JPWO2013057862A1 - 情報入力ペン - Google Patents

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Abstract

静電容量方式のタッチパネルに対してタッチ操作時のスタイラスペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができるスタイラスペンを得る。スタイラスペン100において、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部103と、ペン本体部103の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部102と、ペン先部の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材101とを備え、ペン本体部103に接触部材104を、操作者が該ペン本体部を持ったとき操作者の手が接触部材104に接触するよう取り付け、接触部材104と球状部材101とを、ペン本体部およびペン先部内を貫通する導線105により接続した。

Description

本発明は、情報入力ペンに関し、特に、静電容量方式のタッチパネルに対する情報入力に用いる情報入力ペンに関するものである。
従来からタッチパネルの方式には、抵抗膜方式、赤外線方式、超音波方式など多数の方式があるが、近年、携帯電話に採用されている静電容量方式が脚光をあびている。
静電容量方式を用いたタッチパネルでは、そのタッチ面上に指または情報入力ペン(以下、スタイラスペンともいう。)を接触させることで、タッチパネルの電極とスタイラスペンとの間に静電容量を形成し、その静電容量を介して流れる微弱電流の変化分を検出することで、スタイラスペンとタッチ面との接触位置を検出するものである。
スタイラスペンはすべて真鍮や鉄で作れば単純な構成となり、安価に作製することができる。
図10は、従来のスタイラスペンを用いたタッチパネル装置を説明する図であり、タッチパネル装置の外観を示す斜視図である。
このタッチパネル装置201は、静電容量方式のタッチパネル110と、タッチパネル110に対する情報入力に用いるスタイラスペン200とを有し、タッチパネル110のタッチ面111にスタイラスペン200を接触あるいは近接させることによりタッチパネル装置では、スタイラスペンによるタッチ面上でのタッチ位置を検出するよう構成されている。このスタイラスペン200は、真鍮や鉄などの金属材料により形成されている。
また、通常は、このようなタッチパネル装置201は、表示装置(図示せず)と一体化されており、表示装置の表示面上にタッチパネル装置201のタッチ面が重ねて配置されている。
このようなタッチパネル装置201と表示装置とが一体化された情報入力装置では、操作者は、表示装置の表示面における操作ボタンの表示された領域に対するタッチ操作を行うことで、情報の入力ができるようになっている。
ところで、特許文献1には、ペン先と指が電気的に導通することやペンの操作性を重視したスタイラスペンが開示されている。
図11は、特許文献1に開示のスタイラスペンを説明する図であり、図11(a)は、このスタイラスペンの外観を示し、図11(b)はこのスタイラスペンのペン先部分の断面構造を示している。
このスタイラスペン1は、操作者が持つペン本体1と、ペン本体1の先端部に形成された導電性のペン先2とを備えている。ペン本体1の外周部には、通常手で持つ部位に導電性のペン先2と電気的に導通する導電部位5が形成されるよう導電部材4が配置されており、ペン本体1の他の部分は樹脂成型品等の非導電体部3として形成されている。
このような構成のスタイラスペン1では、静電容量型のタッチパネル装置の電極と操作者との間に形成される静電容量の位置をペン先で定めることが可能となり、極めて正確な位置情報の入力が可能となる。なお、図11(b)中、Pはタッチパネル装置のタッチ面である。
さらに、特許文献2にも、静電容量方式のタッチパネル装置に用いられるスタイラスペンが開示されている。
図12は、この特許文献2に開示のスタイラスペンを示している。
このスタイラスペン20は、操作者が持った状態で、静電容量方式のタッチパネル30に対して、その先端部を接触させることで、タッチパネル30に文字や線図を入力するものである。
スタイラスペン20は、ペン本体部21、ペン先端部22、および金属からなる導電部23を備えている。導電部23は、操作者が握るグリップ部に設けられており、ペン先端部22と導電部23とは、所定の導電部材によって電気的に接続されている。ペン先端部22は、文字や線図を入力する際に絶縁層31に接触させる部分であり、例えば、アルミなどの導電性物質から構成されている。
なお、タッチパネル30は、図示しない液晶表示部の上に基材33、透明導電膜32、絶縁層31を積層した構造となっている。
特開平10−171579号公報 特開2010−61351号公報
しかしながら、従来のスタイラスペンでは、高精度のタッチパネルにおいては、操作者のペンの持ち方によって不都合を起こすことがある。
ペンの持ち方は、ペンをまっすぐ持つ人、ペンを傾けて持つ人といったように、人によって様々であり、上記のようなペンの持ち方の違いは、静電容量の変化を高感度で検出する高精度のタッチパネルでは、検出されるタッチ位置のばらつきの原因となるという問題がある。
以下、この問題について詳しく説明する。
図13は、図10に示す従来のタッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図であり、図13(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して垂直に立ててタッチ操作を行った状態を示し、図13(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を等高線Lc1で示し、図13(c)は水平方向における静電容量の変化の大きさSをグラフG1で示している。
