JPWO2012127637A1 - クロック生成回路及びクロック生成回路制御方法 - Google Patents

クロック生成回路及びクロック生成回路制御方法 Download PDF

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Abstract

PLLは、基準クロックを奇数倍の逓倍数で逓倍した出力クロックを生成する。奇数分周器(51)は、出力クロックを前記奇数倍に分周して、第1分周クロックを生成する。分周器(64)は、第1分周クロックを所定倍に分周して第2分周クロックを生成する。偶数分周器(52)は、出力クロックを偶数倍に分周して第3分周クロックを生成する。分周器(65)は、奇数分周器(51)及び分周器(64)による分周比と偶数分周器(52)及び自己による分周比とが一致する分周比で第3分周クロックを分周して第4分周クロックを生成する。周波数検出器(63)は、第2分周クロックと第4分周クロックとの位相又は周波数の比較を行う。制御部は、周波数検出器(63)による比較結果が不一致の場合にPLLの発振周波数を下げる制御を行う。

Description

本発明は、クロック生成回路及びクロック生成回路制御方法に関する。
一般に、PLL(Phase Lock Loop)回路は、基準クロックを逓倍したクロックを生成するために用いられるクロック生成回路である。以下に、PLL回路による、クロックの生成手順を説明する。まず、PLL回路は、基準クロックの入力を受ける。さらに、PLL回路は、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)の出力である高周波クロックを分周器を用いて分周し、予め設定された逓倍比に対応するように分周クロックを生成する。そして、PLL回路は、基準クロックと分周クロックとを、位相周波数比較器(PFD:Phase Frequency Director)を用いて比較する。次に、PLL回路は、位相周波数比較器から出力された誤差信号をアナログ信号に変換し、不要な信号を取り除く。そして、PLL回路は、基準クロックと分周クロックとが同じ周波数及び同じ位相となるように、誤差信号を用いてVCOの発振周波数を制御する。これにより、PLL回路は、VCOから出力されるクロックを所望の逓倍クロックとして生成する。
VCO出力の周波数が高い信号を入力するPLL回路には、異なる分周比を有する複数の分周器が並列に配置されているものがある。そして、PLL回路は、各分周器からの出力のうち適当な分周クロックを有する出力をセレクタによって選択し、後段に出力する。例えば、4逓倍及び5逓倍のように複数の逓倍数を使用するPLL回路では、VCOからの出力に並列に4分周及び5分周の分周器が接続されている。そして、そのようなPLL回路では、その中から使用する分周比を有する分周器を外部からの設定により選択する。
ここで、分周器が正常に動作する上限の動作周波数は、PLL回路を搭載する回路周波数よりも高くすることが一般的である。なぜなら、PLL回路における初期トレーニングでの引き込み過程において、VCOの発振周波数が変動しながらPLL回路が搭載する回路の定常動作周波数へ収束していくからである。ここで、「引き込み過程」とは、例えば、PLL回路が動作を開始して入力信号と出力信号が同期し安定になるまでの過程を指す。
また、PLL回路としては、基準クロックと分周クロックの位相を比較しているだけであるので、分周器の誤動作により誤同期していることを検出することは困難である。そのため、VCO出力に接続される分周器の動作する上限周波数は、PLL回路が誤同期しないように、PLLを搭載する回路の動作周波数よりも高いVCO発振周波数の上限以上であることが要求される。
特開平9−205364号公報
しかしながら、近年、システムを早く動作させるため逓倍数を高くする又は基準クロック周波数を高くするなどの要求に合わせて、PLL回路を搭載する回路の動作周波数が高くなってきている。このように、PLL回路を搭載する回路の動作周波数が高くなることで、PLL内の回路動作マージンは減少してしまう。これにより、PLL回路における定常動作よりもPLL引き込み時の動作マージンを必要とする分周器では、必要なマージンが十分に取れず動作が不安定になるおそれがある。
分周器の動作周波数は、FF(Flip Flop)のセットアップ時間及びホールド時間以上にクロックが速くなり、入力クロックに対してFFの出力が間に合わなくなったときを基準に決定される。そして、FF出力を直接FFへ入力する偶数分周比を持つ分周器よりも、複数のFF出力を入力とする論理回路を通してFF出力をFFへ入力する奇数分周比を持つ分周器の方が、論理回路の遅延時間分の時間がかかる。このため、奇数分周比を持つ分周器は、偶数分周比を持つ分周器よりも長い周期のクロックでしか動作しない。そのため、奇数分周比を持つ分周器は、偶数分周比を持つ分周器に比べて、動作周波数が低い。
そこで、動作周波数が高くなった場合、VCOの発振周波数の変動を受ける分周器のうち、偶数分周比を持つ分周器より先に、奇数分周比を持つ分周器の出力が反転するのが間に合わなくなる。この場合、奇数分周比を持つ分周器は、高い分周比、すなわち低い周波数のクロックを出力してしまうという誤動作を起こす。
この結果、基準クロックと比較する分周クロックが、所望の分周比より高い状態でロックする。つまり、VCO発振周波数は、所望の逓倍数より高いクロック周波数の状態で、PLL回路が誤同期してしまう。そのため、奇数分周比を持つ分周器を有するPLL回路は、偶数分周比を持つ分周器を有するPLL回路と同程度の動作周波数を適用することが困難であった。
