JPWO2011125522A1 - タッチセンサ付き表示装置 - Google Patents
タッチセンサ付き表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2011125522A1 JPWO2011125522A1 JP2012509430A JP2012509430A JPWO2011125522A1 JP WO2011125522 A1 JPWO2011125522 A1 JP WO2011125522A1 JP 2012509430 A JP2012509430 A JP 2012509430A JP 2012509430 A JP2012509430 A JP 2012509430A JP WO2011125522 A1 JPWO2011125522 A1 JP WO2011125522A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- circuit
- touch sensor
- output
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0446—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0416—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
- G06F3/04166—Details of scanning methods, e.g. sampling time, grouping of sub areas or time sharing with display driving
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2330/00—Aspects of power supply; Aspects of display protection and defect management
- G09G2330/06—Handling electromagnetic interferences [EMI], covering emitted as well as received electromagnetic radiation
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3648—Control of matrices with row and column drivers using an active matrix
- G09G3/3655—Details of drivers for counter electrodes, e.g. common electrodes for pixel capacitors or supplementary storage capacitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
特別な回路を用いずに、表示装置の共通電圧の極性反転に起因するノイズの影響を回避できる、タッチセンサ付き表示装置を提供する。タッチセンサ部(7)の複数のセンサ電極に順次接続され、各電極の電気特性に応じた信号電圧を出力するセンサ出力読出回路(21)と、センサ出力読出回路(21)へ制御信号を供給するセンサ制御回路(23)と、前記信号電圧に基づいて接触位置を検出する座標演算回路(22)とを備えたタッチセンサ付き表示装置である。センサ制御回路(23)は、1画面分のセンサデータを得るためのスキャン動作を複数回に分割して行う。座標演算回路(22)は、複数回に分割されたスキャン動作で得られたセンサデータを合成して1画面分のセンサデータを生成するセンサ出力合成回路(221)と、1画面分のセンサデータから、前記接触体が触れた位置を検出する座標位置検出回路(222)とを備える。
Description
本発明は、指等が接触した位置を検出することができるタッチセンサを備えた表示装置に関する。
従来、ディスプレイの前面(観察者側)にタッチセンサ(「タッチパネル」ともいう。)が設けられたタッチセンサ付き表示装置が、様々な用途に用いられている。タッチセンサは、指やペン等が接触した箇所の位置を検出することにより、操作指示やデータ入力を可能とする入力装置である。位置検出の方式としては、静電容量結合方式、抵抗膜方式、赤外線方式、超音波方式および電磁誘導/結合方式などが知られている。
タッチセンサを表示装置と一体的に使用する場合、タッチセンサが表示装置からのノイズを受け、タッチセンサの位置検出精度が低下することが問題になっている。例えば、表示装置が液晶パネルを利用したものである場合、液晶パネルの対向電極に印加される共通電圧に起因して、タッチセンサの位置検出用導電膜に誘起電圧が発生する。この誘起電圧が、ノイズの原因となる。
このようなノイズを除去するための構成が、例えば特開2006−146895号公報に開示されている。前記特許文献に開示されたタッチセンサ付き表示装置は、ストローブ信号生成回路と、ノイズカット電流信号生成回路とを備えている。ストローブ信号生成回路は、対向電極に供給される共通電圧の極性反転の周期に同期したストローブ信号を生成する。ノイズカット電流信号生成回路は、ストローブ信号に基づいて、タッチセンサ部に接続された端子から流れる電流から所定の部分を除いたノイズカット電流信号を生成する。
この従来の構成によれば、共通電圧の周期的な極性反転に起因して位置検出用導電膜の出力電流に生じるノイズが、ストローブ信号を用いて除去される。これにより、タッチセンサ出力のSN比が改善され、位置検出精度が向上する。
しかしながら、上記従来の構成は、ストローブ信号生成回路とノイズカット電流信号生成回路という、ノイズ除去用の専用回路を必要とするので、構造が複雑になる。
本発明の目的は、ストローブ信号生成回路やノイズカット電流信号生成回路を用いずに、表示装置の共通電圧の極性反転に起因するノイズの影響を回避できる、タッチセンサ付き表示装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、ここに開示するタッチセンサ付き表示装置は、複数の画素電極を備えるアクティブマトリクス基板と、表示媒体層と、前記複数の画素電極に対向する対向電極を備える対向基板とを有する表示パネルと、前記複数の画素電極に表示信号電圧を供給するとともに、前記対向電極に極性の周期的な反転を伴う共通電圧を供給する表示パネル駆動回路と、前記表示パネルの対向基板側の表面に配置され、接触体が触れたときに電気特性が変化するセンサ電極を複数備えたタッチセンサ部と、前記センサ電極のそれぞれに順次接続され、接続されたセンサ電極の電気特性に応じた信号電圧をセンサデータとして出力するセンサ出力読出回路と、前記センサ出力読出回路へ制御信号を供給するセンサ制御回路と、前記センサ出力読出回路から出力される信号電圧に基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標演算回路とを備え、前記センサ制御回路が、前記座標演算回路が位置検出を行うための1画面分のセンサデータを前記センサ出力読出回路から出力させるスキャン動作を、前記共通電圧の極性の反転時に重ならないよう複数回に分割して行い、前記座標演算回路が、前記複数回に分割されたスキャン動作により得られたセンサデータを合成して1画面分のセンサデータを生成するセンサ出力合成回路と、前記センサ出力合成回路で生成された1画面分のセンサデータに基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標位置検出回路とを備える。
