JPWO2013145989A1 - 撮像レンズ、撮像装置及び携帯端末 - Google Patents

撮像レンズ、撮像装置及び携帯端末 Download PDF

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貴志 川崎
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Abstract

画角65?以上、Fナンバー3以下の広角で明るいレンズにおいて、従来タイプより誤差感度が低く成形性などが良好でありながら、諸収差が補正された3枚構成の撮像レンズ、及びそれを用いた撮像装置並びに携帯端末を提供する。撮像レンズは、物体側から順に第1レンズ、開口絞り、第2レンズ、第3レンズからなり、前記第1レンズは物体側面が凸面の正レンズ、前記第2レンズは物体面が凹面の正メニスカスレンズ、前記第3レンズは像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズであり、以下の条件式を満足する。−5.0 < r3/f < −0.4 ・・・(1)0.0 < f1/f2 < 5.0 ・・・(2)但し、r3:前記第2レンズ物体側面の曲率半径(mm)f:全系の焦点距離(mm)f1:前記第1レンズの焦点距離(mm)f2:前記第2レンズの焦点距離(mm)

Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置に好適な撮像レンズ及び撮像レンズを用いた撮像装置並びに携帯端末に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像素子の高性能化、小型化に伴い、撮像装置を備えた携帯電話や携帯情報端末が普及しつつある。また、これらの撮像装置に搭載される撮像レンズには、さらなる小型化、高性能化への要求が高まっている。近頃では、このような携帯端末に高画素・高性能のメインカメラと、低画素・小型のサブカメラの2つが搭載されている場合も多い。
メインカメラ用途の撮像レンズとしては、高性能化が必要とされるため3枚乃至5枚構成の撮像レンズが提案されている。一方で、サブカメラとしては、これまではVGAクラスの画素数が一般的で、1〜2枚構成の撮像レンズが主であったが、最近では携帯端末における画像表示素子の高解像度化、大型化に伴い、サブカメラも2Mクラスへ高画素化が進み、撮像装置への要求性能も高まっている。そのため1〜2枚構成に比べ高性能化が可能な3枚構成の撮像レンズが提案されている。しかしながら、3枚構成になると2枚構成に比べ要素が多いため、それぞれの製造誤差が積み重なることによる性能劣化が著しく、2枚構成の撮像レンズよりも高精度に製造しなければ、高性能化が難しい。そのため、3枚構成の撮像レンズの光学設計には誤差感度が低く、生産性の観点で優れた設計が求められる。ここで、3枚構成の撮像レンズとしては、特許文献1,2のような、正正負構成の撮像レンズが知られている。
特開2004−326097号公報 特開2007−322561号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像レンズでは、第2レンズの物体側面の曲率が強過ぎるため、前記光学面が光軸から偏芯した時に、大きな片ボケが発生してしまう。従って、第1レンズと第2レンズの光軸間に発生する偏芯を高精度に管理することが必要となり、生産性に懸念がある。また、特許文献2に記載の撮像レンズも同様に、第2レンズの物体側面の曲率が強過ぎるため、前記光学面が光軸から偏芯した時に発生する軸上コマ収差が大きく、生産性に懸念がある。更に、特許文献1、特許文献2の両方に開示された技術では、最大像高2mm以内の撮像レンズとした時に、レンズの厚みが薄くなり過ぎ、レンズ成形が困難となる懸念がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、画角65°以上、Fナンバー3以下の広角で明るいレンズにおいて、従来タイプより誤差感度が低く成形性などが良好でありながら、諸収差が補正された3枚構成の撮像レンズ、及びそれを用いた撮像装置並びに携帯端末を提供することを目的とする。
ここで、小型の撮像レンズの尺度であるが、本発明では下式を満たすレベルの小型化を目指している。この範囲を満たすことで、撮像装置全体の小型軽量化が可能となる。
TTL/2Y<1.10・・・(14)
ただし、ここで、像側焦点とは撮像レンズに光軸と平行な平行光線が入射した場合の像点をいう。なお、撮像レンズの最も像側の面と像側焦点位置との間に、光学的ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ、または固体撮像素子パッケージのシールガラス等の平行平板が配置される場合には、平行平板部分は空気換算距離としたうえで上記Lの値を計算するものとする。また、より望ましくは下式の範囲が良い。
TTL/2Y<1.00・・・(14)’
請求項1に記載の撮像レンズは、最大像高の画角が65°以上、かつFナンバーが3.0以下の撮像レンズにおいて、
物体側から順に第1レンズ、開口絞り、第2レンズ、第3レンズからなり、
前記第1レンズは物体側面が凸面の正レンズ、
前記第2レンズは物体面が凹面の正メニスカスレンズ、
前記第3レンズは像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズであり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
−5.0 < r3/f < −0.4 ・・・(1)
0.0 < f1/f2 < 5.0 ・・・(2)
但し、
r3:前記第2レンズ物体側面の曲率半径(mm)
f:全系の焦点距離(mm)
f1:前記第1レンズの焦点距離(mm)
f2:前記第2レンズの焦点距離(mm)
最も物体側に、前記第1レンズとして物体側に凸面を向けた正レンズ(正のパワーを有するレンズ)を配置することで、主点位置を物体側へ寄せることができるため、レンズ全長を短縮することが出来る。また、前記開口絞りを前記第1レンズと前記第2レンズの間に配置することで、前記第1レンズと前記第2レンズが前記開口絞りを挟んで対称に近い構成を取ることができるため、収差補正に有利になる。
また前記第2レンズとして物体側に凹面を向けたメニスカスレンズを配置することで、前記第2レンズ物体側面および像側面への光線入射角を小さくすることができるため、収差の発生を抑えることができる。更に前記第2レンズを正レンズとすることで、全長短縮時に前記第1レンズに偏りがちな正のパワーを前記第2レンズと分担することができ、広角化しても収差補正を良好にすることが出来る。
また前記第3レンズとして像側面の光軸付近を凹面とする負レンズ(負のパワーを有するレンズ)を配置することで、ある程度バックフォーカスを確保することができ、同時に変曲点を持ち周辺部で凸面となる非球面とすることで、周辺光線のテレセントリック特性を良好にすることができる。
最大像高画角65°以上の広角であり、なおかつF3以下の明るさと持ちつつ、光学全長の小さい撮像レンズを、3枚レンズであって第1レンズと第2レンズの間に開口絞りがある構成で達成しようとすると、より物体側に強い正のパワーが必要であり、なおかつ誤差感度を下げる観点から各レンズの光学面は曲率半径を大きくする必要がある。従って、前記第1レンズと前記第2レンズを一つのレンズ群と見なした時に、その群は強い正のパワーを持つ必要があり、その正のパワーは収差補正や誤差感度低減の観点から前記第1レンズと前記第2レンズで分担することが望ましい。条件式(2)は、前記第1レンズと前記第2レンズのパワー比の条件式であるが、条件式(2)の値が下限を下回るほど前記第1レンズのパワーが強い場合、前記第1レンズの偏芯誤差感度が非常に高くなってしまい、生産性が悪くなってしまう懸念がある。また、条件式(2)の値が上限を上回るほど前記第2レンズのパワーが強い場合、これも同じく前記第2レンズの偏芯誤差感度が高くなってしまい、生産性が悪くなってしまう懸念がある。そこで、条件式(2)を満たすことで、前記第1レンズおよび前記第2レンズの偏芯誤差感度を抑えつつ、広角かつ明るいレンズとしても性能を良好にすることができる。
また条件式(1)は、前記第2レンズの物体側面の曲率半径と全系の焦点距離の比を規定する条件式であるが、条件式(1)の値が下限を下回るほど曲率半径が小さい場合、特にF3以下の明るいレンズにおいては、暗いレンズに比べ光線高さが高くなり、よりレンズ面の角度が大きいレンズ周辺部に光線が入射するため、偏芯誤差感度が高くなってしまう。また条件式(1)の値が上限を上回るほど曲率半径が大きい場合、面への光線の入射角が大きくなってしまい、コマ収差等の収差の発生を抑えることが困難となる。従って条件式(1)を満たすことで、偏芯誤差感度を低減させつつ、収差補正が良好なレンズとすることができる。
請求項2に記載の撮像レンズは、請求項1に記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
−1.0 < (r5+r6)/(r5−r6) < 2.5 ・・・(3)
但し、
r5:前記第3レンズ物体側面の曲率半径(mm)
r6:前記第3レンズ像側面の曲率半径(mm)
条件式(3)は前記第3レンズの形状を規定する条件式である。条件式(3)の値が下限を上回ることで、負レンズである前記第3レンズの主点位置に対してレンズを物体側へ寄せることができるため、バックフォーカスを確保しやすくなる。また条件式(3)の値が上限を下回ることで、前記第3レンズが物体側に凸面を向けた強いメニスカス形状にならないため、バックフォーカスが長くなり過ぎ光学全長が大きくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項3に記載の撮像レンズは、請求項1又は2に記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.9 < f1/f < 1.2・・・(4)
条件式(4)は、前記第1レンズのパワーと全系のパワーの比を規定する条件式である。条件式(4)の値が下限を上回ることで、前記第1レンズのパワーが強過ぎることによる高次収差の発生や、偏芯誤差感度の上昇を防ぐことが出来る。また条件式(4)の値が上限を下回ることで、物体側に近い前記第1レンズの正のパワーが強くなり、全系の主点位置が物体側に寄るため、光学全長の短縮が可能になる。
請求項4に記載の撮像レンズは、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.7 < Ds/Y < 1.2・・・(5)
但し、
Ds:前記開口絞りから像面までの距離(mm)
Y:最大像高(mm)
条件式(5)は、前記開口絞りから像面までの距離と最大像高の比を規定する条件式である。条件式(5)の値が下限を上回ることで、最大像高に対し前記開口絞りを像面から遠ざけ射出瞳位置を物体側へ寄せて、テレセントリック性を良好にすることができる。また条件式(5)の値が上限を下回ることで、前記開口絞りが像面から遠ざかり過ぎることを抑えて、光学全長が大きくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項5に記載の撮像レンズは、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.15 < d1/TTL < 0.3・・・(6)
但し、
d1:前記第1レンズの芯厚(mm)
TTL:前記撮像レンズ全長(平板は空気換算とする)(mm)
条件式(6)は、光学全長と前記第1レンズの軸上厚みの比を規定する条件式である。
条件式(6)の値が下限を上回ることで、前記第1レンズの厚みを十分確保することができるため、成形性に有利になる。また条件式(6)の値が上限を下回ることで、前記第1レンズが厚くなり過ぎ光学全長の短縮が困難になるのを防ぐことができる。
請求項6に記載の撮像レンズは、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
−2.0 < (r1+r2)/(r1−r2) < −0.6・・・(7)
但し、
r1:前記第1レンズ物体側面の曲率半径(mm)
r2:前記第1レンズ像側面の曲率半径(mm)
条件式(7)は、前記第1レンズの形状を規定する条件式である。条件式(7)の値が下限を上回ることで、前記第1レンズの物体側面および像側面の曲率半径が小さくなり過ぎることによるコマ収差などの発生を抑えることができる。また条件式(7)の値が上限を下回ることにより前記第1レンズの主点位置が物体側に寄るため、光学全長を短縮することができる。
請求項7に記載の撮像レンズは、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、下記の条件式を満足することを特徴とする。
−2.0 < r3/f < −0.4 ・・・(8)
条件式(8)は第2レンズの物体側曲率半径と全系の焦点距離の比のより望ましい範囲であり、この条件式を満たすことで、より偏芯誤差感度と収差補正のバランスを良好にすることができる。
