JPWO2014073631A1 - 角加速度センサおよび加速度センサ - Google Patents

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Abstract

固定部(12)と、錘部(13)と、平板状であり、延設方向における一方の端部が固定部(12)に接続されており、他方の端部が錘部(13)に接続されている平板部(21)と、平板部(21)の厚み方向に突出するように、平板部(21)の幅方向の中央に設けられている中央側凸部(22)と、平板部(21)の厚み方向に突出するように、平板部(21)の幅方向の両端にそれぞれ設けられている端側凸部(23A,23B,23C,23D)と、を備えている梁(14)と、平板部(21)において平板部(21)の延設方向の中央とは異なる位置に設けられており、梁(14)の応力を検出する検出素子と、を備える角加速度センサ。

Description

この発明は、梁に生じる撓み応力から角加速度を検出する角加速度センサと、梁に生じる撓み応力から加速度を検出する加速度センサに関する。
ある種の角加速度センサおよび加速度センサは、錘部と梁と検出部を備え、錘部に作用する角加速度または加速度を、錘部を支持している梁に生じる撓み応力から検出するように構成されている(例えば特許文献1参照。)。
ここで、角加速度センサの一般的な構成例について説明する。
図5(A)は、角加速度センサの第1の従来構成例に係る平面図である。なお、以下の説明では、梁の撓み方向に沿う軸を直交座標系のX軸とし、梁の延設方向に沿う軸を直交座標系のY軸とし、X軸およびY軸に直交する軸を直交座標系のZ軸とする。
第1の従来構成例に係る角加速度センサ101は、固定部102と、錘部103と、梁104と、2つのピエゾ抵抗105A,105Bとを備えている。固定部102は、Z軸に沿う方向に配置された図示されていない筐体等に固定されている。梁104は、筐体等から浮いた状態でY軸に沿って延設されていて、Y軸正方向側の端部が錘部103に接続されており、Y軸負方向側の端部が固定部102に接続されている。錘部103は、X−Y面において固定部102から離間する位置に、筐体等から浮いた状態で保持されている。ピエゾ抵抗105A,105Bは、それぞれ、X−Y面においてY軸に沿う方向を長手方向とする長方形状であり、X軸方向に並べて、梁104に設けられている。
図5(B)は、第1の従来構成例に係る角加速度センサ101において、梁104がX軸負方向側に撓む際に梁104に生じる撓み応力の分布を示すコンター図である。
角加速度センサ101において、錘部103にZ軸正方向から視て時計回りの角加速度が作用すると、梁104がX軸負方向側に撓む。すると、梁104のX軸負方向側の側面近傍の領域に圧縮応力が作用し、X軸正方向側の側面近傍の領域に引っ張り応力が作用する。そして、梁104の幅方向(X軸方向)の中央を通る線(一点鎖線で図示する。)が、引っ張り応力と圧縮応力との境となる。
図5(C)は、第1の従来構成例に係る角加速度センサ101が備える検出回路について説明する図である。
ピエゾ抵抗105A,105Bは、定電圧源に対して直列接続されており、抵抗分圧回路を構成する。ピエゾ抵抗105A,105Bは、梁104の幅方向の中央を通る線の両側に平行に配置されている。このため、梁104がX軸に沿う方向に撓むと、梁104の中立面を境にして、一方の領域に配置されているピエゾ抵抗には圧縮応力が作用し、他方の領域に配置されているピエゾ抵抗には引っ張り応力が作用する。このため、ピエゾ抵抗105A,105Bの伸縮は逆になり、伸びるピエゾ抵抗の抵抗値が増大し、縮むピエゾ抵抗の抵抗値が減少する。そのため、抵抗分圧回路における、ピエゾ抵抗105A,105Bによる分圧比が変動し、いずれか一方のピエゾ抵抗の両端電圧が錘部103に作用する角加速度に応じたものになる。
図6(A)は、角加速度センサの第2の従来構成例に係る平面図である。
第2の従来構成例に係る角加速度センサ201は、固定部202と、錘部203と、梁204と、4つのピエゾ抵抗205A,205B,205C,205Dとを備えている。固定部202と、錘部203と、梁204とは、前述の第1の従来構成例と同じ構成である。ピエゾ抵抗205A,205B,205C,205Dは、梁204の幅方向(X軸方向)の中央を通る線(一点鎖線で図示する。)に対して対称に配置されているとともに、梁204の延設方向(Y軸方向)の中央を通る線(不図示)に対して対称に配置されている。
図6(B)は、第2の従来構成例に係る角加速度センサ201が備える検出回路について説明する図である。
