JPWO2017195557A1 - 開閉体のロック装置 - Google Patents

開閉体のロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017195557A1
JPWO2017195557A1 JP2018516916A JP2018516916A JPWO2017195557A1 JP WO2017195557 A1 JPWO2017195557 A1 JP WO2017195557A1 JP 2018516916 A JP2018516916 A JP 2018516916A JP 2018516916 A JP2018516916 A JP 2018516916A JP WO2017195557 A1 JPWO2017195557 A1 JP WO2017195557A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
rod
rack
base member
closing body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018516916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6573292B2 (ja
Inventor
寿 中曽称
寿 中曽称
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Publication of JPWO2017195557A1 publication Critical patent/JPWO2017195557A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6573292B2 publication Critical patent/JP6573292B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R7/00Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
    • B60R7/04Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks
    • B60R7/06Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks mounted on or below dashboards
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • E05B83/30Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for glove compartments
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C21/00Arrangements or combinations of wing fastening, securing, or holding devices, not covered by a single preceding main group; Locking kits
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/04Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with two sliding bars moved in opposite directions when fastening or unfastening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/02Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
    • F16H19/04Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising a rack

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

ピニオンギヤとラックとの過度の噛み込みを抑制する開閉体のロック装置を提供する。このロック装置10は、ロック部と、一対のロッド20,20と、ベース部材40と、ベース部材40の底面に設けられた支持部に回転可能に装着される回転部材60とを有し、回転部材60は、その回転中心と同心状に設けられたピニオンギヤ65と、同回転中心に対して同心状の円弧面を有する円筒壁からなるガイド壁部63とが設けられており、一対のロッド20,20の回転部材側の側面には、ピニオンギヤ65に噛み合うラック30と、ラック30がピニオンギヤ65に噛み合った状態で、ガイド壁部63に当接可能とされた規制部32とが形成されている。

Description

本発明は、固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体を、閉じた状態にロックするための、開閉体のロック装置に関する。
例えば、自動車のグローブボックス等の固定体に形成された開口部には、リッド等の開閉体が開閉可能に取付けられている。そして、開口部と開閉体との間には、開閉体を閉じたときにロックすると共に、開閉体を開くときにはロックを解除できるようにしたロック装置が設けられている。
ロック装置としては、固定体又は開閉体に設けたロック部に係脱する一対のロッドを有するものがある。そして、一対のロッドを同期してスライドさせるため、各ロッドにラック溝を設け、これらにピニオンギヤを噛み合わせることにより、一方のロッドをスライドさせると、ピニオンギヤを介して、他方のロッドがスライドする構造がある。
