JPWO2019021407A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

冷蔵庫は、断熱箱体と、圧縮機と、電装品と、電装品保護装置と、を備え、電装品保護装置は、ブラケットと、電装品を覆ってブラケットに固定される保護カバーと、を有し、ブラケットは、保護カバー側に突出し、係止孔を形成する係止部を有し、保護カバーは、ブラケットと対向する側壁部と、底壁を構成する下壁部と、天井壁を構成する上壁部と、断熱箱体の背面側から見た奥行方向において手前側の側壁を構成する前壁部と、奥側の側壁を構成する奥壁部と、下壁部の内壁面において係止孔に対向する位置に形成され、係止部と係合する係止爪と、下壁部の外壁面において係止爪の反対側に突出した引掛部であって、下壁部と対向する板状に形成された平板部を有し、平板部が、下壁部との間に、側壁部側から前壁部側にかけて連続して開口した空隙を形成する引掛部と、を有するものである。

Description

本発明は、圧縮機の電装品を保護する電装品保護装置備えた冷蔵庫に関するものである。
従来より、冷蔵庫の冷凍サイクルを構成する圧縮機に設けられた端子部に電装品が取り付けられ、その電装品を保護する電装品保護装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電装品保護装置は、圧縮機のガラスターミナルを囲むように固着されたブラケットを有し、ブラケットには電装品をカバーするカバーが係着されている。そして、何等かの理由によりこの電装品を覆うカバーをブラケットから取り外す必要が生じた場合には、作業者は、カバーの下面側壁面に設けた2重壁で囲まれた空洞部にマイナスドライバーの先端部を差し込む。そして、作業者は、マイナスドライバーによって、カバーの下面側壁面を下方に引き下げると同時にマイナスドライバーの持ち手部分を起こすように回転力を加えることで、爪部を係止孔から外すことができカバーとブラケットとのロックを解除することができる。
特開2006−226248号公報
特許文献1の電装品保護装置を冷蔵庫に用いた場合に、作業者が冷蔵庫の背面側から保護カバーを取り外す際、工具が保護カバーの引掛部に真横からしか入らない形状になっているため、工具を引掛部に入れ難く、保護カバーの取り外し作業が困難であった。特に、引掛部の空隙は、冷蔵庫の側壁側に開口するように形成されているため、工具の大きさ或いは長さによっては、冷蔵庫の側面壁が引掛部への工具の挿入を妨げる場合があった。また、冷蔵庫の側面壁と圧縮機との間において、作業者が工具を移動する際に保護カバーの筐体が工具の移動の妨げとなる場合があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、作業者が、ブラケットから保護カバーを取り外す際に、工具の挿入と、挿入後の移動とが、冷蔵庫の側壁とカバーの外郭とに妨げられない電装品保護装置を備えた冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、底壁部と、底壁部に設けられた対向する2つの外側壁部と、2つの外側壁部の間に配置され底壁部との間に開口を形成する後壁部と、を有する断熱箱体と、断熱箱体の開口内において、底壁部に設置され、外側壁部の一方に寄せて配置された圧縮機と、圧縮機を駆動し、圧縮機の一方の外側壁部側に設けられた端子に接続された電装品と、圧縮機に設置され電装品を覆う電装品保護装置と、を備え、電装品保護装置は、端子を囲み圧縮機に固定されるブラケットと、ブラケット側が開口し、直方体状の部分を有する箱状に形成されており、電装品を覆ってブラケットに固定される保護カバーと、を有し、ブラケットは、保護カバー側に突出し、係止孔を形成する係止部を有し、保護カバーは、ブラケットと対向する側壁部と、底壁を構成する下壁部と、天井壁を構成する上壁部と、断熱箱体の背面側から見た奥行方向において手前側の側壁を構成する前壁部と、奥側の側壁を構成する奥壁部と、下壁部の内壁面において係止孔に対向する位置に形成され、係止部と係合する係止爪と、下壁部の外壁面において係止爪の反対側に突出した引掛部であって、下壁部と対向する板状に形成された平板部を有し、平板部が、下壁部との間に、側壁部側から前壁部側にかけて連続して開口した空隙を形成する引掛部と、を有するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、電装品保護装置の下壁部の外壁面において係止爪の反対側から突出した引掛部を有する。この引掛部は、下壁部と対向する板状に形成された平板部を有し、平板部が、下壁部との間に、側壁部側から前壁部側にかけて連続して開口した空隙を形成するものである。そのため、作業者が、保護カバーをブラケットから取り外すために冷蔵庫の背面側から作業する場合に、工具を電装品保護装置の側面側から正面側にかけて開口する空隙に挿入することができる。また、作業者が、工具を電装品保護装置の側面側から正面側にかけて動かすことができる。その結果、作業者は、ブラケットから保護カバーを取り外す際に、工具の挿入と、挿入後の移動とが、冷蔵庫の側壁と保護カバーの外郭とに妨げられずに作業を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の下部背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫に設置される、電装品保護装置を備えた圧縮機の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫に設置される、電装品保護装置を備えた圧縮機の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫に設置される、電装品保護装置を備えた圧縮機の左側面図である。 図4に示す電装品保護装置のA-A線断面図である。 図2に示す保護カバーの斜視図である。 図3に示す電装品保護装置において保護カバーをブラケットから取り外す際の断面図である。 図7の電装品保護装置及び圧縮機の概略平面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の下部背面斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫に設置される、電装品保護装置を備えた圧縮機の左側面である。 図10に示す電装品保護装置のA-A線断面図である。 図11に示す保護カバーの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫において、電装品保護装置の保護カバーをブラケットから取り外す際の断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫について図面等を参照しながら説明する。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。また、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。
実施の形態1.
