JPWO2014087872A1 - 延伸フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1) 上流側の延伸ロール(以下、第1延伸ロールという)及び下流側の延伸ロール(以下、第2延伸ロールという)を用いて、フィルムに対して縦延伸処理を行う工程を含む延伸フィルムの製造方法において、
第1延伸ロールに近接するニップロールが、2本以上であることを特徴とする、延伸フィルムの製造方法。
2) 第1延伸ロールに近接するニップロールが2本であり、該第1延伸ロールに近接する2本のニップロールの中で、上流側のニップロールを第0ニップロール、下流側のニップロールを第1ニップロールとし、第1延伸ロール及び第0ニップロールに挟まれる部位を第0把持部、第1延伸ロール及び第1ニップロールに挟まれる部位を第1把持部とした際に、
第0把持部の位置が、フィルムと第1延伸ロールとの接触領域における、上流側の端部であり、第1把持部の位置が、フィルムと第1延伸ロールとの接触領域における、下流側の端部であることを特徴とする、1)に記載の延伸フィルムの製造方法。
3) 第2延伸ロールに近接するニップロールが、2本以上であることを特徴とする、1)又は2)に記載の延伸フィルムの製造方法。
4) 第2延伸ロールに近接するニップロールが2本であり、該第2延伸ロールに近接する2本のニップロールの中で、上流側のニップロールを第2ニップロール、下流側のニップロールを第3ニップロールとし、第2延伸ロール及び第2ニップロールに挟まれる部位を第2把持部、第2延伸ロール及び第3ニップロールに挟まれる部位を第3把持部とした際に、
第2把持部の位置が、フィルムと第2延伸ロールとの接触領域における、上流側の端部であり、第3把持部の位置が、フィルムと第2延伸ロールとの接触領域における、下流側の端部であることを特徴とする、1)〜3)のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。
5) 第0ニップロールが、清掃機構(以下、第1清掃機構という)を有し、
第1清掃機構は、第1延伸ロールの上流側に位置する第1搬送ロールを清掃可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。
6) 第3ニップロールが、清掃機構(以下、第2清掃機構という)を有し、
第2清掃機構は、第2延伸ロールの下流側に位置する第2搬送ロールを清掃可能であることを特徴とする、1)〜5)のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。
一定巻き長さのフィルムロール表層よりシート状のサンプル(製品幅×1〜2m)を採取し、暗室において斜光の状態下で、キズの最大長径が500μm以上のキズ個数を目視にて観察し、1m2当たりのキズ個数に換算して、下記の通りランク分けを行った。
Aランク:50個/m2以下
Bランク:50個/m2より大きく75個/m2以下
Cランク:75個/m2より大きく100個/m2以下
Dランク:100個/m2より大きく120個/m2以下
Eランク:120個/m2より大きい(不合格)
上記判定基準中、Dランク以上のフィルムが実用上問題なく使用できるレベルであるが、Cランク以上が好ましい。
ポリエチレンテレフタレートのペレットを160℃で8時間乾燥した後、押出機に供給し、275℃で溶融押出しして濾過を行った。その後、285℃に保ったスリットダイを介し冷却ロール上に静電印加キャスト法を用いて表面温度25℃のキャスティングドラムに巻き付け冷却個化し、未延伸フィルムを得た。
上記基本的な縦延伸方法に加え、第1延伸ロール近傍には、第0ニップロールを有し、第0ニップロールがフィルムを把持する第0把持部の位置は、第1延伸ロールとフィルムとの接触領域における上流側最端部から30°下流側の位置にある構成の延伸装置を使い、その他については製造例と同様にして長手方向に延伸させた。
実施例1の縦延伸工程において、第0把持部の位置を、第1延伸ロールとフィルムとの接触領域における上流側の端部に変更したこと以外、実施例1と同様にして、二軸延伸フィルムを得た。
実施例2の縦延伸工程において、第2延伸ロール近傍に、第3ニップロールを有し、第3ニップロールがフィルムを把持する第3把持部の位置を、第2延伸ロールとフィルムとの接触領域における下流側の端部から30°上流側の位置になるようにしたこと以外、実施例2と同様にして、二軸延伸フィルムを得た。
実施例3の縦延伸工程において、第3把持部の位置を、第2延伸ロールとフィルムとの接触領域における下流側の端部の位置に変更したこと以外、実施例3と同様にして、二軸延伸フィルムを得た。
実施例4の縦延伸工程において、第0ニップロールに第1清掃機構を有する以外は、実施例4と同様にして、二軸延伸フィルムを得た。
実施例5の縦延伸工程において、第3ニップロールに第2清掃機構を有する以外は、実施例5と同様にして、二軸延伸フィルムを得た。
基本的な縦延伸方法で得られた二軸延伸フィルムのキズ個数レベル及び1日後生産した後のキズ個数レベルを表1に示す。
2 第1ニップロール
3 第2ニップロール
4 第3ニップロール
5 第1延伸ロール
6 第2延伸ロール
7 フィルム
8 第1接触領域
9 第2接触領域
10 第1清掃機構
11 第2清掃機構
12 第1搬送ロール
13 第2搬送ロール
Claims (6)
- 上流側の延伸ロール(以下、第1延伸ロールという)及び下流側の延伸ロール(以下、第2延伸ロールという)を用いて、フィルムに対して縦延伸処理を行う工程を含む延伸フィルムの製造方法において、
第1延伸ロールに近接するニップロールが、2本以上であることを特徴とする、延伸フィルムの製造方法。 - 第1延伸ロールに近接するニップロールが2本であり、該第1延伸ロールに近接する2本のニップロールの中で、上流側のニップロールを第0ニップロール、下流側のニップロールを第1ニップロールとし、第1延伸ロール及び第0ニップロールに挟まれる部位を第0把持部、第1延伸ロール及び第1ニップロールに挟まれる部位を第1把持部とした際に、
第0把持部の位置が、フィルムと第1延伸ロールとの接触領域における、上流側の端部であり、第1把持部の位置が、フィルムと第1延伸ロールとの接触領域における、下流側の端部であることを特徴とする、請求項1に記載の延伸フィルムの製造方法。 - 第2延伸ロールに近接するニップロールが、2本以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の延伸フィルムの製造方法。
- 第2延伸ロールに近接するニップロールが2本であり、該第2延伸ロールに近接する2本のニップロールの中で、上流側のニップロールを第2ニップロール、下流側のニップロールを第3ニップロールとし、第2延伸ロール及び第2ニップロールに挟まれる部位を第2把持部、第2延伸ロール及び第3ニップロールに挟まれる部位を第3把持部とした際に、
第2把持部の位置が、フィルムと第2延伸ロールとの接触領域における、上流側の端部であり、第3把持部の位置が、フィルムと第2延伸ロールとの接触領域における、下流側の端部であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。 - 第0ニップロールが、清掃機構(以下、第1清掃機構という)を有し、
第1清掃機構は、第1延伸ロールの上流側に位置する第1搬送ロールを清掃可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。 - 第3ニップロールが、清掃機構(以下、第2清掃機構という)を有し、
第2清掃機構は、第2延伸ロールの下流側に位置する第2搬送ロールを清掃可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の延伸フィルムの製造方法。
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