図14は、図10に示す従来のタッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図であり、図14(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して斜めに傾けてタッチ操作を行った状態を示し、図14(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を等高線Lc2で示し、図14(c)は水平方向における静電容量の変化の大きさSをグラフG2で示している。
例えば、図10に示すタッチパネル装置201において、図13(a)に示すように、タッチパネル部110のタッチ面111に対してスタイラスペン200を垂直に立てた状態でタッチ操作を行ったとき、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布は、図13(b)に示すように、タッチ面111上で実際のタッチ位置RTpを中心として左右方向(X方向)および上下方向(Y方向)に対称な等高線Lc1により表されることとなる。なお、Xpは実際のタッチ位置RTpを通るX方向と平行な軸、Ypは実際のタッチ位置RTpを通るY方向と平行な軸、Zpは実際のタッチ位置RTpを通り、タッチ面111に垂直な軸であり、Xp軸とYp軸は直交している。
この場合、タッチパネル部では、タッチ位置のX方向の座標Axは、静電容量の変化の大きさが所定の閾値Sthに一致する位置A1およびA2の中間位置(Ax=(A1+A2)/2)として算出される。この場合、検出されたタッチ位置のX方向の座標Axは、実際のタッチ位置RTpのX方向の座標と一致することとなる。
一方、図10に示すタッチパネル装置201において、図14(a)に示すように、タッチパネル部110のタッチ面111に対してスタイラスペン200を左に斜めに傾けた状態でタッチ操作を行ったとき、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布は、図14(b)における等高線Lc2で示すものとなる。なお、θxは、スタイラスペン200のタッチペン111に対する傾斜角を表しており、この場合、傾斜角θxは90°より小さい。
つまり、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさの分布を示す等高線Lc2では、タッチ操作により生ずる静電容量の変化のピーク位置Spより右側では蜜になり、このピーク位置より左側では疎となり、左右方向(X方向)では非対称な図形となる。
この場合、タッチパネル部では、タッチ位置のX方向の座標Bxは、静電容量の変化の大きさが閾値Sthに一致する位置B1およびB2の中間位置(Bx=(B1+B2)/2)として算出され、この結果、検出されたタッチ位置のX方向の座標Bxは、実際のタッチ位置RTpのX方向の座標より左側にずれたものとなる。
このようにスタイラスペン200を用いてタッチ面111に対してタッチ操作を行う場合にスタイラスペン200の傾きによって、検出されるタッチ位置にばらつきが生ずるのは、高精度のタッチパネルでは、タッチパネルのタッチ面に接しているペン先だけでなく、スタイラスペンの先端部の、タッチ面に近接する導体部分によってもタッチパネルでの静電容量の変化が生ずることとなり、スタイラスペンが傾いている場合は、この導体部分によるタッチパネルでの静電容量の変化の大きさの分布がタッチ位置に対して非対称となるためである。
このような問題は、特許文献1および特許文献2に開示のスタイラスペンにおいても同様に生ずる。つまり、特許文献1および特許文献2に開示のスタイラスペンでは、ペン先部の導体部材は、導電性棒状体であり、この場合、スタイラスペンの傾斜角度によって、タッチパネルとこの導電性棒状体との間に生ずる静電容量の大きさが変化することとなるからである。
また、特許文献1には、ペン先部分に球状導体を備えたスタイラスペンが開示されているが、このスタイラスペンの先端部には複数の球状導体がペンの軸方向に配列されており、しかも、これらの球状導体を人の手に接続するための接続体は、ペン本体と同等の直径を有しており、このような構成では、スタイラスペンの傾斜角度によって、タッチパネルと接続体および球状導体との間に生ずる静電容量の大きさが変化することとなる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、静電容量方式のタッチパネルに対する情報入力ペンを用いた操作の時に、この情報入力ペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができる情報入力ペンを得ることを目的とする。
本発明に係る情報入力ペンは、静電容量方式のタッチパネルに対する情報入力に用いる情報入力ペンであって、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部と、該ペン本体部の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部と、該ペン先部の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材とを備え、該ペン本体部は、該操作者が該ペン本体部を持ったとき、該操作者の手と接触するよう該ペン本体部に取り付けられた接触部材と、該ペン本体部および該ペン先部内を貫通するよう設けられ、該接触部材と該球状部材とを接続する導線とを有し、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記球状部材は、金属材料により構成されていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記球状部材を構成する金属材料はステンレスであることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記球状部材は、その表面を樹脂材料により被覆したものであることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記球状部材は、導電性樹脂材料により構成されていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記球状部材は回転可能に前記ペン先部に取り付けられていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記接触部材は、前記ペン本体部のペン先部側の、前記操作者が前記ペン本体部を持ったときに該操