JPWO2007135947A1 - 照度センサおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

電子機器に搭載される照度センサ(1)は、複数の増幅器(11,12)を含む。複数の増幅器(11,12)は、複数の増幅器(11,12)のそれぞれに対応する信号(S1,S2)を受けることにより増幅率を変化させる。複数の増幅器(11,12)の増幅率(たとえば10倍および1倍)の組合せによって、フォトダイオード(10)から出力される電流はたとえば1倍、10倍、100倍のいずれかの増幅率で増幅される。これにより、フォトダイオード(10)から出力される電流に応じて、適切な増幅率を選択することができる。また照度センサ(1)から出力される電圧(VOUT)をADコンバータ(21)の入力電圧の最大範囲に収まるように制御することができる。

Description

本発明は照度センサおよび電子機器に関し、特に、照度検出範囲を広げることが可能な照度センサ、および、この照度センサを備える電子機器に関する。
照度センサは、「明るい」、「暗い」といった周囲の明るさを感知するセンサである。たとえば照度センサを搭載したディスプレイ装置は、画面の輝度を人間が最適に感じる程度に調整することができる。また、照度センサを搭載したディスプレイ装置は、人間が暗いと感じる場所で光源を点灯したり、逆に明るいと感じる場所で光源を消灯したりすることができる。
図8は、従来の照度センサを含む回路構成の例を示す図である。
図8を参照して、照度センサ101は受けた光の照度に応じた電流を端子TAから出力する。端子TAと接地ノードとの間には抵抗R1が接続される。照度センサ101から出力される電流は抵抗R1によって電圧VOUTに変換される。
端子TAにはADコンバータ(ADC)121が接続される。ADコンバータ121は電圧VOUTを受けてデジタルデータを出力する。ADコンバータ121から出力されるデジタルデータは図示しない制御装置(たとえばマイクロコンピュータ等)に入力される。制御装置は、このデジタルデータに基づいて各種の処理(たとえば光源の点灯制御等)を行なう。
照度センサ101は、フォトダイオード110と、NPNトランジスタQA,QBと、PNPトランジスタQC,QDとを含む。フォトダイオード110のカソードはノードNA(電源ノード)に接続される。フォトダイオード110のアノードはノードNBに接続される。
NPNトランジスタQAのコレクタおよびベースと、NPNトランジスタQBのベースとはともにノードNBに接続される。NPNトランジスタQAのエミッタとNPNトランジスタQBのエミッタとはともに接地ノードに接続される。
PNPトランジスタQCのエミッタとPNPトランジスタQDのエミッタとはともにノードNAに接続される。PNPトランジスタQCのベースおよびコレクタとNPNトランジスタQBのコレクタとはともにノードNCに接続される。PNPトランジスタQDのコレクタは端子TAに接続される。
NPNトランジスタQA,QBと、PNPトランジスタQC,QDとはカレントミラー回路を構成する。NPNトランジスタQA,QBのエミッタサイズはある比率に設定される。またPNPトランジスタQC,QDのコレクタサイズはある比率に設定される。これにより、フォトダイオード110からNPNトランジスタQAのコレクタに流れる電流と端子TAから出力される電流とは常に所定の比(たとえば1:10)を保つ。
たとえば、特開平11−186971号公報(特許文献1)は、相互に増幅率が異なる複数の増幅器を備える光受信器を開示する。この光受信器は入射する光の強度に応じて複数の増幅器の中から最適な増幅率の増幅器を選択する。
また、特開平11−298259号公報(特許文献2)は、相互に増幅率が異なり、かつ並列に接続された2つの増幅器と、その2つの増幅器のうち飽和領域動作を行なっていないほうの増幅器を選択する選択回路とを備える光受信装置が開示される。
特開平11−186971号公報 特開平11−298259号公報
一般的にフォトダイオード等の受光素子では、受光素子が受ける光の照度と受光素子から出力される電流の大きさとは比例する。たとえば照度10万ルクスの光を受けたときに受光素子が出力する電流は、照度1ルクスの光を受けたときに受光素子が出力する電流の10万倍になる。この場合、電圧VOUTは、たとえば数十μVから数Vの範囲で変化する。
しかしながら、一般的なADコンバータのアナログデータ変換可能範囲(入力電圧の最大の範囲)は上述した電圧VOUTの範囲よりも狭い。よって一般的なADコンバータはこのように広い範囲の電圧VOUTには対応できない。
一方、照度センサは、たとえば液晶ディスプレイに搭載されるLED(Light Emitting Diode)バックライトの点灯制御、あるいは、携帯電話のキーパッドLEDの点灯制御等に使用される。たとえばLEDバックライトの照度は0〜10万[Lx](「Lx」は「ルクス」を示す)の範囲で変化する。一方、携帯電話のキーパッドLEDの照度は、たとえば0〜100[Lx]の範囲で変化する。
このように照度センサの用途は多様であるため、照度センサが検出可能な照度の範囲はできるだけ広いことが好ましい。しかしながら特開平11−186971号公報(特許文献1)には、光受信器がこのように広い範囲にわたり照度を検出可能であるかどうかは示されていない。また、特開平11−186971号公報(特許文献1)に開示される光受信器の場合には、各増幅器が常に動作しているため消費電流が多くなるとともにチップ面積が大きくなる。これらの理由により、上述の光受信器は携帯電話等の電子機器に使用するには適していない。
本発明の目的は、消費電力を抑え、チップ面積を縮小しながら照度検出範囲を広げることが可能な照度センサ、および、その照度センサを備える電子機器を提供することである。
本発明は要約すれば、照度センサであって、光を受け、かつ、受けた光の照度に応じた電気信号を出力する受光部と、互いに直列に接続されて、電気信号を増幅する複数の増幅部とを備える。複数の増幅部のうちの少なくとも1つの増幅部は、制御信号に応じて増幅率を変化させる。
