JPWO2009107649A1 - 医用画像管理システム - Google Patents
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Abstract
開業医等の小規模な医療施設において、クライアント端末が複数ある場合でも、医用画像管理サーバと接続して行う診療を効率的に行うことのできる医用画像管理システムを提供する。医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理装置3を備え、各クライアント端末は、患者の患者情報を記憶する記憶部32と、医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続する接続手段と、当該接続手段によってなされた医用画像管理サーバとの接続を解除する接続解除手段と、他のクライアント端末における接続手段によってなされた接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段とを備え、接続解除手段は、他の前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記解除要求が送信されたときは、前記接続手段による接続を解除可能に構成されている。
Description
本発明は、医用画像管理システムに係り、特に、小規模な医療施設で用いられる医用画像管理システムに関するものである。
従来から、来院した患者を、CR(Computed Radiography)による撮影装置やFPD(Flat PanelDetector)を用いた撮影装置等の画像生成装置を用いて、技師が検査対象である患者を撮影し、得られた画像が診断に提供可能となるよう階調処理等の画像処理を加え、画像処理済の画像を出力し、医師による読影に提供する診断システムが知られている。
このような診断システムでは、来院した患者を受け付け、撮影オーダを発行する担当(受付)、実際に患者を撮影室で撮影し画像データを生成する担当(技師)、階調性等の得られた画像の診断提供の可否を判断し、場合によってはコントラストや濃度を修正する担当(一般の技師の中かから任命された技師等)、画像に基づき疾病の有無を判断(診断)する読影担当(医師)等、複数の担当者が役割分担を行い、診断が進められる。
こうした従来の診断システムの適用が想定されていたような大規模な医療施設(以下、大規模施設という。)では、上記の各役割を担当する場所は、受付は1F、放射線科は地下等、広い病院内で離れた場所にあることが多い。また、画像生成装置もこれを操作する技師等も複数存在し、画像生成装置を操作するコンソールや医師等が画像データを確認するビューワ等もそれぞれ役割を分担して別個に設けられている。そして、放射線科内で、複数の患者を、複数の技師が、複数の撮影装置を使用して、同時に撮影を実行する場面が定常的であり、複数の患者が常時各工程に滞留しているという状況がある。
このため、画像生成装置で生成された画像データと患者との対応付けに誤りが生じるおそれがある。そこで、このような画像データと個々の患者との取り違え等を防止するために、各装置をネットワークを介して連携させ、各工程での作業毎に各装置においてIDを発行し、各装置で行われた作業工程の結果をそれぞれ関連付けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、各工程での作業毎に付されるIDの対応付けは、例えば、HIS(Hospital Information System;病院情報システム)やRIS(Radiology Information System;放射線情報科情報システム)のネットワークを介して行われる(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
そして、各工程での作業毎に付されるIDの対応付けは、例えば、HIS(Hospital Information System;病院情報システム)やRIS(Radiology Information System;放射線情報科情報システム)のネットワークを介して行われる(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
しかしながら、本願発明者等の調査によれば、開業医やクリニックのような比較的小規模な医療施設(以下、小規模施設という)の場合は、多くの場合、患者の診察を行う医師は一人であり、画像生成装置の設置台数も少ない。助手が患者のポジショニングを行い、助手からポジショニング完了の連絡を受け医師が放射線曝射スイッチを制御する場合や、患者のポジショニングを含め全ての操作を医師自身が行う場合も多い。
また、例えば大規模施設の場合には、複数の患者について同時並行的に撮影を行うことが多く、複数の情報系統が存在することも想定されるが、小規模施設の場合には、撮影を行う患者の数も大規模施設ほど多くなく、複数の情報系統が錯綜するおそれも少ない。
このような状況のもとでは撮影画像を別の患者のものと取り違えることは考えづらい。それにも拘らず大規模施設と同様なシステムを用いたのでは、患者氏名の入力にはじまる撮影オーダ情報の生成作業等が必要となり、かえって手続きが煩雑となり、診療効率が悪い。
また、予め患者の患者情報や撮影条件情報等の撮影オーダ情報を生成し、当該撮影オーダ情報を撮影した撮影画像と対応付けるためには、RIS/HISのような基幹システムに対応したネットワークで各装置を接続するようなシステムが必要となるが、このようなシステムを構築するためにはコストもかかり、また、基幹システムとのデータの整合性をとるための手段も必要となり(例えば、特許文献4及び特許文献5参照)、小規模施設にとって負担となるとの問題もある。また、前述する大規模施設での構成コンセプトのまま各装置の数を少なくしても、診療効率を向上させることは難しく、小規模施設に最適とは言えない。
米国特許第5334851号明細書
特開2002−159476号公報
特開2002−311524号公報
特開2006−92261号公報
特開2003−248723号公報
そこで、医用画像データを管理する医用画像管理装置の側で、撮影画像と対応付ける患者を指定することも考えられる。このような構成とすれば、予め撮影オーダ情報を生成しなくても、ユーザが所望する患者の患者情報と撮影画像の画像データとを対応付け、医用画像管理装置の側で当該医用画像データを保存及び管理することができる。
しかしながら、特に開業医等の小規模な医療施設において、当該医用画像データを保存及び管理しているサーバとして機能する医用画像管理装置(以下、医用画像管理サーバという)に、クライアントとして機能する複数の医用画像管理装置(以下、単にクライアント端末という)が同時に通信回線を介して接続した場合、医用画像管理サーバ側の処理負荷の増大を招き、診療に支障が出る可能性がある。
そこで、医用画像管理サーバとして機能する医用画像管理装置に接続できるクライアント端末の数を制限することが考えられているが、単に接続台数を制限するだけでは、医用画像管理サーバへの接続が解除されるまでは、他のクライアント端末は接続待ちとなり、医用画像管理サーバに接続できず、診療を行いたくても行うことができなくなり、診療効率が悪いとの問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、開業医等の小規模な医療施設において、クライアント端末が複数ある場合でも、医用画像管理サーバと接続して行う診療を効率的に行うことのできる医用画像管理システムを提供することを目的とするものである。
以上の課題を解決するために、本発明の第1の側面によれば、
医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
他の前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続を解除する接続解除手段と、
を備えることを特徴としている。
医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
他の前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続を解除する接続解除手段と、
を備えることを特徴としている。
前記クライアント端末は、他の前記クライアント端末の前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに自身の稼働状況を判断する稼動状況判断手段を備え、
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記クライアント端末は、他の前記クライアント端末の前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに、接続解除の可否を入力する可否入力手段を備え、
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記クライアント端末は、前記接続解除要求に応じて接続解除が行われた際に、当該接続解除がいずれの前記クライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示する表示手段を備えていることが好ましい。
前記クライアント端末は、前記接続解除要求の送信先である他の前記クライアント端末において接続解除が行われた後、再度もとの接続を回復させる接続回復指示を送信する回復指示送信手段と、
他の前記クライアント端末の前記回復指示送信手段から前記回復指示が送信されたときに、もとの接続状態を回復させる接続回復手段を備えていることが好ましい。
他の前記クライアント端末の前記回復指示送信手段から前記回復指示が送信されたときに、もとの接続状態を回復させる接続回復手段を備えていることが好ましい。
本発明の第2の側面によれば、
医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
を備え、
前記医用画像管理サーバは、
前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記クライアント端末との接続を解除する接続解除手段を備えることを特徴としている。
医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
を備え、
前記医用画像管理サーバは、
前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記クライアント端末との接続を解除する接続解除手段を備えることを特徴としている。
前記医用画像管理サーバは、前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに自身に接続されているクライアント端末の稼働状況を判断する稼動状況判断手段を備え、
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記医用画像管理サーバは、前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに、接続解除の可否を入力する可否入力手段を備え、
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことが好ましい。
前記医用画像管理サーバは、前記接続解除要求に応じて接続解除が行われた際に、当該接続解除がいずれの前記クライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示する表示手段を備えていることが好ましい。
前記医用画像管理サーバは、前記接続解除要求の送信先である前記クライアント端末において接続解除が行われた後、もとの接続状態を回復させる接続回復手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、他のクライアント端末から医用画像管理サーバとの接続を解除するよう求める接続解除要求を送信し、医用画像管理サーバとの接続を解除させることができるため、他のクライアント端末でサーバとの接続を解除し忘れているような場合には、当該接続を解除して、別のクライアント端末との接続を行うことができる状態にすることができ、診療効率を向上させることができるとの効果を奏する。
また、あるクライアント端末で医用画像管理サーバとの接続を行ったまま、長時間何も操作されていない等、当該クライアント端末の稼働状況に応じて、当該クライアント端末における接続を解除する。このため、ユーザが医用画像管理サーバとの接続の解除を忘れていたような場合でも、別のクライアント端末による接続指定が可能となり診療効率が向上するとの効果を奏する。