作者の指先に接触する位置に取り付けられた筒状導電部材により構成されていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記筒状導電部材は、そのペン先部側端が、前記ペン先部の先端から30mm〜40mm離れるよう配置されていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記タッチパネルは、第1の方向に延びる互いに平行な複数の第1電極および第2の方向に延びる互いに平行な複数の第2電極を有し、該複数の第1電極と該複数の第2電極とを立体交差するよう配置した構造を有し、前記操作者が持つペン本体部のペン先部が該タッチパネルに接触するあるいは近接するとき、該タッチパネルの該ペン先部が接する部分あるいは最も近接する位置およびその周辺領域で生ずる、該第1電極と該第2電極との交差部分に形成されている静電容量の変化により該操作者による操作位置を検出するものであることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記複数の第1電極の各々は、菱形形状の単位電極部を縦方向あるいは横方向に配列して相互に電気的に接続したものであり、隣接する第1電極は、一方の第1電極の菱形形状の単位電極部の斜辺と、他方の第1電極の菱形形状の単位電極部の斜辺とが対向するよう配置されており、前記複数の第2電極の各々は、菱形形状の単位電極部を横方向あるいは縦方向に配列して相互に電気的に接続したものであり、隣接する第2電極は、一方の第2電極の菱形形状の単位電極部の斜辺と、他方の第2電極の菱形形状の単位電極部の斜辺とが対向するよう配置されており、該複数の第1電極と該複数の第2電極とは、それぞれの菱形形状の単位電極部が絶縁性部材を介して重なるよう配置されていることが好ましい。
本発明は、上記情報入力ペンにおいて、前記隣接する第1電極は、一方の第1電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチが、他方の第1電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチに対して半ピッチずれるよう配置されており、前記隣接する第2電極は、一方の第2電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチが、他方の第2電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチに対して半ピッチずれるよう配置されていることが好ましい。
次に作用について説明する。
本発明においては、情報入力ペンにおいて、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部と、ペン本体部の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部と、ペン先部の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材とを備え、ペン本体部に接触部材を、操作者が該ペン本体部を持ったとき、操作者の手が接触部材に接触するよう取り付け、接触部材と球状部材とを、ペン本体部およびペン先部内を貫通する導線により接続したので、情報入力ペンを用いてタッチパネルに対してタッチ操作を行ったとき、情報入力ペンにおけるペン先部の先端の球状部材とタッチパネルの電極との間にのみ実質的に静電容量が形成されることとなる。
つまり、情報入力ペンにおけるペン先部の先端以外の部分とタッチパネルの電極との間に静電容量が形成されることはなく、このため、情報入力ペンをタッチ面に対して斜めに傾けてタッチ操作を行った状態でも、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさの分布は、タッチ面上で実際のタッチ位置を中心として左右方向および上下方向に均等なものとなる。
その結果、静電容量方式のタッチパネルに対してタッチ操作時の情報入力ペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができる。
以上のように、本発明によれば、静電容量方式のタッチパネルに対してタッチ操作時の情報入力ペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができる情報入力ペンを得ることができる。
図1は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを説明する図であり、このスタイラスペンを備えたタッチパネル装置の外観を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを備えたタッチパネル装置を説明するブロック図であり、タッチパネル装置を構成するタッチパネルの構成を示している。 図3は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを備えたタッチパネル装置を説明する図であり、図3(a)はこのタッチパネル装置におけるパネル本体の一部破断斜視図、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb’線部分の断面図であり、図3(c)は、図3(a)に示すパネル本体の一部を示す平面図である。 図4は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを説明する図であり、図4(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図4(b)はこのスタイラスペンをタッチ面に接触させた状態を示している。 図5は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンの機能を説明する図であり、図5(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して垂直に立ててタッチ操作を行った状態を示し、図5(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を示し、図5(c)は水平方向における静電容量の変化を示している。 