JPWO2013047023A1 - 表示装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

表示装置、表示方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

本発明の表示装置(1)は、表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出する表示手段(3)と、表示手段(3)で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、接触によって指定された項目を表示する位置を決定する制御手段(5)とを有する。

Description

本発明は、表示装置、表示方法、およびコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、表示部に入力部の機能が追加されたタッチパネルが多くの情報処理端末に搭載されるようになった。タッチパネルを搭載した情報処理端末では、項目名が記述されたボタンが画面に表示され、ボタンをユーザが指で触れることで、ボタンに対応する項目名の指示を情報処理端末に入力することができる。
ユーザが画面に表示されたボタンを選択する際、ユーザの指がボタンに表示された項目名を隠してしまうということがある。このことは、ユーザが連続して入力している場合や、項目を選択する前に十分に項目名を確認している場合は、大きな問題とはならない。しかし、ユーザが操作に不慣れな場合や操作直前に目線を表示からはずしてしまった場合には、自分の指で項目名が隠れてしまうと、ユーザは何を選択したかわからなくなり不安になる。その不安を解消しようとすると、自分が選択した項目を一旦キャンセルするなどの無駄なやり直しが発生してしまうことがある。また、選択した項目が曖昧なまま実行させてしまうと、ユーザの意図しない機能が実行されてしまうことがある。
上述した課題を少しでも緩和する方法、またはタッチ操作を確実にする方法として、タッチ操作させる部分の表示面積を大きく取り、指で隠れる部分を少なくすることで、視認性を確保する方法が考えられる。しかし、情報処理端末の画面の大きさに限りがあり、表示面積(=タッチ部分)を大きくする方法は、画面に表示できる情報量が少なくなってしまうというデメリットがある。
一方、携帯電話機においても、スマートフォンに代表されるように、タッチパネルを用いた機種が増えている。携帯電話機のうち、スマートフォンではない機種においては、筐体の小型化が常に要求されており、画面の大きさもスマートフォンに比較して制限がある。携帯電話機に搭載される機能は多くなる傾向があり、それに伴って選択可能な項目の数も増加する傾向にある。
機能の増加に伴う選択肢の増加を解決するためには、画面により多くの選択肢を表示することで解消できるが、限られた大きさの画面に、多数の選択肢を表示するためには、表示面積を小さくすることが必要となり、選択肢の表示面積を小さくすると指で表示が隠れてしまうというデメリットが発生する。
上述した問題を解決するための表示方法の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1には、タッチパネルに表示された複数の画像キーのうち、ユーザの指が最も接近した画像キーの項目名を、その画像キーの周辺に吹き出し表示することが開示されている。これにより、ユーザは、自分の指で画像キーの項目名が隠れてしまっても、自分の指がどの画像キーに最も接近しているかを認識することが可能となる。
特開2010−152827号公報(第5図)
特許文献1に開示された表示方法では、ユーザが右手と左手のいずれを使って操作するかなど、操作の状況によりユーザの指や手が吹き出し表示を遮ってしまうことがある。この問題を、図1を参照して説明する。
図1(a)の上側図に示すように項目名「メニュー」が項目の左斜め下に吹き出し表示される場合、ユーザが右手を使って操作すれば問題がないが、図1(a)の下側図に示すように、ユーザが左手を使って操作すると、自分の指で吹き出し表示を遮ってしまうことになる。その反対に、図1(b)の上側図に示すように項目名「メニュー」が項目の右斜め下に吹き出し表示される場合、ユーザが左手を使って操作すれば問題がないが、図1(b)の下側図に示すように、ユーザが右手を使って操作すると、自分の指で吹き出し表示を遮ってしまう。
一方、ユーザが情報処理装置を操作して、吹き出し表示の方向を設定可能であるとしても、ユーザが操作しやすい方の手を変える度に、設定を変更する必要があり、設定変更の手間がかかってしまう。