好ましくは、少なくとも1つの増幅部は、増幅率を、1と1より大きい値との間で切換える。
より好ましくは、1より大きい値は、10の累乗から1を減じた値である。
好ましくは、少なくとも1つの増幅部は、増幅率を少なくとも2つの値の間で切換えることが可能である。少なくとも1つの増幅部は、増幅率が2つの値のうちの低いほうの値に設定されたときに動作するノイズ低減回路を含む。
好ましくは、少なくとも1つの増幅部は、入力信号が入力される入力ノードにコレクタが電気的に結合され、定電位ノードにエミッタが電気的に結合される第1のトランジスタと、ベースが第1のトランジスタのベースに電気的に結合され、エミッタが定電位ノードに電気的に結合され、コレクタが出力ノードに電気的に結合される第2のトランジスタと、ベースが第1のトランジスタのベースに電気的に結合され、コレクタが出力ノードに電気的に結合される第3のトランジスタとを含む。第1のトランジスタに流れる電流に対する第2のトランジスタに流れる電流の比は1である。第1のトランジスタに流れる電流に対する第3のトランジスタに流れる電流の比は1より大きい値である。少なくとも1つの増幅部は、第3のトランジスタのエミッタと、定電位ノードとの間に電気的に結合され、複数の制御信号のうちの対応する制御信号に応じて導通と非導通とを切換えるスイッチをさらに含む。
より好ましくは、少なくとも1つの増幅部は、第3のトランジスタのエミッタと第3のトランジスタのベースとの間に設けられる他のスイッチをさらに含む。他のスイッチは、スイッチが導通状態のときに非導通状態となり、スイッチが非導通状態のときに導通状態となる。
さらに好ましくは、少なくとも1つの増幅部は、複数の増幅部のうちの初段の増幅部より後段の増幅部である。照度センサは、複数の増幅部の後段に接続され、かつ、増幅率が固定された他の増幅部をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、電子機器であって、照度センサを備える。照度センサは、光を受け、かつ、受けた光の照度に応じた電気信号を出力する受光部と、互いに直列に接続されて、電気信号を増幅する複数の増幅部とを含む。複数の増幅部のうちの少なくとも1つの増幅部は、制御信号に応じて増幅率を変化させる。
好ましくは、電子機器は、照度センサからの出力電圧をデジタルデータに変換するAD変換器と、照度センサに対して複数の制御信号を出力するとともにデジタルデータを読み込み、かつ、読込んだデジタルデータに係数を掛ける処理回路とをさらに備える。処理回路は、出力した複数の制御信号に対応させて、係数を決定する。
より好ましくは、電子機器は、自身の輝度を変更可能なキー入力部と、自身の輝度を変更可能な表示部と、照度センサの検出結果に応じて、キー入力部および表示部の輝度を制御する制御装置をさらに備える。
本発明によれば、照度センサの照度検出範囲を広げることが可能になる。
本実施の形態の光検出器を備える電子機器の概略ブロック図である。 図1の照度センサ1の構成を説明するブロック図である。 図2に示す照度センサ1の具体的な構成例を示す回路図である。 図3におけるスイッチSW1,SW2の設定の組合せと、増幅器11〜13の全体の増幅率(ゲイン)との関係を示す図である。 本実施の形態の照度センサ1が検出可能な照度範囲の例を示す図である。 図2に示す処理回路22の制御処理を示すフローチャートである。 本実施の形態の照度センサ1を搭載する電子機器の具体例を示す図である。 従来の照度センサを含む回路構成の例を示す図である。 図3に示す増幅器の変形例を示す図である。
符号の説明
1,101 照度センサ、2 制御装置、3 駆動回路、4 発光部、10,110 フォトダイオード、11〜13 増幅器、21,121 ADコンバータ、22 処理回路、30 キー入力部、32 表示部、32A 領域、40 マイク、42 スピーカ、50 開始キー、52 終話キー、60 数字キー、100 電子機器(携帯電話)、N1〜N3,N5〜N9,NA,NB,NC ノード、Q1〜Q3,Q7,Q8,Q11,Q12,Q15,Q16,QA,QB NPNトランジスタ、Q4〜Q6,Q9,Q10,Q13,Q14,Q17,Q18,QC,QD PNPトランジスタ、QM1〜QM3 MOSトランジスタ、R1 抵抗、ST1〜ST20 ステップ、SW1〜SW4 スイッチ、T1〜T3,TA 端子。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、本実施の形態の光検出器を備える電子機器の概略ブロック図である。
図1を参照して、電子機器100は、照度センサ1と、制御装置2と、駆動回路3と、発光部4とを備える。
照度センサ1は、端子T1〜T3を有する。照度センサ1は光を受けると、光の照度に比例して大きさが変化する電流を端子T3から出力する。端子T3から出力される電流は抵抗R1によって電圧VOUTに変換される。端子T1,T2には信号S1,S2がそれぞれ入力される。信号S1,S2は照度センサ1における増幅率を変化させる制御信号である。
制御装置2は、ADコンバータ(ADC)21と処理回路22とを含む。ADコンバータ21は電圧VOUTを変換してたとえば8ビットのデジタルデータを出力する。ADコンバータ21におけるアナログデータ変換可能範囲(入力電圧の最大範囲)は、たとえば0.2V〜2Vに設定される。
処理回路22はADコンバータ21からのデジタルデータを読込む。処理回路22はデジタルデータにある係数を掛けることによって、照度センサ1が検知した照度の情報を取得する。処理回路22は取得した照度の情報に応じて駆動回路3を制御する。
また、処理回路22はADコンバータ21から受けるデジタルデータに基づいて、信号S1,S2を照度センサ1に送り、電圧VOUTがADコンバータ(ADC)21の入力電圧範囲内に収まるように照度センサ1を制御する。さらに、処理回路22は、出力した信号S1,S2に対応させて、上述の掛け算を行なう際の係数を決定する。
ADコンバータ21から出力されるデジタルデータは、照度のレベルによらず、常に一定の範囲の値である。処理回路22は、係数を決定することによって、読み込んだデジタルデータから照度に関する正しい情報を得ることができる。なお、処理回路22が照度センサ1に対して行なう制御の詳細は後述する。