[冷蔵庫100]
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の下部背面斜視図である。図1を含む以下の図面に示すX軸は、冷蔵庫100の幅方向を示し、Y軸は冷蔵庫100の奥行方向を示し、Z軸は冷蔵庫100の上下方向を示すものである。より詳細には、冷蔵庫100を背面から見たときX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として冷蔵庫100を説明する。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫100を使用可能な状態に設置したときのものである。なお、下記の説明では、冷蔵庫100の幅方向(X軸方向)、奥行方向(Y軸方向)、上下方向(Z軸方向)は、圧縮機10及び電装品保護装置16の各方向と一致するものとする。
図1に示す冷蔵庫100は、間冷式の冷蔵庫であり、断熱箱体2と、圧縮機10と、電装品12と、電装品保護装置16とを備える。断熱箱体2は、鋼板製の外箱および樹脂製の内箱から構成され、外箱と内箱との間に断熱材が発泡充填されている。断熱箱体2は、底壁部3と、底壁部3に設けられた対向する2つの外側壁部4と、2つの外側壁部4の間に配置され底壁部3との間に開口5を形成する後壁部6と、を有する。断熱箱体2の背面下部には、圧縮要素(図示せず)を内部に収納した圧縮機10が配置されている。
[圧縮機10]
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100に設置される、電装品保護装置16を備えた圧縮機10の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100に設置される、電装品保護装置16を備えた圧縮機10の正面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100に設置される、電装品保護装置16を備えた圧縮機10の左側面図である。図2〜図4を用いて圧縮機10について説明する。圧縮機10は、断熱箱体2の開口5内において、底壁部3に設置され、外側壁部4の一方に寄せて配置されている。圧縮機10には、圧縮機10の内部から圧縮された冷媒が吐出される吐出管13と、圧縮機10の内部に吸入される冷媒が流れる吸入管14とが設けられている。圧縮機10は、吐出管13と吸入管14とを介して冷蔵庫100を構成する冷凍サイクルと接続されている。圧縮機10は、チャージパイプ15から封入されるガス冷媒を圧縮して吐出することにより、冷蔵庫100の冷却運転を行う。圧縮機10には、圧縮要素に電気を供給するガラスターミナル11が設けられている。ガラスターミナル11は、圧縮機10が寄せて配置された一方の外側壁部4側に突出するように設けられている。ガラスターミナル11は、絶縁性のガラス部分と、このガラス部分を貫通するように取り付けられた導電ピンとから構成されている。ガラスターミナル11には、電装品12が接続されている。なお、ガラスターミナル11は、本発明の「端子」に相当する。
[電装品12]
電装品12は、圧縮機10を駆動するために用いられる。電装品12は、例えば、圧縮機10に収納された圧縮要素に通電させ、或いは、圧縮要素との通電を遮断する装置を有する。冷蔵庫100は、この電装品12を覆い、圧縮機10に設置される、電装品保護装置16を備えている。
[電装品保護装置16]
図5は、図4に示す電装品保護装置16のA-A線断面図である。図6は、図2に示す保護カバー20の斜視図である。次に、図2〜図6を用いて電装品保護装置16について説明する。電装品保護装置16は、電装品12を外部からの衝撃より保護し、または、電装品12を埃或いは液体から保護するものである。電装品保護装置16は、ブラケット18と保護カバー20とを有する。
(ブラケット18)
ブラケット18は、図2に示すように、ガラスターミナル11を囲んで配置されている。ブラケット18は、鋼板の折曲成形により形成され、溶接等により圧縮機10に固定されている。ブラケット18は、基板部18aと、上片部18bと、係止部18cとを有する。基板部18aは、板状に形成されており、圧縮機10に固定される部分であり、ブラケット18を圧縮機10に固定している際に、ガラスターミナル11が露出するように中央部分に貫通孔18a1が形成されている。基板部18aの外形は、後述する保護カバー20の開口部20dの形状と合致するように形成されている。基板部18aの上部には、圧縮機10に対して反対側に折り曲げられた平板状の上片部18bが形成されている。すなわち、上片部18bは、保護カバー20側に突出している。基板部18aの下部には、圧縮機10に対して反対側に折り曲げられた係止部18cが形成されている。すなわち、係止部18cは、保護カバー20側に突出している。係止部18cは、矩形の平板状に形成されており、ガラスターミナル11を挟んで上片部18bと対向する位置に形成されている。係止部18cには、矩形状の貫通孔である係止孔18dが形成されている。ブラケット18には、電装品12を覆う保護カバー20が固定される。
