JPWO2013125008A1 - エレベーター群管理装置 - Google Patents

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Abstract

既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御する場合において、故障発生を抑制しつつ、かつ、運転効率にも配慮して適切なかご割当てを実現することができるエレベーター群管理装置を提供する。このため、エレベーター群管理装置において、既設かごを制御する既設かご制御装置と、新設かごを制御する新設かご制御装置と、既設かご及び新設かごに対する評価値を作成する評価値作成手段と、評価値作成手段により作成された評価値に基づいて、呼びに対する割当てかごを複数のかごから決定する割当て決定手段と、複数のかごのうちいずれが既設かごであるのかを予め記憶する既設かご記憶手段と、評価値における既設かごに対する重み係数を予め記憶する重み記憶手段と、を備え、評価値作成手段は、既設かご記憶手段の記憶内容及び重み記憶手段が記憶する重み係数を用いて、既設かごに対する評価値を作成する。

Description

この発明は、エレベーター群管理装置に関するものである。
従来におけるエレベーター群管理制御装置においては、既設のかご制御装置と新しく設ける群管理制御装置との間に、マッチングコンピューターを接続し、既設のかごを新しい群管理制御装置の管理制御下におくものや(例えば、特許文献1参照)、既設エレベーターの表示機器や操作機器を介して状態信号や操作信号をやり取りすることにより既設エレベーターを新しい群管理制御装置の管理制御下におくことができるものが、従来において知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、エレベーターの近代化(モダニゼーション)の実施により、以前からあった既設のかごと、新しく追加された新設のかごとが混在した環境となる場合がある。このような既設のかごと新設のかごとが混在した環境におけるエレベーター群管理装置としては、乗場呼びボタンを呼び検出ユニットを介して既設の群管理制御装置と新設の群管理制御装置とに接続し、入力された乗場呼びを、ランダム割当てや交互割当て等の所定の規則により既設及び新設の群管理制御装置のいずれかに割り振るようにしたものが従来において知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、同様の環境を前提とするものとして、既設の群管理制御装置の管理制御下にある既設のかごと新設の群管理制御装置の管理制御下にある新設のかごとが混在する場合に、全ての乗場呼びを新設の群管理制御装置で取り込んだ上で、新旧エレベーターの台数比等に応じて一部の乗場呼びを既設の群管理制御装置へと伝送するものも従来において知られている(例えば、特許文献4参照)。
一方、以上のものとは別の観点からは、複数の各エレベーターの動作状態を監視し、故障の兆候である予兆を検出したエレベーターについては、他のエレベーターの全てが運転中である混雑時を除き、呼びを割り当てないようにしたエレベーター群管理制御装置も従来において知られている(例えば、特許文献5参照)。
日本特開昭60−252575号公報 日本特開昭62−126086号公報 日本特開2008−156117号公報 日本特公平08−018767号公報 日本特開2002−114458号公報
ところで、一般に、機械や装置の故障率の時間経過に伴う変化は、バスタブ型のいわゆるバスタブ曲線を描くことが知られている。すなわち、ある一定の期間を過ぎると時間経過に伴い機械や装置の故障率は上昇していくため、エレベーターにおいては既設のかごの方が新設のかごより故障率が高い状態にあると考えられる。
しかしながら、特許文献1から特許文献4に示されるような従来におけるエレベーター群管理装置においては、呼びの割当てについて既設のエレベーター及び新設のエレベーターを同等に取り扱うことにより運転効率の低下を抑制するものであるため、既設のかごの運転中、すなわち、利用者が乗車中に、故障が発生して問題が生じる可能性が高くなってしまうという課題がある。
また、特許文献5に示された従来におけるエレベーター群管理装置においては、例えば機器の動作回数が所定の回数を超えた等の予兆を検出したエレベーターについては、他のエレベーターの全てが運転中である混雑時を除き呼びが割り当てられないため、当該予兆を検出したエレベーターの稼動率が大きく低下してしまい、結果として全体での運転効率を損なってしまう可能性があるという課題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御する場合において、故障発生を抑制しつつ、かつ、運転効率にも配慮して適切なかご割当てを実現することができるエレベーター群管理装置を得るものである。