また、クライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、可否入力手段の入力結果に応じて医用画像管理サーバとの接続の解除を行う。このため、医用画像管理サーバと接続をして行う診療に時間がかかっている場合や、一連のシリーズで画像データを取得している場合等、途中で医用画像管理サーバとの接続の解除を行いたくない場合には、接続解除要求を拒否することができ、事情に応じた対応を行うことができるとの効果を奏する。
また、接続の解除を行ったときは、それがいずれのクライアント端末からの接続解除要求によるものであるかをユーザが認識することができるとの効果を奏する。
また、一旦医用画像管理サーバとの接続の解除が行われた後、再度もとの接続を回復させることができるので、医用画像管理サーバとの接続解除をされた側のクライアント端末のユーザが、接続解除要求の送信側のクライアント端末での接続終了後に再度医用画像管理サーバとの接続をやり直す手間を省くことができるとの効果を奏する。
[第1の実施形態]
以下、図1から図11を参照しながら、本発明に係る医用画像管理装置(医用画像管理サーバ及びクライアント端末)の第1の実施形態を適用した小規模診断システム1について説明する。なお、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
以下、図1から図11を参照しながら、本発明に係る医用画像管理装置(医用画像管理サーバ及びクライアント端末)の第1の実施形態を適用した小規模診断システム1について説明する。なお、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
図1は、小規模診断システム1のシステム構成を示すブロック図であり、図2は、本実施形態における主な装置間での画像データの流れを模式的に示す図である。
小規模診断システム1は、開業医やクリニック等の比較的小規模の医療施設に適用されるシステムであり、図1に示すように、画像生成装置2である超音波診断装置(US:ultrasonography)2a、内視鏡(ES:endoscope)2b、心電図記録装置(ECG:Electrocardiogram)2c、CR読取装置2dと、医用画像管理装置3と、受付装置4とから構成されている。画像生成装置2、医用画像管理装置3及び受付装置4は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)5に接続されている。医用画像管理装置3は、医師の常駐場所である診察室に設けられたWS(ワークステーション)であることが好ましい。なお、この医用画像管理装置3として作動するWSが各画像生成装置2の起動や処理条件等を制御する構成としてもよい。
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。また、LAN接続された装置の中にDICOM規格に対応しないものが含まれていてもよい。本実施形態では、CR読取装置2dは、DICOM規格に対応していないものとなっている。
以下、小規模診断システム1を構成する各装置について説明する。
画像生成装置2は、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して撮影画像の画像データ(撮影画像情報)を生成したり、所定の検査結果を記録して画像データを生成する画像生成手段(モダリティ)である。
図1に示すように、本実施形態では、画像生成装置(モダリティ)2として、超音波診断装置(US)2a、内視鏡(ES)2b、心電図記録装置(ECG)2c、CR読取装置2dを備えている。なお、画像生成装置2はこれに限定されず、例えば、CT撮影装置(CT:Computed Tomography)、磁気共鳴画像撮影装置(MRI:magnetic resonance imaging)等を画像生成装置2として設けてもよい。また、皮膚等の身体の外観を撮影するデジタルカメラ等を画像生成装置2としてもよい。
さらに、例えばCR読取装置2dを2台備える等、同種の画像生成装置2を複数備える構成としてもよい。また、小規模診断システム1に設けられる画像生成装置2の組合せはここに例示したものに限定されない。
図1に示すように、本実施形態では、画像生成装置(モダリティ)2として、超音波診断装置(US)2a、内視鏡(ES)2b、心電図記録装置(ECG)2c、CR読取装置2dを備えている。なお、画像生成装置2はこれに限定されず、例えば、CT撮影装置(CT:Computed Tomography)、磁気共鳴画像撮影装置(MRI:magnetic resonance imaging)等を画像生成装置2として設けてもよい。また、皮膚等の身体の外観を撮影するデジタルカメラ等を画像生成装置2としてもよい。
さらに、例えばCR読取装置2dを2台備える等、同種の画像生成装置2を複数備える構成としてもよい。また、小規模診断システム1に設けられる画像生成装置2の組合せはここに例示したものに限定されない。
超音波診断装置2aは、超音波を出力する超音波プローブと、超音波プローブに接続され、超音波プローブで受信された音波(エコー信号)を内部組織の撮影画像の画像データに変換する電子装置とから構成されている(いずれも図示せず)。超音波診断装置2aは、超音波プローブから体内に超音波を送り、体内組織に反射した音波(エコー信号)を再び超音波プローブで受信して、このエコー信号に応じた撮影画像を電子装置によって生成するようになっている。
超音波診断装置2aには、アナログ信号からデジタル信号への変換等を行う変換手段(コンバータ)である変換装置21が接続されており、超音波診断装置2aは、変換装置21を介してネットワーク5に接続されている。このように変換装置21を介することにより、ネットワーク5に接続された他の外部機器の規格(例えば、通信プロトコル)等に合わない形式のデータが超音波診断装置2aから出力される場合でも適宜変換してネットワーク5に接続された外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。
本実施の形態において、変換装置21は、DICOM規格に準じた形式で小規模診断システム1内の画像データを特定するためのUID(ユニークID)を画像データに付与する機能を備えている。UIDは、画像生成装置2の識別情報(以下、「モダリティID」と称する。)、撮影日付及び時刻を示す数字等から構成される。なお、本実施の形態において、モダリティIDは画像生成装置2の種類を示す情報を含んで構成されているものとする。
また、変換装置21は、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力する入力手段を兼ねている。
ここで、患者情報とは、患者の患者ID、患者氏名(漢字・カナ・ASCII)、患者の性別、生年月日、年齢等の他、患者の診療日、撮影時間、受付番号、担当医等、患者を特定する情報を広く含むが、変換装置21において入力される患者情報は、このうち、例えば患者ID、患者氏名、性別、生年月日である。なお、変換装置21においてこれらすべてを入力する必要はなく、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。変換装置21が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、変換装置21の入力部は、例えばテンキー等でもよい。
ここで、患者情報とは、患者の患者ID、患者氏名(漢字・カナ・ASCII)、患者の性別、生年月日、年齢等の他、患者の診療日、撮影時間、受付番号、担当医等、患者を特定する情報を広く含むが、変換装置21において入力される患者情報は、このうち、例えば患者ID、患者氏名、性別、生年月日である。なお、変換装置21においてこれらすべてを入力する必要はなく、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。変換装置21が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、変換装置21の入力部は、例えばテンキー等でもよい。
変換装置21により付与されたUID及び患者情報は、生成された撮影画像の画像データに付帯する付帯情報となる。
内視鏡2bは、可撓性を有する管の先端部に小型の撮影装置が設けられたものであり(いずれも図示せず)、撮影装置は例えば光学レンズ等で構成される対物光学系と、対物光学系の結像位置に配置された撮像部と、LED(Light Emitting Diode)等で構成され撮像を行うために必要な照明を行う照明部とを備えている(いずれも図示せず)。撮像部は、例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-OxideSemiconductor)等の固体撮像素子を備え、光が入射すると光の入射光量に応じた量の電気的な信号へと光電変換する。対物光学系は、照明部により照明された領域を光学レンズで集光し、撮像部が有する固体撮像素子に結像するように構成されており、固体撮像素子に入射した光が光電変換されることにより、電気信号として撮影画像の画像データが出力されるようになっている。
心電図記録装置2cは、心電波形を検出して波形データを取得・記録するものであり、生成した画像データ(波形データ)を医用画像管理装置3に送信する。
CR読取装置2dは、診断対象部位を撮影した放射線画像情報が記録された放射線画像変換媒体であるCRカセッテ(図示せず)から画像データを読み取るものである。
CRカセッテは、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートを内蔵しており、撮影時には図示しない放射線撮影装置の放射線源(図示せず)から照射される放射線の照射領域内に配置される。CRカセッテは、放射線が照射されると診断対象部位の放射線透過率分布に従った量の放射線を輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積させ、この輝尽性蛍光体層に診断対象部位の放射線画像情報を記録する。
CRカセッテは、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートを内蔵しており、撮影時には図示しない放射線撮影装置の放射線源(図示せず)から照射される放射線の照射領域内に配置される。CRカセッテは、放射線が照射されると診断対象部位の放射線透過率分布に従った量の放射線を輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積させ、この輝尽性蛍光体層に診断対象部位の放射線画像情報を記録する。
CR読取装置2dは、診断対象部位の放射線画像情報が記録されたCRカセッテが装填されると、装置内に装填されたCRカセッテ内の輝尽性蛍光体シートに励起光を照射し、これによりシートから発光される輝尽光を光電変換し、得られた画像信号をA/D変換して、撮影画像の画像データを生成するようになっている。
なお、CR読取装置2dは、放射線撮影装置と一体となった一体型の装置であってもよい。
なお、CR読取装置2dは、放射線撮影装置と一体となった一体型の装置であってもよい。
なお、内視鏡2b、心電図記録装置2c、CR読取装置2dには、生成された画像データに上述のUIDを付与する機能が備えられている。
また、内視鏡2b、心電図記録装置2cは、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力可能となっている。
なお、各装置の入力部において入力される患者情報は特に限定されず、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。当該装置が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、入力部は、例えばテンキーでもよい。
上記UID及び患者情報は、各画像生成装置2で生成された撮影画像の画像データに付帯する付帯情報となる。
また、内視鏡2b、心電図記録装置2cは、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力可能となっている。
なお、各装置の入力部において入力される患者情報は特に限定されず、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。当該装置が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、入力部は、例えばテンキーでもよい。
上記UID及び患者情報は、各画像生成装置2で生成された撮影画像の画像データに付帯する付帯情報となる。
なお、図2に示すように、変換装置21を介して超音波診断装置2aから送信される画像データ、内視鏡2bや心電図記録装置2cから送信される画像データは、いずれもDICOM規格に則ったDICOM画像データである。DICOM画像データは、患者を識別する患者ID等の患者情報が付されている場合と、患者情報が付されていない場合とがある。
