JPWO2007063828A1 - 体液採取装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
必要最小限の血液を無駄なく採取するとともに、被検者への負担を極力へらすことのできる体液採取方法およびその装置を提供する。採取部位における皮膚表面を撥水化し、撥水化された皮膚表面を穿刺し、穿刺された皮膚表面において滴状に保持されている体液を採取する。
Description
日本国特許出願特願2005−343377号(平成17年11月29日出願)の明細書、請求の範囲、図面および要約を含む全開示内容は、これら全開示内容を参照することによって本出願に合体される。
この発明は、血液等の体液を採取する装置およびその方法に関する。
従来、血糖値検査等に用いるための少量の血液を採取する場合においては、被検者の皮膚表面を穿刺することによって出血した血液を直接的または間接的に測定することによって行われている。
例えば、直接的に測定する場合には、所定量の血液を出血させた箇所に測定器のセンサ部分を触れさせ、センサに血液を吸引させて測定を行う。また、間接的に行う場合には、指先等において出血させた血液を吸着紙等に吸着させ、当該吸着紙を用いて測定を行う。
なお、皮膚表面に血液を出血させた場合において、血液の量や皮膚表面の角度等によっては、採取すべき血液が流れ落ちてしまい所定量の血液が採取できないという問題が生じる。例えば、図99に示すように、指先99において穿刺箇所91を穿刺することによって出血させた血液95は、穿刺箇所の周囲にが広がった後x方向に流れ落ちる。
このような場合において、皮膚表面に出血した血液が流れ落ちてしまうことを防ぐため、貫通孔を有する採血用絆創膏を用いる方法が知られている(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、上記のような採血用絆創膏を用いて血液を採取する場合であっても、貫通孔の範囲において血液が一面に広がってしまうことは明らかであり、このような場合には、所定量の血液を無駄なく測定器のセンサに吸引させることは容易ではない。なお、皮膚表面を深く穿刺することによって血液を大量に出血させ、所定量の血液を吸引することも可能であるが、これでは被検者への痛みや傷等の負担が大きくなるという問題がある。
特に、SMBG(自己血糖測定)においては、検査機器の技術進歩により1μリットル程度の微量な血液のみで血糖値の測定が可能となっているにもかかわらず、血液の吸引が適当に行われない場合には、所定量以上の血液を出血させなければならず無駄な出血を強いられる場合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、必要最小限の血液を無駄なく採取するとともに、被検者への負担を極力へらすことのできる体液採取装置およびその方法を提供することを目的とする。
(1)この発明にかかる体液採取装置は、微量の体液を採取するための体液採取装置であって、採取部位における皮膚表面に対向して撥水剤を保持する当接面と、 当接面が当接することによって撥水化された前記皮膚表面を穿刺する穿刺針と、穿刺された皮膚表面において滴状に保持されている体液を採取する採取器と、を備えたことを特徴とする。
したがって、穿刺した皮膚表面において血液を保持させることができ、必要な血液量のみを無駄なく採取することができる。これにより、穿刺の深さを最小に抑えて被検者への負担を最小にすることができる。
(2)この発明にかかるランセットは、微量の体液を採取するためのランセットであって、採取部位における皮膚表面に対向して撥水剤を保持する当接面と、当接面が当接することによって撥水化された前記皮膚表面を穿刺する穿刺針と、を備えたことを特徴とする。
したがって、穿刺した皮膚表面において血液を保持させることができ、必要な血液量のみを無駄なく採取することができる。これにより、穿刺の深さを最小に抑えて被検者への負担を最小にすることができる。
(3)この発明にかかる体液採取装置またはランセットは、穿刺針と連動して可動する可動部をさらに備えたことを特徴とする。
したがって、可動部の押し込み動作によって、簡単かつ確実に、撥水化された皮膚表面に対して穿刺を行うことができる。
(4)この発明にかかる体液採取装置またはランセットは、穿刺針は、当接面を貫通して穿刺するように設けられていることを特徴とする。
したがって、当接面によって撥水化された皮膚表面を穿刺針によって穿刺することができる。これにより、血液を皮膚表面に球面状に保持することができ採取しやすい。
(5)この発明にかかる体液採取装置またはランセットは、当接面は、中心付近に貫通孔を有しており、穿刺針は、前記貫通孔を貫通して穿刺するように設けられていることを特徴とする。