(保護カバー20)
保護カバー20は、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の合成樹脂により射出成形されている。保護カバー20は、図5及ぶ図6に示すように、ブラケット18と当接する側に開口部20dが形成され、図2〜図6に示すように、直方体状の部分を有する箱状に形成されている。保護カバー20は、電装品12を覆ってブラケット18に固定される。保護カバー20は、図6に示すように、ブラケット18の基板部18aと対向する側壁部20aと、保護カバー20の上下方向(Z軸方向)において、底壁を構成する下壁部20eと、天井壁を構成する上壁部20fと、を有する。また、保護カバー20は、断熱箱体2の背面側から見た奥行方向(Y軸方向)において手前側の側壁を構成する前壁部20cと、奥側の側壁を構成する奥壁部20bとを有する。
保護カバー20の内壁面上部には、図5に示すように、上壁部20fと対向するように側壁部20aから突出した挟持部20gが設けられている。上壁部20fと挟持部20gとの間には、間隙20hが形成されている。保護カバー20の下壁部20eの内壁面には、ブラケット18に形成された係止部18cの係止孔18dに対応する位置に、係止部18cと係合する係止爪23が形成されている。係止爪23は、ブラケット18から側壁部20aに向かって下壁部20eの肉厚が大きくなるように形成されているテーパ部23aを有する。係止爪23は、電装品保護装置16の上下方向(Z軸方向)において、下壁部20eを介して、引掛部21と対称の位置に形成されている。
保護カバー20は、図5及び図6に示すように、下壁部20eから下方に突出した引掛部21を有する。引掛部21は、下壁部20eの外壁面において係止爪23の反対側に突出するように形成されている。引掛部21は、保護カバー20をブラケット18から外す必要が発生した場合にマイナスドライバー等の工具の先端を挿入する部分である。引掛部21は、板状に形成され下壁部20eと対向するように配置されている平板部21aを有する。平板部21aは、図5及び図6に示すように、矩形状に形成されている。なお、平板部21aの形状は、矩形状に限定されるものではなく、例えば、扇形状、半円形状、円形状、多角形状等他の形状であってもよい。引掛部21は、冷蔵庫100を背面側から見た場合に、保護カバー20の奥行方向(Y軸方向)において平板部21aの奥側に位置する接続壁部21cと、保護カバー20の幅方向(X軸方向)において圧縮機10側に位置する接続壁部21dとを有する。引掛部21は、接続壁部21cと、接続壁部21dとが下壁部20eから下方に突出するように形成されている。平板部21aの端縁部21a1は、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して形成されている。すなわち、平板部21aの端縁部21a1は、断熱箱体2の外側壁部4側から、断熱箱体2の開口5側にかけて形成されている。平板部21aは、図6に示すように、下壁部20eとの間に空隙21eを形成する。平板部21aと下壁部20eとにより形成される空隙21eは、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して開口している。平板部21aと下壁部20eとにより形成される空隙21eは、冷蔵庫100を背面側から見た場合に、保護カバー20の幅方向(X軸方向)において左側から、保護カバー20の奥行方向(Y軸方向)において前側まで、開口している。
保護カバー20は、側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有している。凹部22は、下壁部20eと上壁部20fとの間の位置に形成された中間下壁部22eと、側壁部20aとブラケット18との間の位置に形成された中間側壁部22dと、によって形成されている。また、凹部22は、前壁部20cと奥壁部20bとの間の位置に形成された中間前壁部22cによって形成されている。図6に示すように、凹部22は、断熱箱体2の背面側から見た奥行方向(Y軸方向)において、前壁部20cから引掛部21の接続壁部21cの突出位置まで形成されている。なお、凹部22の形成範囲は、前壁部20cから引掛部21の突出位置までに限定されるものではなく、例えば、前壁部20cから奥壁部20bまで形成されていてもよい。また、図6に示すように、凹部22は、断熱箱体2の背面側から見た幅方向(X軸方向)において、側壁部20aと、引掛部21の接続壁部21cとの間に形成されている。
[電装品保護装置16の組み立て]