従来のこの種の構造として、下記特許文献1には、開口部に対してグローブボックスを閉じた状態にロックするロック手段と、そのロックを解除するロック解除とを備え、前記ロック手段は、一対の係合部材と、該一対の係合部材の基端部に形成されたラックと、両ラックに噛み合うピニオンとを有する構造が記載されている。また、グローブボックスのボックス本体の左右両側壁に、各係合部材の先端側の係合部が挿通されて、同係合部材をスライドガイドする挿通孔がそれぞれ形成されている。
特許第4412234号公報
上記特許文献1に記載の構造では、ボックス本体の左右両側壁に設けた挿通孔に、係合部材の先端部を挿通させることで、各係合部材をスライドガイドしている。しかしながら、この挿通孔に寸法バラツキや加工不良等が生じると、本来、互いに平行に配置されるべき一対の係合部材の、一方又は両方が傾いてしまうことがあり、係合部材の基端部に設けたラックが、ピニオンギヤに対して、所定の噛み込み量よりも深く噛み合うおそれがあった。こうなると、一対の係合部材が同期してスムーズにスライドしにくくなり、開口部からグローブボックスを開くときや閉じるときの、操作フィーリングが悪化する可能性がある。
したがって、本発明の目的は、ピニオンギヤとロッドに設けたラックとの過度の噛み込みを抑制して、ロッドのスライド時の操作フィーリングを維持することができる、開閉体のロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体のロック装置であって、前記固定体の開口部又は開閉体のどちらか一方に設けられたロック部と、前記固定体又は前記開閉体のどちらか他方に配置され、前記ロック部に係脱する一対のロッドと、前記固定体又は前記開閉体に設置されるベース部材と、前記ベース部材の底面に設けられた支持部に回転可能に装着される回転部材とを有し、前記回転部材は、その回転中心と同心状に設けられたピニオンギヤと、同回転中心に対して同心状の円弧面を有する円弧壁又は円筒壁からなるガイド壁部とが設けられており、前記一対のロッドには、前記ピニオンギヤに噛み合うラックと、該ラックが前記ピニオンギヤに噛み合った状態で前記ガイド壁部に当接可能とされた規制部とが形成されていることを特徴とする。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記規制部は、前記ラックに沿って延びる突条をなしており、前記回転部材の回転軸方向から見て、その突出方向先端は、前記ラックの歯先よりも突出されていることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記ベース部材は、前記規制部に係止して、前記ロッドを、前記ベースに対して抜け止め保持する係止部を有していることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記ベース部材には、前記ガイド壁部との間で、前記ロッドを挟持する挟持壁部が設けられており、該挟持壁部には、前記ロッドに当接して、同ロッドを前記回転部材側へ付勢する弾性片が形成されていることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記規制部は、前記ラックよりも前記ベース部材の底面から離れた位置に設けられており、更に、前記ロッドの、前記ベース部材の底面側とは反対側の面には、前記ラックを所定位置で前記ピニオンギヤに噛み合わせるためのマーカーが設けられていることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記ロッドには、前記ロッドの延出方向に延びるリブが形成され、該リブの所定位置には切欠きが形成されており、前記ベース部材には、前記ラックの所定位置が前記ピニオンギヤとの噛み合い位置になるときに、前記切欠きに整合する挿入壁部が設けられており、該挿入壁部には、前記切欠きに挿入されて前記ラックが前記ピニオンギヤに噛み合った状態で、前記ロッドのスライド時に、前記リブを通過可能とする通過溝が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、一対のロッドには、回転部材のピニオンギヤに噛み合うラックと、該ラックがピニオンギヤに噛み合った状態で、ガイド壁部に当接可能とされた規制部が形成されているので、ピニオンギヤにラックが噛み合った状態でロッドが回転部材側に押されても、ロッドの規制部が回転部材のガイド壁部に当接して、ピニオンギヤとラックとが過度に近づくことを規制して、ピニオンギヤとラックとの噛み込み過ぎを抑制することができ、ロッドのスライド時の、操作フィーリングを良好に維持することができる。
本発明に係る開閉体のロック装置の、一実施形態を示す分解斜視図である。 同ロック装置を構成するロッドの拡大斜視図である。 同ロック装置において、ベース部材に回転部材を組み付けた状態の斜視図である。 同ロック装置において、回転部材にロッドを取付ける際の斜視図である。 同ロック装置の要部拡大平面図である。 図5において、ラックとピニオンギヤとの噛み合った状態を示す要部拡大平面図である。 図5のA−A矢示線における断面図である。 同ロック装置において、開閉体を閉じた状態を示す説明図である。 同ロック装置において、開閉体を開いた状態を示す説明図である。 本発明に係る開閉体のロック装置の、他の実施形態を示す分解斜視図である。 同ロック装置を構成するロッドの拡大斜視図である。 図10において、ロッドを回転部材に組み付けた状態の斜視図である。 図12のB−B矢示線における断面図である。 図12のD−D矢示線における断面図である。 本発明に係る開閉体のロック装置の、更に他の実施形態を示す分解斜視図である。 同ロック装置において、回転部材にロッドを組み付けた状態の背面図である。ッドを回転部材に組み付けた状態の斜視図である。 図16のE−E矢示線における断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る開閉体のロック装置の、一実施形態について説明する。
