JPWO2012043300A1 - 情報提供サーバ、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
本発明は、ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部とを有する情報提供サーバである。
Description
本発明は、情報提供サーバ、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムに関する。
街を訪れた人に広告などを含む地域情報を提供することによって、その人をうまく店舗等に誘導し、街での滞留時間を伸ばし、街全体を活性化させる取り組みが検討されている。例えば、特許文献1には、ユーザの行動圏内の地域情報を、情報データベースから抽出し、編集してユーザ端末に送信することで、地域の店舗におけるユーザの商品購入及びサービス利用を促進し、地域経済を活性化させる、地域活性化システムが記載されている。
また、GPS(Global Positioning Systems)などを利用して来訪者の移動経路などの履歴情報を収集・蓄積し、履歴情報を利用して、より来訪者のニーズにマッチする地域情報を提供することも検討されている。例えば、特許文献2における広告提供システムでは、端末装置が、街中に配置された無線LANのアクセスポイント装置が放出している電波ビーコンを検知して、SSIDの履歴を蓄積し、所定のタイミングで当該履歴をサーバ装置に送信すると、サーバ装置は、当該履歴に含まれるSSIDに対応付けられた広告情報を端末装置に送信する。
更に、指定した位置に対応する情報を提供する場合に、同一位置に複数の異なる情報提供エリアを定義する場合に、空間検索の効率向上や、複数サービスを考慮したエリア情報の管理を考慮した発明も提案されている。例えば、特許文献3の発明は、「R*−tree」に基づく多段のインデックス構造を利用し、最小包囲矩形(MBR)で表現された各エリアの中から候補となるエリアを高速に検索し、さらに、検索されたエリアから改良された4分木データを利用してエリアを特定し、ユーザおよびサービス提供者に関する情報に基づき、特定されたエリアに関連するサービスや情報を提供するものである。
以降では、上述のような地域活性化システムや、広告提供システムを、情報提供システムと呼ぶ。
上述した情報提供システムを用いて、来訪者がある地域にいるときに、その地域で収集された来訪者の履歴情報にもとづいて、その地域における店舗への誘導、例えば来訪者のニーズにマッチする地域情報の提供など、を実施すると、地域活性化の効果が期待できる。
しかし、来訪者がすでにその地域にいないときに、その地域で収集された来訪者の履歴情報にもとづいて、その地域における店舗への誘導を実施すると、地域活性化の効果は期待できない。それどころか、来訪者は、すでにいない場所に関する情報が提供されても、それを迷惑と感じることもある。つまり、来訪者の履歴情報をもとにした情報提供は、情報提供時点における来訪者の身の回りの状況によって、その効果がある場合とない場合がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、ユーザに対して有効性の高いサービスを提供できるときに、履歴情報をサービスサーバに提供することができる情報提供サーバ、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は、ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部とを有する情報提供サーバである。
本発明は、端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、前記端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部とを有する情報提供サーバと、自端末の履歴要素情報又は判定要素情報を取得する取得部と、前記ユーザ識別子と、取得した履歴要素情報及び前記判定要素情報の少なくともいずれかとを含む情報を前記情報提供サーバに送信する情報送信部とを有する端末と、前記情報提供サーバに履歴情報の出力を要求する履歴要求部と、前記情報提供サーバからの履歴情報に基づいて、前記端末にサービスの提供を行うサービス提供部とを有するサービスサーバとを有する情報提供システムである。
本発明は、ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積し、前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新し、前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するを有する情報提供方法である。
本発明は、ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積する処理と、前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新する処理と、前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する処理とを情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明は、ユーザに対して有効性の高いサービスを提供できるときに、履歴情報をサービスサーバに提供することができる。
本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図である。
本実施の形態は、ユーザの履歴を管理する管理サーバ1と、ユーザのユーザ端末2と、ユーザ又はそのユーザのユーザ端末2にサービスを提供するサービスサーバ3とを備える。
ここで、サービスとは、ユーザ又はそのユーザのユーザ端末2の履歴情報に基づいて、地域情報や、商品情報、画像、音楽等のコンテンツの提供や、ユーザ端末の設定等の変更を行うことをいう。
ユーザ端末2は、現在位置の情報や、店舗などへの立ち寄り情報、加速度情報等、ユーザの履歴情報の要素となる履歴要素情報と、ユーザ又はユーザ端末2を識別するユーザ識別子とを少なくとも含むユーザ情報を、管理サーバ1に送信する。また、ユーザ端末2は、履歴要素情報とは別に、後述するように、サービスサーバ3へのユーザの履歴情報の出力を許可するかの判定の情報となる判定要素情報も、ユーザ識別子とともに送信する。尚、履歴要素情報と判定要素情報とは異なる場合のみならず、ひとつの情報が履歴要素情報や、判定要素情報となりうる場合もある。以下の説明では、ユーザ識別子と、履歴要素情報又は判定要素情報とを含んだ情報を、ユーザ情報と記載する場合がある。
管理サーバ1は、ユーザ情報受信部11と、ルール判定部12と、フィルタリング部13と、履歴情報記憶部14と、ルール記憶部15と、許可リスト記憶部16とを有する。
ユーザ情報受信部11は、ユーザ情報をユーザ端末2から受信し、ユーザ情報に含まれているユーザ識別子と履歴要素情報とを履歴情報記憶部14に出力する。また、ユーザ情報に含まれているユーザ識別子と判定要素情報とをルール判定部12に出力する。
履歴情報記憶部14は、ユーザ情報受信部11から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが関連付けられて記憶され、ユーザの履歴情報が蓄積される。
ルール記憶部15は、サービスサーバ3へのユーザの履歴情報の出力を許可する条件が記載されたルールが記憶されており、例えば、ある所定の範囲にユーザが存在する場合や、ユーザがある店に立ち寄った場合などの条件を定めたルールが記憶されている。尚、ルールは、サービスサーバが提供するサービス毎に設けてもよいし、サービスサーバが要求する履歴情報の属性毎、例えば、位置情報や立ち寄り情報など毎に設けても良いし、また、サービスを受けるユーザのユーザ識別子毎に設けても良い。
許可リスト記憶部16は、サービスサーバ3へのユーザの履歴情報の出力を許可するユーザ識別子の一覧が記載される許可リストをルール毎に記憶する。
ルール判定部12は、ルール記憶部15に記憶されたルールとユーザ情報のうちルールの判定の要素となる判定要素情報とに基づいて、判定要素情報がルールに合致するユーザ識別子を、ルールに対応する許可リストに記載する。また、判定要素情報がルールに合致しないユーザ識別子が許可リストに記載されている場合、そのユーザ識別子を削除する。このように、判定要素情報を含むユーザ情報を受信する度に、サービスサーバ3へのユーザの履歴情報の出力を許可するリストである許可リストを更新する。
フィルタリング部13は、サービスサーバ3からの履歴情報の要求、例えば、サーバ名やルールを指定した履歴情報の要求を受信すると、許可リスト記憶部16のサーバ名やルールに対応する許可リストに記載されているユーザ識別子に対応するユーザの履歴情報を履歴情報記憶部14から抽出し、抽出したユーザの履歴情報をサービスサーバ3に提供する。