この発明に係るエレベーター群管理装置においては、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御するエレベーター群管理装置であって、前記既設かごを制御する既設かご制御装置と、前記新設かごを制御する新設かご制御装置と、前記既設かご及び前記新設かごに対する評価値を作成する評価値作成手段と、前記評価値作成手段により作成された前記評価値に基づいて、呼びに対する割当てかごを前記複数のかごから決定する割当て決定手段と、前記複数のかごのうちいずれが前記既設かごであるのかを予め記憶する既設かご記憶手段と、前記評価値における前記既設かごに対する重み係数を予め記憶する重み記憶手段と、を備え、前記評価値作成手段は、前記既設かご記憶手段の記憶内容及び前記重み記憶手段が記憶する重み係数を用いて、前記既設かごに対する前記評価値を作成する構成とする。
この発明に係るエレベーター群管理装置においては、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御する場合において、故障発生を抑制しつつ、かつ、運転効率にも配慮して適切なかご割当てを実現することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーター群管理装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーター群管理装置における摩耗・劣化状況登録処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター群管理装置におけるかご休止動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター群管理装置における第1の休止かご決定処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター群管理装置における第2の休止かご決定処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター群管理装置における第3の休止かご決定処理を示すフロー図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図、図2はエレベーター群管理装置の動作を示すフロー図である。
図1において、1は、既に設置されているエレベーターの既設かごである。この既設かご1の運転は既設かご制御装置2により制御される。また、3は、新たに設置されたエレベーターの新設かごである。この新設かご3の運転は新設かご制御装置4により制御される。
なお、ここでは、既設かご1及び新設かご3をそれぞれ1台ずつしか図示していないが、これらの既設かご1及び新設かご3はそれぞれが複数台設けられていてもよく、すなわち、それぞれが1以上設けられている。そして、既設かご制御装置2は1以上の既設かご1のそれぞれに対応して既設かご1と同数設けられ、新設かご制御装置4は1以上の新設かご3のそれぞれに対応して新設かご3と同数設けられる。
これらの既設かご1及び新設かご3を含む複数のかごを一群として管理制御するため、群管理制御装置5が、既設かご制御装置2及び新設かご制御装置4の上位装置として設けられている。
また、既設かご1及び新設かご3が停止する階床の乗場には、利用者が乗場呼びを登録するための乗場ボタン6が設置されている。利用者が乗場ボタン6を操作すると、当該操作された乗場ボタン6から操作信号が群管理制御装置5へと出力される。この操作信号を受けた群管理制御装置5は、操作信号が出力された乗場ボタン6が設置された階床への乗場呼びを登録する。
群管理制御装置5には、このようにして登録された乗場呼びに対して、複数の既設かご1及び新設かご3のうちから割り当てるべき割当てかごを決定する割当て決定手段7が備えられている。
この割当て決定手段7は、まず、複数の既設かご1及び新設かご3の各かご毎に、各かごが乗場呼びが登録された階床に到着するのに必要であると予想される時間である到着予想時間を、各かごの運行状態に基づいて算出する。そして、新設かご3についてはこの算出した到着予想時間をその評価値とする。また、既設かご1についてはこの算出した到着予想時間に、以降に述べる重み係数を乗じた値をその評価値とする。すなわち、新設かご3の評価値及び既設かご1の評価値は、それぞれ次の式により計算される。
(新設かご3の評価値)=(新設かご3の到着予想時間)
(既設かご1の評価値)=(既設かご1の到着予想時間)×(重み係数)
割当て決定手段7は、こうして算出した各かごについての評価値を比較して、評価値が最も小さいかごを呼びに対する割当てかごに決定する。
こうして割当てかごが決定されると、当該割当てかごを制御する既設かご制御装置2又は新設かご制御装置4へと群管理制御装置5から割当て情報が送信される。そして、この割当て情報に従って、既設かご制御装置2又は新設かご制御装置4は、登録された呼びに応答すべく、呼びが登録された階床へと割当てかご(既設かご1又は新設かご3)を走行させる。
割当て決定手段7における評価値の算出において用いられる重み係数を作成するため、群管理制御装置5には、既設かご記憶手段8、重み記憶手段9及び重み作成手段10が備えられている。既設かご記憶手段8は、群管理制御装置5の管理制御対象となっている複数のかごのうちいずれのかごが既設かご1であるのかの既設かご情報を予め記憶している。重み記憶手段9は、既設かご記憶手段8が記憶する各既設かご1に対する重み係数の値を予め記憶している。
