブエンド
31 管挿入部
32 フレア部
33 挿入穴
40 ルーズフランジ
40A,40B,40C ルーズフランジ
41 フランジ本体
41a 前面
41b 背面
44 リブ
44A ウェルド位置リブ(保護リブ)
44f 側端面
44g 入隅コーナー部
44e 突出端面
44h 出隅コーナー部
47 ウェルド部
46 ゲート位置
Claims (12)
- スタブエンドの外周に回転可能に嵌められて、接合相手のフランジと接合される、繊維強化樹脂からなるルーズフランジであって、
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1又は周方向に離れた複数箇所に形成されたウェルド部と、
前記フランジ本体の前記各箇所に、前記ウェルド部を跨ぐように設けられたウェルド位置リブと、
を備えたことを特徴とするルーズフランジ。 - 前記ウェルド位置リブが、前記フランジ本体における前記接合相手のフランジとは反対側を向く背面から突出されていることを特徴とする請求項1に記載のルーズフランジ。
- 前記ウェルド位置リブが、前記フランジ本体の径方向に延びていることを特徴とする請求項2に記載のルーズフランジ。
- 前記ウェルド位置リブが、前記フランジ本体の内周面及び外周面に達していることを特徴とする請求項3に記載のルーズフランジ。
- 前記フランジ本体の径方向から見た前記ウェルド位置リブの幅方向の両側の側端面と、前記フランジ本体の背面とによって一対の入隅コーナー部が形成されており、これら入隅コーナー部の間に前記ウェルド部が挟まれるように配置されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のルーズフランジ。
- 前記周方向に沿う、前記ウェルド位置リブの幅が、10mm以上20mm以下である請求項1〜5の何れか1項に記載のルーズフランジ。
- 前記軸方向に沿う、前記ウェルド位置リブの前記フランジ本体からの突出高さが、2mm以上10mm以下である請求項1〜6の何れか1項に記載のルーズフランジ。
- 前記フランジ本体には周方向に互いに離れて複数のリブが形成されており、前記リブの少なくとも一部が、前記ウェルド部上に配置されて前記ウェルド位置リブを構成していることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のルーズフランジ。
- 前記フランジ本体には、前記ウェルド位置リブから周方向に離れてボルト穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のルーズフランジ。
- 前記フランジ本体内における前記繊維強化樹脂の強化繊維が、前記ウェルド部では実質的に周方向と交差する方向へ配向され、前記ウェルド部から周方向に離れた箇所では実質的に周方向へ配向されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のルーズフランンジ。
- スタブエンドの外周に回転可能に嵌められて、接合相手のフランジと接合される、繊維強化樹脂からなるルーズフランジであって、
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1箇所又は周方向に離れた複数箇所に設けられたウェルド位置リブと、
を備え、前記フランジ本体内における前記繊維強化樹脂の強化繊維が、前記ウェルド位置リブの配置箇所では実質的に周方向と交差する方向へ配向され、前記ウェルド位置リブから周方向に離れた箇所では実質的に周方向へ配向されていることを特徴とするルーズフランジ。 - 1の管の管端部に設けられて接合相手と接合される管継手であって、
前記管端部が挿入される筒状の管挿入部、及び前記管挿入部における接合相手側の端部から外周側へ突出するように設けられた環状のフレア部を含むスタブエンドと、
繊維強化樹脂からなり、前記スタブエンドの外周に回転可能に嵌められるルーズフランジと、
を備え、前記ルーズフランジが、
環状のフランジ本体と、
前記フランジ本体の1箇所又は周方向に離れた複数箇所に形成されたウェルド部と、
前記フランジ本体の前記各箇所に、前記ウェルド部を跨ぐように設けられたウェルド位置リブと、
を備えたことを特徴とする管継手。
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