駆動回路3は処理回路22の制御に応じて発光部4を駆動する。電子機器100が液晶ディスプレイの場合、発光部4はたとえばLEDバックライトである。また、電子機器100が携帯電話の場合には、発光部4はたとえばディスプレイ表示用のLEDバックライト、および/または、キーパッド用のLEDバックライトである。
図2は、図1の照度センサ1の構成を説明するブロック図である。
図2を参照して、照度センサ1は、フォトダイオード10と、増幅器11〜13とを含む。フォトダイオード10と、増幅器11〜13とは、たとえば1つの半導体チップに集積化される。
フォトダイオード10のカソードは電源ノードに接続される。フォトダイオード10のアノードは増幅器11の入力端子に接続される。フォトダイオード10は、光を受けて電気信号Sを出力する。
増幅器11〜13は、互いに直列に接続され、電気信号Sを増幅する。増幅器11,12は処理回路22から送られる信号S1,S2にそれぞれ応じて増幅率を変化させる。好ましくは、増幅率は、1と1よりも大きい値との間で切換る。さらに好ましくは、1よりも大きい値とは10の累乗である。
たとえば照度センサ1が照度の高い光(たとえば太陽光)を受けた場合には、フォトダイオード10に大きな電流が流れる。この場合には、増幅器11,12の増幅率を1倍に設定することによって、電圧VOUTをADコンバータ21の入力電圧の範囲内に収めることが可能になる。
なお、制御信号に応じて増幅率を変化させる増幅器の個数は複数であれば2に限定されない。また、増幅器11,12の増幅率は、1と1よりも大きい値との間で切換るように限定されるものではない。たとえば増幅器11,12の増幅率は、2と3との間で切換ってもよい。ただし、以下では増幅器11,12の増幅率は1と10との間で切換るものとして説明する。
増幅器11は、端子T1を介して受ける信号S1に応じて増幅率を変化させる。より詳細に説明すると、増幅器11は、たとえば信号S1がHレベルである場合には増幅率を10倍に設定し、信号S1がLレベルである場合には増幅率を1倍に設定する。
増幅器12は、端子T2を介して受ける信号S2に応じて増幅率を変化させる。より詳細に説明すると、増幅器12は、たとえば信号S2がHレベルである場合には増幅率を10倍に設定し、信号S2がLレベルである場合には増幅率を1倍に設定する。
このように増幅器11,12は、増幅器11,12のそれぞれに対応する信号S1,S2を受けて増幅率を変化させる。増幅器11,12の増幅率(10倍および1倍)の組合せによって、フォトダイオード10から出力される電流は1倍、10倍、100倍のいずれかの増幅率で増幅される。これにより、フォトダイオード10から出力される電流に応じて、適切な増幅率を選択することができる。また電圧VOUTをADコンバータ21の入力電圧の最大範囲に収まるように制御することができる。よって本実施の形態によれば照度センサの照度検出範囲を広げることができる。
増幅器13は、増幅器11,12の後段に設けられる。増幅器13の増幅率はたとえば数倍(2倍等)に固定されている。増幅器11,12によって、フォトダイオード10から出力される電流は1倍、10倍、100倍のいずれかの増幅率で増幅される。増幅器11,12に増幅器13を接続することによって、電圧VOUTをADコンバータ21の入力電圧範囲内に収めるよう微調整を行なうことが可能になる。なお、以下では説明の便宜のため、増幅器13の増幅率は1倍であるとする。
ここで、電圧VOUTをADコンバータ21の入力電圧の最大範囲に収める他の方法として、たとえば増幅器11,12の増幅率を固定して抵抗R1の抵抗値を変化させる方法(照度センサ1から出力される電流が大きくなるほど抵抗R1の抵抗値を下げる方法)が考えられる。しかし、この方法によれば、フォトダイオード10が受ける光の照度が大きくなるほど照度センサから出力される電流が大きくなるので、抵抗R1における消費電力が増加する。つまり、照度センサが電子機器の消費電力を増加させることになる。
また、抵抗R1の抵抗値を変化させる場合には、照度が低いほど抵抗R1の抵抗値を高くしなければならない。抵抗R1の抵抗値が高いほど電圧VOUTの時定数が大きくなるので制御装置2の応答も遅くなる。さらに抵抗R1の抵抗値を高くすると電圧VOUTに含まれるノイズが増加したり、照度センサ1に外付けする部品(たとえばトランジスタ等)が増加したりすることが考えられる。
本実施の形態では照度センサ1に含まれる複数の増幅器の増幅率を変化させる。これによって抵抗R1の抵抗値は固定されたままでよくなる。よって本実施の形態によればこれらの問題を解決することができる。
さらに、図2に示すように、本実施の形態では複数の増幅器を直列に接続することによって、回路規模を小さくすることが可能になる。低照度の光を検出するためには、照度センサ1に高い増幅率を有する増幅率(たとえば1000倍の増幅率を有する増幅器)を備えなければならない。たとえば特開平11−186971号公報(特許文献1)に開示される光受信器と同様に、10倍、100倍、1000倍の増幅率をそれぞれ有する3つの増幅器を半導体チップに搭載した場合には半導体チップの面積が必然的に大きくなる。
本実施の形態によれば、10の累乗の増幅率を有する複数の増幅器を直列に接続することによって、回路面積の増加を抑えながら低照度の光を検出する(すなわち増幅率を高くする)ことが容易に実現できる。
図3は、図2に示す照度センサ1の具体的な構成例を示す回路図である。
図3および図2を参照して、増幅器11は、NPNトランジスタQ1〜Q3,Q11,Q12と、スイッチSW1,SW4とを含む。
