JPWO2019107362A1 - カーボンナノチューブ成長用基板およびカーボンナノチューブの製造方法 - Google Patents

カーボンナノチューブ成長用基板およびカーボンナノチューブの製造方法 Download PDF

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Abstract

カーボンナノチューブの成長温度までカーボンナノチューブ成長用基板を加熱する際に、高い昇温速度で加熱しても中間層にクラックを発生させないことを課題とする。カーボンナノチューブ成長用基板(1)は、金属からなる基材(2)と、基材(2)の表面に形成され、酸化ケイ素を含むシリカ層(3)と、シリカ層(3)の、基材(2)側とは反対側の表面に形成される触媒層(4)と、を備える。シリカ層(3)における酸化ケイ素は、組成式SiOxで表したときに、xの値が2より小さい。

Description

本発明は、カーボンナノチューブの製造に用いられるカーボンナノチューブ成長用基板などに関する。
カーボンナノチューブは、優れた電気伝導性や熱伝導性、機械的強度を備える材料として注目されており、様々な分野において利用されてきている。カーボンナノチューブの作製方法として、化学気相堆積(CVD:Chemical Vapor Deposition)法が用いられている。例えば、特許文献1および特許文献2には、金属からなる基材と、アルミニウム、シリコン、二酸化ケイ素などからなる中間層と、中間層の基材側とは反対側の表面に形成される触媒層とを備えたカーボンナノチューブ成長用基板を用いてCVD法によりカーボンナノチューブを製造することが開示されている。
「日本国公開特許公報特開2007−70137号公報」 「日本国公開特許公報特開2013−1598号公報」
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、中間層がアルミニウム、シリコン、二酸化ケイ素などで構成されている。そのため、カーボンナノチューブ成長用基板をカーボンナノチューブの成長温度まで加熱する際に、高い昇温速度(例えば、400℃/分以上)で加熱してしまうと、基材である金属の急激な熱膨張によって中間層にクラックが発生する(図12参照)。その結果、クラックが発生したカーボンナノチューブ成長用基板では、クラックが発生した箇所において、製造されるカーボンナノチューブに欠損が生じてしまい、カーボンナノチューブを良好に作製することができない。すなわち、特許文献1および特許文献2の技術では、低い昇温速度でカーボンナノチューブ成長用基板をカーボンナノチューブの成長温度まで昇温しなくてはならず、生産性が低いという問題があった。
本発明の一態様は、カーボンナノチューブの成長温度までカーボンナノチューブ成長用基板を加熱する際に、高い昇温速度で加熱しても中間層にクラックが発生しないカーボンナノチューブ成長用基板を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るカーボンナノチューブ成長用基板は、金属からなる基材と、前記基材の表面に形成され、酸化ケイ素を含む中間層と、前記中間層の、前記基材側とは反対側の表面に形成される触媒層と、を備え、前記中間層における酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が2より小さい。
本発明の一態様によれば、カーボンナノチューブの成長温度までカーボンナノチューブ成長用基板を加熱する際に、高い昇温速度で加熱しても中間層にクラックが発生しないカーボンナノチューブ成長用基板を実現するという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るカーボンナノチューブ成長用基板の構成を示す断面図である。 (a)は、二酸化ケイ素(SiO)の構造図であり、(b)は上記カーボンナノチューブ成長用基板が備えるシリカ層を構成する酸化ケイ素の構造図である。 XPSによる、従来のシリカ層のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果と、XPSによる、実施形態1に係るシリカ層のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。 実施形態1に係るカーボンナノチューブの製造方法の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態1に係るカーボンナノチューブ製造装置の概略図である。 本発明の実施例としてのカーボンナノチューブ成長用基板におけるシリカ膜のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。 本発明の比較例としてのカーボンナノチューブ成長用基板におけるシリカ膜のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。 第1実施例における実験結果を示す表である。 上記比較例としてのカーボンナノチューブ成長用基板の加熱実験後の表面の様子を示す図である。 上記実施例としてのカーボンナノチューブ成長用基板の加熱実験後の表面の様子を示す図である。 第2実施例における実験結果を示す表である。 従来のカーボンナノチューブ成長用基板の表面の状態を示す拡大図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一態様のカーボンナノチューブ成長用基板1について、詳細に説明する。以下では、カーボンナノチューブを「CNT」と略記する。
