JPWO2018155466A1 - 脱落防止具 - Google Patents

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Abstract

ボルト(B)に巻き付けられる脱落防止具(1)を有し、上記ボルト(B)に取り付けられたナット(C)の脱落を防止する脱落防止具(1)であって、上記脱落防止具(1)は、軸芯(A)を中心として巻回された中央領域(10a)と、上記中央領域(10a)の端部に連なる端部領域(10b)とを有し、上記端部領域(10b)は、上記軸芯(A)に沿う方向において上記中央領域(10a)方向に折曲されると共に、上記軸芯(A)から見て径方向外側に向けて折曲されている。

Description

本発明は、脱落防止具に関する。
本願は、2017年2月23日に、日本に出願された特願2017−032034号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
ボルトに取り付けられた、ナットの脱落を防止するため、脱落防止具をボルトに取り付けることがある。例えば、特許文献1には、環状の第1コイルバネ部と、上記第1コイルバネ部の内側に配置されると共にボルトに巻き付けられる第2コイルバネ部とを有する脱落防止具が開示されている。このような特許文献1に係る脱落防止具は、第1コイルバネ部が第2コイルバネ部の外側に設けられることにより、ボルトへの取り付けが容易となっている。
日本国特許第5200190号公報
このような特許文献1に係る脱落防止具は、ボルトのネジ山の斜面に対して楔として機能することで、ボルト軸芯方向においてナットが緩み方向に移動することを阻止していると考えられる。
しかしながら、特許文献1に係る脱落防止具によれば、ボルトに取り付けられた際、ナットに当接する第2コイルバネ部の端部が、ボルト軸芯に沿う方向において、ナットに向けて折曲される。このため、ナットと第2コイルバネ部の端部とが当接し、ナットが緩む方向に移動する場合に、第2コイルバネ部の端部が拡径方向に押され、ボルトのネジ山の斜面に対する楔としての効果が弱まり、ナットが緩む可能性がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、より確実にナットの脱落を防止することを目的とする。
本発明は、第1の態様として、ボルトに巻き付けられ、上記ボルトに取り付けられたナットの脱落を防止する脱落防止具であって、1つの軸芯を中心としてコイル素線が巻回されたコイル状の中央領域と、上記中央領域の端部に連なる端部領域とを有し、上記端部領域は、上記軸芯に沿う方向において上記中央領域方向に折曲されると共に、上記軸芯から見て径方向外側に向けて折曲されている。
第2の態様として、上記第1の態様において、上記コイル素線は、断面形状が六角形である。
第3の態様として、上記第1の態様において、上記コイル素線は、断面形状が四角形である。
第4の態様として、上記第1の態様において、上記コイル素線は、断面形状が円形である。
第5の態様として、上記第1〜4のいずれかの態様において、上記端部領域は、上記中央領域の両端に設けられている。
第6の態様として、上記第5の態様において、2つの前記端部領域は、それぞれ前記中央領域の巻回方向と反対の方向に屈曲される。
第7の態様として、上記第5の態様において、2つの前記端部領域は、それぞれ前記中央領域の巻回方向と反対の方向に屈曲される。
本発明によれば、ボルトに巻き付けられる脱落防止具の両端の端部領域が、ボルトの軸芯に沿う方向において上記コイルの中央領域に向けて折曲されている。すなわち、コイルのナット側に位置する端部が、ボルトの軸芯に沿う方向においてナットと反対方向に折曲されている。よって、脱落防止具の上記ナット側に位置する端部領域は、ナットと当接しない。これにより、ナットが緩む方向に移動する場合に、ナットは、中央領域に当接し、中央領域のコイル素線をネジ山の斜面に対して押し付ける。このため、中央領域は、より強固な楔として機能する。したがって本発明に係る脱落防止具は、より確実にナットの脱落を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る脱落防止具の上面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の側面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の断面拡大図である。 ボルトに取り付けた本発明の一実施形態に係る脱落防止具の側面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の実施例を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の実施例を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の実施例を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る脱落防止具の実施例を示す上面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る脱落防止具の一実施形態について説明する。図1Aは、本実施形態に係る脱落防止具の上面図である。図1Bは、本実施形態に係る脱落防止具の側面図である。図1Cは、本実施形態に係る脱落防止具の断面拡大図である。ABC図2は、ボルトBに取り付けた本実施形態に係る脱落防止具1の側面図である。
