JP4387905B2 - 半導体光センサ装置及びこれを組込んだ情報機器 - Google Patents

半導体光センサ装置及びこれを組込んだ情報機器 Download PDF

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Description

本発明は、照度センサ用の半導体光センサ装置に関するものであり、例えば、数ルクスから数万ルクスの広範囲に渡る照度検出が可能なことを特徴とする半導体光センサ及びこれを組込んだ情報機器に関するものである。
照度センサ(半導体光センサ装置)は、周囲の照度(明るさ)に応じてリニアな出力を出力する光センサであり、主に携帯電話において、周囲の照度(明るさ)に応じて液晶画面のバックライトや操作部(キー(key)部)の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode )のオンオフ(ON/OFF)制御に使用される。例えば、周囲が明るい場合にはバックライトやキー部の発光ダイオードを消灯し、暗い場合には点灯または輝度調整等を行って、不要な消費電力を抑えるための環境照度のセンサとして使用される。
携帯電話等において、一般にキー部の発光ダイオードのオンオフは数ルクスから100ルクス程度の低照度範囲において制御される。従来の照度センサは、キー部の発光ダイオードのオンオフ制御にのみ使用されてきたため、数ルクスから100ルクスの低照度範囲でリニアな出力を出すように設計されている。
しかし、現在、操作面(キー部)の発光ダイオードのオンオフの他、液晶のフルカラー化により、液晶バックライトの電力消費も大きくなり、また、高品位の表示画面を得るために、周囲の照度に合わせバックライトの輝度制御が要求されている。液晶バックライトの輝度調整は、液晶の性質上、数万ルクスの高照度で行われる。
従来のキー部の制御用に最適化された高感度な従来の照度センサでは数万ルクスの高照度は、出力が飽和してしまい検出できない。
また、数万ルクスの高照度を検出可能なように、感度を下げた照度センサの場合は、逆にキー部の制御照度である低照度での出力が、暗電流などと区別がつかなくなってしまうため、検出が困難になってしまうという問題があった。
従来の光センサ装置としては、特許文献1にゲインの異なる二個の増幅器と、コンパレータ(二値化回路)を有する光電スイッチ回路が記載されている。目的に応じて二個の増幅器を設けている。また、特許文献2には、広いダイナミックレンジを持つ光検出回路が記載されている。ゲインが異なる複数の増幅器を持ち、各増幅器の出力は初めに粗い分解でA/D変換され変換値が出力範囲の中央値に最も近い増幅器を選択する。また、低分解A/D コンバータはコンパレータに置き換えることもでき、その場合には各増幅器のゲインに応じた値を持つコンパレータを各々の増幅器に対して設けることが記載されている。
特開平6−294874公報 特開平5−63572公報
本発明は、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの広範囲の照度領域において、照度検出が可能な半導体光センサ装置及びこの半導体光センサ装置を組込んだ情報機器を提供する。
本発明の半導体光センサ装置の一態様は、フォトダイオード部と、前記フォトダイオード部の出力に接続された、互いに異なる利得特性を有する複数の増幅器と、前記複数の増幅器のそれぞれに対応して互いに異なる複数の基準電圧を発生する比較電圧生成回路と、前記複数の増幅器のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記増幅器の出力と前記基準電圧とを比較し、その比較結果に基づく論理信号を出力する複数の比較器を備え、前記複数の比較器からの複数のビットの論理信号に基づいて照度検出を行うことを特徴とする。
数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
以下、実施例及び参考例を参照して発明の実施の形態を説明する。
参考例1
まず、図1乃至図5を参照して参考例1を説明する。
