JPWO2019087602A1 - 電子回路および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースにおいて、高速通信のためのドライバの低電圧化による、低速通信のためのドライバの出力レベルへの影響を回避することが可能な電子回路を提供する。【解決手段】トランジスタを直列に接続した構成を複数個並列に有し、所定の通信速度でデータを伝送する第1のドライバと、トランジスタを直列に接続した構成を有し、前記第1のドライバより低速の通信速度でデータを伝送する第2のドライバと、を備え、前記第2のドライバの出力レベルが所定の基準を満たすための、前記第1のドライバのトランジスタのボディに印加する電位により、前記第1のドライバの出力インピーダンスが所定の基準を満たす同時並列数で動作する、電子回路が提供される。

Description

本開示は、電子回路および電子機器に関する。
近年の電子機器の高機能化および多機能化に伴い、電子機器には、半導体チップ、センサ、表示デバイスなどの様々なデバイスが搭載される。これらのデバイス間では、多くのデータのやり取りが行われ、そのデータ量は、電子機器の高機能化および多機能化に応じて多くなってきている。そこで、しばしば、例えば数Gbpsでデータを送受信可能な高速インタフェースを用いて、データのやりとりが行われる。そのような高速インタフェースを用いた技術を開示した文献として、例えば特許文献1等がある。
特開2017−038212号公報
電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースに用いられる規格には、例えばMIPI(Mobile Industry Processor Interface)Allianceが制定する規格がある。そのような規格に準拠するインタフェースには、高速通信と低速通信のそれぞれを実行するためのドライバが設けられる。高速通信のためのドライバの低電圧化に伴い、低速通信のためのドライバの出力レベルに影響を及ぼす。
そこで、本開示では、電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースにおいて、高速通信のためのドライバの低電圧化による、低速通信のためのドライバの出力レベルへの影響を回避することが可能な、新規かつ改良された電子回路および電子機器を提案する。
本開示によれば、トランジスタを直列に接続した構成を複数個並列に有し、所定の通信速度でデータを伝送する第1のドライバと、トランジスタを直列に接続した構成を有し、前記第1のドライバより低速の通信速度でデータを伝送する第2のドライバと、を備え、前記第2のドライバの出力レベルが所定の基準を満たすための、前記第1のドライバのトランジスタのボディに印加する電位により、前記第1のドライバの出力インピーダンスが所定の基準を満たす同時並列数で動作する、電子回路が提供される。
また本開示によれば、上記電子回路を備える、電子機器が提供される。
以上説明したように本開示によれば、電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースにおいて、高速通信のためのドライバの低電圧化による、低速通信のためのドライバの出力レベルへの影響を回避することが可能な、新規かつ改良された電子回路および電子機器を提供することが出来る。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
HS-Driverの回路構成例を示す説明図である。 本開示の実施の形態に係るインタフェースを備えた電子機器の構成例を示す説明図である。 本開示の実施の形態に係るHSドライバ124の回路構成例を示す説明図である。 MOSFETのボディに印加されるボディバイアス電圧と閾値電圧Vthとの関係の例をグラフで示す説明図である。 HSドライバから流れるリーク電流の影響について説明する説明図である。 ボディバイアス電圧と、HSドライバの出力インピーダンスおよびLPドライバの出力レベルとの関係の例を示す説明図である。 ボディバイアス電圧と、LPドライバの出力レベルとの関係例をグラフで示す説明図である。 LPドライバの出力レベルの基準値とトリミング時の温度との関係例をグラフで示す説明図である。 ボディバイアス電圧のトリミングを行わない場合と、ボディバイアス電圧のトリミングを行った場合のシミュレーション結果をグラフ上にプロットしたものを示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施の形態
1.1.概要
1.2.構成例および動作例
2.まとめ
<1.本開示の実施の形態>
[1.1.概要]
本開示の実施の形態について詳細に説明する前に、本開示の実施の形態の概要を説明する。
上述したように、近年の電子機器の高機能化および多機能化に伴い、電子機器には、半導体チップ、センサ、表示デバイスなどの様々なデバイスが搭載される。これらのデバイス間では、多くのデータのやり取りが行われ、そのデータ量は、電子機器の高機能化および多機能化に応じて多くなってきている。そこで、しばしば、例えば数Gbpsでデータを送受信可能な高速インタフェースを用いて、データのやりとりが行われる。