本発明の目的の一つは、選択する際に指で隠れてしまう項目の視認性を向上させることを可能にした表示装置、表示方法、およびコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することである。
本発明の一側面の表示装置は、表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出する表示手段と、表示手段で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、接触によって指定された項目を表示する位置を決定する制御手段と、を有する構成である。
また、本発明の一側面の表示方法は、表示装置が実行する表示方法であって、表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出し、検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、接触によって指定された項目を表示する位置を決定するものである。
さらに、本発明の一側面のプログラムは、コンピュータに、表示手段から表示範囲に対する操作手段の接触および接近を受信する手順と、表示手段で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、接触によって指定された項目を表示する位置を決定する手順とを実行させるものである。
図1は操作の状況によりユーザの指や手が吹き出し表示を遮ってしまう場合を説明するための図である。 図2は本発明の一実施形態の表示装置の一構成例を示すブロック図である。 図3は第1の実施形態の携帯電話機の一例を示す外観図である。 図4は第1の実施形態の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。 図5は図4に示す表示部の表示範囲に設定されたxy座標の一例を示す図である。 図6Aは吹き出し表示の位置決定方法を説明するための図である。 図6Bは吹き出し表示の位置決定方法を説明するための図である。 図6Cは吹き出し表示の位置決定方法を説明するための図である。 図7は第1の実施形態の携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。 図8は図7に示すステップ102の具体例を示すフローチャートである。 図9Aは吹き出し表示方法の例を示す図である。 図9Bは吹き出し表示方法の例を示す図である。 図9Cは吹き出し表示方法の例を示す図である。 図9Dは吹き出し表示方法の例を示す図である。 図10は選択された項目の情報を拡大表示した場合を説明するための図である。 図11は吹き出し表示する情報が項目名以外の場合の一例を示す図である。 図12は第2の実施形態の表示部に設けられるタッチパネルの一構成例を示す側面図である。 図13は第2の実施形態の表示部のタッチパネルにおける、接触および接近の検出を説明するための図である。
本発明の一実施形態の表示装置の構成を説明する。
図2は本発明の一実施形態の表示装置の一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、表示装置1は、表示手段3と、制御手段5とを有する。表示手段3は、表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出する。操作手段は、ユーザの手やスタイラスなどである。制御手段5は、表示手段3で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、接触によって指定される項目を表示する位置を決定する。ただし、接触の位置と接近の位置は表示手段3の表示範囲で異なっている。
以下に、本発明の表示装置の実施形態を詳しく説明する。実施形態では、本発明の表示装置が、スマートフォンを含む携帯電話機に設けられている場合で説明するが、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistant)、電子ブック、および携帯型ゲーム機を含む携帯端末に設けられていてもよい。また、本発明の表示装置が、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ(以下では、PCと表記する)、または、ノート型PCに設けられてもよい。
(第1の実施形態)
本実施形態の携帯電話機の構成を説明する。図3は本実施形態の携帯電話機の一例を示す外観図であり、図4は本実施形態の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。