したがって、当接面によって撥水化された皮膚表面を穿刺針によって穿刺することができる。これにより、血液を皮膚表面に山状に保持することができ採取しやすい。
(6)この発明にかかる体液採取装置またはランセットは、当接面は、綿素材、多孔形状またはエンボス形状によって撥水剤を保持することを特徴とする。
したがって、当接面が皮膚表面に当接することにより確実に撥水化することができる。
(7)この発明にかかる消毒用アルコールは、微量の体液を採取する場合に皮膚表面を消毒するための消毒用アルコールであって、採取部位における皮膚表面を撥水化する撥水剤を含有したことを特徴とする。
したがって、消毒用アルコールによって皮膚表面を消毒することにより、撥水化と消毒を同時に行うことができる。
(8)この発明にかかる消毒用アルコール含浸綿は、微量の体液を採取する場合に皮膚表面を消毒するための消毒用アルコール含浸綿であって、採取部位における皮膚表面を撥水化する撥水剤を含有したことを特徴とする。
したがって、消毒用アルコール含浸綿によって皮膚表面を消毒することにより、撥水化と消毒を同時に行うことができる。
(9)この発明にかかる体液採取装置、ランセット、消毒用アルコールまたは消毒用アルコール含浸綿は、撥水剤は、シリコン、フッ素または撥水ワックスのいずれかを含むことを特徴とする。
したがって、穿刺した皮膚表面において血液を保持させやすい。つまり、疎水性の高いシリコン、フッ素または撥水ワックス等により、血液を穿刺箇所付近において球状化させることができる。
(10)この発明にかかる体液採取装置、ランセット、消毒用アルコールまたは消毒用アルコール含浸綿は、撥水剤の溶剤に、アルコール、エマルジョン液またはオイルのいずれかを用いたことを特徴とする。
したがって、アルコールについては、撥水作用の効果に加えて皮膚表面への殺菌・消毒作用の効果を同時に奏することができる。
したがって、エマルジョン液またはオイルについては、撥水作用の効果に加えて皮膚表面への保護作用の効果を同時に奏することができる。
(11)この発明にかかる体液採取方法は、微量の体液を採取するための体液採取方法であって、採取部位における皮膚表面を撥水化するステップと、撥水化された皮膚表面に対して穿刺針を用いて穿刺孔を形成するステップと、穿刺孔の形成された皮膚表面において滴状に保持されている体液を採取するステップと、を含むことを特徴とする。
したがって、穿刺した皮膚表面において血液を保持させることができ、必要な血液量のみを無駄なく採取することができる。これにより、穿刺の深さを最小に抑えて被検者への負担を最小にすることができる。
(12)この発明にかかる体液採取方法は、穿刺針と連動して可動する可動部を押し込むステップをさらに含んでおり、皮膚表面が撥水化された後に、前記可動部が押し込まれることによって、前記穿刺針が前記皮膚表面を穿刺して穿刺孔を形成することを特徴とする。
したがって、可動部の押し込み動作によって、簡単かつ確実に、撥水化された皮膚表面に対して穿刺を行い、体液を採取することができる。
[実施形態との対応]
(1)「体液」とは、皮膚を介して採取可能な血液、血しょう、リンパ液、組織液または髄液を含む概念である。「採取部位」とは、体液を採取する位置を含む皮膚表面の一定範囲部分を含む概念である。「皮膚表面を穿刺する」とは、体外から体内に向けて皮膚表面に穿刺針を刺すことを含む概念である。「撥水剤」とは、耐水性を有する液体または個体としてのシリコン、フッ素または撥水ワックスを含む概念である。「撥水剤を保持」とは、撥水剤または撥水剤を含む溶液を綿素材等にとどめておくことを含む概念である。「滴状に保持」とは、指先等において粒状となった状態にとどめておくことを含む概念である。
(1)「体液」とは、皮膚を介して採取可能な血液、血しょう、リンパ液、組織液または髄液を含む概念である。「採取部位」とは、体液を採取する位置を含む皮膚表面の一定範囲部分を含む概念である。「皮膚表面を穿刺する」とは、体外から体内に向けて皮膚表面に穿刺針を刺すことを含む概念である。「撥水剤」とは、耐水性を有する液体または個体としてのシリコン、フッ素または撥水ワックスを含む概念である。「撥水剤を保持」とは、撥水剤または撥水剤を含む溶液を綿素材等にとどめておくことを含む概念である。「滴状に保持」とは、指先等において粒状となった状態にとどめておくことを含む概念である。
(2)「ランセット」とは、先の鋭くとがった刃針を有する皮膚穿刺器具を含む概念である。
(3)「連動して可動」とは、ランセットの可動部を押し込むと、それとひと続きになって穿刺針がいっしょに作動する仕掛けになっていることを含む概念である。