また、CR読取装置2dによって生成される画像データは、DICOM規格に則っていないCRRaw画像データであり、この画像データは患者ID等の患者情報が付されない状態で医用画像管理装置3に送信される。
また、CR読取装置2dによって生成される画像データは、DICOM規格に則っていないCRRaw画像データであり、この画像データは患者ID等の患者情報が付されない状態で医用画像管理装置3に送信される。
医用画像管理装置3は、図2に示すように、患者情報と画像データとを対応付けて保存する画像DB管理部38(図3参照)等を備える医用画像管理サーバとして機能するサーバ兼用機3aと、このサーバ兼用機3aと接続されサーバ兼用機3aの画像DB管理部38を参照可能な、クライアント端末として機能する参照用機3b,3cとから構成されている。
サーバ兼用機3a及び参照用機3b,3cは、いずれも、制御部31、記憶部32(図3参照)等を備えるコンピュータである。
本実施形態において、小規模診断システム1が適用される施設内には、医師が患者の診察を行う第1診察室、第2診察室が設けられており(図9参照)、サーバ兼用機3aとクライアント端末のうちの1つである参照用機3bは、各診察室に設置され、もう1つのクライアント端末である参照用機3cは、検査室に設置されている(図9参照)。なお、サーバ兼用機3a及び参照用機3b,3cの設置場所はここに示したものに限定されない。
本実施形態において、小規模診断システム1が適用される施設内には、医師が患者の診察を行う第1診察室、第2診察室が設けられており(図9参照)、サーバ兼用機3aとクライアント端末のうちの1つである参照用機3bは、各診察室に設置され、もう1つのクライアント端末である参照用機3cは、検査室に設置されている(図9参照)。なお、サーバ兼用機3a及び参照用機3b,3cの設置場所はここに示したものに限定されない。
参照用機3b,3cは、サーバ兼用機3a内の画像DB管理部38に格納されたデータを共有することができ、画像データと患者情報とを対応付けて新たに画像DB管理部38に書き込んだり、医師が画像等を表示させて読影・診断等を行ったりすることができる。
また、サーバ兼用機3aに接続することができるクライアント端末の台数は制限されている。例えば、サーバ兼用機3aに対してクライアント端末が10台、データ送受信可能に接続されている場合、クライアント端末は5台まで同時にサーバ兼用機3aに接続できる等の制限が設けられている。サーバ兼用機3aに接続できるクライアント端末の台数はサーバ兼用機3aによって管理されている。
なお、医用画像管理装置3は、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
なお、医用画像管理装置3は、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
図3は、医用画像管理装置3(サーバ兼用機3a)の機能的構成を示す要部ブロック図である。
図3に示すように、医用画像管理装置3(サーバ兼用機3a)は、CPU(central processing unit)等で構成される制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信部35、I/F36、画像DB管理部38等を備えて構成されており、各部はバス40により接続されている。なお、参照用機3b,3cも、画像DB管理部38を備えていない点以外は、図3に示すサーバ兼用機3aと同様の構成となっている。
図3に示すように、医用画像管理装置3(サーバ兼用機3a)は、CPU(central processing unit)等で構成される制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信部35、I/F36、画像DB管理部38等を備えて構成されており、各部はバス40により接続されている。なお、参照用機3b,3cも、画像DB管理部38を備えていない点以外は、図3に示すサーバ兼用機3aと同様の構成となっている。
記憶部32は、図示しないROM(read only memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。
ROMは、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等で構成されており、ROMには、各種プログラムが記憶されているほか、撮影画像の画像データを診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
RAMは、制御部31により実行制御される各種処理において、ROMから読み出されて制御部31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。本実施形態において、RAMは、画像生成装置2から受信した画像データや患者情報等を一時的に格納するようになっている。
ROMは、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等で構成されており、ROMには、各種プログラムが記憶されているほか、撮影画像の画像データを診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
RAMは、制御部31により実行制御される各種処理において、ROMから読み出されて制御部31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。本実施形態において、RAMは、画像生成装置2から受信した画像データや患者情報等を一時的に格納するようになっている。
制御部31は、ROMに記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って後述する接続解除処理をはじめとする各種処理を実行する医用画像管理装置3の制御手段である。
入力部33は、文字入力キー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部31に出力する。
表示部34は、表示手段として機能し、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
なお、表示部34の画面上に、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル(図示せず)を形成し、表示部34と入力部33とが一体に構成されるタッチスクリーンとしてもよい。この場合、タッチパネルは、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号が操作信号として制御部31に出力されるように構成される。
なお、表示部34の画面上に、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル(図示せず)を形成し、表示部34と入力部33とが一体に構成されるタッチスクリーンとしてもよい。この場合、タッチパネルは、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号が操作信号として制御部31に出力されるように構成される。
本実施形態において、表示部34は、ログイン画面340a(図4参照)及びログイン拒否画面340b(図5参照)を表示することができる。ログイン画面340aには、医用画像管理装置3を利用するユーザに個別に割り振られたIDを入力するID欄51、IDに対応するパスワードを入力するパスワード欄52が設けられており、ユーザがこれら各欄にそれぞれID及びパスワードを入力した上で及びログインボタン54を押す(画面上の検索開始ボタンをマウス等の入力部33で操作する)ことにより、医用画像管理装置3を利用するためにログインをすることができる。具体的には、サーバ兼用機3a内の記憶部32に記憶されているIDとパスワードを参照し、ログイン画面340a上で入力したIDとパスワードが一致しているか否かを認証する。キャンセルボタン53が押された場合には、ログイン画面340aを閉じる。
正当なユーザであると認証されれば、ログイン拒否画面340b(図5参照)又は患者情報リスト画面341(図6参照)に遷移する。
あるクライアント端末からログインしようとした際に、サーバ兼用機3aに接続することができるクライアント端末が制限台数であった場合、ログイン画面340aからサーバ兼用機3aに接続を試みたクライアント端末のアクセスが拒否され、図5に示すように、ログイン拒否画面340bが表示される。図5に示すように、ログイン拒否画面340bには、ラジオボタン55があり、サーバ兼用機3aとの接続の解除を要求するための接続解除要求をするクライアント機を選択することができる。
ログイン拒否画面340bには、キャンセルボタン56と接続解除要求ボタン57とが設けられている。キャンセルボタン56が押された場合には、サーバ兼用機3aに接続せず、ログイン拒否画面340bを閉じる。ラジオボタン55を選択し、接続解除要求ボタン57を押すと、ラジオボタンで選択した参照用機3bに対して、接続解除を要求することができるようになっており、接続解除要求ボタン57と入力部33により、解除要求送信手段が構成されている。
あるクライアント端末からログインしようとした際に、サーバ兼用機3aに接続することができるクライアント端末が制限台数であった場合、ログイン画面340aからサーバ兼用機3aに接続を試みたクライアント端末のアクセスが拒否され、図5に示すように、ログイン拒否画面340bが表示される。図5に示すように、ログイン拒否画面340bには、ラジオボタン55があり、サーバ兼用機3aとの接続の解除を要求するための接続解除要求をするクライアント機を選択することができる。
ログイン拒否画面340bには、キャンセルボタン56と接続解除要求ボタン57とが設けられている。キャンセルボタン56が押された場合には、サーバ兼用機3aに接続せず、ログイン拒否画面340bを閉じる。ラジオボタン55を選択し、接続解除要求ボタン57を押すと、ラジオボタンで選択した参照用機3bに対して、接続解除を要求することができるようになっており、接続解除要求ボタン57と入力部33により、解除要求送信手段が構成されている。
サーバ兼用機3aに接続できた場合、患者情報リスト画面341に遷移する(図6参照)。患者情報リスト画面341には、患者情報を検索するための検索フィルタを設定することのできる検索フィルタ欄61、検索したい患者の患者IDを入力する患者ID欄62、患者氏名を入力する患者氏名欄63が設けられており、ユーザがこれら各欄に任意の情報を入力した上で検索開始ボタン64を押すことにより、所望の患者情報を検索・抽出することができる。また、さらに詳細な条件を入力して検索を行いたい場合には、詳細検索ボタン65を押すことにより、詳細な検索条件を設定できるようになっている。
図6に示すように、本実施形態において、患者情報リスト画面341には、来院した患者の診療日、受付時間、受付番号、診療料、担当医、患者ID、患者氏名(漢字・カナ・ASCII)、性別、生年月日、年齢といった患者情報が一覧として表示される。なお、患者情報リスト画面341に表示される内容はここに例示したものに限定されない。このうちの一部のみでもよいし、さらに多くの項目が表示されるようになっていてもよい。
患者情報リスト画面341に表示された患者の中から任意の患者の欄を選択(画面上の任意の患者の欄をマウス等の入力部33で選択する)ことにより、患者が選択されると、表示部34の表示画面が、当該選択された患者に対応する患者表示画面342(図7参照)に遷移する。
このように、本実施形態では、表示部34の患者情報リスト画面341から診察対象の患者を選択することができるようになっている。
このように、本実施形態では、表示部34の患者情報リスト画面341から診察対象の患者を選択することができるようになっている。
図7に示すように、患者表示画面342には、選択された患者の患者ID及び患者氏名を表示する患者表示欄71があり、現在どの患者の患者表示画面342が表示されているかが視認できるようになっている。なお、リスト画面ボタン72を操作すると、患者情報リスト画面341に戻ることができる。
患者表示画面342には、画像を表示する画像表示欄73と、画像のサムネイルを表示するサムネイル表示欄74とが設けられている。
また、患者表示画面342には、当該患者についての画像データを選択するための画像データ選択ボタン75が設けられている。この画像データ選択ボタン75により所望の画像データを選択することによって、当該画像を画像表示欄73及びサムネイル表示欄74に表示させることができるようになっている。画像データ選択ボタン75は表示分類切替ボタン76により日付別と画像生成装置(モダリティ)2の種別ごとのいずれの分類によって配列するかを切り替えることができるようになっている。
