JPWO2011105487A1 - 広告画像配信のためのサーバ装置およびプログラム - Google Patents

広告画像配信のためのサーバ装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】常に高い広告効果をもたらす広告画像を得るための手段を提供する。【解決手段】バナー配信第2サーバ装置132はバナー広告データの送信要求に応じて、予め決定しておいた配信頻度に従い選択したバナー広告データを送信する。第1のセットにおいては、バナー広告データに従い表示されるバナー広告のデザインを構成する複数の要素の各々が採り得る複数の属性候補の数が均等となるように配信頻度が決定される。第2以降のセットにおいては、直近のセットにおけるCTRが基準となるCTR以上であるバナー広告データは継続して送信され、その他は送信されるバナー広告データから除外される。一方、直近のセットにおいて配信されなかったバナー広告データの中から、直近のセットにおけるCTRから重回帰分析を用いて統計的に予測されたCTRが高いものが抽出され、次のセットにおいて送信されるバナー広告データに追加される。【選択図】図1

Description

本発明は、バナー広告等の広告画像をインターネット等のネットワークを介して配信する技術に関する。
多くのWebページは広告媒体として利用されている。すなわち、Webページの多くは広告画像を含み、Webページの閲覧者の目に広告情報を触れさせることにより、閲覧者による商品・サービスに対する消費行動を促す。
Webページに含まれる広告画像の多くには、広告したい商品・サービスの詳細情報を提供するWebページといった他のWebページのURL(Uniform Resource Locator)がリンク情報として伴っている。閲覧者がそのような広告画像に対しクリック等の所定の操作(以下、単に「クリック」という)を行うと、広告画像に伴うURLにより識別されるWebページが端末装置に表示される。
Webページに含まれる広告画像の広告効果の指標として、CTR(Click Through Rate)やCVR(Conversion Rate)が広く利用されている。CTRは広告画像のインプレッション数(表示回数)に対する広告画像のクリック回数の比率であり、CVRは広告画像から誘導された詳細広告のWebページの表示回数に対する注文ページの表示等の所定の操作が行われた回数の比率である。
広告効果を高めるために、同じ商品・サービスに関する異なるデザインの広告画像を試験的に配信し、その結果として得られるCTRやCVRが高いものを本番の広告画像として配信する方法が提案されている。例えば特許文献1には、試験的に配信した広告画像に含まれる複数の構成要素の属性からCTRやCVRに対する影響の度合いの高いものを選択し、広告効果が高いと予測される広告画像のデザインを決定する方法が提案されている。
特表2008−502079号公報
広告画像の広告効果は常に変動する。例えば、配信開始時には広告効果が高い広告画像であっても、時間の経過に伴い閲覧者がそれを見飽きると、その広告効果が低下してくる。また、例えば季節の変化に伴い閲覧者の関心を引きやすいデザインも変化する。
上記に鑑み、本発明は、常に高い広告効果をもたらす広告画像を得るための手段を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、
広告画像を構成する複数の要素の各々に関し、当該要素が有し得る複数の属性の中から所定の規則に従い1の属性を選択し、当該選択した属性を有する前記複数の要素により構成される広告画像を示す画像データを生成する生成手段と、
任意の端末装置から画像データの要求を受信する受信手段と、
前記要求に応じて前記生成手段により生成される画像データを送信する送信手段と、
現在時刻を計時する計時手段と
を備え、
前記受信手段は、前記生成手段により生成され前記送信手段により送信された複数の画像データのうちいずれの画像データに従い任意の端末装置において広告画像が表示されたかを示す表示通知を受信し、
前記受信手段は、前記生成手段により生成され前記送信手段により送信された複数の画像データのうちいずれの画像データに従い任意の端末装置において表示された広告画像に対し任意の端末装置のユーザによる所定の操作が行われたことを示す広告操作通知を受信し、
前記受信手段により過去の所定期間内に受信された表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像が任意の端末装置において何回表示されたかを示す表示回数情報と、前記受信手段により当該過去の所定期間内に受信された広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対し任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示す広告操作回数情報とに基づき、各々異なる広告画像を示す複数の画像データの各々に関し前記送信手段により将来の所定期間内に任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する処理を時間の経過に伴い繰り返す決定手段
を備える
サーバ装置を提供する(第1の実施態様)。
また、上記の第1の実施態様において、
前記決定手段は、前記表示回数情報と前記広告操作回数情報とに基づき、前記生成手段が生成し得る画像データのうち過去の所定期間内に前記送信手段から送信されていない画像データを含む複数の画像データの各々に関し、当該画像データに従った広告画像が任意の端末装置において表示される回数に対する当該広告画像に対し前記所定の操作が行われる回数の比率の予測値を算出し、当該予測値に基づき前記頻度の決定を行う
構成が採用されてもよい(第2の実施態様)。
また、上記の第2の実施態様において、
前記決定手段は、前記表示回数情報により示されるいずれの要素を有する広告画像が任意の端末装置において何回表示されたかを示す要素表示回数情報と、前記広告操作回数情報により示されるいずれの要素を有する広告画像に対し前記所定の操作が行われたことを示す要素操作回数情報とを説明変数とする多変量解析により前記予測値を算出する
構成が採用されてもよい(第3の実施態様)。
また、上記の第1乃至第3のいずれかの実施態様において、
前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像が任意の端末装置においていずれの時間帯に何回表示されたかを示し、
前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対し任意の端末装置のユーザによりいずれの時間帯に前記所定の操作が何回行われたかを示し、
前記決定手段は、複数の時間帯の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該時間帯において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該時間帯において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、当該時間帯において前記複数の画像データの各々が前記送信手段により任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
構成が採用されてもよい(第4の実施態様)。
また、上記の第1乃至第4のいずれかの実施態様において、
前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれのエリアに配置された任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれのエリアに配置された任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示し、
前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置が配置されているエリアを示すエリアデータを受信し、
前記決定手段は、複数のエリアの各々に関し、前記表示回数情報により示される当該エリア内において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該エリア内において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該エリア内に配置されている任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
構成が採用されてもよい(第5の実施態様)。
また、上記の第1乃至第5のいずれかの実施態様において、
前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれの表示属性を有する任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれの表示属性を有する任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示し、
前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置が有する表示属性を示す表示属性データを受信し、