以上の如く、本実施の形態では、ユーザの履歴情報を活用して情報を提供する際に、例えば、ユーザに対して有効性の高いサービスを提供できる場合等のルールに基づいて、ルールに合致するユーザのユーザ識別子が許可リストに記載され、その許可リストに記載されたユーザ識別子に対応するユーザの履歴情報がサービスサーバに送信されるので、ユーザに対して有効性の高いサービスを提供できるときに、履歴情報を提供することができる。
また、サービスや、履歴の種別、ユーザ毎に履歴情報を蓄積する必要がないので、履歴情報を記憶する記憶領域を大幅に少なくすることができる。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
次に、本発明の第1実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明の第1実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施の形態では、所定の地域範囲(以下、サービスエリアと記載する)に存在するユーザ端末に対して、コンテンツサーバが地域情報などのコンテンツを提供する例を説明する。尚、サービスエリア、コンテンツサーバは、少なくとも一つ以上であれば良い。
図2を参照すると、第1の実施の形態におけるシステムは、履歴管理サーバ10と、ユーザ端末20と、コンテンツサーバ301から303とを有する。
ユーザ端末20は、ボタン、センサー、などの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置と、CPU(Central Processing Unit)を含む処理装置と、メモリを含む記憶装置とを備えた情報処理装置であり、任意の時点でユーザ情報を作成し、ユーザ情報を履歴情報サーバ10に送信する。
第1の実施の形態のユーザ情報は、ユーザ又はユーザ端末を識別するユーザ識別子と、ユーザの履歴情報の要素となる履歴要素情報及びコンテンツサーバ3にユーザの履歴情報を提供するかの判定の判定要素となる判定要素情報となる情報とを含む。この情報は、少なくとも一以上の属性を含む情報である。属性は属性名と属性値とを少なくとも含む。ある任意の時点で取得されたユーザ情報の具体例を図3に示す。図3に示される例は、ユーザ識別子1010で識別されるユーザのユーザ情報で、情報として1つの属性を含む場合の例である。属性における属性名はLOCATION(ユーザ端末の位置情報)で、属性値は座標(5320,3000)である。以下の説明では、ユーザ情報が、ユーザ識別子と属性名LOCATION(ユーザ端末の位置情報)及び属性値を含む場合を説明する。尚、属性名LOCATION(ユーザ端末の位置情報)及び属性値は、第1の実施の形態では、履歴要素情報と判定要素情報との双方になる。
履歴情報サーバ10は、図4に示す如く、ユーザ情報受信部110と、ルール判定部120と、フィルタリング部130と、履歴情報記憶部140と、ルール記憶部150と、許可リスト記憶部160とを有する。このような履歴情報サーバ10は、マウス、キーボードなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置と、CPUを含む処理装置と、メモリを含む記憶装置とを備えた情報処理装置によっても構成することができる。尚、マウス、キーボードなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置とは、データの入力や、保守の時のみ接続されていても良い。
次に、履歴情報サーバ10に含まれる各構成部について説明する。
ユーザ情報受信部110は、ユーザ端末20からユーザ情報を受け取ると、そのユーザ情報を履歴情報記憶部140に追加する。履歴情報記憶部140には、逐次、履歴要素情報とユーザ識別子とを含むユーザ情報が蓄積され、ユーザの履歴情報となる。また、履歴情報記憶部140に蓄積される履歴情報は、複数のユーザの履歴情報である。履歴情報記憶部140に蓄積される履歴情報の具体例を図5に示す。図5の例では、それぞれユーザ識別子1010と、1015と、1020とで識別される3人のユーザのユーザ履歴要素情報が、ユーザ情報を受信した順に蓄積されている。
また、ユーザ情報受信部110は、取得したユーザ情報をルール判定部120に渡す。
ルール記憶部150は、コンテンツサーバ30からユーザの履歴情報の要求があった場合、ユーザの履歴情報の提供をコンテンツサーバ30に許可する条件を定めたルールが記憶されたものである。ここで、ルールとは、例えば、コンテンツサーバ30がユーザにコンテンツの提供する際に、ユーザが提供されたコンテンツを試聴したり、コンテンツ内で紹介されている商品やサービスを利用するなどの、高い効果が見込まれるユーザを選別するための条件であり、属性名と、その属性名の属性値の範囲や条件等を含む情報である。ルールは、ルール識別子によって識別することができる。ルールの具体例を図6に示す。図6に示される例は、3つのコンテンツサーバにそれぞれ対応するルールを示したものであり、例えば、コンテンツサーバ301に対応するルール識別子がR1のルールでは、ユーザ情報に含まれる属性名“LOCATION”の属性値が、座標(2770,1920)−(7860,5500)の範囲内であるという条件に合致するときに、そのユーザ情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザに関する履歴情報をコンテンツサーバに提供、又は、その履歴情報へのコンテンツサーバ301からのアクセス許可を行うルールである。なお、上述した属性値の範囲は、矩形のほかに、円、多角形でもよい。
許可リスト記憶部160は、ルール毎にそのルールに合致したユーザ識別子が記載される許可リストを保持する。
ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ情報を受け取ると、そのユーザ情報の属性及び属性値が、ルール記憶部150に記憶されているルールに合致するかどうかを判定する。合致する場合は、そのルールに対応する許可リストに合致したユーザ情報のユーザ識別子が記載されているかを判定し、許可リストに記載されていない場合には許可リストにそのユーザ識別子を追加する。例えば、受信したユーザ情報の属性名“LOCATION”の属性値が、ルール識別子R1の条件である座標(2770,1920)−(7860,5500)の範囲内にある場合、ルールに合致するので、受信したユーザ情報のユーザ識別子がルール識別子R1に対応する許可リストに記載されていない場合にはそのユーザ識別子を追加する。
一方、ルール判定部120は、ユーザ情報の属性及び属性値がルールに合致しない場合は、そのルールに対応する許可リストに合致しないユーザ情報のユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれている場合には許可リストからそのユーザ識別子を削除する。ルール判定部120により、追加又は削除される許可リストの一例を図7に示す。この許可リストには、ユーザ識別子1010とユーザ識別子1020とが記載されている。
フィルタリング部130は、コンテンツサーバ30からの履歴情報の要求を受け取ると、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域をクリアする。そして、履歴情報記憶部140が記憶している履歴情報に含まれる各ユーザ情報を読み出し、以下の処理を実行する。まず、ユーザ情報に含まれるユーザ識別子が、履歴情報の要求をしたコンテンツサーバ30のルールに対応する許可リストに含まれているかどうかを判定する。許可リストにユーザ識別子が含まれている場合は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域に、許可リストに含まれているユーザ識別子に対応する履歴情報を追加する。そして、コンテンツサーバ30に、一時記憶領域に保持されているルールに合致したユーザ識別子の履歴情報を渡す。
コンテンツサーバ30は、マウス、キーボードなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置と、CPUを含む処理装置と、メモリを含む記憶装置とを備えた情報処理装置である。尚、マウス、キーボードなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置とは、データの入力や、保守の時のみ接続されていても良い。
コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10に履歴情報を要求し、履歴情報サーバ10から履歴情報を受け取る。次に、受信した履歴情報に含まれるユーザ情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成する。そして、ユーザ情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザ端末20に、コンテンツを配信する。
次に、上述のように構成された第1の実施の形態の動作を説明する。