開示の技術は、PLLの引き込み時の誤動作を回避するクロック生成回路及びクロック生成回路制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示するクロック生成回路及びクロック生成回路制御方法は、一つの態様において、PLLは、基準クロックを奇数倍の逓倍数で逓倍した出力クロックを生成する。第1分周回路は、前記出力クロックを前記奇数倍に分周して、第1分周クロックを生成する。第2分周回路は、前記第1分周クロックを所定倍に分周して第2分周クロックを生成する。第3分周回路は、前記出力クロックを偶数倍に分周して第3分周クロックを生成する。第4分周回路は、前記第1分周回路及び前記第2分周回路による分周比と前記3分周回路及び自己による分周比とが一致する分周比で前記第3分周クロックを分周して第4分周クロックを生成する。比較器は、前記第2分周クロックと前記第4分周クロックとの位相又は周波数の比較を行う。制御回路は、前記比較回路による比較結果が不一致の場合に前記PLLの発振周波数を下げる制御を行う。
本願の開示するクロック生成回路及びクロック生成回路制御方法の一つの態様によれば、PLLの引き込み時の誤動作を回避できるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るクロック生成回路のブロック図である。 図2は、実施例1に係る分周器及び誤分周検出器の原理図である。 図3は、n=m=2の場合の実施例1に係る分周器及び誤分周検出器の概要図である。 図4は、周波数検出器の一例の図である。 図5−1は、正常動作時の各クロックのタイミングチャートの一例である。 図5−2は、誤動作時の各クロックのタイミングチャートの一例である。 図6は、実施例1に係る制御部のブロック図である。 図7は、各周波数オフセットに対応するVCOによる周波数の調整レンジを表した図である。 図8は、正常な場合の周波数オフセットの変更による発振周波数の調整について説明する図である。 図9は、誤動作が発生した場合の周波数オフセットの変更による発振周波数の調整について説明する図である。 図10は、実施例1に係るクロック生成回路における初期トレーニングの処理のフローチャートである。 図11は、実施例2に係る分周器及び誤分周検出器の原理図である。 図12は、実施例3に係るクロック生成回路のブロック図である。 図13は、実施例3に係る分周器及び分周回路の概略図である。
以下に、本願の開示するクロック生成回路及びクロック生成回路制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示するクロック生成回路及びクロック生成回路制御方法が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係るクロック生成回路のブロック図である。本実施例に係るクロック生成回路は、位相周波数比較器(PFD)1、CP(Charge Pump)2、LPF(Low Pass Filter)3、VCO4、分周器5、誤分周検出器6、制御部7、ロック検出器8、入力端子11及び出力端子12を有している。位相周波数比較器1、CP2、LPF3、VCO4及び分周器5が「PLL」の一例にあたる。
位相周波数比較器1は、入力端子11に外部から入力された基準クロックの入力を受ける。また、位相周波数比較器1は、後述するVCO4が出力した出力クロックを分周したクロック(以下では、「分周クロック」と言う場合がある。)の入力を分周器5から受ける。
そして、位相周波数比較器1は、基準クロックと分周クロックとの位相差及び周波数の差を検出する。次に、位相周波数比較器1は、検出した位相差及び周波数差から誤差信号を生成する。そして、位相周波数比較器1は、生成した誤差信号をCP2へ出力する。
CP2は、誤差信号の入力を位相周波数比較器1から受ける。そして、CP2は、入力された誤差信号をディジタル信号からアナログ信号に変換する。さらに、CP2は誤差信号の電圧を上昇させる。そして、CP2は、アナログ信号に変換した誤差信号をLPF3へ出力する。
LPF3は、アナログ信号に変換された誤差信号の入力をCP2から受ける。そして、LPF3は、入力された誤差信号の高周波成分を遮断し直流化する。そして、LPF3は、生成した直流電圧をVCO4へ出力する。
VCO4は、誤差信号から生成された直流電圧の入力をLPF3から受ける。例えば、基準クロックに対して分周クロックの位相が進んでいればそのズレの大きさに応じた正の電圧が、VCO4に入力され、基準クロックに対して分周クロックの位相が遅れていればそのズレの大きさに応じた負の電圧が、VCO4に入力される。そして、VCO4は、入力された電圧により、基準クロックと分周クロックの位相と周波数が一致するように発振周波数が制御される。そして、VCO4は、発振周波数を有するクロック(以下では、「出力クロック」と言う場合がある。)を出力端子12から出力する。また、VCO4は、出力クロックを分周器5へ出力する。
また、例えば、初期トレーニング時には、VCO4は、周波数オフセットを調整する制御コードの入力を後述する制御部7から受ける。ここで、周波数オフセットを調整する制御コードについて説明する。VCO4は、制御コードで指定された周波数を基準として、特定の周波数レンジで発振周波数の制御を行うことができる。この制御コードは、VCO4の発振周波数のレンジを切り替えるための周波数オフセットを与える。そして、制御コードにより、周波数オフセットが変更されると、VCO4は、その変更された周波数オフセットを基準とするレンジで発振周波数の制御を行う。すなわち、周波数オフセットを調整する制御コードは、VCO4に対してどの範囲で周波数を制御するかを指定する命令である。
VCO4は、受信した制御コードに合わせて、自己の発振周波数を変更する。例えば、使用している周波数オフセットに比べて1つ下の周波数オフセットを使用する制御コードを受けた場合、VCO4は、1つ下のレンジで発振周波数の制御を行う。例えば、VCO4を制御するためのバイナリコードが周波数オフセット毎に割り当てられている場合、VCO4は、1つ下の周波数オフセットを指定するバイナリコードの入力を受けることにより、発振周波数を低くする指示を受ける。ここで、VCO4は、クロック生成回路の起動時には、本実施例では後述するように制御部7から制御コードが与える周波数オフセットの中で真ん中の値の周波数オフセットを与える制御コードの入力を受ける。そして、VCO4は、受信した制御コードに対応した発振周波数のレベルで動作し、その中の初期周波数で発振し、初期周波数を有する出力クロックを出力する。
