JPWO2015115594A1 - 携帯用作業機 - Google Patents
携帯用作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2015115594A1 JPWO2015115594A1 JP2015560032A JP2015560032A JPWO2015115594A1 JP WO2015115594 A1 JPWO2015115594 A1 JP WO2015115594A1 JP 2015560032 A JP2015560032 A JP 2015560032A JP 2015560032 A JP2015560032 A JP 2015560032A JP WO2015115594 A1 JPWO2015115594 A1 JP WO2015115594A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- ignition
- engine case
- ignition coil
- portable work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B63/00—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
- F02B63/02—Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P1/00—Installations having electric ignition energy generated by magneto- or dynamo- electric generators without subsequent storage
- F02P1/08—Layout of circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P13/00—Sparking plugs structurally combined with other parts of internal-combustion engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
本発明は、エンジンケース1の内側空間にエンジンを配置し、エンジン側にはエンジン点火用のイグニッションコイル3を設け、このイグニッションコイル3から前記エンジンの点火プラグまでの間に配線される高圧コード5を有する携帯用作業機であって、前記エンジンケース1の上面側にて、前記イグニッションコイル3の設置部位から前記点火プラグの位置する部位に至る経路上に、前記高圧コード5を案内し収納するための通路部材(11a,11b)を設けたものである。
Description
本発明は、エンジンを動力源とするチェンソー、刈払機、送風機等の携帯用作業機に関し、詳しくは、エンジン点火用のイグニッションコイルから点火プラグまでの間に配線される高圧コードの配線構造を改良して、エンジンケースに対する高圧コードの組立・整備性、耐久性を向上すると共に、点火用の2次電圧の低下を抑制する携帯用作業機に係るものである。
従来のこの種の携帯用作業機、例えばチェンソーは、側面視でコ字形に形成されたエンジンケースの内側空間にエンジンを配置し、前記エンジンケースを利用してエンジン点火用のイグニッションコイルを設け、このイグニッションコイルから前記エンジンの点火プラグまでの間に配線される高圧コードを有し、前記エンジンケースの上壁に配置された操作用のハンドルを有して成っている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の携帯用作業機として、フライホイールに空冷ファンの羽根を設け、該フライホイールの外周の一部を取り巻くように導風流路を形成し、該導風流路の開放口をエンジンのシリンダ部に向け、前記フライホイールの外周に臨むように発電コイルを配置し、該発電コイルを支持するコイル支持部の外縁で前記発電コイルのコードを囲うように構成した携帯式チェンソーがある(例えば、特許文献2の図1、図3参照)。
しかし、特許文献1記載のチェンソーにおいては、側面視でコ字形に形成されたエンジンケースの内側空間にエンジンを例えば横型に配置し、このエンジンケースを利用してキャブレタや操作用のハンドルを取り付けて、全体として軽量、小型な構造になっていた。この場合、エンジン点火用のイグニッションコイルは、前記エンジンケースの一方の側面(例えば前面側)の一側端部に位置し、前記エンジンの点火プラグは、前記エンジンケースの他方の側面(例えば後面側)にて前記イグニッションコイルが位置する端部と反対側の側端部に位置するように配置されることが多かった。したがって、前記エンジンケースの互いに反対側の側面の間で、エンジンケースの内側だけでエンジンに張り付いたように高圧コードを取り回して点火プラグの位置まで配線することが多かった。このことから、前記イグニッションコイルから点火プラグまでの間にある程度の長さに亘って高圧コードを配線していた。
