JPWO2009107594A1 - 超硬合金とステンレス鋼との接続方法 - Google Patents

超硬合金とステンレス鋼との接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009107594A1
JPWO2009107594A1 JP2010500683A JP2010500683A JPWO2009107594A1 JP WO2009107594 A1 JPWO2009107594 A1 JP WO2009107594A1 JP 2010500683 A JP2010500683 A JP 2010500683A JP 2010500683 A JP2010500683 A JP 2010500683A JP WO2009107594 A1 JPWO2009107594 A1 JP WO2009107594A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
cemented carbide
rod
shaped material
carbide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010500683A
Other languages
English (en)
Inventor
睦紀 塩入
睦紀 塩入
貫司 松谷
貫司 松谷
一明 加藤
一明 加藤
金子 典夫
典夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mani Inc
Original Assignee
Mani Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mani Inc filed Critical Mani Inc
Publication of JPWO2009107594A1 publication Critical patent/JPWO2009107594A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/129Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding specially adapted for particular articles or workpieces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys
    • B23K2103/05Stainless steel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/16Composite materials, e.g. fibre reinforced
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/18Dissimilar materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26
    • B23K2103/52Ceramics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】 短時間で、ステンレス鋼とタングステンカーバイドなどの超硬合金とを接続できる方法を提供する。【解決手段】 タングステンカーバイドの粉末をコバルトで焼結した超硬合金からなる棒状材12の一方の端面を、前記コバルトの粒子が表面に露出するように平面仕上げする工程と、該平面仕上げされた端面にステンレス鋼の棒状材11の一方の端面を押圧しつつ、前記超硬合金の棒状材12又はステンレス鋼の棒状材11の少なくとも一方を回転させる工程と、回転による摩擦熱でステンレス鋼の棒状材の端部が軟化したとき、前記回転を停止して前記押圧力を高めてステンレス鋼の棒状材11を超硬金属の棒状材12に接合する。【選択図】 図1

Description

本発明はタングステンカーバイドを焼結した超硬合金と、ステンレス鋼とを接続する方法に関する。
タングステンカーバイドを主成分とする超硬合金は、靱性があり、耐熱性に優れていることから、金属などの切削加工用の刃物として広く利用されている。また、歯科用の切削工具としても、タングステンカーバイドが使用されている。このような超硬合金を使用することによって、硬い硬度を持った歯牙でも容易に穴を明けることができる。
超硬合金を切削工具として使用する場合、所定の形状及び寸法に成形したチップを、鋼などの台金にロウ付けによって接合するか、或いは台金の部分までを超硬合金としたソリッドタイプとして使用している。
しかし、タングステンカーバイドなどの超硬合金は、高価であり、ソリッドタイプとすると、コストアップとなる。また、ソリッドタイプとした場合、切削工具を把持するハンドピースのチャックを摩耗させ、傷めやすく、また抜けやすくなる。一方、ロウ付けには時間が掛かることや、接合強度が弱い、等の問題がある。