図8に示すように、この実施形態における開閉体のロック装置10(以下、「ロック装置10」という)は、例えば、車両のインストルメントパネルに設けられたグローブボックス等の、固定体1の開口部2に、開閉可能に取付けられる開閉体5を、開閉ロックするために用いられるものである。
なお、開閉体のロック装置としては、例えば、インストルメントパネルの開口部に箱状のグローブボックスが回動可能に取付けられた構造に適用したり(この場合、インストルメントパネルが「固定体」、グローブボックスが「開閉体」をなす)、或いは、インストルメントパネルの開口部にリッドが開閉可能に取付けられた構造(この場合、インストルメントパネルが「固定体」、リッドが「開閉体」をなす)に適用したりしてもよく、固定体の開口部を開閉する各種の開閉体に広く用いることができる。
図8に示すように、この実施形態では、固定体1の開口部2の内面に、凹状のロック部3,3が設けられている。なお、ロック部は、凹状でなくとも、孔状や、突起状、枠状等であってもよく、また、固定体ではなく、開閉体に設けてもよく、特に限定はされない。
そして、図1及び図8に示すように、この実施形態のロック装置10は、開閉体5に配置され、ロック部3,3に係脱する一対のロッド20,20と、開閉体5に設置されるベース部材40と、該ベース部材40に回転可能に装着される回転部材60と、ロック部3からロッド20を係脱操作する操作部材80(図8参照)とを有している。また、回転部材60を回転付勢して、ロッド20,20をロック部3,3側に向けて付勢する、トーションバネからなる付勢バネ75を有している(図1及び図7参照)。なお、開閉体5の設置面5aからは一対のボス7,7が突設されており、ベース部材40がネジ8,8によって締め付け固定されるようになっている。
まず、ロッド20について説明する。
図8に示すように、この実施形態における各ロッド20は、両者同一形状であって、その軸方向途中がクランク状に屈曲した形状をなしており、その先端部21がロック部3に係脱するようになっている。
図1に示すように、各ロッド20の基部23は、所定長さで直線状に延びている。そして、図1、図5及び図6に示すように、この基部23の、回転部材60側の側面23aに、回転部材60に形成された後述するピニオンギヤ65に噛み合う、ラック30と、このラック30がピニオンギヤ65に噛み合った状態で、ガイド壁部63に当接可能とされた規制部32とが形成されている。
図1及び図2に示すように、この実施形態においては、各ロッド20の基部23の側面23aであって、ベース部材40の底面41a側に、ラック30がロッド20の延出方向に沿って形成されている。
一方、規制部32は、ラック30に沿って所定高さで突出して延びる突条をなしており、図6に示すように、回転部材60の回転軸方向から見て、その突出方向先端は、前記ラック30の歯先30aよりも突出した形状をなしている。また、図2に示すように、突条をなした規制部32は、各ロッド20の基部23の側面23aに対して、ラック30の歯先30aよりも突出すると共に、前記側面23a側において、前記ラック30よりもベース部材40の底面41aから離れた位置に形成されている(図4及び図7参照)。
そして、突条をなした規制部32は、ロッド20のラック30が回転部材60のピニオンギヤ65に噛み合った状態で、ガイド壁部63の外周に近接配置されて当接可能とされると共に(図5及び図6参照)、ベース部材40の後述する係止部46がスライド可能に係止して、ベース部材40の底面41aに対して面直方向にロッド20を抜け止めするようになっている(図4及び図5参照)。なお、この実施形態における規制部32は、図5に示すように、回転部材60のガイド壁部63に当接した状態となっているが、規制部32とガイド壁部63との間に隙間があってもよく、ロッド20が回転部材60側に押されたときに、規制部32が回転部材60のガイド壁部63に当接可能となればよい。
また、上記のように、規制部32は、ラック30がピニオンギヤ65に噛み合った状態で、ガイド壁部63に当接可能とされており、それによってラック30とピニオンギヤ65とが過度に近づくことを規制して、ラック30がピニオンギヤ65に対して所定量以上噛み合うことを抑制するようになっている。
更に図4及び図5に示すように、各ロッド20の基部23の、ラック30が形成された側面23aとは反対側の側面23bであって、ベース部材40の底面41a寄りの縁部には、ロッド20の延出方向に沿ってリブ33が延びている。このリブ33に、ベース部材40の後述する弾性片50が当接して、ベース部材40の底面41aに対して面直方向にロッド20を抜け止めすると共に、ロッド20を回転部材60側へ付勢するようになっている(図5参照)。
また、図2に示すように、各ロッド20の基部23の底面(ベース部材40の底面41a側に向く面)側には、ロッド20の延出方向に沿って所定深さの凹溝24が形成されている。
更に、図2及び図7に示すように、前記リブ33には、ベース部材40の底面41a側に向けて、突条をなした当接リブ33aが突設されている。また、図2に示すように、各ロッド20のラック30の、歯先30aとは反対側の基部側であって、前記凹溝24の長手方向一側部周縁からは、ベース部材40の底面41a側に向けて、突条をなした当接リブ30bが突設されている。図7に示すように、前記当接リブ33aは、ベース部材40の後述する挟持壁部48の段状部48aに当接し、前記当接リブ30bは、回転部材60の基部61に当接して、ベース部材40や回転部材60に対するロッド20の接触面積を減少させて、ロッド20のスライド性能を向上させている。