第1実施の形態における履歴情報サーバ10は、ユーザ端末20からユーザ情報を受け取ったときと、コンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取ったときとで、それぞれ異なる動作が実行される。
まず、履歴情報サーバ10がユーザ端末20からユーザ情報を受信したときの動作の詳細を、図8のフローチャートを用いて説明する。
(S001)ユーザ端末20は、ユーザ情報を履歴情報サーバ10に送信する。
(S002)履歴情報サーバ10のユーザ情報受信部110は、ユーザ端末20からユーザ情報(ユーザ識別子と属性名“LOCATION”と属性値)を受信する。
(S003)ユーザ情報受信部110は、取得したユーザ情報を、履歴情報記憶部14に保持されている履歴情報に追加する。そして、取得したユーザ情報をルール判定部120に渡す。
(S004)ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ情報を受け取ると、ユーザ情報における属性の属性値がルール記憶部150に記憶されているルールの条件に合致するかどうかを判定する。合致する場合は、S005を実行する。合致しない場合は、S006を実行する。
(S005)ルール判定部120は、ルールに合致する場合、許可リスト記憶部160の合致するルールの許可リストに、ルールに合致したユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれていない場合にはその許可リストに、ルールに合致したユーザ情報のユーザ識別子を追加する。ここで、本動作の流れが終了する。
(S006)ルール判定部12は、ルールに合致しない場合、そのルールに合致しないユーザ情報のユーザ識別子が、許可リスト記憶部16の合致しないルールの許可リストに含まれているかどうかを判定し、そのユーザ識別子が含まれている場合には、その許可リストからルールに合致しないユーザ情報のユーザ識別子を削除する。ここで、本動作の流れが終了する。
次に、履歴情報サーバ10がコンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取った場合の動作の詳細を、図9のフローチャートを用いて説明する。
(S101)コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10に履歴情報の要求を渡す。
(S102)履歴情報サーバ10のフィルタリング部130は、コンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取る。
(S103)フィルタリング部130は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域をクリアする。
(S104)フィルタリング部130は、変数iを0に初期化する。
(S105)フィルタリング部130は、履歴情報記憶部140が保持する履歴情報に含まれるユーザ情報iを読み出す。
(S106)フィルタリング部130は、ユーザ情報iに含まれるユーザ識別子が、許可リスト記憶部160に保持されている履歴情報を要求したコンテンツサーバ30のルールに対応する許可リストに含まれているかどうかを判定する。許可リストにそのユーザ識別子が含まれている場合は、S107を実行する。含まれていない場合は、S108を実行する。
(S107)フィルタリング部130は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域に、履歴情報記憶部14に記憶されているユーザ情報iを追加する。
(S108)フィルタリング部130は、変数iの値を1増加する。
(S109)フィルタリング部130は、変数iの値が、履歴情報記憶部14が保持する履歴情報に含まれるユーザ情報の数以上であるかどうかを判定する。真の場合はS110を実行する。偽の場合はS105を実行する。
(S110)フィルタリング部130は、一時記憶領域に保持されているフィルタリング後の履歴情報を、コンテンツサーバ30に渡す。
(S111)コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10からフィルタリング後の履歴情報を受け取る。
(S112)コンテンツサーバ30は、受信した履歴情報に含まれるユーザ情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成する。そして、ユーザ情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザ端末に、生成したコンテンツを配信する。ここで、本動作の流れが終了する。
第1の実施の形態は、コンテンツの配信に対して、提供されたコンテンツを試聴したり、コンテンツ内で紹介されている商品やサービスを利用するなどの、高い効果が得られる端末の履歴情報を、コンテンツサーバに提供することができる。
その理由は、ルール判定部120が、ユーザ情報を受信する毎に、コンテンツの配信に高い効果が見込まれるときのユーザ情報に関する条件を含むルールに基づいて、ユーザ情報の判定要素情報を判定し、判定要素情報がルールを満たしている場合にはそのユーザ識別子を許可リストに保持し、ルールを満たさないユーザ識別子については許可リストから削除している。これにより、ルールに合致するユーザ識別子に対応する履歴情報のみがコンテンツサーバに提供されるからである。
また、コンテンツサーバがそれぞれ要求するルール毎に、そのルールに合致する履歴情報を個別に持つ必要がないので、限られた記憶資源の中で効率良く履歴情報を蓄積することができる。
更に、コンテンツの配信に対して高い効果があまり期待できなくなった無駄な履歴情報も保持されることを防止するため、ルール判定部120がユーザ情報の属性がルールに合致しないと判定した場合、ルール判定部120がユーザ情報受信部110にそのユーザ情報に含まれるユーザ識別子を渡し、ユーザ情報受信部110は渡されたユーザ識別子に対応する履歴情報を、履歴情報記憶部140から削除するようにしてもよい。
このように構成することにより、更に限られた記憶領域に効率よく履歴情報を蓄積するシステムを実現することができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態のシステム構成は第1の実施の形態と同様であるが、ユーザ端末20が履歴情報サーバ10に送信するユーザ情報の内容が異なり、コンテンツサーバ30に提供する履歴情報が異なる。
第2の実施の形態のシステム構成は第1の実施の形態と同様であるが、ユーザ端末20が履歴情報サーバ10に送信するユーザ情報の内容が異なり、コンテンツサーバ30に提供する履歴情報が異なる。
第2の実施の形態では、ユーザ端末20は、位置情報又は立ち寄り情報を、それぞれ任意の時点で作成してユーザ情報として履歴情報サーバ10に送信する。位置情報は属性名がLOCATIONとなる属性を含むユーザ情報であり、判定要素情報となる。また、立ち寄り情報は属性名がSHOP_VISITとなる属性を含むユーザ情報であり、履歴要素情報及び判定要素情報となる。尚、位置情報と立ち寄り情報とをひとつのユーザ情報として履歴情報サーバ10に送信しても良い。また、第2の実施の形態では、コンテンツサーバ30に提供する履歴情報が、ユーザが立ち寄った店舗等の情報である立ち寄り情報とする。
次に、履歴情報サーバ10に含まれる各構成要素のうち、第1実施の形態と異なる部分について説明する。
ユーザ情報受信部110は、ユーザ端末20からユーザ情報を受け取ると、そのユーザ情報に立ち寄り情報が含まれている場合、その立ち寄り情報をユーザ識別子と共に履歴情報記憶部140に追加する。履歴情報の具体例を図10に示す。図10の例ではそれぞれユーザ識別子1010と、1015と、1020とで識別される3人のユーザの立ち寄り情報(属性名SHOP_VISIT)が順に蓄積されており、ユーザ識別子1010のユーザは店舗S12に立ち寄った情報が記録されている。
また、ユーザ情報受信部110は、ユーザ端末20からユーザ情報を受け取ると、そのユーザ情報に位置情報が含まれている場合、その位置情報をユーザ識別子と共にルール判定部120に渡す。
ルール記憶部150には、第1の実施の形態と同様に、コンテンツサーバ毎にルールが記憶されており、ユーザ情報における属性名と、その属性名の属性値の範囲の条件等を含む情報である。第2の実施の形態では、コンテンツサーバに履歴を提供する条件と、その条件に合致した場合に提供する履歴の対象とを含む。対象には、条件が合致したときに提供を許可する履歴情報の種別を属性名で記述する。すなわち、第1の実施の形態と異なり、立ち寄り情報(属性名SHOP_VISIT)がコンテンツサーバに提供する履歴の対象となっている。図11に第2の実施の形態のルールの一例を示す。図11のルールR1は、LOCATION属性の値が(2770,1920)−(7860,5500)の範囲内にない場合、許可リストからユーザ識別子を削除し、ユーザ情報に立ち寄り情報(属性名SHOP_VISIT)が含まれていれば、許可リストにユーザ識別子を追加するルールである。
ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ情報を受け取ると、ルールに基づいて、そのユーザ情報に立ち寄り情報が含まれているかを判断し、含まれている場合にはルールに対応する許可リストにそのユーザ情報のユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれていない場合には許可リストにそのユーザ識別子を追加する。
また、ユーザ情報受信部110から位置情報を含むユーザ情報を受け取ると、受け取ったユーザ情報の位置情報の属性値が、ルール記憶部150のルールの条件に合致するかどうかを判定する。合致しない場合は、さらに許可リストにそのユーザ情報のユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれている場合は、許可リストからユーザ識別子を削除する。
フィルタリング部130は、コンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取ると、まず、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域をクリアする。次に、履歴情報記憶部140が保持する履歴情報に含まれる各立ち寄り情報を読み出し、次の処理を実行する。
立ち寄り情報に含まれるユーザ識別子が、許可リスト記憶部160が保持する許可リストに含まれているかどうかを判定する。含まれている場合は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域に、立ち寄り情報を追加する。そして、コンテンツサーバ30に、フィルタリングされた履歴情報を渡す。
コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10に履歴情報の要求を渡し、履歴情報サーバ10から履歴情報を受け取る。次に、受信した履歴情報に含まれる立ち寄り情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成する。そして、立ち寄り情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザ端末20に、生成したコンテンツを渡す。
第2実施の形態における履歴情報サーバ10は、ユーザ端末20から立ち寄り情報を受け取ったときと、ユーザ端末2から位置情報を受け取ったときと、コンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取ったとき、にそれぞれ異なる動作が実行される。
まず、履歴情報サーバ10がユーザ端末20から立ち寄り情報を受信したときの動作の詳細を、図12のフローチャートを用いて説明する。
(S201)ユーザ端末20は、立ち寄り情報を含むユーザ情報を履歴情報サーバ10に渡す。
(S202)履歴情報サーバ10におけるユーザ情報受信部110は、ユーザ端末20から立ち寄り情報を含むユーザ情報を受け取る。
(S203)ユーザ情報受信部110は、立ち寄り情報を含むユーザ情報を、履歴情報記憶部14に保持されている履歴情報に追加する。次に、ルール判定部120に、立ち寄り情報を含むユーザ情報を渡す。
(S204)ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110から立ち寄り情報を含むユーザ情報を受け取ると、許可リストにユーザ情報のユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれていない場合は、前記許可リストにユーザ識別子を追加する。ここで、本動作の流れが終了する。
次に、履歴情報サーバ10がユーザ端末20から位置情報を受信したときの動作の詳細を、図13のフローチャートを用いて説明する。
(S301)ユーザ端末20は、位置情報を含むユーザ情報を履歴情報サーバ10に渡す。
(S302)履歴情報サーバ10のルール判定部120は、ユーザ端末から位置情報を含むユーザ情報を受け取る。
(S303)ルール判定部120は、位置情報の属性値が、ルール記憶部150のルールの条件に合致するかどうかを判定する。合致する場合は、ここで、本動作の流れが終了する。合致しない場合は、S304を実行する。
(S304)ルール判定部120は、許可リストにルールに合致しないユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれている場合には許可リストからそのユーザ識別子を削除する。ここで、本動作の流れが終了する。
履歴情報サーバ10がコンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取ったときの動作は第1の実施の形態と同様なので、説明を省略する。
第2実施の形態における効果は、履歴情報(例えば立ち寄り履歴情報)と、履歴情報を提供するかどうかの判断の基準となる現在の属性(例えばユーザの現在位置情報)とが異なる種類のものである場合に対応できる点にある。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態を説明する。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態を説明する。
ルール記憶部150に記憶されるルールは、ユーザ毎に保持することも可能である。その場合、ルール判定部120は、ユーザ情報を受け取ると、まず、ルール記憶部150から、受信したユーザ情報に含まれるユーザ識別子と対応して登録されているルールを検索する。次に、そのユーザ情報における属性が、検索の結果見つかったルールの条件に合致するかどうかを判定する。
あるユーザは、先ほどまで歩いていた隣のブロックの情報が提供されるだけで迷惑だと思う一方、別のユーザは、同じ市町村にいる間は、街の情報が提供されてもよいと思う場合がある。
本発明の第3の実施の形態における効果は、そのような個々のユーザに合わせて、履歴情報を活用できる点にある。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態を説明する。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態も、基本的な構成は第2の実施の形態と同様であるが、ユーザ端末20が履歴サーバ10に送信するユーザ情報の内容が異なる。第4の実施の形態では、ユーザ端末20は、ユーザ識別子に加えて、位置情報と、立ち寄り情報と、加速度情報とを、それぞれ任意の時点で作成して履歴情報サーバ10に送信する。尚、加速度情報は、属性名がACCELERATIONとなる属性を含むユーザ情報である。これら位置情報、立ち寄り情報、加速度情報のうち、立ち寄り情報及び加速度情報は履歴要素情報として、履歴情報記録部140に蓄積される。また、位置情報、立ち寄り情報及び加速度情報は、コンテンツサーバに履歴を提供するかのルールの判定に適用される判定要素情報となる。
次に、履歴情報サーバ10に含まれる各構成要素のうち、本発明の第2の実施の形態と異なる部分について説明する。
ルール記憶部150は、複数のルールを記憶する。ルールは、コンテンツサーバに履歴を提供する条件と、その条件に合致した場合に提供する履歴の対象とを含む。対象には、条件が合致したときに提供を許可する履歴情報の種別を属性名で記述する。尚、対象には、提供を許可する属性値の範囲も記述することができる。
ルールの具体例を図14に示す。ルールR1は、LOCATION属性の値が座標(2770,1920)−(7860,5500)の範囲内にあるユーザの属性SHOP_VISITに関する履歴情報を、コンテンツサーバ30の要求に対して許可するルールである。すなわち、ユーザ情報の情報が属性SHOP_VISITである場合には、その属性に対応する許可リストに、受信したユーザ情報に含まれるユーザ識別子が記載されているかを判定する。そして、許可リストにそのユーザ識別子が記載されていない場合には、許可リストにユーザ識別子を追加する。また、受信したユーザ情報の属性LOCATIONである場合には、その属性値が座標(2770,1920)−(7860,5500)の範囲内になく、許可リストにユーザ識別子が記載されている場合にはそのユーザ識別子を削除する。
また、ルールR2は、属性の値が座標(5720,3500)−(6720,4500)の範囲内にあるユーザの属性ACCELERATIONに関する履歴情報へのアクセスを許可するルールである。すなわち、ユーザ情報の情報が属性ACCELERATIONである場合には、その属性に対応する許可リストに、受信したユーザ情報に含まれるユーザ識別子が記載されているかを判定する。そして、許可リストにそのユーザ識別子が記載されていない場合には、許可リストにユーザ識別子を追加する。また、受信したユーザ情報の属性LOCATIONである場合には、その属性値が座標(5720,3500)−(6720,4500)の範囲内になく、許可リストにユーザ識別子が記載されている場合にはそのユーザ識別子を許可リストから削除する。
