JPWO2018037676A1 - 光学デバイス - Google Patents

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Abstract

光学デバイス(1)は、透光性を有する第1基板(10)と、第1基板(10)に対向し、透光性を有する第2基板(20)と、第1基板(10)と第2基板(20)との間に配置され、入射した光を配光する配光層(30)とを備え、配光層(30)は、複数の凸部(35)を有する凹凸構造部(31)と、複数の凸部(35)の間を充填するように配置された、複数の液晶分子(37)を含む液晶部(32)と、液晶部(32)を間に挟むように配置され、複数の液晶分子(37)を配向させる無機配向膜(33)及び有機配向膜(34)とを有し、無機配向膜(33)は、凹凸構造部(31)の表面に設けられている。

Description

本発明は、光学デバイスに関する。
屋外から入射する太陽光などの外光の透過状態を変化させることができる光学デバイスが知られている。
例えば、特許文献1には、一対の透明基板と、一対の透明基板の各々に形成された一対の透明電極と、一対の透明電極に挟まれたプリズム層及び液晶層とを有する液晶光学素子が開示されている。当該液晶光学素子は、一対の透明電極に印加される電圧によって液晶層の屈折率を変化させて、プリズムの斜面と液晶層との界面を通過する光の屈折角を変化させる。
特開2012−173534号公報
しかしながら、上記従来の液晶光学素子では、配光効率が低いという問題がある。
具体的には、上記従来の液晶光学素子では、液晶層の液晶分子を配向させるための、ポリイミドなどからなる配向膜がプリズム層の表面に形成されている。しかしながら、プリズム層の表面は凹凸を有するので、配向膜のラビング処理ができない。このため、液晶層の液晶分子が適切に配向されなくなるので、液晶層の屈折率を所望の値にすることが難しくなる。
また、プリズム層が樹脂材料を用いて形成されている場合、プリズム層は溶剤耐性を有しない。このため、配向膜としてポリイミドなどの有機材料を塗布した場合、プリズム層の凹凸形状が変形する恐れがある。さらに、有機材料に含まれる水分などが液晶層を劣化させる恐れもある。これらの結果、液晶光学素子の配光効率が低下する。
そこで、本発明は、高い配光効率を有する光学デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る光学デバイスは、透光性を有する第1基板と、前記第1基板に対向し、透光性を有する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、入射した光を配光する配光層とを備え、前記配光層は、複数の凸部を有する凹凸構造部と、前記複数の凸部の間を充填するように配置された、複数の液晶分子を含む液晶部と、前記液晶部を間に挟むように配置され、前記複数の液晶分子を配向させる無機配向膜及び有機配向膜とを有し、前記無機配向膜は、前記凹凸構造部の表面に設けられている。
本発明によれば、高い配光効率を有する光学デバイスを実現することができる。
図1は、実施の形態に係る光学デバイスの断面図である。 図2は、実施の形態に係る光学デバイスの拡大断面図である。 図3は、実施の形態に係る光学デバイスの配光モードを説明するための拡大断面図である。 図4は、実施の形態に係る光学デバイスの透光モードを説明するための拡大断面図である。 図5は、実施の形態に係る光学デバイス(配光モード)を窓に設置した場合の使用例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る光学デバイスについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、本明細書及び図面において、x軸、y軸及びz軸は、三次元直交座標系の三軸を示している。各実施の形態では、z軸方向を鉛直方向とし、z軸に垂直な方向(xy平面に平行な方向)を水平方向としている。なお、z軸の正方向を鉛直上方としている。また、本明細書において、「厚み方向」とは、光学デバイスの厚み方向を意味し、第1基板及び第2基板の主面に垂直な方向のことであり、「平面視」とは、第1基板又は第2基板の主面に対して垂直な方向から見たときのことをいう。
(実施の形態)
[構成]