(4)「当接面を貫通」とは、中心孔を有する当接面の延長面、または、中心孔を有しない当接面を貫通することを含む概念である。
(5)「中心付近に貫通孔を有する」とは、当接面の内側に環状に形成された孔であって、穿刺針が貫通するための孔を有することを含む概念である。
(6)「綿素材、多孔形状またはエンボス形状によって撥水剤を保持する」とは、「綿素材」であれば、綿繊維に撥水剤を染みこませることによって保持することを意味し、「多孔形状」であれば、表面張力により形成された各孔の内部に撥水剤が維持されることを意味し、「エンボス形状」であれば、表面に形成された凹凸の隙間に撥水剤が維持されることを意味する。
(12)「可動部を押し込む」とは、本体部の内部に格納されている穿刺針を外側に向けて突出させるために、可動部を本体側に押しつけることが該当する。「穿刺孔を形成する」 とは、穿刺針によって被検者の皮膚表面を穿刺することによって、皮下組織の毛細血管から出血が始まる程度の孔をかたち作ることが該当する。
本発明の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、それらの特徴および効果とともに、図面を考慮に入れた上で以下の開示によりさらに明らかになるであろう。
1 本体部
11 穿刺針
13 当接面
30 可動部
11 穿刺針
13 当接面
30 可動部
以下、本発明における一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、この実施形態は、本発明の一例を示したに過ぎず、その大きさ、材質、模様、図形などは特に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用することができるものである。
1.第1の実施形態
1−1.ランセット
図1は、本発明にかかるランセット1の斜視図である。このランセット1は、本体部10、可動部30、当接面13および穿刺針11から主に構成される。当接面13は、本体部10の端面に綿素材を貼り付けることによって構成されており、この綿素材には、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有されている。なお、撥水剤としては、シリコン、フッ素または撥水ワックスを用いればよい。さらに、溶剤として、アルコールに代えてエマルジョン液またはオイルを用いてもよい。
1−1.ランセット
図1は、本発明にかかるランセット1の斜視図である。このランセット1は、本体部10、可動部30、当接面13および穿刺針11から主に構成される。当接面13は、本体部10の端面に綿素材を貼り付けることによって構成されており、この綿素材には、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有されている。なお、撥水剤としては、シリコン、フッ素または撥水ワックスを用いればよい。さらに、溶剤として、アルコールに代えてエマルジョン液またはオイルを用いてもよい。
初期状態においては、穿刺針11は本体部10の内部に格納されているが、可動部30を本体10側に押しつけることによって、可動部30と連動した穿刺針11が当接面13の貫通孔15を通じて本体10側から外側に向けて突出する構造をなしている。
1−2.穿刺
図2は、図1に示したランセット1を用いて穿刺を行う場合における側面図である。図2のAは、皮膚表面21にランセット1の当接面13を当接させた状態を示している。上述したように、当接面13は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有された綿素材で構成されているため、皮膚表面21における当接部位25はこの当接によって撥水化される。
図2は、図1に示したランセット1を用いて穿刺を行う場合における側面図である。図2のAは、皮膚表面21にランセット1の当接面13を当接させた状態を示している。上述したように、当接面13は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有された綿素材で構成されているため、皮膚表面21における当接部位25はこの当接によって撥水化される。
図3に、このランセット1によって撥水化した指先の状態を示す。皮膚表面21において当接面13が当接した当接部位31が撥水化されている。なお、貫通孔15の存在により、中心付近は撥水化されていない。
図2のAの状態において、検査者によってランセットの可動部30が本体側に押し込まれると、図2のBに示すように、穿刺針11が貫通孔15を通じて外側に突出する。これにより、穿刺針11によって被検者の皮膚表面21が穿刺された状態となる。