ユーザ情報受信部110は、ユーザ端末30から、立ち寄り情報(属性名がSHOP_VISITの属性を含むユーザ情報)、または、加速度情報(属性名がACCELERATIONの属性を含むユーザ情報)を含むユーザ情報を受信すると、そのユーザ情報を履歴情報記録部14に記録する。また、受信したユーザ情報をルール判定部120に出力する。
許可リスト記録部160は、ルールに対応する、すなわち、コンテンツサーバ3に提供する履歴情報の属性名に対応する許可リストを複数保持する。
ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ情報を受信すると、ユーザ情報に含まれる情報を判定し、その情報が属性SHOP_VISIT又は属性ACCELERATIONである場合には、その属性に対応する許可リストに、受信したユーザ情報に含まれるユーザ識別子が記載されているかを判定する。そして、許可リストにそのユーザ識別子が記載されていない場合には、許可リストにユーザ識別子を追加する。また、ルール判定部120は、受信したユーザ情報の情報が属性LOCATIONである場合には、各ルールの条件に合致するかどうかを判定する。合致しない場合は、属性LOCATIONを条件とする対象の属性に対応する許可リストに、受信したユーザ情報のユーザ識別子が記載されているかを判定し、その許可リストにユーザ識別子が記載されている場合にはそのユーザ識別子を削除する。
コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10に要求する履歴情報の種別をあらわす属性名を渡し、前記履歴情報サーバから前記属性名に対応する履歴情報を受け取る。尚、コンテンツサーバ30は、加速度情報も使ってサービスを提供する場合もある。次に、前記受信した履歴情報に含まれる立ち寄り情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成する。次に、前記立ち寄り情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザ端末20に、前記コンテンツを渡す。
第4の実施の形態の動作について説明する。
まず、履歴情報サーバ10がユーザ端末20から立ち寄り情報または加速度情報を含むユーザ情報を受信したときの動作の詳細を、図15のフローチャートを用いて説明する。
(S401)ユーザ端末20は、ユーザ情報を履歴情報サーバ10に渡す。
(S402)履歴情報サーバ10におけるユーザ情報受信部110は、ユーザ端末からユーザ情報を受け取る。
(S403)ユーザ情報受信部110は、受信したユーザ情報に含まれる属性名に対応する履歴情報に、ユーザ情報を追加する。次に、ルール判定部120に、ユーザ情報を渡す。
(S404)ルール判定部120は、ユーザ情報を受信すると、ユーザ情報に含まれる情報の属性名に対応する許可リストに、受信したユーザ情報のユーザ識別子が含まれているかどうかを判定する。そして、ユーザ識別子が含まれていない場合は、その許可リストにユーザ識別子を追加する。ここで、本動作の流れが終了する。
次に、履歴情報サーバ10がユーザ端末20から位置情報を受信したときの動作の詳細を、図16のフローチャートを用いて説明する。
(S501)ユーザ端末20は、履歴情報サーバ10に位置情報を渡す。
(S502)履歴情報サーバ10におけるルール判定部120は、ユーザ端末20から位置情報を受け取る。
(S503)ルール判定部120は、変数iを0に初期化する。
(S504)ルール判定部120は、位置情報における属性が、ルール記憶部150におけるルールiの条件に合致するかどうかを判定する。合致する場合は、S506を実行する。合致しない場合は、S505を実行する。
(S505)ルール判定部120は、許可リストに前記位置情報におけるユーザ識別子が含まれているかどうかを判定し、含まれている場合は、前記許可リストから前記ユーザ識別子を削除する。
(S506)ルール判定部120は、変数iの値を1増やす。
(S507)ルール判定部120は、変数iの値が、ルール記憶部150が保持するルールの総数以上であるかどうかを判定する。真の場合はここで本動作の流れが終了する。偽の場合はS504を実行する。
次に、履歴情報サーバ10がコンテンツサーバ30から履歴情報の要求を受け取ったときの動作の詳細を、図17のフローチャートを用いて説明する。
(S601)コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10に、属性名を渡す。
(S602)履歴情報サーバ30におけるフィルタリング部130は、コンテンツサーバ30から属性名を受け取る。
(S603)フィルタリング部130は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域をクリアする。
(S604)フィルタリング部130は、変数iを0に初期化する。
(S605)フィルタリング部130は、履歴情報記録部140が保持する複数の履歴情報のうち、前記属性名に対応する履歴情報に含まれるユーザ情報iを読み出す。
(S606)フィルタリング部130は、前記ユーザ情報iに含まれるユーザ識別子が、許可リスト記憶部160に保持されている、前記属性名に対応する許可リストに含まれているかどうかを判定する。含まれている場合は、S607を実行する。含まれていない場合は、S608を実行する。
(S607)フィルタリング部130は、フィルタリング後の履歴情報を保持する一時記憶領域に、ユーザ情報iを追加する。
(S608)フィルタリング部130は、変数iの値を1増やす。
(S609)フィルタリング部は、変数iの値が、履歴情報記録部140が保持する履歴情報に含まれるユーザ情報数以上であるかどうかを判定する。真の場合はS610を実行する。偽の場合はS605を実行する。
(S610)フィルタリング部130は、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報を渡す。
(S611)コンテンツサーバ30は、履歴情報サーバ10からフィルタリング後の履歴情報を受け取る。
(S612)コンテンツサーバ30は、受信した履歴情報に含まれるユーザ情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成する。次に、ユーザ情報に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザ端末に、生成したコンテンツを渡す。ここで、本動作の流れが終了する。
続いて、具体例を用いて、上述の動作を説明する。
まず、履歴情報記憶部140における属性名ACCELERATIONと、SHOP_VISITとに対応する履歴情報は[ ](何も記憶されていないことを示す)であるとする。また、許可リスト記憶部160における各属性名に対応する許可リストも[ ](何も記憶されていないことを示す)であるとする。また、ルール記憶部150において保持されているルールは図14に示すものとする。
まず、ユーザ識別子1010の加速度情報が得られたとする。
S402において、ユーザ情報受信部110がユーザ情報{1010, ACCELERATION: 10}を受け取ると、S403において、ユーザ情報受信部110は、受信したユーザ情報に含まれる属性名 ACCELERATION に対応する履歴情報[ ]にユーザ情報を追加する。このとき属性名 ACCELERATION に対応する履歴情報は、[{1010, ACCELERATION: 10}]となる。
次に、ユーザ情報受信部110は、ルール判定部120に、受信したユーザ情報に含まれるユーザ識別子1010と、属性名ACCELERATIONとを渡す。そして、S404において、ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ識別子1010と属性名ACCELERATIONとを受け取ると、属性名ACCELERATIONに対応する許可リスト[ ]に、受信したユーザ識別子1010を追加する。このとき属性名ACCELERATIONに対応する許可リストは[1010]となる。
次に、ユーザ識別子1010の立ち寄り情報が得られたとする。
S402において、ユーザ情報受信部110がユーザ情報{1010, SHOP_VISIT: S42}を受け取ると、S403において、ユーザ情報受信部110は受信したユーザ情報に含まれる属性名SHOP_VISITに対応する履歴情報記憶部140の履歴情報[ ]にユーザ情報を追加する。このとき属性名SHOP_VISITに対応する履歴情報は、[{1010, SHOP_VISIT: S42}]となる。
次に、ユーザ情報受信部110は、ルール判定部120にユーザ情報に含まれるユーザ識別子1010と属性名SHOP_VISITとを渡す。そして、S404において、ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110からユーザ識別子1010と属性名SHOP_VISITとを受け取ると、属性名SHOP_VISITに対応する許可リスト[ ]に、ユーザ識別子1010を追加する。このとき属性名 SHOP_VISIT に対応する許可リストは、[1010]となる。