更に図8に示すように、各ロッド20の先端部21寄りの位置には、枠状部25が形成されている。この枠状部25内には、開閉体5から突設したガイド突起7aが入り込んで、ロッド20のスライド動作がガイドされる。また、一方の枠状部25内には、操作部材80の操作片81(図8参照)が入り込んで、ロッド20がスライド操作される。
また、図4及び図5に示すように、各ロッド20の基部23の、ベース部材40の底面41a側とは反対側の面23cには、ラック30を所定位置でピニオンギヤ65に噛み合わせるための、マーカー27が設けられている。
なお、以上説明したロッドとしては、例えば、真直ぐに延びる形状にしてもよく、ラック及び規制部を有するものであれば、その形状や構造等は特に限定されない。また、この実施形態のロッド20は、開閉体側に配置されているが、固定体側に配置されていてもよい。
上記ロッド20を操作する操作部材80は、開閉体5の面方向に対して近接離反するように取付けられる構造をなし、一方のロッド20の枠状部25内に入り込む操作片81を有している(図8及び図9参照)。そして、開閉体5の表面に対して操作部材80を離反させると、操作片81がロッド20をスライド操作して、その先端部21がロック部3から離脱するようになっている(図9参照)。
なお、操作部材80は、例えば、開閉体や固定体の面方向に沿って回転する回転ノブや回転ハンドル、或いは、面方向に対して押し込むプッシュ式のものとしてもよく、ロック部3からロッド20を係脱操作可能であれば、その構造は特に限定されない。また、操作部材80は、固定体側に取付けられていてもよい。
次に、ベース部材40について説明する。
図1に示すように、このベース部材40は、前記開閉体5の設置面5aに設置され、底面41aが形成された略円板状の底部41を有しており、該底部41の底面41aの中心からは、回転部材60を回転可能に支持する、軸部43が立設されている。この軸部43が、本発明における「支持部」をなしている。また、軸部43は、基部側が先端側よりも拡径しており、その先端外周からは、一対の突起43a,43aが突設されており、これらの突起43a、43aが、回転部材60の後述する天井壁67の表面側に配置されて、回転部材60をベース部材40に対して抜け止め保持する(図7参照)。
図3に示すように、底部41の、周方向に対向する周縁部から、所定幅の立設部44,44がそれぞれ立設されており、各立設部44の立設方向上端部から、ベース部材40の外径方向に向けて、ネジ孔45aを有する取付片45が延設されている。各取付片45のネジ孔45aに挿通されたネジ8を、前記ボス7に締め付け固定することで、開閉体5にベース部材40が固定される(図1参照)。
また、各立設部44の上端であって、その幅方向両側には一対の係止部46,46が設けられている。図3に示すように、この係止部46は、立設部44の上端縁部から立ち上がると共に、下方側に向けて斜め外方に折り返された形状をなしており、その下端部に設けた係止面46aが、各ロッド20の突条をなした規制部32に係止して、ロッド20の抜け止めを図るようになっている(図4参照)。
更に図3に示すように、各立設部44の内面側(ベース部材40の内径方向側)に、回転部材60の基部61の外周縁部上方に配置される、抜け止め突部47が突設されており、ベース部材40に対して回転部材60が抜け止め保持される(図4参照)。
また、図3に示すように、底部41の、周方向に対向する周縁部であって、前記一対の立設部44,44に直交する位置からは、回転部材60のガイド壁部63との間で、ロッド20を挟持する、略コ字枠状をなした一対の挟持壁部48,48が立設されている。各挟持壁部48の上部内周からは、撓み可能な弾性片50が下方側に向けてそれぞれ延設されており(図3参照)、図5及び図7に示すように、回転部材60のガイド壁部63との間で、各ロッド20を挟持した状態で、弾性片50の下端側の当接面50aが、各ロッド20のリブ33に当接して、同ロッド20を回転部材60側へ付勢するようになっている。
また、本発明におけるベース部材は、固定体又は開閉体に設置されると規定されているが、ベース部材が固定体又は開閉体の設置面上に当接して設置される場合や、ベース部材が設置面に当接せず、所定隙間を介して離間して設置された場合、更に、ベース部材の底面が、設置面とは反対側に向いて設置された場合も含むものであり、ベース部材が設置面に対して動かないように固定された状態で設置されることを意味している。
次に、回転部材60について説明する。
この実施形態における回転部材60は、略円板状をなした基部61を有している。そして、図3及び図5に示すように、この基部61の表面側中央部から、回転部材60の回転中心C(図5参照)と同心状の円弧面を有する、円筒壁からなるガイド壁部63が所定高さで突設されている。また、図3に示すように、ベース部材40の底面41aに対して面直方向から見たときに、ベース部材40の各挟持壁部48と、回転部材60のガイド壁部63とが、ロッド20を受け入れ可能な隙間を介して、互いに対向して配置されている。
更に、ガイド壁部63の突出方向基端側(基部61の表面側の端部側)の外周に、回転部材60の回転中心Cと同心状をなすように、各ロッド20のラック30に噛み合うピニオンギヤ65が設けられている(図3及び図5参照)。
前記ガイド壁部63は、回転部材60の回転時に、各ロッド20の規制部32に当接して、各ロッド20をスライドガイドすると共に、各ロッド20のラック30とピニオンギヤ65とが過度に近づくことを規制する。なお、ガイド壁部としては、一対の円弧状の円弧壁を有するものや、断続して設けられた複数の円弧状の円弧壁を有するものであってもよく、円弧面を有しロッド20の規制部32に当接可能であればよい。