図6は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンの機能を説明する図であり、図6(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して斜めに傾けてタッチ操作を行った状態を示し、図6(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を示し、図6(c)は水平方向における静電容量の変化を示している。 図7は、本発明の実施形態2によるスタイラスペンの構成を説明する図であり、図7(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図7(b)はこのスタイラスペンをタッチ面に接触させた状態を示している。 図8は、本発明の実施形態3によるスタイラスペンの構成を説明する図であり、図8(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図8(b)はこのスタイラスペンの先端部の詳細な断面構造を示している。 図9は、本発明の実施形態1から3のいずれかのスタイラスペンを適用可能なタッチパネルの構成の他の例を示す図である。 図10は、従来のタッチパネル装置の外観を示す斜視図である。 図11は、特許文献1に開示のスタイラスペンを説明する図であり、図11(a)は、このスタイラスペンの外観を示し、図11(b)はこのスタイラスペンのペン先部分の断面構造を示している。 図12は、特許文献2に開示のスタイラスペンを説明する図であり、タッチパネルとスタイラスペンの断面構造を模式的に示している。 図13は、従来のタッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図であり、図13(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して垂直に立ててタッチ操作を行った状態を示し、図13(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を示し、図13(c)は水平方向における静電容量の変化を示している。 図14は、従来のタッチパネル装置におけるタッチ操作を説明する図であり、図14(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して斜めに傾けてタッチ操作を行った状態を示し、図14(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を示し、図14(c)は水平方向における静電容量の変化を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による情報入力ペンとしてスタイラスペンを説明する図であり、このスタイラスペンを備えたタッチパネル装置の外観を示す斜視図である。
このタッチパネル装置10は、静電容量方式のタッチパネル110と、タッチパネル110に対して情報入力を行うためのスタイラスペン100とを有し、タッチパネル110のタッチ面111にスタイラスペン100を接触あるいは近接させることによりタッチパネル110がスタイラスペン100による操作位置を検出するよう構成されている。
また、通常は、このようなタッチパネル装置10は、表示装置(図示せず)と一体化されており、表示装置の表示面上にタッチパネル装置のタッチ面111が重ねて配置されている。
このようなタッチパネル装置10と表示装置とが一体化された情報入力装置では、操作者は、表示装置の表示面における操作ボタンなどの表示された領域に対するタッチ操作を行うことで、情報の入力ができるようになっている。
図2は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを備えたタッチパネル装置を説明するブロック図であり、タッチパネル装置を構成するタッチパネルの構成を示している。
タッチパネル110は、複数のドライブライン(第1電極)2と複数のセンスライン(第2電極)3とを有するパネル本体110aと、パネル本体110aのドライブライン2に駆動信号Dsを印加するドライブライン駆動部112と、この駆動信号Dsの印加により生じたセンス信号Ssをセンスライン3から受信し、センス信号Ssに対する信号処理により操作位置(タッチ位置)RTp(図5、図6参照)を示すタッチ情報ISpを生成する信号処理部120とを有している。
この信号処理部120は、複数のセンスライン3からのセンス信号Ssを増幅する増幅回路113と、複数のセンスライン3からの増幅されたセンス信号ASsを順次選択し、選択した増幅されたセンス信号ASsを出力する信号選択部114と、該信号選択部114からのセンス信号ASsをデジタル信号DSsに変換するA/D変換部115と、このA/D変換部115で得られたデジタル信号DSsを、駆動信号Dsの生成に用いた系列信号に基づく復号のための変換信号を用いて復号して、パネル本体110aでのドライブライン2とソースライン3との交差部における静電容量の変化の大きさに相等する信号強度Cdを取得する復号処理部116と、この信号強度Cdに基づいてパネル本体110aでの操作者によるタッチ位置を示すタッチ情報ISpを検出するタッチ位置検出部117とを有している。
ここで、タッチパネル110は従来のタッチパネル装置200におけるものと同一の構成を有するものであり、互いに平行に配置された複数のドライブライン2と互いに平行に配置された複数のセンスライン3とを立体交差するよう配置した構造となっている。
図3は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを備えたタッチパネル装置を説明する図であり、図3(a)はこのタッチパネル装置におけるパネル本体の一部破断斜視図、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb’線部分の断面図であり、図3(c)は、図3(a)に示すパネル本体の一部を示す平面図である。