電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースに用いられる規格には、例えばMIPI Allianceが制定する規格がある。そのような規格に、MIPI C−PHYやMIPI D−PHYといった規格がある。
そのような規格に準拠するインタフェースには、高速通信と低速通信のそれぞれを実行するためのドライバが設けられる。高速通信のドライバはHS(High Speed)−Driver(HSドライバ)、低速通信のドライバはLP(Low Power)−Driver(LPドライバ)と称される。
MIPI C−PHYやMIPI D−PHYといった規格に準拠するHS−Driverの低電圧化において、HS−Driverを構成するMOSFETのゲートソース間電位の低下によって、出力インピーダンスが大幅に上昇する。図1は、HS−Driverの回路構成例を示す説明図である。
HS−Driverの出力インピーダンスは、MOSFETのゲートソース間電位Vgsと反比例の関係にある。またMOSFETは、ゲートに接続されたバッファによって駆動されており、動作中のゲート電位は電源電圧になる。また、ソース電位は振幅電圧によって決まるが、振幅は規格で定められているため、設計者が自由に決めることはできない。
従って、HS−Driverを低電圧化するとゲートソース間電位Vgsの低下に繋がり、ひいては出力インピーダンスの上昇に繋がる。従って、HS−Driverの低電圧化により、HS−Driverの出力インピーダンスが仕様を満たさなくなってしまうおそれがある。
また、後述するようにHS−DriverはLP−Driverと出力端で繋がっている。そして、HS−Driverからのリーク電流は、LP−Driverの出力レベルを劣化させるおそれがある。従って、HS−Driverの低電圧化により、LP−Driverの出力レベルが仕様を満たさなくなってしまうおそれがある。
このように、MIPI C−PHYやMIPI D−PHYといった規格に準拠するために、HS−Driverを低電圧化しても、HS−Driverの出力インピーダンスとLP−Driverの出力レベルとの双方の仕様を満たすようにすることが重要である。
そこで本件開示者は、上述した点に鑑み、電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースに用いられる規格に準拠するための技術について鋭意検討を行った。その結果、本件開示者は、以下で説明するように電子機器内のデバイスの相互接続のインタフェースに用いられる規格に準拠するための技術を考案するに至った。
以上、本開示の実施の形態の概要について説明した。続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明する。
[1.2.構成例および動作例]
図2は、本開示の実施の形態に係るインタフェースを備えた電子機器の構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて本開示の実施の形態に係るインタフェースを備えた電子機器の構成例について説明する。
図2に示したように、本開示の実施の形態に係る電子機器100は、制御回路110と、ドライバ部120と、クロック制御回路130と、レギュレータ140、150と、を含んで構成される。そしてドライバ部120は、シリアライザ122と、HSドライバ124と、LPドライバ126と、を含んで構成される。
制御回路110は、電子機器100の各部からのデータの入力や、各部へのデータおよび制御信号を出力する回路である。本実施形態では、制御回路110には、制御回路110から高速でデータを伝送するための信号線111および制御回路110から低速でデータを伝送するための信号線112が接続されている。以下の説明では、高速でデータを伝送するモードをハイスピードモード、低速でデータを伝送するモードのことをローパワーモードとも称する。
シリアライザ122は、信号線111を通じて制御回路110から送られるパラレル信号を1本のシリアル信号に変換する回路である。シリアライザ122は、シリアル信号をHSドライバ124へ出力する。
HSドライバ124は、ハイスピードモード時に高速で信号を出力する回路である。HSドライバ124には、レギュレータ140から電源が供給される。またHSドライバ124のMOSFETのボディには、レギュレータ150からボディバイアス電圧が供給される。そしてHSドライバ124は複数個並列に設けられる。1つのHSドライバ124の単位のことをユニットとも称する。
LPドライバ126は、ローパワーモード時に低速で信号を出力する回路である。LPドライバ126の出力端は、HSドライバ124の出力端と接続されている。HSドライバ124、LPドライバ126は、いずれも、所定の通信規格、例えば、MIPI C−PHYやMIPI D−PHYによるデータ通信に準拠した信号を出力するドライバである。
クロック制御回路130は、入力されるPLL(Phase Locked Loop)クロックをドライバ部120へ出力する状態である出力状態と、ドライバ部120へ出力しない状態である停止状態と、を切り替える回路である。
レギュレータ140は、HSドライバ124に電源を供給する回路である。またレギュレータ150は、HSドライバ124のMOSFETのボディにボディバイアス電圧を供給する回路である。