重み作成手段10は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得し、既設かご1についての重み係数を重み記憶手段9から取得することにより、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。そして、前述したように、割当て決定手段7は、算出した到着予想時間に、重み作成手段10により作成された重み係数を乗じた値を既設かご1の評価値とする。
図2のフロー図は、この実施の形態におけるエレベーター群管理制御装置の動作を示すものである。
まず、ステップS1において、利用者が乗場ボタン6を操作すると、当該操作された乗場ボタン6は群管理制御装置5へと操作信号を送信し(ステップS2)、群管理制御装置5は操作信号の送信元である乗場ボタン6が設置された階床への乗場呼びを登録する。
続くステップS3において、群管理制御装置5の重み作成手段10は、既設かご記憶手段8から既設かご1についての情報を取得する。そして、ステップS4へと進み、重み作成手段10は、取得した既設かご1についての情報に基づいて、重み記憶手段9から、既設かご1に対する重み係数を取得する。ステップS4の後はステップS5へと進む。
このステップS5においては、割当て決定手段7は、まず、乗場呼びが登録された階床(すなわち、ステップS2で操作された乗場ボタン6が設置された階床)への到着予想時間を各かご毎に計算する。そして、既設かご1については、割当て決定手段7は、ステップS4で重み作成手段10により作成された重み係数を、計算した到着予想時間に乗じる。こうして、全ての既設かご1及び新設かご3について到着予想時間を評価し終えたら、ステップS6へと進む。
このステップS6においては、全ての既設かご1及び新設かご3のうちで、その評価値が最も小さい(到着予想時間が最も短い)かごを、割当てかごに決定する。なお、ここで、重み記憶手段9が記憶する既設かご1に対する重み係数は、1以上の値に設定される。また、新設かご3については、到着予想時間の値がそのまま評価値となるため、重み係数が1であるとして評価値を算出しているとも言える。したがって、重み係数の分だけ既設かご1の割当て優先度を低くして既設かご1が割当てかごに決定されにくくされている。また、既設かご1に対する重み係数を極端に大きな値とすること等により実質的に既設かご1が割当てかごに決定されることがないようにすることも可能である。
ステップS6の後はステップS7へと進み、ステップS6で決定された割当てかごが既設かご1であるのか否かが判断される。この判断において、割当てかごが既設かご1であった場合には、ステップS8へと進む。このステップS8においては、群管理制御装置5は、既設かご制御装置2へと割当て情報を送信する。そして、続くステップS9において、この割当て情報を受信した既設かご制御装置2は、当該受信した割当て情報に従って、呼びが登録された階床へと既設かご1を走行させる。
一方、ステップS7において、割当てかごが既設かご1でなく新設かご3であった場合には、ステップS10へと進む。このステップS10においては、群管理制御装置5は、新設かご制御装置4へと割当て情報を送信する。そして、続くステップS11において、この割当て情報を受信した新設かご制御装置4は、当該受信した割当て情報に従って、呼びが登録された階床へと新設かご3を走行させる。
なお、以上においては、割当て決定手段7において、既設かご1及び新設かご3のそれぞれに対する評価値の作成と、作成した評価値に基づく割当てかごの決定の両方を行う場合について説明した。しかし、この点については、割当て決定手段7から評価値の作成機能を取り出して、既設かご1及び新設かご3のそれぞれに対する評価値の作成を行う評価値作成手段を別途設け、割当て決定手段7はこの評価値作成手段により作成された評価値に基づいて割当てかごを決定するようにしてもよい。
以上のように構成されたエレベーター群管理装置は、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御するエレベーター群管理装置であって、既設かごを制御する既設かご制御装置と、新設かごを制御する新設かご制御装置と、既設かご及び新設かごに対する評価値を作成し、この作成した評価値に基づいて、呼びに対する割当てかごを複数のかごから決定する割当て決定手段と、複数のかごのうちいずれが既設かごであるのかを予め記憶する既設かご記憶手段と、評価値における既設かごに対する重み係数を予め記憶する重み記憶手段と、を備え、割当て決定手段は、既設かご記憶手段の記憶内容及び重み記憶手段が記憶する重み係数を用いて、既設かごに対する評価値を作成するものである。
このため、既設かごに呼びが割り当てられる頻度を適切に調節し、故障発生を抑制しつつ、かつ、運転効率にも配慮して適切なかご割当てを実現することができる。
実施の形態2.