図1は、この参考例を説明する照度センサの回路ブロック図、図2は、図1の照度センサの動作を説明する特性図、図3は、図1の照度センサを構成する論理回路の1例、図4は、照度センサに入力する光の照度と照度センサの出力との関係を示す特性図、図5は、この参考例の低照度用及び高照度用フォトダイオード部の構成及び作り方を説明する平面図である。
図1に示す様に、異なる照度特性を有する複数のフォトダイオード部からなるフォトダイオード部1は、その出力がスイッチ(SW)2を介して第1の増幅器3に入力するように構成されている。
図2の横軸は、照度センサに入力する光の照度を示す。図2の縦軸は、図2(a)がフォトダイオード部(PDと略称する)の出力を表し、図2(b)がモード検出回路及び比較器(以下、コンパレータという)の出力を表し、図2(c)が照度センサの出力を表す。また、図2(a)は、図4に示される照度センサに入力される光の照度の状態を図示している。図2(c)は、その状態に対応した照度センサの出力を表している。図2(a)には、低照度用フォトダイオード部を使用した時の照度−出力特性線(1)及び高照度用フォトダイオード部を使用した時の照度−出力特性線(2)が示されており、照度センサに入力される光の照度の状態によってどちらかの特性線が適用される。
フォトダイオード部1は、高感度の低照度用フォトダイオード部(PD1)と低感度の高照度用フォトダイオード部(PD2)から構成されている。第1の増幅器3は、少なくとも1つの増幅器からなり、フォトダイオード部1からの出力(信号電流)を電圧に変換し増幅しその出力を第2の増幅器4へ出力する。第2の増幅器4は、少なくとも1つの増幅器からなり、第1の増幅器3とは増幅率などの特性が異なっていてもよい。この照度センサは、第1の増幅器3の出力を監視してある照度になるとフォトダイオード部1を切り換えるスイッチ2を制御するモード検出回路8を有する。スイッチ2は、モード検出回路8の出力信号を受けて第1の増幅器3に入る出力信号を切り換える。照度センサは、更にバンドギャップ定電圧回路などの基準電圧発生回路6及びこの基準電圧発生回路6の出力に基づいて比較基準電圧を発生する比較電圧生成回路7を有している。モード検出回路8は、比較電圧生成回路7の出力電圧と第1の増幅器3の出力を比較して、スイッチ2のモードを制御する。第2の増幅器4の出力は、少なくとも1つ(この参考例では1つ)のコンパレータ5に入力され、ここで比較電圧生成回路7の出力電圧と比較されて論理信号が出力される。コンパレータ5の出力は、論理回路9に入力されて出力部10にデジタル出力が出力される。論理回路9の一例は、図3に示されている。この実施例の照度センサは、1つの半導体チップ上に形成される。
次に、図2を参照しながら参考例1の照度センサの動作を説明する。
ある照度の光が照度センサに照射されると、高感度の低照度用フォトダイオード部(PD1)及び低感度の高照度用フォトダイオード部(PD2)からなるフォトダイオード部1で光は電流に変換される。低照度用フォトダイオード部は、照度数ルクスから数100ルクスまでリニアな照度−出力特性を持っている。高照度用のフォトダイオード部は、数100ルクスから数万ルクスまでリニアな照度−出力特性を持っている。フォトダイオードは、リニアな領域以外では照度に対して飽和出力するので照度を検出するのに適さない。低照度用フォトダイオード部と高照度用フォトダイオード部とでリニアな照度−出力特性を持つ照度範囲で切り替え照度EV1を設定する。高感度の低照度用フォトダイオード部からは、照度センサに入射した同じ光に対しても低感度の高照度用フォトダイオード部よりも大きな光電流が得られるように、例えば、受光面積を高感度の低照度用フォトダイオード部では大きく、低感度の高照度用フォトダイオード部では小さく変化をつけるようにする。面積を変える以外には、低感度の高照度用フォトダイオード部を減光フィルタで覆っても良いし、両方を併用しても良い。