前記決定手段は、複数の表示属性の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該表示属性を有する任意の端末装置において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該表示属性を有する任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該表示属性を有する任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
構成が採用されてもよい(第6の実施態様)。
また、上記の第1乃至第6のいずれかの実施態様において、
前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれのユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれのユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において前記所定の操作が何回行われたかを示し、
前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置を使用するユーザのユーザ属性を示すユーザ属性データを受信し、
前記決定手段は、複数のユーザ属性の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
構成が採用されてもよい(第7の実施態様)。
また、上記の第1乃至第7のいずれかの実施態様において、
前記生成手段は、前記受信手段による画像データの要求の受信の後に、当該受信された要求に対し前記送信手段により送信されるべき画像データを前記決定手段により決定された頻度に従い生成する
構成が採用されてもよい(第8の実施態様)。
また、上記の第1乃至第8のいずれかの実施態様において、
互いにネットワークを介してデータ通信可能な、前記受信手段が備える機能のうち任意の端末装置から画像データの要求を受信する機能を少なくとも備える受信手段が配置された第1のサーバ装置と前記決定手段が配置された第2のサーバ装置とを有する
構成が採用されてもよい(第9の実施態様)。
また、上記の第1乃至第9のいずれかの実施態様において、
前記受信手段は、任意の端末装置において表示された広告画像に対する前記所定の操作に応じてWebページの表示を指示するWebページデータを送信する装置であるWebサーバ装置と当該任意の端末装置との間に確立された通信接続を介して当該任意の端末装置が当該Webサーバ装置から受信したWebページデータに従い当該任意の端末装置において表示された1以上のWebページに対する当該任意の端末装置のユーザによる所定の操作が行われたことを示すページ操作通知を受信し、
前記決定手段は、前記受信手段により過去の所定期間内に受信されたページ操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に導かれ任意の端末装置のユーザによりWebページに対する前記所定の操作が何回行われたかを示すページ操作回数情報に基づき、各々異なる広告画像を示す複数の画像データの各々に関し前記送信手段により将来の所定期間内に任意の端末装置に対し送信されるべき前記頻度を決定する処理を行う
構成が採用されてもよい(第10の実施態様)。
また、上記の第10の実施態様において、
前記決定手段は、前記表示回数情報と前記広告操作回数情報とに基づき決定する前記頻度の合計値と、前記ページ操作回数情報に基づき決定する前記頻度の合計値とが所定の比率となるように前記頻度の決定を行う
構成が採用されてもよい(第11の実施態様)。
また、上記の第9または第10の実施態様において、
前記ページ操作回数情報は、異なる2以上の種類の操作の各々に関し当該操作が行われた回数を示し、
前記決定手段は、前記2以上の種類の操作のうち一の操作が行われた回数に基づき決定する前記頻度の合計値と、前記2以上の種類の操作のうち当該一の操作と異なる他の操作が行われた回数に基づき決定する前記頻度の合計値とが所定の比率となるように前記頻度の決定を行う
構成が採用されてもよい(第12の実施態様)。
また、本発明は、
任意の端末装置との間でデータ通信を行う通信手段と現在時刻を計時する計時手段を備えるコンピュータを、
前記第1乃至第12の実施態様のいずれかにおける前記生成手段、前記受信手段、前記送信手段および前記決定手段として機能させるプログラム
を提供する(第13の実施態様)。
本発明の第1の実施態様にかかるサーバ装置によれば、過去の所定期間内に配信された複数種類の広告画像の各々に関する広告効果の結果に基づき、将来の所定期間内に配信されるべき複数種類の広告画像の各々の配信頻度が決定されることが繰り返されるとともに、そのように決定された配信頻度に従い配信されるべき広告画像が自動的に生成されるため、例えば個々の広告画像が人間によりデザインされる場合と比較して、安定的に高い広告効果をもたらす広告画像が高速かつ低コストで配信可能となる。
本発明の第2の実施態様にかかるサーバ装置によれば、過去の所定期間内に配信されなかった種類の広告画像に関しても広告効果が予測され、予測された広告効果に基づき将来の所定期間内に配信されるべき広告画像が決定されるため、例えば過去においては広告効果が低いと判断されて配信されなかったが現在においては広告効果が高まっていると予測される広告画像の配信が開始される。その結果、全体としてより広告効果の高い広告画像の配信が可能となる。
本発明の第3の実施態様にかかるサーバ装置によれば、広告効果の予測が多変量解析により行われるため、統計学的に有意な確率で高い広告効果の広告画像の配信が可能となる。
本発明の第4の実施態様にかかるサーバ装置によれば、異なる時間帯ごとに各々の種類の広告画像が異なる頻度で配信されるため、時間帯に応じて広告効果が変化する場合であっても、常に高い広告効果の広告画像の配信が可能となる。
本発明の第5の実施態様にかかるサーバ装置によれば、閲覧者が用いる端末装置の所在地がいずれのエリア内であるかに応じて各々の種類の広告画像が異なる頻度で配信されるため、閲覧が行われるエリアに応じて広告効果が変化する場合であっても、常に高い広告効果の広告画像の配信が可能となる。
本発明の第6の実施態様にかかるサーバ装置によれば、閲覧者が用いる端末装置の画面の広さや画素数、ブラウザの背景色、携帯端末か否かといった表示属性に応じて各々の種類の広告画像が異なる頻度で配信されるため、閲覧が行われる端末装置の表示属性に応じて広告効果が変化する場合であっても、常に高い広告効果の広告画像の配信が可能となる。
本発明の第7の実施態様にかかるサーバ装置によれば、閲覧者の性別、年齢帯、嗜好といったユーザ属性に応じて各々の種類の広告画像が異なる頻度で配信されるため、閲覧者のユーザ属性に応じて広告効果が変化する場合であっても、常に高い広告効果の広告画像の配信が可能となる。
本発明の第8の実施態様にかかるサーバ装置によれば、広告画像の配信の要求が受信された後にその要求に応じて配信されるべき広告画像が生成される。従って、例えば同じ属性の要素であっても、締め切り時刻までの時間の表示を含むキャッチコピーや残り商品数の表示を含むキャッチコピーなど、時々刻々と変化する情報を含む広告画像の配信が可能となり、広告効果を高めることができる。
本発明の第9の実施態様にかかるサーバ装置によれば、本発明にかかるサーバ装置が複数のサーバ装置からなるサーバ装置群により実現されるため、例えば広告画像の配信を行う既存のサーバ装置に大きな変更を加えることなく、広告画像の配信されるべき頻度を決定する新たなサーバ装置を既存のサーバ装置にネットワーク経由で通信可能に追加することにより、上述した本発明の効果が得られる。
本発明の第10の実施態様にかかるサーバ装置によれば、例えば過去に配信した広告画像毎のCV(Conversion)やCVR、滞在数といった情報に従い、将来配信される広告画像の配信頻度が決定されるため、CTRのみに従って広告画像の配信頻度の決定が行われる場合と比較し、より高い広告効果が得られる可能性がある。
本発明の第11の実施態様にかかるサーバ装置によれば、より高い広告効果が得られるように、CTRに従って決定される配信頻度とCV、CVR、滞在数といった広告画像をクリック等した後に表示されるWebページに対する操作に基づき決定される配信頻度との重みを調整することができる。
本発明の第12の実施態様にかかるサーバ装置によれば、より高い広告効果が得られるように、CV、CVR、滞在数といった広告画像をクリック等した後に表示されるWebページに対する異なる種類の操作の各々に基づき決定される配信頻度の間の重みを調整することができる。
本発明の第13の実施態様にかかるプログラムによれば、汎用的なコンピュータを用いて、上述した本発明の効果が得られる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるバナー配信システムの全体構成を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかるバナー配信第2サーバ装置の機能構成を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態にかかる要素属性リストのデータ構成を模式的に示した図である。 図4、本発明の一実施形態にかかるログデータの形式を模式的に示した図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかるバナー配信第2サーバ装置がバナー広告の配信頻度の決定を行う方法の一例を説明した図である。 図6は、本発明の一実施形態にかかる配信頻度を示すリストである。 図7は、本発明の一実施形態にかかるバナー配信結果リストを例示した図である。 図8は、本発明の一実施形態にかかる重み一覧を例示した図である。 図9は、本発明の一実施形態にかかる配信済みバナー通信簿を例示した図である。 図10は、本発明の一実施形態において算出される偏回帰係数を例示したものである。 図11は、本発明の一実施形態において作成されるランキングリストを例示したものである。