なお、本実施形態では、本発明の表示方法に関連する構成について詳しく説明し、携帯電話機の一般的な機能に関する構成およびその動作の説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態の携帯電話機10は、タッチパネルを備えた表示部13と、表示部13に表示される情報が格納される記憶部17と、表示部13および記憶部17を制御する制御部15とを有する。タッチパネルは、例えば、静電容量方式のものである。制御部15は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(不図示)と、プログラムを記憶するメモリ(不図示)とを有する。
図3では、表示部13が、ユーザによって選択された「メニュー」の項目について、項目名を吹き出し表示している例が示されている。図3に示す携帯電話機10では、ユーザが指示を入力するための手段として、表示部13のタッチパネルの他に、複数のキーを含むキー操作部19が設けられている場合を示しているが、キー操作部19の機能を表示部13のタッチパネルが備えていてもよい。
表示部13の表示範囲にxy座標が予め設定されている。表示部13は、ユーザの指の接触を検出すると、接触を検出した位置の座標である接触点座標情報を制御部15に送信する。その際、表示部13は、接触の他に接近があるか否かを調べ、ユーザの手の一部(以下では、「指」の場合で説明する)の接近を検出すると、接近を検出した位置の座標である接近点座標情報を接触点座標情報とともに制御部15に送信する。表示部13における、接近の検出可能な距離は、例えば、表示部13の表面から1〜2cmである。以下では、接触を検出した位置を接触点と称し、接近を検出した位置を接近点と称する。
図5は表示部の表示範囲に設定されたxy座標の一例を示す図である。図5に示すxy座標は、表示範囲の左下を原点にしているが、原点の取り方はこの場合に限らない。また、図5に示す表示範囲では、x軸方向の最大値をwとし、y軸方向の最大値をhとしている。
記憶部17は、ユーザが指示を入力するための入力画面の画像データと、入力画面で選択可能に表示される複数の項目のそれぞれについて表示される範囲のxy座標および項目名の情報と、を含む入力画面情報が格納されている。
制御部15内のメモリ(不図示)には、表示部13の表示範囲に設定されているxy座標の情報と、ユーザが選択した項目の情報について、吹き出し表示の位置を決定するためのテーブルとが予め格納されている。
制御部15は、入力画面を呼び出す旨の指示が入力されると、記憶部17から入力画面情報を読み出し、入力画面情報にしたがって、入力画面を表示部13に表示させる。制御部15は、表示部13から接触点座標情報および接近点座標情報を受信すると、接触点座標情報および接近点座標情報とに基づいて、接触点で選択された項目の項目名の吹き出し表示の位置を決定する。
ここで、吹き出し表示の位置決定方法の具体例を説明する。図6A〜図6Cは吹き出し表示の位置決定方法を説明するための図である。図6Aは表示部に表示された項目をユーザが指で選択している状態を示す上面図である。図6Bは図6Aに示した状態の側面図である。図6Cはユーザの指の接触点および接近点の座標を示す図である。
はじめに、制御部15がユーザの指が表示を遮る方向、つまり、操作手段となる指の方向を判定する方法を説明する。
図6Aおよび図6Bに示すように、ユーザが人差し指を表示部13に接触させたとき、親指が表示部13に接近すると、人差し指の接触および親指の接近が表示部13で検出され、制御部15は、接触点31および接近点33のそれぞれの座標として、接触点座標情報および接近点座標情報を表示部13から受信する。制御部15は、図6Cに示すように、接触点31の座標を(X0,Y0)と特定し、接近点33の座標を(X1,Y1)と特定する。そして、制御部15は、接触点31の座標(X0,Y0)を起点に、接近点33の座標(X1,Y1)を通る半直線の方向を操作手段の方向と判定する。制御部15は、指が表示を遮る方向を判定し、判定結果にしたがって、吹き出しの表示方向を切り替えることで、吹き出し表示が指で隠れない方向に表示させることが可能となる。
続いて、制御部15が操作手段の方向を判定した後、表示部13の表示範囲において、操作手段の方向以外の領域に、吹き出し表示の位置を決定する方法の具体例を説明する。表1は、制御部15内のメモリ(不図示)に保存されているテーブルの一例である。
Figure 2013047023