(カーボンナノチューブ成長用基板1の構造)
図1は、CNT成長用基板1の構成を示す断面図である。図1に示すように、CNT成長用基板1は、基材2と、シリカ層3(中間層)と、触媒層4と、裏打ち層5とを備えている。
基材2は、金属からなる薄膜である。基材2は、後述する加熱工程およびCNT成長工程における高温によって変形しないように耐熱性を有する金属である必要がある。具体的には、基材2は、ステンレスの金属箔が好ましく、熱膨張率が小さいフェライト系ステンレス(例えば、SUS444)の金属箔がより好ましい。
基材2は、後述するCNTの製造においてロール状にすることができるように、柔軟性を有する厚さであることが好ましい。具体的には、基材2がフェライト系ステンレスからなる場合、基材2の厚さは、柔軟性を保持するために10〜500μmであることが好ましい。基材2の表面粗さは、0.2〜1μmであることが好ましい。基材2の表面粗さRaが1μmより大きい場合、後述する触媒層4の表面粗さが大きくなりCNTを良好に製造することができなくなってしまう。また、基材2の表面粗さRaを0.2μmよりも小さくしても大きな効果がなく、研磨などの処理コストが大きくなってしまう。
シリカ層3は、基材2の一方の側の表面に形成され、酸化ケイ素(SiO)を含む層である。シリカ層3は、基材2からのCrなどの成分が後述する触媒層4に拡散することを防ぐための層である。基材2からのCrなどの成分が触媒層4に拡散すると、拡散した原子が触媒層4を構成する金属と反応してしまい、触媒層4の触媒機能が低下してしまう。また、CNT成長用基板1にシリカ層3を形成することにより、CNT成長用基板1の表面を平坦にすることができる。その結果、触媒層4の触媒金属の微粒子化を促進させることができる。
本実施形態におけるシリカ層3は、二酸化ケイ素(SiO)よりも酸素の含有量が少ない酸化ケイ素(SiO)によって構成されている。換言すれば、シリカ層3における酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が2より小さい。図2の(a)は、二酸化ケイ素(SiO)の構造図であり、(b)は本実施形態のシリカ層3を構成する酸化ケイ素の構造図である。
図2の(a)に示すように、二酸化ケイ素は、実質的にすべてのO原子が2つのSi原子と結合した正四面体構造である。これに対して、本実施形態のシリカ層3を構成する酸化ケイ素は、図2の(b)に示すように、二酸化ケイ素に比べてSi原子とO原子との結合割合が低く、また、結晶構造において空隙が形成されている。当該結晶構造を有することにより、シリカ層3の酸化ケイ素は、二酸化ケイ素よりも伸縮性が高くなっている(換言すれば、剛性が低い)。そのため、後述する加熱工程における急激な温度上昇(具体的には、700℃/分以下の温度上昇)による基材2の熱膨張に追随してシリカ層3が伸縮することができる。これにより、CNT成長用基板1では、加熱工程において、シリカ層3にクラックが形成されることを防ぐことができる。その結果、CNT成長用基板1では、CNTを良好に成長させることができるようになっている。加熱工程における急激な温度上昇による基材2の熱膨張により追随することができるように、シリカ層3を構成する酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が0.2以上かつ1.4以下であることが好ましい。
図3は、XPS(X−ray photoelectron spectroscopy)による、従来のシリカ層のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果と、XPSによる、本発明のシリカ層の一例のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。図3に示すように、本発明のシリカ層におけるSiの結合エネルギーのピーク位置は、SiOにおけるSiの結合エネルギー(すなわち、SiOである場合のSiの結合エネルギー)のピーク位置よりも低くなっている。すなわち、本発明のシリカ層は、Siの少なくとも一部がSiOではなく、SiOよりも酸化度が小さい酸化ケイ素を構成している。