圧縮機10に設けられたガラスターミナル11に電装品12が挿入固定される。その後、電装品12を覆うように保護カバー20をブラケット18に挿入する。この際、ブラケット18の上片部18bが、保護カバー20の上壁部20fと挟持部20gとの間隙20h内に水平移動しながら挿入されていき、上壁部20f及び挟持部20gが上片部18bを挟み込む。また、ブラケット18に形成された係止部18cに、保護カバー20のテーパ部23aを有する係止爪23が当たると、保護カバー20の係止爪23を設けている下壁部20eが、係止部18cに対して外側へ歪む。そして、さらに保護カバー20をブラケット18に挿入するとテーパ部23aを有する係止爪23が、ブラケット18の係止部18cに形成された係止孔18dに挿入されて係止される。保護カバー20の係止爪23が、ブラケット18の係止部18cに係止されることで、保護カバー20はブラケット18に固定される。
[電装品保護装置16の分解]
図7は、図3に示す電装品保護装置16において保護カバー20をブラケット18から取り外す際の断面図である。図8は、図7の電装品保護装置16及び圧縮機10の概略平面図である。図7及び図8を用いて、電装品保護装置16の分解について説明する。保護カバー20をブラケット18から取り外す場合、係止部18cに係止された保護カバー20の係止爪23を係止孔18dから取り外す必要がある。作業者は、保護カバー20の下壁部20eに設けられた引掛部21の空隙21eにマイナスドライバー等の工具30の先端を挿入する。引掛部21の平板部21aと下壁部20eとの間の空隙21eは、冷蔵庫100を背面側から見た場合に、保護カバー20の幅方向(X軸方向)において左側から保護カバー20の奥行方向(Y軸方向)において前側にかけて開口している。そのため、作業者は、工具30を電装品保護装置16の左側面側から正面側にかけて引掛部21に挿入することができ、工具30を引掛部21の空隙21eに挿入する際に、冷蔵庫100の側壁に妨げられることはない。
次に、作業者は、工具30によって、保護カバー20の引掛部21を下方に引き下げると同時に工具30の持ち手部分を起こすように回転力R1を加える。作業者が、工具30をこのように動かすことで、係止爪23を係止孔18dから取り外すことができ保護カバー20とブラケット18との固定を解除することができる。保護カバー20は、側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有している。そのため、作業者は、工具30を電装品保護装置16の左側面側から正面側にかけて保護カバー20の引掛部21を下方に引き下げると同時に工具30の持ち手部分を起こすように回転力R1を加えることができる。その結果、作業者は、工具30を動かす際に、保護カバー20の側壁部20a及び前壁部20cに動きを妨げられることはない。作業者は、工具30を電装品保護装置16の左側面側から正面側にかけて挿入し、移動することができることで、作業を行いやすい。
[冷蔵庫100及び圧縮機10の動作]
圧縮機10に設けられたガラスターミナル11に電装品12が挿入固定され、圧縮機10に電源が供給される。圧縮機10に電源が供給されると、圧縮機10に収納された圧縮要素により、冷媒ガスが圧縮され、吐出管13を通って冷蔵庫100の冷凍サイクルに流入する。冷蔵庫100の冷凍サイクルにより冷却作用を行ったガス冷媒は、吸入管14を通って圧縮機10内へと戻される。
以上のように冷蔵庫100は、電装品保護装置16の下壁部20eの外壁面において係止爪23の反対側から突出した引掛部21を有する。この引掛部21は、下壁部20eと対向する板状に形成された平板部21aを有し、平板部21aが、下壁部20eとの間に、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して開口した空隙21eを形成するものである。そのため、作業者が、保護カバー20をブラケット18から取り外すために冷蔵庫100の背面側から作業する場合に、工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて開口した空隙21eに挿入することができる。また、作業者が、挿入した工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて動かすことができる。その結果、作業者は、ブラケット18から保護カバー20を取り外す際に、引掛部21への工具30の挿入と挿入後の移動とが、冷蔵庫100の外側壁部4と保護カバー20の外郭となる側壁部20a及び前壁部20cに妨げられずに作業を行うことができる。
また、冷蔵庫100は、保護カバー20が側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有するものである。そのため、作業者が、保護カバー20をブラケット18から取り外すために冷蔵庫100の背面側から作業する場合に、工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて開口した空隙21eに挿入することができる。また、作業者が、挿入した工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて動かすことができる。その結果、作業者は、ブラケット18から保護カバー20を取り外す際に、引掛部21への工具30の挿入と、挿入後の移動とが、冷蔵庫100の外側壁部4と保護カバー20の外郭となる側壁部20a及び前壁部20cに妨げられずに作業を行うことができる。