このように、周波数オフセットが変更されることで、VCO4は、誤同期のロック状態であっても、PLLの引き込みを再度行うことができ、ロック状態を解消することができる。そして、VCO4は、所定の奇数倍比で分周した分周クロックが基準クロックとなるように、出力クロックを制御できる。これにより、VCO4は、基準クロックと分周クロックとを正しく同期することができる。
次に、分周器5と誤分周検出器6について説明する。図2は、実施例1に係る分周器及び誤分周検出器の原理図である。図2に示すように、分周器5は、奇数分周比(2n+1)で出力クロックを分周する奇数分周器51及び偶数分周比(2m)で出力クロックを分周する偶数分周器52を有する。n及びmは1以上の整数である。また、誤分周検出器6は、入力された信号を偶数分周比(2m)で分周する偶数分周器61、入力された信号を奇数分周比(2n+1)に分周する奇数分周器62及び周波数検出器63を有している。ここで、本実施例では、奇数分周器51及び奇数分周器62の分周比は同じ値(2n+1)である。また、本実施例では、偶数分周器52及び偶数分周器61の分周比は同じ値(2m)である。
ここで、図3を参照して、分周器5と誤分周検出器6についてより具体的に説明する。図3は、n=m=2の場合の実施例1に係る分周器及び誤分周検出器の概要図である。n及びmは1以上の整数であればどのような値を取ることもできるが、本実施例では、n=m=2の場合、すなわち、奇数分周比が5であり、偶数分周比が4である場合で説明する。図3に示すように、本実施例では、分周器5は、奇数分周器51として5分周器501を有しており、偶数分周器52として4分周器502を有している。さらに、本実施例では、分周器5は、5分周の分周クロック又は4分周の分周クロックのいずれか一方を基準クロックとの比較に用いるクロックとして出力できるように、セレクタ53を有している。
5分周器501は、VCO4から出力された出力クロックの入力を受ける。そして、5分周器501は、受信した出力クロックを5分周して、出力クロックの5倍の周波数を有する分周クロックを生成する。そして、5分周器501は、生成した分周クロックをセレクタ53へ出力する。また、5分周器501は、生成した分周クロックを誤分周検出器6の4分周器601へ出力する。この5分周器501が、「第1分周回路」の一例にあたる。
4分周器502は、VCO4から出力された出力クロックの入力を受ける。そして、4分周器502は、受信した出力クロックを4分周して、出力クロックの4倍の周波数を有する分周クロックを生成する。そして、4分周器502は、生成した分周クロックをセレクタ53へ出力する。また、4分周器502は、生成した分周クロックを誤分周検出器6の5分周器602へ出力する。この4分周器502が、「第3分周回路」の一例にあたる。
操作者は、使用する分周比を決定し、その決定した分周比を有する分周クロックの出力を指示する分周比選択制御信号をライン54からセレクタ53に入力する。これにより、セレクタ53は、ライン54を介して分周比選択制御信号の入力を受ける。
そして、セレクタ53は、出力クロックの5倍の周波数を有する分周クロックを5分周器501から受ける。また、セレクタ53は、出力クロックの4倍の周波数を有する分周クロックを4分周器502から受ける。
そして、セレクタ53は、分周比選択制御信号によって指定された分周比を有する分周クロックを選択する。そして、セレクタ53は、選択した分周クロックを位相周波数比較器1へ出力する。このように、本実施例に係る分周器5は、5分周した分周クロックと4分周した分周クロックのいずれかを選択して基準クロックとの比較に用いることができる。したがって、本実施例に係るクロック生成回路は、基準周波数の4倍の周波数を持つクロックと5倍の周波数を持つクロックを生成することができる。また、奇数分周器からの分周クロックのみを基準クロックとの比較に用いる構成でも、奇数分周器の誤同期を検知することはできる。
次に、誤分周検出器6は、図3に示すように、偶数分周器61として4分周器601を有しており、奇数分周器62として5分周器602を有している。
4分周器601は、出力クロックを5分周した分周クロックの入力を5分周器501から受ける。そして、4分周器601は、受信した分周クロックを4分周して分周クロックを生成する。すなわち、4分周器601は、出力クロックを5分周した後、さらに4分周したクロック(以下では、「5×4分周クロック」と言う場合がある。)を生成する。そして、4分周器601は、生成した分周クロックを周波数検出器63へ出力する。この4分周器601が、「第2分周回路」の一例にあたる。
5分周器602は、出力クロックを4分周した分周クロックの入力を4分周器502から受ける。そして、5分周器602は、受信した分周クロックを5分周して分周クロックを生成する。すなわち、5分周器602は、出力クロックを4分周した後、さらに5分周したクロック(以下では、「4×5分周クロック」と言う場合がある。)を生成する。そして、5分周器602は、生成した分周クロックを周波数検出器63へ出力する。この5分周器602が、「第4分周回路」の一例にあたる。
周波数検出器63は、5×4分周クロックの入力を4分周器601から受ける。また、周波数検出器63は、4×5分周クロックの入力を5分周器602から受ける。そして、周波数検出器63は、5×4分周クロックと4×5分周クロックとの周波数の差の有無から、誤動作が発生しているか否かを判定する。周波数検出器63は、判定結果を制御部7に出力する。この周波数検出器63が、「比較回路」の一例にあたる。
図4は、周波数検出器の一例の図である。本実施例では、図4に示すように、周波数検出器63にD−FF(D型Flip Flop)630を用いた場合を例に説明する。