ランセット1を皮膚表面21から離すと、穿刺孔が形成され、図2のCに示すように、穿刺針11によって破られた皮下組織の毛細血管から出血が始まり、血液27が皮膚表面21に溢れ出す。ところが、皮膚表面21における当接部位31は撥水化されているため、当接部位31との撥水作用により、血液27は皮膚表面21上において山状に保持される。
図4に、血液27が皮膚表面21上において山状に保持された指先の状態を示す。血液27の周囲の当接部位31は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールによって撥水化されているため、指先の傾斜によって血液27が流れ落ちにくくなり山状の状態を保持することができる。特に、ランセット1の貫通孔15の存在により、穿刺箇所付近は撥水化されていないため、山状の血液27を安定して保持することができる。特に、血糖値測定センサー等を用いる場合において、血液27を吸引させやすくなる。
1−3.まとめ
本発明にかかるランセットによれば、撥水化した後に皮膚表面を穿刺しているので、穿刺箇所付近に血液を山状に保持させることができる。このため、血液が皮膚表面に流れ落ちることを防ぎ、必要な血液量のみを無駄なく採取することができる。これにより、穿刺の深さおよび穿刺による出血量を抑えて被検者への負担を最小にすることができる。したがって、穿刺針の深さや大きさを必要な血液量に応じてセットしておくだけでよい。
本発明にかかるランセットによれば、撥水化した後に皮膚表面を穿刺しているので、穿刺箇所付近に血液を山状に保持させることができる。このため、血液が皮膚表面に流れ落ちることを防ぎ、必要な血液量のみを無駄なく採取することができる。これにより、穿刺の深さおよび穿刺による出血量を抑えて被検者への負担を最小にすることができる。したがって、穿刺針の深さや大きさを必要な血液量に応じてセットしておくだけでよい。
2.第2の実施形態
図5は、本発明にかかる消毒用アルコール含浸綿50を用いて皮膚表面21を撥水化させたのち、通常のランセットを用いて穿刺を行う場合の側面図である。この場合、消毒用アルコール含浸綿50は、個別にアルミ等でパッキングされたものを用いればよい。
図5は、本発明にかかる消毒用アルコール含浸綿50を用いて皮膚表面21を撥水化させたのち、通常のランセットを用いて穿刺を行う場合の側面図である。この場合、消毒用アルコール含浸綿50は、個別にアルミ等でパッキングされたものを用いればよい。
図5のAに示すように、検査者が消毒用アルコール含浸綿50で穿刺部位を拭くことにより、皮膚表面21の所定部位51が撥水化される。その後、図5のBに示すように、通常のランセットを用いて撥水化した所定部位51の中心付近を穿刺する。ランセットを離すと、上記同様に血液が穿刺部位付近に溢れ出す。このとき、穿刺部位も撥水化されているため、図5のCに示すように、血液57は球状に保持される。
図6に、血液57が皮膚表面21上において球状に保持された指先の状態を示す。血液57の周囲の穿刺部位は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールによって撥水化されているため、血液57が皮膚表面21の周囲に広がることを防ぎ、球状の状態を保持することができる。これにより、血液を採取しやすくすることができる。特に、吸着紙等に染み込ませる場合において、血液が球状であることにより、指先を下に向けて血液滴を落としやすくなる。
3.第3の実施形態
図7は、本発明にかかるランセット1を内蔵した体液採取装置7の図である。体液採取装置7は、主に、表示部71、センサ部75およびランセット1から構成される。この体液採取装置7を用いることにより、例えば、ランセット1による穿刺とセンサ8による血糖値測定を同時に行い、その測定結果を表示部71に表示させることができる。
図7は、本発明にかかるランセット1を内蔵した体液採取装置7の図である。体液採取装置7は、主に、表示部71、センサ部75およびランセット1から構成される。この体液採取装置7を用いることにより、例えば、ランセット1による穿刺とセンサ8による血糖値測定を同時に行い、その測定結果を表示部71に表示させることができる。
皮膚表面21に体液採取装置7を当接させた後、測定開始ボタン73が押されると、ランセット1が下方に移動して皮膚表面21を撥水化した後穿刺を行う。穿刺後においてランセット1が上方に移動すると、センサの吸引先端部76が穿刺部位において山状に保持されている血液77を吸引し、血糖値測定を開始する。
血糖値測定が完了すると、その測定結果が表示部71に表示される。
このように、本発明のランセット1を用いることにより、山状に保持された血液77を安定してセンサに吸引させることができる。