(実施形態)
図1は、本発明の一実施形態にかかるバナー配信システム1の全体構成を示す図である。バナー配信システム1は、任意の数のWebサーバ装置11と、任意の数の端末装置12と、バナー配信サーバ装置群13を備えている。Webサーバ装置11と端末装置12との間、端末装置12とバナー配信サーバ装置群13との間、バナー配信サーバ装置群13と端末装置12との間は、各々、インターネット19を介して互いにデータ通信可能である。
バナー配信サーバ装置群13は、バナー配信第1サーバ装置131とバナー配信第2サーバ装置132を備えている。バナー配信第1サーバ装置131とバナー配信第2サーバ装置132はインターネット19を介して互いにデータ通信可能である。
Webサーバ装置11は端末装置12からの要求に応じて、Webページの表示内容を示すHTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたWebページデータを要求元の端末装置12に送信する一般的なWebサーバ装置である。
Webサーバ装置11から送信されるWebページデータに従って端末装置12に表示されるWebページにはバナー広告が含まれている。以下の説明においてバナー広告とは、Webページ内に配置され、商品・サービスの詳細を紹介するWebページ(以下、「詳細紹介ページ」と呼ぶ)のURLをリンク情報として伴う広告画像をいうものとする。また、バナー広告の表示に用いられる画像データとリンク情報として伴うURLとを含むデータをバナー広告データというものとする。
また、以下の説明において、バナー広告データはWebサーバ装置11から端末装置12に送信されるWebページデータには伴わず、Webページデータに記載されているURLを用いて端末装置12がバナー配信サーバ装置群13から取得するものとする。
端末装置12はWebページを閲覧するためのブラウザ機能を備える一般的な端末装置であり、ユーザにより入力されるURLにより特定されるWebサーバ装置11からWebページデータを受信するとともに、受信したWebページデータに含まれるURLを用いてバナー広告データを取得し、Webページデータに従い表示されるWebページ内にバナー広告データに従いバナー広告を表示する。
バナー広告データには参照情報としてピクト画像データの送信元URLが含まれている。ピクト画像データとは、例えば、無色で1ピクセル×1ピクセルの画像であるピクト画像を示す画像データである。ピクト画像は実際には端末装置12において表示されることはないが、例えばバナー広告データ固有のファイル名で識別されるピクト画像データの送信要求がピクト画像のURLにより特定されるサーバ装置に送信されることにより、いずれのバナー広告が端末装置12において表示されたか、という情報が当該サーバ装置において識別可能となる。すなわち、ピクト画像データの送信要求は特定のバナー広告が端末装置12において表示されたことを通知する表示通知の役割を果たす。
後述するように、バナー配信システム1において、ピクト画像データの送信元のサーバ装置はバナー配信第2サーバ装置132である。
ユーザによりバナー広告に対するクリックが行われると、端末装置12はバナー広告にリンクされているURLより特定されるWebサーバ装置11から詳細紹介ページのWebページデータを受信し、詳細紹介ページを表示する。詳細紹介ページの構成や詳細紹介ページにさらにリンクされているページの構成等はWebサーバ装置11から端末装置12に配信されるWebページの内容によって様々であるが、以下においては説明のため、詳細紹介ページには「購入」ボタンが配置されており、ユーザが「購入」ボタンをクリックすると端末装置12からWebサーバ装置11に対し商品・サービスの注文を示す発注データが送信されるものとする。
バナー広告がクリックされると、端末装置12からバナー配信第2サーバ装置132に対しバナー広告の識別データ(以下、「バナーID」と呼ぶ)を含むクリック通知が送信される。クリック通知は、バナーIDにより識別されるバナー広告がクリックされたことを通知するデータである。
また、「購入」ボタンがクリックされると、端末装置12からバナー配信第2サーバ装置132に対し詳細紹介ページのリンク元のバナー広告のバナーIDを含む発注通知が送信される。発注通知は、バナーIDにより識別されるバナー広告により誘導された詳細紹介ページにおいて商品・サービスの発注が行われたことを通知するデータである。
バナー配信第1サーバ装置131は、端末装置12からバナー広告データの要求を受信し、受信したバナー広告データの要求をバナー配信第2サーバ装置132に転送するサーバ装置である。そのため、バナー配信第1サーバ装置131はその機能構成部として、端末装置12からバナー広告データの要求を受信する受信部と、受信部により受信されたバナー広告データの要求をバナー配信第2サーバ装置132に送信する送信部とを含む通信部を備えている。
バナー配信第2サーバ装置132は、バナー配信第1サーバ装置131経由で端末装置12から送信されたバナー広告データの要求を受信し、受信したバナー広告データの要求に応じてバナー広告データを要求元の端末装置12に送信するサーバ装置である。なお、バナー配信第1サーバ装置131とバナー配信第2サーバ装置132により構成されるバナー配信サーバ装置群13が、一般的なバナー配信サーバ装置の役割を果たす。
バナー配信第2サーバ装置132は、端末装置12から表示通知、クリック通知および発注通知を受信し、受信したそれらの通知に基づき、将来、いずれのバナー広告データをどの程度の頻度で端末装置12に対し送信すべきかを決定する。そして、決定した頻度に応じた数の各種バナー広告データを生成し、要求に応じてそれらを端末装置12に送信する。
そのため、バナー配信第2サーバ装置132は図2に示すように、その機能構成部として、各種バナー広告データを生成する生成部1321と、バナー配信第1サーバ装置131からのバナー広告データの送信要求を受信するとともに端末装置12から表示通知、クリック通知および発注通知を受信する受信部1322と、バナー広告データの送信要求に応じて端末装置12に対しバナー広告データを送信する送信部1323と、現在時刻を計時し現在時刻を示す時刻データを生成する計時部1324と、送信部1323により端末装置12に対しいずれのバナー広告データが送信されるべきかを決定する決定部1325と、各種データを記憶するとともにワークエリアとして利用される記憶部1326を備えている。なお、受信部1322と送信部1323は通信部を構成する。
生成部1321は、バナー広告のデザインを構成する複数の要素(以下、単に「要素」と呼ぶ)の各々に関し、予め設定されている複数の選択可能な属性(以下、「属性候補」と呼ぶ)の中から1の属性を選択し、選択した属性(以下、「選択属性」と呼ぶ)の集まりにより決定されるデザインのバナー広告を示すバナー広告データを生成する。図3は、要素と各々の要素に関する属性候補を示す要素属性リストのデータ構成を模式的に示した図である。なお、要素属性リストは記憶部1326に記憶されている。
図3の例は、バナー広告のデザインを決定する4つの要素として、第1要素「色」、第2要素「パターン」、第3要素「キャッチコピー」、第4要素「ロゴ」があることを示している。また、図3の例は、第1要素「色」には属性ID:1〜6で識別される6つの属性候補があり、第2要素「パターン」には属性ID:1〜6で識別される6つの属性候補があり、第3要素「キャッチコピー」には属性ID:1〜4で識別される4つの属性候補があり、第4要素「ロゴ」には属性ID:1〜2で識別される2つの属性候補があることを示している。なお、例えば第1要素「色」の属性IDの1には「赤」、2には「青」、・・・のように、各要素の属性IDには具体的な属性候補が対応付けられている。
図3の例に従う場合、生成部1321が生成可能なバナー広告データのデザインは全部で6×6×4×2=288である。以下、このように要素の組み合わせにより決定される個々のデザインをバナー広告の「バリエーション」と呼ぶ。
生成部1321により生成されるバナー広告データは、例えば「23120023」のような8桁の自然数で示されるバナーIDにより識別される。バナーIDの左側4桁の数字は、左から順に、第1要素の選択属性の属性ID、第2要素の選択属性の属性ID、第3要素の選択属性の属性ID、第4要素の選択属性の属性IDを示す。すなわち、バナーIDの左側4桁はバナー広告のバリエーションを識別する。
バナーIDの右側4桁の数字は、バナー広告データが何回目のセットにより送信されるバナー広告データであるかを示す。ここで「セット」とは、決定部1325により決定にされた頻度に従い配信されるバナー広告データの集まりである。例えば、バナーIDの右側4桁「0023」は、そのバナーIDにより識別されるバナー広告データが、決定部1325により23回目に決定された頻度に従い配信されたバナー広告データであることを示す。
なお、バナー広告のバリエーションのみを識別し、何セット目の配信であるかを区別しない場合、左側4桁のみのバナーIDが用いられる。
受信部1322により表示通知、クリック通知もしくは発注通知が受信されると、受信されたそれらの通知に含まれるバナーIDはそれぞれ、表示ログデータ、クリックログデータもしくは発注ログデータとして記憶部1326に記録される。それらのログデータの構成は同様であり、例えば図4に示すような形式で記録される。