NPNトランジスタQ1のコレクタはノードN1に接続され、NPNトランジスタQ1のベースはノードN6に接続され、NPNトランジスタQ1のエミッタは接地ノード(すなわち定電位ノード)に接続される。NPNトランジスタQ2のベースはノードN6(すなわちNPNトランジスタQ1のベース)に接続され、NPNトランジスタQ2のエミッタは接地ノードに接続され、NPNトランジスタQ2のコレクタはノードN2に接続される。NPNトランジスタQ3のベースはノードN6に接続され、NPNトランジスタQ3のコレクタはノードN2に接続される。スイッチSW1は、NPNトランジスタQ3のエミッタと、接地ノードとの間に接続される。NPNトランジスタQ1〜Q3は、本発明における第1〜第3のトランジスタにそれぞれ対応する。
スイッチSW4は、NPNトランジスタQ3のベースと、NPNトランジスタQ3のエミッタとの間に接続される。
NPNトランジスタQ11のコレクタは電源ノードに接続され、NPNトランジスタQ11のベースはノードN1に接続され、NPNトランジスタQ11のエミッタはノードN6に接続される。NPNトランジスタQ12のコレクタおよびベースはノードN6に接続され、NPNトランジスタQ12のエミッタは接地ノードに接続される。
NPNトランジスタQ1〜Q3,Q11,Q12に付された「X1」等の記号は、NPNトランジスタQ1に流れる電流を基準としたときのNPNトランジスタQ1〜Q3,Q11,Q12の各トランジスタに流れる電流の比を示す。たとえばNPNトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間に流れる電流に対するNPNトランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間に流れる電流の比は1である。NPNトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間に流れる電流に対するNPNトランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間に流れる電流の比は9(=10−1)である。
スイッチSW1は端子T1に入力される信号S1に応じて導通状態と非導通状態とを切換える。信号S1がHレベルの場合にはスイッチSW1は導通状態になり、信号S1がLレベルのときにはスイッチSW1は非導通状態になる。
スイッチSW4はスイッチSW1と連動する。スイッチSW1が導通状態のときにはスイッチSW4は非導通状態になる。スイッチSW1が非導通状態のときにはスイッチSW4は導通状態になる。これにより電流IOUTのノイズを低減できる。
NPNトランジスタQ1〜Q3,Q11,Q12はカレントミラー回路を構成する。スイッチSW1の非導通時にはカレントミラーのミラー比は1となる。スイッチSW1の導通時にはカレントミラーのミラー比は10となる。
増幅器12は、PNPトランジスタQ4〜Q6,Q13,Q14と、スイッチSW2,SW3とを含む。
PNPトランジスタQ4のコレクタはノードN2に接続され、PNPトランジスタQ4のベースはノードN7に接続され、PNPトランジスタQ4のエミッタは電源ノード(すなわち定電位ノード)に接続される。PNPトランジスタQ5のベースはノードN7(すなわちPNPトランジスタQ4のベース)に接続され、PNPトランジスタQ5のエミッタは電源ノードに接続され、PNPトランジスタQ5のコレクタはノードN3に接続される。PNPトランジスタQ6のベースはノードN7に接続され、PNPトランジスタQ6のコレクタはノードN3に接続される。PNPトランジスタQ4〜Q6は、本発明における第1〜第3のトランジスタにそれぞれ対応する。
スイッチSW2はPNPトランジスタQ6のエミッタと電源ノードとの間に接続される。スイッチSW3はPNPトランジスタQ6のエミッタとPNPトランジスタQ6のベースとの間に接続される。
PNPトランジスタQ13のエミッタは電源ノードに接続され、PNPトランジスタQ13のコレクタおよびベースはノードN7に接続される。PNPトランジスタQ14のエミッタはノードN7に接続され、PNPトランジスタQ14のベースはノードN2に接続され、PNPトランジスタQ14のコレクタは接地ノードに接続される。
PNPトランジスタQ4〜Q6,Q13,Q14に付された「X1」等の記号は、PNPトランジスタQ4に流れる電流を基準としたときのPNPトランジスタQ4〜Q6の各トランジスタに流れる電流の比を示す。たとえばPNPトランジスタQ4のエミッタ−コレクタ間に流れる電流に対するPNPトランジスタQ5のエミッタ−コレクタ間に流れる電流の比は1である。PNPトランジスタQ4のエミッタ−コレクタ間に流れる電流に対するPNPトランジスタQ6のエミッタ−コレクタ間に流れる電流の比は9(=10−1)である。
スイッチSW2は端子T2に入力される信号S2に応じて導通状態と非導通状態とを切換える。信号S2がHレベルの場合にはスイッチSW2は導通状態になり、信号S2がLレベルのときにはスイッチSW2は非導通状態になる。
スイッチSW3はスイッチSW2と連動する。スイッチSW2が導通状態のときにはスイッチSW3は非導通状態になる。スイッチSW2が非導通状態のときにはスイッチSW3は導通状態になる。
PNPトランジスタQ4〜Q6,Q13,Q14はカレントミラー回路を構成する。スイッチSW2の非導通時(およびスイッチSW3の導通時)にはカレントミラーのミラー比は1となる。スイッチSW2の導通時(およびスイッチSW3の非導通時)にはカレントミラーのミラー比は10となる。
スイッチSW3は、電流IOUTのノイズを低減するために設けられる。スイッチSW1〜SW4は、たとえばトランジスタを含んで構成される。
以下、増幅部11においてスイッチSW4を設けることにより電流IOUTのノイズを低減できる理由を説明する。
スイッチSW1の非導通時にはスイッチSW1にリーク電流IL1が流れる。NPNトランジスタQ2,Q3のコレクタに流れ込む電流の合計をIO1とする。NPNトランジスタQ2,Q3のコレクタに流れ込む電流をそれぞれIQ2,IQ3とすると、IO1は以下の式(1)に従って表わされる。
IO1=IQ2+IQ3 …(1)
ここでスイッチSW4が設けられていない場合、IQ3=IL1である。よって、式(1)を変形すると、電流IO1は以下の式(2)に従って表わされる。
IO1=IQ2+IL1 …(2)