図5を用いて低照度用及び高照度用フォトダイオード部の違い及び作り方を説明する。図5(a)は、面積の違いによってフォトダイオード(PD)部の照度特性を換える例であり、高照度用フォトダイオード部は、低照度用フォトダイオード部より面積が小さい。図5(b)は、所定の面積のフォトダイオードを複数個並べ、フォトダイオード部の照度特性によって使用するフォトダイオードの個数を切換える。各フォトダイオード(PD)にはスイッチを取付け、所定の照度特性を得るべくスイッチをオンオフする。高照度用フォトダイオード部は、低照度用フォトダイオード部よりフォトダイオードの個数が少ない。
図5(c)の場合は、フォトダイオード部のフォトダイオード(PD)に同一面積、同一構造の素子を用い、高照度用のフォトダイオード部のフォトダイオード(PD)の一部に遮光フィルタを形成して照度特性を変える方法である。
初期状態では、第1の増幅器3に入る各フォトダイオード部から出力される信号を切り換えるスイッチ2は、低照度用フォトダイオード部(PD1)に接続されている。この時の照度と照度センサ出力との関係は、図2(a)の低照度用フォトダイオード部を使用した時の照度−出力特性線(1)に従う(これを低照度モードという)。入射光が強くなって照度がEV1になり(図2(a)参照)、第1の増幅器3の出力が予め定められた「モード回路閾値1」になったことをモード検出回路8が検出すると、モード検出回路8の出力は反転し(0→1)、スイッチ2が高照度用フォトダイオード部(PD2)側にモードを切り換える。この時、第1の増幅器3の出力は下がってしまうため、モード検出回路8でモードの状態を維持し、モード検出回路8の閾値を予め定められた「モード回路閾値2」に切り換える。この時の照度と照度センサ出力との関係は、図2(a)の高照度用フォトダイオード部を使用した時の照度−出力特性線(2)に従う(これを高照度モードという)。
一度高照度モードになってから照度がEV2に下がると、モード検出回路8は、第1の増幅器3の出力が「モード回路閾値2」より下がったことを検出し、モード検出回路8の出力を反転させ(0→1))、スイッチ2が低照度用フォトダイオード部(PD1)側にモードを切り換えるようにする。その時、第1の増幅器3の出力は上昇するが、モード検出回路の閾値は「モード回路閾値1」に切り換わるため状態を維持する。
第1の増幅器3の出力電位は、それぞれ検出したい照度に合わせた電位とコンパレータ5で比較される。この例では、入力光が比較電圧生成回路7で生成された比較基準電位(検出照度1、検出照度2)を超えた時に、コンパレータ5の出力は「0」から「1」に変化する。本発明は、デジタル出力なので、検出したい照度の閾値を検出照度1(例えば、100ルクス)と検出照度2(例えば、50000ルクス)としている。検出照度1と検出照度2ではさらに、論理回路9により、モード検出回路8の出力電位とコンパレータの出力とを演算することにより、照度を判別することが出来る。たとえば、この例では、モード検出回路8と第1の増幅器3の出力のANDとORを取ることにより、図4のような3つの照度範囲を識別することが出来る。
論理回路9は、例えば、図3に示される。図のように、照度センサの出力部10における出力1は、モード検出回路8の出力とコンパレータ5の出力とをアンド回路(AND)に入力し演算して得られる。(モード検出回路8の出力)/(コンパレータ5の出力)が1/1、0/1、1/0、0/0に対して出力1は、それぞれ1、0、0、0となる。同じく出力2は、モード検出回路8の出力とコンパレータ5の出力とをオア回路(AND)に入力し演算して得られる。(モード検出回路8の出力)/(コンパレータ5の出力)が1/1、0/1、1/0、0/0に対して出力1は、それぞれ1、1、1、0となる。このような出力1、2を得て、照度センサは、図4に示すように、状態1では低照度用フォトダイオード部を使用し、状態2では検出照度に応じて低照度用と高照度用のフォトダイオード部を使い分け、状態3では高照度用フォトダイオード部を使用する。
基準電圧回路には、温度変化の少ないバンドギャップ回路などを用い、その電圧を抵抗分圧や演算増幅器を用いた電圧変換回路などで検出したい照度に合わせた比較用の電位をつくり、コンパレータに供給する。