請求項8に記載の撮像レンズは、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.7 < f1/f2 < 2.3 ・・・(9)
条件式(9)は第1レンズと第2レンズの焦点距離の比のより望ましい範囲であり、この条件式を満たすことで、第1レンズと第2レンズのパワー比がより適切になり、偏芯誤差感度を低減することができる。
請求項9に記載の撮像レンズは、請求項1〜8のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.1< (r5+r6)/(r5−r6) < 2.0・・・(10)
条件式(10)は第3レンズ形状のより望ましい範囲であり、この条件式を満たすことで、バックフォーカスをより適切に保ちつつ、光学全長を小さくすることができる。
請求項10に記載の撮像レンズは、請求項1〜9のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
45 < v3 <70 ・・・(11)
v3:第3レンズのアッベ数
条件式(11)は前記第3レンズのアッベ数を規定する条件式である。条件式(11)の値が下限を上回ることで、前記第3レンズ周辺部による倍率色収差の発生を抑えることができる。また条件式(11)の値が上限を下回ることで、軸上色収差の補正に有利になる。
請求項11に記載の撮像レンズは、請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
TTL/f < 1.5 ・・・(12)
条件式(12)は光学全長と焦点距離の比を規定する条件式である。この条件式を満足することで、画角と光学全長のバランスが良く、光学全長の小さい撮像レンズとすることができる。
請求項12に記載の撮像レンズは、請求項1〜11のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
D/TTL > 1.5・・・(13)
但し、
D:入射瞳径(mm)
条件式(13)は入射瞳径と光学全長の比を規定する条件式である。条件式(13)の値が下限を上回ることによって、適切な光量を確保することができ、ノイズの少ないクリアな画像を維持しつつ、全長を短縮することができる。一方、条件式(13)の値が上限を下回ることによって、入射瞳径を大きくしすぎる必要がなく諸収差の補正が容易となる。
請求項13に記載の撮像レンズは、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、実質的にパワーを有しないレンズを有することを特徴とする。つまり、請求項1の構成に、実質的にパワーを持たないダミーレンズを付与した場合でも本発明の適用範囲内である。
請求項14に記載の撮像装置は、請求項1〜13のいずれかに記載の撮像レンズを備えることを特徴とする。
請求項15に記載の携帯端末は、請求項14に記載の撮像装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画角65°以上、Fナンバー3以下の広角で明るいレンズにおいて、従来タイプより誤差感度が低く成形性などが良好でありながら、諸収差が補正された3枚構成の撮像レンズ、及びそれを用いた撮像装置並びに携帯端末を提供することができる。
本実施の形態にかかる撮像装置LUの斜視図である。 図1の構成を矢印II-II線で切断して矢印方向に見た断面図である。 携帯電話機Tを示す図である。 実施例1にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例1にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例2にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例2にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例3にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例3にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例4にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例4にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例5にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例5にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例6にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例6にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例7にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例7にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例8にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例8にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。 実施例9にかかる撮像レンズの断面図である。 実施例9にかかる撮像レンズの球面収差(a)、非点収差(b)、及び歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d)の収差図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像装置LUの斜視図であり、図2は、図1の構成を矢印II-II線で切断して矢印方向に見た断面図である。図2に示すように、撮像装置LUは、光電変換部IMaを有する固体撮像素子としてのCMOS型イメージセンサIMと、このイメージセンサIMの光電変換部(受光面)IMaに被写体像を撮像させる撮像レンズLNと、その電気信号の送受を行う不図示の外部接続用端子(電極)とを備え、これらが一体的に形成されている。
最大像高の画角が65°以上、かつFナンバーが3.0以下の撮像レンズLNは、物体側(図2で上方)から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。レンズは、ガラス製でもプラスチック製でも良い。
第1レンズL1と第2レンズL2との間にはスペーサSP1が配置され、第2レンズL2と第3レンズL3との間にはスペーサSP2が配置され、第3レンズL3とIRカットフィルタFとの間にはスペーサSP3が配置されている。尚、レンズL1〜L3は、フランジ部同士を当接させていても良い。撮像レンズLNは、以下の式を満たす。
−5.0 < r3/f < −0.4 ・・・(1)
0.0 < f1/f2 < 5.0 ・・・(2)
但し、
r3:第2レンズL2物体側面の曲率半径(mm)
f:全系の焦点距離(mm)
f1:第1レンズL1の焦点距離(mm)
f2:第2レンズL2の焦点距離(mm)
撮像レンズLNは、筐体BXの内周に固定されている。筐体BXの下端は、イメージセンサIMを保持する基板STに当接している。
イメージセンサIMは、その受光側の平面の中央部に、画素(光電変換素子)が2次元的に配置された、受光部としての光電変換部IMaが形成されており、不図示の信号処理回路に接続されている。かかる信号処理回路は、各画素を順次駆動し信号電荷を得る駆動回路部と、各信号電荷をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル信号を用いて画像信号出力を形成する信号処理部等から構成されている。また、イメージセンサIMの受光側の平面の外縁近傍には、多数のパッド(図示略)が配置されており、不図示のワイヤを介してイメージセンサIMに接続されている。イメージセンサIMは、光電変換部IMaからの信号電荷をデジタルYUV信号等の画像信号等に変換し、ワイヤ(不図示)を介して所定の回路に出力する。ここで、Yは輝度信号、U(=R−Y)は赤と輝度信号との色差信号、V(=B−Y)は青と輝度信号との色差信号である。なお、固体撮像素子は上記CMOS型のイメージセンサに限定されるものではなく、CCD等の他のものを使用しても良い。
イメージセンサIMは、外部接続用端子を介して外部回路(例えば、撮像装置を実装した携帯端末の上位装置が有する制御回路)と接続し、外部回路からイメージセンサIMを駆動するための電圧やクロック信号の供給を受けたり、また、デジタルYUV信号を外部回路へ出力したりすることを可能とする。
次に、撮像装置を備えた携帯端末の一例として携帯電話機を図3の外観図に基づいて説明する。なお、図3(a)は折り畳んだ携帯電話機を開いて内側から見た図であり、図3(b)は折り畳んだ携帯電話機を開いて外側から見た図である。
図3において、携帯電話機Tは、表示画面D1,D2を備えたケースとしての上筐体71と、操作ボタンBを備えた下筐体72とがヒンジ73を介して連結されている。本実施の形態においては、風景等を撮影するためのメインの撮像装置MCが、上筐体71の表面側に設けられ、上述した広角の撮像レンズLNを備える撮像装置LUが、上筐体71の裏面側であって表示画面D1の上に設けられている。
撮像レンズLNは、図3(a)に示すように撮像装置LUに正対した状態で、携帯電話機Tを手で把持した使用者自身の上半身を撮像装置LUにより撮像できる。その画像信号を通信している相手方の携帯電話機に送信して、こちらのユーザーの画像を表示できると共に、通常の通話を行うことにより、いわゆるテレビ電話を実現できる。なお、携帯電話機Tは折り畳み式に限定されるものではない。
(実施例)
次に、上述した実施の形態に好適な実施例について説明する。但し、以下に示す実施例により本発明が限定されるものではない。実施例における各符号の意味は以下の通りである(長さの単位は、波長以外mm)。
FL:撮像レンズ全系の焦点距離(mm)
BF:バックフォーカス(mm)(但し、カバーガラス込みの近軸像面までの距離)
Fno :Fナンバー
w :半画角(゜)
Ymax:固体撮像素子の撮像面対角線長の半分の長さ(mm)
TL:撮像レンズ全系の最も物体側のレンズ面から像側焦点までの光軸上の距離(mm)(但し、「像側焦点」とは、撮像レンズに光軸と平行な平行光線が入射した場合の像点をいう。)
r :屈折面の曲率半径(mm)
d :軸上面間隔(mm)
nd:レンズ材料のd線の常温での屈折率
vd:レンズ材料のアッベ数
STO:開口絞り
各実施例において、各面番号の後に「*」が記載されている面が非球面形状を有する面であり、非球面の形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向にX軸をとり、光軸と垂直方向の高さをhとして以下の「数1」で表す。
ただし、
Ai:i次の非球面係数
R :曲率半径
K :円錐定数
である。
また、以降(表のレンズデータを含む)において、10のべき乗数(例えば、2.5×10-02)をEまたはe(例えば2.5e−002)を用いて表すものとする。また、レンズデータの面番号は第1レンズの物体側を1面として順に付与した。なお、実施例に記載の長さを表す数値の単位はすべてmmとする。
なお、請求項ならびに実施例に記載の近軸曲率半径の意味合いについて、実際のレンズ測定の場面においては、レンズ中央近傍(具体的には、レンズ外径に対して10%以内の中央領域)での形状測定値を最小自乗法でフィッティングした際の近似曲率半径を近軸曲率半径であるとみなすことができる。また、例えば2次の非球面係数を使用した場合には、非球面定義式の基準曲率半径に2次の非球面係数も勘案した曲率半径を近軸曲率半径とみなすことができる。(例えば参考文献として、松居吉哉著「レンズ設計法」(共立出版株式会社)のP41〜42を参照のこと)
(実施例1)
実施例1におけるレンズデータを表1に示す。図4は実施例1のレンズの断面図である。実施例1の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表1]
[実施例1]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 1.0093 0.5970 1.58313 59.45 1.145
2* -20.0000 0.0040 0.653
STO INFINITY 0.2370 0.603
4* -0.8784 0.5110 1.58313 59.45 0.745
5* -0.5667 0.0200 1.154
6* -11.5146 0.4670 1.58313 59.45 1.438
7* 1.0398 0.2000 1.976
8 INFINITY 0.1750 1.52550 54.49 2.320
IMG INFINITY 0.3186

