JPWO2011118122A1 - ユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置、方法、プログラム、および集積回路 - Google Patents

ユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置、方法、プログラム、および集積回路 Download PDF

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Abstract

本発明のサーバ装置は、第1のクライアント装置からのユーザインタフェース要求に基づいて、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を抽出して、当該第2のクライアント装置にユーザインタフェースの起動指示を送信し、第1のクライアント装置からの連携要求に基づいて、第2のクライアント装置にユーザインタフェースの表示指示を送信することによって、ユーザが操作している第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とを連携させるための連携要求があってから、短時間で、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置に対する操作を可能にする。

Description

本発明は、ユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置に関し、より特定的には、リモート操作するクライアント装置とは別のクライアント装置におけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置に関する。
近年、ブロードバンドインターネット接続およびワイヤレスネットワークが普及している。さらに、各機器を接続する互換性技術であるDLNA(Digital Living Network Alliance)技術の向上によって、家庭内でもパーソナルコンピュータ以外のデジタル家電機器がネットワークを介して接続、および通信するようになっている。例えば、デジタルテレビとDVDレコーダ、および携帯電話とDVDレコーダのようにデジタル家電機器同士が連携し、リモートからの番組予約および番組視聴などを可能とする様々な新サービスが登場してきている。
具体的には、クライアント装置がネットワークを介してサーバ装置に接続し、当該サーバ装置からサーバ装置を操作するユーザインタフェースを取得する。そして、クライアント装置は、リモートで、取得したユーザインタフェースを操作することによって、当該サーバ装置に格納されている動画および写真コンテンツを再生および視聴し、またはダウンロードする。
さらに、例えば、携帯機器を用いて、DVDレコーダまたはBlu−Rayレコーダを操作する場合、携帯機器は、DVDレコーダまたはBlu−RayレコーダからDVDレコーダまたはBlu−Rayレコーダを操作するユーザインタフェースを取得する。そして、ユーザは、携帯機器を用いて、リモートで、取得したユーザインタフェースを操作するが、携帯機器では、ユーザインタフェースを表示する領域が小さい。そこで、ユーザインタフェースを表示する領域が大きい別のクライアント装置に、当該ユーザインタフェースを転送し、当該ユーザインタフェースをより大きな画面に表示することによって、ユーザの操作性の向上を図る。
図14は、従来技術におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム90を示す図である。図14において、ユーザインタフェース表示制御システム90は、サーバ装置であるDVDレコーダ901と、ユーザが操作するクライアント装置である携帯電話902と、ユーザインタフェースを表示する別のクライアント装置であるデジタルテレビ903とを備える。
先ず、携帯電話902は、DVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ901からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、携帯電話902は、携帯電話902の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ901の操作画面を表示する。このように、携帯電話902を用いて、リモートで、DVDレコーダ901を操作できるように、携帯電話902はDVDレコーダ901のユーザインタフェースを取得する。
さらに、携帯電話902は、デジタルテレビ903へ連携要求を送信する。デジタルテレビ903は、携帯電話902からの連携要求に基づいて、DVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ901からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、デジタルテレビ903は、デジタルテレビ903の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ901の操作画面を表示する。
上述のように、携帯電話902は、デジタルテレビ903と連携し、携帯電話902の表示画面(表示領域)に表示するDVDレコーダ901の操作画面を、デジタルテレビ903の表示画面(表示領域)に表示させている。DVDレコーダ901の操作画面が、携帯電話902の表示画面(表示領域)より大きいデジタルテレビ903の表示画面(表示領域)に表示されることによって、ユーザにとって視認性が高まる。その結果、リモートからの番組予約および番組視聴など、DVDレコーダ901に対するユーザの操作性が向上する。
また、このようなユーザの操作性を向上させるシステムは、特許文献1に開示されている。特許文献1では、連携可能であるリモート機器のアイコンを表示し、表示されたアイコンのうち連携するリモート機器のアイコンをユーザに選択させる。その後、連携要求されたリモート機器がユーザインタフェースを取得し、複数のリモート機器を連携させることによって、ユーザの操作性を向上させている。
特表2002−510415号公報
しかしながら、図14に示したように、ユーザインタフェース表示制御システム90では、携帯電話902からDVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信してから、デジタルテレビ903の表示画面にDVDレコーダ901の操作画面を表示させて、携帯電話902とデジタルテレビ903とが連携してDVDレコーダ901に対する操作が可能になるまで、非常に時間がかかるという問題がある。
それ故に、本発明の目的は、ユーザが操作している第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とを連携させるための連携要求があってから、短時間で、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置に対する操作を可能にするサーバ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のサーバ装置は、ネットワークを介して通信される複数のクライアント装置のうち、いずれかである第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とにおけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置であって、クライアント装置でサーバ装置を操作するクライアント装置毎のユーザインタフェースが記録されている記録部と、第1のクライアント装置からの、第1のクライアント装置でサーバ装置を操作する第1のユーザインタフェースの要求であるユーザインタフェース要求、および第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とを連携させてサーバ装置を操作する連携要求を受信する受信部と、受信部によって受信されたユーザインタフェース要求に基づいて、複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を選択する連携装置判定部と、記録部に記録されているユーザインタフェースのうち、連携装置判定部によって選択された第2のクライアント装置でサーバ装置を操作する第2のユーザインタフェースを取得するユーザインタフェース送信制御部と、ユーザインタフェース送信制御部によって取得された第2のユーザインタフェースと、第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示とを第2のクライアント装置に送信する送信部とを備え、第1のクライアント装置からの連携要求を受信部が受信した場合、送信部は、受信部によって受信された連携要求に基づいて、第2のクライアント装置に送信した第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を、第2のクライアント装置に送信することを特徴とする。
さらに、好ましい連携装置判定部は、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、複数の第2のクライアント装置ごとに、連携対象として選択する際の優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、連携装置判定部は、記録部に記録されている連携履歴を参照して優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、連携装置判定部は、連携回数情報に基づいて優先度を設定することを特徴とする。
また、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、連携装置判定部は、連携回数情報に基づいて優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましい送信部は、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置においてバックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させる停止指示を、当該連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置に送信することを特徴とする。
また、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、連携装置判定部は、記録部に記録されている連携履歴を参照して、第1のクライアント装置と連携したことがあるクライアント装置を、第2のクライアント装置として選択することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、連携装置判定部は、連携回数情報に基づいて、第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、連携装置判定部は、連携日時情報に基づいて、第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする。
また、好ましい連携装置判定部は、第1のクライアント装置の表示画面(表示領域)よりも表示画面(表示領域)が大きいクライアント装置を第2のクライアント装置として選択することを特徴とする。
また、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置の装置情報と、記録部に記録されるユーザインタフェースとを対応付けるユーザインタフェース対応表が記録されており、ユーザインタフェース送信制御部は、記録部に記録されているユーザインタフェース対応表を参照して、第1のユーザインタフェースおよび第2のユーザインタフェースを取得することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、上述した本発明のサーバ装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与えるユーザインタフェース表示制御方法として捉えることができる。この方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。
以上のように、本発明のサーバ装置によれば、ユーザが操作している第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とを連携させるための連携要求があってから、短時間で、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置に対する操作を可能にすることができる。
図1は、本発明の一実施形態における家庭内ネットワークシステム10を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム20を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100を示す図である。 図4は、第1のクライアント装置210の装置情報400を示す図である。 図5は、第2のクライアント装置220の装置情報500を示す図である。 図6は、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置との連携内容である連携履歴600を示す図である。 図7は、ユーザインタフェース対応表700を示す図である。 図8は、ユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御方法800を示す図である。 図9は、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860の詳細を示す図である。 図10は、ユーザインタフェース取得ステップS870の詳細を示す図である。 図11は、第2のユーザインタフェース起動ステップS890の詳細を示す図である。 図12は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920の詳細を示す図である。 図13は、図3に示した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100のうち集積回路化される構成を示す図である。 図14は、従来技術におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム90を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<概要>
先ず、本発明の一実施形態におけるシステムの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における家庭内ネットワークシステム10を示す図である。図1において、家庭内ネットワークシステム10は、サーバ装置100と、第1のクライアント装置210および230と、第2のクライアント装置220および240とを備える。
なお、第1のクライアント装置は、サーバ装置をリモート操作するために、ユーザによって操作されるリモート機器である。第2のクライアント装置は、第1のクライアント装置と連携してサーバ装置をリモート操作する機器である。典型的には、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)に表示されたサーバ装置の操作画面を、ユーザが見ながら、第1のクライアント装置をユーザが操作することによって、サーバ装置をリモート操作する。
ここでは、サーバ装置100はDVDレコーダであって、第1のクライアント装置210および230は携帯電話であって、第2のクライアント装置220および240はデジタルテレビとしている。なお、家庭内ネットワークシステム10を構成するサーバ装置、第1のクライアント装置、および第2のクライアント装置は、これらに限定されるものではなく、例えば、BluRayレコーダ、デジタルカメラ等であってもよく、その他のリモート機器が接続されていても構わない。
さらに、家庭内ネットワークシステム10を構成する各機器は、有線ネットワーク、およびBLUETOOTH等を含む無線ネットワークを介して接続され、各機器間の通信を実現する。また、各機器間の通信は、家庭内の内部ネットワークを介する通信に限定されるものではなく、例えば、サーバ装置100であるDVDレコーダが宅内に存在し、第1のクライアント装置210である携帯電話と、第2のクライアント装置220であるデジタルテレビが外部に存在して、各機器間の通信は、インターネット等を利用して実現しても構わない。
図2は、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム20を示す図である。図2において、ユーザインタフェース表示制御システム20は、サーバ装置(DVDレコーダ)100と、第1のクライアント装置(携帯電話)210と、第2のクライアント装置(デジタルテレビ)220とを備える。なお、図2におけるユーザインタフェース表示制御システム20は、図1に示した家庭内ネットワークシステム10のうち、サーバ装置100(DVDレコーダ)と、第1のクライアント装置210(携帯電話)と、第2のクライアント装置220(デジタルテレビ)とから構成される。
携帯電話210は、DVDレコーダ100へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ100からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、携帯電話210の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示する。
DVDレコーダ100は、携帯電話210からのユーザインタフェース要求に基づいて、携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置を判定する。ここでは、デジタルテレビ220が携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置であると判定されたものとする。そして、DVDレコーダ100は、デジタルテレビ220にユーザインタフェースを送信する。なお、携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置を判定する方法について、詳細な説明は後述する。
デジタルテレビ220は、DVDレコーダ100からのユーザインタフェースを受信し、受信したユーザインタフェースに基づくDVDレコーダ100の操作画面を表示可能な状態にするための準備をする。典型的には、デジタルテレビ220は、受信したユーザインタフェースに基づくDVDレコーダ100の操作画面をデジタルテレビ220の表示画面(表示領域)には表示せずに、バックグラウンドで起動しておく。