ログデータに含まれるバナーIDの左側4桁に注目しバナーIDのカウントを行うと、第1セットから直近のセットに至る配信済みのバナー広告の全てに関するバリエーション毎の表示回数、クリック回数、発注回数が算出される。そのように算出されたクリック回数を表示回数で除すると、バナー広告のバリエーション毎に過去の全期間に関するCTR(以下、「通算CTR」と呼ぶ)が算出される。また、そのように算出された発注回数をクリック回数で除すると、バナー広告のバリエーション毎に過去の全期間に関するCVR(以下、「通算CVR」と呼ぶ)が算出される。
また、ログデータに含まれるバナーIDを右側4桁でグルーピングし、グループ毎に左側4桁に注目しバナーIDのカウントを行うと、各セットにおいて配信済みのバナー広告に関するバリエーション毎の表示回数、クリック回数、発注回数が算出される。そのように算出されたクリック回数を表示回数で除すると、バナー広告のバリエーション毎に各セットに関するCTR(以下、「セットCTR」と呼ぶ)が算出される。また、そのように算出された発注回数をクリック回数で除すると、バナー広告のバリエーション毎に各セットに関するCVR(以下、「セットCVR」と呼ぶ)が算出される。
上記の通算CTR、通算CVR、セットCTR、セットCVRの算出は決定部1325により行われ、広告効果を示すそれらの指標は、決定部1325による配信されるべきバナー広告の頻度(以下、「バナー広告の配信頻度」と呼ぶ)、すなわち、1セットに含まれる全バナー広告データに、いずれのバリエーションのバナー広告データが何個含まれるべきか(もしくは何%含まれるべきか)という情報の決定に利用される。
決定部1325は、通算CTRおよび通算CVRといった過去の全期間において配信されたバナー広告に関する指標と、直近のセットに関するセットCTRおよびセットCVRといった指標に基づき、直近のセットに含まれていないバリエーションのバナー広告も含め、各々のバリエーションのバナー広告に関する現在におけるCTR等の指標を推定し、推定した指標に基づき、今から配信を行うバナー広告の配信頻度の決定を行う。以下に、決定部1325がそのような配信頻度の決定を行う方法の一例として、CTRに注目した場合の一具体例を、図5のフロー図を用いて説明する。
決定部1325は、まず、第1セットのバナー広告の配信頻度の決定として、各要素における属性候補間の配信頻度が均等となるように、かつセットに含まれるバナー広告のバリエーションの数が最小となるように、セットに含まれるべきバナー広告のバリエーションをランダムに決定し、決定したバリエーション間の配信頻度を同一にする(ステップS01)。
図6は、決定部1325により決定された第1セットの配信頻度を示すリスト(以下、「配信頻度リスト」と呼ぶ)である。図6に示されるように、第1セットに含まれるバリエーションの数は各要素の属性候補の数の最小公倍数となっており、各要素における各属性候補の配信頻度(例えば第1要素「色」に関しての、第1属性候補「赤」、第2属性候補「青」、・・・の各々に関する配信頻度の合計)は同一となる。
決定部1325により第1セットのバナー広告の配信頻度が決定されると、その後、生成部1321は受信部1322によるバナー広告データの送信要求の受信(ステップS02)をトリガとして、第1セットの配信頻度リストに示される頻度に従いリスト中からランダムにバナーIDを選択し、選択したバナーIDにより識別される選択属性のバナー広告データを生成する(ステップS03)。そのように生成されたバナー広告データは、送信部1323により要求元の端末装置12に対し送信される(ステップS04)。ステップS02乃至ステップS04は、第1セットの全バナー広告データの送信が完了するまで繰り返される。
なお、上記のように、バナー広告データの送信要求の受信(ステップS02)をトリガとしてバナー広告データの生成(ステップS03)を行う代わりに、生成部1321が予め配信頻度リストに示される頻度に従って所定総数のバナー広告データの集まりを生成しておき、受信部1322によりバナー広告データの送信要求の受信がなされた時には、生成部1321が既に生成されているバナー広告データの集まりの中からランダムにバナー広告データを選択し、送信部1323に引き渡すようにしてもよい。
またその際に、同じデザインのバナー広告データを複数、生成しておくのはリソースの無駄を生じるため、例えばバナーID毎のカウンタを記憶部1326に記憶させ、初期値としてそのバナーIDで識別されるバナー広告データの配信総数をセットしておき、バナー広告データが配信される毎にカウンタの数値を1ずつ減らしていくことで、バナー広告の配信頻度の管理が行われるようにしてもよい。その場合、現在のカウンタが1以上のバナーIDの中からランダムに選択されたバナーIDに従いバナー広告データが生成される。
また、1つのセットの終了の決定方法として、セットに含まれる全バナー広告データが配信完了することをもって終了とする方法の他、セットの開始時刻から所定の時間が経過した時点でそのセットのバナー広告の配信を終了する方法や、所定数のバナー広告データが配信された時点でそのセットのバナー広告の配信を終了する方法、所定数の表示通知が受信された時点でそのセットのバナー広告の配信を終了する方法など、様々なものが考えられ、それらのいずれが採用されてもよい。
本願において、バナー広告データの配信に関し「所定期間」という場合、それは、あるセットに含まれるバナー広告データの配信開始時刻から配信終了時刻までの期間をいい、その期間の長さが必ずしも予め定められていることを意味しない。例えば、配信済みのバナー広告データの総数が予め定められた数に達した時点でそのセットのバナー広告の配信を終了する場合、そのセットの配信開始時刻から配信終了時刻までの期間の長さはその時々により変化するが、その場合の配信期間もまた、本願における「所定期間」である。
第1セットのバナー広告の配信が完了すると、決定部1325は基準CTRの決定を行う(ステップS05)。「基準CTR」とは、第2セット以降のセットにおいて配信されるべきバナー広告のバリエーション(すなわち配信頻度が0%でないバナー広告のバリエーション)を選択するために用いられるCTRの閾値である。基準CTRの初期値は最低基準CTRとして、例えば0.01のように任意に設定され、その後、セット数が増えるに伴い、直近の過去のセットにおける全体平均CTRに応じて維持または増加される。
第2セットに関する基準CTRの決定(ステップS05)においては、第1セットの全体平均CTRが最低基準CTRを上回れば第1セットの全体平均CTRが新たな基準CTRとして設定され、それ以外の場合は最低基準CTRが新たな基準CTRとして維持される。
ステップS05において、基準CTRの「レベル」が設定される。基準CTRの「レベル」は、最低基準CTRのレベルを「1」とし、基準CTRが変更される毎に1ずつ増加する数である。例えば第2セットにおけるステップS05において第1セットにおける全体平均CTRが最低基準CTRより大きく、基準CTRが変更された場合、基準CTRのレベルが「2」になる。一方、第1セットにおける全体平均CTRが最低基準CTR以下であり、基準CTRが変更されなかった場合、基準CTRのレベルは「1」のまま変更されない。
なお、基準CTRとその基準CTRのレベルは、それらが更新されても上書きされないように記憶部1326に記憶される。例えば、基準CTRが2度変更された場合、現在の基準CTRのレベルは3となるが、レベル1の基準CTR、レベル2の基準CTRおよびレベル3の基準CTRが記憶部1326に記憶される。これらの各々のレベルの基準CTRは、第3セット以降に関する広告データのバリエーション毎の配信数の決定(ステップS15)において利用される。
続いて、決定部1325は第1セットにおいて配信されたバナー広告のバリエーションのうち第1セットにおけるCTRが基準CTR以上のものを第2セットにおいて配信を継続するバナー広告のバリエーションとして決定する(ステップS06)。
ステップS06において、配信継続が決定されたバナー広告のバリエーションに関し「レベル」の設定が行われる。バナー広告のバリエーションに付されるレベルは、そのバリエーションのバナー広告データがセットにおいて配信されるべき数を決定するために用いられる数である。例えば、現在の基準CTRのレベルが「1」であれば、全ての配信継続となったバナー広告のバリエーションに関しレベルとして「1」が設定される。一方、現在の基準CTRのレベルが「2」、すなわちステップS05において基準CTRが変更された場合、第1セットにおけるCTRが現在の基準CTR以上のバナー広告のバリエーションに関してはレベル「2」が設定され、それ以外のバナー広告のバリエーションに関してはレベル「1」が設定される。
続いて、決定部1325は配信継続を決定したバナー広告のバリエーションの各々に関し、「最低配信インプレッション数×(レベル+1)」で算出される数を第2セットにおける配信数として決定する(ステップS07)。「最低配信インプレッション数」とは、任意に設定される必要クリック数を得るために必要と予測されるインプレッション数である。例えば必要クリック数が5と設定され、CTRが0.01と予測される場合、最低配信インプレッション数は500となる。この例において、レベルが「2」であるバリエーションのバナー広告データが第2セットにおいて配信される数は500×(2+1)=1500となる。