なお、この構成では、検出したい照度に対し、コンパレータの比較基準電位は一つの電位としてフォトダイオード部の感度を調整しているが、勿論、比較電位とコンパレータを複数用意してもよい。
この実施例では、低照度用と高照度用の照度特性の異なる2つのフォトダイオード部を独立に設けてこれらを切り換えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
参考例2
次に、図6及び図7を参照して参考例2を説明する。
この参考例は、参考例1がコンパレータを1つ用いているのに対し、複数のコンパレータを備えていることに特徴がある。図6及び図7は、この実施例を説明する照度センサの回路ブロック図である。
この参考例で用いられるフォトダイオード部は、参考例1と同じ特性のものを用いてもよいが、これに限定されるものでは無い。また、増幅器についても、増幅度などの特性の同じものを用いても良いし、異なるものを用いても良い。図6に示す様に、異なる照度特性を有する複数のフォトダイオード部からなるフォトダイオード部1は、その出力がスイッチ(SW)2を介して第1の増幅器3に入力する。フォトダイオード部1は、高感度の低照度用フォトダイオード部(PD1)と低感度の高照度用フォトダイオード部(PD2)からなる。少なくとも1つの増幅器からなる第1の増幅器3は、フォトダイオード部1からの出力(信号電流)を電圧に変換し増幅しその出力を少なくとも1つの増幅器からなる第2の増幅器4へ出力する。第1及び第2の増幅器は、同じ特性を有していても良いし、異なっていても良い。この照度センサは、第1の増幅器3の出力を監視してある照度になるとフォトダイオード部1を切り換えるモード検出回路8を有し、スイッチ2は、モード検出回路8の出力信号を受けて第1の増幅器3に入る出力信号を切り換える。
照度センサは、さらに、バンドギャップ定電圧回路などの基準電圧発生回路6及びこの基準電圧発生回路6の出力に基づいて比較基準電圧を発生する比較電圧生成回路7を有している。モード検出回路8は、比較電圧生成回路7の出力電圧と第1の増幅器3の出力を比較して、スイッチ2のモードを制御する。第2の増幅器4の出力は、少なくとも1つ(この実施例では1つ)のコンパレータ5に入力され、ここで比較電圧生成回路7の出力電圧と比較されて論理信号が出力される。コンパレータ5の出力は、論理回路9に入力されて出力部10にデジタル出力が出力される。この実施例の照度センサは、1つの半導体チップ上に形成される。
次に、参考例2の照度センサの動作を説明する。
ある照度の光が照度センサに照射されると、高感度の低照度用フォトダイオード部(PD1)及び低感度の高照度用フォトダイオード部(PD2)からなるフォトダイオード部1で光は電流に変換される。高感度の低照度用フォトダイオード部からは、照度センサに入射した同じ光に対しても低感度の高照度用フォトダイオード部よりも大きな光電流が得られるようにする。
初期状態では、第1の増幅器2に入る各フォトダイオード部から出力される信号を切り換えるスイッチ2は、低照度用フォトダイオード部(PD1)に接続されている。入射光が強くなってモード検出回路8の閾値(「モード回路閾値1」)に相当する照度(実施例1ではEV1)になり(図2(a)参照)、第1の増幅器3の出力が「モード回路閾値1」になることをモード検出回路8が検出すると、モード検出回路8の出力は反転し、スイッチ2が高照度用フォトダイオード部(PD2)側に切り換わる。
この時、第1の増幅器3の出力は下がってしまうため、モード検出回路8でモードの状態を維持し、モード検出回路8の閾値を「モード回路閾値2」に切り換わってスイッチ2が低照度用フォトダイオード部(PD2)側に切り換わる。一度高照度モードになってから照度が「モード回路閾値1」に相当する照度(実施例1ではEV2)に下がると、モード検出回路8は、第1の増幅器3の出力が「モード回路閾値2」より下がったことを検出し、モード検出回路8の出力を反転させる。その時第1の増幅器3の出力は上昇するが、モード検出回路の閾値は「モード回路閾値1」に切り換わるため状態を維持する。
第1の増幅器3の出力電位は、それぞれ検出したい照度に合わせた比較電圧生成回路7の複数の出力電位と複数のコンパレータ5のそれぞれにおいて比較される。