まず、本実施の形態に係る光学デバイス1の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る光学デバイス1の断面図である。図2は、本実施の形態に係る光学デバイス1の拡大断面図であり、図1の一点鎖線で囲まれる領域IIの拡大断面図である。
光学デバイス1は、光学デバイス1に入射する光を制御する光制御デバイスである。具体的には、光学デバイス1は、光学デバイス1に入射する光の進行方向を変更して(つまり、配光して)出射させることができる配光素子である。
図1及び図2に示すように、光学デバイス1は、入射する光を透過するように構成されており、第1基板10と、第2基板20と、配光層30と、第1電極40と、第2電極50と、スペーサ60とを備える。
なお、第1電極40の配光層30側の面には、第1電極40と配光層30の凹凸構造部31とを密着させるための密着層が設けられていてもよい。密着層は、例えば、透光性の接着シートである。
光学デバイス1は、対をなす第1基板10及び第2基板20の間に、第1電極40、配光層30及び第2電極50がこの順で厚み方向に沿って配置された構成である。スペーサ60は、第1基板10及び第2基板20間の距離を保つために、面内に分散されている。
以下、光学デバイス1の各構成部材について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
[第1基板及び第2基板]
第1基板10及び第2基板20は、透光性を有する透光性基板である。第1基板10及び第2基板20としては、例えばガラス基板又は樹脂基板を用いることができる。
ガラス基板の材料としては、ソーダガラス、無アルカリガラス又は高屈折率ガラスなどが挙げられる。樹脂基板の材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、アクリル(PMMA)又はエポキシなどの樹脂材料が挙げられる。ガラス基板は、光透過率が高く、かつ、水分の透過性が低いという利点がある。一方、樹脂基板は、破壊時の飛散が少ないという利点がある。
第1基板10と第2基板20とは、同じ材料で構成されていてもよく、あるいは、異なる材料で構成されていてもよい。また、第1基板10及び第2基板20は、リジッド基板に限るものではなく、可撓性を有するフレキシブル基板でもよい。本実施の形態において、第1基板10及び第2基板20は、PET樹脂からなる透明樹脂基板である。
第2基板20は、第1基板10に対向する対向基板であり、第1基板10に対向する位置に配置される。第1基板10と第2基板20とは、例えば、10μm〜30μmなどの所定距離空けて配置されている。第1基板10と第2基板20とは、互いの端部外周に額縁状に形成された接着剤などのシール樹脂によって接着されている。
なお、第1基板10及び第2基板20の平面視形状は、例えば、正方形又は長方形の矩形状であるが、これに限るものではなく、円形又は四角形以外の多角形であってもよく、任意の形状が採用され得る。
[配光層]
図1及び図2に示すように、配光層30は、第1基板10と第2基板20との間に配置される。配光層30は、透光性を有しており、入射した光を透過させる。また、配光層30は、入射した光を配光する。つまり、配光層30は、配光層30を光が通過する際に、その光の進行方向を変更する。
配光層30は、凹凸構造部31(凹凸層)と、液晶材料を含む液晶部32(液晶層)と、無機配向膜33と、有機配向膜34とを有する。
凹凸構造部31は、図2に示すように、複数の凸部35と、複数の凹部36とを有する。具体的には、凹凸構造部31は、マイクロオーダサイズの複数の凸部35によって構成された凹凸構造体である。複数の凸部35の間が、複数の凹部36である。すなわち、隣り合う2つの凸部35の間が、1つの凹部36である。
複数の凸部35は、第1基板10の主面(第1電極40が設けられた面)に平行なz軸方向に沿って繰り返す複数の凸部である。すなわち、本実施の形態では、z軸方向は、複数の凸部35の並び方向である。
本実施の形態において、複数の凸部35は、ストライプ状に形成されている。複数の凸部35の各々は、x軸方向に延びる長尺状の凸部である。具体的には、複数の凸部35の各々は、断面形状が三角形でx軸方向に延在する長尺状の略三角柱形状であり、z軸方向に沿って等間隔に配列されている。凸部35の断面形状は、三角形に限らず、台形でもよい。複数の凸部35の各々は、同じ形状を有するが、互いに異なる形状を有してもよい。