本発明によれば、ストローブ信号生成回路やノイズカット電流信号生成回路等の特別な回路を用いずに、表示装置の共通電圧の極性反転に起因するノイズの影響を回避できる、タッチセンサ付き表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置は、複数の画素電極を備えるアクティブマトリクス基板と、表示媒体層と、前記複数の画素電極に対向する対向電極を備える対向基板とを有する表示パネルと、前記複数の画素電極に表示信号電圧を供給するとともに、前記対向電極に極性の周期的な反転を伴う共通電圧を供給する表示パネル駆動回路と、前記表示パネルの対向基板側の表面に配置され、接触体が触れたときに電気特性が変化するセンサ電極を複数備えたタッチセンサ部と、前記センサ電極のそれぞれに順次接続され、接続されたセンサ電極の電気特性に応じた信号電圧をセンサデータとして出力するセンサ出力読出回路と、前記センサ出力読出回路へ制御信号を供給するセンサ制御回路と、前記センサ出力読出回路から出力される信号電圧に基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標演算回路とを備え、前記センサ制御回路が、前記座標演算回路が位置検出を行うための1画面分のセンサデータを前記センサ出力読出回路から出力させるスキャン動作を、前記共通電圧の極性の反転時に重ならないよう複数回に分割して行い、前記座標演算回路が、前記複数回に分割されたスキャン動作により得られたセンサデータを合成して1画面分のセンサデータを生成するセンサ出力合成回路と、前記センサ出力合成回路で生成された1画面分のセンサデータに基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標位置検出回路とを備えた構成である。
このように、1画面分のセンサデータを前記センサ出力読出回路から出力させるスキャン動作を、前記共通電圧の極性の反転時に重ならないよう複数回に分割して行うことにより、スキャン動作中に共通電圧の極性反転が生じない。これにより、ストローブ信号生成回路やノイズカット電流信号生成回路等の特別な回路を用いずに、表示装置の共通電圧の極性反転に起因するノイズがセンサデータへ与える影響を回避できる。
本実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置は、前記センサ制御回路が、前記タッチセンサ部のセンサ電極の全てへ当該センサ出力読出回路を順次接続する動作を、前記複数回に分割して行う構成とすることができる。あるいは、前記センサ制御回路が、前記共通電圧の1周期期間内に前記タッチセンサ部のセンサ電極の全てへ当該センサ出力読出回路を順次接続する動作を、前記複数回繰り返して行い、前記センサ出力合成回路が、前記複数回にわたって前記センサ出力読出回路から得られたセンサデータを加算することにより、前記1画面分のセンサデータを生成する構成としても良い。
また、本実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置は、前記センサ電極が、前記タッチセンサ部において座標の第1軸方向に複数並んだ第1のセンサ電極群と、前記タッチセンサ部において座標の第2軸方向に複数並んだ第2のセンサ電極群とを含み、前記座標演算回路が、前記センサ出力読出回路が前記第1のセンサ電極群に属するセンサ電極に接続された際に出力した信号電圧に基づいて、前記接触体が触れた位置の第1軸方向の座標を決定し、前記センサ出力読出回路が前記第2のセンサ電極群に属するセンサ電極に接続された際に出力した信号電圧に基づいて、前記接触体が触れた位置の第2軸方向の座標を決定する構成とすることが好ましい。
なお、本実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置は、前記共通電圧の極性が1水平期間毎に反転する構成としても良いし、前記共通電圧の極性が2水平期間毎に反転する構成としても良い。
[実施の形態]
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施形態]
図1および図2は、本発明の第1の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置20の構成を示す模式図である。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置20の構成を示す模式図である。
図1および図2に示すように、タッチセンサ付き表示装置20は、アクティブマトリクス型(例えばTFT型)の表示パネル10と、タッチセンサ部7と、表示パネル10に各種信号を供給する駆動回路14と、タッチセンサ用回路16とを備えている。
駆動回路14は、FPC(フレキシブル回路基板)13を介して、ソースドライバ12aおよびゲートドライバ12bに接続されている。ソースドライバ12aおよびゲートドライバ12bは、表示パネル10のアクティブマトリクス基板8上にチップとして実装されていても良いし、アクティブマトリクス基板8上にモノリシックに形成されていても良い。
駆動回路14には、外部インターフェース(I/F)を介して、映像信号、水平同期信号HSYNC、垂直同期信号VSYNC、およびクロック信号CLK(画素クロック)等が入力される。なお、映像信号がアナログの場合には、クロック信号CLKを、例えば駆動回路14の内部でPLL回路によって生成してもよい。タッチセンサ用回路16には、駆動回路14を介して、あるいは外部から直接に、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、および必要に応じてクロック信号CLKが供給される。
表示パネル10は、少なくとも、アクティブマトリクス基板8と、対向基板6と、これらの基板間に配置された表示媒体層4とを有している。
アクティブマトリクス基板8は、ガラス基板2上に、TFT等のスイッチング素子や配線等を含むTFTアレイ層3を有している。また、アクティブマトリクス基板8は、マトリクス状に配置された複数の画素電極を有している。表示媒体層4は、例えば液晶層である。対向基板6は、カラーフィルタ(図示せず)と、基板全面に形成された対向電極5とを有している。なお、表示パネル10が、表示媒体層4として例えば液晶を用い、偏光を利用して表示を制御する表示パネルである場合は、表示パネル10の少なくとも一方の表面に偏光板が設けられる。図1の構成例では、アクティブマトリクス基板8の背面側(観察者とは反対側)に、第1偏光板1(偏光子)が設けられている。なお、偏光の種類によっては、検光子としての第2偏光板(図示せず)を対向基板6側に設けても良い。
なお、上記の説明では、表示パネル10にカラーフィルタや第2偏光板を設けるものとしたが、カラーフィルタや第2偏光板をタッチセンサ部7の観察者側に配置した構成としても良い。また、この他に、表示パネル10には、位相差板やレンズシート等の各種の光学部材が、必要に応じて設けられる。
タッチセンサ部7は、表示パネル10の前面(観察者側)に配置されている。タッチセンサ部7は、例えばガラスまたは透明プラスチックからなるタッチセンサ基板と、このタッチセンサ基板の表面に設けられた透明導電膜とを有している。透明導電膜は、後に詳しく説明するが、スパッタ法などの周知の薄膜形成技術にて、所定のパターンに形成されている。透明導電膜の材料は、例えば、インジウム・錫酸化物(ITO)、インジウム・亜鉛酸化物(IZO)、酸化錫(NESA)、または、酸化亜鉛等である。耐熱性および耐久性の良好な透明導電膜を得るためには、Mgを含有するターゲットを用いて、スパッタ法にて成膜することが好ましい。しかし、透明導電膜の材料および成膜方法は、特にここに記載された例に限定されず、種々の材料および成膜方法を用いることができる。
タッチセンサ部7は、表示パネル10の表面に、接着剤などを用いて間隙無く接着されても良いし、間隙(空気層)を設けて装着されても良い。このとき、タッチセンサ部7の透明導電膜を表示パネル10側に配置しても良いし、逆に、タッチセンサ基板を表示パネル10側に配置しても良い。
なお、タッチセンサ部7は、前記のタッチセンサ基板を持たない構成としても良い。この場合のタッチセンサ部7は、表示パネル10の観察者側の外面に、透明導電膜を直接形成することによって実現できる。この構成によれば、タッチセンサ付き表示装置全体の厚さを薄くできるという利点がある。