非球面係数
1:K=-5.82823e-001,A4=-1.44729e-002,A6=2.00267e-001,A8=-3.32259e+000,A10=9.67450e+000,A12=-1.62611e+001
2:K=-5.00000e+001,A4=-6.11206e-001,A6=1.04561e+000,A8=-1.99733e+001,A10=1.15283e+002,A12=-2.53793e+002
4:K=-1.68073e+000,A3=-2.43603e-001,A4=2.23065e+000,A5=-1.48786e+001,A6=5.30436e+000,A7=0.00000e+000,A8=3.24127e+002,A9=0.00000e+000,A10=-3.36409e+003,A11=0.00000e+000,A12=1.75099e+004,A13=0.00000e+000,A14=-3.64514e+004
5:K=-3.32755e+000,A3=2.86194e-001,A4=-5.05356e+000,A5=6.14011e+000,A6=3.30102e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.12011e+001,A9=0.00000e+000,A10=-1.16984e+000,A11=0.00000e+000,A12=1.52798e+002,A13=0.00000e+000,A14=-2.73122e+002
6:K=4.44836e+001,A3=3.72034e-001,A4=-5.49083e+000,A5=7.71369e+000,A6=1.16549e+000,A7=0.00000e+000,A8=-9.45267e+000,A9=0.00000e+000,A10=8.58151e+000,A11=0.00000e+000,A12=-3.13681e+000,A13=0.00000e+000,A14=1.43510e-001
7:K=-4.02482e-001,A3=4.50567e-001,A4=-4.40852e+000,A5=6.83922e+000,A6=-4.20748e+000,A7=0.00000e+000,A8=3.34901e-001,A9=0.00000e+000,A10=9.87298e-001,A11=0.00000e+000,A12=-9.55421e-001,A13=0.00000e+000,A14=2.87654e-001