複数の凸部35の各々の高さ(y軸方向の長さ)は、例えば2μm〜100μmであるが、これに限らない。また、隣り合う凸部35の間隔、すなわち、凹部36の幅(z軸方向)は、例えば0〜100μmである。つまり、隣り合う2つの凸部35は、接触することなく所定の間隔をあけて配置されていてもよく、接触して配置されていてもよい。なお、隣り合う凸部35の間隔は、0〜100μmに限らない。
複数の凸部35の各々は、一対の側面35a及び35bを有する。図2に示すように、一対の側面35a及び35bは、z軸方向に交差する面である。本実施の形態において、複数の凸部35の各々の断面形状は、第1基板10から第2基板20に向かう方向(厚み方向)に沿って先細りのテーパ形状である。一対の側面35a及び35bの各々は、厚み方向に対して所定の傾斜角で傾斜する傾斜面であり、一対の側面35a及び35bの間隔(凸部35の幅(z軸方向の長さ))は、第1基板10から第2基板20に向かって漸次小さくなっている。
側面35aは、例えば、一対の側面35a及び35bのうち、鉛直上方側の側面(上側面)である。側面35bは、例えば、一対の側面35a及び35bのうち、鉛直下方側の側面(下側面)である。
凸部35の材料としては、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂又はシリコーン樹脂などの光透過性を有する樹脂材料を用いることができる。凸部35は、例えば、紫外線硬化樹脂材料から形成され、モールド成形又はナノインプリントなどによって形成することができる。
凹凸構造部31は、例えば、屈折率が1.5のアクリル樹脂を用いて断面が三角形の凹凸構造を、モールド型押しにより形成することができる。凸部35の高さは、例えば10μmであり、複数の凸部35は、間隔が2μmで等間隔にz軸方向に並んで配置されている。凸部35の根元部の厚さは、例えば10μmである。間隔は0μm〜5μmの値をとりうる。液晶部32の複屈折材料は、例えば、複屈折性を有する液晶分子37を含む液晶である。このような液晶としては、例えば、液晶分子37が棒状分子からなるネマティック液晶又はコレステリック液晶などを用いることができる。また、複屈折性を有する液晶分子37は、例えば、常光屈折率(no)が1.5で、異常光屈折率(ne)が1.7である。
液晶部32は、凹凸構造部31の複数の凹部36を充填するように配置されている。液晶部32は、第1電極40と第2電極50との間に形成される隙間を充填するように配置されている。例えば、図2に示すように、凸部35と第2電極50とが離れているので、液晶部32は、凸部35と第2電極50との間の隙間を埋めるように配置される。
本実施の形態において、液晶部32は、電界が与えられることによって可視光領域での屈折率が調整可能な屈折率調整層として機能する。具体的には、液晶部32は、電界応答性を有する液晶分子37を有する液晶によって構成されているので、配光層30に電界が与えられることで液晶分子37の配向状態が変化して液晶部32の屈折率が変化する。
配光層30には、第1電極40及び第2電極50間に電圧が印加されることによって電界が与えられる。したがって、第1電極40及び第2電極50に印加する電圧を制御することによって配光層30に与えられる電界が変化し、これにより、液晶分子37の配向状態が変化して液晶部32の屈折率が変化する。つまり、液晶部32は、第1電極40及び第2電極50に電圧が印加されることで屈折率が変化する。
このとき、凸部35の屈折率が1.5である場合、液晶部32の材料としては、常光屈折率が1.5で、異常光屈折率が1.7のポジ型の液晶を用いることができる。
なお、図2では、電圧が無印加の状態(後述する図3も同様)を示しており、液晶分子37は、長軸がx軸に平行になるように配向されている。第1電極40及び第2電極50間に電圧が印加された場合には、液晶分子37は、長軸がy軸に平行になるように配向される(後述する図4を参照)。
なお、液晶部32は、交流電力によって電界が与えられてもよく、直流電力によって電界が与えられてもよい。交流電力の場合には、電圧波形は、正弦波でもよく、矩形波でもよい。
液晶部32は、例えば、第1電極40及び凹凸構造部31が形成された第1基板10と、第2電極50が形成された第2基板20との各々の端部外周をシール樹脂で封止した状態で、ポジ型液晶を真空注入法で注入することで形成される。