制御部15は、接触点31の座標を通り、x軸に平行な分割線35およびy軸に平行な分割線37をxy座標に設定することで、表示範囲を4つのサブ領域に分割する。図6Cに示すエリア1〜4が4つのサブ領域に相当する。そして、制御部15は、表1に示すテーブルを参照し、エリア1〜4のうち、接近点33を含むエリアを表示不可エリアに決定し、接近点33を含まないエリアの中から、選択された項目の情報を表示する位置を決定する。
図6Cに示す例では、表1を参照すると、X0<X1、Y0>Y1なので、表示不可エリアはエリア2となり、表示可能エリアは、エリア1、3および4のうち、いずれかのエリアとなる。
なお、ユーザが人差し指を表示部13に接触させたとき、表示部13がユーザの親指以外にも薬指や小指の接近を検出する可能性がある。表示部13が複数の接近を検出した場合においても、接触点を基準にして各接近点に対して、制御部15が、上述した方法の判定を行うことで、表示不可エリアを判定すればよい。その際、複数の接近点に対応して、表示不可エリアが複数ある場合、制御部15は、最初に判定した表示可能エリアから新規に追加される表示不可エリアを除外し、残った表示可能エリアに吹き出し表示すればよい。
また、表示可能エリアが複数ある場合の対応方法として、デフォルト設定として、表示するエリアの優先順位を予め決めておき、制御部15が、複数の表示可能エリアのうち、優先順位の高いエリアに吹き出し表示するようにしてもよい。この場合、制御部15のメモリ(不図示)に記録されたテーブルに優先順位の情報も記述されている。表1で説明すると、表示不可エリア1〜4のそれぞれの場合において、「表示可能エリア」に記載のエリアの順番が優先順位を示し、左側を高順位とする。表示不可エリアがエリア1の場合、表示の優先順位が最も高いのはエリア2となる。
次に、本実施形態の携帯電話機10の動作を説明する。図7は本実施形態の携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。図8は表示位置を決定する方法を示すフローチャートである。ここでは、初期状態として、入力画面が表示部13に表示されている場合とする。
表示部13がユーザの指の接触と接近を検出すると(ステップ101)、接触点座標情報および接近点座標情報を制御部15に送信する。制御部15は、表示部13から接触点座標情報および接近点座標情報を受信すると、入力画面情報を参照し、接触点座標情報からユーザが選択した項目を特定し、接触点座標情報および接近点座標情報に基づいて、特定した項目の項目名の表示位置を決定する(ステップ102)。続いて、制御部15は、ステップ102で決定した位置に、対象となる項目名の吹き出し表示を表示部13に実行させる(ステップ103)。
ステップ102の処理の具体例を、図8のフローチャートを参照して説明する。
制御部15は、接触点の座標を(X0,Y0)と特定し、接近点の座標を(X1,Y1)と特定する。そして、制御部15は、接触点の座標(X0,Y0)を起点に、接近点の座標(X1,Y1)を通る半直線の方向を操作手段の方向と判定する(ステップ201)。
続いて、制御部15は、接触点31の座標を通り、x軸に平行な分割線およびy軸に平行な分割線をxy座標に設定することで、表示範囲を4つのサブ領域(図6Cに示したエリア1〜エリア4)に分割する。そして、制御部15は、表1に示したテーブルを参照し、エリア1〜4のうち、ステップ201で判定した操作手段の方向、つまり、接近点を含むエリアを表示不可エリアに決定し(ステップ202)、接近点を含まないエリアの中から、選択された項目の情報を表示する位置を予め設定された優先順位にしたがって決定する(ステップ203)。
図9A〜図9Dは、制御部15がステップ103の処理を実行した際の吹き出し表示方法の例を示す図である。図に示すX軸とY軸は図5に示したxy座標に対応している。
図9Aは、表示不可エリアがエリア1と判定され、項目名「メニュー」の吹き出しがエリア3に表示されている場合である。図9Bは、表示不可エリアがエリア3と判定され、項目名「メニュー」の吹き出しがエリア1に表示されている場合である。図9Cは、表示不可エリアがエリア4と判定され、項目名「メニュー」の吹き出しがエリア2に表示されている場合である。図9Dは、表示不可エリアがエリア2と判定され、項目名「メニュー」の吹き出しがエリア4に表示されている場合である。
図9A〜図9Dに示すように、ユーザが表示部13に表示される複数の項目について、キートップを模した画面表示に指でタッチした際、タッチした指が項目の画像表示を遮ることで確認できなくなっている項目名が、別の位置に吹き出しで表示される。