シリカ層3の膜厚は、150〜1500nmであることが好ましい。シリカ層3の膜厚が1500nmよりも大きいと、高温処理時(具体的には、後述する加熱工程およびCNT成長工程)においてシリカ層3にクラックが生じやすくなってしまう。また、シリカ層3の膜厚が150nmよりも小さいと、基材2からのCrなどの成分が後述する触媒層4に拡散してしまい、触媒層4の触媒金属を微粒子化することができなくなってしまうため好ましくない。
触媒層4は、シリカ層3の、基材2側とは反対側の表面に形成される層である。触媒層4は、金属を含む層である。上記金属は、好ましくは、鉄、コバルト、ニッケルおよびこれら金属の合金よりなる群から選択される。触媒層4の膜厚は、0.1〜10nmである。
裏打ち層5は、基材2の、シリカ層3が形成されている面とは反対側の面に形成される層である。裏打ち層5は、シリカ層3を構成する酸化ケイ素と同じ組成を有する酸化ケイ素によって構成される。CNT成長用基板において裏打ち層が形成されていない場合、後述する加熱工程およびCNT成長工程において、基材とシリカ層との熱膨張率の違いによりCNT成長用基板が曲がってしまう。これに対して、裏打ち層5を形成することにより、基材2の両面に酸化ケイ素で構成される層が形成されるので、加熱工程およびCNT成長工程においてCNT成長用基板1が曲がってしまうことを抑制することができる。加熱工程およびCNT成長工程においてCNT成長用基板1が曲がってしまうことを抑制するためには、裏打ち層5の膜厚とシリカ層3の膜厚との差を100nm以内にすることが好ましい。なお、本発明の一態様では、裏打ち層5にも触媒層を形成させ、CNT成長用基板の両面においてCNTを製造する構成としてもよい。
(カーボンナノチューブ成長用基板1の製造方法)
本実施形態におけるCNT成長用基板の製造工程は、酸化ケイ素膜形成工程と、触媒層形成工程とを含む。
酸化ケイ素膜形成工程は、基材2の一方の表面にシリカ層3を形成するとともに、基材2の他方の表面に裏打ち層5を形成する工程である。シリカ層3を形成する工程は、裏打ち層5を形成する工程と同様であるため、ここでは、シリカ層3を形成する工程について説明する。
本実施形態におけるシリカ層3を形成する工程では、溶液法を用いる。具体的には、まず、シリカ層3の原料となる前駆体を基材2に塗布する。前記前駆体は、エチルポリシリケート(テトラエトキシシランの部分加水分解縮合物)と、アルキルアルコキシシランであるメチルトリエトキシシラン(エチルポリシリケートのエチル基の一部がメチル基で置換された化合物)とを所定の割合で混合した溶液である。上記所定の割合は、具体的には、エチルポリシリケート100gに対するメチルトリエトキシシランの重量が150〜900gとなる割合である。
次に、基材2に塗布した前記前駆体を、500〜700℃で5〜60分焼成する。これにより、前記前駆体を硬化させるとともに、前記前駆体に残留している溶媒および水分を完全に除去する。その結果、基材2の表面にシリカ層3が形成される。
ここで、本実施形態における前記前駆体には、上述したように、エチルポリシリケートとメチルトリエトキシシランとが含まれている。エチルポリシリケートは、焼成されることにより二酸化ケイ素SiOとなる。一方、メチルトリエトキシシランは、焼成されることにより酸化ケイ素になるが、メチル基に対応する箇所においてSi−O−Siの結合が形成されない(換言すれば、シリカの架橋反応が起こらない)。そのため、本実施形態におけるシリカ層3は、二酸化ケイ素よりも酸素の含有量が少ない酸化ケイ素によって構成される。
なお、本実施形態では、前駆体としてエチルポリシリケートとメチルトリエトキシシランとを用いる態様であったがこれに限られない。本発明の一態様では、前駆体として、エチルポリシリケートの代わりに、メチルポリシリケートを使用してもよい。また、前駆体として、エチルポリシリケートの代わりに、単量体であるテトラエトキシシラン、テトラメトキシシランを使用してもよい。また、本発明の一態様では、メチルトリエトキシシランの代わりに、メチルトリメトキシシランなどの他の官能基で置換された物質を使用してもよい。
また、本実施形態では、溶液法を用いて、シリカ層3および裏打ち層5を形成する態様であったがこれに限られない。すなわち、シリカ層3および裏打ち層5を構成する酸化ケイ素が二酸化ケイ素よりも酸素の含有量が少ない酸化ケイ素であれば他の方法を用いてシリカ層3および裏打ち層5を形成してもよく、例えば、蒸着またはスパッタを用いてシリカ層3および裏打ち層5を形成してもよい。蒸着またはスパッタを用いる場合には、SiOのターゲットまたは原料を使用してもよいし、SiOとSiOとを混合したターゲットまたは原料を使用してもよい。
触媒層形成工程は、シリカ層3の基材2側とは反対側の表面に触媒層4を形成する工程である。触媒層形成工程は、EB(電子ビーム、Electron Beam)法、スパッタリング法、溶液法などの従来の方法を用いて、シリカ層3の基材2側とは反対側の表面に金属の薄膜を形成する工程である。