FL 1.810
Fno 2.42
w 70.85゜
Ymax 1.295
BF 0.627
TL 2.463

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.6651 1.145
2 4- 5 1.7077 1.154
3 6- 7 -1.6134 1.976
図5は実施例1の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。ここで、球面収差図及びメリディオナルコマ収差図において、実線はd線、点線はg線に対する球面収差量をそれぞれ表し、非点収差図において、実線はサジタル面、点線はメリディオナル面を表す(以下、同じ)。
(実施例2)
実施例2におけるレンズデータを表2に示す。図6は実施例2のレンズの断面図である。実施例2の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表2]
[実施例2]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 1.0985 0.6980 1.58313 59.45 1.227
2* -1e+003 0.0170 0.590
STO INFINITY 0.2440 0.522
4* -1.1544 0.5840 1.58313 59.45 0.744
5* -0.6000 0.0910 1.199
6* -8.1659 0.4500 1.58313 59.45 1.495
7* 0.8781 0.2000 2.069
8 INFINITY 0.2100 1.52550 54.49 2.400
IMG INFINITY 0.2227

非球面係数
1:K=-1.06930e+000,A3=0.00000e+000,A4=4.18030e-002,A5=0.00000e+000,A6=3.23990e-001,A7=0.00000e+000,A8=-2.45580e+000,A9=0.00000e+000,A10=6.03320e+000,A12=-6.75840e+000
2:K=3.00000e+001,A3=0.00000e+000,A4=-5.35580e-001,A5=0.00000e+000,A6=3.83290e+000,A7=0.00000e+000,A8=-3.05320e+001,A9=0.00000e+000,A10=6.01560e+001,A12=-2.30730e+002
4:K=-1.25250e+001,A3=-2.26050e-002,A4=-1.59240e+000,A5=-2.60220e+000,A6=5.52880e+000,A7=0.00000e+000,A8=1.20530e+001,A9=0.00000e+000,A10=-1.81540e+002,A11=0.00000e+000,A12=4.07010e+002,A13=0.00000e+000,A14=2.84260e+003
5:K=-6.54530e-001,A3=4.20450e-001,A4=-3.55610e+000,A5=7.49390e+000,A6=-4.10650e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.08340e+001,A9=0.00000e+000,A10=4.30770e+001,A11=0.00000e+000,A12=-2.55210e+001,A13=0.00000e+000,A14=-2.18560e+001
6:K=-3.67010e+000,A3=9.48110e-002,A4=-3.54110e+000,A5=4.15590e+000,A6=9.59320e-001,A7=0.00000e+000,A8=-3.13200e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.47510e+000,A11=0.00000e+000,A12=-2.32220e+000,A13=0.00000e+000,A14=1.23010e+000
7:K=-5.20260e-001,A3=-1.01150e-001,A4=-2.47930e+000,A5=3.61860e+000,A6=-1.84470e+000,A7=0.00000e+000,A8=-2.18470e-001,A9=0.00000e+000,A10=4.65450e-001,A11=0.00000e+000,A12=-1.94400e-001,A13=0.00000e+000,A14=1.34670e-002

FL 1.892
Fno 2.80
w 69.05゜
Ymax 1.295
BF 0.550
TL 2.634

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.8822 1.227
2 4- 5 1.5436 1.199
3 6- 7 -1.3352 2.069
図7は実施例2の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例3)
実施例3におけるレンズデータを表3に示す。図8は実施例3のレンズの断面図である。実施例3の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表3]
[実施例3]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.7288 0.3106 1.54470 56.09 0.812
2* 6.6420 0.0275 0.578
STO INFINITY 0.2228 0.487
4* -0.5810 0.3071 1.54470 56.09 0.608
5* -0.3170 0.0215 0.834
6* 13.0982 0.2309 1.54470 56.09 1.100
7* 0.5185 0.2025 1.380
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 1.680
IMG INFINITY 0.3064