ピエゾ抵抗205A,205B,205C,205Dは、互いに対称に配置されているピエゾ抵抗同士が直列に接続され、2組の直列回路が定電圧源あるいは定電流源に並列接続され、ブリッジ回路を構成する。このような構成のブリッジ回路では、梁204のX軸に沿う方向の撓みによって2つの出力端子の電位が互いに逆極性で変わり、その電位差を電圧変動として角加速度を計測することができる。
特開平08−160066号公報
いずれの従来構成例であっても、図5(B)に示したように梁が撓んだ状態では、梁上で撓み応力の分布が生じる。ここで、梁の延設方向であるY軸に沿った方向における撓み応力の分布について詳細に検討すると、梁のY軸に沿った方向の中央に近いほど撓み応力は大きくなり、梁のY軸に沿った方向の中央から離れるほど撓み応力は小さくなる。そのため、第1の従来構成例のようにピエゾ抵抗がY軸に沿った方向の中央に配置されている場合には、ピエゾ抵抗に最大撓み応力が作用することになるが、第2の従来構成例のようにピエゾ抵抗がY軸に沿った方向の中央からずれて配置されている場合には、ピエゾ抵抗には最大撓み応力よりも小さな撓み応力しか作用しないことになる。
すなわち、従来構成例では、梁の延設方向における梁の中央で撓み応力が最大となるために、梁の延設方向における梁の中央からピエゾ抵抗をずらして配置する場合には、ピエゾ抵抗で梁の最大撓み応力を検出することができなかった。このため、ピエゾ抵抗で梁の応力を効率よく検出することができず、角加速度センサの感度が低いという問題があった。このような問題は、角加速度センサだけではなく、固定部と錘部と梁とピエゾ抵抗とを備えている。加速度センサにおいても同様に起こるものである。
そこで、本発明の目的は、梁の延設方向における梁の中央とは異なる位置に設けられたピエゾ抵抗において梁の最大撓み応力を検出することができ、感度が高い角加速度センサおよび加速度センサを提供することにある。
本発明に係る角加速度センサは、固定部と、錘部と、梁と、検出素子と、を備える。錘部は、変位可能に支持されている。梁は、平板部と、中央側凸部と、複数の端側凸部と、を備えている。平板部は、平板状であり、延設方向における一方の端部が固定部に接続されており、他方の端部が錘部に接続されている。中央側凸部は、平板部の延設方向に直交する厚み方向に突出するように、平板部の延設方向と厚み方向とに直交する幅方向の中央に設けられている。複数の端側凸部は、平板部の厚み方向に突出するように、平板部の幅方向の両端にそれぞれ設けられている。複数の検出素子は、平板部において平板部の延設方向の中央とは異なる位置に設けられており、梁の応力を検出する。
本発明に係る角加速度センサにおいて、中央側凸部は、平板部の延設方向と幅方向からなる面を視て、支持梁の中央を通るように設けられていることが好ましい。
本発明に係る角加速度センサにおいて、中央側凸部の平板部の延設方向における一方の端部が固定部に接続されており、他方の端部が錘部に接続されていることが好ましい。
本発明に係る角加速度センサにおいて、複数の端側凸部は、第1の端側凸部と、第2の端側凸部と、第3の端側凸部と、第4の端側凸部と、を含むことが好ましい。第1の端側凸部は、平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が固定部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも固定部側に位置する。第2の端側凸部は、平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が錘部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも錘部側に位置する。第3の端側凸部は、平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が固定部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも固定部側に位置する。第4の端側凸部は、平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が錘部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも錘部側に位置する。
複数の検出素子は、第1の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第2の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第3の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第4の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、を含むことがより好ましい。また、複数の検出素子はブリッジ回路を構成していることがさらに好ましい。