タッチセンサ部7において、タッチセンサ基板を備える場合および備えない場合のいずれにおいても、観察者側の最表面に保護層を形成することが好ましい。保護層としては、例えば、SiO2やSiNOX等の無機薄膜、透明樹脂の塗膜、あるいは、PETやTAC等の透明樹脂フィルム等を用いることができる。タッチセンサ部7には、さらに、必要に応じて、反射防止処理および/または防汚処理を施してもよい。
本実施形態においては、表示パネル10として、アクティブマトリクス型(例えばTFT型)液晶表示パネルを用いる。表示パネル10においては、対向基板6の対向電極5に供給する共通電圧の極性が、一定周期(例えば1水平同期期間)毎に反転される。これは、表示媒体層4としての液晶層に直流電圧が印加されるのを防止するため、および、ゲートドライバやソースドライバに要求される耐圧を低減させるためである。
図3は、表示パネル10の対向電極5に印加される共通電圧(COM電圧)の時間変化の一例を示す図である。図3の例は、1水平同期期間毎に、共通電圧の極性(正および負)が反転する、いわゆるライン反転駆動である。ただし、本発明はこれに限定されず、2水平同期期間毎に共通電圧の極性が反転する、いわゆる2ライン反転駆動等にも適用できる。なお、図3には、共通電圧の正極性の電圧の絶対値と負極性の電圧の絶対値とが互いに等しい共通電圧波形を例示した。しかし、例えばTFT型液晶パネルの場合は、共通電圧の正極性の電圧の絶対値は、負極性の電圧の絶対値と必ずしも等しくない。
図3に示すように、共通電圧の極性は、水平同期信号(HSYNC)の立ち下がり(ハイレベルからローレベルへの切り替わり)に同期して、正から負へ、または負から正へ、反転する。本実施形態においては、図7に示すように、タッチセンサ部7における電極パターンのスキャン動作は、水平同期信号の立ち下がりに同期して開始される。このスキャン動作については、後に詳しく説明する。
なお、このように対向電極5へ供給される共通電圧の極性が正から負へ、または負から正へ切り替わるときに、タッチセンサ部7に誘起電圧が生じ、タッチセンサ出力のノイズ成分となる。
次に、本実施形態にかかるタッチセンサ部7の構成とその駆動動作について、さらに詳しく説明する。以下の説明では、タッチセンサ部7の長辺方向をX方向とし、それに直交する方向をY方向とする。図4Aは、タッチセンサ部7の透明導電膜において、X方向におけるタッチ位置を検出するための透明導電膜のみを抽出し、その構成例を示す模式図である。図4Bは、タッチセンサ部7の透明導電膜において、Y方向におけるタッチ位置を検出するための透明導電膜のみを抽出し、その構成例を示す模式図である。図4Cは、タッチセンサ部7の透明導電膜の全体構成を示す模式図である。なお、図4Bおよび図4Cにおいて、Y方向におけるタッチ位置を検出するための透明導電膜に対して、X方向の透明導電膜と区別しやすくするために、便宜的に砂地模様を付して図示した。すなわち、実際の透明電極膜にこのような模様があるわけではない。
図4Aおよび図4Bに示すように、タッチセンサ部7は、X方向にm本の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmと、Y方向にn本の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynとを有している。なお、図4A等においては、説明を分かりやすくするために図示を簡略化しているが、実際にタッチセンサ部7に設けられる電極パターンの本数(m,n)は、タッチセンサ部7に必要とされるセンサ解像度に応じて決定される。本実施形態のタッチセンサ部7は、タッチ位置のX座標を電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmによって決定し、タッチ位置のY座標を電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynによって決定する。したがって、指やペン等の接触物が触れた場合に、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmの少なくとも一本と、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynの少なくとも一本とに当該接触物が同時に触れる程度の密度で、これらの電極パターンが配置されていることが好ましい。
図4Aおよび図4Bに示すように、電極パターン7X1〜7Xmおよび電極パターン7Y1〜7Ynのそれぞれは、複数の矩形状にパターニングされた導電膜が、矩形の頂点同士が対向するように導電性配線を介して直列に接続されたパターンを有している。なお、この導電性配線は、導電膜と同じ材料で形成されていても良いし、他の導電材料で形成されていても良い。前記導電性配線は、図4Cに示すように、タッチセンサ部7の外部へ引き出され、後に説明するセンサ出力読出回路に接続される。
図4Cに示す例では、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmの矩形部と、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynの矩形部とが、互いに重なり合わないように配置されている。なお、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmの導電性配線と、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynの導電性配線との交差部では、X方向の導電性配線とY方向の導電性配線とが電気的に接続しないよう、これらの配線間に絶縁膜を介在させている。
ただし、タッチセンサ部7の導電膜の構成は、図4Cに示した例に限定されない。例えば、X方向の電極パターンとY方向の電極パターンが、互いに重なりを持つ構成としても良い。この場合は、X方向の電極パターンとY方向の電極パターンとを、絶縁膜層を介して、異なる層に形成すれば良い。あるいは、X方向の電極パターンとY方向の電極パターンとの間において、少なくともこれらのパターンが重なる箇所に、絶縁膜を介在させても良い。
次に、タッチセンサ用回路16の構成について説明する。図5は、タッチセンサ用回路16の内部構成を示す回路図である。図5に示すように、タッチセンサ用回路16は、センサ出力読出回路21、座標演算装置22、およびスイッチ制御装置23(センサ制御回路)を備えている。
センサ出力読出回路21は、タッチセンサ部7の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmおよび電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynの容量を表す信号を出力する。座標演算装置22は、センサ出力読出回路21からの出力信号値に基づいて、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmおよび電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynに接触体が接触している位置の座標を求める。スイッチ制御装置23は、センサ出力読出回路21の各種スイッチ等へ制御信号を供給することにより、センサ出力読出回路21の動作を制御する。
センサ出力読出回路21は、マルチプレクサ211、補償回路212、充電回路213、および電流−電圧変換回路214を備えている。
マルチプレクサ211は、タッチセンサ部7の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmおよび電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynからの出力を、充電回路213へ順次一つずつ選択的に接続する。マルチプレクサ211における電極パターンの選択は、スイッチ制御装置23から供給される選択信号Smpによって制御される。本実施形態においては、後に詳しく説明するが、マルチプレクサ211は、連続する2つの水平同期期間のうち先行する水平同期期間において、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmを選択し、前記2つの水平同期期間のうち後続の水平同期期間において、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynを選択する。