上記のような動作の結果により、履歴情報記憶部140における属性名 ACCELERATIONに対応する履歴情報は[{1010, ACCELERATION: 10}]、属性名SHOP_VISITに対応する履歴情報は[{1010, SHOP_VISIT: S42}]である。また、許可リスト記憶部160における属性名ACCELERATIONに対応する許可リストは[1010]、属性名 SHOP_VISIT に対応する許可リストは[1010]である。
コンテンツサーバ30から属性名 ACCELERATIONを受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[{1010, ACCELERATION: 10}]を渡す。
コンテンツサーバ30から属性名 SHOP_VISIT を受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[{1010, SHOP_VISIT: S42}]を渡す。
次に、ユーザ1010が、ある街にある公園の敷地内を移動したとする。
S502において、ルール判定部120は、ユーザ端末20から位置情報{1010, LOCATION: (6310, 3940)}を受け取ると、S503において、ルール判定部120は変数iを0に初期化する。このときのルールiは、ルール記憶部150に記憶されているルールR1であるとする。
S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性LOCATIONの属性値(6310,3940)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR1の条件(2770,1920)−(7860,5500)で指定される範囲内にあると判定し、S506を実行する。S506において、リスト管理部は、変数iの値を1増やす。このときのルールiは、ルール管理部におけるルールR2であるとする。S507において、リスト管理部は、変数iの値1が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2未満であると判定し、S504を実行する。
S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性LOCATIONの属性値(6310,3940)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR2の条件(5720,3500)−(6720,4500)で指定される範囲内にあると判定し、S506を実行する。S506において、ルール判定部120は変数iの値を1増やす。S507において、ルール判定部120は、変数iの値2が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2以上であると判定し、動作を終了する。
このとき、許可リスト記憶部160における、属性名ACCELERATIONに対応する許可リストは[1010]、属性名SHOP_VISITに対応する許可リストは[1010]である。
コンテンツサーバ30から属性名ACCELERATIONを受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[{1010, ACCELERATION: 10}]を渡す。コンテンツサーバ30から属性名SHOP_VISIT を受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[{1010, SHOP_VISIT: S42}]を渡す。
次に、ユーザ1010は、公園の敷地の外に移動したとする。しかし、街の中には留まっているものとする。
S502において、ルール判定部120は、ユーザ情報受信部110を介して、ユーザ端末20から位置情報{1010, LOCATION:(7470, 4520)}を受け取ると、S503において、リスト管理部は、変数iを0に初期化する。このときのルールiは、ルール記憶部150におけるルールR1であるとする。S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性LOCATIONの属性値(7470,4520)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR1の条件(2770,1920)−(7860,5500)で指定される範囲内にあると判定し、S506を実行する。S506において、ルール判定部120は、変数iの値を1増やす。
このときのルールiは、ルール記憶部150におけるルールR2であるとする。S507において、ルール判定部120は、変数iの値1が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2未満であると判定し、S504を実行する。S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性LOCATIONの属性値(7470,4520)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR2の条件(5720,3500)−(6720,4500)で指定される範囲内にないと判定し、S505を実行する。S505において、ルール判定部120は、ルールR2の対象が指定する属性名ACCELERATIONに対応する許可リスト[1010]に、位置情報におけるユーザ識別子1010が含まれていると判定し、その許可リストの[1010]からユーザ識別子1010を削除する。
S506において、ルール判定部120は、変数iの値を1増やす。S507において、ルール判定部120は、変数iの値2が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2以上であると判定し、動作を終了する。
このとき、ルール判定部120は、属性名ACCELERATIONに対応する許可リストは[ ]、属性名 SHOP_VISIT に対応する許可リストは[1010]である。ユーザ1010が公園の敷地を出てしまったため、加速度情報の出力は禁止されたが、立ち寄り情報の出力は許可されている。
コンテンツサーバ30から属性名 ACCELERATION を受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報を渡す。尚、この場合は、許可リストは[ ]なので、対応する履歴情報もない。また、コンテンツサーバ30から属性名SHOP_VISITを受け取ると、フィルタリング部130はS703からS709を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[{1010, SHOP_VISIT: S42}]を渡す。
次に、ユーザ1010は、街の外に移動したものとする。
S502において、ルール判定部120は、ユーザ端末20から位置情報{1010, LOCATION: (9170, 4850)}を受け取ると、S503において、ルール判定部120は、変数iを0に初期化する。このときのルールiは、ルール記憶部150におけるルールR1であるとする。S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性 LOCATIONの属性値(9170,4850)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR1の条件(2770,1920)−(7860,5500)で指定される範囲内にないと判定し、S505を実行する。
S505において、ルール判定部120は、ルールR1の対象が指定する属性名SHOP_VISITに対応する許可リスト[1010]に、位置情報におけるユーザ識別子1010が含まれていると判定し、許可リストの[1010]から前記ユーザ識別子1010を削除する。
S506において、ルール判定部120は、変数iの値を1増やす。このときのルールiは、ルール記憶部150におけるルールR2であるとする。
S507において、ルール判定部120は、変数iの値1が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2未満であると判定し、S504を実行する。S504において、ルール判定部120は、位置情報における属性LOCATIONの属性値(9170,4850)で指定される点座標が、ルール記憶部150におけるルールR2の条件(5720,3500)−(6720,4500)で指定される範囲内にないと判定し、S505を実行する。S505において、ルール判定部120は、ルールR2の対象が指定する属性名ACCELERATIONに対応する許可リスト[ ]に、位置情報におけるユーザ識別子1010が含まれていないと判定し、S506を実行する。S506において、ルール判定部120は、変数iの値を1増やす。S507において、ルール判定部120は、変数iの値2が、ルール記憶部150が保持するルールの総数2以上であると判定し、動作を終了する。