上記ガイド壁部63の上方側内周には天井壁67が形成されており、該天井壁67の中央には、溝68a,68aを有する軸孔68が形成されている。これらの溝68a,68aにベース部材40の軸部43の突起43a,43aを整合させて、軸孔68に軸部43を挿通し、回転部材60を回転させることで、ベース部材40に対して回転部材60が回転可能に支持され且つ抜け止め状態で装着される。なお、ベース部材に対して回転部材を回転支持させる構造としては、例えば、軸部を回転部材側に設け、軸孔をベース部材側に設けてもよく、特に限定はない。
更に図3に示すように、ガイド壁部63の周方向に対向する外周面であって、前記ピニオンギヤ65よりも突出方向先端側には、ガイド壁部63の突出方向に延びる回転規制突部70,70が設けられている。これらの回転規制突部70,70は、回転部材60が所定の回転角度以上に回転した場合に、各ロッド20の規制部32に当接して、回転部材60の回転規制を図る(図5参照)。
なお、上記回転部材60は、一端がベース部材40に係止され、他端が回転部材60に係止された付勢バネ75によって、図8の矢印F方向に回転付勢されており、これによって、回転部材60に噛み合って連結された一対のロッド20,20が、一対のロック部3,3に係合する方向に付勢されている。また、一対のロッド20,20は同期してスライド動作するようになっており、一方のロッド20がスライドした場合には、それに連動して他方のロッド20もスライドする。
次に、上記構成からなるロック装置10の作用効果について説明する。
すなわち、図4に示すように、ベース部材40に回転部材60が回転可能に且つ抜け止めされて装着された状態で、ロッド20の基部23の底面側をベース部材40の底面41a側に配置し、ロッド20の規制部32をベース部材40の係止部46側に配置し、ロッド20のリブ33をベース部材40の弾性片50側に配置して、ロッド20の基部23を、ベース部材40の底面41aに対して面直方向から、ベース部材40の挟持壁部48と回転部材60のガイド壁部63との隙間に押し込んでいく。この実施形態では、図4に示すように、各ロッド20に設けたマーカー27を目印にして、各ロッド20を押し込んでいく。
すると、ロッド20の一側面23a側の規制部32によって、ベース部材40の立設部44の係止部46が押圧されて撓んでいくと共に、ロッド20の他側面23b側のリブ33によって、ベース部材40の挟持壁部48の弾性片50が押圧されて撓んでいく。そして、係止部46の頂部(最も外方に出っ張る部分)が規制部32を乗り越えると、係止部46が弾性復帰して、その係止面46aが規制部32に係止し、弾性片50の頂部がリブ33を乗り越えると、弾性片50が弾性復帰して、その当接面50a(図3参照)がリブ33に当接して、ロッド20を回転部材60側へ付勢されると共に、ロッド20のラック30と回転部材60のピニオンギヤ65とが噛み合って、ベース部材40の底面41a側からロッド20が抜け止めされた状態で、回転部材60に一対のロッド20,20を連結させることができる(図5〜7参照)。
このとき、この実施形態においては、ロッド20の、ベース部材40の底面41a側とは反対側の面に、ラック30を所定位置で回転部材60のピニオンギヤ65に噛み合わせるためのマーカー27が設けられているので、このマーカー27を目印にして、各ロッド20のラック30をピニオンギヤ65に噛み合わせることによって、各ロッド20とそれに対向するロック部3との距離が均等になるように取付けることが容易になる。
そして、このロック装置10においては、一対のロッド20,20の側面23a,23aには、回転部材60のピニオンギヤ65に噛み合うラック30と、該ラック30がピニオンギヤ65に噛み合った状態で(図6参照)、図5に示すように、回転部材60のガイド壁部63に当接可能とされている。そのため、そのため、図5の矢印に示すように、ピニオンギヤ65にラック30が噛み合った状態でロッド20が回転部材60側に押されても、ロッド20の規制部32が回転部材60のガイド壁部63に当接して、ピニオンギヤ65とラック30とが過度に近づくことを規制するので、ピニオンギヤ65とラック30との噛み込み過ぎ(ピニオンギヤ65とラック30とが所定量以上噛み合うこと)を抑制することができ、ロッド20のスライド時の、操作フィーリングを良好に維持することができる。
また、この実施形態においては、図2及び図6に示すように、ロッド20の規制部32は、ラック30に沿って所定高さで突出して延びる突条をなしており、図6に示すように、回転部材60の回転軸方向から見て、その突出方向先端は、前記ラック30の歯先30aよりも突出した形状をなしている。そのため、ロッド20のスライド時に、ロッド20が回転部材60側に押されても、規制部32を回転部材60のガイド壁部63に確実に当接可能とすることができ、ピニオンギヤ65とラック30との噛み込み過ぎを、より確実に抑制することができ、また、突条をなした規制部32とガイド壁部63とによって、ロッド20のスライドをより安定してガイドすることができる。
更に、この実施形態においては、図4及び図7に示すように、ベース部材40は、ロッド20の規制部32に係止して、ロッド20をベース部材40に対して抜け止め保持する係止部46を有している。そのため、ベース部材40に装着される回転部材60に、一対のロッド20,20を組付けるだけの操作で、ロッド20の規制部32にベース部材40の係止部46が係止して、一対のロッド20,20を抜け止め保持することができ、一つのベース部材40によって、回転部材60を回転可能に装着できると共に、一対のロッド20,20も抜け止め保持することができ、ロック装置全体をコンパクトで簡単な構造とすることができる。