充電回路213は、スイッチング素子SW1,SW2を備える。スイッチング素子SW1は、充電回路213の端子T1と電流−電圧変換回路214との間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW2は、端子T1と接地電圧との間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW1,SW2の切り替えは、スイッチ制御装置23から供給される制御信号Sa,Sbによって制御される。
補償回路212は、キャパシタCcと、スイッチング素子SW6,SW7とを備える。スイッチング素子SW6は、キャパシタCcの一端子と、電圧(V0+VREF×2)が印加された電源端子との間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW7は、キャパシタCcの一端子と、充電回路213のスイッチング素子SW1との間の接続と非接続とを切り替える。キャパシタCcの他方の端子は、接地電位に保持されている。キャパシタCcの容量は、タッチセンサ部7の電極パターンと充電回路213の端子T1との間に形成される寄生容量Caと同じ容量に設定されている。補償回路212は、寄生容量Caに流れる電流i3を補償するために、同じ大きさの電流i3を、スイッチング素子SW1を介してタッチセンサ部7側へ供給する。
電流−電圧変換回路214は、キャパシタC1と、差動増幅器OP1と、スイッチング素子SW3,SW4,SW5とを備えている。キャパシタC1は、電荷を蓄積するための電荷蓄積部として機能する。キャパシタC1の一端子は、差動増幅器OP1の2つの入力端のうちの一方に接続されている。差動増幅器OP1の他方の入力端は、電圧VREFが印加された電源端子VS1に接続されている。キャパシタC1の他方の端子は、差動増幅器OP1の出力端に接続されている。
スイッチング素子SW3は、差動増幅器OP1の入力端に接続された側のキャパシタC1の端子と、電圧VREFが印加された電源端子VS1との間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW4は、キャパシタC1の両端子間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW3,SW4の切り替えは、スイッチ制御装置23から供給される制御信号Scによって制御される。
スイッチング素子SW5は、差動増幅器OP1の出力端と座標演算装置22との間の接続と非接続とを切り替える。スイッチング素子SW5の切り替えは、スイッチ制御装置23から供給される制御信号Sdによって制御される。
座標演算装置22は、センサ出力合成回路221と、接触位置検出回路222(座標位置検出回路)とを備える。センサ出力合成回路221は、後に詳述するが、センサ出力読出回路21により複数回のスキャンのそれぞれによって部分的に得られたセンサ出力を合成し、座標位置を検出するための1画面分のセンサデータとして、接触位置検出回路222へ供給する。なお、ここでの「1画面分のセンサデータ」とは、タッチセンサ部7の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmおよび電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynのそれぞれから読み出された、(m+n)個の容量値である。接触位置検出回路222は、センサ出力合成回路221で生成されたセンサデータに基づいて、ペンや指等が触れた位置の座標を算出する。
以下、タッチセンサ用回路16による座標位置検出動作について説明する。
まず、スイッチ制御装置23は、スイッチング素子SW2、SW3、SW4およびSW6をON状態にするとともに、スイッチング素子SW1、SW5およびSW7をOFF状態にする。この状態では、端子T1の電圧はV0(接地電圧)に設定され、キャパシタCcの両端子間の電位差はV0+2VREFに設定される。また、キャパシタC1の両端子は同じ電圧VREFに設定される。このとき、キャパシタC1の両端子間の電位差は0Vになる。
次に、スイッチ制御装置23は、スイッチング素子SW1、SW5およびSW7をON状態にするとともに、スイッチング素子SW2、SW3、SW4およびSW6をOFF状態にする。この状態では、キャパシタC1と、タッチセンサ部7の電極パターンのうち、マルチプレクサ211で選択された電極パターンとが接続される。このとき、電極パターンに指やペン等の接触体が接触していると、その接触体に電流が流れ、キャパシタC1に蓄積された電荷量が変化する。このとき、寄生容量Caに流れる電流i3は、キャパシタCcから流れる同じ大きさの電流i3により補償される。差動増幅器OP1は、キャパシタC1に蓄積されている電荷量に応じた電圧信号を出力する。これにより、電流−電圧変換回路214の端子T3からは、タッチセンサ部7の電極パターンに接触体が接触しているか否か、および接触体の誘電率等の違いに応じて、互いに異なる電圧の信号が出力されることとなる。
したがって、座標演算装置22は、電流−電圧変換回路214の端子T3からの出力信号にしたがって、タッチセンサ部7の電極パターンに接触体が接触しているか否かを検知することができる。例えば、タッチセンサ部7の電極パターンに何も接触していない場合の電流−電圧変換回路214の端子T3からの出力信号の値を予め計測して記憶させておき、その値と出力信号の値とを比較することによって、接触の有無を検知することができる。
座標演算装置22は、電流−電圧変換回路214の端子T3からの出力信号の値を格納するメモリ(図示せず)を備えている。前述のように、マルチプレクサ211は、2水平同期期間にわたって、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmと、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynとの合計(m+n)本の電極パターンを順次選択する。すなわち、ここでは、2水平同期期間で、電極パターンの全てのスキャンが完了する。言い換えると、1センササイクルが2水平同期期間である。これにより、1センササイクルにおいて、電流−電圧変換回路214の端子T3からの出力信号として、(m+n)個の信号値が得られる。座標演算装置22は、これら(m+n)個の信号値に基づいて、接触体による接触位置を検知する。例えば、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmのうち電極パターン7X1に接触があると判断され、かつ、Y方向の電極パターン7Y1にも接触があると判断された場合は、X方向の電極パターン7X1とY方向の電極パターン7Y1との交差点の近傍に、指やペン等が接触しているものと判断することができる。なお、1センササイクルにおいて検出される接触点の数は1個に限定されない。
次に、本実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置20における、表示パネル10の駆動動作とタッチセンサ部7の駆動動作とについて説明する。図6は、タッチセンサ用回路16の動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、電源がONされることにより、タッチセンサ用回路16の動作がスタートする。最初に、各種の初期値が設定される(ステップS1)。