このタッチパネルを構成するパネル本体110aは、相対向するよう間隔を空けて配置されたガラス基板などの上下一対の絶縁性基板1a及び1cを有している。上側の絶縁性基板1aの下面には複数のドライブライン2がX方向に平行に配置され、下側の絶縁性基板1cの上面には複数のセンスライン3がY方向に平行に配置されている。ここで、ドライブライン2及びセンスライン3はそれぞれ帯状の導体層からなり、ドライブライン2とセンスライン3とはPET樹脂などの絶縁層1bにより絶縁されている。ドライブライン2とセンスライン3とが絶縁性1bを介して立体的に交差する各交差部Aには静電容量Cpが形成されている。なお、各交差部Aに形成される静電容量Cpは、上記センス信号Ssに対する信号処理により得られる、ドライブライン2とセンスライン3とが交差する交差位置(タッチパネル本体の各座標)での信号強度を解析することにより求められる。
図4は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンを説明する図であり、図4(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図4(b)はこのスタイラスペンをタッチ面に接触させた状態を示している。
このスタイラスペン100は、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部103と、ペン本体部103の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部102と、ペン先部102の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材101とを備えている。ここで、非導電性部材には絶縁性樹脂や硬質プラスチックを用いている。
ペン本体部103は、操作者がペン本体部103を持ったとき、操作者の手と接触するようペン本体部103に取り付けられた導電性の接触部材104と、ペン本体部103およびペン先部102内を貫通するよう設けられ、接触部材104と球状部材101とを接続する導線105とを有している。
ここで、球状部材101はステンレス製ボールである。ただし、この球状部材101は他の金属材料で構成してもよく、さらには、金属材料以外の導電性樹脂材料により構成してもよい。
また、接触部材104は、ペン本体部103のペン先部102側の、操作者がペン本体部103を持ったときに操作者の指先Hに接触する位置に取り付けられた筒状金属部材により構成されている。
また、導線105にはここでは直径が0.1mm以下の銅線を用いている。導線に用いる金属線の直径は、タッチパネルのドライブライン2やソースライン3との間に形成される静電容量に及ぼす影響を小さくするため、より細いものが望ましいが、耐久性を考慮すると、極端に細いものを用いることは難しい。
さらに、筒状導電部材(接触部材)104は、そのペン先部側端をペン先部の先端から30mm離してペン本体部103の先端側に取り付けている。ただし、筒状導電部材のペン先部側端からペン先部の先端までの距離Dは30mmに限定されるものではなく、この筒状導電部材104とタッチパネルとの間に形成される静電容量の大きさがタッチパネルで実質的に検出されない距離以上であればよいが、この距離Dをあまり大きくすると、接触部材104がスタイラスペンをもつ人の手Hと接触しなくなるので、30mmから40mmの範囲が好ましい。
また、ペン先部の先端のサイズ(直径)は書き具合より2mm以下が望ましく、またタッチパネルのドライブライン2とセンスライン3の配列ピッチが1mm〜2mmの範囲であるならば、球状部材101の直径は、特に1mmから2mmの範囲が好ましい。
たとえば、球状部材101の直径が電極(つまりドライブラインおよびソースライン)の配列ピッチに対して極端に小さい場合は、電極間の中間位置に球状部材101が位置する場合にタッチパネルにおける静電容量の変化が小さくなり、逆に、球状部材101の直径が電極の配列ピッチに対して極端に大きい場合は、球状部材によるタッチパネルにおける静電容量の変化が広い範囲にわたって生ずることとなり、精度よく球状部材の位置を算出できなくなる。このため、球状部材101の直径は、電極ピッチの1/2以上かつ電極ピッチの2倍以下にすることが望ましい。
このように本実施形態1では、スタイラスペンの必要最低限の部分のみ導体とし、スタイラスペンの先端部分以外の導体部分がタッチパネルに影響しないようにしている。また、ペン先部の導電性の球状部材101と、ペン本体部103の手で持つ部分に配置した接触部材104とを細い導線(0.1mm程度)で結び、接触部材104を極力ペン先より遠い位置に配置している。
このような構成のスタイラスペン100を用いてタッチパネル110に対してタッチ操作するときには、図4(b)に示すようにスタイラスペン100を持つ人の手Hはスタイラスペン100の接触部材104に接触した状態となる。
この状態では、スタイラスペン100の先端の球状部材101には、人の体全体の静電容量が接続されることとなり、実質的にスタイラスペンの球状部材101はグランドに接地された状態となる。
このため、スタイラスペン100の先端の球状部材101をタッチパネルのタッチ面111に接触させるあるいは近接させると、タッチパネルの操作面側のドライブライン2との間には大きな静電容量が形成される。このとき、球状部材101の直径は、電極ピッチの1/2以上かつ電極ピッチの2倍以下にしているので、ドライブライン2とセンスライン3の交差部のうちで、球状部材101の近接により最も静電容量の大きな変化を生ずる1つの交差部が確実に決まることとなる。
また、大きな体積を有する導体部分は、スタイラスペン100のペン先部102では球状部材101のみであり、球状部材101につながる導線105は、直径が0.1mm以下と細いものであり、球状部材101の体積に比べて小さいものであるため、この導線105によるタッチパネルでの静電容量の変化は、球状部材101によるものと比べると極端に小さいものとなる。
従って、スタイラスペン100の角度の違いにより導線105によるタッチパネルでの静電容量の変化が生じても、タッチパネルでの静電容量の変化は微量であるため、タッチパネルでのタッチ位置の検出誤差が生ずることはない。
図5は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンの機能を説明する図であり、図5(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して垂直に立ててタッチ操作を行った状態を示し、図5(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を等高線Lc1で示し、図5(c)は水平方向における静電容量の変化の大きさSをグラフG1で示している。