非球面係数
1:K=-6.17489e-001,A3=0.00000e+000,A4=-5.77962e-002,A5=0.00000e+000,A6=8.12359e-001,A7=0.00000e+000,A8=-3.27881e+001,A9=0.00000e+000,A10=1.79113e+002,A12=-5.76174e+002
2:K=2.48970e+000,A3=0.00000e+000,A4=-1.35183e+000,A5=0.00000e+000,A6=2.38687e+001,A7=0.00000e+000,A8=-6.39337e+002,A9=0.00000e+000,A10=6.85188e+003,A12=-2.74431e+004
4:K=-1.28548e+001,A3=-4.21232e-001,A4=-6.46691e+000,A5=3.35091e+000,A6=-4.06024e-001,A7=0.00000e+000,A8=3.69681e+002,A9=0.00000e+000,A10=-5.86088e+003,A11=0.00000e+000,A12=3.35323e+004,A13=0.00000e+000,A14=1.84507e+004
5:K=-1.54745e+000,A3=1.02137e+000,A4=-4.19467e+000,A5=3.90191e+000,A6=-1.49072e+000,A7=0.00000e+000,A8=-2.71405e+001,A9=0.00000e+000,A10=3.15198e+002,A11=0.00000e+000,A12=6.14455e+002,A13=0.00000e+000,A14=-2.26195e+003
6:K=1.99179e+001,A3=5.62236e-001,A4=-5.25251e+000,A5=7.95696e+000,A6=-2.56313e-001,A7=0.00000e+000,A8=-1.22486e+001,A9=0.00000e+000,A10=2.04422e+001,A11=0.00000e+000,A12=-1.67662e+001,A13=0.00000e+000,A14=8.78548e+000
7:K=-1.07787e+000,A3=-5.86961e-001,A4=-6.90530e+000,A5=1.78845e+001,A6=-1.58721e+001,A7=0.00000e+000,A8=4.07817e+000,A9=0.00000e+000,A10=4.74275e+000,A11=0.00000e+000,A12=-8.44236e+000,A13=0.00000e+000,A14=3.86176e+000

FL 1.361
Fno 2.40
w 70.74゜
Ymax 0.991
BF 0.641
TL 1.762

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.4755 0.831
2 4- 5 0.9083 0.856
3 6- 7 -0.9977 1.534
図9は実施例3の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例4)
実施例4におけるレンズデータを表4に示す。図10は実施例4のレンズの断面図である。実施例4の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表4]
[実施例4]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.7347 0.3064 1.54470 56.09 0.805
2* 7.2122 0.0270 0.577
STO INFINITY 0.2423 0.490
4* -0.5683 0.3031 1.54470 56.09 0.619
5* -0.3145 0.0200 0.842
6* 15.4076 0.2326 1.54470 56.09 1.120
7* 0.5274 0.2070 1.390
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 1.710
IMG INFINITY 0.2957

非球面係数
1:K=-6.48596e-001,A3=0.00000e+000,A4=-6.70484e-002,A5=0.00000e+000,A6=6.91345e-001,A7=0.00000e+000,A8=-3.28755e+001,A9=0.00000e+000,A10=1.79314e+002,A12=-5.87418e+002
2:K=-4.48170e+001,A3=0.00000e+000,A4=-1.35668e+000,A5=0.00000e+000,A6=2.39714e+001,A7=0.00000e+000,A8=-6.37816e+002,A9=0.00000e+000,A10=6.84782e+003,A12=-2.77262e+004
4:K=-1.23566e+001,A3=-4.63019e-001,A4=-6.54866e+000,A5=3.22694e+000,A6=-5.13701e-001,A7=0.00000e+000,A8=3.71082e+002,A9=0.00000e+000,A10=-5.99233e+003,A11=0.00000e+000,A12=3.29123e+004,A13=0.00000e+000,A14=2.34825e+004
5:K=-1.51528e+000,A3=1.03010e+000,A4=-4.25213e+000,A5=3.79135e+000,A6=-1.68235e+000,A7=0.00000e+000,A8=-2.81556e+001,A9=0.00000e+000,A10=3.13827e+002,A11=0.00000e+000,A12=6.21489e+002,A13=0.00000e+000,A14=-2.26185e+003
6:K=-1.74664e+000,A3=5.42485e-001,A4=-5.25311e+000,A5=7.96085e+000,A6=-2.47613e-001,A7=0.00000e+000,A8=-1.22122e+001,A9=0.00000e+000,A10=2.04587e+001,A11=0.00000e+000,A12=-1.68599e+001,A13=0.00000e+000,A14=8.83749e+000
7:K=-1.09045e+000,A3=-5.96305e-001,A4=-6.91120e+000,A5=1.78923e+001,A6=-1.58751e+001,A7=0.00000e+000,A8=4.02198e+000,A9=0.00000e+000,A10=4.67516e+000,A11=0.00000e+000,A12=-8.40741e+000,A13=0.00000e+000,A14=4.12776e+000

FL 1.364
Fno 2.40
w 70.80゜
Ymax 0.991
BF 0.635
TL 1.766

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.4771 0.805
2 4- 5 0.9095 0.839
3 6- 7 -1.0081 1.383
図11は実施例4の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例5)
実施例5におけるレンズデータを表5に示す。図12は実施例5のレンズの断面図である。実施例5の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表5]
[実施例5]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.7571 0.3980 1.54470 56.09 1.032
2* 2.0960 0.0611 0.688
STO INFINITY 0.2630 0.582
4* -0.9594 0.5409 1.54470 56.09 0.765
5* -0.3998 0.0200 1.182
6* 12.8895 0.2763 1.54470 56.09 1.557
7* 0.5429 0.2000 1.897
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 2.156
IMG INFINITY 0.3881