ここで、NPNトランジスタQ3の電流増幅度(コレクタ電流/ベース電流)をhFE_Q3とするとNPNトランジスタQ3のベース電流は以下の式(3)に従って表わされる。
IL1/hFE_Q3 …(3)
一方、NPNトランジスタQ1,Q2で構成されるカレントミラーのミラー比は1であるため、電流IQ2の大きさは、NPNトランジスタQ1のコレクタ電流の大きさ、すなわち電流IDからNPNトランジスタQ11のベース電流を引いた大きさに等しい。一方、NPNトランジスタQ11のコレクタ電流は最終的にNPNトランジスタQ3のベース電流となる。NPNトランジスタQ11の電流増幅度をhFE_Q11とすると、NPNトランジスタQ11のベース電流は以下の式(4)に従って示される。
(IL1/hFE_Q3)/hFE_Q11 …(4)
したがって、電流IQ2は以下の式(5)に従って示される。
IQ2=ID−(IL1/hFE_Q3)/hFE_Q11 …(5)
式(2),(5)から電流IO1は以下の式(6)に従って示される。
IO1={ID−(IL1/hFE_Q3)/hFE_Q11}+IL1 …(6)
電流増幅度hFE_Q3,hFE_Q11はともに大きい(たとえば100)ため、式(6)からIO1はほぼID+IL1に等しくなる。スイッチSW4が設けられていない場合には電流IL1が増幅部12によって増幅されることによって、電流IOUTに大きなノイズが含まれることが起こり得る。
一方、スイッチSW4が設けられる場合には、電流IQ3=0となるため、式(1)に従うとIO1=IQ2となる。さらに式(4)に従うとNPNトランジスタQ11のベース電流は(IL1/hFE_Q11)となる。よって、この場合には、電流IO1は以下の式(7)に従って示される。
IO1=ID−(IL1/hFE_Q11) …(7)
この場合には電流IL1が1/hFE_Q11倍される。よってリーク電流による電流IO1への影響を低減できる。よって、電流IOUTにおけるノイズを低減できる。
なお、増幅部12においてスイッチSW3を設けることにより電流IOUTのノイズを低減できる理由は、上述の理由と同様である。スイッチSW2に流れるリーク電流は上述のリーク電流IL1に対応する。PNPトランジスタQ5のエミッタ−コレクタ間に流れる電流は上述の電流IQ2に対応する。PNPトランジスタQ6のエミッタ−コレクタ間に流れる電流は上述の電流IQ3に対応する。PNPトランジスタQ14のベース電流は、上述のNPNトランジスタQ11のベース電流に対応する。
スイッチSW3,SW4は、本発明における「ノイズ低減回路」に対応する。増幅部11,12の各々は、増幅率を少なくとも2つの値(1倍と10倍)の間で切換えることが可能である。そして、スイッチSW3,SW4は、増幅率が2つの値のうちの低いほうの値(つまり1倍)に設定されたときに、電流IOUTからノイズを除去するために導通する(動作する)。なお、「ノイズ低減回路」はスイッチに限定されるものではなく、他の構成であってもよい。
図3に示すように、基本的には前段および後段の増幅器(増幅器11,12)ともに「ノイズ低減回路」を備える。これにより電流IOUTからノイズを除去する効果がより高くなる。しかしながら、半導体チップの面積を小さくするために、前段および後段の増幅器のいずれか一方の「ノイズ低減回路」を省略する場合が考えられる。この場合には前段の増幅器から「ノイズ低減回路」を省くことが好ましい。増幅器11で電流IDが増幅されている場合には、スイッチSW2のリーク電流も応じて大きくなる。後段の増幅器である増幅器12にノイズ低減回路を設けることによって電流IOUTに大きなノイズが重畳することを防ぐことができる。
増幅器13は、NPNトランジスタQ7,Q8,Q15,Q16と、PNPトランジスタQ9,Q10,Q17,Q18とを含む。
NPNトランジスタQ7のコレクタはノードN3に接続される。NPNトランジスタQ7のベースとNPNトランジスタQ8のベースとはともにノードN8に接続される。NPNトランジスタQ8のコレクタはノードN5に接続される。NPNトランジスタQ7のエミッタおよびNPNトランジスタQ8のエミッタとはともに接地ノードに接続される。
PNPトランジスタQ9のエミッタおよびPNPトランジスタQ10のエミッタはともに電源ノードに接続される。PNPトランジスタQ9のベースおよびPNPトランジスタQ10のベースはともにノードN9に接続される。PNPトランジスタQ9のコレクタはノードN5に接続される。PNPトランジスタQ10のコレクタは端子T3に接続される。
NPNトランジスタQ15のコレクタは電源ノードに接続される。NPNトランジスタQ15のベースはノードN3に接続される。NPNトランジスタQ15のエミッタはノードN8に接続される。
NPNトランジスタQ16のコレクタおよびベースはノードN8に接続される。NPNトランジスタQ16のエミッタは接地ノードに接続される。
PNPトランジスタQ17のエミッタは電源ノードに接続される。PNPトランジスタQ15のベースおよびコレクタはノードN9に接続される。PNPトランジスタQ18のエミッタはノードN9に接続される。PNPトランジスタQ18のベースはノードN5に接続される。PNPトランジスタQ18のコレクタはノードN9に接続される。
NPNトランジスタQ7,Q8,Q15,Q16と、PNPトランジスタQ9,Q10,Q17,Q18とはカレントミラー回路を構成する。NPNトランジスタQ7のコレクタ−エミッタ間に流れる電流とNPNトランジスタQ8のコレクタ−エミッタ間に流れる電流とは等しい(「X1」)。また、PNPトランジスタQ9のエミッタ−コレクタ間に流れる電流とPNPトランジスタQ10のエミッタ−コレクタ間に流れる電流とは等しい(「X1」)。すなわち、このカレントミラーのミラー比は1である。
なお、ノードN1は増幅器11の入力端子に相当する。ノードN2は増幅器11の出力端子および増幅器12の入力端子に相当する。ノードN3は増幅器12の出力端子および増幅器13の入力端子に相当する。また、フォトダイオード10から出力される電流IDはフォトダイオード10が受ける光に応じて変化する。電流IDの変化は図2における電気信号Sに対応する。