さらに、携帯電話210は、連携可能な第2のクライアント装置であるデジタルテレビ220の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示させるための連携要求を、DVDレコーダ100に送信する。
DVDレコーダ100は、携帯電話210からの連携要求に基づいて、デジタルテレビ220の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示させるための表示指示を、デジタルテレビ220に送信する。
デジタルテレビ220は、DVDレコーダ100からの表示指示に基づいて、バックグラウンドで起動して表示可能な状態に準備していたDVDレコーダ100の操作画面を、デジタルテレビ220の表示画面(表示領域)に表示する。
このように、携帯電話210とデジタルテレビ220とを連携させて、DVDレコーダ100が操作される。
<構成>
次に、本発明の一実施形態におけるサーバ装置の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100を示す図である。図3において、サーバ装置(DVDレコーダ)100は、受信部110と、連携装置判定部120と、ユーザインタフェース送信制御部130と、送信部140と、記録部150とを備える。さらに、記録部150には、複数のユーザインタフェース160と、連携装置情報170とが記録されている。なお、サーバ装置100は、第1のクライアント装置(携帯電話)210、および第2のクライアント装置(デジタルテレビ)220とネットワークを介して通信する。
受信部110は、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求を受信する。ここで、ユーザインタフェース要求とは、第1のクライアント装置210でサーバ装置100を操作するユーザインタフェースを、サーバ装置100から取得するための要求である。また、ユーザインタフェース要求には、第1のクライアント装置210の装置情報が含まれている。
図4は、第1のクライアント装置210の装置情報400を示す図である。図4において、第1のクライアント装置210の装置情報400は、XML(Extensible Markup Language)ファイルであって、各情報(機能)は、<profile>タグで記載される。
詳細には、<name>タグには、第1のクライアント装置の機器名が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210の機器名である「Justice」が記載されている。
<address>タグには、第1のクライアント装置のIP(Internet Protocol)アドレスが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210のIPアドレスである「132.182.13.55」が記載されている。
<resolution>タグには、第1のクライアント装置の表示解像度が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210の表示解像度である「320,240」が記載されている。なお、「320,240」は、表示解像度が320×240であることを示す。
<image>タグには、第1のクライアント装置で表示可能な画像のフォーマットが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210で表示可能な画像のフォーマットである「png,jpg」が記載されている。なお、「png,jpg」は、PNG(Portable Network Graphics)およびJPEG(Joint Photographic Expert Group)フォーマットの画像が表示可能であることを示す。
<cooperation>タグには、第1のクライアント装置で連携可能なアプリケーションが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi,Record」が記載されている。なお、「Navi,Record」は、メニュー操作および録画ユーザインタフェース(アプリケーション)が連携可能であることを示す。
<execution>タグには、第1のクライアント装置がサーバ装置にユーザインタフェース要求したユーザインタフェース(アプリケーション)が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210がサーバ装置100にユーザインタフェース要求したユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi」が記載されている。
<operation>タグには、第1のクライアント装置を示す情報である「first」が記載されている。なお、家庭内ネットワークシステムにおいて接続されている複数のクライアント装置について、例えば、相対的に表示解像度(表示画面、表示領域)が小さいクライアント装置は、第1のクライアント装置であると設定される。
また、第1のクライアント装置210の装置情報400は、第1のクライアント装置210がサーバ装置100に送信するユーザインタフェース要求に含まれるとしたが、これに限定されるものではない。ユーザインタフェース要求には、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400のうち、<execution>タグに相当する情報が含まれていればよい。その他の情報は、第1のクライアント装置210の機器固有の情報であって、サーバ装置100の記録部150に予め記録されていてもよいし、1度送信した時にサーバ装置100で記録しておけば、第1のクライアント装置210がユーザインタフェース要求を送信する毎に送信しなくてもよい。
さらに、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている第2のクライアント装置220が起動されて、第2のクライアント装置220が装置情報をサーバ装置100に送信した場合、受信部110は、第2のクライアント装置220からの装置情報を受信する。
図5は、第2のクライアント装置220の装置情報500を示す図である。図5において、第2のクライアント装置220の装置情報500は、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400と同様のXMLファイルである。
詳細には、<name>タグには、第2のクライアント装置220の機器名である「Freedom」が記載されている。
<address>タグには、第2のクライアント装置220のIPアドレスである「132.182.13.44」が記載されている。
<resolution>タグには、第2のクライアント装置220の表示解像度である「1920,1080」が記載されている。ここで、第2のクライアント装置220の表示解像度は、第1のクライアント装置210の表示解像度よりも大きいことが特徴である。
<image>タグには、第2のクライアント装置220で表示可能な画像のフォーマットである「png,jpg」が記載されている。
<cooperation>タグには、第2のクライアント装置220で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi,Record」が記載されている。
<operation>タグには、第2のクライアント装置を示す情報である「second」が記載されている。上述したように、第2のクライアント装置220の表示解像度は、第1のクライアント装置210の表示解像度よりも大きいことから、第2のクライアント装置220は、第2のクライアント装置であると設定されている。また、仮に、第2のクライアント装置220の表示解像度よりも大きい表示解像度であるクライアント装置がネットワーク内に存在する場合であって、第2のクライアント装置220が第1のクライアント装置となる可能性があれば、<operation>タグには、「first,second」と記載されてもよい。
なお、第2のクライアント装置220の装置情報500では、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400における<execution>タグが存在しない。これは、第1のクライアント装置がユーザインタフェース要求を送信するためである。つまり、第2のクライアント装置は、第1のクライアント装置と連携されるものであって、第2のクライアント装置がユーザインタフェース要求を送信しないためである。
また、第2のクライアント装置220の装置情報500は、第2のクライアント装置220が起動された場合、第2のクライアント装置220からサーバ装置100に送信されるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第2のクライアント装置220の装置情報500は、サーバ装置100の記録部150に予め記録されていてもよいし、1度送信した時にサーバ装置100で記録しておけば、第2のクライアント装置220が起動される毎に送信しなくてもよい。
なお、ここでは、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400および図5に示した第2のクライアント装置220の装置情報500は、XMLファイルとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第1のクライアント装置210の装置情報400および第2のクライアント装置220の装置情報500は、バイナリファイルでもテキストファイルであっても構わない。サーバ装置とクライアント装置との間で、予めプロトコルの取り決めがなされていればよい。
また、受信部110は、第1のクライアント装置210からの連携要求を受信する。ここで、連携要求とは、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置220の表示画面(表示領域)にサーバ装置100の操作画面を表示させるための要求である。
連携装置判定部120は、受信部110によって受信されたユーザインタフェース要求に基づいて、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置である第2のクライアント装置候補を選択する。
ここまでは、第2のクライアント装置220は起動されているものとし、第1のクライアント装置210と連携可能であることを前提としていたが、サーバ装置100は、第2のクライアント装置候補を抽出しながら、最終的に、第1のクライアント装置210と連携する第2のクライアント装置を選択する。
具体的には、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報400と、記録部150に記録されている連携装置情報170とに基づいて、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出する。
連携装置情報170は、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置210と連携したことがあるか否かを示す連携履歴である。典型的には、連携装置情報170は、第1のクライアント装置210との連携回数、第1のクライアント装置210との最終連携日時、および当該クライアント装置の表示画面(表示領域)における表示解像度などの情報である。
図6は、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置との連携内容である連携履歴600を示す図である。図6において、例えば、第1のクライアント装置が「Justice」、第2のクライアント装置が「Freedom」、連携内容が「Navi」で連携した履歴がある(No.1)。当該連携履歴(No.1)では、さらに、連携回数「3」、表示解像度「1920×1080」、および最終連携日時「2009/3/31 13:30」が記録されている。なお、連携回数は多ければ多いほど、最終連携日時は現在日時から近ければ近いほど、連携する信頼度が高いと判断できる。また、表示解像度は、第1のクライアント装置と連携した第2のクライアント装置の表示解像度である。
また、第1のクライアント装置が「Justice」、第2のクライアント装置が「Wing」で連携に失敗した履歴がある(No.5)。これは、例えば、第1のクライアント装置である「Justice」は、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400であるとし、第2のクライアント装置である「Wing」は、以下の場合であれば、連携不可能と判断される。
第2のクライアント装置である「Wing」で表示可能な画像のフォーマットが、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)である場合である。つまり、<image>タグに「mpg」が記載されている場合である。または、第2のクライアント装置である「Wing」の表示解像度が、例えば、第1のクライアント装置の表示解像度より小さい「160×120」場合である。つまり、<resolution>タグに「160,120」が記載されている場合である。または、第2のクライアント装置である「Wing」で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)に「Navi」および「Record」のがない場合である。つまり、<cooperation>タグに「Navi」または「Record」が記載されていない場合である。
このように、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携される毎に、連携回数および最終連携日時などの連携情報を記録し、さらに連携不可能である連携不可能情報を記録している。これにより、連携装置判定部120は、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を効率的かつ高精度に抽出することができる。
さらに、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補が複数ある場合、優先度を設定してもよい。具体的には、例えば、連携装置判定部120は、連携履歴600を参照して、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置候補について、連携回数が多い順、最終連携日時が現在日時から近い順、または表示解像度が大きい順に優先度を設定してもよいし、連携回数、最終連携日時、および表示解像度の組み合わせによって優先度を設定してもよい。
また、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補が複数ある場合、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補から、1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。具体的には、例えば、連携装置判定部120は、連携履歴600を参照して、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置のうち、連携回数が最も多い第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよい。または、最終連携日時が最近である第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよいし、表示解像度が最も大きい第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよい。さらには、連携回数、最終連携日時、および表示解像度の組み合わせによって優先的に選択する第2のクライアント装置候補を判定しても構わない。
ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、第1のクライアント装置210、および連携装置判定部120によって判定された第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを取得する。ここでは、連携装置判定部120によって判定された第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置220であるとする。つまり、ユーザインタフェース送信制御部130は、第1のクライアント装置210でサーバ装置100を操作する第1のユーザインタフェースと、第2のクライアント装置220でサーバ装置100を操作する第2のユーザインタフェースとを取得する。
典型的には、記録部150には、クライアント装置の装置情報と、記録部150に記録されるユーザインタフェースとを対応付けるユーザインタフェース対応表が記録されており、ユーザインタフェース送信制御部130は、当該ユーザインタフェース対応表を参照して、第1のユーザインタフェースおよび第2のユーザインタフェースを取得する。
図7は、ユーザインタフェース対応表700を示す図である。図7において、クライアント装置およびアプリケーションに対応するユーザインタフェースが記載されている。例えば、クライアント装置「Justice」について、アプリケーション「Navi」に適用するユーザインタフェースは、「J_Navi_UI」であることが記載されている(No.1)。また、クライアント装置「Freedom」について、アプリケーション「Navi」に適用するユーザインタフェースは、「F_Navi_UI」であることが記載されている(No.6)。
ここで、第1のクライアント装置210が「Justice」、第2のクライアント装置220が「Freedom」、連携内容が「Navi」で連携しようとする場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、ユーザインタフェース対応表700を参照し、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、「J_Navi_UI」および「F_Navi_UI」を取得する。
送信部140は、ユーザインタフェース送信制御部130によって取得された第1のユーザインタフェースを第1のクライアント装置210に送信し、ユーザインタフェース送信制御部130によって取得された第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置220に送信する。さらに、送信部140は、第2のクライアント装置220に対して、第2のクライアント装置220で第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示も、同時に送信する。第2のクライアント装置220は、サーバ装置100からの起動指示を受信することによって、受信した第2のユーザインタフェースを表示画面(表示領域)に表示せずに、バックグラウンドで起動する。