基準電圧回路6には、温度変化の少ないバンドギャップ回路などを用い、その電圧を抵抗分圧や演算増幅器を用いた電圧変換回路などで検出したい照度に合わせた比較用の電位をつくりコンパレータに供給する。
また、参考例1では、検出したい照度に対し、コンパレータの比較基準電位は一つの電位としてフォトダイオード部の感度を調整しているが、この実施例では、比較電位とコンパレータを複数用意している。即ち、コンパレータ5を複数個(コンパレータ1、コンパレータ2、・・・、コンパレータn)用意する。比較電圧生成回路7は、コンパレータの数に対応したn個の出力を生成し、これを複数のコンパレータ5の各1に入力させる。各コンパレータは、比較電圧生成回路7の出力と第2の増幅器4の出力とを比較し、論理回路9に出力する。論理回路9により、モード検出回路8の出力電位と演算することにより、照度を判別することが出来る。また、必要な検出数のコンパレータを設け、さらに論理回路9で演算することにより、出力線を減らすことが可能となる。例えば、7値の検出数の場合は、3ビット(3線)の「0」、「1」の組み合わせで出力が可能となる。
次に、図7を参照してこの参考例の他の照度センサを説明する。
この例は、図6に示す照度センサと基本構造が同じである。ここでは、ROMなどの記憶装置11の出力が比較電圧生成回路7に入力される構造が付加されている。比較電位生成回路を内蔵する記憶装置(ROMなど)で変更出来るようにしておくことにより、必要に応じて検出照度を簡単に変更することが出来る。さらに、その記憶装置を書き換え可能な記憶装置、例えば、EPROM等とすることにより、実装による感度ばらつきなどのばらつき要因を実装後にEPROMを電気的に書き換えることで合せ込むことも可能となり、一層の高精度化を実現できる。
この参考例では、高照度用・低照度用の2つのモードだけでなく、例えば、中照度用というような3つ以上のモードを持たせることも勿論可能である。
この参考例では、低照度用と高照度用の照度特性の異なる2つのフォトダイオード部を独立に設けてこれらを切り換えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
次に、図8、図8を参照して実施例1を説明する。
参考例1、2では2つの照度特性の異なるフォトダイオード部から構成されたフォトダイオード部を用い、これを適宜切り換えることに特徴があるが、この実施例では、2つの増幅度などの特性の異なる増幅器を適宜切り換えて用いることに特徴がある。この実施例で用いられるフォトダイオード部の照度特性は、実施例1、2において用いられるフォトダイオード部と同じであっても異なっていても良い。増幅器についても同様である。
図8は、この実施例を説明する照度センサの回路ブロック図、図9は、図8の照度センサの動作を説明する特性図である。フォトダイオード部1は、その出力が第1の増幅器3に入力する。第1の増幅器3は、フォトダイオード部1からの出力(信号電流)を電圧に変換し増幅してその出力を第2の増幅器4へ出力する。照度センサは、さらに、コンパレータの比較基準電圧の基になるバンドギャップ定電圧回路などの基準電圧発生回路6及びこの基準電圧発生回路6の出力に基づいて比較基準電圧を発生する比較電圧生成回路7を有している。
ここで、第2の増幅器4は、高い増幅度が必要な低照度用増幅器13と低い増幅度が必要な高照度用増幅器14からなる。
低照度用増幅器は、入力される光電流を照度に換算して数ルクスから数100ルクスまでリニアな入出力特性を持っている。また、高照度用増幅器は数100ルクスから数万ルクスまでリニアな入出力特性を持っている。リニアな範囲以外では入力に対し、出力が一定となる。低照度用増幅器と高照度用増幅器のリニアな入出力特性が重なる範囲で切り替え照度を設定する。
第2の増幅器4の出力は、コンパレータ5に入力され、ここで比較電圧生成回路7の出力電圧と比較されて論理信号が出力される。コンパレータ5は、第1のコンパレータ(コンパレータ1)及び第2のコンパレータ(コンパレータ2)からなり、第1のコンパレータには低照度用増幅器13の出力が入力され、第2のコンパレータには高照度用増幅器14の出力が入力される。コンパレータ5の出力は、論理回路9に入力されて出力部10にデジタル出力が出力される。この実施例の照度センサは、1つの半導体チップ上に形成される。