図3及び図4は、この発明の実施の形態2に係るもので、図3はエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図、図4はエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、既設かごの評価値の算出時に用いる重み係数の値を、既設かごの設置期間による故障率に応じて変化させるようにしたものである。
すなわち、図3において、群管理制御装置5が備える既設かご記憶手段8には、群管理制御装置5の管理制御対象となっている複数のかごのうちいずれのかごが既設かご1であるのかの既設かご情報の他に、さらに、各既設かご1毎の製造時期に関する情報も予め記憶されている。
そして、群管理制御装置5には、既設かご1の設置期間毎に対する既設かご1の故障率を予め記憶する故障率記憶手段11が備えられている。また、重み記憶手段9は、既設かご1の故障率毎に対する重み係数を予め記憶している。なお、重み係数は、既設かご1の故障率が高くなるほど、大きな値となるように設定される。
この実施の形態にあっては、重み作成手段10は、図4に示すフローに従って、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
まず、ステップS20において、重み作成手段10は、既設かご記憶手段8から既設かご情報と各既設かご1毎の製造時期に関する情報を取得する。次に、ステップS21へと進み、重み作成手段10は、各既設かご1毎の製造時期から各既設かご1毎の設置期間を計算する。続いて、計算した設置期間に対する故障率を故障率記憶手段11から取得する。
そして、ステップS22へと進み、重み作成手段10は、取得した故障率に対する重み係数を重み記憶手段9から取得することにより、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
なお、その他の構成や動作等については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成されたエレベーター群管理装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、さらに、既設かごの故障発生率に応じて、既設かごが呼びに割り当てられる頻度を適切に調節して、故障発生を抑制し、かつ、運転効率が良好であるかご割当てを実現することができる。
実施の形態3.
図5から図7は、この発明の実施の形態3に係るもので、図5はエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図、図6はエレベーター群管理装置における摩耗・劣化状況登録処理を示すフロー図、図7はエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1の構成において、既設かごの評価値の算出時に用いる重み係数の値を、既設かごの摩耗・劣化状況に応じて変化させるようにしたものである。
すなわち、図5において、群管理制御装置5には、各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を予め記憶する既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12が備えられており、さらに、この既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12に記憶させる各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を入力するための摩耗・劣化状況入力手段13が備えられている。
図6に、この摩耗・劣化状況入力手段13を用いた既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12への摩耗・劣化状況登録処理のフローを示す。
まず、ステップS30において、例えば、定期保守点検等の際に、保守員は、既設かご1及び既設かご制御装置2の摩耗・劣化状況の調査を行う。そして、保守員は、この調査結果に基づいて、既設かご1及び既設かご制御装置2の摩耗・劣化状況の評価を行う。
この評価方法については、例えばマニュアル等を整備することにより、保守員毎による差異等が生じないように客観的に画一化した評価を行うことができるようにする。具体的な方法としては、例えば、既設かご1及び既設かご制御装置2の摩耗・劣化が認められた箇所やその程度に応じて点数を付け、この点数に基づいてランク付けを行って摩耗・劣化状況を段階的に評価する等の方法を用いる。
このようにして評価した結果である各既設かご1毎の摩耗・劣化状況は、保守員により、摩耗・劣化状況入力手段13に入力される(ステップS31)。そして、ステップS32において、摩耗・劣化状況入力手段13は、入力された各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を、既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12に登録する。
なお、重み記憶手段9は、既設かご1の摩耗・劣化状況毎に対する重み係数を予め記憶している。なお、重み係数は、既設かご1の摩耗・劣化状況が酷くなるほど、大きな値となるように設定される。
この実施の形態にあっては、重み作成手段10は、図7に示すフローに従って、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
まず、ステップS40において、重み作成手段10は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得する。次に、ステップS41へと進み、重み作成手段10は、取得した既設かご情報を参照して各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12から取得する。
そして、ステップS42へと進み、重み作成手段10は、取得した摩耗劣化状況に対する重み係数を重み記憶手段9から取得することにより、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
なお、その他の構成や動作等については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成されたエレベーター群管理装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、さらに、既設かごの摩耗・劣化状況に応じて、既設かごが呼びに割り当てられる頻度を適切に調節して、故障発生を抑制し、かつ、運転効率が良好であるかご割当てを実現することができる。
実施の形態4.