本発明に係る加速度センサは、固定部と、錘部と、梁と、検出素子と、を備える。錘部は、変位可能に支持されている。梁は、平板部と、中央側凸部と、複数の端側凸部と、を備えている。平板部は、平板状であり、延設方向における一方の端部が固定部に接続されており、他方の端部が錘部に接続されている。中央側凸部は、平板部の延設方向に直交する厚み方向に突出するように、平板部の延設方向と厚み方向とに直交する幅方向の中央に設けられている。複数の端側凸部と、平板部の厚み方向に突出するように、平板部の幅方向の両端にそれぞれ設けられている。複数の検出素子は、平板部において平板部の延設方向の中央とは異なる位置に設けられており、梁の応力を検出する。
本発明に係る加速度センサにおいて、中央側凸部は、平板部の延設方向と幅方向からなる面を視て、支持梁の中央を通るように設けられていることが好ましい。
本発明に係る加速度センサにおいて、中央側凸部の平板部の延設方向における一方の端部が固定部に接続されており、他方の端部が錘部に接続されていることが好ましい。
本発明に係る加速度センサにおいて、複数の端側凸部は、第1の端側凸部と、第2の端側凸部と、第3の端側凸部と、第4の端側凸部と、を含むことが好ましい。第1の端側凸部は、平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が固定部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも固定部側に位置する。第2の端側凸部は、平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が錘部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも錘部側に位置する。第3の端側凸部は、平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が固定部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも固定部側に位置する。第4の端側凸部は、平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、平板部の延設方向における一方の端部が錘部と接続されており、他方の端部が平板部の延設方向の中央よりも錘部側に位置する。
複数の検出素子は、第1の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第2の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第3の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、第4の端側凸部と平板部の厚み方向において対向している検出素子と、を含むことがより好ましい。また、複数の検出素子はブリッジ回路を構成していることがさらに好ましい。
この発明によれば、梁が、平板部と、中央側凸部と、端側凸部とを備えていることにより、梁における最大撓み応力が発生する位置を検出素子が設けられている部分とすることができる。このため、検出素子で梁の最大撓み応力を検出することができ、感度を高くすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る角加速度センサの構成を説明する斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る角加速度センサの備える梁の周辺構造を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る角加速度センサの備えるピエゾ抵抗について説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る角加速度センサの備える梁における撓み応力の分布について説明する図である。 第1の従来構成例に係る角加速度センサを説明する図である。 第2の従来構成例に係る角加速度センサを説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る角加速度センサを、説明する。以下の説明では、角加速度センサの検出軸を直交座標系のZ軸とし、梁の延設方向に沿う軸を直交座標系のY軸とし、梁の撓み方向に沿う軸を直交座標系のX軸とする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る角加速度センサ10の構成を示す斜視図である。