さらに、受信部110が第1のクライアント装置210からの連携要求を受信した場合、送信部140は、第2のクライアント装置220に表示指示を送信する。ここで、表示指示とは、第2のクライアント装置220に送信した第2のユーザインタフェースを、第2のクライアント装置220に表示させるための指示である。
なお、連携装置判定部120が、複数の第2のクライアント装置候補を抽出した場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、複数の第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを取得してもよい。この場合、送信部140は、取得された複数の第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを、それぞれ複数の第2のクライアント装置候補に送信する。さらに、受信部110が第1のクライアント装置210からの連携要求を受信した場合、送信部140は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる1つの第2のクライアント装置候補に表示指示を送信する。
なお、連携対象となる1つの第2のクライアント装置候補は、例えば、ユーザに選択させてもよいし、サーバ装置100が優先度に基づいて選択してもよい。ユーザに選択させる場合は、サーバ装置100から第1のクライアント装置210に第2のクライアント装置候補リストを送信し、第1のクライアント装置210は、当該第2のクライアント装置候補リストのうちいずれかをユーザに選択させ、当該選択結果を含む連携要求をサーバ装置100に送信すればよい。
さらに、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補について、バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースは、停止されることが好ましい。バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させる停止指示を、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補に、送信部140が送信してもよい。また、各第2のクライアント装置候補は、バックグラウンドでユーザインタフェースを起動してから所定時間内に表示指示を受信しない場合、連携対象とならなかったと判定し、バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させてもよい。これにより、不要なリソースの使用を削減することができる。
<動作>
最後に、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システムが実行する処理の流れを説明する。
図8は、ユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御方法800を示す図である。図8において、ユーザインタフェース表示制御方法800は、ユーザインタフェース要求ステップS801と、連携履歴参照ステップS802と、連携履歴判定ステップS803と、連携可能クライアント装置判定ステップS804と、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805と、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860と、ユーザインタフェース取得ステップS870と、第1のユーザインタフェース表示ステップS808と、第2のユーザインタフェース起動ステップS890と、第2のクライアント装置連携要求ステップS901と、第2のユーザインタフェース表示ステップS920とを含む。なお、ユーザインタフェース表示制御方法800は、図1で示した家庭内ネットワークシステム10におけるサーバ装置100と、第1のクライアント装置210および230と、第2のクライアント装置220および240とによって実行されるものとする。さらに、サーバ装置100は図3に示した構成を備える。
ユーザインタフェース要求ステップS801において、第1のクライアント装置210がサーバ装置100にユーザインタフェース要求を送信する。そして、サーバ装置100の受信部110は、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求を受信する。なお、ここでは、ユーザインタフェース要求に第1のクライアント装置210の装置情報が含まれているものとする。具体的には、第1のクライアント装置210の装置情報は、図4に示す装置情報400である。
連携履歴参照ステップS802において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、記録部150に記録されている連携履歴を参照する。具体的には、連携履歴は、図6に示す連携履歴600である。
連携履歴判定ステップS803において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報に基づいて、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置があるか否かを判定する。過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置がある場合、連携可能クライアント装置判定ステップS804に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Justice」または「Peace」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、過去に、連携した第2のクライアント装置が存在すると判定する(連携履歴判定ステップS803のYes)。
一方、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置がない場合、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「XXXX」であれば、過去に、連携した第2のクライアント装置が存在しないと判定する(連携履歴判定ステップS803のNo)。
連携可能クライアント装置判定ステップS804において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報および連携履歴に基づいて、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置が存在して、連携可能な第2のクライアント装置候補が1つであるか否かを判定する。連携可能な第2のクライアント装置候補が1つである場合、ユーザインタフェース取得ステップS870に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Peace」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、連携可能な第2のクライアント装置候補は、「Freedom」1つであると判定する(連携可能クライアント装置判定ステップS804のYes)。
一方、連携可能な第2のクライアント装置候補が1つでない場合、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Justice」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、連携可能な第2のクライアント装置候補は、「Freedom」および「Strike」の2つであると判定する(連携可能クライアント装置判定ステップS804のNo)。
第2のクライアント装置優先度設定ステップS805において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補の優先度を設定する。ここでは、連携回数が多い順に優先度を設定するとすれば、「Freedom」および「Strike」の順に優先度が設定され、最終連携日時が現在日時から近い順に優先度を設定するとすれば、「Strike」および「Freedom」の順に優先度が設定される。
なお、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補から、1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。連携回数が最も多い第2のクライアント装置を優先的に選択するとすれば、「Freedom」が選択され、最終連携日時が最近であるクライアント装置を優先的に選択するとすれば、「Strike」が選択される。
第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、過去に、第1のクライアント装置210と連携していない第2のクライアント装置であって、サーバ装置100とネットワークを介して接続されているクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を選択する。
図9は、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860の詳細を示す図である。図9において、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860は、装置情報参照ステップS861と、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862と、第2のクライアント装置候補判定ステップS863と、第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864と、第2のクライアント装置候補リスト受信ステップS865と、第2のクライアント装置候補選択ステップS866と、第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップS867と、第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップS868と、第2のクライアント装置候補決定ステップS869とを含む。
装置情報参照ステップS861において、連携装置判定部120は、サーバ装置100に接続されているクライアント装置の装置情報を参照する。クライアント装置の装置情報は、図4および図5に示した第1のクライアント装置の装置情報および第2のクライアント装置の装置情報である。
第2のクライアント装置候補抽出ステップS862において、連携装置判定部120は、クライアント装置の装置情報に基づいて、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出する。具体的には、先ず、<operation>タグから第2のクライアント装置になり得るクライアント装置か否かを判定する。そして、<resolution>タグから、第1のクライアント装置210の表示解像度より大きい表示解像度であるか否かを判定する。最後に、<image>タグ、および<cooperation>タグから、第1のクライアント装置210と連携可能であるか否かを判定し、第2のクライアント装置候補を抽出する。
第2のクライアント装置候補判定ステップS863において、連携装置判定部120は、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された第2のクライアント装置候補が複数であるか否かを判定する。第2のクライアント装置候補が複数である場合は、第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864に進む(第2のクライアント装置候補判定ステップS863のYes)。一方、第2のクライアント装置候補が複数でない場合は、第2のクライアント装置候補決定ステップS869に進む(第2のクライアント装置候補判定ステップS863のNo)。
第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864において、送信部140は、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された複数の第2のクライアント装置候補を示す第2のクライアント装置候補リストを第1のクライアント装置210に送信する。
第2のクライアント装置候補リスト受信ステップS865において、第1のクライアント装置210は、サーバ装置100からの第2のクライアント装置候補リストを受信する。
第2のクライアント装置候補選択ステップS866において、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補リストに基づいて、複数の第2のクライアント装置候補のうち、1つの第2のクライアント装置候補を選択する。典型的には、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補リストを画面に表示し、1つの第2のクライアント装置候補をユーザに選択させる。
第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップS867において、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補選択ステップS866で選択された第2のクライアント装置候補の選択結果をサーバ装置100に送信する。
第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップS868において、受信部110は、第1のクライアント装置210からの第2のクライアント装置候補の選択結果を受信する。
第2のクライアント装置候補決定ステップS869において、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210で選択された1つの第2のクライアント装置候補、または第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された第2のクライアント装置候補を、第2のクライアント装置候補として決定する。
なお、ここでは、第2のクライアント装置候補が複数である場合は、1つの第2のクライアント装置候補をユーザに選択させているが、ユーザに問い合わせをせずに、サーバ装置100で1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。例えば、連携装置判定部120が装置情報を参照して、表示解像度が最も大きい第2のクライアント装置候補を選択してもよい。
さらに、第2のクライアント装置候補が複数である場合は、1つの第2のクライアント装置候補に決定せずに、複数の第2のクライアント装置候補を第2のクライアント装置候補として決定してもよい。この場合、例えば、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805で説明したように、表示解像度が大きい順に、複数の第2のクライアント装置候補の優先度を設定してもよい。
一方、第2のクライアント装置候補が存在しない場合は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置がない。したがって、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に表示されるサーバ装置100の操作画面を用いて、ユーザは、サーバ装置100を操作する。
ユーザインタフェース取得ステップS870において、サーバ装置100のユーザインタフェース送信制御部130は、第1のクライアント装置210と、当該第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補とのユーザインタフェースを取得する。
図10は、ユーザインタフェース取得ステップS870の詳細を示す図である。図10において、ユーザインタフェース取得ステップS870は、ユーザインタフェース対応表参照ステップS871と、ユーザインタフェース抽出ステップS872とを含む。
ユーザインタフェース対応表参照ステップS871において、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている図7に示したユーザインタフェース対応表700を参照する。
ユーザインタフェース抽出ステップS872において、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、第1のクライアント装置210および第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを抽出する。具体的には、連携内容が「Navi」で、第1のクライアント装置210が「Justice」、第2のクライアント装置候補が「Freedom」である場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、図7に示したユーザインタフェース対応表700を参照して、「J_Navi_UI」および「F_Navi_UI」を抽出する。
そして、ユーザインタフェース取得ステップS870で取得された第1のクライアント装置210のユーザインタフェースを第1のユーザインタフェースとし、第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを第2のユーザインタフェースとする。
第1のユーザインタフェース表示ステップS808において、サーバ装置100の送信部140は、第1のユーザインタフェースを第1のクライアント装置210に送信する。そして、第1のクライアント装置210は、サーバ装置100からの第1のユーザインタフェースを受信し、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に第1のユーザインタフェースを表示する。
第2のユーザインタフェース起動ステップS890において、第2のクライアント装置候補は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補のバックグラウンドで起動する。