図8及び図9は、この発明の実施の形態4に係るもので、図8はエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図、図9はエレベーター群管理装置における評価値作成時の重み係数取得処理を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態1の構成において、既設かごの評価値の算出時に用いる重み係数の値を、既設かごの予定される改修までの期間に応じて変化させるようにしたものである。
すなわち、図8において、群管理制御装置5は、各既設かご1毎に予定されている改修日程を予め記憶する改修日程記憶手段14を備えている。そして、重み記憶手段9は、既設かご1の改修までの期間毎に対する重み係数を予め記憶している。なお、重み係数は、既設かご1の改修までの期間が長くなるほど、大きな値となるように設定される。
この実施の形態にあっては、重み作成手段10は、図9に示すフローに従って、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
まず、ステップS50において、重み作成手段10は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得する。次に、ステップS51へと進み、取得した既設かご情報を参照して各既設かご1毎に予定されている改修日程を改修日程記憶手段14から取得する。
そして、ステップS52へと進み、重み作成手段10は、取得した改修日程から、各既設かご1毎の改修までの期間を計算する。続いて、計算した改修までの期間に対する重み係数を重み記憶手段9から取得することにより、割当て決定手段7における各既設かご1毎の評価値の算出に用いるための重み係数を作成する。
なお、その他の構成や動作等については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成されたエレベーター群管理装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、さらに、既設かごの改修までの期間に応じて、既設かごが呼びに割り当てられる頻度を適切に調節して、故障発生を抑制し、かつ、運転効率が良好であるかご割当てを実現することができる。
実施の形態5.
図10から図14は、この発明の実施の形態5に係るもので、図10はエレベーター群管理装置の全体構成を示すブロック図、図11はエレベーター群管理装置におけるかご休止動作を示すフロー図、図12はエレベーター群管理装置における第1の休止かご決定処理を示すフロー図、図13はエレベーター群管理装置における第2の休止かご決定処理を示すフロー図、図14はエレベーター群管理装置における第3の休止かご決定処理を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態5は、前述した実施の形態1から実施の形態4の構成において、エレベーターの運転状況が閑散となり、省電力等の観点から複数のかごのうちのいずれかの運転を休止させる際に、既設かごを優先的に休止かごに決定するようにしたものである。
すなわち、図10において、群管理制御装置5は、エレベーターの運転状況が閑散となった場合に、既設かご1及び新設かご3を含む複数のかごのうちから、運転を休止させる休止かごを決定する休止かご決定手段15を備えている。
この休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8に記憶されている既設かご情報に基づいて、複数のかごのうちから既設かご1を優先的に休止かごに決定する。また、その際には、群管理制御装置5に故障率記憶手段11、既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12及び改修日程記憶手段14のいずれかが備えられていれば、これらの記憶手段に記憶された情報も用いて休止かごを決定する。
図11のフロー図は、エレベーター群管理装置におけるかご休止動作を示すものである。
まず、群管理制御装置5は、呼び登録状況や各かごの運転状況等からエレベーターが閑散な状態であると判断すると、群管理の対象である複数のかごのうちの一部のかごを休止させる判断をする。そして、一部のかごの休止が判断されると、ステップS60において、休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得する。
続くステップS61において、休止かご決定手段15は、取得した既設かご情報に基づいて、既設かご1のうちから休止かごを決定する。そして、ステップS62へと進み、群管理制御装置5は休止かごに決定された既設かご1を制御する既設かご制御装置2へと、休止情報を送信する。ステップS63において、この休止情報を受信した既設かご制御装置2は、受信した休止情報に従って既設かご1を休止させる。
図12は、既設かご記憶手段8が各既設かご1毎の製造時期に関する情報を記憶しており、かつ、群管理制御装置5に故障率記憶手段11が備えられている場合に、休止かご決定手段15が、これらの記憶手段の記憶内容を用いて休止かごを決定する場合の処理を示すフロー図である。
まず、ステップS70において、休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8から既設かご情報と各既設かご1毎の製造時期に関する情報を取得する。次に、ステップS31へと進み、休止かご決定手段15は、各既設かご1毎の製造時期から各既設かご1毎の設置期間を計算する。続いて、計算した設置期間に対する故障率を故障率記憶手段11から取得する。そして、ステップS32へと進み、休止かご決定手段15は、取得した各既設かご1毎の故障率を比較し、故障率が相対的に高い既設かご1を優先的に休止かごに決定する。