また、この実施形態においては、図4、図5及び図7に示すように、各ロッド20は、回転部材60のガイド壁部63と挟持壁部48との間で挟持されると共に、挟持壁部48に形成された弾性片50によって各ロッド20が回転部材60側へ付勢されるので(図7の矢印参照)、各ロッド20のラック30と回転部材60のピニオンギヤ65とを確実に噛み合わせて、ガタ付きによる異音の発生を抑制することができる。なお、ロッド20が回転部材60側へ付勢されても、規制部32によって、ラック30とピニオンギヤ65とが過度に近づくことが規制されるので、ラック30とピニオンギヤ65との噛み込み過ぎを抑制できる。
なお、このロック装置10においては、固定体1の開口部2に対して開閉体5を閉じて、一対のロッド20,20の先端部21,21が、固定体1側の一対のロック部3,3に係合することで、開閉体5が閉じた状態にロックされる(図8参照)。この状態から操作部材80を操作して、操作片81を介して一方のロッド20が開閉体5の内方に引き込まれると、回転部材60を介して他方のロッド20も開閉体5の内方に引き込まれて、一対のロッド20,20の先端部21,21と、一対のロック部3,3との係合が解除されて、固定体1の開口部2から開閉体5を開くことができる(図9参照)。
図10〜14には、本発明に係る開閉体のロック装置の、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、この実施形態の開閉体のロック装置10A(以下、「ロック装置10A」)は、主として、ベース部材40Aや、回転部材60A、一対のロッド20A,20Bの形状が、前記実施形態と異なっている。
図10に示すように、この実施形態におけるベース部材40Aは、横長箱状をなしており、その正面側の長手方向一端側に、操作部材80Aの一端部が近接離反可能に装着されている。また、図13に示すように、ベース部材40Aの一端部側とと操作部材80Aの一端部側との間には、コイルバネである付勢バネ77が配置されており、操作部材80Aの他端部をベース部材40A側に近接する方向に付勢している。また、ベース部材40Aの底部41の長手方向他端側の対向した位置からは、一対のガイド軸部51,51が突設されており、各ガイド軸部51の先端部外側には、撓み可能な係止爪52が設けられている。
更に図13に示すように、回転部材60Aは、その基部61の裏面側から支軸62が突設されており、該支軸62がベース部材40Aの底面に設けられた軸受孔49に挿通されて、ベース部材40Aに回転部材60Aが回転可能に支持されている。すなわち、この軸受孔49が、本発明における「支持部」をなしている。更に、回転部材60Aの裏面側には受け部72が突設されており、該受け部72が、操作部材80Aの一端部裏面から突設した操作片81に押圧されることで、回転部材60Aが付勢バネ75の付勢力に抗して回転するようになっている。
更に、回転部材60Aに装着される一対のロッド20A,20Bは、ロッド20Aが短く、ロッド20Bがロッド20Aよりも長く形成されている。そして、図11(b)や図13に示すように、各ロッド20A,20Bの基部23の、ベース部材40A側の底面側であって、回転部材60A側の側面23aに、ラック30がロッド延出方向に沿って形成されている。また、ラック30の歯先30aは、各ロッド20A,20Bの前記側面23aよりも、ロッド内方に引っ込むように形成されている。すなわち、各ロッド20A,20Bの基部23側における側面23aが、ラック30の歯先30aよりも出っ張った形状をなし、この出っ張り部分が本発明における規制部32Aをなしている。言い換えると、規制部32Aは、ラック30に沿って所定高さで突出して延びる突条をなし、回転部材60Aの回転軸方向から見て、その突出方向先端が、ラック30の歯先30aよりも突出した形状となっている。
更に、ロッド20A,20Bの基部23であって、前記ラック30及び規制部32Aに隣接した位置には、長孔状をなした貫通孔35がロッドの軸方向に沿ってそれぞれ形成されており、各貫通孔35にベース部材40Aの各ガイド軸部51が挿通され、ロッド20A,20Bのスライド動作がガイドされる。また、図11(b)や図12に示すように、各貫通孔35のロッド底面側であって、回転部材60Aとは反対側の内側縁部には、貫通孔35の長手方向に沿ってリブ36が延設されており、該リブ36に、前記ガイド軸部51に設けた係止爪52が係止して(図14参照)、ベース部材40Aに対して一対のロッド20A,20Bが抜け止め保持されるようになっている。
この実施形態のロック装置10Aでは、マーカー27を目印にして、ロッド20A,20Bのラック30,30を回転部材60Aのピニオンギヤ65に噛み合わせて連結させた状態で、図13に示すように、規制部32Aが回転部材60Aのガイド壁部63に当接可能とされているので、ロッド20A,20Bが回転部材60A側に押されても、規制部32Aが回転部材60Aのガイド壁部63に当接して、ピニオンギヤ65とラック30との噛み込み過ぎを抑制することができ、ロッド20A,20Bのスライド時の、操作フィーリングを良好に維持することができる。
図15〜17には、本発明に係る開閉体のロック装置の、更に他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
図15に示すように、この実施形態の開閉体のロック装置10B(以下、「ロック装置10B」)は、ロッド20A,20Bの組付け時における目印となる構造が、図10〜14に示す構造と異なっている。