タングステンカーバイドと炭素鋼とを接続する方法としては、特許文献1(特開2003−53558)がある。これは、丸棒状の炭素鋼と、丸棒状のタングステンカーバイドとを押圧した状態で突き合わせ、一方を回転することで摩擦熱を発生させ、摩擦熱で炭素鋼を半溶融状態にしてから回転を止め、接合するものである。
しかし、この方法は、接合部に熱による残留応力が残りやすく、クラックが入るなどして接合部の強度が不足する、という問題がある。
この問題に対し、特許文献2(特開2004−216410)では、特許文献1と同じように回転摩擦により接続するが、中間に鉄−ニッケル−コバルト系合金を介在させることで、熱応力による残留応力を低減する方法を提案している。
しかし、上記特許文献2は、中間材を接合するので、接合の工数が増加し、手間と時間が掛かるという問題がある。
ステンレス鋼とタングステンカーバイドとを接続する方法としては、特許文献3(特開平6−199580)が知られている。ここでは、タングステンカーバイドとステンレス鋼を、低酸素雰囲気中で所定の押圧力をもって突き合わせるとともに、突き合わせ部を所定の温度に上昇させて接合することを提案している。所定の温度に上昇させる加熱方法としては、通電によるほか、レーザビームやプラズマビームを使用する方法がある。
低酸素雰囲気にするのは、次のような理由による。大気中で突き合わせ溶接した場合、大気中の酸素によって脱炭層の成長が促進される。ステンレス鋼には炭素が殆どないので、タングステンカーバイドの炭素が脱炭し、接合部位のタングステンカーバイドの組成が変化し、接合部が脆くなる、という理由である。
特開2003−53558 特開2004−216410 特開平6−199580
しかしながら、特許文献3に記載の方法では、低酸素雰囲気中で行うので、バッチ処理となり、連続処理ができず、かつ、接合に低酸素雰囲気を保つ部屋などを設ける必要があり、設備代が高額になり、接合に要する時間が長くなるという問題がある。
本発明は、このような問題の解決を図ったもので、短時間で、ステンレス鋼とタングステンカーバイドなどの超硬合金とを接続できる方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明のステンレス鋼と超硬合金との接合方法は、タングステンカーバイドの粉末をコバルトで焼結した超硬合金からなる棒状材の一方の端面を平滑面に仕上げる工程と、該平滑面に仕上げられた端面とステンレス鋼の棒状材の一方の端面とを互いに押圧しつつ、前記超硬合金の棒状材又はステンレス鋼の棒状材の少なくとも一方を回転させる工程と、回転による摩擦熱でステンレス鋼の棒状材の端部が軟化したとき、前記回転終了間際に若しくは回転を停止して前記押圧力を高めてステンレス鋼の棒状材を超硬金属の棒状材に接合する工程とを有することを特徴としている。
前記互いに押圧された超硬合金の棒状材又はステンレス鋼の棒状材を回転させる工程で、超硬合金の棒状材とステンレス鋼の棒状材の双方を相互に逆方向に回転させる構成としたり、前記回転摩擦に加えて、前記ステンレス鋼の棒状材に通電することで加熱する構成としたり、前記超硬合金の端面の表面粗さ(Rmax)を、0.8〜5.0μmとしたり、前記ステンレス鋼の端面の表面粗さ(Rmax)を、0.8〜5.0μmとしたりしてもよい。平滑面とは表面に凹凸がない平滑な面を指し、平面と曲面の双方を含むが、曲面の場合は、超硬合金の端面とステンレス鋼の棒状材の端面とが相互に重なり合う形状とする。また、平滑面には、鏡面も含まれる。平滑面の平滑度は、140番程度のダイヤモンド砥石・サンドペーパー等で研磨した程度でよい。
超硬合金の棒状材と、ステンレス鋼の棒状材とを互いに押圧していずれか一方或いは双方を回転させるが、このとき、超硬合金の端面は、平滑な面に仕上げされているので、接触面が大きくなり、摩擦熱が多く発生する。摩擦熱でステンレス鋼の方が軟化してきたら、回転を停止して、あるいは回転終了間際にさらに押圧力を加えると、超硬合金の棒状材と、ステンレス鋼の棒状材とは接合される。このとき、超硬合金側に含まれているコバルトと、ステンレス鋼とがお互いに相手の領域に入り込み、相互拡散層を形成する。これによって、残留応力が低減し、接合強度を上げることができる。また、密着した状態で回転摩擦を受け、ステンレス鋼が半溶融状態になると周囲を密閉した状態にするので、低酸素状態となり、脱炭は起こらない。また、短時間での接合で、接合部の強度が十分なものとなるとともに、超硬側へのマイクロクラックの発生を抑えることができ、破断を抑えることができる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の超硬合金とステンレス鋼との接続方法を実施する形態の一例を示す図である。歯科用切削工具として、ここではカーバイドバーを例示して説明する。図1において、ステンレス鋼の丸棒からなる棒状材11は、回転軸21の先端に取り付けられたチャック22の爪23に固く把持されている。他方の超硬合金の丸棒からなる棒状材12は、クランプ台24の把持部25に同じく固く把持されている。
超硬合金の棒状材12の接合面となる下端面12aに関しては、特許文献2に、摩擦熱を発生しやすくするため、10μm以上の粗面が望ましいとの記載がある。この考えは、ステンレス鋼とタングステンカーバイドとの接続にも共通するように思える。しかし、この方法でステンレス鋼とタングステンカーバイドを接続しても、うまく接合できない。