D−FF630のD入力631として、5×4分周クロックが入力されている。また、D−FF630のC入力632として、4×5分周クロックが入力される。そして、D−FF630は、4×5分周クロックの波形を、5×4分周クロックの立下りのエッジで取り込む。ここで、5×4分周クロックと4×5分周クロックの周波数が異なっている場合、出力の論理レベルは、「High」であったり「Low」であったりして不定となる。そこで、D−FF630は、Q出力633として論理レベルが不定となる信号を出力する。また、D−FF630は、出力の論理レベルが一定の場合、すなわち、出力の論理レベルが常に「High」又は「Low」のいずれかとして検出される場合、D−FF630は、「High」又は「Low」のいずれかを検出した論理レベルをQ出力633として出力する。ここで、本実施例では、4×5分周クロックの波形を、5×4分周クロックの立下りのエッジで取り込んでいるが、これは逆でもよい。すなわち、4×5分周クロックの波形を、5×4分周クロックの立下りのエッジで取り込んでもよい。このようにしても、D−FF630は、周波数の差を検出することはできる。
ここで、図5−1及び図5−2を参照して、正常動作時及び誤動作時の各クロックの状態について説明する。図5−1は、正常動作時の各クロックのタイミングチャートの一例である。また、図5−2は、誤動作時の各クロックのタイミングチャートの一例である。
図5−1における、クロック201はVCO4からの出力クロックである。また、クロック202は、4分周器502により出力クロックが4分周された後の分周クロックである。また、クロック203は、5分周器501により出力クロックが5分周された後の分周クロックである。また、クロック204は、4×5分周クロックである。また、クロック205は、5×4分周クロックである。そして、グラフ206は、D−FF630により判定された論理レベルを表している。
正常動作時であれば、4分周器502は、クロック202のように、出力クロックを4分周したクロックを正確に出力する。また、5分周器501は、クロック203のように、出力クロックを5分周したクロックを正確に出力する。そこで、出力クロックを4分周した後に、5分周した4×5分周クロックも、出力クロックを5分周した後に、4分周した5×4分周クロックも、分周の順番が違うだけで、同じ周波数を持つことになる。そのため、正常動作の場合には、図5−1のクロック204とクロック205に示すように、それぞれの周波数が同じになる。そうだとすると、4×5分周クロックの立下り(例えば、点線207で表される位置)は、5×4分周クロックにおける同じ位相の位置にあたる。そこで、例えば、クロック204の立下りの位置における、クロック205の論理レベルは、クロック205上の点線207との交点である点208のように、常に「High」になっている。したがって、D−FF630は、正常動作時には、例えば、グラフ206のように論理レベルとして「High」を常に出力することになる。
図5−2における、クロック301はVCO4からの出力クロックである。また、クロック302は、4分周器502により出力クロックが4分周された後の分周クロックである。また、クロック303は、5分周器501により出力クロックが5分周された後の分周クロックである。また、クロック304は、4×5分周クロックである。また、クロック305は、5×4分周クロックである。そして、グラフ306は、D−FF630により判定された論理レベルを表している。
これに対して、誤動作は、5分周器501に5分周器501の動作周波数の上限を超えるクロックが入力されることで発生する。そのため、誤動作時には、4分周器502は、クロック302のように、出力クロックを4分周したクロックを正確に出力する。これに対して、5分周器501は、クロック303のように、出力クロックを4分周したクロックを正しく出力できない。このため、出力クロックを4分周した後に、5分周した4×5分周クロックと、出力クロックを5分周した後に、4分周した5×4分周クロックとの周波数が異なってしまう。そこで、誤動作の場合には、図5−2のクロック304とクロック305に示すように、それぞれの周波数が異なる。そのため、4×5分周クロックの立下り(例えば、点線307及び点線308で表される位置)は、5×4分周クロックにおける位相の異なる位置にあたることがある。そのため、例えば、クロック304の立下りの位置における、クロック305の論理レベルが、クロック305上の点線307との交点である点308のように、「High」になる場合がある。クロック305上の点線307との交点である点208のように、クロック305の論理レベルが「Low」になる場合がある。また、そこで、D−FF630は、誤動作時には、例えば、グラフ306のように「High」や「Low」が混在する論理レベルを出力することになる。
そして、周波数検出器63は、D−FF630からの出力から、誤動作が発生しているか否か判定する。すなわち、周波数検出器63は、D−FF630からの出力の論理レベルが不定の場合、誤動作が発生していると判定する。また、周波数検出器63は、D−FF630からの出力の論理レベルが一定の場合、誤動作が発生していないと判定する。そして、周波数検出器63は、判定結果を制御部7へ出力する。
ロック検出器8は、分周器5から出力される分周クロック及び基準クロックの入力を受ける。そして、ロック検出器8は、分周クロックと基準クロックとの位相及び周波数が一致していない場合には、アンロックであると判定する。そして、ロック検出器8は、アンロックを制御部7に通知する。また、ロック検出器8は、分周クロックと基準クロックとの位相及び周波数が一致した場合に、ロックしたと判定する。そして、ロック検出器8は、ロックした旨を制御部7に通知する。
図6は、実施例1に係る制御部のブロック図である。図6に示すように、制御部7は、カウンタ71、ロック判定部72、初期トレーニング制御部73、VCO制御コード生成部74及び記憶部75を有している。この制御部7が、「制御回路」の一例にあたる。
カウンタ71は、基準クロックの入力を受ける。そして、カウンタ71は、基準クロックの周波数に同期した信号をロック判定部72へ出力する。
ロック判定部72は、ロック検出結果及び分周クロックの入力をロック検出器8から受ける。ここで、ロック判定部72は、ロック検出結果がアンロックの場合、基準クロックに対して分周クロックが高いか低いかの情報もロック検出器8から受信する。また、ロック判定部72は、カウンタ71から基準クロックの周波数に同期した信号の入力を受ける。さらに、ロック判定部72は、誤分周検出の結果、すなわち、誤動作が発生しているか否かの判定結果を誤分周検出器6から受ける。