すなわち、図15及び図16に示すように、各ロッド20A,20Bに形成されたリブ36の所定位置に、切欠き37がそれぞれ形成されている。また、ベース部材40Aに突設された一対のガイド軸部51,51の、互いに離れた外面側には、ロッド20A,20Bのラック30の所定位置が、回転部材60Aのピニオンギヤ65との噛み合い位置になるときに、各ロッド20A,20Bのリブ36の切欠き37に整合する挿入壁部53がそれぞれ設けられている(図15及び図16参照)。更に図15及び図17に示すように、各挿入壁部53には、ロッド20A,20Bのリブ36の切欠き37に挿入されて、ラック30がピニオンギヤ65に噛み合った状態で、各ロッド20A,20Bのスライド時に、リブ36を通過可能とする通過溝54がそれぞれ形成されている。
この実施形態のロック装置10Bによれば、回転部材60Aに一対のロッド20A,20Bを組付ける際には、ロッド20A,20Bに形成したリブ36の切欠き37を、ベース部材40Aの挿入壁部53,53に整合させて、ロッド20A,20Bをベース部材40A側に向けて押し付けることで、ロッド20A,20Bのラック30を所定位置でピニオンギヤ65にしっかりと噛み合わせることができると共に、各挿入壁部53には、ロッドスライド時に、ロッド20A,20Bのリブ36を通過可能とする通過溝54が形成されているため、ロッド20A,20Bのスライド動作にも支障がない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 固定体
2 開口部
3 ロック部
5 開閉体
10,10A,10B 開閉体のロック装置(ロック装置)
20,20A,20B ロッド
23a 側面
27 マーカー
30 ラック
30a 歯先
32,32A 規制部
36 リブ
40,40A ベース部材
46 係止部
48 挟持壁部
50 弾性片
53 挿入壁部
54 通過溝
60,60A 回転部材
63 ガイド壁部
65 ピニオンギヤ
75 付勢バネ
80,80A 操作部材

Claims (6)

  1. 固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体のロック装置であって、
    前記固定体の開口部又は開閉体のどちらか一方に設けられたロック部と、
    前記固定体又は前記開閉体のどちらか他方に配置され、前記ロック部に係脱する一対のロッドと、
    前記固定体又は前記開閉体に設置されるベース部材と、
    前記ベース部材の底面に設けられた支持部に回転可能に装着される回転部材とを有し、
    前記回転部材は、その回転中心と同心状に設けられたピニオンギヤと、同回転中心に対して同心状の円弧面を有する円弧壁又は円筒壁からなるガイド壁部とが設けられており、
    前記一対のロッドには、前記ピニオンギヤに噛み合うラックと、該ラックが前記ピニオンギヤに噛み合った状態で前記ガイド壁部に当接可能とされた規制部とが形成されていることを特徴とする開閉体のロック装置。
  2. 前記規制部は、前記ラックに沿って延びる突条をなしており、前記回転部材の回転軸方向から見て、その突出方向先端は、前記ラックの歯先よりも突出されている請求項1記載の開閉体のロック装置。
  3. 前記ベース部材は、前記規制部に係止して、前記ロッドを、前記ベースに対して抜け止め保持する係止部を有している、請求項1又は2記載の開閉体のロック装置。
  4. 前記ベース部材には、前記ガイド壁部との間で、前記ロッドを挟持する挟持壁部が設けられており、
    該挟持壁部には、前記ロッドに当接して、同ロッドを前記回転部材側へ付勢する弾性片が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の開閉体のロック装置。
  5. 前記規制部は、前記ラックよりも前記ベース部材の底面から離れた位置に設けられており、
    更に、前記ロッドの、前記ベース部材の底面側とは反対側の面には、前記ラックを所定位置で前記ピニオンギヤに噛み合わせるためのマーカーが設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載の開閉体のロック装置。
  6. 前記ロッドには、前記ロッドの延出方向に延びるリブが形成され、該リブの所定位置には切欠きが形成されており、
    前記ベース部材には、前記ラックの所定位置が前記ピニオンギヤとの噛み合い位置になるときに、前記切欠きに整合する挿入壁部が設けられており、該挿入壁部には、前記切欠きに挿入されて前記ラックが前記ピニオンギヤに噛み合った状態で、前記ロッドのスライド時に、前記リブを通過可能とする通過溝が形成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の開閉体のロック装置。
JP2018516916A 2016-05-11 2017-04-20 開閉体のロック装置 Active JP6573292B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016095369 2016-05-11
JP2016095369 2016-05-11
PCT/JP2017/015821 WO2017195557A1 (ja) 2016-05-11 2017-04-20 開閉体のロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017195557A1 true JPWO2017195557A1 (ja) 2019-02-21
JP6573292B2 JP6573292B2 (ja) 2019-09-11

Family

ID=60267805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018516916A Active JP6573292B2 (ja) 2016-05-11 2017-04-20 開閉体のロック装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6573292B2 (ja)