図9に、実施例1の照度センサの動作を説明するための各増幅器の出力電位とコンパレータ出力の特性を示す。ある照度の光が照度センサに照射されると、フォトダイオード部1で光は電流に変換されて第1の増幅器3である程度増幅される。低照度用増幅器13と高照度用増幅器14とを有する第2の増幅器4で、それぞれ検出したい照度に合わせ、設定された増幅度で増幅され、それぞれ検出したい照度に合わせた電位とコンパレータ5において比較される。ここで、検出したい照度は、検出照度1及び検出照度2であり、コンパレータ1で検出照度2を検出し、コンパレータ2で検出照度1を検出する。検出照度1に合わせた電位は、基準電位1であり、検出照度2に合わせた電位は、基準電位2である。この例では、入力光が検出したい照度を超えた時に、それぞれのコンパレータの出力は「0」から「1」に変化する。即ち、コンパレータ1の出力が「0」から「1」に変化するのは、検出照度2の時であり、コンパレータ2の出力が「0」から「1」に変化するのは検出照度1の時である。
以上の構成によって、コンパレータ出力の「0」、「1」を見ることにより、照度を判別することが出来る。図9(c)に示すように、検出する照度は、状態1、状態2、状態3に区分けができる。状態1は、検出照度1より低く、状態2は、検出照度1より高く、検出照度2より低く、状態3は、検出照度2より高い。これらの状態は、コンパレータ5の出力(コンパレータ1/コンパレータ2)を検出すれば分かる。状態1は、0/0であり、状態2は、0/1であり、状態3は、1/1である。
さらに、論理回路9を設置することにより、出力ロジックも必要に応じいろいろな組み合わせで出力することが出来る。例えば、論理回路9に図3のアンド回路(AND)及びオア回路(OR)を用いる。但し、図3において、「モード検出」を「コンパレータ1の出力」に、「コンパレータ検出」を「コンパレータ2の出力」に読み替えるものとする。この場合、出力部10における出力1は、コンパレータ1の出力とコンパレータ2の出力とをアンド回路(AND)に入力し演算して得られる。(コンパレータ1の出力)/(コンパレータ2の出力)が1/1、0/1、0/0の場合、出力1は、1、0、0となる。また、出力部10における出力2は、コンパレータ1の出力とコンパレータ2の出力とをオア回路(OR)に入力し演算して得られる。(コンパレータ1の出力)/(コンパレータ2の出力)が1/1、0/1、0/0の場合、出力2は、1、1、0となる。したがって、出力1/出力2が0/0の時は状態1であり、0/1の時は状態2であり、1/1の時は、状態3である。
基準電圧発生回路には、温度変化の少ないバンドギャップ回路などを用い、その電圧を抵抗分圧や演算増幅器を用いた電圧変換回路などで検出したい照度に合わせた比較用電位をつくりコンパレータに供給する。
なお、この構成では、検出したい照度に対し、比較用の基準電位を調整しているが、基準電位は一つの電位として、増幅器の増幅度をあわせても良い。勿論、比較電位と増幅度の両方を用いても良い。
また、以上の例では高照度用増幅器と低照度用増幅器の増幅度に違いを持たせたが、それぞれの増幅器の増幅度は同じとし、フォトダイオード部の感度に違いを持たせても良い。つまり。高照度用には感度の低いフォトダイオード部を、低照度用には感度の高いフォトダイオード部を用いればよい。勿論、フォトダイオード部の感度と増幅器の増幅度の両方に違いを持たせても良い。
この実施例では、高増幅度の低照度用及び低増幅度の高照度用に適した増幅度の異なる2つの増幅器を独立に設けて、これらを切り換えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
次に、図10及び図11を参照して実施例2を説明する。
参考例1、2では2つの照度特性の異なるフォトダイオード部から構成されたフォトダイオード部を用い、これを適宜切り換えることに特徴があるが、この実施例では、2つ以上の複数の増幅度などの特性の異なる増幅器を適宜切り換えて用いることに特徴がある。