続いて、決定部1325は第1セットにおいて配信しなかったバナー広告のバリエーションの中から第2セットにおいて配信するバリエーションの決定を行う(ステップS08)。直近のセットにおいて配信されず、次のセットにおいて配信されるべきバリエーションは、多変量解析に従った抽出ロジックにより選択される。
以下に、そのような抽出ロジックの一例を説明する。まず、決定部1325は、直近のセットにおいて得られた各バリエーションのセットCTRに関し、例えば全体平均CTRを中心に標準偏差の3倍をマイナスした値から標準偏差の3倍をプラスした値の範囲に入るものを選択する。これは、異常値とみなされるセットCTRを以下の統計解析から除外するためである。
図7は、そのように異常値の除外が行われたバナー広告のバリエーション毎のセットCTRのリスト(以下、「バナー配信結果リスト」と呼ぶ)を例示したものである。なお、この例は第1セットの結果に従ったものであるため、リストに含まれるバナー広告のバリエーションは図6に示したものと一致しているが、第2セット以降の結果に従う場合、バナー配信結果リストに含まれるバリエーションの数や内容はその都度異なる。
続いて、決定部1325は、各要素に関し属性毎に平均CTRを算出し、それを重みとする。図8は、そのように算出された重み一覧を例示したものである。
続いて、決定部1325は、直近のセットにおいて配信されたバナー広告のバリエーションの各々に関し、そのバリエーションの各要素の属性の重みを列記したものを配信済みバナー通信簿として作成する。図9は、そのように作成された配信済みバナー通信簿を例示したものである。
続いて、決定部1325は、配信済みバナー通信簿に示される各要素の重みを説明変数とし、図7に示されるバナー配信結果リストに含まれるCTRを目的変数とする重回帰分析により偏回帰係数を算出する。図10は、そのように算出された偏回帰係数を例示したものである。なお、重回帰分析において偏回帰係数がマイナスとなった場合にはその要素を除外して重回帰分析が再度、行われる。なお、決定係数が例えば0.5未満となった場合、決定部1325は以下に説明する偏回帰係数によるCTRの予測を断念し、例えば、(1)偏回帰係数を全て1としてCTRの予測を行うことによりバナー広告のバリエーションの選択を行う、(2)ランダムにバナー広告のバリエーションの選択を行う、といった他の方法によりCTRの予測値の設定を行う。
続いて、決定部1325は、図8に示される重み一覧に図10に示される偏回帰係数を乗じて加算することにより、バナー広告のバリエーション毎のCTR予測値を算出し、算出したCTR予測値の高いものから順に示したランキングリストを作成する。図11は、そのように作成されたランキングリストを例示したものである。
続いて、決定部1325はランキングリストの上位から、次回のセットで継続して配信されることが既に決定されているバナー広告のバリエーション以外のものをチャレンジ枠数だけ選択する。ここで「チャレンジ枠数」とは、任意に設定された総インプレッション数から、継続して配信が決定されているバナー広告のバリエーションのインプレッション数(配信数)の合計を引いた数をチャレンジインプレッション数とし、チャレンジインプレッション数を最低配信インプレッション数で除した値である。
例えば、総インプレッション数として10000が設定され、継続して配信が決定されているバリエーションのインプレッション数(配信数)の合計が7000であり、最低配信インプレッション数が500であれば、チャレンジ枠数は(10000−7000)/500=6となる。この場合、ランキングリストの上位から、既に配信継続が決定されているバリエーションを除き、6個のバリエーションが次のセットにおいて配信されるバナー広告のバリエーションとして選択される。
以上が直近のセットにおいて配信されず、次のセットにおいて配信されるバナー広告のバリエーションを抽出するためのロジックの一例の説明である。
図5に戻り、バナー広告の配信頻度の決定の全体フローの説明を続ける。上述した抽出ロジックに従い選択されたバナー広告のバリエーションの各々には、配信数(インプレッション数)として最低配信インプレッション数が設定される(ステップS09)。
上記のように第2セットにおいて配信されるべきバナー広告のバリエーション毎の配信数(すなわち配信頻度)が決定されると、決定された配信数に従い、バナー広告データの送信要求の受信(ステップS10)をトリガにバナー広告データの生成(ステップS11)と送信(ステップS12)が第2セットの配信の終了まで繰り返される。
続いて、決定部1325は第3セットの基準CTRの決定を行う(ステップS13)。第3セット以降の基準CTRの決定においては、直近のセットの全体平均CTRが現在の基準CTRを上回った場合は直近のセットの全体平均CTRが新たな基準CTRとして設定され、それ以外の場合は現在の基準CTRが新たな基準CTRとして維持される。基準CTRが変更された場合、基準CTRのレベルが1、増加する点はステップS05の場合と同様である。
続いて、決定部1325は第2セットにおいて配信されたバナー広告のバリエーションのうち第2セットにおけるセットCTRが現在の基準CTR以上のものを第3セットにおいて配信を継続するバリエーションとして決定する(ステップS14)。
ステップS14において、配信継続が決定されたバナー広告のバリエーションに関しレベルの設定が行われる。第3セット以降のバナー広告データのレベルの設定は、例えば以下のように行われる。
現在の基準CTRのレベルをAとする場合、
(1)通算CTRがレベルAの基準CTR(現在の基準CTR)以上、かつ直近のセットCTRがレベルAの基準CTR以上のバリエーションにレベルとして(A+1)を設定する。
(2)通算CTRがレベルAの基準CTR(現在の基準CTR)以上、かつ直近のセットCTRがレベルAの基準CTR未満のバリエーションにレベルとしてAを設定する。
(3)通算CTRがレベルAの基準CTR(現在の基準CTR)未満かつレベル(A−1)の基準CTR以上、かつ直近のセットCTRがレベル(A−1)の基準CTR以上のバリエーションにレベルとしてAを設定する。
(4)通算CTRがレベルAの基準CTR(現在の基準CTR)未満かつレベル(A−1)の基準CTR以上、かつ直近のセットCTRがレベル(A−1)の基準CTR未満のバリエーションにレベルとして(A−1)を設定する。
(5)上記の(3)および(4)を、Aに代えて(A−1)としたもの、Aに代えて(A−2)としたもの、・・・のように繰り返す。
その後、第3セットに関し、第2セットにおけるステップS07乃至ステップS12と同様の処理がステップS15乃至ステップS20として行われる。
続いて、第4セット以降に関し、ステップS13乃至ステップS20の処理が繰り返される。
以上が、バナー配信第2サーバ装置132においてバナー広告の配信頻度の決定に用いられる方法の一例である。
上述したように、バナー配信システム1においては過去の所定期間に配信されたバナー広告のクリック率等の指標に基づき、過去の所定期間に配信されていないバナー広告に関しての現在におけるクリック率等の指標が予測され、その予測された指標に従い将来の所定期間に配信されるべきバナー広告として、広告効果が高いと予測されるバナー広告が新たに採用されるため、時間の経過とともに個々のバナー広告の広告効果が変化しても、全体として常に一定以上の広告効果を保持することが可能となる。
その際、個々のバナー広告のデザインはバナー配信第2サーバ装置132において各要素の属性に従い自動的に生成されるため、各要素の属性候補を設定するだけでよく、例えば人が個々のバナー広告をデザインするような手間やコストを要することがない。
(変形例)
上述した実施形態は本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形可能である。以下にそのような変形の例を示す。
(第1変形例)
決定部1325により各セットにおいて送信されるべきバナー広告データの配信頻度の決定が行われる際、例えば以下のような情報に基づくセグメンテーションが行われるように構成されてもよい。
(1)1日を例えば午前中、日中、夜間のように複数の時間帯に区分し、各々の時間帯内に受信部1322により受信された表示通知、クリック通知、発注通知の数に基づき、その時間帯において配信されるべきバナー広告データの配信頻度の決定を行う。なお、複数の時間帯の区分の方法は任意であり、さらに、時間帯を区切る単位の長さも任意である。例えば1週間を曜日毎に区分し、各々の曜日内を1つの時間帯としてもよいし、1年を1ヶ月毎に区分し、各々の月内を1つの時間帯としてもよい。
上記(1)の変形例を実現するためには、例えばバナー配信第2サーバ装置132が表示通知、クリック通知および発注通知を受信した際の時刻を示す時刻データをそれらの通知に含まれるバナーIDに対応付けてログデータとして記録しておく。そして、時刻データに基づきログデータを複数の時間帯に区分した後に、上述した実施形態におけるものと同様の配信頻度の決定を行う構成を採用すればよい。
上記(1)の変形例においては、バナー配信第2サーバ装置132は端末装置12から送信されてくるバナー広告データの送信要求の受信の時刻がいずれの時間帯に属するかに応じて、その端末装置12に対し配信するバナー広告の選択を行う。
(2)エリア、すなわち地理的な領域を複数のエリアに区分し、各々のエリア内に配置された端末装置12から受信された表示通知、クリック通知、発注通知の数に基づき、そのエリア内に配置されている端末装置12に対し配信されるべきバナー広告データの配信頻度の決定を行う。なお、複数のエリアの区分の方法は任意であり、さらに、区分されたエリアの広さも任意である。例えば、世界を国内と国外の2つのエリアに区分してもよいし、国内を北日本と南日本のように区分したり、都道府県毎に区分したりしてもよい。