4.第4の実施形態
4−1.ランセット
図9は、別の実施形態におけるランセット2の斜視図である。このランセット2は、本体部10、当接面13および穿刺針11から主に構成される。当接面13は、第1の実施形態と同様に、本体部10の端面に綿素材を貼り付けることによって構成されており、この綿素材には、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有されている。
4−1.ランセット
図9は、別の実施形態におけるランセット2の斜視図である。このランセット2は、本体部10、当接面13および穿刺針11から主に構成される。当接面13は、第1の実施形態と同様に、本体部10の端面に綿素材を貼り付けることによって構成されており、この綿素材には、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有されている。
本実施形態におけるランセット2は、第1の実施形態のランセット1のような可動部30を有していない。ランセット2においては、貫通孔15はランセット1に比べて直径が大きく設けられている。
また、穿刺針11は本体部10の内部に格納されている。この格納位置については、穿刺針11の針先と当接面13の延長面が接する位置または、穿刺針11の針先が当接面13の延長面の内側または外側のいずれかにオフセットした位置であってもよい。なお、可動部30を設けないため、穿刺針11は外側に向けて突出しない。
なお、上記においては、当接面13は、綿素材を用いて構成したが、撥水剤を保持することができ、かつ、弾力性のある素材を用いてもよい。例えば、スポンジがこれに該当する。これにより、皮膚表面21を撥水化した後において、穿刺針11が刺さりやすくなるという利点がある。
4−2.穿刺
図10は、図9に示したランセット2を用いて穿刺を行う場合における側面図である。図10のAは、皮膚表面21にランセット2の当接面13を当接させた状態を示している。上述したように、当接面13は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有された綿素材で構成されているため、皮膚表面21における当接部位25はこの当接によって撥水化される。
図10は、図9に示したランセット2を用いて穿刺を行う場合における側面図である。図10のAは、皮膚表面21にランセット2の当接面13を当接させた状態を示している。上述したように、当接面13は、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有された綿素材で構成されているため、皮膚表面21における当接部位25はこの当接によって撥水化される。
ランセット2によって撥水化することにより、皮膚表面21において当接面13が当接した当接部位31が撥水化され、貫通孔15の存在する中心付近は撥水化されない。
図10のAの状態の後において、検査者によってランセット2の本体部10が皮膚表面21に対して垂直方向に押しつけられると、図10のBに示すように、貫通孔15の存在によって、皮膚表面21の一部に***部210が生じる。つまり、貫通孔15の内部に皮膚が入り込むことによって***部210が形成される。
そして、貫通孔15の内部には穿刺針11が存在するため、本体部10が強く押しつけられると、***部210が穿刺針11によって穿刺されることになる。
ランセット2を皮膚表面21から離すと、図10のCに示すように、穿刺針11によって破られた皮下組織の毛細血管から出血が始まり、血液27が皮膚表面21に溢れ出す。ところが、皮膚表面21における当接部位31は撥水化されているため、当接部位31との撥水作用により、血液27は皮膚表面21上において山状に保持される。
このため、第1の実施形態と同様に、血液27が流れ落ちにくくなり山状の状態を保持することができる。
5.その他の実施形態
上記第1の実施形態においては、当接面13に貫通孔15を有するランセット1を用いて穿刺する例を説明したが、当接面13に貫通孔15を有しないランセットを用いてもよい。この場合、可動部30を本体10側に押しつけると、可動部30と連動した穿刺針11が当接面13を突き破って本体10側から外側に向けて突出する。
上記第1の実施形態においては、当接面13に貫通孔15を有するランセット1を用いて穿刺する例を説明したが、当接面13に貫通孔15を有しないランセットを用いてもよい。この場合、可動部30を本体10側に押しつけると、可動部30と連動した穿刺針11が当接面13を突き破って本体10側から外側に向けて突出する。