角加速度センサ10は、基板部11と、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dと、端子電極16A,16B,16C,16Dと、配線17A,17B,17C,17Dを備えている。なお、図1では、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dの図示を省略している。
基板部11は、Y軸に沿う方向を長手方向とし、X軸に沿う方向を短手方向とし、Z軸に沿う方向を厚み方向とする、矩形平板状に構成されている。基板部11では、Z軸方向において互いに対向する2つの面の間を貫通する開口部が形成されていることにより、固定部12と、錘部13と、梁14とが構成されている。
また、基板部11は、SOI(Silicon On Insulator)基板を加工することにより形成されたものであり、Z軸正方向側に位置するSOI層11Aと、Z軸負方向側に位置する基層11Bとを備えている。SOI層11Aと基層11Bとは、絶縁膜により絶縁されている。SOI層11Aおよび基層11Bはいずれもシリコン系材料からなり、絶縁膜は例えば二酸化シリコン(SiO)のような絶縁材料からなる。
固定部12は、X−Y面を視て、基板部11の外周部に環状に設けられており、錘部13と梁14とを囲んでいる。すなわち、錘部13と梁14とは、固定部12の開口内に設けられている。固定部12は、図示しない筐体等に固定されている。
梁14は、X−Y面を視て、Y軸に沿う方向を延設方向とし、X軸に沿う方向を幅方向とする矩形状であり、固定部12の開口内側の壁面からY軸方向に沿って延設されている。梁14は、図示しない筐体等から浮いた状態で、固定部12によって支持されている。
錘部13は、X−Y面を視て、梁14に接続されて固定部12の開口内に設けられており、図示しない筐体等から浮いた状態で、梁14と固定部12とによって変位可能に支持されている。
また、錘部13は、X−Y面を視て、X軸に沿う方向を短手方向とし、Y軸に沿う方向を長手方向としており、X軸正方向側の辺の中央が複数段(3段)にわたってX軸負方向側に凹むように、凹部13Aが設けられている。固定部12は、X−Y面を視て、錘部13と開口部を隔てて対向しており、凹み部13Aに対向するように複数段(3段)にわたってX軸負方向側に突出する凸部12Aが設けられている。そして、梁14は、凸部12Aの先端近傍の領域におけるY軸正方向側の壁面からY軸方向に沿って延設されていて、凹部13Aの底近傍の領域におけるY軸負方向側の壁面に接続されている。
錘部13および固定部12を上述の形状とすることにより、錘部13のX−Y面における重心位置に、梁14を配置することが可能になる。すると、Z軸を回転軸とする角加速度が錘部13に作用する場合に、錘部13が一つの梁14によって支持されていても回転バランスをとることができ、全ての回転慣性力が梁14に集中して梁14が大きく撓むことになる。また、錘部13は、梁14から離れた位置にあるY軸方向の両端部がX軸方向に幅広であって、Y軸方向の両端部に質量が集中しているため、Z軸を回転軸とする角加速度によって梁14に作用する慣性モーメントが大きなものになる。これらにより、角加速度センサ10は、Z軸を回転軸とする角加速度によって梁14の撓みが生じやすくなり、角加速度の検知感度が向上することになる。
端子電極16A,16B,16C,16Dは、固定部12のZ軸正方向側の面に設けられている。端子電極16Aと端子電極16Bとは、固定部12のX軸正方向側の辺に沿って配置されており、端子電極16Cと端子電極16Dとは、固定部12のX軸負方向側の辺に沿って配置されている。また、端子電極16Aは、固定部12のX軸正方向側の辺においてY軸負方向側に配置されており、端子電極16Bは、固定部12のX軸正方向側の辺においてY軸正方向側に配置されている。端子電極16Cは、固定部12のX軸負方向側の辺においてY軸負方向側に配置されており、端子電極16Dは、固定部12のX軸負方向側の辺においてY軸正方向側に配置されている。