このことから、製品の組立て時や、分解・交換などの保守整備時において、高圧コードの配線に多くの工数が掛かるものであった。特に、保守整備時においては、両側面のカバーを取り外したり、エンジンブロックを取り出さないと、高圧コードの修理、交換ができないことがあった。また、前記高圧コードを、エンジンの運転時には高温化し振動する金属部品の近傍に沿ってある程度の長さに亘って配線しているので、該高圧コードの耐久性が低下すると共に、点火用の2次電圧の低下を来たすことがあった。
また、特許文献2記載の携帯式チェンソーは、エンジンを例えば縦型に配置したものであるが、エンジンのシリンダ部の一側面側に位置するフライホイールの外周に臨むように配置された発電コイルから、前記シリンダ部の頂部に設けられた点火プラグに至る経路上にある程度の長さに亘って発電コイルのコードが配線されていた。この場合も、製品の組立て時や、分解・交換などの保守整備時において、発電コイルのコードの配線に多くの工数が掛かるものであった。また、前記発電コイルのコードを、エンジンの運転時には高温化し振動する金属部品の近傍に沿ってある程度の長さに亘って配線しているので、該コードの耐久性が低下すると共に、点火用の2次電圧の低下を来たすことがあった。
さらに、前記特許文献1記載のチェンソーにおいて、前記エンジンケースの上面壁にて前記エンジン側と操作用のハンドル側との間で、エンジンに対する混合気用通路が通る領域には、それら通路を通すための略四角形の配管穴が開けられていた。このように、エンジンケースの上面壁に略四角形の配管穴が開けられていることから、特に前記エンジンケースの上面壁の強度・剛性が低下することがあった。
そこで、このような問題点に対処し、本発明が解決しようとする課題は、エンジン点火用のイグニッションコイルから点火プラグまでの間に配線される高圧コードの配線構造を改良して、エンジンケースに対する高圧コードの組立・整備性、耐久性を向上すると共に点火用の2次電圧の低下を抑制する携帯用作業機を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明による携帯用作業機は、エンジンケースの内側空間にエンジンを配置し、前記エンジンケースを利用してエンジン点火用のイグニッションコイルを設け、このイグニッションコイルから前記エンジンの点火プラグまでの間に配線される高圧コードを有する携帯用作業機であって、前記エンジンケースの上面側にて、前記イグニッションコイルの設置部位から前記点火プラグの位置する部位に至る経路上に、前記高圧コードを案内し収納するための通路部材を設けたものである。
本発明による携帯用作業機によれば、内側空間にエンジンを配置するエンジンケースの上面側にて、エンジン点火用のイグニッションコイルの設置部位からエンジンの点火プラグの位置する部位に至る経路上に、前記イグニッションコイルから点火プラグまでの間に配線される高圧コードを案内し収納するための通路部材を設けたことにより、前記高圧コードの配線構造を改良して、エンジンケースに対する高圧コードの組立・整備性を向上することができる。また、前記高圧コードは、前記通路部材内に収納されるので、エンジンの金属部品に触れる虞がなく耐久性を向上すると共に、点火用の2次電圧の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明による携帯用作業機において前面側の側部カバーを外した状態を示す正面図であり、図2は前面側の側部カバー及びエンジンケース上面側の操作用のハンドルを外した状態を示す分解斜視図である。また、図3は前記携帯用作業機において、エンジンケース上面側の操作用のハンドルを外した状態を示す平面図であり、図4は後面側のマフラカバーを外した状態を示す背面図である。
図1は本発明による携帯用作業機において前面側の側部カバーを外した状態を示す正面図であり、図2は前面側の側部カバー及びエンジンケース上面側の操作用のハンドルを外した状態を示す分解斜視図である。また、図3は前記携帯用作業機において、エンジンケース上面側の操作用のハンドルを外した状態を示す平面図であり、図4は後面側のマフラカバーを外した状態を示す背面図である。
この携帯用作業機は、エンジンを動力源とするチェンソー、刈払機、送風機等に適用されるものであり、図1〜図4は、本発明をチェンソーに適用する例を示す。携帯用作業機としてのチェンソーは、作業部品であるガイドバー及びソーチェンを装着してエンジンの駆動により木材等の切断作業を行うもので、エンジンケース1(図2参照)の内側空間にエンジン2(図4参照)を配置し、前記エンジンケース1を利用してエンジン点火用のイグニッションコイル3(図1参照)を設け、このイグニッションコイル3から前記エンジン2の点火プラグ4(図4参照)までの間に配線される高圧コード5(図1、図2参照)を有している。
前記木材等の切断作業を行う作業部品は、エンジン2で駆動される回転駆動部の近傍に連結される細長板状のガイドバーと、そのガイドバーの周縁部に巻回されて走行するソーチェンとから成る。なお、図1〜図4においては、作業部品であるガイドバー及びソーチェンは図示省略している。
また、図1において、符号6は、エンジンケース1の上面側に配置された操作用のハンドルを示し、符号7は、切断作業の緊急停止のブレーキを掛けるフロントハンドガードを示し、符号8は、木材等の切断作業を行う際に対象物とチェンソーとがずれないように噛み付かせるスパイクを示している。前記操作用のハンドル6はトップハンドルと呼ばれることがあり、このようなトップハンドルを備えたチェンソーは、トップハンドルチェンソー又はトップハンドルソーと呼ばれる。