そして、ロック判定部72は、ロック検出器8から受信したロック検出結果がロックの場合、分周クロックがカウンタ71から入力された同期信号と同期しているか否かにより、出力クロックが安定しているか否かを判定する。そして、ロック判定部72は、出力クロックが安定していると判定すると、誤分周検出器6から受信した誤分周結果において誤動作が発生しているとされているか否かを判定する。誤動作が発生している場合、ロック判定部72は、アンロックと判定し、アンロックを初期トレーニング制御部73に通知する。このとき、ロック判定部72は、誤動作が発生した旨の通知も初期トレーニング制御部73へ通知する。これに対して、誤分周結果において誤動作が発生していない場合、ロック判定部72は、ロックを初期トレーニング制御部73へ通知する。
また、ロック判定部72は、ロック検出器8から受信したロック検出結果がアンロックの場合、アンロックを初期トレーニング制御部73へ通知する。このとき、ロック判定部72は、基準クロックに対して分周クロックが高いか低いかの情報も初期トレーニング制御部73へ通知する。
初期トレーニング制御部73は、例えば、VCO4の発振周波数を制御する制御コードと周波数オフセットとの対応関係を記憶している。例えば、制御コードを2ビットのバイナリコードとした場合で説明する。例えば、初期トレーニング制御部73は、コード00、01、10及び11の順に、周波数オフセットが低くなるコードとして記憶している。そして、クロック生成回路の起動時、初期トレーニング制御部73は、例えば、記憶しているバイナリコードと発振周波数との対応の中から、周波数オフセットのうち真ん中の周波数オフセットを用いるようにVCO4を制御するバイナリコードを生成するようにVCO制御コード生成部74に指示する。例えば、初期トレーニング制御部73は、2ビットのバイナリコードの場合、クロック生成回路の起動時には、コード「01」を生成するようにVCO制御コード生成部74に指示する。
さらに、クロック生成回路の起動後、初期トレーニング制御部73は、ロック又はアンロックの結果の入力をロック判定部72から受ける。そして、アンロックの場合、初期トレーニング制御部73は、誤動作の検出又は基準クロックに対する分周クロックが高いか低いかの情報の入力をロック判定部72から受ける。
初期トレーニング制御部73は、アンロックの通知及び誤動作の検知の情報をロック判定部72から受信すると、周波数オフセットを1つ下げるバイナリコードを生成するようにVCO制御コード生成部74へ指示する。また、初期トレーニング制御部73は、アンロックの通知及び基準クロックに対する分周クロックの高低の情報を受信すると、周波数のオフセットの変更が必要か否かを判定する。そして、周波数のオフセットの変更が必要な場合、初期トレーニング制御部73は、受信した周波数の高低に合わせて、周波数オフセットを変更するバイナリコードを生成するようにVCO制御コード生成部74へ指示する。例えば、基準クロックに対する分周クロックが低い場合、初期トレーニング制御部73は、周波数オフセットを1つ上げるバイナリコードを生成するようにVCO制御コード生成部74へ指示する。
初期トレーニング制御部73は、ロック判定部72からロックの通知を受信すると、初期トレーニングを終了する。
ここで、本実施例では、初期トレーニング制御部73は、周波数オフセットのうちの真ん中の値の周波数オフセットを与える制御コードによりVCO4を制御し、その後、周波数オフセットの調整を実行しているが、これは他の方法でもよい。例えば、初期トレーニング制御部73は、一番低い周波数オフセットを与えるように基準発振周波数にVCO4を制御し、その後、徐々に周波数オフセットを上げていく制御を行っても良い。
また、本実施例では、初期トレーニング制御部73は、ロック検出器8が検出した基準クロックに対する分周クロックの周波数の高低を用いて、発振周波数の制御を行っているがこれは他の方法でもよい。例えば、初期トレーニング制御部73は、単にアンロックの情報のみを受けるだけで、さらに基準クロックと分周クロックの入力を受けることで、周波数の差を算出してもよい。また、初期トレーニング制御部73は、周波数が高い方に振れているか低いほうに振れているかの情報をLPF3から受信し、その情報を基に、VCO4の周波数オフセットを制御してもよい。
ここで、図7〜9を用いて、周波数オフセットの調整について説明する。図7は、各周波数オフセットに対応するVCOによる周波数の調整レンジを表した図である。また、図8は、正常な場合の周波数オフセットの変更による発振周波数の調整について説明する図である。また、図9は、誤動作が発生した場合の周波数オフセットの変更による発振周波数の調整について説明する図である。
図7は、横軸により電圧を表し、縦軸により周波数を表している。また、図8及び図9は、縦軸によって電圧を表し、横軸によって時間を表している。
図7の線401は、コード「00」が与えられた場合の、VCO4による周波数の調整をしている。線402は、コード「01」が与えられた場合の、VCO4による周波数の調整をしている。線403は、コード「10」が与えられた場合の、VCO4による周波数の調整をしている。線404は、コード「11」が与えられた場合の、VCO4による周波数の調整をしている。そして、点線405は、分周クロックが基準クロックに一致する出力クロックの周波数(ここでは、「調整値」と言う。)を表している。すなわち、VCO4は、出力クロックを点線405に一致させるように制御する。ここで、例えば、線401のように、周波数オフセットによっては、VCO4が出力できる発振周波数が調整値より高くなってしまう場合がある。この場合、VCO4は、調整値に一致するように出力周波数を制御できない。そこで、初期トレーニング制御部73は、例えば、周波数オフセットを下げるように制御する。具体的には、使用しているコードが「00」であった場合、初期トレーニング制御部73は、「01」のコードを使用するよう制御する。