WO (1) WO2017195557A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11964631B2 (en) 2018-04-10 2024-04-23 Piolax, Inc. Damper device
US11505973B2 (en) * 2018-10-12 2022-11-22 Spectrum Brands, Inc. Handle set engagement cartridge
KR102000269B1 (ko) * 2019-01-31 2019-07-15 샘찬에너지(주) 수소가스 압축 장치
JP2020131735A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 小島プレス工業株式会社 リッドのロック機構
US11668119B2 (en) * 2019-04-23 2023-06-06 Volvo Car Corporation Coupler-actuator assembly for a powered latch system
CN112780740B (zh) * 2020-07-14 2022-03-15 环荣电子(惠州)有限公司 动力传输机构
CN112252864B (zh) * 2020-09-14 2022-08-23 东风延锋汽车饰件***有限公司 手套箱锁结构及手套箱机构
KR102578483B1 (ko) * 2020-11-18 2023-09-13 케이비아이동국실업 주식회사 글로브 박스의 개폐구조
JP7423508B2 (ja) * 2020-12-25 2024-01-29 森六テクノロジー株式会社 開閉体のロック装置、及び、車両用収納装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154860A (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 Canon Inc 原稿台駆動装置
US7350629B2 (en) * 2004-11-18 2008-04-01 Illinois Tool Works Inc. Floating damper
JP4741972B2 (ja) * 2006-05-09 2011-08-10 株式会社シブタニ ラッチ錠
JP4927026B2 (ja) * 2007-05-22 2012-05-09 株式会社パイオラックス リッド開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6573292B2 (ja) 2019-09-11
WO2017195557A1 (ja) 2017-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6573292B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP6598124B2 (ja) 開閉体のロック装置
US10822836B2 (en) Electric lock device for opening and closing body
JP6467523B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP6038136B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP6031523B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP5828888B2 (ja) 開閉部材のロック装置
US20150181745A1 (en) Mounting Latch
JPWO2013105387A1 (ja) ロック装置
TWI461595B (zh) 鎖裝置及拉門框
JPWO2020080344A1 (ja) 開閉体のロック装置
JP2013234743A (ja) 部材の固定装置
JP4553786B2 (ja) リッド開閉装置
JP2006104771A (ja) リッド開閉装置
KR20160143513A (ko) 개폐체의 잠금 장치
JP5948225B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP6317133B2 (ja) 開閉体のロック装置及び押し込み式操作装置
JP2010017307A (ja) 引出し装置
JP6116252B2 (ja) ラッチ装置
JP3128567U (ja) シャッター装置のシャッター錠
JP2009097162A (ja) 電気機器収納用箱の蝶番構造
JP6987438B2 (ja) 電気電子機器収納用箱
JPWO2016163365A1 (ja) 開閉体のロック装置
JP2007100441A (ja) 開閉ロック装置
JP2007100360A (ja) ラッチ錠

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under section 34 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20181011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6573292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150