図2に示すエンジンケース1は、側面視で略コ字形に形成されており、そのコ字形の上板部と下板部との間の内側空間に、図4に示すように、エンジン2が横型に配置されている。そして、前記エンジンケース1の上板部の先端部にてケース前面側に形成された取付凹部9(図2参照)を利用してネジ3a,3bによるネジ止めにより、図1に示すように、イグニッションコイル3が設けられている。また、前記エンジンケース1の内側空間にてコ字形の根元部に横型に配置されたエンジン2(図4参照)のシリンダ頂部に、点火プラグ4が設けられている。この場合、前記イグニッションコイル3は、エンジンケース1の一方の側面(前面側)の一側端部(先端部)に位置し、前記点火プラグ4は、エンジンケース1の他方の側面(後面側)にて前記イグニッションコイル3が位置する端部と反対側の側端部(エンジンケース1の後端部)に位置している。
そして、図1〜図4に示すように、前記イグニッションコイル3から点火プラグ4までの間に、高圧コード5が配線されている。この高圧コード5は、イグニッションコイル3で発生された高圧電圧(点火用の2次電圧)を点火プラグ4に供給するものである。なお、図2において、符号10は、高圧コード5を前記点火プラグ4に接続する際に該点火プラグ4の頭部に被せるプラグキャップを示している。
ここで、本発明においては、前記エンジンケース1の上面側にて、前記イグニッションコイル3の設置部位から点火プラグ4の位置する部位に至る経路上に、図2に示すように、前記高圧コード5を案内し収納するための通路部材11が設けられている。この通路部材11は、イグニッションコイル3から点火プラグ4までの間に配線される高圧コード5を案内すると共に内部に収納するもので、図2においては、冷却ファン12の上方に位置する第1通路部11aと、エンジンケース1の上面後部を横断する第2通路部11bとで構成されている。
そして、前記通路部材11(11a,11b)は、前記イグニッションコイル3の設置部位から点火プラグ4の位置する部位に至る経路において連続する曲線状の軌跡を描くように配置されている。また、その通路部材11(11a,11b)は、内部に前記高圧コード5を収納し得る形状で断面U字型の溝状に形成されている。具体的には、図2において、第1通路部11aは、エンジンケース1の前面側にて冷却ファン12の上方外周に沿って緩やかな円弧状(図1参照)を描くように形成されている。また、第2通路部11bは、エンジンケース1の上面側にてシリンダの吸気フランジ部からキャブレタ室に繋がる部分の吸気管等が通る領域を避けて略1/4円弧状に湾曲する(図3参照)ように形成されている。そして、これら第1通路部11a及び第2通路部11bは、隣接する端部で互いに接合されて連続する曲線状の軌跡を描いて配置されている。なお、前記第1通路部11a及び第2通路部11bは、連続する1本の曲線状部材で形成してもよい。
この結果、前記通路部材11(11a,11b)は、連続する1本の曲線状部材となり、この通路部材11(11a,11b)がエンジンケース1の上面側にて、イグニッションコイル3の設置部位から点火プラグ4の位置する部位に至る経路上に設けられて、該通路部材11(11a,11b)の断面U字型の溝内に高圧コード5が収納される。この場合、高圧コード5は、殆ど全長に亘って専用の通路により案内されて収納されるので、組立、整備が容易となる。また、該高圧コード5は、前記通路部材11内に収納されることで、エンジン2の運転時には高温化し振動する金属部品に触れる虞がなく耐久性が向上すると共に、点火用の2次電圧の低下を抑制することができる。
なお、図3に示すように、エンジンケース1のイグニッションコイル3の設置側(エンジンケース1の前面側の前半部)には、側部カバー13が着脱可能に取り付けられ、前記エンジンケース1の点火プラグ4の位置する側(エンジンケース1の後面側の後半部)には、マフラカバー14が着脱可能に取り付けられる。また、エンジンケース1の上面側にてシリンダの吸気フランジ部からキャブレタ室に繋がる部分の混合気用通路が通る領域には、略四角形の配管穴15が開けられており、この部分に前記第2通路部11bが配置されている。
前記第2通路部11bは、エンジンに対する混合気用通路が通る領域に開けられた配管穴15の周縁の一部を補強する補強部材となるものである。そして、この略四角形の配管穴15には、図2に示すように、蓋部材16がネジ16a,16b,16cによるネジ止めにより着脱可能に取り付けられる。このように、エンジンケース1の上面側に開けられた略四角形の配管穴15に蓋部材16を取り付けることにより、前記断面U字型の溝状の第2通路部11b(補強部材)を配置する構造と相俟って、エンジンケース1の上面側の強度、剛性も向上する。
次に、このように構成された携帯用作業機の使用について説明する。この携帯用作業機を組み立てる際には、図2において、エンジンケース1に側部カバー13、マフラカバー14(図3参照)及び操作用のハンドル6(図1参照)が取り付けられていない状態で、まず、エンジンケース1の先端部にて前面側に形成された取付凹部9に、ネジ3a,3bによりイグニッションコイル3(高圧コード5付き)を取り付ける。次に、高圧コード5の先端部を第1通路部11aの入口に挿入し、そのまま第1通路部11a内に押し込んで行く。すると、高圧コード5は、図1に示すように、第1通路部11aの断面U字型の溝の案内で進んで行き、そのまま第2通路部11b内に進入する。その後、高圧コード5は、該第2通路部11bの断面U字型の溝の案内で進んで行き、図4に示すように、エンジンケース1の後面側にてエンジン2の点火プラグ4の位置する側に到達して、高圧コード5の先端部が露出する。この状態で、高圧コード5の先端部にプラグキャップ10を接続し、そのプラグキャップ10を点火プラグ4の頭部に被せる。これにより、イグニッションコイル3から点火プラグ4までの間に高圧コード5が配線される。