本発明の発明者は、鋭意研究した結果、ステンレス鋼とタングステンカーバイドを接続する場合、短時間で接合面に相互拡散層を形成することが重要になることを発見した。ステンレス鋼とタングステンカーバイドとを摩擦接触させ、溶融接続させる場合、表面が平滑であれば、タングステンカーバイドを結合しているコバルトがステンレス鋼内に拡散するとともに、ステンレス鋼がタングステンカーバイドのコバルト内に拡散することで、相互拡散層を形成し、強力に結合することができるのである。
そこで、本発明では、超硬合金の棒状材12の下端面12aを、平滑面(平面乃至鏡面)に仕上げている。平面乃至鏡面にするために、実施例では、140番の砥粒で研磨している。下端面を140番より粗い砥粒で研磨すると、摩擦熱が余計に発生するとともに、時間・距離を多く必要とするため、熱影響が大きく、マイクロクラックが発生しやすくなる。また短時間で行うと相互拡散層の形成が不十分で、結合力が低下してしまう。
ステンレス鋼の棒状材11と、超硬合金の棒状材12とが接続したとき相互拡散層の軸方向の長さ(厚さ)が長い(厚い)方が、接合部の強度が上がる。また、残留応力も小さくなる。逆に、相互拡散層が短かったり、無かったりすると、接合部は弱くなる。そのため、超硬合金の棒状材12の下端面12aを平面乃至鏡面にして相互拡散層を形成し易くするのである。
相互拡散層の長さを長くするには、ロウ付けをすることが考えられる。ロウ付けの場合、相互拡散層の厚さは5〜40μmとなる。しかし、ロウ付けの場合、相互拡散層の長さをコントロールすることができず、50本の曲げ強度を調べたところ、標準偏差は9.9と製品間のバラツキが大きくなって、安定性に欠けることになる。ここで言う曲げ強度の試験方法はISO8325:2004に従う。
これに対し、上記の摩擦接続の場合は、相互拡散層の厚さは1〜5μmではあるが、コントロールが可能であり、50本の曲げ強度を調べたところ、標準偏差は5.2とバラツキが少なく安定した接合強度を得ることができる。
接合面を、140番程度で研磨し、表面の粗さ(Rmax)を0.8〜5μmにすると、摩擦接続したとき相互拡散層を形成し易くし、接合が強固なものとなる。望ましくは、0.8〜1.5μmである。表面の粗さ(Rmax)を0.8μm以下にすると、研磨工程に時間が掛かりすぎて製造コストが上がるので、望ましくない。表面の粗さ(Rmax)が10μm以上になると、接合部の強度が低下する。
ここで、接合部の曲げ強度を調べるため上記方法を用いて曲げ試験を行った所、表面の粗さ(Rmax)が1.4μmのとき、曲げ強度が100本の試験の平均で55Nであり、表面の粗さ(Rmax)が0.8μmのとき、曲げ強度が100本の試験の平均で63Nであり、表面が平滑であるほど接合部の強度が向上することが分かった。
一方ステンレス鋼の棒状材11の上端面11aは、表面の粗さ(Rmax)が0.8〜5.0μmの仕上げとしてもよいが、カッター類で切断したままの粗面でもよい。ステンレス鋼は、超硬合金に比べて柔らかく、溶け易いからである。また、ステンレス鋼の棒状材の上端面11aと超硬合金の棒状材の下端面12aは、平面でなくてもよい。ただし、上端面11aと下端面12aを重ねたとき、全体が重なり合う形状であることが必要である。
図1の状態に超硬合金の棒状材12とステンレス鋼の棒状材11をセットしたら、回転軸21を回転させる。同時に、クランプ台24を図1の下方に力fで押圧し、超硬合金の棒状材12の下端面12aをステンレス鋼の丸棒11の上端面11aに押し付ける。接触面は、摩擦熱で高温になり、やがて、ステンレス鋼の棒状材11の上端面11aとその近傍が軟化してくる。
図2は、ステンレス鋼の棒状材11と超硬合金の棒状材12とが接合している状態を示す図である。ステンレス鋼の棒状材11の上端面11a近傍が軟化すると、下端面12aと上端面11aの接触面は、半溶融状態に軟化したステンレス鋼に覆われ、周囲から隔離された状態となる。この状態で回転を停止し、回転終了間際に、若しくは回転を停止してから、クランプ台24の押圧力を力Fに増加する。すると、超硬合金の棒状材12とステンレス鋼の棒状材11とは、接合部13によって接合する。そして、超硬合金の棒状材12からコバルトがステンレス鋼の棒状材11の方に拡散し、ステンレス鋼の棒状材11から超硬合金の棒状材12の方にステンレス鋼が拡散して相互拡散層11b、12bを形成し、接合を強固なものにする。
図2に示すように接合部13は、外側に膨らみ、ステンレス鋼が下方に若干垂れた状態になり、接合部13は半溶融したステンレス鋼で密閉され、低酸素状態となるが、相互拡散層11b、12bは、この接合部13の上下に拡がって形成される。
図3は、超硬合金の棒状材12とステンレス鋼の棒状材11とが接合した状態を示す図である。この後、超硬合金の棒状材12部分を所定の形状に研削加工することで、図4に示すようなステンレス鋼の棒状材11の先端にカーバイドバーの刃部15を有するカーバイドバー16が完成する。