図11は、第2のユーザインタフェース起動ステップS890の詳細を示す図である。図11において、第2のユーザインタフェース起動ステップS890は、第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップS891と、第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップS892と、第2のユーザインタフェース起動実行ステップS893とを含む。
第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップS891において、サーバ装置100の送信部140は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補に送信する。同時に、サーバ装置100の送信部140は、第2のクライアント装置候補に対して、第2のクライアント装置候補で第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示を送信する。
第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップS892において、第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの第2のユーザインタフェースおよび起動指示を受信する。
第2のユーザインタフェース起動実行ステップS893において、第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示せずに、バックグラウンドで起動する。
第2のクライアント装置連携要求ステップS901において、サーバ装置100の受信部110は、第1のクライアント装置210からの連携要求を受信したか否かを判定する。ここで、当該連携要求は、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示させるための要求である。第1のクライアント装置210からの連携要求がない場合は、ユーザは、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に表示された第1のユーザインタフェースを参照しながら、第1のクライアント装置210を用いて、サーバ装置100を操作する(第2のクライアント装置連携要求ステップS901のNo)。一方、第1のクライアント装置210からの連携要求がある場合は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920に進む(第2のクライアント装置連携要求ステップS901のYes)。
第2のユーザインタフェース表示ステップS920において、第2のクライアント装置候補は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に表示する。
図12は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920の詳細を示す図である。図12において、第2のユーザインタフェース表示ステップS920は、第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921と、第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922と、第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923と、第2のクライアント装置候補確認ステップS924と、第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925と、連携履歴更新ステップS926とを含む。
第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921において、サーバ装置100の送信部140は、第2のクライアント装置連携要求ステップS901における第1のクライアント装置210からの連携要求に基づいて、第2のクライアント装置候補に対して、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を送信する。
第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922において、第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの第2のユーザインタフェースおよび表示指示を受信する。
第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923において、第2のクライアント装置候補は、バックグラウンドで起動させていた第2のユーザインタフェースを、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に表示する。
第2のクライアント装置候補確認ステップS924において、サーバ装置100は、複数の第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していたか否かを確認する。複数の第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していた場合、第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925に進む(第2のクライアント装置候補確認ステップS924のYes)。1つの第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していた場合、連携履歴更新ステップS926に進む(第2のクライアント装置候補確認ステップS924のNo)。
第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925において、サーバ装置100の送信部140は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補に、バックグラウンドで起動している第2のユーザインタフェースを停止させることを示す停止指示を送信する。ここで、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置連携要求ステップS901における連携要求に基づいて判定される。具体的には、第1のクライアント装置210と連携する第2のクライアント装置を、第1のクライアント装置210からの連携要求によって選択されている。
換言すれば、第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921における表示指示は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる第2のクライアント装置候補のみに送信され、当該連携対象となる第2のクライアント装置候補は、上述した第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922および第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923を実行している。
したがって、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの停止指示を受信し、バックグラウンドで起動させていた第2のユーザインタフェースを停止する。これにより、不要なリソースの使用を削減することができる。
連携履歴更新ステップS926において、サーバ装置100は、第1のクライアント装置210と、当該第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置との連携情報を連携履歴に記録する。具体的には、第1のクライアント装置、第2のクライアント装置、および連携内容など、図6に示す連携履歴600を更新する。
なお、ここでは、複数の第2のクライアント装置候補のうち第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置候補のみについて、連携履歴に記録されているが、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補についても連携履歴に記録されても構わない。連携回数が「0」であっても、連携可能である第2のクライアント装置として記録されていれば、次回、第2のクライアント装置候補を効率的かつ高精度に抽出することができる。
以上のように、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100によれば、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求に基づいて、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出し、当該第2のクライアント装置候補に対して第2のユーザインタフェースの起動指示を送信する。これにより、第1のクライアント装置210からの連携要求があった場合、第2のクライアント装置候補は、既に起動している第2のユーザインタフェースを、即時に表示画面(表示領域)に表示させることができる。つまり、第1のクライアント装置210(ユーザ)からの連携要求から、短時間で、当該第1のクライアント装置210と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置100に対する操作を可能にしている。
また、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)は、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)よりも大きいため、ユーザの視認性が向上される。
また、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)に表示されるユーザインタフェースを第1のクライアント装置210を用いて操作するため、タッチパッドおよびタッチパネルなど操作性の高いクライアント装置を選択することができる。これにより、ユーザの入力誤りを低減でき、操作効率の向上にも繋がる。
なお、上述した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。図13は、図3に示した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100のうち集積回路化される構成を示す図である。図13において、受信部110と、連携装置判定部120と、ユーザインタフェース送信制御部130と、送信部140とが集積回路化されている(破線で囲まれた部分)。これらの構成は1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIといったが集積度の違いによっては、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと称呼されることもある。また集積回路化の手法は、LSIに限られるものではなく、専用回路または汎用プロセッサで集積回路化を行ってもよい。また、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable GateArray)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを用いてもよい。あるいはこれらの機能ブロックの演算は例えばDSPやCPU(Central Processing Unit)などを用いて演算することもできる。さらにこれらの処理ステップはプログラムとして記録媒体に記録して実行することで処理することもできる。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路かの技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックを集積化してもよい。バイオ技術の適応などが可能性としてあり得る。
ネットワークを介して接続されるデジタル機器について、特に、デジタル機器を連携させてサービスを提供する場合などに有用である。
10 家庭内ネットワークシステム
20、90 ユーザインタフェース表示制御システム
100、901 サーバ装置(DVDレコーダ)
110 受信部
120 連携装置判定部
130 ユーザインタフェース送信制御部
140 送信部
150 記録部
160 ユーザインタフェース
170 連携装置情報
210、220、230、240、902、903 クライアント装置(携帯電話、デジタルテレビ)
400、500 装置情報
600 連携履歴
700 ユーザインタフェース対応表
800 ユーザインタフェース表示制御方法
S801 ユーザインタフェース要求ステップ
S802 連携履歴参照ステップ
S803 連携履歴判定ステップ
S804 連携可能クライアント装置判定ステップ
S805 第2のクライアント装置優先度設定ステップ
S860 第2のクライアント装置抽出/選択ステップ
S861 装置情報参照ステップ
S862 第2のクライアント装置候補抽出ステップ
S863 第2のクライアント装置候補判定ステップ
S864 第2のクライアント装置候補リスト送信ステップ
S865 第2のクライアント装置候補リスト受信ステップ
S866 第2のクライアント装置候補選択ステップ
S867 第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップ
S868 第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップ
S869 第2のクライアント装置候補決定ステップ
S870 ユーザインタフェース取得ステップ
S871 ユーザインタフェース対応表参照ステップ
S872 ユーザインタフェース抽出ステップ
S808 第1のユーザインタフェース表示ステップ
S890 第2のユーザインタフェース起動ステップ
S891 第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップ
S892 第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップ
S893 第2のユーザインタフェース起動実行ステップ
S901 第2のクライアント装置連携要求ステップ
S920 第2のユーザインタフェース表示ステップ
S920 第2のユーザインタフェース表示ステップ
S921 第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップ
S922 第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップ
S923 第2のユーザインタフェース表示実行ステップ
S924 第2のクライアント装置候補確認ステップ
S925 第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップ
S926 連携履歴更新ステップ
本発明は、ユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置に関し、より特定的には、リモート操作するクライアント装置とは別のクライアント装置におけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置に関する。
近年、ブロードバンドインターネット接続およびワイヤレスネットワークが普及している。さらに、各機器を接続する互換性技術であるDLNA(Digital Living Network Alliance)技術の向上によって、家庭内でもパーソナルコンピュータ以外のデジタル家電機器がネットワークを介して接続、および通信するようになっている。例えば、デジタルテレビとDVDレコーダ、および携帯電話とDVDレコーダのようにデジタル家電機器同士が連携し、リモートからの番組予約および番組視聴などを可能とする様々な新サービスが登場してきている。
具体的には、クライアント装置がネットワークを介してサーバ装置に接続し、当該サーバ装置からサーバ装置を操作するユーザインタフェースを取得する。そして、クライアント装置は、リモートで、取得したユーザインタフェースを操作することによって、当該サーバ装置に格納されている動画および写真コンテンツを再生および視聴し、またはダウンロードする。
さらに、例えば、携帯機器を用いて、DVDレコーダまたはBlu−Rayレコーダを操作する場合、携帯機器は、DVDレコーダまたはBlu−RayレコーダからDVDレコーダまたはBlu−Rayレコーダを操作するユーザインタフェースを取得する。そして、ユーザは、携帯機器を用いて、リモートで、取得したユーザインタフェースを操作するが、携帯機器では、ユーザインタフェースを表示する領域が小さい。そこで、ユーザインタフェースを表示する領域が大きい別のクライアント装置に、当該ユーザインタフェースを転送し、当該ユーザインタフェースをより大きな画面に表示することによって、ユーザの操作性の向上を図る。
図14は、従来技術におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム90を示す図である。図14において、ユーザインタフェース表示制御システム90は、サーバ装置であるDVDレコーダ901と、ユーザが操作するクライアント装置である携帯電話902と、ユーザインタフェースを表示する別のクライアント装置であるデジタルテレビ903とを備える。
先ず、携帯電話902は、DVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ901からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、携帯電話902は、携帯電話902の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ901の操作画面を表示する。このように、携帯電話902を用いて、リモートで、DVDレコーダ901を操作できるように、携帯電話902はDVDレコーダ901のユーザインタフェースを取得する。
さらに、携帯電話902は、デジタルテレビ903へ連携要求を送信する。デジタルテレビ903は、携帯電話902からの連携要求に基づいて、DVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ901からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、デジタルテレビ903は、デジタルテレビ903の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ901の操作画面を表示する。