また、NPNトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間に流れる電流に対するNPNトランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間に流れる電流の比は10の累乗から1を減じた値であれば9に限定されず、たとえば99(100−1)であってもよい。同様に、PNPトランジスタQ4のエミッタ−コレクタ間に流れる電流に対するPNPトランジスタQ6のエミッタ−コレクタ間に流れる電流の比は10の累乗から1を減じた値であれば9に限定されない。
さらに、増幅部11,12の増幅率は、たとえば3つの値(1倍、10倍、100倍)の間で切換わってもよい。この場合、増幅部11,12は、たとえば増幅率を100倍から10倍に切換えたときにスイッチSW4,SW3をそれぞれ導通させてもよい。
図9は、図3に示す増幅器の変形例を示す図である。図9および図3を参照して、増幅器11Aは、MOSトランジスタQM1〜QM3をさらに備える点で増幅器11と異なる。MOSトランジスタQM1の2つの電極はNPNトランジスタQ1のエミッタおよび接地ノードにそれぞれ接続される。同様に、MOSトランジスタQM2の2つの電極はNPNトランジスタQ12のエミッタおよび接地ノードにそれぞれ接続される。MOSトランジスタQM3の2つの電極はNPNトランジスタQ2のエミッタおよび接地ノードにそれぞれ接続される。
MOSトランジスタQM1〜QM3の各々は、自身のゲートに入力される信号によりオン状態に保たれている。スイッチSW1はMOSトランジスタであり、MOSトランジスタQM1〜QM3の各々のオン抵抗はスイッチSW1のオン抵抗と等しくなるように設計される。
図3に示す増幅器11の場合、スイッチSW1のオン抵抗がNPNトランジスタQ3の増幅に影響を与える(NPNトランジスタQ3の増幅率を低下させる)ため、増幅器11の増幅率を厳密に10倍とすることができないことが考えられる。しかし図9に示すように、NPNトランジスタQ1,Q12,Q2の各々のエミッタ側にMOSトランジスタを配置することによって、NPNトランジスタQ1〜Q3,Q12の各々のエミッタ側において同じ大きさの抵抗成分が発生する。これにより、増幅器11Aは目標とする増幅率で信号を増幅することができる。
さらに、NPNトランジスタQ3は、NPNトランジスタQ1と同一サイズのトランジスタを9個並列に接続することにより構成される。NPNトランジスタQ3に含まれる9個のトランジスタ、およびトランジスタQ1,Q12,Q2は同一の製造条件により形成されるので、その9個のトランジスタの各々の増幅率は、トランジスタQ1(およびトランジスタQ12,Q2)の増幅率と同じである。これにより照度センサ1の製造時の誤差がすべてのトランジスタに対して同じ影響を与えることになる。よって、図9に示す構成によれば、NPNトランジスタQ3が9倍の増幅率を有する単体のトランジスタにより構成された場合に比べて、増幅器11Aの増幅率をより正確に目標値とすることができる。
なお、図9には示さないが、増幅器12においても増幅器11Aと同様に、PNPトランジスタQ4,Q15,Q5の各々のエミッタと電源ノードとの間にMOSトランジスタが接続され、そのMOSトランジスタは常時オン状態である。また、PNPトランジスタQ6はPNPトランジスタQ4と同一サイズの9個のトランジスタを並列に接続することにより構成される。PNPトランジスタQ6に含まれる9個のトランジスタ、およびPNPトランジスタQ4,Q15,Q5は同一の製造条件により形成されるので、その9個のトランジスタの各々の増幅率はPNPトランジスタQ4(およびPNPトランジスタQ15,Q5)の増幅率と同じである。
本実施の形態の照度センサでは、各々がスイッチにより増幅率を切換えることが可能な複数の増幅器が直列に接続される。このため本実施の形態の照度センサは、増幅率が互いに異なる(たとえば2倍、20倍、200倍)複数の増幅器を個別に設けることにより構成された照度センサよりも、回路面積を縮小できる点および消費電力を低減できる点で有利である。しかし、スイッチを設けることにより増幅率が正確でなくなると、照度センサの検出結果に含まれる誤差が大きくなる可能性がある。図9に示す構成では増幅器はノイズ低減回路および増幅率を正確に調整するためのMOSトランジスタを含む。さらに、増幅器に含まれる増幅率の大きいトランジスタ(NPNトランジスタQ3、PNPトランジスタQ6)は、増幅率の小さいトランジスタ(NPNトランジスタQ1、PNPトランジスタQ4)と同一サイズであり、かつ、そのトランジスタと同一の製造条件により形成される複数のトランジスタを並列に接続することにより構成される。これにより増幅率を正確にすることができる。
図4は、図3におけるスイッチSW1,SW2の設定の組合せと、増幅器11〜13の全体の増幅率(ゲイン)との関係を示す図である。
図4および図3を参照して、まずスイッチSW1,SW2がともにOFF(非導通状態)の場合にはゲインは1倍になる。次に、スイッチSW1がON(導通状態)であり、かつスイッチSW2がOFFの場合にはゲインは10倍になる。さらに、スイッチSW1,SW2がともにONのときにはゲインは100倍となる。図4に示す、「L−Gainモード」、「M−Gainモード」、「H−Gainモード」は、ゲインが1倍、10倍、100倍のそれぞれの場合における照度センサの動作モードを示す。
図5は、本実施の形態の照度センサ1が検出可能な照度範囲の例を示す図である。
図5を参照して、グラフの横軸は光の照度を示し、グラフの縦軸は電圧VOUTを示す。電圧VOUTの範囲DはADコンバータ21の入力電圧の最大範囲を示す。範囲Dはたとえば0.2〜2である。
図5および図4を参照して以下説明する。範囲BL,BM,BHはL−Gainモード、M−Gainモード、H−Gainモードにおいて照度センサ1が検出可能な照度範囲をそれぞれ示す。
範囲Aは本実施の形態の照度センサ1が検出可能な照度範囲を示す。図5に示すように、範囲Aは範囲BL,BM,BHを重ね合わせた範囲である。たとえば範囲Aは数十[Lx]〜数万[Lx]の範囲である。このように本実施の形態によれば照度検出範囲を広くすることができる。