非球面係数
1:K=-2.12223e-001,A3=0.00000e+000,A4=9.44218e-002,A5=0.00000e+000,A6=8.73824e-001,A7=0.00000e+000,A8=-5.89894e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.87946e+001,A12=-4.35614e+001
2:K=4.74203e+000,A3=0.00000e+000,A4=-3.48170e-001,A5=0.00000e+000,A6=9.74272e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.25263e+002,A9=0.00000e+000,A10=7.72957e+002,A12=-1.93360e+003
4:K=-2.47267e+001,A3=-2.09631e-001,A4=-2.91299e+000,A5=1.60631e+000,A6=-3.92374e+000,A7=0.00000e+000,A8=7.03881e+001,A9=0.00000e+000,A10=-7.45996e+002,A11=0.00000e+000,A12=2.90749e+003,A13=0.00000e+000,A14=-4.18084e+003
5:K=-1.47985e+000,A3=7.35473e-001,A4=-2.17357e+000,A5=1.60764e+000,A6=1.46526e-002,A7=0.00000e+000,A8=-7.41180e+000,A9=0.00000e+000,A10=1.99449e+001,A11=0.00000e+000,A12=-6.20567e+000,A13=0.00000e+000,A14=1.13730e+001
6:K=-2.89526e+001,A3=2.23174e-001,A4=-2.76256e+000,A5=3.36174e+000,A6=8.78567e-002,A7=0.00000e+000,A8=-2.42147e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.61648e+000,A11=0.00000e+000,A12=-1.99703e+000,A13=0.00000e+000,A14=7.70916e-001
7:K=-9.34713e-001,A3=-6.61931e-001,A4=-3.52027e+000,A5=7.49593e+000,A6=-5.30455e+000,A7=0.00000e+000,A8=8.33485e-001,A9=0.00000e+000,A10=6.73974e-001,A11=0.00000e+000,A12=-7.08918e-001,A13=0.00000e+000,A14=2.00545e-001

FL 1.739
Fno 2.40
w 70.00゜
Ymax 1.238
BF 0.719
TL 2.278

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.9695 1.056
2 4- 5 0.9385 1.233
3 6- 7 -1.0489 2.125
図13は実施例5の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例6)
実施例6におけるレンズデータを表6に示す。図14は実施例6のレンズの断面図である。実施例6の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表6]
[実施例6]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.8169 0.3908 1.54470 56.09 1.053
2* 2.3298 0.0646 0.700
STO INFINITY 0.3609 0.598
4* -3.8305 0.6636 1.54470 56.09 0.962
5* -0.4250 0.0200 1.344
6* -5.8080 0.2500 1.54470 56.09 1.521
7* 0.4375 0.2000 2.061
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 2.230
IMG INFINITY 0.1962

非球面係数
1:K=-1.52969e-001,A3=0.00000e+000,A4=1.43038e-001,A5=0.00000e+000,A6=-8.48792e-001,A7=0.00000e+000,A8=1.05741e+001,A9=0.00000e+000,A10=-3.99881e+001,A12=7.07314e+001
2:K=2.95142e+001,A3=0.00000e+000,A4=-2.47685e-001,A5=0.00000e+000,A6=6.98135e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.18474e+002,A9=0.00000e+000,A10=8.97606e+002,A12=-2.69198e+003
4:K=-5.00000e+001,A3=-2.29364e-001,A4=1.02674e+000,A5=-1.57055e+000,A6=-1.69722e+001,A7=0.00000e+000,A8=1.79103e+002,A9=0.00000e+000,A10=-1.02883e+003,A11=0.00000e+000,A12=3.02000e+003,A13=0.00000e+000,A14=-3.52347e+003
5:K=-2.49539e+000,A3=2.77022e-001,A4=-2.23833e+000,A5=1.81634e+000,A6=9.89095e-001,A7=0.00000e+000,A8=-6.35618e+000,A9=0.00000e+000,A10=1.50234e+001,A11=0.00000e+000,A12=-1.32646e+001,A13=0.00000e+000,A14=7.54699e+000
6:K=4.11416e+001,A3=-2.66457e-001,A4=-3.11989e+000,A5=3.52584e+000,A6=9.14555e-001,A7=0.00000e+000,A8=-1.03863e+000,A9=0.00000e+000,A10=1.65374e+000,A11=0.00000e+000,A12=-6.17614e+000,A13=0.00000e+000,A14=4.71489e+000
7:K=-9.26775e-001,A3=-1.14558e+000,A4=-3.35954e+000,A5=7.68450e+000,A6=-5.35169e+000,A7=0.00000e+000,A8=6.43931e-001,A9=0.00000e+000,A10=6.86433e-001,A11=0.00000e+000,A12=-5.54066e-001,A13=0.00000e+000,A14=1.11887e-001

FL 1.750
Fno 2.40
w 69.86゜
Ymax 1.234
BF 0.528
TL 2.278

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 2.1166 1.053
2 4- 5 0.8213 1.344
3 6- 7 -0.7365 2.061
図15は実施例6の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例7)
実施例7におけるレンズデータを表7に示す。図16は実施例7のレンズの断面図である。実施例7の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表7]
[実施例7]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.8511 0.4013 1.54470 56.09 1.062
2* 1.8506 0.0695 0.653
STO INFINITY 0.2888 0.541
4* -2.9620 0.6475 1.54470 56.09 0.944
5* -0.3405 0.0407 1.283
6* -2.5368 0.2500 1.54470 56.09 1.582
7* 0.4276 0.2000 2.033
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 2.164
IMG INFINITY 0.2480

非球面係数
1:K=-1.03776e-002,A3=0.00000e+000,A4=1.87104e-001,A5=0.00000e+000,A6=-8.66986e-001,A7=0.00000e+000,A8=1.17674e+001,A9=0.00000e+000,A10=-4.34734e+001,A12=8.25561e+001
2:K=1.50371e+001,A3=0.00000e+000,A4=7.66907e-002,A5=0.00000e+000,A6=5.85416e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.07585e+002,A9=0.00000e+000,A10=1.15749e+003,A12=-4.43924e+003
4:K=1.80188e+001,A3=-5.49035e-002,A4=3.24135e-001,A5=9.04907e-002,A6=-1.76211e+001,A7=0.00000e+000,A8=1.74496e+002,A9=0.00000e+000,A10=-1.01278e+003,A11=0.00000e+000,A12=3.15869e+003,A13=0.00000e+000,A14=-3.77798e+003
5:K=-1.71328e+000,A3=1.27737e+000,A4=-3.36740e+000,A5=1.12523e+000,A6=1.65838e+000,A7=0.00000e+000,A8=-5.27829e+000,A9=0.00000e+000,A10=1.06616e+001,A11=0.00000e+000,A12=-2.02010e+001,A13=0.00000e+000,A14=4.13132e+001
6:K=5.80943e+000,A3=6.95597e-001,A4=-3.52999e+000,A5=2.90357e+000,A6=6.12133e-001,A7=0.00000e+000,A8=-6.46441e-001,A9=0.00000e+000,A10=2.52287e+000,A11=0.00000e+000,A12=-5.53078e+000,A13=0.00000e+000,A14=3.11594e+000
7:K=-9.66263e-001,A3=-1.04302e+000,A4=-3.55231e+000,A5=7.94015e+000,A6=-5.40543e+000,A7=0.00000e+000,A8=5.55505e-001,A9=0.00000e+000,A10=7.41856e-001,A11=0.00000e+000,A12=-5.02395e-001,A13=0.00000e+000,A14=8.29632e-002