無機配向膜33は、液晶部32に含まれる複数の液晶分子37を配向させる配向膜である。無機配向膜33は、有機配向膜34との間に、液晶部32を挟むように配置されている。無機配向膜33は、液晶部32と接触しており、接触している部分(液晶部32の第1基板10側の表面層)に含まれる複数の液晶分子37を所定の方向に配向させる。
本実施の形態では、無機配向膜33は、凹凸構造部31の表面に設けられている。すなわち、無機配向膜33は、凹凸構造部31の凹凸に沿って形成されている。具体的には、無機配向膜33は、凸部35の表面、すなわち、凹部36の表面に沿って略均一な膜厚で形成された薄膜である。無機配向膜33は、側面35a及び側面35bを覆っている。無機配向膜33の膜厚は、例えば、10nm〜200nmであるが、これに限らない。
無機配向膜33は、無機材料を主成分として含有する。具体的には、無機配向膜33は、絶縁性で、かつ、透光性の無機材料を用いて形成されている。無機配向膜33は、例えば、シリコン酸化物(SiO)などの透明金属酸化物を主成分として含んでいる。無機配向膜33は、例えば、スパッタリング又は蒸着によって、凹凸構造部31の表面の凹凸に沿って薄膜状に形成される。
無機配向膜33の屈折率は、凹凸構造部31の屈折率と略等しく、例えば、1.5である。これにより、凹凸構造部31と無機配向膜33との間の界面(具体的には、側面35a及び35b)での光の屈折及び反射を抑制することができる。
有機配向膜34は、液晶部32に含まれる複数の液晶分子37を配向させる配向膜である。有機配向膜34は、液晶部32と接触しており、接触している部分(液晶部32の第2基板20側の表面層)に含まれる複数の液晶分子37を所定の方向に配向させる。
有機配向膜34のアンカリング強度は、無機配向膜33のアンカリング強度より大きい。アンカリング強度とは、液晶分子37を配向させる力(配向力)に相当する。具体的には、有機配向膜34のアンカリング強度は、無機配向膜33のアンカリング強度の10倍〜100倍である。例えば、有機配向膜34のアンカリング強度は、1.0×10−4J/m〜8×10−4J/mである。例えば、無機配向膜33のアンカリング強度は、2×10−6J/m〜4×10−5J/mである。
本実施の形態では、有機配向膜34のアンカリング強度が無機配向膜33のアンカリング強度より大きいので、有機配向膜34を基準に複数の液晶分子37を配向させることができる。具体的には、有機配向膜34によって複数の液晶分子37の配向方向を定め、無機配向膜33は、定められた配向方向に液晶分子37が配向されるのを補助する。つまり、無機配向膜33には、強いアンカリング強度が要求されないので、ラビング処理などを行わなくてもよい。有機配向膜34と無機配向膜33とで液晶部32を挟むことで、液晶部32に含まれる複数の液晶分子37を配向させることができる。
有機配向膜34は、第2電極50の表面に設けられている。有機配向膜34は、第2電極50の表面を覆うように、略均一な膜厚で形成された薄膜である。有機配向膜34の膜厚は、例えば、10nm〜300nmであるが、これに限らない。
有機配向膜34は、有機材料を主成分として含有する。具体的には、有機配向膜34は、絶縁性で、かつ、透光性の有機材料を用いて形成されている。有機配向膜34は、例えば、ポリイミドなどの透明樹脂材料を主成分として含んでいる。有機配向膜34は、例えば、塗布によって、第2電極50の表面に沿って薄膜状に形成される。有機配向膜34は、透明樹脂材料が塗布された後、ラビング処理が行われることで形成される。
[第1電極及び第2電極]
図1及び図2に示すように、第1電極40及び第2電極50は、電気的に対となっており、配光層30に電界を与えることができるように構成されている。なお、第1電極40と第2電極50とは、電気的だけではなく配置的にも対になっており、対向するように配置されている。具体的には、第1電極40及び第2電極50は、配光層30を挟むように配置されている。