図6は、図2に示す処理回路22の制御処理を示すフローチャートである。
図6および図2を参照して、処理が開始されるとまずステップST1において処理回路22は動作モードの初期設定を行なう。このときの照度センサ1の動作モードはたとえばM−Gainモードに設定される。また、処理回路22はADコンバータ21から受けるデジタルデータに係数を掛ける処理を行なうため、係数の初期値を設定する。
次にステップST2において、処理回路22はADコンバータ21から電圧VOUTの値(デジタルデータ)を取得する。続いてステップST3において、処理回路22は電圧VOUTの値が0.2以上か否かを判定する。ここでADコンバータ21の入力電圧範囲(アナログデータの変換可能な範囲)の下限値は0.2である。電圧VOUTの値が0.2以上である場合(ステップST3においてYES)、処理はステップST4に進む。一方、電圧VOUTの値が0.2未満の場合(ステップST3においてNO)、処理は後述するステップST13に進む。
ステップST4において処理回路22は電圧VOUTの値が2以下であるか否かを判定する。ここでADコンバータ21の入力電圧範囲の上限値は2である。ステップST4において電圧VOUTの値が2以下である場合(ステップST4においてYES)、処理はステップST5に進む。一方、電圧VOUTの値が2よりも大きい場合(ステップST4においてNO)、処理はステップST7に進む。
電圧VOUTの値がADコンバータ21の入力電圧範囲内にある場合、すなわち電圧VOUTの値が0.2と2との間にある場合には、処理はステップST5に進む。ステップST5において処理回路22は動作モードを変更せずにそのままに保つ。次にステップST6において、処理回路22は予め設定した係数を変更せずにそのままに保つ。ステップST6の処理が終了すると、全体の処理は再びステップST2に戻る。
ステップST7において処理回路22は照度センサ1の現在の動作モードがL−Gainモードであるか否かを判定する。現在の動作モードがL−Gainの場合(ステップST7においてYES)、処理はステップST5に進む。
動作モードがL−Gainモードの場合には、照度センサ1のゲインは最低値(1倍)に設定されている。よって電圧VOUTが2Vを上回っていても処理回路22は照度センサ1のゲインを下げることができない。よってステップST5において処理回路22は照度センサ1の動作モードを変更せずにL−Gainモードに保つ。さらにステップST6において処理回路22は係数を変更せずにそのままに保つ。
ステップST7において動作モードがM−GainモードまたはH−Gainモードである場合(ステップST7においてNO)、処理はステップST8に進む。
ステップST8において処理回路22は照度センサ1の現在の動作モードがM−Gainモードか否かを判定する。現在の動作モードがM−Gainモードの場合(ステップST8においてYES)、ステップST9において処理回路22は照度センサ1のゲインを下げるために照度センサ1の動作モードをL−Gainモードに変更する。さらにステップST10において処理回路22は係数を変更する。
一方、現在の動作モードがH−Gainモードである場合(ステップST8においてNO)、ステップST11において処理回路22は照度センサ1のゲインを下げるために照度センサ1の動作モードをM−Gainモードに変更する。さらにステップST12において処理回路22は係数を変更する。
ステップST10またはステップST12の処理が終了すると、全体の処理は再びステップST2に戻る。
ステップST13において、処理回路22は照度センサ1の現在の動作モードがH−Gainモードであるか否かを判定する。照度センサ1の動作モードがH−Gainモードである場合とは、照度センサ1のゲインが最大値(100倍)である状態を意味する。照度センサ1の動作モードがH−Gainモードである場合(ステップST13においてYES)、処理はステップST14に進む。
処理がステップST14に進む場合とは、処理回路22が照度センサ1のゲインをさらに上げることができない場合である。よってステップST14において、処理回路22は照度センサ1の現在の動作モードを変更せずに、H−Gainモードのままに保つ。さらにステップST15において処理回路22は係数を変更せずにそのままに保つ。
一方、ステップST13において照度センサ1の動作モードがL−GainモードまたはM−Gainモードである場合(ステップST13においてNO)、処理はステップST16に進む。
ステップST16において、処理回路22は照度センサ1の現在の動作モードがM−Gainモードか否かを判定する。動作モードがM−Gainモードである場合(ステップST16においてYES)、ステップST17において処理回路22は照度センサ1のゲインを上げるために照度センサ1の動作モードをH−Gainモードに変更する。さらにステップST18において処理回路22は係数を変更する。
一方、ステップST16において照度センサ1の動作モードがL−Gainモードである場合(ステップST16においてNO)、ステップST19において処理回路22は照度センサ1のゲインを上げるために、照度センサ1の動作モードをM−Gainモードに変更する。さらにステップST20において処理回路22は係数を変更する。
ステップST15の処理、ステップST18の処理、ステップST20の処理のいずれかの処理が終了すると、全体の処理は再びステップST2に戻る。
図7は、本実施の形態の照度センサ1を搭載する電子機器の具体例を示す図である。
図7を参照して、電子機器100は携帯電話である。以下、電子機器100を「携帯電話100」とも称する。
携帯電話100は、キー入力部30と、表示部32とを含む。キー入力部30は、ユーザのキー入力を受付ける。キー入力部30は輝度を変更することができる。表示部32はたとえば液晶ディスプレイ、バックライトおよびバックライトの駆動回路を含み、輝度を変更することができる。