(カーボンナノチューブ成長用基板1を用いたカーボンナノチューブの製造方法)
図4は、本実施形態におけるCNTの製造方法の処理の一例を示すフローチャートである。図5は、CNT製造装置30の概略図である。
図4に示すように、本実施形態におけるCNTの製造方法は、加熱工程(S1)と、CNT成長工程(S2、成長工程)と、後処理工程(S3)とを含む。また、図5に示すように、CNT製造装置30は、基板供給室31と、加熱室32と、反応室33と、後処理室34と、基板巻取室35と、ヒーター36とを備えている。
加熱工程は、基板供給室31の基板巻出装置31Aから加熱室32へ送り出されたCNT成長用基板1を、ヒーター36を用いてCNT成長温度である600〜700℃まで加熱する工程である。図5に示すように、加熱室32は、チャンバ32Aと、チャンバ32Aにガスを供給するためのガス供給口32Bとを備えている。加熱工程では、チャンバ32Aの内部を所定の真空度(数Pa〜10000Pa)に維持しつつ、ガス供給口32Bから酸素を含まないガス(具体的には、アセチレンガス(C))をチャンバ32Aに供給しながら、CNT成長用基板1を加熱する。本実施形態における加熱工程では、200〜700℃/分の昇温速度でCNT成長用基板1の温度を上昇させる。
上述したように、本実施形態におけるシリカ層3の酸化ケイ素は、二酸化ケイ素よりも伸縮性が高くなっている。そのため、200〜700℃/分、好ましくは、500〜700℃/分という高い昇温速度でCNT成長用基板1を加熱したとしても、シリカ層3が基材2の熱膨張に追随するように伸縮することができる。その結果、シリカ層3にクラックが形成されることを防ぐことができるようになっている。
CNT成長工程は、加熱工程においてCNT成長温度まで加熱され、反応室33へ送り出されたCNT成長用基板1の触媒層4の表面にCNTを成長(製造)させる工程である。図5に示すように、反応室33は、3つのチャンバ33Aと、各チャンバ33Aにガスを供給するためのガス供給口33Bとを備えている。
チャンバ33Aの内部は、ヒーター36によりCNT成長温度に保持されている。CNT成長工程では、化学気相堆積(CVD:Chemical Vapor Deposition)法によって、CNTを製造する。具体的には、チャンバ33Aの内部を所定の真空度(数Pa〜10000Pa)に維持しつつ、CNTの形成用の原料ガス(例えば、アセチレン、メタン、ブタンなどが用いられる)をガス供給口33Bからチャンバ33Aに供給する。これにより、触媒層4の表面の触媒微粒子を起点としてCNTが形成される。
後処理工程は、後処理室34においてCNT成長工程においてCNTが形成されたCNT成長用基板の冷却および形成したCNTの検査を行う工程である。後処理工程が終わると、CNT成長用基板1は、基板巻取室35へ搬送され、その上面に保護フィルムが貼り付けられるとともに、基板巻取室35に備えられた基板巻取装置35Aに巻き取られる。すなわち、CNTが形成されたCNT成長用基板1が製品として回収される。
以上のように、本実施形態におけるCNT成長用基板1は、基材2と、シリカ層3と、触媒層4と、裏打ち層5とを備え、シリカ層3が二酸化ケイ素(SiO)よりも酸素の含有量が少ない酸化ケイ素(SiO)によって構成されている(換言すれば、シリカ層3における酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が2より小さい)。これにより、加熱工程において急激な昇温速度で加熱したとしても、シリカ層3が基材2の熱膨張に追随して伸縮できる。その結果、クラックが形成されず、CNT成長工程において良好にCNTを成長させることができるようになっている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
<第1実施例>
本発明の実施例について以下に説明する。第1実施例では、本発明のCNT成長用基板の実施例としての実施例1〜5、および本発明のCNT成長用基板の比較例としての比較例1について説明する。
実施例1のCNT成長用基板は、以下のようにして作製した。まず、40gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、60gのメチルトリエトキシシラン(多摩化学工業製、平均分子量178)とを混合した溶液を作製した。次に、この溶液に131.4gのエタノールを混合した。次に、この溶液に113.6gの水と、シリカの加水分解反応を促進するための触媒としての塩酸を少量添加した。添加後、約一日撹拌し、シリカの前駆体溶液を作製した。
次に、幅400mm、厚み50μmのステンレス薄膜(本発明の基材2)の両面に、上記前駆体溶液をロールコートにより塗布し、300℃で約10分間乾燥させた。次に、600℃で約15分焼成することにより、ステンレス薄膜の両面に膜厚400nmのシリカ膜(本発明のシリカ層3および裏打ち層5)を形成した。次に、シリカ膜の一方の表面に、EB法により5nmのFeの薄膜(本発明の触媒層4)を形成し、CNT成長用基板を作製した。