FL 1.594
Fno 2.40
w 75.79゜
Ymax 1.234
BF 0.580
TL 2.278

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 2.5341 1.062
2 4- 5 0.6497 1.283
3 6- 7 -0.6523 2.033
図17は実施例7の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例8)
実施例8におけるレンズデータを表8に示す。図18は実施例8のレンズの断面図である。実施例8の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表8]
[実施例8]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.7225 0.4326 1.54470 56.09 1.057
2* 1.9854 0.0617 0.678
STO INFINITY 0.2504 0.566
4* -0.9275 0.4278 1.54470 56.09 0.737
5* -0.3231 0.0727 1.054
6* -0.5307 0.3462 1.54470 56.09 1.374
7* 3.0070 0.2052 1.834
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 2.144
IMG INFINITY 0.2834

非球面係数
1:K=-1.97626e-001,A3=0.00000e+000,A4=8.88625e-002,A5=0.00000e+000,A6=3.98172e-001,A7=0.00000e+000,A8=-8.83580e-001,A9=0.00000e+000,A10=6.69554e+000,A12=-7.55857e+000
2:K=1.40660e+000,A3=0.00000e+000,A4=-2.61728e-002,A5=0.00000e+000,A6=2.85174e+000,A7=0.00000e+000,A8=-4.06029e+001,A9=0.00000e+000,A10=2.93508e+002,A12=-8.99515e+002
4:K=-3.32176e+000,A3=1.87422e-001,A4=-3.29029e+000,A5=1.72062e+000,A6=-1.17147e+001,A7=0.00000e+000,A8=3.99078e+001,A9=0.00000e+000,A10=5.16280e+002,A11=0.00000e+000,A12=-6.78861e+003,A13=0.00000e+000,A14=2.16943e+004
5:K=-1.21280e+000,A3=1.08241e+000,A4=-2.50701e+000,A5=1.79875e+000,A6=-1.29413e+000,A7=0.00000e+000,A8=-1.03574e+001,A9=0.00000e+000,A10=4.48482e+001,A11=0.00000e+000,A12=5.20148e+001,A13=0.00000e+000,A14=-8.24828e+001
6:K=-6.14011e-001,A3=1.16793e+000,A4=-2.07640e+000,A5=3.48692e+000,A6=-1.45751e-001,A7=0.00000e+000,A8=-2.52902e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.92016e+000,A11=0.00000e+000,A12=-7.44067e+000,A13=0.00000e+000,A14=9.24233e+000
7:K=-5.00000e+001,A3=4.43475e-001,A4=-3.82731e+000,A5=7.32317e+000,A6=-5.36081e+000,A7=0.00000e+000,A8=8.62393e-001,A9=0.00000e+000,A10=7.57066e-001,A11=0.00000e+000,A12=-6.23728e-001,A13=0.00000e+000,A14=-6.39495e-003

FL 1.746
Fno 2.40
w 69.84゜
Ymax 1.234
BF 0.619
TL 2.211

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 1.8606 1.057
2 4- 5 0.7286 1.054
3 6- 7 -0.8006 1.834
図19は実施例8の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
(実施例9)
実施例9におけるレンズデータを表9に示す。図20は実施例9のレンズの断面図である。実施例9の撮像レンズは、物体側から順に、第1レンズL1、開口絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3からなり、第1レンズL1は物体側面が凸面の正レンズであり、第2レンズL2は物体面が凹面の正メニスカスレンズであり、第3レンズL3は像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズである。CGはカバーガラス又はIRカットフィルタを想定した平行平板であり、IMは固体撮像素子の撮像面である。
[表9]
[実施例9]

Reference Wave Length = 587.56 nm
unit: mm

面番号 r d nd vd eff.diameter
OBJ INFINITY 350.0000
1* 0.9046 0.3573 1.54470 56.09 1.054
2* 3.9258 0.0717 0.763
STO INFINITY 0.3796 0.609
4* -0.9067 0.4742 1.54470 56.09 0.880
5* -0.4678 0.0201 1.225
6* 1.0938 0.2500 1.54470 56.09 1.685
7* 0.4309 0.2048 1.993
8 INFINITY 0.2100 1.52310 54.49 2.083
IMG INFINITY 0.3890

非球面係数
1:K=-4.65610e-001,A3=0.00000e+000,A4=1.49423e-002,A5=0.00000e+000,A6=5.72446e-001,A7=0.00000e+000,A8=-2.65903e+000,A9=0.00000e+000,A10=6.35086e+000,A12=-5.09613e+000
2:K=1.20013e+001,A3=0.00000e+000,A4=-1.64630e-001,A5=0.00000e+000,A6=3.29193e+000,A7=0.00000e+000,A8=-4.34633e+001,A9=0.00000e+000,A10=2.58730e+002,A12=-5.58065e+002
4:K=-2.54499e+001,A3=-9.31413e-002,A4=-2.98041e+000,A5=1.70580e+000,A6=-2.19356e+000,A7=0.00000e+000,A8=8.71661e+001,A9=0.00000e+000,A10=-8.21247e+002,A11=0.00000e+000,A12=3.34236e+003,A13=0.00000e+000,A14=-4.93676e+003
5:K=-1.48536e+000,A3=5.88871e-001,A4=-2.14116e+000,A5=1.70438e+000,A6=2.08768e-001,A7=0.00000e+000,A8=-6.98350e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.12481e+001,A11=0.00000e+000,A12=-1.78307e+000,A13=0.00000e+000,A14=-1.57841e+001
6:K=-9.20236e+000,A3=1.29053e-001,A4=-2.77143e+000,A5=3.34916e+000,A6=7.65998e-002,A7=0.00000e+000,A8=-2.42220e+000,A9=0.00000e+000,A10=2.60599e+000,A11=0.00000e+000,A12=-1.92579e+000,A13=0.00000e+000,A14=6.75292e-001
7:K=-9.51954e-001,A3=-8.31912e-001,A4=-3.56816e+000,A5=7.54042e+000,A6=-5.27186e+000,A7=0.00000e+000,A8=8.06649e-001,A9=0.00000e+000,A10=6.63896e-001,A11=0.00000e+000,A12=-6.75316e-001,A13=0.00000e+000,A14=1.72049e-001