また、患者表示画面342には、当該患者についての画像データを選択するための画像データ選択ボタン75が設けられている。この画像データ選択ボタン75により所望の画像データを選択することによって、当該画像を画像表示欄73及びサムネイル表示欄74に表示させることができるようになっている。画像データ選択ボタン75は表示分類切替ボタン76により日付別と画像生成装置(モダリティ)2の種別ごとのいずれの分類によって配列するかを切り替えることができるようになっている。
また、患者表示画面342には、当該患者の画像について検査を保留することを入力する検査保留ボタン77、検査の終了を入力する検査終了ボタン78が設けられている。
また、患者表示画面342には、外部装置から画像データを取り込む画像取込みボタン81が設けられている。画像取込みボタン81はネットワーク5に接続されている各種画像生成装置2から画像データを取り込むための画像取込みボタン81aと、デジタルカメラ等の各種機器から画像データを取り込むための画像取込みボタン81bとからなる。
本実施形態において、画像取込みボタン81aは、ネットワーク5に接続されている画像生成装置2の種別(超音波診断装置(US)2a、内視鏡(ES)2b、心電図記録装置(ECG)2c、CR読取装置2d)に対応して、「CR」「US」「ES」「ECG」の4種類が患者表示画面342上に配置されるようになっている。
なお、その他の画像生成装置2がネットワーク5に接続されている場合には、それに対応した画像取込みボタン81が設けられる。
本実施形態において、画像取込みボタン81aは、ネットワーク5に接続されている画像生成装置2の種別(超音波診断装置(US)2a、内視鏡(ES)2b、心電図記録装置(ECG)2c、CR読取装置2d)に対応して、「CR」「US」「ES」「ECG」の4種類が患者表示画面342上に配置されるようになっている。
なお、その他の画像生成装置2がネットワーク5に接続されている場合には、それに対応した画像取込みボタン81が設けられる。
画像取込みボタン81は、画像生成装置2によって生成された画像データを対応付ける患者を指定(特定)するものである。患者表示画面342において、いずれかの画像取込みボタン81が押される(操作される)と、当該画像データを取り込んだ際に対応付ける患者が、当該患者表示画面342に表示されている患者に指定(特定)される。患者の指定がなされると、当該画像生成装置2から医用画像管理装置3に送信された画像データが、当該指定された患者の患者情報と対応付けられる。患者の患者情報と対応付けられた画像データは、画像DB管理部38の確定画像領域38aに記憶される。また、当該患者の患者表示画面342の画像表示欄73には、当該画像データに基づく画像が表示され、サムネイル表示欄74には当該画像のサムネイル画像が表示される(図8参照)。
患者の指定がなされない場合、画像生成装置2から医用画像管理装置3に送信された画像データに患者情報が対応付けられず、当該画像データは、画像DB管理部38の未確定画像領域38bに記憶される。
このように、本実施形態では、表示部34の患者表示画面342において、画像取込みボタン81が押されることにより、画像データに対応付ける患者を指定することができる。
患者の指定がなされない場合、画像生成装置2から医用画像管理装置3に送信された画像データに患者情報が対応付けられず、当該画像データは、画像DB管理部38の未確定画像領域38bに記憶される。
このように、本実施形態では、表示部34の患者表示画面342において、画像取込みボタン81が押されることにより、画像データに対応付ける患者を指定することができる。
その他、患者表示画面342には、取り込んだ画像を印刷、メール送信等により出力するための画像出力ボタン82、画像表示欄のレイアウト等の表示を切り替えるための表示切替ボタン83等が設けられている。
通信部35は、接続手段として機能し、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク5に接続された各種画像生成装置2等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
本実施形態において、通信部35は、後述する受付装置4で作成(更新)された患者情報リストを受付装置4から取得することができる。
本実施形態において、通信部35は、後述する受付装置4で作成(更新)された患者情報リストを受付装置4から取得することができる。
I/F36は、医用画像管理装置3が複数ある場合(例えば、図2に示すように、1台のサーバ兼用機3aと、2台の参照用機3b,3cとがある場合)に、医用画像管理装置3同士を接続し、医用画像管理装置3間でのデータの送受信を制御するインターフェースである。
画像DB管理部(Data Base)38は、HDD等により構成され、撮影画像の画像データを患者情報と対応付けて保存する保存手段である。
図4に示すように、画像DB管理部38は、患者の患者情報と対応付けられた確定画像の画像データを保存する確定画像領域38aと、患者の患者情報との対応付けが行われていない未確定画像の画像データを保存する未確定画像領域38bとを備えている。
図4に示すように、画像DB管理部38は、患者の患者情報と対応付けられた確定画像の画像データを保存する確定画像領域38aと、患者の患者情報との対応付けが行われていない未確定画像の画像データを保存する未確定画像領域38bとを備えている。
受付装置4は、図示しない受付に設置され、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU、ROM、RAM等により構成される記憶部、キーボードやマウス等により構成される入力部、CRTやLCD等により構成される表示部、ネットワーク5に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。受付装置4は、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、CPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示する。この受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名)が入力されると、受付された患者の患者情報リストを作成(更新)して記憶部に記憶し、通信部により適宜医用画像管理装置3に対して送信する。
次に、小規模診断システム1が適用された小規模施設における、一の患者についての診察の流れについて説明する。
患者が来院すると、受付において、患者に対し受付番号札が付与され、受付装置4において、入力部の操作により受付された患者の受付番号及び患者氏名等、患者情報リストを構成する各種の患者情報の入力(受付入力)が行われる。受付装置4においては、患者の受付番号及び患者情報等が入力されると、患者情報のリスト(患者情報リスト)が生成(更新)され、RAMの所定領域に格納される。患者情報リストは、例えば、その日の最初の患者が受付入力されると生成され、RAMの所定領域に記憶され、次の患者が受付入力される毎に新しい患者情報リストに更新される。
受付番号が付与された患者が診察室(例えば第1診察室)に移動すると、医師により問診が行われ、行うべき撮影、検査が決定される。
問診により患部の撮影が必要であると決定された場合には、撮影技師又は看護士等の撮影を行う撮影実施者は、患者を、撮影を行う画像生成装置2(超音波診断装置2a、内視鏡2b、心電図記録装置2c又はCR読取装置2d)の前に連れて行き、その患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影画像の画像データの生成を行う。例えば、画像生成装置2がCR読取装置2dの場合、放射線撮影装置22において撮影を行い、放射線撮影装置22において撮影済みのCRカセッテをCR読取装置2dにセットし、CRカセッテに記録された放射線画像の読み取りを行う。画像生成装置2において、撮影実施者の操作に応じて撮影及び画像データの生成が行われると、生成された画像データに上述のUIDが付与される。また、内視鏡2b等のDICOM規格に則った装置の場合であって、患者情報の入力が行われた場合には、生成された画像データにUIDと患者情報とが付与される。
各画像生成装置2で生成された画像データは、UIDや患者情報といった付帯情報とともに医用画像管理装置3に対して送信される。
各画像生成装置2で生成された画像データは、UIDや患者情報といった付帯情報とともに医用画像管理装置3に対して送信される。
画像生成装置2から医用画像管理装置3に画像データが送信されると、医用画像管理装置3の制御部31は、当該画像データを記憶部32に記憶されている患者の患者情報と対応付ける。本実施形態において医用画像管理装置3は、画像データがいずれかの患者と対応付けられることによって、当該患者の患者表示画面342(図8)において当該画像データに基づく撮影画像を表示させ、読影、診断等を行うことのできる状態となる。
画像データと患者との対応付けが行われ、画像データが患者表示画面342に表示可能な状態となると、医師は、画像生成装置2から受信された撮影画像等を医用画像管理装置3の表示部34に表示させて参照し、読影や患者の診察を行う。
画像データと患者との対応付けが行われ、画像データが患者表示画面342に表示可能な状態となると、医師は、画像生成装置2から受信された撮影画像等を医用画像管理装置3の表示部34に表示させて参照し、読影や患者の診察を行う。
ここで、本実施形態における接続解除処理について図10及び図11を参照しつつ説明する。クライアント機の制御部31は、接続解除処理により接続解除手段及び接続回復手段として機能し、通信部35は回復指示送信手段として機能する。なお、本実施形態では、図9に示したように、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aと接続がされている場合に、これを参照用機3cからの接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、サーバ兼用機3aと接続できる制限台数となっていた場合、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図10に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップs101)。次いで、サーバ兼用機3aと接続を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS102)。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、サーバ兼用機3aと接続できる制限台数となっていた場合、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図10に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップs101)。次いで、サーバ兼用機3aと接続を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS102)。
参照用機3bが接続解除要求を受信すると(ステップS103)、参照用機3bの制御部31は、当該接続解除要求に応じて患者の接続解除を行い(ステップS104)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS105)。
図11に示すように、参照用機3bの制御部31は、サーバ兼用機3aとの接続の解除を行うと、接続解除をした旨を参照用機3cに対して送信する(ステップS106)。参照用機3bから接続解除をした旨を受信すると(ステップS107)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、サーバ兼用機3aとの接続を行う(ステップS108)。そして、サーバ兼用機3aと参照用機3cとの接続が解除されたか否か判断される(ステップS109)。サーバ兼用機3aと参照用機3cとの接続が解除されると(ステップS109:YES)、参照用機3cの制御部31は、接続解除要求の送信先であるクライアント端末(参照用機3b)に対し、通信部35を介してサーバ兼用機3aとの接続状態を回復するよう指示する接続回復指示を送信する(ステップS110)。
接続回復指示を受信すると(ステップS111)、参照用機3bの制御部31は、接続解除前のサーバ兼用機3aとの接続状態を回復させる(ステップS112)。
接続回復指示を受信すると(ステップS111)、参照用機3bの制御部31は、接続解除前のサーバ兼用機3aとの接続状態を回復させる(ステップS112)。
以上のように、本実施形態によれば、クライアント端末からサーバ兼用機3aとの接続を解除するよう求める接続解除要求を他のクライアント端末に対して送信し、サーバ兼用機3aとの接続を解除させることができるため、他のクライアント端末でサーバ兼用機3aとの接続を解除し忘れているような場合には、当該接続を解除して、別のクライアント端末が接続を行うことができる状態にすることができ、診療効率を向上させることができる。