上述のように、携帯電話902は、デジタルテレビ903と連携し、携帯電話902の表示画面(表示領域)に表示するDVDレコーダ901の操作画面を、デジタルテレビ903の表示画面(表示領域)に表示させている。DVDレコーダ901の操作画面が、携帯電話902の表示画面(表示領域)より大きいデジタルテレビ903の表示画面(表示領域)に表示されることによって、ユーザにとって視認性が高まる。その結果、リモートからの番組予約および番組視聴など、DVDレコーダ901に対するユーザの操作性が向上する。
また、このようなユーザの操作性を向上させるシステムは、特許文献1に開示されている。特許文献1では、連携可能であるリモート機器のアイコンを表示し、表示されたアイコンのうち連携するリモート機器のアイコンをユーザに選択させる。その後、連携要求されたリモート機器がユーザインタフェースを取得し、複数のリモート機器を連携させることによって、ユーザの操作性を向上させている。
特表2002−510415号公報
しかしながら、図14に示したように、ユーザインタフェース表示制御システム90では、携帯電話902からDVDレコーダ901へユーザインタフェース要求を送信してから、デジタルテレビ903の表示画面にDVDレコーダ901の操作画面を表示させて、携帯電話902とデジタルテレビ903とが連携してDVDレコーダ901に対する操作が可能になるまで、非常に時間がかかるという問題がある。
それ故に、本発明の目的は、ユーザが操作している第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とを連携させるための連携要求があってから、短時間で、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置に対する操作を可能にするサーバ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のサーバ装置は、ネットワークを介して通信される複数のクライアント装置のうち、いずれかである第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とにおけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置であって、クライアント装置でサーバ装置を操作するクライアント装置毎のユーザインタフェースが記録されている記録部と、第1のクライアント装置からの、第1のクライアント装置でサーバ装置を操作する第1のユーザインタフェースの要求であるユーザインタフェース要求、および第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とを連携させてサーバ装置を操作する連携要求を受信する受信部と、受信部によって受信されたユーザインタフェース要求に基づいて、複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を選択する連携装置判定部と、記録部に記録されているユーザインタフェースのうち、連携装置判定部によって選択された第2のクライアント装置でサーバ装置を操作する第2のユーザインタフェースを取得するユーザインタフェース送信制御部と、ユーザインタフェース送信制御部によって取得された第2のユーザインタフェースと、第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示とを第2のクライアント装置に送信する送信部とを備え、第1のクライアント装置からの連携要求を受信部が受信した場合、送信部は、受信部によって受信された連携要求に基づいて、第2のクライアント装置に送信した第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を、第2のクライアント装置に送信することを特徴とする。
さらに、好ましい連携装置判定部は、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、複数の第2のクライアント装置ごとに、連携対象として選択する際の優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、連携装置判定部は、記録部に記録されている連携履歴を参照して優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、連携装置判定部は、連携回数情報に基づいて優先度を設定することを特徴とする。
また、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、連携装置判定部は、連携日時情報に基づいて優先度を設定することを特徴とする。
さらに、好ましい送信部は、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置においてバックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させる停止指示を、当該連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置に送信することを特徴とする。
また、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、連携装置判定部は、記録部に記録されている連携履歴を参照して、第1のクライアント装置と連携したことがあるクライアント装置を、第2のクライアント装置として選択することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、連携装置判定部は、連携回数情報に基づいて、第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする。
さらに、好ましくは、連携履歴は、第1のクライアント装置と複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、連携装置判定部は、連携日時情報に基づいて、第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする。
また、好ましい連携装置判定部は、第1のクライアント装置の表示画面(表示領域)よりも表示画面(表示領域)が大きいクライアント装置を第2のクライアント装置として選択することを特徴とする。
また、好ましくは、記録部には、複数のクライアント装置の装置情報と、記録部に記録されるユーザインタフェースとを対応付けるユーザインタフェース対応表が記録されており、ユーザインタフェース送信制御部は、記録部に記録されているユーザインタフェース対応表を参照して、第1のユーザインタフェースおよび第2のユーザインタフェースを取得することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、上述した本発明のサーバ装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与えるユーザインタフェース表示制御方法として捉えることができる。この方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。
以上のように、本発明のサーバ装置によれば、ユーザが操作している第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とを連携させるための連携要求があってから、短時間で、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置に対する操作を可能にすることができる。
図1は、本発明の一実施形態における家庭内ネットワークシステム10を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム20を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100を示す図である。 図4は、第1のクライアント装置210の装置情報400を示す図である。 図5は、第2のクライアント装置220の装置情報500を示す図である。 図6は、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置との連携内容である連携履歴600を示す図である。 図7は、ユーザインタフェース対応表700を示す図である。 図8は、ユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御方法800を示す図である。 図9は、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860の詳細を示す図である。 図10は、ユーザインタフェース取得ステップS870の詳細を示す図である。 図11は、第2のユーザインタフェース起動ステップS890の詳細を示す図である。 図12は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920の詳細を示す図である。 図13は、図3に示した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100のうち集積回路化される構成を示す図である。 図14は、従来技術におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム90を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<概要>
先ず、本発明の一実施形態におけるシステムの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における家庭内ネットワークシステム10を示す図である。図1において、家庭内ネットワークシステム10は、サーバ装置100と、第1のクライアント装置210および230と、第2のクライアント装置220および240とを備える。
なお、第1のクライアント装置は、サーバ装置をリモート操作するために、ユーザによって操作されるリモート機器である。第2のクライアント装置は、第1のクライアント装置と連携してサーバ装置をリモート操作する機器である。典型的には、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)に表示されたサーバ装置の操作画面を、ユーザが見ながら、第1のクライアント装置をユーザが操作することによって、サーバ装置をリモート操作する。
ここでは、サーバ装置100はDVDレコーダであって、第1のクライアント装置210および230は携帯電話であって、第2のクライアント装置220および240はデジタルテレビとしている。なお、家庭内ネットワークシステム10を構成するサーバ装置、第1のクライアント装置、および第2のクライアント装置は、これらに限定されるものではなく、例えば、BluRayレコーダ、デジタルカメラ等であってもよく、その他のリモート機器が接続されていても構わない。
さらに、家庭内ネットワークシステム10を構成する各機器は、有線ネットワーク、およびBLUETOOTH等を含む無線ネットワークを介して接続され、各機器間の通信を実現する。また、各機器間の通信は、家庭内の内部ネットワークを介する通信に限定されるものではなく、例えば、サーバ装置100であるDVDレコーダが宅内に存在し、第1のクライアント装置210である携帯電話と、第2のクライアント装置220であるデジタルテレビが外部に存在して、各機器間の通信は、インターネット等を利用して実現しても構わない。
図2は、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システム20を示す図である。図2において、ユーザインタフェース表示制御システム20は、サーバ装置(DVDレコーダ)100と、第1のクライアント装置(携帯電話)210と、第2のクライアント装置(デジタルテレビ)220とを備える。なお、図2におけるユーザインタフェース表示制御システム20は、図1に示した家庭内ネットワークシステム10のうち、サーバ装置100(DVDレコーダ)と、第1のクライアント装置210(携帯電話)と、第2のクライアント装置220(デジタルテレビ)とから構成される。
携帯電話210は、DVDレコーダ100へユーザインタフェース要求を送信し、DVDレコーダ100からのユーザインタフェース応答を受信する。そして、携帯電話210の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示する。
DVDレコーダ100は、携帯電話210からのユーザインタフェース要求に基づいて、携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置を判定する。ここでは、デジタルテレビ220が携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置であると判定されたものとする。そして、DVDレコーダ100は、デジタルテレビ220にユーザインタフェースを送信する。なお、携帯電話210と連携可能な第2のクライアント装置を判定する方法について、詳細な説明は後述する。
デジタルテレビ220は、DVDレコーダ100からのユーザインタフェースを受信し、受信したユーザインタフェースに基づくDVDレコーダ100の操作画面を表示可能な状態にするための準備をする。典型的には、デジタルテレビ220は、受信したユーザインタフェースに基づくDVDレコーダ100の操作画面をデジタルテレビ220の表示画面(表示領域)には表示せずに、バックグラウンドで起動しておく。
さらに、携帯電話210は、連携可能な第2のクライアント装置であるデジタルテレビ220の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示させるための連携要求を、DVDレコーダ100に送信する。
DVDレコーダ100は、携帯電話210からの連携要求に基づいて、デジタルテレビ220の表示画面(表示領域)にDVDレコーダ100の操作画面を表示させるための表示指示を、デジタルテレビ220に送信する。
デジタルテレビ220は、DVDレコーダ100からの表示指示に基づいて、バックグラウンドで起動して表示可能な状態に準備していたDVDレコーダ100の操作画面を、デジタルテレビ220の表示画面(表示領域)に表示する。
このように、携帯電話210とデジタルテレビ220とを連携させて、DVDレコーダ100が操作される。
<構成>
次に、本発明の一実施形態におけるサーバ装置の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100を示す図である。図3において、サーバ装置(DVDレコーダ)100は、受信部110と、連携装置判定部120と、ユーザインタフェース送信制御部130と、送信部140と、記録部150とを備える。さらに、記録部150には、複数のユーザインタフェース160と、連携装置情報170とが記録されている。なお、サーバ装置100は、第1のクライアント装置(携帯電話)210、および第2のクライアント装置(デジタルテレビ)220とネットワークを介して通信する。
受信部110は、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求を受信する。ここで、ユーザインタフェース要求とは、第1のクライアント装置210でサーバ装置100を操作するユーザインタフェースを、サーバ装置100から取得するための要求である。また、ユーザインタフェース要求には、第1のクライアント装置210の装置情報が含まれている。
図4は、第1のクライアント装置210の装置情報400を示す図である。図4において、第1のクライアント装置210の装置情報400は、XML(Extensible Markup Language)ファイルであって、各情報(機能)は、<profile>タグで記載される。
詳細には、<name>タグには、第1のクライアント装置の機器名が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210の機器名である「Justice」が記載されている。
<address>タグには、第1のクライアント装置のIP(Internet Protocol)アドレスが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210のIPアドレスである「132.182.13.55」が記載されている。
<resolution>タグには、第1のクライアント装置の表示解像度が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210の表示解像度である「320,240」が記載されている。なお、「320,240」は、表示解像度が320×240であることを示す。
<image>タグには、第1のクライアント装置で表示可能な画像のフォーマットが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210で表示可能な画像のフォーマットである「png,jpg」が記載されている。なお、「png,jpg」は、PNG(Portable Network Graphics)およびJPEG(Joint Photographic Expert Group)フォーマットの画像が表示可能であることを示す。
<cooperation>タグには、第1のクライアント装置で連携可能なアプリケーションが記載され、ここでは、第1のクライアント装置210で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi,Record」が記載されている。なお、「Navi,Record」は、メニュー操作および録画ユーザインタフェース(アプリケーション)が連携可能であることを示す。
<execution>タグには、第1のクライアント装置がサーバ装置にユーザインタフェース要求したユーザインタフェース(アプリケーション)が記載され、ここでは、第1のクライアント装置210がサーバ装置100にユーザインタフェース要求したユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi」が記載されている。
<operation>タグには、第1のクライアント装置を示す情報である「first」が記載されている。なお、家庭内ネットワークシステムにおいて接続されている複数のクライアント装置について、例えば、相対的に表示解像度(表示画面、表示領域)が小さいクライアント装置は、第1のクライアント装置であると設定される。