図8の点線408は閾値電圧を表している。例えば、図8に示すように、コード「00」を用いてVCO4を制御した場合、電圧406のように閾値電圧よりも電圧が上回ったとする。VCO4に印加される電圧が閾値電圧を上回った場合、VCO4は、発振周波数を調整値に近づけることができなくなる。そこで、この場合、初期トレーニング制御部73は、VCO4の発振周波数が高いと判定する。そして、初期トレーニング制御部73は、調整用オフセットを1つ下げるコード「01」を用いてVCO4を制御する。この場合、電圧407のように、電圧が閾値電圧を下回ることになる。この手順を繰り返すことで、正常な場合には、初期トレーニング制御部73は、制御電圧の中央にVCO4に印加する電圧を近づけていき、調整値にVCO4の発振周波数を近づけていく。
これに対して、誤動作が発生した場合、実際の周波数よりも低い周波数の分周クロックが出力される。この場合、図9に示す電圧409のように、コード「00」を用いて制御した場合のVCO4の出力クロックの周波数が点線408で示される閾値電圧よりも低いと認識されるおそれがある。この場合、初期トレーニング制御部73は、VCO4の発振周波数が低いと判定する。そして、コード「00」は周波数オフセットが一番高いコードなので、コード「00」を用いてVCO4を制御した状態が高域の限界値である。この場合、これ以上VCO4に印加する電圧を上げることができないので、初期トレーニング制御部73は、周波数オフセット調整の制御を終了してしまう。そこで、本実施例では、図9に示す様な誤動作が発生した場合、その誤動作を検出して、初期トレーニング制御部73に周波数オフセットを1つ下げるコード用いてVCO4を制御させることで、図9の状態を解消して、再度図8の状態の調整を行わせる。このようにすることで、初期トレーニング制御部73は、誤動作が発生しても、その状態で制御が終了してしまうことが回避でき、適切な値に出力クロックを調整することができる。
VCO制御コード生成部74は、制御コードの生成の指示を初期トレーニング制御部73から受ける。そして、VCO制御コード生成部74は、初期トレーニング制御部73から指示された制御コードを生成する。そして、VCO制御コード生成部74は、記憶部75へ記憶させる。
制御部7は、記憶部75に記憶されている制御コードをVCO4へ出力する。
そして、分周クロックが基準クロックと正常に同期しPLLがロックした場合、制御部7は、初期トレーニングの処理を終了する。ここで、初期トレーニングが完了すれば、誤分周検出器6は誤動作を検出する処理を停止してもよい。
次に、図10を参照して、本実施例に係るクロック生成回路における初期トレーニングの処理について説明する。図10は、実施例1に係るクロック生成回路における初期トレーニングの処理のフローチャートである。
VCO4は、初期周波数を有する出力クロックを出力する(ステップS101)。位相周波数比較器1は、フリーランニング周波数を有する出力クロックを指定された分周比に分周した分周クロックを受信する。
また、位相周波数比較器1は、基準クロックを受信する(ステップS102)。
位相周波数比較器1は、受信した分周クロックと基準クロックとの位相及び周波数を比較する(ステップS103)。
VCO4は、位相周波数比較器1の比較結果に応じて、発振周波数の制御を行う(ステップS104)。
そして、VCO4は、制御された発振周波数を有する出力クロックを出力する(ステップS105)。
また、分周器5は、4分周器502により出力クロックを4分周したクロックを生成し、5分周器501により出力クロックを5分周したクロックを生成する(ステップS106)。
また、分周器5は、分周比選択制御信号により指定された分周比を有する分周クロックを位相周波数比較器1へ出力する(ステップS107)。
次に、誤分周検出器6は、出力クロックを4分周したクロック及び出力クロックを5分周したクロックの入力を分周器5から受ける。そして、誤分周検出器6は、出力クロックを4分周したクロックを5分周器602で分周し、4×5分周クロックを生成する。また、誤分周検出器6は、出力クロックを5分周したクロックを4分周器602で分周し、5×4分周クロックを生成する(ステップS108)。
制御部7は、ロックが検出されたか否かを判定する(ステップS109)。アンロックと判定された場合(ステップS109否定)、制御部7は、分周クロックと基準クロックとの差から周波数オフセットの変更が必要か否かを判定する(ステップS110)。制御部7は、周波数オフセットの変更が不要と判定した場合(ステップS110否定)、ステップS102へ戻る。これに対して、周波数オフセットの変更が必要な場合(ステップS110肯定)、制御部7は、分周クロックと基準クロックとの差に合わせて周波数オフセットを変更し(ステップS111)、ステップS102へ戻る。
一方、ロックが検出された場合(ステップS109肯定)、そして、誤分周検出器6の周波数検出器63は、4×5分周クロックと5×4分周クロックとの周波数の差を検出する。そして、周波数検出器63は、周波数検出器63から入力された4×5分周クロックと5×4分周クロックとの周波数の差から、誤動作が発生しているか否かを判定する(ステップS112)。誤動作が発生している場合(ステップS112肯定)、制御部7は、VCO4の周波数オフセットを1つ下げるよう制御する(ステップS113)。
これに対して、誤動作が発生していない場合(ステップS112否定)、制御部7は、初期トレーニングの処理を終了する。
以上に説明したように、本実施例に係るクロック生成回路は、出力クロックを奇数倍に分周したクロック及び偶数倍に分周したクロックを生成し、さらに、それらを互いの分周比でさらに分周することで、4×5分周クロックと5×4分周クロックを生成する。そして、本実施例に係るクロック生成回路は、4×5分周クロックと5×4分周クロックの周波数を比較することで、奇数分周器の誤動作を検出し、VCOの発振周波数を下げる。これにより、本実施例に係るクロック生成回路は、動作周波数の上限を超えたクロックが奇数分周器に入力され、出力クロックが高い状態でロックしてしまった場合にも、奇数分周器に入力されるクロックを動作周波数内のクロックに抑えることができる。すなわち、出力クロックが高い状態でロックしてしまっても、出力クロックの調整を継続し、正確な値に出力クロックを調整することができる。したがって、本実施例に係るクロック生成回路は、PLLの引き込み時の誤動作を軽減することができる。