配線17A,17B,17C,17Dは、固定部12と梁14とのZ軸正方向側の面に設けられている。配線17Aの一端は端子電極16Aに接続されており、他端は後述するピエゾ抵抗15Aに接続されている。配線17Bの一端は端子電極16Bに接続されており、他端は後述するピエゾ抵抗15Bに接続されている。配線17Cの一端は端子電極16Cに接続されており、他端は後述するピエゾ抵抗15Cに接続されている。配線17Dの一端は端子電極16Dに接続されており、他端は後述するピエゾ抵抗15Dに接続されている。このため、端子電極16Aは配線17Aを介してピエゾ抵抗15Aと電気的に接続されており、端子電極16Bは配線17Bを介してピエゾ抵抗15Bと電気的に接続されており、端子電極16Cは配線17Cを介してピエゾ抵抗15Cと電気的に接続されており、端子電極16Dは配線17Dを介してピエゾ抵抗15Dと電気的に接続されている。
図2は、梁14の周辺構造を説明する図である。図2(A)は斜視図である。図2(B)は、図2(A)中にY面として示す位置でのX−Z面断面図である。図2(C)は、図2(A)中にY面として示す位置でのX−Z面断面図である。図2(D)は、図2(A)中にY面として示す位置でのX−Z面断面図である。Y面は、梁14の中央を通っている。Y面は、Y面よりもY負正方向側に位置している。Y面は、Y面よりもY軸正方向側に位置している。
梁14では、Y軸負方向側の端部が固定部12に接続されており、Y軸正方向側の端部が錘部13に接続されている。梁14の剛性は、固定部12や錘部13の剛性よりも低くされており、梁14に撓みが集中するように構成されている。
梁14では、SOI層11AはY軸正方向側の端部とY軸負方向側の端部との間の全ての部分に設けられており、基層11BはY軸正方向側の端部とY軸負方向側の端部との間の特定の部分にのみ設けられている。
具体的に説明すると、梁14は、平板部21と、中央側凸部22と、第1の端側凸部23Aと、第2の端側凸部23Bと、第3の端側凸部23Cと、第4の端側凸部23Dとを備えている。平板部21は、SOI層11Aからなり、Y軸に沿う方向を延設方向とし、X軸に沿う方向を幅方向とし、Z軸に沿う方向を厚み方向とする、平板状である。平板部21は、X−Y面と平行なZ軸正方向側の面とZ軸負方向側の面とを有する。平板部21のY軸負方向側の端部は固定部12と接続されており、Y軸正方向側の端部は錘部13と接続されている。
中央側凸部22は、Y軸に沿う方向を長さ方向とし、X軸に沿う方向を幅方向とし、Z軸に沿う方向を厚み方向とする直方体形状であって、平板部21のZ軸負方向側の面からZ軸負方向側に突出するように設けられている。中央側凸部22は、基層11Bからなる。中央側凸部22は、平板部21のZ軸負方向側の面におけるX軸方向の中央部に、Y軸に沿って設けられている。このため、中央側凸部22は、X−Y面を視て、梁14の中央を通るように設けられている。中央側凸部22のY軸負方向側の端部は固定部12と接続されており、Y軸正方向側の端部は錘部13と接続されている。
第1〜第4の端側凸部23A〜23Dは、それぞれ、Y軸に沿う方向を長さ方向とし、X軸に沿う方向を幅方向とし、Z軸に沿う方向を厚み方向とする直方体形状であって、平板部21のZ軸負方向側の面からZ軸負方向側に突出するように設けられている。第1〜第4の端側凸部23A〜23Dは、基層11Bからなる。第1の端側凸部23Aと第2の端側凸部23Bとは、平板部21のZ軸負方向側の面におけるX軸正方向側の端部に、Y軸に沿って設けられている。第3の端側凸部23Cと第4の端側凸部23Dとは、平板部21のZ軸負方向側の面におけるX軸負方向側の端部に、Y軸に沿って設けられている。
第1の端側凸部23AのY軸負方向側の端部は、固定部12と接続されている。第1の端側凸部23AのY軸正方向側の端部は、平板部21のX軸正方向側の端部におけるY軸方向の中央よりもY軸負方向側に位置する。第2の端側凸部23BのY軸正方向側の端部は、錘部13と接続されている。第2の端側凸部23BのY軸負方向側の端部は、平板部21のX軸正方向側の端部におけるY軸方向の中央よりもY軸正方向側に位置する。
第3の端側凸部23CのY軸負方向側の端部は、固定部12と接続されている。第3の端側凸部23CのY軸正方向側の端部は、平板部21のX軸負方向側の端部におけるY軸方向の中央よりもY軸負方向側に位置する。第4の端側凸部23DのY軸正方向側の端部は、錘部13と接続されている。第4の端側凸部23DのY軸負方向側の端部は、平板部21のX軸負方向側の端部におけるY軸方向の中央よりもY軸正方向側に位置する。
なお、基板部11にSOI基板を利用することで、このような形状の梁14の形成が容易となる。具体的には、SOI基板のSOI層11Aと基層11Bとの間に設けられている絶縁体層をエッチングストップ層として利用し、SOI層11Aに対してエッチングを行う工程と、SOI基板を裏返す工程と、基層11Bに対してエッチングを行う工程とを実施することで、梁14を少ない工程で形成することが可能になる。