また、第1のクライアント装置210の装置情報400は、第1のクライアント装置210がサーバ装置100に送信するユーザインタフェース要求に含まれるとしたが、これに限定されるものではない。ユーザインタフェース要求には、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400のうち、<execution>タグに相当する情報が含まれていればよい。その他の情報は、第1のクライアント装置210の機器固有の情報であって、サーバ装置100の記録部150に予め記録されていてもよいし、1度送信した時にサーバ装置100で記録しておけば、第1のクライアント装置210がユーザインタフェース要求を送信する毎に送信しなくてもよい。
さらに、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている第2のクライアント装置220が起動されて、第2のクライアント装置220が装置情報をサーバ装置100に送信した場合、受信部110は、第2のクライアント装置220からの装置情報を受信する。
図5は、第2のクライアント装置220の装置情報500を示す図である。図5において、第2のクライアント装置220の装置情報500は、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400と同様のXMLファイルである。
詳細には、<name>タグには、第2のクライアント装置220の機器名である「Freedom」が記載されている。
<address>タグには、第2のクライアント装置220のIPアドレスである「132.182.13.44」が記載されている。
<resolution>タグには、第2のクライアント装置220の表示解像度である「1920,1080」が記載されている。ここで、第2のクライアント装置220の表示解像度は、第1のクライアント装置210の表示解像度よりも大きいことが特徴である。
<image>タグには、第2のクライアント装置220で表示可能な画像のフォーマットである「png,jpg」が記載されている。
<cooperation>タグには、第2のクライアント装置220で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)である「Navi,Record」が記載されている。
<operation>タグには、第2のクライアント装置を示す情報である「second」が記載されている。上述したように、第2のクライアント装置220の表示解像度は、第1のクライアント装置210の表示解像度よりも大きいことから、第2のクライアント装置220は、第2のクライアント装置であると設定されている。また、仮に、第2のクライアント装置220の表示解像度よりも大きい表示解像度であるクライアント装置がネットワーク内に存在する場合であって、第2のクライアント装置220が第1のクライアント装置となる可能性があれば、<operation>タグには、「first,second」と記載されてもよい。
なお、第2のクライアント装置220の装置情報500では、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400における<execution>タグが存在しない。これは、第1のクライアント装置がユーザインタフェース要求を送信するためである。つまり、第2のクライアント装置は、第1のクライアント装置と連携されるものであって、第2のクライアント装置がユーザインタフェース要求を送信しないためである。
また、第2のクライアント装置220の装置情報500は、第2のクライアント装置220が起動された場合、第2のクライアント装置220からサーバ装置100に送信されるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第2のクライアント装置220の装置情報500は、サーバ装置100の記録部150に予め記録されていてもよいし、1度送信した時にサーバ装置100で記録しておけば、第2のクライアント装置220が起動される毎に送信しなくてもよい。
なお、ここでは、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400および図5に示した第2のクライアント装置220の装置情報500は、XMLファイルとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第1のクライアント装置210の装置情報400および第2のクライアント装置220の装置情報500は、バイナリファイルでもテキストファイルであっても構わない。サーバ装置とクライアント装置との間で、予めプロトコルの取り決めがなされていればよい。
また、受信部110は、第1のクライアント装置210からの連携要求を受信する。ここで、連携要求とは、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置220の表示画面(表示領域)にサーバ装置100の操作画面を表示させるための要求である。
連携装置判定部120は、受信部110によって受信されたユーザインタフェース要求に基づいて、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置である第2のクライアント装置候補を選択する。
ここまでは、第2のクライアント装置220は起動されているものとし、第1のクライアント装置210と連携可能であることを前提としていたが、サーバ装置100は、第2のクライアント装置候補を抽出しながら、最終的に、第1のクライアント装置210と連携する第2のクライアント装置を選択する。
具体的には、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報400と、記録部150に記録されている連携装置情報170とに基づいて、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出する。
連携装置情報170は、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置について、第1のクライアント装置210と連携したことがあるか否かを示す連携履歴である。典型的には、連携装置情報170は、第1のクライアント装置210との連携回数、第1のクライアント装置210との最終連携日時、および当該クライアント装置の表示画面(表示領域)における表示解像度などの情報である。
図6は、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置との連携内容である連携履歴600を示す図である。図6において、例えば、第1のクライアント装置が「Justice」、第2のクライアント装置が「Freedom」、連携内容が「Navi」で連携した履歴がある(No.1)。当該連携履歴(No.1)では、さらに、連携回数「3」、表示解像度「1920×1080」、および最終連携日時「2009/3/31 13:30」が記録されている。なお、連携回数は多ければ多いほど、最終連携日時は現在日時から近ければ近いほど、連携する信頼度が高いと判断できる。また、表示解像度は、第1のクライアント装置と連携した第2のクライアント装置の表示解像度である。
また、第1のクライアント装置が「Justice」、第2のクライアント装置が「Wing」で連携に失敗した履歴がある(No.5)。これは、例えば、第1のクライアント装置である「Justice」は、図4に示した第1のクライアント装置210の装置情報400であるとし、第2のクライアント装置である「Wing」は、以下の場合であれば、連携不可能と判断される。
第2のクライアント装置である「Wing」で表示可能な画像のフォーマットが、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)である場合である。つまり、<image>タグに「mpg」が記載されている場合である。または、第2のクライアント装置である「Wing」の表示解像度が、例えば、第1のクライアント装置の表示解像度より小さい「160×120」場合である。つまり、<resolution>タグに「160,120」が記載されている場合である。または、第2のクライアント装置である「Wing」で連携可能なユーザインタフェース(アプリケーション)に「Navi」および「Record」がない場合である。つまり、<cooperation>タグに「Navi」または「Record」が記載されていない場合である。
このように、第1のクライアント装置と第2のクライアント装置とが連携される毎に、連携回数および最終連携日時などの連携情報を記録し、さらに連携不可能である連携不可能情報を記録している。これにより、連携装置判定部120は、サーバ装置100とネットワークを介して接続されている複数のクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を効率的かつ高精度に抽出することができる。
さらに、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補が複数ある場合、優先度を設定してもよい。具体的には、例えば、連携装置判定部120は、連携履歴600を参照して、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置候補について、連携回数が多い順、最終連携日時が現在日時から近い順、または表示解像度が大きい順に優先度を設定してもよいし、連携回数、最終連携日時、および表示解像度の組み合わせによって優先度を設定してもよい。
また、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補が複数ある場合、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補から、1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。具体的には、例えば、連携装置判定部120は、連携履歴600を参照して、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置のうち、連携回数が最も多い第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよい。または、最終連携日時が最近である第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよいし、表示解像度が最も大きい第2のクライアント装置を優先的に第2のクライアント装置候補として選択してもよい。さらには、連携回数、最終連携日時、および表示解像度の組み合わせによって優先的に選択する第2のクライアント装置候補を判定しても構わない。
ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、第1のクライアント装置210、および連携装置判定部120によって判定された第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを取得する。ここでは、連携装置判定部120によって判定された第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置220であるとする。つまり、ユーザインタフェース送信制御部130は、第1のクライアント装置210でサーバ装置100を操作する第1のユーザインタフェースと、第2のクライアント装置220でサーバ装置100を操作する第2のユーザインタフェースとを取得する。
典型的には、記録部150には、クライアント装置の装置情報と、記録部150に記録されるユーザインタフェースとを対応付けるユーザインタフェース対応表が記録されており、ユーザインタフェース送信制御部130は、当該ユーザインタフェース対応表を参照して、第1のユーザインタフェースおよび第2のユーザインタフェースを取得する。
図7は、ユーザインタフェース対応表700を示す図である。図7において、クライアント装置およびアプリケーションに対応するユーザインタフェースが記載されている。例えば、クライアント装置「Justice」について、アプリケーション「Navi」に適用するユーザインタフェースは、「J_Navi_UI」であることが記載されている(No.1)。また、クライアント装置「Freedom」について、アプリケーション「Navi」に適用するユーザインタフェースは、「F_Navi_UI」であることが記載されている(No.6)。
ここで、第1のクライアント装置210が「Justice」、第2のクライアント装置220が「Freedom」、連携内容が「Navi」で連携しようとする場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、ユーザインタフェース対応表700を参照し、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、「J_Navi_UI」および「F_Navi_UI」を取得する。
送信部140は、ユーザインタフェース送信制御部130によって取得された第1のユーザインタフェースを第1のクライアント装置210に送信し、ユーザインタフェース送信制御部130によって取得された第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置220に送信する。さらに、送信部140は、第2のクライアント装置220に対して、第2のクライアント装置220で第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示も、同時に送信する。第2のクライアント装置220は、サーバ装置100からの起動指示を受信することによって、受信した第2のユーザインタフェースを表示画面(表示領域)に表示せずに、バックグラウンドで起動する。
さらに、受信部110が第1のクライアント装置210からの連携要求を受信した場合、送信部140は、第2のクライアント装置220に表示指示を送信する。ここで、表示指示とは、第2のクライアント装置220に送信した第2のユーザインタフェースを、第2のクライアント装置220に表示させるための指示である。
なお、連携装置判定部120が、複数の第2のクライアント装置候補を抽出した場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、複数の第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを取得してもよい。この場合、送信部140は、取得された複数の第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを、それぞれ複数の第2のクライアント装置候補に送信する。さらに、受信部110が第1のクライアント装置210からの連携要求を受信した場合、送信部140は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる1つの第2のクライアント装置候補に表示指示を送信する。
なお、連携対象となる1つの第2のクライアント装置候補は、例えば、ユーザに選択させてもよいし、サーバ装置100が優先度に基づいて選択してもよい。ユーザに選択させる場合は、サーバ装置100から第1のクライアント装置210に第2のクライアント装置候補リストを送信し、第1のクライアント装置210は、当該第2のクライアント装置候補リストのうちいずれかをユーザに選択させ、当該選択結果を含む連携要求をサーバ装置100に送信すればよい。
さらに、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補について、バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースは、停止されることが好ましい。バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させる停止指示を、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補に、送信部140が送信してもよい。また、各第2のクライアント装置候補は、バックグラウンドでユーザインタフェースを起動してから所定時間内に表示指示を受信しない場合、連携対象とならなかったと判定し、バックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させてもよい。これにより、不要なリソースの使用を削減することができる。
<動作>
最後に、本発明の一実施形態におけるユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御システムが実行する処理の流れを説明する。
図8は、ユーザインタフェース表示を制御するユーザインタフェース表示制御方法800を示す図である。図8において、ユーザインタフェース表示制御方法800は、ユーザインタフェース要求ステップS801と、連携履歴参照ステップS802と、連携履歴判定ステップS803と、連携可能クライアント装置判定ステップS804と、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805と、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860と、ユーザインタフェース取得ステップS870と、第1のユーザインタフェース表示ステップS808と、第2のユーザインタフェース起動ステップS890と、第2のクライアント装置連携要求ステップS901と、第2のユーザインタフェース表示ステップS920とを含む。なお、ユーザインタフェース表示制御方法800は、図1で示した家庭内ネットワークシステム10におけるサーバ装置100と、第1のクライアント装置210および230と、第2のクライアント装置220および240とによって実行されるものとする。さらに、サーバ装置100は図3に示した構成を備える。
ユーザインタフェース要求ステップS801において、第1のクライアント装置210がサーバ装置100にユーザインタフェース要求を送信する。そして、サーバ装置100の受信部110は、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求を受信する。なお、ここでは、ユーザインタフェース要求に第1のクライアント装置210の装置情報が含まれているものとする。具体的には、第1のクライアント装置210の装置情報は、図4に示す装置情報400である。
連携履歴参照ステップS802において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、記録部150に記録されている連携履歴を参照する。具体的には、連携履歴は、図6に示す連携履歴600である。