したがって、皮膚表面21にランセット1の当接面13を当接させた後に、穿刺すると、当接面13と当接した皮膚表面21全体が撥水化されるため、図5のCに示すような状態で、血液27は皮膚表面21上において山状に保持される。
上記実施形態においては、ランセット1の当接面13を、撥水剤が溶解された消毒用アルコールが予め含有された綿素材で構成する例について説明したが、撥水剤を保持することができれば、当接面13を他のもので構成してもよい。例えば、当接面13多孔形状またはエンボス形状としておき、溶剤に浸すことによって撥水剤を含浸させたものを用いてもよい。
上記実施形態においては、血液を採取する例について説明したが、血液以外の体液を採取するために用いてもよい。例えば、血しょう、リンパ液、組織液または髄液等がこれに該当する。
上記実施形態においては、皮膚表面を撥水化することができれば、どのような生物に対しても適用可能である。例えば、イモリやカエル等の動物がこれに該当する。
上記実施形態においては、撥水剤(例えば、シリコン、フッ素または撥水ワックス。)が溶解された溶剤(例えば、消毒用アルコール、エマルジョン液またはオイル。)を用いて皮膚表面を撥水化する例を説明したが、撥水剤自体を着色するようにしてもよい。例えば、上記撥水剤または溶剤に対して着色剤を加えてもよい。
以上、本発明の概要および本発明の好適な実施形態を説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく説明のために用いたのであって、本発明に関連する技術分野の当業者は、本発明の説明の範囲内での装置及び方法のその他の変形を認め実行することができる。したがって、そのような変形は、本発明の範囲内に入るものとみなされる。
Claims (12)
- 微量の体液を採取するための体液採取装置であって、
採取部位における皮膚表面に対向して撥水剤を保持する当接面と、
前記当接面が当接することによって撥水化された前記皮膚表面を穿刺する穿刺針と、
穿刺された皮膚表面において滴状に保持されている体液を採取する採取器と、
を備えたことを特徴とする体液採取装置。 - 微量の体液を採取するためのランセットであって、
採取部位における皮膚表面に対向して撥水剤を保持する当接面と、
前記当接面が当接することによって撥水化された前記皮膚表面を穿刺する穿刺針と、
を備えたことを特徴とするランセット。 - 請求項1または2の体液採取装置またはランセットにおいて、
前記穿刺針と連動して可動する可動部をさらに備えたことを特徴とするもの。 - 請求項1〜3のいずれかの体液採取装置またはランセットにおいて、
前記穿刺針は、前記当接面を貫通して穿刺するように設けられていることを特徴とするもの。 - 請求項4の体液採取装置またはランセットにおいて、
前記当接面は、中心付近に貫通孔を有しており、
前記穿刺針は、前記貫通孔を貫通して穿刺するように設けられていることを特徴とするもの。 - 請求項1〜5のいずれかの体液採取装置またはランセットにおいて、
前記当接面は、綿素材、多孔形状またはエンボス形状によって撥水剤を保持することを特徴とするもの。 - 微量の体液を採取する場合に皮膚表面を消毒するための消毒用アルコールであって、
採取部位における皮膚表面を撥水化する撥水剤を含有したことを特徴とする消毒用アルコール。 - 微量の体液を採取する場合に皮膚表面を消毒するための消毒用アルコール含浸綿であって、
採取部位における皮膚表面を撥水化する撥水剤を含有したことを特徴とする消毒用アルコール含浸綿。 - 請求項1〜8のいずれかの体液採取装置、ランセット、消毒用アルコールまたは消毒用アルコール含浸綿において、
前記撥水剤は、シリコン、フッ素または撥水ワックスのいずれかを含むことを特徴とするもの。 - 請求項1〜9のいずれかの体液採取装置、ランセット、消毒用アルコールまたは消毒用アルコール含浸綿において、
前記撥水剤の溶剤に、アルコール、エマルジョン液またはオイルのいずれかを用いたことを特徴とするもの。 - 微量の体液を採取するための体液採取方法であって、
採取部位における皮膚表面を撥水化するステップと、
撥水化された皮膚表面に対して穿刺針を用いて穿刺孔を形成するステップと、
穿刺孔の形成された皮膚表面において滴状に保持されている体液を採取するステップと、
を含むことを特徴とする体液採取方法。 - 請求項11の体液採取方法において、
前記穿刺針と連動して可動する可動部を押し込むステップをさらに含んでおり、
前記皮膚表面が撥水化された後に、前記可動部が押し込まれることによって、前記穿刺針が前記皮膚表面を穿刺して穿刺孔を形成することを特徴とするもの。
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