また、冷蔵庫100は、空隙21eを形成する引掛部21と、保護カバー20が側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有するものである。そのため、作業者は、圧縮機10に接続されているチャージパイプ15等の配管により、作業スペースが十分確保できない場合でも、工具30の挿入域の広さと可動域の広さとから、保護カバー20をブラケット18からスムーズに取り外すことができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫200の下部背面斜視図である。図10は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫200に設置される、電装品保護装置16Aを備えた圧縮機10の左側面である。図11は、図10に示す電装品保護装置16AのA-A線断面図である。図12は、図11に示す保護カバー120の斜視図である。図1〜図8の冷蔵庫100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。冷蔵庫200は、電装品保護装置16Aの保護カバー120の形態が、電装品保護装置16の保護カバー20の形態と異なるものである。
[冷蔵庫200]
図9に示す冷蔵庫200は、間冷式の冷蔵庫であり、断熱箱体2と、圧縮機10と、電装品12と、電装品保護装置16Aとを備える。断熱箱体2の背面下部には、圧縮要素(図示せず)を内部に収納した圧縮機10が配置されている。圧縮機10には、図9及び図10に示すように、電装品保護装置16Aが取り付けられている。
[電装品保護装置16A]
電装品保護装置16Aは、電装品12を外部からの衝撃より保護し、または、電装品12を埃或いは液体から保護するものである。電装品保護装置16Aは、ブラケット18と保護カバー120とを有する。
(保護カバー120)
保護カバー120は、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の合成樹脂により射出成形されている。保護カバー120は、図11及ぶ図12に示すように、ブラケット18と当接する側に開口部20dが形成され、図9〜図12に示すように、直方体状の部分を有する箱状に形成されている。保護カバー120は、電装品12を覆ってブラケット18に固定される。保護カバー120は、図11に示すように、ブラケット18の基板部18aと対向する側壁部20aと、保護カバー120の上下方向(Z軸方向)において、底壁を構成する下壁部20eと、天井壁を構成する上壁部20fと、を有する。また、保護カバー120は、断熱箱体2の背面側から見た奥行方向(Y軸方向)において手前側の側壁を構成する前壁部20cと、奥側の側壁を構成する奥壁部20bとを有する。
保護カバー120の内壁面上部には、図11に示すように、上壁部20fと対向するように側壁部20aから突出した挟持部20gが設けられている。上壁部20fと挟持部20gとの間には、間隙20hが形成されている。保護カバー120の下壁部20eの内壁面には、ブラケット18に形成された係止部18cの係止孔18dに対応する位置に、係止部18cと係合する係止爪25が形成されている。係止爪25は、側壁部20aからブラケット18に向かって下壁部20eの肉厚が大きくなるように形成されているテーパ部25aを有する。係止爪25は、電装品保護装置16Aの上下方向(Z軸方向)において、下壁部20eを介して、引掛部21と対称の位置に形成されている。
保護カバー120は、図11及び図12に示すように、下壁部20eから下方に突出した引掛部21を有する。引掛部21は、下壁部20eの外壁面において係止爪25の反対側から突出するように形成されている。引掛部21は、保護カバー120をブラケット18から外す必要が発生した場合にマイナスドライバー等の工具の先端を挿入する部分である。引掛部21は、板状に形成され下壁部20eと対向するように配置されている平板部21aを有する。平板部21aは、図11及び図12に示すように、矩形状に形成されている。なお、平板部21aの形状は、矩形状に限定されるものではなく、例えば、扇形状、半円形状、円形状、多角形状等他の形状であってもよい。引掛部21は、冷蔵庫200を背面側から見た場合に、保護カバー120の奥行方向(Y軸方向)において平板部21aの奥側に位置する接続壁部21cと、保護カバー120の幅方向(X軸方向)において圧縮機10側に位置する接続壁部21dとを有する。引掛部21は、接続壁部21cと、接続壁部21dとが下壁部20eから下方に突出するように形成されている。平板部21aの端縁部21a1は、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して形成されている。