実施例2のCNT成長用基板は、シリカの前駆体溶液の作製において、35gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、65gのメチルトリエトキシシラン(多摩化学工業製、平均分子量178)と、216.6gのエタノールと、28.4gの水とを使用した点を除いて実施例1のCNT成長用基板の作製方法と同様に製造した。
実施例3のCNT成長用基板は、シリカの前駆体溶液の作製において、30gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、70gのメチルトリエトキシシラン(多摩化学工業製、平均分子量178)と、234.4gのエタノールと、10.7gの水とを使用した点を除いて実施例1のCNT成長用基板の作製方法と同様に製造した。
実施例4のCNT成長用基板は、シリカの前駆体溶液の作製において、30gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、70gのメチルトリエトキシシラン(多摩化学工業製、平均分子量178)と、239.3gのエタノールと、5.7gの水とを使用した点を除いて実施例1のCNT成長用基板の作製方法と同様に製造した。
実施例5のCNT成長用基板は、シリカの前駆体溶液の作製において、10gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、90gのメチルトリエトキシシラン(多摩化学工業製、平均分子量178)と、241.4gのエタノールと、3.6gの水とを使用した点を除いて実施例1のCNT成長用基板の作製方法と同様に製造した。
比較例1のCNT成長用基板は、シリカの前駆体溶液の作製において、100gのエチルポリシリケート(エチルシリケート45、多摩化学工業製、平均分子量1000)と、131.4gのエタノールと、113.6gの水とを使用した点を除いて実施例1のCNT成長用基板の作製方法と同様に製造した。
図6は、実施例1〜5のCNT成長用基板におけるシリカ膜のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。図7は、比較例1のCNT成長用基板におけるシリカ膜のSi2p軌道の結合エネルギーの測定結果を示すグラフである。図7に示すように、比較例1のCNT成長用基板におけるシリカ膜では、Siの結合エネルギーのピーク位置が略SiOの位置であった。すなわち、比較例1のCNT成長用基板のシリカ膜はSiOによって構成されていた。これに対して、実施例1〜5のCNT成長用基板におけるシリカ膜では、図6に示すように、Siの結合エネルギーのピーク位置が、SiOの位置よりも低くなっていた。すなわち、実施例1〜5のCNT成長用基板におけるシリカ膜は、Siの少なくとも一部がSiOではなく、SiOよりも酸化度が小さい酸化ケイ素を構成されていた。
図6に示すXPSの測定結果から実施例1〜5のCNT成長用基板のシリカ膜の組成式SiOにおけるxの値を算出した。その結果、実施例1〜5のCNT成長用基板のシリカ膜の組成式SiOにおけるxの値(ピーク値)は、それぞれ、1.7、1.4、0.9、0.5、0.2であった。すなわち、XPSの測定結果において、CNT成長用基板のシリカ膜の組成式SiOにおけるxの値(ピーク値)が2よりも小さかった。
次に、実施例1〜5および比較例1のCNT成長用基板を高い昇温速度で加熱した加熱実験結果について説明する。本加熱実験では、CNT成長用基板を300〜700℃/分の昇温速度で700℃まで加熱し、CNT成長用基板のシリカ膜にクラックが発生するかどうかを確認した。実験結果を図8に示す。ここで、図8に示す表における「○」はシリカ膜にクラックが発生しなかったことを示し、「△」はCNTを良好に成長させるには問題ない程度のクラックが発生したことを示し、「×」はCNTを良好に成長させることができないクラックが発生したことを示している。
図8に示すように、比較例1のCNT成長用基板のシリカ膜では、600℃/分または700℃/分の昇温速度で加熱した場合において、CNTを良好に成長させることができないクラックが発生した。これに対して、実施例1〜5のCNT成長用基板のシリカ膜では、700℃/分の昇温速度で加熱した場合においても、CNTを成長させるのに問題がない程度にしかクラックが発生しなかった。これは、実施例1〜5のCNT成長用基板におけるシリカ膜がSiの少なくとも一部がSiOよりも酸化度が小さい酸化ケイ素を構成されているため、シリカ膜がステンレス薄膜の熱膨張に追随して伸縮できたためであると考えられる。特に、実施例2〜5のCNT成長用基板のシリカ膜では、酸化ケイ素の伸縮性が高いため、700℃/分の昇温速度で加熱した場合においても、全くクラックが発生しなかった。