上記(2)の変形例を実現するためには、例えばバナー配信第2サーバ装置132が表示通知、クリック通知および発注通知を受信する際に取得した、それらの通知の送信元の端末装置12のIPアドレスを外部のサーバ装置に送信し問い合わせを行い、その問い合わせに対する応答として送信されてくるエリアデータを、通知に含まれるバナーIDに対応付けてログデータとして記録しておく。そして、エリアデータに基づきログデータを複数のエリアに区分した後に、上述した実施形態におけるものと同様の配信頻度の決定を行う構成を採用すればよい。
上記(2)の変形例においては、端末装置12はバナー広告データの送信要求とともに自機のIPアドレスをバナー配信第2サーバ装置132に送信する。バナー配信第2サーバ装置132は受信した端末装置12のIPアドレスに基づき、その端末装置12が現在配置されているエリアを特定し、特定したエリアに応じて、その端末装置12に対し配信するバナー広告の選択を行う。
なお、上記(2)の変形例において、例えば端末装置12が携帯端末である場合は、その携帯端末が無線通信を行っている基地局の配置されたエリアを示すIDがIPアドレスに代えて利用されてもよい。また、端末装置12がGPS(Global Positioning System)を備えていれば、GPSにより特定された座標データ等がIPアドレスに代えて利用されてもよい。
(3)端末装置12の表示画面の画素数、動画処理能力、ブラウザの背景色、携帯端末であるか否か、等々の表示属性に基づき端末装置12を複数のグループに区分し、各グループに属する端末装置12から受信された表示通知、クリック通知、発注通知の送信元の数に基づき、そのグループに属する端末装置12に対し配信されるべきバナー広告データの配信頻度の決定を行う。なお、表示属性の種類は端末装置12においてブラウザがオペレーションシステム等から取得しバナー配信第2サーバ装置132に送信可能な表示に関する属性情報であれば如何なるものが利用されてもよい。
上記(3)の変形例を実現するためには、例えばバナー配信第2サーバ装置132が表示通知、クリック通知および発注通知を受信する際に、それらの通知の送信元の端末装置12から表示属性を示す表示属性データを併せて受信し、通知に含まれるバナーIDに対応付けてログデータとして記録しておく。そして、表示属性データに基づきログデータを複数のグループに区分した後に、上述した実施形態におけるものと同様の配信頻度の決定を行う構成を採用すればよい。
例えば画素数や動画処理能力等はブラウザがオペレーションシステムから取得可能であり、またブラウザの背景色等はブラウザがCSS(Cascading Style Sheets)等においてWebページに設定されている情報を検索することにより取得可能である。また、端末装置12が携帯端末であるか否かは、端末装置12が携帯端末である場合に利用しているキャリアの識別データをバナー配信第2サーバ装置132に送信させるようにすれば、バナー配信第2サーバ装置132においてその判別が可能となる。
上記(3)の変形例においては、端末装置12はバナー広告データの送信要求とともに自機の表示属性データをバナー配信第2サーバ装置132に送信する。バナー配信第2サーバ装置132は受信した表示属性データに基づき、その端末装置12がいずれの表示属性のグループに属するかを特定し、特定した表示属性のグループに応じて、その端末装置12に対し配信するバナー広告の選択を行う。
(4)端末装置12のユーザの性別や年齢帯、趣味・嗜好、等々のユーザ属性に基づきユーザを複数のグループに区分し、各グループに属するユーザが用いる端末装置12から受信された表示通知、クリック通知、発注通知の送信元の数に基づき、そのグループに属するユーザが使用する端末装置12に対し配信されるべきバナー広告データの配信頻度の決定を行う。
上記(4)の変形例を実現するためには、例えば端末装置12のユーザがバナー配信システム1を構成するWebサーバ装置11から配信されるWebページを閲覧する際に入力したデータ(例えば、アンケートの回答として入力したデータ)や、そのWebページに伴うリファラ情報に含まれる検索キーワード等のデータを、例えばCookie情報として端末装置12のブラウザに記憶させるようにWebページデータに対する記述を行っておく。そして、バナー配信第2サーバ装置132が表示通知、クリック通知および発注通知を受信する際に、それらの通知の送信元の端末装置12からCookie情報として蓄積されているユーザ属性データを併せて受信し、通知に含まれるバナーIDに対応付けてログデータとして記録しておく。そして、ユーザ属性データに基づきログデータを複数のグループに区分した後に、上述した実施形態におけるものと同様の配信頻度の決定を行う構成を採用すればよい。
上記(4)の変形例において、Cookie情報としてユーザ属性データそのものを端末装置12のブラウザに記憶させておく構成に代えて、例えばバナー配信第2サーバ装置132においてその端末装置12(もしくはブラウザ)を識別する固有IDに対応付けて、ユーザ属性データを記憶させておく構成が採用されてもよい。例えば、端末装置12がUID(個体識別情報)を割り振られた携帯端末装置である場合、UIDが固有IDとして利用可能である。
その場合、端末装置12は表示通知等をバナー配信第2サーバ装置132に送信する際、Webページにおいて入力されたデータ(ユーザの性別、年齢、趣味・嗜好等を示すキーワードなど)や、リファラ情報として取得されるデータ(そのWebページを開くために検索サイト等において用いた検索キーワードなど)を、ユーザ属性データとして固有IDとともに送信する。バナー配信第2サーバ装置132はそのように端末装置12から送信されてくるユーザ属性データを固有IDとともにログデータとして記録しておく。
バナー配信第2サーバ装置132は、ログデータに含まれる固有IDにより、同じ端末装置12(またはブラウザ)から送信されてきたログデータをグループ化し、そのようにグループ化したログデータをさらに、ユーザ属性データに基づき類似のユーザ属性を備えるユーザのログデータとしてグルーピングする。その上で、上述した実施形態におけるものと同様の配信頻度の決定を行うようにすればよい。
上記(4)の変形例においては、端末装置12はバナー広告データの送信要求とともにユーザ属性データをバナー配信第2サーバ装置132に送信する。バナー配信第2サーバ装置132は受信したユーザ属性データに基づき、その端末装置12のユーザがいずれのユーザ属性のグループに属するかを特定し、特定したユーザ属性のグループに応じて、その端末装置12に対し配信するバナー広告の選択を行う。
なお、上記(4)の変形例のように、バナー配信第2サーバ装置132がユーザ属性データを取得可能である場合、特定の属性を示すユーザ属性データの送信元の端末装置12には、予め設定されているバナー広告が優先的に配信されるような構成が採用されてもよい。
具体例を示すと、例えば、検索サイトにおいて「転職」という検索キーワードを入力したことを示すユーザ属性データや、過去に特定の転職支援サイトの閲覧を行ったことを示すユーザ属性データの送信元の端末装置12からのバナー広告データの送信要求に対しては、上述したロジックにより決定されるバナー広告の配信頻度とは無関係に、例えば「転職はABCエージェントへ!」といったキャッチコピーを含む特定のバナー広告を配信するようにバナー配信第2サーバ装置132が構成されてもよい。
また、検索サイトにおいて「転職」という検索キーワードを入力したことを示すユーザ属性データや、過去に特定の転職支援サイトの閲覧を行ったことを示すユーザ属性データの送信元の端末装置12からのバナー広告データの送信要求に対して、上述したロジックにより決定されるバナー広告のセットの中から、例えば「転職はABCエージェントへ!」といったキャッチコピーを含むバナー広告があればそのバナー広告を(なければ通常どおりそのセットの中から任意に選択したものを)配信するようにバナー配信第2サーバ装置132が構成されてもよい。
(第2変形例)
上述した実施形態においては、バナー配信第2サーバ装置132はCTRに注目してバナー広告データの配信頻度を決定するものとしたが、例えばCTRにCVRを組み合わせたり、CVRのみに注目したり、さらには発注時の売上金額といった他の広告効果の指標がバナー広告データの配信頻度の決定における基準として採用されてもよい。
CTRにCTR以外の指標を組み合わせてバナー広告データの配信頻度の決定を行う例として、CV数および滞在数をCTRに組み合わせる例を以下に示す。
この変形例においては、以下の4種の数が、バナー配信第2サーバ装置132の管理者により予め設定された所定の比率で按分される。
(1)上述した実施形態で説明したCTRに基づき配信頻度が決定されるバナー広告データの数。
(2)直接CVに基づき配信頻度が決定されるバナー広告データの数。
(3)間接CVに基づき配信頻度が決定されるバナー広告データの数。
(4)滞在数に基づき配信頻度が決定されるバナー広告データの数。
ここで、直接CVとは、あるバナー広告データに従い任意の端末装置12において表示されたバナー広告をユーザがクリック等し、その後、Webサーバ装置11と端末装置12との間で確立された通信接続(例えば、セッション)を介してWebサーバ装置11から端末装置12が取得したWebページデータに従い表示する一連のWebページ群(Webサイト)において、ユーザが所定の操作(例えば、最終目的のWebページを開くためのボタンのクリック、最終目的のWebページにおける商品発注のためのボタンのクリック等)を行った数である。