また、サーバ兼用機3aとの接続解除を行ったときは、それがいずれのクライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示部34に表示させるので、ユーザが接続解除要求の送信元のクライアント端末を知ることができ、何らかの不都合があれば当該クライアント端末を操作するユーザに問合せを行う等、適宜対処することも可能となる。
また、一旦サーバ兼用機3aとの接続解除が行われても、その後、再度もとの接続状態を回復させることができるので、接続解除をされた側のクライアント端末のユーザが、接続解除要求の送信側のクライアント端末での接続終了後に再度サーバ兼用機3aとの接続をやり直す手間を省くことができる。これにより、すぐにサーバ兼用機3aとの接続を行いたいユーザの要請と、サーバ兼用機3aとの接続を継続したいユーザの要請とを調和させて、サーバ兼用機3aとの接続をした作業をより効率よく行うことができる。
なお、本実施形態では、参照用機3bでサーバ兼用機3aとの接続がされている場合に、参照用機3cから接続解除を求める接続解除要求を送信して、参照用機3bにおける接続を解除させる場合を例として説明したが、他のクライアント端末から当該接続の解除を求める場合でも同様である。
また、本実施形態では、一旦あるクライアント端末(参照用機3b)でのサーバ兼用機3aとの接続を解除した後、接続解除要求を行ったクライアント端末(参照用機3c)の接続が完了したら、参照用機3bの接続状態を元の状態に戻すようになっているが、接続状態を回復することは、必須の構成ではない。
例えば、参照用機3cからの接続解除要求に従ってサーバ兼用機3aとの接続を解除した参照用機3bが、指定解除をした旨を参照用機3cに送信する際、接続状態の回復不要である旨をともに送信することができるようにし、このような送信があったときには参照用機3bにおける元の接続状態を回復させず、参照用機3cにおけるサーバ兼用機3aとの接続が完了したら、単にサーバ兼用機3aとの接続を解除するようにしてもよい。
また、接続解除要求を行ったクライアント端末(参照用機3c)での接続が完了したら、その旨を参照用機3cから接続解除要求送信先のクライアント端末(参照用機3b)に対して送信するようにしてもよい。この場合、参照用機3bの制御部31は、自機における元の接続状態を回復させる必要があるか否かを判断し、回復させる必要があると判断される場合にのみ元の接続状態を回復させるようにしてもよい。
例えば、参照用機3cからの接続解除要求に従ってサーバ兼用機3aとの接続を解除した参照用機3bが、指定解除をした旨を参照用機3cに送信する際、接続状態の回復不要である旨をともに送信することができるようにし、このような送信があったときには参照用機3bにおける元の接続状態を回復させず、参照用機3cにおけるサーバ兼用機3aとの接続が完了したら、単にサーバ兼用機3aとの接続を解除するようにしてもよい。
また、接続解除要求を行ったクライアント端末(参照用機3c)での接続が完了したら、その旨を参照用機3cから接続解除要求送信先のクライアント端末(参照用機3b)に対して送信するようにしてもよい。この場合、参照用機3bの制御部31は、自機における元の接続状態を回復させる必要があるか否かを判断し、回復させる必要があると判断される場合にのみ元の接続状態を回復させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ兼用機3aとの接続解除を行ったときは、それがいずれのクライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示部34に表示させるようにしたが、表示部34に表示させる内容はこれに限定されない。
例えば、接続解除要求を送信する側から、自機で表示する予定の画像データの枚数や内容、予定される所要時間等の情報も接続解除要求とともに送信し、接続解除を行った際には、これらの情報も合わせて表示部34に表示させるようにしてもよい。
例えば、接続解除要求を送信する側から、自機で表示する予定の画像データの枚数や内容、予定される所要時間等の情報も接続解除要求とともに送信し、接続解除を行った際には、これらの情報も合わせて表示部34に表示させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、医用画像管理装置3として、1台のサーバ兼用機3aに2台の参照用機3b,3cが接続されている構成のものを例としているが、医用画像管理装置3の構成はこれに限定されない。例えば、クライアント端末がサーバ兼用機3aに10台接続され、サーバ兼用機3aに同時に接続できるクライアント端末が5台まで、のような制限をする構成としてもよい。
また、サーバ兼用機3a及び参照用機3b,3cの配置は、図9に示したものに限定されず、例えば、参照用機3b,3cのうちの1台は受付に設置されていてもよい。この場合、参照用機3b,3cが受付装置4を兼ねてもよい。また、各画像生成装置2に対応してそれぞれ1台ずつ医用画像管理装置3が設置されていてもよい。
また、サーバ兼用機3a及び参照用機3b,3cの配置は、図9に示したものに限定されず、例えば、参照用機3b,3cのうちの1台は受付に設置されていてもよい。この場合、参照用機3b,3cが受付装置4を兼ねてもよい。また、各画像生成装置2に対応してそれぞれ1台ずつ医用画像管理装置3が設置されていてもよい。
また、各クライアント装置にサーバ兼用機3aと接続するための優先順位を設けてもよい。例えば、使用頻度の多い診察室に配置しているクライアント端末には高い優先順位をつけ、普段あまり使用しない診察室に配置しているクライアント端末には低い優先順位をつけることが考えられる。自機の優先順位よりも低い優先順位のクライアント端末から接続解除要求を受信した際には、当該接続解除要求を拒否すること等が考えられる。
その他、本発明が上記実施形態に限定されず、適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施形態]
次に、図12を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
次に、図12を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、医用画像管理装置3は、第1の実施形態と同様、サーバ兼用機3aとこれと接続されるクライアント端末とからなっている。
本実施形態において、制御部31は、他のクライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身の稼働状況を判断する稼動状況判断手段として機能し、制御部31は、稼動状況の判断結果に応じて、接続解除を行う。具体的には、接続解除要求が送信されると、制御部31は、自機が、一定時間何も操作されていないかを判断し、一定時間何も操作されていない場合には、当該接続解除要求に応じて患者の指定解除を行う。また、一定時間内に操作が行われていた場合には、接続解除要求の送信元のクライアント端末に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信するようになっている。
接続解除ができない旨のメッセージを受信したときは、制御部31は、その旨を示すメッセージ画面352を表示部34に表示させる。
本実施形態において、制御部31は、他のクライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身の稼働状況を判断する稼動状況判断手段として機能し、制御部31は、稼動状況の判断結果に応じて、接続解除を行う。具体的には、接続解除要求が送信されると、制御部31は、自機が、一定時間何も操作されていないかを判断し、一定時間何も操作されていない場合には、当該接続解除要求に応じて患者の指定解除を行う。また、一定時間内に操作が行われていた場合には、接続解除要求の送信元のクライアント端末に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信するようになっている。
接続解除ができない旨のメッセージを受信したときは、制御部31は、その旨を示すメッセージ画面352を表示部34に表示させる。
なお、その他の構成は、第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
また、医用画像管理装置3が設置される施設内における患者の診察の流れ、患者情報対応付け処理は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における接続解除処理について図12を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aとの接続がされている場合に、これを参照機3cからの接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、サーバ兼用機3aと接続できる制限台数となっていた場合、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図12に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップs121)。参照用機3cの制御部31は、患者の指定を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS122)。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、サーバ兼用機3aと接続できる制限台数となっていた場合、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図12に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップs121)。参照用機3cの制御部31は、患者の指定を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS122)。
参照用機3bが接続解除要求を受信すると(ステップS123)、参照用機3bの制御部31は、自機が一定時間何も操作されていないかを判断する(ステップS124)。そして、一定時間何も操作されていない場合(ステップS124:YES)には、当該接続解除要求に応じて接続解除を行い(ステップS125)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS126)。なお、参照用機3cにおいてサーバ兼用機3aとの接続解除が行われた場合、以降の処理は第1の実施形態で説明したものと同様であるため。その説明を省略する。
他方、一定時間内に自機についての操作が行われている場合(ステップS124:NO)には、参照用機3bの制御部31は、接続解除要求の送信元のクライアント端末(本実施形態ではサーバ兼用機3c)に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信する(ステップS127)。
参照用機3bから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS128)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面352を表示部34に表示させる(ステップS129)。
参照用機3bから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS128)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面352を表示部34に表示させる(ステップS129)。
以上のように、本実施形態によれば、他のクライアント端末(本実施形態では、参照用機3c)から接続解除要求があった場合に、サーバ兼用機3aと接続をしたまま、長時間何も操作されていない等、自機(本実施形態では、参照用機3b)の稼働状況に応じて、サーバ兼用機3aとの接続を解除する。このため、サーバ兼用機3aと接続を行っているクライアント端末(参照用機3b)のユーザが、サーバ兼用機3aとの接続によって行っていた診療が完了したにも拘らず接続解除を忘れていたような場合に、その接続を解除して、別のクライアント端末(参照用機3c)による接続を可能とすることができる。
なお、本実施形態では、制御部31がサーバ兼用機3aとの接続解除を行うか否かを決定する際に判断する稼働状況として、自機の操作が一定時間行われていないか否かを判断するようにしたが、制御部31が判断する稼動状態は、これに限定されない。
例えば、診療の際にサーバ兼用機3aから取得する画像データの枚数が予め決まっている場合等であれば、当該枚数分の画像データの取得が終わっているか否かを判断し、取得が終わっていれば接続解除を行うようにしてもよい。