ここで、レギュレータ150からHSドライバ124のMOSFETのボディにボディバイアス電圧を供給することの効果について説明する。
図3は、本開示の実施の形態に係るHSドライバ124の回路構成例を示す説明図である。図3に示したように、HSドライバ124は、アンプ161、162と、MOSFET T11、T12と、を含んで構成される。MOSFET T11には、レギュレータ140から電圧VREGが供給されている。
またMOSFET T11、T12のボディには、それぞれ、レギュレータ150からボディバイアス電圧VBiasが供給される。レギュレータ150からボディバイアス電圧VBiasが供給されることで、MOSFET T11、T12は閾値電圧Vthが変化する。
図4は、MOSFETのボディに印加されるボディバイアス電圧と閾値電圧Vthとの関係の例をグラフで示す説明図である。図4に示したように、ボディバイアス電圧が増加すると、MOSFETの閾値電圧Vthが低下する。
MOSFET T11の出力インピーダンスZoutは、ゲートソース間電位をVgsとして、以下の数式で表すことができる。
Figure 2019087602
電源電圧が低下すると、MOSFET T11のゲートソース間電位Vgsが大幅に低下することになる。ゲートソース間電位Vgsが低下すると、上述の式から分かるように、出力インピーダンスZoutが上昇することになる。従って、電源電圧が低下すると出力インピーダンスZoutが上昇し、HSドライバ124は要求される仕様を満たさなくなってしまう。
そこで、ボディバイアス電圧の値を制御することでMOSFETの閾値電圧Vthを変化させることが出来るので、HSドライバ124の出力インピーダンスを制御することが出来る。すなわち、閾値電圧Vthを低下させれば、出力インピーダンスZoutを低下させることが可能になる。
一方、MOSFETの閾値電圧Vthを低下させると、MOSFET T11からのリーク電流が増加してしまう。上述したように、HSドライバ124の出力端とLPドライバ126の出力端とは接続されているので、HSドライバ124から流れるリーク電流はLPドライバ126に流れ込んでしまう。HSドライバ124から流れるリーク電流は、LPドライバ126のロー側の出力電位レベルが上昇することに繋がる。
図5は、HSドライバ124から流れるリーク電流の影響について説明する説明図である。LPドライバ126は、MOSFET T21、T22を有する。MOSFET T21がオフになっている場合、LPドライバ126の所望の出力電位レベルは0Vであるが、HSドライバ124から流れるリーク電流により、LPドライバ126の出力電位レベルが所望の出力電位レベルから上昇する。換言すれば、HSドライバ124から流れるリーク電流が大きいと、LPドライバ126は出力電位レベルの仕様を満たせなくなってしまう。
すなわち、HSドライバの出力インピーダンスの調整と、リーク電流の増加とはトレードオフの関係にある。そのため、最適なボディバイアス電圧VBiasの設定が要求される。図6は、ボディバイアス電圧VBiasと、HSドライバの出力インピーダンスおよびLPドライバの出力レベルとの関係の例を示す説明図である。HSドライバの出力インピーダンスおよびLPドライバの出力レベルの両方が仕様制限値を超えない値となるように、ボディバイアス電圧VBiasを設定することが求められる。
しかし、HSドライバやLPドライバを構成する抵抗値や、MOSFETの特性は、プロセスによって変わってくる。つまり、ある条件では最適なボディバイアス電圧が、別の条件では必ずしも最適では無いということが起こりうる。
そこで本実施形態では、ボディバイアス電圧のトリミングを行う。ボディバイアス電圧のトリミングを行うことで、HSドライバの出力インピーダンスとLPドライバの出力レベルとの双方の仕様を満たすようにしたことを特徴とする。
本実施形態では、まずHSドライバ124をオフにした状態でボディバイアス電圧VBiasを設定する。その際、HSドライバ124から流れるリーク電流によって変化する、LPドライバ126の出力レベルが基準値以下に収まるようなボディバイアス電圧VBiasを設定する。この際、MOSFET T21をオフにした状態で、LPドライバ126の出力レベルが基準値以下に収まるようなボディバイアス電圧VBiasを設定する。
図7は、ボディバイアス電圧VBiasと、LPドライバ126の出力レベルとの関係例をグラフで示す説明図である。このように、ボディバイアス電圧VBiasと、LPドライバ126の出力レベルとは正比例関係にあるため、LPドライバ126の出力レベルが基準値以下に収まるようなボディバイアス電圧VBiasが1点で決まる。ここでの基準値とは、リーク電流が最大,つまり出力レベルの変化が最大となるPVT条件でも仕様内に収まる出力レベルの値である。
そして、この基準値はトリミング時の温度によって変化する。図8は、LPドライバ126の出力レベルの基準値とトリミング時の温度との関係例をグラフで示す説明図である。このように、LPドライバ126の出力レベルの基準値とトリミング時の温度とは正比例関係にあるため、トリミング時の温度が決まればLPドライバ126の出力レベルの基準値は1点で決まり、従ってLPドライバ126の出力レベルの基準値以下に収まるようなボディバイアス電圧VBiasも1点で決まる。