図13は、群管理制御装置5に既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12が備えられている場合に、休止かご決定手段15が、既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12に記憶された既設かご1の摩耗・劣化状況を用いて休止かごを決定する場合の処理を示すフロー図である。
まず、ステップS80において、休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得する。次に、ステップS81へと進み、休止かご決定手段15は、取得した既設かご情報を参照して各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12から取得する。そして、ステップS82へと進み、休止かご決定手段15は、取得した各既設かご1毎の摩耗・劣化状況を比較し、摩耗・劣化状況が相対的に酷い既設かご1を優先的に休止かごに決定する。
図14は、群管理制御装置5に改修日程記憶手段14が備えられている場合に、休止かご決定手段15が、改修日程記憶手段14に記憶された既設かご1の改修予定を用いて休止かごを決定する場合の処理を示すフロー図である。
まず、ステップS90において、休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8から既設かご情報を取得する。次に、ステップS91へと進み、休止かご決定手段15は、取得した既設かご情報を参照して各既設かご1毎に予定されている改修日程を改修日程記憶手段14から取得する。そして、ステップS92へと進み、休止かご決定手段15は、取得した改修日程から、各既設かご1毎の改修までの期間を計算する。続いて、計算した各既設かご1毎の改修までの期間を比較し、改修までの期間が相対的に長い既設かご1を優先的に休止かごに決定する。
その他の構成や動作等については実施の形態1から実施の形態4と同様である。
なお、以上では、故障率記憶手段11から取得した故障率、既設かご摩耗・劣化状況記憶手段12から取得した摩耗・劣化状況や、改修日程記憶手段14から取得した改修日程から求めた改修までの期間を、休止かご決定手段15において直接に比較する場合について説明した。しかし、この点については、故障率、摩耗・劣化状況や改修までの期間に対する重み係数を重み記憶手段9が取得した上で、この取得した重み係数が最も大きい既設かご1を休止かごに決定するようにすることもできる。
以上のように構成されたエレベーター群管理装置は、実施の形態1から実施の形態4と同様の効果を奏することができるのに加えて、さらに、既設かごを優先的に休止させ、既設かごの使用頻度を低下させることで、既設かごにおける故障の発生を抑制することができる。
この発明は、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御するエレベーター群管理装置に利用できる。
1 既設かご
2 既設かご制御装置
3 新設かご
4 新設かご制御装置
5 群管理制御装置
6 乗場ボタン
7 割当て決定手段
8 既設かご記憶手段
9 重み記憶手段
10 重み作成手段
11 故障率記憶手段
12 既設かご摩耗・劣化状況記憶手段
13 摩耗・劣化状況入力手段
14 改修日程記憶手段
15 休止かご決定手段
まず、ステップS70において、休止かご決定手段15は、既設かご記憶手段8から既設かご情報と各既設かご1毎の製造時期に関する情報を取得する。次に、ステップS71へと進み、休止かご決定手段15は、各既設かご1毎の製造時期から各既設かご1毎の設置期間を計算する。続いて、計算した設置期間に対する故障率を故障率記憶手段11から取得する。そして、ステップS72へと進み、休止かご決定手段15は、取得した各既設かご1毎の故障率を比較し、故障率が相対的に高い既設かご1を優先的に休止かごに決定する。
この発明に係るエレベーター群管理装置においては、既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御するエレベーター群管理装置であって、前記既設かごを制御する既設かご制御装置と、前記新設かごを制御する新設かご制御装置と、前記既設かご及び前記新設かごに対する評価値を作成する評価値作成手段と、前記評価値作成手段により作成された前記評価値に基づいて、呼びに対する割当てかごを前記複数のかごから決定する割当て決定手段と、前記複数のかごのうちいずれが前記既設かごであるのかを予め記憶する既設かご記憶手段と、前記評価値における前記既設かごに対する重み係数を予め記憶する重み記憶手段と、前記既設かごの設置期間に対する前記既設かごの故障率を予め記憶する故障率記憶手段と、を備え、前記既設かご記憶手段は、前記既設かご毎の製造時期に関する情報を予めさらに記憶し、前記重み記憶手段は、前記故障率に対する前記重み係数を予め記憶し、前記評価値作成手段は、前記既設かご記憶手段が記憶する前記既設かごの製造時期に関する情報から前記既設かごの設置期間を求め、この求めた前記既設かごの設置期間に対する前記故障率を前記故障率記憶手段から取得し、この取得した前記故障率に対する前記重み係数を前記重み記憶手段から取得し、この取得した前記重み係数を用いて、前記既設かごに対する前記評価値を作成する構成とする。