例えば、診療の際にサーバ兼用機3aから取得する画像データの枚数が予め決まっている場合等であれば、当該枚数分の画像データの取得が終わっているか否かを判断し、取得が終わっていれば接続解除を行うようにしてもよい。
なお、その他、本発明が本実施形態に限られないことは、第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
次に、図13から図15を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
次に、図13から図15を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、医用画像管理装置3は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様、サーバ兼用機3aとこれと接続されるクライアント端末とからなっている。
本実施形態では、他のクライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、制御部31は、接続解除要求を受信した旨のメッセージ画面351を表示部34に表示させ、ユーザに接続解除を行うか否かの回答を促すようになっている。
例えば、参照機3bがサーバ兼用機3aと接続されている場合には、図13に示すようなメッセージ画面351が表示される。
例えば、参照機3bがサーバ兼用機3aと接続されている場合には、図13に示すようなメッセージ画面351が表示される。
メッセージ画面351には、接続解除の可否を入力するYESボタン91とNOボタン92とが設けられており、いずれかのボタンが押されると(画面上のボタンをマウス等の入力部33で操作すると)、各ボタンに応じた信号が制御部31に出力される。
このように、本実施形態では、表示部34のメッセージ画面351において、YESボタン91又はNOボタン92が押されることにより、接続解除の可否を入力することができるようになっており、メッセージ画面351と入力部33により可否入力手段が構成されている。
このように、本実施形態では、表示部34のメッセージ画面351において、YESボタン91又はNOボタン92が押されることにより、接続解除の可否を入力することができるようになっており、メッセージ画面351と入力部33により可否入力手段が構成されている。
そして、接続解除要求を受信した側のクライアント端末の制御部31は、このメッセージ画面351において、YESボタン91、NOボタン92のいずれが押されたかの回答に応じて、接続解除を行うか否かを判断するようになっている。
接続解除を行わないと判断した場合には、制御部31は、可否問合せの送信元のクライアント端末に対して、接続解除ができない旨のメッセージを送信する。
他のクライアント端末から接続解除ができない旨のメッセージを受信した場合には、受信側のクライアント端末の制御部31は、例えば図14に示すように、当該メッセージを表示部34に表示させるようになっている。
他のクライアント端末から接続解除ができない旨のメッセージを受信した場合には、受信側のクライアント端末の制御部31は、例えば図14に示すように、当該メッセージを表示部34に表示させるようになっている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
また、医用画像管理装置1が設置される施設内における患者の診察の流れ、患者情報対応付け処理は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における接続解除処理について図15を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aとの接続がされている場合に、サーバ兼用機3aから接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、サーバ兼用機3aと接続できる制限台数となっていた場合、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図15に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップs131)。
参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aとの接続を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS132)。
参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aとの接続を行っているクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)に対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS132)。
参照用機3bが接続解除要求を受信すると(ステップS133)、参照用機3bの制御部31は、表示部34に患者の接続解除要求を受信した旨のメッセージ画面351を表示させる(ステップS134)。そして、制御部31は、メッセージ画面351を介してユーザによる入力があったか否かを判断する(ステップS135)。ユーザによる入力がない場合(ステップS135:NO)には、制御部31は、さらに自機が、一定時間何も操作されていないかを判断する(ステップS136)。そして、一定時間何も操作されていない場合(ステップS136:YES)には、当該接続解除要求に応じて接続解除を行い(ステップS137)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS138)。なお、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aとの接続解除が行われた場合、以降の処理は第1の実施形態で説明したものと同様であるため。その説明を省略する。
他方、メッセージ画面351を介してユーザによる入力があった場合(ステップS135:YES)又は、メッセージ画面351からの入力はないが一定時間内に自機について何らかの操作が行われている場合(ステップS136:NO)には、参照用機3bの制御部31は、メッセージ画面351を介してYESボタン91が押されたかをさらに判断する(ステップS139)。YESボタン91が押された場合(ステップS139:YES)には、接続解除し(ステップS137)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS138)。
YESボタン91が押された場合(ステップS139:NO)には、参照用機3bの制御部31は、接続解除要求の送信元のクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信する(ステップS140)。
参照用機3cから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS141)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を表示部34に表示させる(ステップS142)。
参照用機3cから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS141)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を表示部34に表示させる(ステップS142)。
以上のように、本実施形態によれば、他のクライアント端末から接続解除要求が送信された場合、表示部34に表示されるメッセージ画面351でOKボタン91が押された場合にのみサーバ兼用機3aとの接続解除を行うので、サーバ兼用機3aを接続して行う診療に時間がかかっている場合や、一連のシリーズで画像データを取得している場合等、途中でサーバ兼用機3aとの接続解除を行いたくない場合には、接続解除要求を拒否することができ、事情に応じた対応を行うことができる。
なお、本実施形態では、他のクライアント端末から接続解除要求が送信された場合、表示部34にメッセージ画面351を表示するようにしたが、接続解除の可否を入力する可否入力手段はここに例示したものに限定されない。
例えば、クライアント端末からの指定解除要求を、サーバ兼用機3aとの接続を行っているクライアント端末のユーザの携帯端末等に送信し、当該携帯端末等から接続解除の可否を入力させるようにしてもよい。この場合には、携帯端末等の入力部が可否入力手段として機能する。
例えば、クライアント端末からの指定解除要求を、サーバ兼用機3aとの接続を行っているクライアント端末のユーザの携帯端末等に送信し、当該携帯端末等から接続解除の可否を入力させるようにしてもよい。この場合には、携帯端末等の入力部が可否入力手段として機能する。
表示部34に表示されるメッセージ画面351は、ここに例示したものに限定されず、例えば、接続解除要求の送信元のクライアント端末で予定されている画像データの取得枚数や内容、予定される所要時間等を合わせて表示させたり、画像データの取得後、元の接続状態を回復させる旨を表示させたりしてもよい。
なお、その他、本発明が本実施形態に限られないことは、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様である。
[第4の実施形態]
次に、図16から図18を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
次に、図16から図18を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、接続解除処理のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、医用画像管理装置は、第1の実施形態と同様、サーバ兼用機3aとこれと接続される参照用機3bとからなっている。
本実施形態において、サーバ兼用機3aの制御部31は、クライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身に接続されているクライアント端末の接続解除を行う接続解除手段及び接続回復手段として機能する点で第1の実施形態と異なる。
本実施形態において、サーバ兼用機3aの制御部31は、クライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身に接続されているクライアント端末の接続解除を行う接続解除手段及び接続回復手段として機能する点で第1の実施形態と異なる。
なお、その他の構成は、第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
また、医用画像管理装置が設置される施設内における患者の診察の流れは第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
ここで、本実施形態における接続解除処理について図17及び図18を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、図16に示したように、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aと接続がされている場合に、これを参照用機3cからの接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、自機でサーバ兼用機3aとの接続を行うことができない場合には、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図10に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末を選択する(ステップs201)。次いで、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS202)。
他のクライアント端末ですでにサーバ兼用機3aとの接続が行われ、自機でサーバ兼用機3aとの接続を行うことができない場合には、接続を行いたいクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、図10に示すように、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、接続解除要求をするクライアント端末を選択する(ステップs201)。次いで、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS202)。
サーバ兼用機3aが接続解除要求を受信すると(ステップS203)、サーバ兼用機3aの制御部31は、当該接続解除要求にて指定されたクライアント端末(本実施の形態では参照用機3b)との接続解除を行い(ステップS204)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS205)。