このようにLPドライバ126の出力レベルが基準値以下に収まるようなボディバイアス電圧VBiasが決まると、続いて、ボディバイアス電圧VBiasによるHSドライバ124の出力インピーダンスが仕様制限値以下となるような、HSドライバ124の並列数を選択する。
ボディバイアス電圧VBiasのトリミングによって、HSドライバ124のMOSFETの閾値電圧が定まると、1つのユニットあたりの抵抗値が定まる。1つのユニットあたりの抵抗値が定まると、所望の出力インピーダンスに対して必要な並列数を決定することができる。
このように、トリミングの順序として、まずボディバイアス電圧VBiasのトリミングを行い、その後に並列に動作するユニット数のトリミングを行うことで、LPドライバ126の出力レベルと、HSドライバ124の出力インピーダンスの双方が仕様を満たすように調整することが可能となる。
トリミングの有無による、LPドライバ126の出力レベルと、HSドライバ124の出力インピーダンスとの違いについて説明する。図9は、ボディバイアス電圧VBiasのトリミングを行わない場合と、ボディバイアス電圧VBiasのトリミングを行った場合のシミュレーション結果をグラフ上にプロットしたものを示す説明図である。図9には、横軸がLPドライバ126の出力レベルの振幅、縦軸がHSドライバ124の出力インピーダンスのグラフが示されている。
このように、ボディバイアス電圧VBiasのトリミングを行わない場合は、LPドライバ126の出力レベル(振幅)と、HSドライバ124の出力インピーダンスとの双方を仕様範囲に入れることが出来ない。これに対して、ボディバイアス電圧VBiasのトリミングを行わない場合は、LPドライバ126の出力レベル(振幅)と、HSドライバ124の出力インピーダンスとの双方を仕様範囲に入れることが出来る。
<2.まとめ>
以上説明したように本開示の実施の形態によれば、ボディバイアス電圧のトリミングを行うことで、HSドライバの出力インピーダンスとLPドライバの出力レベルとの双方の仕様を満たすようにした電子機器100を提供することが出来る。
本開示の実施の形態に係る電子機器100は、このようにボディバイアス電圧のトリミングを行うことで、低電圧動作時においてHSドライバの出力インピーダンスとLPドライバの出力レベルとの双方の仕様を満たすことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
トランジスタを直列に接続した構成を複数個並列に有し、所定の通信速度でデータを伝送する第1のドライバと、
トランジスタを直列に接続した構成を有し、前記第1のドライバより低速の通信速度でデータを伝送する第2のドライバと、
を備え、
前記第2のドライバの出力レベルが所定の基準を満たすための、前記第1のドライバのトランジスタのボディに印加する電位により、前記第1のドライバの出力インピーダンスが所定の基準を満たす同時並列数で動作する、電子回路。
(2)
前記電位は、前記第2のドライバの低電位側のトランジスタのみをオンにした状態で印加される、前記(1)に記載の電子回路。
(3)
前記第1のドライバ及び前記第2のドライバは、MIPI C−PHYによるデータ通信に準拠した信号を伝送する、前記(1)または(2)に記載の電子回路。
(4)
前記第1のドライバ及び前記第2のドライバは、MIPI D−PHYによるデータ通信に準拠した信号を伝送する、前記(1)または(2)に記載の電子回路。
(5)
前記(1)〜(4)のいずれかに記載の電子回路を備える、電子機器。
100 :電子機器
110 :制御回路
111 :信号線
112 :信号線
120 :ドライバ部
122 :シリアライザ
124 :HSドライバ
126 :LPドライバ
130 :クロック制御回路
140 :レギュレータ
150 :レギュレータ
161 :アンプ
162 :アンプ

Claims (5)

  1. トランジスタを直列に接続した構成を複数個並列に有し、所定の通信速度でデータを伝送する第1のドライバと、
    トランジスタを直列に接続した構成を有し、前記第1のドライバより低速の通信速度でデータを伝送する第2のドライバと、
    を備え、
    前記第2のドライバの出力レベルが所定の基準を満たすための、前記第1のドライバのトランジスタのボディに印加する電位により、前記第1のドライバの出力インピーダンスが所定の基準を満たす同時並列数で動作する、電子回路。
  2. 前記電位は、前記第2のドライバの低電位側のトランジスタのみをオンにした状態で印加される、請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記第1のドライバ及び前記第2のドライバは、MIPI C−PHYによるデータ通信に準拠した信号を伝送する、請求項1に記載の電子回路。
  4. 前記第1のドライバ及び前記第2のドライバは、MIPI D−PHYによるデータ通信に準拠した信号を伝送する、請求項1に記載の電子回路。
  5. 請求項1に記載の電子回路を備える、電子機器。
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