JPWO2015005487A1 - 固形農薬製剤 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の被覆農薬粒剤以外の徐放性固形農薬製剤としては、農薬活性成分と吸着能を有する多孔質担体とを含む固形農薬製剤が知られているが、用いる農薬活性成分及び多孔質担体によっては、農薬活性成分の多孔質担体への吸着性及び保持性が十分ではないため、さらにワックス等の疎水性物質を配合することにより所望の徐放性を得られることが示されている(例えば、JP2011−140452−A参照)。このように、従来の農薬活性成分と吸着能を有する多孔質担体とを含む固形農薬製剤においては、所望の徐放性を得るために、これら以外の成分の使用を余儀なくされている。
すなわち、本発明は以下の〔1〕〜〔7〕の通りである。
〔1〕 農薬活性成分及び下記に特定するゼオライトを含む徐放性固形農薬製剤であって、前記農薬活性成分の20℃における水溶解度が100〜100000mg/Lであり、前記ゼオライトは、SiO2とAl2O3とを合計で90パーセント(該ゼオライトに対する重量パーセント)以上含有し、4以上のSiO2/Al2O3モル比を有し、かつ10マイクロメートル以下の平均粒径を有する(以下、本発明製剤と記すことがある。)。
〔2〕 前記農薬活性成分が、ネオニコチノイド系殺虫活性成分である〔1〕に記載の徐放性固形農薬製剤。
〔3〕 前記ネオニコチノイド系殺虫活性成分が、クロチアニジン、チアメトキサム、ジノテフラン、イミダクロプリド、アセタミプリド及びチアクロプリドからなる群より選ばれる1種以上のネオニコチノイド系殺虫活性成分である〔2〕に記載の徐放性固形農薬製剤。
〔4〕 前記ゼオライトが、Y型ゼオライトである〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
〔5〕 農薬活性成分を、製剤100重量パーセントに対して、その合計で0.01〜30重量パーセント含む〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
〔6〕 〔1〕で特定されるゼオライトを、製剤100重量パーセントに対して、その合計で0.1〜20重量パーセント含む〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
〔7〕 農薬活性成分と〔1〕で特定されるゼオライトとの含有量の比が、重量比で、1:0.1〜1:30である〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
SiO2とAl2O3とを合計で90パーセント(該ゼオライトに対する重量パーセント)以上含有し、4以上のSiO2/Al2O3モル比を有し、かつ10マイクロメートル以下の平均粒径を有するゼオライトを、以下、成分bと記すことがある。
成分aとしては、例えば、殺虫活性成分、殺菌活性成分、除草活性成分及び植物成長調節活性成分が挙げられ、本発明製剤に含まれる成分aの20℃における水溶解度は100〜100000mg/Lである。
かかる殺菌活性成分としては、例えば、IBP、エクロメゾール、シモキサニル、ダゾメット、テトラコナゾール、トリシクラゾール、ピロキロン、フェリムゾン、フラメトピル、プロピコナゾール、プロベナゾール、ペフラゾエート、ミクロブタニル、メタラキシルM及びメトミノストロビンが挙げられる。
かかる除草活性成分としては、例えば、2,4−PA、PAC、S−メトラクロール、アシュラム、アラクロール、イソウロン、イマザピル、エトキシスルフロン、シアナジン、ジメテナミド、ジメテナミドP、シメトリン、セトキシジム、ターバシル、チフェンスルフロンメチル、テブチウロン、テプラロキシジム、トリクロピル、ニコスルフロン、ハロスルフロンメチル、ビスピリバックナトリウム塩、フラザスルフロン、フルアジホップ、フルアジホップP、フルセトスルフロン、ブロマシル、ペンフレセート、メコプロップP、メソトリオン、メタミトロン、メトラクロール、メトリブジン及びモリネートが挙げられる。
かかる植物成長調節活性成分としては、例えば、1−ナフタレン酢酸、インドール酪酸、エチクロゼート、ジクロルプロップ、トリネキサパックエチル、フルルプリミドール及びプロヘキサジオンカルシウム塩が挙げられる。