図18に示すように、サーバ兼用機3aの制御部31は、参照用機3bとの接続の解除を行うと、接続解除をした旨を他のクライアント端末に対して送信する(ステップS206)。サーバ兼用機3aから接続解除をした旨を受信すると(ステップS207)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、サーバ兼用機3aとの接続を行う(ステップS208)。そして、サーバ兼用機3aとの接続解除が制御部31に入力されたか判断される(ステップS209)。接続解除が入力されると(ステップS209:YES)、参照用機3cの制御部31は、接続解除要求の送信先であるサーバ兼用機3aに対し、通信部35を介してサーバ兼用機3aとの接続状態を回復するよう指示する接続回復指示を送信する(ステップS210)。
接続回復指示を受信すると(ステップS211)、サーバ兼用機3aの制御部31は、接続解除前の参照用機3bとの接続状態を回復させる(ステップS212)。
接続回復指示を受信すると(ステップS211)、サーバ兼用機3aの制御部31は、接続解除前の参照用機3bとの接続状態を回復させる(ステップS212)。
以上のように、本実施形態によれば、クライアント端末からサーバ兼用機3aとの接続を解除するよう求める接続解除要求をサーバ兼用機3aに対して送信し、サーバ兼用機3aの制御によってクライアント端末との接続を解除させることができるため、他のクライアント端末でサーバ兼用機3aとの接続を解除し忘れているような場合には、当該接続を解除して、別のクライアント端末が接続を行うことができる状態にすることができ、診療効率を向上させることができるだけでなく、サーバ兼用機3aがクライアント端末に優先順位をつけ、優先順位が低いクライアント端末からの接続解除を拒否することもできる。
なお、その他、本発明が本実施形態に限られないことは、第1の実施形態と同様である。
[第5の実施形態]
次に、図19を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置の第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態は、接続解除処理のみが第4の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第4の実施形態と異なる点について説明する。
次に、図19を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置の第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態は、接続解除処理のみが第4の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第4の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、医用画像管理装置は、第4の実施形態と同様、サーバ兼用機3aとこれと接続される参照用機3bとからなっている。
本実施形態において、サーバ兼用機3aの制御部31は、クライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身に接続されているクライアント端末の稼働状況を判断する稼動状況判断手段として機能し、制御部31は、稼動状況の判断結果に応じて、接続解除を行う。具体的には、接続解除要求が送信されると、制御部31は、自機に接続されているクライアント端末が、一定時間何も操作されていないかを判断し、一定時間何も操作されていない場合には、当該接続解除要求に応じて当該クライアント端末の接続解除を行う。また、一定時間内に操作が行われていないクライアント端末がない場合には、接続解除要求の送信元のクライアント端末に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信するようになっている。
接続解除ができない旨のメッセージを受信したときは、当該クライアント端末の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面351を表示部34に表示させる。
本実施形態において、サーバ兼用機3aの制御部31は、クライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、自身に接続されているクライアント端末の稼働状況を判断する稼動状況判断手段として機能し、制御部31は、稼動状況の判断結果に応じて、接続解除を行う。具体的には、接続解除要求が送信されると、制御部31は、自機に接続されているクライアント端末が、一定時間何も操作されていないかを判断し、一定時間何も操作されていない場合には、当該接続解除要求に応じて当該クライアント端末の接続解除を行う。また、一定時間内に操作が行われていないクライアント端末がない場合には、接続解除要求の送信元のクライアント端末に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信するようになっている。
接続解除ができない旨のメッセージを受信したときは、当該クライアント端末の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面351を表示部34に表示させる。
なお、その他の構成は、第4の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
また、医用画像管理装置が設置される施設内における患者の診察の流れは第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における接続解除処理について図19を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、第4の実施形態と同様に、参照用機3bにおいてサーバ兼用機3aと接続がされている場合に、これを参照用機3cからの接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
図19に示すように、参照用機3cの制御部31は、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、ログイン拒否画面340bからの入力により、クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップS221)。参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS222)。
図19に示すように、参照用機3cの制御部31は、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、ログイン拒否画面340bからの入力により、クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップS221)。参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS222)。
サーバ兼用機3aが接続解除要求を受信すると(ステップS223)、サーバ兼用機3aの制御部31は、ステップS221で選択されたクライアント端末(本実施形態では参照用機3b)が、一定時間何も操作されていないかを判断する(ステップS224)。そして、一定時間何も操作されていない場合(ステップS224:YES)には、当該接続解除要求に応じて当該クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)の接続解除を行い(ステップS225)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS226)。なお、サーバ兼用機3aにおいて接続解除が行われた場合、以降の処理は第4の実施形態で説明したものと同様であるため。その説明を省略する。
他方、一定時間内に当該クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)についての操作が行われている場合(ステップS224:NO)には、サーバ兼用機3cの制御部31は、接続解除要求の送信元のクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信する(ステップS227)。
サーバ兼用機3cから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS228)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面351を表示部34に表示させる(ステップS229)。
サーバ兼用機3cから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS228)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を示すメッセージ画面351を表示部34に表示させる(ステップS229)。
以上のように、本実施形態によれば、他のクライアント端末(本実施形態では、参照用機3c)から接続解除要求があった場合に、サーバ兼用機3aと接続をしたまま、長時間何も操作されていない等、クライアント端末(本実施形態では、参照用機3b)の稼働状況に応じて、クライアント端末(参照用機3b)における接続を解除する。このため、サーバ兼用機3aと接続を行っているクライアント端末で医用画像管理装置(参照用機3b)のユーザが、サーバ兼用機3aとの接続によって行っていた診療が完了したにも拘らず接続解除を忘れていたような場合に、その接続を解除して、別のクライアント端末(参照用機3c)による患者の指定を可能とすることができる。
また、本実施の形態では、第2の実施の形態とは異なり、サーバ兼用機3a側でクライアント端末の稼働状況を判断しているので、接続を解除したくないクライアント端末にはサーバ兼用機3a側の設定により、稼働状況に応じて接続が解除されないよう設定することができる。このため、診察に長時間を要する診療室等、状況に応じた設定を行うことが可能となる。さらに、クライアント端末から接続解除要求において指定された他のクライアント端末が稼動している場合に、他の稼動していないクライアント端末を検索し、当該クライアント端末との接続を解除することもできる。
なお、その他、本発明が本実施形態に限られないことは、第4の実施形態と同様である。
[第6の実施形態]
次に、図20を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第6の実施形態について説明する。なお、第6の実施形態は、接続解除処理のみが第4の実施形態及び第5の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第4の実施形態及び第5の実施形態と異なる点について説明する。
次に、図20を参照しつつ、本発明に係る医用画像管理装置3の第6の実施形態について説明する。なお、第6の実施形態は、接続解除処理のみが第4の実施形態及び第5の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第4の実施形態及び第5の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、医用画像管理装置3は、第4の実施形態及び第5の実施形態と同様、サーバ兼用機3aとこれと接続される参照用機3bとからなっている。
本実施形態では、他のクライアント端末から接続解除要求が送信されたときに、制御部31は、接続解除要求を受信した旨のメッセージ画面351を表示部34に表示させ、ユーザに接続解除を行うか否かの回答を促すようになっている。
例えば、クライアント端末がサーバ兼用機3aと接続されている場合には、図13に示すようなメッセージ画面351が表示される。
例えば、クライアント端末がサーバ兼用機3aと接続されている場合には、図13に示すようなメッセージ画面351が表示される。
本実施の形態において、サーバ兼用機3aに表示されるメッセージ画面351と入力部により可否入力手段が構成される点で第3の実施の形態と異なる。メッセージ画面351の構成は第3の実施形態で示したものと同様であるため、説明を省略する。
なお、その他の構成は、第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
また、医用画像管理装置3が設置される施設内における患者の診察の流れ、患者情報対応付け処理は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態における接続解除処理について図20を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、第4の実施形態及び第5の実施形態と同様に、参照用機3bにおいて患者の指定がされている場合に、参照用機3cから接続解除要求に応じて解除する場合を例として説明する。