吹き出し表示の対象は、数字や文字のキーの種類であってもよく、メニュー等の選択項目として表示される、アイコン、文字および画像等のいずれであってもよい。そして、現在、ユーザが選択している項目のみが、吹き出し内に表示される。
上述の実施形態では、ユーザが選択した項目の項目名を吹き出し表示する場合で説明したが、吹き出し表示以外の他の表示方法であってもよい。例えば、拡大表示してもよい。図10は選択された項目の情報を拡大表示した場合を説明するための図である。
図10(a)に示すように、表示されている項目を単純に拡大表示するだけでは、選択肢が複数表示されてしまうことがあり、図10(a)に示す場合では、入力として有効な選択肢が判別できないことになる。本実施形態では、選択肢の単なる拡大表示とは異なり、図10(b)に示すように、タッチ操作でユーザが入力可能な項目を吹き出し内に表示している。図10(b)に示す方法では、ユーザはタッチ操作で選択している項目を認識できる。
また、上述の実施形態では、ユーザが選択した項目の情報が「項目名」の場合で説明したが、項目が「色」であってもよい。図11は吹き出し表示する情報が項目名以外の場合の一例を示す図である。
色を選択する場合、どの色を選択しているのかユーザにわかるように、図11(a)に示すように表示領域を必要以上に大きくする必要がある。本実施形態では、図11(b)に示すように、現在、ユーザが選択している色を吹き出し内に表示する。この場合、図11(a)に示すように表示領域を必要以上に大きくしなくても、ユーザが選択している色を確認できるようになる。
本実施形態によれば、表示部のタッチパネルに指が接触している位置、およびタッチパネルに指や手が接近している位置を検知することで、吹き出し表示が手で遮られる方向(エリア)を判別し、選択された項目の吹き出し表示をユーザ自身の手で遮られない方向に行っている。そのため、ユーザは、自分が選択している項目を、吹き出し表示で確認することが可能となる。その結果、選択しようとしている項目の視認性が向上する。
また、ユーザに選択可能に表示部に表示される項目がユーザのタッチ操作時に指で隠れてしまうような大きさでデザインされていても、ユーザが何を選択しているかが確認できるため、視認性を確保しつつ、従来よりも表示を高密度化することが可能となる。
また、吹き出し表示で選択可能な項目の内容を表示するため、選択可能な項目の内容を表示するための固定領域を予め確保しておく必要がない。その結果、携帯電話機などの表示画面の大型化に対応しにくい装置にも、本実施形態の表示方法を適用することが可能であり、既存のタッチ操作を考慮していない画面デザインの装置にも、画面デザイン自身を大幅変更することなく適用できる。
さらに、ユーザが携帯電話機を操作して、吹き出し表示の方向について設定変更を行う必要がなく、設定変更の手間がかからない。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態とは、表示部におけるタッチパネルの構成が異なるものである。
本実施形態の携帯電話機の構成を説明する。本実施形態では、第1の実施形態と異なる構成を中心に説明し、第1の実施形態と同様な構成についての詳しい説明を省略する。
本実施形態の携帯電話機は、図2に示した表示部13に、静電容量方式タッチパネルの代わりに、レイヤードタッチパネルが設けられている。レイヤードタッチパネルは、図12に示すように、抵抗膜方式タッチパネル(以下では、下層パネルと称する)41の上に光学方式タッチパネル(以下では、上層パネルと称する)43が重ね合わされている構成である。上層パネル43は、例えば、赤外線走査方式である。図12に示す矢印は赤外線を模式的に示したものである。
下層パネル41は、ユーザの指の接触を検出すると、接触点座標情報を制御部15に送信する。上層パネル43は、ユーザの指の接近を検出すると、接近点座標情報を制御部15に送信する。
図13は、図6A〜図6Cを参照して説明した場合と同様に、ユーザが人差し指を表示部13に接触させたとき、親指が表示部13に接近した場合に、下層パネル41および上層パネル43が接触および接近を検出した状態を示す平面図である。
上層パネル43は、下層パネル41の表示領域を囲むように、表示範囲の対向する2つの辺の一方の辺に複数の赤外線発光素子が設けられ、他方の辺に複数の赤外線受光素子が設けられている。図13に示すように、下層パネル41は、接触点31を検出すると、接触点31の座標情報を制御部15に送信する。上層パネル43は、接近点32および接近点33を検出すると、接近点32、33のそれぞれの座標情報を制御部15に送信する。制御部15は、接触点31の座標情報を下層パネル41から受信し、接近点32および接近点33の座標情報を上層パネル43から受信し、接近点32の座標情報が接触点31の座標情報と所定の範囲で一致することを認識すると、接触点31および接近点33のそれぞれの座標情報に基づいて、第1の実施形態と同様にして、ユーザが選択した項目の吹き出し表示の位置を決定する。