図3(A)は、梁14に設けられているピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dについて説明する図である。
ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dは、本実施形態における検出素子であって、梁14の平板部21のZ軸正方向側の面に設けられている。上述のように、ピエゾ抵抗15Aは配線17Aと接続されており、ピエゾ抵抗15Bは配線17Bと接続されており、ピエゾ抵抗15Cは配線17Cと接続されており、ピエゾ抵抗15Dは配線17Dと接続されているが、図3では配線17A,17B,17C,17Dの図示を省略している。なお、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dは、梁14の平板部21において、SOI層11Aに対してp型の不純物を拡散(ドープ)させることによって形成されている。
ピエゾ抵抗15Aは、X−Y面を視て、梁14のX軸正方向側の端部であって、Y軸方向の中央よりもY軸負方向側の位置に設けられている。ピエゾ抵抗15Bは、X−Y面を視て、梁14のX軸正方向側の端部であって、Y軸方向の中央よりもY軸正方向側の位置に設けられている。ピエゾ抵抗15Cは、X−Y面を視て、梁14のX軸負方向側の端部であって、Y軸方向の中央よりもY軸負方向側の位置に設けられている。ピエゾ抵抗15Dは、X−Y面を視て、梁14のX軸負方向側の端部であって、Y軸方向の中央よりもY軸正方向側の位置に設けられている。
ここで、梁14は、X−Y面を視て、幅方向(X軸方向)の中央を通り、Y軸と平行な線(一点鎖線で図示する。)上に、錘部13の重心の位置(×で図示する。)が重なり、錘部13の重心の位置と梁14の中央とがおよそ重なるように構成されている。また、梁14は、梁14の中央を通るX軸と平行な線を対称軸として線対称、且つ、梁14の中央を通るY軸と平行な線を対称軸として線対称な形状を有する。
そして、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dも、梁14の中央を通るX軸と平行な線を対称軸として線対称、且つ、梁14の中央を通るY軸と平行な線を対称軸として線対称に配置されている。このため、梁14がX軸に沿って撓む際に生じる撓み応力は、梁14の中央を通るX軸と平行な線を対称軸としておよそ線対称、且つ、梁14の中央を通るY軸と平行な線を対称軸としておよそ線対称に分布することになる。
図3(B)は、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dを用いて構成される検出回路の概略構成を説明する回路図である。
ピエゾ抵抗15Aとピエゾ抵抗15Dとは直列に接続されている。また、ピエゾ抵抗15Bとピエゾ抵抗15Cとは直列に接続されている。ピエゾ抵抗15A,15Dからなる直列回路と、ピエゾ抵抗15B,15Cからなる直列回路と、は互いに並列接続されている。そして、ピエゾ抵抗15Bとピエゾ抵抗15Dとの接続点は定電圧源の出力端子Vddに接続されており、ピエゾ抵抗15Aとピエゾ抵抗15Cとの接続点はグランドGNDに接続されている。また、ピエゾ抵抗15Aとピエゾ抵抗15Dとの接続点は出力端子OUTに接続されており、ピエゾ抵抗15Bとピエゾ抵抗15Cとの接続点は出力端子OUTに接続されている。
これにより、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dは、ホイートストンブリッジ回路を構成している。ホイートストンブリッジ回路において直列回路を構成するピエゾ抵抗15Aとピエゾ抵抗15D、および、直列回路を構成するピエゾ抵抗15Bとピエゾ抵抗15Cが、それぞれ、梁14の中央を境に反対側に設けられている。したがって、梁14のX軸に沿う撓みによって出力端子OUT,OUTからの出力信号の電位が互いに逆極性で変わるため、その電位差を利用してZ軸を回転軸とする角加速度を計測することが可能になる。ホイートストンブリッジ回路を構成することにより、角加速度センサ10の検出感度は、2つのピエゾ抵抗からなる抵抗分圧回路を用いて検出回路を構成した角加速度センサの検出感度よりも高いものにできる。
また、図3(A)に示すように、ピエゾ抵抗15Aは、梁14の平板部21のZ軸負方向側の面に設けられている第1の端側凸部23AとZ軸方向において対向している。ピエゾ抵抗15Bは、梁14の平板部21のZ軸負方向側の面に設けられている第2の端側凸部23BとZ軸方向において対向している。ピエゾ抵抗15Cは、梁14の平板部21のZ軸負方向側の面に設けられている第3の端側凸部23CとZ軸方向において対向している。ピエゾ抵抗15Dは、梁14の平板部21のZ軸負方向側の面に設けられている第4の端側凸部23DとZ軸方向において対向している。