脱落防止具1は、ボルトBに取り付けられ、ナットCの脱落を防止する部品である。脱落防止具1は、1本のコイル素線11により形成されており、中央領域10aと、端部領域10bとを有している。中央領域10aは、図1A、図1Bに示すように、軸芯Aを中心としてコイル素線11が円形に複数回巻回されることにより形成されている。この中央領域10aは、ボルトBに取り付けられる際に、ボルトBのネジ山に沿って回し入れられることにより、ネジ山に嵌り込んだ状態となる。
端部領域10bは、中央領域10aの端部に連なる領域であり、図1Bに示すように、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されている。これにより、端部領域10bは、ナットCの緩み方向にかかる力を分散させ、中央領域10aを縮径させる。端部領域10bは、図1Aに示すように、軸芯Aから見て径方向外側に向けて折曲されている。これにより、ボルトBのネジ山から径方向外側に突出した端部領域10bを持つことで、脱落防止具1をボルトBに取り付け及び取り外しを行う。このような端部領域10bは中央領域10aの両端部に対して設けられており、脱落防止具1は、全体として点対称な形状となっている。
コイル素線11は、例えばステンレス製の線材であり、図1Cに示すように、断面形状が軸芯Aに垂直な方向において横長な六角形とされている。弧のコイル素線11は、太さがボルトBのネジ山よりも細く設定されており、ボルトBに取り付ける際には、断面における六角形の角の部分が、ネジ山の斜面に当接する。
脱落防止具1は、ナットCが取り付けられたボルトBのネジ山に沿って中央領域10aが回し入れられることにより、図2に示すように、ネジ山とネジ山との間にコイル素線11が嵌り込んだ状態となる。この状態において、端部領域10bは、ナットCに当接すると共に、軸芯Aに沿う方向において中央領域10a方向に折曲されており、かつ軸芯Aから見て径方向外側に突出した状態となっている。
ナットCが振動等により緩み方向に移動された場合には、端部領域10bは、ナットCによって軸芯Aに沿う方向においてナットCの緩み方向へと押される。このとき、端部領域10bは、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されている。これにより、ナットCから受けた軸芯Aに沿う方向の力を、端部領域10bの折曲方向と、端部領域10bに垂直な方向とに分散させる。端部領域10bの折曲方向にはたらく力は、端部領域10bを引っ張り、これに連なる中央領域10aを縮径させる。中央領域10aが縮径されるとボルトBのネジ山とコイル素線11との間の摩擦力が大きくなり、脱落防止具1は、ナットCの緩み方向に回転され難くなり、ナットCの脱落を防止できる。
表1は、脱落防止具1のコイル素線の断面形状について行った実験の結果を示す表である。
この実験では、ナットCの取り付けられたボルトBに、ナットCに当接するようにコイル素線11を巻回したコイル(中央領域10aに相当)を取り付け、3000回振動させた後、試験終了時のナットの回転角度を計測した。同条件による実験を、断面形状が矩形としたいわゆる角線をコイル素線11として用いたコイルと、断面形状が円形としたいわゆる丸線をコイル素線11として用いたコイルと、図1Cに示すような断面形状が六角形の素線をコイル素線11として用いたコイルとについて実施した。上記試験におけるナットCの締め付けトルクはいずれも6Nmとしている。
Figure 2018155466
この表1に示すように、コイル素線11が角線及び丸線の場合は、試験終了時におけるナットCの回転角度がいずれも72度である。これに対して、コイル素線11の断面形状が六角形の場合は、試験終了時におけるナットCの回転角度が18度である。ナットCの脱落を防止するためには、回転角度が360度以下であることが望ましいため、いずれの断面形状のコイル素線11も脱落を防止することが可能であるが、断面形状が六角形のコイル素線11が最もナットCの緩みを防ぐことが可能であると考えられる。すなわち、断面形状が六角形のコイル素線11によって形成された脱落防止具1は、ボルトBとの間の摩擦力を大きくすることができ、ナットの緩みを効果的に防止できる。