その後、図1において、エンジンケース1の前面側に側部カバー13を取り付け、図4において、エンジンケース1の後面側にマフラカバー14を取り付け、更に、図3において、エンジンケース1の上面側の配管穴15に蓋部材16を取り付けると共に操作用のハンドル6を取り付ける。これにより、携帯用作業機が組み立てられる。
そして、前記携帯用作業機をチェンソーとして使用する際は、図1において側部カバー13(図3参照)及びマフラカバー14(図3参照)を取り付けた状態にて、エンジンケース1の前部側に作業部品であるガイドバー及びソーチェンを装着する。その状態で、操作用のハンドル6を把持してエンジンの駆動により木材等の切断作業を行う。
保守整備時において、高圧コード5を修理、交換する場合は、図4において、エンジンケース1の後面側のマフラカバー14を取り外すと共に、点火プラグ4からプラグキャップ10を外して該プラグキャップ10を高圧コード5の先端部から取り外す。次に、図1において、エンジンケース1の前面側の側部カバー13を取り外し、高圧コード5の根元部を把持してそのまま引っ張る。すると、第1通路部11a及び第2通路部11bの断面U字型の溝の案内で、高圧コード5が通路部材11の経路に沿って引き戻されて外部に抜き取られる。その後、イグニッションコイル3を取り外して高圧コード5を修理、交換する。
高圧コード5の保守整備が終了したら、前述と逆の手順で該高圧コード5を第2通路部11bに差し込み、第1通路部11aにセットして配線し、再び携帯用作業機を組み立てればよい。この場合、前述のように、基本的にエンジンケース1から前面側の側部カバー13及び後面側のマフラカバー14を着脱するだけでよいので、エンジンケース1に対する高圧コード5の組立・整備性を向上することができる。また、高圧コード5は、前記通路部材11内に収納されることで、エンジン2の金属部品に触れる虞がなく耐久性が向上すると共に、点火用の2次電圧の低下を抑制することができる。なお、前記通路部材(第2通路部11b)を前記エンジンに対する混合気用通路が通る領域に開けられた配管穴15の周縁の一部を補強する補強部材とすることにより、エンジンケース1の上面壁の強度・剛性を向上することができる。
1…エンジンケース
2…エンジン
3…イグニッションコイル
4…点火プラグ
5…高圧コード
6…操作用のハンドル
11a…第1通路部
11b…第2通路部
12…冷却ファン
13…側部カバー
14…マフラカバー
15…配管穴
16…蓋部材
2…エンジン
3…イグニッションコイル
4…点火プラグ
5…高圧コード
6…操作用のハンドル
11a…第1通路部
11b…第2通路部
12…冷却ファン
13…側部カバー
14…マフラカバー
15…配管穴
16…蓋部材
Claims (6)
- エンジンケースの内側空間にエンジンを配置し、前記エンジンケースを利用してエンジン点火用のイグニッションコイルを設け、このイグニッションコイルから前記エンジンの点火プラグまでの間に配線される高圧コードを有する携帯用作業機であって、
前記エンジンケースの上面側にて、前記イグニッションコイルの設置部位から前記点火プラグの位置する部位に至る経路上に、前記高圧コードを案内し収納するための通路部材を設けたことを特徴とする携帯用作業機。 - 前記通路部材を前記エンジンに対する混合気用通路が通る領域に開けられた配管穴の周縁の一部を補強する補強部材としたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
- 前記通路部材は、前記イグニッションコイルの設置部位から前記点火プラグの位置する部位に至る経路において連続する曲線状の軌跡を描くように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
- 前記通路部材は、内部に前記高圧コードを収納し得る形状で断面U字型の溝状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
- 前記イグニッションコイルは、前記エンジンケースの一方の側面の一側端部に位置し、前記点火プラグは、前記エンジンケースの他方の側面にて前記イグニッションコイルが位置する端部と反対側の側端部に位置することを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
- 前記エンジンケースのイグニッションコイルの設置側には、側部カバーが着脱可能に取り付けられ、前記エンジンケースの点火プラグの位置する側には、マフラカバーが着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014017468 | 2014-01-31 | ||
JP2014017468 | 2014-01-31 | ||