図11は、実施例2に係る分周器及び誤分周検出器の原理図である。本実施例に係るクロック生成回路は、分周器に配置される奇数分周比及び誤分周検出器に配置される奇数分周比の分周比、並びに分周器に配置される偶数分周比及び誤分周検出器に配置される偶数分周比の分周比を異ならせたことが実施例1と異なるものである。そこで、以下では、分周比及び誤分周検出器について主に説明する。本実施例に係るクロック生成回路も、図1で表される。そして、本実施例に係るクロック生成回路において、同じ符号を有する各部は、特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
図11に示すように、本実施例に係る分周器5は、奇数分周比(2n+1)に出力クロックを分周する奇数分周器51及び偶数分周比(2m)に出力クロックを分周する偶数分周器52を有する。また、誤分周検出器6は、入力された信号をpに分周する分周器64、入力された信号をqに分周する分周器65及び周波数検出器63を有している。ここで、pとqは、分周器64及び分周器65から周波数検出器へ入力される分周クロックが同じ周波数を有する正の整数であれば特に制限はない。すなわち、p(2n+1)=q(2m)を満たす正の整数であればよい。
分周器64は、出力クロックを2n+1分周した分周クロックの入力を奇数分周器51から受ける。そして、分周器64は、受信した分周クロックをp分周して分周クロックを生成する。すなわち、分周器64は、出力クロックを2n+1分周した後、さらにp分周したクロックを生成する。そして、分周器64は、生成した分周クロックを周波数検出器63へ出力する。この分周器64が、「第2分周回路」の一例にあたる。
分周器65は、出力クロックを2m分周した分周クロックの入力を偶数分周器52から受ける。そして、分周器65は、受信した分周クロックをq分周して分周クロックを生成する。すなわち、分周器65は、出力クロックを2m分周した後、さらにq分周したクロックを生成する。そして、分周器65は、生成した分周クロックを周波数検出器63へ出力する。この分周器65が、「第4分周回路」の一例にあたる。
周波数検出器63は、分周器64が生成した分周クロック及び分周器65が生成した分周クロックの入力をそれぞれ分周器64及び分周器65から受ける。そして、周波数検出器63は、分周器64が生成した分周クロックと分周器65が生成した分周クロックとの周波数の差の有無を判定する。周波数検出器63は、判定結果を制御部7に出力する。
ここで、pとqは、上述したように分周器64及び分周器65から周波数検出器へ入力される分周クロックが同じ周波数を有するように設定されている。そこで、正常動作時であれば、周波数は一致し、周波数検出器63は、分周器64が生成した分周クロックと分周器65が生成した分周クロックとの周波数の差が無いこと示す信号を制御部7に出力することになる。これに対して、誤動作時であれば、分周器64が生成した分周クロックと分周器65が生成した分周クロックとの周波数が一致しない。その場合、周波数検出器63は、分周器64が生成した分周クロックと分周器65が生成した分周クロックとの周波数の差が有ること示す信号を制御部7に出力することになる。したがって、実施例2の場合にも、誤動作を実施例1と同様に検出することができる。
以上に説明したように、本実施例に係るクロック生成回路は、誤分周検出器6に配置する分周器の選択の自由度が高くなる。これにより、誤分周検出器6の設計の自由度をより高くすることが可能となる。
図12は、実施例3に係るクロック生成回路のブロック図である。また、図13は、実施例3に係る分周器及び分周回路の概略図である。本実施例に係るクロック生成回路は、VCO4の出力が複数位相であり、その複数の位相の出力を用いて誤動作を検出することが実施例1と異なるものである。そこで、以下では、分周比及び誤分周検出器について主に説明する。そして、図12において、図1と同じ符号を有する各部は、特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
図12に示すように、本実施例では、VCO出力が2位相である場合で説明する。VCO4は、正転信号(位相0°)である出力クロックを出力端末121へ出力する。また、VCO4は、正転信号との位相差が180°である反転信号である出力クロックを出力端末122へ出力する。さらに、VCO4は、正転信号ある出力クロック及び反転信号である出力クロックを分周器5へ出力する。
本実施例に係る分周器5は、図13に示すように、5分周器503、4分周器504、セレクタ53を有している。また、誤分周検出器6は、4分周器603、5分周器604及び周波数検出器63を有している。
5分周器503は、正転信号(位相差0°)である出力クロックの入力をライン55から受ける。そして、5分周器503は、出力クロックを分周比5で分周したクロックを生成する。そして、5分周器503は、生成したクロックをセレクタ53及び誤分周検出器6の4分周器603へ出力する。
4分周器504は、反転信号(位相差180°)である出力クロックの入力をライン56から受ける。そして、4分周器504は、出力クロックを分周比4で分周したクロックを生成する。そして、4分周器504は、生成したクロックをセレクタ53及び誤分周検出器6の5分周器604へ出力する。
4分周器603は、5分周器503から正転信号である出力クロックを分周比5で分周したクロックの入力を受ける。そして、4分周器603は、受信したクロックを分周比4で分周し分周クロック(以下では、「5×4分周正転クロック」と言う場合がある。)を生成する。そして、4分周器603は、生成した5×4分周正転クロックを周波数検出器63へ出力する。
5分周器604は、4分周器504から反転信号である出力クロックを分周比4で分周したクロックの入力を受ける。そして、5分周器604は、受信したクロックを分周比5で分周し分周クロック(以下では、「4×5分周反転クロック」と言う場合がある。)を生成する。そして、5分周器604は、生成した4×5分周反転クロックを周波数検出器63へ出力する。