図6は、本発明の実施形態1によるスタイラスペンの機能を説明する図であり、図6(a)は、このスタイラスペンをタッチ面に対して斜めに傾けてタッチ操作を行った状態を示し、図6(b)はタッチパネルのタッチ位置およびその近傍で検出される静電容量の変化の大きさの分布を等高線Lc1aで示し、図6(c)は水平方向における静電容量の変化の大きさSをグラフG3で示している。
例えば、図1に示すタッチパネル装置10において、図5(a)に示すように、タッチパネル110のタッチ面111に対してスタイラスペン100を垂直に立てた状態でタッチ操作を行ったとき、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布は、図5(b)に示すように、タッチ面111上で実際のタッチ位置RTpを中心として左右方向(X方向)および上下方向(Y方向)に対称な等高線Lc1により表されることとなる。
この場合、タッチパネル110では、タッチ位置のX方向の座標Axは、静電容量の変化の大きさが閾値Sthに一致する位置A1およびA2の中間位置の座標Ax(=(A1+A2)/2))として算出され、検出されたタッチ位置のX方向の座標Axは、実際のタッチ位置RTpのX方向の座標と一致することとなる。
また、この実施形態1のタッチパネル装置10において、図6(a)に示すように、タッチパネル部110のタッチ面111に対してスタイラスペン100を左に斜めに傾けた状態でタッチ操作を行ったとき、このタッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布は、図6(b)に示す等高線Lc1aで示すものとなる。なお図6中、θxはスタイラスペン100のタッチ面111に対する傾斜角である。
つまり、本実施形態1のスタイラスペン100では、ペン先部102の導体は球状部材101であるため、スタイラスペンを傾斜させても、この球状部材101とタッチパネルの電極(ドライブラインあるいはソースライン)との間での静電容量の変化はほとんどなく、また、この球状部材101とペン本体部103の接触部材104とは細い導線105により接続しているため、この導線105とタッチパネルの電極との間での静電容量の変化は非常に小さい。
このため、タッチ操作により生ずる静電容量の変化の大きさSの分布を示す等高線Lc1aは、タッチ操作により生ずる静電容量の変化のピーク位置より右側での疎密度と、このピーク位置より左側での疎密度とは同程度となり、左右方向(X方向)では実質的に対称な図形となる。
この場合、タッチパネル部では、タッチ位置のX方向の座標Cxは、容量変化の大きさが閾値Sthに一致する位置C1およびC2の中間位置の座標Cx(=(C1+C2)/2)として算出され、この結果、検出されたタッチ位置のX方向の座標Cxは、実際のタッチ位置RTpのX方向の座標と実質的に一致することとなる。
このように本実施形態1のスタイラスペン100では、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部103と、ペン本体部103の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部102と、ペン先部の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材101とを備え、ペン本体部103に接触部材104を、操作者が該ペン本体部を持ったとき操作者の手Hが接触部材104に接触するよう取り付け、接触部材104と球状部材101とを、ペン本体部103およびペン先部102内を貫通する導線105により接続したので、スタイラスペン100を用いてタッチパネル110に対してタッチ操作を行ったとき、ペン先部102の先端の球状部材101とタッチパネル110との間にのみ静電容量が実質的に形成されることとなる。
このようにスタイラスペン100の構造を工夫することにより、スタイラスペン100が傾くことに起因するタッチ位置の検出精度の低下を招くことなく、静電容量方式のタッチパネルで入力情報を得ることができる。
その結果、静電容量方式のタッチパネルに対してタッチ操作時のスタイラスペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができる。
なお、上記実施形態1のスタイラスペン100では、ペン先部の球状部材が直にタッチパネルのタッチ面に接触する構造としているが、このペン先部の球状部材は、その表面を樹脂材料により被覆した構造としてもよい。
この場合は、タッチパネルとスタイラスペンのペン先部の球状部材との接触によりタッチパネルに傷が付くのを防止できる効果がある。
なお、上記実施形態1では、スタイラスペンをタッチパネルに接触させてタッチ操作を行う場合について示したが、高精度のタッチパネルでは、スタイラスペンをタッチパネルに接触させなくても、スタイラスペンをタッチパネルに近接させた状態でもタッチパネルではスタイラスペンの位置を検出可能であり、高精度のタッチパネルに対してスタイラスペンを近づけることによるスタイラスペンによる操作においても、スタイラスペンの傾斜に関係なく、スタイラスペンのペン先の位置をタッチパネルでは正確に検出可能となる。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2によるスタイラスペンの構成を説明する図であり、図7(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図7(b)はこのスタイラスペンをタッチ面に接触させた状態を示している。
この実施形態2によるスタイラスペン100aは、実施形態1のスタイラスペン100におけるペン先部102の先端で球状部材101を保持する構成に代えて、ペン先部102aの先端側に球状部材101aを完全に埋め込んだ構成としたものである。
つまり、この実施形態2のスタイラスペン100aは、実施形態1のスタイラスペン100と同様に、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部103と、ペン本体部103の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部102aとを備えている。