Claims (10)

  1. 既設かごと新設かごとを含む複数のかごを一群として管理制御するエレベーター群管理装置であって、
    前記既設かごを制御する既設かご制御装置と、
    前記新設かごを制御する新設かご制御装置と、
    前記既設かご及び前記新設かごに対する評価値を作成する評価値作成手段と、
    前記評価値作成手段により作成された前記評価値に基づいて、呼びに対する割当てかごを前記複数のかごから決定する割当て決定手段と、
    前記複数のかごのうちいずれが前記既設かごであるのかを予め記憶する既設かご記憶手段と、
    前記評価値における前記既設かごに対する重み係数を予め記憶する重み記憶手段と、を備え、
    前記評価値作成手段は、前記既設かご記憶手段の記憶内容及び前記重み記憶手段が記憶する重み係数を用いて、前記既設かごに対する前記評価値を作成することを特徴とするエレベーター群管理装置。
  2. 前記評価値は、各かごにおける呼びが登録された階床までの到着予想時間であり、
    前記割当て決定手段は、前記到着予想時間が最短であるかごを前記割当てかごに決定し、
    前記評価値作成手段は、前記既設かごに対する前記評価値を、前記到着予想時間に前記重み記憶手段から取得した前記重み係数を乗じることにより作成し、
    前記重み記憶手段が記憶する前記既設かごに対する前記重み係数は、1以上に設定されることを特徴とする請求項1に記載のエレベーター群管理装置。
  3. 前記既設かごの設置期間に対する前記既設かごの故障率を予め記憶する故障率記憶手段を備え、
    前記既設かご記憶手段は、前記既設かご毎の製造時期に関する情報を予めさらに記憶し、
    前記重み記憶手段は、前記故障率に対する前記重み係数を予め記憶し、
    前記評価値作成手段は、前記既設かご記憶手段が記憶する前記既設かごの製造時期に関する情報から前記既設かごの設置期間を求め、この求めた前記既設かごの設置期間に対する前記故障率を前記故障率記憶手段から取得し、この取得した前記故障率に対する前記重み係数を前記重み記憶手段から取得して、前記既設かごに対する前記評価値を作成することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベーター群管理装置。
  4. 前記既設かご毎の摩耗・劣化状況を予め記憶する摩耗・劣化状況記憶手段を備え、
    前記重み記憶手段は、摩耗・劣化状況に対する前記重み係数を予め記憶し、
    前記評価値作成手段は、前記既設かごの摩耗・劣化状況を前記摩耗・劣化状況記憶手段から取得し、この取得した摩耗・劣化状況に対する前記重み係数を前記重み記憶手段から取得して、前記既設かごに対する前記評価値を作成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベーター群管理装置。
  5. 前記摩耗・劣化状況記憶手段に記憶させる前記既設かご毎の摩耗・劣化状況を入力するための摩耗・劣化状況入力手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のエレベーター群管理装置。
  6. 前記既設かご毎の改修予定を予め記憶する改修予定記憶手段を備え、
    前記重み記憶手段は、改修までの期間に対する前記重み係数を予め記憶し、
    前記評価値作成手段は、前記改修予定記憶手段が記憶する前記既設かごの改修予定から前記既設かごの改修までの期間を求め、この求めた前記既設かごの改修までの期間に対する前記重み係数を前記重み記憶手段から取得して、前記既設かごに対する前記評価値を作成することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のエレベーター群管理装置。
  7. 前記既設かご記憶手段の記憶内容に基づいて、前記既設かごを優先的に休止かごに決定する休止かご決定手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のエレベーター群管理装置。
  8. 前記既設かご記憶手段が記憶する前記既設かごの製造時期に関する情報から前記既設かごの設置期間を求め、この求めた前記既設かごの設置期間に対する前記故障率を前記故障率記憶手段から取得し、この取得した前記故障率が相対的に高い前記既設かごを優先的に休止かごに決定する休止かご決定手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のエレベーター群管理装置。
  9. 前記既設かごの摩耗・劣化状況を前記摩耗・劣化状況記憶手段から取得し、この取得した摩耗・劣化状況が相対的に酷い前記既設かごを優先的に休止かごに決定する休止かご決定手段を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載のエレベーター群管理装置。
  10. 前記改修予定記憶手段が記憶する前記既設かごの改修予定から前記既設かごの改修までの期間を求め、この求めた前記既設かごの改修までの期間が相対的に長い前記既設かごを優先的に休止かごに決定する休止かご決定手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベーター群管理装置。
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