図20に示すように、参照用機3cの制御部31は、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、ログイン拒否画面340bからの入力により、クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップS231)。参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS232)。
図20に示すように、参照用機3cの制御部31は、ログイン拒否画面340bにおいて、いずれのクライアント端末でサーバ兼用機3aと接続がなされているのかを表示し、ログイン拒否画面340bからの入力により、クライアント端末(本実施形態では参照用機3b)を選択する(ステップS231)。参照用機3cの制御部31は、サーバ兼用機3aに対し、通信部35を介して接続解除要求を送信する(ステップS232)。
サーバ兼用機3aが接続解除要求を受信すると(ステップS233)、サーバ兼用機3aの制御部31は、表示部34に患者の接続解除要求を受信した旨のメッセージ画面351を表示させる(ステップS234)。そして、制御部31は、メッセージ画面351を介してユーザによる入力があったか否かを判断する(ステップS235)。ユーザによる入力がない場合(ステップS235:NO)には、制御部31は、さらに自機に接続されているクライアント端末が、一定時間何も操作されていないかを判断する(ステップS236)。そして、一定時間何も操作されていない場合(ステップS236:YES)には、当該接続解除要求に応じて接続解除を行い(ステップS237)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS237)。なお、サーバ兼用機3aにおいて接続解除が行われた場合、以降の処理は第4の実施形態で説明したものと同様であるため。その説明を省略する。
他方、メッセージ画面351を介してユーザによる入力があった場合(ステップS235:YES)又は、メッセージ画面351からの入力はないが一定時間内に自機に接続されているクライアント端末について何らかの操作が行われている場合(ステップS236:NO)には、サーバ兼用機3aの制御部31は、メッセージ画面351を介してYESボタン91が押されたかをさらに判断する(ステップS239)。YESボタン91が押された場合(ステップS239:YES)には、接続解除し(ステップS237)、当該接続解除要求の送信元であるクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)を示す情報を表示部34に表示させる(ステップS238)。
YESボタン91が押された場合(ステップS239:NO)には、サーバ兼用機3aの制御部31は、接続解除要求の送信元のクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)に対して接続解除ができない旨のメッセージを送信する(ステップS240)。
サーバ兼用機3aから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS241)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を表示部34に表示させる(ステップS242)。
サーバ兼用機3aから接続解除ができない旨のメッセージを受信すると(ステップS241)、接続解除要求を送信したクライアント端末(本実施形態では参照用機3c)の制御部31は、その旨を表示部34に表示させる(ステップS242)。
以上のように、本実施形態によれば、第3の実施の形態とは異なり、他のクライアント端末から接続解除要求が送信された場合、サーバ兼用機3aの表示部34に表示されるメッセージ画面351でYESボタン91が押された場合にのみサーバ兼用機3aとの接続解除を行うので、サーバ兼用機3aを接続して行う診療に時間がかかっている場合や、一連のシリーズで画像データを取得している場合等、途中でサーバ兼用機3aとの接続解除を行いたくない場合には、サーバ兼用機3aを操作しているシステム管理者等が一括して接続解除要求の可否の判断をすることができ、事情に応じた対応を行うことができる。
なお、その他、本発明が本実施形態に限られないことは、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様である。
なお、明細書、請求の範囲、図面及び要約を含む2008年2月28日に出願された日本特許出願No.2008−050325号の全ての開示は、そのまま本出願の一部に組み込まれる。
医療の分野において、医用画像をサーバから取得する際の動作を支援するものとして利用可能性がある。
1 小規模診断システム
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b 内視鏡
2c 心電図記録装置
2d CR読取装置
3 医用画像管理装置
4 受付装置
5 ネットワーク
21 変換装置
22 放射線撮影装置
31 制御部
32 記憶部
33 入力部
34 表示部
340a ログイン画面
340b ログイン拒否画面
341 患者情報リスト画面
342 患者表示画面
35 通信部
36 I/F
38 画像DB管理部
38a 確定画像領域
38b 未確定画像領域
40 バス
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b 内視鏡
2c 心電図記録装置
2d CR読取装置
3 医用画像管理装置
4 受付装置
5 ネットワーク
21 変換装置
22 放射線撮影装置
31 制御部
32 記憶部
33 入力部
34 表示部
340a ログイン画面
340b ログイン拒否画面
341 患者情報リスト画面
342 患者表示画面
35 通信部
36 I/F
38 画像DB管理部
38a 確定画像領域
38b 未確定画像領域
40 バス
Claims (10)
- 医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
他の前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続を解除する接続解除手段と、
を備えることを特徴とする医用画像管理システム。 - 前記クライアント端末は、他の前記クライアント端末の前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに自身の稼働状況を判断する稼動状況判断手段を備え、
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理システム。 - 前記クライアント端末は、他の前記クライアント端末の前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに、接続解除の可否を入力する可否入力手段を備え、
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医用画像管理システム。 - 前記クライアント端末は、前記接続解除要求に応じて接続解除が行われた際に、当該接続解除がいずれの前記クライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の医用画像管理システム。
- 前記クライアント端末は、前記接続解除要求の送信先である他の前記クライアント端末において接続解除が行われた後、再度もとの接続を回復させる接続回復指示を送信する回復指示送信手段と、
他の前記クライアント端末の前記回復指示送信手段から前記回復指示が送信されたときに、もとの接続状態を回復させる接続回復手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の医用画像管理システム。 - 医用画像管理サーバと、前記医用画像管理サーバとデータ送受信可能に接続された複数のクライアント端末を備える医用画像管理システムであって、
前記クライアント端末は、
前記医用画像管理サーバと接続する接続手段と、
他のクライアント端末における接続手段によってなされた前記医用画像管理サーバとの接続の解除を求める接続解除要求を送信する解除要求送信手段と、
を備え、
前記医用画像管理サーバは、
前記クライアント端末の解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたとき、前記クライアント端末との接続を解除する接続解除手段を備えることを特徴とする医用画像管理システム。 - 前記医用画像管理サーバは、前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに自身に接続されているクライアント端末の稼働状況を判断する稼動状況判断手段を備え、
前記接続解除手段は、前記稼動状況判断手段による判断結果に応じて、接続解除を行うことを特徴とする請求項6に記載の医用画像管理システム。 - 前記医用画像管理サーバは、前記解除要求送信手段より前記接続解除要求が送信されたときに、接続解除の可否を入力する可否入力手段を備え、
前記接続解除手段は、前記可否入力手段の入力結果に応じて、接続解除を行うことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の医用画像管理システム。 - 前記医用画像管理サーバは、前記接続解除要求に応じて接続解除が行われた際に、当該接続解除がいずれの前記クライアント端末からの接続解除要求によるものであるかを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の医用画像管理システム。
- 前記医用画像管理サーバは、前記接続解除要求の送信先である前記クライアント端末において接続解除が行われた後、もとの接続状態を回復させる接続回復手段を備えていることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の医用画像管理システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008050325 | 2008-02-29 | ||
JP2008050325 | 2008-02-29 | ||
PCT/JP2009/053391 WO2009107649A1 (ja) | 2008-02-29 | 2009-02-25 | 医用画像管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009107649A1 true JPWO2009107649A1 (ja) | 2011-07-07 |
Family
ID=41016038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010500711A Pending JPWO2009107649A1 (ja) | 2008-02-29 | 2009-02-25 | 医用画像管理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPWO2009107649A1 (ja) |
WO (1) | WO2009107649A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013027298A1 (ja) * | 2011-08-25 | 2013-02-28 | 富士通株式会社 | 通信確立方法、コンピュータシステム、及びコンピュータ |
JP2014112271A (ja) * | 2012-12-05 | 2014-06-19 | Konica Minolta Inc | 医用画像システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007091480A1 (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Avサーバ機器及びコネクション管理方法 |
-
2009
- 2009-02-25 WO PCT/JP2009/053391 patent/WO2009107649A1/ja active Application Filing
- 2009-02-25 JP JP2010500711A patent/JPWO2009107649A1/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2009107649A1 (ja) | 2009-09-03 |
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