梁が平板部のみから構成されている場合、梁がX軸に沿う方向に撓むと、平板部には撓み応力がX−Y面に分布して発生し、Y軸方向の中央に近いほど大きい撓み応力が発生し、Y軸方向の中央から離れるほど小さい撓み応力が発生することになる。
しかしながら、本実施形態の角加速度センサ10では、梁14が平板部21と、中央側凸部22と、第1〜第4の端側凸部23A〜23Dとを備えていることにより、梁14における最大撓み応力が発生する位置をY軸方向の中央ではなく、ピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dが設けられている部分とすることができる。
図4は、ピエゾ抵抗15A,15Bを通るY軸と平行な線上での、梁14がX軸に沿う方向に撓む状態での撓み応力(主応力σyy)と、Y軸方向の座標と、の関係について説明する図である。なお、図中には、梁が平板部のみから構成されている比較例の角加速度センサにおける撓み応力も付記している。
図4に示すように、比較例の角加速度センサでは、梁がX軸に沿う方向に撓むと、撓み応力がX−Y面にY軸方向の座標に応じて二次曲線状に分布して発生し、Y軸方向の中央において最大撓み応力が発生する。一方、本実施形態の角加速度センサ10では、梁14がX軸に沿う方向に撓むと、撓み応力がX−Y面に分布して発生し、Y軸方向の中央よりもY軸正方向側の位置とY軸負方向側の位置とにおいて最大撓み応力が発生する。そして、本実施形態の角加速度センサ10では、梁14において、最大撓み応力が発生するY軸方向の中央よりもY軸正方向側の位置にピエゾ抵抗15B,15Dが設けられており、Y軸方向の中央よりもY軸負方向側の位置にピエゾ抵抗15A,15Cが設けられている。このため、本実施形態の角加速度センサ10では、梁14のY軸方向の中央とは異なる位置に設けられているピエゾ抵抗15A,15B,15C,15Dで梁14の最大撓み応力を検出することができ、感度を高くすることができる。
この実施形態で説明した構成により、本発明の角加速度センサは実現することができる。なお、この実施形態の他の様々な形態で本発明は実施できる。
なお、第1の実施形態の角加速度センサ10において検出回路の回路構成を変更することにより、Z軸周りの角加速度を検出する角加速度センサではなくX軸に沿う加速度を検出する加速度センサを構成することも可能である。このような加速度センサにおいても、梁の延設方向の中央とは異なる位置に設けられているピエゾ抵抗で梁の最大撓み応力を検出することができ、感度を高くすることができる。
10…角加速度センサ
11…基板部
11A…SOI層
11B…基層
12…固定部
12A…凸部
13…錘部
13A…凹部
14…梁
15A,15B,15C,15D…ピエゾ抵抗
16A,16B,16C,16D…端子電極
17A,17B,17C,17D…配線
21…平板部
22…中央側凸部
23A,23B,23C,23D…端側凸部

Claims (12)

  1. 固定部と、
    変位可能に支持されている錘部と、
    平板状であり、延設方向における一方の端部が前記固定部に接続されており、他方の端部が前記錘部に接続されている平板部と、前記平板部の延設方向に直交する厚み方向に突出するように、前記平板部の延設方向と厚み方向とに直交する幅方向の中央に設けられている中央側凸部と、前記平板部の厚み方向に突出するように、前記平板部の幅方向の両端にそれぞれ設けられている複数の端側凸部と、を備えている梁と、
    前記平板部において前記平板部の延設方向の中央とは異なる位置に設けられており、前記梁の応力を検出する複数の検出素子と、
    を備える角加速度センサ。
  2. 前記中央側凸部は、前記平板部の延設方向と幅方向からなる面を視て、前記支持梁の中央を通るように設けられている、請求項1に記載の角加速度センサ。
  3. 前記中央側凸部の前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部に接続されており、他方の端部が前記錘部に接続されている、請求項1または2に記載の角加速度センサ。
  4. 前記複数の端側凸部は、