第1電極40及び第2電極50は、光透過性を有し、入射した光を透過する。第1電極40及び第2電極50は、例えば透明導電層である。透明導電層の材料としては、ITO(Indium Tin Oxide)若しくはIZO(Indium Zinc Oxide)などの透明金属酸化物、銀ナノワイヤ若しくは導電性粒子などの導電体を含有する樹脂からなる導電体含有樹脂、又は、銀薄膜などの金属薄膜などを用いることができる。なお、第1電極40及び第2電極50は、これらの単層構造でよく、これらの積層構造(例えば透明金属酸化物と金属薄膜との積層構造)でもよい。本実施の形態では、第1電極40及び第2電極50はそれぞれ、厚さ100nmのITOである。
第1電極40は、第1基板10と凹凸構造部31との間に配置されている。具体的には、第1電極40は、第1基板10の配光層30側の面に形成されている。
一方、第2電極50は、液晶部32と第2基板20との間に配置されている。具体的には、第2電極50は、第2基板20の配光層30側の面に形成されている。
なお、第1電極40及び第2電極50は、例えば、外部電源との電気接続が可能となるように構成されている。例えば、外部電源に接続するための電極パッドなどが、第1電極40及び第2電極50の各々から引き出されて第1基板10及び第2基板20に形成されていてもよい。
第1電極40及び第2電極50はそれぞれ、例えば、蒸着、スパッタリングなどにより形成される。
[スペーサ]
スペーサ60は、第1基板10と第2基板20との間の距離を保つために設けられている。具体的には、スペーサ60は、透光性を有する所定の径の球体(粒子)である。例えば、スペーサ60は、ガラス又は樹脂製の粒子であり、その径は、例えば、5μm〜10μmである。
本実施の形態では、複数のスペーサ60が液晶部32内でランダムに分散されて配置されている。光学デバイス1の正面視において、複数のスペーサ60が面内に分散されていることで、第1基板10と第2基板20との距離を保つことができる。また、樹脂凹凸上に無機配向膜33が形成されることにより、ビーズを分散して対向基板を貼り合わせたときに、ビーズにより凹凸形状にかかる押圧が低減し、凹凸形状が崩れない効果が得られる。このため、液晶の配向が乱れず配光性能が向上する。
複数のスペーサ60は、例えば、液晶部32を構成する液晶材料に予め混入されている。第1基板10と第2基板20との間に液晶材料を注入した際に、複数のスペーサ60は、面内に分散して配置される。
複数のスペーサ60の屈折率は、例えば、液晶部32の屈折率と同等である。具体的には、複数のスペーサ60の屈折率は、1.5〜1.7である。
[光学デバイスの光学状態]
続いて、本実施の形態に係る光学デバイス1の光学状態について用いて説明する。
光学デバイス1は、配光層30への電界の印加状態に応じた2つの光学状態(動作モード)を有する。具体的には、光学デバイス1は、入射する光の進行方向を変更させる配光モードと、入射する光をそのまま(進行方向を変更することなく)通過させる透光モードとを有する。
図3は、本実施の形態に係る光学デバイス1の配光モードを説明するための拡大断面図である。図4は、本実施の形態に係る光学デバイス1の透光モードを説明するための拡大断面図である。
光学デバイス1では、配光層30に印加される電界、具体的には、第1電極40と第2電極50との間に印加される電圧に応じて、液晶部32に含まれる液晶分子37の配向が変化する。液晶分子37は、複屈折性を有する棒状の液晶分子であるので、入射する光の偏光状態に応じて屈折率が異なる。
光学デバイス1に入射する太陽光などの光は、P偏光(P偏光成分)とS偏光(S偏光成分)とを含んでいる。P偏光は、図3及び図4のいずれのモードにおいても、その振動方向が液晶分子37の短軸に対して略平行になる。このため、P偏光についての液晶分子37の屈折率は、モードに依存せず、常光屈折率(no)であって、具体的には1.5である。このため、P偏光についての屈折率は、配光層30内で略一定となるので、P偏光は、配光層30内をそのまま直進する。
S偏光についての液晶分子37の屈折率は、図3及び図4のモードに応じて変化する。以下では、各々のモードの詳細について説明する。
図3に示すように、光学デバイス1が配光モードである場合、凸部35と液晶部32(凹部36)との間で屈折率差が生じる。本実施の形態では、凸部35の屈折率が1.5であり、液晶部32の屈折率は、1.7になる。
光学デバイス1に対して斜めから入射する太陽光などの光L1のS偏光は、図3に示すように、凸部35(無機配向膜33)から液晶部32に入射するときに無機配向膜33の表面33bで屈折された後、液晶部32から凸部35(無機配向膜33)に入射するときに無機配向膜33の表面33aで反射されて、斜め上方に向けて進行する。なお、無機配向膜33の表面33a及び33bはそれぞれ、凸部35の側面35a及び35bと略平行である。