連携履歴判定ステップS803において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報に基づいて、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置があるか否かを判定する。過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置がある場合、連携可能クライアント装置判定ステップS804に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Justice」または「Peace」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、過去に、連携した第2のクライアント装置が存在すると判定する(連携履歴判定ステップS803のYes)。
一方、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置がない場合、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「XXXX」であれば、過去に、連携した第2のクライアント装置が存在しないと判定する(連携履歴判定ステップS803のNo)。
連携可能クライアント装置判定ステップS804において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210の装置情報および連携履歴に基づいて、過去に、第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置が存在して、連携可能な第2のクライアント装置候補が1つであるか否かを判定する。連携可能な第2のクライアント装置候補が1つである場合、ユーザインタフェース取得ステップS870に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Peace」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、連携可能な第2のクライアント装置候補は、「Freedom」1つであると判定する(連携可能クライアント装置判定ステップS804のYes)。
一方、連携可能な第2のクライアント装置候補が1つでない場合、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805に進む。例えば、図6に示す連携履歴600を参照し、第1のクライアント装置210が「Justice」であって、要求ユーザインタフェースが「Navi」であれば、連携可能な第2のクライアント装置候補は、「Freedom」および「Strike」の2つであると判定する(連携可能クライアント装置判定ステップS804のNo)。
第2のクライアント装置優先度設定ステップS805において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補の優先度を設定する。ここでは、連携回数が多い順に優先度を設定するとすれば、「Freedom」および「Strike」の順に優先度が設定され、最終連携日時が現在日時から近い順に優先度を設定するとすれば、「Strike」および「Freedom」の順に優先度が設定される。
なお、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、連携可能な複数の第2のクライアント装置候補から、1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。連携回数が最も多い第2のクライアント装置を優先的に選択するとすれば、「Freedom」が選択され、最終連携日時が最近であるクライアント装置を優先的に選択するとすれば、「Strike」が選択される。
第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860において、サーバ装置100の連携装置判定部120は、過去に、第1のクライアント装置210と連携していない第2のクライアント装置であって、サーバ装置100とネットワークを介して接続されているクライアント装置のうち、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を選択する。
図9は、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860の詳細を示す図である。図9において、第2のクライアント装置抽出/選択ステップS860は、装置情報参照ステップS861と、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862と、第2のクライアント装置候補判定ステップS863と、第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864と、第2のクライアント装置候補リスト受信ステップS865と、第2のクライアント装置候補選択ステップS866と、第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップS867と、第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップS868と、第2のクライアント装置候補決定ステップS869とを含む。
装置情報参照ステップS861において、連携装置判定部120は、サーバ装置100に接続されているクライアント装置の装置情報を参照する。クライアント装置の装置情報は、図4および図5に示した第1のクライアント装置の装置情報および第2のクライアント装置の装置情報である。
第2のクライアント装置候補抽出ステップS862において、連携装置判定部120は、クライアント装置の装置情報に基づいて、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出する。具体的には、先ず、<operation>タグから第2のクライアント装置になり得るクライアント装置か否かを判定する。そして、<resolution>タグから、第1のクライアント装置210の表示解像度より大きい表示解像度であるか否かを判定する。最後に、<image>タグ、および<cooperation>タグから、第1のクライアント装置210と連携可能であるか否かを判定し、第2のクライアント装置候補を抽出する。
第2のクライアント装置候補判定ステップS863において、連携装置判定部120は、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された第2のクライアント装置候補が複数であるか否かを判定する。第2のクライアント装置候補が複数である場合は、第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864に進む(第2のクライアント装置候補判定ステップS863のYes)。一方、第2のクライアント装置候補が複数でない場合は、第2のクライアント装置候補決定ステップS869に進む(第2のクライアント装置候補判定ステップS863のNo)。
第2のクライアント装置候補リスト送信ステップS864において、送信部140は、第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された複数の第2のクライアント装置候補を示す第2のクライアント装置候補リストを第1のクライアント装置210に送信する。
第2のクライアント装置候補リスト受信ステップS865において、第1のクライアント装置210は、サーバ装置100からの第2のクライアント装置候補リストを受信する。
第2のクライアント装置候補選択ステップS866において、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補リストに基づいて、複数の第2のクライアント装置候補のうち、1つの第2のクライアント装置候補を選択する。典型的には、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補リストを画面に表示し、1つの第2のクライアント装置候補をユーザに選択させる。
第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップS867において、第1のクライアント装置210は、第2のクライアント装置候補選択ステップS866で選択された第2のクライアント装置候補の選択結果をサーバ装置100に送信する。
第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップS868において、受信部110は、第1のクライアント装置210からの第2のクライアント装置候補の選択結果を受信する。
第2のクライアント装置候補決定ステップS869において、連携装置判定部120は、第1のクライアント装置210で選択された1つの第2のクライアント装置候補、または第2のクライアント装置候補抽出ステップS862で抽出された第2のクライアント装置候補を、第2のクライアント装置候補として決定する。
なお、ここでは、第2のクライアント装置候補が複数である場合は、1つの第2のクライアント装置候補をユーザに選択させているが、ユーザに問い合わせをせずに、サーバ装置100で1つの第2のクライアント装置候補を選択してもよい。例えば、連携装置判定部120が装置情報を参照して、表示解像度が最も大きい第2のクライアント装置候補を選択してもよい。
さらに、第2のクライアント装置候補が複数である場合は、1つの第2のクライアント装置候補に決定せずに、複数の第2のクライアント装置候補を第2のクライアント装置候補として決定してもよい。この場合、例えば、第2のクライアント装置優先度設定ステップS805で説明したように、表示解像度が大きい順に、複数の第2のクライアント装置候補の優先度を設定してもよい。
一方、第2のクライアント装置候補が存在しない場合は、第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置がない。したがって、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に表示されるサーバ装置100の操作画面を用いて、ユーザは、サーバ装置100を操作する。
ユーザインタフェース取得ステップS870において、サーバ装置100のユーザインタフェース送信制御部130は、第1のクライアント装置210と、当該第1のクライアント装置210と連携可能な第2のクライアント装置候補とのユーザインタフェースを取得する。
図10は、ユーザインタフェース取得ステップS870の詳細を示す図である。図10において、ユーザインタフェース取得ステップS870は、ユーザインタフェース対応表参照ステップS871と、ユーザインタフェース抽出ステップS872とを含む。
ユーザインタフェース対応表参照ステップS871において、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている図7に示したユーザインタフェース対応表700を参照する。
ユーザインタフェース抽出ステップS872において、ユーザインタフェース送信制御部130は、記録部150に記録されている複数のユーザインタフェース160のうち、第1のクライアント装置210および第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを抽出する。具体的には、連携内容が「Navi」で、第1のクライアント装置210が「Justice」、第2のクライアント装置候補が「Freedom」である場合、ユーザインタフェース送信制御部130は、図7に示したユーザインタフェース対応表700を参照して、「J_Navi_UI」および「F_Navi_UI」を抽出する。
そして、ユーザインタフェース取得ステップS870で取得された第1のクライアント装置210のユーザインタフェースを第1のユーザインタフェースとし、第2のクライアント装置候補のユーザインタフェースを第2のユーザインタフェースとする。
第1のユーザインタフェース表示ステップS808において、サーバ装置100の送信部140は、第1のユーザインタフェースを第1のクライアント装置210に送信する。そして、第1のクライアント装置210は、サーバ装置100からの第1のユーザインタフェースを受信し、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に第1のユーザインタフェースを表示する。
第2のユーザインタフェース起動ステップS890において、第2のクライアント装置候補は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補のバックグラウンドで起動する。
図11は、第2のユーザインタフェース起動ステップS890の詳細を示す図である。図11において、第2のユーザインタフェース起動ステップS890は、第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップS891と、第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップS892と、第2のユーザインタフェース起動実行ステップS893とを含む。
第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップS891において、サーバ装置100の送信部140は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補に送信する。同時に、サーバ装置100の送信部140は、第2のクライアント装置候補に対して、第2のクライアント装置候補で第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示を送信する。
第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップS892において、第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの第2のユーザインタフェースおよび起動指示を受信する。
第2のユーザインタフェース起動実行ステップS893において、第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示せずに、バックグラウンドで起動する。
第2のクライアント装置連携要求ステップS901において、サーバ装置100の受信部110は、第1のクライアント装置210からの連携要求を受信したか否かを判定する。ここで、当該連携要求は、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示させるための要求である。第1のクライアント装置210からの連携要求がない場合は、ユーザは、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)に表示された第1のユーザインタフェースを参照しながら、第1のクライアント装置210を用いて、サーバ装置100を操作する(第2のクライアント装置連携要求ステップS901のNo)。一方、第1のクライアント装置210からの連携要求がある場合は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920に進む(第2のクライアント装置連携要求ステップS901のYes)。
第2のユーザインタフェース表示ステップS920において、第2のクライアント装置候補は、第2のユーザインタフェースを第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に表示する。
図12は、第2のユーザインタフェース表示ステップS920の詳細を示す図である。図12において、第2のユーザインタフェース表示ステップS920は、第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921と、第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922と、第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923と、第2のクライアント装置候補確認ステップS924と、第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925と、連携履歴更新ステップS926とを含む。
第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921において、サーバ装置100の送信部140は、第2のクライアント装置連携要求ステップS901における第1のクライアント装置210からの連携要求に基づいて、第2のクライアント装置候補に対して、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を送信する。
第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922において、第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの第2のユーザインタフェースおよび表示指示を受信する。
第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923において、第2のクライアント装置候補は、バックグラウンドで起動させていた第2のユーザインタフェースを、第2のクライアント装置候補の表示画面(表示領域)に表示する。
第2のクライアント装置候補確認ステップS924において、サーバ装置100は、複数の第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していたか否かを確認する。複数の第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していた場合、第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925に進む(第2のクライアント装置候補確認ステップS924のYes)。1つの第2のクライアント装置候補に対して、第2のユーザインタフェースおよび起動指示を送信していた場合、連携履歴更新ステップS926に進む(第2のクライアント装置候補確認ステップS924のNo)。
第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップS925において、サーバ装置100の送信部140は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補に、バックグラウンドで起動している第2のユーザインタフェースを停止させることを示す停止指示を送信する。ここで、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる第2のクライアント装置候補は、第2のクライアント装置連携要求ステップS901における連携要求に基づいて判定される。具体的には、第1のクライアント装置210と連携する第2のクライアント装置を、第1のクライアント装置210からの連携要求によって選択されている。