なお、本実施形態の携帯電話機の動作は、制御部15が接触点座標情報を下層パネル31から受信し、接近点座標情報を上層パネル33から受信することを除いて、第1の実施形態と同様になるため、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、操作手段がユーザの指に限らず、ペンなどのスタイラスであっても、第1の実施形態と同様な効果が得られる。操作手段にスタイラスを使用しない場合には、抵抗膜方式タッチパネルの代わりに、静電容量方式タッチパネルを用いてもよい。また、本実施形態に、吹き出し表示の代わりに拡大表示を行うなど、第1の実施形態で説明した内容を適用してもよい。
第1および第2の実施形態では、携帯電話機の場合で説明したが、携帯電話機に限らず、指やスタイラスを使って入力/選択を行うタッチパネルを備えたPDA等の携帯型端末を含む情報処理端末の表示部に、本発明の表示装置を用いることで、視認性を確保しつつ表示の高密度化を図ることができる。
本発明は、本発明の表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに限らず、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明の効果の一例として、選択しようとしている項目の視認性を向上させることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、この出願は、2011年9月26日に出願された日本出願の特願2011−208821の内容が全て取り込まれており、この日本出願を基礎として優先権を主張するものである。
1 表示装置
3 表示手段
5 制御手段
10 携帯電話機
13 表示部
15 制御部

Claims (6)

  1. 表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出する表示手段と、
    前記表示手段で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、該接触によって指定された項目を表示する位置を決定する制御手段と、
    を有する表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置において、
    前記表示手段の表示範囲に、前記接触および接近のそれぞれの位置を特定するためのxy座標が予め設定され、
    前記制御手段は、
    前記xy座標上において前記接触が検出された位置である接触点を起点に、前記接近が検出された位置である接近点を通る半直線の方向を前記操作手段の方向と判定し、前記表示範囲において、前記接触点を起点にして該操作手段の方向と異なる方向の領域に、前記項目を表示する位置を決定する、表示装置。
  3. 請求項2記載の表示装置において、
    前記制御手段は、
    前記接触点を通り、x軸に平行な第1の分割線およびy軸に平行な第2の分割線を前記xy座標に設定することで、前記表示範囲を4つのサブ領域に分割し、該4つのサブ領域のうち前記接近点を含まないサブ領域に、前記項目を表示する位置を決定する、表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の表示装置において、
    前記制御手段は、前記接触の位置と前記接近の位置とに基づいて決定した位置に、前記項目を拡大表示または吹き出し表示する、表示装置。
  5. 表示装置が実行する表示方法であって、
    表示範囲に対する、操作手段の接触および接近を検出し、
    前記検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、該接触によって指定された項目を表示する位置を決定する、表示方法。
  6. コンピュータに、
    表示手段から表示範囲に対する操作手段の接触および接近を受信する手順と、
    前記表示手段で検出された接触の位置と接近の位置とに基づいて、該接触によって指定された項目を表示する位置を決定する手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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