光学デバイス1に略垂直に入射する光L2(S偏光)は、図3に示すように、表面33a又は33bを通過する際に、表面33a又は33bによって屈折する。このとき、表面33a又は33bに対して浅く入射する(入射角が大きい)ので、これらの光は、表面33a又は33bで屈折した後、そのまま(他の側面で反射されることなく)第2基板20から出射される。
なお、光L1のP偏光は、表面33bで屈折されることなく、表面33aで反射されることなく、そのまま光学デバイス1を通過して斜め下方に進行する。なお、光L2のP偏光についても同様に、光学デバイス1をそのまま通過する。
一方で、図4に示すように、光学デバイス1が透光モードである場合、配光層30内で屈折率の差が生じないので、光L1のP偏光及びS偏光のいずれも、そのまま光学デバイス1を通過して斜め下方に進行する。また、光L2のP偏光及びS偏光のいずれも、そのまま光学デバイス1を通過して真っ直ぐ進行する。
[使用例]
ここで、本実施の形態に係る光学デバイス1の使用例について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る光学デバイス1(配光モード)を窓に設置した場合の使用例を示す図である。
図5に示すように、光学デバイス1は、建物90の窓91に設置することで、配光機能付き窓として実現することができる。光学デバイス1は、例えば、粘着層を介して既存の窓91に貼り合わされる。この場合、光学デバイス1は、第1基板10及び第2基板20の主面が鉛直方向(z軸方向)と平行になる姿勢で窓91に設置される。
なお、図5では、光学デバイス1の詳細な構造が図示されていないが、光学デバイス1は、第1基板10が屋外側で第2基板20が屋内側になり、かつ、凸部35の側面35aが天井側で側面35bが床側になるように配置されている。つまり、光学デバイス1は、第1基板10が光入射側で、第2基板20が光出射側になるように配置されている。
光学デバイス1が配光モードである場合、凸部35と液晶部32との間で屈折率差が生じるため、図3で示したように、光L1(S偏光)は、表面33aによって全反射されて斜め上方に向けて進行する。このため、図5に示すように、表面33a(全反射面)によって全反射された光によって、屋内の天井が照射される。このように、太陽光を採り込んで天井面を照射することで、屋内を明るくすることができる。これにより、例えば、屋内の照明器具を消灯し、又は、光出力を抑えることができるので、省電力化を図ることができる。
このとき、景色からの反射光(光学デバイス1に略垂直に入射する光)のうち、表面33a又は33bを通過しない光は、その進行方向が変化しないため、当該光によって景色を見ることができる。また、表面33a又は33bを通過する光は、S偏光の進行方向が変化するものの、P偏光の進行方向は変化しない。
このため、配光モードにおいても、景色からの反射光の透過率を50%以上にすることができる。したがって、窓本来の透明性による開放感を維持しつつ、屋内を明るくすることができる。
また、光学デバイス1では、表面33aで反射した光L1の進行方向を液晶部32の屈折率で制御することができる。つまり、光学デバイス1からの出射光の仰角を調整することができる。具体的には、液晶部32の屈折率を調整することで、出射光の仰角を調整することができる。液晶部32の屈折率は、第1電極40及び第2電極50の間に印加する電圧を制御することで段階的に調整することができる。
例えば、太陽高度は、季節又は時間によって変化するため、光学デバイス1に対して入射する太陽光の入射角が季節又は時間によって変化する。これに対し、光学デバイス1は、液晶部32の屈折率を調整することで、光学デバイス1から出射される光の出射角(仰角)を、例えば略一定にすることができる。これにより、季節又は時間によって太陽高度が異なる場合でも、常に天井面の一定の領域を照射することができる。したがって、季節又は時間によらず、採光効率を高めることができ、省電力化を図ることができる。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る光学デバイス1は、透光性を有する第1基板10と、第1基板10に対向し、透光性を有する第2基板20と、第1基板10と第2基板20との間に配置され、入射した光を配光する配光層30とを備え、配光層30は、複数の凸部35を有する凹凸構造部31と、複数の凸部35の間(凹部36)を充填するように配置された、複数の液晶分子37を含む液晶部32と、液晶部32を間に挟むように配置され、複数の液晶分子37を配向させる無機配向膜33及び有機配向膜34とを有し、無機配向膜33は、凹凸構造部31の表面に設けられている。