このカーバイドバー16は、ステンレス鋼の棒状材11の部分をハンドピースのチャックで把持して使用することになる。
以上の実施例では、ステンレス鋼の棒状材11を回転させたが、超硬合金の棒状材12を回転させてもよい。双方を回転させてもよいが、その場合は、お互いに反対方向に回転させると、摩擦力が大きくなって、接合時間を短縮することができる。また、押圧力を増加させるタイミングとしては、回転を完全に停止させてからでも良いし、回転終了間際など、回転途中で増加させても良い。
本発明の超硬合金とステンレス鋼との接続方法を実施する形態の一例を示す図である。 ステンレス鋼の丸棒と超硬合金の丸棒とが接合している状態を示す図である。 超硬合金の丸棒とステンレス鋼の丸棒とが接合した状態を示す図である。 カーバイドバーの図である。
符号の説明
11 ステンレス鋼の棒状材
11a 上端面
11b、12b 相互拡散層
12 超硬合金の棒状材
12a 下端面
13 接合部
15 刃部
16 カーバイドバー
21 回転軸
22 チャック
23 爪
24 クランプ台
25 把持部

Claims (5)

  1. タングステンカーバイドの粉末をコバルトで焼結した超硬合金からなる棒状材の一方の端面を平滑面に仕上げる工程と、該平滑面に仕上げられた端面とステンレス鋼の棒状材の一方の端面とを互いに押圧しつつ、前記超硬合金の棒状材又はステンレス鋼の棒状材の少なくとも一方を回転させる工程と、回転による摩擦熱でステンレス鋼の棒状材の端部が軟化したとき、前記回転終了間際に若しくは回転を停止して前記押圧力を高めてステンレス鋼の棒状材を超硬金属の棒状材に接合する工程とを有することを特徴とする超硬合金とステンレス鋼との接続方法。
  2. 前記互いに押圧された超硬合金の棒状材又はステンレス鋼の棒状材を回転させる工程で、超硬合金の棒状材とステンレス鋼の棒状材の双方を相互に逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の超硬合金とステンレス鋼との接続方法。
  3. 前記回転による摩擦に加えて、前記ステンレス鋼の棒状材に通電して加熱することで該ステンレス鋼の棒状材の端部を軟化させることを特徴とする請求項1記載の超硬合金とステンレス鋼との接続方法。
  4. 前記超硬合金の端面の表面粗さ(Rmax)を、0.8〜5.0μmとすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の超硬合金とステンレス鋼との接続方法。
  5. 前記ステンレス鋼の端面の表面粗さ(Rmax)を、0.8〜5.0μmとすることを特徴とする請求項4に記載の超硬合金とステンレス鋼との接続方法。
JP2010500683A 2008-02-29 2009-02-24 超硬合金とステンレス鋼との接続方法 Pending JPWO2009107594A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008049350 2008-02-29
JP2008049350 2008-02-29
PCT/JP2009/053239 WO2009107594A1 (ja) 2008-02-29 2009-02-24 超硬合金とステンレス鋼との接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2009107594A1 true JPWO2009107594A1 (ja) 2011-06-30

Family

ID=41015988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010500683A Pending JPWO2009107594A1 (ja) 2008-02-29 2009-02-24 超硬合金とステンレス鋼との接続方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2009107594A1 (ja)
WO (1) WO2009107594A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6052500B2 (ja) * 2013-02-26 2016-12-27 三菱マテリアル株式会社 超硬合金部材と鋼部材の複合材料およびこの複合材料からなる回転軸物切削工具
WO2020235593A1 (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 Eco-A株式会社 歯科医療用器具およびその製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177338A (ja) * 1997-09-03 1999-03-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦接合方法
JP2003053558A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Honda Machine Service:Kk 切削工具の製造方法