成分aが25℃で固体の農薬活性成分である場合、予め農薬活性成分そのもの、または農薬活性成分と固体担体(以下、成分cと記すことがある。)との混合物が粉砕された粉砕物を用いることもできる。その場合、該粉砕物の粒径が、通常1〜100マイクロメートル、好ましくは1〜50マイクロメートルになるように粉砕される。成分cとしては、粉剤、粒剤、粉粒剤等の固形農薬製剤において通常用いられる25℃で固体の担体を用いることができ、例えば、有機酸(クエン酸、コハク酸、マレイン酸など)又はその塩、尿素や糖類[ラクトース(乳糖)、グルコース、ショ糖など]等の水溶性担体、植物性粉末(大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉など)、鉱物性又は無機質粉末(カオリン、ベントナイト、酸性白土、クレー等のクレー類、滑石粉、ろう石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等のシリカ類、アルミナ、イオウ粉末、活性炭、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなど)及び、成分b以外のゼオライト(ゼオライトSK7A(商品名、日東粉化工業製)、ミズカシーブEX122(商品名:水澤化学工業株式会社製)など)が挙げられ、これらのそれぞれは単独であるいは他の1種以上と混合して使用することができる。
成分b中のSiO2とAl2O3との合計含有量及び成分b中のSiO2/Al2O3モル比は、例えば、株式会社リガク社製の蛍光X線分析装置ZSX PrimusIIを用いて測定することができる。本発明において、SiO2とAl2O3との合計含有量は、蛍光X線分析により得られるSiO2含有量の半定量値とAl2O3含有量の半定量値との合計を意味する。
成分bの細孔径は、例えば、自動ガス/蒸気吸着量測定装置を使用した細孔径分布測定やX線回折装置により得られる回折パターンの解析により測定することができる。かかる自動ガス/蒸気吸着量測定装置としては、例えば、BELSORP−18(日本ベル株式会社製)が挙げられる。かかるX線回折装置としては、例えば、XRD−6100(株式会社島津製作所製)が挙げられる。
成分bの比表面積は、例えば、JIS R 1626−1996に規定のBET多点法に従って測定することができる。より具体的には、吸着測定用前処理装置を用いて、ゼオライトに加熱前処理を施し、N2を吸着質とし、自動ガス/蒸気吸着量測定装置を用いた定容法にて測定することができる。吸着測定用前処理装置としては、例えば、BELPREP−18(日本ベル株式会社製)が挙げられる。自動ガス/蒸気吸着量測定装置としては、例えば、BELSORP−18(日本ベル株式会社製)が挙げられる。
ゼオライトの構造は、例えば、粉末X線回折法により測定することができる。より具体的には、X線回折分析装置SmartLab(株式会社リガク製)を用いて測定することができる。
本発明製剤が成分cを含む場合、含有量は本発明製剤100重量パーセントに対して成分cの合計で、通常10〜99重量パーセント、好適には30〜98重量パーセント、より好適には50〜95重量パーセントである。
かかるアニオン性界面活性剤としては、例えば、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム等のエーテルカルボン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等の高級脂肪酸のアミノ酸縮合物、高級アルキルスルホン酸塩、ラウリン酸エステルスルホン酸塩等の高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、ジオクチルスルホサクシネート等のジアルキルスルホコハク酸塩、オレイン酸アミドスルホン酸塩等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩等のアルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、ペンタデカン−2−サルフェート等の高級アルコール硫酸エステル塩、ジポリオキシエチレンドデシルエーテルリン酸エステル塩等のポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル塩及びスチレン−マレイン酸共重合体の塩が挙げられる。
かかるカチオン性界面活性剤としては、例えば、ドデシルアミン塩酸塩等のアルキルアミン塩酸塩、ドデシルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリニウム塩等のアルキル四級アンモニウム塩、塩化ベンゼトニウム及びポリアルキルビニルピリジニウム塩が挙げられる。
かかる両性界面活性剤としては、例えば、ジアルキルジアミノエチルベタイン、アルキルジメチルベンジルベタイン、ジアルキルジアミノエチルグリシン及びアルキルジメチルベンジルグリシンが挙げられる。
本発明製剤が農薬補助剤を含む場合、その合計含有量は本発明製剤100重量パーセントに対して、通常0〜30重量パーセント、好適には0.1〜20重量パーセント、より好適には0.1〜15重量パーセントである。
本発明製剤が結合剤を含む場合、含有量は本発明製剤100重量パーセントに対して結合剤の合計で、通常1〜15重量パーセント、好適には1〜10重量パーセントである。