図9は、比較例1のCNT成長用基板の加熱実験後の表面の様子を示す図である。図10は、実施例2のCNT成長用基板の加熱実験後の表面の様子を示す図である。比較例1のCNT成長用基板では、図9に示すように、加熱実験後の表面においてクラックが発生していた。これに対して、実施例2のCNT成長用基板では、図10に示すように、加熱実験後においてもクラックが発生しなかった。
<第2実施例>
第2実施例では、シリカ膜(本発明のシリカ層3および裏打ち層5)の膜厚を変化させた実施例について説明する。第2実施例におけるCNT成長用基板は、シリカ膜の膜厚を変化させた点以外については、第1実施例における実施例3のCNT成長用基板と同じの手順で作製した。すなわち、第2実施例におけるCNT成長用基板は、シリカ膜を構成する酸化ケイ素SiOにおけるxが0.9であった。なお、第2実施例では、シリカ膜の前駆体溶液をステンレス薄膜に塗布する量を変化させることにより、シリカ膜の膜厚を50nmから2500nmまで変化させた。
第2実施例では、作製したCNT成長用基板を用いてCNTの作製を行い、CNTの配向長、嵩密度、およびCNT成長用基板のクラックの有無について評価を行った。CNTの配向長は、CNT成長用基板の幅方向にレーザースキャンを3回行い、3回の測定値の平均値で評価した。CNTの嵩密度は、粘着テープを用いて作製したCNTを剥離した後、剥離したCNTの重量を測定することにより算出した。
第2実施例におけるCNTの作製の手順は、以下のとおりである。まず、チャンバ内に窒素ガスを供給しながらCNT成長用基板を昇温速度600℃/分で680℃まで加熱した。次に、680℃に維持した状態でチャンバ内にアセチレンガスを供給しながらCNTを成長(作製)させた。
図11は、第2実施例における実験結果を示す表である。図11に示すように、シリカ膜の膜厚が50〜1500nmのCNT成長用基板では、シリカ膜にクラックが発生しなかった。これに対して、シリカ膜の膜厚が2000〜2500nmのCNT成長用基板では、シリカ膜にクラックが発生した。当該クラックの発生は、高い昇温速度に起因するものではなく、シリカ膜が厚すぎたためCNT成長用基板を高温にしたときにシリカ膜がステンレス薄膜から剥離してしまったことによるものであると考えられる。
また、シリカ膜の膜厚が50〜100nmのCNT成長用基板では、シリカ膜にクラックは発生しなかったが、作製したCNTの配向長および嵩密度が、その他のCNT成長用基板を用いて作製したCNTの配向長および嵩密度よりも低く、製品として好ましくなかった。これは、シリカ膜の膜厚が小さすぎるため、ステンレス薄膜からCrなどの成分が触媒層であるFeの薄膜へ拡散してしまい、触媒としてのFeを微粒子化できなかったためであると考えられる。
1 カーボンナノチューブ成長用基板
2 基材
3 シリカ層(中間層)
4 触媒層
5 裏打ち層

Claims (5)

  1. 金属からなる基材と、
    前記基材の表面に形成され、酸化ケイ素を含む中間層と、
    前記中間層の、前記基材側とは反対側の表面に形成される触媒層と、を備え、
    前記中間層における酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が2より小さいことを特徴とするカーボンナノチューブ成長用基板。
  2. 前記中間層における酸化ケイ素は、組成式SiOで表したときに、xの値が0.2以上かつ1.4以下であることを特徴とする請求項1に記載のカーボンナノチューブ成長用基板。
  3. 前記基材における前記中間層が形成されている面とは反対側の面に、前記中間層に含まれる酸化ケイ素と同じ組成の酸化ケイ素を含む裏打ち層が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカーボンナノチューブ成長用基板。
  4. 前記中間層の膜厚が150nm以上1500nm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ成長用基板。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ成長用基板を用いたカーボンナノチューブの製造方法であって、
    前記カーボンナノチューブ成長用基板を、700℃/分以下の昇温速度でカーボンナノチューブ成長温度まで加熱する加熱工程と、
    前記加熱工程後において前記カーボンナノチューブ成長温度まで加熱された前記カーボンナノチューブ成長用基板に原料ガスを供給し、前記カーボンナノチューブ成長用基板上にカーボンナノチューブを成長させる成長工程と、を含むことを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
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