図10及び図11は、この実施例を説明する照度センサの回路ブロック図である。図10に示すように、フォトダイオード部1は、その出力が第1の増幅器3に入力する。第1の増幅器3は、フォトダイオード部1からの出力(信号電流)を電圧に変換し増幅しその出力を第2の増幅器4へ出力する。照度センサは、さらに、コンパレータの比較基準電圧の基になるバンドギャップ定電圧回路などの基準電圧発生回路6及びこの基準電圧発生回路6の出力に基づいて比較基準電圧を発生する比較電圧生成回路7を有している。
第2の増幅器4は、互いに異なる増幅度の複数の増幅器(増幅器1、増幅器2、・・・、増幅器n)からなる。第2の増幅器4の出力は、コンパレータ5に入力され、ここで比較電圧生成回路7の出力電圧と比較されて論理信号が出力される。コンパレータ5は、それぞれ第2の増幅器4を構成する複数の増幅器に対応する数のコンパレータ(コンパレータ1、コンパレータ2、・・・、コンパレータn)からなり、第1のコンパレータ(コンパレータ1)には低照度用の増幅器(増幅器1)の出力が入力され、第nのコンパレータ(コンパレータn)には高照度用の増幅器(増幅器n)の出力が入力される。コンパレータ5の出力は、論理回路9に入力されて出力部10にデジタル出力が出力される。この実施例の照度センサは、1つの半導体チップ上に形成される。
実施例1では検出照度が2値の場合について説明したが、この実施例のように3値以上(n値)に対しても、必要な検出数の比較電位とコンパレータを設けるか、比較電位は一つとして、必要な検出数の増幅器とコンパレータを設けることにより検出が可能となる。さらに論理回路9を設けることにより、出力線を減らすことも可能となる。例えば、7値の検出数の場合は、3ビット(3線)の「0」「1」の組み合わせで出力が可能となる。
基準電圧回路には、温度変化の少ないバンドギャップ回路などを用い、その電圧を抵抗分圧や、演算増幅器を用いた電圧変換回路などで、検出したい照度に合わせた比較用電位をつくりコンパレータに供給する。
なお、この構成では、検出したい照度に対し、比較用の基準電位を調整しているが、基準電位は一つの電位として、増幅器の増幅度をあわせても良い。もちろん、比較電位と増幅度の両方を用いても良い。
この実施例では、増幅度の異なる複数の増幅器(第2の増幅器)を独立に設けて、これらを切り換えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
次に、図11を参照してこの実施例の他の照度センサを説明する。
この例は、図10に示す照度センサと基本構造が同じである。ここでは、ROMなどの記憶装置12の出力が比較電圧生成回路7に入力される構造が付加されている。比較電位生成回路を内蔵する記憶装置(ROMなど)で変更出来るようにしておくことで、応用に合わせた検出照度を簡単に変更出来るようにすることが出来る。さらに、その記憶装置に書き換え可能な記憶装置、例えば、EPROMなどとすることにより、実装による感度ばらつきなどのばらつき要因を実装後にEPROMを電気的に書き換えることで、合せ込むことも可能となり、一層の高精度化を実現できる。
この実施例では、高照度用・低照度用の2つのモードだけでなく、たとえば中照度用というような3つ以上のモードを持たせることも可能である。
この実施例では、互いに増幅度の異なる2つの増幅器を独立に設けてこれらを切り換えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力が得られる。
さらに、その記憶装置を書き換え可能な記憶装置、たとえばEPROMなどとすることにより、実装による感度ばらつきなどのばらつき要因を実装後にEPROMを電気的に書き換えることによって均一に調整することができるので照度センサの高精度化が可能になる。
次に、図12を参照して実施例3を説明する。