すなわち、平板部21aの端縁部21a1は、断熱箱体2の外側壁部4側から、断熱箱体2の開口5側にかけて形成されている。平板部21aは、図12に示すように、下壁部20eとの間に空隙21eを形成する。平板部21aと下壁部20eとにより形成される空隙21eは、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して開口している。平板部21aと下壁部20eとにより形成される空隙21eは、冷蔵庫200を背面側から見た場合に、保護カバー120の幅方向(X軸方向)において左側から、保護カバー120の奥行方向(Y軸方向)において前側まで、開口している。
保護カバー120は、側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22Aを有している。凹部22Aは、下壁部20eと上壁部20fとの間の位置に形成された中間下壁部22eと、前壁部20cと奥壁部20bとの間の位置に形成された中間前壁部22c、によって形成されている。また、凹部22Aには、下壁部20eと、前壁部20cと、中間下壁部22eと、中間前壁部22cとによって貫通した開口部26が形成されている。図12に示すように、凹部22Aは、断熱箱体2の背面側から見た奥行方向(Y軸方向)において、前壁部20cから引掛部21の接続壁部21cの突出位置まで形成されている。なお、凹部22Aの形成範囲は、前壁部20cから引掛部21の突出位置までに限定されるものではなく、例えば、前壁部20cから奥壁部20bまで形成されていてもよい。また、図12に示すように、凹部22Aは、断熱箱体2の背面側から見た幅方向(X軸方向)において、側壁部20aと、引掛部21の接続壁部21cとの間に形成されている。
[電装品保護装置16Aの組み立て]
圧縮機10に設けられたガラスターミナル11に電装品12が挿入固定される。その後、電装品12を覆うように保護カバー120をブラケット18に挿入する。この際、ブラケット18の上片部18bが、保護カバー120の上壁部20fと挟持部20gとの間隙20h内に水平移動しながら挿入されていき、上壁部20f及び挟持部20gが上片部18bを挟み込む。また、ブラケット18に形成された係止部18cに、保護カバー120のテーパ部25aを有する係止爪25が当たると、保護カバー120の係止爪25を設けている下壁部20eが、係止部18cに対して外側へ歪む。そして、さらに保護カバー120をブラケット18に挿入するとテーパ部25aを有する係止爪25が、ブラケット18の係止部18cに形成された係止孔18dに挿入されて係止される。保護カバー120の係止爪25が、ブラケット18の係止部18cに係止されることで、保護カバー120はブラケット18に固定される。
[電装品保護装置16Aの分解]
電装品保護装置16Aの分解について説明する。電装品保護装置16Aの分解方法の1つは、図7及び図8で示す電装品保護装置16と同じである。保護カバー120をブラケット18から取り外す場合、係止部18cに係止された保護カバー120の係止爪25を係止孔18dから取り外す必要がある。作業者は、保護カバー120の下壁部20eに設けられた引掛部21の空隙21eにマイナスドライバー等の工具30の先端を挿入する。引掛部21の平板部21aと下壁部20eとの間の空隙21eは、冷蔵庫200を背面側から見た場合に、保護カバー120の幅方向(X軸方向)において左側から保護カバー120の奥行方向(Y軸方向)において前側にかけて開口している。そのため、作業者は、工具30を電装品保護装置16Aの左側面側から正面側にかけて引掛部21に挿入することができ、工具30を引掛部21の空隙21eに挿入する際に、冷蔵庫200の側壁に妨げられることはない。
次に、作業者は、工具30によって、保護カバー120の引掛部21を下方に引き下げると同時に工具30の持ち手部分を起こすように回転力R1を加える。作業者が、工具30をこのように動かすことで、係止爪25を係止孔18dから取り外すことができ保護カバー120とブラケット18との固定を解除することができる。保護カバー120は、側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22Aを有している。そのため、作業者は、工具30を電装品保護装置16Aの左側面側から正面側にかけて保護カバー120の引掛部21を下方に引き下げると同時に工具30の持ち手部分を起こすように回転力R1を加えることができる。その結果、作業者は、工具30を動かす際に、保護カバー120の側壁に動きを妨げられることはない。作業者は、工具30を電装品保護装置16Aの左側面側から正面側にかけて配置することができることで、作業を行いやすい。