FL 1.725
Fno 2.40
w 70.00゜
Ymax 1.234
BF 0.725
TL 2.278

Elem Surfs Focal Length Diameter
1 1- 2 2.0714 1.054
2 4- 5 1.2848 1.225
3 6- 7 -1.5054 1.993
図21は実施例9の収差図(球面収差(a)、非点収差(b)、歪曲収差(c)、メリディオナルコマ収差(d))である。
各条件式に対応する実施例の値を表10にまとめて示す。
また、本発明は、明細書に記載の実施形態や実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施形態や実施例や技術思想から本分野の当業者にとって明らかである。例えば、実質的にパワーを持たないダミーレンズを更に付与した場合でも本発明の適用範囲内である。
B 操作ボタン
D1,D2 表示画面
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
LN 撮像レンズ
LU 撮像装置
Ape 開口絞り
IM イメージセンサ
IMa 光電変換部
T 携帯電話機
請求項1に記載の撮像レンズは、最大像高の画角が65°以上、かつFナンバーが3.0以下の撮像レンズにおいて、
物体側から順に第1レンズ、開口絞り、第2レンズ、第3レンズからなり、
前記第1レンズは物体側面が凸面の正レンズ、
前記第2レンズは物体面が凹面の正メニスカスレンズ、
前記第3レンズは像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズであり、
以下の条件式を満足することを特徴とする
−5.0 < r3/f < −0.4 ・・・(1)
0.0 < f1/f2 < 5.0 ・・・(2)
0.7 < Ds/Y < 1.2 ・・・(5)
但し、
r3:前記第2レンズ物体側面の曲率半径(mm)
f:全系の焦点距離(mm)
f1:前記第1レンズの焦点距離(mm)
f2:前記第2レンズの焦点距離(mm)
Ds:前記開口絞りから像面までの距離(mm)
Y:最大像高(mm)
また条件式(1)は、前記第2レンズの物体側面の曲率半径と全系の焦点距離の比を規定する条件式であるが、条件式(1)の値が下限を下回るほど曲率半径が小さい場合、特にF3以下の明るいレンズにおいては、暗いレンズに比べ光線高さが高くなり、よりレンズ面の角度が大きいレンズ周辺部に光線が入射するため、偏芯誤差感度が高くなってしまう。また条件式(1)の値が上限を上回るほど曲率半径が大きい場合、面への光線の入射角が大きくなってしまい、コマ収差等の収差の発生を抑えることが困難となる。従って条件式(1)を満たすことで、偏芯誤差感度を低減させつつ、収差補正が良好なレンズとすることができる。
条件式(5)は、前記開口絞りから像面までの距離と最大像高の比を規定する条件式である。条件式(5)の値が下限を上回ることで、最大像高に対し前記開口絞りを像面から遠ざけ射出瞳位置を物体側へ寄せて、テレセントリック性を良好にすることができる。また条件式(5)の値が上限を下回ることで、前記開口絞りが像面から遠ざかり過ぎることを抑えて、光学全長が大きくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.15 < d1/TTL < 0.3・・・(6)
但し、
d1:前記第1レンズの芯厚(mm)
TTL:前記撮像レンズ全長(平板は空気換算とする)(mm)
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
−2.0 < (r1+r2)/(r1−r2) < −0.6・・・(7)
但し、
r1:前記第1レンズ物体側面の曲率半径(mm)
r2:前記第1レンズ像側面の曲率半径(mm)
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、下記の条件式を満足することを特徴とする。
−2.0 < r3/f < −0.4 ・・・(8)
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.7 < f1/f2 < 2.3 ・・・(9)
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.1< (r5+r6)/(r5−r6) < 2.0・・・(10)
請求項に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
45 < v3 <70 ・・・(11)
v3:第3レンズのアッベ数
請求項10に記載の撮像レンズは、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
TTL/f < 1.5 ・・・(12)
請求項11に記載の撮像レンズは、請求項1〜10のいずれかに記載の発明において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
D/TTL > 1.5・・・(13)
但し、
D:入射瞳径(mm)
請求項12に記載の撮像レンズは、請求項1〜11のいずれかに記載の発明において、実質的にパワーを有しないレンズを有することを特徴とする。つまり、請求項1の構成に、実質的にパワーを持たないダミーレンズを付与した場合でも本発明の適用範囲内である。
請求項13に記載の撮像装置は、請求項1〜12のいずれかに記載の撮像レンズを備えることを特徴とする。
請求項14に記載の携帯端末は、請求項13に記載の撮像装置を備えることを特徴とする。

Claims (15)

  1. 最大像高の画角が65°以上、かつFナンバーが3.0以下の撮像レンズにおいて、
    物体側から順に第1レンズ、開口絞り、第2レンズ、第3レンズからなり、
    前記第1レンズは物体側面が凸面の正レンズ、
    前記第2レンズは物体面が凹面の正メニスカスレンズ、
    前記第3レンズは像側面が光軸付近では凹面であり、かつ有効径内に変曲点を持ち、レンズ周辺では凸面となる非球面である負レンズであり、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    −5.0 < r3/f < −0.4 ・・・(1)
    0.0 < f1/f2 < 5.0 ・・・(2)
    但し、
    r3:前記第2レンズ物体側面の曲率半径(mm)
    f:全系の焦点距離(mm)
    f1:前記第1レンズの焦点距離(mm)
    f2:前記第2レンズの焦点距離(mm)
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    −1.0 < (r5+r6)/(r5−r6) < 2.5 ・・・(3)
    但し、
    r5:前記第3レンズ物体側面の曲率半径(mm)
    r6:前記第3レンズ像側面の曲率半径(mm)
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    0.9 < f1/f < 1.2・・・(4)
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.7 < Ds/Y < 1.2・・・(5)
    但し、
    Ds:前記開口絞りから像面までの距離(mm)
    Y:最大像高(mm)
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.15 < d1/TTL < 0.3・・・(6)
    但し、
    d1:前記第1レンズの芯厚(mm)
    TTL:前記撮像レンズ全長(平板は空気換算とする)(mm)
  6. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −2.0 < (r1+r2)/(r1−r2) < −0.6・・・(7)
    但し、
    r1:前記第1レンズ物体側面の曲率半径(mm)
    r2:前記第1レンズ像側面の曲率半径(mm)
  7. 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    −2.0 < r3/f < −0.4 ・・・(8)
  8. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.7 < f1/f2 < 2.3 ・・・(9)
  9. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    0.1< (r5+r6)/(r5−r6) < 2.0・・・(10)
  10. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    45 < v3 <70 ・・・(11)
    v3:第3レンズのアッベ数
  11. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    TTL/f < 1.5 ・・・(12)
  12. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    D/TTL > 1.5 ・・・(13)
    但し、
    D:入射瞳径(mm)
  13. 実質的にパワーを有しないレンズを有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の撮像レンズを備えることを特徴とする撮像装置。
  15. 請求項13に記載の撮像装置を備えることを特徴とする携帯端末。
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