このとき、許可リスト記憶部160における、属性名ACCELERATIONに対応する許可リストは[ ](何も記憶されていないことを示す)、属性名SHOP_VISITに対応する許可リストも[ ](何も記憶されていないことを示す)である。すなわち、ユーザ1010が街の外へ出てしまったため、立ち寄り情報の出力も禁止されている。
コンテンツサーバ30から属性名ACCELERATIONを受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[ ]を渡すが、履歴情報はなにも出力されない。同様に、コンテンツサーバ30から属性名SHOP_VISITを受け取ると、フィルタリング部130はS603からS609を実行し、コンテンツサーバ30にフィルタリング後の履歴情報[ ]を渡すが、履歴情報はなにも出力されない。
履歴情報の種別によっては、街中のブロック単位などのように狭い範囲でしか効果的な活用ができないものがある一方で、市町村単位などのように広い範囲で効果的活用ができるものもある。
本発明の第4の実施の形態における効果は、履歴情報の種別によって効果的な利用範囲が異なる場合にも対応できる点にある。
本発明の実施例1について説明する。
実施例1は、第4の実施の形態をさらに具体化したものである。図18を参照すると、実施例1は、ユーザ端末400と、携帯電話ネットワーク410と、無線LAN基地局420、データセンター430と、履歴情報サーバ440と、コンテンツサーバ450と、WEBサーバ460とを含む。
ユーザ端末400は携帯電話機であり、GPS装置401と、無線LAN装置402と、加速度センサー403とを含む。また、GPS装置401により、周期的に緯度経度を測位し、履歴情報サーバ440に、測位した緯度経度を含む位置情報を送信することができる。
また、無線LAN装置402により、付近にある無線LAN基地局420の識別子を受信し、履歴情報サーバ440に、識別子を含む立ち寄り情報を送信することができる。また、加速度センサー403により、周期的に携帯電話機にかかる加速度を測定し、履歴情報サーバ440に、測位した加速度を含む加速度情報を送信することができる。
また、周期的に、WEBサーバ460にコンテンツ取得要求を送信し、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを受信し、画面に表示することができる。
携帯電話ネットワーク410は、携帯電話事業者が所有する無線・有線ネットワークである。
無線LAN基地局420は、街の中の店舗や施設などに設置されており、各基地局は、ESSIDなどの識別信号を送信している。
データセンター430は、例えば、携帯電話事業者が所有しており、携帯電話ネットワーク410と接続し、内部には、履歴情報サーバ440と、コンテンツサーバ450と、WEBサーバ460とが設置されている。
履歴情報サーバ440は、サーバ装置である。
コンテンツサーバ450は、サーバ装置であり、履歴情報サーバ440から受信した履歴情報に基づいて、近隣の店舗のセール情報などを含むコンテンツを生成し、ユーザ識別子と、コンテンツとをWEBサーバ460に送信する。
WEBサーバ460は、サーバ装置であり、コンテンツサーバ450からユーザ識別子と、コンテンツとを受信して内部に保持する。また、ユーザ端末400からユーザ識別子を含むコンテンツ取得要求を受信すると、前記ユーザ識別子と対応するコンテンツを、ユーザ端末400に送信する。
尚、上述した説明からも明らかなように、各部をハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、プログラムメモリに格納されているプログラムにより動作するプロセッサによって、上述した実施の形態及び実施例と同様の機能、動作を実現させる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバ。
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバ。
(付記2) 前記ルール判定部は、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記1に記載の情報提供サーバ。
付記1に記載の情報提供サーバ。
(付記3) 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
付記1又は付記2に記載の情報提供サーバ。
付記1又は付記2に記載の情報提供サーバ。
(付記4) 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記1又は付記2に記載の情報提供サーバ。
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記1又は付記2に記載の情報提供サーバ。
(付記5) 前記ルールは、サービスサーバが提供するサービス毎に設けられる
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
(付記6) 前記ルールは、サービスサーバに提供する履歴情報の属性毎に設けられる
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
(付記7) 前記ルールは、ユーザ識別子毎に設けられる
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供サーバ。
(付記8) 前記判定要素情報が位置情報である
付記1から付記7のいずれかに記載の情報提供サーバ。
付記1から付記7のいずれかに記載の情報提供サーバ。
(付記9) 端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
前記端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバと、
自端末の履歴要素情報又は判定要素情報を取得する取得部と、
前記ユーザ識別子と、取得した履歴要素情報及び前記判定要素情報の少なくともいずれかとを含む情報を前記情報提供サーバに送信する情報送信部と
を有する端末と、
前記情報提供サーバに履歴情報の出力を要求する履歴要求部と、
前記情報提供サーバからの履歴情報に基づいて、前記端末にサービスの提供を行うサービス提供部と
を有するサービスサーバと
を有する情報提供システム。
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
前記端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバと、
自端末の履歴要素情報又は判定要素情報を取得する取得部と、
前記ユーザ識別子と、取得した履歴要素情報及び前記判定要素情報の少なくともいずれかとを含む情報を前記情報提供サーバに送信する情報送信部と
を有する端末と、
前記情報提供サーバに履歴情報の出力を要求する履歴要求部と、
前記情報提供サーバからの履歴情報に基づいて、前記端末にサービスの提供を行うサービス提供部と
を有するサービスサーバと
を有する情報提供システム。
(付記10) 前記ルール判定部は、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記9に記載の情報提供システム。
付記9に記載の情報提供システム。
(付記11) 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
付記9又は付記10に記載の情報提供システム。
付記9又は付記10に記載の情報提供システム。
(付記12) 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記9又は付記10に記載の情報提供システム。
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記9又は付記10に記載の情報提供システム。
(付記13) ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積し、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新し、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する
を有する情報提供方法。
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新し、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する
を有する情報提供方法。
(付記14) 前記出力許可リストの更新は、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記13に記載の情報提供方法。