次に、センサ出力読出回路21において、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにしたがって、マルチプレクサ211が、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmを順次選択する。これにより、これらの電極パターンが充電回路213へ順次接続されることにより、各電極パターンの容量に応じた、m個の出力信号値が得られる(ステップS2)。ステップS2で得られたm個の出力信号値は、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。なお、スイッチ制御装置23は、図7に示すように、水平同期信号HSYNCの1つのパルス51の立ち下がり(ハイレベルからローレベルへの切り替わり)に同期して、マルチプレクサ211による電極パターン7X1の選択を開始させる。なお、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmからの容量の読み出しは、図7に示すように、1水平同期期間内に完了する。
次に、マルチプレクサ211は、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにより、水平同期信号HSYNCにおいてパルス51の次のパルス52の立ち下がりに同期して、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynの順次選択を開始する。これにより、これらの電極パターンが充電回路213へ順次接続されることにより、各電極パターンの容量に応じた、n個の出力信号値が得られる(ステップS3)。ステップS3で得られたn個の出力信号値は、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。また、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynからの容量の読み出しも、図7に示すように、1水平同期期間内に完了する。
以上のステップS2およびS3の処理により、前記メモリには、ステップS2のスキャンで得られたm個の出力信号値と、ステップS3のスキャンで得られたn個の出力信号値とが格納されていることとなる。
次に、座標演算装置22において、センサ出力合成回路221が、前記メモリから、ステップS2のスキャンで得られたm個の出力信号値と、ステップS3のスキャンで得られたn個の出力信号値とを順次読み出し、1画面分のセンサデータとして、接触位置検出回路222へ与える(ステップS4)。
次に、座標演算装置22において、接触位置検出回路222が、ステップS6でセンサ出力合成回路221から与えられた信号値と所定の閾値とを比較することにより、接触体が触れている位置の座標を求める(ステップS5)。ここで、前記所定の閾値とは、例えば、電極パターンに何も接触していない場合のセンサ出力読出回路21の出力信号値に、必要に応じてマージンを付加したものである。
以降、ステップS2〜S5の処理を、繰り返す。
上記の処理により、タッチセンサ用回路16は、図7に示すように、水平同期信号HSYNCの2周期分(2水平同期期間)を1センササイクルとして、前記2水平同期期間のうち先行する水平同期期間において、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmから出力信号値を取得する。また、タッチセンサ用回路16は、前記2水平同期期間のうち後続の水平同期期間において、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynから出力信号値を取得する。つまり、この2水平同期期間の間に共通電圧(COM電圧)の極性が切り替わる時点では、電極パターンからの容量読み出しは行われていない。したがって、本実施形態によれば、共通電圧の極性反転に起因するノイズを含まない、S/N比の高いセンサ出力を得ることができる。
なお、上記の説明においては、1センササイクルを構成する2水平同期期間のうち先行する水平同期期間において、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmから出力信号値を取得し、後続する水平同期期間において、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynから出力信号値を取得するものとした。しかし、この逆に、2水平同期期間のうち先行する水平同期期間に電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynから出力信号値を取得し、後続する水平同期期間に電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmから出力信号値を取得するようにしても良い。
また、上記の説明においては、1センササイクルを構成する2水平同期期間のうち先行する水平同期期間において、X方向の電極パターン(m本)から出力信号値を取得し、後続する水平同期期間において、Y方向の電極パターン(n本)から出力信号値を取得するものとした。しかし、2水平同期期間のそれぞれにおいて出力信号値を読み取る電極パターンの本数は、2水平同期期間の合計が(m+n)本となれば良く、この例に限定されない。
また、上記の説明においては、2水平同期期間で合計(m+n)本の電極パターンから出力信号値を取得するものとした。しかし、3以上の水平同期期間に分割して、電極パターンからの出力信号値を取得するようにしても良い。
また、図7の例では、2水平同期期間を1センササイクルとして、電極パターンからの出力信号値の読み出しを繰り返し行う。すなわち、図7の例では、1センササイクルで読み出した出力信号値に基づく座標演算を、同センササイクル内または次のセンササイクルと並行して行う。しかし、図8に示すように、1センササイクルで読み出した出力信号値に基づく座標演算を、次の水平同期期間内に行うようにしても良い。図8の例では、電極パターンからの出力信号値の読み出しを行う2つの水平同期期間p1,p2と、電極パターンからの読み出しを行わずに座標演算を行う水平同期期間p3とが、交互に存在する。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置について、図面を参照しながら以下に説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置について、図面を参照しながら以下に説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明を省略する。
第2の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置の構成は、第1の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置20と同様である。ただし、第2の実施形態にかかるタッチセンサ付き表示装置においては、タッチセンサ用回路16の動作が、第1の実施形態とは異なる。
前述のとおり、第1の実施形態では、1センササイクルを構成する2水平同期期間のうち、1つ目の水平同期期間にm本、2つ目の水平同期期間にn本の電極パターンから、それぞれ信号値を読み出す。これに対して、第2の実施形態では、1水平同期期間あたりに(m+n)本の電極パターンから信号値を読み出すが、2水平期間の信号値を加算することにより、1画面分のセンサデータを得る。つまり、第1の実施形態と第2の実施形態とにおいて、水平同期期間の長さが等しいものとすると、第2の実施形態では、第1の実施形態よりもマルチプレクサ211の動作周波数が高く、1回のスキャンで読み出される容量が小さい。このように1回のスキャンで読み出される容量が小さいと、センサ出力のダイナミックレンジが狭くなるので、2回分のスキャンで得られる容量を加算することにより、ダイナミックレンジの広いセンサ出力を得る。
図9は、本実施形態にかかるタッチセンサ用回路16の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、電源がONされることにより、タッチセンサ用回路16の動作がスタートする。最初に、各種の初期値が設定される(ステップS11)。