そして、この実施形態2のスタイラスペン100aでは、ペン先部102aは、その先端部に導電性部材からなる球状部材101aを埋め込んだ構造となっている。
ここで、球状部材101aにはステンレス製ボールを用いており、この球状部材101aは、導線105によりペン本体部103の接触部材104に接続されている。
この実施形態2のスタイラスペンのその他の構成は実施形態1のスタイラスペン100と同一である。
このような構成の実施形態2によるスタイラスペン100aでは、ペン先部102aをその先端部に球状部材101aとしてのステンレス製ボールを埋め込んだ構造としているので、ペン先部の先端を細くしたスマートな形状にすることができ、さらには、球状部材101aとしてのステンレス製ボールがタッチパネルのタッチ面に直に接触するのを回避でき、タッチパネルとスタイラスペンとの接触によりタッチパネルのタッチ面に傷が付くのを防止できる。
また、この構成のスタイラスペン100aでは、スタイラスペンによるタッチ操作を行う際には、球状部材101aはタッチパネルのタッチ面から一定間隔だけ浮いた状態となり、スタイラスペン100aが傾くと、球状部材の中心がタッチ面上のスタイラスペンによるタッチ位置に対して変位することとなるが、スタイラスペンの先端から球状部材の中心までの距離を小さくすることで、実質的にスタイラスペンの傾斜角による検出誤差を回避することが可能である。
(実施形態3)
図8は、本発明の実施形態3によるスタイラスペンの構成を説明する図であり、図8(a)はこのスタイラスペンの断面構造を示し、図8(b)はこのスタイラスペンの先端部の詳細な断面構造を示している。
この実施形態3のスタイラスペン100bは、実施形態1のスタイラスペン100におけるペン先部102に代えて、球状部材101bを回転可能に保持するペン先部102bを備えたものであり、その他の構成は実施形態1におけるスタイラスペンと同一である。
つまり、この実施形態3のスタイラスペン100bは、操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部103と、ペン本体部103の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部102bと、ペン先部102bの先端に回転可能に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材101bとを備えている。ここで、非導電性部材には絶縁性樹脂や硬質プラスチックを用いている。
また、ペン先部102bは、球状部材101bを回転可能に支持する、導電性部材からなる台座部102b1と、この台座部102b1を支持する、絶縁性部材からなる支持部102b2とを有している。ここで、球状部材101bの直径Wpは、ペン先部102bの先端の直径より狭くなっている。
なお、ペン本体部103は、実施形態1のスタイラスペン100と同様、操作者が該ペン本体部を持ったとき、操作者の手と接触するようペン本体部に取り付けられた接触部材104と、ペン本体部103およびペン先部102b内を貫通するよう設けられ、接触部材104と球状部材101bとを接続する導線105とを有している。
このような構成の本実施形態3のスタイラスペン100bでは、ペン先部102bには球状部材101bが回転可能に取り付けられているので、タッチパネルに対するタッチ操作時にペン先部102bの先端に取り付けられている球状部材101bが回転することとなる。このため、タッチパネルのタッチ面と球状部材101bとが擦れ合うことがなくなり、これによりタッチ操作をスムーズに行うことができ、タッチパネルのタッチ面とスタイラスペンの先端の球状部材との間で生ずる摩擦によりタッチパネルのタッチ面に傷が付くのを防止できるという効果がある。
なお、上記実施形態1〜実施形態3では、タッチパネルのパネル本体部として、図3に示すように帯状の導体層からなる複数のドライブラインと、帯状の導体層からなる複数のセンスラインとを有し、複数のドライブラインと複数のセンスラインとを立体交差させてこれらの交差部に静電容量が形成される構造としたものを示したが、タッチパネルのパネル本体部はこのような構成のものに限定されるものではない。
図9は、本発明の実施形態1から3のいずれかのスタイラスペンを適用可能なタッチパネルの構成の他の例を示す図である。
このタッチタッチのパネル本体110bは、第1の方向に延びる互いに平行な複数の第1電極(ドライブライン)2a1、2a2と、第2の方向に延びる互いに平行な複数の第2電極(センスライン)3a1、3a2とを有し、複数のドライブラインと複数のセンスラインとを立体交差するよう配置した構造を有している。
ここで、各ドライブラインは、菱形形状の単位電極部2a11を横方向(X方向)に配列して接続部2a12により相互に電気的に接続したものであり、隣接するドライブライン2a1および2a2では、一方のドライブライン2a1の菱形形状の単位電極部2a11の斜辺と、他方のドライブライン2a2の菱形形状の単位電極部2a11の斜辺とが対向するよう菱形形状の単位電極部2a11の配列ピッチが半ピッチずれている。
同様に、各ソースライン3a1、3a2は、菱形形状の単位電極部3a11を縦方向(Y方向)に配列して接続部3a12により相互に電気的に接続したものであり、隣接するソースライン3a1および3a2では、一方のソースライン3a1の菱形形状の単位電極部3a11の斜辺と、他方のソースライン3a2の菱形形状の単位電極部3a11の斜辺とが対向するよう菱形形状の単位電極部3a11の配列ピッチが半ピッチずれている。
そして、複数のドライブライン2a1、2a2と複数のソースライン3a1、3a2とは、それぞれの菱形形状の単位電極部2a11および3a11が絶縁性部材を介して重なるよう配置されている。