また、間接CVとは、あるユーザがある端末装置12において表示されたバナー広告をクリック等したことにより訪れたWebサイトからいったん離脱(セッションを終了)し、その後に再度、同じ端末装置12を用いてそのWebサイトを訪れ(セッションの再確立)、上記の直接CVに関し述べたように、ユーザが最終目的のWebページを開くためのボタンのクリック、最終目的のWebページにおける商品発注のためのボタンのクリック等の所定の操作を行った数である。
また、滞在数とは、任意のユーザが端末装置12において表示されたバナー広告をクリック等したことにより訪れたWebサイトにおいて、最初に表示されたWebページ(ランディングページ)にリンクされている同じWebサイト内の他のWebページに移動した数、すなわち、Webサイトにおいてランディングページ以外のページが閲覧された数である。
以下、例として、各セットにおいてバナー広告データは1000個配信され、上記の4種の数の比率が6:2:1:1と設定され、過去7日間以内に観測された直接CV、間接CVおよび滞在数に基づき上記(2)〜(4)の各々が決定されるよう、評価対象期間が設定されているものとして、バナー配信第2サーバ装置132においてバナー広告データの配信頻度が決定される仕組みを以下に説明する。
まず、第1セットのバナー広告データを配信する際には、まだ過去の直接CV、間接CVおよび滞在数は未観測である。従って、設定されている比率の如何にかかわらず、第1セットの全てのバナー広告データ、つまり1000個のバナー広告データの配信頻度は上述の実施形態で説明したCTRに基づく方法に従い決定される。
続いて、第2セット以降のバナー広告データの配信に際して、過去の直接CV、間接CVおよび滞在数が観測されると、上記の比率に従い、600個のバナー広告データに関してはCTRに基づく方法によりその配信頻度が決定される。そして、残りの400個のバナー広告データのうち200個は直接CV、100個は間接CV、100個は滞在数に基づく以下に説明するスコアに従ってその配信頻度(重み)が決定される。
直接CV、間接CVおよび滞在数に基づく重み決定の方法は共通であるため、以下に直接CVに関し説明する。
第n番目の要素に関し属性jnを持ったバナー広告データのバナーIDをiとし、過去7日間に観測された直接CVに関し以下のように重み:W(i)を計算する。なお、以下、バナーIDがiであるバナー広告データを、「バナーi」と呼ぶ。また、「Σ」は総和を示す。
バナーiのCV:CV(i)
属性jnを持つバナーのCV合計:CV(jn)=ΣCV(x)(ただし、xは属性jnを持つ全てのバナーのID)
バナーiの重み寄与分:W’(i)=CV(i)/ΣCV(ただし、ΣCVは全てのバナーのCV合計)
属性jnの重み寄与分:W’(jn)=CV(jn)/ΣCV(ただし、ΣCVは全てのバナーのCV合計)
属性jnを持つバナー数:N(jn)
バナーiに付与される重み:W(i)=W’(i)+Σ(W’(jn)/N(jn))
上記のように算出された重み:W(i)に従い、配分された200個のバナー広告データの選定が行われる。
同様の方法で、間接CVおよび滞在数に関しても重みが算出され、それら算出された重みに従い、各々配分された100個のバナー広告データの選定が行われる。
上述した変形例に従う場合、例えばWebサイトの管理者がCTR、直接CV、間接CVおよび滞在数の各々を重要視する程度に応じて、それらにより配信頻度の決定されるバナー広告データの数の比率を変更することにより、Webサイトの管理者にとってより望ましい広告効果が得られるように調整を行うことができる。
なお、上述した変形例においては、CTRに加え、直接CV、間接CVおよび滞在数をバナー広告データの配信頻度の決定に用いる指標としたが、それらは指標の例であって、例えば広告効果測定に使用可能なCVR、ページビューなどの他の如何なる指標が配信頻度の決定に用いられてもよい。
また、上述した変形例においては、各々の指標に基づき配信頻度の決定が行われるバナー広告データの数の比率を、例えばWebサイトの管理者の希望に応じてバナー配信第2サーバ装置132の管理者が設定することが想定されている。これに代えて、バナー配信第2サーバ装置132が自動的にその比率を調整する仕組みを備える構成が採用されてもよい。例えば、各指標に対し目標となる数値を設定しておき、バナー配信第2サーバ装置132が比率を所定の変動幅で順次、変更しながら、例えば各指標の目標値に対する実測値の比率が一定に近付く方向に比率の変動の方向を決定していく。その結果、複数の指標に基づく配信頻度の決定が望ましいバランスで行われるようになる。
(他の変形例)
他の変形の例として、上述したバナー配信システム1におけるバナー配信サーバ装置群13に代えて、バナー配信第1サーバ装置131とバナー配信第2サーバ装置132の機能を兼ね備える1つのバナー配信サーバ装置が採用されてもよい。
また、バナー配信第1サーバ装置131とバナー配信第2サーバ装置132がいずれの処理を分担するかは様々に変更可能である。例えば、上述したバナー配信システム1においては、バナー配信第1サーバ装置131は端末装置12から送信されてくるバナー広告データの送信要求をバナー配信第2サーバ装置132に転送する役割しか果たさないものとしたが、例えばバナー配信第2サーバ装置132において生成されたバナー広告データをバナー配信第2サーバ装置132から受信し、端末装置12からの送信要求に応じてバナー配信第1サーバ装置131がバナー広告データを端末装置12に送信する構成が採用されてもよい。さらに、バナー配信第2サーバ装置132はバナー広告データの配信頻度の決定のみを行い、バナー広告データの生成および送信はバナー配信第1サーバ装置131が行う構成が採用されてもよい。その場合、例えば配信されるべきバナー広告データのバナーIDおよび配信数がバナー配信第2サーバ装置132からバナー配信第1サーバ装置131に通知されることになる。
なお、上述したバナー配信システム1を構成するバナー配信第1サーバ装置131およびバナー配信第2サーバ装置132は、通信機能を有した一般的なコンピュータに本発明にかかるアプリケーションプログラムに従った処理を実行させることにより実現されてもよいし、いわゆる専用機として実現されてもよい。
また、上述したバナー配信第2サーバ装置132においてはバナー広告データの配信頻度の決定において重回帰分析が用いられるものとしたが、他の多変量解析の手法が用いられてもよいし、多変量解析以外の手法(例えば、過去のCTRに現時点から古いものほど小さい重み付けを行ったCTRに基づくランキングの上位から所定の数だけ選択したバナー広告データを、そのランキングの高い順に高い頻度で配信する、など)が用いられてもよい。
また、上述した実施形態においては、バナー配信第2サーバ装置132は全種類のバナー広告データの配信は行わず、各属性を平均的に含むように選出されたバナー広告データのみをまず配信し、その結果得られた広告効果の指標(例えばCTR)に従い、次に配信するバナー広告データの選出に用いる重みを決定する、という構成が採用されている。これに代えて、全種類のバナー広告データの配信を行い、その結果得られた広告効果の指標に従い、次に配信するバナー広告データの選出に用いる重みを決定する、という構成が採用されてもよい。
本発明にかかるサーバ装置およびプログラムは、インターネット等のネットワークを介して広告画像の提供を行うサービス業において利用可能である。
1…バナー配信システム、11…Webサーバ装置、12…端末装置、13…バナー配信サーバ装置群、19…インターネット、131…バナー配信第1サーバ装置、132…バナー配信第2サーバ装置、1321…生成部、1322…受信部、1323…送信部、1324…計時部、1325…決定部、1326…記憶部

Claims (13)

  1. 広告画像を構成する複数の要素の各々に関し、当該要素が有し得る複数の属性の中から所定の規則に従い1の属性を選択し、当該選択した属性を有する前記複数の要素により構成される広告画像を示す画像データを生成する生成手段と、
    任意の端末装置から画像データの要求を受信する受信手段と、
    前記要求に応じて前記生成手段により生成される画像データを送信する送信手段と、
    現在時刻を計時する計時手段と
    を備え、
    前記受信手段は、前記生成手段により生成され前記送信手段により送信された複数の画像データのうちいずれの画像データに従い任意の端末装置において広告画像が表示されたかを示す表示通知を受信し、
    前記受信手段は、前記生成手段により生成され前記送信手段により送信された複数の画像データのうちいずれの画像データに従い任意の端末装置において表示された広告画像に対し任意の端末装置のユーザによる所定の操作が行われたことを示す広告操作通知を受信し、
    前記受信手段により過去の所定期間内に受信された表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像が任意の端末装置において何回表示されたかを示す表示回数情報と、前記受信手段により当該過去の所定期間内に受信された広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対し任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示す広告操作回数情報とに基づき、各々異なる広告画像を示す複数の画像データの各々に関し前記送信手段により将来の所定期間内に任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する処理を時間の経過に伴い繰り返す決定手段