図12は、携帯電話の概略平面図である。携帯電話は、液晶画面と液晶画面とは離隔した操作面(キー部)から構成されている。いずれの部分も外的環境に対処できるように、液晶画面及びキー部の明るさを制御している。そのために、本発明の一実施例であるこれらの実施例において説明した照度センサがこのような携帯電話に組込まれる。この照度センサを組込むことにより、低照度で制御されるキー部の発光ダイオードのオンオフと、高照度で制御する液晶画面の明るさ制御の両方がどちらも一つのチップ上に形成された半導体光センサ装置(照度センサ)により有効に行うことができる。
以上、本発明は、前述の実施例で説明をしたように、低照度用と高照度用のように異なる照度特性を有する複数の検出部分を独立に設けて、これらを切り替えることにより、数ルクスの低照度から数万ルクスの高照度までの照度において、精度よい検出が可能なデジタル出力照度センサ(半導体光センサ装置)を提供でき、例えば、携帯電話において、外付けのADCや、CPU内蔵のADCなどを必要とせずに、低照度で制御するキー部の発光ダイオードのオンオフと、高照度で制御する液晶画面の明るさ制御が両方可能なデジタル出力半導体光センサ装置を提供できる。
このように、低照度の入射光を検出し制御する部分と、高照度の入射光を検出し制御する部分とを有する情報機器に、照度センサが搭載されている。一つのチップに形成され、かつ広い照度範囲の照度を検出することが可能である照度センサで検出した入射光を基に、携帯機器内の各制御対象を制御できるので、携帯機機内の消費電力の低減を行なうことが可能となる。以上の実施例では複数の照度特性の異なる複数のフォトダイオード部を独立に設けてこれらを切り換える場合と増幅度の異なる2つの増幅器を独立に設けてこれらを切り換える場合とがあるが、通常、増幅器の面積がフォトダイオードより大きいので、前者の場合の方が半導体装置の小型化の面で有利である。
また、CPUを介さずに直接照明用発光ダイオード(LED)ドライバをオンオフすることも可能になる。
参考例1の回路ブロック図。 図1の照度センサの動作を説明する特性図。 図1の照度センサを構成する論理回路の1例を示す回路図。 図1の照度センサに入力する光の照度と出力との関係を示す特性図。 参考例1の低照度用及び高照度用フォトダイオード部の構成及び作り方を説明する平面図。 参考例2の回路ブロック図。 参考例2の回路ブロック図。 本発明の一実施例である実施例1の回路ブロック図。 図8の照度センサの動作を説明する特性図。 本発明の一実施例である実施例2の回路ブロック図。 本発明の一実施例である実施例2の回路ブロック図。 本発明の一実施例である実施例3の携帯電話の概略平面図。
1・・・フォトダイオード部 2・・・スイッチ
3、4・・・増幅器 5・・・コンパレータ
6・・・基準電圧発生回路 7・・・比較電圧生成回路
8・・・モード検出回路 9・・・論理回路
10・・・出力部・・・11、12・・・記憶回路
13・・・低照度用増幅器 14・・・高照度用増幅器

Claims (3)

  1. フォトダイオード部と、
    前記フォトダイオード部の出力に接続された、互いに異なる利得特性を有する複数の増幅器と、
    前記複数の増幅器のそれぞれに対応して互いに異なる複数の基準電圧を発生する比較電圧生成回路と、
    前記複数の増幅器のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記増幅器の出力と前記基準電圧とを比較し、その比較結果に基づく論理信号を出力する複数の比較器を備え、
    前記複数の比較器からの複数のビットの論理信号に基づいて照度検出を行うことを特徴とする半導体光センサ装置。
  2. 前記複数の比較器からの複数のビットの論理信号に基づいて論理演算を行う論理回路を更に備え、前記論理回路からの論理演算結果を照度検出結果として出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体光センサ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の半導体光センサ装置が組み込まれていることを特徴とする情報機器。
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