換言すれば、第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップS921における表示指示は、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象となる第2のクライアント装置候補のみに送信され、当該連携対象となる第2のクライアント装置候補は、上述した第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップS922および第2のユーザインタフェース表示実行ステップS923を実行している。
したがって、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補は、サーバ装置100からの停止指示を受信し、バックグラウンドで起動させていた第2のユーザインタフェースを停止する。これにより、不要なリソースの使用を削減することができる。
連携履歴更新ステップS926において、サーバ装置100は、第1のクライアント装置210と、当該第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置との連携情報を連携履歴に記録する。具体的には、第1のクライアント装置、第2のクライアント装置、および連携内容など、図6に示す連携履歴600を更新する。
なお、ここでは、複数の第2のクライアント装置候補のうち第1のクライアント装置210と連携した第2のクライアント装置候補のみについて、連携履歴に記録されているが、複数の第2のクライアント装置候補のうち連携対象とならなかった第2のクライアント装置候補についても連携履歴に記録されても構わない。連携回数が「0」であっても、連携可能である第2のクライアント装置として記録されていれば、次回、第2のクライアント装置候補を効率的かつ高精度に抽出することができる。
以上のように、本発明の一実施形態におけるサーバ装置100によれば、第1のクライアント装置210からのユーザインタフェース要求に基づいて、第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置候補を抽出し、当該第2のクライアント装置候補に対して第2のユーザインタフェースの起動指示を送信する。これにより、第1のクライアント装置210からの連携要求があった場合、第2のクライアント装置候補は、既に起動している第2のユーザインタフェースを、即時に表示画面(表示領域)に表示させることができる。つまり、第1のクライアント装置210(ユーザ)からの連携要求から、短時間で、当該第1のクライアント装置210と第2のクライアント装置とが連携してサーバ装置100に対する操作を可能にしている。
また、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)は、第1のクライアント装置210の表示画面(表示領域)よりも大きいため、ユーザの視認性が向上される。
また、第2のクライアント装置の表示画面(表示領域)に表示されるユーザインタフェースを第1のクライアント装置210を用いて操作するため、タッチパッドおよびタッチパネルなど操作性の高いクライアント装置を選択することができる。これにより、ユーザの入力誤りを低減でき、操作効率の向上にも繋がる。
なお、上述した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。図13は、図3に示した本発明の一実施形態におけるサーバ装置100のうち集積回路化される構成を示す図である。図13において、受信部110と、連携装置判定部120と、ユーザインタフェース送信制御部130と、送信部140とが集積回路化されている(破線で囲まれた部分)。これらの構成は1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIといったが集積度の違いによっては、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと称呼されることもある。また集積回路化の手法は、LSIに限られるものではなく、専用回路または汎用プロセッサで集積回路化を行ってもよい。また、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable GateArray)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを用いてもよい。あるいはこれらの機能ブロックの演算は例えばDSPやCPU(Central Processing Unit)などを用いて演算することもできる。さらにこれらの処理ステップはプログラムとして記録媒体に記録して実行することで処理することもできる。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路かの技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックを集積化してもよい。バイオ技術の適応などが可能性としてあり得る。
ネットワークを介して接続されるデジタル機器について、特に、デジタル機器を連携させてサービスを提供する場合などに有用である。
10 家庭内ネットワークシステム
20、90 ユーザインタフェース表示制御システム
100、901 サーバ装置(DVDレコーダ)
110 受信部
120 連携装置判定部
130 ユーザインタフェース送信制御部
140 送信部
150 記録部
160 ユーザインタフェース
170 連携装置情報
210、220、230、240、902、903 クライアント装置(携帯電話、デジタルテレビ)
400、500 装置情報
600 連携履歴
700 ユーザインタフェース対応表
800 ユーザインタフェース表示制御方法
S801 ユーザインタフェース要求ステップ
S802 連携履歴参照ステップ
S803 連携履歴判定ステップ
S804 連携可能クライアント装置判定ステップ
S805 第2のクライアント装置優先度設定ステップ
S860 第2のクライアント装置抽出/選択ステップ
S861 装置情報参照ステップ
S862 第2のクライアント装置候補抽出ステップ
S863 第2のクライアント装置候補判定ステップ
S864 第2のクライアント装置候補リスト送信ステップ
S865 第2のクライアント装置候補リスト受信ステップ
S866 第2のクライアント装置候補選択ステップ
S867 第2のクライアント装置候補選択結果送信ステップ
S868 第2のクライアント装置候補選択結果受信ステップ
S869 第2のクライアント装置候補決定ステップ
S870 ユーザインタフェース取得ステップ
S871 ユーザインタフェース対応表参照ステップ
S872 ユーザインタフェース抽出ステップ
S808 第1のユーザインタフェース表示ステップ
S890 第2のユーザインタフェース起動ステップ
S891 第2のユーザインタフェース起動指示送信ステップ
S892 第2のユーザインタフェース起動指示受信ステップ
S893 第2のユーザインタフェース起動実行ステップ
S901 第2のクライアント装置連携要求ステップ
S920 第2のユーザインタフェース表示ステップ
S920 第2のユーザインタフェース表示ステップ
S921 第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップ
S922 第2のユーザインタフェース表示指示受信ステップ
S923 第2のユーザインタフェース表示実行ステップ
S924 第2のクライアント装置候補確認ステップ
S925 第2のユーザインタフェース起動終了指示ステップ
S926 連携履歴更新ステップ

Claims (13)

  1. ネットワークを介して通信される複数のクライアント装置のうち、いずれかである第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とにおけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置であって、
    前記クライアント装置で前記サーバ装置を操作する前記クライアント装置毎のユーザインタフェースが記録されている記録部と、
    前記第1のクライアント装置からの、前記第1のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第1のユーザインタフェースの要求であるユーザインタフェース要求、および前記第1のクライアント装置と前記第2のクライアント装置とを連携させて前記サーバ装置を操作する連携要求を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記ユーザインタフェース要求に基づいて、前記複数のクライアント装置のうち、前記第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を選択する連携装置判定部と、
    前記記録部に記録されているユーザインタフェースのうち、前記連携装置判定部によって選択された第2のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第2のユーザインタフェースを取得するユーザインタフェース送信制御部と、
    前記ユーザインタフェース送信制御部によって取得された前記第2のユーザインタフェースと、前記第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示とを前記第2のクライアント装置に送信する送信部とを備え、
    前記第1のクライアント装置からの前記連携要求を前記受信部が受信した場合、前記送信部は、前記受信部によって受信された前記連携要求に基づいて、前記第2のクライアント装置に送信した前記第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を、前記第2のクライアント装置に送信することを特徴とする、サーバ装置。
  2. 前記連携装置判定部は、前記第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、前記複数の第2のクライアント装置ごとに、連携対象として選択する際の優先度を設定することを特徴とする、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記記録部には、前記複数のクライアント装置について、前記第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、
    前記連携装置判定部は、前記記録部に記録されている前記連携履歴を参照して前記優先度を設定することを特徴とする、請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記連携履歴は、前記第1のクライアント装置と前記複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、
    前記連携装置判定部は、前記連携回数情報に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする、請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記連携履歴は、前記第1のクライアント装置と前記複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、
    前記連携装置判定部は、前記連携回数情報に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする、請求項3に記載のサーバ装置。
  6. 前記送信部は、前記第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置が複数ある場合、連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置においてバックグラウンドで起動しているユーザインタフェースを停止させる停止指示を、当該連携対象として選択されなかった第2のクライアント装置に送信することを特徴とする、請求項2記載のサーバ装置。
  7. 前記記録部には、前記複数のクライアント装置について、前記第1のクライアント装置と連携したことがあるか否かを示す連携履歴が記録されており、
    前記連携装置判定部は、前記記録部に記録されている前記連携履歴を参照して、前記第1のクライアント装置と連携したことがあるクライアント装置を、前記第2のクライアント装置として選択することを特徴とする、請求項1に記載のサーバ装置。
  8. 前記連携履歴は、前記第1のクライアント装置と前記複数のクライアント装置とが連携した回数に関する情報である連携回数情報を含み、
    前記連携装置判定部は、前記連携回数情報に基づいて、前記第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする、請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 前記連携履歴は、前記第1のクライアント装置と前記複数のクライアント装置とが連携した日時に関する情報である連携日時情報を含み、
    前記連携装置判定部は、前記連携日時情報に基づいて、前記第2のクライアント装置として連携する信頼度を判断することを特徴とする、請求項7に記載のサーバ装置。
  10. 前記連携装置判定部は、前記第1のクライアント装置の表示画面(表示領域)よりも表示画面(表示領域)が大きいクライアント装置を第2のクライアント装置として選択することを特徴とする、請求項1に記載のサーバ装置。
  11. 前記記録部には、前記複数のクライアント装置の装置情報と、前記記録部に記録されるユーザインタフェースとを対応付けるユーザインタフェース対応表が記録されており、
    前記ユーザインタフェース送信制御部は、前記記録部に記録されている前記ユーザインタフェース対応表を参照して、前記第1のユーザインタフェースおよび前記第2のユーザインタフェースを取得することを特徴とする、請求項1に記載のサーバ装置。
  12. ネットワークを介して通信される複数のクライアント装置のうち、いずれかである第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置と
    におけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置が実行するユーザインタフェース表示制御方法であって、
    前記第1のクライアント装置からの、前記第1のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第1のユーザインタフェースの要求であるユーザインタフェース要求を受信するユーザインタフェース要求受信ステップと、
    前記ユーザインタフェース要求受信ステップで受信された前記ユーザインタフェース要求に基づいて、前記複数のクライアント装置のうち、前記第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を選択する連携装置判定ステップと、
    予め記録されている前記クライアント装置で前記サーバ装置を操作する前記クライアント装置毎のユーザインタフェースのうち、前記連携装置判定ステップで選択された第2のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第2のユーザインタフェースを取得するユーザインタフェース送信制御ステップと、
    前記ユーザインタフェース送信制御ステップで取得された前記第2のユーザインタフェースと、前記第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示とを前記第2のクライアント装置に送信するユーザインタフェース送信ステップと、
    前記第1のクライアント装置と前記第2のクライアント装置とを連携させて前記サーバ装置を操作する連携要求を受信する連携要求受信ステップと、
    前記連携要求受信ステップで受信した前記第1のクライアント装置からの前記連携要求に基づいて、前記第2のクライアント装置に送信した前記第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を、前記第2のクライアント装置に送信する第2のユーザインタフェース表示指示送信ステップとを実行する、ユーザインタフェース表示制御方法。
  13. ネットワークを介して通信される複数のクライアント装置のうち、いずれかである第1のクライアント装置と、当該第1のクライアント装置とは別の第2のクライアント装置とにおけるユーザインタフェース表示を制御するサーバ装置に用いられる集積回路であって、
    前記第1のクライアント装置からの、前記第1のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第1のユーザインタフェースの要求であるユーザインタフェース要求、および前記第1のクライアント装置と前記第2のクライアント装置とを連携させて前記サーバ装置を操作する連携要求を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記ユーザインタフェース要求に基づいて、前記複数のクライアント装置のうち、前記第1のクライアント装置と連携可能な第2のクライアント装置を選択する連携装置判定部と、
    予め記録されている前記クライアント装置で前記サーバ装置を操作する前記クライアント装置毎のユーザインタフェースのうち、前記連携装置判定部によって選択された第2のクライアント装置で前記サーバ装置を操作する第2のユーザインタフェースを取得するユーザインタフェース送信制御部と、
    前記ユーザインタフェース送信制御部によって取得された前記第2のユーザインタフェースと、前記第2のユーザインタフェースを起動させることを示す起動指示とを前記第2のクライアント装置に送信する送信部とを備え、
    前記第1のクライアント装置からの前記連携要求を前記受信部が受信した場合、前記送信部は、前記受信部によって受信された前記連携要求に基づいて、前記第2のクライアント装置に送信した前記第2のユーザインタフェースを表示させることを示す表示指示を、前記第2のクライアント装置に送信することを特徴とする、集積回路。
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