粒剤を製造する際に用いられる混練機としては、例えば、ニーダー、ナウターミキサー、レディゲミキサーが挙げられる。
押し出し造粒は、通常0.5〜2.0mmφ、好ましくは0.7〜1.5mmφの孔を有するスクリーンを用いて行われる。押出造粒機としては例えば、スクリュー型押出造粒機、ロール型押出造粒機、ディスクペレッター型押出造粒機、ペレットミル型押出造粒機、バスケット型押出造粒機、ブレード型押出造粒機、オシレーティング型押出造粒機、ギア式押出造粒機、及びリングダイス式押出造粒機が挙げられ、具体的には、ツインドームグラン(株式会社ダルトン製)、シングルドームグラン(株式会社ダルトン製)、マルチグラン(株式会社ダルトン製)、バスケットリューザー(株式会社ダルトン製)、ペレッターダブル(株式会社ダルトン製)、及び畑式造粒機(株式会社畑鉄工所製)が挙げられる。
押し出し造粒された後の造粒物は、乾燥機の熱風の入口温度として通常0〜90℃、好ましくは50〜80℃で乾燥される。乾燥機としては、例えば、流動層乾燥機(パウレックス株式会社製)が挙げられる。
押し出し造粒で製造され乾燥された造粒物は、その粒長が通常0.5〜6.0mm、好ましくは0.7〜4.0mmの範囲となるように、篩分けされる。ここで、粒長とは、粒が取り得る最大長さを意味する。
解砕及び整粒の方法としては、例えば、乾燥前の造粒物を高速転動法による球形整粒機(商品名:マルメライザー、株式会社ダルトン製)により湿式整粒する方法、及び乾燥後の造粒物をピンミル等の解砕機により乾式整粒する方法が挙げられる。
破砕の方法としては、例えば、ピンミル等の解砕機により破砕する方法が挙げられる。
粉砕の方法としては、例えば縦型ジェット粉砕機(商品名:SKジェット・オーミル、株式会社セイシン企業製)や高速ハンマーミル(商品名:アトマイザー、株式会社セイシン企業製)により乾式粉砕する方法が挙げられる。
粉剤は、例えば、多口ホース噴頭(パイプダスター)を用いて施用される。
粒剤及び粉粒剤は、例えば、手で直接施用されるか、背負い式散粒機、パイプ散粒機、空中散粒機、動力散粒機、育苗箱用散粒機、トラクター搭載型散粒機、多口ホース散粒機、田植え機付属散粒機等の散粒機を用いて施用される。
まず、製造例および参考製造例を示す。
クロチアニジン原体(純度98.9%、水溶解度327mg/L(20℃)、住友化学株式会社製)70.0重量部とクレー(勝光山クレーS、株式会社勝光山鉱業所製)30.0重量部とをジュースミキサーで混合したのち、得られた混合物を遠心粉砕機(株式会社レッチェ製)で粉砕して粉砕物(以下、クロチアニジン微粉末と記す。有効成分含量69.2%、粒径15.1μm(マスターサイザー2000による測定値、湿式法))を得た。
表1に記載の原料を、表1に記載の重量割合で混合し、所定量の水を加えてナウターミキサー(ラボミキサーLV−0、ホソカワミクロン株式会社製)で練合して得られた練合物を、0.8mmφのスクリーン(ドームダイ)を装着したマルチグラン(MG55型、株式会社ダルトン製)により造粒し、流動層乾燥機(LAB−1、株式会社パウレック製)により乾燥して、水中崩壊型粒剤である本発明粒剤1〜7をそれぞれ得た。
なお、表1中の数字は重量部を示し、残は全体を100重量部としたときの残りの量を示す。
ジノテフラン:純度99.0%、水溶解度40000mg/L(20℃)、和光純薬工業株式会社製
チアメトキサム:純度99.0%、水溶解度4100mg/L(20℃)、和光純薬工業株式会社製
ソルポール5080:ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル、東邦化学工業株式会社製
ネオコールSWCP:ジアルキルスルホコハク酸塩、第一工業製薬株式会社製
トキサノンGR−31A:ポリアクリル酸ナトリウム43重量%と水57重量%との混合物、三洋化成工業株式会社製
赤玉デキストリンNDS:デキストリン、日澱化学株式会社製
ベントナイト穂高:ベントナイト、株式会社ホージュン製
クニゲルV1:ベントナイト、クニミネ工業株式会社製
尿素:三井化学株式会社製
硫酸アンモニウム:住友化学株式会社製
ラヂオライト#200:焼成珪藻土、昭和化学工業株式会社製
ゼオライトSK7A:モルデナイト系ゼオライト、SiO2とAl2O3との合計含有量 76.6%(ZSX PrimusIIによる測定値)、SiO2/Al2O3モル比 9.77(ZSX PrimusIIによる測定値)、日東粉化工業製
Abscents 1000:Y型ゼオライト、SiO2とAl2O3との合計含有量92.5%(ZSX PrimusIIによる測定値)、SiO2/Al2O3モル比4.9(ZSX PrimusIIによる測定値)、粒径 4.2マイクロメートル(マスターサイザー2000による測定値、湿式法)、比表面積 581m2/g(BELSORP−18による測定値、BET多点法)、細孔径 6.2Å(BELSORP−18による測定値、解析方法:t法)、ユニオン昭和株式会社製