これにより、凹凸構造部31の表面に形成される無機配向膜33は、無機材料を主成分として含み、有機材料を実質的に含んでいない。このため、有機材料によって凹凸構造部31の形状が変化するのを抑制することができる。したがって、凹凸構造部31の凹凸形状が変形するのを抑制し、屈折面(表面33b)及び反射面(表面33a)の形状が変形するのを抑制することができる。これにより、入射光を所望の方向に進行させることができ、配光効率を高めることができる。
また、無機配向膜33は、凹凸構造部31を構成する樹脂材料が紫外線硬化成分を含む場合であっても、当該成分が液晶部32に漏れ出るのを抑えることができる。したがって、液晶部32の劣化を抑制することができる。
また、本実施の形態のようにスペーサ60が液晶部32内に含まれている場合であっても、無機配向膜33は、スペーサ60からの押圧力を緩和し、凹凸構造部31の凸部35が変形するのを抑制することができる。これにより、入射光を所望の方向に進行させることができ、配光効率を高めることができる。
このように、本実施の形態によれば、高い配光効率を有する光学デバイス1を提供することができる。
また、例えば、光学デバイス1は、さらに、配光層30を挟むように配置された第1電極40及び第2電極50を備え、液晶部32は、第1電極40及び第2電極50間に電圧が印加された場合に、屈折率が変化する。
これにより、第1電極40及び第2電極50間に電圧を印加した場合に、液晶部32の屈折率を変化させることができるので、光学デバイス1は、印加電圧に応じて、複数の光学状態を実現することができる。例えば、光学デバイス1は、入射する太陽光などを屋内の天井面に向けて進行させる配光モードと、入射する太陽光などをそのまま進行させる透光モードとを実現することができる。
また、例えば、第1電極40は、第1基板10と凹凸構造部31との間に配置され、第2電極50は、液晶部32と第2基板20との間に配置され、有機配向膜34は、第2電極50の表面に設けられている。
これにより、液晶部32に面内で均一な電界を印加することができるので、液晶部32の屈折率の変化を面内で均一にすることができる。
また、例えば、有機配向膜34のアンカリング強度は、無機配向膜33のアンカリング強度より大きい。
これにより、有機配向膜34のアンカリング強度が無機配向膜33のアンカリング強度より大きいので、有機配向膜34を基準に複数の液晶分子37を配向させることができる。具体的には、有機配向膜34によって複数の液晶分子37の配向方向を定め、無機配向膜33は、定められた配向方向に液晶分子37が配向されるのを補助する。つまり、無機配向膜33には、強いアンカリング強度が要求されないので、ラビング処理などを行わなくてもよい。有機配向膜34と無機配向膜33とで液晶部32を挟むことで、液晶部32に含まれる複数の液晶分子37を配向させることができる。
また、例えば、無機配向膜33は、透明金属酸化物を主成分として含む。
これにより、無機配向膜33が光を十分に透過させるので、光学デバイス1の透光率を高めることができ、配光効率を高めることができる。
(その他)
以上、本発明に係る光学デバイスについて、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、凸部35の長手方向がx軸方向となるように光学デバイスを窓に配置したが、これに限らない。例えば、凸部35の長手方向がz軸方向となるように光学デバイスを窓に配置してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、凹凸構造部31を構成する複数の凸部35の各々は、長尺状であったが、これに限らない。例えば、複数の凸部35は、マトリクス状などに点在するように配置されていてもよい。