キー入力部30は、開始キー50と、終話キー52と、数字キー60とを含む。開始キー50は、通話や発信を開始する旨の入力を受付ける。終話キー52は、通話や発信を終了する旨の入力を受付ける。数字キー60は、「0」〜「9」、「*」、および「♯」からなる数字および記号の入力を受付ける。キー入力部30は、さらにバックライトおよびバックライトの駆動回路(いずれも図示せず)を含む。
携帯電話100は、さらに、マイク40と、スピーカ42とを含む。マイク40は、ユーザの音声による入力を受付け、信号に変換する。スピーカ42は、音声を出力する。
携帯電話100は、照度センサ1を内蔵する。照度センサ1はマイク40に隣接して設けられてもよいし、領域32A(表示部32に隣接した領域)に設けられてもよい。携帯電話100の筐体において照度センサ1に対応する位置には照度センサが光を受けるための窓が設けられる。
携帯電話100において照度センサ1は具体的には以下のような用途に用いられる。たとえば昼間や明るい室内のように照度センサ1に照射される光量が多ければ制御装置2はキー入力部30のバックライトを消灯するとともに表示部32のバックライトを最大輝度に上げる。逆に夜間の屋外等光量が少ない場所においては照度センサ1の検出結果に応じて制御装置2はキー入力部30のバックライトを点灯するとともに表示部32のバックライトの光量を減らす。
なお、バックライトの拡散板の部分が光を反射するタイプである場合には、制御装置2は照度センサ1が検出した照度が高ければバックライトを消灯させる。これにより、電池の消費電力を低減させることができる。
以上のように本実施の形態の照度センサは、外部から入力される複数の制御信号に応じて増幅率をそれぞれ変化させる複数の増幅器を備える。よって、本実施の形態によれば、フォトダイオードが受けた光の照度に応じて最適な増幅率を選択することができるので、照度検出範囲を広くできる。
なお、本発明の受光部はフォトダイオードに限定されず、たとえばフォトトランジスタであってもよい。また、図3に示すスイッチSW1,2はトランジスタのエミッタ側に設けられているがトランジスタのコレクタ側に設けられてもよい。また、図2および図3では直列接続された増幅部の段数が3段の場合が示されるが、段数を4段以上に設定することにより、複数の増幅部を並列に接続する場合に比べて半導体チップのサイズをより縮小させてもよい。また、直列接続された増幅部の段数は2段であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

Claims (10)

  1. 光を受け、かつ、受けた光の照度に応じた電気信号を出力する受光部と、
    互いに直列に接続されて、前記電気信号を増幅する複数の増幅部とを備え、
    前記複数の増幅部のうちの少なくとも1つの増幅部は、制御信号に応じて増幅率を変化させる、照度センサ。
  2. 前記少なくとも1つの増幅部は、前記増幅率を、1と1より大きい値との間で切換える、請求の範囲第1項に記載の照度センサ。
  3. 前記1より大きい値は、10の累乗から1を減じた値である、請求の範囲第2項に記載の照度センサ。
  4. 前記少なくとも1つの増幅部は、前記増幅率を少なくとも2つの値の間で切換えることが可能であり、かつ、前記増幅率が前記2つの値のうちの低いほうの値に設定されたときに動作するノイズ低減回路を含む、請求の範囲第1項に記載の照度センサ。
  5. 前記少なくとも1つの増幅部は、
    入力信号が入力される入力ノードにコレクタが電気的に結合され、定電位ノードにエミッタが電気的に結合される第1のトランジスタと、
    ベースが前記第1のトランジスタのベースに電気的に結合され、エミッタが前記定電位ノードに電気的に結合され、コレクタが出力ノードに電気的に結合される第2のトランジスタと、
    ベースが前記第1のトランジスタのベースに電気的に結合され、コレクタが前記出力ノードに電気的に結合される第3のトランジスタとを含み、
    前記第1のトランジスタに流れる電流に対する前記第2のトランジスタに流れる電流の比は1であり、
    前記第1のトランジスタに流れる電流に対する前記第3のトランジスタに流れる電流の比は1より大きい値であり、
    前記少なくとも1つの増幅部は、
    前記第3のトランジスタのエミッタと、前記定電位ノードとの間に電気的に結合され、前記複数の制御信号のうちの対応する制御信号に応じて導通と非導通とを切換えるスイッチをさらに含む、請求の範囲第1項に記載の照度センサ。
  6. 前記少なくとも1つの増幅部は、
    前記第3のトランジスタのエミッタと前記第3のトランジスタのベースとの間に設けられる他のスイッチをさらに含み、
    前記他のスイッチは、前記スイッチが導通状態のときに非導通状態となり、前記スイッチが非導通状態のときに導通状態となる、請求の範囲第5項に記載の照度センサ。
  7. 前記少なくとも1つの増幅部は、前記複数の増幅部のうちの初段の増幅部より後段の増幅部であり、
    前記照度センサは、
    前記複数の増幅部の後段に接続され、かつ、増幅率が固定された他の増幅部をさらに備える、請求の範囲第6項に記載の照度センサ。
  8. 請求の範囲第1から第7項のいずれか1項に記載の照度センサを備える、電子機器。
  9. 前記電子機器は、
    前記照度センサの出力電圧をデジタルデータに変換するAD変換器と、
    前記照度センサに対して前記複数の制御信号を出力するとともに前記デジタルデータを読み込み、かつ、読込んだ前記デジタルデータに係数を掛ける処理回路とをさらに備え、
    前記処理回路は、出力した前記複数の制御信号に対応させて、前記係数を決定する、請求の範囲第8項に記載の電子機器。
  10. 前記電子機器は、
    自身の輝度を変更可能なキー入力部と、
    自身の輝度を変更可能な表示部と、
    前記照度センサの検出結果に応じて、前記キー入力部および前記表示部の輝度を制御する制御装置をさらに備える、請求の範囲第8項に記載の電子機器。
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