このような本実施形態に係る脱落防止具1は、端部領域10bが軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されている。これにより、ナットCは、端部領域10bと当接せず、中央領域10aに当接する。これにより、ナットCがボルトBのネジ山の斜面にコイル素線11を押し付けるため、中央領域10aは、より強固な楔として機能し、ボルトBから脱落することが無い。したがって、脱落防止具1は、より確実にナットCの緩み及び脱落を防止することができる。
本実施形態に係る脱落防止具1によれば、このような端部領域10bが中央領域10aの両端に設けられている。これにより、脱落防止具1は上下対称の形状となり、脱落防止具1をボルトBに取り付ける作業者は、脱落防止具1をどちらの方向からも挿入することができる。
本実施形態に係る脱落防止具1によれば、端部領域10bが軸芯Aから見て径方向外側に向けて折曲されている。これにより、端部領域10bを持ってボルトBのネジ山に沿って回転させることで、脱落防止具1の取り付け及び取り外しが容易である。
本実施形態に係る脱落防止具1によれば、コイル素線11の断面形状は、六角形とされている。これにより、ボルトBのネジ山とコイル素線11との間の摩擦力をより大きくすることができ、ナットCの緩みをより確実に防止することができる。
図3は、本実施形態に係る脱落防止具1Aの実施例1を示す上面図である。本実施例において、脱落防止具1Aは、両側の端部領域10bが、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されていると共に径方向外側に向けて折曲されており、それぞれ略円環状に巻回されている。このような脱落防止具1Aは、ボルトBに取り付けられることにより、中央領域10aの径が広げられる。両側の端部領域10bは、図3に破線で示すように、中央領域10aの拡径に伴って中央領域10aの拡径方向に引っ張られ、互いに重なった状態となる。
このような実施例1によれば、端部領域10bが円環状とされることにより、脱落防止具1Aは、ボルトBに正しく取り付けられた場合に、2つの端部領域10bの位置がボルトBに取り付けられる前と変化する。これにより、本実施例の脱落防止具1Aは、ボルトBに正しく取り付けられているか否かを視認することが容易である。
このような形状とすることにより、例えば、ボルトに取り付けられた脱落防止具を撮影することで、画像認識等により、脱落防止具1Aが正しく取り付けられているか否かを判定することも可能である。
本実施例においては、両側の端部領域10bは、ボルトBに脱落防止具1Aが正しく取り付けられている場合に、互いに重なるものとしたが、これに限定されない。例えば、両側の端部領域10bは、ボルトBへの取付前の状態では互いに重なっており、ボルトBに脱落防止具1Aが正しく取り付けられることにより、図3の実線に示すように変位するものとしてもよい。
図4は、本実施形態に係る脱落防止具1Bの実施例2を示す上面図である。本実施形態においては、本実施例において、脱落防止具1Bは、両側の端部領域10bが、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されていると共に、それぞれ中央領域10aの巻回方向と反対の方向に向けて屈曲されている。端部領域10bの最端部は、略直線状とされている。
このような脱落防止具1Bは、ボルトBに取り付けられることにより、中央領域10aの径が広げられる。両側の端部領域10bは、図4に破線で示すように、中央領域10aの拡径に伴って中央領域10aの拡径方向に引っ張られ、互いに重なった状態となる。
このような本実施例によれば、脱落防止具1Bは、ボルトBに正しく取り付けられた場合に、2つの端部領域10bの位置がボルトBに取り付けられる前と変化する。これにより、本実施例の脱落防止具1Bは、ボルトBに正しく取り付けられているか否かを視認することが容易である。
本実施例においては、端部領域10bの最端部が略直線状とされているため、最端部が曲線状となるように加工をする必要がなく、加工が容易である。
図5は、本実施形態に係る脱落防止具1Cの実施例3を示す上面図である。本実施例においては、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されていると共に径方向外側に向けて折曲され、端部領域10bが六角形状に中央領域10aの周りに同心上となるように複数回巻回されている。これにより、脱落防止具1Cは、外形形状が六角柱状とされている。このような脱落防止具1Cは、ボルトBに取り付けられることにより、中央領域10aの径が広げられる。両側の端部領域10bは、図5に破線で示すように、中央領域10aの拡径に伴って中央領域10aの拡径方向に引っ張られ、中央領域10aの近傍の部位が中央領域10a側に移動することにより、一部の六角形を形成するコイル素線11が周方向において回転する。これにより、ボルトBの軸芯方向から見て、同心上に設けられた複数の六角形が角度を変えて重なっているように見える状態となる。