タンカルNN200:炭酸カルシウム、日東粉化工業株式会社製
重晶石:硫酸バリウム、ネオライト興産株式会社製
表2に記載の原料を、表2に記載の重量割合で混合し、製造例1〜7と同様の操作を行い、水中崩壊型粒剤として、比較粒剤1〜4をそれぞれ得た。
なお、表2中の数字は重量部を示し、残は全体を100重量部としたときの残りの量を示す。
ミズカシーブEX122:ZSM−5型ゼオライト、SiO2とAl2O3との合計含有量 85.9%(ZSX PrimusIIによる測定値)、SiO2/Al2O3モル比 29.4(ZSX PrimusIIによる測定値)、粒径 4.3マイクロメートル(マスターサイザー2000による測定値、湿式法)、比表面積 420m2/g(BET)、水澤化学工業株式会社製
その他の成分については、前記のとおりである。
溶出試験
図1は本試験の概略図である。ガラス漏斗1(口径:60mmφ、足径:9mmφ、足長:78mm、東京硝子器械株式会社製)に、ひだ折にした保留粒子径1マイクロメートルのろ紙2(定量分析用ろ紙、No.5C、アドバンテック株式会社製)を装着し、ろ紙2上に390mgの試料3(粒剤)を置いた。試料3の上から3度硬水10mlを滴下時間が10秒以内となるように滴下し、ろ液をサンプル瓶4に回収した。サンプル瓶4を未使用のものと交換し、同様の操作を25分毎に合計8回行った。回収したそれぞれのろ液に含まれる農薬活性成分量を液体クロマトグラフィー(内部標準法)により測定し、溶出率を以下の式により算出した。
硬水滴下N回目の溶出率(%)=硬水滴下N回目までのろ液に含まれる農薬活性成分の合計量(mg)/390mgの試料に含まれる農薬活性成分量(mg)×100但し、Nは1〜8のいずれかの整数を表す。
結果を表3〜5に示す。
表6に記載の原料を、表6に記載の重量割合で混合し、得られた混合物を遠心粉砕機(株式会社レッチェ製)で粉砕して、粉剤である本発明粉剤1〜4をそれぞれ得た。
なお、表1中の数字は重量部を示し、残は全体を100重量部としたときの残りの量を示す。
表7に記載の原料を、表7に記載の重量割合で混合し、製造例1〜4と同様の操作を行い、粉剤として、比較粉剤1を得た。
ミズカシーブEX122:ZSM−5型ゼオライト、SiO2とAl2O3との合計含有量 85.9%(ZSX PrimusIIによる測定値)、SiO2/Al2O3モル比 29.4(ZSX PrimusIIによる測定値)、粒径 4.3マイクロメートル(マスターサイザー2000による測定値、湿式法)、比表面積 420m2/g(BET)、水澤化学工業株式会社製
その他の成分については、前記のとおりである。
溶出試験
試料3として本発明粉剤1〜4または比較粉剤1を用いる以外は試験例1と同様にして溶出率を算出した。
結果を表8、9に示す。
2 ろ紙
3 試料
4 サンプル瓶
Claims (7)
- 農薬活性成分及び下記に特定するゼオライトを含む徐放性固形農薬製剤であって、前記農薬活性成分の20℃における水溶解度が100〜100000mg/Lであり、前記ゼオライトは、SiO2とAl2O3とを合計で90パーセント(該ゼオライトに対する重量パーセント)以上含有し、4以上のSiO2/Al2O3モル比を有し、かつ10マイクロメートル以下の平均粒径を有する。
- 前記農薬活性成分が、ネオニコチノイド系殺虫活性成分である請求の範囲1に記載の徐放性固形農薬製剤。
- 前記ネオニコチノイド系殺虫活性成分が、クロチアニジン、チアメトキサム、ジノテフラン、イミダクロプリド、アセタミプリド及びチアクロプリドからなる群より選ばれる1種以上のネオニコチノイド系殺虫活性成分である請求の範囲2に記載の徐放性固形農薬製剤。
- 前記ゼオライトが、Y型ゼオライトである請求の範囲1〜3のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
- 農薬活性成分を、製剤100重量パーセントに対して、その合計で0.01〜30重量パーセント含む請求の範囲1〜4のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
- 請求の範囲1で特定されるゼオライトを、製剤100重量パーセントに対して、その合計で0.1〜20重量パーセント含む請求の範囲1〜5のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
- 農薬活性成分と請求の範囲1で特定されるゼオライトとの含有量の比が、重量比で、1:0.1〜1:30である請求の範囲1〜6のいずれかに記載の徐放性固形農薬製剤。
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