    前記平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記固定部側に位置する、第1の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記錘部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記錘部側に位置する、第2の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記固定部側に位置する、第3の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記錘部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記錘部側に位置する、第4の端側凸部と、
    を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の角加速度センサ。
  5. 前記複数の検出素子は、
    前記第1の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第2の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第3の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第4の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    を含む、請求項4に記載の角加速度センサ。
  6. 前記複数の検出素子はブリッジ回路を構成している、請求項5に記載の角加速度センサ。
  7. 固定部と、
    変位可能に支持されている錘部と、
    平板状であり、延設方向における一方の端部が前記固定部に接続されており、他方の端部が前記錘部に接続されている平板部と、前記平板部の延設方向に直交する厚み方向に突出するように、前記平板部の延設方向と厚み方向とに直交する幅方向の中央に設けられている中央側凸部と、前記平板部の厚み方向に突出するように、前記平板部の幅方向の両端にそれぞれ設けられている複数の端側凸部と、を備えている梁と、
    前記平板部において前記平板部の延設方向の中央とは異なる位置に設けられており、前記梁の応力を検出する複数の検出素子と、
    を備える加速度センサ。
  8. 前記中央側凸部は、前記平板部の延設方向と幅方向からなる面を視て、前記支持梁の中央を通るように設けられている、請求項7に記載の加速度センサ。
  9. 前記中央側凸部の前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部に接続されており、他方の端部が前記錘部に接続されている、請求項7または8に記載の加速度センサ。
  10. 前記複数の端側凸部は、
    前記平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記固定部側に位置する、第1の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の一方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記錘部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記錘部側に位置する、第2の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記固定部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記固定部側に位置する、第3の端側凸部と、
    前記平板部の幅方向の他方の端部に設けられており、前記平板部の延設方向における一方の端部が前記錘部と接続されており、他方の端部が前記平板部の延設方向の中央よりも前記錘部側に位置する、第4の端側凸部と、
    を含む、請求項7〜9のいずれかに記載の加速度センサ。
  11. 前記複数の検出素子は、
    前記第1の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第2の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第3の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    前記第4の端側凸部と前記平板部の厚み方向において対向している検出素子と、
    を含む、請求項10に記載の加速度センサ。
  12. 前記複数の検出素子はブリッジ回路を構成している、請求項11に記載の加速度センサ。
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