つまり、複数の凸部35を、ドット状に点在するように配置してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、複数の凸部35の各々は、同じ形状としたが、これに限るものではなく、例えば、面内において異なる形状であってもよい。例えば、光学デバイス1におけるz軸方向の上半分と下半分とで複数の凸部35の側面35aの傾斜角を異ならせてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、複数の凸部35の高さは、一定としたが、これに限るものではない。例えば、複数の凸部35の高さは、ランダムに異なっていてもよい。このようにすることで、光学デバイスを透過する光が虹色に見えてしまうことを抑制できる。つまり、複数の凸部35の高さをランダムに異ならせることで、凹凸界面での微小な回折光や散乱光が波長で平均化されて出射光の色付きが抑制される。
また、例えば、上記の実施の形態では、配光層30の液晶部32の材料として、液晶材料以外にポリマー構造などの高分子を含むものを用いてもよい。ポリマー構造は、例えば、網目状の構造であり、ポリマー構造(網目)の間に液晶分子が配置されることによって屈折率の調整が可能となる。高分子を含む液晶材料としては、例えば、高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)又はポリマーネットワーク型液晶(PNLC:Polymer Network Liquid Crystal)などを用いることができる。
また、上記の実施の形態では、光学デバイス1に入射する光として太陽光を例示したが、これに限らない。例えば、光学デバイス1に入射する光は、照明装置などの発光装置が発する光であってもよい。
また、上記の実施の形態1では、光学デバイス1は、窓91の屋内側の面に貼り付けたが、窓91の屋外側の面に貼り付けてもよい。屋内側に貼り付けることで、光学素子の劣化を抑制することができる。また、光学デバイス1を窓に貼り付けたが、光学デバイスを建物90の窓そのものとして用いてもよい。また、光学デバイス1は、建物90の窓91に設置する場合に限るものではなく、例えば車の窓などに設置してもよい。
なお、これらの変形例は、他の実施の形態及び変形例にも適用できる。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 光学デバイス
10 第1基板
20 第2基板
30 配光層
31 凹凸構造部
32 液晶部
33 無機配向膜
34 有機配向膜
35 凸部
37 液晶分子
40 第1電極
50 第2電極

Claims (5)

  1. 透光性を有する第1基板と、
    前記第1基板に対向し、透光性を有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、入射した光を配光する配光層とを備え、
    前記配光層は、
    複数の凸部を有する凹凸構造部と、
    前記複数の凸部の間を充填するように配置された、複数の液晶分子を含む液晶部と、
    前記液晶部を間に挟むように配置され、前記複数の液晶分子を配向させる無機配向膜及び有機配向膜とを有し、
    前記無機配向膜は、前記凹凸構造部の表面に設けられている
    光学デバイス。
  2. さらに、
    前記配光層を挟むように配置された第1電極及び第2電極を備え、
    前記液晶部は、前記第1電極及び前記第2電極間に電圧が印加された場合に、屈折率が変化する
    請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記第1電極は、前記第1基板と前記凹凸構造部との間に配置され、
    前記第2電極は、前記液晶部と前記第2基板との間に配置され、
    前記有機配向膜は、前記第2電極の表面に設けられている
    請求項2に記載の光学デバイス。
  4. 前記有機配向膜のアンカリング強度は、前記無機配向膜のアンカリング強度より大きい
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  5. 前記無機配向膜は、透明金属酸化物を主成分として含む
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学デバイス。
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