このようなパネル本体110bでは、操作者が持つスタイラスペンのペン先部がタッチパネルに接触するあるいは近接するとき、タッチパネルにおけるペン先部が接する部分あるいは最も近接する位置およびその周辺領域で静電容量の変化が生ずるが、図9に示すパネル本体部110bの構成では、複数のドライブライン2a1および2a2と複数のソースライン3a1および3a2との交差部の配置密度が高くなり、スタイラスペンによるタッチ位置をより高感度で検出することが可能であり、上述した実施形態における、操作時の傾きによるタッチ位置の検出位置のばらつきを抑えたスタイラスペンの構造がより有意義なものとなる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、情報入力ペンの分野において、静電容量方式のタッチパネルに対してタッチ操作時のスタイラスペンの傾きに拘わらず、タッチ位置を正確に検出することができる情報入力ペンを実現することができる。
1a、1c 絶縁性基板
2、2a1、2a2 ドライブライン(第1電極)
2a11、3a11 単位電極部
2a12、3a12 接続部
3、3a1、3a2 センスライン(第2電極)
10 タッチパネル装置
100、100a、100b 情報入力ペン(スタイラスペン)
101、101a、101b 球状部材
102、102a、102b ペン先部
102b1 台座部
102b2 支持部
103 ペン本体部
104 接触部材
105 導線
110 タッチパネル
110a、110b パネル本体
111 タッチ面
112 ドライブライン駆動部
113 増幅回路
114 信号選択部
115 A/D変換部
116 復号処理部
117 タッチ位置検出部
120 信号処理部
A 交差部
Cp 静電容量
H 人の手

Claims (11)

  1. 静電容量方式のタッチパネルに対する情報入力に用いる情報入力ペンであって、
    操作者が持つ、非導電性部材からなるペン本体部と、
    該ペン本体部の一端側に先端側ほど細くなるよう形成された、非導電性部材からなるペン先部と、
    該ペン先部の先端に取り付けられ、導電性部材からなる球状部材とを備え、
    該ペン本体部は、
    該操作者が該ペン本体部を持ったとき該操作者の手と接触するよう該ペン本体部に取り付けられ、導電性部材からなる接触部材と、
    該ペン本体部および該ペン先部内を貫通するよう設けられ、該接触部材と該球状部材とを接続する導線とを有する、情報入力ペン。
  2. 請求項1に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記球状部材は、金属材料により構成されている、情報入力ペン。
  3. 請求項2に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記球状部材を構成する金属材料はステンレスである、情報入力ペン。
  4. 請求項2または請求項3に記載の情報入力装置において、
    前記球状部材は、その表面を樹脂材料により被覆したものである、情報入力ペン。
  5. 請求項1に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記球状部材は、導電性樹脂材料により構成されている、情報入力ペン。
  6. 請求項1から請求項3および請求項5のいずれか1項に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記球状部材は回転可能に前記ペン先部に取り付けられている、情報入力ペン。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記接触部材は、前記ペン本体部のペン先部側の、前記操作者が前記ペン本体部を持ったときに該操作者の指先に接触する位置に取り付けられた筒状導電部材により構成されている、情報入力ペン。
  8. 請求項7に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記筒状導電部材は、そのペン先部側端が前記ペン先部の先端から30mm〜40mm離れるよう配置されている、情報入力ペン。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記タッチパネルは、
    第1の方向に延びる互いに平行な複数の第1電極および第2の方向に延びる互いに平行な複数の第2電極を有し、該複数の第1電極と該複数の第2電極とを立体交差するよう配置した構造を有し、
    前記操作者が持つペン本体部のペン先部が該タッチパネルに接触するあるいは近接するとき、該タッチパネルの該ペン先部が接する部分あるいは最も近接する位置およびその周辺領域で生ずる、該第1電極と該第2電極との交差部分に形成されている静電容量の変化により該操作者による操作位置を検出するものである、情報入力ペン。
  10. 請求項9に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記複数の第1電極の各々は、
    菱形形状の単位電極部を縦方向あるいは横方向に配列して相互に電気的に接続したものであり、
    隣接する第1電極は、一方の第1電極の菱形形状の単位電極部の斜辺と、他方の第1電極の菱形形状の単位電極部の斜辺とが対向するよう配置されており、
    前記複数の第2電極の各々は、菱形形状の単位電極部を横方向あるいは縦方向に配列して相互に電気的に接続したものであり、
    隣接する第2電極は、一方の第2電極の菱形形状の単位電極部の斜辺と、他方の第2電極の菱形形状の単位電極部の斜辺とが対向するよう配置されており、
    該複数の第1電極と該複数の第2電極とは、それぞれの菱形形状の単位電極部が絶縁性部材を介して重なるよう配置されている、情報入力ペン。
  11. 請求項10に記載の情報入力ペンにおいて、
    前記隣接する第1電極は、一方の第1電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチが、他方の第1電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチに対して半ピッチずれるよう配置されており、
    前記隣接する第2電極は、一方の第2電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチが、他方の第2電極の菱形形状の単位電極部の配列ピッチに対して半ピッチずれるよう配置されている、情報入力ペン。
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