    を備える
    サーバ装置。
  2. 前記決定手段は、前記表示回数情報と前記広告操作回数情報とに基づき、前記生成手段が生成し得る画像データのうち過去の所定期間内に前記送信手段から送信されていない画像データを含む複数の画像データの各々に関し、当該画像データに従った広告画像が任意の端末装置において表示される回数に対する当該広告画像に対し前記所定の操作が行われる回数の比率の予測値を算出し、当該予測値に基づき前記頻度の決定を行う
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記決定手段は、前記表示回数情報により示されるいずれの要素を有する広告画像が任意の端末装置において何回表示されたかを示す要素表示回数情報と、前記広告操作回数情報により示されるいずれの要素を有する広告画像に対し前記所定の操作が行われたことを示す要素操作回数情報とを説明変数とする多変量解析により前記予測値を算出する
    請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像が任意の端末装置においていずれの時間帯に何回表示されたかを示し、
    前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対し任意の端末装置のユーザによりいずれの時間帯に前記所定の操作が何回行われたかを示し、
    前記決定手段は、複数の時間帯の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該時間帯において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該時間帯において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、当該時間帯において前記複数の画像データの各々が前記送信手段により任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
    請求項1乃至3のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれのエリアに配置された任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
    前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれのエリアに配置された任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示し、
    前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置が配置されているエリアを示すエリアデータを受信し、
    前記決定手段は、複数のエリアの各々に関し、前記広告表示回数情報により示される当該エリア内において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該エリア内において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該エリア内に配置されている任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
    請求項1乃至4のいずれかに記載のサーバ装置。
  6. 前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれの表示属性を有する任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
    前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれの表示属性を有する任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が何回行われたかを示し、
    前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置が有する表示属性を示す表示属性データを受信し、
    前記決定手段は、複数の表示属性の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該表示属性を有する任意の端末装置において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該表示属性を有する任意の端末装置のユーザにより前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該表示属性を有する任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
    請求項1乃至5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 前記表示回数情報は、前記受信手段により受信される表示通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像がいずれのユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において何回表示されたかを示し、
    前記広告操作回数情報は、前記受信手段により受信される広告操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に対しいずれのユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において前記所定の操作が何回行われたかを示し、
    前記受信手段は、前記要求の送信元の端末装置を使用するユーザのユーザ属性を示すユーザ属性データを受信し、
    前記決定手段は、複数のユーザ属性の各々に関し、前記表示回数情報により示される当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において広告画像が表示された回数と、前記広告操作回数情報により示される当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置において前記所定の操作が行われた回数とに基づき、前記複数の画像データの各々が前記送信手段により当該ユーザ属性を有するユーザにより使用される任意の端末装置に対し送信されるべき頻度を決定する
    請求項1乃至6のいずれかに記載のサーバ装置。
  8. 前記生成手段は、前記受信手段による画像データの要求の受信の後に、当該受信された要求に対し前記送信手段により送信されるべき画像データを前記決定手段により決定された頻度に従い生成する
    請求項1乃至7のいずれかに記載のサーバ装置。
  9. 互いにネットワークを介してデータ通信可能な、前記受信手段が備える機能のうち任意の端末装置から画像データの要求を受信する機能を少なくとも備える受信手段が配置された第1のサーバ装置と前記決定手段が配置された第2のサーバ装置とを有する
    請求項1乃至8のいずれかに記載のサーバ装置。
  10. 前記受信手段は、任意の端末装置において表示された広告画像に対する前記所定の操作に応じてWebページの表示を指示するWebページデータを送信する装置であるWebサーバ装置と当該任意の端末装置との間に確立された通信接続を介して当該任意の端末装置が当該Webサーバ装置から受信したWebページデータに従い当該任意の端末装置において表示された1以上のWebページに対する当該任意の端末装置のユーザによる所定の操作が行われたことを示すページ操作通知を受信し、
    前記決定手段は、前記受信手段により過去の所定期間内に受信されたページ操作通知により示されるいずれの画像データに従った広告画像に導かれ任意の端末装置のユーザによりWebページに対する前記所定の操作が何回行われたかを示すページ操作回数情報に基づき、各々異なる広告画像を示す複数の画像データの各々に関し前記送信手段により将来の所定期間内に任意の端末装置に対し送信されるべき前記頻度を決定する処理を行う
    請求項1乃至9のいずれかに記載のサーバ装置。
  11. 前記決定手段は、前記表示回数情報と前記広告操作回数情報とに基づき決定する前記頻度の合計値と、前記ページ操作回数情報に基づき決定する前記頻度の合計値とが所定の比率となるように前記頻度の決定を行う
    請求項10に記載のサーバ装置。
  12. 前記ページ操作回数情報は、異なる2以上の種類の操作の各々に関し当該操作が行われた回数を示し、
    前記決定手段は、前記2以上の種類の操作のうち一の操作が行われた回数に基づき決定する前記頻度の合計値と、前記2以上の種類の操作のうち当該一の操作と異なる他の操作が行われた回数に基づき決定する前記頻度の合計値とが所定の比率となるように前記頻度の決定を行う
    請求項9または10に記載のサーバ装置。
  13. 任意の端末装置との間でデータ通信を行う通信手段と現在時刻を計時する計時手段を備えるコンピュータを、
    前記第1乃至第12の実施態様のいずれかにおける前記生成手段、前記受信手段、前記送信手段および前記決定手段として機能させるプログラム。
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