付記13に記載の情報提供方法。
(付記15) 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
付記13又は付記14に記載の情報提供方法。
付記13又は付記14に記載の情報提供方法。
(付記16) 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記出力許可リストの更新は、ユーザの端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記13又は付記14に記載の情報提供方法。
前記出力許可リストの更新は、ユーザの端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
付記13又は付記14に記載の情報提供方法。
(付記17) ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積する処理と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新する処理と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する処理と
を情報処理装置に実行させるプログラム。
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新する処理と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する処理と
を情報処理装置に実行させるプログラム。
本出願は、2010年10月1日に出願された日本出願特願2010−224290号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、ユーザの過去の履歴情報に連動した、広告、コンテンツ配信、セキュリティ設定などの様々なアプリケーションにおける利用可能性がある。
1 管理サーバ
2 ユーザ端末
3 サービスサーバ
11 ユーザ情報受信部
12 ルール判定部
13 フィルタリング部
14 履歴情報記憶部
15 ルール記憶部
16 許可リスト記憶部
2 ユーザ端末
3 サービスサーバ
11 ユーザ情報受信部
12 ルール判定部
13 フィルタリング部
14 履歴情報記憶部
15 ルール記憶部
16 許可リスト記憶部
Claims (17)
- ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバ。 - 前記ルール判定部は、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項1に記載の情報提供サーバ。 - 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
請求項1又は請求項2に記載の情報提供サーバ。 - 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項1又は請求項2に記載の情報提供サーバ。 - 前記ルールは、サービスサーバが提供するサービス毎に設けられる
請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報提供サーバ。 - 前記ルールは、サービスサーバに提供する履歴情報の属性毎に設けられる
請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報提供サーバ。 - 前記ルールは、ユーザ識別子毎に設けられる
請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報提供サーバ。 - 前記判定要素情報が位置情報である
請求項1から請求項7のいずれかに記載の情報提供サーバ。 - 端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積される履歴情報蓄積部と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記履歴情報蓄積部に蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールが記憶されているルール記憶部と、
前記端末からユーザ識別子と判定要素情報とを受信し、前記ルールに基づいて、前記判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を、出力許可リストに記載するルール判定部と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を前記履歴情報蓄積部から抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力するフィルタリング部と
を有する情報提供サーバと、
自端末の履歴要素情報又は判定要素情報を取得する取得部と、
前記ユーザ識別子と、取得した履歴要素情報及び前記判定要素情報の少なくともいずれかとを含む情報を前記情報提供サーバに送信する情報送信部と
を有する端末と、
前記情報提供サーバに履歴情報の出力を要求する履歴要求部と、
前記情報提供サーバからの履歴情報に基づいて、前記端末にサービスの提供を行うサービス提供部と
を有するサービスサーバと
を有する情報提供システム。 - 前記ルール判定部は、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項9に記載の情報提供システム。 - 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
請求項9又は請求項10に記載の情報提供システム。 - 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記ルール判定部は、ユーザ端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項9又は請求項10に記載の情報提供システム。 - ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積し、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合には、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新し、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する
を有する情報提供方法。 - 前記出力許可リストの更新は、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、前記判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項13に記載の情報提供方法。 - 前記ルールは、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに出力を許可する前記属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含む
請求項13又は請求項14に記載の情報提供方法。 - 前記ルールは、サービスサーバに出力する履歴情報の属性名と、判定要素の属性の属性名と、サービスサーバに履歴情報の出力を許可する場合における、前記判定要素の属性の属性値の取りうる範囲とを少なくとも含み、
前記出力許可リストの更新は、ユーザの端末から受信した履歴要素情報の属性名が前記ルールのサービスサーバに出力する履歴情報の属性名である場合、前記受信した履歴要素情報に対応するユーザ識別子を前記出力許可リストに記載し、受信した判定要素情報が前記ルールに合致しておらず、かつ、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記出力許可リストに記載されている場合、前記出力許可リストからそのユーザ識別子を削除する
請求項13又は請求項14に記載の情報提供方法。 - ユーザの端末から受信したユーザ識別子と履歴要素情報とが履歴情報として蓄積する処理と、
前記端末にサービスを提供するサービスサーバに、前記蓄積されたユーザの履歴情報の出力を許可するルールに基づいて、前記端末から受信した判定要素情報を判定し、前記判定要素情報が前記ルールに合致している場合、前記判定要素情報に対応するユーザ識別子が前記サービスサーバに履歴情報の出力を許可する出力許可リストに記載されているように、前記出力許可リスを更新する処理と、
前記サービスサーバから履歴情報の出力要求に応答して、前記蓄積されたユーザの履歴情報から、前記出力許可リストに記載されているユーザ識別子に対応する履歴情報を抽出し、抽出した履歴情報を前記サービスサーバに出力する処理と
を情報処理装置に実行させるプログラム。
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