周波数検出器63は、5×4分周正転クロックの入力を4分周器603から受ける。また、周波数検出器63は、4×5分周反転クロックの入力を5分周器604から受ける。そして、周波数検出器63は、4×5分周反転クロックの立下りにおける5×4分周正転クロックのレベルから周波数に差が有るか否かを判定する。そして、周波数検出器63は、判定結果を制御部7へ出力する。
以上に説明したように、本実施例に係るクロック生成回路は、位相が異なる出力クロックを用いて誤動作の検出を行うことができる。これにより、より多くの種類の信号を誤動作の検出に用いることができ、クロック回路の設計の自由度をより高くすることができる。
1 位相周波数比較器
2 CP(Charge Pump)
3 LPF(Low Pass Filter)
4 VCO(Voltage Controlled Oscillator)
5 分周器
6 誤分周検出器
7 制御部
8 ロック検出器
51 奇数分周器
52 偶数分周器
53 セレクタ
61 偶数分周器
62 奇数分周器
63 周波数検出器
64、65 分周器
71 カウンタ
72 ロック判定部
73 初期トレーニング制御部
74 VCO制御コード生成部
75 記憶部

Claims (9)

  1. 基準クロックを奇数倍の逓倍数で逓倍した出力クロックを生成するPLLと、
    前記出力クロックを前記奇数倍に分周して、第1分周クロックを生成する第1分周回路と、
    前記第1分周クロックを所定倍に分周して第2分周クロックを生成する第2分周回路と、
    前記出力クロックを偶数倍に分周して第3分周クロックを生成する第3分周回路と、
    前記第1分周回路及び前記第2分周回路による分周比と前記第3分周回路及び自己による分周比とが一致する分周比で前記第3分周クロックを分周して第4分周クロックを生成する第4分周回路と、
    前記第2分周クロックと前記第4分周クロックとの位相又は周波数の比較を行う比較回路と
    前記比較回路による比較結果が不一致の場合に前記PLLの発振周波数を下げる制御を行う制御回路と
    を有することを特徴とするクロック生成回路。
  2. 前記第2分周回路は、前記偶数倍に分周し、
    前記第4分周回路は、前記奇数倍に分周する
    ことを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  3. 前記制御回路は、前記比較回路による比較結果が不一致の場合、前記PLLが有するVCOの発振周波数を下げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  4. 前記制御回路は、前記比較回路による比較結果が不一致の場合、前記PLLが有するVCOの周波数オフセットを下げることで、VCOの発振周波数を下げることを特徴とする請求項3に記載のクロック生成回路。
  5. 前記比較回路は、前記第4分周クロック又は前記第2分周クロックのいずれか一方のエッジにおける他方の論理レベルに基づいて、位相又は周波数の比較結果の不一致を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のクロック生成回路。
  6. 位相状態がロック状態であることを検出するロック検出器をさらに備え、
    前記制御回路は、前記ロック検出器がロック状態を検出しており、且つ前記第2分周クロックと前記第4分周クロックとの位相又は周波数の比較結果が一致しない場合、前記PLLの発振周波数を下げ、且つクロックの引き込みを再度行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  7. 前記PLLは、位相の異なる第1出力クロック及び第2出力クロックを生成し、
    前記第1分周回路は、前記第1出力クロックから前記第1分周クロックを生成し、
    前記第3分周回路は、前記第2出力クロックから前記第3分周クロックを生成する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のクロック生成回路。
  8. 基準クロックを奇数倍の逓倍数で逓倍した出力クロックを生成し、
    前記出力クロックを前記奇数倍に分周して、第1分周クロックを生成し、
    前記第1分周クロックを所定倍に分周して第2分周クロックを生成し、
    前記出力クロックを偶数倍に分周して第3分周クロックを生成し、
    前記第3分周クロックを分周して、出力クロックに対する分周比が、前記第2分周クロックの出力クロックに対する分周比に一致する第4分周クロックを生成し、
    前記第2分周クロックと前記第4分周クロックとの位相又は周波数の比較を行い、
    比較結果が不一致の場合に前記PLLの発振周波数を下げる
    ことを特徴とするクロック生成回路制御方法。
  9. 基準クロックと入力された他のクロックとを比較する位相比較器と、
    前記位相比較器による比較結果を基に発振周波数を変更し前記基準クロックを奇数倍した出力クロックを生成するVCOと、
    前記VCOが生成した前記出力クロックを前記奇数倍に分周して、第1分周クロックを生成し、且つ該第1分周クロックを前記位相比較器に入力するする第1分周回路と、
    前記第1分周クロックを所定倍に分周して第2分周クロックを生成する第2分周回路と、
    前記VCOが生成した前記出力クロックを偶数倍に分周して第3分周クロックを生成する第3分周回路と、
    前記第1分周回路及び前記第2分周回路による分周比と前記第3分周回路及び自己による分周比とが一致する分周比で前記第3分周クロックを分周して第4分周クロックを生成する第4分周回路と、
    前記第2分周クロックと前記第4分周クロックとの位相又は周波数の比較を行う比較回路と
    前記比較回路による比較結果が不一致の場合に前記PLLの発振周波数を下げる制御を行う制御回路と
    を有することを特徴とするクロック生成回路。
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