PCT/JP2015/052654 WO2015115594A1 (ja) | 2014-01-31 | 2015-01-30 | 携帯用作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015115594A1 true JPWO2015115594A1 (ja) | 2017-03-23 |
Family
ID=53757161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015560032A Withdrawn JPWO2015115594A1 (ja) | 2014-01-31 | 2015-01-30 | 携帯用作業機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170009646A1 (ja) |
JP (1) | JPWO2015115594A1 (ja) |
CN (1) | CN105940215B (ja) |
DE (1) | DE112015000572T5 (ja) |
WO (1) | WO2015115594A1 (ja) |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5352838A (en) * | 1976-10-06 | 1978-05-13 | Ngk Spark Plug Co Ltd | Jamming wave suppressing apparatus for auto-bicycles |
DE3018952A1 (de) * | 1980-05-17 | 1981-11-26 | Fa. Andreas Stihl, 7050 Waiblingen | Motorkettensaege |
JPS58148231U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 小松ゼノア株式会社 | シリンダ−カバ− |
DE3430840A1 (de) * | 1984-08-22 | 1986-03-06 | Fa. Andreas Stihl, 7050 Waiblingen | Motorkettensaege |
US4913112A (en) * | 1988-01-08 | 1990-04-03 | Kioritz Corporation | Power tool |
JP2523957Y2 (ja) * | 1991-02-22 | 1997-01-29 | ダイハツ工業株式会社 | エンジンのコイルコードクランプ装置 |
DK0607335T3 (da) * | 1991-10-08 | 1995-10-09 | Controle Measure Regulation | Fælles kabelkanal for måle- og tændingskabler til motorer |
JP2523500Y2 (ja) * | 1992-08-19 | 1997-01-22 | 川崎重工業株式会社 | 小型エンジンのエンジンカバー構造 |
DE4441230A1 (de) * | 1994-11-19 | 1996-05-23 | Sel Alcatel Ag | Gehäuse mit Vorrichtung zur Halterung von Anschlußkabeln |
JPH09172715A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Yazaki Corp | 高圧電線の集束具 |
JPH10134898A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Asmo Co Ltd | リード線の引出構造 |
JP3731994B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2006-01-05 | 株式会社共立 | 携帯式動力作業機 |
US6257188B1 (en) * | 1998-09-02 | 2001-07-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Structure for mounting cylinder head cover of internal combustion engine |
JP3513040B2 (ja) * | 1998-12-16 | 2004-03-31 | 株式会社共立 | 可動刃用制動装置を備えた携帯式刈取機 |
JP3660926B2 (ja) * | 2002-12-17 | 2005-06-15 | 川崎重工業株式会社 | 小型エンジン |
JP4764264B2 (ja) * | 2005-06-23 | 2011-08-31 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジンの電気配線構造 |
JP4787653B2 (ja) * | 2006-04-06 | 2011-10-05 | 株式会社やまびこ | 携帯型作業機のエンジン停止装置 |
JP2008101547A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジン |
DE102009061741B3 (de) * | 2008-11-20 | 2021-05-06 | Yamabiko Corporation | Arbeitsgerät mit Verbrennungsmotor |
JP5412096B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2014-02-12 | 株式会社やまびこ | 携帯式チェンソーの動力ユニット構造 |
CN201568194U (zh) * | 2009-12-27 | 2010-09-01 | 周忠坤 | 带塑料支承外壳的汽车发动机点火阻尼线护套 |
CN201916102U (zh) * | 2010-11-06 | 2011-08-03 | 宁波光明橡塑有限公司 | 带塑料壳的汽车发动机点火阻尼线护套 |
JP2012241687A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 船外機 |
JP5873667B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2016-03-01 | 株式会社マキタ | 手持ち式作業機 |
-
2015
- 2015-01-30 US US15/113,149 patent/US20170009646A1/en not_active Abandoned
- 2015-01-30 WO PCT/JP2015/052654 patent/WO2015115594A1/ja active Application Filing
- 2015-01-30 DE DE112015000572.2T patent/DE112015000572T5/de not_active Withdrawn
- 2015-01-30 CN CN201580006184.5A patent/CN105940215B/zh active Active
- 2015-01-30 JP JP2015560032A patent/JPWO2015115594A1/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105940215A (zh) | 2016-09-14 |
US20170009646A1 (en) | 2017-01-12 |
DE112015000572T5 (de) | 2016-12-01 |
WO2015115594A1 (ja) | 2015-08-06 |
CN105940215B (zh) | 2017-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104582554B (zh) | 便携式鼓风机 | |
US10350743B2 (en) | Handheld electric tool | |
JP6628651B2 (ja) | エンジン駆動作業機 | |
RU2012127129A (ru) | Ударный инструмент | |
US20160237876A1 (en) | Air-cooled engine and engine working machine | |
JP5996480B2 (ja) | 作業機用空冷エンジン | |
JP6687433B2 (ja) | エンジン駆動作業機 | |
JP5986252B1 (ja) | エンジン駆動発電機 | |
JP2017166400A (ja) | エンジン駆動作業機 | |
WO2015115594A1 (ja) | 携帯用作業機 | |
WO2013159902A3 (de) | Handführbare werkzeugmaschine mit lüftereinrichtung | |
US9010284B2 (en) | Engine and engine power tool | |
WO2018180084A1 (ja) | 電動工具 | |
JP2014181572A (ja) | 空冷エンジン、エンジン作業機 | |
JP2017150373A (ja) | 背負式送風装置 | |
JP4489673B2 (ja) | 強制空冷エンジン | |
JP6435712B2 (ja) | エンジン作業機 | |
JP2010052117A (ja) | 電動工具 | |
JP2014060958A (ja) | エンジンおよびそれを動力源とする携帯作業機 | |
DE102009055411A1 (de) | Handwerkzeugmaschinenvorrichtung mit einer Spanblasvorrichtung | |
JP6463615B2 (ja) | 送風作業機 | |
JP6203622B2 (ja) | 携帯用作業機 | |
JP2017196703A (ja) | 打込機 | |
JP2012121305A (ja) | チェンソー | |
JP2011067907A (ja) | オイルパルス工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170718 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171002 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20180215 |