このような本実施例によれば、脱落防止具1Cは、ボルトBに正しく取り付けられた場合に、2つの端部領域10bの位置がボルトBに取り付けられる前と変化する。これにより、本実施例の脱落防止具1Cは、ボルトBに正しく取り付けられているか否かを視認することが容易である。
外形形状が略六角柱状とされることにより、レンチ等の工具でナットCと共に取り付けることが可能であり、取り付けが容易となる。
図5は、本実施形態に係る脱落防止具1Dの実施例4を示す上面図である。本実施例においては、軸芯Aに沿う方向において中央領域10aに向けて折曲されていると共に径方向外側に向けて折曲されており、端部領域10bが三角形状に中央領域10aの周りに同心上となるように複数回巻回されている。これにより、脱落防止具1Dは、外形形状が三角柱状とされている。このような脱落防止具1Dは、ボルトBに取り付けられることにより、中央領域10aの径が広げられる。両側の端部領域10bは、図5に破線で示すように、中央領域10aの拡径に伴って中央領域10aの拡径方向に引っ張られ、中央領域10aの近傍の部位が中央領域10a側に移動することにより、一部の三角形を形成するコイル素線11が周方向において回転する。これにより、ボルトBの軸芯方向から見て、同心上に設けられた複数の三角形が角度を変えて重なっているように見える状態となる。
本実施例によれば、上記実施例3と同様に、脱落防止具1Dは、ボルトBに正しく取り付けられた場合に、2つの端部領域10bの位置がボルトBに取り付けられる前と変化する。これにより、本実施例の脱落防止具1Dは、ボルトBに正しく取り付けられているか否かを視認することが容易である。
本実施例によれば、作業者は、端部領域10bを持つことにより、脱落防止具1DをボルトBに取り付けることが容易である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
脱落防止具1には、端部領域10bに連なると共にボルトBへの取り付けを容易とするための六角形の取付部を設けられるものとしてもよい。脱落防止具1に取付部設けられるものとすると、レンチ等の工具で脱落防止具1を取り付けることが容易となる。
上記実施形態においては、コイル素線11は、断面形状が六角形とされているが、本発明はこれに限定されない。コイル素線11の断面形状が円形または四角形である丸線または角線とした場合についても、ナットCの緩みを防止する効果が確認されており、コイル素線11は、丸線または角線としてもよい。
上記実施形態においては、端部領域10bは、中央領域10aの両端部に設けたが、本発明はこれに限定されない。端部領域10bは、中央領域10aの一端のみに設けてもよい。この場合、脱落防止具1において端部領域10bが一か所のみとなるため、加工が容易となる。
上記実施形態においては、周方向において2つの端部領域10bが同一の位置に設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、2つの端部領域10bを周方向において180度ずらして設けてもよい。これにより、どの方向から脱落防止具1を取り外す場合においても、端部領域10bを持ちやすくなり、取り外しが容易となる。
また、脱落防止具1の中央領域の巻回方向は限定されず、左巻きまたは右巻きのいずれとしてもよい。
本発明の脱落防止具によれば、より確実にナットの脱落を防止することができる。
1 脱落防止具
10a 中央領域
10b 端部領域
11 コイル素線
A 軸芯
B ボルト
C ナット

Claims (7)

  1. ボルトに巻き付けられ、前記ボルトに取り付けられたナットの脱落を防止する脱落防止具であって、
    1つの軸芯を中心としてコイル素線が巻回されたコイル状の中央領域と、前記中央領域の端部に連なる端部領域とを有し、
    前記端部領域は、前記軸芯に沿う方向において前記中央領域方向に折曲されると共に、前記軸芯から見て径方向外側に向けて折曲されている
    脱落防止具。
  2. 前記コイル素線は、断面形状が六角形である請求項1記載の脱落防止具。
  3. 前記コイル素線は、断面形状が四角形である請求項1記載の脱落防止具。
  4. 前記コイル素線は、断面形状が円形である請求項1記載の脱落防止具。
  5. 前記端部領域は、前記中央領域の両端に設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱落防止具。
  6. 2つの前記端部領域は、それぞれ前記中央領域の巻回方向と反対の方向に屈曲される請求項5記載の脱落防止具。
  7. 前記端部領域は、前記中央領域の周囲に巻回される請求項5記載の脱落防止具。
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