図13は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫200において、電装品保護装置16Aの保護カバー120をブラケット18から取り外す際の断面図である。更に電装品保護装置16Aは、他の方法で、ブラケット18から保護カバー120を取り外すことができる。保護カバー120の凹部22Aには、下壁部20eと、前壁部20cと、中間下壁部22eと、中間前壁部22cとによって貫通した開口部26が形成されている。また、保護カバー120の下壁部20eの内壁面には、係止爪25が形成されている。係止爪25のテーパ部25aは、側壁部20aからブラケット18に向かって肉厚が大きくなるように形成されている。そのため、作業者は、マイナスドライバー等の工具30を開口部26に挿入するだけで、保護カバー120の下壁部20eを下方向へ引き下げることができる。その結果、作業者は、工具30によって下壁部20eを下方向へ引き下げる為の力を使わなくても、工具30を開口部26に挿入するだけで、保護カバー120とブラケット18との固定を外すことができ、保護カバー120をスムーズに取り外すことができる。
[冷蔵庫200及び圧縮機10の動作]
圧縮機10に設けられたガラスターミナル11に電装品12が挿入固定され、圧縮機10に電源が供給される。圧縮機10に電源が供給されると、圧縮機10に収納された圧縮要素により、冷媒ガスが圧縮され、吐出管13を通って冷蔵庫200の冷凍サイクルに流入する。冷蔵庫200の冷凍サイクルにより冷却作用を行ったガス冷媒は、吸入管14を通って圧縮機10内へと戻される。
以上のように冷蔵庫200は、電装品保護装置16Aの下壁部20eの外壁面において係止爪25の反対側から突出した引掛部21を有する。この引掛部21は、下壁部20eと対向する板状に形成された平板部21aを有し、平板部21aが、下壁部20eとの間に、側壁部20a側から前壁部20c側にかけて連続して開口した空隙21eを形成するものである。そのため、作業者が、保護カバー120をブラケット18から取り外すために冷蔵庫200の背面側から作業する場合に、工具30を電装品保護装置16Aの側面側から正面側にかけて開口した空隙21eに挿入することができる。また、作業者が、挿入した工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて動かすことができる。その結果、作業者は、ブラケット18から保護カバー120を取り外す際に、引掛部21への工具30の挿入と挿入後の移動とが、冷蔵庫200の外側壁部4と保護カバー120の外郭となる側壁部20a及び前壁部20cに妨げられずに作業を行うことができる。
また、冷蔵庫200は、保護カバー120が側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22Aを有するものである。そのため、作業者が、保護カバー120をブラケット18から取り外すために冷蔵庫200の背面側から作業する場合に、工具30を電装品保護装置16Aの側面側から正面側にかけて開口した空隙21eに挿入することができる。また、作業者が、挿入した工具30を電装品保護装置16の側面側から正面側にかけて動かすことができる。その結果、作業者は、ブラケット18から保護カバー120を取り外す際に、引掛部21への工具30の挿入と挿入後の移動とが、冷蔵庫200の外側壁部4と保護カバー120の外郭となる側壁部20a及び前壁部20cに妨げられずに作業を行うことができる。
また、冷蔵庫200は、空隙21eを形成する引掛部21と、保護カバー120が側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22Aを有するものである。そのため、作業者は、圧縮機10に接続されているチャージパイプ15等の配管により、作業スペースが十分確保できない場合でも、工具30の挿入域の広さと可動域の広さとから、保護カバー120をブラケット18からスムーズに取り外すことができる。
さらに、冷蔵庫200は、保護カバー120の凹部22Aに、下壁部20eと、前壁部20cと、中間下壁部22eと、中間前壁部22cとによって貫通した開口部26が形成されている。また、保護カバー120の下壁部20eの内壁面には、係止爪25が形成されている。係止爪25のテーパ部25aは、側壁部20aからブラケット18に向かって肉厚が大きくなるように形成されている。そのため、作業者は、マイナスドライバー等の工具30を開口部26に挿入するだけで、保護カバー120の下壁部20eを下方向へ引き下げることができる。その結果、作業者は、工具30によって下壁部20eを下方向へ引き下げる為の力を使わなくても、工具30を開口部26に挿入するだけで、保護カバー120とブラケット18との固定を外すことができ、保護カバー120をスムーズに取り外すことができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態1及び2に限定されず、種々の変更を加えることができる。冷蔵庫100では、引掛部21が、電装品保護装置16の下壁部20eの外壁面において係止爪23の反対側から突出するように形成されている。また、保護カバー20は、側壁部20aと下壁部20eとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有している。たとえば、冷蔵庫100は、引掛部21と係止爪23とが、上壁部20fに設けられていてもよい。また、この場合、保護カバー20は、側壁部20aと上壁部20fとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22を有していてもよい。同様に、冷蔵庫200は、引掛部21と係止爪25とが、上壁部20fに設けられていてもよい。また、この場合、保護カバー120は、側壁部20aと上壁部20fとの稜線に沿って前壁部20cまで形成された凹部22Aを有していてもよい。