次に、マルチプレクサ211が、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにより、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmを順次選択する。これにより、これらの電極パターンの容量に応じたm個の出力信号値が得られる(ステップS12)。ここで、これらの出力信号値を、D1X1,D1X2,・・・D1Xmと称する。これらの出力信号値は、1回目のスキャンで得られたX方向の出力信号値として、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。また、本実施形態においても、スイッチ制御装置23は、図10に示すように、水平同期信号HSYNCのパルス51の立ち下がりに同期して、マルチプレクサ211による電極パターンの選択を開始させる。
マルチプレクサ211は、引き続き、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにより、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynを順次選択する。これにより、これらの電極パターンの容量に応じたn個の出力信号値が得られる(ステップS13)。ここで、これらの出力信号値を、D1Y1,D1Y2,・・・D1Ynと称する。これらの出力信号値は、1回目のスキャンで得られたY方向の出力信号値として、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。なお、ステップS12とステップS13の処理は、同じ水平同期期間内に行われる。
次に、マルチプレクサ211が、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにより、再度、X方向の電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmを順次選択する。これにより、これらの電極パターンの容量に応じたm個の出力信号値が得られる(ステップS14)。ここで、これらの出力信号値を、D2X1,D2X2,・・・D2Xmと称する。これらの出力信号値は、2回目のスキャンで得られたX方向のデータとして、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。なお、この2回目のスキャンにおいては、スイッチ制御装置23は、図10に示すように、ステップS12のスキャン開始のトリガーとなるパルス51の次のパルス52の立ち下がりに同期して、マルチプレクサ211による電極パターンの選択を開始させる。
マルチプレクサ211は、引き続き、スイッチ制御装置23からの制御信号Smpにより、Y方向の電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynを順次選択する。これにより、これらの電極パターンの容量に応じたn個の出力信号値が得られる(ステップS15)。ここで、これらの出力信号値を、D2Y1,D2Y2,・・・D2Ynと称する。これらの出力信号値は、2回目のスキャンで得られたY方向のデータとして、座標演算装置22の内部または外部のメモリ(図示せず)に格納される。なお、ステップS14とステップS15の処理は、同じ水平同期期間内に行われる。
以上のステップS12〜S15の処理により、前記メモリには、1回目のスキャンで得られた(m+n)個の出力信号値と、2回目のスキャンで得られた(m+n)個の出力信号値とが格納されていることとなる。
次に、座標演算装置22のセンサ出力合成回路221が、前記メモリを参照し、1回目のスキャンで得られたX方向のデータと、2回目のスキャンで得られたX方向のデータとを加算する。また、センサ出力合成回路221は、1回目のスキャンで得られたY方向のデータと、2回目のスキャンで得られたY方向のデータとを加算する(ステップS16)。
すなわち、ステップS16において、センサ出力合成回路221は、iを1からmまでの整数として、電極パターン7Xiの出力信号値として、D1XiとD2Xiとを加算した値を出力する。また、センサ出力合成回路221は、jを1からnまでの整数として、電極パターン7Yjの出力信号値として、D1YjとD2Yjとを加算した値を出力する。これにより、各電極パターンについて、1回目のスキャン時の容量と2回目のスキャン時の容量との和に相当する信号値を得ることができる。
これにより、例えば、1回のスキャン時の容量に対応する出力信号値が8ビットのデータに相当するとすれば、センサ出力合成回路221において、1回目のスキャン時の容量と2回目のスキャン時の容量とを加算することにより、16ビット相当の広いダイナミックレンジを持つ出力信号値を得ることができる。
続いて、座標演算装置22の接触位置検出回路222が、ステップS16で求められた出力信号値と所定の閾値とを比較することにより、接触体が触れている位置の座標を求める(ステップS17)。ここで、前記所定の閾値とは、例えば、電極パターンに何も接触していない場合のセンサ出力読出回路21の出力信号値に、必要に応じてマージンを付加したものである。
以降、ステップS12〜S17の処理が繰り返し行われる。
以上のとおり、本実施形態においても、共通電圧(COM電圧)の極性が切り替わる時点では、電極パターンからの容量読み出しは行われていない。したがって、本実施形態によっても、共通電圧の極性反転に起因するノイズを含まない、S/N比の高いセンサ出力を得ることができる。
なお、上記の説明においては、センサ出力合成回路221が、2水平同期期間の出力信号値を加算することにより、1画面分のセンサデータを生成するものとした。しかし、3以上の水平同期期間の出力信号値を加算することにより、電極パターンからの出力信号値を取得するようにしても良い。
また、図10の例では、2水平同期期間を1センササイクルとして、電極パターンからの出力信号値の読み出しを繰り返し行う。すなわち、図10の例では、1センササイクルで読み出した出力信号値に基づく座標演算を、同じセンササイクル内または次のセンササイクルと並行して行う。しかし、図11に示すように、1センササイクルで読み出した出力信号値に基づく座標演算を、次の水平同期期間内に行うようにしても良い。すなわち、図11の例では、それぞれ(m+n)本の電極パターンからの出力信号値の読み出しを行う水平同期期間p1,p2と、電極パターンからの読み出しを行わずに座標演算を行う水平同期期間p3とが、交互に存在する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で、上述した各種の実施形態を適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上述の説明では、指やペン等が接触した際に電極パターンの容量が変化することを利用して、接触位置を検出する構成を例示した。しかし、タッチセンサ部の構成は、このような静電容量結合方式に限定されず、他の任意の方式を適用できる。また、接触式のセンサに限定されず、指やペン等が近接したことを電気的または光学的に検出するセンサにも、本発明を適用することができる。
また、上述の説明では、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmと、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynとを、1つのマルチプレクサを用いて、1センササイクルにおいて順次選択する構成を例示した。すなわち、上述の説明では、タッチセンサ用回路16に1つのセンサ出力読出回路21を備えた構成を例示した。しかし、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmと、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynとのそれぞれに対して、センサ出力読出回路21を1つずつ設けた構成としても良い。この構成によれば、電極パターン7X1,7X2,・・・7Xmと、電極パターン7Y1,7Y2,・・・7Ynとを同時並行的にスキャンすることが可能となる。この構成の場合も、2以上の水平同期期間によって1センササイクルを構成し、上記第1の実施形態または第2の実施形態のように、共通電圧の極性が切り替わる時点では電極パターンからの容量読み出しを行わないようにすることにより、共通電圧の極性反転に起因するノイズを含まないセンサ出力を得ることができる。