JP2004216410A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Takeshi Honda 切削工具、およびその製造方法
JP2004276033A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Punch Industry Co Ltd プレス金型用パンチおよびその製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07233711A (ja) * 1994-02-22 1995-09-05 Ngk Spark Plug Co Ltd 複合タペットおよびその製造方法
JPH10100309A (ja) * 1996-10-02 1998-04-21 Sumitomo Coal Mining Co Ltd 超硬合金複合材
JPH10180468A (ja) * 1996-12-19 1998-07-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦接合方法
JP4007496B2 (ja) * 2002-07-15 2007-11-14 パンチ工業株式会社 樹脂成形用ピンおよびその製造方法
JP2005230888A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Takeshi Honda 掘削工具の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1177338A (ja) * 1997-09-03 1999-03-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩擦接合方法
JP2003053558A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Honda Machine Service:Kk 切削工具の製造方法
JP2004216410A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Takeshi Honda 切削工具、およびその製造方法
JP2004276033A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Punch Industry Co Ltd プレス金型用パンチおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009107594A1 (ja) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6739327B2 (en) Cutting tool with hardened tip having a tapered base
EP2533926B1 (en) Bur and method of making same
JP5613898B2 (ja) 摩擦加工装置及び摩擦加工方法
JP5326096B2 (ja) 摩擦攪拌加工用ツール
JP2000301364A (ja) 異種金属材料の回転摩擦圧接方法
WO2009107594A1 (ja) 超硬合金とステンレス鋼との接続方法
KR20100111804A (ko) 피시디 절삭공구의 제조방법 및 그 피시디 절삭공구
JP5633006B2 (ja) 摩擦攪拌加工装置及び摩擦攪拌加工方法
JP4688110B2 (ja) 単結晶ダイヤモンドバイト及びその製造方法
JP4543204B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
WO2019235295A1 (ja) 摩擦攪拌接合用ツール及び摩擦攪拌接合方法
JP2004082144A (ja) 摩擦撹拌接合用ツール及び摩擦撹拌接合方法
JP3859559B2 (ja) 接合継手の製造方法、接合継手、摩擦撹拌接合法、接合装置及び平削り用バイト
JP4851029B2 (ja) 焼結超砥粒チップを取着してなる超砥粒工具
JPH0563707U (ja) ろう付け切削工具
JP4428681B2 (ja) 単結晶ダイヤモンドバイト
CN105312638B (zh) Pcb板专用钻头及其加工方法
JPH11320129A (ja) エンジンバルブの軸端に対するチップの接合方法
KR100325355B1 (ko) WC-Co계 초경합금과 공구강의 접합방법
JPH11294058A (ja) 接合強度に優れたろう付け切削工具
KR100736941B1 (ko) 코아 드릴 및 그 제조방법
JP2539910B2 (ja) 高硬度材加工用工具
JP2001105328A (ja) 高速研削用超砥粒砥石
KR20090132676A (ko) 씨비엔 디스크를 이용한 씨비엔 엔드밀과 그 제조방법
KR20200049211A (ko) 다결정 다이아몬드 공구 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008