2 断熱箱体、3 底壁部、4 外側壁部、5 開口、6 後壁部、10 圧縮機、11 ガラスターミナル、12 電装品、13 吐出管、14 吸入管、15 チャージパイプ、16 電装品保護装置、16A 電装品保護装置、18 ブラケット、18a 基板部、18a1 貫通孔、18b 上片部、18c 係止部、18d 係止孔、20 保護カバー、20a 側壁部、20b 奥壁部、20c 前壁部、20d 開口部、20e 下壁部、20f 上壁部、20g 挟持部、20h 間隙、21 引掛部、21a 平板部、21a1 端縁部、21c 接続壁部、21d 接続壁部、21e 空隙、22 凹部、22A 凹部、22c 中間前壁部、22d 中間側壁部、22e 中間下壁部、23 係止爪、23a テーパ部、25 係止爪、25a テーパ部、26 開口部、30 工具、100 冷蔵庫、120 保護カバー、200 冷蔵庫。

Claims (7)

  1. 底壁部と、前記底壁部に設けられた対向する2つの外側壁部と、2つの前記外側壁部の間に配置され前記底壁部との間に開口を形成する後壁部と、を有する断熱箱体と、
    前記断熱箱体の前記開口内において、前記底壁部に設置され、前記外側壁部の一方に寄せて配置された圧縮機と、
    前記圧縮機を駆動し、前記圧縮機の前記一方の外側壁部側に設けられた端子に接続された電装品と、
    前記圧縮機に設置され前記電装品を覆う電装品保護装置と、
    を備え、
    前記電装品保護装置は、
    前記端子を囲み前記圧縮機に固定されるブラケットと、
    前記ブラケット側が開口し、直方体状の部分を有する箱状に形成されており、前記電装品を覆って前記ブラケットに固定される保護カバーと、
    を有し、
    前記ブラケットは、
    前記保護カバー側に突出し、係止孔を形成する係止部を有し、
    前記保護カバーは、
    前記ブラケットと対向する側壁部と、底壁を構成する下壁部と、天井壁を構成する上壁部と、前記断熱箱体の背面側から見た奥行方向において手前側の側壁を構成する前壁部と、奥側の側壁を構成する奥壁部と、
    前記下壁部の内壁面において前記係止孔に対向する位置に形成され、前記係止部と係合する係止爪と、
    前記下壁部の外壁面において前記係止爪の反対側に突出した引掛部であって、前記下壁部と対向する板状に形成された平板部を有し、前記平板部が、前記下壁部との間に、前記側壁部側から前記前壁部側にかけて連続して開口した空隙を形成する前記引掛部と、
    を有する冷蔵庫。
  2. 前記保護カバーは、前記側壁部と前記下壁部との稜線に沿って前記前壁部まで形成された凹部をさらに有する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記凹部は、前記断熱箱体の背面側から見た奥行方向において、前記前壁部と前記引掛部の突出位置との間に形成されている請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記凹部は、
    前記下壁部と前記上壁部との間の位置に形成された中間下壁部と、前記側壁部と前記ブラケットとの間の位置に形成された中間側壁部と、前記前壁部と前記後壁部との間の位置に形成された中間前壁部とによって形成されている請求項2又は3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記係止爪は、前記ブラケットから前記側壁部に向かって肉厚が大きくなるように形成されているテーパ部を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記凹部は、
    前記下壁部と前記上壁部側との間の位置に形成された中間下壁部と、前記前壁部と前記後壁部との間の位置に形成された中間前壁部とによって形成されており、前記下壁部と、前記前壁部と、前記中間下壁部と、前記中間前壁部とによって貫通した開口部が形成されている請求項2又は3に記載の冷蔵庫。
  7. 前記係止爪は、前記側壁部から前記ブラケットに向かって肉厚が大きくなるように形成されているテーパ部を有する請求項6に記載の冷蔵庫。
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