また、上記の各実施形態においては1水平同期期間毎に共通電圧の極性が切り替わる例を示したが、図12に示すように、2水平同期期間毎に共通電圧の極性が切り替わる、いわゆる2ライン反転駆動の構成としても、本発明を実施することができる。この場合も、共通電圧の極性が切り替わる時点では電極パターンからの容量読み出しを行わないようにすることにより、共通電圧の極性反転に起因するノイズを含まないセンサ出力を得ることができる。
本発明は、タッチセンサ付き表示装置として、産業上の利用が可能である。
Claims (6)
- 複数の画素電極を備えるアクティブマトリクス基板と、表示媒体層と、前記複数の画素電極に対向する対向電極を備える対向基板とを有する表示パネルと、
前記複数の画素電極に表示信号電圧を供給するとともに、前記対向電極に極性の周期的な反転を伴う共通電圧を供給する表示パネル駆動回路と、
前記表示パネルの対向基板側の表面に配置され、接触体が触れたときに電気特性が変化するセンサ電極を複数備えたタッチセンサ部と、
前記センサ電極のそれぞれに順次接続され、接続されたセンサ電極の電気特性に応じた信号電圧をセンサデータとして出力するセンサ出力読出回路と、
前記センサ出力読出回路へ制御信号を供給するセンサ制御回路と、
前記センサ出力読出回路から出力される信号電圧に基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標演算回路とを備え、
前記センサ制御回路が、前記座標演算回路が位置検出を行うための1画面分のセンサデータを前記センサ出力読出回路から出力させるスキャン動作を、前記共通電圧の極性の反転時に重ならないよう複数回に分割して行い、
前記座標演算回路が、
前記複数回に分割されたスキャン動作により得られたセンサデータを合成して1画面分のセンサデータを生成するセンサ出力合成回路と、
前記センサ出力合成回路で生成された1画面分のセンサデータに基づいて、前記タッチセンサ部において前記接触体が触れた位置を検出する座標位置検出回路とを備えた、タッチセンサ付き表示装置。 - 前記センサ制御回路が、前記タッチセンサ部のセンサ電極の全てへ当該センサ出力読出回路を順次接続する動作を、前記複数回に分割して行う、請求項1に記載のタッチセンサ付き表示装置。
- 前記センサ制御回路が、前記共通電圧の1周期期間内に前記タッチセンサ部のセンサ電極の全てへ当該センサ出力読出回路を順次接続する動作を、前記複数回繰り返して行い、
前記センサ出力合成回路が、前記複数回にわたって前記センサ出力読出回路から得られたセンサデータを加算することにより、前記1画面分のセンサデータを生成する、請求項1に記載のタッチセンサ付き表示装置。 - 前記センサ電極が、前記タッチセンサ部において座標の第1軸方向に複数並んだ第1のセンサ電極群と、前記タッチセンサ部において座標の第2軸方向に複数並んだ第2のセンサ電極群とを含み、
前記座標演算回路が、前記センサ出力読出回路が前記第1のセンサ電極群に属するセンサ電極に接続された際に出力した信号電圧に基づいて、前記接触体が触れた位置の第1軸方向の座標を決定し、前記センサ出力読出回路が前記第2のセンサ電極群に属するセンサ電極に接続された際に出力した信号電圧に基づいて、前記接触体が触れた位置の第2軸方向の座標を決定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタッチセンサ付き表示装置。 - 前記共通電圧の極性が1水平期間毎に反転する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタッチセンサ付き表示装置。
- 前記共通電圧の極性が2水平期間毎に反転する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタッチセンサ付き表示装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010085487 | 2010-04-01 | ||
JP2010085487 | 2010-04-01 | ||
PCT/JP2011/057220 WO2011125522A1 (ja) | 2010-04-01 | 2011-03-24 | タッチセンサ付き表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011125522A1 true JPWO2011125522A1 (ja) | 2013-07-08 |
Family
ID=44762476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012509430A Pending JPWO2011125522A1 (ja) | 2010-04-01 | 2011-03-24 | タッチセンサ付き表示装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20130016057A1 (ja) |
EP (1) | EP2541378A1 (ja) |
JP (1) | JPWO2011125522A1 (ja) |
CN (1) | CN102859471B (ja) |
WO (1) | WO2011125522A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105609062B (zh) * | 2014-11-21 | 2018-06-08 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 内嵌式触控显示设备及驱动方法 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH705869A1 (fr) * | 2011-12-02 | 2013-06-14 | Advanced Silicon S A | Interface et procédé de lecture de capteur capacitif. |
JP2013131079A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Futaba Corp | 投影型静電容量方式タッチパネルとその座標検出方法 |
JP5893720B2 (ja) * | 2012-03-02 | 2016-03-23 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
KR101472080B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-12-17 | (주)멜파스 | 터치 센싱 장치 및 방법 |
CN103389848B (zh) * | 2013-08-08 | 2016-07-06 | 华映视讯(吴江)有限公司 | 驱动触控显示器的方法及提升信噪比的触控显示器 |
EP3130984B1 (en) * | 2014-04-07 | 2019-09-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Touch panel and electronic device |
EP3511801B1 (en) * | 2016-09-08 | 2022-06-01 | Sony Group Corporation | Output device, output control method, and program |
KR102596607B1 (ko) * | 2016-12-20 | 2023-11-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 터치회로, 터치 센싱 장치 및 터치 센싱 방법 |
WO2019045104A1 (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-07 | 株式会社デンソー | ヒータ装置 |
JP2019046786A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | 株式会社デンソー | ヒータ装置 |
TWI685782B (zh) * | 2017-10-11 | 2020-02-21 | 瑞鼎科技股份有限公司 | 電容式觸控感測電路及其電荷補償方法 |
CN110174971B (zh) * | 2019-05-31 | 2022-05-13 | 京东方科技集团股份有限公司 | 触控信号的降噪方法及装置、触控ic、触控显示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06187096A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスプレイ一体型タブレット |
JPH09190283A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Sharp Corp | 座標入力装置 |
JP2006146895A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-06-08 | Sharp Corp | タッチセンサ付き表示装置およびその駆動方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2603978Y (zh) * | 2003-02-13 | 2004-02-18 | 盛建中 | 坐标识别装置 |
KR20060108932A (ko) * | 2005-04-13 | 2006-10-18 | 삼성전자주식회사 | 감지부를 내장하는 표시 장치 및 그 구동 방법 |
JP4224715B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2009-02-18 | ソニー株式会社 | 座標入力装置および表示装置 |
JP2007271781A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 画像取込機能付き表示装置 |
JP4945345B2 (ja) * | 2007-07-03 | 2012-06-06 | 株式会社 日立ディスプレイズ | タッチパネル付き表示装置 |
JP4978453B2 (ja) * | 2007-12-14 | 2012-07-18 | セイコーエプソン株式会社 | センシング装置、表示装置および電子機器 |
JP5081020B2 (ja) * | 2008-03-05 | 2012-11-21 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | 光センサ内蔵液晶表示装置 |
JP2009294903A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置 |
-
2011
- 2011-03-24 JP JP2012509430A patent/JPWO2011125522A1/ja active Pending
- 2011-03-24 US US13/636,724 patent/US20130016057A1/en not_active Abandoned
- 2011-03-24 WO PCT/JP2011/057220 patent/WO2011125522A1/ja active Application Filing
- 2011-03-24 CN CN201180017456.3A patent/CN102859471B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-03-24 EP EP11765423A patent/EP2541378A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06187096A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスプレイ一体型タブレット |
JPH09190283A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Sharp Corp | 座標入力装置 |
JP2006146895A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-06-08 | Sharp Corp | タッチセンサ付き表示装置およびその駆動方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105609062B (zh) * | 2014-11-21 | 2018-06-08 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 内嵌式触控显示设备及驱动方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102859471A (zh) | 2013-01-02 |
US20130016057A1 (en) | 2013-01-17 |
EP2541378A1 (en) | 2013-01-02 |
CN102859471B (zh) | 2015-04-22 |
WO2011125522A1 (ja) | 2011-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2011125522A1 (ja) | タッチセンサ付き表示装置 | |
WO2011114900A1 (ja) | タッチセンサ付き表示装置 | |
WO2011125521A1 (ja) | タッチセンサ付き表示装置 | |
US9977527B2 (en) | Touch sensing device and method for driving the same | |
US10282018B2 (en) | Display device | |
US9058072B2 (en) | Touch sensing apparatus and driving method thereof | |
KR101398238B1 (ko) | 터치 스크린 패널 일체형 표시장치 | |
US9507460B2 (en) | Touch sensing device, touch sensing circuit, data driving circuit, and display device driving method | |
US9727163B2 (en) | Touch detection device, display device with touch detection function, and electronic apparatus | |
KR101321996B1 (ko) | 액정표시장치 및 그 구동방법 | |
US8599146B2 (en) | Liquid crystal device, electronic apparatus and position identification method for identifying a position of an object | |
WO2011114901A1 (ja) | タッチセンサ付き表示装置 | |
JP7106364B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2008216726A (ja) | 液晶装置、液晶装置の駆動方法および電子機器 | |
JP2018045283A (ja) | タッチ検出機能付き表示装置及び制御方法 | |
KR20150030539A (ko) | 인 셀 터치 액정표시장치 | |
KR101678209B1 (ko) | 터치 감지장치와 그 구동 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131119 |